#堀越学園
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kwgsyk · 1 year ago
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yutakayagai · 1 month ago
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私立K高校にまつわる怪談話を、そう言えば親父から聞いたなと、貢は思い出した。理事長室の本棚にある「我が学園の歴史 ◯◯周年記念号」と節目ごとにまとめられ、今でもOBであれば購入が可能とされている記念誌を眺めながら、彼は例の事件について書かれた記載に目が留まった。その記念誌には一行ぐらいしか書かれておらず、
「まァ、都合の悪いことは書かないだろうな…」
と貢は思ったが、たまたまその隣に操が書いた日記があった。操は、その日にあった出来事をまめに記録する性格だった。「ケセラセラ」に生きてきた貢とは違っていた。
「へぇ〜、こんなの付けてたンだ」
と彼はそう思いながら、「一九七八年」とテプラで貼られたその日記の頁を開いた。事件が起きる前、何度か操は他の教師からその生徒について話を聞いている様だった。
“六月十日
校長の杉山先生から、「堀川啓介」という男子生徒がよからぬいじめを受けているとの話を聞いた。「よからぬ」とは、流石に全くの「ノンケ」である杉山先生にとってはケツの谷間を両手で覆いたくなる様なものらしい。オレにとっては逆に「おっ広げ」になりたくなるが…。
啓介君は、両親が教育熱心なのか必ず国立T大に合格させたいという思いが強く、比較的、国公立大学への進学率が良いウチに入学「させられた」様だが、オレにしてみれば馬鹿馬鹿しい。人生八十年と言われるご時世に、大学だけでその先の人生なンて決まるとは限らないと思う。
しかし、その啓介君、ウチに来たことで「ホモ」の洗礼を受けただけでなく、凌辱されることに快感を得てしまった様だと、杉山先生。ある夕方、たまたま浴室を見回った時に彼がブリーフ一丁で脱衣場の鏡の前に立っていたが、背中にあちこち鞭打たれた様な跡があり、思わず声をかけたそうだが、彼曰く、
「校長先生、父さんや母さんには黙ってて! オレ、縄で絞められるのが好きなンだ…。快感なの! これでイッちゃうの! 勉強勉強って、オレ、おかしくなっちゃうよ!」
彼はそう訴えながら杉山先生に抱きつき、号泣したらしい。
嗚呼、そんなに追い詰められるのなら、いっそのこと、新宿二丁目や上野の入谷などで男娼をしていた方が幸福なンじゃないか? オレだったら、啓介君を優しくしてあげたい”
“七月一日
たまたま、オレが寮の当直をすることになった。まァ、久しぶりに生徒らとアハハオホホとやってもイイだろう。
その二日目、ちょうど昨夜だが人気がない筈の浴室に誰かがいたのでそっとサッシを開けてみると、其処には全裸の啓介君がいた。やはり背中や胸には鞭打たれた跡があり、痛々しかった。しかも、その日は首筋に「キスマーク」もあり、余程凌辱されたのだなと思った。彼はブリーフを穿くと軟膏を手の届くところに塗り、時折首筋にできたキスマークに触れた。彼は微笑を浮かべ、
「…もっと欲しいよ」
と呟いた。まるで、情事の後に独り残された娼婦の様だった。オレは彼を好いてしまった。そんなオレに彼は気付いていたのか、サッシの方を振り向いた。
「だ、誰ッ!?」
オレは仕方なく脱衣場の中に入った。理事長だと判ると、彼は顔を赤らめながら慌ててTシャツを着た。彼は言った。
「何故、理事長先生が!?」
恐らく、始業式や終業式の時にオレは必ず挨拶をするから顔を憶えていたのだろう。まさか、理事長でさえ寮の当直をするのかと、彼は疑ったに違いない。オレは、
「大丈夫、今週だけ当直に入っただけだから。杉山校長からは、君のことは聞いているよ。縄に絞められるのが快感なンだろ?」
と聞いた。彼は不安気な表情を見せてはいたが、頷いた。
「…快感でたまらないンです」
オレは、どうかしていたのかもしれない。何故かそのまま彼を抱きしめたのだ。優しくしてあげなければならない気がしたのだ。
その夜、当直室でオレは啓介君を愛した。鞭打たれた跡に皆キスをし、そのうちに彼も涙を流しながら、
「嗚呼、愛されてる…」
と言葉を漏らした。オレは、
「凌辱だけが快感を得る手立てではないよ。君は優しく愛されたいンだ」
と唇を奪った。
次第に、彼はオレを強く求める様になり、オルガズムに達した。オレの内腿の間に下半身を挟め、愛液が二人の下腹部に跳び散った。
「…啓介君、君が好きだ」
気分は、アダムとエバの様な感覚だった。教育者とその教え子という関係を逸脱し、オレは一人の男子として彼を愛してしまったのだ。もはや後戻りはできない。このまま「世間体」と言う名の境界を越え、何処かへ逃亡しようかとも思った。彼は、
「理事長先生…」
とオレの頬に触れ、そっとキスをした。
情事は、夜明けまで続いた”
“七月二一日
この日は終業式だった。ほぼ全員の生徒が帰省していく中、啓介君だけが寮にとどまっていた。彼は怯えていた。担任の山本先生が彼の両親に事情を離したが、特に母親は猛反対していたと、電話の後に話していたっけ。
「理事長、どうしますか?」
と杉山校長が困り果てていたが、啓介君の家の事情を何も知らなかったオレは、
「じゃ、オレが一緒に送りに行くよ」
と安易な判断をした。
啓介君の家は東京のS区にあった。最寄りには私鉄O線の駅名にもなったS学園があり、所謂「高級住宅街」だった。オレは馴れない道を自ら運転しながら彼を送り届けた。本来なら理事長であるオレは動くべきではなかったのだろうが、一度彼とは肉体的に「契り」を結んでしまったから、何故か責任を感じていた。
彼は助手席に座っていたが、ずっとうつむいていた。信号待ちの合間、時折彼の手を握ってあげた。
「大丈夫、怖くないよ」
彼の家には、母親が待っていた。一見、感じのよい雰囲気ではあった。オレは自分の名前を名乗ると母親は、
「あらら、理事長先生がこんな遠くまで!? 大変ご迷惑をおかけしました」
と深々を頭を垂れた。彼はそのまま無言で家の中に入って行ったが、その間ずっとオレの姿を目で追っていた。それでも、
『これでよかったのだ���
と自分自身に言い聞かせるしかなかった”
“八月一日
杉山校長から、啓介君から電話があったと話があった。オレは書類整理をしていたが、どういう経緯かは不明だが例の鞭打たれた跡について母親が気付き、その問い合わせがあったらしい。半ばヒステリックな声だったと、彼は言っていた。オレは心配になり、
「ちょっと行って来る!」
と自分のセドリックに乗った。
夕方近くに到着したが、出迎えた母親は泣き腫らした様子だった。開口一番、
「理事長先生! どういうことですか!?」
と訴え、隣に座っていた啓介君の着ていたポロシャツをたくし上げた。彼は泣きじゃくっていた。
「う、うちの啓介、いじめに遭ってるンですか!?」
と彼女は聞いた。オレは返す言葉がなく、ただ黙っていた。
その後、母親の狂気じみた声が居間に響きわたった。オレも流石に耐えかねたが、
「母さん! もう止めてよ!」
と啓介君が突然立ち上がり、悲鳴の様な声で制止した。彼は言った。
「オレはもう嫌なンだ! ずっと『イイ学校』『イイ会社』って言われ続けながら母さんには黙っていたけど…。ただ国立T大学に入ったら何やるの!? 僕ァ、父さんの様な平凡な人生は送りたくない。ただ結婚して家庭を持って…全然夢がないじゃないか! 僕はそんな人生に価値はないと思う。今のK高校に来て、僕は気付かなかった人生を見つけたンだ…。母さん、僕は男が好きです! あのアザは僕が好きな先輩と『セッ◯ス』して出来たものです!」
これまで自己主張もせずにただ両親の言われるがままに行きてきたのだろう。オレは彼の方を見入っていた。母親は、恐らく我が息子のこの様な言動に遭ったことがないのだろう、ますます錯乱した様だった。啓介君はオレの手を持ち、
「理事長先生! 僕、寮に『帰ります』! こんな家にいたら、僕、自殺しそう!」
と訴えた。オレは彼の放った「自殺」という言葉に衝撃を受けた。
「啓介君! 生んで育ててくださったお母様の前で『自殺』という言葉はないだろう! 先生も怒るぞ!」
「否、僕は本当のことを言っているンだ! もうイヤだ…」
「…」
二人の嗚咽が居間に響き渡った。オレは、この家自体を憎んだ。一体、何がそうさせたのだろう? 性の歓びを見出し、本来の自分自身を見出した啓介君、一方で一流の大学や企業に進めば苦労しない人生が保証されるという世間の「呪縛」に囚われそれを良かれと我が子に訴えてきた母親…どちらとも悪くはない。オレは言った。
「…お母様、これまで啓介君をここまで育て上げるのに色々なご苦労をされたかとお察しします。確かに、今は一流の大学に進めば一流の企業に入れ、そのまま一生涯安泰と「年功序列」の思想が根付いています。未だ日本は成長をしていくかと思いますが、いつまでもその状況が続くとは限りません。私どもは可能な限り���その様な時代の変化に対応できる将来の人材を育成すべく教育しております。
しかし、啓介君を含め、この十六、十八歳という年齢は思春期ということもあり、自我が芽生え始める時期でもあります。彼の様に性を通じて本当の自分自身に気付くお子様も少なくありません。きっと、これまでの教育方針に対し自我の芽生えによって啓介君も葛藤をされてきたのでは…?
今回、身体に出来たアザについては他の教職員からは聞いていたものの、ご連絡しなかったことについては申し訳ありません」
これが、オレができる最大限の謝罪だった。母親は未だ冷静になれない様だった。啓介君も大粒の涙を溜めていた。オレは、今日は彼を寮に連れて行かないことにした。オレは言った。
「もし何かありましたら、私どもの方までご連絡ください。夜間でも寮に当直がおりますので、お電話いただければ対応いたします」
帰り道の車中にて、オレはこれまでにない疲労感を感じた。この夜は流石に爆睡だった”
“八月三日
杉山先生から、寮の当直をしていた山本先生から啓介君より連絡があったと話あり。やはり寮に戻りたいと訴えていたらしい。あれから両親とは話ができたのか、気掛かりで仕方がなかった。
理事長室の隅に置かれた時計が秒針を刻む音に半ば苛立ちながら、オレは情人(アマン)が来るのを待ちわびるかの様な心情に駆られた。一度は肉体同士の接触があったが、それだけでオレは彼と一心になっていた感覚でいた。もし教育者と一生徒という関係でもなければ、あの場で彼を連れて帰っていた。母親を弁護することもなかったろう。
午後二時になり、啓介君が帰って来た。オレは直接来たのかと聞くた。彼は言った。
「…先生、会いたかった」
すると彼はオレの背中に両腕を伸ばし、抱いてきた。途端にオレの胸の中で涙を流し、やがて嗚咽も聞こえてきた。
「大丈夫、泣くのはおよしよ」
とりあえずオレは啓介君を寮に連れて行き、当直をしている山本先生に事情を話した。まずは様子を見て欲しい、と。また、一昨日彼の家に行った時のことも話した。山本先生は、
「じ、自殺!?」
と驚いていたが、今の精神状態なら大丈夫だろうと伝えた。”
“八月四日
一晩過ごしたが、山本先生からは何の連絡もなかった。オレは大丈夫だったのだろうと安堵した。
午前九時過ぎ、理事長室に啓介君がやって来た。彼はオレを抱きしめてきた。すっかり好いてしまっている様だった。オレは彼にキスをした。舌を彼の唇の隙間に忍ばせ、込み上げてくる唾液を呑み合った。彼はそれが「快」と感じたのかスラックスのベルトを外し始めた。オレは声をかけた。
「此処ではまずい」
オレは雑木林の中にある「別荘」に連れて行った。しばらく寝泊まりしていなかったからか、室内はジメジメしていた。そんな中でオレは彼のワイシャツのボタンを外した。ブリーフだけになった彼を目前に、オレもワイシャツを脱いた。ブリーフだけになると早くもチ◯���の先端が濡れていた。こんな性衝動は初めてだった。彼をこれでもかと言うくらいにキスをし、乳房や股間を愛撫した。自殺なンて馬鹿なことは考えるなと、繰り返し心の中で叫びながら…。
気付くと二人は真っ裸になっていた。白いブリーフがベッド元に重なっている。これは身も心もさらけ出していることを意味していた。オレは彼と一体になった。
「あッ、あァ、あはァァァん…」
何度も乳房を鷲掴みにし、吸い続けた。その度に彼は歓喜の声を上げ、乱れに乱れた。ほのかにサーモンピンクへと全身が火照り、彼はオレの唇を求めた。
「…け、啓介」
いつしかオレは敬称を付けずに呼んでいた。ただ十六歳の彼をオレは愛した。全身に無数の汗が滴り、シーツが濡れた。
啓介君は、用を出すだけしか知らなかった穴をもって女の様に快感を得ることを知ってしまった。いつしか彼は激しく腰を揺さぶり、オレの身体にしがみついた。
「あ、愛してる…!」
耳元で彼はそう囁き、オルガズムに達した。オレも彼の体内に愛液を噴射させ、
「啓介!」
と激しいキスをした。
情事の後、ベッドで抱き合いながらオレは言った。
「もう『自殺』という言葉は使わないで」
すると、
「…死にたくない。こうやって愛してくれてるから」
と彼はオレにキスをした。
これで総てが終わったと思った。啓介君が愛されることで新たな人生の方向性を見出し、進んでくれるとオレは信じた。”
貢は、父・操もまた一人の生徒を愛してしまったのかと思った。オレは生徒には手を出したことがないし、そんな度胸もなければやってはいけないと、頁を進めた。しかし、日記はしばらく何も書かれておらず、急に「九月一日」まで飛んでいた。恐らく、その間に啓介が自殺をしたのだろう。
“九月一日
啓介君が雑木林の中で首吊り自殺を図り、憔悴する暇もなく両親が教育委員会に訴えると騒いだ。父親は、杉山校長に訴えた。
「国立T大学への進学率がイイと聞いて入学させたら『ホモ』にさせられた挙げ句、自殺まで追い込んで...。この悪党! 人殺し!」
父親は国家公務員だった様だ。彼は他の保護者から、お宅のお子さんは大丈夫か、「ホモ」にさせられてないかと根掘り葉掘り聴取し、何人かの生徒からその気がある様だという話を聞きつけるや、
「理事長を出せ!」
と罵った。杉山校長は流石にビビッてしまい、
「理事長! 何とかしてください!」
とすがりついた。殴り込みに来た父親に対し、オレは土下座もした。罵声を浴びさせられた挙げ句、胸ぐらもつかまれた。正直、辛かった。啓介君を愛していたのに、自ら生命を絶ってしまったのだから…。裏切りの何物でもない。
オレは父親が帰った後、雑木林の中で慟哭した。啓介君が首を吊った杉の根元にひざまずき、喉がやぶれてしまいそうなほど声を上げながら泣いた。”
この部分を読み��がら、貢は高校二年だった頃を思い出した。そう言えば、両目を泣き腫らした様子で操が家に帰って来たのだ。母の茉莉子がどうしたのかと心配したが、彼は、
「…すまないが、独りにさせてくれ」
と言って部屋に籠もってしまったのである。ちょうど父の書斎の隣に貢の部屋があったのだが、壁越しに号泣する声が聞こえたのだ。しかし、何故泣いているのかを聞くことはできなかった。嗚呼、きっと啓介君のことだったのだろうと、彼は思った。
もし岩﨑の言う通りにその啓介君の声が聞こえたのだとしたら、オレに何ができるだろうと貢が考えた。
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tutai-k · 1 year ago
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2023年が終わるらしい
2023年のはじまりは、3月から転職も決まっていたし、持病の悪化による日常生活への不安もあったので、2月いっぱいまで休職した。 療養もかねて尾道に一週間滞在したが、出発の日に地元が大雪ですっころび、カメラのレンズを破壊するという暗黒の始まりを告げるなど、つらいことがたくさんあった。 2月も、結局、休養することがないまま、次の職の仕事をずっとしていた。どこかで休みたいと思いながら、全く休めないまま、2023年が終わりそうだ。 意外だったのは、誰の力も金銭的援助も借りずに十年近くひとりでやってきたこと、というのは、なんだかんだ「使える」ということだった。通用するんだ、これが。というおどろきは大きかった。手応えがあったとか、結果が出たとか、そういう意味ではなく、するっと不安なくやっていける。いままでやってきた、他人の顔色をうかがい、他人の動作に合わせて平均的に働くというのとは違った。積んできたものが、無駄にならない機会に巡り会えてよかったと思う。 休みたいと思いながら、休めないでここまで来たし、年始の休みも8日まであるけど、いろいろと休めないことが多い。雇用契約のある労働は休みだが、個人的な仕事はいくらでもあるし、なんなら山積みになっている。九日間で終わるのだろうか…と思いながら一日目をもう半日終えてしまった。(2024年のしいたけ占いには、おまえはだいたい気づいたら働きまくっていて休んでない、みたいなことが書かれていてちょっと悲しかった)
毎年毎年、何を年間のまとめに書いていただろうかと思うわけで、今年も悩んでいるわけだが、全然答えが出ない。とりあえず、読んだ本とか作った本をまとめていたような気がするから、それをやる。
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★作った本★ 1月 『山梔の處女たち』 pixivのいつだったかの百合文芸で佳作をもらったオメガバース百合「首輪とロマンス」、恋愛/性愛から離れたところで手を取り合う少女たちの魔法学園小説「魔女の選択」収録の短編集。Kindle版は、いつだったかのKino-Kuni文学賞で大賞をもらった滅び行く漁村の女二人の物語「迎え火」も収録している。
5月 『けものと船乗り』 現代物、というか、現実世界の不均衡や理不尽に焦点を当てたものがたりを多く書いてきたな、という自覚もあり、あと「幻想文学はもう書かないんですか」とたくさん声をかけてもらったりもしたので、ひさしぶりに幻想文学らしい幻想文学を。 全ての船を沈めてしまうけものが棲むという「島」を望む岬でまちのひとたちにこれまた「けもの」と呼ばれている存在が、船乗りを拾って海へこぎ出そうとするお話。 『ヤールルカ』 写真家の女の短い物語。撮ること/撮られることの暴力を考えているので、そのこととかを中心に、これは短い物語だったが、もう少し長く書けたらいいなと思ってちょっとずつ書いてる。ひとつ、暴力的な経験を「してしまった」ので、それも書けるか…とすごくいやな気持ちになりながら思っており、だが、これは書くことでしか報復も抗議もできないという思いがあるので、この物語とは2024年以降きちんと向き合いたいと思う。
9月 『ゆけ、この広い広い大通りを』 日々詩編集室から出た本。二児の子持ちの専業主婦・バイクと音楽がすきなトランスの女性・都会で働けなくなったフェミニスト、三人の同級生が「地元」でささやかな試みをするお話。 「ちがいのある人がともに過ごせる共有地をつくる」をコンセプトにしている団体を母体にもつ出版社から出る本だったので、いろいろ考えたし、思っていた以上にいままで読んでくれていたひと以外のひとに受け取ってもらえてよかった。自分が持つ切実な課題とかもたくさん載せた物語だったので、ベストをつくしたし、2023年のベストだと思う。この物語に全力をつくしていたので、2023年は、ヨモツヘグイニナでは大きめの物語は作らなかった。 この本は、ヨモツヘグイニナの通販の他に、本屋lighthouseさんとか、シカクさんとか、mychairbooksさんとか、日々詩編集室とかでも買えるので、お気に入りの書店さんで買ってもらえるとうれしい。 『いづくにか、遠き道より』 再録短編集。たくさんたまっていたのでつくった。2014年に書いた小説とかをおそるおそる読み返したら、思っていた以上に「小説」だったのでほっとした。
11月 『アルバトロスの語りの果てへ』 売れない作家のノイと、そのパートナーで人気役者のターが、アルバトロスの繁殖ボランティアに参加するお話。 物語を自分自身が語るとき、そこには当然自分も含まれている物語のこともあるし、そうでないこともある。だけど、埒外にあっても内にあっても、ひとは、語ったり語られたりせずとも、勝手に他者に物語を見いだし、それを消費してゆく構造がある。『山梔の處女』収録の「魔女の選択」によく似た内面を持つ物語だと思うが、他者のふるまいや言動に「物語」を見いだすとき、「なにを見ているか」に自覚的になりたいよね…というようなことを考えながら書いていた。
12月 『浜辺の村の大みそか』 日々詩編集室で出た小さい本。『浜辺の村でだれかと暮らせば』の番外編みたいなやつ。いまから日和と八尋がやったような大晦日をわたしも過ごします。
★読んだ本とか観た映画そのほか★ 色々読んだけど、印象深かったものについて。 『銀河英雄伝説』全巻 銀英伝のコンセプトバーやカフェにいくので読んだ。相変わらずめちゃくちゃおもしろい。 『豊穣の海』全4巻 来年参加する八束さんのアンソロジー父親の死体を棄てに行くやつの資料(?)イメージをつかむのに読んだ。今西が金��寺のように燃えて、それを本多が眺めている(『暁の寺』)がよかった。あと、大人になって読み返してみると松枝清顕……「全部おまえが悪いじゃん!」ってなるのがおもしろかった。勲に対しては共感するところも多かったし、あいかわらず『天人五衰』が一番好き。 『雨の島』 今年の1月1日に読み終えてた。呉明益の本、『歩道橋の魔術師』も読みたいんだけど、未訳のチョウチョのなんとか…?が読みたい。 『苦海浄土』 ネイチャーライティングをやろうとすると必ず出てくる石牟礼道子、の代表作。水俣へ3月と10月といくことになったし、石牟礼道子を筆頭に水俣関係の本をとてもたくさん読めた一年だった。とてもよかった。来年は『水俣病を旅する』『苦海浄土』(全3巻)を読みたい。 『アフターヘブン』 八束さんの本。めちゃくちゃよかった。 『フィリックス・エヴァー・アフター』 すっごくおもしろくて、何度でも読み返したい! 『鋼鉄紅女』 最高だった……「地獄へようこそ……」って武則天が宣言したところから、もう一気に読んだ。家父長制と、男女の二人の「ペア」というかたちに反旗を翻す最高のSF小説。 『私と夫と夫の彼氏』 2023年で読んだ中で、一番一番おもしろかった漫画!11巻が待ち遠しい! 『琥珀の夢で酔いましょう』 この漫画もめっちゃおもしろかった~! 『父の時代、私の時代』 堀内誠一の自伝的エッセイ。「ウッチェロ!!!!!!!」澁澤龍彦・瀬田貞二との思い出を添えて。めちゃくちゃ古本価格高騰していたので文庫で出してくれてありがとう! 『ガザに地下鉄が走る日』 ずっと読みたかったけど、なかなか読めずにいて(岡真理さんの本は『記憶/物語』を2020年に読み、もう一度これも今年再読した)やっと読む。見過ごしてしまわないように、何が出来るかを考え続け、アクションを取る、できることをやるしかないんだけど、「人間が人間として生活するということ」が、誰にでもある世界にたどり着きたい。 本だと、吉田育未さんの翻訳作品を井上彼方さん/紅坂紫さん編集の『結晶するプリズム』で知り、『聖なる証』『星のせいにして』を読む。めちゃくちゃおもしろかった!年越し読書本は『イエルバブエナ』。「このひとが翻訳している本ならぜったいおもしろい!」という翻訳者さんに出会えたのがうれしかった。 映画もいろいろみたけどとくに『バービー』『his』『ゲゲゲの謎 鬼太郎誕生』がよかったな~。結局体力がなくて窓際のトットちゃんを見に行けなかったのがちょっとさみ��い。 さいたま文学館で開催されていた澁澤龍彦の展示にはいけた。パンケーキも食べた。 12/24にITOプロジェクトの『高丘親王航海記』を見に行く。それについてのくわしいことは静かなインターネットに書いた。
★旅行★ 「今年はいろんなところへ行ったんじゃないですか?」と言われたけど実はあんまり行ってなかったりする(さみしい) 1月 尾道 ライターズインレジデンス尾道でまたみはらし亭に滞在する。だいたい伊勢うどん食べてた。 3月 水俣 はじめて水俣へ。というか九州自体がはじめて。いろんなひとに出会い、いろんなことを学び、いろんなおいしいものを食べた。『常世の船を漕ぎて』を水俣病歴史考証館で買った。 5月 東京 行ったという記憶しかない。なにしたっけ…?なにもしてないのか…もしかして…。 9月 大阪 銀英伝のバー「海鷲」へ行く。ロイエンタールの透けてる板を買った。文フリ大阪も行った。 10月 東京 銀英伝のカフェ「イゼルローンフォートレス」へ行く。かおりさんと会う。ながいことSNS上ではお付き合いがあるのに生身で会うのは初めてで、だけど「すっぱいものきらいだもんね」とか長年付き合ってきた人間同士の会話ができてとてもおもしろかった。次の日は吉祥寺や多磨へいき、緑色のインコとオナガを見る。 水俣 ふたたび水俣へ。熊本市内も立ち寄ったが、土砂降りだったので熊本大学と、橙書店へ行く。島尾ミホと石牟礼道子の対談集というめちゃつよBOOKを買った!めちゃくちゃ楽しかった。 11月 文フリ東京。ヒマラヤ鍋を食べる。次の日は埼玉文学館へ。武蔵野うどんに衝撃を受ける。
★来年の予定とか★ 1月14日に文フリ京都。辰年なので澁澤龍彦のコラージュみたいな『兎島にて』という本をだします。こういう物語で「兎」って単語がでると、誰か特定の人をみんな思い浮かべると思うんですけど、その特定の人は卯年のわたしです。他の誰でもありません。 3月までに出さないといけない原稿がめっちゃいっぱいあるので頑張ってます。 オープンにしてるのは八束さんの家父長制アンソロだけだけど、そのほかもまた媒体に載るなどしたらお知らせします。 やりたいことは、三宅島・舳倉島・天売島、この三つのどれかの島にいきたい!2023年は労働が忙しすぎてぜんぜん鳥写に行くことがなかった(かなしい)一年になっちゃったから、2024年はちゃんと鳥写したいです。 あと、日々詩編集室から『ゆけ、この広い広い大通りを』もでたことだし、もうちょっと小説���書いて発表する幅みたいなものをひろげたいかなと思っている。つらいことがたくさんありすぎたから、アンソロは主催も参加もいやだったけど、そういうのとか……あと、書いたらお金がもらえるタイプの原稿とかも、書ける媒体があるのなら書いていこうかと思っている。 これはずっとそうなんだけど、賃労働をしながらほかにわたしの体力で「できる」ことが「小説を書く」ことしかなかったので……。タイミングや機会があれば、頑張ってみようと思っている。
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mxargent · 2 years ago
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察���段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊��滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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poetry-for-absence · 4 months ago
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2023.02.22_堀部安嗣さん講演 - 於・前橋工科大学 演題 『私のパッシブデザイン』
積極的に受け身であること
理系・文系 ふしぎな分け方
他の言い方は無いのかな、
→時間の流れかた、概念が、理系と文系では違う 
横で一定・理系 時間とともに成長していく、という概念 
ぐるぐるぐるぐる循環・文系
理系の人が作り上げるもの・コンピュータ、エアコン、車etc.
文系 1000年前以上の、弘法大師の書
200年以上まえのモーツァルトの音楽
ドストエフスキーの文学
いつの時代でも良いものは良い
1日の循環
建築の世界 理系的・文系的のバランスのとれた世界 いろんなタイプの人がいる方がよい
警鐘を鳴らす、ブレーキをかける建築家
堀部さんは、文系的だと自覚
建築は、果たして進歩しているか、進化しているか。
防水技術、免震技術 進歩
それらが人の幸せに役に立っているか
映画 ファースト・マン
静謐な映画
ニール・アームストロング船長の自伝的な映画
人類の栄光の光の裏にある闇、影
地球上では、自然ゆたかな所での家族との暮らし 東西冷戦 生存確率の低いロケットに乗り、たどり着いたのは空気もない死の星
地球は緑豊かで美しい土地だったのに、なぜ危険をおかしてまで
瀬戸内海の美しい自然
いまでも200年前の風景の残る
東京のほうが進んでるよね、との劣等意識を持つことが多い。もったいないこと。
讃岐市のプロジェクト
やりたいこと、ただひとつ。
この土地を、国立公園にふさわしい土地に戻してゆく 建築もいらない、けど、建築の役割はあるし、できること、人々に安心を与えることは建築に出来る
東京の風景 東京の方が豊かだと、地方の人は錯覚してしまっている ふしぎなこと
富山 宝物があるのに
兵庫 20年前は森だったところ
中央へ、宇宙へ 
侵略 キリがない
宮沢賢治の詩 僕は家族にほめられた、僕は世界に誉められた、その先にどこへ行けば?
コロナ禍 ステイホームの自粛のとき、自分の足元を見つめざるを得ない→自分の地域の良い点に気づいた 足元への評価
roots 
根源
根のあるもの
足元にすでに持っているもの
どんなものを土台にして、私たちは思考しているのか
原風景
横浜の鶴見
色んな人が行きかうカオス
鶴見線 鉄ちゃんのあいだでは有名
中学のとき、ヨーロッパ 写真を撮った
国道駅のアーチとのかさなり
自作でも 意識したわけではない、原風景が滲み出る →設計という行為
曹洞宗大本山 近所に 
お寺のもつ悠久の時間の流れ、不気味さ、幼少期触れて生きてきたことは幸運だった
大きなお寺は風景が変わらない
50年前の樹 祖父と一緒にみた
再訪するもき、私はここで生まれてきたのだ、と実感 そこでの、子どもと老人のことを祖父と私にかさねる
記憶 確かな記憶のない限り、未来を見出せない お墓 ショッピングセンターが立ったり、バイパスが通ったりすることはない
静岡県浜松市 趣のある素晴らしい日本家屋・庭に住んでいた。今、その場所は道路の下に眠っている 往時の記憶が甦らない、すべて破壊されている 道路による記憶の破壊
見たこともない、感じたこともないものは
つくれるのだろうか?
設計 それ以外はできない
見て感じたもの、記憶を頼りに、今へ状況へ再現する
いきなり_
幸せについて
同伴者と吹雪のなか、つらい登山のイメージ
つらい、眠い、衣服はびちょびちょに
そのなかで、暖かな山小屋を発見する
幸せに とても小さな建築で、いろいろなことが出来る。食べる、眠るetc. 
人種のちがいも関係ない、歳の差も関係ない
信じている宗教も関係ない inclusiveな
外部環境が室内に入り込んで来たような建築でも、庇の出が陽を遮ったり、風通しがよかったり、床の肌触りがよい、など。自然環境を、変換している。 ホモ・サピエンスの
日本の庭のおもしろさ 私たちにはあたりまえ、だが、フランスの建築学生と京都のこうとういんに行ったとき、おもしろい、おもしろい、と。音がおもしろい。アプローチの石のヴァリエーション 靴を脱ぐ所スノコ、畳、めまぐるしく床の材料が変化してゆく。こんな小さなところで、これほどの変化していくのは面白い。
新緑の美しく見える秘訣 背後の常緑樹
新緑の淡さを引き立てる、背景としての濃い緑
全部が新緑、全部が常緑、というのがふつう
アメリカとか
コンビネーションのあるのは珍しい
人間の感情はどうして生まれたのか
生存のために必要となる、咄嗟の行動や判断のために進化の過程で作られた
森でクマに出会う。恐怖の感情を抱く、その後の行動の選択肢を広げていく 恐怖という感情を引き金にして
仲良しの友達、幸せ、喜びの感情
こいつと付き合っていると、自分は生存できるぞ、との。
生存のための引き金、スイッチ
雪の夜の暖かな山小屋
生存の喜び
反対に、もう生きていたくない、とか、生存のことを考えていない人は、感情の起伏がなくなってくる 感情の、生存における大切さ
ヒュッゲ デンマークの概念
これを日常生活でしているからこそ、世界でいちばん幸せな国とされる
日本 先進国のなかでは幸せ指数が低い
ヒュッゲの反対をやってきた
150年前・200年くらい前は、日本もそうしていた。
今の日本の住の風景
居住性の進歩 けれども、それらがある程度達成できたとき、この姿が、幸せな住まいの環境なのか、と。
使い捨てられるもので風景が構成されている。幸せ感の乏しいのは、使い捨ての時代だからでは?
竹富島 色んな不便、不都合、多々
住まいや環境はトータル 幸せ感としてはこちら
あるものを活かす
パッシブデザイン
あるものとは?
気候風土、自然エネルギー
歴史、文化
記憶
風景
ハードウェアではなく、ソフトウェア、手に触れられないもの
ブリコラージュ ありあわせのもので作る
→『和』では?
和風とは、有り合わせで作られる、非常にレベルの高い行為から生まれる
家庭料理 素晴らしいブリコラージュ
冷蔵庫の残り物、スーパーで買ってきたものと合わせて
和 足し算 引き算
ほうれん草の胡麻和え
和えている
明太子スパゲッティ 
日本の人たちの得意としていた
極東 漂流物を、イノセントにあり合わせて組み合わせて作りあげた
cnt.) ないものをねだる
自分がすごく良いものをもっているのに、何か他を憧れる
→侵略や戦争へ
70数年前、わたしたちも痛い目にあった。資源、植民地
モーターボート アクティブ
ヨット パッシブ
これからは燃料も高いし、すべてヨットのような建築に、という訳ではない。
ふたつの要素を足し合わせる、共存させる
どっちか一方では足りない、幸せ感を感じる住まいにはならない
目的 
幸せ感 心身が楽になる 健やかに暮らす
手段
アクティブ+パッシブ
ご利益
省エネルギー
光熱費削減
温熱デザインへの取り組み
まずはパッシブ 太陽の恵み、土地の持つポテンシャル
アクティブ 性能の良いエアコン それを活かす
建物の性能 断熱性能、気密性能
ねこ は、居心地の良い場所を見つける天才
猫が天才であるわけではない。
ホモ・サピエンスが何故、そう思うか。
ホモ・サピエンスと猫の心地よいと感じる場所が近い 犬の心地よいところとはちょっと違う
猫 生まれたところは、暑いところ。暑さにはつよい 
犬 暑いところではハアハア
ホモ・サピエンス 暑さに強い
30℃越えでも走れる
寒さに弱い パフォーマンスができない
吾輩は猫である、で、人を評して、やかんみたい、と。
ホモ・サピエンス アフリカ起源
それからどんどん北上
ほとんどの歴史を暑いところで暮らしてきた
→住まいをあったかくしましょう、というのが、私の建築観
私たちは生存できるのか
孫の世代まで、良い環境はあるのか
狩猟採取時代もよりは生存の危機を感じないことが多くなった現代人
コロナ禍でそれを意識
��んとうに、このさき建築をつくれるのだろうか
生存の危機を感じたこと
→しっかり認識して、どういう建築が出来るのかetc.を自問すべき
あるものを活かす、というのがおおきなヒント
熱容量の大きな家 非常に効果がある
住まわれている人たちの幸せ感がおおきいと感じることが増えた
あるものを活かす 壁からの放射温度が快適
安定した家に居ると、外に出たくなる
屋根のかかった屋外に出たくなる
両親の葉山の家
半屋外
→ヒント、韓国の民家
冬の部屋と夏の部屋が分かれている。
冬の部屋 紙、オンドル
夏の部屋 ふきっさらし
潔い構成だなー。
鎌倉 扇ケ谷の家
スタディ いろいろ
最後の決め手はパッシブデザイン
南面の窓を大きく
あれもこれもダメ、となると何の一歩も踏み出せない 太陽光発電は、戸建ての屋根に乗せるのは素敵なことと自分は考える
けど、美しい瓦の屋根にそれが乗るのは、というのもあった
情緒的なものと機能的なものを合わせる
デザインによってできうる
シンプルに、自宅の庭で野菜を作る、みたいに太陽光発電を考えている
電気、移動に莫大なコスト 自分の家で発電できることは爽やかなのではないかな
デザインの力です達成できる、との信念
南面 ソーラー
北側 庭的な グレアの少ない
アメリカ サンタモニカ
街区 太い道路 細い道路
太い 伝統 雑多なものが出ないように
細い サービス機能
(細い道路の方 日本の街の感じと似ている)
土地は親から譲り受けたものではなく、孫から借りているもの。ネイティブ・アメリカンの言葉
貰ったものなら汚してもよい
借りたものなら汚してはいけない
自身の所有の土地としても、その意識で
「土地を所有している」といっても、多くは所有していない、太陽、大地の奥、雨、風
原発
覚醒剤をやって人生を破滅した人が覚醒剤の怖さを語ると説得力がある
原子力の怖さ、ヤバさを、説得力を持って語れる 原発から10年、原爆から100年経っていない いま、原発が再稼働しようと。
↓私の質問への答え。堀部さんが書いていた、トタン小屋の形の美しさと、著書『建築を気持ちで考える』でのアスプルンドの章について
.
益子さん
住まいは掘立小屋くらいでいい
そこを整えいく
しかし、人の家を設計するとなると、、
自宅と人の家で設計が変わる
アスプルンドの章、気持ちが入っている
大好きな建築家
自分の設計は、形式性 構造の綺麗さ、コスト、施工性などから考えている。
正面性とか歴史性とかからではない
アスプルンドの建築、死者の声がする。彼の死生観が感じられる建築
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honyakusho · 6 months ago
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2024年12月26日に発売予定の翻訳書
12月26日(木)には25点の翻訳書が発売予定です。 ただし、日本語から英語への翻訳も3点含みます。
クリント・イーストウッド
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イアン・ネイサン/著 吉田俊太郎/翻訳
フィルムアート社
1インチの攻防 : NATO拡大とポスト冷戦秩序の構築(上)
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M.E.サロッティ/著 岩間陽子/翻訳 細谷雄一/翻訳 板橋拓己/翻訳 山本健/翻訳 妹尾哲志/翻訳 堀田主/翻訳 青野利彦/翻訳 ほか
岩波書店
1インチの攻防 : NATO拡大とポスト冷戦秩序の構築(下)
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M.E.サロッティ/著 岩間陽子/翻訳 細谷雄一/翻訳 板橋拓己/翻訳 山本健/翻訳 妹尾哲志/翻訳 堀田主/翻訳 青野利彦/翻訳 ほか
岩波書店
青ざめた蘭
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アン・メイザー/著 山本みと/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
放蕩富豪と醜いあひるの子
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ヘレン・ディクソン/著 飯原裕美/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
架空の楽園
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ペニー・ジョーダン/著 泉由梨子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
魅入られた美女
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サラ・モーガン/著 みゆき寿々/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
運命の潮
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エマ・ダーシー/著 竹内喜/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
小さな天使の父の記憶を
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アンドレア・ローレンス/著 泉智子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ダイヤモンドの一夜の愛し子
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リン・グレアム/著 岬一花/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
公爵に恋した空色のシンデレラ
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ブロンウィン・スコット/著 琴葉かいら/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ウェイド一族
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キャロル・モーティマー/著 鈴木のえ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
瞳の中の楽園
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レベッカ・ウインターズ/著 片山真紀/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
秘書から完璧上司への贈り物
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ミリー・アダムズ/著 雪美月志音/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
富豪の館
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イヴォンヌ・ウィタル/著 泉智子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
イタリア富豪の不幸な妻
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アビー・グリーン/著 藤村華奈美/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
傷だらけのヒーロー
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ダイアナ・パーマー/著 長田乃莉子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
Karate's Universal Codeword : The Mysterious Origins, Meaning and Usage of the word "OSU" in the Martial Arts
Toshinori Ohmori/著 Alexander Bennett/翻訳
チャールズ・イー・タトル出版
Snow Country
Yasunari Kawabata/著 Edward Seidensticker/翻訳
チャールズ・イー・タトル出版
Japanese Tales of Mystery and Imagination
Edogawa Rampo/著 James B. Harris/翻訳
チャールズ・イー・タトル出版
グレイ解剖学 原著第5版
Richard L. Drake/著 A. Wayne Vagi/著 Adam W.M. Mitchell/著 秋田恵一/監修・翻訳
エルゼビア・ジャパン
アジャイルデータモデリング 組織にデータ分析を広めるためのテーブル設計ガイド
ローレンス・コル/著 ジム・スタグニット/著 株式会社風音屋/翻訳・監修 打出紘基/翻訳 佐々木江亜/翻訳 土川稔生/翻訳 ほか
講談社
探検家
キャサリン・ランデル/著 越智典子/翻訳
ゴブリン書房
看護介入分類(NIC)原著第8版
黒田裕子/監修・翻訳 古川秀敏/翻訳 福田和明/翻訳 榊由里/翻訳
エルゼビア・ジャパン
看護成果分類(NOC)原著第7版
黒田裕子/監修・翻訳 古川秀敏/翻訳 福田和明/翻訳 榊由里/翻訳
エルゼビア・ジャパン
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yotchan-blog · 7 months ago
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2024/12/12 9:00:15現在のニュース
行方市、サツマイモ産地PRへ 官民連携で窓口一本化 「商機」損失多く(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:56:27) 群馬県産素材厳選の沼田名物「みそパン」と「みそバター」 焼きたてを新幹線で首都圏へ 東京駅で来月から販売(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:56:27) クリスマスケーキ50個を児童福祉施設に 太田の洋菓子店が寄贈(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:56:27) クルド人へのヘイト禁止 「仮処分」には限界 差し止めを求めた弁護団メンバー・金英功弁護士(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:56:27) 来園者を聖なる世界へ ポインセチア30種300鉢展示 22日までとちぎ花センター(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:56:27) 「全身全霊尽くす」 金子さん再選出馬へ 来年4月の佐野市長選(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:56:27) 粉川さん再選出馬へ 来年4月の日光市長選(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:56:27) 品評会に栃木県産キノコとワサビ159点 きょう県庁で入賞品など展示即売会(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:56:27) マネックス・松本大氏、仮想通貨再編で国内は「2社でいい」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/12 8:54:50) 尹氏捜査へ合同本部 韓国警察、独立機関など「非検察」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/12 8:54:50) 上杉謙信と“共闘” 難攻不落 幻の「羽生城」 水に守られた姿を図で再現 自然の博物館・岩田さん(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:48:52) 順大、越谷病院増床も延期 26年10月へ7カ月 「建設費高騰」 浦和美園の新設中止に続き発覚(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:48:52) 和平は「ウクライナ国民が望む形をベースに」 フィンランド首相 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/12 8:48:11) 通過音もあたたかい 越谷の出羽公園(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:40:53) 試して!西船の新味 成長不良の廃棄品活用 枝豆のジェノベーゼソース(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:40:53) NY外為市場 相場は1ドル=152円台 日銀の利上げ鈍化予測で円売り(毎日新聞, 2024/12/12 8:35:28) キャンパる:「学生の夢かなえたい」 箱根駅伝注目校・立教大 高林祐介監督(毎日新聞, 2024/12/12 8:35:28) 米国防総省、ロシアが「数日以内に新型ミサイル発射の可能性」警告(朝日新聞, 2024/12/12 8:33:29) 寸劇で学ぶ 男女共同参画 南房総・嶺南中で千葉県がセミナー(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:33:08) 千葉県酪農のさと 白牛の名前決定「実嶺」「嶺菜」 メスの双子です!(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/12 8:33:08) クラシル手掛けるdelyが19日上場、堀江裕介代表「企業向け販促、M&Aで成長」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/12 8:30:50) Apple、生成AIサービスでChatGPTが回答 機能を追加 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/12 8:30:50) Z世代はアレンジ消費好き 焼きポンデや丸亀うどーなつ - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/12 8:30:50) アース製薬の「ゴキッシュ スッ、スゴい!」ゴキブリ駆除、異例ネーミングで注目 2024ヒット商品番付・着眼点に迫る⑤ - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/12 8:30:50)
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runpenparis · 7 months ago
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るんぺんパリ 【RunPenParis】
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自己紹介 2024年12月7日(大雪)追記 7642文字】 三重県伊賀市(旧名:上野市)出身 伊賀市(旧名:上野市)に 1976年(3歳)から 1996年(23歳)6月まで住んでいた 1976年以前の記憶と出生は不明 津市にある施設にいたと聞いた覚えがある 3歳のときに養子として育てられることになり 伊賀市へ突然連れてこられた 5世帯がつながった集合住宅の一番端っこお家で 四畳半と六畳の和室の二部屋 三畳の台所 トイレはくみ取り式 お風呂は深底のホーローでガス釜式 冬は寒くて よくしもやけになった 三重県亀山市に二つか三つ年上のお兄さんいるらしいが あった事は一度もない 30代の頃に一度だけ電話で話をした 父方に引き取られたお兄さんに 母親の事を聞いた 母親は別の人と再婚し離婚して 娘さんと一緒に暮らしているらしい 名古屋に近い三重県に住んでいるという話だった気がする 父親は再婚して自分と同じぐらい娘さんがいるらしい お兄さんはおじいさんの事を尊敬していて 中国語を勉強してるらしい あとは色々と聞いたけど 覚えているのはそれぐらいの内容で もう二度と話す事はないだろうと その時に思ったけど お兄さんの顔がどんな顔なのかは 見てみたい気持ちは今でも少しはある
伊賀市でそこそこ有名なのが 「伊賀流忍者」で「忍者屋敷」は 今も昔も変わらない内容で 営業している それは昨年(2023年)の夏休みに 末っ子を連れていったから確認済 外観はただの古い家だけど 中に入ると意外と見応えはある 「上野城」ならぶ観光施設 伊賀牛は「金谷」のすき焼きが有名で 「森辻」が新しい様相なってから焼肉を食べた 個人的には「伊藤」の牛丼が好きだ 油が多い感じのお肉だから 100gも食べれば満足感がある 「伊賀上野天神祭」の鬼行列も有名かな ひょろつき鬼が子供の頃は本気で怖かった 銀座通りが歩行者天国になり 的屋がならぶ 高校生の頃はリング焼きが100円ぐらいで 何個も買って食べた 2024年は10月18日・19日・20日(金土日)がお祭り 19日(土)は久しぶりに一人で一日中 お祭りを楽しむ予定だったけど 昼前から雨が降ってきて鬼行列は中止 午前中は親戚を3件まわって、おみやげを渡した 午後に実家によって車を駐車して 歩いて「伊賀上野天神祭」へと向かった いつも泊まる「伊賀上野シティホテル」は1泊10000円以上も高い 16800円だった。この日は駐車場も使えなかった 19日(土)の夜は19時から 同級生のお店「クワトロNo.4」に初めていった 30年ぶりにちゃんと会ったオーナーの 「ガキさん」は すぐに気がついてくれた 居心地がよかったので開��から閉店の1時までの 6時間でカクテルを8杯ぐらい呑んだかな 意外と安くて8200円だった 次の日の20(日)は「伊賀上野天神祭」に参加している 同級生の「オデ」に会って 鬼行列の準備風景を写真に撮って 上野天神さんの近く「紅梅屋」でおみやげを結構買って 「桔梗屋」で上生菓子とお茶を飲んで 静岡へ帰った 「松尾芭蕉」は俳句が有名で伊賀出身 小学生の頃はがっつりと俳句を作らされた 俳句はいやいや作らされたので 俳句番組は絶対見ない 「上野公園」に行くと「俳聖殿」という建物はある 「俳聖殿」の中には過去の優秀な俳句が収められていたかな 普段はこれといって何もないけど 「俳聖殿」のたたずまいは何か「The Haiku」という感じ 「上野城」のお堀の高さ日本2位? 一時期は日本1位説もあった 中学生の頃は「上野城」のまわりで体育の授業があったり クロスカントリーレースで走らされたり 高校生のデートも「上野城」が定番だったのか それらしき男女がイチャついていた 夜のライトアップは不気味なお城に見えた 一応、桜の名所なのかな 高校生の頃に一つ年下の子とつきあっていた頃は よく「上野城」をさんぽした 帰りはその子の家の近くまで送っていった その子はとても純粋な子で 自分にはもったいない子だった 半年もつきあっていないが 今でも純粋で幸せになっているかなと思い出す事もある もう向こうは忘れているだろうけど 伊賀の街には「銀座通り」とか「丸の内」とか 東京で聞くような名称が多く使われている 地元のうわさでは東京が伊賀の真似をして 街を作ったとの話がよく出てくるから 誰か本気でテレビとかで調べてほしい気もする いまだに東京が伊賀のマネをした説を 親戚がまじめな顔でいいだす時があるから 本当に真実が知りたいけど 自分が調べるほどは興味がない 2004年(平成16年)11月1日に 「上野市」から「伊賀市」名称が変わってから 「上野市駅」が「忍者市駅」になり 「近鉄」の電車だったのが「伊賀鉄道」になり 電車がコスプレになった 駅前には「銀河鉄道999」のメーテルと哲郎の銅像があり 「産業会館」が「ハイトピア伊賀」になった 「産業会館」だった時に「マルキン」のパン屋が近くにあった そこのシナモンパンが子供の頃から大好きで 今はもう手に入らない もう一度、あのシナモンパンが食べてみたい あと小さなパチンコ店「マルト」があった 「フルーツパンチ」という機種で勝った覚えがある あと「麻雀物語」もあったかな 「海物語」という機種が記憶の最終機かな 上野で住んでいた時期に一日で20万近く負けて それからパチンコは完全に辞めた じつはその後もたまにしたが 本当に気晴らし程度で ���の内にきっぱりとやめた スロットが主流になったら なおさら興味すらなくなった 「新天地」もなんかおしゃれなサビれかたで 「新天地Otonari」となった 街は自分が高校生の頃の面影は薄くなったけど 何となく残っている上野市街は今でも魅力的だ 「新天地」には映画館もあった気がする 当時は賑やかな商店街だった 当時からあった「喫茶店フランセ」は今もある 「伊賀上野天神祭」を見に帰省したときに ドリアを食べたが 素朴ないい感じの仕上がりの味に 古い喫茶店をぐっと感じる事ができた 「新天地」のとなりの大きな化粧品店は 更地になっていた 高校の時の同級生が「クワトロNo.4」という バーを経営している場所もこの「新天地」にある となりにダーツバーもあり 常連っぽい人たちのたまり場っぽいイメージで 気楽には入れなさそうな雰囲気はある 一度だけ朝方にお店の扉までいったけど ダーツバーの扉って感じで雰囲気はあった ここ数年は実家で一人暮らしの おかんの様子を見に よく帰省するようになったけど 若い頃は年一回も帰省しなかった 最近の伊賀でよく立ち寄るのが 「菓匠 桔梗屋織居」と 「HANAMORI COFFEE STAND」と 「岡森書店白鳳店」で 岡森書店は、「Kマーホ」の名で活動して 出版した「トイレの閃き」が背表紙の色が 抜けた状態で25年以上も 岡森書店の本棚に置いてくれている これを見ると初心に戻れて まだまた創作していこうとがんばれる この岡森書店の店長さんは従姉の同級生で 小学校の先輩の同級生でもあり この店長の妹さんは自分と同年代で そんなつながりが それにしても伊賀市は狭いなと感じる
幼稚園の頃の事で 「市部(いちべ)」という地区だったと思う 近くに「市部駅」という無人駅があり その近くの依那古第一保育所に 5歳から6歳の2年間通った おかんは自分の送り向かいのために 自転車を乗る練習して そのおかんが運転する自転車の後ろに乗って 途中の田んぼに二人で落ちて 泥だらけになった おかんは去年の年末まで 81歳でまだ自転車に乗って 実家近くの小田町の坂を下っていたらしい いまは親戚から危ないからと 自転車は召し上げられ 手押し車ででかけている 小学校6年生の卒業までは 上野市依那具にある 市営の「城ケ丘住宅」で過ごした この市営住宅はもう40年以上も その雰囲気を変えずに今でも残っている ここは伊賀市の文化遺産にしていいほどの 時間が止まった場所だ いまだに汲み取り式の便所の換気の煙突が立ち並んでいる このカオスな感じは小学生の頃の不便な生活を思い出させる あの生活で暮らしたから今があるのは確かだ 小学校の通学路にある 垂園森(たれそのもり)でよ��遊んだ 現在も存在しているが オバケが出そうな森 この森は当時通っていた「依那古小学校」の 校歌の歌詞にも出て来る イメージ的には幽霊が出そうな森だけど 何か不思議な生き物が住んで居そうな森に見えた きつねも出そうだし おばけも幽霊も心霊も もしかするとタイムスリップして 小学生の頃に戻れそうな気もする森だと 変な懐かしさを感じる 近くには無人駅の「市部駅」と 毎日にらめっこしている森 垂園森(たれそのもり) 中学校からは上野市街の「上野城」の 城下町で過ごした 引っ越しをしました 当時はカオスな「市営城ケ丘住宅」から出れる事が 本当にうれしかった 小学校までの友達とも 見飽きてしまっていたので 寂しくはなかった 当時から色々な物にすぐに飽きては 新しい物が好きだったので そっちのワクワク感で本当にうれしかった そして引っ越ししたお家は 築20年以上の中古の一軒家で2階建て 自分だけの部屋があり トイレは汲み取り式だけど洋式で あこがれの上野の街で住める事もあって 本当にうれしかった
そして近くの「崇廣中学校」に通う事に 中学校の3年間は 転校生という立場と 中一のときに足のかかとを骨折 バスケ部の試合で となり町の「名張市(なばりし)」の 体育館で遊んでいて 二階から飛び降りたら 右足のかかとの骨にヒビが入った
完治した その夏にはバスケ部をクビになり 陶芸部に入った バスケ部とは違い まろやかな陶芸部の部長は 本当にやさしい部長さんだった 中二で左腕を骨折 中一の右足かかとの骨折 どちらも遊んでいての骨折を二年連続してしまい この二年間の体育の成績は最低だった そして中三の高校受験に突入して この「崇廣中学校」では いい想い出は ひとつも無い
そして高校生となって 高校1年生で やっと自由になれた気がした まずは毎日 カッコつけて髪型をきめて その次は彼女を作りたいと 手当たり次第に告白したら 全滅した その数は20数人はいたと思う そしてあらゆる所で 告白しすぎて 変な奴として顔が広まってしまいそうになってきた 高校1年の後半はおとなしく 過ごしていた
高校2年生で 小学校の時にサッカーで出会った 旧友とバンドを組んだ RCサクセションのコピーバンドで 代表曲の 「雨上がりの夜空に」「トランジスタラジオ」 「ベイベー逃げるんだ」「サマーツアー」 「サントワマミー」「いけないルージュマジック」 「いいことばかりはありゃしない」 「どかどかうるさいR&Rバンド」をコピー 旧��が作ったオリジナル曲「ガレージの上のR&Rバンド」 も歌って一年で6回ぐらいライブをしていた 一番のモテ期だった気がする ただバンドをやっている自分を見て 好意を寄せられても違うなと思った バンドをしていない時は ただのバイトに明け暮れた 高校生だったから バンドマン目線で近づいてくる そういう女子には興味がなかったから 冷たい感じの男だったかも 本当にこの高校2年の時期が いままで生きてきた中で一番楽しかった。 高校2年後半の頃は またたくさんの恋をしたが 自分が不器用だったので 自分が好きだった人からは つきあえてもすぐにフラれた それから人を好きになることに 迷走し始めて 最終的に好きになる事はやめて なんとなくいいか別に という感情で奥手で過ごしていった そのせいか、 他校の女子からゲイだとか ウワサされる事もあった なぜそうなるか不思議だったけど 当時はそんなうわさも 楽しければなんでもよかった
1993年の20歳になるころ 家を勝手に出て 一人暮らしを始める やっと自由になった気がした 2年間ぐらいは お金が無くて 通帳の残高は毎月マイナス50万の カツカツでぎりぎりの生活 家賃と車のローンがきつかった 1996年7月(23歳)から 2003年7月(30歳)の 7年間は茨城県と千葉県の県境の 利根川の近く取手市に住んでいた この取手駅界隈を走るタクシー運転手の 態度は本当にムカつくから こっちも態度悪く乗ると 気分の悪さはお互いさまになった 関東平野は景色が無く ここでの生活は なんとなく落ち着かなかった 食文化も人も気候も水も 肌に合わなかった 特にうどんの汁が濃いだけのシンプルな味は げんなりさせてもらった ただ寺原駅近くの「ふる川」はよく通った とくに「カレー」がめちゃくちゃ美味かった 夕食時はのれんが出される前の時間に 駐車場で待機して開店と同時に 店に入っていたので お店の人には顔を覚えられていた この「ふる川」は今もやっている 当時はお店の子供で 小学生の女の子が手伝っていた 夫婦だけで運営していて 素朴な店内で 週3回ぐらいは夕飯でお世話になった 「さば定食」もよく食べた気がする
1997年(24歳)から パソコンを近くの「ミドリ電化」 というお店で38万で購入して 作詞やネットに興味を持ちだした 「まどみちお詩集」を読みだし 作詞に近い詩を書き始めた 「Kマーホ」という名で活動を開始し メインの詩を書き始める 創作の目標をまず詩300篇と決めて 詩を思いついたら メモをつけるようになった 週末はいつも家に引きこもり 朝起きて寝るまでの一日中 音楽を聴きながら 38万円のパソコンを買ったのに まだ「ワープロ」で 手書きの詩を清書して プリントしていた
1998年(25歳)から2002年(29歳)まで 「Kマーホ」の名で活動して 詩に団体に参加したり 詩の賞に応募したり 詩集を自費出版したりと やりたい事にお金も時間も好きなだけ 使ってすごしていた この時期に参加していた詩の団体(万有)には もうドロドロとした 詩を書く人や あまりにも読み解けない詩や 暴力的な詩を書��たり そんな態度の人や いい人も数人はいたけど 自分とは全然目指している方向が 違うので2年目ぐらいで辞めた それからは詩の団体に興味は無くなった それから 自費出版した詩集「トイレの閃き」約2000部を 全国の小中学校や 全国の図書館へ寄贈して 本棚に置いて欲しいとお手紙をそえた 返送されたり お礼のお手紙を頂いたりと 色々と反応を感じながら 2002年の29歳の時に 詩を創作する活動を休止した これで「Kマーホ(けいまーほ)」での 活動は終わった 理由は2000年(27歳)に結婚してから 集中して詩を書く時間が無くなってきたから 2002年に2つの詩集を出版して 詩の事は全部段ボール箱へ入れた
2003年(30歳)から2019年(46歳)まで 育児に家族を重点を置いて生活をする この時期の16年間は友達とも連絡を 切っていたので のちに死亡説や宗教説が出ていたらしい 2003年7月(30歳)から 子育てを重視するために 景色のいい静岡県に引っ越し もう20年以上住んでいる
2019年1月(45歳から46歳になる年) 「平成」から「令和」に変わる年に 「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で 創作活動を再開する 1998年(25歳)から2002年(29歳)の 「Kマーホ(けいまーほ)」の頃とは 全然ちがう方向性で詩を書き始める そしてSNSを活用して まずは詩の発信を始める 「るんぺんパリ【RunPenParis】」という名前の由来は フランスはパリの街を ぺんを持って 走りながら創作するというイメージから 【RunPenParis】ができた 1973年8月1日生まれ(現在は51歳で2025年は52歳) しし座 O型 右利き 詩・詩集・ことばをデザイン アート・写真・小説・ペン画 松尾芭蕉の生家がある伊賀市で 十代までを過ごし 俳句が幼少期から 身近に存在していた 二十代から詩を書き始めて 「Kマーホ」名で活動(1999-2002) 詩集6冊を出版して活動休止
その後 松尾芭蕉の俳句のような シンプルな言葉遊びを 詩で出来ないかと考えていた中で 令和元年(2019)に 「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で 活動を再開 SNSに140文字に 言葉をデザインした詩 「140文字詩」を 毎日投稿する活動を始める 2023年9月に140文字詩が 1200作品に到達した 「140文字詩」が広く浸透できればと 創作を続けている ◆るんぺんパリ【RunPenParis】作品一覧(2019年~) 【2024年(51歳)】Amazonで販売 2024年11月17日 第17詩集「もんもん もんもんで もんだろ」 【2023年(50歳)】Amazonで販売 2023年12月27日 第2フォト集「ほちきす それでは あかんで」 2023年12月2日 第1フォト集「とめても ええか ほちきすで」 2023年11月23日 第16詩集「もあいの ねごとを よみとる」 2023年9月16日 第15詩集「さんもじ もしくは よんもじ」 2023年9月9日 第14詩集「のこりの あぶらは わるもの」 2023年9月2日 第13詩集「あそびも しごとも たいふう」 2023年8月26日 第12詩集「かいてきな しつどに おぼれる」 【2022年(49歳)】Amazonで販売 2022年12月6日 第11詩集「やくそくは よなかの お��るに」 2022年11月3日 第10詩集「みさんがの ともだちの たまんご」 2022年10月7日 第9詩集「くうきと さんその かつさんど」 2022年9月3日 第8詩集「さついを こめた いもけんぴ」 2022年8年7日 第1アート作品集「やさいに つめる にくえらび」 2022年2年14日 第2アート作品集「よなかに ひかる かみぶくろ」 2022年1年1日 第7詩集「みかんの むくちな きもち」 【2021年(48歳)】Amazonで販売 2021年9月8日 第6詩集「そんな ことばは さよなら」 2021年8月3日 第5詩集「あさに おくれた なんて」 2021年6月5日 第4詩集「すいかの たねの ちょうこく」 2021年5月31日 第3詩集「たんぽぽの たまご ひとつで」 【2020年(47歳)】Amazonで販売 2020年7月27日 第2詩集「こよい こよりの そらから」 2020年3月2日 詩小説「すきから あいへ おやすみ」 【2019年(46歳)】Amazonで販売 2019年7月21日 第1 詩集「ところで あした あいてる」 ◆Kマーホ 作品一覧(1999年~2002年) 【2002年(29歳)】 2002年4月30日 第6詩集「眠立体(ねむりったい)」発行部数不明 2002年4月4日 第5詩集「コールサック」100部発行 【2000年(27歳)】 2000年7月31日 第4詩集「マガサス星人」500部発行 2000年1月31日 第3詩集「おしりとサドルが あいますか」500部発行 【1999年(26歳)】 1999年8月1日 第2詩集「テレビジョン」100部発行 1999年5月1日 第1詩集「トイレの閃き(ひらめき)」2000部発行 【受賞】 2001年(28歳) 詩「眠立体(ねむりったい)」第6回トワイライト文学賞 2000年(27歳) 詩「永遠の親友」信越郵政局長賞 1999年(26歳) 詩「トイレの閃き(ひらめき)」第1回万有賞 1998年(25歳) 作詞「地球のウラハラ」第31回日本作詞大賞新人賞候補ノミネート
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mizushirosim · 7 months ago
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五話:リオ親子とミヅキの馴れ初め(過去編)
前回の続き…ではなく今回は時を遡ってリオとイオとミヅキちゃんのストーリーをもう少し深堀りしつつ書いていこうかなと思います。結構長くなるので何パートか分かれると思います。
ちなみにあくまでも私の妄想と想像によってこのストーリーは成り立っています。過去のスクショも少ないので再度ストーリーに合うように撮りなおしてもいます。リオとイオとミヅキちゃんしかいない頃の初期のセーブデータが残ってないので全て思い出しながら一応実際にやった時系列は再現してストーリーはねじ込んでます。
リオイオとミヅキちゃんは血縁ではありませんが話の途中でたびたび血縁恋愛の話が出てくることもありますので注意。
一番最初の紹介ストーリーで言った通りリオとイオとミヅキちゃんを初めて作りましたが、今回はあくまでストーリーなのでその前後も少し書きます。
その前にまだCCを入れる前の彼女達三人を当時使っていたベースゲームの髪型に入れ替えて再現してみました。
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※イメージ映像
イオのデコがやばいですね。父親に似たんでしょう(適当)
じゃあ気を取り直してリオがミヅキちゃんに初めて会ったのは街中でのフリーマーケット会場でした。
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まだまだお金もなかったころ安くて良い家具を見つけに、サンマイシューノのスパイスマーケット地区にリオとまだティーンであるイオと二人でフリーマーケットに赴いていました。
フリーマーケットに到着した時に走っていく女性を目の前にし、リオは自然とその若者の女性へと視線を向けていました。
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ちゃんと顔を見た時にリオは率直に「可愛い女性だな」と感じたようです。ちなみにイオはどうやら気付いていなかった模様です。
でもこの時は話すこともなく一瞬見ただけで、目当てのものも特になくただ屋台で食べ物を買って食べただけで帰ることになりました。
結局どこの誰なのか、名前も分からずなリオは少し残念だったかも。
けれどもそんなリオに再びミヅキちゃんに会うチャンスが巡ってきます。
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「あ…あの時の子…!」
イオの倫理学の上達の為にウィロークリークのクローダッド・コーナー地区にあるマグノリアブロッサム公園へとやってきていた時に丁度サンミシュートの街で出会った女性と再び出会う事が出来ました。
これはチャンスとばかりに他の人とのチェス対戦をとっとと終えてすぐに彼女が座った卓へと向かうリオ。
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座れば即彼女にチェスの対戦を申し込みました。対戦といっても一緒に遊ぶような感じで本格的にという訳でもないです。
ちなみにこれ公園にきてからこの席に座る流れ全部自律で行ったんですよリオが!それにまだ恋愛バーすら開いてすらいないのでさらに萌えちゃいました✨
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そして何度か対戦を申し込み全てリオが全勝!一回ぐらい勝たせてあげる…ていうのはしない主義のようですリオは。
ミヅキちゃんの名前も住んでいる場所も分かり少しミヅキちゃんと仲良くもなりご満悦でその場を後にしました。
そんな姿を見送るミヅキちゃん。
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ミヅキちゃんももしかしたら彼の事が気になるのかも…?
ちなみにこの場にイオもいましたが、ミヅキちゃんの事は一応目で追ってはいたようでリオと仲睦まじく話しているところを目撃しています。
ただイオはまだミヅキちゃんとはお話していません。
公園から帰った二人。イオが宿題をやりながらイオに聞きます。
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「昼間一緒にチェスしてた女の人誰?友達?それともまさか恋人?」
「……さぁ?どれだと思う?」
けれどもリオにはぐらかされるイオ。
こうなるとリオは一切答えてくれないとイオはわかっているのでそれ以上追求はしませんでしたがちょっと悪態をついて「オレ母親なんかいらないから。パパの隣は合わないよあの人」とリオに言ってしまいました。
「どういう意味だ?」と冷たい声で言われたイオはそれ以上何も言わず黙り言いません。
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そしてすぐに言い過ぎたことを謝りました。
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「ごめん…テスト勉強で参っててどうかしてたみたい。言い過ぎたよ」
でもイオは心の内で彼女の事が気になって仕方ありません。そもそも母親がいらないのも本当ではありますが、ミヅキちゃんの事を「お母さん」なんて絶対呼びたくないのですイオは。
コロコロと表情が変わりながらリオとチェスをしている彼女に一目惚れだったんです。
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リオはそんなに怒ってないから気にするな、と一応イオをフォローします。
「母親探しなんかしてないさ。それでも似合わないとか決めつけはよくないからな」と一応イオを論しました。一応ちゃんと父親やってるね~!リオ!
それを聞いてイオは一安心……じゃないと思います。イオも惚れちゃってますからね。ただリオがミヅキちゃんを好きなのかどうかがまだ分からないのです。
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そしてミヅキちゃんに再び会えた日の夜、夢の中でミヅキちゃんともっと親密になりウフフなことをしている夢をリオはどうやら見たようです。絶対正夢にさせるぞ、と決心してそう。(さすがシオンくんのおじいちゃん)
違う日の夜、ウィロークリークにあるナイトクラブに赴いた際にまたミヅキちゃんと出会う事ができたリオ。
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どうやら何を話せばいいか少し緊張している様子。そしてマヌケ特質ゆえのいたずらをつい考えついてしまい、ついつい自分を大きく見せたくてキャリアについてつい嘘をついてしまいました。
でもミヅキちゃんはなんだかお見通しのようで、「それ嘘でしょ?だってちょっとしたお金持ちだったらフリマに来ないもの」と指摘されてリオは「やってしまった…」とうなだれます。そして何気にミヅキちゃんにフリマにいた事を見られていた様子…。
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「でもあなた面白い人ね。そういう人私好きよ」
と、言われてついリオはニッコリ。なんだか「好き」を恋愛に変換してるかもしれませんこのニッコリ。
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そしてこの日の夜はナイトクラブでたっぷりミヅキちゃんと語り尽くし楽しかったようです。
お家に帰ったミヅキちゃんは少々リオのことが気になり始めた時期でもありました。料理をしながら今日の事を思い返したり。
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ちなみにこの頃のミヅキちゃんは料理レベルは1なので全く上手くありません。ほらこぼれ出た卵をフライパンに戻したり混ぜる時にこぼしまくったりと不器用さを発揮しています(笑)おいしい料理を作れるかわいいママになるのは結構先のようですw
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冬のある日にイオがミヅキちゃんの家に遊びに来ました。最近ミヅキちゃんはここに引っ越してきたのですがどうやらイオ達は通りを挟んだ向こう側に住んでいるようでご近所さんを引き連れて引っ越し祝いに来てくれたようです。
もちろんそのメンバーの中にリオもいました。
新しい人と���交流出来てうれしいミヅキちゃん。
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でも彼女は気付いているでしょうか?リオとイオの視線が自分を向いていることに。
いっぱいお友達も作れて何よりリオと親友にまでなる事が出来たミヅキちゃん。
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リオは親友になれた事はとても嬉しい事ですが目がもう恋してる目です。あなたに夢中なんだと言わんばかりに見つめてます。
でもその想いにミヅキちゃんは全く気付いてません。まさかのここでの不器用発動ですかね…?(いつか気付くはず)
やがてご近所さんも帰り、リオも帰った時にイオはまだ帰らずに残っていました。
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ミヅキちゃんの後ろで筋肉アピールして写真撮ってます(笑)若者になるとこういう行動はしなくなるんですよね。だからイオのティーン時代はとても貴重です!
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そしてミヅキちゃんとお話する為にスマホを見てみてってするイオ。さすがティーン時代。行動がかわいい。
ミヅキちゃんとたわいのない会話をしていると突然ノック音が聞こえてきました。訪問者です。
窓から見えた姿にミヅキちゃんは「あ、この間の人だ。出てくるね」と言い外に出るミヅキちゃんをイオは目でおいます。
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窓からミヅキちゃんを見つめるイオ。ミヅキちゃんは楽しそうに話してはいますが何を話しているかまではうまく聞き取れず。ここからだと相手が誰だかわからなくて若干モヤモヤとしちゃうイオ。
「あれ絶対男だよな……まさか彼氏いたのかな……」
と、少し不安になるイオ。問い詰めたい気持ちもありつつもそこまでミヅキちゃんに踏み込める距離感でもないので難しくてやきもきしてついやきもちを焼いてしまいます。
ミヅキちゃんが戻ってきた時にさりげなくイオは「彼氏でもきてたの?」と聞いてみようと決心。
男はすぐに帰り、イオはミヅキちゃんにそれを何気なく聞くと笑顔で「まさか!違うよ!この間のフリマで偶然知り合った人!彼氏じゃないよ。最近ねよく遊びに誘われるのよ」とミヅキちゃんは言います。
ミヅキちゃんの言葉にイオはラッキー!ですが相手はそうではない様子…。イオは少し焦りを覚え自分もなるべく通うように��ようかな…とちょっぴり思い始めるイオでした。
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そんなイオの気持ちもつゆ知らずリオはもう行動を起こし始めていました。あの日から何度もミヅキちゃんとやり取りをして少し経った頃、リオはミヅキちゃん家に向かい彼女に前々から考えていた事を彼女に告げます。
「俺の家はミヅキの家よりも狭いけれど三人いれば多少は生活に楽になると思うんだ。よかったら俺と一緒に住まない?」
それを聞きミヅキちゃんは内心嬉しさも込み上げてきます。それに何度かリオとやり取りしているうちに徐々に好きになっている自分に気付きます。
でもふとミヅキちゃんはイオの顔が浮かびました。たまに遊びにきてはお話したり電話で話したりすることも多いイオの事も少し気になっているのです。
「私はいいけど…イオには言っ…」
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言いかけた瞬間ミヅキちゃんはリオの後方にいるイオに気が付きました。いつの間にいたのだろうと思ったミヅキちゃん。
一瞬イオが物凄くリオを睨んでいたような気がしたミヅキちゃんですがイオはすぐに表情を戻してミヅキちゃんと目が合えばにっこりと笑ってミヅキちゃんの元へとかけよります。リオもイオに見られていたことに今初めて気づいた様子。
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「ね、何の話してたの?パパとさ」
と、ミヅキちゃんに問いかけるイオ。俺には聞かないのか、とか横でリオは思ってる事でしょうw
「今リオにね一緒に暮らさないか?って言われたの」
そう答えたミヅキちゃんにイオはリオに視線を向けてすぐにミヅキちゃんの方へ視線を戻し、とびっきりの笑顔で「それいいね!一緒に暮らそうよ!」と告げてイオはその提案に賛成のようです。
ミヅキちゃんはイオもいいならじゃあ引っ越してもいいかな…と思いそれに二人の事が少し気になってもいたので二つ返事で了承することになったのでした。
次に続きます!
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atelier100 · 7 months ago
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「走れ!走れ走れメロス」トークイベント
日程:12月15日(日) 13時回上映後 ①折口慎一郎監督トークイベント 15時半回上映後 ②茨城県高校演劇部顧問の先生&関係者によるトーク
会場:百景社アトリエ
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
映画上映とあわせて、トークイベントを開催します! いずれかの回のチケットをお持ちであればお聞きいただけます。 是非映画とあわせてお楽しみください。
①折口慎一郎監督トークイベント 12月15日(日) 13:00回 上映後 聞き手:新堀浩司(鉾田第一高等学校演劇部コーチ、演劇修団たまてばこ主宰)
②茨城県高校演劇部顧問の先生&関係者によるトーク 12月15日(日) 15:30回 上映後 ゲスト:市川真人(土浦第三高等学校演劇部顧問)、関勝一(水戸第三高等学校演劇部顧問)、早見雅彦(茗渓学園中学校高等学校演劇部顧問)、新堀浩司 スペシャルゲスト(オンライン):亀尾佳宏
【対象】映画のいずれかの回のチケットをお持ちの方(観覧無料、申し込み不要)
・トーク直前の回にお越しの方は、そのままご観覧いただけます。 ・土曜日の回など、トークより前の回にお越しの方は、受付にてチケットをお見せください。 ・トークより後の回をご覧になる方は、受付にてご予約控えのメールをお見せいただくか、お名前をお伝えください。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 【折口慎一郎(おりぐち しんいちろう)】 1988年生まれ、安芸高田市出身。京都大大学院理学研究科の人類進化論研究室で学び、修士課程修了後の2013年、中国新聞社に記者職で入社。18年に退社した後、大学在学中に取り組んでいた映画製作を再スタートさせる。「走れ!走れ走れメロス」は本格的なデビュー作になった。
【亀尾佳宏(かめお よしひろ)】 島根県の高校教師、演出家。高校演劇、雲南市創作市民演劇、劇団一級河川という3つのフィールドで表現活動を行っている。高校演劇のコンクールでは全国大会出場10回。雲南市創作市民演劇では毎年公募で集まった仲間と作品をつくり続け、人口4万人弱の町でのべ1万人以上の観客を動員している。
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theatrum-wl · 10 months ago
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【投稿企画】先月の1本・来月の1本(2024年8月)
読者の方々からお寄せいただいた8月の「先月の1本・来月の1本」をご紹介します。先月の観劇の記憶を思い起こしながら、来月の観劇のご予定にお役立ていただければと思います。
(お名前の後のカッコ内は先月の観劇本数)
・谷岡健彦 大学教員(6~10本) 【先月の1本】 松竹「七夕喜劇まつり」(新橋演舞場) 唐木の看板」と「はなのお六」の二本立てで、どちらも面白いのだが、藤山直美が主役を務める「はなのお六」がとくにすごかった。切々と泣かす台詞を言っていたかと思うと、次の瞬間には客席を爆笑させる。1等席13000円が少しも高いとは思わなかった。 【来月の1本】 理性的な変人たち「寿歌二曲」(北千住BUoY) このところ秀作を立て続けに発表している生田みゆきの演出作は見逃すわけにはいかない。公演チラシに発表されているクロスジェンダーのキャスティングがどんな効果をあげるか楽しみだ。
・かちとも 会社員(6~10本) 【先月の1本】 東宝「モダン・ミリー」(シアタークリエ ) 廣瀬友祐が全てを持って行った。お見事! 【来月の1本】 木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」(東京芸術劇場 プレイハウス) 上演時間5時間!超大作です。
・kiki 地方公務員(11本以上) 【先月の1本】 椿組「『かなかぬち』〜ちちのみの父はいまさず〜」(新宿花園神社境内特設ステージ) やっぱりアングラが好きなのだと思う。所狭しと躍動する人々の熱や白い獅子のケレン味、炎の匂い、テント越しに聞こえる街のざわめき。大切な夏の風物詩であった椿組のテント芝居も今年限り。名残りを惜しむ以上の何かを受け取ることができた気がする。 【来月の1本】 CCCreation「リーディング劇『女中たち』」(銕仙会能楽研修所) 名作戯曲を個性的なキャスト陣でリーディング劇に仕立てるという試み、会場は能舞台、演出はあやめ十八番の堀越涼氏……とくれば、見に行かない訳にはいかない。回替わりキャストのうち、オールメールの2公演を予約した。
・さわら 会社員(11本以上) 【先月の1本】 カンパニーデラシネラ「松本清張 点と線」(紅葉坂ホール) 原作のサスペンス的部分や緊張感がマイム化されていることで、刑事の思考が可視化されているように見えて面白かった。身体表現が高い俳優陣を使ったことでセリフ部分に面白さがあって、そこも含めて時間を忘れて観れた。 【来月の1本】 べろべろガンキュウ女「江ノ島Feelin' on my mind」(新宿眼科画廊) 動停止後の初公演。初めて現地で観るので、期待を持ちつつ緊張している。エログロナンセンスな表現が持ち味で、インパクトの強い表現を使うなと映像を拝見していて思っていたが、どんな脚本と演出になるのだろうか…。楽しみ。
・小泉うめ 観劇人・観客発信メディアWL(6~10本) 【先月の1本】 アマノウズメ企画「CEREMONIES」(KAIKA) KAIKAで過ごす 宵々々々々々々々々々山と称して祇園祭の山鉾巡行を前に企画された上演は匙加減のちょうどよいCEREMONIESだった。 【来月の1本】 中野劇団「短篇集『異能ヶ丘』」(in→dependent theatre 1st) 中野劇団野の短篇集は腹筋鍛えて観に行かないと笑い過ぎてヤバいです。
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rikumatsuzawa · 11 months ago
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2024.7.18
2年前に越してからずっと気になっていたベルリン動物園。なかなか縁がなかったのだが、ひょんなことから先週その機会が訪れた。パンダ推しなのか中国を彷彿とさせるメインエントランスをくぐり、長く続く道の奥には噴水があり、その先にはこれもまた中国風の東屋が最初に目に入る。特別に見たい動物がいたから動物園に来たわけではないが、キリンとゾウとライオンは見たいと思っていた。入ってすぐライオンやトラ、ヒョウがいるネコ科エリアがあり、そこへ向かう。他を見た後に見たからというのもあるのか、ライオンはやはり百獣の王と言われるだけの風格があった。一番大きく高いところにある岩の先に、立派なたてがみとそれに見合った顔が大きい父親らしきライオンがうたた寝をしており、その横にいるメスのライオン2頭も横になっていた。他の動物とは違う余裕というか、何も気にしていない感じがあった。他の動物と違って、生きるのにそこまで神経を使うことが少ないのかもしれない。オスの顔の大きさやたてがみも、ライオンがどうやって弱肉強食の世界を生き抜いてきたかという歴史を物語っていた。その後はキリン、ゾウと順調にまわり、全部で50種ぐらいは見たと思う。6時半が閉園の時間なのだが6時ごろになると、ほとんど人はいなくなっており、類人猿エリアに行き着いた。小さいニホンザルに似たサルが大きな岩でできた島に数頭いて、好きなことをしているのか時間を潰しているのかわからないが、いずれにせよそれぞれが、ぼーっとしたり、何かを探していたり、歩いたり、毛繕いをしたりと生活をしていた。最初からずっと思っていたのだが、動物との間に柵という柵がないところが多かった。キリンがいたところにもヒトが歩く道との間に3mほどの堀みたいなものがあっただけで、そんなものはキリンからすれば簡単に越えられるものだ。ニホンザルに似たサルたちがいた島も、彼らの運動能力的にジャンプすればヒトのところまで来れるだろう。その先にはいくつかのケージが並び��あまり見たことのないサルたちがその種類ごとにいた。今の時期まだ夜10時を過ぎてもほのかに明るいとはいっても、6時を過ぎて力が弱まった陽が差していた。周りには私と友人たちしかいない。サルたちも朝から多くのヒトを目の前にして疲れているのか、閉園間際のあの空間には妙な静けさがあった。一日のほとんどを多くのヒトを見て過ごし、時間になったら急にヒトが消えるという感覚はどういうものなのだろうか。私と生物的に近いからなのか、今日一日他の動物たちにはあまり感じなかった変な感覚が生まれ始めた。ずっと気になっていたのに家からそれほど遠くない動物園に2年以上も縁がなかったのは、周りに動物園には行きたくない、という人が多かったからだったと思う。彼らはその範囲が横にも下にも私よりずっと深い人なんだろうと思った。先に進むと、チンパンジーが1頭でキャベツらしきものを食べていた。私とチンパンジーには距離があったし、私は目がそんなに良くないので表情がはっきりと見えたわけではないが、1頭で食べている姿は哀愁を帯びていた。さらにその奥には今まで見たきたケージの中でも格段に広く、アスレチックも充実したオランウータンのケージがあったが、閉園時間が近づいて疲れて寝ているのかわからないがその姿はなかった。
柵という柵がないのはストレスを軽減するだろうし、狭いケージよりアスレチックもあって広いケージの方が自由であるとは思う。しかしパラドックスではあるが、柵という柵がなく、その気になればそこを越えることもできるのに、岩の島内でしか動かない事や、アスレチックが充実した広いケージの方が逆にその変な感覚が強かった。さっきから「変な感覚」と言っているのは自分でもそれがどういうものかあまり理解していないからだ。嫌悪感の一種だったり、その延長線上にあるものかもしれないが、それすらもわからない。というのも、その一日は総じて楽しめた。やはりヒトとは違う動物を見ることは表情や動作や反応など多くの学びがあるし、そこから色々考えることもあった。それにこの感情が生まれたからといって動物園を悪く思うようになったわけでもなければ、むしろあるべきだと思う部分もある。メインエントランス近くにある噴水に戻る。みんなでただただ噴水を見つめているところに優しい陽も相まって不思議な世界に包まれていた。その世界から引き戻されるように噴水が急に止まる。水は時間を狂わすというか、水とふれていると時間感覚が曖昧になることが多いのだが、その瞬間ぐっと現実世界に戻される感覚が強くあった。6時32分。私たちに2分くれたようだ。
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honyakusho · 7 months ago
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2024年11月29日に発売予定の翻訳書
11月29日(金)には19点の翻訳書が発売予定です。 日本語から外国語への翻訳書も複数含みます。
仏教は科学なのか 私が仏教徒ではない理由
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エヴァン・トンプソン/著 藤田一照/監訳 下西風澄/監訳 護山真也/訳
Evolving
ウェス・アンダーソンの冒険旅行
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ワリー・コーヴァル+アマンダ・コーヴァル/編集 樋口武志/翻訳
DU BOOKS
Read Write Own シリコンバレートップクラスVCが語るインターネットの次の激戦区
Chris Dixon/著 大熊希美/翻訳
日経BP
ゴジラ70周年記念短編集
ジェームズ・ストコー ほか/著 ルビー翔馬ジェームス/翻訳
フェーズシックス
世界は私たちのために作られていない
ピート・ワームビー/著 堀越英美/翻訳
東洋館出版社
The Real Osamu Dazai : A Life in Twenty Stories
Osamu Dazai/著 James O'Brien/翻訳
チャールズ・イー・タトル出版
Kenji Miyazawa's A Night on the Galactic Railway : The Manga Edition
Kenji Miyazawa/著 Ayano Kitahara/イラスト Moss Quanci/翻訳
チャールズ・イー・タトル出版
妖怪島のレストラン1 迷いこんだ少女
キム・ミンジョン/著 山岸由佳/翻訳
評論社
数式なしでわかるAIのしくみ : 魔術から科学技術へ
Ronald T. Kneusel/著 長尾高弘/翻訳 三宅陽一郎/監修・翻訳
マイナビ出版
新クトゥルフ神話TRPG パルプクトゥルフ
マイク・メイソン/著 ほか 坂本雅之ほか/アーカム・メンバーズ/翻訳
KADOKAWA
「ふつう」の私たちが、���かの人権を奪うとき : 声なき声に耳を傾ける30の物語
チェ・ウンスク/著 金みんじょん/翻訳
平凡社
ジャンヌ・ダルクの物語 : 象られた人生
キャスリン・ハリソン/著 北代美和子/翻訳
白水社
10月はたそがれの国【新訳版】
レイ・ブラッドベリ/著 中村融
東京創元社
折れざる槍
ニコラ・グリフィス/著 市田泉/翻訳
東京創元社
牡猫ムルの人生観
E・T・A・ホフマン/著 酒寄進一/翻訳
東京創元社
光っていません
イム・ソヌ/著 小山内園子/翻訳
東京創元社
盗墓筆記2 青銅の神樹
南派三叔/著 光吉さくら/翻訳 ワン・チャイ/翻訳
KADOKAWA
死の仕事師たち : 彼らはなぜ「人の死」を生業としたのか
ヘイリー・キャンベル/著 吉田俊太郎/翻訳
白揚社
Mori Yoshida Gâteaux モリヨシダの菓子
吉田守秀/著 ほか
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utagyaku · 1 year ago
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詩人・小野十三郎の書く「大阪」を巡り、
音と声による「歌」の可能性を探る
大阪を拠点とし、既存の奏法に捉われず音楽の新たな可能性を追求し続けてきた音楽家・日野浩志郎と詩人・池田昇太郎による、音と声の表現を探る3カ年プロジェクト「歌と逆に。歌に。」。初年度は、大阪・名村造船所跡地のクリエイティブセンター大阪にて、新作公演を発表する。
本プロジェクトにおいて重要なテーマとなるのが、1903年に大阪で生まれ、戦前から戦後にかけて大阪の風景や土地の人々を眼差してきた詩人・小野十三郎だ。1936年〜52年、小野が大阪の重工業地帯を取材し、1953年に刊行された詩集『大阪』と、彼の詩論の柱である「歌と逆に。歌に。」を手がかりに、同詩集で描かれた地域や地名をフィールドワークとして辿る。
小野十三郎という詩人の作品に向き合うということは彼の生きた時代とその社会、彼の生まれた街、育った街、住んだ街、通った道、生活、彼の思想、友人や影響を受けた詩人を訪れることでもある。本作ではそうした街や道、風景を巡りながら、詩集『大阪』にて描かれる北加賀屋を舞台に、小野が試み、希求した「新たな抒情」を感受し、独自に解釈し、編み直し、それを音楽公演という時間と空間の中に試みる。
【歌と逆に。歌に。 Instagram】 ※公演に関する追加情報は下記アカウントから告知していきます。 https://www.instagram.com/utagyaku
公演情報
新作音楽公演|「歌と逆に。歌に。」
公演日時: ①8月16日(金)19:30- ②8月17日(土)14:30- ③8月17日(土)19:30- ④8月18日(日)14:30- ※開場は各開演の30分前を予定
会場:クリエイティブセンター大阪内 Black Chamber 料金:一般=4,000円、U25=3,000円、当日=5,000円 チケット取扱い:ZAIKOイベントページにて 
関連イベント|オープンスタジオ
公演を前に、作品制作の現場を間近でご覧いただけます。当日はリハーサルだけではなく、クリエーションやリサーチの進捗共有なども行う予定です。
日時:2024年7月7日(日)14:00-17:00 会場:音ビル (大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-5-1) 料金:500円(要申込・途中入退場自由) 申込:Googleフォームにて *オープンスタジオは終了しました
クレジット
作曲:日野浩志郎 詩・構成:池田昇太郎 出演:池田昇太郎、坂井遥香、白丸たくト、田上敦巳、谷口かんな、中川裕貴、日野浩志郎 舞台監督:小林勇陽 音響:西川文章 照明:中山奈美 美術:LOYALTY FLOWERS 録音・フィールドレコーディング音源提供:東岳志 宣伝美術:大槻智央 宣伝写真:Katja Stuke & Oliver Sieber、Richard James Dunn 宣伝・記録編集:永江大 記録映像:西純之介 記録写真:井上嘉和、Richard James Dunn 制作:伴朱音
主催:株式会社鳥友会、日野浩志郎 共催:一般財団法人 おおさか創造千島財団「KCVセレクション」 助成:大阪市助成事業、全国税理士共栄会 メディアパートナー:paperC 協賛:矢島慎也 協力:大阪文学学校、エル��ライブラリー 問合:[email protected]
出演者プロフィール
日野浩志郎 / Koshiro Hino 音楽家、作曲家。1985年生まれ、島根県出身。現在は大阪を拠点に活動。メロディ楽器も打楽器として使い、複数拍子を組み合わせた作曲などをバンド編成で試みる「goat」や、そのノイズ/ハードコア的解釈のバンド「bonanzas」、電子音楽ソロプロジェクト「YPY」等を行っており、そのアウトプットの方向性はダンスミュージックや前衛的コラージュ/ノイズと多岐に渡る。これまでの主な作曲作品は、クラシック楽器や 電子音を融合させたハイブリッドオーケストラ「Virginal Variations」(2016)、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえた全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」(2018-)の他、サウンドアーティストFUJI|||||||||||TAと共に作曲・演奏した作品「INTERDIFFUSION A tribute to Yoshi Wada」(2021-)、古舘健や藤田正嘉らと共に作曲した「Phase Transition」(2023)、等。佐渡を拠点に活動する太鼓芸能集団 鼓童とは2019年以降コラボレーションを重ねており、中でも延べ1ヶ月に及ぶ佐渡島での滞在制作で映像化した音楽映画「戦慄せしめよ/Shiver」(2021、監督 豊田利晃)では全編の作曲を日野が担当し、その演奏を鼓童が行った。音楽家・演出家のカジワラトシオと舞踊家・振付家の東野祥子によって設立されたANTIBODIES Collectiveに所属する他、振付師Cindy Van Acker「Without References」、映画「The Invisible Fighit」(2024年公開、監督Rainer Sarnet)等の音楽制作を行う。
池田昇太郎 / Shotaro Ikeda 1991年大阪生まれ。詩人。詩的営為としての場の運営と並行して、特定の土地や出来事の痕跡、遺構から過去と現在を結ぶ営みの集積をリサーチ、フィールドワークし、それらを基にテクストやパフォーマンスを用いて作品を制作、あるいはプロジェクトを行なっている。廃屋を展覧会場として開くことの意味を視線と身体の運動からアプローチしたインスタレーション「さらされることのあらわれ」(奈良・町家の芸術祭はならぁと2021)、一見するとただの空き地である元市民農園を参加者と共に清掃しながら、その痕跡を辿り、かつての様子を無線越しに語るパフォーマンス「Only the Persiomon knows」(PARADE#25、2019)西成区天下茶屋にて元おかき工場の経過を廻るスペース⇆プロジェクト「山本製菓」(2015~)、「骨董と詩学 蛇韻律」 (2019~)他。
坂井遥香 / Haruka Sakai 2014年野外劇で知られる大阪の劇団維新派に入団し、2017年解散までの作品に出演。2018年岩手県陸前高田市で滞在制作された映画『二重のまち/交代地のうたを編む』(監督:小森はるか+瀬尾夏美)に参加。近年の出演作に孤独の練習『Lost & Found』(音ビル,2020)、許家維+張碩尹+鄭先喻『浪のしたにも都のさぶらふぞ』(YCAM)、梅田哲也『入船 23』、『梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ』(ワタリウム美術館)など。場所や土地と関わりを持ちながらつくる作品に縁・興味がある。
白丸たくト / Takuto Shiromaru 音楽家。1992年生まれ。兵庫県出身。茨城県大洗町在住。実感のなさや決して当事者にはなれない事柄を、社会・歴史・その土地に生きる人々との関わりから音楽を始めとする様々なメディアを用いて翻訳し、それらを読み解くための痕跡として制作を続けている。「詩人の声をうたに訳す」をコンセプトに行う弾き語り(2016〜)や、ラッパー達と都市を再考するプロジェクト「FREESTYLUS」(2021〜)等。
田上敦巳 / Atsumi Tagami 1985年生まれ。広島県出身。音楽家日野浩志郎を中心に結成されたリズムアンサンブル「goat」のベースを担当。バンド以外に不定形電子音ユニット「black root(s) crew」のメンバーとして黒いオパールと共に不定期に活動。2011年~2018年まで「BOREDOMS」のサポートを行う他、2022年からはダンサー東野洋子とカジワラトシオによるパフォーマンスグループ「ANTIBODIES Collective」に参加。
谷口かんな / Kanna Taniguchi 京都市立京都堀川音楽高校、京都市立芸術大学の打楽器科を卒業。在学時はライブパフォーマンスグループに所属し、美術家、パフォーマー等と共演、即興演奏の経験を積む。卒業後はフリーランスの音楽家として室内楽を中心に活動。卒業後も継続して他分野との即興演奏に取り組んでいる。これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、京都室内合奏団と共演。近年はヴィブラフォンでの演奏に最も力を入れており、2023年11月にヴィブラフォンソロを中心とした初のソロリサイタル「vib.」を京都芸術センターで開催。
中川裕貴 / Yuki Nakagawa 1986年生まれ。三重/京都在住の音楽家。チェロを独学で学び、そこから独自の作曲、演奏活動を行う。人間の「声」に最も近いとも言われる「チェロ」という楽器を使用しながら、同時にチェロを打楽器のように使用する特殊奏法や自作の弓を使用した演奏を行う。音楽以外の表現形式との交流も長く、様々な団体やアーティストへの音楽提供や共同パフォーマンスを継続して行っている。2022年からは音楽家・日野浩志郎とのDUOプロジェクト「KAKUHAN」がスタート。令和6年度京都市芸術文化特別奨励者。
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keioshiki-ski · 2 years ago
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2023年度慶應志木高校スキー部OB総会 議事録
皆様、ご報告が遅くなりましてすみません。いつの間にか師走になってしまっておりましたが、先日11/4に志木高にて今年も無���開催されましたOB総会の模様をお伝え致します。
後藤先生は座っているのが厳しいということから歓談の席からのご出席でしたが、ご自身の運転で志木高の食堂横まで車をつけてご出席頂きました。
当日の写真と動画ははこちらをご覧ください。
どうしてもハイライトは後藤先生になってしまうのですが、今年もトゥーランドットをご披露頂きました。スピーチと合わせて是非動画をご覧ください。
・後藤先生のお話(動画:9分)
埼玉県スキー連盟の副会長時代のお話、トリノ五輪のトゥーランドットの話、今も少ならからず続けているボランティアのお話など、最近の活動をお話し頂きました。
・後藤先生によるトゥーランドットの歌唱(動画:2:30)
以下はOB総会の議事録になります。
■ご出席者
※後藤先生は歓談タイムから参加
植田さん 堀永さん 片山さん 中野さん 滝さん 岡島さん 山菅さん 高梨さん 菅野
<先生・現役>
岡田先生 アルヴァレズ先生 3年主将 斎藤さん 2年主務 高橋さん 2年 北山さん 1年 羽生田さん (1年 江口さんは体調不良で欠席)
■会長より
今74歳になりました。会長を仰せつかっております。
本日は連休の中日にも関わらずご来場いただきありがとうございます。
いつもより陽気がありますが、
スキー部のブログを拝見しているので、以前よりは何をやっているかわかるのですが、はじめまして。がんばってください。
部長・副部長の先生方につきましては、本当にお時間を割いていただきありがとうございます。
ご時世柄本当に運動部をご担当の先生につきましては、大変な状況ですが、その意味でも本当にありがたく思っております。
■会計報告
詳細は送付している報告書をご覧ください。
寄付金は29万円ということで、ご協力に感謝致します。誠にありがとうございます。
支出の内容で多いものは現役奨励金制度による、奨励金になります。
次期繰越金は1,779,606円になります。
■部長・副部長より挨拶
<アルヴァレズ先生>
2002年に学生を卒業しました。
今年も生徒たちととても良い時間を過ごしたいと思っています。
<岡田先生>
コロナも落ち着いてきて、今はもう完全に制限なくできている状況。
合宿も一人一部屋という制約もなくなってます。
実は埼玉県の聖望学園のスキー部はなくなることになりました。
ただ我々はなんとか存続している状況です。
誠にありがとうございます。
前シーズンは関東大会に3人。今年はインターハイも狙える可能性があると思っています。
昨今の時代の流れで教師だけでなく、外部指導員のの方々に手伝っていただくようになりました。
慶応でも臨時職員という形で高梨さんが手伝ってくれています。
これは非常に心強いです。色々な人に手伝って頂きたいと思っておりまして、皆様・皆様のお仲間のなかでも、是非われこそはという方がいらっしゃいましたら、ご連絡頂ければと思います。
これは慶応以外ではない制度。
高体連主催の大会の合宿については教師の帯同が義務付けられますが、それ以外の合宿については臨時職員の方の帯同でも大丈夫な形となっており、これは非常にありがたいです。
■臨時職員制度に関する質疑応答
・宿は一人部屋?
可能。ただ、部屋が空いていれば。
大型の大会中だと宿も一杯だったりするので。別の宿に泊まるのはNG。
・高梨さん自身はポジティブ?
Yes。ただ、お金をもらうことにはなるので、責任は感じてます(笑)
レギュラー参加ではなく、単発の参加でも事前に学校側に連絡頂ければ、全く問題ありませんので、是非ご一緒しましょう。
・登録のスケジュールは?
参加の2週間前まだに岡田先生に履歴書などを送って登録するような形。
■現役自己紹介
・斎藤
シーズンから同レベルで競い合える仲間が増えて
収穫祭では写真展示を行った。
来年度は結果を出せるようにしたいと思います。
・2年高橋
3年が引退するまでにはインターハイに出られるように。
体力・筋力が足りないのは課題。今年は夏に筋トレに励みました。
・2年北山
去年からアルペンを始めたが、3人とも同じくらいの実力で練習の時から競い合って楽しくできた。
最後の新人戦も良い成績を出せたので、今季はインターハイを狙いたい。
・1年羽生田
アルペンのことはまだわかってないので、今年はがむしゃらにスキーを頑張りたい。
学校での成績も頑張って、両立できるようにしたい。
■現役奨励金について
・菅野から
毎年同じ話をさせて頂いていますが、先輩から皆さんへの細やかな気持ち。
Pay Forwardの精神で、現役の皆さんが社会人になった時に後輩に繋いでいってほしい。
また、寄付金は幸いなことにまだ潤沢にありますので、是非有効的な活用方法をご提案頂ければと思います。
・山菅さんから
奨励金の運用ルールですが、ルールにはすべて書いてあるわけではないため、その裏にある目的を考えましょう。
■今シーズンの予定
送らせていただいてます通り。
・12月下旬に志賀高原での合宿@むつみ
・1/5-10 インターハイ予選
などなど
■OB会活動報告
・ゴッチ杯(スキー)
開催の運用リソースが足りておらずここ数年は開催できておりませんが、お手伝いいただけるOBの方々がいらっしゃいましたら、是非OB会までご連絡頂ければと思います。
・ゴッチカップ(ゴルフ)
こちらもコロナ以降途絶えてしまってますが、ゴルフをやっている人がいれば是非。
若い人が集まればそこで組することなども考えますので是非お願いします。
■志木こぐま報告
総会プログラムの方をご確認ください。
この度、久々の新規メンバーとして片山さん、中野さんにもご参加いただけることになりました。
是非他の方々もお待ちしております。
片山さんより一言:
社会人になって銀行に入ったが、そこでグループのスキー部に参加してスキーを続けていました。
その後スキーをずっと続けています。途中で海外勤務などもあり、10年くらいやめていた時期もあったが、その後、
5-6年前に航空会社に転職したが、そこでもスキー部があり、またはじめまして。
航空会社の世界大会というのがあるというのを聞いて、これは参加するしかないということで参加しました。
400-500人くらいの人が世界中から集まり非常に刺激的な場でした。
やはりスキーは生涯スポーツ。自分の世界を色々と広げてみたいと思いこぐまにも参加させて頂くことになりました。
現役の皆さんとも滑りたいと思ってますので、よろしくお願い致します。
■決議事項
現役奨励金の審査委員会の選定
岡島副会長、石塚会計、高梨現役担当、菅野広報担当の4名。
→ 全員拍手により議決
■閉会挨拶(岡島副会長より)
現役の皆さんへ
はじめたときはとても滑れると言えるものではなかった。
当時は1日10時間滑れた。
それで3年続けるとなんとかなるもので、それなりの成績が出せるようになってきた。
学校の成績や��ンフレなど色々大変なこともあるかもしれないかと思います。
色々な経験を積んでいただいて、良い人生を!
ありがとうございました。
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illaalli444 · 2 years ago
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"イチ"をめぐって:『犬王』作中における当道座の拠点どこやねん問題
劇場アニメーション『犬王』のいわゆる「聖地」のひとつに挙げられる当道職屋敷址。仏光寺通に面する洛央小学校の敷地内にその碑はある。のだが、この「職屋敷跡」は近世のものらしい。では中世、殊に『犬王』の舞台と思われる1370年代の当道座の拠点はどこか。インターネットで拾える情報がやや錯綜していると感じたので整理しておきたい。
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関連スポットの地図を作りました。ていうかこれが伝わればだいぶ満足です。Google Mapもあるよ(https://maps.app.goo.gl/Qqe48CYHHGXKvGSi9?g_st=i)。
はじまりのイチ:『犬王』の時代の当道座はどこにあったか
まずこの問題、手がかりになる情報の多くは兵藤裕己『平家物語の歴史と芸能』(吉川弘文館、2000年)から得ることができます。岩波新書『琵琶法師』で『犬王』ファンにはおなじみの兵藤先生の単著! 現在は入手困難ぽいのででっかい図書館とか駆使して読もう。特に関連するのは以下の箇所。
第一部 第一章「覚一本の伝来―源氏将軍家の芸能―」pp.8-30(初出:「覚一本平家物語の伝来をめぐって」『平家琵琶―語りと音楽』ひつじ書房、1993年)
第二部 第三章「当道の形成と再編―琵琶法師・市・時衆―」pp.157-173(初出:「琵琶法師・市・時衆」『一遍聖絵を読み解く』吉川弘文館、1999年)
こちらを参考にすると、結論からいえば『犬王』の時代の当道座(一方派)の拠点は平安京の東市周辺だったとみてよさそう。『琵琶法師』でも言及されているように、『梁塵秘抄異本口伝集』巻十四にみえる「さめうしの盲目ども」のエピソードから、仁安年間(1166-69)の段階で東市北辺にあたる佐女牛小路付近を拠点とする琵琶法師の集団が形成されていたとみられる。その後、明石覚一を派祖とする一方派の拠点がどこに置かれたかははっきりしないけど、定一の次の代の総検校・慶一の在名が"塩小路慶一"(塩小路は東市の南辺)であることから、この頃まではまだ東市周辺に彼らの拠点があったと考えられるようです。
さらに絞り込むなら、以下は私の推測ですが、『犬王』の時代には、東市周辺でも佐女牛側(北側)ではなく塩小路側(南側)が拠点だったのではなかろうか。すなわち、先に触れた慶一の在名が塩小路であることに加え、(1)律令制の衰退とともに東市は廃れ、その東南側、七条大路と町尻小路の交差点付近を中心とする"七条町"に商工業地帯が展開すること、(2)空也と一遍が布教をおこない市屋道場・金光寺となったのは東市の南半であること(参考:リーフレット京都No.65「東西の市」)などをふまえると、慶一よりも前の世代から、一方の拠点は市の南側に移動していたと考えてよさそう。
ということで、『犬王』の時代の当道座の拠点は京都駅の北西から西本願寺の南側にかけて…くらいの場所と考えておくのがよいのではないでしょうか。(東市の位置はおおむね現在の西本願寺にあたるわけですが、2022年10月に西本願寺で『平家物語 犬王の巻』の朗読イベントやったのエモすぎません?!)
イチの痕跡:佐女牛八幡と市姫神社
現在の西本願寺周辺には当道座そのものの痕跡は残らないけれど、東市と周辺の人々に思いを馳せることができる場所はいくつかある。ここでは兵藤の『琵琶法師』でも言及がある佐女牛八幡と市姫神社に焦点をあてたい。
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「さめうしの盲目ども」の拠点とみられる佐女牛八幡=若宮八幡は、東市から北東に位置する。源頼義(八幡太郎義家の父)がその邸内に営んだことに始まり、以降、源氏の氏神として深い信仰を集めた。豊臣秀吉の京都改造によって五条坂に移ったが、旧地にも小さな"若宮八幡宮"が再建されている(写真)。移転先の五条の若宮八幡には足利義満寄進の手水鉢が残る。
ほかに「佐女牛」の名を残すスポットとしては、やはり源頼義の邸内にあったとされる佐女牛井(さめがい)がある。京の名水に数えられた井戸らしいけど、第二次世界大戦後に埋められ、西本願寺の北側、堀川通沿いに跡地の碑が立つ。また、西本願寺の北西にある緑のタイルが印象的な"井筒佐女牛ビル"5階には風俗博物館が入る。平安貴族の復元衣装や人形展示が見られるけど、日祝休館でタイミングによっては長期休館もあるので注意。
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市姫神社は東市に祀られた市の守護神。やはり秀吉の京都改造で河原町五条に移っている(市比賣神社)。旧地は西本願寺の寺域になっており何も残らないけど、JR山陰線を越えて西側、京都中央卸売市場の付近にも"市姫神社"がある。これは何なんやと思ったら、中央卸売市場の開設にあたって市比賣神社から分祀されているらしい。現代の市もお守りされているの、なんかいいですね。
移転先、五条の市姫社は女人厄除で有名で、マンションと一体化した入口も面白い。その西側には、やはり東市で空也と一遍が活動した市屋道場に端を発する市中山金光寺がある。非公開寺院。市姫神社とセットでこの地に移転しているわけで、東市と時衆の関係の深さがわかる。
京都観光Navi「若宮八幡」
フィールドミュージアム京都「佐女牛井跡」
京都観光Navi「市比賣神社」
その後のイチ:浄教寺と当道職屋敷跡
この文章の早い段階で、いや中世の当道座って浄教寺にあったんちゃうんかい、と思った方もいらっしゃると思うので、当道座の拠点が近世の職屋敷跡、仏光寺の北に移るまでの歩みも整理しておきたい。
兵藤の『平家物語の歴史と芸能』では、永享4年(1432)に「惣検校城存」が錦小路富小路の東頬に屋敷地を賜ったこと(『室町家御内所案』巻下)、永享9年(1437)に慶一の後を継いだ井口相一が「山法師戒浄」の屋敷を賜ったことを挙げ、15世紀初めには四条・五条の町地区へと移ったとしている。(ただ、城存は「城」の字からみて八坂方だろうし、山法師戒浄がどんな人で屋敷がどこにあったかまでは私は調べられていないです...。)
また、『職代記』には応仁の乱の際に当道の文書類が浄教寺で失われたという記載があるそうで、この頃には浄教寺に座務期間がおかれていたとされている。現在の浄教寺は四条寺町にあるけれど、これもやっぱり秀吉の京都改造で移ってきたもので、その前の所在地は五条東洞院。浄教寺は元は平重盛が小松殿に営んだ燈籠堂に端を発すると伝えられ、五条東洞院には"燈籠町"の地名が残る。なお、本来の重盛の燈籠堂は『平家物語』巻三にもあるとおり東山の小松谷にあった。現在、七条のフォーシーズンズホテル敷地内となっている"積翠園"は小松殿の庭園遺構であるとか。
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近世の当道職屋敷は、微妙な位置の変化はありつつも基本的には仏光寺の北にあったらしい(職屋敷址の碑は写真の植え込みのなかにあり)。絵図から位置が抑えられるのが寛永14年(1637)から。このあたりは以下の梅田論文に詳しいです。
梅田千尋2008「近世京都惣検校職屋敷の構造」『世界人権問題研究センター研究紀要』
なお、この論文では、永禄11年(1567)の当道座宛ての禁制文書の宛先が「四条かんこく惣けんぎやう町」となっていることから、戦国期には四条の函谷鉾町が拠点だったのではという指摘もされてる。
さて、ここまでつらつら書いてきましたが、『犬王』作中での描かれ方をみると、ラストの友有疾走シーンが四条室町っぽい(通りの描写の参考にしたと思われる国立歴史民俗博物館の復元ジオラマがここ。洛中洛外図屏風が描かれた頃の繁華街)ので、イメージとしては四条の街なかに位置していると捉えてもいいんじゃないかなと思います。平安・中世の東市周辺にしても、中世後半〜近世の四条・五条にしても色んな人がごちゃごちゃいて新しい音楽が生まれるのにふさわしい場所だったことは確かそう。私は劇場アニメーション『犬王』の、都市の物語でもあるところが大好きです。
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