#円筒分水
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ダイソーの「ペットボトルキャップ」が快適。アウトドアにも最適 | ギズモード・ジャパン
・ペットボトルキャップ(水滴防止カバー付) - 100均 通販 ダイソーネットストア【公式】
以下引用
登山や魚釣りなど、アウトドアに出かけるときは、ペットボトルの飲み物を持っていくことが多い筆者。 水筒代わりになるのでとても便利なのですが、両手が使えない状況だと、ペットボトルのフタの開け閉めが煩わしく感じることがよくあります。 また、うっかりフタを落として地面に転がしてしまうと、汚れてしまって使い物にならなくなることも…。
飲みやすさが段違い
そんなペットボトルの弱点をカバーしてくれるのが、この「ペットボトルキャップ(水滴防止カバー付)」。 ダイソーから110円という手頃な価格���販売されている、繰り返し使える便利なアイテムです。
使い方はとってもシンプル。元々のフタを外して、代わりにこのキャップをくるくるっと回して取り付けるだけ。 密閉性も高く、振ったり横にしても中身が漏れることはありません。
飲むときは、キャップを上に押し上げるだけでOK。 手の大きさやペットボトルの形状にもよりますが、僕は片手で開け閉めすることができました。 さらにうれしいのは、キャップが本体とつながっている点。アウトドアでは簡単に洗うことができないため、フタを落として汚してしまうと、かなり厄介なことになります。 実際、僕もこれまでに何度かやらかしたことがありましたが、このキャップを使うようになってからは、フタを落とす心配がなくなり、気軽に水分補給できるようになりました。
バッグに吊るせるリング付き
指をかけたり、カラビナを通すことができるハンドルリングが付いているのも大きな特徴。 登山用のリュックはもちろん、普段使いのボディバッグや旅行カバンにもバランスよくぶら下げられるので、アウトドアだけでなく日常使いでも重宝しています。
最後まで考えられた設計
ここまでなら他にも似たようなアイテムがありますが、このダイソーの「ペットボトルキャップ」がすごいのは、ペットボトルを処分したあとのことまでちゃんと考えられているところ。 キャップの上部に付いている半透明のカバーは取り外し可能で、それをペットボトルとの接合部にかぶせれば、濡れた部分をしっかりカバーできる仕組みになっています。 このおかげで、使用後にバッグへしまうときも周囲を濡らさずに済み、持ち帰る際のわずらわしさがありません。 110円なのに、ここまで考えられているとはダイソー恐るべし…。
ペットボトル飲料をより使いやすくしてくれるダイソーの「ペットボトルキャップ(水滴防止カバー付)」。 一度使ったらきっと手放せなくなりますよ。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)4月30日(水曜日)
通巻第8762号
最近の中国の特許申請件数と専門誌への論文発表はアメリカを凌いだ
ファーウェイがエヌビディアのハイテク半導体レベルに迫った
*************************
ファーウェイが世界でもっとも先進的とされるNVIDIAの半導体に類いする新製品の開発に成功したというニュースが流れている。ファーウェイは人工知能(AI)チップ「Ascend 910D」の試験運用を準備しているという。
NVIDIAのH100チップよりもはるかに高性能で、910Dは消費電力がNVIDIAのH100よりも低いので効率的だとウォールストリートジャーナルが報じた。
エヌビディアはそんなにはやく中国が追い上げる筈はないとたかをくくってきたが、突然のディープシークの登場で脅威は現実のものとなった。しかもディープシークは近日中に、新型の生成AI=R2の発売に踏み切る。
TIKITOKの親会社テンセントとアリババはエヌビディアのH20半導体を、およそ137億ドル分すでに購入済みで在庫している。
バイデン政権下で、AI競争と貿易戦争が激化し、ファーウェイをブラックリストに載せたが、大きな抜け穴があった。先進的半導体は中国へ筒抜けだった。
4月29日、アリババグはAIモデル・シリーズの第3世代を発表した。このモデルは処理速度の向上と多言語機能の強化を実現したとされる。
またファーウェイは2023年にスマートフォン「Mate 60」を発売した。2024年後半には、「Mate 70」を発売し、斯界を驚かせた。
いずれも7ナノ半導体が搭載されていたからだ。
トランプ政権が中国へのH20半導体を禁輸した以後も、ファーウェイ��カンブリコン・テクノロジーズなどNVIDIAのライバル企業が勢いを増している。ファーウェイはバイトダンスなどのAI企業に、80万個以上のAscend 910Bおよび910Cチップを納入する予定だという。
最近の中国の特許申請件数と専門誌への論文発表がアメリカを凌いでいることは事実だが、特許をさきに取得しても、生産ノウハウがないから中国の半導体が迅速に成長する可能性は低いとされた。
「最新データによると、今月9日時点で、中国のAI特許出願件数は157万6379件で、世界の38.58%を占め、世界1位となっている。中国は現在まで400社以上のAI分野における国家レベル専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)「小巨人」企業(高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)を育成し、世界のAI産業規模の10分の1を占め、完全なAI産業体系を形成している。
中国は今年さらに600億元(1元は約19.7円)規模の国家AI基金を設立し、各地のAI科学技術イノベーション、産業発展、応用促進を加速させている。同時にAIに関する監督管理体制・メカニズムを整備し、現在まで40件以上の業界重要標準と10件以上の国際標準を制定し、産業エコシステムの持続的な最適化を推進している。(「人民網日本語版」2025年4月28日)。
抜け道は台湾エンジニアが大量にSMIC(中芯国際)などの中国半導体製造企業に高給でスカウトされたためで、台湾TSMC並みの半導体政争に製造に協力してきたことが最大の原因として挙げられる。
そのうえ、中国はアメリカの技術を盗んできた。 2017年、米国通商代表部(USTR)は、 中国が年間2,250億ドルから6,000億ドル相当の知的財産を盗んでいると推定した 。
しかし技術流出や知的財産流出の大半が、中国企業が米国企業の株式を購入し、技術を所有する手法がとられたのだ。外国人は米国株の17%を保有しており、その数は増加している。このパターンには日本企業にも同じことがいえる。
さらに米中企業間の提携である。
中国に工場を建設するアメリカ企業は、現地の中国企業、つまり企業のクローンと提携せざるを得なくなる。中国市場参入の代償である。
https://www.wsj.com/tech/ai/huawei-readies-new-chip-to-challenge-nvidia-surmounting-u-s-sanctions-e108187a
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はにわ展

東京国立博物館ではにわ展を見る。「挂甲の武人」(上のチラシ画像のメインビジュアル)の国宝指定50周年を記念した特別展である。埴輪以外の出土品も展示されている。
つかみは修復後初お目見えの「踊る人々」。最近では、踊っているのではなく馬の手綱を持って馬を引いているのでは、という説が有力になってきているらしい。

修理の模様を収めた動画がとてもおもしろかったのでリンクしておく。(この動画は会場では流れていなかった)
踊る人々の次は、国宝ばかりを集めた展示、および2メートル超の高さを誇る円筒埴輪を含む展示。撮影禁止だったり見学者多数でうまく撮れなかったりしたのでここに載せられる写真はないが、埴輪だけでなく大刀(金の象嵌)、沓(金銅製)、耳飾り(金製)、甲冑など状態の良い出土品も並んでいて、ヤマト王権の威勢を見せつけるかのような展示室だった。
以降の展示室では、埴輪を造形で分類して紹介する流れがわかりやすかった。まず基本の円筒埴輪とそのバリエーション。壺のように見えるものも埴輪で、そのまま壺形埴輪と呼ばれている。



船形埴輪。

武具の形をした埴輪。

そのほか見学者の写り込み多数でここには写真をアップできないが、盾形埴輪、靫形埴輪、椅子形埴輪などがあった。靫(ゆぎ)は矢を入れる���具。
土ではない素材で作られた埴輪様のものが古墳に置かれることもあったのだそうで、例として武装石人(下の写真)、大刀の形をした木製品、靫の形の木製品が紹介されていた。

このあと群馬県太田市の窯で焼かれた「挂甲の武人」埴輪5体が揃い踏みする室へと向かう。展示のしかたがやたら凝っていて、戦隊モノのヒーローをキャラづけして紹介するようなノリだった。たとえば下の写真は国立歴史民俗博物館所蔵のもので、台が黄色、そして展示ケースの背面に埴輪の上半身がぼうっと浮かび上がるように見えている。埴輪ごとに台の色が異なり(キャラごとに色が違うのは戦隊モノのお約束)、ケース背面もそれぞれ同様にデザインされている。

おもしろかったが、埴輪そのものをつぶさに見るというより展示方法に注意が向いてしまったので、個人的にはもっと淡々と見たかった。出来���良いよく似た埴輪が5体揃ったというだけでじゅうぶん派手なのだから、見せ方まで派手にしなくとも……と思ったり、しかし埴輪を作った人がこうして華やかに展示されたのを見たら喜ぶかもしれないな……と思ったり。

埴輪は赤、白、灰色、黒の顔料で彩色されることもあったのだそう。上のチラシ画像のメインビジュアルの挂甲の武人が当時彩色されていたらこんな感じかも?という復元が下の画像。


次の3枚は、挂甲の武人が着ているのと同じタイプの冑、挂甲、籠手。こういうものも現物がちゃんと出土してるのか!と驚いた。



造形別埴輪紹介に戻る。人の形の埴輪がたくさんあったが見学者の写り込みも多数でやはり写真は載せられない。モチーフとしては、盾や杯や何かを持った男子や女子、座った男子や女子、力士などが挙げられる。
家形埴輪はとても神聖なものなのだそうで、これも多数展示されていた。下の写真は作りかけのままの家形埴輪。埴輪工房が焼失した状態で発見されたとのことで、気の毒ながらたいへん興味深い。

導水施設形埴輪。導水施設。意外すぎてキャプションを二度見三度見してしまった。聖水の儀礼または遺骸を洗浄した施設と考えられている由。

これは埴輪棺。このように古墳を飾るためではない埴輪もあったとのこと。

みんなの人気者、動物埴輪の皆さん。

少なくとも四つ足の動物のお尻にはたいてい穴が空いているように見えた。鳥のお尻にも空いていることがある。


下の写真の中央は鵜形埴輪。ここで鵜が出てくるとは想像できなかった。

魚形埴輪。鵜がいるなら魚もいて不思議ではない。

最後は近現代における埴輪の受容のされかたに関する展示。内容的にはごくあっさりしているので、この分野について��東京国立近代美術館の「ハニワと土偶の近代」を見るべきだろう。
東京タワー近くの芝公園から出土した男女の埴輪。これが出土したときの調査が郷土研究のきっかけになったとのこと。

三船敏郎が所持していたらしい、ひよこ形埴輪。

版画家の斎藤清が下の写真の埴輪をモチーフにした作品を作っている。

次の埴輪は、映画『男はつらいよ』主演の渥美清に似ていると話題になったそうだが、別に似てないよね……?と思ったら、葛飾柴又の古墳から出土したものだそうで、まあ納得。

群馬県が開催したHANI-1グランプリで優勝した埴輪。満面の笑みが勝因か。

下の3体は明治天皇の陵に奉献された埴輪と同じ形で作った模型。吉田白嶺の作。このあたりのヤマト民族らしいきな臭さなどは上述の「ハニワと土偶の近代」の守��範囲。

おまけ。展示室の壁の装飾。

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2025年6月25日(水)

朝刊を取りに出ると、玄関にamazonからの荷物、昨日頼んでおいたラベルシールが届い��いた。夜遅くに配達してくれたのだろう、ご苦労様。10時頃、クロネコヤマトから<ネコポス配達完了>とのメール、郵便受けには封筒が一通、中身は今朝のラベルシールの納品書が入っていた。なぜ納品書を商品と一緒にいれないのか、あるいは納品書は紙で発行しなくてもいいのではないか、いろいろと疑問がわいてくる。それなりに理由があるのだろうが、釈然としないなぁ。

5時起床。
昨日の日誌を書く。
6時、彼女の起床を待って洗濯開始。

朝食を頂く。
洗濯物を干す。
空き瓶缶、45L*1。
珈琲を淹れる。
8時40分、二男が出勤する。
今日は買い物��し、あれこれ片付ける。
クロネコヤマトが、SOU・SOUからの荷物を届けてくれる。

ランチ、彼女には無印良品のグリーンカレー、三男にはサッポロ一番塩豚骨、私は刻みうどん。
彼女が自転車で出勤、今夜は歯医者の予約が入っているのだ。
大谷君がホームランを打って、ドジャースが乱戦を制する。
軽く午睡。

三井住友カードの<100万円修行>、4カ月で3/4達成、先が見えてきた。今後の家計のやりくりとクレジットカードの使い方を検討、合わせて銀行口座の整理も計画する。
夕飯用に、鶏ジャガを仕込む。

彼女は歯科治療で遅くなるので、先に息子たちの夕飯。
19時15分に彼女が帰宅、食事を始めたところへ長男夫婦来訪、頂き物のさくらんぼを届けてくれたのだ。
録画番組視聴。

片付け、入浴、体重は1週間で400g増。

今日は家から一歩も出なかったので、こんなもの。
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野鳥調査を通じたタジャン農家とインドネシア農家の交流プログラム 6・7日目
いよいよこのツアー最後のブログとなりました!
6日目
この日は丸1日かけて移動日!お世話になったステイ先のラヨグ��カントリー・ファームを出発し、まずはタジャン町からバギオ市へ5時間かけて移動し、またそこから4時間かけて240kmほど離れたザンバレス州にあるスービックへと向かいます。スービックに着いたのは夜の8時!次の日に行われるエコツアーに向けてゆっくり宿で休みました。
*スービックは30年ほど前まで米軍基地があり、アメリカの影響を強く受けていた場所でもあります。
7日目
ホテルで朝食をとった後、早速エコツアーに参加しました。この地域に住む先住民のアエタ族の人たちに森の中を案内してもらいながら散策していき��す。アエタ族はフィリピンに最初に渡来した民族と言われています。今回訪れた場所は元米軍スービック基地の中にあり、森の中で暮らす彼らの生存能力の高さから、当時はアメリカ軍に対してサバイバル訓練を行っていたそうです。そのためのトレーニングエリアとしてこの森が原生林のまま保存されることになったとのこと。とても興味深い話です。

まずは、最初にウェルカムドリンクとしてバンブーティー、グヤバノ(サワーソップ)ティー、アヌナス(シュガーアップル)ティーをいただきました。どれもすっきりとした味わいで、特にアヌナスティーが美味しかったです。そのほかにも蒸したさつまいもとオーガニックの蜂蜜もおやつとしていただきました!これらの全てはこの森で採れたもので、彼らが持っている豊かな資源を感じることができました。

*みんなでウェルカムドリンクを楽しんでいます。
ツアーが始まると、森林の中を歩きながら、薬草として使っている植物の解説や、竹を使った火の起こし方、竹筒でのお米の炊き方など、アエタの人たちの日々の暮らしの知恵をたくさん聞くことができます。特に竹を使った火起こしは、Klasik Beansのみんなもタジャンのコーヒー農家のみなさんも苦戦していたのですが、アエタの方はわずかな時間で火を起こしていて、さすがでした。

*竹に切り込みを入れて摩擦で火を起こしている様子。

*竹筒で炊いたご飯。ふっくら炊けていて、みんなでおいしく食べました!

*シャンプーとして使われる木の樹液。化学的なものを持ち込まない森での暮らしを紹介してくれました。
ツアーの終盤には滝が流れているところで、水浴びをしました。たくさん歩いたあとの水浴びはとても気持ちよかったです。スタート地点に戻ってきたら、アエタの方が用意してくれた昼食をみんなでいただきました。

*木の皮をすりつぶしてできた天然のハンドソープで手を洗っている様子。
このツアーはMAD Travelという社会的企業が企画しているもので、今回はこの団体のスタッフであるアンジュさんがガイドとして私たちを案内してくれました。アエタの人たちは主に移動焼畑や狩猟採集をして暮らしていた人たちで、タジャンの農家の人たちが住むコーディリエラ地方の先住民と同様に貨幣経済の影響を受け、生計手段も変化しています。
MAD Travelはフィリピンの様々な場所でコミュニティベースで行うエコツアーをコーディネートしていますが、アエタ族の森を訪ねるエコツアーは、そのうちの一つです。ツアー参加費は一人3500ペソ(8700円くらい)と高いですが、利益はツアーを手伝ってくれているアエタの人たちへの賃金、そしてそのコミュニティの植林活動の資金として使われるそうです。実際に2017年以降に、ザンバレス州にある山で6万2千本もの植林をしたそうで、エコツアーを通して持続可能なサイクルを生み出そうと取り組んでいます。ホームページを訪れるとより詳しいことが書かれているのでぜひ覗いてみてください!!
これでプロジェクトの全日程を終えました。タジャンの農家のみなさんはバギオを経由してタジャンへと帰り、私はKlasik Beansのみなさんをマニラの空港まで送りに行きました。1週間の滞在でしたが、別れる頃にはとっても寂しくなるほど、濃い時間を過ごしました。

*アエタの方たちとタジャンの農家さん、Klasik Beans、CGNのみんなで集合写真。右下2番目の男性がMAD Travelのアンジュさん。
全体を通した感想
この1週間を通して、毎日新たな発見とたくさんの学び、刺激を受けてきました。日本にいた時は、コーヒーが作られる裏側なんて考えたこともなかったのですが、こんなにも農家の人たちの地道な努力が必要なのかと驚きと共に尊敬の気持ちでいっぱいになりました。日本はコーヒーの生産地ではないですが、コーヒーの消費量は多く、コンビニで簡単に安いコーヒーが飲めます。一方で最近では、「サスティナブル」、「エコ」、「オーガニック」などといった環境や社会への配慮も商品の価値をアピールする要素として重視され、消費者側には意識する人が増えてきましたが、何をもって持続可能なのか、環境にやさしいのかまだまだ曖昧な部分も多いです。
このプロジェクトは、「野鳥」を一つの指標としてコーヒーと環境を結ぶことで、どのようにマーケティングに生かすことができるかを考えるということがテーマですが、まずはコーヒー生産者の人たちにも野鳥の大切さを知ってもらうことから始まりました。Klasik Beansのみなさんは栽培からマーケティングまで自分たちで行っていて、パッケージに鳥のイラストを使うなど、コーヒーの品質、環境保全、マーケティングという3つの要素をどれ一つとしておろそかにすることなく、それぞれがつながることが重要だという認識をもって実践しています。
しかし、まだまだコーヒー農家として駆け出しのタジャンの農家の人々は、コーヒーの栽培に関しても、その後の加工やマーケティング、そして味のクオリティについて���学んでいる最中です。自分たちの環境を守ることがコーヒーの味や値段をよくすることにつながると、今回の交流プログラムで知ってもらえたのではないかなと思います。
また、コーヒーを飲むのが大好きな人には、サガダで行ったようなコーヒーファームツアーの需要があったり、アエタ族のエコツアーのように自分たちが持っている環境と伝統的な暮らしを守りつつ観光業を行うことができるということも、タジャンの農家とKlasik Beansのみなさんに体験してもらえたのかなと思います。特に年に1回しか収穫がないコーヒー農家は、給料が年に1回しかないと考えると、定期的に得られる収入源も必要です。環境を守りながら、自分たちの文化も守り、暮らしも守っていく。今回ツアーをいろいろ体験したことによって、それらの全てがうまく組み合わさるようなアイデアを考えるきっかけにな���たらよいなと思います。
今回はインドネシアからKlasik Beansのみなさんがフィリピンのコーヒーファームを訪れてくれましたが、今年の7月ごろに、今度はタジャンの農家がKlasik Beansのコーヒーファームを見に行きます!引き続きプロジェクトは続きますのでぜひ楽しみにしてください!!
みなさま毎回長いブログにお付き合いいただきありがとうございました!また、次のブログでお会いしましょう^^

*空港で最後にみんなで撮った写真。Klasik Beansのみなさん本当にありがとうございました!!
Exchange program between farmers in Tadian and Indonesia through bird surveys - Day 5 & 6
Finally, this is the last blog of this tour!
Day 6
This day was dedicated entirely to travel. We left our accommodation “Layog Country Farm” where we had been so warmly hosted, then we headed to Baguio city, five hours from Tadian. After that, we drove another four hours to Subic in Zambales Province which is 240 km away from Baguio. We arrived there around 8pm! We rested well at the hotel for an eco-tour scheduled for the next day.
Subic was once home to a U.S. military base, which closed about 30 years ago. As a result, the area still shows strong American influence.
Day 7
After breakfast at the hotel, we immediately set off on the eco-tour. Guided by members of the indigenous Aeta community, we explored the forest. It is said that Aeta is the first tribe who have settled in the Philippines. The forest we visited lies within the former U.S. military base, and due to the Aeta's impressive survival skills, they were once recruited to train American soldiers in survival techniques. Thanks to this role, the forest has been preserved in its natural state—a fascinating bit of history!
We were welcomed with drinks made from bamboo, guyabano (soursop), and anonas (sugar apple). Each had a clean flavor, but the anonas tea was my personal favorite. Along with the drinks, we were also served steamed sweet potatoes and organic honey, all sourced directly from the forest. It was a beautiful reminder of the richness of local resources.
Everyone is enjoying the welcome drinks.
As the tour progressed, the Aeta shared their traditional knowledge with us while we walked through the forest. They explained the medicinal uses of different plants, demonstrated how to start a fire using bamboo, and showed us how to cook rice in bamboo tubes. The fire-starting in particular was challenging—both the Klasik Beans team and the Tadian farmers struggled—but the Aeta could spark a flame within minutes. It was truly impressive.
Demonstrating fire-making with bamboo.
Rice cooked in bamboo—soft and fluffy! We all enjoyed it together.
Tree sap used as natural shampoo—showing us how they live in harmony with nature, without relying on chemicals.
Toward the end of the tour, we stopped at a waterfall and had a refreshing dip in the water—just what we needed after the long walk. Back at the starting point, we had a delicious lunch prepared by our Aeta hosts.
This tour was coordinated by MAD Travel, a social enterprise, and this time, Mr. Anju, a staff member from this organization, guided us. The Aeta people mainly lived by shifting cultivation, hunting and gathering. However, like the indigenous people of the Cordillera including Tadian people, their lifestyle has been changing due to the influence of the monetary economy.
MAD Travel coordinates community-based eco-tours across various parts of the Philippines, and this tour to the Aeta forest is one of them. The tour fee is quite high—around 3,500 pesos (about 8,700 yen) per person—but the proceeds go toward fair wages for the Aeta guides and funding for reforestation efforts in that community. In fact, since 2017, they have planted over 62,000 trees in the mountains of Zambales. Their goal is to create a sustainable cycle through eco-tourism. You can learn more about their efforts on their website—definitely worth a visit!
With that, the program officially came to an end. The Tadian farmers headed home via Baguio, while I accompanied the Klasik Beans team to the airport in Manila. Although our time together lasted only a week, the experience was so rich and meaningful that it was hard to say goodbye.
Final Reflections
Through this one week, I encountered new discoveries, learned a great deal, and was inspired every single day. When I was in Japan, I never really thought about what goes on behind the scenes of coffee production—but now, I’m filled with both surprise and respect for the dedication and hard work of coffee farmers.
Although Japan doesn’t produce coffee, its consumption is high, and people can easily buy a cheap cup at a convenience store. At the same time, buzzwords like “sustainable,” “eco-friendly,” and “organic” have become popular, with more and more consumers becoming conscious of environmental and social issues. However, the actual meaning of what makes something truly sustainable or environmentally friendly is still often vague.
This project focused on using wild birds as a key indicator to connect coffee production with environmental conservation, and to explore how that connection could be used in marketing. But it all started with helping coffee producers themselves understand the importance of birds.
The Klasik Beans team handles everything from cultivation to marketing. They include bird illustrations on their packaging and work with the understanding that coffee quality, environmental protection, and marketing are all interconnected and equally important—not something to compromise on. They put that belief into practice.
On the other hand, the coffee farmers in Tadian are still in the early stages. They are just beginning to learn not only about coffee cultivation, but also about processing, marketing, and improving the flavor. I believe this exchange program helped them realize that protecting their environment can directly contribute to better coffee quality and higher value.
For those who love drinking coffee, there is clearly interest in activities like the coffee farm tour we did in Sagada. And as the Aeta eco-tour showed, it’s possible to protect both the environment and traditional ways of life while also engaging in tourism. I think both the Tadian farmers and the Klasik Beans team got to experience that firsthand.
Especially for coffee farmers who only harvest once a year—meaning they essentially only get paid once a year—it’s crucial to have additional sources of income. Protecting the environment, preserving culture, and sustaining a livelihood: through the various tours we experienced, I hope this trip sparked some ideas on how these elements can be combined in a meaningful and sustainable way.
This time, the Klasik Beans team from Indonesia visited coffee farms in the Philippines. But around July this year, it will be the Tadian farmers’ turn to visit the Klasik Beans coffee farms in Indonesia! The project is ongoing—so please look forward to what comes next.
Thank you so much for reading these long blog posts each time! See you again in the next one.
Our last group shot at the airport. Thank you so much to the Klasik Beans team!
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ハロー(´ー∀ー`)2025.1.26
地獄の新年会へ行ってまいりました。
今回の戦利品は水筒と3千円でした。
イラっとしたエピソードがあったのでご紹介します←
以心伝心ゲームとかいうミニゲームをさせられたのですが、お題を出されてテーブル内の人達がそれぞれ紙に回答を書き、その回答がかぶった人が多ければ勝ちみたいなルールだったんですけどね。
(例えば麺類といえば?というお題だとしたら、みんなが書くだろう答えを予想して回答を一致させるといった感じです)
それで「おにぎりの具といえば?」というお題が出されて、隣のおばはんが「これしかないやろー」とか言って書き始めたんですよ。
それで私は個人的にはツナマヨだけど、悩んでこれが代表かな?と思ってこんぶと迷ったけど梅干しって書いたんですよ。
そしたら私のテーブルはもう1人梅干しがいて、それ以外は全員シャケって書いてたんですよね。
そこでええー?シャケ?ってびっくりしたんですよね。私、人生でコンビニでシャケのおにぎり買った事一回くらいしかないんですよね←
まず選ばない具材だったからシャケが定番って事に驚愕したんです。
そこは別にどう��もいいんだけど、上司が私に「何で梅干し?自己主張強いタイプ?」とか言ってきてさ。あ?💢ってなったよねー。
「おにぎりの代表は梅干しと思って回答寄せて書いたつもりなんですけど違いましたね〜」って答えたらもう私の話聞いてなかったんだよね。
酔っ払いは黙れ頭カチ割るぞ😀
ってなりましたよね〜
って返事聞いてないんかーい!ってテーブルひっくり返して帰りたかったです←
梅干しは私食べれないし、自己主張でも何でもねーわ
私が好きな具はツナマヨと鶏そぼろだーーー💢
(誰も聞いてねーわ
話は変わって、昨日家で昼前くらいに突然「バン!!!!」って音がしてびっくりして飛び上がったんですよ。
え…何の音…?
で、とりあえず家の中をチェックして回ったのですが音の原因はわからず。
それから2〜3時間後に窓のシャッターを降ろそうとした時に地面に鳩がコロンとしてる事に気づいて一瞬固まりました。
「え!?…鳩…息してなさそう…え?」
私の頭はパニックになり、呼吸を目視で何度か確かめましたがやはり動いておらず。
それから鳩を見つめたままどうすべきか考えて考えてでも時間がないし…とふと窓を見ると跡が残っていてそこでようやく窓ガラスに鳩が激突してお亡くなりになったという事が理解できました。
こんな事があるんだ…😭
バン!と音がした時にすぐ気づいていたら助けられたのだろうか…とか。
目を閉じて仰向けのまま丸まった鳩を眺めて悲しくなりました。
姉達にLINEをして報告すると、2番目の姉が「バードショック?」って言ってました。(バードストライクと間違えたようです😂)
紛れもなく私の心はバードショックなんだよね←
窓ガラスが割れなくてよかったけどね…
鳩さんのご冥福をお祈りします🙏
それでは映画のプチ感想コーナーです。
「プラットホーム2」
1も訳がわからなかったけど、2は更に理解不能でした←
何の感情を抱く事もなく終わりました。
ですので、何の感想もありません←
「プーあくまのくまさん」
まじで面白くないんです←
何でこの映画作ったんやろか←
グロである必要性あったんやろか
プーから逃げてた女の子達が見ず知らずの吊られた男性(クリストファー・ロビン)をあんな風に助けてあげるやろか
とにかくプーもピグレットも気持ち悪いんや←
「正体」
冤罪で死刑になった亀梨が逃走して、逃走中に出会った人達を助けていって最終的にその助けた人達の協力で無罪を勝ち取るって話なんだけども。
冤罪で死刑とか現実に起きたら怖いなんてもんじゃないし、出会った人達をあんな風に助ける事ができる能力が本当にすごいと思ったんだよね。
実際、あんな風に困ってる人達が身近に居ても自分で動いて根本的に解決するなんて事は殆どの人間ができないと思う。
そしてその助けた事によって自分も助けられるって事が素晴らしいよね。やっぱり良い人にはそんな理不尽な人生を送ってほしくないよね。
ただ最後がさ、めちゃくちゃ駆け足で終わったなと感じてたんだけど後で考えたら私が1.5倍速で観てたからだと思った←
あとはグランメゾン東京を見返してSPドラマも見たので、グランメゾンパリが気になるな〜といったところ。
そろそろネトフリ1ヶ月契約が終了します。あっという間だったな…(後半は少し映画熱が冷めてきたので、Disney➕にすぐ入るか��微妙なところ
というかキムタクって本当にかっこいいよね。キムタクのYouTubeチャンネルで、ジブリパーク行った動画を見たのだけどハウルが家に帰るなんて胸熱だな〜と思っちゃったよねぇ☺️
キムタクの言葉選びとか芯が通ってる所とか自分をちゃんと持ってる部分がいいよねー。話すテンポもゆっくりだけど考えて喋ってるところに共感が持てるし、私も自分が喋るテンポが遅くてそれで今までの人生で「早く喋れ!」とか言われた事が多々あってそのトラウマから声を発すること・喋る事に抵抗があって今に至る経緯があるので、キムタクとかGACKTとかゆっくり喋る人を見ると安心するんだよね。
キムタクはどんな役をしてもキムタクになるって言われて一時期悩んでたみたいな事を昔モニタリングの時に話されてましたが、私が感じたのは役者としては自分の個性を殺す事ができて別の個性になりきる・生み出せるタイプの役者さんと(俗に言うカメレオン俳優とか言われる方々)と自分の個性が揺らがない、役をも吸収していくタイプの役者さんがいると思うんだよね。
キムタクは後者だと思っていて、石原さとみとかもそのタイプだと思うのです。
自身の個性が強すぎて何をしてもそうなっちゃうって、ある意味最強だと思うのです。役者というより、人間として揺らがない個性を持ってるって最強だと思うし羨ましいとも思います。
その人自身に魅力があり、色んなキムタクが見てみたい!ってなると思うのです。だから斎藤工も「この洋画のこの役を木村さんにやってほしい、あの役をやってほしい」って言ってたんだと思う。だからキムタクはキムタクでいいのです←
(一般人が偉そうに役者について語るんじゃないよ何様?←
ということでキムタクのドラマ「安堂ロイド」を見返したいのですが、どこか配信してくれませんかね😭
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滋賀県文化財保護協会は、近江八幡市の日野川の中で見つかった江頭南遺跡が、5世紀後半~6世紀前半の古墳時代の前方後円墳だったと発表した。川の中で古墳が見つかるのは全国的にも珍しく、同協会は「川や谷に埋没した遺跡の存在を物語り、古墳の築造工程を知る重要な資料」としている。(矢野彰) 江頭南遺跡は2019年、バードウォッチング中の住民が川の中の埴輪を見つけたのをきっかけに調査が行われ、円筒埴輪が6点、川の中州に一列に並んでいるのを発見。古墳の存在が明らかになった。 古墳時代の琵琶湖の水位は今より低く、陸地にあった古墳が川の流れで運ばれた土砂に埋もれていたが、近年の豪雨や河川改修の影響で再び現れたとみられる。県が行う日野川の河川改修工事に伴い、同協会が22、23年度に発掘調査していた。 今回は、前回埴輪が見つかった近くの土が盛り上がった場所など約450平方メートルを調査。土の中を調べると、整地した後に盛り土され、粘土を含んだ強固な構造となっていることがわかり、古墳の墳丘の一部と判断した。 また、19年に見つかった埴輪の南側に、一列に配置された13点の円筒形の埴輪が新たに見つかり、埴輪が「ハの字」に並んでいることが判明。埴輪は古墳の形に合わせて並べられることが多く、前方部の両側の埴輪列にあたると考えられることから、前方後円墳の前方部と推定したという。 後円部の大半や古墳の裾にあたる部分は川の流れで浸食され、古墳の正確な大きさは不明だが、少なくとも高さは1・5メートル以上に及んだとみられる。前方部の形や須恵器窯で焼かれた埴輪の特徴から築造年代を絞り込んだ。 京都橘大の中久保辰夫准教授(考古学)は「約1500年前に造られた前方後円墳が一部でも川の中から見つかるのは奇跡だ。当時の築造技術の高さを示している」と説明。「有力者がいる地域だと示すランドマークの役割もあったのではないか」と推測している。 調査地の立ち入りが危険なことから、現地説明会や一般公開は行われず、すでに古墳は埋め戻されている。
川の中で発見の前方後円墳、識者「奇跡だ」…ハの字に並ぶ埴輪も見つかる(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
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0721
昨日は財布とスマホを忘れて労働に出かけてしまった。気づいたのは電車の中で、あちゃーとは思ったけどまあでもパスモ(クレカと一体型のやつ)があるからべつに平気だなと思ってすぐあきらめた。待ち合わせの予定とかもなかったし。こういうときに限って何か緊急の連絡が…とはちょっと思ったけど、一月に義父が亡くなったばかりだからしばらくそういうことはあるまいと思った。またそういうことがあるかもとはあんまり考えない。こういうのって性格なのかな。誰からも何も来ないに千円と頭の中で賭けた。 つまりわたしは労働に遅刻しないよう、わざわざ引き返さなくたって平気だと自分に言い聞かせているのだろうかとちょっと思った。そんなに遅刻をおそれているのか。ちょっとくらい遅刻したって気にしない感じの方がいいのになと思う。自分も周囲も。わたしは電車とか待ち合わせとか映画の上映開始時間とか、いつもいろんなことがギリギリで、ギリギリまで仕度ができないタイプなんだから大手を振って遅刻しちゃえばいいのに毎度バタバタ走って大汗をかいている。悪あがき。一生こうやって走っているんだろうかとときどき恥ずかしくなる。
さっき電車に乗り込むとき、ホームと電車のすきまに靴を落としてしまった人がいた。すきまにかかとを引っかけて転んでしまったようで、一瞬迷ったけどわたしも電車を降り、大丈夫ですかと声をかけた。このときはまだ自分が財布とスマホを忘れてきたことに気づいていないのが、なんか昔話の正直者っぽいムーブだな……。人助けってほどのことでもないけど、うっかり者で正直者のなんとか太郎的な。 でもそんなんではないな、昔話の無償の正直さではないな。自分も乗りたい電車に遅れそうでしょっちゅう走っているタイプだから味方したくなったってだけかもしれない。自分ももうずっと前、学生時代、靴をホームのすきまに落としたことがあって、東中野の駅で足を踏み外して体ごと落っこちかけたのを近くにいた人がすぐ引っ張り上げてくれた。そのときは演劇のフライヤーを業者に届けに行く用事でかなり重たい紙袋を持っていた。よく引っ張ってもらえたなと思った。そういう善意の循環……みたいなことを考えるとなんかちょっと気味が悪いような気もする。これはわたしがひねくれているだけかも。 転んだ人は声をかけられてかえって恥ずかしいかもしれないと思って、駅員さんが来るまでなんとなく近くで見守り、駅員さんはすぐ来たので車輌ひとつぶんくらい離れたところに移動した。そして、電車一本くらい見送ったっていいや、多少遅刻してもいいやという判断をした自分に酔っていないか?みたいなことも思った。多少の遅刻は気にならない自分をやりたかったんではないか。なんだか心臓がばくばくし、さっきその人が転んで尻もちをついたとき、プリキュアみたいな絵面と一瞬重なった。スカートが広がった感じと手に握ったままのハンディ扇風機がなんか魔法少女みたいだなと思った。それがうしろめたくて声をかけたのかもしれない……とかも考えた。 なので財布もスマホも忘れてきたと気づいたときちょっとほっとした気持ちもあった。慣れない善意のようなことをしたからそれと釣り合いがとれているような気がした。バチが当たるの逆みたいな。
そういうことを考えていたら電車はすぐ着いて、財布もスマホも持っていないのに水筒と読みかけの本は持って会社に出かけるのなんか優雅だな…と思った。あとタオルと日傘と飴。リュックの中で水筒の氷がカラカラ鳴って、このごろ水筒には冷たいお茶を入れているから、歩くたび遠足の子どもみたいな音がする。 読みかけの本はレアード・ハント『インディアナ、インディアナ』。柴田元幸訳。柴田元幸だから読んでみるというのは武豊が乗るから買っておくみたいな感じ? わかんない。インディアナ〜は難解な小説ではないと思うんだけど、ゆっくり読まないとすぐなんだかよくわからなくなる小説。もうあと少しで読み終わるんだけど、読み落としているところがたくさんある気がして行きつ戻りつ読んでいて、今はもっかい最初からゆっくり読み直している。 「ヴァージルの死ぬ間際にノアはもう緑の印は見つかったかとヴァージルに訊いて見つかったならどこにあるのか教えてくれと頼んだがヴァージルは長いあいだノアの顔を見てそれから眠りに落ちそれから目ざめてノアの顔を見てそれからまた眠りに落ちた。」だいたいこういう感じ。辛抱強く話を聞くみたいな小説で、いつかこういうの書きたいな、書けたらなあと思う。このそれからが3回続くの、自分だと書くのに勇気がいると思うし、書いたとしても書いたぞってあざとさが出てしまう気がする。
お昼は会社の横に来ていたフードトラックでタコスを食べた。パスモで支払えた。白いタコスには鶏肉、ピンクの生地には牛肉の赤ワイン煮込み、黒っぽい生地にはサボテン?を何か和えたやつ。三個入り。キウイのサルサが辛くて美味しかった。スマホを持っていたらぜったい写真を撮っていたなと思った。 並んでいるとき、トラックに据えた鉄板の火が消えてしまったようで店の人が五分くらい格闘していた。しばらくチャッカマンをカチカチやっていたけどたぶんチャッカマンも燃料切れのようで、ぜんぜん火がつかない。ライターでやろうとしてなかなかうまくいかず、昼休みの五分くらいってけっこう長く感じるしかなり人も並んでいたんだけど、その人はまるで焦らず黙々とやっていたのですごいなーと思った。焦りが顔に出ないタイプなだけかもしれないけど。べつに誰にも謝らず、普通に注文を受け普通にタコスを包んでとやっていて、そうだよなあと思った。
労働を終えまっすぐ帰宅したらスマホにはやはり誰からも連絡は来ていなくて、千円勝ったと思った。千円くらい何か食べようと思った。わざわざ夜出かけるのめんどくさいなとは思ったけど、金曜の夜でほんとは寄り道したかったのだから出かけたい気持ちが勝った。 ぶらっと出てみたらいつもより涼しくて、どこまでも散歩できそうな気持ちのいい晩だった。ぶらぶら歩き、なんとなく電車に乗っていた。夜だから上り電車は空いていて、定期圏内の、でもあまり降りる用事がない駅のちょっと歩いたところにある中華料理屋というか定食屋というか、カツカレーが美味しいらしいので前から行ってみたかった。ふだんぜんぜん用事のない、買い物に行くような街でもない、誰も知り合いもいない駅。ここでわたしが何か交通事故とかにあって死んじゃったりしたら、なんであんなところにいたんだろうと家族は不思議に思うんだろうな……とあまり行かない場所に出かけるたび思う。 駅を降りたら書店があったので覗いてみた。雑誌と漫画と学参の棚が大きい、ちょっと広めの店舗の懐かしい感じの書店。気になっている本のリストを頭に浮かべながら物色し、目当てのいくつかは置いていないようだったけど、そういえばしゃしゃさんの本が今日発売日じゃなかったっけと思って探した。『蒼き太陽の詩』。1,2巻は棚に差してあったけど今日発売の3巻はなかった。レジに持って行って、これの3巻もありますかと尋ねたら奥から出してきてくれた。ラスト一冊でしたと教えてくれた。あっ善意と思った。カツカレーを食べながら読んだ。 『蒼き太陽の詩』は、アラビアンファンタジーというのかな、双子の王子が国王の座をめぐって殺し合う……というワクワクハラハラする物語。砂漠の王国が舞台の大長編で、読みやすくてぐいぐい進んだ。『インディアナ、インディアナ』を読んでいたから余計にそう思うのかも。壮麗な織物みたいな物語で、読んでいるとキャラクターたちの声が聞こえてくるし人や周りの風景が目に浮かぶ。生き生きとしている。これアニメになったらいいなーと思った。赤将軍のユングヴィはファイルーズあいさんがいいな……。
カツカレーの店は、客はわたしだけで、店のおじいさんは座敷でテレビを見ていた。テーブルにハイボールのコップとつまみがいくつか並んでいて、わたしが来たのでおじいさんはちょっと���てたようすで、でもにこやかに注文をとってくれた。すっかりすり減った畳が赤くなっていて、ちょっと緊張した。あまりきれいでない状態に緊張するのもあるし、よそものが入ってきてすみませんみたいな緊張感もある。テーブルはきれいに拭かれていた。揚げたてのカツが大きくて、油と肉汁がジュワッと溢れてきてすごく美味しかった。カレーは濃くて、柔らかくほぐれた牛肉もけっこう大きいしたくさん入っていた。たしかにうまい。がつがつ食べるうちにだんだん体のこわばりがほどけた。 テレビの音がものすごく大きくて閉口したけど、カツを揚げ終えたおじいさんが汗をぬぐいながら夢中で見ているのがなんかよかった。『チコちゃんに叱られる』というやつ?初めて見た。音が大きいから見てしまう。ボーッと生きてるんじゃねえよってこれかと思った。Vtuberっぽい。おじいさんが何度もはははと笑った。どうしてゴルフボールの表面にでこぼこがあるのかというのをとても真剣に見ているので、ひととおり解説が終わるのを待って会計を頼んだ。
家に帰ったら板垣さんがツイッターでスペースをやっていたので、洗い物や洗濯物などを片付けながら聞いた。どうやら同じ大学出身だったことがわかって思わず話しかけてしまった。一日いろいろカラフルでなんか気持ちが興奮していたのか、やけにたくさんしゃべってしまって、恥ずかしくなって寝た。文フリの話とか小説の話。 千葉雅也『エレクトリック』、わたしは父親がエロいのがいいと思った。と言ったんだけど、なんていうの、エロいって言い方はちょっとちがう気もするんだけどエロく書くことのすごさがあってそれをそう受け取りたいというか……。これは『サバービアの憂鬱』で読んだんだったかな、「男性は会社(仕事)に嫁ぐ」というのを思い出したの。大場正明『サバービアの憂鬱 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程』。うろおぼえだからちょっとちがうかもだけど、男性が会社(仕事)に対して「嫁」になってしまう、みたいな。父親の人妻的な感じ。そういうエロさ。舞台の宇都宮も郊外(サバービア)だなと思った。そしてそういう小説の、文章自体がヘテロでない感じがあって、すごくよかった。多くの小説の文章が意識的にも無意識的にも備えている、当然の「調べ」みたいなものがあんまりない文章だと思った。
『エレクトリック』の前後で読んでいた、数年前の文藝賞の作品が、なんかこうすごくどヘテロだったのもあってそう思ったんだと思う。ヘテロが悪いわけではもちろんないけどよくもわるくもどヘテロ、ザ・調べという感じで、この作品のどこらへんがわたしは苦手だったのかを語ろうとすると、そこに糸口があるみたいな話。 なんていうの、村上春樹に文句言ってる場合じゃないくらい若い作家の新しい作品がめちゃめちゃ古いジェンダー観で、読んでいて作品の面白さとかすごさはわかるような気はしたんだけど、でもこれをよしとするんだなあ、帯に誰々氏が激賞と書いてあるけどそうなんだ?!みたいな驚きは、やはりあった。ジェンダー観もそうだし、地方や精神障害者への偏見を強化するような感じもあって気になった。「壮大な作品」「圧倒的な熱量」「知識と想像力を駆使し」と帯に書かれていたけど、わたしは読んでいて小ささや狭さの方が目についた。 いやわざとそう書いている、いかにもなステレオタイプをやることに意味がある作品なんだろうとは思った。仕掛けというか。でも意味があるんですよと書くずるさというか……。ステレオタイプをなぞり続けたい、そのようにして書けるものに作家は意味を見出したいし、どうしても興味がある。それってフェチではあるよなあと思うんだけど、ステレオタイプをフェチと指摘されることってあんまりない気がする。 偏見の強化によって生まれる痛み、それを感じない場所に��家は立っていて、痛みを感じる人のこともあまり見えない。いや見えてはいるかもしんないけど、自分の書くこの作品とはさほど関係ないと思っている? それは別の作家、何かそれにふさわしい属性を持った作家がやることであって自分の作品では関係ない。おそらくは無自覚な特権があり、特権って言うと反発したくなると思うけど……みたいなことを思って、うーーんとなった。やつあたりかもしんないけど。作品名出さずに書いてるからなんのこっちゃって感じだと思うけど。 まあ小説ってそんなに読まれないんだろうなと思った。読む人そんなにいないから、これのここってどうなのみたいな話題にのぼることってあんまりない。漫画とはそこがちがう。あとまあわたしが純文学、文芸誌とその賞にそれなりに夢をもっている(もっちゃっている)ふしはあるな…。
そしてこの作品の直後にC・パム・ジャン『その丘が黄金ならば』を読んであーーーこういうのが好きだ〜〜と思って、なんかそういう不満のようなものはふっとんだ。大きい。大きい小説。こういうのがいい。小さい小説がだめなわけではぜんぜんないけど、大きい話を書こうとしたものが狭苦しく感じられるのはやはりつらい。あと長さもよかった。四六版で384ページ。父親が亡くなり子どもたちが埋葬の旅に出る…という筋書きで、本のけっこう前半で埋葬は済んじゃう。その後が長いのがよかった。純文学系の賞はちょっと短いのかもしれない。「自分の書くこの作品とはさほど関係ない」と書いたけど、まあだって短いもんなー。読む人にも書く人にも。この長さの話はもうちょっと掘り下げたい。日記に書きたいことっていろいろあるな。長くなったのでまた今度。

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昨日、ChatGPTが画像入力対応したので「視覚障害者のためにこの画像を説明してください」というプロンプトで試しています。 結論:アクセシビリティの時代が変わる! 生成例↓ 画像は、晴れた空の下の現代的な都市環境を示しています。最前面には、白い文字で「Miraikan」と書かれた目立つ青い看板があります。このロゴは、線で区切られたスタイル化された地球儀から成っています。上向きの矢印と「P」の文字は駐車場の方向を示しており、「100M」はこの場所からの駐車場の距離を示唆しています。 看板の背後には、ガラスと金属を主に使用した大きな現代的な建物があります。この建物は円筒形のデザインで、ファサードには格子状のパターンがあります。水平のラインで区切られた複数の階が見え、各階には窓がたくさん並んでおり、建物の内部が部分的に見えます。この構造は、看板で参照されている「Miraikan」である可能性が高いです。 左側には、青みがかったファサードとユニークな建築的特徴を持つ別の建物が見えます。その建物には中央に開口部や隙間があり、一方から他方への視覚的な継続性が保たれています。 建物に続く地面はテクスチャーのある表面で舗装されています。左側には、数本の茂った木々が現代的な都市の風景に緑のタッチを加えています。 全体として、この画像は現代的な都市エリアの風景を示しており、その目立つ看板から「Miraikan」という施設の入口や近隣である可能性が高いです。その施設は、博物館や教育機関である可能性が考えられます。
altは人間がマークアップして書くのではなく、AIが生成するようになるのかな。
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おもろいマインド。深夜テンション長文。時間あっ��らぜひ。
幸せな自分へ。
無い物を欲しがり、違う立場を羨み、他人を見てばかりいる。それは本当にもったいない。
その気持ちわかる。思ってしまう瞬間もあると自覚している。
でもどれも捉え方次第だし、自分に都合のいいように変えてしまえた方がすごく楽しい思考になると思う。
例えば3番目に生まれたことを、「いいね、末っ子は」と言われたとする。
3番目に生まれたことは変えられないし、選んだわけでもない。そんな変わりようがない事実を羨んでも仕方ないのに、と思う。
わたしからしたら、長女は初娘、初孫という素晴らしい特権があるし。全てが初めてなのだからその分目をかけてもらえると思う。
次女は、生まれた時に心強い姉がいて、しばらくしたら可愛い赤ちゃんを迎えられる。
いわばサンドウィッチの具の部分。1番美味しい所。
これがいいもわるいもないのにね。
自分の気持ちのいいように捉えればいいだけなのに。辛い面にわざわざフォーカスして考える必要ないのに。
自分は恵まれてないとか、不幸なんだとか思って生きていると、なんだかその通りになってしまうと思う。
わたしは常々、できればいいことをしたいって思う。好かれたいのではなく自分の気分がいいことをしたい。
ポケットティッシュを配っているのを素通りする人はなぜなのか?コンビニにいけば値段がつくものをわざわざ無料で配ってくれているのに、無料で鼻かんでいいですよ。っていわれてるのに。もしかしたら貰ったティシュで、突然鼻血が出た人の役にたつかもしれないじゃないか。そこから恋が生まれてしまうかもしれないじゃないか!そんなチャンスを捨ててるなんてもったいない。
ティッシュもらう人にここまで考えている人なんてきっと多くないと思うけど、何時間も配っている人からしたら貰ってくれた方がなんだなポカっとするでしょ。気分がいいってそういうこと。
まだまだたくさんある。
大森駅から乗って、信濃町で降りてバイト行くんだけど、帰りは代々木まで歩いて大森に帰る。そうしたらたった88円だけど節約できるんだ。そんでもって歩いてるってことは健康にも繋がるし、歩いてることに価値がついてるんだ。歩いたら88円もらえますよ。って。
きっと人間の思考的に、88円安くなります!より、
歩いたら88円!!の方が価値を感じると思う。だからそう思って歩いてる。そしたらすごく楽しい。単純でよかった。自分。ありがとう。
水筒を持って歩くことにも幸せを感じる。
持たないで出ると必ず買う羽目になる。でも持って出たことによってプラスチックゴミも増やさなくて済むし、100円節約できた、と思える。やはり単純だ。ありがとう。自分。
きっとお金をいかに使わずに生活することに幸せ感じてたりする。
だって、楽しいんだもん。得してる感じが。
0:59
捉え方が気持ちいい王子より
単純にメモに書いていた一部を共有してみたくて残しておく。🤭なーんか、無敵の思考だと思ってる。ありがとう。自分。
代々木まで歩いたおかげで出会えた猫とおばあちゃん👵🏽🐈🐈⬛
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2024.1.6sat_tokyo
鳥の声で目が覚めた。ちゅんちゅんちゅん。こんな朝の起き方理想的すぎないかと思うのだが、朝、雀がめっちゃ庭に来る。ちゅんちゅんちゅん。
と言っても今は10時、正月の名残ということで昨日はわざと目覚ましをかけずに寝た。わざとじゃなく1月3日は目覚ましをかけ忘れて、新年最初のイベントには遅刻した。
昨日も朝から稼働した担当イベントの後に23時までコワーキングのラウンジでご飯も食べずに仕事した。えらい。帰ってから夜中に能登のニュースをずっと見てしまったので眠い。昨日は好きな人たちとたくさん話したし、地味に疲れて本当に体が動かないので、2度寝する。 11時にむくっと起きる。昨日水につけておいた小豆を炊く。大きい小豆のお汁粉大好き。いつも一応ちゃんと飾るお飾りも鏡餅も、なんだか気持ちが乗らなくてできなかったので、鏡餅用に買った餅を飾らないまま焼く。切り込みも入れたのに、ちくびみたいなお餅が焼けてしまった。おもろいな〜。
来週は甲府にも行くし(楽しみにしてた天然ラジウム増富温泉・不楼閣にいく!)、夜もずっと予定があるので、今日明日はいろんな仕事を終わらせておきたいので頑張る。
15時、また動けなくなって地面に横になる。布団は危険だからだめ。こんな日は結構珍しいのだが、頭が考えることでパンクしてるのも影響してる気がする。無理すぎる。目を瞑る。考えることがたくさんある。GAZAのこと、戦争のこと、能登半島のこと、自分のこと、家族のこと、仕事のこと、近い未来のこと。
こういう時は音楽も、映画も、色々を見るのがキャパオーバーで難しくなる。なので家で作業する時はずっと無音。だけど、写真だけはみたい気がしていて、写美で始まったホンマタカシさんと、 松蔭美術館の牛腸茂雄さんや瀧口修造さんの展示は見逃さずに行きたいとぼんやり思う。
身体は地面に垂直のまま、石川県輪島市の知人である漆工の桐本滉平くんのインスタのストーリーをチェックする。今回の地震で、代々守られてきた、明治時代に工房として建てられた自宅が全壊全焼したと投稿していた。リアルな景色に目を覆いたくなるけれど、ニュースでは得られない、桐本くんのまさに今を切り取っている投稿を見ながら、今できることを考える。といっても寄付くらいしかできないのかもしれない。でも、こうやって遠くでも想うことができること、情報が共有できる時代というのは、本当に希望も多くある。 桐本くんは元旦から今もずっと、輪島の未来や、会ったことのない誰かを救うために、全力で動いていて、避難所のこと、道のこと、今この瞬間のみんなが必要な情報をSNSで発信し続けている。きっと本当に多くの人がこの投稿に助けられている。
私の1/1の16時6分は、埼玉のおばあちゃんちで10数人の親戚一同で集まっている時だった。お寿司を食べて、ビンゴ大会の手前でこの地震が起きた。まずはじめに私の携帯が聞きたくない大きな音で鳴った。その30秒後くらいにみんなの携帯が鳴って、すぐ地震が起きた。自分の携帯にはYahooの災害アプリが入っていて、画面には36秒後に地震が起きますと書いてあった。たった30秒だけれど、みんなの携帯とは30秒の差があったのだった。親の携帯にもアプリを入れなければ。そのままテレビをつけて、地震の情報を流しながらみんなで過ごした。私はXを見ながら地震や津波の情報を集めまくる。石川県には大事な友達たちもいる。途中お母さんが、血圧が高めで眩暈がすると横になりに寝室に行ったが、私は変わらず画面に張り付けになっていて、横にいたいとこの旦那のわたるくんが「ニュースも気になるけど僕は寝室の方が心配だよ」と言ってくれて、まさに…と思って、寝室に様子を見に行った。気持ちを落ち着かせながらその場にはいたけれど、帰る前に寝てた身体を起こして、お母さんから渡された”幸せが訪れますように”と書かれた封筒には3万円とビール券が入っていて、北の国からの泥だらけの1万円札くらい使えねえよ…………………………。とか考えながら、帰宅する電車の中でいろんな気持ちになり小さくバレないように泣いてしまった。
地震のSNSのこと。尊敬する、信頼する人たちからの情報はなるべく信じたい。そうなのだけど、発信をすることについて、映画監督の枝さんが信憑性の話をしていて、シェアができない、というようなことをSNSに綴っていた。良心を騙すような、いろんな詐欺も起きていて、ちゃんと調べてから行動したいと思いつつ、今は瞬発力なのではと思ったり、寒い季節がやってくるよなあと、頭がごちゃごちゃする。寄付について考えているとき、わざわざの平田はる香さんが「被災地に感情移入しすぎて普段の生活を失わないように。寄付はできる範囲で継続的に。1万円を一回より千円を10回百円10回でも。長期間にわたって支援しよう」と書いていて、まさにそう、1回で満足しないで、何度でも、と頷いたり。でも、自分の暮らしもちゃんとしなくちゃとか、ぐるぐるする。
ガバッと起きて、下北沢ボーナストラックに向かう。自転車で10分ちょっと。ギャラリースペースではカレンダーマーケットが開催中で、友達や自分がお誘いした出店者さんがいるので、挨拶をしに。到着してすぐにミヤジが良いカレンダーを案内してくれておもろい。ビール飲んで、ゲラゲラしながら、出店中のヤマグチナナコちゃんと、SAITOEさんに阿部龍一ブースの良さを発表して満足する。阿部の作品や思考は本当に素晴らしい。
同施設内にあるキッチンスペースでは、今日は養生家の鈴ことさなえさんと、mizudoriのまみさんが出店していて、場所を管理しているりさPが、紹介したいと言って連れて行ってくれた。以前山梨の0-siteで開催されたイベントで、ちまきとホットワインを購入したことがあって、さらに昨年末にeatrip soilで開催のイベントでも見かけて気づいてくれていたらしく、その話もしつつ嬉しい再開。美味しい白味噌の雑煮と、出汁割り、おこぼれで微発泡の日本酒、出汁もご馳走になる。残り福。身体にあったお出汁や日本酒のことをお話しして、一息つく。ほっとする。今年一緒に何かやりたいな〜とお話する。嬉しい。
続けてラウンジで残って仕事をしようと思ったけど、真っ直ぐ帰宅する。帰り道、怒鳴りながら自転車を漕いでる人がいて、「こわ〜」と思いながら、私が動線を塞いだようになった瞬間に(絶対に悪くない)罵倒されてしまったが、心を無にして道を変えたら、矛先がなくなったからか、さらに大きな声で背中越しにまた罵倒された。さらに無になって大きく深呼吸して、「あの人にもあの人なりの理由があるのだ」とほんの少しだけ思考して、記憶装置から抹消した。毎日いろんな人がいろんなことを抱えて生きてる。
さっきお雑煮食べたので、夕飯は野菜だけのサラダにする。菜の花が美味しいよ〜。そのまま残った仕事をしながら、明日も担当のイベントがあるので早く寝なくちゃとお風呂に入ろうと思ったところ、建築集団 々の野崎将太さんが、インスタライブをしていたので開く。実際に野崎さんは地震が起きてすぐに被災地に向かっていて、現地で簡易トイレを作ったり、生のその日の様子をレポートしつつ、今何をするべきなのかを投稿に残していた。野崎さんとは1回しか会ったことがないけど、仲の良い友人たちが信頼している人で、場作りも含めて作る建築は本当にかっこいいなあと思う。人としても。今回はあやおさんという実際に被災をした方と話す機会を設けていて、報道やSNSで流れていることと、実際に体感したことの違いや、これから起こりえること、今実際に起きていることなどを話していた。現状、今は被災した家に侵入する盗難が多発しているらしく、家を守るために車中泊して見張っている人も多くいるという。被災地が渋滞になるから、ボランティアに来ないでくださいという投稿もよく見るけれど、実際緊急物資などは、一般の人が通れない大きな道を使っているので、現状実際には関係ないこと、スカスカの道もあること、言ってるようにすごく渋滞している道もあること、だけどそれは明日にはわからないこと、被災地には本当に若者がいないことなどを丁寧に話してくれた。これから雪深くなり、外に出れていた人が避難所の中だけで過ごすようになることでのストレスのことなど、本当に今起きていることを話してくれていた。
��と、桐本くんが、地震直後、楽天モバイルだけが使えたことや楽天のキャリアが一番先に避難所に到着して救われたことを書いていて、忘れないようにしようとか。災害メモ作らなきゃとか。色々また巡ってしまい整理する。野崎さんは、阪神淡路大震災の時の経験が、今回の行動にもつながっているというようなことを話していた。身近な友達のアグネスも阪神淡路を経験していて、出かけるときはコンセントを全て抜くと話していた。私は3.11の時も京都に住んでいたので、大きな地震は経験したことがない。
お風呂に入った後に、GAZAのことを発信してくれている波田野州平くんのストーリーもチェックする。自分じゃ拾えない情報を集めてくれて、ずっと発信してくれている。戦争も本当にやだよ。自分にできることも考えるけど、も��ちょっと勉強をすることもしなくては。自分は無知すぎる。 (そういえば1/13-19まで下高井戸シネマで2019年作の「ガザ 素顔の日常」という映画が上映される!見なければ)
お正月に起きたいろんなこと、秋から続く悲しい出来事、全部ぜんぶ終わりますように。願うし、動きたいし、できること考えたい。でも、まずは自分が悲しくなって倒れないように、心のケアもしつつ。メディアからも距離をとることをちゃんとして、一人で考えないで、隣の誰かと話すこと。会話して安心すること、みんなが考えてることを知ること。何もできなくてもちゃんと想ってるだけでもいいと思う。あとテンション上がりすぎないように、ちょっと落ち着くこと。余裕が無くならないように、自分のことも考えること。深刻になりすぎないように日常を過ごすこと。この日記も、そういう安心の場になるといいなといつも思う。日常をみんなに綴ってもらえるというかけがえのないこと、を、続けたいです。
元旦から文章にしたくて、自分の番じゃないけど日記を書いてしまいました。こんなことを考えながら、1m以上ある立派な泥ごぼうを夜中に炊き、ホクホクのごぼうができたよ。うまいです。幸せ。明日は楽しみにしてる新年会もあるのです。みんなに会えるの嬉しい。おやすみなさい。
-プロフィール- 鷹取愛 東京 山ト波
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[日程変更しました]11月23-25日の三宅島床張り
床張り協会では、遠方の床張りもわりとありますが、今回は東京の離島の三宅島での床張りです。
11月23-25日の開催に変更です。

このような平屋の二部屋を床張りします。
まずは和室を板張りに

畳を剥がすとこのようなところです。

これを羊毛の断熱材を入れつつ、板間にします。
さらにカーペットが薄い板の上に貼ってあった部屋。

こちらはこのままでも使えないことはないのですが、カーペットのためか板が薄いので、今ある板を外して新しい床板を張ります。
板の外し方もレクチャーします。
[三宅島床張り合宿概要] ●開催日:2023年11月23-25日 ●時間:初日2日目:9:00開始17:00終了 3日目:9:00開始12:00終了予定 ※22日夜東京発で23日朝到着のフェリーがあります。 25日昼過ぎに東京行きのフェリーがあります。 ●定員:各日7名まで ●講師:床張り協会 伊藤洋志 ●内容:離島での空き家改修は通常の床張りと異なり、材料の確保などで少々手強い面があります。
応用が効くような床張りの方法をお知らせしていければと思っている次第です。初日の最初は講師(床張り協会伊藤)から床張りの基本的な考え方の説明や中古物件の見方などの話をしつつ実習します。
●場所:東京都三宅島※エントリー後に住所お知らせします ●持ち物:水筒、マイコップなど飲み物道具。 以下は、あればお持ちください。上履き、玄能、裁ちばさみ、差しがね定規や、タッカー、鉛筆、のこぎり ※数名でしたら玄能、差しがねを無料で貸し出せます。 ●服装:汚れても良い動きやすい格好 ●参加費:3日間16000円(2千円お得) 2日間11000円(千円お得) 1日のみ6000円 ※学割は1日あたり1000円割引です。
●アクセス:三宅島への移動手段は東海汽船フェリーと飛行機のみになります。 フェリー)2等7530円※学割ネット割あり 往:夜22:30東京港出発 翌5:00三宅島到着 復:13:35三宅島出発 夜19:40東京港到着 詳細は東海汽船
飛行機) 所要時間50分 往復31900 円 片道17500円 行き:1日3便 8時台発9時台に到着など 帰り:1日3便 最終15時台発 詳細は航空会社公式サイト
●宿泊希望者:希望者は寝袋持参で現場宿泊可能です。テント泊も可能ではあります。民宿も紹介もできます。

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2025/6/24 21:00:11現在のニュース
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TEDにて
アンディ・エン:あなたの電子メールは非公開ですか?よく考えてください
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
「電子メール(eメール)の送信は、葉書(はがき)を送るようなものだ」と科学者のアンディ・エンはこの示唆に富むトークで話します。
誰でもその電子メールを読めるのです。暗号化というeメール通信のプライバシーを保護する技術がありますがこれまでは、インストールや使い方が難しかったのです。
CERNで同僚と設計した暗号化電子メールProtonMailのプログラムを見せながら、エンはデフォルトの選択により簡単に、皆さんに真の電子メールのプライバシーを保護できると主張します。
AppleのiCloudメールで暗号化は標準でできるため、現時点では新産業の選択肢が増えていくのは良いかもしれません。
2014年は、ウェブの25周年に当たりますが、ウェブとは何かを考えることは私たちにとってとても重要です。本当に考えないといけないのです。
私たちはプライバシーを失いましたが、実際に失ったものはプライバシーという概念そのものです。それについて考えてみると会場におられる大半の方がネットの普及前の生活を覚えておられると思います。
しかし、今日では、子供のころから、何でもかんでもネット上でシェアするよう教えられた新世代がいます。この世代は、データが個人のものだった時代を知りません。
このままどんどん進んで行くと20年後には「プライバシー」という言葉は、我々の考える意味とは全く別のものになるでしょう。
だから!このことについて何ができるのかを考える時期に来ているのです。そして、なすべきことがあると考えます。
今日、世界で普及している通信形態の電子メールを見てみましょう。電子メールが登場するまでは、主に手紙でやり取りしていましたが、そのプロセスはかなりシンプルでした。
まず、紙にメッセージを書き封筒に入れて封をして切手を貼り、住所を書いてそれから投函したのです。
残念なことに、今日では電子メールの送信は手紙ではなく葉書で送るようなものです。パソコンから送信されて受信されるまでの間にこれを目にした誰もが読めるという意味で葉書と同じです。実際に全文が読めるのです。
少し前からこのことへの対策は知られており、様々に取り組まれてきました。最も基本的な対策は、暗号化でとてもシンプルなアイデアです。まず、パソコンと電子メールサーバー間を暗号化します。
次に、サーバー自体もデータを暗号化します。しかし、これには問題があります。暗号化キーをメールサーバーにも置くので立派な鍵をかけても、その脇にキーが置いてあるわけです。
それだけでなく、行政府も合法的に皆さんのデータキーを取得します。これが知らない間に行われているのです。
この問題を解決するのは原理上は比較的簡単です。全員にキーを持たせ、サーバーには、キーがないようにすれば良いのです。常識的な方法だと思いませんか?どうして実現していないのか不思議ですね?
それについて深く考えてみると今日のインターネットのビジネス・モデルがプライバシーと全く両立していないのです。
企業はプライバシーを守ってくれません!!ネット上でプライバシーが欲しいならネットをしないことです。でもこれでは現実的ではありません。
長年、電子メールに関してPGPが唯一の対策でしたが、とても難しいのでテクノロジーに精通した人しか使えませんでした。これはメッセージの暗号化と解読の基本過程を表した図表です。
言うまでもなく、これは一般的な対策ではありません。実際これも問題なのです。なぜなら、通信について考えるなら、そもそも、誰かを相手に通信するからです。
PGPは使える人には素晴らしいですが、使えない人には操作方法が分からず、非公開での通信は存在しないのです。
この問題を解決する必要があります。ネット上でプライバシーが欲しいならうまく行く唯一の方法は世界全体が参加すること。
それは参加の障壁を下げなけれればなりません。これが、技術コミュニティーの主要な挑戦だと思います。私たちがすべきことはプライバシーをもっと身近にすることです。
2014年の現時点で、世界中から25万人が、この問題を解決しているProtonMailに登録しています。プライバシーはアメリカやヨーロッパだけの問題ではないのです。皆に影響を及ぼすグローバルな問題なのです。
注意を払って推し進めていくべきものです。日本はどうでしょうか?
そして、もっと重要なのはプライバシーがオプションではなく、デフォルト設定されたインターネットを作ることです。
ProtonMailで第一歩を踏み出しましたが、非常に長い道のりの第一歩にすぎません。今日、皆さんにお知らせできる良いニュースは私たちは独りではないことです。ワクワクします。
人々のプライバシーを守る動きやフリーダム・オンラインは本格化しつつあります。今日、世界には12のプロジェクトがあり、プライバシー向上のために協働しているのです。
これらのプロジェクトはチャットから音声通信。ファイル記憶装置やネット検索。ブラウジングなどを保護します。
これらのプロジェクトは何十億ドルの広告収入ではなく、自然人。世界中のあなたと私のような個人によりサポートされているのです。
その後
ProtonMailは、IPアドレスを相手に知られることなくインターネットに接続したり、メールを送信したりできる匿名の通信システム「Tor」版のProtonMailを使えるようにしています。
Tor版ProtonMailは、Torブラウザを使わないとアクセスできないようになっています。ProtonMailへのトラフィックをルートするTorの通信システムは、通信の盗聴を難しくします。
他には、ProtonMail Bridgeツールを使用すると、Apple Mail, Outlook, Thunderbirdをサポートしてるので、IMAPとSMTPをサポートしているふつうのメールソフトもバックグラウンドで ProtonMail Bridgeを動かせば
ProtonMailのアカウントが有効になり、それに Apple Mail等からアクセスできる。
これにより、ProtonMailの基本機能であるエンドツーエンドの暗号化が維持され、そのメールは、送信者と受信者しか読めない。
いわゆる「ゼロ アクセス暗号化」により、メールサービスのプロバイダ側も、あなたのメールを読みたくても読めない仕組みになっています。
2024年位から・・・
日本でもiCloudの「高度なデータ保護」を利用できるようになっています。
パスキーも導入された。
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーは保護)
(合成の誤謬について)
合成の誤謬とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが、合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じること。物理学では、相転移みたいな現象です。性質が変わってしまうということ。
ミクロのメカニズムが個人同士の経済における仕組みであるのに対して、マクロのメカニズムは、国家間や経済全体の循環における仕組み���からである。
例えば、家計の貯蓄などがよく登場するが悪い例えです。前提条件が、所得が一定の場合!!所得が一定じゃない増加する場合は?これは、論じていませんので参考になりません!!(法人が提供する製品やサービスの価格も一定の場合も前提条件です)
1930年代のアメリカ経済が金融危機2008と似たような状態に陥った時、ケインズは、「倹約のパラドックス」というケインズ経済学の法則を発見しています。
それは、ポール・A・サミュエルソン(1915-2009)が、近代経済学の教科書「経済学」の冒頭で「個人を富裕にする貯金は、経済全体を貧困にする!(所得が一定の場合)」というわかりやすい言葉で表現しました。しかし、庶民の所得が増加し、貯蓄が投資、消費に回る場合には、「倹約のパラドックス」は生じません。
その後、この「倹約のパラドックス」は、アメリカの経済学者・ケネス・J・アロー(1921- )が「合成の誤謬」を数学的論理に基づいて「個人個人がそれぞれ合理的選択をしても、社会システム全体は合理的選択をするとは限らない」を検証してみせた。 要するに、部分最適ではなく、全体最適させていくということ。
つまり、新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との 戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!ということに集約していきます。
なお、金融危機2008では、マイケル・メトカルフェも言うように、「特別資金引出権(SDR)」は、2008年に行われた緊急対策で、一国だけで行われたのではなく、驚くほど足並みの揃った協調の下に国際通貨基金(IMF)を構成する188ヶ国が各国通貨で総額2500億ドル相当を「特別資金引出権(SDR)」を用いて世界中の準備通貨を潤沢にする目的で増刷してます。
このアイデアの根本は、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」です。この研究がなければ、誰一人として、変動相場制での当時の状況を改善し解決できなかったと言われています。
それ以前では、固定相場制でのマーシャルプランが有名です。
続いて、トリクルダウンと新自由主義
インターネットの情報爆発により隠れていた価値観も言葉となり爆発していくことになった。
しかし、法定通貨の方が、その価値、概念に対する通貨量拡大として価格で応じることができず、圧倒的に通貨量が足りない状況が生まれていたのが、2010年代の問題点のひとつでした。
リーマンショックの後に、新自由主義が誤りであることが、ピケティやサンデルによって指摘され、当時のFRBバーナンキ議長が、通貨供給量を大幅に増やした対策により、ベースマネーの金融、銀行間の相互不信を解消して収束した。
それでも、まだ足りないが、適正水準に収まったことで、さらに価値も増幅され、マネーストックの財政政策から再分配、事前分配を大規模に行い、さらなる通貨供給量が重要となっている現在の日本国内。
例えば
Googleがしようとしてた事は、まだ新産業として、基礎研究から発展できない機械学習の先端の成果をすべて持ち込んだ社会実験に近いこと。
シュンペーターの創造的破壊は、一定数の創造の基礎を蓄積後に、未来を高密度なアイデアで練り上げてから破壊をするのが本質です。
こうして、憎しみの連鎖や混乱を最小限にする。
アルビン・トフラーの言うように、法人と行政府とのスピードの違いが縮まらないのは、構造上の違いであって、それを補うためにプラスサムな連携するということが、必要になってくることを説いています。
三権分立が、規制のないGAFAMを非政府部門としてMMT(現代貨幣理論)からプラスサムに連携したらどこで均衡するのか?という社会実験も兼ねています。
このような前提で、あらゆるインターネット企業が、創業時、貢献するためコンセプトの中心であったものが、今では、悪性に変質して違う目的に成り下がっています。
再分配、事前分配の強化がスッポリ抜けてる欠点があり、ここに明かしたくないイノベーションの余地があります!!
2021年には、新自由主義のような弱肉強食では自然とトリクルダウンは生じないことは明らかになる。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
再分配や事前分配をケムにまく「金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない」「価値を生み出している人を罰するつもりがないのであれば税に差をつけないほうがいい」(サッチャー)
とあるが、新自由主義は誤りで、ピケティやサンデルによると違うみたいだ。
2024年のノーベル経済学賞でも指摘しているように・・・
国家システムが繁栄するかどうかは、幅広い政治参加や経済的な自由に根ざす「包括的な制度(ポジティブサム)」の有無にかかっているとデータでゲーム理論から実証した。
欧州諸国などによる植民地支配の時代のデータを幅広く分析し、支配層が一般住民から搾取する「収奪型社会(ゼロサム)」では経済成長は長く続かない(収穫遁減に陥る?)
一方、政治や経済面での自由や法の支配を確立した「再分配や事前分配を同時に行う包括型社会(ポジティブサム)」なら長期の成長を促すと理論的に解明した(乗数効果とは異なる経路の収穫遁増がテクノロジー分野とシナジーしていく?)
「再分配や事前分配を同時に行う包括型社会(ポジティブサム)」は、日本の高度経済成長時代のジャパンミラクルが、一度、先取りして体現してい��す。
2020年代からはもう一度、ジャパンミラクルが日本で起こせる環境に入っています。安倍総理が土台、管、岸田総理が再分配や事前分配の包括型社会(ポジティブサム)の土台を形成しつつあります。
日本の古代の歴史視点から見ると・・・
安土桃山から江戸幕府初期の農民出身徳川家康が国際貿易を促進しつつ再分配や事前分配の包括型社会(ポジティブサム)を形成してます。
その後、大航海時代の覇権争いを避けるため数代かけて「収奪型社会(ゼロサム)」になってしまい、綱吉の頃には基本的人権の概念も希薄になり選挙もないため
低収入者の農民から商人も収奪していきます。
江戸幕府末期まで数度改革をしましたが、ノーベル経済学賞の人達によると包括型社会(ポジティブサム)に転換しずらい
結局、薩摩と長州が徳川家康式の国際貿易のイノベーションを復活させるも(水戸藩の文献から)国民主権の憲法や選挙がないため
明治維新を起こすしかなく、第二次大戦で原爆が投下されるまで軍備拡大して資源が枯渇します。
国家システムの独裁から法人や個人の優越的地位の乱用にすり替わるため、財産権や特許権などを含めた低収入者の基本的人権を尊重することで独占禁止法の強化も必要になっていくことも同時に示しています。
(個人的なアイデア)
データに向き合う別の方法として
「Appleでサインイン」
これに切り替える方法!!
Facebook、Google、Twitter、Lineのアカウント(日本他企業含む)を使って、ワンクリックでサインインできるようになる画面がよく登場します。
このソーシャルサインイン(ソーシャルログイン)方式にAppleが非常に魅力的な提案を2019の秋からしています。
Introducing Sign In with Apple - WWDC 2019 - Videos - Apple Developer
これはアプリなどからサインインする際に、ソーシャルメディアに登録しているアカウントの情報を自動的にサードパーティのサイトやサービスに提供してしまうことをコントロールする方法です。
「Appleでサインイン」(Sign In with Apple)ボタンは、アプリへの実装が義務化されて数年かけて普及してます。2021年時点ですべてに適用済み。
こちらは、Apple IDに登録しているアカウント情報からサービス側に提供する形にしてします。
使い方の簡単な説明は以下から
まずソーシャルサインインボタンから「Appleでサインイン」を選ぶ。
次に、名前とメールアドレスを登録する。ここで「メールを非公開」を選ぶと、Apple ID内に登録してるメールアドレスを公開せず、転送用のアドレスがサービス側に登録される。
最後にApple IDのパスワードを入力して登録を完了する。
次回からワンクリックで「Appleで続ける」ボタンから再ログインできるようになる。
転送用のアドレスは「設定」→「Apple ID」→「パスワードとセキュリティ」→「Appleでサインイン」から確認可能です。
他のソーシャルメディアアカウント情報から切り替えると、万が一、漏洩してもメールアドレスは非公開で保護できます。
そして
Appleは、プライバシー保護を目的とした「AppTrackingTransparency(ATT、Appのトラッキングの透明性)」を導入
高度なセキュリティーや高いプライバシーに投資を積極的に行います。
Appleはこれらの対策として提案した内容がこれ。
データミニマイゼーション!
取得する情報・できる情報を最小化する。データが取れなければ、守る必要も漏れる可能性もない!
オンデバイスでのインテリジェンス!
スマートフォンなど機器のなかで処理を完結させることでプライバシーにかかわる部分を端末内に留める。
クラウドにアップロードして、照会プロセスを最小化することで、漏洩や不適切な保存の可能性を排除する!
高い透明性とコントロール!
どんなデータを集め、送っているのか、どう使うのかを明示し、ユーザーが理解したうえで自身で選んだり変更できるようにする!
セキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守るセキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守る
202012のApp Storeプライバシー情報セクションは、3つ目「透明性とコントロール」の取り組み。
位置情報などは自己申告だが、アップルとユーザーを欺いて不適切な利用をしていることが分かればガイドラインと契約違反になり、App Storeからの削除や開発者登録の抹消もありえます。
このプライバシー情報の開示は12月8日から、iOS、iPadOS、macOS、tvOSなどOSを問わず、新アプリの審査時または更新時に提出が求められるようになっています。
さらに・・・
勝手に警察が拡大解釈してしまうと・・・
こんな恐ろしいことが・・・
日本の警察は、2020年3月から防犯カメラやSNSの画像を顔認証システムで本人の許可なく照合していた!
憲法に完全違反!即刻停止措置をみんなで要求せよ。
日本の警察の悪用が酷いので、EUに合わせてストーカーアルゴリズムを規制しろ!
2021年に、EU、警察への初のAI規制案!公共空間の顔認証「原則禁止」
EUのAI規制は、リスクを四段階に分類制限!
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
禁止項目は、行動や人格的特性に基づき警察や政府が弱者個人の信頼性をスコア化や法執行を目的とする公共空間での顔認識を含む生体認証。
人間の行動、意思決定、または意見を有害な方向へ操るために設計されたAIシステム(ダークパターン設計のUIなど)も禁止対象にしている。
禁止対象の根拠は「人工知能が、特別に有害な新たな操作的、中毒的、社会統制的、および、無差別な監視プラクティスを生みかねないことは、一般に認知されるべきことである」
「これらのプラ���ティスは、人間の尊厳、自由、民主主義、法の支配、そして、基本的人権の尊重を重視する基準と矛盾しており、禁止されるべきである」
具体的には、人とやり取りをする目的で使用されるAIシステム(ボイスAI、チャットボットなど)
さらには、画像、オーディオ、または動画コンテンツを生成または操作する目的で使用されるAIシステム(ディープフェイク)について「透明性確保のための調和的な規定」を提案している。
高リスク項目は、法人の採用活動での利用など違反は刑事罰の罰金を売上高にかける。
など。他、多数で警察の規制を強化しています。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由��もいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
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