#君が死んでも許してあげるよ
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hikarue · 2 years ago
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ㅤ♡𝆬 ㅤ👩‍❤️‍💋‍👩ㅤㅤ君が死んでも許してあげるよ ˚₊ ‧ ⁺˖
ㅤㅤㅤㅤㅤ★ 💌ㅤㅤㅤㅤ𓈒 𓈒 𓈒 ﹫ 𝗒𝗏𝖾𝗌𝗇𝗍𝗎𝖺𝗅 ੭ㅤ✦ ۫. ๑
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ymmt8o8 · 3 years ago
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怒りの使い方を
※僕のヒーローアカデミアNo.373(36巻未収録)までの内容に触れています
もう、何と言えばいいのか、だいぶ言葉に詰まってるんですが、お気持ちおまとめという形で残したくポチポチやっています。
障子目蔵、君は本当に何なんだ……
16歳、16歳かあ…………
「復讐者にならないでくれよ!」という障子くんのむきだしの叫びが、もはや祈りに近くて涙腺が無理でしたね……
クラスの中でも落ち着いていて大人びた彼の叫び声が、16歳の少年の年相応の切実さを湛えていて、こっちも叫び出したい気持ちになりました……次代の子どもたちの明るい未来のために闘う彼がとても眩しいんですが、君もまだ未来を保障されるべき側の少年なんだよ……
だから一般市民がギリギリの所で止まれて、障子くんを傷つけようとする手を止めることができて本当によかった……よかったよ…………
差別の話を扱うのはとても難しいことで、今回このパートに突入する際に期待と懸念があったけども、差別を許せとか水に流せとかそういう話では決してなかったこと。理不尽には怒れ、だけど怒りの使い方を考えろ、やり方と矛先を間違えば、それは加害者と何も変わらない。そういう話だったんだなと思う。
「大事なのは"何をした・何をしてる人間に"言われるかだ。言葉には常に行動が伴うと思う」と焦凍くんは言っていましたが、暴徒への叫びは迫害を受けてきた彼にしか言えなかった、彼だけの叫びだなと思うし、同じ傷を持ちながら正しくあろうとする彼の言葉だから迷いを生めたんじゃないかなと思う。
途方もない大きな壁に信念をもって立ち向かおうとする人間の意志に激弱なのでずっと障子くん……!!になりっぱなしなんですが、彼の祈りが正しく伝わり後退どころか大きな前進をしたことに、そして涙を流す彼の姿が人として美しすぎて、もう何を言うのも野暮な気がしてきました。
障子くん……!!になると共に口田くん……!!にならざるを得ないんですが、優しい彼がずっと障子くんのために怒っているのがとてもいい。お母さん、息子さん優しいだけじゃなくちゃんと大切なもののために怒れる子になりましたよ……
ヒロアカ、誰かが大きすぎるものを背負って闘う時、その背を支えるために同じ場所に友がいてくれるのがすごくすごく好きです。
「ヒーロ��が辛い時、誰がヒーローを守ってあげられるだろう」という問いに対する答えのひとつは "ヒーローを1人の人間として見てくれる存在" だと思っていて、この場に口田くんがヒーローとしてだけでなく障子くんの友だちとして共に立ってくれているのがとても嬉しいです。
さて、ここ数週間で己を見つめて自分の信じる道を歩いてきた障子目蔵という人間を噛み締めるたびに、借り物の信念を掲げてここまできて空の御輿として担ぎ上げられ、何者にもなれず誰も着いてこなかったスピ���ーとの対比描写のえげつなさも噛み締めざるを得ず、「ここまでやります……?」の気持ちになっています。そのスピナーの空っぽの思考の中で最後に残ったのが、友だちである「死柄木弔を助けろ」なのがじんわりくる……そうだよな、スピナーにとって死柄木はゲームの話ができる友だちだったんだよな。スピナー、異形迫害を受けて引きこもりだったから初めての友だちだったのかもしれない…… AFOのなかにもう死柄木はいないらしいんですが……どうしたら…………
そして堀越先生のサブタイ芸がキレッキレで切れ味に呻いてる。FRIENDSですよ。3バカだったかつての3人…………
マイクの「思い出まであいつに失わせないでくれ」にマ、マイク〜〜〜〜!!になってしまった。マイクの友人想いなところが好きで「友だち泣かせたぶん」と殻木にDJパンチするシーン大好きなんですが、そんなマイクがかつての友と対峙しなければならないのつらすぎる……覚醒のキーワードがスピナーの"助けろ"だったのがヒーローだった白雲の意識が強く残ってるが故な気がして余計つらい……
眩しい光と希望を見せた後に絶望を見せてバランスを取ってくる堀越先生がブレなくて怖いです。
37巻、ちょうどこのあたりまでの収録かなーと思うんですが、もしも障子くんが表紙にきたら正気を保てないかもしれないくらいには元気に狂っています。来年の私の運命やいかに。
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retepom · 2 years ago
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【こんな時代だぜ】No.161【俺達は止められない】
答え合わせ推しの副流煙で無事過呼吸になったところへ激オモロ本誌展開を浴び こうしちゃいられねぇッッ!!となった次第です。ギュッと圧縮していますが本当に今週面白すぎたので。まだ本誌を読んでいない方は一刻も早く読もうな。
「お前ら帰ってきたばっかでよく食えんな」
ニコ、ジナショの食いっぷりに若さかと言うけれど結局何歳なんですかね。イチコよりちょっと歳上?答え合わせ会話の雰囲気だとクリードの方が更に歳上っぽいけれどそこまで離れてなさそう。20代後半〜30代前半…?しかしそんなクリード=デッカードの前の皿はちゃっかり空です いっぱい食べる推しが好き 食事の痕跡があるだけで満面の笑みになってしまうな……
ファン警戒態勢でも飯は食う出雲風子めちゃくちゃ行儀悪くて笑っちゃった。訝しげなクリード隊長しか得られない栄養素も補給。ありがとうございます。そして今回はしっかりネクタイ締めてる…また好きになっちゃうじゃん……もうダメ(手遅れ)
フィルママやっぱり美人だしフィル君ご飯食べられるの本当に良"か"っ"た"��"ぇ"ッ"!!となるんだけれどショーン=ダッツの笑顔がUNSEENなのほんともうお前 いいヤツだなお前ほんと…“身を隠したい”ってのが切ないな……ようこそUNIONへは喜ばしい限りなんですけれども。
UMAみたいなもんことファン=クーロンが“20年以上も自分を待っているかもしれない”と思える出雲風子も結構ポジティブ(?)ですよね。普通は20年も姿を現さない相手を想い続けられないよ。
「誰?」
横顔とか身体のシルエットは女子だな…え?チャイナガール??シェンより先にムイちゃん来ちゃうの??
「お手並み 拝見」
ラーヌンッッッ バトルの中で使われちゃったから最後に受け止めて食うみたいなアレは見られなかったですがこういう展開大好きです。もっとやって。風子の新技良いな…となりつつ食うのをやめないジナショの肝が座りすぎ問題。宇宙を経験した10代はちげーな…
「お見逸れしました!!」
「あなたのお力でどうかお助けください!!」
「ファンに土をつけたあなたにしか頼めない!!」
「私ではもう止められないんです!!」
ファンが“出雲風子に負けた”という話を周囲にしているかもしれないという驚愕の事実
「ある武道大会に出て頂きたい…!」
「そこでファンを倒し止めて下さい!!」
「そして兄を…」
アッッッッッ
「シェンお兄ちゃんを 助けてあげて!!」
メイちゃん!!!!!!!!!!
生"き"て"る"ッッ"!!!!!!!!!!!
メイちゃんが生きて…大きくなっている……ループ後のこう…切なさと嬉しさの狭間……メイちゃんの死がシェンを修羅に変え、UNIONに導き、ムイちゃんと出会う、そういうシナリオでは少なくとも無い、ということ……ってことは何?シェンはもう純粋に“天下無双”を目指して師匠とタイマンしようとしているの?ハッ…兄弟子……ロウは!!?ロウは生きていますか!!?!?ロウメイはワンチャンありますか!!?!?!(ドサクサオブ・ザ・イヤー)
[天擂祭][予選当日]
テンポが鬼!!!!!!!
『全世界の“真”武闘ファンの皆様!!お待たせ致しました!!これより…』
『この世界で最強の武闘家を決める』
『天擂祭を開始致します!!』
ウ"オオオオオォーーーッッッッッッッッ!!!!!!!!!!殺せーッッッッ!!!!!!!!(治安の悪い客)
この頁、初見テンション上がり過ぎて見逃していたんですがちゃんとマント羽織ったUNIONメンバーがいるんだよな最高かよ
『武の頂点!!』
『東西南北…いや 天上天下不敗の男!!』
『ファン=クーロンに挑むのか!!』
「くだらん」
「いまここで」
「全員のしてもいいのだぞ」
も〜!!!!?!?何!!!!?一挙一動が今一番面白い男ォ!!!!!!!!
[つまらん]
[オレが求めるのはただ一人]
それもう恋じゃない???????????
『始めッ』風破連勁!!
太ってる&だらしない煽りでブチ切れマッハの春麗風子最高かよ〜〜〜!!?!!!?ファンの表情 初恋の相手が突然目の前に現れたんか?わかるよ 座ってる場合じゃねえわコレ
『いや…ここだけじゃありません!』
『各ブロックで無双している猛者がいる!!』
ビリー
流派:近 接 戦 闘 ( C Q C )
まままままっっっ ビリー様まっ CQC ハァッア…CQC……確かにブロージャでもしれっと対人やってたけどやっぱりできるんか スネークみたいな動きできるんか すき うっかり高所恐怖症盲目おじさん すき 頑なに上着に袖は通さない!!もうここまでくると大したもんだよ 雲雀恭弥かビリー様ぐらいのもんだよ トンファー使う???
ボイド
流派:ボ ク シ ン グ
上脱いでるけどチャイナ=ボルクスありがとうございます 本当に 笑顔でファンサを忘れないボイド=ボルクス元選手 一生好き 貴方のリングは地球だよ!!!!!!!
友才
流派:月 光 流 抜 刀 術
ヒイィーッ!!!!!余裕の飲酒!!!!!!!抱いて……………………全世界抱いてる貫禄 どんな衣装もよく似合う見目麗しき友才様 刀の錆にして ヌンチャクとか使ってるやついるから抜かなきゃ刀もオッケーということ?この人風圧で木を圧し折るけど大丈夫??
風子
流派:真 八 極
「来たか…出雲風子!!」
「やりすぎちゃった」
可愛い顔して何言ってんの!!?許す
ファン=クーロン大歓喜ってレベルじゃねーぞこれ嬉しくて気絶するんじゃない??しかも別の猛者も来てくれたじゃんこれはもう選り取り見取りでヨダレが止まらない案件だろ 武闘派4名揃い踏みの天擂祭編楽しくない訳がない 俺がスポンサーになる!!!!!!!!!!!
他UNIONメンバーも観戦でチャイナファッション宜しくお願いしまあああああぁすッ!!!!!!!!ジーナちゃんは白チャイナが絶対に絶対に合うからね 賭けても良い イチコさんはスリット深めのドレスをくださ…テラーは隊長応援法被着なきゃいけないからソレどころじゃない??クリード=デッカードは袖が破れました
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yutakayagai · 2 years ago
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千明は、JR御茶ノ水駅から総武・中央線で秋葉原駅で行き、京浜東北線に乗り換え、上野駅から常磐線で水戸に帰った。
「フレッシュひたち」に十七番ホールから乗り、途中で買った缶チューハイを飲みながら特急が動き出すのを待った。
この四十三年間、家族旅行は大概熱海か伊東だった。ディズニーランドも行ったが、それ以外にはなかった。父は地方公務員で、母は保健師をしていた。二人とも忙しく、独りで過ごすことが多かった。
思春期になり、声変わりをして下半身に体毛が生え始めた時、当時通っていた中学校の保健体育の男性教師に片想いをした。年齢は今の千明と同い齢で、サッカー部の顧問もしていた。
ある夏の日、その教師が更衣室でポロシャツとハーフパンツに着替えるのを、中学生の千明は更衣室のドアが僅かに開いていた隙間から見てしまった。ちょうどビキニブリーフ一枚だけの姿で股間の膨らみが視界に入った時、彼は生まれて初めて性衝動を覚えたのだ。前の日に男女の生殖器について習ったばかりだったので、彼は現実に一物がその欲求によって勃起していくのを経験した。
その後、同級生との談笑の中で自慰行為を知った。一物の包皮が剥けない状態ではあったが、あの光景を思い出しながら上下に擦った。次第に包皮も伸びて紅潮した芯が剥き出し、先走り汁で右手が汚れていくのを目前に、千明は罪責感を抱えながらもエクスタシーに酔っていった。そして、
「あっ、あん、ああんッ!」
と、裏声を上げた途端にピュッと跳んだ後にドクッ、ドクッと黄色がかった愛液をトイレの床にまき散らした。栗の花に似た臭いが漂う中で、彼はこれまで身に感じたことのない解放感を覚えた。
この感覚を味わう為に、その体育教師が着替える時間が近づくと、千明は誰もいないことを確認したうえで視姦を繰り返した。時折、ビキニブリーフの膨らみが大きいことがあり、彼は生唾を呑んだ。そして、トイレの個室にこもっては自慰行為をした。
ある日、千明が周囲に誰もいないことを確認し、いつもの様に更衣室を覗こうとした時、背後から声がした。
「君、職員更衣室の前で何やってるの?」
その声にビクッと彼は驚き、そっと振り向いた。そこには髪を七三分けにした、白衣を着た男性教師が立っていた。彼は言った。
「いつも山本先生が着替えている時に君、来てるよね」
「ご、御免なさい…」
「ちょっと、一緒に来てもらえるかな?」
千明は、その男性教師の言う通りについていった。怒られるのかな、と彼は思った。
連れて来られたのは、理科準備室だった。室内から鍵をかけられ、向かい合うと突然股間を弄られた。
「!」
「君、勃ってるじゃないか。先生、知ってるンだよ。君がトイレでオナニーしてるの。山本先生、カッコイイもンなァ…。実は、先生のセフレなンだよ。チ○ポでかいから、いつもイッちゃうンだよ」
「や、やだ…」
後退りしながらも恐怖のあまりに身体が硬直していた。気付くとベルトを解かれ、スラックスを下ろされた。赤と青のラインがはしったウエストゴムのセミビキニブリーフの中央が隆起し、じんわりと先走り汁が染みていた。
「川又先生、御免なさい…」
「流石、性に目覚めたばかりの初々しい肉体だ」
川又は白衣を脱ぎ、ベルトを外し、スラックスを下ろした。ウエストゴムにブランド名があしらわれた真っ白なビキニブリーフが、卑猥なほどに突き上げていた。彼は言った。
「先生が、君を大人にしてあげる」
「や、やだ!」
「大声出すと山本先生にチクるぞ!」
こう言うと、川又は千明を口止めするかの様に唇を奪い、彼の股間を鷲づかみした。千明の口の中に川又の舌が忍び込み、とめどなく唾液が噴き出した。
「君、感じてるじゃないか」
「あ、あぁ…」
ひんやりとした床の上で、川又は千明の内腿に下半身をうずめ、股間を軸に身体を上下に揺さぶった。徐々にビキニブリーフ越しに川又の先走り汁が噴き出し、それが千明のセミビキニブリーフを濡らしていった。
「ほら、先生も君と同じ肉体をしてるンだよ…」
千明は放心状態となっていた。無言で彼は肉体を弄ばれ、川又の思うがままにされていた。最終的には、セミビキニブリーフの右側から肉棒を引き出され、鏡に映された姿を見せ付けられながら絶頂を迎えた。
「あ、あぁぁぁん!」
乳白色の愛液が、焦げ茶色の床に跳び散る。川又も自分で手淫し、床を汚した。
その後も、理科準備室に連れて行かれては川又は千明と絡むことを要求してきた。いつしか山本が着替える様子を見に行くことはなくなったが、川又との密会を重ねていく毎に自分の肉体の諸部分が感じる様になっていった。
夏休みになり、登校日で学校に来るといつもの様に川又に連れられ、理科準備室に入った。すると、そこには山本の姿があった。彼は水色とワイシャツとライトグレーのスラックスと言う姿だったが、
「千明君、今から山本先生が君の欲求に応えてくれるよ」
と川又が言った。山本は、まさか目前で千明と濡れごとをするとは聞いてもなかったので、
「まさか、お前の前で彼を…」
と聞いた。
「だって、君が着替える姿を見ながらトイレでオナニーしてたンだよ。好きなンだよ」
「だからって…」
「お前だって溜まってるンだろ?いつもチ○ポもっこりさせてるし」
千明は、ただ恐怖でしかなかった。川又に童貞を奪われ、望まない濡れごとを強要され続け、そのうえ山本に告げ口をするとは!狂気の沙汰でしかない。
「…信じられない!」
そう言い放つと、千明はドアの鍵を開けて走って出て行った。彼は泣きじゃくりながら階下の職員室に入り、川又に身体を弄ばれたことを他の教師に告白した。
「本当なンです!助けて!」
結局、教頭が理科準備室に確認しに行くと、ちょうど川又が山本と接吻し股間を弄っている最中だった。
「学校で何やってンだ、お前ら!」
数日後、川又は懲戒免職となり、山本も最終的には辞職することになった。しかし、千明は川又に犯され、肉体の諸部分が感じる様になったことをトラウマとして抱えていた。母が保健師だったこともあり、しばらく心療内科でカウンセリングも受けた。父も教育委員会を相手に訴訟を起こした。
それでも、千明には常に飢えていた。何故か、山本の様な年上の男に好意を持ってしまい、それで性欲の処理はしないが愛して欲しいと言う願望が尽きなかった。
車窓には、家々がひしめいていたのが利根川を過ぎるとあちこちに田畑が広がる景色に変わっていった。千明は缶チューハイとビールを飲み終え、寝てしまった。気付くと特急は内原を過ぎていた。彼は慌てて起き、眠い両眼を擦りながら水戸で下り、JR水郡線に乗り換え、家路に着いた。
家に着くと、未だ彰は帰って来ていなかった。時計の針は、午後五時を回っていた。千明は居間の掃き出し窓を開け、仏前に線香をあげ、合掌した。
「聡、ただいま」
そう言うと立ち上がり、ネクタイを解き、ジャケットを脱ぎながら応接室に向かった。シャンデリアの明かりを付け、サイドボードからテイスティンググラスを取り出し、ボウモアの封を開けた。昔のことも思い出し、どっと疲れてしまった。彼は少し休もうとウィスキーを一口含むと、レコードを一枚取り出した。それは、彰の父が好きだったのか、ジリオラチンクエッティのベスト盤だった。プレーヤーの針をのせると、軽快な前奏が室内に��いた。
あ、この曲いいねと思いながら、千明はグラスを片手に歌詞カードに目を通した。伊語と日本語の対訳になっており、今流れているのは「La pioggia」であった。嗚呼、車のコマーシャルで使われた曲だなと、彼は思った。
マントルピースの上には、幼い頃の聡と彰が両親と撮った写真が並べられている。嗚呼、宇佐見家の歴史にこんな自分が入り込んでもいいのかしら?同じ戸籍にも入れないし、万一、彰の身に何かあっても保証人にはなれないだろう。彼は不安に思った。
ボウモアのお代わりをダブルで三杯飲んでいた頃、再び眠気が襲って来た。あの純喫茶でわんわん泣いてしまったからか、疲れたのだろう。大樹に後で謝っておかなければ…。そう考えていると、彼の瞼は閉じられてしまった。
千明は真っ暗な中で横たわっていた。すると、
「透!何寝てンだよ!」
と声が聞こえた。その声に彼は気付き、両眼を擦りながら身体を起こした。遠くの方から誰かが歩いてきた。近づいて来ると、それが聡であることを認めた。
「聡!聡なンでしょ!?」
「オレだよ!」
聡が千明と向かい合うと、千明は聡を抱きしめた。再び涙が溢れ、泣き出してしまった。
「聡!会いたかった、会いたかったよぉ〜!」
「お、おい!苦しいよ!死んじまうよ、死んでるけど!」
そう言うと、聡は千明の唇を奪った。何故か涙が急に引いた。彼は、
「もう、泣くンじゃねぇよ…。この泣き虫毛虫!成仏できねぇじゃねぇか!」
と言った。彼は言った。
「お前、会社辞めて東京は卒業して、ウチに来いよ」
「…いいの?」
「お前、彰が好きなンだろ?愛してるンだろ?アイツ、オレと同じ淋しがり屋なンだよ。しかも、オレを含めて皆お陀仏しちゃって、アイツ、あぁ見えても苦労したンだせ?働き場所なんて何とかなるし、今後のことなんて今はどうでもいいよ。その時は隆を養子として迎えればいいさ、香だって許してくれるよ。彩も彰が好きだし…。ウチの戸籍には入れないだろうけど、そんなことあぁだこうだ言ってるのは日本だけだよ。フランスなんて事実婚が多いンだから!エリザベス一世だって、ヘンリー八世とアンブーリンとの間の私生児だよ。その私生児だって女王になったンだから、関係ねぇよ!」
あの世に逝ってもメチャクチャなことを言うのは変わらない。千明はおのずと笑顔になった。聡は続けた。
「もう、オレのことは水に流せ!お前が中学生の時にバカな先公に犯されたことも、両親がお前の気持ちを解ってくれなかったことも…。学歴!?もう時効だよ!東大卒だってプー太郎はいるよ。もしバカにしてきたらそいつがバカなンだよ。もう、細かいことでクヨクヨするなよ!?泣くのはなおさらだ。もし泣いたら彰に乗り移って二万四千回の接吻���お前に施すからな!」
「聡!相変わらず…バカだわ」
「バカでも死んじまったよ!」
二人は声を出して笑った。聡は言った。
「そんな理由で、彰をよろしく頼む。あ、そろそろ帰って来るから、またな!愛してるよ!」
そう言うと立ち上がり、聡は暗闇の中へ走って行った。千明は目を覚ました。家の外で車がバックする音が聞こえた。彰が帰って来たのだ。
室内には、「アネマエコーレ」と言う曲が響いていた。ドアを開ける音がし、
「あれ、お帰り。早かったンだね」
と彰が入って来た。千明はソファーから起き上がり、彼のところに向かった。千明は言った。
「彰さん、一緒に暮らしたい…」
「え!?」
「オレを、宇佐見家の一員にして下さい」
「えぇ!?」
「会社は辞めて、東京も卒業して、この地に骨埋めたい。彰さ、彰と暮らしたい」
彼は、彰を初めて「さん」なしで呼んだ。その言葉に彰は顔を真っ赤にさせ、抱きついた。千明をソファーに押し倒し、唇を奪った。彼は言った。
「いいよ!大賛成!幸せになろう!透く、透!愛してる!」
そのまま二人はソファーの上で愛し合った。あの世から聡が嬉し泣きしているのを、千明には見えていた。
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kennak · 3 years ago
Quote
長くなります。よかったら読んでください。 まず、私から提案したいと思います。 私の家に遊びに来ませんか。鹿児島県のとある田舎町で農業を営んでいます。新規就農してからまだ半年余りなので、アルバイトをしながら何とかやっている状態ですが。 独り者です。バツイチです。質問者の方が男性でしたら、何日か泊まっていただいても構いません。 柴犬と猫とヤギ、ニワトリがいます。 以下、陰鬱な内容を含みます。耐性の無い方は読まれない事をオススメします。 私もうつ病でした。 それも重度のうつ病でした。主治医には、最終的には脳に電極をつけて電気ショックを施すことを勧められたぐらいです。 入院治療も2度行いました。 最初の入院は、自殺未遂をしてから運ばれました。施錠された病室に隔離されました。常にモニターで監視されていて、トイレなどハナから丸見えです。 1週間の後、一般病棟に移りました。 職場には、主治医からうつ病の為3か月の休職が伝えられました。 2週間後くらいから、躁状態に入りました。 室内では腹筋、腕立てを繰り返し、外出許可をもらってはランニングに勤しみました。 自分自身が何故うつ病になってしまったのか自省し、退院してから復職する迄のやるべき事リストを作り上げました。 前向きな様子を見て、主治医も退院時期を前倒しにしました。 一月後、退院しました。 退院してから、先ずは主夫業に精を出しました。 過剰なまでの不安と心配を与えてしまった妻の為、早起きして犬と散歩に行き、朝ごはんを作り、掃除、洗濯を済ませ、夕ごはんの買い出しに行き、夕ごはんを作って妻の帰りを待ちました。 週に2回の通院は、あえて15キロの道のりを自転車で通いました。散歩にも出かけ、野の花や小鳥なんかをスケッチしたりもしました。 全てはうつ病を克服するためだけに、日々を過ごしました。認知療法、行動療法、薬物療法すべて行いました。 1か月後、再発しました。 休職期間も残り1か月ともなると、緊張と不安が絶え間なく襲ってきます。また寝れない日々が続きます。食欲もなくなり、何をするのも億劫です。 復職1週間前ともなるとある思いが心を支配します。 (死にたい…) とにかく私は死にたかったのです。 いわゆる、希死念慮です。 簡単に言うと自殺願望なのでしょうが、色んな自殺の方法を探りました。 結局は首を吊る事に落ち着きました。 妻の居ない日中に、何度も何度もタオルなどで首を吊りました。でも死に切れませんでした。 勇気を振り絞って復職しました。 3か月ほど働いたでしょうか。職場での日々は、私にとって正に地獄でした。常に緊張していました。頭が上手く回転しません。真っ直ぐ歩くことさえままならず、何故か柱や机の角にぶつかりました。トイレに用がなくても頻繁に入り、周りの好奇な目から逃げました。その度にトイレの窓から飛び降りたい気持ちになりました。自殺を試みた人間に対して、同僚は腫れ物に触るように対応します。 毎週末、今日こそはと思い、首つりを繰り返しました。しかし、最後まで出来ません。 私は思い込みの世界で生き、想像の世界で苦しんでいました。 自殺未遂をしてから、うつ病と告知されてから、いやもっとずっと前から私は、私自身の妄想に自縄自縛の状態でした。 あいつは仕事が出来ない。 あいつのせいでみんな迷惑している。 自殺未遂するぐらいなら仕事を辞めればいいのに。 それでも上司は私を励まします。 君なら出来る。死んだ気になってがんばりなさい。みんな君の事を心配しているんだ。恩返ししないとね。 妻も私を励ましてくれました。 折角、頑張って公務員になったのに、今辞めたらもったいないよ。家のローンはどうするの。その年から転職なんて出来ないよ。あなたの大好きな柴犬も手放して、動物も飼えないようなアパートに移る事になるよ。今が頑張りどきよ。 私はもう限界でした。いや、もうとっくに限界だったのでしょう。主治医からは兎に角強い睡眠剤と抗うつ剤を処方してもらいました。 起きていても何時もボーッとしていました。 漢字もどう書くのかよく分から��くなりました。 ひらがなさえ、「あ」と「お」の違いさえよく分からなくなり、度々授業中の計算ミスを子どもに指摘されました。 ある日、子どもに問いかけられました。 「先生、なんで死のうと思ったの?前の先生が、H先生はぼくたちのことが嫌いで死のうとしたって言ってたけど、本当?」 「そんなことないよ。死のうとなんかしてないよ。」 咄嗟に取り繕いました。 代行の先生が、断片的で恣意的な情報を子どもたちに伝えていたようでした。 再休職することになりました。 うつ病の原因は今だからよく分かります。 新しい学校に移動したものの、子どもたちと以前のような信頼関係を築けないことからの自己嫌悪。 同僚とも良好な関係を持てないことからの苛立ち、不安、不満。 それらから派生するように、仕事への自信喪失。 40過ぎても子どもを持てないことへの落胆。 35年住宅ローンの重圧。 自分の故郷が地震と津波で壊滅的な状況なのに、何も出来なかったことへの後悔。 妻とも友人とも、会話が噛み合わないことからの孤独感。 当時の私は客観的に見ても、八方塞がりでした。 でも多くの方たちも、多かれ少なかれ40も過ぎれば仕事や家庭で問題を抱えています。しかし、うつ病にはならないでしょう。だからこそ私は私自身に失望しました。失望感は再休職したことからさらに募り、積み重なった失望感は、絶望感へと集約されました。 再休職して、私はまさに生きるしかばねの様でした。 以前の休職期間のように、前向きにうつ病治療をすることも有りません。ただ、ただ死なないように生きているだけです。 誰かの歌詞にあったように、 私は小さく死にました。 当時の私は死にたいと云うよりも、「楽になりたかった」のです。 40も過ぎて再休職し、再び同僚や子どもたちに迷惑をかけ、上司の配慮や期待にも応えることが出来ず、その上、妻への罪悪感は筆舌に尽くし難いものがありました。 いつ自殺が成功しても大丈夫なように、定期的に遺書を書きました。妻への謝罪、同僚たちへの謝罪、両親兄姉への謝罪、毎日毎日こんな自分が生きていることが申し訳ありませんでした。 妻は週末になると、神社へとわたしを連れ出しました。近所の神社、箱根神社、鶴岡八幡宮、春日大社にも行きました。 2時間で2万円もするカウンセリングも受けました。 主治医から処方される薬は、5種類まで増えました。病院でのカウンセリング担当医は、大学を卒業したばかりのような若い女性です。彼女なりに真摯に私と向き合ってくれましたが、私は彼女から助けてもらえるとはとても思えませんでした。主治医で院長でもあった先生は、薬を処方するだけです。もしうつ病が治らず、教員を退職する事になったら精神障害者として生活保護を受けるしかないと言われました。 一向に良くならない私の状況に、妻は失望し、疲弊しました。あとで知っ��事ですが、リストカットなどの自傷行為をしていたようです。 毎晩、妻から叱責をされるようになりました。 このままだとどうなるか分かる?あなたがうつ病を治さないとどうなるか分かる?いい加減、治してよ!どれだけあなたが沢山の人たちに迷惑を掛けているのか分かる?だから早く治して! 時には包丁を持ち出され、一緒に死のうと懇願されました。 一度、人は道を踏み外すととことんまで堕ちるのだと思いました。しかも、底がありません。どこまでも堕ちるのです。 生き地獄でした。 翌年の4月、私は別の学校に移動し復職することになりました。 私は私を偽りました。うつ病は治っていません。しかし、治った事にしないと妻がもちません。 治ったと偽り、主治医にも復職を許されました。 復職して、3週間後の朝、自宅の梁に電気コードを括り付け、椅子を倒し首吊り自���しました。 死んでいませんでした。 気づくと愛犬の柴犬が必死に私を舐めていました。 何も見えません。呼吸が止まっていたのでしょうか。私は必死に呼吸をしました。呼吸を繰り返し繰り返し行うと暗闇に光が差し込んできました。 何故かコードは解けていました。今際の際で、コードを解いていたようです。しかし自分が何をしたのか暫く理解できませんでした。失禁していることに気づきました。脱糞までしていました。眼球は出血し、白目部分は真っ赤に染まっていました。左半身が上手く動きませんでした。 その日、再入院することになりました。 主治医から、電気ショック治療を勧められました。一定の効果は期待できるが、全身に激しい電気ショックが流れるので多少の骨折や記憶の欠落などのリスクは覚悟してくれと言われました。妻の反対で行いませんでした。 もはや、自分が何をしたいのか、生きたいのか死にたいのか全く分かりません。ただただ矮小で卑屈で社会のゴミのような存在だと思いました。 生きている意味などあろうはずもありません。 でも私は生きていました。あの日以来首を吊るのも止めました。何も考えず何もせず、出されたものを食し排泄し、夜になれば睡眠剤でぐっすり寝て朝になれば看護師に起こされ、何もない1日が始まります。 2か月後退院しました。暫くして、教員を辞めました。無職になりました。新築の家も売りに出しました。妻には当然ですが、見放され東北の実家に帰ることになりました。実家にはまだ思春期の姪たちがいたので、兄がアパートを探してくれそこに1人で暮らす事になりました。 私は何も考えなくていいように、中古のゲーム機を買って一日中ゲームをしていました。たまにスーパーに食料を買いに行きますが、誰かに見られるのが恥ずかしくて、短時間で目につくものをそそくさと買ってアパートに戻ります。何も考えません。感情も有りません。風呂にも入りません。歯も磨きません。ある時、履けるパンツが無く、Tシャツを逆さにして履きました。チンチンが寒かったです。 以前の主治医から実家近くの病院を紹介され、紹介状も持たされていましたが、そこの病院に行く事は有りませんでした。もう精神科医も抗うつ剤も睡眠薬も私には必要ありませんでした。 なぜなら私は人の形をした、ただの醜いぬけがらでしたから。 時間も季節も、世間も仕事も、私には何の意味も有りません。物欲、金欲、食欲といった欲求もありません。ただ日々死なないように生き、金を食いつぶし、秋が来て、冬が来て、春が来ました。 定期的に父から電話がありました。その日は今までにない雰囲気で、もうアパートを引き払えと言ってきました。 実家で両親と兄家族と暮らす事になりました。 父は頻繁に私を外に連れ出しました。80も近い父の運転で、被災地の風景を見たり、故郷の野山を見たり、桜を見たりしました。 5月過ぎ、父が帯状疱疹になりました。 6月になると、胃腸に何らかの不調を訴えるようになりました。 7月、近隣の中核病院に入院することになりました。 最初は泌尿器系の病気が疑われ、手術を受けましたがあまり体調が改善されません。その後、ガンが疑われましたが、その部位が分からないと言われました。原発不明ガンと診断されましたが、本人には告知していませんでした。 父が体調を崩してから、病院の送り迎え、入院の準備や手続き、お医者さんの対応など、私が行いました。初めは嫌々でしたが、結局手が空いているのは私しかおりませんから、仕方なく対処していました。 原発不明のガンなので、具体的な治療方針が決まりません。何故か、一時退院が許されました。 退院してから、定期的に通院する事になりました。その日は泌尿器科の受診の日でした。泌尿器の主治医がお休みで代理の先生に診てもらいましたが、受診後父の様子が変で、帰り道に尋ねるとガンだと告知されたと言います。 何年ぶりでしょうか。私の中に忘れていた感情が芽生えました。 怒りです。 その日告知してきた先生は、あくまで泌尿器科の主治医の代理で、しかもガンの部位はおそらく消化器系だろうと言うことで告知する時期は消化器科の主治医と治療方針と共にこれから考えていきましょうという段取りになっていたのです。 父の落胆は見るからに明らかでした。父はタバコも吸いません。深酒もしません。健康番組が大好きで、健康に人一倍気を使っていました。 食事の世話も私が行っていましたが、食欲もめっきり無くなりました。歩くのも酷く疲れるようになりました。 私は消化器科の主治医とアポを取り、抗議の為病院に赴きました。何の相談もなく、科も違う代替先生が告知をしてしまった事に、平謝りでした。 それから私は、ガンについてできうる限り勉強しました。通院の際は、ノートを持ち込んで先生の所見を事細かくメモしました。 PET検査なるものでガンの所在が分かるかもしれないと聞き、検査機のある病院まで連れて行きました。 しかしながら、ガンの所在、及び部位は特定できませんでした。 8月になり、いつも以上に辛そうな父を見て再入院させる事にしました。病院に着くともう自力では歩くことが出来ず、車椅子に乗せて診察室まで連れて行きました。 父は気丈で弱音を吐くことを聞いた事がありません。 私が小学生の頃、車のドアで親指を挟み、骨が見えていても自分で運転し整形外科に行き、夕方には仕事をしていました。 私が中学生の時には、母が粉砕機で薬指を切り落としてしまいました。側にいた父は、すぐさま薬指を拾い、氷袋に入れて母を病院まで連れて行きました。指はくっつきませんでしたが。 そんな父が、自ら車椅子に乗っている姿に愕然としました。 主治医からは、胸水が溜まっているのでお辛いのでしょうと言われました。とりあえず、入院治療することになりました。 胸水を抜いてもらい、多少楽になったのか父に少しだけ笑顔が戻ってきました。後から来た母とも談笑していました。 数日後、父は永眠しました。 死因は、原発不明ガンとのことですが直接的な死因は、窒息死です。深夜になって吐いたものが気管に詰まり、自力では解消されず看護師が気づいた時には亡くなっていたのです。 解剖はしませんでした。 母の取り乱しようは筆舌に尽くし難く、身内一同呆然としました。 それでも、お通夜や葬儀は粛々と進められます。 葬儀が終わり、明日早朝に火葬を残すのみという晩の頃、私は葬儀会場で棺の中にいる父と2人きりになりました。 止め処無く涙が溢れてきました。あんなに泣く事はもはやないだろうと思います。 おそらく1時間ほど泣き続けたでしょうか。その間、私は心の中で同じ言葉を繰り返していました。 (ごめんなさい。ごめんなさい。) (もう大丈夫だから。) ほぼ平均寿命とは言え、父は80手前で亡くなるような人ではありません。ましてや、ヘビースモーカーで高血圧の祖父より早死にするような人ではないのです。 では何故、こうも早逝してしまったのか。 原因は、私です。 私の存在がストレスとなり、私のうつ病が治らないこともストレスとなり、40過ぎの息子が無職になって帰ってきて引きこもりになっている現実がこの上なく父に負担を掛けたのは間違いありません。帯状疱疹になったのも、胃腸に不調をきたしたのも、がんと診断されて1か月余りで亡くなったのも、私のせいです。身内は誰も口には出しませんが、みんなそう思っている事でしょう。 それなのに私は、父の棺の前で1時間ほど泣いて泣いて泣き疲れた後、気づいたのです。 うつ病が治ったと…。 皮肉なものです。父の病と死が、私のうつ病を寛解に導いたのです。 半年前まで、私は私の抜け殻でした。 何もせず、何も考えず、ただ無意味に時間とお金を浪費する肉の塊に過ぎませんでした。他人と会話する事は勿論のこと、身内ですら顔を見て話すことも出来ませんでした。 それが3か月前から止むを得ず、父の世話をするようになってお医者さんと交渉したり、看護師と話したり、父の様子を親戚に伝えたりするうちに何となく、うつ病は回復の兆しを見せ始め、最終的にに父の死によって寛解に至ったのです。 父は全く意図していなかったでしょうが、結果的に父の病と死が、私を深い深い谷底から救ってくれたのです。 結局のところ、私のうつ病を治したものは医者でも無く、カウンセリングでもなく、ましてや薬でもありません。タイミングときっかけ、そして行動です。 以下は私の経験則からの私見です。異論がある方もいらっしゃると思いますが、ご容赦ください。 うつ病は、薬で治る病気ではありません。 一般的な解釈としては、うつ病は過剰なストレスなどにより、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンといった神経伝達物質が上手く働かなくなり、シナプス間における電気信号が不調となる為、活動性が低下し、感情が失われていくとされています。 抗うつ剤などの薬は、上記の神経伝達物質を良好に分泌させる為のものですが、あくまで一時的なものです。言わば、身体が疲れた時のユンケルみたいなものです。ユンケルのような滋養強壮剤の効果は、有って小一時間ぐらいらしいです。医者に聞きました。寧ろ(俺はりぽDを飲んだから元気だ!)といった暗示の副作用の方が大きいといいます。抗うつ剤も同じです。気休め程度にしかなりません。しかも抗うつ剤を服用し続ける事は何の根本的な解決にはなりません。また様々な種類があり、強いものを飲み続けると廃人になるようなものも有ります。ハイリスクローリターンです。 私が知っている精神科医で、うつ病を本気で治せると思っている人はおりません。彼らは、薬を処方し点数を稼ぎ、報酬を得ているに過ぎません。私が暫く通院していた病院は、正にそうでした。2年ほど通いましたが、沢山の精神病患者で寛解に至った方を私は知りません。私の主治医だった精神科医は、患者を1時間待たせ5分の問診で処方箋を書き、効率よく病院に富を蓄積させます。おそらくそれが出世の処方箋なのでしょう。 先日、NHKドラマで阪神淡路大地震を体験した精神科医の話がありました。患者の話を30分でも1時間でも真摯に聞く先生でした。私もそういう精神科医に出会ったら違っていたのでしょうが。 現実は違います。それでも精神科医に診てもらいたければ、開業医をお勧めします。少なくとも組織の中にいる精神科医はダメです。 カウンセリングもお金と時間がかかるばかりで、効果のほどは期待できないと思います。 中には、行動療法や認知療法で寛解する方もいらっしゃるとは思いますが、私は懐疑的です。 そもそもうつ病の根幹的な治療は何か? まず、うつ病に至ったストレスを無くすことです。私は公務員という立場や家のローン、世間体などから仕事を辞めるという選択肢を選ぶのか遅すぎました。 そして、死なないように生き、どこかのタイミングで行動を起こすことです。具体性に欠けますが、深い深い闇の中にいて、抗うつ剤や他人の空虚な言葉が一筋の光になる…なんて事は現実的ではありません。 最初はどんな行動でも構いません。ポイントは、うつ病を患ってからした事がない行動です。 よくうつ病を患った人に、「神様から休みなさいって言われているんだよ。」という方がいますが、うつ病患者は休んでいるわけではありません。深く傷つき、深い闇の中でいつ終わるとも分からない嵐が過ぎ去るのを息を殺し、感情を捨て、ただただ耐えているのです。 話が逸れました。 質問者の方は、生きている意味があるかと問いかけられていますね。 私の答えは、「ない」です。 そもそもが、生きているだけで意味がある人間なんてどれほどいるのでしょうか?人間は人間を特別視し過ぎです。過去には、人間ひとりの命は地球よりも重いと言った政治家が居ました。馬鹿げています。 この地球には、既知の部分だけでも175万種の生命体がいるそうです。未知を含めたら500万とも800万とも言われています。その多種多様な生き物が懸命に命を繋いでいます。その中で、何故人間の命だけが尊いと言えるのでしょうか。 周りを見渡せば、ニュースを見れば犬、猫より価値の無い生き方をしている人が沢山います。蜂や蟻よりも生産性の無い生き方をしている人間がありふれています。 人間の命、そのものには意味がないのです。 あるとすれば、意味ではなく「時間」だと思います。 そして時間があるからこそ、「行動」ができるのです。 重度のうつ病患者は、行動が出来ません。 行動が出来ないということは、時間が止まっているのです。 故に今のあなたが、生きている事の意味を問いかけるのははっきりいって無意味です。 それはあなた自身が本当は理解されているはずです。 けれども今あなたがその漆黒の闇を抜け出せるその日が来た時、あなたの(生)に価値が生まれます。あなたが自分の足で、自分の意思で前に進み始めた時、時間が再び動き出します。 生きている限り、意味はなくてもあなたには「時間」がある。時間があるという事は、あなたの人生は何度でもやり直せるのです。 更にあなたが価値ある、より良い行動をとることで、あなたの(人生)に意味が生まれると思うのです。 人の(生)に意味があるとすれば、価値ある行動を実践した時、初めて生まれると思うのです。 人の人生の評価は何で決まるのでしょうか? 財産、出世、肩書き…人それぞれでしょうが、私は行動だと思います。どれだけ価値ある行動を人生で出来たか、だと思うのです。 だからまずあなたがす���べき事は、死なないように生きることです。そして、私のようにきっかけを待つか、自らきっかけを作り行動することです。 正直言って、私のようなきっかけを待つことはお勧めできません。 だからこそ、私のところに遊びに来ませんか? もしかしたら、何かのきっかけになるかも知れません。仮にならなくても、きっかけのきっかけぐらいにはなるかも知れません。 私は今、農業に従事しています。何故、東北から南九州に来て、農業をしているかの経緯は割愛しますが、私はうつ病が寛解してから2年ほどの、50手前のおじさんです。 うつ病が治り、取り敢えず3つの事を目標に掲げました。 ①飼っている柴犬を、日本一幸せな柴犬にする事。 ②最低限、父の年齢まで生きる事。 ③世界の真理を一つでも多く学ぶ事。 です。 農業では、無農薬、無化学肥料での、循環農法を実践しています。なるべく、F1の種に頼らず固定種の種から作付けして、この土地に合った野菜を育て、種取りをして、安全、安心な、究極的には硝酸態窒素を過剰に含まない、ガンにならない野菜作りを目指しています。 知らない土地に来てからの挑戦なので、苦労もありますがやり甲斐も有りますし、生き甲斐も感じています。 何よりも、何度となく死んでしまってもおかしくない我が身がこうしてお天道様の光を浴びて働けることが、嬉しくて嬉しくて仕方が有りません。 昔、ドイツの哲学者が言っていました。 (自らを否定して否定し尽くした時、あなたは超人となるだろう。) 私のうつ病期は、自己否定の繰り返しでした。 もちろん、私は超人には成れておりません。 ただ、周りの人達よりちょっとだけ物事の本質を理解出来るようになったかなと思います。 一昨日、東日本大震災から9年経ちました。 2万人以上の方が亡くなられました。 彼らにはもう時間が有りません。行動を起こすことも出来ません。 だからこそ我々生きている人間は、然るべき行動により、震災を語り継ぎ、亡くなった方たちを忘れずに生きねばなりません。 あなたは生きている。 あなたには時間がある。 あなたは行動を起こせる。 大丈夫。時は必ず訪れます。 最後にアメリカの詩人の言葉をご紹介します。 (寒さに震えた者ほど 太陽の暖かさを感じる 人生の悩みをくぐった者ほど 生命の尊さを知る これから私は幸福を求めない 私自身が幸福だ) 長文につき、乱筆、乱文ご容赦ください。
私はうつ病です。昔の事も思い出せず、感動せず、感情もわからず、物を覚えられず、体を動かすのもつらく、毎日ただひたすら苦しく、生きているだけでお金がかかるのに生きてる意味ってありますか? - Quora
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jaguarmen99 · 2 years ago
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376 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:23/02/09(木) 20:12:25 ID:WK.ta.L1 [1/3]かなり長文になるが、元嫁が一昨年死んでたらしくて吐き出したくなった。5年ぐらい前のことだけど、車に跳ねられて死にかけたことがあった。意識が回復したのは数日後だったらしいが、その前に一度目が覚めたって言うか気が付いたら病室の隅っこに立ってて、妻と義母がベッドの横でなにやら話をしていた。ベッドには俺がいくつかの機械に繋がれて包帯だらけで眠ってるんだが特に悲しむ様子もなく、二人してヒソヒソ声で話してたのが聞こえた。最初は状況が良くわからなかったが、少し考えてもしかしてこれは臨死体験とか幽体離脱とかってやつか?と思った。俺が死にかけてる俺を見ている状況にわけがわからなかったが、それよりなによりふたりの会話に雷に打たれたみたいにショックを受けて、記憶はそこまで。目が覚めた時は、そのことは忘れてて視界がぐにゃぐにゃしてて気持ち悪いし痛いしでもう死なせてくれーって思ったぐらい苦しくて、でもどうにか少しずつ回復していってからリハビリ中にふいに思い出したんだ。でも、それが現実だったのか単に脳がバグってたのか、夢でも見ていたのか、全く自信が無かった。とはいえ、完全に忘れることもできなかった。あの時、義母が「A君とはちゃんと別れたんでしょうね」て言ったんだ。A君と言うのは俺の後輩の名前だ。同名の別人ってことも可能性としてはあるだろうがそうありふれた名前ではない。それに対して妻は返事をしなかった。そして義母が「バレないうちに別れなさいってあれほど言ったのに」って言ったら妻は首を横に振りながら「このまま助からなきゃいいのに」って言ったんだよ。377 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:23/02/09(木) 20:12:56 ID:WK.ta.L1 [2/3]思い出してからはあの会話が忘れられなくて、リハビリの間もそのことばかり考えていた。退院して自宅療養してるときにもその事ばかり考えて、それが嫌で嫌である日妻に「Aとはいつからなんだ」って言った。目玉ひんむいて絶句したが、少しして「誰に聞いたの!?」って逆質問されて黒決定。「あのまま死んでた方が良かったらしいな。俺意識は回復してたんだよ。全部聞いてた」って言った。幽体離脱とか信じてもらえないだろうから、そんなふうに言った。それに対する返事もなく、そのまま俺を置いていなくなった。実家に逃げた。車椅子だったけどトイレはどうにか自分でできたので、翌日弟に電話してレンチンで食べられるものや飲み物を大量に買ってきてもらった。弟には経緯と共に離婚するつもりであることを伝えた。そのあと義母が訪ねて来て、謝られた。何度も別れるように説得したんだけどって言われて、今度こそ必ず別れるように説得するから時間が欲しい、離婚はどうにか思いとどまってほしいって。ちなみに義母が娘の浮気に気付いたのはもう2年も前だったらしい。俺は断った。事故に遭う前年に妻から不動産の名義変更を頼まれたことがあった。前年はちょうど結婚20年の年で、夫婦間の優遇措置がある。せっかくだからそれを利用して自宅の名義を半分分けてほしいって。378 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:23/02/09(木) 20:13:11 ID:WK.ta.L1 [3/3]しかし断った。断ったのには理由があって妻には音信不通になっている弟がいて、ちょっと評判のよくないやつだ。もしも何かあって将来的にそいつに不動産の一部でも渡ることになったら面倒くさいことになりそうな気がしたから。俺的には正当な理由だと思ってるので断ったんだが、その時にはすでにAと不倫していたことになる。妻は専業主婦だ。離婚後を見据えて少しでも自分有利にしようと動いたと思ってしまう。しかも俺に死んでほしいと願ったのも、死んだらまるっと自分のものになると思ったのかと。浮気してただけならまだしも「このまま助からなきゃいいのに」は許せなかった。2年以上前から不倫していたことを知って、わずかにあった迷いも吹っ切れた。弟の手を借りながら一気に離婚話を勧めた。妻自身が失言を認めていることもあり、慰謝料は不倫だけでなく上乗せさせてもらい財産分与と相殺してわずかな金を渡して出てってもらった。もちろんAにも慰謝料を請求した。Aはバツイチ独身だったから、俺が離婚すれば一緒になるのかと思ったが別れるタイミングが掴めずにずるずる来たとか言ってて、再婚する気はないんだとか。なんか妻が憐れになったがどうでもいい。そうやって離婚して5年、身体は多少後遺症が残ったものの普通に日常生活を過ごせるようになったが今年に入って元妻が一昨年死んでたことを知った。免許の更新に行ったら元義母とバッタリ会って待ってる間にあれこれ話しかけてきた。元義母が悪いわけじゃないのに延々と過去の謝罪をし始めたので「お義母さんが悪いんじゃないし、もういいですよ」と言ったら「あの子は罰が当たったんだろうねえ・・・一昨年死んだんだよ」って。そんなこと聞いても「そうなんですかー」としか言えなかった。冷たいかも知れないけど、悼む気持ちが全く湧かなかった。死因にも興味がなかったので聞かなかったら、元義母の方が何か察したようで「じゃあね」って去っていった。嫌なことを思い出して酒が不味い。
続・妄想的日常
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tokyomariegold · 2 years ago
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2022/1/14〜
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1月14日 始発で休日出勤残業必須で翌日も始発出勤���のでそれがずっと本当に憂鬱だった。
受験生のときって、もう世の中全てが受験を軸に動いているように見えて、 大塚製薬のポスターを間に受けた世界しか信じてなかった気がする。 でも、実は受験の世界の主人公たちの裏で、受験に関わりながらも今日の日をこんなに気だるげに過ごしている裏方がいると知ってしまって、すっかり私も気だるくて、今日は自分に2つ結び出勤を許したけれど、帰りの空いた電車の窓に映る自分になんだか虚しくもなっている。
明日の朝早く起きれなさそうで不安で不安で、 早く帰れなくて待たされて焦って、外の空気を吸えなくてふらふらして、 腰も頭も痛くて鎮痛剤を飲みまくって、紙の枚数をてきぱき早く数えられなくて、たくさんの受験生が使う公共のお手洗いを使えなくて、 受験戦争している時よりもずっと、かよわいハートが折れちゃいそう。
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1月15日 久しぶりにノートに日記を書いている。 今は2日目の入試業務を終えて、他の教室で実施されている試験があるため、 終わりの片付けまでひたすら待機中。 空の教室の前の廊下で石油ストーブにあたりながら、この冬で一番暖かい労働環境でこれを書いています。
思ったより受験生って元気。 緊張しちゃって疲れきっている人って見かけなくて、 休み時間は寒空の下で同級生と談笑していて、私もこんなんだったっけ? そうだ、生まれつき元気ないんだから、こんなではなかったねきっと、と思ったりした。
心が折れたので、今日は三つ編みで出勤した。 一体いつ帰ることができるのかしら。 こうゆう日に限って、また、会いたくない人に出くわしたりするのかしら。
そんなこんなで10日後のお誕生日のハッピーより、今日までの憂鬱の方が大きくて、気がつけば後ちょっとで消えなくてはいけない。
いろいろ考えたいのに、ただ拘束されて待つ時間って本当に何も考えていなくてびっくりするし、私の無駄使いやめて〜!と思う。 何も考えられずストーブの火と、廊下のアルボナースを見つめて、センサーライトの廊下の照明が消えたら、あと少しで消えちゃう身体を動かして、照明を点けるのを繰り返している。
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1月16日 昨日の長い待ち時間に、長崎に行った時の日記の文字起こしをしていたので日記を更新できた。 買ったままだったベットカバーとかけ布団カバーを取り替えられた。 加湿器の掃除もしておいた。 お花を買って飾ってあった。
今日は何もしてなかったと思って、振り替え休日を帰宅したら、いろいろやってあった自分の1日がちゃんとあった。
来週は雪が降るらしい、と、午後会った人から教えてもらい、遠出する予定と被らないといいな〜、と思っている。
長崎の日記を読みながら、この前、10年くらい前に長崎へ行った時にinstagramを始めたことを思い出した。 一緒に旅行へ行っていた人から「君はサブカル女子だからインスタをするべき」と言われたので始めた。
1月17日 ちょっと色々あった1日だったけれど、何もなかったことにします! 職場の後ろがに座っている上司が同じお誕生日で、当日は一緒に出張予定だということが判明した。その日までは沈黙でやり過ごして、翌週くらいに誕生日だったんですよ〜、と言いたい。
2期下の方から、結婚指輪みたいな装丁に入っているくるみっ子をいただいた!嬉しい。
出産予定の連絡をくれた方へどうかお身体をご自愛ください、のメッセージを送ったところ、お腹の中にエイリアンがいるみたいな感覚、と返事がきていた。
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1月18日 昨日は母にあけましておめでとう、と言った。 ポストに菜の花のポストカードが届いていて、次の誕生日で消える事に対して、めっちゃもうすぐですね、まあ自分の決め事って色々ありますよね、と書かれていて、私も人生をしているんだな〜と気づいた。
今日で49歳になった方をお祝いして、50歳になりたくないとか思ったりしますか?と聞いてみた。
とにかく今日は眠たくて、寒さは少し柔らかい日だったはずなのに、体で冷えて冷えて、お仕事の定時まで力が全く保たなかった。
職場の図書館の所蔵がかなり充実していることが判明したので、母校の図書館と併用しようかな。ボードリヤールーの写真論に着いての新しい本も入っていた!そして明日はシミュラークルとシミュレーションの返却日だけれど出勤するのでどうしよう。
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1月19日 今朝はもう出勤を諦めようかと思ったけれどなんとかなっていて、 今は明日からのお休みを思って少し元気。
もうすぐ娘の結婚式があるからそれまでは元気でいないと、という話や、 昨日のお誕生日に新しいタンブラーを家族からプレゼントしてもらって10年使ったタンブラーを捨てた話や(その方は、またこれを10年使うと言っていた)、 Instagramをフォローしてずっと投稿を見ていた秋田犬が突然死してしまったらしくお昼休みにデスクで泣いていた話などを聞いた一日だった。
Instagramでどんなアカウントをフォローしているの?と訊かれて、難しい質問だな〜と思った。 そのアカウントをフォローして、私が欲しい・観たいのは、情報なのかしら?と思った。今、Instagramで観たい写真ってあったっけ? 確かあるはずなのに、その写真ってInstagramで観るのはもったいないとか、そのプラットフォームをはかってしまう。 自分の投稿も同じで、救われていた“いいね!”って何だっけ、みたいなことを考えて帰り道を歩いた。思いがけずこうゆうことを考えさせる時もあるので、社会って本当に何が起こるかわからなくて怖い。
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mm00nn014 · 2 years ago
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20230330
みなさん いかがお過ごしですか。 3月ももうそろそろ終わりが近づいてきましたね。 なんともう東京の桜は満開を越して散りはじめるようですよ。 わたしはまだ、お花見できていません。 そろそろ行きたい。
/------------------------------------------------------------------------------------------/ 読んだ本の紹介をします。 読んだ本は「14歳からの社会学」です。 著者は宮台真司さんです。 なぜこの本を読むことにしたか。 そのキッカケは意外にもTik Tokのショート動画で宮台さんを知ってからです。
 “例えばね いいねボタン LIKEボタン 押してくれたやつっていざという時に助けてくれる?”  “承認ボタン押してもらった程度で自分は寂しくないとか思っている時点でめちゃめちゃ感情が劣化しているんですね”
ガーン…とこの動画の冒頭で部分で言われている言葉にまんまと傷ついた私はじゃあどうすれば良いのさと思いこの動画を全部観ることになったのです。
元動画
そのうちに他の宮台さんの動画を見たり本を読んでいくようになりました。 その中でも「14歳からの社会学」はわたしはもう良い大人だけど、本当に14歳の頃に読んでいたら今とは違う人生だっただろうな…と思うほど良い本でした。 残念ながらもう過去には戻れないので今後の人生の方針として大いに取り入れていきたい所存です。 特に参考になったのが④〈理想〉と〈現実〉君が将来つく「仕事」と「生活」についての章です。  “「最低限」のトーナメント戦をやる  自分がどんな人間で、何をしているときが幸せか。「これさえあれば自分は幸せ」と思えるものは何か。それをつかむためだけ「試行錯誤」して、おぼろげながらでもつかんでいく。そうすれば、自分に必要じゃないものに過剰な期待をしなくて済むようになる。  自分に必要なものが見つかったら、それを手放さないためには必要最低限どすればいいか考えればいい。こういう態度が、仕事に限らず、いろんなものについて必要なんだと思う。「鉄は熱いうちに打て」だ。できるだけ早い時期から、そういう訓練はした方がいい。”P127
 “「人間」には高い期待を持つべき 君は、経験を積めば積むほど、社会があまくはないこと、人生があまくはないことを知るだろう。 ショボイ現実に合わせて 「期待水準」が切り下げられる。それは必要だし、よいことだ。でも「期待水準」とは別に、「願望水準」 を維持しなければいけない領域が、人にはある。  まず、恋愛や友愛などの人間関係の領域がそうだ。 そうでないと、入れかえ可能な人間関係しか得られなくなる。それはひとりさびしく死んでいくことと同じだ。「願望水準」は君が君でしかない本質に関わるものだ。だからそんなに多くの領域で維持する必要はない。  ごくラッキーな人だけが、 仕事の領域で 「願望水準」を維持できる。 つまり仕事に 「生きがい」を求めることが許される。「仕事での自己実現」を追求できる。 いいかえれば仕事を「恋人」にできる。 でも、いまの君は、仕事に「恋」することを求めちゃいけない。  そうじゃなく、仕事は仕事と割り切った上で、「願望水準」に支えられた入れかえ不可能な人間関係を作り、それを、君が君にもどることができるホームベースにしよう。 そういうホームベースがあれば、 仕事が期待外れだったり仕事で失敗しても、大したことじゃなくなるだろう。”P128〜129 本当に自分にとって必要なものを周りに惑わされずに見つけてそれを大事にしていきたいなと改めて思いました。 今回はこんなところで… 読んでくれてありがとう! ではでは、またね〜!
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xf-2 · 4 years ago
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小泉進次郎環境相は太陽光発電にご執心で、「脱炭素」のために大量に導入するという。だが、太陽光発電はろくなことがない。
 まず高い。割高な太陽光発電を買い取るために、いま家庭の電気料金には「再生可能エネルギー賦課金」が上乗せされて徴収されている。世帯あたりだと年間1万円に達している。
 しかも、これは氷山の一角だ。というのは、この賦課金は企業も負担しており、それによって諸君の給料が減ったり、物価が上がったりして、結局は家計が負担している。これは世帯あたりで、実に年5万円に上る。
 普通の世帯の電気料金は月約1万円、つまり年間だと約12万円だから、1万円プラス5万円で合計6万円が太陽光発電のための追加の負担となっている。つまり太陽光発電によって、すでに諸君の電気代は事実上5割増しになっているのだ。
 これだけ経済的な負担をして、どれだけCO2が減っているかというと、わずか日本は2・5%しか減っていない。菅義偉政権が掲げた2030年のCO2(二酸化炭素)削減目標46%は、従来の26%から20%もの深堀りだ。これに向けて、太陽光発電の大量導入などをすれば、ますます家計への経済負担が膨らむ。
 それに太陽光発電は環境に優しくない。
 石炭は昔の植物の死骸で、つまりは長時間にわたり太陽光を詰めこんだ、エネルギーの塊だ。だが、太陽光発電はその瞬間の太陽光を捉えるに過ぎない。だからパネルをたくさん敷き詰めないと、経済に必要な電力は得られない。多くのパネルをつくるには材料が要るし、廃棄物もたくさん出る。
太陽光発電は「脱物質」などではなく、その逆である。広い面積を必要とするので森林が犠牲になる。山間部につくれば土砂崩れの心配もある。
 さらに忘れてはならないのは、太陽光発電の世界市場を席巻している中国製品は、ウイグルの強制労働との関係の疑いが濃厚なことだ。
 米国は6月に中国製太陽光パネルの輸入を禁止した。太陽光パネルの心臓部にあたる結晶シリコンは、世界の45%がウイグル地区で生産されている。残りは30%がウイグル以外の中国であり、中国は合計で75%となっている。他の国々は全て合わせても25%だ。
 日本の太陽光発電パネルはいまや8割が海外製品になっており、中国製品も多い。米国並みの措置を日本も採れば、太陽光発電の導入には急ブレーキがかかり、価格高騰も避けられない。
 だがそれでも、日本も断固とした措置を速やかに取るべきだ。
 環境のために良かれと思った太陽光発電が強制労働を助長するのは本末転倒だ。このままでは、家の上の太陽光パネルを見るたびに、おぞましいジェノサイド(民族大量虐殺)を思い出すことになる。かかる事態を、日本政府は許すべきではない。 =おわり
 ■杉山大志(すぎやま・たいし) キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。1969年、北海道生まれ。東京大学理学部物理学科卒、同大学院物理工学修士。電力中央研究所、国際応用システム解析研究所などを経て現職。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)、産業構造審議会、省エネルギー基準部会、NEDO技術委員等のメンバーを務める。産経新聞「正論」欄執筆メンバー。著書に産経新聞「正論」欄執筆メンバー。著書に『「脱炭素」は嘘だらけ』(産経新聞出版)=表紙、『地球温暖化のファクトフルネス』(アマゾン)など。
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yutakayagai · 2 years ago
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翌日、彰は目を覚ました。傍らに千明がいたのにいないと気付き、彼は床に脱ぎ捨てた寝間着や下着を着て階下に行った。台所から物音がするので覗くと、千明が朝食の準備をしていた。きちんと、恐らく彰がホームセンターで買ったと思われる、デニム生地のエプロンをまとい、味噌汁の具材を切っていた。嗚呼、これまでに経験したことがない光景だなと、彰は思った。そのまま彼は浴室に向かい、シャワーを浴びた。
出勤する格好で台所に戻ると、朝食がすぐ食べられる状態になっていた。千明は笑顔で、
「おはよう」
と挨拶した。彰も、
「おはよう」
と言った。
何なのだろう、この気持ちは…。彰は味噌汁を飲みながら、昨日は喜劇の様��バタバタと家を出てしまったが、何故だろう、照れくさかった。きっと新婚夫婦って、こんな感じなのだろう。二人は一言も交わさず、黙々と朝食を摂った。
千明が後片付けをしながら、彰はコーヒーを飲みながら新聞を読んだ。今日はゆとりがある。時間がゆっくりと流れている気がした。洗い物を済ませると、千明は右側に掛けてある時計を見た。午前七時を過ぎていた。エプロンを取り、簡単に畳んでイスに座った。彼は話しかけた。
「彰さんって、何時に出勤してるの?」
新聞から視線を反らし、天井を見上げながら、
「いつも自転車で行くから、七時十五分ぐらいかな?」
と言った。
「でも、今日から車で行こうかな?」
「え、どうして?」
「…事故ったらイヤだもん」
「事故」と言う二文字を聞き、千明は最初はパッとしない感じだったが、次第に表情が暗くなった。聡のことを思い出した様だ。その様子に彰は彼の両手を握りしめた。
「万一と言うことがあるじゃん。オレだって嫌だし、千明君だって嫌じゃん?」
この言葉に千明は目頭が熱くなった。嗚呼、彼は聡の二の舞を踏まないようそう決めたのだな。そう思うと、
「…彰さん、優し過ぎるよ。そんなにオレのこと思ってくれるなんて」
と、頬をつたう涙を手指で払い除けた。彰は近くに置いてあったティッシュ箱から一枚取り出し、
「ダメダメ、泣いちゃ。シャルマンな朝が台無しじゃないか」
と言った。
出勤する時間になり、彰は「行って来ます」と言った後に千明と接吻した。唇と唇を重ねるだけだったが、千明は嬉しかった。
彼は聡を亡くした悲しみから早く立ち直ろうと誓った。
この日も、聡の部屋のライティングビュローから日記を手に取り、読んでいた。昨日洗濯した衣類等が室内では乾かず、今日は晴れたのでベランダに干した。彰の着ていたワイシャツが風に揺れている。
千明は、彼の父が「認知症」になった頃の日記を読み始めた。日付は「六月二十日」である。
“彰が学校から戻って来た夕方、お袋が台所で倒れているのを発見してくれた。親父は会社関係の人たちと旅行に出掛け、その日の夜にならなければ帰れなかった。
オレもこの日は忙しく、水戸にはすぐ駆け付けられなかった。何度も携帯電話のショートメールで、彰にお袋の安否を確認していた。
そして、ようやく仕事に片が付いた午後七時に彰から電話があった。電話越しの彰の声は、感情を抑えられずに震えていた。
「あ、兄貴ぃ〜。お袋が、お袋が…」
そう言うと号泣する声が聞こえた。
オレは死んだのだなと解釈した。それ以上のことは聞かず、
「今から特急で帰えるから、しっかりしろよ!」
と急いで上野に向かった。
急搬されたのは市街にあるK病院だった。以前から血圧が高く、かかりつけにしていたからだ。病室に通されると、傍らには涙でぐしょぐしょにさせた彰が丸イスに座り、ベッドには顔に白い布を被せたお袋の亡骸があった。オレは言葉を失った。力が抜け、その場に座り込んでしまった。彰はオレにしがみ付き、
「兄貴ぃ〜。帰って来たら台所で倒れてて…。『脳幹出血』だって…」
と嗚咽を上げた。
オレは未だ現実を受け止められずにいた。しばらくお袋の亡骸を前に座っているしかなかった。
午後十一時になり、何とか冷静を取り戻した彰は葬儀屋に連絡を取った。次第にお袋が死んだのを現実として受け止める様になり、オレの両目からは大粒の涙がこぼれた。あまり感情を露にすることがないオレには珍しかった。
「お、おくろぉ〜!」
と慟哭したのだ。丸イスから滑り落ち、床に転がって泣いた。その様子に、葬儀屋と連絡をし終えた彰が駆け付け、
「あにきぃ〜!」
と、彼は再び号泣した。オレたちは抱き合いながら泣いた。
葬儀��がお袋の亡骸をワゴン車に移し、医師と看護婦が見送る中、オレたちは家に帰った。玄関には親父が立っていた。鍵を持たずに出掛けてしまったからだ。
変わり果てたお袋の様子に、親父は何も言葉が出ず、しばらく玄関の上がり框に座っていた。お袋の亡骸が布団に移され、北枕の状態に寝かせれると、翌日に葬儀等の日程をうかがいますと、この夜は帰って行った。彰が見送り、仏間に戻ると親父は正座をしたまま動かず、声をかけるが、
「彰、お母さんと二人っきりにさせてくれ…。頼む」
と言った。オレたちは先に寝ることにした。
日付が替わって間もなく、突然階下から慟哭する様な声が聞こえた。オレも彰も仏間に来ると、畳の上で大の字になり、顔を両手で押さえながら号泣する親父がいた。
「み、みどりぃ〜!翠ぃ〜!あああああ!」
オレたちは親父を介抱した。生まれて以来、こんなにも大声で泣いた親父を見たことがなかった。顔を真っ赤にさせ、鼻水と涎を垂らし、まるで子どもの様だった。彰にしがみつき、
「なんで母さんがァ…、オレの翠が先に逝かなきゃならないンだ…、オレはどうやって生きていきゃイイんだ…」
と声を上げた。
彰は、
「親父!お袋だって好きに死んだンじゃない!オレも兄貴だって…」
と泣き続ける親父をなだめた。
この夜は、親父はずっと彰の懐で泣いていた”
千明は、母が目前で死んでいるのを発見した時から父がショックで取り乱していた時も、彰が二人を支えていたのかと、改めて彼の優しさを知った。日記は、告別式が執り行われた二、三日後から続いている。
“親父のショックがあまりに大きいことにオレたちは驚いた。お袋の亡骸の前で色々と話しかけ、かと思えば鏡台の上に置かれた化粧品一つひとつを眺めたり、衣裳ダンスに仕舞ってある訪問着を広げたりと、親父はお袋が愛してきた物一つひとつ手に取っては涙を流していた。食事も摂らず、ようやく告別式の前日になって彰が作った梅粥と、ごぼうと牛肉のしぐれ煮を食べた感じだった。日本酒も一合飲めば、
「後は聡が飲んでくれ…」
と終わりにしていた。
通夜は一応執り行ったが、親父は参列せずに別室で過ごしていた。未だお袋が死んだのが受け止められない様だった。そんな様子に、
「明日の火葬、大丈夫かなァ?」
と彰が心配した。オレも、
「気がおかしくなったら…」
と、今後の親父が不安だった。
そして、翌日になり、予感は的中した。お袋の棺の蓋に釘を打つことになり、オレたちも涙を流したが、昨夜同様、別室にいた親父が走って来て、
「み、翠は!?」
と探し回った。視界に棺が入ると血相を変え、
「お前ら、何やってるンだ!」
と、斎場のスタッフに殴りかかろうとした。
「親父!」
と彰が取り押さえたが、
「彰、母さんは眠っているだけだ!未だ間に合う!お前も引き止めろ!」
と聞かず、
「もう止めてくれ!」
と、彰は親父を平手打ちした。オレすら親父を殴ったことはないが、この時の彰はやむを得なかったのかもしれない。叩かれた頬を押さえながら、
「お前、親に対して手を挙げるとは…。この親不孝者が!」
と彰に対して拳を見せた。流石にオレも黙っては見てられず、
「親父、お袋が悲しむぞ!止めてくれ!」
と叫んだ。その時だ、釘を打ち終えた棺が火葬場に送られていく。周囲が合掌する中、オレたちは親父にしがみついていた。このまま一緒に行ってしまいそうだったからだ。
「翠!みどりぃ〜!」
扉が閉まった。それでも親父はお袋の名前を叫び続け、慟哭し、気を失った。
喪主は親父だったが、告別式には参列できなかった。骨となったお袋の骨壺をオレが抱えた。最後の挨拶も、
「父の努が喪主ではありますが、大変気を落としておりまして、急きょ私、長男の聡が代わりにご挨拶いたします」
とオレがやった。参列した方々は皆、お袋が教師をしていた頃の関係者か教え子や保護者だった。
こうしてオレたちは家路に着いた。早めに「お斎」も終わりにし、ぐったりと疲れ果てた親父を介抱しながらタクシーから降りた。
この日は香と隆や彩も家に泊まったが、夕飯は彰が作った。親父は食べなかった。
この時から、親父は「親父」でなくなったのかもしれない”
嗚呼、自分と出会う前にこんな事になっていたとは…。聡も大変だったンだなと、彼は同情した。
その後も、千明は日記を読み続けた。聡の父が引きこもりになり、次第に物忘れがひどくなり、終いには亡き妻を探し求めて徘徊して警察沙汰になったこと、彰が母の遺品には殆んど手を付けていないのに盗られ妄想の対象になったり、目前で大小限らず失禁したりと、聡の父は完全に人格が崩壊していった。
千明と出会い、それでも週末になれば一緒にいることを許されず、水戸に戻って父の介護をしなければならなかった聡を、彼は大変だったなと深く思った。
結局、聡の父は寝たきりとなり、仙骨部に褥瘡ができ、敗血症により他界した。その時も、彰が仕事の合間を見て体位交換をしに一時的に家に帰ったりオムツ交換をしたりしていた。介護保険法が制定される前で、現在の様に気軽にホームヘルパーのサービスを受けられる時代ではなかったから、大変だったに違いない。
千明は、数年のうちに母と父、兄である聡を亡くした彰のことを思った。彼も祖父母は他界したが、いずれも老衰だった。それから比べれば、彼の方が不運である。彼は、聡が亡くなっただけでずっと立ち直れずにいる自分自身を恥じた。
昨日同様、千明は日記をぎゅっと抱きしめた。
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thus-library · 2 years ago
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120. 転生懺悔
(英題)Manifestation
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2023/02/15
作曲: thus(2023) 編曲: thus(2023) 歌詞: thus(2023) © 2023 thus. Composed by thus
絵: thus(2023) 動画: thus(2023) (フォント: マキナス 4 Square)
ニコニコ動画 https://nico.ms/sm41813186
YouTube https://youtu.be/UQ34Yz2m8NE
哔哩哔哩 https://www.bilibili.com/video/BV1vY411v7Go/
【転生懺悔(てんしょうざんげ)】
転生懺悔(てんしょうざんげ)
幽冥(ゆうめい)の放(はな)つ稲光(いなびかり) 沙汰(さた)の決行(けっこう)を報(しら)す天体(てんたい)をも 空前(くうぜん)で光陰(こういん)に去(さ)る蜃気楼味(しんきろうみ)帯(お)びた華(はな)へと 茫(とお)く茫(とお)く消(き)え入(い)るような実態(じったい)
粗方(あらかた)のあらましを識(し)り過(す)ぎ 謎々(なぞなぞ)を肯(うべな)う許(ばか)り 識(し)り過(す)ぎては肯(うべな)うだけで特(ひと)り、特(ひと)り溟(うみ)を覆(おお)う想念(そうねん)が
嗚於(おお)、 愛(あい)を訃(つ)げないで 膂(ちから)の限(かぎ)り 潜脱大志(せんだつたいし)へ肯(うべな)う血潮(ちしお)を 全(すべ)て際(きわ)が担(にな)う 絶望(ぜつぼう)に打(う)ち拉(ひし)がれ 夢(ゆめ)を見(み)ていた 果(は)て無(な)き晰夢(せきむ)を呈(しめ)せる証(あかし)を 徒(ただ)と探(さが)さずに
サヨナラを言(い)わないで その刹那(せつな)、北(きた) 輝(かがや)く後光(ごこう)に惹(ひ)かれる真北(まきた)が、北(に)げる北(に)げる永劫(えいごう)に どうか消(き)えてくれ、泡沫(うたかた)と成(な)れ 次世代倫理(じせだいりんり)の果(は)てた皺寄(しわよ)せが 転生懺悔(てんしょうざんげ)を研(と)げていた
熄滅(そくめつ)の吹雪(ふぶき)は白地(あからさま) 不死(ふし)の癖(くせ)何(なに)し侍(はべ)り 足(た)りないもの 縁(よすが)の甲斐(かい)慶(よろこ)びが どうやって伊(ただ) 俗世(ぞくせ)に塗(まみ)れ何某(なにがし)かを得(え)るという哉(かな)」
愛(あい)を訃(つ)げないで 柵(しがらみ)の中(なか) 脈拍(みゃくはく)瀝(したた)る錆(さ)びれた穢(けが)れは 全(すべ)て地祇(ちぎ)が浴(あ)びた 絶望(ぜつぼう)に打(う)ち拉(ひし)がれ 影(かげ)に呑(の)まれた 果(は)て無(な)き晰夢(せきむ)を呈(しめ)せる兆(きざ)しは 未(いま)だ見(み)つからず
サヨナラを言(い)わないで その刹那(せつな)、北(きた) 輝(かがや)く後光(ごこう)に惹(ひ)かれる真北(まきた)が、北(に)げる北(に)げる永劫(えいごう)に どうか消(き)えてくれ 泡沫(うたかた)と成(な)れ 捨場(すてば)に埋(う)めたを放(ほお)る皺寄(しわよ)せが 転生懺悔(てんしょうざんげ)を研(と)げていた
攫(さら)って了(しま)えば良(い)いんだ 全(すべ)て種愚(しゅぐ)に成(な)りゃ良(い)いんだ そうだ 諾否(だくひ)と身(み)を染(そ)めて イデアルと酔(よ)い痴(し)れ そうして眠(ねむ)り就(つ)く 重積(じゅうせき)、夢(ゆめ)に就(つ)く 意志(いし)は破門(はもん)とされ 都市(とし)に擦(す)り切(き)れていく
祟(たた)って了(しま)えば良(い)いんだ 全(すべ)て終(お)わらせればいいんだ そうだ なしてと膝(ひざ)を付(つ)き イデアルに没(ぼっ)する そうして眠(ねむ)り就(つ)く 重積(じゅうせき)、夢(ゆめ)に就(つ)く 意志(いし)は謂(い)わんとされ 理知(りち)に冒(おか)されていく
愛(あい)を訃(つ)げないで 私(わたし)如(ごと)きに しがない欠伸(あくび)に愛(あい)を訃(つ)げないで 傍(はた)で旗(はた)振(ふ)らす 絶望(ぜつぼう)に打(う)ちのめされ 悪夢(あくむ)を見(み)ていた サヨナラを訃(つ)げる愛(あい)の重荷(おもに)から 負(お)われ追(お)われ崇(お)われと
「愛(あい)を捨(す)てないで」 別(わか)れに訃(つ)げた 淋漓(りんり)と瀝(したた)る言葉(ことば)を預(あず)けた いずれ斃(たお)れないよう 絶望(ぜつぼう)の中(なか)で迄(まで)夢(ゆめ)を見(み)たんだ 輝(かがや)く後光(ごこう)に惹(ひ)かれる真北(まきた)の 光(ひか)る光(ひか)る永劫(えいごう)を
愛(あい)を捨(す)てないで 膂(ちから)の限(かぎ)り 天上災禍(てんじょうさいか)の一切ヶ咎(いっさいがとが)は全(すべ)て君(きみ)が担(にな)うんだ 待望(たいぼう)を焦(こ)がれる 夢(ゆめ)を見(み)たんだ 果(は)て無(な)き晰夢(せきむ)を呈(しめ)せる証(あかし)を 徒(ただ)と探(さが)す夢(ゆめ)
サヨナラを言(い)わないで その刹那(せつな)、北(きた) 輝(かがや)く後光(ごこう)に惹(ひ)かれる真北(まきた)が、北(に)げる北(に)げる永劫(えいごう)に どうか消(き)えないで その刹那(せつな)、北(きた) 次世代倫理(じせだいりんり)の果(は)てた皺寄(しわよ)せが 転生懺悔(てんしょうざんげ)を研(と)げたんだ
愛(あい)を捨(す)てないで 柵(しがらみ)の中(なか) 天上災禍(てんじょうさいか)の一切ヶ咎(いっさいがとが)は全(すべ)て君(きみ)が祓(はら)うんだ 絶望(ぜつぼう)の中(なか)で迄(まで)夢(ゆめ)を見(み)たんだ 果(は)て無(な)き晰夢(せきむ)を呈(しめ)せる証(あかし)が呈(しめ)す明(あか)るみに
サヨナラなんて言(い)わないで その刹那(せつな)、北(きた) 輝(かがや)く後光(ごこう)に惹(ひ)かれる真北(まきた)が、研(と)げる研(と)げる永遠(えいえん)を どうか消(き)えないで 思(おも)い入(い)れと化(か)す 卒塔婆(そとば)に埋(う)めたを集(あつ)めた矩形(くけい)が 転生懺悔(てんしょうざんげ)を紡(つむ)ぐんだ
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v-sims4 · 3 years ago
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episode9
ロシュ 「これは…私。そして描いた人の名は、ルカス・ソウビ」
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ヴォルフ 「ロシュ、君がいいなら…俺は君の事が知りたい。そして俺自身の事も」
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ロシュ 「ヴォルフ…長い、長い話になるわ」
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________________________
ルカス・ソウビ… 彼は、お父様がパトロンをしていた芸術家の一人だったの 私の肖像画を描きたいと言って熱心に取り組んでいた
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ロシュ 「貴方は皆にシュヴィークザーム(寡黙)と呼ばれているけれど、呼び名の通り黙々と絵を描くのね。本当のお名前を聞いても?」 ルカス 「ルカス・ソウビと申します」 ロシュ 「ソウビ、貴方も薔薇なのね。 ふふ、私達を引き合わせたのは運命の赤い糸ではなく赤い荊かしら?」
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それから暫くして、ずっと臥せがちだったお母様が目覚めなくなり、私は本当の理由を知ったの
両親は年の少し離れた幼馴染で、ヴァンパイアの純血種を守る為にと決められた結婚だったけれど、仲睦まじい夫婦で私もその穏やかな愛情の元で慈しまれて育ったわ
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だけど、お母様は出逢ってしまったの、『運命のつがい』に そのつがいは人間で、血を糧にする事も、ヴァンパイアにする事も出来たのに、お母様はそれをしなかった つがいへの抗えない愛、お父様や私への愛 きっとそのどちらもが理由だったのだと思う ヴァンパイアは不死の存在と言われるけれど、とても脆い存在でもあるの 愛する者が出来ると、心の渇きは愛する者の血でしか癒せない 心の渇きに蝕まれてゆくと、肉体の死より先に心の死を招き、眠りに落ちる つがいを遠ざけ少しずつ眠りに沈んでゆくお母様を、その愛情をお父様は静かに受け入れ、自らの目覚めない眠りをも覚悟なされた
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そしてルカスが描いた私の肖像画が出来上がったあの日
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ルカスはいつも通り静かに私に愛を告げてくれたの 私も惹かれていた…でも…
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私は怖かった… 『つがい』とはいつどう自覚するのかも分からず、 抗えない運命も、限りある命である人の愛も、 それによって私を慈しんでくれた家を失うことも
彼の愛を受けとれなかった… そして彼も肖像画も姿を消した
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ロシュ 「ヴォルフ・ソウビと名を聞いた時、貴方はかつて私がルカスと交わした言葉を口にした 私は彼の血脈が続いていた事を嬉しく思った そして 貴方の絵をもっと見ていたいという気持ちがあふれたの ただ見守りたいだけだったはずなのに、今は…ただ貴方のそばにありたい あの日が閉ざした私の思いが、秘かに荊の様に伸びて貴方を引き寄せてしまったのかもしれないわ」
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ヴォルフ 「ロシュ、俺はそれでもいいよ 君やルカスが残した思いが伸ばした荊も、『つがい』の運命も、 俺が絡めとって引き寄せて、君のこの手を掴む」
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ヴォルフ 「俺はルカスとは違う、ウルフだ 必ず君と歩む力を、強さを手に入れる そして君の抱えるものごとすべて、君を手に入れる事を許してほしい」
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ロシュ 「ヴォルフ…」
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※公式とは違うオリジナル設定が多々ありまするm(_)m
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nyantria · 3 years ago
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ご参考まで
参政党を信じられないあなたへ​
最近の動向 | 2022年6月25日
選挙が始まり、参政党へのネガティヴキャンペーンも最高潮です。​
我々がコロナワクチンの人体へのリスクを
訴えたり、多国籍のグローバル企業や
その背景にいる資本の思惑にのせられることの
危険性を訴えていることを捉えて、​
参政党は【陰謀論政党】とレッテル貼りしている方がいます。​
しかし、明らかにワクチンの副作用は
出ていますし、ワクチンを接種した人の方が
免疫が落ちているというデータもあります。​
また多国籍のグローバル企業が、​
軍事、エネルギー、製薬、食糧などの企業を
傘下に収め、戦略的に利益を上げていることも事実です。​
週刊文春では、参政党の支援者は
日本版Qアノンだと連想させる印象操作を
していましたが、疑いのある方は
この選挙期間に参政党の集まりに出て、
集まっている方々と話してみて下さい。​
取材もろくにせずに、いいかげんな記事を
書いているのがわかると思います。​
その他、​
参政党は戦争推進派​
参政党は緊急事態条項、授権法をつくる​
参政党は自民党の別働隊​
参政党はグローバル勢力の手先​
党のバックに統一協会や幸福の科学がいる​
参政党は反皇室で反日勢力​
といった誹謗中傷がありますが、​
全部嘘です。​
元ボードメンバーの篠原常一郎さんが
秋篠宮家を批判しているから、
参政党は反日だとも言われていますが、
篠原さんはもうボードメンバーではなく
個人で言論活動をされています。
参政党の考えとは違うのです。​
また、意見が違う人とは付き合うな
というのは、子供のいじめのレベルです。​
違う意見をもつ人とも付き合いますし、
また協力してもらえるところは力を借ります。​
こうしたことを前提に参政党は​
新たに5つの約束を固めました。​
参政党の5つの約束​
①政府のコロナ政策にNO​
​ワクチン強制・子供のワクチン接種に反対​
マスクをはずそう​
コロナの扱いを2類から5類へ​
パンデミック条約反対​
詳細​
②緊急事態条項、授権法はつくらない​
③積極財政と減税を推進​
とくに消費税とガソリン税​
④皇室は男系男子で継承を堅持​
後継者は皇室の方々にお任せする​
⑤自民党、統一教会・幸福の科学等の信仰宗教、グローバル勢力の手先になるような政策は進めない​
参政党の事務局をまとめ、
党員と支部、支部とボードメンバーを繋いでいるのは私です。​
私以上に参政党のことを知っている人間はいません。​
その私の考えや想いは2013年から10年間、
毎日動画で配信してきていますし、
本も10冊以上出しています。
信じられない方はそれらをご覧ください。​
https://youtube.com/user/ChGrandStrategy​
この10年の活動が全てを物語っています。​
また、私は29歳から15年間政治に関わってきて、いろんな方と交流していますから、​
私のフェイスブックの友人から共通の知人を見つけて私の人となりを聞いてみてください。​
私は聖人君子ではないし、口も悪いですが、​
少なくとも人を欺いて何かを得たり、
人を陥れるようなことは一度もしていません。​
そんな人間が中心にいる党が
選挙のような公の場で国民を騙しますか?​
嘘をついて票を取ろうとしますか?​
今、巷に溢れている参政党の
ネガティヴな​情報はほぼ全てが
「嘘」と「こじつけ」と
「切り取りによる印象操作」です。​
散々騙されてきたから、
政治家を信用できない気持ちもわかります。​
人間だから妬みや嫉妬があるのも仕方がない。​
しかし、嘘をつくのはいけないし、​
それに乗せられ、ちゃんと調べもせずに
それを拡散するのも、やった人が業を積むことになる。​
なぜなら、参政党の活動をしている65000人の
党員やサポーターの皆さんは、時間やお金を
使って本気で日本を立て直したいと
必死に頑張ってくださっているからです。​
参政党についての嘘やその拡散は、
私たち候補者の批判ではなく、
党員全てに対する侮辱行為です。​
もちろん私も、参政党が完璧な政党だとは
思っていません。人間の集まりだから
至らないところもたくさんあります。​
ですから、改める所は改めますが、
嘘のプロパガンダは許せないし、それに乗せられ、​
「戦後初めての日本人による政治的な国民運動」の芽を摘まれるのは、看過できません。​
あなたは、今の自公政権に全てを任せていいとお考えですか?​
もし、そうでないなら​
参政党は大きな選択肢ですし、​
今までにない国民運動の​
プラットフォームです。​
「あなたの気づきが日本を救う」​
参政党は日本の国家と日本人の​
安寧と発展を愚直に追求する政党です。​
信じて協力してもらえたら、​
��っとあなたの役にも立ちます。​
http://www.kamiyasohei.jp/2022/06/25/10420/
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keredomo · 3 years ago
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罪が骨を溶かす
 あのあと、さらに追い討ちをかけるような大きな出来事があり、九月に一度目の私が死んだ。享年三十二。今は二度目の私をやり直している。一度目の私が大事にしていたものをすべて投げ出して、善悪の判断もつかず、誰にも優しくせず、ものを書かず、ろくに読みもせず、絵も映画も一切無視して、虫のようにただ呼吸だけをして暮らしている。
 親友がお墓にするためのジュエリーを買ってくれたので、左耳に新しくピアスを空けて、そこにそのピアスをこれから先ずっと着けているつもり。着けるための穴はまだ空いていない。人にあけてと頼むと「怖いな」と躊躇される。私自身以外に、好んで私を傷つけたい人はいないのだ。 ありがたいことであると同時に腹立たしいこと。しらじらしいこと。好まずには存分に傷つけるくせに、臆病で無責任で、ほんとうにばかね。一度、私を能動的に傷つけて、自分もそれによって傷つくという責任を果たしてみたらどうなのだろうと思うが、それももう望んでいない。
 二度目の私として、傷を意識することを徹底的に拒否しながらそれなりに正常な日常生活を送っていたつもりだったが、ある日がたがきた。誤魔化しで通すには、どだい無理があったのだろう。現実を強く強く拒絶する心が身体を支配し、するべき仕事は山積みである平日に、電話にも出られず、夕方六時まで一切ベッドから起き上がることができなかった。書き残さないことで傷を忘れ去れるだろうと思っていたが、傷はそう簡単に私を許さなかった。私の心が傷を拒絶するのなら、身体を地獄に道連れにしようというのだった。
 傷は、起き上がることを許さないくせにまどろみ以上の眠りを与えず、全身にぐっしょりと汗をかきながら、私はうわごとを口走り続けた。いや。ごめんなさい。痛い。いや。やめて。やめて。苦しい。痛い。痛い、やめて、お願い、いや、痛い、いや、ごめんなさい。ごめんなさい。口にした懺悔はすべてまどろむ私の耳に届いて半覚醒の状態に誘ないつづけ、その身体の暴力が覚醒させるので苦しみから逃れることを許してくれない。脳裏にフラッシュバックする記憶のキメラたちは、私に最も苦しい思いをさせるかたちをめざして合成され、ベッドに縛り付けられている私をたえず苛んだ。傷は、思念の端から端まで、蛇のように熱心に這いまわった。 身体の指先から爪先まで、 痺れをもたらした。たえず鳥肌がたち、気絶による逃げを許さなかった。まるで呪いのようだ。絶対に許さないと言われている気がした。
 傷と向き合うことから逃げ、のうのうと暮らしている私を、私自身が鞭打つ。罪を犯したのだった。自らを破壊しなければ折り合いのつかない罪を。忘れるどころか、目を背けることすらとうてい許されないだけの、大きな罪を。  罪が骨を溶かし、立っていることを許さない。背骨を溶かす。首を溶かす。骨盤を溶かす。くるぶしを溶かす。手指の骨を、すべて溶かす。横たわって悪夢に苛まれることしかできなくなる。身体の自由が利かなくなる。呻く。
 そのあまりの苦しさに耐えかねて、ついに、人に助けを求めた。「他者を背負いすぎて自分を生きることができなくなってるわけだから、君はしばらく人に生かしてもらう期間を持ったほうがいいよ」「ごはんを食べさせられるがままになるとかしたほうがいい。狭いけど、一か月くらいうちにおいでよ」。古くからの友達が、恋人と暮らす家に私を匿ってくれるという。二人とも、私の大好きな人で、私を大好きな人たちだ。一度目の人生が「あなたは生きているだけでいい、あなたを生かすためなら労は厭わない」と人に言わしめる一方で、一度目の人生が「おまえを許さない」と夜な夜な私に迫る。  私は逃げることにした。逃げて、逃げて逃げて、逃げた先で癒されて、回復して、そうしてようやく一度目の私と話ができるだろうと踏んだ。このままでは、一度目の私に飲まれて無様に死ぬだけだと。  そうして逃げ込んだ先が、ここ。私の最初のアジール(私だけの聖域)だ。
 人といるとき、私の足元はぐらつかない。一人になってしまうと、一度目の私にのまれて、横臥しているうちに罪が骨を溶かしてしまう。おまえには生きる権利はないという声が、ぐらぐらと、骨という骨を溶かしてしまう。  今日、アジールに逃げ込んだ私は、一度目の私から完全に目を背けてパフェを食べた。怨みの声は、人の話し声にかき消されて聞こえない。怨みの声は、アジールの家主に一度目の終焉について話す私の声にかき消されて、立ち消える。「おまえを許さない」というおぞましい声はここでは一つも聞こえない。3000円の、情報量の多いパフェを食べる。家主に作ってもらった王様のステーキを食べる。家主に温めてもらった豆腐を食べる。自分で買ってきたワインを飲む。お風呂に入るよう強いられる。されるがままに、ケアされる。
 そうして徐々に、言葉を取り戻していることに気づく。
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jaguarmen99 · 3 years ago
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746 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 14:23:13 ID:kh.jy.L1 [2/4]コロナ騒ぎが起こる前くらいの夏に、同僚が新卒女性1名死なせかけたことがある。中途3年目の人や社歴5年以上の中堅どころが一対一で新卒を教えていくのだけれど、同僚だけは「自分はできるから相手も出来て当然」論を振りかざし、何も教えない。新卒がもたついたり分からなくて躓くと「…そんなことも分からないの?」とため息を着く。「俺に教えて貰えるだけありがたいと思いなよ、君他の部署だったら虐められてるね!」が口癖。ある日新卒のミス(というか同僚の仕事で、新卒は同僚に何度も確認してメールもLINEも口頭報告もしてたのに無視)で相手先に謝罪に行くこととなった時の帰り道にやらかした。小銭を渡して「コンビニで飲み物買って来て。お前は財布持たなくていいから」とコンビニに行かせ、その隙に車で会社まで1時間くらいの距離で財布を車内に置かせたまま車を発進させ、自分だけ帰ってきた。同僚は「携帯くらい持ってるっしょ」とヘラヘラ。その場にいた誰かが新卒に電話をかけると、「ブー、ブー」と新卒のカバンから電話が鳴った。同僚は「えっ嘘、あいつ携帯持ってないの?嘘だろ」と言ってたのを覚えてる。明らかに焦ってた。わたしが「迎えに行きます!」と慌てて例のコンビニまで行ったけど、新卒がいない。コンビニの店員に話を聞いたら、「15分くらい縁石に腰掛けてうずくまっていて、大丈夫?救急車を呼びましょうか?誰かお連れさんは?と声をかけたら少し頭が痛いだけだからと答えて出ていかれた。かなり具合が悪そうでだったんだけど…」と言われた。もう既に新卒が置き去りにされてかなり時間が経っていたし、日はカンカンに照っていた。あちこち車を走らせたけどどこにも新卒が居ない。まさか事件に巻き込まれたんじゃ…と焦って探すも見つからない。多分3時間くらい探したけど見つからず、私は事務所に手ぶらで帰った。同僚は「あいつどっかでサボってるのでは?」と言ってたから、事務員さんが「あんたが財布も携帯も奪ったのにあの子どうやって休めると思うの!?」と怒鳴ってた。その日は上司が休みだったので、「上司にも警察にも言わなくていい。コンビニからここまで徒歩で4時間くらいの距離だから、流石に大通りをずっと歩いて来ればいつかはたどり着く筈。小銭は渡されてるから飲み物も買えたはずだし」と上司には秘密にしておくように主任から指示が出た。だけど「行方不明の新卒は実家暮らし」という1番大事なことをみんな忘れていた。翌朝出社するとまだ新卒がいない。その日新卒は公休だったので、警察から749 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 15:03:10 ID:kh.jy.L1746だけど途中で送っちゃった。事が起きた翌日、新卒と私は公休だった。つまり新卒が居なくても上司は気にしてなかった。けれどさらに翌日、本来なら出社する新卒はまだ出てこなかった。もうここで「あ、もうダメだこれ」という空気に。上司にゲロった時の空気はもう凄いものだった。実家暮らしだった為、新卒家族にも思い切って電話したが「一昨日出社してから帰ってきてない。うちの娘がこんなに家を空けることはありえないから、今朝、警察にも通報した」との回答だったらしい。上司は真っ青になって、ずっと人事にも親にも謝り倒してるし、警察官が来て事情を聞きに来たりもした。その時警察官から「土地勘のない若い女性を金も携帯も持たせず置き去りにして、本当に何考えてるんですか。周りの方も、もっと早く通報してくれていればやれることは沢山ありましたよ…」と叱られた。本当に言い返すことも出来ず同僚は項垂れていた。コンビニの店員の証言も少し違っていて、正確には新卒はコンビニ前で1時間待っていたらしい(15分というのは最初に教えてくれた店員さんがシフト交代した時間から15分くらいという意味だった)。その日の夕方には、新卒が見つかった。コンビニで置き去りにされる→しばらくコンビニの外で待つ→同僚来ない→新卒、なんとか大通りを歩いて帰ろうとする→熱中症で倒れ、救急搬送→翌朝意識が戻って医者が身元を聞いても名乗らず、通報→同じタイミングで親が通報、特徴が新卒と一��して判明した。同僚や上司は謝罪の場ですら「置き去りはやりすぎたかもしれないけど、1番忙しくて1番成績の良い先輩の時間を奪ったことを忘れないでほしい」と親御さんの前で言い放った為、更に1悶着あったらしい。新卒は異動を命じられたが「私ではなく先輩さんが異動すべきだ」と拒否。「はっきり言って、今回の件があっても俺は成績のいい方の味方をしたい。だから新卒さん、残りたいなら結果を出してくれ。1度だけチャンスをやる」と、上司はみんなの前で宣言。流石に指導役も変わったところ、新卒はそれなりに成績をのこしたので上司に認められて籍を置くことを許された。同僚も未だに残ってて、これが美談のように語られてるけど上司と同僚の神経がわからん。751 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 15:17:39 ID:Rv.p2.L1>>749事なかれ主義なクズ主任はどうなったの?757 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 19:40:33 ID:kh.jy.L1>>751人事は新卒が無事だったので処分はしないとした。「嫌ならばご退職をお勧めします」と人事部長から親御さんに伝えたらしい。ただ、「もし金銭的な面を解決しないつもりなら訴えるし、退職させるなら会社都合にしろ。新卒として入社3ヶ月目で置き去りにされ、退職しろとは何事か」と新卒側の家族が弁護士連れて言ってきたので、ようやく監査役の耳に入った。それまで社長の耳にすら入ってなかったらしい。監査役が聞き取り調査をして、処分されるか、新卒に金銭的な保証をして許してもらうか、退職か選べと同僚に告げたらしくてその時ようやく大パニックになってた。会社は絶対味方してくれると踏んでたみたい。メンタルクリニック代や熱中症の治療費、休職した数ヶ月分の給与全額を同僚が自腹で支払って和解したよ。同僚は同業の女性と婚約もしてた。横の繋がりが強すぎる業界なので、置き去り事件が婚約者の耳にも入って婚約破棄になったよ。一応それなりに罰は受けたかと。763 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 22:40:45 ID:jN.8o.L1 [4/4]監査役しかまともなのいない……764 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 23:23:07 ID:K8.8o.L1 [2/2]金自己負担するなら処分しない選択を与えるなんてやっぱ会社も異常だね、普通は何かしら処分するだろ765 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 23:32:08 ID:0x.jy.L20>>763本当だ上司も主任も人事も会社全体が腐ってる766 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/30(月) 06:28:45 ID:mM.ov.L1新卒の子もよくそんな会社に居続けたなぁ768 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/30(月) 10:07:51 ID:kX.9i.L24ことなかれ職場によくあるけど上にトラブル報告する際に被害大部分はしょって報告してないかねこれ報告元は元凶の同僚なんでしょ…主任、上司、人事と伝わるころには減衰されまくって「先輩のうっかりミスを逆パワハラ新人がごねてる」くらいに伝わってそう
続・妄想的日常
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kazuakiapologist · 3 years ago
Text
because @uzuneapologist posted about their blorbo's playlist i'll also link the one for my respective bird
and the king said... - a kazuaki-kun/the king playlist
君が死んでも許してあげるよ - kikuo
on the roof of the last train / fragments of me were forgotten about / picked up, baked, and eaten, you / could be seen from the sky
あなぐらぐらし - kikuo
you and me, forever and always / the same, the same, the same, are we not? / it's wrong. so wrong. but we're lonely. so lonely
くたばろうぜ - neru
like this or like that / there's no other way, i think / in the end, some sort / of talent is essential / what's the cause of my defeat? / honestly, i know / but it's simply obvious / we're the weak
keep you safe - the crane wives
time is not your friend / time is not your remedy / no amount of waiting will make you / make you brave / no amount of fear will keep you / no amount of fear will keep you safe
い〜やい〜やい〜や - neru
the night together with sentimentality shoot rockets with suicidal thoughts / to the poem with one hundred and forty letters / this is for sure going to be BAD, then why don’t I just sulk in my bed?
a complete list of fears ages 5-28 (Aprox) - the yellow dress
domesticated mice and rats / not all of them, just their feet / or that my whole life could be sleep / ferris wheels and certain blues / oh, but mainly losing you / these days mainly losing you
アフターペイン - MILGRAM Project, Deco*27
メンヘラじゃないもん - isana
let’s meet up inside the pain, a place just for me / postmortem makeup to hide my heart, how to solve it is a secret / the stabbing of the little devil’s voice, counterattack being a suicide note / “I love YOU”
hard sell - the crane wives
god, i can’t do this anymore! i wish life would update / so i could get login bonuses just for existing / ain’t life too damn hard already? ORA ORA ORA ORA / dear god, i swear i won’t be lazy anymore / so please just give me 5,000,000,000,000,000 yen for free without tax
is it me? is it really just me? / does everybody have it together or are we all pretending? / is it me? is it really just me? / holding it together with one loose string / that i can't stop, i can't stop / i can't stop pulling
あめだま - pepoyo
the god watching above got very angry / and sent down a rain of poison / the two of us will never see the sun again / seems like this is the end of humanity's rainy days
suckers prayer - the decemberists
i wanna love somebody but i don't know how / i've been so long lonely and it's getting me down / i wanna throw my body in the river and drown / i wanna love somebody but I don't know how
なにやってもうまくいかない - meiyo
nothing's working out / it's a war in my head, though i stand tall / nothing's working out / love me, love me / nothing's working out / "this is a mess lol", "we've heard this before" / nothing's working out / nothing's working out
hansel - sodikken
a whole garden of flowers / and my name etched on a rock / all this could have been avoided / all i wanted was to talk / now i've been appointed / as your new king i decree / that it's too late to start caring about me!
ナンセンス文学 - eve
let’s dance ’til it’s light, let’s heat up the night / so we can give tears the heave-ho and not sleep / to the me that isn’t me, rat-tat-tat / even on the days when i feel the most melancholy / i want to try revealing my secrets, as long as it’s you i’m revealing them to
mrs. bluebeard - they might be giants
i want to say i learned / something valuable today / alas, my murdered remains are incapable of learning anything / trusted you / i should have never trusted you
天国へ行こう - kikuo
this is heaven, with one person as zero people / because zero people are the same as everyone, the same / with you as you, and me as me, because we're somewhere / let's go to heaven, let's go to heaven / me and you languidly mix together above the sky
end of the rope - they might be giants
where did the end of the rope go? / i forget now, did i let go? / once upon a time you left me hanging from your words / which hung down in the ether like a rope from the sky / where did the end of it go? / no one can ever know
ナミダ - maretu
how many times will we regret / the future that they ended? / you had just one pure wish, / but you couldn't protect it, and it was stolen from you
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