#南部箪笥
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umifani · 4 months ago
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高級家具屋のマルイ造形家具工業
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epwf · 3 months ago
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4/7 箪笥をパタパタ倒したりぐりぐり引き摺ったりわっせわっせ担いだりしていく人たちの後を途中まで追い、タイヤの履き替え予約をしていたため離脱。海までついて行きたかった。箪笥と人々は無事海を護岸まで渡り、持ち帰られたり崩して燃料として引き取られたりしたらしい。
4/8 次の家の片付け。外は暖かいのに家の中がひんやりで、冬が思いやられつつ……他人の荷物を片付けながら、私は持ち続けたいと思えるもの少量と付き合っていくのだと改めて念ずる。
4/9 おやすみおでかけ。道を歩いていて、ふと手の指が腫れているのに気づいて立ち止まりそれを見ていたら、10秒後に��転車に追突された。足と足の間にタイヤが入り、かごのあたりがお尻にぬっと当たる。あっ、あっ、と乗っていたおばさんが、すみませんよそ見していて、ちょ��ど入りましたね、と口走り、互いにヘラヘラした。すこしも痛くなかった。/滝を見に行ったけど日照り続きで枯れてた。/湖を見に行ったけど工事をしていて殺風景だった。/老舗の旅館の喫茶室へいった。うららかな昼間をのんびり過ごし、夕暮れ時にもう一軒の喫茶室へ行った。良心と喜びが残る余白に安心した。/帰宅してご飯。じゃがいもを薄く切って揚げ蒸し焼きのようにしたりと。/恋恋風塵を観た。あの田舎の集落の広場のような場所がほしい。
4/10 人気ない庭に寝巻きのまま出て日光浴ができたら、このやるせない朝は無くなるんじゃないかと思う。/雨降り低気圧頭痛。/通ってる温泉から電話があって、排水溝が詰まって数日間入れないかもしれないと。/モリスのユートピアだよりをここ数日読んでいる。初めは面白かったけれどもうユートピアはいいかな。/全身小説家を観た。肝臓がんの手術のシーンがあった。肝臓にカビみたいなのが生えていて、今朝失敗してカビを生やしてしまった甘酒みたいだなと思った。
4/11 ドラッグストア買うようなものたちを一度全部やめしばらく経ったので、やっぱり必要だぅだものたちだけを買う。ずっと無いことの無い生活だったから、無いことを一度意識的に通る。/業務委託で仕事することになって、その打ち合わせ、のち、お店開ける。/橋本治の本読みながら言われた通りにセーターをつくる。明日毛糸が届くから、今日は型紙を準備した。
4/12 春、自分のお店を開いているよりも行きたい催しがたくさんある。/南米生まれの友人がまたその友人と連れ立って来店し、私は踊るようなスペイン語を聞きながら編み物をしていた。
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chaukachawan · 8 months ago
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役者紹介
らいらも皆もきっと生まれ変わり。
大切な日ともの (敬称略)
東愛莉
10/10 地図
大良ルナ
7/6 小石
12/1 靴下
うみつき
1/23 チョーク
統括のフォーニャー
5/12 水
緒田舞里
8/3 鉛筆
3/17 梅
埖麦
8/25 時計
岡崎仁美
9/16 折り鶴
雨々単元気
6/11 コンロ
舞原の絞り滓
11/1 切符
じゃがりーた三世
2/29 アルミホイル
オーム
1/4 懐中電灯
テキストを入力
12/6 みかん
縦縞コリー
9/26 フォーク
大福小餅
4/10 クレヨン
叶イブ
3/31 ガラス
アリリ・オルタネイト
1/28 桶
オペ's
紫苑
6/9 糸
肆桜逸
11/13 寝袋
森々仙入
8/17 箪笥
演出
はぜちかきつ
9/9 電卓
秋公に参加した34期の皆さんへ
ビアゲ
◯岡崎仁美
ぬぴ!ふわふわで可愛い人だっていうのが第一印象です。そしたら舞監をごりごりにこなすかっちょいい先輩でした。可愛いものを見せたら一瞬でふわふわになるけど。
役者もっと見たかったです。正直初めて会ったとき新歓の子供役だと思わなかったです。自然な演技で私とは違った演技をする人だな、と思ってました。どこかで同じ座組で共演できたり?!やりたいなぁ。舞台監督の仕事も教えてもらってありがとうございます。こふくさんと一緒に頑張ります💪
いつでもお家きてください。ご飯も一緒に行って美味しいものたくさん食べましょ!!観劇とかも一緒に行けたり…1月、がんばりましょ!!
◯ 緒田舞里
新歓隊長!!最初の印象はやっぱこれですよね。新歓の舞台で見たときはあの人だ!ってなってこういう演技をするのかぁってわくわくをもらって帰ったことを覚えています。今回の共演、本当に少しでしたけど優のお母さんがしっかりといて毎回楽しかったです。美菜に悩んでたときはいろいろ聞いて話してくれて嬉しかったです。だから次の機会ではたくさん共演するんだ!とりあえず1月に向けて一緒に頑張りましょ!!
一緒に目見開いたり、ぎゅーってしてくれたりまりおさんと一緒にする些細なことが大好きでした。ぎゅーってしにきてください。目玉がとれるくらい目を見開きます
◯ 児
オムニがこたちさんの���本で良かったです。まあセクハラはほどほどにした方がいいとは思いますが。11月末楽しみにしています。
第一印象はずっと歌ってる人でしたね。毎稽古休憩時間とかなんかしら歌ってたのでそう思ってました。今もそのイメージです。自分の世界を大切に持ってるのいいなって思います。セクハラはほどほどにした方がいいとは思いますが。
今回共演できてウルトラスーパーハッピーでした。一緒にするたび震えてました。私の友達、一瞬新美南吉だって気が付かなかったらしいです。本当にすごいことだと思います。
◯ らっしー
第一印象は「王です」ですね。この人がちゃうかの王なのかってなりました。すっごくあたたかい人でお話ししたいなぁって思ってたんです。そしたら合宿でお部屋が同じになりました。一緒にたい焼きカルタやりましたね。なぽりさんとらっしーさんと話せて私はあのときすごく幸せでした。マイホームでした。
秋公の打ち上げも一緒にがつがつ食べて楽しかったです。やっぱりご飯はたくさん食べなきゃいけませんよね?!
役者をみたのは一回だけでしたが後輩可愛かったです。せーんぱいって呼ばれたい人生でした。一緒に頑張りましょう💪
◯ 統括のフォーニャー
オムニのときにはゾンビメイクでお世話になり、今回は共演まで果たしてしまいました。こんなに幸せでいいのでしょうか??第一印象はやっぱり、ギャルですよね。そのうちイケメンであることがわかってきて最強でした。話したら優しくお話ししてくれるし嬉しかったです。栞つくってるときは様子がおかしかった気もしますがおもろかったのでなんでもありですね。
看護師役、シーンが変わってふぉにゃさんが出てきたときの安心感、舞台上でいつも感じてました。あと本で盛り上がるところ目合わして話せるの楽しかったです。
◯ 舞原の絞り滓
声でけぇ、最初の印象です。え、誰この声って探したら髪サラサラな人から出てる声だったんですよ。私の人生経験上髪サラサラな人ってそんな声通ることなかったのでやっぱ大学って違うんだってなりました。本当に声が通るの羨ましいです。外公では楽しそうにそれを発揮していたのでみているこっちもにっこにっこです。
変顔楽しかったです。まほろさんとする変顔不足すぎて大学ですれ違ったときにでもしてしまいそうなくらい楽しかったです。変な話しても真面目なのか不真面目なのかいい加減に返してくれるのが心地よかったです。
後輩が、いるよ‼️‼️
◯ じゃがりーた三世
第一印象ですか?毎日第一印象変わるんですよね、これが。なんてこったい。エチュードのときにらいらって普通に呼びながら入ってきたのおもろすぎて何しようかとか全部吹っ飛んだの覚えてます。そのままでいてください。今回の料理人父役もうまい具合にレプトンさんと役とを混ぜ合わせてレプトンさんにしかできない演技をしていたのいいなぁって思いました。私はどうしても役!!っていうふうに固く考えて��まいがちなので美菜をするときその柔軟さを取り入れたりもしました。実は。
◯ アリリ・オルタネイト
第一印象、絶対末っ子やんでしたね。体験稽古のときにちゃうかのみんなからよしよしされてて可愛い人だなって思ってました。舞美作業で一緒になったら過去の作った写真を見せてくれてこんなに可愛い人からこんなにすごいものが生まれてくるのかと驚いた記憶があります。明るく楽しくお話ししてくれてでもブラックコーヒーを飲むというギャップの持ち主でした。しかも長女らしい、なんだと。子供役が似合いすぎてるし、英語かっちょええし、その人にしかできない役があるのってすげえ強いことだと思います。
たくさん栄養たっぷりなご飯食べてくださいね!!!!
◯ たぴおか太郎  4/7 メガネ
同じ出身地?!が1番の印象でした。オムニのときの桃色サンゴちゃん、激かわでしたね。外公、ステで髪型変わるの好きでした。今回の秋公、なすかさんのアパレルの方みれて本当に良かったです。もっと観たい!!だから私は向かいます。楽しみです。オムニの打ち上げでは隣の席に座ったらずっと変なこと話してました。おもろかったです。私たちの出身地の代表としてこれからも頑張っていただきたいです。こんなおもろい人がいるんだぞと。でもやっぱり共演したかったです。
なすかさんのらいらちゃんって呼んでくれるのが本当に大好きです。私の名前を呼ぶためだけに稽古場にたぴおかの天使としてきてください‼️‼️
◯ 水琴冬雪  1/3 パソコン
一回は同じ脚本に参加したかったなぁと。悲しい!最初は物理の人だっていう印象でした。なんだかんだ最初に1番話した先輩です。宣美講習会のあとですね、覚えてますか??高校演劇してたんだっていう話しましたよね。懐かしいです。だからこそ同じ舞台に立ちたかったなぁ。機会があれば必ず一緒にやりましょう。
ベガさんはよくタブレットをくるくるしてましたね。だから次のバイトはピザ屋さんをおすすめします。すぐにプロ級になれるのでは??上手に焼けるかと言われればんー、って感じですけどベガさん自身熱々な人なので焼けるかもしれないですね。逆に焦げてしまうかもしれないですけど。
◯ 肆桜逸  
突然舞台班に入った私。これがなかったら全然話さなかった先輩じゃないかな、と思ってます。舞台映えする先輩だなっていうのが第一印象です。なんでだっけ?忘れました。
大道具作業に行き始めて話して正直こんなに話しやすい人だとは思ってなかったです。だからいつのまにかニキって呼んでました。
外公はっちゃけてましたね。読み合わせのときから楽しんで読んでて見てるこっちも楽しかったです。今回は高校生役ですっと教室にいるし空気に馴染むのがうまいなってなりました。吹田最高でした。あとカスタネット、斬新な使い方でしたね。
大好きな先輩方。未来に向かってスタンバイ
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notebookonji · 6 months ago
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2024年 配信などで観た映画
2024年に配信などで観た映画のリスト。全70本。連続ドラマは末尾に記す。
作品タイトル(制作年/制作国/監督)★は私の超おすすめ(私は簡単な鑑賞メモを手帳につけていて、その際、個人的な好みを5天満点で採点しています。★は5点をつけた作品です)
ハリー・ポッターと賢者の石(2001/イギリス+アメリカ/クリス・コロンバス) ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002/イギリス+アメリカ/クリス・コロンバス) ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004/イギリス+アメリカ/アルフォンソ・キュアロン) ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005/イギリス+アメリカ/マーク・ニューウェル) ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1(2010/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2(2011/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) 女王陛下のお気に入り(2018/イギリス+アイルランド+アメリカ/ヨルゴス・ランティモス) ノイズ(2022/日本/廣木隆一) 南極料理人(2009/日本/沖田修一) キングダム(2019/日本/佐藤信介) イコライザー(2014/アメリカ/アントワーン・フークア) 峠 最後のサムライ(2022/日本/小泉堯史) スカーフェイス(1983/アメリカ/ブライアン・デ・パルマ) 犯罪都市(2017/韓国/カン・ユンソン) 夢売るふたり(2012/日本/西川美和) 約束のネバーランド(2020/日本/平川雄一朗) アンダードッグ 前編・後編(2020/日本/武正晴) 市子(2023/日本/戸田彬弘) PLAN 75(2022/日本/早川千絵) アステロイド・シティ(2023/アメリカ/ウェス・アンダーソン) 湯道(2023/日本/鈴木雅之) 鈴木さん(2020/日本/佐々木想) ティル(2022/アメリカ/シノニエ・チュクウ) Winny(2023/日本/松本優作) 猟奇的な彼女(2001/韓国/クァク・ジョヨン) モテキ(2011/日本/大根仁) お前の罪を自白しろ(2023/日本/水田伸生) 青天の霹靂(2014/日本/劇団ひとり) 集団左遷(1993/日本/梶間俊一) 幽玄道士(1986/台湾/チャオ・ツォンシン) 霊幻道士(1985/香港/リッキー・ラウ) エンドロールの続き(2021/インド+フランス/パン・ナリン) Saltburn(2023/イギリス+アメリカ/エメラルド・フェネル) 梅切らぬバカ(2021/日本/和島香太郎) エリザベス(1998/イギリス/シェーカル・カプール) ゴヤの名画と優しい泥棒(2020/イギリス/ロジャー・ミシェル) みをつくし料理帖(2020/日本/角川春樹) ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021/日本/江口カン) 破戒(2022/日本/前田和男) DOGMAN(2023/フランス/リュック・ベッソン) 丘の上の本屋さん(2021/イタリア/クラウディオ・ロッシ・マッシミ) SNS 少女たちの10日間(2020/チェコ/バーラ・ハルポヴァー+ヴィート・クルサーク) FALL(2022/イギリス+アメリカ/スコット・マン) 罪の声(2020/日本/土井裕泰) ロストケア(2023/日本/前田哲) アヒルと鴨のコインロッカー(2006/日本/中村義洋) 日本の一番長い日(2015/日本/原田眞人) ヒトラーのための虐殺会議(2022/ドイツ/マッティ・ゲショネック) 箪笥(2003/韓国/キム・ジウン) 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007/日本/松岡錠司) 明日を賭ける男(1958/日本/西河克己) たそがれの女心(1953/フランス+イタリア/マックス・オフュルス) 幸せなひとりぼっち(2015/スウェーデン/ハンネス・ホルム) オットーという男(2022/アメリカ/マーク・フォスター) フェイブルマンズ(2022/アメリカ/スティーヴン・スピルバーグ) 地上最大のショウ(1952/アメリカ/セシル・B・デミル) あまろっく(2024/日本/中村和宏) 碁盤斬り(2024/日本/白石和彌) シュリ(1999/韓国/カン・ジェギュ)★ 不都合な記憶(2024/日本/石川慶) 川っぺりムコリッタ(2022/日本/荻上直子) 罪の余白(2015/日本/大塚祐吉) ルックバック(2024/日本/押山満高) セールスガールの考現学(2021/モンゴル/センゲドルジ・ジャンジブドルジ) 焼肉ドラゴン(2018/日本/鄭義信) 日日是好日(2018/日本/大森立嗣) ノスタルジア(1983/イタリア+ソ連/アンドレイ・タルコフスキー)★ BLUE GIANT(2023/日本/立川譲)
【連続ドラマ】 怪物(全16回/2021/韓国) 沈黙の艦隊 シーズン1〜東京湾海戦〜(全8回/2024/日本) アンチヒーロー(全10回/2024/日本) 始皇帝 天下統一(全78回/2020/中国) ながたんと青と(全10回/2023/日本) にんげんこわい(全5回/2022/日本) 新宿��戦病院(全11回/2024/日本) PACHINCO(全8回/2024/アメリカ)★ 海に眠るダイヤモンド(全10回/2024/日本)
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banks-house · 6 months ago
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香久池の家
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郡山市香久池にて、一戸建てのリフォーム工事をさせていただきました。
広々としたリビングや書斎が特徴的な住まいとなりました。
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和室だったスペースをフローリングに改装し、広々としたリビングプレイスを実現しました。
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南の窓から日射���差し込む明るいリビングになりました。
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既存の和服箪笥の上部に造作した、ビルトインのエアコン。
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リビングはラグを敷くことでガラリと雰囲気が変わりました。
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洗面脱衣室は、木質感のある板の壁と天井で仕上げ��した。
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主寝室にはオリジナルのベッドフレームをあつらえました。
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書斎には、容量たっぷりの本棚をあつらえさていただきました。
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bearbench-3bun4 · 11 months ago
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「虚無への供物」中井英夫 3321
第三章
32 瞋(いか)る者の死
この節のタイトルは、瞋る者の死です。 瞋るは、怒って目をかっと見はるような状態のことです。 鴻巣玄次が死ぬのですが、どうして瞋るのでしょう。
さて、八田皓吉の義理の弟、つまり亡き妻千代の実の弟である鴻巣玄次が、本郷動坂上のアパートにいたのです。 ただ、亜利夫たちも意外さに呆然としたとありますが、この時点ではまだわからないと思いますので、 いずれ分かった時点でこの意外な事実に呆然とするということでしょう。
ただ気になるのが、牟礼田俊夫が絶対にこの地上には存在しないと断定していたことです。 牟礼田が探偵役だと思っていたので、この点はどう解釈するべきなのでしょう。 探偵でも間違えるということなのか、牟礼田が嘘を付いていたいのか。 この辺り含めて今後の展開が気になるところですね。
八田皓吉がこのアパートを訪ねあてたことがまだよく飲みこめない鴻巣玄次の様子をみて、 金造はこれを好機と捉えさっさとこの部屋から抜け出してしまいます。 で、自分の部屋に戻ると、鴻巣玄次の部屋のことが気にな��ます。
八田皓吉をこのごろ売り出しの力道山をずんぐり縮めたような図体と言っています。 左手に脱いだ靴をぶら下げ小脇に何か風呂敷包みを抱えています。 どうして靴をぶら下げているのか。風呂敷みは何なのか書かれていません。
金造が、耳を澄ましていると穏やかならぬ言葉が切れ切れに聞こえてきます。 口論を始めたらしいと判断します。 いくら安普請でも、口論の声が聞こえるというのは、大げさでなにか大声で言っていること言うことなんでしょうね。
その証拠に、 我慢できなくなった金造が、鴻巣玄次の隣の空き部屋に忍び込み壁に耳を押し当てます。 が、話の内容を聞き取るまでには行きません。 八田皓吉が早口の大阪弁を、鴻巣玄次はどすの利いた低い声で応答するという感じです。
結局、金造には、全てを聞き取ることはできませんでした。 でも、読者には教える必要があったのか、八田皓吉と鴻巣玄次のやり取りが描かれます。
五日ほど前、鴻巣玄次の実家の南千住で陰惨な親殺しがあり、 その犯人だとして鴻巣玄次に自首しろとすすめているという場面でした。
1955年3月(昭和30年)、東京・世田谷区にある昭和女子大学で大火があったようで、 その記事とともに、 川野松次郎さんの絞死体を長男の広吉さんが発見。 広吉さんの申し立てで二男元晴を殺人容疑で指名手配した。 という記事が載っているとあります。 さらに夕刊には、母親の殴殺体までが発見されたと報ぜられます。 本当なら、鴻巣玄次こと本名川野元晴は、追い込まれていたわけです。
ところで、長兄の広吉とありますが、これは、八田皓吉のことで、誤記だと書かれています。 この辺りは、恣意的で、つまり、新聞記事なんてこの程度のもので、間違いも多いと言うことなんでしょう。
鴻巣玄次が事件を起こしたのかどうかわからないが、金造ととよ婆さんが、隣の空き部屋で聞いていると、鴻巣玄次の声で 「俺がやったらどうだというんだ。おい貴様もついでに片付けてやろうか」 と聞こえてきて親殺しの犯人だと思います。 慌てたとよ婆さんと金造が廊下へ飛び出そうとしたときに、 人の倒れる音とともに八田皓吉の悲鳴がアパート中に響き渡ります。
隣りにいたのですから、金造ととよ婆さんが鴻巣玄次の部屋の前に駆け付けます。 八田皓吉の声で 「毒を飲みくさって」 というのを、二人は聞きます。 わずかに内側に開いていたドアが中からバタンと閉められ鍵がかかります。 どうやら、部屋の中の人物が扉に体をぶつけて背中をもたせかけたらしと判断します。 部屋の中の様子をとよ婆さんと金造が聞いています。 どうやら毒を飲んだのが鴻巣玄次で、激しい息遣いが聞こえてきます。 その後、這い出したらしい気配��、じきに箪笥の引き出しを開ける音がすうっと聞こえ、それきり部屋の中はシーンと静まり返っています。
駆けつけたアパートの連中が、ドアを乱打してみるが返事がない。 窓は、曇りガラスの二枚戸で内側から固く閉ざされている。 踏み台にあがり空気抜きの窓から中を覗こうとしているものもいる。 そんな中、金造はあの革ジャンパーの兄だという男のことを考えています。 叫び声を聞いて隣の部屋からすぐに廊下に顔をだしたので、 兄と名乗ったあの男は間違いなくまだ部屋の中にいるはずなのだとです。 このアパートの部屋には窓とドアのほかには外に出られるところなどないし、潜り込める天井や床板もないのです。 それがこれだけ静まり返っているのは兄と名乗ったあの男は、 金造が鴻巣玄次にすすめられたあの青酸カリのはいったウィスキーをあおってしまったのではないか、と考えます。 ところが、駆けつけてきた巡査といっしょに八田皓吉がいるのです。
いったいいつの間に八田皓吉は外へ出たのでしょう?
その後、合鍵でドアが開かれます。 タンスの引き出し前に鴻巣玄次はうつぶせに倒れてこと切れています。 彼の死は青酸化合物によるものでした。
当時の新聞記事が掲載されて、事件の顛末が挿入されています。 『松次郎に加えて、妻うめさんが殺されているのが発見される。 二男元晴を有力容疑者として追及していたが、 長男広吉さんの通報により鴻巣玄次と変名潜伏していた文京区動坂アパート黒馬荘方を急襲したところ、 逃げられぬと観念した元晴は持っていた青酸カリを飲んで自殺をはかり死亡した』 この事件には何かしら奇妙な喰い違いがあったとありますが、どうもこの事件はなんだか不自然ですね。
第三の密室殺人としか思えなかったのだがとわざわざいうと��ろも不自然ですが、完璧な密室ですね。 ・ドアは金造ととよ婆さんの二人の目の前で閉じられ鍵がかけられた。 ・窓は二枚の引き違い戸で取り付けの捩じ込み式の鍵が完全に締まっていた。 ・壁や天井に妙な仕掛けのないのは無論だが全部白い漆喰で塗り固められていた。 ・三尺幅の押し入れの中、台所や洋服ダンスの上まで糸一本通す隙間もない。 ・床は六畳の部屋いっぱいに薄赤い敷物が敷かれ畳釘で丹念にとめられていたが、はがして畳まであげてみても古新聞を敷き込んだ床板の一枚も動かしたあとはなかった。 ・狭い半畳ほどの台所も同じで明り取りの小窓は鍵が締め放しでほこりが積もっている。 ・流しの下の戸棚はガスメーターとあとはからの一升瓶などが置かれていた。 ・床板は亀甲張りという頑丈なものだった。 ・洋服ダンスの引き出しも抜いて奥の方まで金槌で叩くようにして調べたがびくともしない。 ・押し入れの中も布団や行李など点検したけれども一部でも取り外しのきく床板とか壁とかはなかった。
で、八田皓吉がどうやってこの部屋から出たかは、次の節でわかるのでしょう。 というか、そもそも、八田皓吉がこの部屋から出たのかも含めてわかるのでしょうね。 あと、八田皓吉が抱えていた風呂敷包みも気になりますね。
つづく
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bearbench-img · 11 months ago
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スギ
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杉(すぎ)は、杉科スギ属の常緑針葉樹です。日本原産で、主に本州中部以南の温暖な地域に分布しています。 杉は、日本の代表的な針葉樹の一つで、真っすぐな幹と緑色の針葉が特徴です。成長が早く、高さ30~50メートルにも達する高木となることもあります。 杉は、その木材が建築や家具などに広く利用されます。木目はまっすぐで加工しやすく、耐久性にも優れているため、住宅や寺社仏閣の建材として重宝されてきました。また、杉の木は防虫効果があるといわれ、箪笥などの家具にも使われます。
手抜きイラスト集
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akanboh · 4 years ago
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恣意的にみえる報道
(加筆訂正して編集済みです)
今回の首都圏の地震。久々の大揺れにたしかにびっくりはした。
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木造2階の電気の傘がズッコケたり、低めの和箪笥の上にあった、スヌーズレン用に購入したグッズが落ちて破損してしまったり、
プロパンガスの安全装置が働いて、ガスが止まったりしたけれど、
怪我をするでもなく、ガスはすぐに復旧できたし、ライフラインに不具合も起きなかった。
翌日も、普通に旦那は出勤、子どもたちも生活介護施設へ通所していった。
前日のうちに、詳しい震度を検索すると、市内の観測地点のうち、一ヶ所だけ震度5強で、自宅周辺含めて他の場所は震度5弱、
他に震度5強だったのは、荒川を境に隣接する足立区のみ。
さて、報道は。。
『東京23区と、埼玉県南部で震度5強』
と大々的な見出し。
さらにざっくりだったのは、
『千葉県北西部で最大震度5強の地震発生。』
(・・;)ナニソレ?
で。
地震発生時、出先にいた弟にSNSで自宅近辺の間違った震度をご親切に教えてくれていたレス。
『震度5強ですよ』‥
そりゃぁ、走行停止した車内で缶詰になってしまった方は、心配になるゎ。
実際には震度4だったし幼い子供たちは夢の国で起きなかったくらいだったし。
首都圏でこれだけの地震って久々だったし、余震やら今後の防災に気を引き締めるのは、大事なこと。
翌日じっさいに実家から、我が家が倒壊していると思い心配して電話がかかってきたけれど、
息子の送りで普通に運転中でしたさ。。(´д`)
地震は夜中だったし、一応SNSで無事ですと発信しておけば伝わるだろうとそれだけにとどめて
あとは妊婦ちゃん多分ひとりでお留守番で心細いだろう姪っ子と、我が家と同じ震度であろう親戚グループに安否確認はしました。
閉口したのは、多分報道ヘリだろうと思われる爆音が夜中1時を過ぎても上空で途切れなくしていたこと。
真夜中に上空から見たって、んなもんなんにも見��ないってば(-_-#)。、隣市で火事があったらしいけど。。
1時半すぎてやっとヘリの音はしなくなったけど、
(SNSでなにげに投稿したとたん、ピタッと止んだのには笑ってしまったけど、(・・;)見てたの w?
ってまさかね。何かの規制があって偶然のことだったとは思うけど。)
次の日起きたら、早朝からもうバタバタバタ。。とずーっとヘリが飛び回っているし。
報道のネタ探しでうろうろとずーっと飛び回っているんではなかろうかと、余計に耳がそばだってしまう。
あいにく←(^^;、家屋の倒壊とか土砂崩れとか、集落の孤立とかの情報はなく、←なくてよかったんです。
停電と、
1軒の火事とモノレールの脱輪、
水道管の破損。
それを伝えると、放送の時間をもて余して
安全点検で運行を見合わせていた電車と溢れる通勤客で入場規制された駅を延々と流しながら、
東日本大震災と同じ規模とか言う間違った解説やら、東京23区と埼玉県南部一帯、さらには震源地の千葉県北西部までが震度5強だったかのような大袈裟な��道の繰り返し。
いや、違うから、それ! (-_-#)
って何度突っ込んだか 。。
そして、首都圏のライフラインの弱さの強調。
いや、むしろ、断水からの給水車の出動も、ガス管の破損も、道路の陥没もなく、避難所の開設もなく翌日ほぼ普通に過ごせたと思うけど。。
なので、楽天でしこたま揃えた非常時用のグッズの出番が、またしてもありませんでしたけどf(^_^)
こうして、マスコミってイメージを作り上げてしまうんだなぁ
としみじみ実感してしまう出来事なのでした。
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hi-majine · 6 years ago
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出来心
 落語にでてまいります泥棒は、お芝居なんかとはちがって、あまりぱっとしたのはおりません。  石川五右衛門の子分で、四右衛門、その子分の三右衛門、そのまた子分の二右衛門半なんていう、じつにだらしのないもんで……なにをやってもうまくいかないから、ひとつ泥棒でもやってみようなんてんで……でもがつきますな、だから、これを一名、でも泥といいまして、失敗ばかりやっております。
「ええ、親分、こんにちは」 「まあ、こっちへきねえ。どうしてるんだい……おめえ、仲間うちで評判がよくねえな、あれじゃあ将来まるっきり見込みがねえって……いったい、おめえはなんのためにおれの子分になったんだい?」 「へえ、将来は、親分のようなりっぱな大泥棒になろうと心掛けまして」 「まあ、心掛けは結構なんだが、なんにしても、おめえはどじだから、いまのうちに堅気になっちゃあどうだい?」 「せっかくまあ、縁あって親分子分の盃をいただいたんですから、あたしもこれからは、心をいれかえて、いっしょうけんめい悪事にはげみますから、どうかいままで通り置いてやってください」 「いや、おめえが、真人間に立ちかえって、あっぱれ泥棒稼業にはげむなら、置いてやらねえこともねえが、すこしは、おめえだって、仲間にほめられるような仕事をしてみろい」 「ええ、ですから、このあいだ土蔵破りをやりました」 「ほう、ずいぶん大きな仕事をやったな。うまくいったのか?」 「ちょうどからだがはいるくらいの穴をあけまして、そこからはいこみました」 「ふーん」 「すると、なかは草ぼうぼう……」 「蔵のなかがか?」 「石ころなんかごろごろしてまして……」 「おかしいじゃねえか」 「ひょいと上をみますと、星がみえました」 「変じゃねえか、土蔵のなかで……」 「あたしもおかしいなとおもいまして、よくよくみたら親分の前ですが、こいつが大笑い……」 「なんだ?」 「土蔵じゃなくて、お寺の練塀《ねりべい》を切り破って、墓場へしのびこんだんで……」 「ばかだな……土蔵だか、練塀だかわかりそうなもんじゃねえか」 「それが、どうも、あいにくくらくってわからなかったんで……」 「まぬけな野郎だな……だから、身分不相応な土蔵破りなんて大きな仕事でなくてもいいから、ちょいと庭でもあるような小ぎれいな家へはい��てみろ」 「ええ、ですから、このあいだは、庭のあるところへはいりました」 「そうか、そりゃよかった」 「柵《さく》をのりこえてはいっていきますと、芝生があったり、花壇があったりという……」 「なかなかしゃれた庭だな」 「ええ、すこしなかへはいっていきますと、噴水がでていて、ベンチがおいてありました」 「そいつはりっぱな庭じゃねえか。いったいどこのお屋敷なんだ?」 「それが親分の前ですが、大笑い……」 「なんだ、また大笑いか……どうした?」 「日比谷公園にはいっちまったんで……」 「ばかだなどうも……公園ならば花壇があって、噴水があるのも当然じゃねえか」 「わたしもりっぱすぎる庭だとおもいました」 「だから、そんなに大きなところをねらわねえで、きちんとかたづいていて、電話の一本もひいてあるような家をねらってみろ」 「ええ、わたしもそうおもいまして、きちんとかたづいていて、電話がひいてある家へはいりました……そんな手ごろな家がおもての四つ角にあったので……」 「ほう、そんな手ごろな家が近くによくあったな……いったい何商売の家だ?」 「それが交番なんで……」 「ばか! 交番へしのびこんでどうするんだ?」 「だって、きちんとかたづいていて、電話がひいてあるんで……」 「ばか! あの電話は警察へかけるんじゃねえか……あきれたなどうも……おめえはとてもまともな盗みはできねえから、空巣《あきす》でもやってみろ」 「空巣ってなんです?」 「なんだ、泥棒のくせに空巣を知らねえのか」 「じまんじゃありませんが……」 「そんなことがじまんになるもんか……空巣というのはな、たとえば、亭主が仕事にでていて、女房が買い物にいって、ちょいと留守にしているというような家へはいることだ」 「そいつはたちがよくねえ」 「ばか……たちのいい泥棒がいるもんか……いいか、おれがやりかたをおしえてやるから、よく聞いていろ……この家は留守らしいなとおもったら、まず、ことばをかけてみるんだ」 「おたくは留守ですかって?」 「ばか、そんなことを聞くやつがあるか……ごめんくださいというんだ……それで、はいと返事があれば、なかにいるんだからだめだけれど、返事がなけりゃあ、なかへはいって仕事をやるんだ。もっとも、なかには返事をしねえで、いきなりはばかりからぬーっとでてきてとがめだてをするなんてのがいるから気をつけなくっちゃいけねえ」 「そんなときはどうします?」 「盗みをしているところをみつかったんだからしかたがねえな。そんなときには、むやみに逃げまわったりしねえであやまっちまうんだ」 「ごめんください、このつぎにはみつからないように盗みますからって……」 「そんなことをいうやつがあるか……そういうときには泣きおとしという手をつかうんだ……盗んだものはみんなそこへだして、まことに申しわけございません。長いあいだ失業しておりまして、七つをかしらに三人の子どもがございまして、六十五になるとしよりが長のわずらい、医者にかけることもできません、貧の盗みの出来心でございますと、涙でもこぼして、あわれっぽく持ちかけてみろ。ああ、出来心じゃあしかたがねえってんでゆるしてくれるだろうし、うまくいけば、銭のすこしもくれるやつがいるかも知れねえ」 「くれねえときは、親分がくれますか?」 「ずうずうしいことをいうなよ……しかしいまいって聞かせたことがみんなわかったか?」 「ええ……つまりですね……ごめんくださいとことばをかけて、返事がなかったら留守だから仕事をするんだし、返事があればいるんだから���どうも申しわけありません。貧の盗みの出来心で……」 「おいおい、まだ盗まねえうちから名のりをあげるやつがあるものか。もし返事があったら、そこはしらばっくれてものをたずねるんだ」 「現在の国際情勢をいかがおかんがえですかかなんか……」 「いきなりそんなことをきけば、気狂いとまちがわれらあ……そんなときには、人の家でもたずねるふりをするんだ……いいか、こんなふうにきいてみるんだ……何丁目何番地はどのへんになりましょうか? この近所に、なに屋なに兵衛さんてかたはいらっしゃいましょうか? てな調子にやってみろ……相手が知ってても、知らなくてもいいから、なにかいったら、ありがとうございますと礼をいってでてくればいいんだ」 「ああ、そうすれば泥棒とわからないわけだ……では、さっそくでかけますから、ふろしきを貸してください」 「どうするんだ?」 「盗んだものをつつんできます」 「どうせ盗みにいくんだから、むこうのふろしきでつつんでくればいいじゃねえか」 「でも、返しにいくのがめんどうですから……」 「ばか! 返さなくてもいいんだ��� 「それでは義理がわるい」 「なにをいってるんだ、まぬけめ! はやくいけ!」 「では親分、空巣ねらいにでかけます!」 「大きな声をだすんじゃねえ。そっとでかけろ」 「では、いってきます……えー、少々うかがいます」 「おーい、となりからやるんじゃねえ。町内をはなれろ」 「あははは……さすがの親分も、となりは気がさすとみえるな、町内をはなれろといったな……では、はなれたところで……このへんはどうかな? ……えー、ごめんください、ごめんください」 「おーい」 「へい、へい」 「そこは、空家《あきや》だよ」 「空家ですか……なるほど、造作つき貸し家と紙がはってあらあ」 「貸し家さがしか?」 「いいえ、留守さがしで……」 「留守さがし? ……変な野郎だな」 「そうみえますか」 「あやしい野郎だ」 「ごもっともさまで……」 「なんだと、この野郎……」 「さようなら……空家はまずかったなあ……人が住んでいねえんじゃあ盗みようがありゃあしねえや……この家はどうかな? ……えー、ごめんください」 「はい」 「さようなら」 「おい、気をつけなさいよ、おかしいのがうろついてるから……下駄でもなくならないかい」 「やれ、やれ……下駄泥棒なんかとまちがわれちゃあしかたがねえや……あわてたからいけなかったんだな。ごめんください、はい、さようならっていえば、だれだってあやしむよ……こんどはぐっとおちついて、むこうのようすをうかがわなくっちゃいけねえや。どうしようかな……ごめーんくださーい、しょーしょーものーをうかがいますとゆっくりきいてやろう……では、この家でやってみようかな」 「ごめんくださーい」 「はい、なんのご用ですか?」 「おや、そこにおいでになりましたか」 「ええ、さっきからここにすわっておりましたよ」 「それはあいにくでした。いつごろお留守になります」 「留守にはしません」 「それは用心のいいことで……では、またお留守のころにうかがいます。さようなら」 「なんだい、あいつは……」 「いけねえ、いけねえ、目の前にすわっていたとは気がつかなかったな。なかなかうまくいかねえもんだ……えー、ごめんくださーい」 「あいよ」 「あれ、この家もいるんじゃねえか。たまには留守の家ぐらいあったっていいじゃねえか」 「なんだい、ひとりでぐずぐずいっていて……なんの用だい?」 「えー、ちょいと、ものをうかがいますが……」 「なんだ」 「ええ、何丁目何番地というのはどのへんでございましょうか?」 「なんだと?」 「いえ……その……あの……なに屋なに兵衛さんのお宅はどちらで? ……」 「なんだと、この野郎、おかしなことをいいやがって、てめえは気狂��か」 「いえ、よろしいんです。もうわかりましたから……」 「なにがわかったんだ。何丁目何番地で、なに屋なに兵衛だなんていっていてわかったなんて……まごまごしてるとはりたおすぞ。いってえなにがききてえんだ?」 「いえ、……あの……その……このあたりにちょうちん屋ぶら右衛門というおかたはいらっしゃらないでしょうか?」 「ちょうちん屋ぶら右衛門? そんなまぬけな名前知るもんか」 「へえ、あたしも知らない」 「なにを!」 「さよなら……わー、おどろいた、おどろいた。あぶなくはりたおされるところだった。しかし、とっさの場合とはいいながら、ちょうちん屋ぶら右衛門とはよくでたもんだな。これからは、みんなこれでいこう……やっ、この家はすこしあいてるじゃねえか。ごめんくださーい、少々うかがいまーす……お留守でしょうか? ……泥棒がはいりかかってますよ、……ぶっそうですよ……戸じまりはしっかりしなくてはいけませんね……はばかりからでてきて、バアなんてのはいけませんよ……しめ、しめ……いないんだ、ほんとに……こうなればこっちのもんだ。あがっちまおう……あれ、いい長火鉢だ。けやきだな。いまどきめずらしいじゃねえか……湯がわいてらあ、いい鉄びんだ、南部かな……そうだ。ここでぐっとおちつくことだ。お茶でもいれるか……うーん、いいお茶だ。口がおごってるな……なんだい、このいれものにはいってるのは……うーん、いいようかんだ。いいようかんはいいけれど、ずいぶんうすく切りゃがったな。けちな野郎だ。これで数をよけいにみせようってんだ。よし、敵がそういう卑劣な手段をもちいるならば、こちらは計略のウラをかいて、三切れいっぺんに食うという手をもちいて……あー、うまいようかんだ。こいつあいいや……」 「おーい、だれか下にきているのか?」 「ううっ、くーっ……すみません。ようかんがのどにつまっちゃったんで……ちょっと背中をたたいてください……くるしい……」 「こうか……どうだ……」 「あっ、なおりました。どうもご親切さまにありがとうございます」 「ありがとうございますって……いったいおめえはだれだ?」 「いえ、二階にいらっしゃったとは、ちっとも気がつきませんで……」 「そんなことはどうでもいいが、いったいだれなんだ、おめえは?」 「少々ものをうかがいます」 「ふざけるなよ。ものをきく人間が、人の家へあがりこんで、ようかんを食うってはなしがどこにあるんだ」 「そうですね、ちょいとおかしなはなしで……」 「ちょいとおかしいもねえもんだ……いったいなにを聞きてえんだ?」 「この近くにおいでになりますまいなあ」 「だれが?」 「いえ、あの……そのう……そんなかたはいるはずはありませんよねえ」 「いるはずがねえって、ひとりできめるない。いったいだれのことだ?」 「へえ、あの……ちょうちん屋ぶら右衛門さんなんで……」 「そうかい、そんならそうとはやくいえばいいじゃねえか。ちょうちん屋ぶら右衛門はおれだよ」 「ええっ、あなたが? そんなことはないでしょ」 「なにをいってるんだ。おれがぶら右衛門だよ」 「いいえ、あなたでないぶら右衛門なんで……もっといい男のぶら右衛門」 「なにを!?」 「よろしく申しました」 「だれが?」 「あたしが……」 「なんだ、ふざけるな!」 「さよなら……いやあ、おどろいたね、どうも……世のなかにはまぬけなやつもいるもんだ。ちょうちん屋ぶら右衛門だなんて……でもまあいいや、ようかん食っただけもうけもんだ……あっ、いけねえ、買いたての下駄ぬいで逃げてきちまった。ようかん食ったぐらいじゃあわねえや、どこで損するかわかりゃあしねえ……逃げたはずみで、なんてまあうすぎたねえ長屋へまよいこんじゃったろう……おや、この家はすこしあいてるぞ……まあ、いいや、留守らしいからはいってみよう……あんなところへ越中ふんどしを干したりして、きたねえ家だなあ、まあいいや、これでも盗まねえよりいいから、いただいとこう……キンがはいるなんて縁起にもならあ……やっ、七輪に土なべがかかってなにか煮てるな、なんだろう……おじやだ……いや、どうもしけてやがらあ、こんなもの食ってるようじゃあろくな品物はないな……でも、ちょいと小腹がすいてるから、一ぱいだけいただこうか……うん、この茶わんで……うん、空腹にまずいものなしというけれど、こいつはなかなかうめえや……うん、うめえ、うめえ……」 「ああ、どうもおとなりのおばさんお世話さま。え、だれもこなかったって……そうかい、どうも、それは……」 「こりゃたいへんだ。帰ってきやがった。おじや食ってる場合じゃないぞ……さあ、どこかへ逃げなくっちゃあ……そうだ、裏をあけて……と、おや、いけねえ、これはゆきどまりで逃げられねえじゃねえか。しかたがねえ、この踏み板あげて縁の下へもぐっちまおう……さあ、こまったことになったぞ……」 「あれ、となりのおばさんはだれもこねえなんていってたけど、おかしいな、大きな足あとがいくつもあるじゃねえか……いけねえ、泥棒がはいったんだ……しかし、かんがえてみればどうってことはありゃあしねえや。家にはなんにもあるわけじゃねえんだから……あれ、おれの越中ふんどしを持っていっちまったな。けちな泥棒じゃねえか……あっ、おまけにおじやを食っちまった。なんてまあがつがつした野郎なんだ……だが、待てよ。こいつは案外救いの神かも知れねえぞ。大家さんにいいわけのタネができた。ありがてえことになったもんだ。大家さんとこへ持っていこうとしていた店賃《たなちん》を盗まれましたといえば、まさかそれでもよこせとはいうまい。そうだ、そうだ、大家さんをよんでこよう……大家さーん、大家さーん、はやくきてくださいよう、たいへんですよう、泥棒ですよう、泥棒がへえったんで……大家さーん、泥棒ですよう、大家さん、泥棒大家……」 「なんだ、なにが泥棒大家だ」 「いえ、いま、大家さん、泥棒がはいりましたといおうとしたら、はいりましたをぬかしたんで泥棒大家……」 「そんなものをぬかすな……え、なに? おめえのところへ泥棒が?」 「そうなんで……」 「なにか置いてったか?」 「まさか……泥棒ですから、持っていきました」 「おめえの家でも、なにか持っていかれるようなものがあったか」 「ええ、いくらあっしの家でもね……それに、友だちがこっちのほうへ越してくるんで、その荷物もあずかっていたんで……」 「そんなものがあったのか。では、まあ盗まれたかも知れねえな」 「まったく弱りました。それにね、大家さんとこへ持ってくつもりの店賃も盗《と》られちまったんで……どうか店賃のところは、ひとつお待ちねがいてえんで……」 「うん、そりゃあまあ、盗まれたならしかたがねえ、待ってやるから……」 「しめたな」 「なに?」 「いえ、こっちのことで……では、もう結構ですからお帰りください」 「なにいってるんだ。警察へ盗難届けというものをださなくてはいけねえ。ちょうど紙と筆を持ってるから、盗まれたものをいってみろ。ここへ書いてやるから……」 「いいえ、よろしいんで……」 「よろしくないんだよ。あとで警察でうるさいんだから……この届けさえだしておけば、あとで品物がでてきたときにもどってくるんだから……だからいってみなよ。なくなった品物を……」 「どうもこまっちまったなあ……じゃあ、越中ふんどしが一本……」 「ばかだな。そんなものを盗難届けに書けるもんか。もっと重々しいものをいってみろ」 「そんなら、たくあん石が二つ」 「ばか……目方が重いというんじゃねえや。もうすこし金目のものはなかったのかときいてるんだ」 「金目のものねえ……どうでしょう���金の茶釜なんてのは……」 「金の茶釜? ……そんなものがあったのか?」 「いいえ、ねえから盗られねえ」 「盗られねえものなんかどうしていうんだ」 「大家さんの顔を立てて……」 「そんなよけいなことをいってねえで……いったいなにを盗られたんだ?」 「なにを……っていわれるとよわるんですけれど、泥棒ってものはどんなものを持ってくもんでしょう?」 「そんなことをおれが知るもんか……」 「たとえば、大家さんの懇意《こんい》にしている泥棒ならどうです?」 「そんなものがいるもんか……しかし、まあ、ちょいとしたところで着類あたりかな」 「ああ、杉の丸太かなんか……」 「その木類じゃねえ、着るものだよ」 「それなら夜具ふとんなんで……」 「ずいぶん大きいものを持ってったな……きっと二人組か三人組だな……で、どんなふとんだ?」 「いえ、おかまいなく……」 「おかまいなくじゃねえ……いったいどんなふとんだ?」 「上等のふとんで……」 「だから、ものはなんだ? 表はなんだ?」 「表は米屋と八百屋がならんでます」 「表通りのことをきいてるんじゃねえ。ふとんの表の布地だ」 「大家さんとこでよく干してあるやつとおなじなんで……」 「ありゃあ唐草だ。べつに上等じゃねえ……まあいいや、表は唐草だな。で、裏はなんだ?」 「裏はゆきどまりです」 「この路地をきいてるんじゃねえ。ふとんの裏だよ」 「大家さんとこのは?」 「うちのは、丈夫であったけえんで、花色木綿だ」 「うちでも、丈夫であったけえようにそれなんで……」 「裏は花色木綿と……何組だ?」 「一年三組」 「一年三組? なんのことだ?」 「となりの金坊の学校のはなし」 「そんなことをきいちゃいねえよ。ふとんが何組あったんだ?」 「五十組」 「五十組?! そんなにこの家へはへえるかい?」 「いえ、表のふとん屋にあるんで……」 「ふとん屋なんかどうでもいいや。おめえの盗られたのは何組なんだ?」 「何組にもなんにもあっしが寝るだけなんで……」 「じゃあ一組じゃねえか……それからあとは……そうだな、やわらかものなんかなかったか?」 「へえ、やわらかものということについては、けちな泥棒で、せっかくつくっておいたおじやを食っていきました」 「おいおい、そのやわらかものじゃねえんだ。つまりまあ絹物で、たとえば羽二重《はぶたえ》とか……」 「ええ、羽二重が盗られました。羽二重といえば、なんといっても黒羽二重です」 「黒羽二重なんて持ってたのかい? ふーん、紋付きだな……紋はなんだ?」 「モンは雷門《かみなりもん》」 「そうじゃねえ。着物の紋だ。これなんか品物がみつかったときのいい目じるしになる。紋はなんだ?」 「おけつのようなものが三つついてます」 「おけつのようなものが三つ?」 「大家さん、うちの先祖はおわい屋ですかねえ?」 「そんなことを知るもんか。うん、それはかたばみだな」 「うわばみですか?」 「うわばみってやつがあるか。かたばみだ。で、裏はなんだ?」 「裏は花色木綿」 「おいおい、羽二重の裏に花色木綿をつけるやつがあるか……あとは?」 「帯です」 「帯か……なんの帯だ?」 「岩田帯」 「おいおい、だれか子どもでもできたのか?」 「熊公んとこのめす犬が……」 「犬が岩田帯をしめるか……ほんとうにどんな帯をとられたんだ?」 「はだか帯」 「それをいうなら博多帯だ」 「ええ、裏が花色木綿」 「なんだと……帯に裏なんかあるもんか。帯|芯《しん》にでもつかったんだろう」 「そうなんで……芯は花色木綿」 「夏物なんかなかったか?」 「夏物は、うちわに蚊取り線香」 「ばか、その夏物じゃねえ。着るものだ」 「へえ、大家さんがよそへいくときよく着てゆきますね」 「あれは上布《じようふ》だ」 「へー、わか��ねえもんだ。年はとってもこの道ばかりは別だね」 「なんのはなしだ」 「いいえ、情婦といえば、色女がいるんですか、大家さんに…… 年はとっても浮気はやまぬ、やまぬはずだよ先がない……コリャコリャ……なんて、どっかへいこうか」 「なにいってるんだ。着物の上布のことだ」 「あっしも上布なんで……裏が花色木綿」 「おいおい、上布に裏をつけるやつがあるもんか」 「丈夫であったかくて、寝冷えしねえ」 「いい年をしてなにをいってるんだ……あとはなんだ?」 「あとは、かやが一枚」 「かやは一|張《はり》というんもんだ。大きさはどのくらいだ?」 「ええ、一人前」 「一人前? 天ぷらかなんかあつらえてるようだな……まあ、五六ぐらいだろう」 「裏が花色木綿」 「ばかなことをいうな。かやに裏をつけるやつがあるか」 「丈夫であったかくて寝冷えしねえ」 「まだほかに盗られたものは?」 「箪笥」 「箪笥なんか持ってったのか……ふーん、こりゃあやっぱり二人組とか、三人組とかいうやつだな。で、たんすは、総桐《そうぎり》か、三方桐か?」 「夕霧《ゆうぎり》」 「おいらんの名前をきいてるんじゃねえ……総桐か?」 「そうぎりをかいちゃあ、人間の道にそむく。だから総桐」 「気どるなよ……総桐と……あとは?」 「鉄びんがひとつ」 「うん、鉄びんか、南部か?」 「さあ、いくらでしたか……」 「なんぼかときいたんじゃねえ、南部鉄びんかといったんだ」 「そうなんで……裏は花色木綿」 「鉄びんに裏をつけるやつがあるもんか」 「丈夫であったかくて寝冷えしねえ」 「あきれてはなしになりゃあしねえ……あとはまだあるか?」 「あとはお札《さつ》です」 「お札か……」 「裏は花色木綿」 「札に裏をつけるやつがあるかい」 「あはははは」 「なんだ? だれだ? 笑いながらおかしな野郎が縁の下からでてきたじゃねえか……いったい何者だ、おめえは?」 「あははは、あんまりばかばかしいじゃねえか。さっきから聞いていれば、なんでも裏が花色木綿だってやがらあ……おまけに札にまで裏がついてるなんて……あはははは、笑わせるない」 「この野郎、縁の下なんかからはいだしたところをみると、てめえは泥棒だな」 「おや、大家さんですか。いえね、あっしは泥棒にはちがいねえけど、この家には、なんにも盗《と》るもんなんかありゃしねえ」 「なにも盗らなくったって、ひとの家へしのびこめば泥棒じゃねえか……ふざけた野郎だ。警察へつきだしちまうぞ」 「あっ、いけねえ、親分が教えてくれたのはここのところだ……ええ、どうも申しわけありません。なにしろ、長いあいだ失業しておりまして、六十五をかしらに三人の子どもがございまして、七つのとしよりが長のわずらい……」 「なにいってるんだ。あべこべだろう」 「そのあべこべを医者にかけることもできません。……ほんの貧の盗みの出来心で……ここで、涙のひとつもこぼして、あわれっぽく持ちかけるというわけなんで……出来心じゃしかたがねえとゆるしてくれて、銭のすこしもくれますか?」 「だれが銭なんかやるもんか……まあ、しかし、なにもまだ盗られたわけじゃなし……うそにもせよ、出来心というんだからゆるしてやってもいいが……それにしても八公のやつも八公のやつだ。おい、八公、おめえのところにこんなに盗られる品物があるはずはねえとおもってたんだ。うそばかりいいやがって……おい八公」 「へい」 「この野郎、こんどはてめえが縁の下にもぐろうってのか。はやくこっちへこい」 「へえ、どうもかわりあいまして……」 「なんだ、落語家みたようなことをいって……おい、八公、いま、この泥棒にきいてみりゃあ、なにも盗っちゃあいねえそうじゃねえか……それを、ふざけやがって……どうしてあんなうそばかりならべたんだ?」 「へえ、大家さん、これもほんの出来心でございます」
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taroushimizu · 7 years ago
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エッセイ「今日は何の日❓」 朝孫の光翔(みなと)くん(4ヶ月)が、脇の下に熱取りの氷を付けたママで、下のバァの部屋にヤッテキタノデス⁉娘たち家族は、感染性の胃腸炎の様で漸く快復してきましたが、みなとくんが、熱が引かずに座薬を入れて寝たのです。ジィージは、その姿を心に焼き付けた朝となりました❣パパと娘は、南多摩病院へみなとくんを連れて出かけた様です。 家中の掃除を終え、夕飯を食べ始めた時に、点滴を終えて迎えに行った二人の孫たちも帰って来たのです。点滴をする時に大声で泣いたらしく妻が「病院の先生が、大声で泣くようなら大丈夫ですよ」と娘から途中の携帯だった様です。 帰って来ると尿も出たとの事なので、少し安心出来ました⁉ここ数日は、娘にベッタリでしたからジィージの顔を見ても反応が、イマイチなのでチョット寂しカッタなぁ❣ (途中で風呂へ)風呂の戸が開いて、長男の孫の友翔(ゆうと)くんが「ジィー、みなとゲボ吐いた‼タオルは❓何処⁉」「ジィーのデナクテ?」棚の上に有るタオルを渡しました。風呂から出るとママとみなとくんは、寝たようでした? 今日は、ソウナノデス「天正18年6月23日」八王子落城の日で、イベントがある日なのでした‼すっかり忘れていました、外出から帰る途中でようやく気付いたのです。 朝には、必ず家の神棚、洋服箪笥の上の木彫の「アイヌの酋長夫婦」(妻との新婚旅行で買いました)へ挨拶をして、隣の部屋(孫たちのオモチャに娘のヌイグルミがある)の窓から遠望できる「深澤山⛰」さんへ向かって挨拶を致します。 深澤山さん、おはよう御座います。本日も宜しくお願い致します🤲貴方の頂にお鎮まり頂いている八王子神社の神様、八人の王子様今日も宜しく御願い致します🤲八王子城の合戦でお亡くなりになられた「武者」御婦人さん」「お子さんたち」今日も宜しく御願いを致します🤲 其の後に「御霊神社」「八幡神社」「漆印興善様」「御岳神社」「日枝山王社」や、あるご縁の家のご先祖さまやお末社、お地蔵さんからgoogle mapでお伺いさせて頂いた、八王子地域中心の神社から始まり⛩朝のご挨拶を次々に行��、最後に「私のご縁でお参りさせて頂いた、全てのお寺の御本尊様、御住職様、檀家の方々、お守りしておられる方々おはよう☀😃🌞御座います❣と締めるのが日課になって居ります‼でも、忙しい時や体調のすぐれない時には、省かせて頂く事もありますが、毎日続けています。寝る前には、寝ながら今日も一日ありがとうございました❣なのですが、最近はあまり体調が良く無いので、省かせて頂く事が多くなりました。 朝の我が家の仏壇へ感謝のお祈りも欠かさずに致しております❣仏壇への用意のご飯、お茶等は洋子さんが致します。縁者の方の御命日には、長いお灯明を灯し、誰もいられない時には、短いお灯明を灯します。私は、お線香を点けてご先祖様たちへのご挨拶を致しております。今私が此処に住んで、娘夫婦、孫たちと暮らせる事への感謝の印なのですが、何故に⁉娘たち家族に起きている感染性の胃腸炎⁉が起きているのか❓ その訳は、私の部屋に飾ってあった娘や孫、親族の写真を全て取り外した日から起こっている出来事なのですヨォ⁉私が此処から去る事を阻んで居るからなのかも知れませんねぇ‼神仏やご先祖様が、お怒りなのでは無いのですかネェ⁉そのお怒りは、どうぞ私に向けて下さいなぁ❓デモもう私の身体は、悪い処だらけだから向けようが無いのかなぁ❣ (Hachioji, Tokyo)
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omoidekaisyuu · 4 years ago
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つくば市和箪笥・着物箪笥処分
つくば市物箪笥処分 なら おもいで回収 . net へ つくば市の粗大ごみの出し方 最大の一辺の長さが50センチ以上のものが粗大ごみとなります。粗大ごみを戸別収集で出す場合は、あらかじめ申し込みが必要になります。申し込み時に収集日、収集場所、処理料金、受付番号などが決まります。 お申し込みいただいてから、収集までに日数がかかります。「ごみの出し方カレンダー」に記載されている月2回の「粗大ごみ収集日」の遅くとも2日前までに電話でお申し込みください。インターネット受付の締切日は「粗大ごみ収集日」の5日前(土日含む)までです。 粗大ごみにする前に、何か再利用(リユース)の方法を考えてみましょう。 不用品回収のおもいで回収 .net では つくば市   天久保 梅園 要 観音台 豊里の杜 中野 宝陽台 みどりの みどりの中央 みどりの東 みどりの南 谷田部 若葉 で…
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nihonchanehorihahori · 6 years ago
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【お茶屋さんねほりはほり008】静岡取材旅篇・その1
静岡市駿河区:望月利雄商店さま
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ただいま鋭意制作中の『イロハにほん茶』(この秋発売予定)のため、生産地である静岡県のお茶屋さんを何店舗か取材させていただきました。「茶園ではどうやってチャノキを育てているか」や、「どういう工程で荒茶になるのか」「みなさんがどんな思いでお茶に携わっていらっしゃるか」など、ねほりはほりお話を伺いました。冊子には収録しきれない、それぞれのお店の魅力をご紹介します。
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まず訪問したのは、望月利雄商店さま(静岡市駿河区)。創業から55年、屋号である【望月利雄】は、現社長のお祖父様から受け継いでいるお名前だそうです。7代目社長の望月修さんと、奥さまの八千代さんにお話を伺いました。
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▼ まるで茶室のようなしつらえ 八千代さんは、2006年発行の「茶事記」にご登場いただいています。▷「茶事記」
かつては、荒茶工場もありましたが……「近隣の茶畑が住宅になり、現在は問屋業と小売店舗がメインです。私たちが所有している茶園で、知り合い(ご親戚)にお願いして、荒茶まで製造してもらっています。この事務所と店舗も、かつて荒茶工場があった場所を改装したんです」(八千代さん)。入り口すぐには、大海(=荒茶工場から仕上工場までお茶を運ぶための大きな袋)にしたためられた書や日本画、着物用の箪笥に美しい帯……とまるで茶室のようなしつらえ。正面には、季節にあわせた茶袋やフィルターインボトルの帯紙を使っていて、とても華やかな印象の店内です。
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▼ カタログと新茶サンプルを全国のお客さまへ 「カタログは1,200冊、新茶の時期に制作しています。掲載する写真は自分たちで撮影したものを使っていて、吉村さんが配布しているポスターやPOPの画像も活用させていただいています。」(八千代さん)と、嬉しいお言葉。「その年の新茶サンプルを必ず添えて、お送りしているんです。」(同)実はこのサンプル、全部同じではなく、お送りするお客さまの好みや購入履歴によって、違うものを入れているんだそう! 以前、茶事記でもご紹介しましたが、望月利雄商店さんでは【個人カルテ】のような顧客データベースがあります。代表取締役である望月修さんが作られた��ステムで、こっそり見せてもらったのですが、これが本当に細かなところまで記入されていました。「どんなお茶を買っていただいたかはもちろんですが、飼っている犬の名前、その方の性格や健康状態、前回の電話でお話した内容など……細かく記入しています。仕上げのレシピ、原価まで全部載っています。」(同)このデータは社内で共有されているので、誰が電話に出ても同じクオリティの対応ができ、お客さんの継続購入につながっています。
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▼ クレーム対応こそ、貴重なデータの蓄積 商品購入後に「渋かった」や「(茶葉が)細かった」などのご連絡があると、ブレンドを変えた何種類かのお茶を送って、好みを選んでもらっているそうです。「クレームをくださるのは、うちのことを思って言ってくれていますよね。美味しくなかったら、ほかのお茶屋さんに変えるだろうし、わざわざ電話もかけてきてくださらない。すごくありがたく、そういうお声を大事にしています。」(八千代さん)お客さま一人ひとりに寄り添った、とても丁寧な接客をする望月利雄商店さん。全国にいるお客さまのほとんどが「ご紹介」によるというのも納得です。「きちんとお顔がわかって、つながりも見えているお付き合いですね。小さな会社なので、私たちにしかできないことをしたいと思っています。」(同)
▼ 最近のことについて 新しい動きについても教えていただきました。「最近、取引先の方が海外の方を連れてきて、お茶を買って行きましたよ。ヨーロッパと南米の方でしたが、玄米茶が人気のようですね。あとは玉露。その場で淹れ方を説明しました。あとは、最近は少量ずつ買う人が増えてきたので、普通煎茶を使ったティーバッグの商品も、徐々に増やしています。お年寄りの方からも『面倒がなくていい』という声を聞きます。」(修さん)「ホテルでお茶のワークショップを開催したり、企業向けにお茶の淹れ方講座なども行っています。保育園からも、日本茶の授業をして〜って頼まれることもありますよ。」(八千代さん)
▷ 担当者コメント 中村 修さんと八千代さんは、とっても仲のよいご夫婦。お店は、すてきなしつらえとともに、おふたりの人柄が感じられる和やかな雰囲気。お話を伺っているあいだも、お電話はひっきりなしで、ご注文品を受け取りに来られる方も。なんと、取材後に手書きの御礼はがきを頂戴しました。嬉しい心配り、お店のファンが全国に広がっているのも納得です。(私もすっかりファンになりました!)
【望月利雄商店】 〒422-8004 静岡県静岡市駿河区国吉田4-16-5 054-262-2828
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touden-tztt · 8 years ago
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STORYSHIFT 日本語訳 part 36
リンク 前へ 次へ 目次 注意事項
new home 編の始まり
「俺」だよ「俺」「俺」、 そう、サンズだよ
2つの南京錠で施錠されている。 メモがついている。
よう。 俺はたぶん王座の間で寝てると思うぜ。
好きに見ていってかまわないし、用があるならどこかに鍵があるはずだ。
俺の靴下を捕らないでくれよ。 とってもショックスだからな。
箱にはオモチャのチェーンソーが入っている。
とる? ♥とる
小道具のチェーンソーを手に入れた。
箱にはデコレーションされた髪どめが入っている。
とる? ♥とる
髪どめを手に入れた。
♥持ち物
♥詳細
♥小道具のチェーンソー
小道具のチェーンソー 武器 ATK 15 リアルな音を出すためのモーターが内蔵されている。
♥髪どめ
♥詳細
髪どめ 防具 DEF 15 散り散りになったエクトプラズムをひきつけるような完璧なデザイン。
心地良さそうなベッドだ。しかし、それを確かめる暇はない。
日記帳が積まれている。
自筆のサインだ。 馬鹿な若いゴーストが写真ごしにこちらに向けてウインクしている。
帽子とアクセサリーしかない。
柔らかいベッドだ。
曲のアイディアが書かれた紙がほこりをかぶっている。
また汚れた部屋
遠い昔、私たちはルインズに閉じ込められた。
私たちは人間への復讐を求めた。
君はよくやってるよ。頑張って、スウィートハート。
ジョークの本だ。 ひどいジョークばかりだ。
ひとりで持続している竜巻だ。 これは一生の謎だ…
洋服箪笥だが、毛布とクッションカバーが大半をしめている。
整理だんすだ。 ジャンクフードでいっぱいだ。
額に入れられた手紙だ。 どれどれ…
サンズ、お前が怠けたいのは分かっている。 またしても。
だけどお前は王なのだ。
国民が第一だ! 優先するべきものなのだ!
俺様はお前を信じているぞサンズ。 お前はグレートな兄弟なのだから。
だからさっさとベッドから降りて働いてくれ!
あなたはこれだけがとても綺麗なのに気がついた。 …
あの王にぴったりなベッドだ…
あなたは鍵をケータイのキーチェーンに繋げた。
王子の友であったMETTACRITは、唯一肯定的な立場に立った。
彼は人間について熱心に語った。
使われていない道具だ。
ジョークの本にクールガイの手引き書… チケットがしおりとして使われている。
石炭がない。
気持ち良さそうなリーディングチェアだ。 よく使い込まれているらしい。
やあ旧友。 ちゃんと食べてるかい?
やがて、METTACRIT はやさしい人間の存在で説き伏せた。
王と王子は彼を平和へ導いたことで賞賛した。
地下は希望で満たされた。
冷蔵庫は香辛料で味付けされた食べ物でいっぱいだ。付け合わせや、マスタードケーキがある。
メモだ。 文字がすべてしみになっている。まあ仕方がない。
こ、これは油っこいコンロだ… 見ないようにしよう。
あなたは鍵をケータイのキーチェーンに繋げた。
鍵をあけた。
201X 終わりの古いカレンダーだ。 丸で囲まれている。
そして… ある日…
人間の子供が落ちてきた。
彼女はやさしい心を持っていた。
自分が何をしたら、みんなの助けになるかを聞くほどに。
彼女はすぐに民に好かれた。
だが…
でも…
私たち2つの希望の星は。
突然消えてしまった。
地下は大騒ぎとなった。
METTAのいとこも探索に協力した。
私たちはついに彼らの計画を知った。
METTA は彼女のソウルを取り込んでバリアを通ったのだ。
私たちのときと同じように、人間も説得できると信じて。
しかし…
彼が出会った人間たちは歓迎しなかった。
彼は耐えきれないほどの傷を負った。
METTAはバリアの中へ逃げ込んだ。
輝く星は消え尽きそうだった。
たどり着くとともに塵となってしまった。
一撃で、人間は私たちの希望を打ち砕いた。
輝く星は跡形もなく消え去ってしまった。
METTAのいとこも絶望して消滅してしまった。
王子は葬儀をあげるために去っていった。
王は私たちの願いで城に残った。
私たちは人間の善を信じようとした。
代わりに奴らが見せたのは人間の真であった。
彼はついに折れた。
困憊した目で、戦争を宣言したのだ。
バリアは壊すべきだと。
彼はソウルを集め始めた。
彼は城から出���くなった。
彼は準備をしているのだ。
私たちはもうすぐ答えを得るだろう。
今がそのときだ。
サンズ王が解放してくれる。
サンズ王が希望を与えてくれる。
サンズ王が救ってくれる。
君も笑いなよ。
ワクワクするでしょ?
しあわせでしょ?
君も自由になれるんだ。
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plasticdreams · 8 years ago
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コマンドーのガイドライン part232 [無断転載禁止]©2ch.net 1 : 転載ダメ©2ch.net2017/04/13(木) 17:40:34.22 !extend:checked:vvvvv:1000:512 金曜ロードショー「アーノルド・シュワルツェネッガー コマンドー」 (1985年アメリカ)▽史上最強戦士がHDリマスターで筋肉復活 アーノルド・シュワルツェネッガーコマンドー◇85年、米。 アーノルド・シュワルツェネッガー。元特殊部隊の男性が誘拐された娘を 取り戻すため、テロ集団に立ち向かっていく。マーク・L・レスター監督。 山荘で静かな生活を送っていた、元特殊部隊のリーダー、メイトリックス (シュワルツェネッガー)は、娘のジェニー(アリッサ・ミラノ)を南米の テロ集団に誘拐される。娘の命と引き換えに南米某国の大統領の暗殺を 強要され、飛行機に乗せられたメイトリックスだが、脱出に成功。 娘の命を救うため、敵の本拠地に乗り込んでいく。 前��レ コマンドーのガイドライン part231 http://egg.2ch.net/test/read.cgi/gline/1489583935/ VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 2 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:41:26.20 ●コマンドーの実況板でのスレタイ改変は普段実況している方が迷い込んでしまうことがあります。住民の混乱を防ぐため出来るだけ「コマンドー」にしましょう。 例:金曜ロードSHOW! 「コマンドー」 、日曜洋画劇場「コマンドー」 無事実況したければ俺達に協力しろ、OK? コマンドーのガイドライン【臨時】 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1391321478/ まぁ落ち付け。規制されてはビビってレスもできやしねぇ その他 コマンドー暫定まとめwiki   ttp://www7.atwiki.jp/commando-matome/  元のセリフや改変などを見たいときは↑を見ろ。OK? 駒形堂「浅草寺発祥の地」 通称“こまんどう” ttp://www.asakusa-noren.ne.jp/event/4/2_5/ goo 映画・作品情報 ttp://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD3341/index.html?flash=1 海外のファンサイト  "Action Alliance"コマンドー関連項目有 ttp://www.commandofans.com/ 海外のファンサイト(移転先) ※不明 ttp://www.maniaccopfans.com/commandofans/ 3 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:42:09.93 コマ語録① ・(ガバッ)ん?なっなんだ?!→清掃車が来たんじゃない? ・おーい待ってくれ!ちょっと!おーい!待ってくれ!・・・行ったかと思ったよ→とんでもねえ・・・待ってたんだ(バババババババ ・車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません。我が国のオリジナルです。しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です  →キャデラックは好きだ→キャディがお好き?結構。  ではますます好きになりますよ。さあさどうぞ(ガチャ キャディのニューモデルです(バタン  快適でしょう?んああ仰らないで。シートがビニール、でもレザーなんて見かけだけで夏は熱いし  よく滑るわすぐひび割れるわ、ろくな事はない。天井もたっぷりありますよ、どんな長身の方でも大丈夫。  どうぞ回してみて下さい、いい音でしょう。余裕の音だ、馬力が違いますよ  →一番気に入ってるのは・・・→何です?→値段だ  →ああ、何を!ああっここで動かしちゃ駄目ですよ!待て!止まれ!うぁあああ・・・ ・いよぅ、やってるな→おはようベネット、今朝は冷えるな、えぇ? ・あははっ、やだぁパパ下ろして ・『パパ大好き』→パパも大好きだ ・何でこの歌手がボーイ・ジョージなんだ?ガール・ジョージにすればすっきりするのに→もー、パパったら古いんだ ・パパが子供の頃に、西ドイツにロックが入ってきたけど、破壊的だって評判悪かったぞ ・中身はなんだこれ?→知らないほうがいいわ ・ジャクソン! ハリス! 辺りを調べろ。メイトリックス、中に居るんだろう。大佐出てこい!カービーだ→分かってます  →ハッ!・・・静かに素早くか、変わらんな→あなたに教わったんですよ→私も歳だな ・ジェニー、お父さんと大事な話があるんだ→そう、令状はあるの?→キツいジョークだ ・ローソン、フォレスタル、ベネット、皆殺られた ・それまであのジャクソンとハリスを警護に付けといてやる→優秀ですか?→優秀だ、君には及ばないが ・どこへも行かない。お前を置いてはな→ならいいんだ ・いいか、こっちが風下だ。近づけば分かる→どうやってです?匂いを嗅げとでも?→ああそうだ! ・娘はどこだ?→まぁ落ち付け。銃を突き付けられてはビビって話もできやしねぇ。娘は無事だ大佐、少なくとも今の所はな  この先どうなるかはあんた次第だ。無事取り戻したければ・・・俺たちに協力しろ、OK?→OK!(ズドーン!. ・追ってくるぞあの馬鹿→まだ追いかけてきやがる・・・ぶつける気だ!危ねぇ! 4 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:43:38.06 コマ語録② ・ベネット!殺されたんじゃ?→残念だったなぁ、トリックだよ ・てめぇに隊を追い出されてからずうっと復讐を想い続けてきた。ようやくその日がやってきた。長かったぜぇ。 ・麻酔弾だよ・・・本物の弾使いたかったぜぇ! ・私を覚えているかね大佐?→誰が忘れるものか、このゲス野郎!拷問でどれだけの人が殺されたか・・・ ・メイトリックス大佐・・・君にはバルベルデのような国の置かれた状況が全く理解できておらんのだ。 ・どうしてベネットにやらせない?奴なら喜んで引き受けるぞ→それはベラスケス大統領が君を信用しているからだ。君を革命の英雄と呼ぶぐらいにな。 ・一方、ベネット大尉は国外追放を受けた身だ→ああ、楽しんで人を殺したからな→殺しを教えたのはおめぇだぜ ・あとは君の承諾を取り付けるだけだ→くたばりやがれ・・・ ・もし裏切っておかしな真似をすれば、娘のバラバラ死体が届くぞ ・メイトリックスはまだ見つからんか?→イ゙エェェ!三人の死体だけです。まだ他にもあると?  →奴が生きていればまだ死体は増えるはずだ! ・アリアスにいくら貰った?→10万ドルポンとくれたぜ。だけどな大佐、お前をぶち殺せと言われたらタダでも喜んでやるぜ ・必ず戻ってくるぞ→メイトリックス、楽しみに待ってるぜ ・ベネットとはぁ、軍で一緒だったらしいなぁ。俺とエンリケスも軍にいたことがあらぁ。戦友ってのはぁ、いいもんだよなぁ。・・・じゃあな。気をつけて行きなよ。いい旅をな。 ・ビールでも飲んでリラックスしな。娘の面倒は俺がしっかり見ててやるよw→ぬふふふ・・・→面白い奴だな、気に入った。殺すのは最後にしてやる ・手荷物はございますか?→いや、これだけだ→今度余計なことを言うと口を縫い合わすぞ ・オウフッ!→(ゴキッ ・失礼、どのくらいかかるかな?→飛行時間は11時間を予定しております→どうも。頼みがあるんだが・・・連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れてる。 ・鳥は飛び立ちました。荷物も一緒です ・見てらっしゃい、アンタなんてパパにひねりつぶされるから! ・私。シンディよ。バンクーバー行きがキャンセルになっちゃって。それで、食事でもどう?・・・えぇ、すぐにも行けるけど?んふふっ ・そう。じゃあまたにしましょう→駄目だったようだなぁ ・オッケー。えぇ、私も大好き。それじゃね。また近いうち。バァイ→仕事と恋愛の両立はきついよなぁ。俺なら空いてるぜ?→いいえ、結構 ・おたくみてえないい女はもっと遊ばなきゃだめだよぉ→やめて!あたしにかまわないで頂戴 ・結構。見たくもないわ ・構わないで、大声出すわよ!→ケッ、アバズレがぁ ・俺の言う通りにしろ→だめよ7時半に空手の稽古があるの。付き合えないわ→今日は休め! ・一口では言えん、とにかく俺を信じろ→無理よそんなの、知り合ってまだ5分と経ってないのよ 5 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:44:10.47 コマ語録③ ・理由を話す。娘が誘拐された。あの男が唯一の手がかりなんだ。俺の姿を見られると、娘が殺される。ここは君に頼むしかないんだ・・・  奴を甘い言葉で誘って、ここまで連れてきてくれ。あとは俺がやる。それで君は自由だ。いいね?→嫌よ  →頼む助けてくれ、君だけが頼りなんだ。残された時間は10時間だけ。それが過ぎれば、娘は殺されるんだ→わかったわ。わかった、やってみる ・すいません、むこうにグリーンのTシャツを着た大男が居るんだけど、彼まともじゃないの。  誘拐されかけたわ、助けてください!→ビックスいるか。ビックス、頭のイカれた大男がいる。ひとりでは手に負えん。  →よぉしすぐ行く。カッコイイとこ見せましょ ・全警備員へ、三階で非常事態だ。容疑者は男性、190cm、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態だ ・女を引っ掛けるにはいい場所だなぁ。いかすのがゴロゴロして・・・もう一人見つけたぜ。じゃあな ・俺をお探し? ・小銭だ!小銭を出せ! ・あんた一体なんなのよ!・・・ああぁ!車は盗む!シートは引っぺがす!あたしはさらう!娘を探すのを手伝えなんて  突然メチャクチャは言い出す!かと思ったら人を撃ちあいに巻き込んで大勢死人はだす!挙句は電話ボックスを持ち上げる!  あんた人間なの!?お次はターザンときたわ!警官があんたを撃とうとしたんで助けたわ!  そしたらあたしまで追われる身よ!一体なにがあったのか教えて頂戴!→駄目だ→駄目ぇ?そんなぁ もうやだ!危ない! ・今日は厄日だわ! ・大丈夫か?→死んでんじゃない?→生きてるよ ・見上げた忠誠心だサリー、だがな!てめぇの命を張るほど値打ちのある相手か!さぁ頭を冷やしてよく考えてみろ!支えてんのは左手だ 利き腕じゃないんだぜ ・モーテルでか?この鍵がそうだろ ・お前は最後に殺すと約束したな。→そうだ大佐、た、助けてくれ→あれは嘘だ→ウワァァァァァァァァァ・・・ ・車がなくなっちゃったわ→これでできた→あいつはどうしたの?→放してやった ・君を巻き込んですまないと思ってる ・俺にとってジェニーは・・・全てなんだ ・君はもういい→私にも手伝わせて ・箪笥を調べろ ・君はサリーと楽しんでた ・お前は?→ルームサービス ・怖いか糞ったれ!当然だぜ、元グリーンベレーの俺に勝てるもんか!→試してみるか?俺だって元コマンドーだ ・くたばれクソッタレが!(カチッ)ハッ!→くたばんのはお前だ! ・2人ともやり過ぎだわ! ・この住所には大きな倉庫が多い。そのどこかに飛行機を隠してるんだ。行くぞ。この車を使おう。やつにはもう要らん ・パシフィック埠頭に行くの?→いや・・・買い物だ→買い物? 6 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:44:45.90 コマ語録④ ・『軍放出品販売所』 ・開いてくれ・・・頼む→(ブッ! ウィーン→ワーオ ・それは何?→ロケットランチャーだ ・カービー将軍に連絡を取ってくれ。メイトリックスと言えば分かる→将軍だぁ?寝言言ってんじゃねーよ ・ヘイヘーイ・・・女だ、悪かねえぜ ・ん?何する気だ?→俺たちに何か見せてえんだろ→ストリップかな? ・ゴウェアア・・・ ・どこで使い方を習った?→説明書を読んだのよ! ・あなたは誰かに野蛮だって言われたことない?→行くぞ、急げ! ・こんなの飛行機じゃないわ!羽のついたカヌーよ!!→だったら漕げばいいだろ! ・動けこのポンコツが!動けってんだよ!(ドカッ)→この手に限る ・船に気をつけろ→あーぁダメーぶつかる!あーっ!→落ちつけ! ・メイトリックスですか?→通信隊に連絡して警察と沿岸警備隊の無線を残らず傍受させろ  →何が始まるんです?→第三次大戦だ ・緊急!繰り返す、緊急!ただちにカービー将軍に連絡されたし ・レーダーから消えました・・・ ・小娘の喉を切るのは温かいバターを切るようだぜ→ナイフはしまってろ。その口も閉じとけ  →口だけは達者なトーシロばかり、よく揃えたもんですなぁ。まったくお笑いだ。メイトリックスがいたら奴も笑うでしょう  →ベネット君、私の兵士は皆愛国者だ  →ただのカカシですな。俺達ならまばたきする間に皆殺しにできる、忘れないことだ  →ベネット、君は私を・・・脅しているのか?→事実を言っているだけです。仕事を終えたらメイトリックスは娘を取り返しに来ます。  娘が生きていようがいまいがそいつは・・・関係ない。奴はアンタを追いかける。あんたをメイトリックスから守ることができるのは・・・俺だけです  →怖がっているのは・・・私ではなく君じゃないのかベネット?君こそメイトリックスを恐れているんだ→もちろんです、プロですから・・・しかしこちらには、切り札があります ・メッセージは覚えたな?→コマンドー、カービー、コードレッド、座標ね。OKよ ・奴らが俺を見つけるまでは無線を使うな→どうしてそれが分かる?→島がドンパチ賑やかになったらだ ・はい・・・アリアス大統領だ→飛行機には乗っていなかった・・・娘を殺れ ・やっぱりやって来たか。さすがだメイトリックス ・小娘め!・・・くそぉ、逃げたかっ! ・・・うぉぉぉっ!! ・コマンドー!繰り返しますコマンドー!こちらはWXの448。  フランクリン・カービー将軍に緊急のメッセージがあります、どうぞ。繰り返す、カービー将軍です、どうぞ ・よし撃て!・・・撃ち方やめ!・・・見て来いカル�� 7 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:45:26.76 コマ語録⑤ ・二手に分かれろ!油断するな! ・悪いな パパでなくてよ ・大佐ぁ!腕はどんなだ?→こっちへ来て確かめろ!→いや結構。遠慮させてもらうぜ ・大佐!顔出してみろぉ!一発で、眉間をブチ抜いてやる。古い付き合いだ。苦しませたかねぇ ・ベネット!その子は関係ない!放してやれ!目的は俺だろう!→フハハハハハ!→右手をやられた!お前でも勝てる! ・右腕をやられた、お前でも勝てる。来いよベネット、銃なんか捨ててかかってこい!・・・楽に殺しちゃつまらんだろう。  ナイフを突き立て、俺が苦しみもがいて死んでいく様を見るのが望みだったんだろう。  そうじゃないのかベネット?→テメェを殺してやる・・・→さぁ子供を放せ、一対一だ!楽しみをフイにしたくはないだろう? ・来いよベネット!怖いのか?→ブッ殺してやる!ガキなんて知らねぇ!イッヒッヒッヒ。ガキにはもう用はねぇ!  アハハハハ・・・ハジキも必要ねぇやぁハハハ・・・誰がテメェなんか!テメェなんかこわかネェェェ!野郎ぶっ殺してやああぁぁる! ・年を取ったな大佐、ハハッ、てめぇは老いぼれだぁ ・気分いいぜぇ!昔を思い出さぁアハハハ!これから死ぬ気分はどうだ大佐ぁ!?てめ��はもう終りだぁ!→ふざけやがってぇぇ!! ・畜生ぉ!眉間なんか撃ってやるものかい!ボールをフッ飛ばしてやる! ・地獄に堕ちろ、ベネット! ・まだ誰か残っているか?→死体だけです ・もう一度コマンドー部隊を編成したい、君さえ戻ってくれれば→今日が最後です ・また会おうメイトリックス→もう会うことはないでしょう 8 : 水先案名無い人 (ワッチョイ 93e5-dtzd)2017/04/13(木) 18:23:25.27 ID:L5YPUskN0 とんでもねえ待ってたんだ>>1 9 : 水先案名無い人 (ワッチョイW fb24-zmNz)2017/04/13(木) 20:13:36.70 ID:PAMY/lPj0 「コマンドー」放送履歴 1987年10月6日「ザ・ロードショー」TBSテレビ(屋良有作) 1989年1月1日「日曜洋画劇場」テレビ朝日(玄田哲章) 1990年10月19日「金曜ロードショー」日本テレビ(玄田哲章) 1993年12月12日「日曜洋画劇場」テレビ朝日(玄田哲章) 1995年8月27日「日曜洋画劇場」テレビ朝日(玄田哲章) 1997年4月26日「ゴールデン洋画劇場」フジテレビ(玄田哲章) 19.6%  114分 1998年10月25日「日曜洋画劇場」テレビ朝日(玄田哲章)   15.3%  112分 1999年12月28日「深夜枠」TBSテレビ(屋良有作) 2001年6月22日「金曜ロードショー」日本テレビ(屋良有作)   14.9%  111分 2004年6月18日「金曜ロードショー」日本テレビ(玄田哲章)   17.9%  111分 2006年3月5日「日曜洋画劇場」テレビ朝日(玄田哲章)     14.0%  112 2007年7月20日「金曜ロードショー」日本テレビ          12,8% 2008年9月18日「木曜洋画劇場」テレビ東京          10,2% 2015年11月18日「午後のロードショー」テレビ東京(玄田哲章) 2016年2月13日「サタデーシアター」 BS朝日(玄田哲章) 2017年4月12日「午後のロードショー」テレビ東京(玄田哲章)  こいよベネット! ト \   死ぬほど    /厄 放   こいつだけだ  リ \  疲れてる  /日     し  今           ッ \∧∧∧∧/ だ      て      日 羽のついたカヌー ク<   コ >わ  説     や  は              < 予 マ >    明      っ  休め!!   ロケットランチャー <    ン >    書  ポンコツ  た  ──────────< 感 ド >──────────  第 軍放出品店  蒸  <    | >あ  口だけ達者な    三           気  <  !!! の>  れ       トーシロ 駄  次 この手に限る 抜 /∨∨∨∨\  は           目  世          き/ 筋肉モリモリ  \  嘘  教えて   だ  界大戦 ターザン /  マッチョマンの変態 \  だ   頂戴!
コマンドーのガイドライン part232 [無断転載禁止]©2ch.net
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syuta · 8 years ago
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『アイデア大全』読書猿(フォレスト出版) 『侍女の物語』 マーガレット アトウッド(ハヤカワepi文庫) 『チャイナ・メン』マキシーン・ホン キングストン (新潮文庫) 『楢山節考』深沢七郎(新潮文庫) 『虚数の情緒』吉田武(東海大学出版会) 『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン(早川書房) 『流転の海』宮本輝(新潮文庫) 『女生徒』太宰治(新潮文庫) 『寄生虫なき病』モイセズ・ベラスケス=マノフ(文藝春秋) 『源氏物語』谷崎潤一郎訳(中公文庫) 『国をつくるという仕事』西水美恵子(英治出版) 『幸田文の箪笥の引き出し』青木玉(新潮文庫) 『この世の美しきものすべて』ヤロスラフ・サイフェルト(恒文社) 『背教者ユリアヌス』辻邦生(中公文庫) 『誘拐』本田靖春(ちくま文庫) 『本当に生きるための哲学』左近寺祥子(岩波書店・岩波現代文庫) 『BUTTER』柚木麻子 (新潮社) 『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』佐々涼子(早川書房) 『トーマスのほん』 『キングダム』原泰久(集英社) 『ふたりからひとり ときをためる暮らし』つばた英子 つばた秀一(自然食通信社) 『シャンタラム』グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツ(新潮文庫) 『くらやみの速さはどのくらい』エリザベス・ムーン(ハヤカワ文庫) 『アルジャーノンの花束を』ダニエル・キイス(ハヤカワ文庫) 『マーリー 世界一おバカな��が教えてくれたこと』ジョン・グローガン(ハヤカワ文庫) さくら学院6th アルバム『約束』 『読んでいない本について堂々と語る方法』バイヤール,ピエール(ちくま学芸文庫) 『学習の図鑑LIVE植物』 『小説 言の葉の庭』新海誠(角川文庫)([柏大輔『88』]を聴きながら読むと良いとのこと) 『全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路』松本 修 (新潮文庫) 『花の慶次』隆慶一郎/原哲夫(ジャンプ・コミックス) 『種の起源』チャールズ・ダーウィン(岩波文庫) 『ビーグル号航海記』チャールズ・ダーウィン(平凡社) 『進化の存在証明』リチャード・ドーキンス(早川書房) 『烏に単は似合わない』阿部 智里(文春文庫) 『獣の奏者』上橋 菜穂子(講談社文庫) 『東方の夢―ボナパルト、エ��プトへ征く』両角 良彦(講談社文庫) 『オイラーの贈物』吉田 武(東海大学出版会) 『コインロッカー・ベイビーズ』村上龍(講談社文庫) 『ドラえもん』藤子不二雄(小学館) 『勇午 ロシア編』赤名 修/真刈 信二(講談社漫画文庫) 『キラリと、おしゃれ―キッチンガーデンのある暮らし』津端 英子/津端 修一(ミネルヴァ書房) 『南アルプス山岳救助隊K-9 レスキュードッグ・ストーリーズ』樋口明雄(山と渓谷社) 『るろうに剣心』和月 伸宏(ジャンプ・コミックス) 『新平家物語』吉川英治 『私の生きた証はどこにあるのか』H.S.クシュナー(岩波現代文庫) 『冴えない彼女の育て方』丸戸史明(富士見ファンタジア文庫) 『不在の騎士』イタロ・カルヴィーノ(白水Uブックス)
読まずに死んだらもったいない48作品: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
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whileiamdying · 14 years ago
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明るい海浜
 陽子が見つけて貰った貸間は、ふき子の家から大通りへ出て、三町ばかり離れていた。どこの海浜にでも、そこが少し有名な場所なら必ずつきものの、船頭の古手が別荘番の傍部屋貸をする、その一つであった。
 従妹のふき子がその年は身体を損ね、冬じゅう鎌倉住居であった。二月の或る日、陽子は弟と見舞旁遊びに行った。停車場を出たばかりで、もうこの辺の空気が東京と違うのが感じられた。大きな石の一の鳥居、松並木、俥のゴム輪が砂まじりの路を心持よく行った。いかにも鎌倉らしい町や海辺の情景が、冬で人が少いため、一種独特の明るい闊達さで陽子の心に映った。
「冬の鎌倉、いいわね」
「いいでしょ? いるとすきになるところよ、何だか落つくの」
 庭に小松の繁茂した小高い砂丘をとり入れた、いかにも別荘らしい、家具の少ない棲居も陽子には快適そうに思われた。いくら拭いても、砂が入って来て艶の出ないという白っぽい、かさっとした縁側の日向で透きとおる日光を浴びているうちに陽子は、暫らくでもいい、自分もこのような自然の裡で暮したいと思うようになった。オゾーンに充ちた、松樹脂の匂う冬の日向は、東京での生活を暗く思い浮ばせた。陽子は結婚生活がうまく行かず、別れ話が出ている状態であった。
「あああ、私も当分ここででも暮そうかしら」
「いいことよ、のびのびするわそりゃ」
「——部屋貸しをするところあるかしらこの近所に」
 ふき子は、びっくりしたように、
「あら本気なの、陽ちゃん」
といった。
「本気になりそうだわ——ある? そんな家……もし本当にさがせば」
「そりゃあってよ、どこだって貸すわ、でも——もし来るんならそんなことしないだって、家へいらっしゃいよ」
「二三日ならいいけど」
「永くたっていいわ、私永いほど結構��� ね? 本当に家へいらっしゃいよ、淋しくってまいるんだから」
「いやあね、まだ決りゃしないことよ何ぼ何でも——」
 笑い話で、その時は帰ったが、陽子は思い切れず、到頭ふき子に手紙を出した。出入りの俥夫が知り合いで、その家を選定してくれたのであった。
 陽子、弟の忠一、ふき子、三日ばかりして、どやどや下見に行った。大通りから一寸入った左側で、硝子が四枚入口に立っている仕舞屋であった。土間からいきなり四畳、唐紙で区切られた六畳が、陽子の借りようという座敷であった。
「まだ新しいな」
「へえ、昨年新築致しましたんで、一夏お貸ししただけでございます。手前どもでは、よそのようにどんな方にでもお貸ししたくないもんですから……どうも御病人は、ねえあなた」
 筒袖絆纏を着た六十ばかりの神さんが、四畳の方の敷居の外からそのような挨拶をした。陽子は南向きの出窓に腰かけて室内を眺めているふき子に小さい声で、
「プロフェッショナル・バアチャン」
と囁いた。ふき子は笑いを湛えつつ、若々しい眼尻で陽子を睨むようにした。その、自分の家でありながら六畳の方へは踏み込まず、口数多い神さんが気に入らなかったが、座敷は最初からその目的で拵えられているだけ、借りるに都合よかった。戸棚もたっぷりあったし、東は相当広い縁側で、裏へ廻れるように成ってもいる。
 陽子は最後に、
「賄はしてくれるんでしょうか」
と念を押した。
「へえ、どうせ美味しいものは出来ませんですが、致して見ましょう」
「賄ともで幾何です?」
 神さんは
「さあ」
と躊躇した。
「生憎ただ今爺が御邸へまいっていてはっきり分りませんが——賄は一々指図していただくことにしませんと……」
 忠一が、
「それはそうだろう」
といった。
「賄は別の方がいいさ、留守の時だってあるんだから」
「さよです」
「座敷代は、それじゃ源さんがいっていた通りですね」
 一畳二円という事なのであった。
「へえ、夏場ですととてもそれでは何でございますが、只今のこってすから……」
 彼等はそこを出てから、ぶらぶら歩いて紅葉屋へ紅茶をのみに行った。
「陽ちゃんも、いよいよここの御厄介になるようになっちゃったわね」
 ふき子は、どこか亢奮した調子であった。
「——本当にね」
 楽しいような、悲しいような心持が、先刻座敷を見ていた時から陽子の胸にあった。
「あの家案外よさそうでよかった。でも、御飯きっとひどいわ、家へいらっしゃいよ、ね」
 大理石の卓子の上に肱をついて、献立を書いた茶色の紙を挾んである金具を独楽のように廻していた忠一が、
「何平気さ、うんと仕込んどきゃ、あと水一杯ですむよ」
 廻すのを止め、一ヵ所を指さした。
「なあに」
 覗いて見て、陽子は笑い出した。
「——貴君じゃあるまいし」
「なに? なに?」
 ふき子が、従姉の胸の前へ頭を出して、忠一の手にある献立を見たがった。「サンドウィッチ」
すると、彼女は急に厳粛な眼つきをし、
「あら、ここの美味しいのよ」
と真顔でいった。彼等は、往来を見ながらそこ���小さい店で紅茶とサンドウィッチを食べた。
 陽子が、すっかり荷物を持って鎌倉へ立ったのは、雪が降った次の日であった。春らしい柔かい雪が細い別荘の裏通りを埋め、母衣に触った竹の枝からトトトト雪が俥の通った後へ落ちる。陽子はさし当り入用な机、籐椅子、電球など買った。四辺が暗くなりかけに、借部屋に帰った。上り端の四畳に、夜具包が駅から着いたままころがしてある。今日は主の爺さんがいた。
「勝手に始末しても悪かろうと思って——私が持って行って上げましょう」
 縞の着物を着、小柄で、顔など女のように肉のついた爺は、夜具包みや、本、食品などつめた木箱を、六畳の方へ運び入れてくれた。夫婦揃ったところを見ると、陽子は微に苦笑したい心持になった。薄穢く丸っこいところから、細々したことに好奇心を抱くところ、慾張りそうなところ、睦まじく互いにそっくり似合っている。
 始めての経験である間借りの生活に興味を覚えつつ、陽子は部屋を居心地よく調えた。南向の硝子窓に向って机、椅子、右手の襖際に木箱を横にした上へ布をかけこれは茶箪笥の役に立てる。電燈に使い馴れた覆いをかけると、狭い室内は他人の家の一部と思えないような落付きをもった。陽子は、新らしい机の前にかけて見た。正面に夜の硝子窓があった。その面に、電燈と机の上のプリムラの花が小さくはっきり映っている。非常に新鮮な感じであった。夜気はこまやかに森として、遠くごく遠く波の音もする。夜、波の音は何故あのように闇にこもるように響くのだろう。耳を澄ましていると、
「御免下さい」
 婆さんが襖をあけた。
「何にもありませんですがお仕度が出来ました、持って上ってようございますか」
 陽子は気をとられていたので、いきなりぼんやりした。
「え?」
「御飯に致しましょうか」
「ああ。どうぞ」
 婆さんは引かえして何か持って来た。相当空腹であったが、陽子は何だか婆さんが食事を運んで来る、それを見ておられなかった。一人ぼっちで、食事の時もその部屋を出られず、貧弱そうな食物を運んで貰う——異様に生活の縮小した感じで、陽子は落付きを失った。
「ここへ置きますから、どうぞ上って下さい」
「ええ、ありがと」
 婆さんが出てから振返って見ると、朱塗りの丸盆の上に椀と飯茶碗と香物がのせられ、箱火鉢の傍の畳に直に置いてあった。陽子は立って行って盆を木箱の上にのせた。上り端の四畳の彼方に三畳の小間がある。そこが夫婦の寝起きの場所で夕飯が始まったらしい。彼等も今晩は少しいつもと異った心持らしく低声で話し、間に箸の音が聞えた。
 陽子はコーンビーフの罐を切りかけた、罐がかたく容易に開かない、木箱の上にのせたり畳の上に下したり、力を入れ己れの食いものの為に骨を折っているうちに陽子は悲しく自分が哀れで涙が出そうになって来た、家庭を失った人間の心の寂寥があたりの夜から迫って来た、陽子は手を止め、今にもふき子のところへ出かけそうになった。が、彼女は、自分を制して到頭罐をあけた。下宿している女学生の夕飯は皆この通りではないか、意気地なし! 三畳から婆さんが、
「いかがです御汁、よろしかったらおかえいたしましょう」
と声をかけてよこした。陽子は膳の飯を辛うじて流し込んだ。
 庭へ廻ると、廊下の隅に吊るした鸚哥の籠の前にふき子が立っている。紫っぽい着物がぱっと目に映えて、硝子越し、小松の生えた丘に浮かんで花が咲いたように見えた。陽子は足音を忍ばせ、いきなり彼女の目の下へ姿を現わしてひょいとお辞儀をした。
「!」
 思わず一歩退いて、胸を拳でたたきながら、
「陽ちゃんたら」
 やっと聞える位の声であった。
「びっくりしたじゃないの。ああ、本当に誰かと思った、いやなひと!」
 椅子の上から座布団を下し、縁側に並べた。
「どんな? 工合」
「ゆうべは閉口しちゃった、御飯の時」
「ほーら! いってたの、うちでも岡本さんと。今ごろ陽ちゃんきっとまいっていてよって。少しいい気味だ、うちへ来ない罰よ」
「今晩から来てよ、あの婆さんなかなか要領がいい。いざとなったら何にもしてくれる気がないらしい」
 ふき子は、
「岡本さん」
と、大きな声で呼んだ。
「はい」
「陽ちゃんがいらしたから紅茶入れて頂戴」
「はい」
「ああでしょ? だから私時々堪まらなくなっちゃうの、一日まるっきり口を利かないで御飯をたべることがよくあるのよ」
 ふき子はお対手兼家政婦の岡本が引込んでいる裏座敷の方を悩ましそうに見ながら訴えた。
「弱いんじゃない?」
「さあ……女中と喧嘩して私帰らしていただきますなんていうの」
 岡本が、蒼白い平らな顔に髪を引束ねた姿で紅茶を運んで来た。彼女は、今日特別陰気で、唇をも動かさず口の中で、
「いらっしゃいまし」
と挨拶した。
「岡本さんも一緒に召し上れよ」
「はあ、私あちらでいただきますから」
 陽子の部屋に比べると、海岸に近いだけふき子の家は明るく、眩ゆい位日光が溢れた。ふき子は、縁側に椅子を持ち出し、背中を日に照らされながらリボン刺繍を始めた。陽子は持って来た本を読んだ。ぬくめられる砂から陽炎と潮の香が重く立ちのぼった。
 段々、陽子は自分の間借りの家でよりふき子のところで時間を潰すことが多くなった。風呂に入りに来たまま泊り、翌日夜になって、翻訳のしかけがある机の前に戻る。そんな日もあった。そこだけ椅子のあるふき子の居間で暮すのだが、彼等は何とまとまった話がある訳でもなかった。ふき子が緑色の籐椅子の中で余念なく細かい手芸をする、間に、
「この辺花なんか育たないのね、山から土を持って来たけれどやっぱり駄目だってよ」
などと話した。
「あ、一寸そこにアール・エ・デコラシオンがあるでしょう? これ、そんなかからとったのよ」
 白リネンの小布を持ち上げて、縫かけの薊の図案を見せる。——膝に開いた本をのせたまま手許に気をとられるので少し唇をあけ加減にとう見こう見刺繍など熱心にしている従妹の横顔を眺めていると、陽子はいろいろ感慨に耽る気持になることがった。夫の純夫の許から離れ、そうして表面自由に暮している陽子が、決して本当に心まで自由でない。若い従妹の傍でそれが一層明かに自覚された。ふき子の内身からは一種無碍な光輝が溢れ出て、何をしている瞬間でもその刹那刹那が若い生命の充実で無意識に過ぎて行く。丁度無心に咲いている花の、花自身は知らぬ深い美に似たものが、ふき子の身辺にあった。陽子は、自分の生活の苦しさなどについて一言もふき子に話す気になれなかった。
 妹の百代、下の悌、忠一、又従兄の篤介、陽子まで加ったのでふき子の居間は満員であった。円卓子を中心にして、奥の箪笥の前にふき子が例の緑色椅子にいる。忠一が持って来たクラシックを熱心に繰っていた。となりに、百代が萌黄立枠の和服で深く椅子の中に靠れ込み、忠一と低い声であきず何か話していた。忠一は、百代の背中に手をまわすようにして、同じ椅子の肱に横がけしているのだ。その真正面に、もう一冊の活動写真雑誌をひろげて篤介が制服でいた。午後二時の海辺の部屋の明るさ——外国雑誌の大きいページを翻す音と、弾機のジジジジほぐれる音が折々するだけであった。
 陽子の足許の畳の上へ胡坐を掻いて、小学五年生の悌が目醒し時計の壊れを先刻から弄っていた。もう外側などとっくに無くなり、弾機と歯車だけ字面の裏にくっついている、それを動かそうとしているのだ。陽子は少年らしい色白な頸窩や、根気よい指先を見下しながら、内心の思いに捕われていた。その朝彼女の実家から手紙を貰った。純夫が陽子の離籍を承諾しない事、一人の女が彼の周囲にあるらしいことなど告げられたのであった。純夫に恋着を失った陽子にそんなことはどうでもよかった。然し、事実は愛情もない、別々に生活している男女が法律の上でだけは夫婦で、しかもその法律が物をいい出せば、夫である田村純夫がいろいろ支配力を自分の上に持っているという考えは何と奇怪であろう。陽子は益々自分の中途半端な立場を感じ、謂わば、枝に引かかった凧のように憂鬱なのであった。
 ——静けさ明るさに溶けるように、
「う? う?」
 軟かく鼻にかかった百代の声がした。十六の彼女は従兄の忠一の後に大きな元禄紬の片腕を廻し背中に頻りに何か書いた。
「ね? だから」
 何々と書くのだろう。忠一はしかつめらしく結んだ口を押しひろげるようにして、うむ、うむ、合点している。篤介がひょいと活動雑誌から頭を擡げ何心なく真向いでそうやっている二人を眺めた。彼等は篤介の存在など目にも入れないらしかった。段々照れて若者らしくペロリ、舌を出し彼は元の雑誌にかじりついてしまった。——片頬笑みが陽子の口辺に漂った。途端、けたたましい叫び声をあげて廊下の鸚哥があばれた。
「餌がないのかしら」
 ふき子が妹に訊いた。
「百代さん、あなたけさやってくれた?」
 百代は聞えないのか返事しなかった。
「よし、僕が見てやる」
 篤介が横とびに廊下へ出て行った。
「猫が通ったんだよ」
 弾機をひねくりながら悌がもったいぶっていったのが、忽ち、
「何? え、今のなに」
と、機械をすて篤介のところへ立って行った。
「何するんだい、この糸」
「糸じゃないよ」
「糸だい」
「馬の尻尾だよ」
「ふーむ、本当? どこから持って来たの」
「抜いて来たのさ」
「——嘘いってら! 蹴るよ」
「馬の脚は横へは曲りませんよ。擽ったがってフッフッフッって笑うよ」
 ふき子が伸びをするように胸を反して椅子から立ちながら、
「みんな紅茶のみたくない?」
「賛成!」
 忠一が悲痛らしく眉を顰めて、
「何にしろ、蝦姑だろうね」
といった。
「全くさ」
 大きな声で、廊下から篤介が怒鳴った。
「蝦姑にするたあ洒落くせえ!」
「でも、本当に、海老なかったのかしら」
 小さい声で、思い出したようにふき子がいったので陽子は体をゆすって笑い出した。
 彼等は昨夜、二時過ぎまで起きて騒いでいた。十時過ぎ目をさますと、ふき子は、
「岡本さん、おひる、何にしましょう、海老のフライどう?」
 話し声が、彼等のいるところまで響いた。
「フライ、フライ!」
 悌が最も素直に一同の希望を代表して叫び、彼等は喜色満面で食卓についた。ところが、変な顔をして、ふき子が、
「これ——海老?」
といい出した。
「違うよ、こんな海老あるもんか」
「海老じゃないぞ」
「何だい」
 口々の不平を泰然と岡本はちょいと意地悪そうに眉根をぴりりとさせながら、
「生憎海老が切れましたから蝦姑にいたしました」
と答えた。——忠一や篤介と岡本は仲が悪く、彼等は彼女がその部屋におるのに庭を見ながら、
「おい、うらなりだね」
「西瓜糖はとれないってさ」
などといった。無遠慮な口を、岡本はまるで聞えなかったように、
「忠一さま、お茶さし上げましょうか」
と、丁寧な声と眼差しとで手をさし出す。その蒼白い頬に浮かんでいる軽蔑を、陽子は苦しいほど感じて見ることがあった。……
 紅茶を運んで来た岡本の後姿が見えなくなると男たちは声を揃えて、
「ワッハッハ」
と笑い出した。さすがに今度は、
「およしなさい」
 ふき子にきつく窘められた。不幸な嫁入り先から戻って来てそのような暮しをしている岡本から見ればふき子も陽子も仕合わせすぎて腹立たしい事もあろう。陽子は、世界が違う気楽な若者と暗闘する岡本の気持がわかるような気がした。
 彼等は皆で海岸へ出た。海浜ホテルの前あたりには大分人影があるが、川から此方はからりとしていた。陽炎で広い浜辺が短くゆれている……。川ふちを、一匹黒い犬が嗅ぎ嗅ぎやって来た。防波堤の下に並んで日向ぼっこをしながら、篤介がその犬に向って口笛を吹いた。犬は耳を立て此方を見たが、再び急がしそうに砂に鼻先をすりつけつつ波打ちぎわへ駆け去った。
「あら、一寸こんな虫!」
 陽子は、腹這いになっているふき子の目の下を覗いた。茶色の小さい蜘蛛に似た虫が、四本のこれも勿論小さい脚でぱッ、ぱッ、砂を蹴あげながら自分の体を埋めようとしていた。ぱッと蹴る、勢いがよく、いくら髪針の先でふき子が砂の表面へ持ち出しても見る見る砂をかぶる。傍から、忠一も顔を出し、暫くそれを見ていたと思うと、彼はいきなりくるりとでんぐり返りを打って、とろとろ、ころころ砂の斜面を転がり落ちた。
「ウワーイ」
 悌が手脚を一緒くたに振廻してそのあとを追っかけた。けろりとして戻って来ながら、
「とてもすてきだよ」
 忠一は篤介にいった。
「やって御覧、海が上の方に見えるよ」
「どーれ」
 篤介は徐ろに帽子を耳の上まで引下げ、腕組みをし、重々しく転がって行った。悌が、横になると思うや否や気違いのようにその後を追っかけた。
「ウワーイ」
「ワーイ」
「ウワーイ」
 波は細かい砂を打ってその歓声に合わせるようさしては退き、退いてはさし、轟いている。陽子は嬉しいような、何かに誘われるような高揚した心持になって来た。彼女は男たちから少し離れたところへ行って、確り両方の脚を着物の裾で巻きつけた。
「ワーイ」
 目を瞑り一息に砂丘の裾までころがった。気が遠くなるような気持であった。海が上の方に見えるどころか、誰だって自分の瞼の裏が太陽に透けてどんなに赤いかそれだけ見るのがやっとなのだ。が、こわいような、自分の身体がどこで止るか、止るまで分らず転がり落ちる夢中な感じは、何と痛快だろう! 転がれ! 転がれ! わがからだ!
「さあ、こんどは一列横隊だ。いい? 一、二、三!」
 砂を飛ばしてころがるとき、陽子の胸を若々しい歓ばしさと一緒に小さい鋭い悲しさが貫くのであった。転がれ、転がれ、わがからだ! 夫のいない世界まで。悲しみのない処まで!
「ウワーイ!」
 犬ころのように、陽子は悌と並んだり、篤介とぶつかったりしながら、小さい悲しみの花火をあげつつ幾度も幾度も春の砂丘を転がり落ちた。
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