#多動爺の記録
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tacomar · 2 years ago
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柘植さん家【じぃじデビュー篇】 (つげ散歩スピンオフシリーズ)
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2023年11月8日、二女に男の子が産まれました。じぃじデビューす。
動画中BGM:"LOVE" CuteCut original library
脳内BGM:"Colors" zabadak (2001)
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kennak · 12 days ago
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F爺の訪日の度(たび)に、日本の食べ物は押しなべて甘くなっています。 (これは、F爺の個人的な感想ではありません。長年海外に住む日本人の共通意見です。但し、台湾や広東料理圏に住んでいる人の意見は違うかもしれません) 昔の梅干しは、思い浮かべただけで両方の耳下腺からキュンと唾が出るほど酸っぱくてしょっぱい物でした。今の市販の梅干は、蜂蜜などの入った甘い物になってしまっていて、F爺の口には合いません。地方の物産展などで稀に塩と紫蘇の葉だけで漬けた梅干しや「梅漬け」が見つかると幸せになります。 昔、納豆は、生醤油(きじょうゆ)をかけて食べるものでした。今、市販の納豆の殆どは、タレと称する甘ったるい液体付きで売っています。大多数の消費者がその「納豆のタレ」をかけて食べているようです。F爺は、タレを捨てて、生醤油で食べます。そうしないと納豆を食べた気がしません。 日本の市販の漬物は、大根漬けも白菜漬けも茄子漬けも、すべて大量の葡萄糖果糖液糖入りです。甘過ぎて、F爺には食べられません。素材の味が消されてしまっています。 ケチャップもソースもポン酢も胡麻ダレも何もかも、昔に比べて甘味料の割合が格段に高くなっています。さまざまな国で素材そのものの味を生かした甘味の無い美味しい物を食べるのに慣れたF爺の舌は「不味い」としか感じません。 四国には、F爺の味覚に適(かな)い、美味しいと思える食べ物もたくさんあります。新鮮な魚を塩焼にして酢橘(すだち)を搾ったものなど絶品です。ところが��初めの頃、困ったのは刺身です。F爺は刺身が大好きで、たまに日本に滞在する時にはしょっちゅう食べるのですが、四国で食べる刺身は、どうにも納得の行かない味なのです。見たところ魚の鮮度に問題は無さそうだし、他の客は美味しそうに食べているので、もしかしたら自分の体調が悪いのだろうかとも思い、不思議でなりませんでした。 2012年の9月も末になってようやく突き止めた「犯人」は、醤油でした。このブログの記事第一号『F爺は「お遍路さん」』にも書いたことですが、四国で市販している醤油には砂糖が入っているのです。特に「さしみ醤油」あるいは「握りずし用」として売っているものには、大量の砂糖が入っています。四国の人にとっては「子供の頃から慣れた味」で美味しいのでしょう。F爺にとっては、生魚と山葵(わさび)と砂糖と醤油の組み合わせは、「未だかつて口に含んだことの無い奇妙な味」だったのです。 口に合わない醤油のせいで好きな刺身が食べられなくても、また何皿もいろいろ並んでいる中で煮豆だの佃煮だの見るからに甘そうなもの一、二品を外しても、残りの物をおかずにしてご飯を食べればお腹は一杯になりますから、四国の大概の宿では、遍路を続行するのに問題はありませんでした。ところが、一部の宿の提供する食事は、モロに甘い物ばかりがこれでもかと言うほど並べてあって、全く喉を通りませんでした。 2013年8月某日に種崎の渡しを利用した日に泊まった宿では、鰹の叩きにかかっていたタレが「ぽん酢に砂糖を加えた」と言うよりは「あんみつに酢を混ぜた」と言いたいほどの甘ったるさでした。タレを箸の先で口に含んだだけで気持ちが悪くなり、洗面所に駆け込んで口を漱がなくてはなりませんでした。「甘くない。ピリッとからい」という触れ込みの茄子と筍の煮物もモロに甘くて、これも洗面所に駆け込んで吐き出しました。煮物の魚には箸を付ける気にもなりませんでした。オクラのお浸しは砂糖で煮締めてありました(F爺にとっては前代未聞のゲテモノです)。漬物は、勿論すべて葡萄糖果糖液糖漬け。味噌汁までが濃厚な合わせ味噌を使ったものでした。他には胡麻豆腐がありましたが、これは、F爺は決して食べないものです(*)。結局、この宿の夕食で白いご飯以外にF爺の喉を通るものは何一つ無かったのです。F爺の長い旅行経験でも、こんな甘ったるいもの尽くしの食事を出す宿は初めて(**)です。 (*) 胡麻豆腐の味と舌触りをF爺は好みません。脂肪の塊であるため少量で満腹感を与えるので、分量をけちる店がコース料理によく加える品です。F爺は、脂肪がよく消化できない年齢になったことでもあり、胡麻豆腐の入ったコースは注文しない主義です。   (**) 秋田県の東南端の「大湯温泉」の一軒宿に2012年9月22日に友人と二人で泊まった時も熊肉の甘露煮、網茸(あみたけ)の甘露煮、蕨(わらび)の甘露煮、蕗の薹(ふきのとう)の佃煮・・・に始まる甘ったるいもの責めに遭いましたが、枝豆と鮎の塩焼きだけは砂糖も味醂もかかっていませんでしたから、この宿よりはいくらかマシでした。但し、無塩味噌汁というゲテモノには呆れ果てました。二人ともビールを飲み始めていたので自分で車を運転して別の場所に食事をしに行くことは出来ず、また代行運転のタクシーを頼むには人里から遠すぎてバカ高い物につく・・・というわけで、ビールだけは飲んで寝たのですが、夜中、空腹と怒りで一睡も出来ず、人生最悪の宿と呪ったのです。四国では、人生最悪宿の記録を更新してしまいました。 塩を掛けたご飯だけしか食べられないのでは、体が持ちません。こんな宿に泊まった翌日は、遍路道でコンビニの無い区間では、腹が減って動けないという惨めなことになります。 遍路道で何度か、駄目で元々と思いながら「甘くないものだけ食べさせてくれ」と頼んでみました。39番・延光寺と40番・観自在寺の間にある民宿「大盛屋」、43番・明石寺(めいせきじ)[通称は「あげしでら」または「あげしさん」]と44番・大寶寺の間にある小田の「ふじや旅館」など、いくつかの宿は、厭な顔一つしないで対応してくれました。親切な女将さんの笑顔が忘れられません。 かと思うと・・・F爺が予告通りの時刻に到着した時に自分たちが留守にしていたことは棚に上げて、喧嘩腰で「夕食はもう準備してあるから今頃そんな要望を出されても対応は出来ない。文句を言うならキャンセル料を置いて出て行け」と横柄な口を利いた主人のいる宿に当たってしまったこともあります。砂糖漬け・味醂漬け食品しか出さない宿だと分かっていたら、決して予約などするのではありませんでした。 観自在寺と41番・龍光寺の間にある津島町岩松の「三好旅館」では、電話予約の時、自発的に「食物アレルギーとか、これはどうしても食べられないというものがあったら言ってください」と言ってくれました。地元で獲れる天然鰻の蒲焼がこの旅館の自慢の名物料理なのですが、それを、F爺のために、塩焼きの魚で差し替えてくれたのです。ありがたいことでした。この旅館のもう一つの名物料理は、焼き海老(えび)。上に掛けたどろりとしたものの色がF爺の分��け他のお遍路さんたちのとは違っていましたから、特別に甘くない味付けをしてくれたのだと思っています。 日本を訪れる外国人の大多数も、食べ物の過度の甘味のため、F爺と同じ悩みを抱えています。 ある日本在住の日本人料理店主が「食べ物を美味しくするために味醂や砂糖を使うんです。それが常識です。Fさんは味覚障碍者ですよ」と言っていましたが、F爺の考えは正反対です。日本以外の国で甘過ぎる食べ物に困ったことは無いのですから、「料理に砂糖や味醂を使うのは、誤魔化し。近年の日本は、味覚障碍国に成り下がった」と考えています。
味覚障碍 ? - F爺・小島剛一のブログ
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projecthedz · 5 months ago
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250130 木
必須:娘の習い事送り迎え / 倉庫入金 ※14:15出発
----------------------- 【6:30 - 7:55】
◆起き。大粒ラムネ食べチキンハンバーグサラダ食す(した:自信+0.1) ◆朝イチ寄せラクガキ編集(した:自信+0.1)
「総自信:0」ようやくリセット完了。刻んでいけよ
珍しく寄せラクガキが1日で絵作りまとまった。「デカい日付ロゴ」を採用したのがとてもよかった。やっぱ寄せラクガキはグラフィックデザインやストリートアートの文脈
忘れてた罪と負債思い出して急転直下の自信喪失パターンもあるからな??
錯覚でもいい、自信がついている時にどんどんやれる事とやるべき事やって、やがて訪れる破綻に備えておけ
----------------------- 【8:00-9:25】
◆設定画編集進める (自信+0.2)
自信1でようやく元気、自信3で好調と言えるだろう 夢を叶えるには自信10とか15とかが必要。ひとまず1.5あたりを目標に成功コンボ刻んでいく
----------------------- 【10:00】
同世代ライバルの不在が視野狭窄と戦意喪失(オア慢心)を招く。置いてけぼりソロプレイヤーは歳上に敗けても歳下に敗けても「仕方ない」という(クソみたいな)免罪符が手に入る
この人生に悔いはないが、やり直せるなら記憶5%しか維持できなくてもいいから6歳からやり直したい
----------------------- 【11:15】
◆ごく僅かに資料作成進む(自信+0.1)
今日中に「自信0.8」まで行ければ、明日には覚醒できるかもだよ!
「無自覚ボケ時間」を35min以内に��らせられれば建設性高い一日が過ごせる(だからとにかく記録&行動... レコーディングワークを)
あとは自信を持っていいはずの体験を記録し忘れる事でネガティブ感情が勝って「総崩れ」になることは多々あった
----------------------- 【12:24】
ほら、残り2hでなんか出さないと。娘の習い事の送り迎えを都内と千葉で往復すると6hくらい持っていかれるんだから、水 / 木はほぼ仕事できないと考えろ。移動中にiPadでペン入れしたりなんか作業する為の構造作れ、そう、今から始めれば2年後には...
寄せラクガキ会ログを表に少し露出 (自信+0.1) やりたい趣味も、毎日ちょっとずつ かじっていけ
----------------------- 【13:40】
昼に食事するの遅れたから気持ちの切り替えが上手く行かなかった。ダラダラしてしまった(自信-0.1)
----------------------- 【14:05】
眠気がやーばいな。まあ5hも寝てないもんなしゃーない もう生産的な事はなんもできないから出発するか
———
【15:45】
眠い眠い眠い
地元着いたーねみー
なんかー、嬉しさは掘ってもいいけど楽しいことは掘りすぎちゃダメなアレはあるよ喪に服すモードだと
例えるならが芋羊羹食べながらコーラ飲むような
里芋の煮っ転がし食べながらホットチョコレート飲んでるような
お爺ちゃんみたいな諦観とクソガキテンションがごちゃまぜになると脳内がパニックになる
鬱になると退屈だから理性で逆張り仕掛けてる
浦安鉄筋家族的テンションかも
———
【18:50】
娘の送迎おわり。癒し (自信+0.1)
総自信0.4
同人誌を回収して荻窪へ向かえ
———
【20:00】
魔改造の夜を観そうになって慌ててTV消して家を出る
なんとなく家を出る際に「さよなら」と呟いてみる
もう二度とここへは戻らないという決意の表明。食べかけのサラダあるから戻るけど
でも、さよならを言うと一つの区切りやケジメがつく感じする
次の章へ進むんだ、という決意が固まる
ああ。悪くない
———
【20:30】
総武線快速で移動中
一度寝たい
———
【21:50】
荻窪で入ってみたかったラーメン屋入ってまぜそば食べた
満足。少なそうに見えて腹9分目まで溜まるパターン。麺って同じグラム数の米よりも全然重いな
好きなこと思い切りしたから自信+0.2
【✓】
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poyojinsei · 9 months ago
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ゲーム日記20240923: コントローラー壊れた
スタレやってたら突然PS5のコントローラー壊れました。webイベントの通知マーク消すために開いたら、ブラウザ開き、コントローラーが反応しなくなった。おいィ?
仕方がないのでホーム画面に戻り、スタレを強制終了して���起動するも今度はログイン画面でボタン入力を受け付けない。
ホーム画面は平和なんですけど。試しにFF16を開いてみても同じだったので、これはPS5がコントローラーがまずいんだなと察しました。
もちろん知恵袋を探すのですが、
出てくる情報は最終的に1つのブログ記事のみです。書いてあることは全部やりましたがダメでした。知恵袋見ると解決策のある問題なのかもうだめなやつなのかなんとなくわかりますね。
連休の最終日にこんなことになってしまうとは。。。SONYに文句を送るか、無の心で新しいのを購入するか悩むところです。
+++++
FF16
フーゴ・クプカ倒しました。結局敵討ちのために、持ち帰られたフーゴを追いかけてまで討伐するという感じで割と私怨でしたね。
フーゴとは絶対に仲良くなれなかったんでしょうか?ベネディクタの首を贈られた時点でもう道は交わらなくなってしまったんでしょうか。同じドミナントとして、「俺たちを利用している奴らがいる!ベネディクタも翻弄された一人なんだ!」って感じになれば共闘もあり得たと思うんですけど、そううまくは行かないものですね。
敵討ち、そして心の支えが取れてホッとする隠れ家の面々。理解はできますが複雑な気持ちもあります。結局敵を殺さなければ安心できないのは悲しい世界です。フーゴを殺し、安心する人々がいる。ジルに対してもそういう人たちがいるだろうということはどうしても考えてしまいます。フーゴを許さないことは、ジルが許されないことにつながりかねない気がして、それは気がかりです。飛躍しすぎかな??
フーゴも本気の悪には見えなかったというのが私の気持ちです。怒りに任せて、人々を殺したという事実はあるけれども。
まあどっちにしろそのルートがあってもハールバル��が駆けつけてクリスタル吸わせてたとは思いますが……。
ちなみにドレイクファングにフーゴの居城があったんだとしたら、逃げ先で最初にそこを疑わなかったのってなんでなんだぜ???
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あとバイロン叔父さんが処刑されてなかった理由を告白してくれて納得しました。このおじさん国に帰ったら殺されないか心配。そろそろ言い逃れできないと思う。
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むさい男たちが戦場と政争の場を乱舞するFF16ですが、オットーとガブどっちと行く?などという選択をさせられ、困惑しました。やっぱりガブがヒロインなんじゃないか!?
このあとタルヤとジル選ばされるところの直前まで進めてます。ジル、正ヒロインかと思いきやタルヤ��たいな脇役と並べられるとは……。タルヤさんのことよく知らないのでタルヤを選ばせてもらいます、話聞きたいんで……。
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かと思えばザンブレクの一帷幕だけお耽美BL空間になってて困惑した。お、おじさんがいない……。この二人が以前に会ったときは、ディオン様も子供だったのかな??
神皇シルヴェストルあまりにもチョロいというか、愚帝すぎて個人的に認知症を疑っている。。。ディオン様はなんでこんな父親のこと捨てきれないんでしょう。親子の情というものがあるのでしょうか。でも絶対アナベラがおかしいことには気づいてるよね。というかザンブレクの王宮にいる人たちは全員気づいているよね。そうであってほしい。。。
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スタレ
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演武典礼を進めています。アルジェンティ、出ないはずがなかった。
幻覚に悩まされるという理由で過去の別ボスを流用しながら敵バージョンのないキャラクターたちを出してくるという開発上の小技には唸らされましたね。。。。ストーリー上、幻覚が治ってきたタイミングでアルジェンティや���卿といった敵バージョンのあるキャラクターたちを舞台に上げるという仕組みですね。これは考えすぎではないよね!?
ところでアルジェンティ、誰か、前に別の作品で見たキャラクターに似ているような気がして……ずっと思っていたんですけど、最近になって、「天上院吹雪だ!!!!」と思い出しました。ついでに藤原優介のことが思い出された。今年に入ってクリアー・ワールドのカードが新録されたらしい。なんか懐かしいものを思い出すことが増えてきて年かも。。。
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スタレといえば個性の強いモブたちだけど、きょうほう艦にも色々いてメインストーリーのキャラより気になる奴らが多い。この引退した二人組。こんなシリアスにキレイな顔で「成功しなければ自決するのみ」とか言ってるけど、止められてもどうしても礼砲を撃ちたいだけのやんちゃ爺ですからね……
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尋径指路は簡単すぎる。でもけっこう好きなので一気に全部やりました。
「あんたたちの倶楽部にはいじめがあるの?」と遊んでもらうために宝箱を並べてみせるシーンがけっこう好きです。
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曜青の人も強引で濃ゆかったけど、この人もまあまあ濃い。「300年無敗で、倒した相手の数は抜けた髪の毛よりも多い」はかなり強い。あまり強い言葉を使うなよ、弱く見えるぞ。
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広告に対する文句言ってる親も好き。これ親を笑うためのテキストだと思うんだけど私結構この親みたいなところあるので笑えない……と思いきや逆に笑えるかも……
あと、物乞い哲学を打ってきた、冥火大公とネッ友の男も濃かった。でもTumblrの仕様上これ以上スクショを貼ることができません……
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bearbench-3bun4 · 11 months ago
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「虚無への供物」中井英夫 1151
第一章
15五つの棺(亜利夫の推理) 01
この節は、タイトル通りに亜利夫の推理が披露されます。 かなりがっかりする内容ですが、 多少の興味はあります。
さて、話は、明けてからの世相からです。 昭和三十年、1955年の話です。 国会解散ですから衆議院議員の話です。 第27回衆議院議員総選挙をみてみると、 ここに書かれているとおり、 日本民主党、自由党、日本社会党(左派)、日本社会党(右派)などが争ったみたいです。 社会党に左派と右派があったというか、同じ政党名では大変だったでしょうね。
火事は一日で四十件、交通事故が八十件と書かれていますが、 調べた資料が違うのか、そこまで多くはないようです。 新記録のはしりもでたくらいという表現なので、多い日でということでしょうか?
この頃から東京には熱病が流行の兆候を表し始めたとありますが、 昭和三十二年、1957年にアジアインフルエンザ(H2N2亜型)が流行していますから、 このことでしょう。
六日の集まりのために亜利夫は、聞き込みのようなことをします。 正月明け二日に氷沼家を訪ねると、 九段から麻布谷町(あざぶたにまち)に越した八田皓吉がいます。 しかし、詳しい内容はここでは書かれません。 意味のないことだからでしょうか?
それよりも、蒼司の様子が書かれますが、憔悴しているようです。
たとえとして、 木々高太郎(きぎたかたろう)「青色鞏膜(せいしょくきょうまく)」の主人公さながらといいますが、 残念ながらこの「青色鞏膜」を読むことはできませんでした。 紹介文を読むと、主人公は遺伝による悲劇に見舞われるみたいです。 とすると、蒼司もなにかの遺伝による悲劇に見舞われると言うことなのでしょうか?
そんな蒼司に四人が集まって推理比べをすることはいえないと、 亜利夫は考えています。
さて、話は、約束の一月六日です。
寒の入りのこの日、晴れで、新春恒例の防火・防災行事として東京消防出初式が行われましたが、 夕方からは雪がちらついたとなっっていますです。 記録には雪の記録は残っていませんが、積もるほどではないということなのでしょう。
“アラビク”に集まった四人。
亜利夫のファッションは、 一つ釦(ぼたん)で胴を緊めたフラノの変わりジャケットにスラックスはぐっと濃い目の灰色のギャバというまるで、 一九五四年十一月に帝国ホテルで開かれたじゃがいも会新作ショウのようなスタイルとあります。
1954年に帝国ホテルでクリスチャン・ディオールのショーが開催されているみたいですから、 それの関連なんでしょうが“じゃがいも会”ってなんなんでしょうね。
ちなみに フラノは、フランネルの一種で紡毛地を代表する織物のことです。 起毛仕上げを施しているため、生地表にケバをもつ、やわらかく、暖かいタッチが特徴となっていて秋冬のカジュアル定番素材です。
ギャバの正式名称はギャバジンと呼ばれるものです。 ただのコットン生地ではなく、防水処理が加工された生地で、光沢や、しなやかな風合いが特徴的で、防水のため密度が高いものです。 現在でも人気のあるトレンチコートの前身とされており、撥水や耐久性に優れた素材です。
次に、 久生の様子です。 今日が初釜だったようで、和装のようです。
雪の精みたいに純白なシールのコートを脱ぐとどっしりした鶸(ひわ)色の一越(ひとこし)に洗い朱(あらいしゅ)と銀で遠山霞を織り出した綴(つづれ)の帯という格好です。
純白なシールは、ショールのことでしょう。着物のアウターとして使うこともできますしね。 純白ならなおのこと似合いそうです。
鶸色は、鶸の羽の色を連想して名づけられた黄緑色に近い色で、その色の緯糸の強撚糸を左右1本ずつ交互に一越ごとに打ち込んだ、一越ちりめんの着物に、黄みを帯びた、丹色にいろに近い朱と銀で遠くの山がぼんやり霞んでいる様子を織り出した帯という出で立ちというところでしょうか?
四人は、“アラビク”の二階に陣取ると、ここから各々の推理比べになります。
ところで、夜に集まったはずなのに、蘭鋳ことママは買い物、おキミちゃんは多分、映画に行ってるみたいです。 で、対応にでたお花婆あと名乗っている三味線弾きの爺いが案内してくれます。
当時��ゲイバーには三味線弾きがいたということでしょうか? その当時でも、レコードはあったろうし、流しの弾き語りもあったでしょうから、 その三味線弾きの爺いがいたのは、この店の常連だということもあるのでしょうが、 新年ですから、何かの催しがあって、その帰りなんでしょうね。
さて、二階のその部屋には、初春らしい花やかな羽音ぶとんのかかったこたつがあり、 藤木田老人が腰を据えています。 藍ちゃんのことが書かれていませんが、もうすでにこたつに入ってるのでしょう。 そこへ亜利夫と久生がやってきて、こたつに当たりながら、話し始めます。
このところで、藤木田老人が、黒々と染め分けた髪と付け髭ですっかり若返っている幼稚な変装をしていることが書かれていますが、 これ、何の意味があるんでしょう?
で、 やっと亜利夫の推理披露です。
風呂場は白で統一されていて氷沼家には見当たらなかった“白の部屋”だといいます。 ポウの小説「赤き死の仮面」(『赤死病の仮面』"The Masque of the Red Death")にはある白の部屋はあそこだったのだといいます。
そして紅い十字架の鞭痕を背中につけた紅司君が自分自身“赤き死”としてあの部屋に出現した。 そう考えていいんじゃないでしょうか。
どうして、ポウの小説「赤き死の仮面」が引き合いに出されたのかこれでわかりましたね。 というか、ポウに傾倒し過ぎなんではないでしょうか?
よくわからない藍ちゃんは、“赤き死”について尋ねますが、 歌舞伎仕立てにした方の「花亦妖輪廻凶鳥(はなもようりんねのまがどり)」での第一幕一番目狂言にあたる殺人だという意味を表していることでしょう。 と、説明しますが、さっぱりわかりません。 調べても、深みにハマるだけみたいです。
もう一つの“黒い部屋”がどこにあるのかを考えていて真相が判ったと言います。
それは、目黒なんだと言います。 氷沼家は目白にあって、 目黒という地名は目黒不動があるからだけど、 目白にも目白不動が千歳橋の向こうだかにあることが、爺やに聞いてわかります。
しかも、目青、目赤、目黄という全部で五つの五色不動が、 千年以上も前から武蔵の国には配置されていてそれこそ氷沼家の守り本尊なんだと爺やがこたえます。
黒目で蒼司が、目青、目赤、目黄、で、藍ちゃん、橙二郎、緑司の三人が、 一つ一つ銘々のお墓に昔から予定されているんじゃないか。 だから、はやく五色不動と氷沼家との間の因縁を探らなければと言います。
かなり無理がありますね。
というか、これで行くと五人殺されますけど、 凶鳥の黒影の四人殺さるるのと辻褄が合わないことになりますね。
急に話に出てきた藍ちゃんが「お不動様なんかと心中するなんていやだ」と言いますけど、 それが、自分の運命を言い当てたと書かれています。
藍ちゃん、どうなるんでしょう?
藤木田に促されて亜利夫は、自分調べてきた目黒なんかの由来をすらべていたといますが、 結局、五色不動縁起はわからなかったみたいです。
これが、伏線になるなら、もう少し説明があってもいいいでしょうから、 あんまり関係ないのでしょうか?
そこで、亜利夫は今度は爺やに聞いた話を披露します。
アイヌの蛇神が紅司君を殺そうとした。 それを氷沼家の守り本尊である不動明王がとっさにコンガラとセイタカという二童子を遣わして助けられた。
藤木田がそれに対して、 「橙二郎は鬱病、爺やが分裂症初期症状を見せ始めたとなると・・・」 といいますが、 爺やの分裂症初期症状はなんとなくわかりますが、 橙二郎の鬱病は何を指すのでしょう?
また、文覚上人(もんがくしょうにん)の荒行(あらぎょう)以来の珍事だとも言いますね。
これは、平家物語6、文覚上人の荒行のことだと思います。 かなり興味がありますが、珍事だというくらいで深く触れていないのは、 ただの例えなんでしょう。
で、亜利夫は乱歩の「続・幻影城」を取り出します。
『(2)犯行時、犯人が室内にいたもの』の、 犯罪発見者たちがドアを押し開いて闖入(ちんにゅう)した際犯人はドアの後ろに身を隠して、 人々が被害者のほうに駆け寄るすきに逃げ出した。
これの変形しかないといいます。
隠れるところなんてあったかな?
と思ったら、とんでもない場所を示します。 これは、びっくりでした。
みんな呆れてますが、私も呆れました。 これはないでしょう。
当時の噴流式洗濯機を検索してみてみましたが、 流石にここに隠れるのは難しいでしょう。
藤木田は、呆れたように宗教性譫妄症(せんもうしょう)の気味があるといいますね。
人間が持っている宗教に関係する感情や性質により、時間や場所をうまく認識できなくなってしまう見当識障害や、注意力、思考力の低下などということでしょうか? どうして、宗教の関係があるのかもよくわかりませんね。
それから、紅い毬の意味もわからないし、誰もいなくなって風呂場から逃げ出す。 このタイミングをどう計ったのでしょう? それに、どうやって紅司君を殺したのでしょう? 五色不動は面白かったですけど、これは全くいただけませんね。
まあ、もともと、久生にワトスン役を指名されていたのですから、 こういう役回りなのかもしれません。
で、久生はそれを引き取って、自分の推理の一端を披露しま��。 亜利夫と同じで、やはり誰かが風呂場に隠れていたと考えているみたいで、 この次の項で披露するみたいですね。
つづく
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fey-t-ff · 1 year ago
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はじまりのそのまえ。
はじまりのそのまえ。 別の世界の記憶を持って目覚めた男が、世話になった村を離れて冒険者になる前夜の話。#WoL_BorA
*   賑やかな晩飯は久しぶりだ。そしてこの村でのそれは今日で最後になる。 残った食材を使い切りたいという名目で隣家の兄妹を誘った。いい肉を買い、かつての仲間に叩き込まれた通りに作った料理を振る舞う。 小さな村なので殆どの住民と繋がりは出来たがこの二人に勝る者はいない。半年前大怪我をして倒れていた俺を見つけこの村まで連れ帰った兄と、まともに動けるようになるまで世話をしてくれた妹。記憶喪失ということになっている俺に親身にしてくれた大恩人だ。   「明日の分はあるから、あとは全部食ってってくれよ。」 「こんなに食いきれないって。作り過ぎだろコレ。」 「フェイ兄ちゃんの料理やっぱり美味しい、お肉やわらかいし。お兄ちゃんの焼いたお肉は固いしパンも固い!ス���プはしょっぱい!」 「うるさい、そんなに言うなら自分で作れ。」 「作り方教えてもらったから自分のだけ作る!」 「はは、兄貴の分も作ってやれって。残った料理は持って行ってくれていい。酒もな。」 「いいのもあるんだから少しくらい持っていけばいいのに。」 「酒瓶は旅に持っていくには重すぎる。酒場でその土地の酒を飲むさ。」 「弱くはないけど強くもないんだから酒場で潰れるなよ?」 「俺が潰れるのは身内しかいない場所だけだ。」 「嬉しいこと言ってくれる。」   そんなこんなで時と酒は進む。   「グリダニアにはギルドいくつかあるけど、どの職にするんだ?杖作ってやっただけで道士様の魔法すぐマネ出来たくらいだし幻術士か?」 「いや、今の所弓術士をと思ってる。」 「理由は?」 「いや、ちょっと思うところあって……。全く知らない技術を学んでみようかなと。」 「ほーん?まあ目はいいしな。本職にするんじゃないにしても、お前の木材の知識はかなりのもんだし、園芸師ギルドにも顔出していいと思うぞ。そうすりゃ俺らとの縁も続くかもだしな。」 「そうだな、考えとく。」   「本は持っていかないの?冒険の役に立ちそうなのもあるでしょう?」 「本も重いし、人様の物だからなあ。勝手に読ませてもらってたのだって本当は悪いくらいだろう。あれだけの量の専門書、売れば相当な額になるぞ。」 「文句は言わないと思うけどなあ、本は人に読んでもらえたほうが幸せだって人だったし。でも重いっていうのは確かにね。」 「二人がくれた手帳とペンは持って行かせてもらう。役に立ちそうな内容は書き写したりもしているし、日記も続けたいしな。」 「えへへ、そういってもらえるなら嬉しいな。大事にしてね。」 「おう。爺さんからは知識だけもらっていくとするさ。」   名残惜しいが夜は更けていく。   「そろそろお前は帰りな。」 「ヤダ……。フェイ兄ちゃん、勝手に行っちゃダメだよ。ちゃんとお別れさせてね。」 「分かってるよ。そもそもキャリッジに乗せてもらう約束だから、その時間までは出れないしな。」 「本当は行ってほしくないよ。」 「……すまん。」 「最後まで困らせてんじゃねえよ。さっさと行け。」 「っ…!お兄ちゃんの意地悪!」 目を潤ませて走って出ていく。 「本当にすまん。」 「気にすんな。」   「二人は今後もこの村で暮らしていくつもりか?」 「ああ。霊災で西部森林に帰れなくなった俺らを受け入れてくれた恩もあるし、今の仕事は嫌いじゃない。お前みたいに戦いのセンスもないしな。」 「お前の妹は将来どうするんだろうな?好きな奴いるみたいだし、嫁に行くとか言い出すのかな。」 「お前ホント鈍いよな……。なんにせよ決めるのはあいつだ。それにしたってまだ数年先の話だ。」 「数年なんてあっという間だぞ。」 「言うな。……、あの時あいつを守ってくれたこと感謝してる。俺だけだったらあいつを失っていたから。今こんなこと言っていられなかった。」 「あの時は必死だっただけだ。なんとかなったのが奇跡だ。」 「命をかけてくれたからその奇跡があった。感謝してもしきれないよ。」   「最後だから言うけどな。」 「記憶喪失ってのは嘘だろ?」 息が止まる。思考が止まる。 「地名とかお偉い人の名前とかは全然分からないのに料理とか怪我の処置とかは知識も技術も豊富。木材の知識もそうだし、やり方さえ分かればあっさり魔法使えるのもそう。字が読めないっていうのにアルファベット教えてから本を難なく読むようになるまで3日もなかっただろ。その後は完全に本の虫だ。学がないならそんなの無理だろ?」 「……なんで今まで言わなかった?」 「俺らを騙す悪意あってのものじゃないのは分かったからだ。最初の頃のあんたは色んな事に戸惑って悩んでることが多かった。今じゃ堂々としすぎてるけどな。」 気が付かれていたのか。 「妹も気づいてたぞ。」 天を仰ぐ。 「お前嘘つく時は一瞬目を伏せる癖があるから今後は気をつけな。」 「……気を付ける。詳しく聞かなくていいのか?」 「いらん。というか自分でも完全に分かってるわけじゃないんだろ?旅に出れば何か掴めるかもしれない、そういう理由で冒険者になるって言い出したんだと思ってたが。」 「……よくお分かりで。」 「もし話したくなったらその時にまた訪ねて来てくれればいいさ。」 「おう。その時が来るのを祈ってるよ。」   *   残った酒と料理を持たせて帰らせた後。 使った鍋や食器を洗い元あった所に戻す。明日の朝使ったものも片付ければ家の中の物はほぼ全て元通りだ。 今から1年前程前に亡くなったという元学者の爺さんの家を半年前から借りていた。生活に必要なものはほぼ揃っていたので消耗品以外は買い足さずに済んだ。 大量の本も残っていた。多いのは歴史書だが魔法を学術的に説明したような本もあったし地理を扱うもの、美術品などの目録、あるいは都市伝説を集めたような本や絵本まで種類は豊富だった。彼の隠居より後の事、具体的には第七霊災の事などは村の住人から聞くしかなかったが、この世界の事を詳しく知れたこと、そしてもっと色んな物を自分の目で見て色んな事を知るために旅をしたいと思うようになったのはこの蔵書によるものが大きい。 顔も知らない爺さんだが、その爺さんのおかげで自分のこれからがある。   兄妹の兄に指摘されたように、記憶喪失だということにしているがそれは嘘だ。目覚める前の記憶はある。が、正直内容は人に話せるようなものではない。記憶の中の自分の故郷は、黒衣森、エオ��ゼアどころかこの惑星ハイデリンの何処にも存在しない。この家の蔵書のうち地理を扱う本は全て読んだがほんの少しの記載もなかった。 所々妙な共通点はあるが別の文化、別の歴史。なんなら世界に満ちる力も違う。「あちら」では過去だとか並行世界だとかに渡ることはあったが、ここまで在り方そのものが違うと感じることはなかった。かつて白魔法を修めていた自分が魔法を使わない別の職に就こうとしているのも、咄嗟の時に頭に浮かぶのが「こちら」では全く効果をなさない「あちら」の回復魔法の呪文ばかりで、その判断の遅れで人を殺す未来が見えてしまったからだ。戦闘に関しては一から別の技術を学び直した方がいいと思えた。   頭の中にあるかつての記憶は生々しいが、この世界で知られている別世界など妖異が蔓延るというヴォイドしか存在しない。さらに別の世界から渡ってきたというのは無理な話だ。 記憶の中の姿見で見た自分と今の自分の姿には差異がある。銀の髪、灰の眼、平均より随分小さい身長辺りは記憶の通り。しかし肌の色は薄く、耳は短く、一生消えるはずのなかった傷跡もない。 今持つ記憶は大怪我による高熱が生み出した幻なのかもしれない、そんなことを考えているこの人格も。いつか風に灯が消されるように、ふっと消えて元の誰かに戻ってしまうのかもしれない。そういう考えは常に頭の片隅にある。   帰る方法があるのかないのか、そんな場所があるのかどうかも分からない。しかし生きていくには何らかの仕事はしなければならない。この森で、村の他の住人と同じように木こりを生業として生きていくという選択肢もなくはなかった。怪我が治り歩けるようになってからはそうしていた。しかしこの世界を知りたいという欲が出てきたこと、同じ場所で生き続けていても帰る方法を見つける可能性がないこと、そして何より「あちら」でも冒険者をしていたが為に大きな刺激のない生活に飽きてしまっていたのが決定打となった。 「こちら」でも冒険者として登録した者をサポートするような組織があるらしい。もしかしたら同じような境遇の者を見つけることが出来るかもしれない。その可能性にすがることにした。   支度は済んだ。荷物は最低限、「あちら」でも持ち歩いていたものを用意した。あとは明日最後の片付けをしてこの家の鍵を兄妹に返したらこの村とはお別れとなる。 馴染みとなった行商のキャリッジに相乗りさせてもらい、その日のうちにこの森最大の都市グリダニアに着く予定だ。冒険者登録をしたその先、最初は弓術士ギルドの門を叩く予定だがその後の事は分からない。予定を立てていてもその通りにいかないのも冒険者にはよくあること。 久しぶりの旅に期待と不安どちらもあるが、今は期待の方が上回っている。大気のエーテルは安定しているから明日も天気はいいだろう。絶好の旅立ち日和だ。ベッドにもぐりこんだが、気分が高ぶっているせいか酒が入っている割にはなかなか寝付けなかった。
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picnicism · 1 year ago
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 先週、X(旧Twitter)上をおおいに騒がせ、関連ポストを合わせると、3億PVを超える億バズを記録して大炎上した南麻布というか西麻布の高級寿司屋問題。  みんなめっちゃ怒ったり叫んだりしてて、最高に面白かったんですよね。  もともとは、同伴でやってきた女性が二日酔いで、ワインが目の前に出てきて気分を悪くしたところ、寿司屋店主の板前に殴りかかられそうになった、という写真を投稿して大爆発にいたったのが本件のきっかけでした。  しかし、度重なる炎上でトレーニングされたネット社会も簡単には乗せられません。この手の女性の発言を鵜呑みにすることなく、確認のため常連ほかが寿司屋に連絡。翌日さっそく寿司屋に予約を取って店主に事実を確かめる猛者も現れました。  どうやら、この同伴女性は男性と一緒になって店内で他の客の動画を撮るなど暴れていたところ、制止しようとした店主があたかも同伴女性に殴りかかろうとしたかのような一枚の画像をうまく抜き出してX上に掲載し、億バズになったようだという状況が判明しました。  まあ……常連が確認した内容が事実であれば、これはシャレにならないガチもんの「事件」であります。  スシローで醤油差しを舐めて、6700万円という空前の損害賠償を求められた少年(のちにスロー側と和解)のような一件もありましたが、程度問題としてはこっちのほうが重大です。  単に子どもがいたずらで醤油差し舐めたよってレベルではなく、架空の事件をでっち上げ、店主の板前に殴られそうになったという中傷までやったことになりますから。  どうやら高級寿司屋の店主の側が被害相談を麻布署にし、民事でも弁護士を立てて同伴女性の本人特定を進めるということのようなので、いい感じですごい高い賠償額を請求することになるのでありましょうか。  続報を期待したいと思いますが、このお寿司屋さんのオーナー筋もまたまあいろいろある元飲食系とされることを考えれば、事件を起こした女性の連れの男性と内々で握って何も出てこない、なんてこともあるかもしれません。大人の世界はアレですね。  おカネがあれば寿司が止まって見えると揶揄される高級なカウンター寿司の世界でも、立地によって客層は変わります。また、一見客や紹介制の店でも、行儀の悪い客が出現したときの捌き方で、店の品位がずいぶん変わるのだということもわかります。  馬鹿はお金を持っていても馬鹿なんですよね。残念ながら。  ギャラ飲みやパパ活などで若い女性を同伴させる程度にはカネを持った男性客は、確かにカネ払いとしてはいいかもしれません。でも、し��とりと高級寿司の触感や板前の芸術的な握りを楽しみたいと思う人にとっては、同席したら迷惑客以外の何物でもありません。  今回舞台となった高級寿司屋さんは、界隈でもかなりまともなお店と思われていただけに、何度か足を向けていた客筋からすると、店主が可哀想だという話も多く聞かれます。  このお店は別として、そもそも西麻布や六本木周辺の少し高めの飲食店やラウンジは高級店と称してそれなりのおカネを取る割に、客層だけでなく提供される食事の品質が、コロナのあと、特に悪くなったのは事実ではないかと思います。  しっとり飲み食いしたければ、いまや銀座ですら避けて、神楽坂や赤坂の奥のほうを選ぶのはもはや常識に近い状況になっています。  景気が少し良くなってコロナも明けたので、以前よりも一層派手に遊ぶ人たちが選ぶメシ屋として、価格だけは高いけど、サービスや味はそうでもない店がむしろ重宝されるという悲しい状況になっているのです。  女性をホテルに連れ込む前捌きで腹の足しにする程度に立ち寄る高級寿司屋さんや和牛店、割烹などもいい面の皮ですが、相手が高級そうだから喜んでくれればいいのであって、価格に見合うサービスなのかどうかの選球眼など最初からないのです。  いくら格式の高い名店でも、味の良し悪しなどわからない、サービスに関心のない客層が来たら荒れてしまうのは必然であろうかとも思います。カネがあればいいってもんでもありませんから。  ごく最近も、たまに家族で訪れる、まあまあ値の張る料亭で一家団欒を楽しんでいたところ、隣の座敷で爺さんたちが大騒ぎしてうるせえなと思い、「少し静かにしてくれ」と襖(ふすま)を開けたところ、某与党議員さんと地元ご支援者の皆さんご一行でした。  うまい飯に酒が入ると弾けるのは仕方がないんですかね、そうですかね……としめやかに襖を閉じたのも記憶に新しいところです。  地方選出の議員さんはそれなりに大変なのだ、裏金も作らないとやっていられないのだという同情の念を強く抱きました。  また、都内ホテルの高級ラウンジやタワマン上層部にあるクラブなどで、シャンパンタワーに飽きた少し年配めの男性と明らかに素人な女子大生が腕組んでしっとりやっていたりするのを見ると、ブルドーザーで蹴散らしたくなります。うっかり直通エレベーターで一緒になっちゃったりすると、ストレスがマッハです。世の中の不条理を感じさせる一幕ですね。  結局のところ、高級料理店で食事をするといっても、客筋がスシロー未満の場所もあります。  寿司屋であれ、和牛屋であれ、カラオケラウンジであれ、その高級料理店のオーナーが中小企業経営者丸出しの成金趣味で、自分の店の小あがりや半個室に女性連れ込み猥���しているような店があるのは悲しい事実です。そういう店が銘店ぶって繁華街にのれん出してんなよと思うところはあります。  でも、そういうあまり筋の良くないお客さまも相手にしないと、隠れ家とはいえそこそこの一等地の場所を維持できないのだとか、スポンサー自体が筋悪なので目をつぶらないといけないのだとか、そういう汚い大人の事情で回っている界隈の鬱陶しさみたいなものを抱きます。  そりゃ同じような成金が夜の女性連れて騒ぐなんてことは往々にして起きるでしょう。  成金が酒を飲んで羽目を外しても問題にならない場所として、高級店の中にもある種の「どうしようもない奴保護区」みたいなゾーニングが必要になってきているのではないかなあと思います。  一晩に200万円使って、でも今月あと1000万ぐらい使わないといけないという人の遊び方と、慎ましく接待や家族で10万使って「今月はもうこれで終わりね」となっている層とは飲食に対する考え方も異なるのです。  もちろん、そういう派手な金の使い方をしている地主や元上場企業創業者も、家庭が破綻し、離婚することになり、大変な慰謝料と財産分与をもぎ取られ、秒ですってんてんになってお店もおカネも名声と共にすべて手放したお大尽もおられます。  この方面で名を馳せた某超大手外資系ソフトウェア会社の元経営者は、うっかり秘書に性的に好みな巨乳の若い女性を起用したばっかりに光の速さで不倫となり、さらに店で公然とやるものだからご夫人にも即通報、無事離婚訴訟となってほぼ全部奥さんに巻き上げられて財界人として終わるなんてこともありました。性癖以外は偉大な人なんですけどね。  付き合いでご一緒していても、おカネはあるけど世間一般の常識から切り離されていて、幸せそうじゃない人も少なくないんですよ。  パパ活で連れてきた女子大生相手に膝枕赤ちゃんプレイをして無関係の見知らぬ他客に見られるのが快感だとか、自分の飲み物へ女性に唾を入れてもらって飲み干すのが趣味とか、いかれた勇者はたくさんいます。  そういう壊れた世界でも、平常心でいられることの大事さは私は大事だと思っています。今回事件を起こしたラウンジ嬢にしても、そのレベルの女性の話だったとするならば、ほかにまともな女性との出会いがない金持ち男性の悲哀もまた、読み解いてあげて欲しいなと思います。いい歳して、カネももっててそれは何だよ、という。  そういう都会の悲喜こもごもも全部のみ込んで、地球は回っているのだなあと悟りを開くことが、私たちに求められているのではないでしょうか。
西麻布の高級寿司店に乱入した程度の低いパパ活ラウンジ客騒動の顛末と教訓 高級店でも客筋が残念な店が増加、カネはあっても幸せではない成金たちの悲哀(1/4) | JBpress (ジェイビープレス)
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shingoiwasaki-blog-blog · 2 years ago
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【林檎🍎とユーチューブの会話】
実は、芸術家の親を持った子は幸せなんよ👀親が、自分の芸術に夢中になってるから、子供にばかり執着せんから、子は、母親から見張られてる感じせんから楽なんよ。それで、のびのびと成長できるんよ👀勿論、行き過ぎると「ネグレクト」になってしまうけど👀でも、子供にとって、親との良い距離感ができて楽なんよ👀それに、子供が親に望むことは、親が、自分以外の何かで幸せを感じていて欲しいって密かに、本能的に願ってるんよ👀それに引き換え、何も趣味のない親を持った子は、親の意識が子供に全部執着するから、子供にとって「息苦しく」なるんよ👀つまり、「良妻賢母」のことね👀まさに、俺の母親のことなんだけど、そういう親のことを、つげ義春先生は、「親不孝者」の反対の『子不幸者』っていう言葉で表現したんよ👀親が子供に依存してしまって、子供を駄目にする(精神病にするんよ。子を。てか、世の中の精神病の大半が、母と子の不健康な関係から成り立ってるんよ👀アダルトチルドレン〈AC〉とかもそうだね。)親のことね👀恐るべし、つげ義春先生👀
俺が、ここまで「母と子」の不健康な関係についての「知識」があるのは、自助グループ通ったり、精神病の書籍読み漁ったからなんよ👀つまり「乱読」ね👀その、精神病について書かれた、大半の書籍は、精神科医の「斎藤学先生」の本と、「岡田尊司先生」の書籍なんだけど👀ちなみに、斎藤学先生の書籍は、大半が何故か?絶版になってるから、調べるのに苦労したんよ👀図書館で借りて読んだんだけど、ほとんど図書館にも置いてない図書館多いから、他県の図書館から、わざわざ取り寄せてもらって読んだんよ。約、2年間👀
あと、精神科医の「高橋和巳先生」って人がいるんだけど、あ、作家の方の「高橋和巳」じゃないからね👀紛らわしいけど、同姓同名で二人おるんよ。その精神科医の高橋和巳先生が出版された本に、「子は、親を救うために、心の病気になる」って本があるんよ。どういう内容かと言うと、ある、母と娘が紹介されてるんやけど、娘が、摂食障害に確かなって、登校拒否になるんよ👀で、母親が、心配して、高橋和巳先生の精神病院に連れて行くんよ👀で、高橋和巳先生と母娘は、話すんやけど、高橋和巳先生の言ったことは、「娘さんの前に、母親である、あなたが、私と定期的にカウンセリングしましょう」って言ったんよ👀それで、その母親は素直やから、それに従うんよ👀普通の親なら、憤慨してヤブ医者呼ばわりすると思うんよ👀それで、その母親は毎週一回カウンセリング受けるんやけど、カウンセリングの回数が増えるにつれて、自分自身が子供の頃、母親との関係が悪かったことに気づくんよ👀それで、カウンセリングの回数が増えるに従い、自分が、母親との関係で傷ついた心を見ないふりして、つまり、未解決のまま大人になって結婚して子供を育てていることに気づくんよ👀そしたら、それに気づけたことで、胸がスッとして、カウンセリングの回数が増えるに従い、健康的な心を取り戻していくんよ👀その母親👀そうなると、自然と娘との関係も良くなって、娘も健康的になり、登校拒否だったのが、また学校に通い出すんよ👀娘はカウンセリング受けてないのにも関わらず👀つまり、何が言いたいかってことは、「子供が、病気になるのは、親に対して、お母さん、心の病気みたいだよ?大丈夫って言う、子供から親に対してのメッセージなんよ👀」つまり、子供が親にメッセージを送ることで、親を助けようとしている行為なんよ👀子供が精神病になるってことは👀
だから、世の子を持つ、お母さんがたは、子供の心配する前に、自分のメンタルチェックする必要があるんよ👀くれぐれも「毒親」には、ならんようにな👀「子不幸者」になっちゃいかんよ👀
ちなみに、俺、ここまでの精神病の「知識」、すべて独学で学んだんよ。独学で、精神病の「真髄」を捉えることができたんよ👀専門の精神医学の大学なんて通っちゃおらんのよ👀
でさ、俺が心配してるのは、林檎とあのと、佳子なんよ👀ぶっちゃけ👀おさんかたたち、親との関係大丈夫?👀特に母親ね。
3人とも、「良妻賢母ロボット」の母親じゃなかった??👀特に、佳子の「母親」が、見た感じ、心配なんやけど👀佳子は、子供らしい子供時代を生きることができた?👀
今だに、母親の「言動」にコントロールされてない?👀母親は、子供に心配させてコントロールするために、わざと、自分の子供が心配するような「言動」してくる「生き物」って、ことに気づいてる??👀
3人とも、もう、いい大人なんやから、いつまでも、親の「言動」にコントロールされちゃいかんよ👀逆に、林檎🍎は、自分の子供が心配になるように「コントロール」しちゃいかんよ👀そんなことする親は、「毒親」であり、「子不孝者」なんやからな👀
3人はこれから、「地球🌏」を背負ってたつ人間��んやから、いつまでも、そんなレベルの低い悩みでうろちょろ、うろちょろして欲しくないんよ👀そんな、レベルの低いことで、悩んでるバヤイじゃないのよ👀
俺、もういい加減、楽がしたいのよ👀正直な気持ち👀
死後の世界や、宇宙についての謎解きは、俺がやるから、今、俺が説明したみたいなことを、「芸術」でも、「言動」でもなんでもいいから、影響力のある3人がすすんで発進して欲しいのよ👀世界に向けて👀
そもそも、3人は、その仕事をさせるために、イエス様から選ばれて、有名になることができてるってことに気づいてる?👀
で、「主」は、これ以上「人類」の数を増やすなって言われてるんよ👀練習として、まずこの問題につながる、「芸術」や「言動」を発進して欲しいんよ👀
林檎、あの、佳子、急なことで戸惑っているかもしれんけど、これはすべて事実なんよ👀そして、イエス様や爺ちゃんは、林檎とあのと佳子にその仕事(人間がこれ以上、子供を増やさない)を担ってもらうことを、心底望んでるんよ👀何故なら、俺が、一般人で、俺の発言には影響力ないから👀つまり、俺は知名度がないから、俺には不可能なことなんよ👀それに、今の俺を見たらわかる通り、嫌われ者やろ?俺が言うことなんか誰も聞いてくれんのは見てて分かるやろ?つまり、3人の肩に地球🌏がのっかってるんよ👀今まで、有名になって、いい思いもしたろ?👀ぶっちゃけ👀勿論、苦しいこともあったし、人一倍努力もしてると思う。ただ、せっかく選ばれて有名になれてるんやから、イエス様や爺ちゃんに恩返しすると思って、素直に言うこと聞いて欲しいんよ👀で、勿論、人類の「子作り」食い止めるということは、それなりに、アホな奴らから避難もされると思う👀正直。ただ、一つ言えることは、この仕事は、巡り巡って自分に帰ってくるから👀つまり、「子作り」を食い止めるということは、地球や野生動物に喜ばれるし、何より、これが「聖書」に出てくる「天に富をつむ」ってことなんよ👀天上界(霊天上界)と地上のものの考え方は、まったく違ってるんよ👀そして、死後の世界もある。人間や動物は死んで終わりじゃないんよ👀地上で、人を傷つけたり、過度な妬みを抱いて嫌がらせや、八つ当たりした人間は、しっかり、「神様」に記録されてるから、地上でも裁かれるけど、死んだあとも苦しまなならんのよ👀いつまでも、いつまでも👀だから、地上では、「金」につながる話ではないけど、勿論、嫌なことも言われるかもしれんけど、死んだあと、どうせ、俺たち家族として永遠に一緒に生きるんやから、そのための「貯金」を今のうちにしたら良いと思うんよ👀勿論、佳子が、ペルーで、イエス様から、ブレスレットをもらったように、地上でも、イエス様の御心(みこころ)にそった生き方をしていれば、地上にいる間にも何かしらの「報酬」はイエス様からしてもらえる👀あのと、林檎に言えることは、自分の芸術を追求するのもいいけど、もっと、マリア様やイエス様や爺ちゃんに興味を持って欲しいんよ👀佳子が持ってくれてるのは知ってるからOK👀佳子は、キリスト大学通ってるから、正直、あのと林檎より、スタート地点は上なのは、分かると思うけど、あのと林檎は、独学でもなんでも良いから、キリスト教について、もっと勉強して欲しいんよ👀キリスト教は、カッケーから、勉強した内容が芸術にもしっかり生かされるから。ひらめく歌詞の内容も今までとは違ってくるから👀どうしても、自分の力だけで、で芸術を追求しようとすると、「自我」が入り込んでくるから、良くないんよ👀つまり、「神」との交わりを持った芸術を今後、追求していってもらいたいんよ👀で、早速だけど、3人に読んで欲しい本があるんよ。勿論、俺も読んだ👀とても、良い本。ウィリアムジェームスって人が書いた、「宗教的経験の諸相」って言う、精神病者が「神」を見出した体験記。紹介されている人間の中で、有名な人は、作家の「トルストイ」の体験記も紹介されている👀
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kennak · 8 months ago
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ラズ人のRB君からのメールによると、 【ザザ人たちが「F爺博士にトルコの某大学に講演をしに来ていただきたい」と言っているが、それは無理】 と言って聞かせたそうです。 トルコ在住のザザ人たちが、 【英国在住のザザ人に頼んで『三省堂 言語学大辞典』第五巻の件の記事の翻訳をしてもらう】 と言っているそうです。 知り合いの日本人に頼んで英語訳をしてもらい、 それをザザ人がトルコ語とザザ語に翻訳する・・・ という手順を踏むのでしょうか。 20年以上もトルコに足を踏み入れていない高齢の外国人ザザ語研究者の助力を仰がなければならないところまでザザ人が追い詰められているというのは・・・悲劇です。 次世代か孫の世代か F爺がザザ語域で知り合ったザザ人の友人たちとは音信不通のままです。トルコ政府軍の空爆で破壊・消滅させられたトルコ南西部の4000集落のうち半分ほどにはザザ人が住んでいました。今「ザザ語を記録し、保存し、生かし続けるための運動」をしているのは、あの友人たちの次の世代の人たちでしょう。孫の世代の人も多いのかもしれません。 《叶うことならザザ人たちの村々をもう一度歩いて廻りたいけど、身の安全が最優先だよね・・・》
ザザ人たちのウェブサイトがF爺・小島剛一の投稿した小論文を掲載 - F爺・小島剛一のブログ
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mokkung · 5 years ago
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Netflix映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』 〜ベトナム戦争の影響は現在にも地続きなのだ!〜
2020年 アメリカ 原題:Da 5 Bloods 監督:スパイク・リー 脚本:スパイク・リー、ダニー・ビルソン、ポール・デ・メオ、ケヴィン・ウィルモット 音楽:テレンス・ブランチャード 撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル 出演者:デルロイ・リンドー、ジョナサン・メイジャーズ、クラーク・ピーターズ、ノーム・ルイス、イザイア・ウィットロック・Jr、チャドウィック・ボーズマン
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 先日、米国の俳優チャドウィック・ボーズマンが亡くなりました。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品でブラック・パンサー役を演じていた人です。43歳という若さでした。2016年に大腸癌ステージ3と診断され、映画『マーシャル 法廷を変えた男』(2017年)以後は、闘病しながらの撮影だったということです。映画『ブラック・パンサー』(2018年)はMCUの映画の中で僕が一番好きな作品なので、このニュースが飛び込んできた時はびっくりしましたし、世界中の人々と同様、とても悲しい気持ちになりました。私達は映画を通してこれからも彼を思い出すでしょうし、今後も映画を通して彼の仕事がいろんな人々にいろんな影響を与えていくことでしょう。ご冥福をお祈りします。
映画『マーシャル 法廷を変えた男』予告編
映画『ブラック・パンサー』予告編
 彼の最新出演作がNetflix映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020年)です。今回は彼に敬意を評し、追悼する意味を込めてこの作品のレビューを書きたいと思います。
あらすじ
 黒人のベトナム帰還兵である、ポール(デルロイ・リンドー)、オーティス(クラーク・ピーターズ)、エディ(ノーム・ルイス)、メルヴィン(イザイア・ウィットロック・Jr.)の4人は、かつて尊敬するノーマン隊長(チャドウィック・ボーズマン)率いる部隊で戦場を共にした仲間たち。事故で山中に残された、米国が取引に用いるための金塊を回収する任務において、共謀してその金塊を秘密裏に地中へ埋めて戦後に回収し米国黒人たちのために役立てる計画を立てた。しかし金塊を埋めた後、戦闘でノーマンが死んでしまう。50年後、残された金塊とノーマンの遺骨を回収するため、高齢者となった4人は再びベトナムで集まり、それぞれの思いを胸にかつての戦地を訪ねるのだが・・・。
これまでにないスタイルのベトナム戦争映画
 ベトナム戦争を扱った作品は数多くありますが、本作がこれまでの作品と異なる特別な点は、“現在”の視点からベトナム戦争を描いているという点です。
 ベトナム戦争を扱った映画は、代表的なものとして『地獄の黙示録』 (1979年)、『プラトーン』 (1986年)、『フルメタル・ジャケット』 (1987年)など戦地の兵士達を描いたものから、『ランボー』 (1982年)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)、『7月4日に生まれて』(1989年)のようにベトナム帰還兵の視点を描くものなど、有名な映画だけでも様々あります。しかしいずれの映画もベトナム戦争前後の当時の時代設定で描かれています。
映画『地獄の黙示録』 予告編
映画『プラトーン』予告編
映画『フルメタル・ジャケット』予告編
映画『ランボー』予告編
映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』予告編
映画『7月4日に生まれて』予告編
 今回の『ザ・ファイブ・ブラッズ』はまさに2020年現在の視点で描かれていて、かつてベトナム戦争に従軍した仲間たちがお爺ちゃんになって再び現在のベトナムを訪れることで、自分たちにとってのベトナム戦争を振り返り、自分たちが背負った過去を清算するという、これまでにはなかったスタイルのベトナム戦争映画です。
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引用元
現在もベトナム戦争は多くの人々に影を落としている
 今作が素晴らしいのは、米国人の視点以外にも、ベトナム人、更にはフランス人の視点も散りばめていることです。ベトナム戦争に従軍した米国人が戦後にひどい仕打ちを受けたり、PTSDになったりするといった描写はこれまでもありました。本作でもポールというキャラクターはPTSDになっており、かつて殺し合った相手という感覚があるためかベトナム人に対して攻撃的になりがちです。
 一方でベトナムの人たちが、かつての戦争相手であるアメリカ人にどういう思いをしているのかが垣間見える描写がちらほらあります。バーで酒をおごられる場面、水上マーケットでの��め事、一行のガイドを務めるヴィンの台詞などから、現在のベトナムの人がどういうスタンスなのかが何となく伝わります。また現在でも残った地雷により死んだり手足を失う人がいること、そしてネタバレを避けますが、主人公の一人であるオーティスとその旧友であるベトナム人女性との間に現在も続くある問題など、ベトナム戦争が現在まで引きずっている問題も描かれています。
 さらにはフランス人も関与してきます。そもそもベトナム戦争のきっかけになる大元は、フランスのベトナムに対する植民地政策です。ベトナムは植民地としてフランスに搾取され、第二次世界大戦期には一時日本の傘下になってしまうものの、大戦後も再度植民地として取り込もうとしていたことは、その後のベトナム戦争につながる下地になっていますが、これまでそのような視点で語られるベトナム戦争映画はほとんどありませんでした。本作では、かつて搾取してきた自国の責任を感じて地雷撤去活動を行うフランス人が登場したり、逆に未だにベトナムで搾取するような立場のフランス人が登場します。
 このようにベトナム戦争以後も現在まで残る問題点を描きつつ、決して米国的な視点だけで終始しない、いろんな立場の人間の視点が巧みに組み込まれている点は、過去作とことなる素晴らしい点だと僕は思いました。
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引用元
暴力に暴力を重ねても、世の中は変わらない
 監督はスパイク・リーですから、当然ながら黒人差別問題が絡まない訳はなく、本作もそれがストーリーの重要点やキャラクター達の考えに大きく関与しています。 ※スパイク・リーの映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』とBlack Lives Matterについては以前記載しました。
 主人公一団は皆黒人で、米国のために従軍しながら、本国では差別を受けてきた人たちです。ベトナム戦争従軍当時、隊のリーダーだったのがチャドウィック・ボーズマン演じるノーマンです。ノーマンはカリスマ的で、戦闘経験が豊富で賢く、黒人の部隊員たちに黒人史などを教える指導者的な立場でもあり、仲間たちから慕われていました。そんな彼がなぜ死んでしまったのか、彼の遺骨は見つかるのか、そのあたりは映画を見てみてください。
 ノーマン関連のシーンで最も印象的だったのは、キング牧師の死に関する場面です。北ベトナムが発信する米国人向けプロパガンダラジオを通して、ハノイ・ハンナというラジオDJが英語で黒人の兵士に向けてキング牧師が白人に暗殺されたことを伝えます。DJはキング牧師を称えるとともに、「米国国内では黒人が講義活動を行っている」「そんなときにベトナムと戦争する必要があるのか」「ベトナムは人種差別に反対している」「黒人は戦争でも不当な扱いを受けている」「白人のための米国に尽くすことは正しくない」といった意見を述べて、黒人兵士たちを焚きつけます。
 これによって隊員たちが白人に対して憎しみを燃やし、今にも白人に暴力で応酬しようとします。それを制止するのがノーマンです。ノーマンは以下のようなことを述べます。
“I'm as mad as everybody. All us Bloods got a right to be, but... we Bloods won't let nobody use our rage against us. We control our rage. Now what y'all are trying to do right now ain't changing shit.”
「俺もみんなと同じように怒っている。俺たちにはその権利がある。しかしな・・・俺たちの怒りを俺たちに向けて利用させるようなことは誰にもさせないぞ。俺たちは怒りをコントロールするんだ。お前らがやろうとしていることでは、クソな状況は何も変えられない。」
 この言葉と態度で隊員たちは考えを改めます。このシーンは映画の前半における最重要シーンです。憎しみに駆り立てられて、暴力に暴力を重ねても、世の中は変わらないんですよね。
 この映画を撮影している当時、ノーマン役のチャドウィック・ボーズマンはすでに癌に対して化学療法を行いながら、その合間に撮影をこなしていたと思われます。そしておそらく彼は残された人生がそう長く無いであろうことも、知らされていたのではないかと思います。彼はきっと、限られた時間の中で、自分がこの役を演じることで、後世の人たちに大きなメッセージを残すことができると考え、頑張って出演したのではないかと僕は感じていますし、それを思うと胸が熱くなり込み上げてくるものがありました。今作は彼が死ぬ前に���画を通して体現したメッセージなのかなと思います。
 そして間違いなく、このメッセージは、昨今のBlack Lives Matter運動にポジティブな影響を与えるものとなるでしょう。この映画の製作中は、まだジョージ・フロイトの死以前ですから、スパイク・リー監督の考えは予言的だったと言わざるを得ません。
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引用元
多数の『地獄の黙示録』オマージュ
 本作はご覧になれば分かると思いますが、明らかに映画『地獄の黙示録』へのオマージュが見受けられます。主人公一団が行ったナイトクラブのDJブースの背後には“Apocalypse Now“って『地獄の黙示録』の英題がそのまんま書いてあるし、船で川を進む際に流れる音楽はワーグナーの「ワルキューレの騎行」で、これは『地獄の黙示録』のあの有名な爆撃シーンで流れる音楽です。回想シーンでは夕焼けを背景にヘリコプターが飛ぶ映像などがあり、モロに地獄の黙示録を意識した画作りも見られます。 (劇中、『ランボー』は相当ディスられていました。僕は好きな映画なんだけどな・・・)
 映画『地獄の黙示録』は、米軍を無視して勝手に自分の王国を作ってしまったカーツ大佐という人物を暗殺するために、主人公たち一行が戦地中を進んでいく中、仲間を失い、戦争の狂気性を目の当たりにし、次第に精神的にも狂っていく様を描いていました。今作も同様に、金塊と仲間の遺骨を探しに行く過程で、人々が引きずっているベトナム戦争の負の側面が少しずつあぶり出されていき、現在の社会構造ともリンクして、仲間同士の軋轢を生むことになり、精神的にも追い詰められていく様が描かれます。この点も『地獄の黙示録』に寄せているように思えました。
 特筆すべきはデルロイ・リンドー演じるポールというキャラクターです。彼は戦後に出産で妻を失い、生まれた息子とも心理的に折り合いがつかず、PTSDの影響もあり死別したノーマンの夢を何度も見ているという、かなりこじらせた人物設定で、ドナルド・トランプ大統領の掲げる「Make America Great Again」という標語が書かれた赤いキャップを被っています。移民問題に関しても、トランプのような排他的な意見を述べたりします。彼は戦争のあとに辛い出来事が続き、経済的にもうまく行かず、その影響でトランプ大統領のような強気の自国優先主義で他者を跳ね除けるスタンスにすがってしまうのかもしれません。そんな彼は仲間たちの中でも、自分の主義を押し通しがちで、問題行動を多々起こしてしまいます。
 このように複雑な背景を抱える彼にとって、この旅がどういう意味を帯びてくるのかは映画を是非ご覧ください。一見、問題児的に見えるポールも、彼の目線で描かれる場面で、実は彼なりに抱えた重大な重荷が見えてきます。
最後に
 本作はベトナム戦争に介入した米国に対する批評とともに、差別を受けてきた黒人たちの気持ちを反映し、更にはその黒人の元兵士たちに対するベトナム人の視点を加えることで、不毛な暴力の応酬についての問題意識や、黒人が受けてきた差別の不当性、権利のために戦うことの尊さ、そしてこれまでの悲しい歴史は今も地続きの問題なんだということを教えてくれます。
 また黒人=正義だと描く訳ではなく、実はそれぞれがいろんな考えを持ってたり、いろんな背景のもと生きているという、黒人差別問題に限らず、差別や他者への寛容に対する、アツいけどフラットな視点を備えた、スパイク・リーらしい映画でした。前作、『ブラック・クランズマン』も素晴らしかったですが、最近のスパイク・リーはホント凄い。
 そして、チャドウィック・ボーズマン、安らかに。また映画を通してお会いしましょう。
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galradio · 5 years ago
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201112 庭ラジ#75
おかえりモネに出演させていただくんですけども、撮影が始まっております。
・すでに楽しく撮影はできている
・宮城県に永瀬の方はお邪魔させていただいてるんですけども
・なんか心無しかやっぱ空気の味も全然違うというか白米の味も違うし美味しいなーという感じ
・寒いっすよね、なんでかわからんけど宮城のほうが寒い感じがして(それはそう)
・お水とか飲むのも一苦労、冷たくて水が…家の水も寒いんですけど
・家にウォーターサーバーからそこから飲み水出すんですけど、ウォーターサーバーの水めっちゃ冷たくないですか?
・のみづらくないですか?若干歯にしみるというか
・お水だしてコップ半分くらいにいれてそこからお湯たすんですよ、そこに水たすとちょうどいいお湯になって。
・水のお湯割みたいな
・知覚過敏だよーという方はおためしください!
・何の話やねんって感じやねんけど
今週の王国事件簿
「永瀬、足りない!」
・撮影が始まってて、宮城県に行くのにまず“足りない”って言う時点で何か分かってると思うんですけど…
・二時間半ぐらいかかって、そこから現場まで一時間ちょっとかかるんですよ、だいたい計四時間ぐらい移動があって、足りないっていうところですけど
・ギガ数なんですよね〜!本当に
・台本とか見るんすけど、4時間もあったらさすがにもう見終わるじゃないですか
・だから最近すっげえ困ってて。今日もこの後宮城県行くんですけど
・ちょ待って、ギガ数見とくわ俺、あと何ギガどんぐらいみていいのか
・ちょっと待ってくださいね、リスナーのみなさん。これ深刻なんで!こちらからすると 
・あっ…ここ電波なかったっす…スタジオだからしょうがない
・何の動画見てるかって言うと、いつもやってるゲームと、最近パズルとドラゴンのゲームにはまってしまって
・一時期落ち着いてたんすけど、またハマってしまって
・それのパーティーのオススメ編成例みたいな感じの動画ばっか見てるから、余計に使っちゃいそう
・移動中はあんま寝れない
・新幹線の中でも寝れないし、車の中も寝れないから、音楽聞くのも途中で飽きちゃって1番良いのが動画
・前も話したけど1GB高いやん、追加1000円、1500円みたいな(200418 速度制限にかかる)
・それやったらアプリに課金する
・絶対足りんくなるから気をつけなきゃいけないな〜という事件です
「永瀬廉、おバカに遭遇!」
・最近I promiseの雑誌の取材で、メンバー5人で取材を受けていた
・その時にきしれん対談してて、インタビュアーに「最近笑ったことは何ですか?」ときかれて
・岸くん「はいはいはいはい!紫耀が言い間違いがあって〜」
・『宴もたけなわですが』ていう部分をしょうは『宴も沖縄ですが』といったんですよ、その時点で「あー紫耀バカだな〜」と思って
・それを岸さんが説明してたんですよ、よく聞くと
・岸くん「『宴もたかなわ』って言葉あるじゃないですか〜?」
・岸さんもたけなわのこと高輪っていってめちゃめちゃ間違えてる
・インタビュアーさんもタジタジで「き、岸さんそれたけなわじゃないですか?」
・岸さん「あ、ほんとだー!」っていって爆笑してて
・いやいやいや、お馬鹿が連鎖してると思って…
・らしいよねえ、へへっ♡(れんれん嬉しそうだなあ)
・高輪って白金やんと思って…
・それを聞かされてる俺の気持ちね、めちゃめちゃ面白かった
・しょうもしょうで『宴も沖縄』ってやばいでしょ
・同じような韻踏んでるだけやもん
・そんな愉快なメンバーです♡楽しく取材できました
曲:I promise
新曲初解禁!
ふつめる
「廉くんのこと大好きなFJK(高1だっけ?)です。朝ドラ出演おめでとうございます。いつも朝ドラ見ているので、廉くんが出演するなんてとても嬉しいです。廉くんに質問です。キンプリメンバーやすでに朝ドラデビューしてる大吾くんと正門くんには報告しましたか?報告した時の反応や、何かもらったアドバイスなどがあれば聞きたいです」メール
・高1で朝ドラ見てる人って結構珍しいのかな?
・だって8時って多分登校してるやん?録画してんねや、わざわざ。嬉しいですよ。(朝ドラいろんな時間にやってるよ!)
・キンプリメンバー報告した時は、やっぱなんかマネージャーさんが変わってから発表みたいな「永瀬くん朝ドラ決まりました!」みたいな
・みんなの前で発表みたいな感じだから「おめでとうおめでとう」っていうのがあって 
・大吾と正門にも報告して「おめでとう!やばいな!おめでとう!同期、朝ドラ出たやん!」みたいな。「ほんまやなぁ」って言って。そんぐらい
・アドバイスなんてもらうことなんかなくないですか?作品も役柄も違うから
・だから報告しただけですね
・楽しみにしていただけたらと思います!
ラジオネーム観葉植物大好きさん (廉:笑)
「またまた観葉植物が危機的状況ということでメールしました。秋頃から日光も弱くなりますが寒さにも弱いんです。気温10度以下を目安に室内に入れてあげてくださいね。移動できない植物は、日中も寒くて室内で育てる場合は観葉植物専用ライトを買って30センチ以上離して照らしてあげてください。ライトでも近すぎると葉焼けしちゃいます。観葉植物の三大要素は風・光・水です。風イコール換気です。冷暖房で締め切りがちですが、お部屋の空気の入れ替えも大事です。一年間育てられたら、ステップ1はクリアだと思います。寒くなるほど水やりの回数は減りますよ。やっぱりラジオを聴き続けてよかった!頑張って冬を越してくださいね」メール
・まじかー!でも全然まだ大丈夫!生きてるというか、いつも通りを保ててる
・いま換気ってやっぱしづらいやん。でもさ仕事中ずっと開けとくのも怖いやん。防犯っていう意味で
・なかなか難しい、1日おらんこともあるから、俺が家に居る間にやるしかないよね
・大事なんやね、空気の入れ替え
・観葉植物専用ライト…
・違うのよ、観葉植物置いてる場所がいちばんバランスいいとおもってて
・専用ライトを置くスペースをがなくて
・植木鉢結構高めなんすよ。高めのがあればいいけど。(高さのこと?)
・そして場所とらんやつ
・結構ぎゅうぎゅう、割と綺麗にはめてるみたいな、2つを
・ちょ難しいかも、それが無理なら日光を頑張って当てるってことよね
・うわぁ、寒さに弱いねんなあ
・(∂ω∂)土にマフラー巻いとくじゃ無理なんかなぁ?(意外に廉はメルヘンね)
・あったかくならんかなぁ?根っこの方からあっためるみたいな
・ないよね、多分ね、そんなんね
・いや〜どうしよう…俺たしかこの植物を8・9ぐらい?もっと前か…6・7月に買ってるから…あと半年かだいたい、いや8���月くらいか…
(「もっと前か」のちょっと落としたトーンのれんれんの声、癒される)
・冬が厳しいんかもね
・オッケーオッケーオッケー!了解です、ありがとうございます
・ちょっと報告していきます、どんどん
・今んとこ大丈夫です、しっかり生きてます!
「先日ハロウィンでお菓子をもらいに行かなくなったという話の中で、廉くんの北海道時代、歌を歌って近所を回っていたと言っていましたが、それは恐らくハロウィンではなく七夕だと思います。 北海道では七夕は8月7日なのですが♪ろうそく出せ出せよ〜という歌を歌ってろうそくやお菓子を貰いに回ります。お菓子がないとお金をくれる家もありました。廉君の記憶違いじゃないかと思いメールしました」メール
・このメール多数?マジで!?間違えてた俺!?はっず!(萌)
・七夕やったっけ…
・なんか歌詞もそんな感じだった気がする…
・あっ、待って思い出して来た!なんでお菓子もらいに行ってるのにろうそくなんやろうと思ってたもん、俺、ちっちゃいながらに
・そうかもしれん、記憶違いや
・しかも多数頂いてんやろ?北海道の皆さんから
・間違いやん、確実に
・逆に七夕にお菓子ももらいに行くって、北海道以外ないのかな?聞かんよね?
・あ、だからやってなかったんか!他の都道府県とか
・失礼しました!訂正します。七夕?でしたね、お菓子もらいに行くのは。
・ハロウィンじゃ何ももらってなかったか、俺
・そっかそっか北海道の皆さん、失礼いたしました。すいません。
・でも楽しい思い出でしたから。よかったですおしえてくださって!
30分ver
思い出リクエストガーデン
リクエスト/back number 君の恋人になったら
「高1のときに2個上の先輩に恋をしました。ラインのやりとりを毎日し、3ヶ月たったときに先輩を花火大会に勇気を出して誘いました。2人でいくことになりました、そのときに聞いていたのがこの曲です。卒業式に気持ちだけ伝えました。いい思い出です。」メール
・なんか〜、先輩のことって好きになりがちなんかね?
・中1と中3、今からすればどっちも若いなってなるけど、当時は大人に見えたもんね
・高1から高3もすごい大人に見えるから、大人な人に恋しちゃうよね〜
・でも気持ちだけ伝えられるってのはいいよね
リクエスト/King & Prince 風に乗れ
・風に乗れっていいのよ、ライブのアンコールでもやってたりするから
・みんな、俺も含め好きなひと多いと思います
(この曲何回目!??)
エンディング
・I promiseが12/16に発売されます
・おかえりモネに及川亮役で出ます
・健栄製薬さんのヒルマイルドのCMチェックしてください!
・これ俺今塗ってんねんけど超すごいね
・効果も一番実感できてんねんけど、ベトベトにならないってのがも〜すごいいいなと思いながら、毎日風呂上がりにお尻・背中・腕、全部塗ってるわ。だいたい脚も。(尻?!)
雑学コーナー
「廉くんがワニに襲われた夢をみたので、正夢にならないようにワニと遭遇したときの対処法を教えます。ワニの噛む力は非常に強く、数値にすると人間が60キロに対して、ワニはなんと1トンから2トンだそうです。地球上の動物で最強だと言われてるワニですが、口を開ける力は驚くほど弱く数値で言うと30キロ程度。これは平均的なお爺ちゃんが片手を押さえ込めるほど弱い力しか出ません。もし万が一廉くんがワニに襲われそうになったら、頑張ってワニの口を押さえてください」メール
・ワニに襲われてる夢をみたのね?
・大丈夫よ…アマゾンとか行かんから俺…
・お仕事アマゾンないでしょ、永瀬に。なさそうじゃない?
・(∂ω∂)行かなさそうじゃない?でしょぉ?虫とか苦手よぉ?(ロリボイスゥ〜〜〜)
・リスナーの皆さんで、もしかしたらワニ襲われることがあるかもしれないからwリスナーのみなさんに朗報ですよね
・もしワニと遭遇したら、口が開かれる前に抑えつけるってことか
・30キロしかないからおじいちゃんでも抑え込める力やから噛まれないように、バッて口抑えて
・はぁ〜〜使わんやろなぁ、この雑学…まじで
・1tから2tの噛む力っていまいちピンとこやんよね
・武井壮さん勝てる?大丈夫かなあ?武井壮さんに教えてあげたい、ぜひ。知ってるか(笑)
・いつも面白い雑学ありがとうございますー
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buriedbornes · 6 years ago
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第34話 『旧き世に禍いあれ (2) - “ブラストフォート城塞"』 Catastrophe in the past chapter 2 - “Blastfort Citadel”
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 ブラストフォート城塞を見渡せば、『城』という華やかな言葉の印象とは遠い、石造りの堅牢な風貌は砦のそれと言っていいだろう。
 スヴェンはこの建造物も元は修道院だったと噂では聞いていた。ただ、城塞に研究所を設けた時には既に砦として使われていて、実際のところどうだったかは、皆目見当がつかない。むしろ験を担いだ誰かの作り話ではないかと考えていた。作り変えられた施設にしては、礼拝堂だったと見られる建物もなく、険しい斜面をわざわざ切り出して作られた来歴の割には、この地に作られた由来すら記録に残されていないのも疑念の余地がある点だった。
 城塞と名を冠しながらも、城壁の内側に市街はない。居並ぶのは兵舎や倉庫、そして厩舎などの背の低い軍用の建物で、全てが同じように暗い色をしていた。
 はぁと深い息を吐く。その息は白く、スヴェンは体をぶるりと震わせた。外套の襟を直し、足を早める。
 短い秋は瞬く間に過ぎ去り、もうすっかりと冬だ。視界に入る山岳はすっかりと白い雪に閉ざされている。ブラストフォートは年中気温が低く、1年の半分以上は雪に覆われている。
 この城塞は、トラエ、ラウニとソルデの三国間で起きた紛争の中心地となった。三国の国境線が交わる丁度中央地点で、思惑も戦線もぶつかり合った。互いの国へ進攻するに際しても、ここを通らず他二国に兵站を送るにはどうあってもリスクの高い迂回が生じる関係で、攻めるも守るも、話はまずこの城塞を手中にしてから、という事情もあった。この要塞を抑えた国が勝つと信じられ、激しい争奪戦が目下進行している。
 トラエがこの城塞を維持し続けられているのは、”軍神”ゴットフリートのおかげだ。不敗を誇るゴットフリートは、皇帝の厚い信望を受け、ブラストフォート城塞に陣を敷いた。ここを確実に堅持し続けることが、即ち勝利を意味する。武勲で比肩する者のいないゴットフリートが此度の采配を受けたのも、当然の帰結であり、疑いを示す者もいなかった。
 対するラウニやソルデもそれを理解していたからこそ、戦火はさらに激しくなって行った。トラエ無双の英雄が、史上最も堅牢を誇る城を守護している。つまり、ここを打ち崩したもの、あるいは守り抜いたものが、この戦争を制するに等しい。この三国戦争の顛末を決定づける、天下分け目の決戦地の様相を呈していった。
 ゴットフリートは戦場で一度もその膝を地面についたことはなかった。スヴェンが城に派遣されて3年、ブラストフォート城塞は今もトラエ帝国領���ままだ。各地で名を馳せたどんな名だたる英雄が攻めてこようとも、この城塞を越えた者は未だかつていなかった。
(砦としての適切なつくりと、それを最大限に生かす武将……。理屈で言うは容易いが、それがこうして揃い立つと、これほどまでに守り抜けるものなのか)
 スヴェンは眼鏡のブリッジを押し上げて、先を急ぐ。その手は幾冊もの分厚い魔術書があった。
 激戦地とはいえ、兵糧が乏しくなるこの季節には大きな動きも見られなくなる。天候によってはなお一層、双方ともに大人しいものだ。攻めあぐねた敵軍に二面三面と包囲されながらも、ブラストフォート城塞はまるで平時のように静まり返っていた。
(ああ……どうしてうまく行かないのだ……)
 城塞の中にある研究室の扉を開ける。
 真っ暗な部屋を、たったひとつのランタンが照らしていた。本来はもっと採光がいい窓があったのだが、スヴェン自身が本棚で潰してしまっていた。外光は観測を伴う実験に不向きだ。
 城塞の中の、私の城。眼鏡を再度押し上げて、ふふと短く笑う。
「次はうまくやってみせる……この書こそ本物だ、今度こそ……吾輩が見つけるのだ」
 ぶつぶつと言葉を口の中で繰り返しながら、長い執務机の上に置かれていた書類や本を床にすべて落とし、新しい本を置いた。
 本棚やコートハンガーにかけられた外套、並んだ靴などは嫌と言うほど規則正しく、寸分のずれもないように置かれているというのに、余程気が高ぶっているのか、今は床に落ちた本たちを気にして直すそぶりもない。
 大きな椅子に腰かけて、その本を開いてページを手繰り始めた。
 世界を知るということに限りはあるのだろうか。スヴェンは幼い頃からずっと考えていた。世界を知るためにありとあらゆる本を読み解き、特例を受けて最高学府に進級したときも、当然のこと、以外には特に何も思わなかった。神童と呼ばれ、世界の知識を見る間に吸収し、未知の研究に邁進し、知性で遥かに劣る両親とは縁を切り、知こそが価値とする者達とこそ縁を深め、生きてきた。
 ――この世界は、一個の生命だ。
 そう悟ったのはいつのころだろう。それからスヴェンの関心は世界の表層を辿ることではなく、世界の成り立ちの根源を掴むことに移った。
 この感覚までも理解し共有できる者はさすがにいなかったが、スヴェンは気にすることはなかった。目的と到達点は明確だったからだ。
 世界が生まれた瞬間を見る。つまり、過去へ遡行しその瞬間を観測することが出来れば、世界が生命であり、巨大な有機体であり、何がどうやってそれを作り出したのかを証明できるのではないか、と考えた。菌類はそれぞれの菌根で膨大な情報網を作り上げることで知られている。ならば世界は? 世界と世界を構成する生命や物質との関係も、似たものではないのか?
 夢を見ていると言われた。気が狂ったとも。けれど、スヴェンは時間を移動することに執着し、トラエ皇帝はスヴェンの情熱に理解を示した。思えばこんな突拍子もない目的に意義を見出す皇帝というのもまた、妙ではあるとは思った。皇帝にもまた、過去に遡行する事で成し遂げたい、”過去に戻ってでもやり直したい何か”が、心中にあったのかもしれないが、それを聞き出す術をスヴェンは持たないし、スヴェン自身興味もなかった。少なくとも、時間遡行がもたらしうる皇家の安定、全ての危険を排し、あるいは時を超えて未来の悲劇を食い止め続けて、皇家そのものを永遠に君臨させる、という”表向きの”理由――そのために、皇帝はスヴェンを支援することを決定し、臣君達も、やや半信半疑ではありながらも、それを支持した。
「これだ」
 今日も皇帝に頼んでいた奇書が届けられた。
 スヴェンはブリッジを押し上げ、眼鏡の位置を直す。正常な観測のためには、眼球とレンズの距離は常に1.5cmを保たねばならない。立ち上がろうとして自分が先程叩き落した本を見やり、露骨に眉をしかめる。頭の中を整理し終えて一息ついたら、急に普段の几帳面さが顔を出した。手早くそれらを元あった場所へそそくさと戻して、室内を完璧に揃え、部屋の中心に立った。
「まず、魔石を用意して……」
 木箱に詰めてある魔石を取り出し、机に置く。魔石は貴重な資源である。研究には大量の魔石が不可欠だった。魔石なしには、相当な魔力量を消耗する実験を繰り返し行うことは出来ない。ブラストフォートは戦地だ。当然、魔術師部隊が使うために魔石も大量に集められていたが、落城までには湯水のごとく消費されていた魔石も、入城し防衛に転じてからは、ゴットフリートを中心とした白兵戦主体の迎撃戦において、これらが投入される機会も乏しく、結果余剰が出ていた。山と積まれた荷物を運び出すにも、労力がかかる。それならば、国内にいる魔石を必要とする人員が、逆にブラストフォートまで来れば良い。研究をする場所としては些か物騒な地ではあったが、自由にできる大量の魔石が得られる機会には代えがたかった。スヴェンは二つ返事で前線まで足を運んだ。研究には様々な代償がつきものだ。それを理解してくれる後ろ盾を得たスヴェンは、他の誰よりも恵まれていると言えるだろう。
 取り上げたいくつかの魔石の中から、更に質の良いものを選ぶ。一番大きいものはナリだけで中身は薄く、魔力自体は少ないようだ。ページをたぐる仕草に似た動作で、一粒ずつ指を触れては次の石に触れ、研ぎ澄ませた感覚で内容量を確認していく。最後に触れた人差し指ほどの魔石が最も密度が高く、多くの魔力を秘めていた。
「よし……よし……まずは一時間前に戻る……そうだ……」
 長い間研究し、様々な方法を用いたが、まだ成功させたことがない。
 スヴェンも焦り始めていた。戦火は年を追って激しさを増している。今は冬期で戦線が膠着しているが、雪が溶ける頃にはまた激化される。2国がこの城塞を攻め、帝国は防戦し続ける。魔石の余剰が出ているのも今だけだ。魔石の消費量も年々増え続け、そうなればいつ自分に回してもらえる分が枯渇するとも知れない。そう考えれば、時間は限られている事になる。一度でも成功させられれば、魔石を消耗する前の時間に何度でも戻って、ほぼ無限の実験を繰り返し、術式完成を確実なものにすることが出来る。それが理想であり、今の目標だ。勿論この方法は戻る人間の肉体時間の経過は加味されておらず、スヴェン本人の寿命の解決という課題が残ってはいるが、禁術に手を出せば、その辺りは時間遡行に比べれば造作もないだろうと見当がついていた。
 本のページを睨むように再度読み上げようとした時、パチン、と何かが弾ける音がした。ふぅっと風が頬を撫でる。
 音がした方向を振り向いて、スヴェンは動けなくなった。
 空間に大きな渦が現れたのだ。
 その渦に向かって風が吹き込んでいる。
「おお!」
 未知なる光景に弾んだ声を上げる。
 まず渦から出てきたのは、手だった。男の両の手が伸び、時空の切れ目をこじ開けて、その姿を現した。これから始めようとしていた実験によって、数分か数時間の未来から自分が戻ってきたのではないか。どうやら、今実験している術式は成功したのではないか。歓喜に身が打ち震える。
 単純な転移魔術など、スヴェンも何度も見たことがあるし、日常的に行使している。周辺空間に生じた歪の性質や姿の現れ方から、今目の前で行われているものは、通常のそれとは質が異なることは一目で判断できる。それは”理論上、時間遡行が成功すればこのような形で転移が成されるだろう”と想定した結果そのものだった。
「スヴェン博士か?」
 渦から現れた男に尋ねられ、スヴェンは驚いて身を竦めた。
 男は自分の身なりに気が付いたのか、ゴーグルの中の目を丸めて、被っていたマスクを外した。城塞の戦士たちよりも重装備だが、防寒具として見ても、防具として見ても、異様な姿をしていた。それはむしろ、ガスや毒に汚染された領域に立ち入る者が使う防護服に似ていた。
 男は軽く会釈した。
「僕はフィリップ。スヴェン博士で間違いありませんか?」
「いかにも、吾輩はスヴェンだが……」
 答えながら、興奮で何度もメガネを押し上げる。
「僕は未来から来た」
「おお、やはり! では、未来では時間移動の方法が確立されたのか! 素晴らしい! 素晴らしい!!」
 スヴェンは無邪気に飛び跳ねた。
 悲願だ。
 奇跡が目の前で起きたのだ。経緯こそまだ判然としないが、宿願が果たされたのだ。
「その方法が知りたいか?」
「ああ、無論だ。吾輩にとって、生涯をかけた研究の成果だ!」
「僕の生きる時代にはその技術は確立している」
 身の内から湧きあがる感動に震える。長い時間をかけた研究が実を結ぶのだ。喜ばない人間がいようものか。
 スヴェンはズレたメガネを何度も押し上げ、唇をペロリと舐めた。
「未来では、あなたの完成させた基礎を発展させ、実際に過去に飛ぶことが出来るようになった」
「そうか……そうか……! それで」
「研究資料はある。それを渡してもいい」
 フィリップと名乗った男は荷物からひとつの本を取り出して見せた。スヴェンは手を伸ばしたが、ぴたりと手を止める。
「……吾輩は、基礎を完成させた……?」
「ああ、そうだ」
「つまりは吾輩が術式を確立させたわけではないのだな」
 基礎を完成させた研究者が自分だとして、その先、実際に技術転用することは別の次元の話になるはずだ。魔術、火薬、物理……この世の全ての技術はそうして生み出されてきた。小さな研究の成果を種として多くの科学者が取り組み、発展的に理論を大成させていく。芽吹いたものを育てひとつの大樹とするにはそれだけの手間と時間と閃きが必要になる。
 今までもスヴェンは『時間遡行の第一発見者』『行使者』となるために、寝食を忘れ、周囲から気味悪がられるほど、研究に必死で取り組んできた。
 それでも時間が足りないと感じていた。その肌感覚は間違いではなかったのだ。
 目の前に提示された本は確かにスヴェンを求めた結果に導くだろう。
 だが、同時に自身の敗北を決定づけるのだ。己の力量だけではここには辿り着けなかったのだと、認めることとなる。
 フィリップは静かに逡巡するスヴェンを見ていたが、やがて、微笑みながら頷いた。
「これは’’真実’だ。研究者としての矜持はさておき、”真実”を知りたくはないか?」
 スヴェンはハッとして顔を上げた。
 真実。
 私は何のためにここまで進み続けてきたのか。
 彼が言っていることが正しく、自身で術式を完成することがなかったとしても、それは過程に過ぎない。私が目指していたものは、あくまで”真実”ではないのか?
「もしも、それをいただくと言ったら? 何が望みだ?」
 心のどこかで、素直にそれを受け取る事に呵責が生じていたのだろう。だから、それを受け取る事を、無意識に合理化したがっていたのかもしれない。未来から来た男に対価を返すことで、”真実”を受け取ってしまう自分に理由を与えようとしていた。
 予見した通りにスヴェンの瞳に灯った貪欲な光を見出して、フィリップはにやりと笑った。
「城塞内の警備情報をいただこう」
「警備の? 何故だ?」
「知らない方がいい。あなたには関係のないことだ」
「……そもそもお前は、何のためにここにいるのだ?」
「知れば、来たるべき未来のことも伝えねばならなくなる。必要以上に過去を変える事は避けたい……ただ、必要なものがあるとだけ。それを持ち帰る事だけなら、この時代の歴史には影響しない、それは保証しても良い」
 まるで台本があるかのように、フィリップは淀みなくスヴェンに語り掛ける。
 未来から来た。それは間違いないだろう。スヴェンが口外もしていなかったはずの、仮説段階の転移の様子そのものが目前に展開したことで、疑う気持ちなど寸分もなくなっていた。受け取った資料に目を通せば、そこからもまたフィリップが未来から来た事が真実であるという証拠を得る事もできるだろう。ただ、もう一声、フィリップが信頼に値するという、自身が”真実”を受け取る事に感じる呵責を打ち消すだけの理由を求めたかった。
「受け入れたいのは山々だが、警備情報をとなると難しい。未来から来た事が仮に真実でも、君がトラエ以外の人間であったならば、私の立場からすれば利敵行為に与しかねない事になる。理解してくれるか」
 スヴェンはこう言い放ちながら、内心で自嘲した。スヴェンは、フィリップがトラエの人間である事を証明してくれる事を期待していた。彼があらかじめ私の呵責を砕く準備までした上でここに来ていると、察しが付いていた。その上でこんな事を方便にするのは、戯曲を棒読みする姿を見透かされるようで、歯がゆかった。
 フィリップは答えをやはり用意していたようで、間髪入れずに分厚い上着のポケットから、ひとつのネックレスを取り出した。金色のネックレスは傷がつき、古いものだった。スヴェンはその取り出す様を見ながら、やはり見透かされていたのだと、思わず赤面した。
「開けてみてくれ」
 スヴェンはおずおずと受け取り、開いた。そして息を飲む。
「これは……!」
「一緒に映っているいる赤ん坊が僕だ」
 一目見て分かった。写真に写った男は、ゴットフリートだ。城塞の食堂で目にした、岩でも噛み砕きそうな厚い顎、豹を思わせる眼光、右頬と左こめかみに負った特徴的な傷跡。スヴェンの知るゴットフリートよりもかなり年を重ね、白髪や白髭を蓄えた風貌で笑っていた。
 ――未来だ……。
 スヴェンは、ごくりと息を飲んだ。
「あのゴットフリートが、人の親、果ては老人か……。戦場で死ぬような者ではないとは、思っていたが」
「祖父は一族の誇りだ」
「……分かった。警備情報を渡そう。だが、本当に面倒事は起こさないのか……?」
「表立っては何も起きないから、安心していただきたい。この時代には捨て置かれたものを、持ち帰るだけだ」
 スヴェンには、その言葉の意味まではわからなかった。
 その後の逡巡を見越したように、ゆっくりと研究書をスヴェンに差し出す。
「戻れる先は魔力の量に左右される。魔力を1点に集中すればいい。杖を使えばいいだろう」
「お……おお……」
「この本に詳しくまとめられている。運命は、未来は変わらない」
「本当に?」
「あなたが、あなたのために使うだけに留めれば、自ずとそうなるだろう」
 答えないスヴェンの胸に、ドンと本が叩きつけられる。
 その感触に、スヴェンの理性はぐらりとふらついた。
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 月が高く上ったのを見上げて、フィリップはゆっくりと山岳の斜面を進んだ。姿勢を低くし、音を立てないように。
(……不安はあったが、狙ったタイミングに戻れたな……)
 グレーテルと徹底的に城塞の歴史を調べた。
 激しい攻防戦から間がなく、その後しばらく戦闘がない、天候が落ち着いている時期。かつ、当日の天気が晴天で満月であること。
 いくら協力を得ることが出来て警備の状況が把握できていても、誰もいないはずの山の斜面で灯りを用いて、遠目にでも見つかる危険を冒すことは避けるべきだ。暦を遡り、目途をつけたのが今日この日だった。
 斜面には雪が積もっている。この積雪から数日、戦線に動きはなかったと記録されている。束の間の平和。だが、その直前には、この斜面で、たくさんの人と人が殺し合ったのだ。静寂に包まれた雪景色の中、あちこちに矢が突き刺さったまま放置されていた。戦闘の跡だ。
 左右を見渡してから、フィリップは一番近くの雪を掻いた。そこにも矢が刺さっている。
(……矢先の雪がほのかに赤い)
 山岳地の雪らしく、水を含まないさらさらとした雪で、払えば埋もれたものが簡単に姿を現す。
「……あった」
 雪の下には、傷の少ない兵士が眠るように倒れていた。
 念のため体を検めるが、四肢も無事で、背中に矢を受けた痕があるだけだ。専門外だが、転がした下の赤黒い土の色から察するに、死因は失血だろう。
 こんなに状態のいい屍体を見たのは、いつぶりか。
 ここはまさに、フィリップにとって宝の山だ。
 見渡す限り、無数の屍体が隠されている。先日攻め入ってきたが退路を断たれ、殲滅の憂き目にあったラウニの一個師団がこの斜面に眠っている。
 ざっと見積もっても数千から万を超すだろう。 この雪の下にある屍体さえあれば、それらは全て、二人が未来で戦うための手足となる。計り知れないほどの戦力だ。
 グレーテルも転送を待っているだろう。と言っても、未来で待つ彼女の方からしたら、突然数千の屍体が目前に現れるような形になるのかもしれないが。
 兵士を完全に雪の上に横たえてから、フィリップは術式を展開した。過去に遡行することに比べ、未来に送ることは難しくはない。状態が劣化しない静止した時空間に屍体を閉じ込める。そして、ある特定の時期に来たら、閉じた時空間から屍体を現実に表出させるように仕込んでおく。川の流れを下るように、時の流れに逆らわずに未来へ向かうのであれば、身を任せるだけで良い。逆に、流れに逆らって上流に向かおうとするには、莫大なエネルギーを要する。それが、時間遡行研究者たちがたどり着いた、ひとつの答えであった。
 遺体はぼぉっと青白い光に包まれて、ふっと消えた。
 成功だ。
 こうして閉じ込めた屍体全てが、グレーテルの元で姿を現すだろう。彼女も状態のよさとその数に感動するはずだ。周囲を見渡し、笑みが溢れる。
 屍体の数は多ければ多いだけいい。フィリップは近くの雪中を再び探り始めた。
「ん? なんだぁ?」
 突然降ってきた声に、フィリップはぴたりと動きを止めた。
 振り向けば、豪奢な装備に身を包む屈強そうな男が、首を傾げながらこちらを見ていた。ありえない。
「――……巡回はいないはずじゃ……」
 スヴェンから得た警備資料は棚から即座に取り出されたものであって、あの場で嘘を取り繕うためにあらかじめ用意できるようなものではなかったはずだ。
 だからこそ、その内容を信じたフィリップは夜を待って行動を開始したのだ。
「巡回なんざしてねえさ。散歩してただけだ」
 男は野太い声で言った。
「しっかし、誰だ、お前は。さっき屍体を掘り返してたよな?」
「……何のことだ」
「おいおい、しらばっくれても無駄だ。見てたぞ。目の前から消えたんだからな」
 失敗した。
 頭の中で思考が急回転を始める。どうやってこの場を切り抜ける? 取り繕うか、命を奪い口を封じるか、逃げるか?
「転送魔法か? それで屍体を運んで何しようってんだ」
「それは……」
 なにかうまい口実はないか、言葉を手繰ろうとするフィリップを待たずに、男は叫んだ。
「戦場泥棒は重罪だぜ!」
 雪をギュッと踏みしめる音を立てて、男はフィリップに飛び掛かる。
 やるしかないか。
 咄嗟に、重力歪曲《グラビティプレス》の術式を展開する。
 跳躍し上向いた兜の中の顔を、月明かりがはっきりと照らす。豹のような眼光がこちらを見据えていた。一瞬、フィリップの胸中に幼い日が去来した。
(――……ゴットフリート爺さん!)
 逃げなければならない。話も通じない。殺してはいけない。
 月明りを背に大きな影が落ちる。
 フィリップは咄嗟に術式を変じて、空間移動《テレポート》に切り替えた。短い距離であればすぐに展開して移れる。
 鈍い音を立てて、ゴットフリートが鞘から引き抜いた剣が雪に突き刺さる。さきほどまでフィリップが立っていた雪の跡は、衝撃で爆ぜて消え失せる。そのまま、目線を数歩先のフィリップに向ける。
「はっ、やっぱり転移か。ラウニの連中は知ったこっちゃねぇが、ここには俺の隊の奴も幾人か眠ってんだ…」
 雪から剣を振り上げるように引き抜き、巻き上げられた細かい雪がまるで煙幕のように広がる。視界が真っ白に染まる。
 フィリップは咄嗟に腕で顔を庇ったが、視界に影が過る。
(まずい!)
 二度目の転送が一瞬遅れ、避け切れなかった。ゴットフリートの剣先は肩から胸にかけて切り裂く。傷は浅いが痛みによろめく。
 雪の影から突きを繰り出したゴットフリートは、目をぎらりと輝かせる。
「魔術師相手は滅多にやれねえんだ。面白えな……!」
 まともにやり合ったら、殺される。
 運が悪すぎる。
 本気でやり合ったところで、ゴットフリートに勝てるわけもない。仮に勝てたとしても、祖父である彼を今この場で殺したら、未来から来た自分は一体どうなる? 前例がなく、全く予想がつかない。年老いてからも人の話を全く聞かなかったあの男が、戦場跡をうろつく怪しい男が語る”理由”なぞ、おとなしく聞いてくれるはずもない。殺さずに無力化出来るような術も持ち合わせてはいない。
 なんとかやり過ごして、逃げるしかない。
 再度テレポートをしようと身構えたフィリップに向かって、ゴットフリートが大きく踏み出そうとして、ぴたりと止まった。
「……なんだ? 臭ぇな……」
 眉をぐっと止せ険しい表情で辺りを見渡す。
 確かに何か匂いがする。嗅いだことのない匂いだ。
「屍体の臭いでもないな……なんの臭いだ……?」
 唐突に、その匂いが一層強くなった。
 屍体は確かに掘り返した。けれども、この気温で、雪の下にあった兵士の体は腐敗するはずがない。凍てつき、匂いもなかったはずだ。
 腐ったような、けれどももっと酷く脳を直接刺激するような……嗅いだことのないほど異臭。
「……うっ」
 胸が悪くなる。
 ゴットフリートも片手で鼻を抑えながら、周囲を見渡した。
 ふたりの視点が1点にとまった。打ち捨てられた盾だ。放り出されて地面に突き立ったままのそれが、奇妙な黒い靄に包まれている。
「おい、小僧、お前の術か、ありゃあ?」
 ゆらゆらと噴き出ていた黒い煙の密度が増す。
 フィリップは自分の背中が粟立つのを感じた。
 あれは、だめだ。
 理由はわからない。ただ、本能が叫ぶ。けれど、足が竦んで動かない。
 盾を包んでいた煙は次第に細くなり、盾と地面が成す角から勢いよく噴き出した。そして、その煙が見たこともない不気味な黒い猟犬の姿を取った。
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~つづく~
原作: ohNussy
著作: 森きいこ
※今回のショートストーリーはohNussyが作成したプロットを元に代筆していただく形を取っております。ご了承ください。
旧き世に禍いあれ(3) - “猟犬の追尾”
「ショートストーリー」は、Buriedbornesの本編で語られる事のない物語を補完するためのゲーム外コンテン��です。「ショートストーリー」で、よりBuriedbornesの世界を楽しんでいただけましたら幸いです。
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siteymnk · 2 years ago
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平原まこと 50周年 メモリアルコンサート@東京国際フォーラムCホールへ。
平原綾香のお父さん、昨年急逝されたSax奏者の平原まこと氏の音楽活動50周年を記念するコンサート。平原綾香、姉のAIKAと縁のあるミュージシャンが縁のある作品を演奏。
正直、よく分からないでチケットを取ったもので、ファンの方には申し訳ない。それでもまこと氏の経歴や人となりはしっかり伝わってきたし、何よりコンサートの内容が素晴らしかった。
このコンサートのコアとなる仕掛けは、まこと氏が生前録音した音源からSaxパートのみを抜き出し、ステージの生演奏と同期させる事で”共演”するという試み。これ、けっこう大変なはずなのだが、何の解れもストレスもなく、見事に”共演”していた。ご苦労が偲ばれます。
スペシャルゲストはさだまさし。同郷で且つバックバンドで共演した絡みで、家族ぐるみのお付き合いだったそうな。ある種の追悼イベントでこのタイプの人がいると良い感じだった。
そして中心となるのが平原綾香。進行役と共にゲストとの共演、自身も父親との”共演”を果たし、見事なステージであった。
やはり、平原綾香は数少ない「聴くに値するシンガー」だと思う。思ってたより更に上手いなと思った。
客層がこれまた色があって、どちらかというと平均年齢は高め。且つ思いの外、おじさん〜お爺さんが多かった。あと、悪そうな人は皆無ね。みんな礼儀正しそうな感じ。割と納得。
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esoterics-posts · 2 years ago
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夢の中で
某宗教の尊師、徳を積んでいるが霊的なパワーに執着している。生きている間は必要な食べ物、山芋とパスタ?超能力で治す形而上の存在と副作用の心配。光と色で治す塗料の帯のあるローブを着た精神科医?何もが毒にならない程の耐性が付与されている視覚化された化学構造体がある。『脱洗脳』
夢の中にて
地球近似惑星が山程視える。霊は夢の中では行き来できるようだったー。どの惑星に入るのも中がどんな状態になっているのか?数ある中でどの惑星に入れば良いのか?分からないー。
ところで、現在の霊的ヒエラルキーは金星から1,850年前に地球にやって来た一団であるー。『異惑星』
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①主観、③客観、②④⑥間主観性
①頭脳、②直感、③理解の光線、④想像力に依る洞察、⑤記憶知性、⑥論理的思考、⑦創造的技術(スキル)
⑤記憶的知性の欠如に依る③数学的理解の欠如、⑥歴史的記憶の欠如、⑤化学的構造、⑥夢、①②④⑥⑦素粒子の想像力のシニフィアン、シニフィエのシーニェ。
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夢の中にて『筏が2つ』
振り向くと街並みが一変。疑うデイケアメンバーはもういない。行き道を戻ると来た道だと隠秘学的に文字が暗示。逆を向いて老女の一団を右手にーさて、電車に乗りたいが物価!古びた電車の撫でられ看板のある駅舎にて12500円超の掲示。両替の為に駅員に話しかける処で目覚め。
夢の中で
昨日、在りし日の昔の姿の同級生O君が余りにも不釣り合いな驚くほど背の大きな茶色の犬を連れている。直ぐ後の現実の予知夢?だった。
その後のテレビの国際ニュースで海外で犬と一緒に喜んで授業を受ける子ども達とそのユニークな取り組みが放送されていたー。『#元型』『#集合的無意識』
限界次元
夢で、英語のロゴがある2つのスタジオが併設されて並んでいて音楽の授業に遭遇する。ある講師に依れば4次元時空を越えた時点でsoupDimensionsの中で人は輪廻できずに死んでしまうー。赤の方のChristMaitreyaに出逢い脚を踏まれた事を言う。自転車に乗りながらイヤホンから音楽が聴こえる。
夢の中で
じゃがバター(ジャガバイト)
上戸彩さんの声で、「メキシコ🇲🇽はマヨジャガだから速いんだもんねー。」(そんなわけない?)アプリが顕れてタップしたら1Gだけ爆速!
スマホでWi-Fiでも予想外(ヨソウガイ)に速かった。(ヨソウガイです。)
iPadとAppleペンシルはアーティスト向けですー。
夢の中で
母が三菱の書いた文字が送れられる鉛筆?の端末?を紙袋一杯に買ってあるのを見ていた。
肉体に対して、抽象的な状態と光子について意見に述べようとするがかき消されて声が出ない。
肉体頭脳・機械頭脳・素粒子頭脳・生物的コンピュータについてのアイディアについて構想を巡らせていた。
夢の中では
有名衣服ブランド✕非営利団体✕『建築』
イブ・サンローラン プラダ グッチ エルメス
シャネル などが別々の施設に重ねられている。
H田先生の所持の西洋修辞学の本 光 闇 炎 氷 水 風 雷 毒などの英語の類義語の属性が文学的文体で書かれているものを読んでー。『文学』
#宇宙レベル
頭を下げて無頼漢や商人や王族や盗賊や諸侯などがクリスタルや魔石などの戦利品と自分の処遇を全部預けて配下になってしまうファイナルファンタジーシリーズの雄大な星のストーリーで、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)と統一された物語でした。
夢の中で半分失神してしまいましたー。
イエスとゾロアスター
夢の中でー神の光線で🇬🇧から🇩🇪にトランスワープ。神は一者。独国なのに英語を話すぼくを笑う輩。ドイツ人の想像力(①即物、⑤化学、③進化論、④創造性のヴァリエーション)哲学的異文化の霊的な相互矛盾と⑦多様性と豊穣さについて居酒屋で哲学するー。『#創造論と進化論』
夢の中で
視察中に首都直下大地震が来て核融合炉から火が出て、安全装置が働くから待てと言われて爆発してぼくは必死で窓に何本にも張り巡らされたポールにしがみついて事なきを得たー。命からがら皆がビール🍺を飲む砕けた祝勝会場��ような役員会に参加した。与党や政治家に個人的な恨みはないです。
夢の中で
O野くんとテストを受けているが、子どもの頃のようには頭脳に偏極がないから上手く解答できない。文章題は難解だから飛ばして分かる所だけ解く様に言われる。やっぱり、肉食は霊的には良くない様です。再テストを受け、終了後に音楽アプリの会で会おうと、別れた。後で西洋人が集合したー。
夢の中で
次元の間の神竜が守るラグナロク攻撃力140と、
聖なる剣のエクスカリバー攻撃力110を二刀流で
(騎士剣は片手持ちは重たくて無理。ナイトでも両
手持ちが普通!)携えた、よしひろが、攻撃力140
セイブザクイーンを携えた英国のキャプテンディッ
シュと闘い、ほぼ互角に渡り合ったー。
夢の中で
今は亡き愛犬のミニーを呼んだら直ぐ側まで来てくれた。恥ずかしそうにクッションに顔を伏せて見せた。ぼくが愛しているのを知っている様子。名前を何回も呼んだ!愛してくれて💖ありがとうー🌟
生前、ぼくの想いに答えて愛してくれた。束の間でも想いが通じて、ぼくは幸せだったよ。(^ω^)
夢の中で
ぼくの生涯で1番大好きな声優さんの事をテレビで観て、また、人生の最期にも会いたいと思う。S原君や家族にバレて笑われる?急いでチャンネルを変えた。N田君が自分の #素粒子 と #分子構造 の描かれた診察用紙を見ている。ぼくは素敵な #SONY?の少し分厚いタブレットを持っていた。
メランコリー
夢の中の卒業制作展において第4光線の故に葛藤を通しての調和の光線が多く、作品の模索の時間が思いの外、長く懸かる。3つの光線のバランスをK崎先生と話し込んで、大きなモノではなくて小さな作品でも良い。T君の世界観に引き摺り込まれた本が書店にあり、其処で作品に出逢うー。
夢の中で
高校の夏休みの補習に参加せず後悔。下級生?がいる。家の目の前が本屋で自宅の書庫に山程購入した本。その中から、イタリア語の詩集、文法、を手にする。肉食をしなくても、#プラーナ(#光子 #エーテル)からエネルギーを取れる人は #見る人 #プルシャ #霊我 #大師 #Adept #アデプト に近い。
日向さん
⑥双魚宮の女子高の卒業式の先生と生徒の中に『覚者方』(⑤段階)の1人として参加している。と、皆に見えているようなので詳細を話す。告白の後、目が覚めて母の眠る現実の中の自宅に帰ってきたらカイダンに彼女の姿が視えるが、目が覚めて、まだ身体持ちのぼくは⑦宝瓶宮の初めの方にいる。
夢の中で、
返すべきか?
ヨハネ黙示録は危険だから、読んではいけない。
キリスト・マイトレーヤはダリの真我である?ぼくの愛する人が桁を間違えて、緑豆を280個も頼んでしまった。うんざりするほどの量で食べきれない。一緒に居てくれた幸せー。隣には幼稚園児。➕の型の天井のある部屋で待機。
エセO村隆史、T島君がリーク、ぼくの機械での所業にクレーム。ほぼほぼ、生きている間に覚者にはなれない。ダ・ヴィンチ、ゾロアスター、イエス・キリスト、クリシュナルムルティ、他でもギリギリ届かない。生まれつきはクリシュナ、孔子、ティアナのアポロニウス、キリスト・マイトレーヤ、他。
夢の中の夢
寝ていたら28000円のTMNetworkのガジェットが当選しましたとの紙製の広告を母と父と見る。夢の中で視えた通りに、試しにデモ機を弾く。小室さんがトレーの上で1つ目に、ぼくは「会うときは其の姿で良い」軈て🐍に。蛇が通路の左の部屋に入る。ぼくは真ん中の部屋。其処で目が覚めたー。
夢の中で
③物質性が高くない②④描画を模索し、④音楽を聞きながら絵を描いている。
自宅のステレオで④②電子音楽を聞きながら、③⑦絵を描くことよりも④音楽を④③作曲することを夢見ている。
プレイステーション(白水晶)でストⅡ。睡眠中に波動拳、昇龍拳を操作した。
寿司で③玉を食べる。
マスター🌟🌟🌟
#宇宙人 ー『プロメテウスの交響詩』 次元拡大
#地球人 ー『文化人類学の本』 平面張力
瞑想と発見の文体 #クリシュナムルティ
#ベンジャミン・クレーム
妄想 #ダリ全画集 
#キリスト・マイトレーヤ
#宮村優子 #新世紀エヴァンゲリオン
#FFRK  #ファイナルファンタジー
夢の中で
ダリの薄い画集(新品)本人が表紙になっているものや、違う製品を含むものが他にも何冊もある。画集の高い方の一万円越えの値段のものにはぼくの言葉が入る?異なる次元の違う作品集が、重ね合わせるように、夢の中では、現実を越えて、超現実の中に、複数同じに存在できるようだったー。
夢で
結構広い間取りの素敵な部屋に元気な母が🇰🇷韓国語を聞く。来世が在ることが分かって、「きっとエネルギーが導くよ!」すっかり元気に。ぼくはFF7を大きなテレビでゲーム。テレビ中継。登校。昼食に恋人に会うために、30分も車で運転。女性は居合いの、アピールするも希望者多数にて時間切れ。
夢の中で
お爺さん想いの孫がいる老人養護施設にて死について話す。タモリさんに、「生きているという現実は依然として其処に在り、生きている以上、皆、死んでしまう。」ドッキリを仕掛ける女性の罠に、知らない振りをする自分と、隠れた場所から驚かそうとする2人の女性看護婦の漫画の姿が視える。
夢の中で
氷の結晶のアイコン(実際に手で持てる薄いCG)を
手にしてゲーム開発者の集い。第六光線は群青ではなく青緑にすべき事を覚る。はい×3、遊ぶのをやめました。
部屋程もある猫に襲われそうになり、もう少しでタブレットを割る所だったー。
60歳になって、幅広い見解を持つ者を弟子にした。
自分の部屋には壊れた?プレステと重なるように置いてあった(レコード盤?ポートフォリオ?のように薄い物)。寝ている筈の父の横に外付けHDのついたPC?でCDのバッハがかかっているのをCDを替えようとすると父が起きて、「人が寝ているのに、お前が出張してくれたんか?」と聞かれて目が覚めたー。
夢の中での洞察
⑦物質性の大主方の悪の住処は固まって動かない。太陽の黒点運動を観測していたレオナルド・ダ・ヴィンチは予めイニシエートのリストをベンジャミン・クレームに書かせて、自分の生涯の食べる量と寝る時間を計算して、丁度、自分の役割を全て果たして、死なずに次元が固まるのを希望。
信仰
夢の中で、薬を求める若者でいっぱいだったが、母が帰って来ると、皆が蜘蛛の子を散らすように逃げ去った。壁には一面に顔面崩壊した死人のように悲惨な相貌の面々の写真。「ティアナのアポロニウスを信じなさいー。」水色のカバーのAndroidのタブレットを(神様が)夢の中で作ってくれたー。
マスター
夢の中でも、ぼくのゲームの腕は、まあまあですが、其れに対して、ゲームキングのO田君は電車の中で死んで?夢の中に戻り、泣く子も黙るほどの本領発揮ー。そして、FF、マリオ、その他全クリア、🎖️。一躍時の人にー。巧すぎて一同大爆笑でした。外人のキャスト?にも、大ウケしていました。
餓えと飢え
生き甲斐と意味のある意義深い人生についてー。
数ある書物の中で神智学(宇宙の霊学)の本を手にするぼく。(ぼく自身は哲学以外には音楽や美術には興味があるが、俳優はしたこともなく、尚更、まるで、演劇論には興味がない。)K野武が夢の中で老酒と酒の宛を口にする。食事がエネルギー。
三日が何分
売れ残った785円のパンを手にするが返そうとして、女性に助けられてO野克矩と再会。一緒に歩いて降り場で別れ、引き返して駅で緊急🚨システム作動!職員に補導され、あるがままを説く。前日にM井一郎。H下徹に保護され「百年前の発明。頭悪い、無冠。」母の声が聞こえて目が覚めたー。
夢の中にて
水屋に啓示され、直観した卒業制作として描くべき霊人の類型としての普遍的象徴としてのセフィロートと、腐ったオレンジ🍊。#グラマー #Glamour #幻惑
①#モリヤ覚者
②#クート・フーミ覚者
③#ジュワル・クール覚者
④#セラピス覚者
⑤#ヒラリオン覚者
⑥#イエス覚者
⑦#ラコーツィ覚者
#ニューアトランティス
夢の中で、#幽霊 を作る両翼のようなコピー機械の様なCMだった。#アストラル界 の幽霊 (複数)が複製されているような様子だった。オカルト科学が機械で複製される霊で養われた魔法物理なのか?其ともイニシエートの #霊的偏極 の結果としての #心霊現象 なのか?『非常識』
夢の中で
作家の皆に出逢えた事に感謝して、寸時、沢山の楽しい想いをして、思いの外、素敵な夢だったという事以外ほとんど記憶に残っていないー。チベットにいる生きている間の在りし日のベンジャミン本人に(ぼくはあなたのファンです。)作品を沢山、遺してやってください。」と言って目が覚めたー。
闇の館
ぼくの夢の中で皆で手を繋ぎながら支えあって、地震に備える旧友達だった。子どもの頃からのままの姿で、その繋がりは延々と続いて行くー。其れは丁度、愛の欠如のせいで、覚者方であっても、破壊をもたらす輩がいないわけではないようであった。皆の命を守りたい一心からの行動だったー。
夢の中で
ぼく(甲斐性なし)と釣り合いのとれる女性は早々はいないが、バツ3?のアラフォーのママ(繰り返し身籠った)とならぼくの初婚である再々婚は可能か?
次元が書き変わり軈て訪れたコロナの収束?以前の撲滅された天然痘のようなウイルスの様になればいいのですが。これがいつまで続くのか?
夢の中で
1つ前の夢は無意識の中に飲み込まれて、忘却されて失われてしまった。もう1つの夢は、池のようないっぱいの水の中に咲き誇るいくつものシャリンバイ?の花と一緒に浮かんだ朋ちゃん(華原朋美)が視えるというものだった。花がドロップされて、家にも3つ手に入れていたようであったー。
夢の中で
理由も分からないままに東京に呼ばれて、何故か下着とズボンで街を彷徨うぼくは自宅に電話で行き先を聞く。建物の上から指差されて暗がりの場所へー。ホテルの鍵を持った西洋女に辿々しい拙い片言の英語で話すとTOEIC 100点ぐらい?と聞かれて「弁護士合格を目指します!」と言う男がいた。
♓➡️♒夢
覚者方は知識のツールを与える。かつては、スピリチュアリティは聖書であり、新聞でした。タブレット端末は(霊性と物質性の媒体であり)魔法的であり、昔はなかった。最近まで信仰の対象となるのは、心と理想主義と精神性だけでした。①文学、②絵画、③彫刻、④音楽、⑤化学、⑥夢、⑦建築
#Air  
科学と常識ー夢の中のミニマムの思考実験 
電気はある➡️紙に絵が出るアストラル光で教育OK!
食べ物がない➡️セレブが庭に東洋麺を設置。
スペースもない➡️小人は✈️飛行機でも空気抵抗極大➡️夢の崩壊
#音楽 が #オーラ になる #風の民
#方向音痴 は重力運動しないせい?
『#兜率天』
#素粒子物理
夢の中で、浜ちゃんが50時間テレビに参加していました。壺や印鑑を高額で御布施で買わせて破産させて巻き上げた金を韓国に送る統一教会でも頭のいい人はいるのか?ただ単に頭脳の想記力がいいだけ?#素粒子論 を書いた人は真の #哲学者 であると一緒に勉強しました。あぶない🪒の刃。
夢の中にて
#タカオカ目線 でお馴染みの、高岡さんの授業を受けていました。
最後まで残って、遺伝子の本、暗記系の本、漢字の辞書(新字源)、その他を持って、ぼくは物覚えが悪い(右から左)のでどうすれば、勉強ができるようになるのか?聴きに職員室に行きました。特に解決方法もない様ですがー。
#宇宙意識
#異惑星 はガス状態(多くは地球人には耐えられない毒状態)でできており、生存するのに耐えられない #地獄界 であり、戻れる身体が此方の地球にあるから、御霊にて夢の中の其処へ行く事ができる。身体持ちでの #テラホーミング(異惑星への参入)は現実的ではない。美しい #霊界 は何処に?
夢の中で
漫画の本を読んでいたら、ぼくの未来予想図(放送予定のアニメの番組編成のイラストと設定資料集でぼくのアバターとその他の登場人物の相関関係がびっしり)描かれていた。ところで、もちろん内容は㊙️です。感謝しています。ありがとう!夢の中で昔のアナログ式のテレビを点けたら本が溶けた。
レトロブーム
夢の中で、プレステを1万5000円(!)で、プレステONEを2万5000円(!)で、売ろうとしていました。今となってはそんな値段で売れる筈もないですが、プレステ(今も持っています)とプレステONE(ぼくは買ってないので持っていない筈のモノ)がありました。自宅で、父と母と一緒です。
夢の中で
小林武史さんと夢の中であってほんの少しだけ、話をした様でした。ぼくはファンである事を言いました。遮るようにスタッフに促されて?直ぐにその場を去りましたが、最近は、日頃あまり聴いていない旨も述べました。ディテール「細部」は記憶の彼方にすっかり忘却され曖昧で、ごめんなさい。
夢の中では
父と母とぼくの家に地震が起こり、硝子が割れ、下の階に落ちる。小室さんが危険な運転。SuperCarで左右を確認しながらも、追い越しの車?が走ってくるのに、右折も左折も減速もせず、右側を直進。(#straightrun) 相手の車に、向かって左側の路側帯から、超小型機が突っ込んで、追撃した。
夢の中で
瞑想中に、一瞬の間、気を失いかけて、うとうとしていると、タブレット端末の色違いの1回目のオレンジ、2回目にはブルーの其々の #Doodle の壁紙 #Pixel4 が視えたー。
夢の中で
右手の丸い取っ手がハズレて、その覗き穴から倉庫に色気のある本のコレクションが大量にあったのがバレて、父と母に掃除された。慌てて、ぼくも回収しようとする。
アラブ雑貨店
店主が書物やタブレット(激安)まで売っている。『魔法の本』が目を引く。幅広く書籍が並べられていたー。
夢の中で
この世に生まれる事は霊的進化の目的を達成する為に行われる犠牲的行為である。其れ以外に生まれ変わる理由なんてない。#ベンジャミン・クレーム 他、が意外に元気そうだった。ぼくも自分にできる事だけはしていたい。目覚めるぼくに「今から起きるの?」苦言を呈する医者の一団であったー。
夢の中で
白と金色の光の中で母と道に迷う新しい光の町。建物の一階で、#ベンジャミン・クレーム の #VHS を掛けようとして、一部から歓声が上がったが、やっぱり止めたー。
先日には、夢の中で #仏陀の徴 である白い光を受けたー。
夢の中で
カイダンを上がる浜田雅功とぼくでした。丘を越えてどんどん進む。
延々と歩く🚶🚶‍♂️軽快な足取りで滅茶苦茶速い。ぼくはヒョロヒョロで付いていくのがやっとでしたー。
母が入れた水にぼくが大きな氷を加えたら、殆ど溶けて水となる筈が、何故か殆ど水蒸気となって水は消えてしまったー。
#小室哲哉 #キーボードマガジン
夢の中で、#スピーカー、#PC, #オーディオ 関連のサイトのイメージが、極薄のカミ媒体に広告されていました。手にとって、視てみると何れも、今となっては、残念ながら、以前の前時代的な代物でしたー。今でも、音楽は好きですが、直ぐに飽きが来るので困りますー。
夢の中で
青瓢箪ではダメなんでと、少し鍛えた様子のO野君、久し振りに会った。今からでも、また友達だったら良いのになー。良い夢だった。
ローズクオーツ色(!)の #イヤホン とケーブル、そして箱の中にアダプターがあるようだった。自分の部屋に戻って、組み立てようとしていたら目が覚めたー。
夢の中で
#北島三郎 さんが夢の中で #小室哲哉 さんに、「ぼくも一曲書いて貰おうかなー!」と言っているのを視ていたー。手には小室さんの🎻?、裏面に🎸を持つ小室さんの載っているアルバムー。の2枚の異なるジャケットを持っているのを見せてくれたー。音楽プロデュー��ー #TK こと 小室哲哉。
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thyele · 3 years ago
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2022年11月16日
crap dollyさん「妖狐さんはコンと鳴く「2nd Anniversary Movie」を製作しました🎥 https://t.co/7h0tMHrijt MOVIE:crap dolly DIRECTOR:源 依織 @prin_guitarist https://t.co/PA96dKqS9G」https://twitter.com/crap_dolly_/status/1592412237746307072
Jさん「あと3日!!!!!まだ間に合う!!!!!🔥🔥🔥🔥🔥🧨」https://twitter.com/J_wumf/status/1592470186736910338
アーバンギャルド URBANGARDEさん「🗾アーバンギャルドは全国ツアー中🗾 #アーバンギャルドのディストピア2022 今週末は 大阪🐙 岡山🍑SOLD 名古屋🏯 ツアーファイナル東京🗼 クリスマスホールライヴ神奈川🎄 学割もあります👩‍🎓 https://t.co/GqD3iL42Us https://t.co/FSOA1U6Fg5」https://twitter.com/urbangardestaff/status/1592434294164959232
Drum 篤人さん「【機材 / ライブレポート掲載】 https://t.co/DbeuzWOhkS」https://twitter.com/atsuto0107/status/1592470780033765376
Deshabillz2023年4月29日(土) 名古屋 MUSIC FARMさん「遊んでるバカ達、ヤニ切れたバカ2人 チェキ撮影邪魔する妹もいるな 押忍!なにしてんすか! 知らん暇だったんちゃう? https://t.co/qysJ3X24qD」https://twitter.com/Deshabillz2022/status/1592471745898119168
nono@くま&ぷーbuhiさん「今日は晴れてきましたが気温が低めで寒くなっています。 くまちゃん捜索のご協力ありがとうございます。 毎日、くまちゃんの手がかりを探していますが、情報もなく見つかりません。 今日もご協力よろしくお願いします。 #フレブル  #迷子犬 #佐世保市 #フレブルくまお #探しています https://t.co/EnjbLyochl」https://twitter.com/emacoro/status/1592341234462650371
nao 首振りDollsさん「動画がアップされました。」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1592472724395675649
川崎りょうさん「わたくし的2022年ベストアルバム候補の最右翼、首振りDolls 『DOLL!DOLL!DOLL!』から新MV“童”が公開となりましたー! サイケでめちゃくちゃかっこいいー! ていうか、アルバムが本当にすっごいので騙されたと思って頭3曲だけでも聴いてほしい。よろしく哀愁です。 https://t.co/mJ4OhLpZEo」https://twitter.com/R__Y__O/status/1592462576998572032
長谷川すずなさん「#常盤響 さんにアー写を撮って頂きました。 ホノオミカの時から本当に良くして頂いています。今回もめちゃめちゃにカッコ良い写真を、ありがとうございます! https://t.co/GkrUWQzJJH」https://twitter.com/hsgwszn/status/1592461262889578498
nao 首振りDollsさん「もう一度ピアノで歌う機会を頂きました。 もう少しチケットあるそうです。 ソロで自ら企画して動く余裕がないところ引っ張り出してもらえて感謝しかない。 立って歌う、私が好きな歌を歌う。 セッションもあるらしい。 動画見て、生で感じたくなったらぜひ。 https://t.co/XWdgRF8O90 https://t.co/D1Yqu8iR14」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1592476960118427649
NEIN_OFFICIALさん「[拡散希望] dps30th year 「攻撃」~博多ファミリーと爆弾投下~」 2023/2/4(sat) 博多DRUM LOGOS 開場未定/開演未定 前売3500円/当日4000円 ・THE DEAD P☆P STARS ・グリム ・NEiN ・BEAT LOOSE ・ASHURA ・タラれば ・VIOLET-NARCISSUS 博多行きます!!」https://twitter.com/nein_official/status/1592486834613145601
舜(NEiN,覇叉羅,MIRAGE🎸✨)さん「2年ぶりに博多公演\(´ω`)/✨ 偉大なる先輩の30周年を精一杯お祝いしますよ🙇‍♂️🎸✨」https://twitter.com/shun_thefuzzbox/status/1592488880783360004
Ryuichi Kawamuraさん「https://t.co/HJXwHyg4MT」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1592490285095092226
Ryuichi Kawamuraさん「ビルボードツアー✨ ブログ更新しました! https://t.co/M3swRG6fye」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1592493991991578626
Crazy☆Fest by 狂☆爺さん「【クレイジー☆フェスト】 タイムテーブル公開! 本年ラスト❗️ よろしくお願いします🤗 EXTRA6 Grand Final2022 12/11(日)赤羽ReNYα 10:50/11:20〜 4000/4500+ドリンク代 来場🎫👉e+(整番順) https://t.co/7CCduqZZ6z 配信🎟👉 https://t.co/acFDOcwOdk *販売・アーカイブ共に12/ 18・23:59まで https://t.co/rjJqkdGaGo」https://twitter.com/crazyfest_2017/status/1592487742252142593
Lebbyさん「Usually I’ve only been drawing from plays that I actually saw, but I have the CD so I feel like that counts hahah I have an idea that I hope I’m able to do without it looking like shit lolol https://t.co/6qtm6dom8y」https://twitter.com/IndigoMagnolia/status/1592413159343919105
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「こんばんわ🙋‍♀️ 23:00過ぎくらいからツイキャスでちょっと歌おうかな😊 お時間あれば覗いちゃって下さいな✌」https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1592502263171649539
航跡kou-seki(大概 梶原航)さん「開場中は女物の着物を羽織っていて、袖は元の衣装(大陸形の特注)の柄。迷彩っぽくてバンドメンバーの衣装の生地が使われているというこだわり! 今回、照明がとにかく雄弁で凄かったですね。。全編を前から味わいたかった気持ち! #仮面劇犬神」https://twitter.com/wataru_kaji/status/1592500143546601479
nao 首振りDollsさん「新中野のSeaってJAZZ BARに迷い込んだらうっかりこの時間だよ。」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1592504506281267200
HYDE ACE 666さん「ラルクのおかげで嫁と結婚できて、なかなか授かれ無かったのに、HYDEさんのソロライブに嫁と初めて行った夜に娘を授かり、その記念すべきライブでHYDEさんが着ていたジャケットが我が家に来て、そのジャケットがお爺ちゃんの命を繋いでくれた!ライブに行けた!僕にとってHYDE様は神様です!#HYDE」https://twitter.com/jNEyITlzL01OKC1/status/1368361303551533062
Ryuichi Kawamuraさん「https://t.co/fyiHTl1DxP」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1592508580246454274
ヴィジュアル博士のる@監修オムニバスCD2種発売中さん「【概念/CHIC BOY】 7曲入りの配信アルバム。 表題曲は2年前の楽曲の新バージョンにて、前身バンドからの再録曲も合わせ新旧入り混じったラインナップ。昨今のV系ではあまり見なくなったキラキラ系直系の音で、既存のフルアルバムも合わせ、CHIC BOYとしての歴史を辿るにはちようどいい一作。 https://t.co/OxOAATUlLM」https://twitter.com/vr_noru/status/1592509021868920832
タカツキさん「あ、明日ツアーファイナルのグッズ発表と同時に通販で先行販売開始します。おたのしみに。」https://twitter.com/attsu_of_death/status/1592497161631334400
【Phobia】 KISUIさん「2022.11.12 Phobia LIVE in名古屋ZION https://t.co/f2NMIgWPhz」https://twitter.com/KISUIxxx/status/1592510597010436097
ヴィジュアル博士のる@監修オムニバスCD2種発売中さん「Pierrotフォロワーの話、完全に個人的な贔屓目な蛇足話だけど、フリや変拍子、難解さのある歌詞なんかをV系オールドスクール、洋ロック、椎名林檎のような純文学ロックを織り交ぜつつ継承していったのはヴィジュアル系を音楽的な観点から語られることの少ないお洒落系やコテオサ系です。以上。寝ます」https://twitter.com/vr_noru/status/1592510599925469184
MIYAVI STAFF【Official/公式】さん「/ いよいよ来週リリース! 「#MIYAVIVERSE – Anima -」 リリックビデオ第3弾 #銀河鉄道999 公開🎸 \ 近未来を走る鉄道車両に乗り、窓の外を眺める #MIYAVI がイラストで描かれている今回のリリックビデオ👀 是非ご覧ください🙏💙 ▼銀河鉄道999 Lyric Video Short Ver. https://t.co/KTASaw3vzV https://t.co/iCsK1Yil9O」https://twitter.com/MIYAVI_STAFF/status/1592476422815514625
BARKS編集部さん「MIYAVI、アニソンカバーアルバムより「銀河鉄道999」リリックビデオ公開 https://t.co/hgrD5FKy75 #MIYAVI」https://twitter.com/barks_news/status/1592492917423505408
HOLLOWGRAMさん「本日2022年HOLLOWGRAM最終公演 本年もありがとうございました! 2023年1月は9周年公演より開幕! 2023.1.21(土) 下北沢 ReG 2023.1.22(日) 下北沢 ReG OPEN - START 17:00 - 17:30 Ticket: adv. ¥5,000- / door.¥5,500- D別 day1 https://t.co/mYcY2RaIOM day2 https://t.co/Op5O3fA3vL https://t.co/3GuWsEl4qY」https://twitter.com/HOLLOWGRAM_info/status/1592512160269504512
遊ずどカンパニーさん「久しぶりに倉庫整理したら DEAD ENDさんの見た事もない ジャケットで一瞬えっ🫢㊗️👏 っと思ったらゴダイゴさんでした。 昼間、スタッフと丁度、西遊記の話を してたのでこんな事あるんだな~と🤔 ゴダイゴさんも小学生の頃から好きです😆 シングルとベスト盤CDしか持ってないから 知らなかった😄 https://t.co/TLwa2I9aaX」https://twitter.com/Yu_zd_company/status/1592452753661788161
ryoさん「HOLLOWGRAM 2022ファイナル ウホホホウホウホ また来年🥷 https://t.co/7OxPIuCYxM」https://twitter.com/ryo_dalli/status/1592515442605961218
ドラマー名鑑【2021】さん「Ryojiro Furusawa Quartet - Acoustic Chicken♪ https://t.co/Sd3qaD8btY 古澤良治郎は日本のジャズドラマー。モダン、フリージャズ、フュージョンと、様々なセッションに参加。作曲も行い演劇や映画などにも音楽を提供した。」https://twitter.com/drummers55/status/1592515524248113152
キリ(luin) 2023/1/20池袋手刀単独公演さん「【luin】 ◆2023/1/20(金)_ネオ東京池袋手刀 ◆luin単独公演『十三月、王莽が時』 ◆出演;luin ◆オープン19:00/スタート19:30 ◆チケット前売3,400円+1d/当日3,900円+1d ◎前売パー券予約制;*12/3(土)23:00〜受付開始。 https://t.co/XLhRkfYd62 https://t.co/xBG1Nf8BHM」https://twitter.com/kiri_drums/status/1592516405194526723
Rayflower_Officialさん「ツアー2日目・愛知公演終了いたしました。 名古屋にお集まりくださった皆様、ありがとうございました‼️ 次は明日、大阪・UMEDA CLUB QUATTROです。 大阪の皆様、一緒に楽しみましょう❗️ #Rayflower #Snowdrop https://t.co/BeNfux6T26」https://twitter.com/RayflowerSTAFF/status/1592502687865532417
稲葉@水戸ライトハウスさん「清春さん配信ライブ2days!でした。 昨年10月、今年3月、そして昨日今日、これで3度目(計6公演)。ライブハウスとファンへの愛でしかない。毎回二日間一緒に居るのに時間が過ぎるのが早過ぎる。それだけ濃く楽しく幸せな時間ってことだな。最高の兄貴に感謝‼️ #清春 https://t.co/xccRF9ErRF」https://twitter.com/178mito/status/1592510178284670977
キリ(luin) 2023/1/20池袋手刀単独公演さん「Shibuya Milkyway🌃 初めてyosugalaを観に行ってきました◎1番良いと思ってた曲始まりで嬉 可愛いし表情豊かで歌唱力素敵✨お話ししたら親切なまといちゃんでした。 また行こう…🐈 #汐見まとい #yosugala https://t.co/dL6ZCSmkpT」https://twitter.com/kiri_drums/status/1592516899539419136
MIYAVIさん「This train is departing soon 列車が〜まもなく〜出発します お乗り遅れないように〜お願い〜します 2022.11.23 “MIYAVIVERSE - ANIMA” (ミヤビバース) カバーアルバム〜発売 他も名曲ばかり〜なので、チェックしてみて〜ください💿 https://t.co/KSPWG9rovj https://t.co/5SoUJs2Cm0」https://twitter.com/MIYAVI_OFFICIAL/status/1592517142016319488
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「イケると思ったけど、23:30くらいかな😅😅😅」https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1592517397063561216
koumei_Lucifer's undergroundさん「またまたお呼ばれしましたー♪ 朝まで楽しく飲みましょう!」https://twitter.com/KoumeiLucifer/status/1592518422323433473
lucy+peter=esolagoto / 中村真悟さん「籠もってました。 https://t.co/3iNTK7lNBD」https://twitter.com/lucy_peter/status/1592521955399569411
こもだまり|昭和精吾事務所さん「週末忙しいと聞いていたのに駆けつけてくれた燭台(怪)の蜻蛉さん。 ありがとうございました!! カゲロンとも長いお付き合いになりましたね。」https://twitter.com/mari_air/status/1592522230894055424
こもだまり|昭和精吾事務所さん「ご来場ありがとうございました!」https://twitter.com/mari_air/status/1592522470485282816
こもだまり|昭和精吾事務所さん「初日を見て、最終日も応援に来てくれたShinpei Mörishige氏! 主題歌『隠れ鬼』の演奏参加、レコ発ライブでPalastlebenメンバーとしての参加、#仮面劇犬神 projectを支えてくれた1人です。 ありがとうございました!」https://twitter.com/mari_air/status/1592522934845075460
こもだまり|昭和精吾事務所さん「我々の直前のザムザ阿佐谷、B機関「狂人教育」ご出演の村上和彌さん。点滅さん達と一緒に見に来てくださいました。 お話できて面白かったです!」https://twitter.com/mari_air/status/1592524267794890753
こもだまり|昭和精吾事務所さん「わたしの至らなさで、初日に「開場時間と終演後は撮影OK」って言いそびれたし、「#仮面劇犬神 つけてね」も伝えそびれました、ごめんなさい! おそらくこれからもいつもそのスタイルです。 (もしアナウンスしてなかったら恐れずお尋ねくださいませ)」https://twitter.com/mari_air/status/1592525583116029955
KINGRYOさん「ヒマワリちょい見せキャス https://t.co/nkaXWLQqRn」https://twitter.com/kingryoworld/status/1592525689130868736
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「夜中ですが、少し歌おうと思います🙋‍♀️ https://t.co/AIMnkTAHpg」https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1592525789203161088
Deshabillz2023年4月29日(土) 名古屋 MUSIC FARMさん「バサラデザビエより 11月12日の配信シビィ側音がごみ過ぎてみんなに失礼な為急遽音差し替えたぞ 押忍!大変申し訳ありませんでした! あと、期間を1週間延長したからな! 押忍!です! 綺麗な音になったから楽しんでくれ ごめんな!申し訳ない しゅん https://t.co/wTlArAAAIK」https://twitter.com/Deshabillz2022/status/1592525852319059970
首振りDollsさん「どうやら全部同じバンド、同じアルバムの曲達らしい。これが首振りDollsか。 ①Walk on the Wild Side https://t.co/yciyslVx84 ②ウォンテッド https://t.co/O0SzhZHFhb ③童 https://t.co/7L3FNDTPt6 https://t.co/k9wwhWOTTf」https://twitter.com/KubihuriDolls/status/1592526145060491264
crap dolly 黒川優一さん「我がcrap dollyの全勢力を費やして制作に参加させていただきました お恥ずかしながら完成品を見返して何度も涙しました。」https://twitter.com/yuri_silence/status/1592507608388472839
ゆさん「世界一カッコ良いカズー演奏の動画はコチラです。 カズーは声で演奏するってこう言うことか。」https://twitter.com/Pleasemrsky/status/1592519487370432512
Shinyaさん「2022年おつかれっした。 2023年のHOLLOWGRAMは、今からイロイロと企んでおりまする。 まずは9周年2daysで楽しもう。」https://twitter.com/shin_ciao0520/status/1592532698270244865
タカツキさん「チケット取れなかったとか都合がつかなかったとか色んな人がいると思いますがこの"DOLLS!!DOLLS! DOLLS!!"ツアーに参加したDOLLSの皆さんも記念にもどうぞ。してなくても勿論どうぞ。」https://twitter.com/attsu_of_death/status/1592498006108278784
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jitterbugs-lxh · 3 years ago
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午餐
 そりゃあ無限はひとでも妖精でも犬猫の仔でも、よくもまあそんなに、と呆れるほどにいろんなものを拾っては来るのだけれども、その実、誰かを弟子にと考えることはこの数百年のあいだにあって一度、二度があったか否かは無限自身のほかには誰も知らないようなありさま、もとより気の多い、男である。面倒見がよいのだと周囲はかれを評したが、なんのことはない、ただ気の多いだけの男であるのだ。ほかの誰が知らなくとも、無限、その400年にも及ぶ歳月の、人生の、ながくを、人づてにとはいえ知っている潘靖からすればなんの不思議もない、ただの事実に過ぎなかった。無限の多くを知っていると、傲りたかぶる気持ちは毛頭ない。そもそもかれは間違いなく人間であって、妖精にあらじ、人間の本然をとうの昔に行きすぎて、今では神仙のたぐいに連なる身ではあれども、しかし本質のところでやはり人間にすぎない。人間のくせに、とかれを野次る心無い言葉が幾筋もの矢となって光陰の如し、降り注いでも、まるで春をもたらすそよ風の如くに受け流しているふてぶてしさがまた、かれを目の敵にする妖精たちの反発を招くのだが、それすらどこ吹く風の無限には、その名の通りの深遠があるものと、信じるものも少なくなかった。業突く張りであることと、質朴に、つましく暮らすこと、はたしてどちらも、神仙たるに求められた性質であるとは言いがたかった。無限を慕う年若く好奇心旺盛な妖精である若水あたりに言わせればまた違うのやもしれないが、あれであの子が無限に対して抱いているのは単純な思慕のみにあらず、どこか無味乾燥の、怜悧で慈悲のない目線でもあるから定かではない。
 無限は会館に家を持たないが、しかし執行人として任を帯びているので、ゆくえを杳として眩ませることはない。大局を見据えているのだといえば聞こえは良いが、どこか頓着しないところがあって抜けているので、短期的に連絡がつきにくくなることはしばしばあるが。いつしか最強などと渾名され、そのくせ本人は「雑用係だ」なぞ、嘯いてはいるものの、かれこれ400年もの歳月を、隠居しそびれて生きている。後ろ手に組んだ腕はゆるやかで、緊張したところなどないように思わせ、あくまでもゆるやかに、泰然と佇んでいるかれに、その実、隙というものはない。幾度となく無限に、刺客たる、体制と、支配とに、抗うものたちが訪れたが、その悉くは討ち果たされてきた。あくまでも無限が一個人としてあったなら、それらを捕縛し、会館なりの、律令に基づいた刑罰を与えるのは難しかっただろうが、かれは執行人である。私闘も、私刑も、それぞれが遠くにあって、さしたる交流もなしに生きていたかつてであれば良かった。拳を合わせ剣を交えて語られるものは多くはないが、けして少なくもない。友情と呼べるだろうか、果たして? 幾度となく打ち合わされた剣の、はがね、天高く衝くような高い音は、しかしけして軽いものではありえない。濡れている、なにに? それが涙であるのなら。雨は絶え間なく降っている。
 「無限さま」「無限さまよ」「無限か……」妖精たちが口々に呼んだ名の、温度と湿度はそれぞれに、かれを慕うもののあればこそ、かれを疎むものもある。ここ龍游の妖精会館においては、館長であり、無限とは旧知の仲でもある潘靖がそれを許さないので表立って噂するような口さがないものは少ないが、しかし世界はたいそう広い。400年が、ひとにとってどれだけの長さであるのか、想像してみたことがないといえば嘘になる。子を為し、知恵を継ぎ、わざをみがき、相伝し、ことばと文字と、記録と記憶、ひとの命は妖精にくらぶればあまりにも短い。しかし、想像してみることと、そのなかにあって暮らすこと、それそのものを生きることとのあいだには、おそろしく隔てられたものがあるのも確かだ。どれほど寄り添って生きようと心をくだいても、けして分かり合えない、手を取り合えない部分はある。潘靖はけして人間を好いているとは言わないが、しかし与えられた館長の任を全うするに、個人の情はまた別に据えておかねばなるまい。
 「無限さま! 小黒!」
 「若水!」
 ぱたぱたと軽い足取りで回廊を駆けてゆくのは先述の若水、かのじょもまた、おさない姿でありながら執行人として名を連ねるひとりである。執行人に撰ばれるにはいろいろの手順と審査とがあるが、かのじょの場合は、無限による推薦の後押しが決め手のひとつであったこと、たがえるつもりはない。若水もまた、一度は無限にひろわれた妖精である。龍游の会館に属する妖精、数にして500のうち、多かれ少なかれ、無限とかかわりのないものはほぼないと言ってよかった。好意にしろ、嫌悪にしろ。その意味では無限のほうがよほどこの会館の顔であり、長にふさわしい部分も多かれど、けして無限は首を縦には振らないだろう。放浪が性に合っているんだと、かれは言う。無限の持ち物は、もう、そう多くはない。友人、血縁、うつくしく織られ、銀糸の針を刺された礼装、つらねられた宝玉、ときの皇帝から賜ったであろう宝剣や、ゆたかに波打つ���鼠の髪を括る紐の、みごとな組案、それらは、なべて、かれのうちの、霊域におさめられた、ふるい家のなかでねむっている。執行人のなかには、自らの広い霊域をうまく収納として利用して、あれこれの道具を便利に持ち運ぶものもあったが、無限にとってはそうではなかった。いまとなっては、100年ぶりにかれの弟子となって、すくすくと日々を成長している小黒を、その特質と性格とを、調べるためであったとはいえ、霊域へ入れたと聞いたときには驚いた。無限のつよい霊力と、霊域は、かれをああして生き永らえさせ、ひとと断絶し、かれに孤独を余儀なくされたものであって、無限のもっとも、ひとならざる部分である。そうして同じだけ、どうしようもなく無限を、人間足らしめているのもまた、霊域のなかにあるのだ。
 「戻っていたのか。皆は息災?」
 「はい! きっと皆よろこびます! 無限さま、あとでお時間ありますか? ありますよね? 小黒も一緒にごはん、たべられるよね?」
 「そう色々まくし立てるものではないよ、若水。小猫が目をしろくろさせているじゃあないか」
 「だって、キュウ爺!」
 若水のそばで頬をゆるめたのは鳩老とよばれる妖精のひとりで、所作や口調こそ穏やかながらも、立派にひとかどの執行人であるそのひとは、けして前に出て戦うたちの妖精ではないながらも、じゅうぶんに長く生きて、じゅうぶんな力を蓄えた妖精であって、ときおり無限とどちらが優れているのかと引き合いに出されているものの、たいてい呵々とわらって受け流しているくせ者でもある。武にあって優れることが、妖精としての力の大きさを示すのでないことは、明らかであるが、しかし、やはり大きく世界が変わろうとしているとき、変えようと、誰かが考えて行動するとき、力のあるなしが、先立ってしまうのはむなしいことだ。龍游はいま、ひとつの大きなかなしみから、なんとか立ち上がらんとするさなかにあって、変革はいつだって痛みと犠牲とを伴うのだとは、教えたくはなかった。かなしみはいまも滞っている。きっと、名前も思い出せなくなって、それでも本当の意味で消え去るはずは、ない、思い出はいつしか薄れるだろう、傷がいつか癒えるように。けれどもここにいたひとが、ここで泣いていたひとが、いたことは。
 「えっと、えと、えと……、ぼく?」
 「そうだよ! 小黒! 外で無限さまと色々食べてるだろうけど、館にもおいしいものいっぱいあるんだから!」
 「若水のおもう小黒はずいぶん食いしんぼうのようだな」
 「えっ、いや、そうじゃなくって、……えっと、ちがくはないけど……」
 館のなかを案内する約束もまだ果たせていない。実際のところでいえば、若水も、小黒も、お互いのことをほとんど知らないといってよかった。ほとんど知らない相手のことをどう考えるのか、どう感じるのか、年若いかれらには、そう易々と決断できるものではない。かといって、無意識に、年長者たるおとなたちが、その手を取って差ししめし、従わせるのもただしくはないのだ。
 「……ぼく? ぼくも、一緒?」
 「小黒がいやじゃなかったら、だけど」
 「いやじゃ、ないよ! いやじゃない!」
 「そう、よかったあ。あ、あのね、わたし達、まだ、お仕事があって……すぐじゃないけど、いい? 待っていられる?」
 くすりと笑ったのは無限だろうか、それとも? もじもじと下を向いていた小黒が、ふくふくとした顔をあげてほがらかにぱあと笑うのを、ほほえましく思うのは、我々が長じたからなのか。おとなたちに混ざって懸命に働いている若水を、しかしわかさゆえに特別視しないでほしいと言ったのは鳩老だった。もっとも、若水にしろ、小黒にしろ、いたらないところはある。判断であったり、深謀遠慮のめぐりであったり、単純に体力の問題であったり、堪え性の部分であったりした。かれらの手足は短くて、当然ながら、長時間、長距離を歩き続けるのには不向きだ。疲れれば機嫌を損ねてぐずりたくもなり、腹がくちくなれば眠たくなって甘えたくもなるだろう。それでも、若水はチームを組む鳩老たちのおまけではなく、小黒にしたっておなじだ。小黒を知らない妖精たちには、まだ、あの無限の弟子、でしかないかもしれないが。どれだけのひとが、妖精が、かれを知っているだろう? 無限に関していうならば、ほとんど知らない部分はないといって憚らないかもしれないが、しかし、さりとても、すべてではない。かれは誤解されがちで、そのくせ誤解されている自身に頓着しないのが厄介だ。捨て鉢になっているかといえばその限りではなく、伝承に語られる太公望のように、鈎のない針をおとして釣りに興じることもない。無限が糸を垂らすならそれは腹を満たすためで、かれほどひとらしくあった人間がほかにあったろうか! どれほど隔てられ、ひとの営みをはなれたところで、あまりにも。
 「大丈夫、若水。さきほどたらふく食べてきたばかりなんだ。きみたちが戻るまで、腹ごなしに私と修行でもするさ」
 「師父! どうしてそういうこというの!」
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