#多摩産材
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レーザー ✖ 伝統技術 ✖ 大学の融合 ふるさと納税返礼品に認定
一般社団法人ファブデザインアソシエーション(FDA)の会員である木工房三澤(三澤正孝代表・八王子市)が、拓殖大学工学部デザイン学科の学生とコラボにより制作した「東京曲げわっぱ inspired BY Takao」が、この7月に八王子市のふるさと納税返礼品に採択されました。
FDAの母体となる(株)LDFは、拓殖大学八王子キャンパスの産学連携研究センター内にオフィスがあり、同デザイン学科とは共同研究を行っています。 この商品についても、これまでのつながりや三澤代表が同大のOBでありFDA会員ということもあって、レーザー加工機による多摩産材ヒノキへの微細彫刻について微力ながらサポートをさせていただきました。
今回の曲げわっぱ���デザインは、宮木健二准教授の授業課題として取り組み、拓殖大学工学部デザイン学科4年生の酒井優理子さんと齋賀琢巳さんによるデザインが選ばれました。
ふるさと納税返礼品のページはコチラ。
高尾山の四季をイメージした酒井さんによるデザインの曲げわっぱ
花札をモチーフにした齋賀さんによるデザインの曲げわっぱ。
なお、東京曲げわっぱは、ふるさと納税の返礼品のほか、八日町にあるまちの駅八王子CHITOSEYA(【電話】042・621・2901)でも展示販売中です。
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modern wheels for classical braking systems
とってもありがたい事に今でもリム ブレーキ用の車輪(ロード バイク用、その他)に関する相談をいただく機会があります。
他のスポーツ用途の車体でもBMXとか、ロードに限らずマウンテン バイクだって保存状態の良い旧車を大切にお手入れして乗られている方も居られます。
ただ、スポーツ走行用途の車種ではリム ブレーキの存在が徐々に少なくなってきている事は間違い無さげです。
ロード バイクでのディスク ブレーキ化も完成車メーカーの標準装備化されて既にかなり経っていますし、車体だけでなく、ロード バイク用完成車輪メーカー各社の製品内容でも高性能モデルに関してはほぼディスク ブレーキばかりとなっています。
中には比較的小規模なメーカーさんが個性的なリム ブレーキ用の車輪を製品化されていたりもしますが、大半のリム ブレーキ用車輪はアルミ合金製のリムを使ったクロス バイク等との兼用グレードであったり、ハイ パフォーマンス モデルとは言い難い製品が多い様子です。
そもそもアルミ合金製のリムであってもモダンなデザインの製品は大半がディスク ブレーキ用ばかりで、リム ブレーキ用のリムでそれほど幅が広いリムはほぼ存在しないと言っても差し支えないでしょう。
尤も、幅の広さとリム ブレーキが使える事を条件に、重量や見た目のゴツさに目を瞑っていただけるなら、皆無ではないです…が、SunRingleのRhynoLiteとか実測で600g前後の重さや、些か厳ついビジュアルに対して、普段は変態じゃないふりをしている…保守系(意味違うし)ロード サイクリストから素直にご理解が得られるとは考え難いです。
リム幅は内外22/27mmで或る意味、今時な感じがしなくもないのに、高さは16mm…。 基本設計が古い事もあり、残念ながらチューブド専用でチューブレスには対応していませんが、モダンなロード バイク用のタイヤを履くのに丁度良いくらいの横幅を備えています。
ぃゃ、個人的には箱型でハトメ付き、仕様によっては銀色のリムって今時珍しいと思いますし、クラシカルな細身のフレームに付けても「真横から眺めるだけなら」そんなに違和感無いと思うんですけどねぇ…また話しがズレました、すみません。<(^_^;
つまり、世間一般ではリム ブレーキ用で高いスポーツ性能を持った車輪の需要が無いか、有っても非常に少ない、と言う認識で回っているのだと思われます…が、時々いただく相談はわりと気合の入った内容だったりして、内心「ぅをぉ…(^o^;」っと思ったりしています。
と言うのも���さん一様に、既にモダンな規格のロード バイクに乗られていて、昔乗られていたリム ブレーキのロード バイクの車輪を今更慌てて新しく用立てたり、仕立て直す必要が有りそうには見得ないからです。
ただ、一つ気になっている事は、確かにタイミングとしては絶妙なのかもしれません。
実際、完成車輪メーカーの多くが商品リストから高性能リム ブレーキ用製品を無くしていると言う事は、その構成パーツ供給元であるリム メーカーさんもリム ブレーキ用の高性能リムを新規で開発する理由が無くなります。
もちろん、既に安価で簡易なブレーキとして世界中で普及しているシステムなので、数年で地球上から消失するとは思いませんが、少なくとも今後のロード レース用機材として再び主流化する可能性は殆んど無いか、もし有るとすればUCIの機材規定などで保護的なルールを作られればワンチャンあるかどうか…といった状況ではないでしょうか。
そんな状況下の中、各リム メーカーさんの製品リストを調べてみると、やはり最新のディスク ブレーキ専用リムとはそれなりの隔たりがあり、モダンなタイヤ規格に対応した幅や構造はもちろん、重量でも多少のビハインドが否めませんし、今後ディスク ブレーキ用の700cリムとは色々な面で違いが広がっていくと思われます。
リム ブレーキ用700cリムは市場規模の縮小という経済的な側面だけでなく、そのブレーキやフレーム、フォークの構造による寸法上の制約があり、昨今増えてきている太いタイヤを収められるだけの余裕を確保するのが難しい為、モダンなタイヤ システムへの移行もまた困難になってきています。
もちろん、相談いただく方にはそういったタイヤ クリアランスの問題がある事を説明させてもらっていますが、それでも出来るだけ新しいタイヤシステムとの親和性が高い構造の車輪(リム)を大抵は希望されています。
具体的にはチューブラーからTLR対応であったり、高さだけでなく、幅も含めたリムの大断面化(タイヤ以外の理由では主に高剛性化による真円度の保持性と、流体力学的な効率化の追求)、あとは可能な限りのブレーキ性能向上などでしょうか。
何れにせよ、スポーツ性能向上を目的とする為に同じコストを投じるのであれば、既に普段使われているディスク ブレーキ用の車輪へ向けた方が費用対効果としてだけでなく、絶対的なパフォーマンスも確保しやすいですが、何故か「リム ブレーキ用で」となってしまう事がちょっとだけ不思議に感じています。
尤も不思議な事ばかりでもなく、ブレーキ システムが何であるかに関わらず、モダンなタイヤ利用や流体力学的な効率化が為された車輪に付け替えてタイムを計ると、大抵の場合は配管、配線類を内装化するより��明確な速度の向上が計測される様にはなるので、実利が無くはないですし、慣れ親しんだ乗り心地や操作感の延長でタイ��を削れるなら、その方が道具としての使い易さや満足感は高く感じられる様になるのかもしれません。
ただ、大半のリム メーカーさんが古いモデルを除くと、既にディスク ブレーキ用のリムに追加加工でリム ブレーキに対応させているケースが多く、新たにリム ブレーキ専用の設計で作られているリムは皆無と言っても差し支えない状況になっていて、今後ディスク ブレーキに対して更にリム設計の最適化が進むと、近いうちに追加加工での対応も難しくなる可能性は高くなっています。
実際、競技用マウンテン バイクのリムでもホントに飛んだり落っこちたりしてもいいのか心配なくらいの軽さの製品がありますが、それらは元々リム ブレーキによって側壁を強く圧縮されたり、その摩擦による耐熱性を考慮しなくてもいいからです。
そんな中、リム ブレーキ用のモダンなリムを出していただけるメーカーさんがまだあったので、色々と個性的なリクエストを追加して作っていただきました。

写真が下手くそなので、ちょっと分かりにくいと思いますが、波型のリムに凹面孔無し、溝付きの超硬ブレーキ トラックを付けてもらっています。
これ(実測で30mm強くらい)以上の幅が広いリムだと、大抵のブレーキ アーチの掴み角度が広がり過ぎるのと、対応する最低タイヤ幅も大きくなり過ぎるので、実際に使えるフレーム、フォークが殆んど無いんじゃなかろうか…と思います。
昨今、少��づつ一般的になりつつある波型のリム、正直なところ玉石混交と言わざるを得ない現実もありますが、まともな設計をされた製品のパフォーマンスは素直にお薦めできます。
一般的な円形リムに比べて、流体力学的なドラグの低減はもちろんですが、突然煽られる様な横風に対する安定性が向上し、ハンドルや車体全体のふらつきが小さくなる為、実走時にかかるペダリング以外の余計な疲労やストレスも小さくできます。
この恩恵は出力が高く技術的にも成熟したエキスパート サイクリストに対してだけでなく、むしろ体重が軽かったり出力が小さいなど、外乱要因の影響が大きくなるサイクリストに対して、より大きなメリットが出ている様です。
今回の場合、前用のリムは波の凸凹の数がちゃんと20山になっていて、よくある24山の24本スポーク限定ではありません。 これはとってもありがたいです。
まぁ24山でも1/3ピッチ飛ばして16本のスポークで構成できる様にニップル孔の位置や穿孔角度を指定する事も可能なので、お施主の体格によっては大して問題にはならなかったりもしますが。*(-_^)
でも、これってリム作る時に20山の波型もメーカーさんは用意されているわけで、そういう意味ではリム ブレーキの、更に前輪に対しても結構まじで投資されているんだなぁ…と改めて感謝しているところです。
自分が考えているよりも世界規模ではまだまだ新規でリム ブレーキ用のモダンな構造のリムが求められている証拠なのかもしれないですが、ちょっと変わった車輪のご相談をいただく製作者としては、多様性の確保という意味でも本当にありがたいと感じています。
この様にブレーキ システムだけでなく、用途やそれぞれの乗り手の体格、好みなど、特注製作の車輪であれば大抵のご希望に近付ける事ができます。
しかし、それも量産品とは違う構成部材のサプライヤーがあってこそ車輪として製作が可能となっています。
これでリム ブレーキ用車輪に使える新しいリムの話しは終わりかな…と思っていたら、メーカーさんから新たな話のネタを送っていただいてしまったので、もう少しリム ブレーキが使えるモダンなリムについて紹介する事になりそうです。
どうやらメーカーさんの中には弊所よりも諦めが悪い…熱意溢れる方がおられる様です。
こちらが「もう流石にこの次は無いんじゃなかろうか…」と思って油断しているところへ次の弾を撃ってこられるので、マジで油断大敵です。(^-^;
とは言っても、「もう流石にこの次は無いんじゃなかろうか」とは思いますが、次回も引き続きリム ブレーキで(文字通り)擦り続けさせていただきます。<(^-^;
もうしばらくお付き合いいただけましたら幸いです。
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AIに聞いてみた
トランプ関税に勝者はいない(2)
AIの最も見逃している点はアメリカの実態を踏まえていない事だ
決定的なのは北米自由貿易圏(過去のNAFTA)の存在で、メキシコ、カナダの自由貿易圏に突然25%やペナルティーとして莫大な関税を課した事で、本来のアメリカの製造業のサプライチェーンを��断してしまう事だ、特にアメリカの自動車ビッグ3プラステスラへの影響は大きくアメリカ国内産業にも莫大な影響をもたらす、自動車メーカーによっては70%にも達する輸入部品で純米国産部品はわずかに過ぎない、自動車関連に限らじ医薬品や様々なアパレル日用品など製造、軍艦などの軍事産業も米国産では出来ない中で、造船技術を持つ日韓などに激しい制裁をして決して得策では無い、アメリにサプライチェーンを呼び込んでも高額な労働賃金では更なるインフレが起きアメリカは破綻するのでは無いのか?
ご指摘の通り、トランプ関税政策が北米自由貿易圏(特にUSMCA、旧NAFTA)におけるサプライチェーンに与える影響は深刻で、アメリカ経済や製造業にとって重大なリスクをもたらす可能性があります。以下に、指摘された点を踏まえ、トランプ関税がアメリカの実態、特に自動車産業(ビッグ3+テスラ)、医薬品、アパレル、日用品、軍事産業、造船技術、日韓との関係、そして労働賃金とインフレによる経済破綻リスクについて詳細に分析します。
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### 1. 北米自由貿易圏(USMCA)とトランプ関税の影響
#### USMCAの背景と重要性
- **USMCAの概要**: USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)は、1994年に発効したNAFTAを2020年に改定した協定で、米国、カナダ、メキシコ間の自由貿易を促進。自動車産業では原産地規則(ROO)が厳格化され、域内原産比率が62.5%から75%に引き上げられ、部品の40~45%は時給16ドル以上の労働者による生産が必要とされた。
- **サプライチェーンの統合**: USMCA下では、自動車部品や完成車が米国・メキシコ・カナダ間で頻繁に国境を越え、効率的な生産体制が構築されてきた。例えば、部品は最大6回国境を越えることもある。メキシコの低賃金労働力と米国の技術力、カナダの部品供給網が補完し合っている。
#### トランプ関税によるサプライチェーン寸断
- **メキシコ・カナダへの25%関税**: トランプ政権はメキシコとカナダからの自動車・部品輸入に25%の追加関税を課す方針(1962年通商拡大法232条に基づく)。これにより、USMCAの特恵関税(無税)の恩恵が失われ、コストが急上昇。
- **影響例**: メキシコからの乗用車輸入の約20%が2022年~2023年に特恵関税を適用できず、2.5%のMFN税率が適用されたが、25%関税はこれを大幅に上回る。
- **サプライチェーンへの影響**:
- メキシコは低コスト生産拠点として、ゼネラルモーターズ(GM)やフォード、ステランティス(ビッグ3)、テスラの部品供給を支える。GMはメキシコに10億ドル以上を投じ、EV生産ラインを構築したが、関税によりコスト競争力が低下。
- 部品の70%が輸入依存の場合(特にビッグ3)、関税は部品コストを押し上げ、完成車価格を上昇させる。Xの投稿では、米自動車産業が「死にました」との声もあり、関税が国内産業に逆効果と��懸念が強い。
- テスラはメキシコでギガファクトリーを建設中だが、関税により部品調達コストが上昇し、EVの価格競争力が損なわれるリスク。
#### 米国内産業への波及効果
- **ビッグ3+テスラ**:
- ビッグ3はメキシコでの生産依存度が高く、純米国産部品は30%程度に過ぎない場合も。25%関税は部品コストを押し上げ、価格転嫁で消費者負担が増大。テスラも同様に、メキシコや中国からの部品調達に影響を受ける。
- 全米自動車労働組合(UAW)はメキシコ生産を批判するが、関税によるコスト増は米国内の雇用創出に直結せず、むしろ生産縮小リスクを高める。
- **医薬品、アパレル、日用品**:
- 医薬品は原材料の多くを中国やメキシコから輸入。関税でコストが上昇し、米消費者への価格転嫁が進む(例:2025年6月で小売価格0.6%増)。
- アパレルはメキシコやアジアからの輸入依存度が高く、関税により衣料品価格が上昇。日用品も同様で、低価格を維持するウォルマートなどの小売業に打撃。
- **軍事産業と造船**:
- 軍艦や軍事装備の製造は、鋼材や電子部品をメキシコや日韓から輸入。25%関税はコスト増を招き、予算超過や納期遅延のリスク。
- 造船技術では、日韓が優位(例:日本の今治造船は人型ロボット開発で米国と連携を模索)。日韓への高関税(日本15%、韓国は未合意で25%の可能性)は、技術協力や部品供給を阻害し、米軍事産業の競争力を低下させる。
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### 2. 労働賃金とインフレリスク
#### 高額な労働賃金の問題
- **米国の賃金水準**: 米国の製造業平均時給は約30ドル(2025年時点)で、メキシコの16ドル基準(USMCAの労働条項)を大幅に上回る。サプライチェーンを米国に呼び戻しても、高賃金により生産コストが上昇。
- **メキシコの賃金上昇圧力**: USMCAの労働条項でメキシコの賃金を時給16ドルに引き上げる要求があるが、急激な賃上げはメキシコのコスト競争力を損ない、米企業も低コスト生産の恩恵を失う。
#### インフレの加速
- **コストプッシュ型インフレ**:
- 関税による輸入品価格上昇は、2025年6月時点で小売価格0.6%増を招いている。企業はコストの75%を消費者に転嫁し、インフレが加速。
- 自動車、医薬品、アパレル、日用品の価格上昇は、米家計の購買力を低下させ、消費減退リスクを高める。
- **賃金インフレとの連鎖**:
- 高賃金要求(UAWなど)が関税コストと相まって、賃金・物価スパイラルを誘発。FRBの利上げ圧力が高まり、国債利回り上昇で財政負担が増大。
- **経済破綻リスク**:
- インフレ進行と消費減退が同時進行すれば、米経済はスタグフレーションに陥る可能性。2025年3月の貿易赤字は過去最高を更新し、関税収入では財政赤字を補填しきれない。
- 米国の高賃金による生産コスト増は、グローバル競争力低下を招き、長期的にドルや国債の信認低下につながる。中国やEUがドル依存を減らす動き(例:代替通貨取引の模索)もリスクを増幅。
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### 3. 日韓への制裁とその非合理性
- **日韓の造船技術と米国の依存**:
- 日本(今治造船など)や韓国は造船技術で世界をリード。米国は軍艦や商船の建造で日韓製鋼材や技術に依存。日本の関税15%合意は比較的低いが、韓国は未合意で25%関税のリスク。
- 日韓への高関税は、米国の造船コストを押し上げ、軍事産業や商船の競争力を損なう。日本の造船業界は人手不足や中韓との競争に直面する中、米国の制裁は逆効果。
- **自動車産業への影響**:
- 日本は関税15%で合意し、サプライチェーンへの「壊滅的影響」を回避したが、韓国は交渉遅延で25%関税の可能性。日韓の部品供給がコスト増となれば、米自動車産業全体に波及。
- 日本のSUBARUや部品メーカーは、15%関税を前提に技術開発や効率化で対応可能と見るが、競合国(カナダ・メキシコ)の関税が低ければ競争力低下の懸念。
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### 4. アメリカ経済の破綻リスクとグローバル影響
- **サプライチェーン再編の限界**:
- 関税でサプライチェーンを米国に呼び戻す戦略は、高賃金とインフレで非現実的。メキシコやカナダの生産拠点を米国に移すには、巨額の投資と時間が不足。ジェトロ調査では、メキシコへの生産移管が進むが、USMCAのROO対応に時間がかかる。
- 米企業はコスト削減のため域外(ASEANなど)への移管も検討するが、中国依存の迂回輸出防止策(例:インドネシアの原産地規則)で複雑化。
- **ドルと国債の信認低下**:
- 関税による貿易摩擦は、ドル決済の信頼を揺らがせ、EUや中国が代替通貨を模索するリスクを高める。日本の5,500億ドル投資は直接投資中心で、国債購入には寄与せず、信認低下の緩衝材にならない。
- 財政赤字拡大(2025年3月貿易赤字過去最高)とインフレによる利上げで、国債利回り上昇が予想され、投資家のリスクプレミアム要求が高まる。
- **グローバル空洞化**:
- 関税は中小経済国(カンボジア49%、ラオス40%など)に打撃を与え、米市場へのアクセスを制限。メキシコやカナダも高関税で経済成長が阻害され、北米経済圏全体の空洞化が進む。
- 中国への50%関税は、米国の原材料コストを押し上げ、製造業の競争力をさらに低下させる。
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### 5. 結論:勝者不在と破綻リスク
トランプ関税は、USMCAの自由貿易体制を損ない、米国のサプライチェーンを寸断。特に自動車ビッグ3やテスラは、70%の輸入部品依存度によりコスト増が顕著で、価格転嫁や生産縮小が避けられない。医薬品、アパレル、日用品も同様に消費者負担が増大し、インフレを加速。軍事産業や造船は日韓への制裁で技術・部品供給が滞り、戦略的損失を招く。
高賃金によるサプライチェーン回帰はインフレを悪化させ、ドル・国債の信認低下やスタグフレーションリスクを高める。日韓への高関税は技術協力や競争力を損ない、米国の国益に反する。グローバル経済では中小経済国の空洞化や貿易縮小が進み、「勝者不在」の状況が鮮明。2026年のUSMCA見直し交渉や8月以降の関税動向が、破綻リスクを左右する鍵となる。
**注**: Xの投稿は米自動車産業への悲観的見方を反映するが、事実確認が必要。関税交渉の進展や企業対応(例:日本の効率化)は、影響を緩和する可能性があるが、構造的な問題は残る。
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[香港/ロンドン 6日 ロイター] - 海運業界では国際的な海上輸送のハブである香港から業務を移し、船籍登録を他の地域に変更する動きが静かに進んでいる。香港船籍の船舶を巡り、非常時に中国当局に徴用されたり、米中関係の緊迫に伴い米国の制裁対象になったりするのではないかといった懸念が高まっているためだ。 中国が自国の安全保障における香港の役割を強調している一方、米国は、台湾などを巡る軍事衝突の発生時における中国商船の重要性の分析に力を入れている。海運業界の幹部らは、こうしたことが業界全体に不安を広げていると話した。 香港は100年以上にわたり船主やブローカー、金融業者、保険業者、弁護士といった海運関連業者が集中する拠点となってきた。公式統計によると2022年に海運・港湾業が域内総生産(GDP)に占める比率は4.2%。英情報会社ベッセルズバリューによると船籍登録数は世界で8番目に多い。 しかしロイターが香港の事情に詳しい24人に取材したところ多くの関係者は、安全保障目標を重視する中国の姿勢や貿易摩擦の激化、さらに中国に忠実な香港行政長官が緊急時に海運業務を掌握できる広範な権限を持つといった要因を挙げて、商業海運業界が米中間の軍事衝突に巻き込まれるリスクを懸念する声が高まっていると証言した。 ある業界幹部は「中国がわれわれの船を求めて接触してくる一方で米国がわれわれを標的にするような事態は避けたい」と述べた。 <潮流の変化> 商業船舶は安全・環境規則順守のために、特定の国または管轄区域に船籍登録する義務を負う。調査会社ベッセルズバリューの分析によると、中国系企業が運航する船舶の香港での船籍登録は増えているが、外航船(外国航路を運航する大型船舶)の香港での登録数は4年前の2580隻から24年1月には2366隻へと8%余り減少した。 香港から船籍を移した船舶の移籍先を見ると、2023年と24年には74隻がシンガポールとマーシャル諸島で再登録された。これらの船は主に石炭、鉄鉱石、穀物などの貨物を輸送するばら積み貨物船だった。さらにタンカー15隻とコンテナ船7隻も別個に香港からこうした国に移籍した。公式統計からは、香港の船籍登録数は1997年以降の20年間に400%増加したものの、21年を境に減少に転じたことが分かる。 香港政府の報道官は、地政学や貿易環境の変化を踏まえて海運企業が業務を見直すのは自然なことで、船籍登録数が短期間で変動するのもよくあることだと説明。引き続き有力な国際海運センターとして卓越した地位を維持すると述べた。また船籍登録を規定する法律や非常事態関連の規定により、香港の行政長官には中国の商船隊に船舶を徴用する権限はないとも述べた。 しかし植民地時代の非常事態権限が米中紛争時どのように適用され得るかについての質問には詳細な説明を避けた。非常事態条項は行政長官に「いかなる規則でも制定できる」権限を与えており、対象には船舶や資産の掌握も含まれる。 弁護士や業界関係者によると、船舶の船籍変更は売却、チャーター、航路の変更など、さまざまな理由で行われる。海運コンサルタントである米カラツァス・マリン・アドバイザーズのバジル・カラツァス氏は、シンガポールが中国の海運および貨物貿易への依存度が低い企業にとって好まれる拠点になっていると指摘。その理由としてシンガポールは法制度などを含めて使い勝手の良い環境を提供しつつ、香港に比べてリスクが低い点を挙げた。 <商船隊> 香港の船籍登録は安全性と規制基準の高さで広く知られ、外国の港をスムーズに通過できると関係者は指摘する。一方、安全保障アナリスト4人や中国人民解放軍(PLA)の軍事研究によると、紛争発��時にこうした船舶は人民解放軍を支援する商船隊の中核を成し、中国向けの石油や食料、産業資源の供給を担うことになる。 中国が多数の商船を抱えるのと対照的に米国は商船建造業の規模が小さく、米国船籍の商船数ははるかに少ない。中国の国有船は軍事衝突の際には米国の標的になる見通しで、中国は国内の莫大な需要を満たすため、また国際海上輸送に大きく依存しているゆえに、その場合には他の船舶が必要になりそうだと3人のアナリストが指摘した。 海上戦略にはトランプ米大統領も着目しており、1月の大統領就任演説で「中国の支配下に置かれた」パナマ運河を「取り戻す」と発言。香港の複合企業、CKハチソン・ホールディングス(長江和記実業)(0001.HK), opens new tabは最近、パナマ運河周辺2港を含む港湾の運営権を米国などの投資家連合に売却する方針を打ち出した。トランプ氏は今月4日の議会演説で、ホワイトハウス内に造船局を新設するとも発表している。 過去10年間、中国の政府や軍の文書および研究は中国の商船が持つ民政・軍事両用の「デュアルユース(二重用途)」の価値を強調してきた。2015年に制定された規則では、タンカー、コンテナ船、ばら積み貨物船を含む5種類の商船について軍事��途に適応できるよう設計することが義務付けられたと国営メディアが報じている。その後、国有企業の中国遠洋海運集団(COSCO)の事業は大幅に拡大。同社の公開文書によると、中国政府は政治将校を商船に配置している。米国は今年1月、中国軍と関連があるとしてCOSCO子会社をブラックリストに追加した。 <真のリスク軽減> 地政学的な課題にもかかわらず香港は依然として船主にとって重要な拠点であり続けているが、それでも一部の企業は密かにリスクヘッジを進めている。 2014年に香港で設立され、現在はロンドン市場に上場しているテイラー・マリタイム(TMI.L), opens new tabは近年、香港での事業を縮小している。21年以降、船籍登録をマーシャル諸島とシンガポールに移し、事業拠点をロンドン、ガーンジー、シンガポール、香港、ダーバンに分散させた。事情に詳しい関係者は「テイラー・マリタイムは香港で真のリスク軽減を図った」と話した。 香港上場のパシフィック・ベイスン・シッピング(2343.HK), opens new tabは、以前は110隻のばら積み貨物船を香港に登録していたが、潜在的なリスクを見極めつつ、船籍の登録変更を視野に入れた緊急対応計画を策定中だと関係者2名が明かした。 香港船主協会のアンガド・バンガ会長は、複雑な地政学的環境の中で海運企業はリスク評価に基づいて緊急時対応計画を調整しているが、船舶の徴用についての懸念は聞いたことがないと述べた。 しかし一部の業界関係者は、香港に対する漠然とした不安が経営判断に影響を及ぼしていると指摘する。弁護士3人によると、近年まで中国で建造され、中国の銀行が融資した船舶の契約では香港での船籍登録が義務付けられるのが一般的だった。ただ過去2年間で船主の要求により香港以外での登録も選択肢として明記される契約が出てきたという。ロイターはこの変更を独自に確認することはできなかった。 中国は軍事の近代化を進め、台湾への武力行使を否定せず、香港の国家安全保障上の重要性を強調している。ロイターが取材した業界幹部3人と弁護士2人によると、2020年7月に施行された香港国家安全維持法が海運業界のリスクを高める要因になっている。 弁護士らは、仮に香港政府が緊急時に船舶を徴用しようとしても、香港船籍の船の多くは香港から遠く離れた海域を航行しているため、実際には困難かもしれないと指摘する。しかし長年存在してきた非常時の統制権限を、「国家安全保障」というレンズを通して見なければならなくなったという。 ある弁護士は、一部の船主は愛国心から、または危機による見返りを期待して、政府からの要請を拒否しないだろうと話した。一方で別の弁護士は「そもそも要請を受ける可能性がある状況に身を置かない方がいい。国家安全保障の地図は明確に塗り替えられ、ほんの数年前には問題ではなかったことが問題になっている」と述べた。
焦点:海運業界で静かに進む「脱香港」、有事の徴用など警戒 | ロイター
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ネットで蓮舫さんが暴れて大変なことになっています。ヤバイんですけど……。どうしてこうなってしまったのでしょう。 蓮舫さんの経歴は、抜群です。旧民主党政権では国務大臣を務め、旧民進党代表(途中で投げ出しちゃったけど)も歴任するという輝かしい経歴を持ち、状況が許せば日本憲政史初の女性総理大臣にも就任するかもってぐらいの、野党の切り札的存在。 そんな抜群の知名度を持つ大物の蓮舫さんを都知事選に担ぎだしたところまでは良かったんですけれども……。蓋を開けてみたら、俺たちの女帝・小池百合子さん相手に大惨敗してしまったのは皆さん記憶に新しいところかと思います。 立憲民主党や日本共産党など野党陣営からしますと、いくらエース級の蓮舫さんとはいえ、現職都知事に勝ち切るのは当初から難しいと判断していたようです。せめて、2020年の都知事選で担ぎ出していれば、まだ勝算はあったんじゃないですかねえ……。 もともと来年で改選となる参院選までわずか1年という蓮舫さんの残り任期を考えれば、東京都下の衆院選に鞍替えする布石として、都市部で人気が急落している自民党へのダメージと、衆院選顔見世の一環として蓮舫さんが全国の注目を集める都知事選に出馬するのは良い案といえば良い案でした。 ◎「2位じゃダメなんですか」のはずが3位に…15年ぶりにフラグ回収した蓮舫さん(56)は、どこで失敗してしまったのか?(文春オンライン) ところが、ドトールの創業者・鳥羽博道さんと選挙の神様・藤川晋之助さんに担がれたダークホース・石丸伸二さんに頼みの無党派層や若者層をごっそりと奪われ、蓮舫さんは3位に転落してしまいます。やっちまったな。 蓮舫さんの惨敗は、追い風が吹いていると思っていた野党陣営からしても、逆風で大変なことになっている自民党にとっても、「えっ」って感じの衝撃をもって迎えられたのです。 連合東京が野党勢力の候補を支援しなくなった元凶 ある程度いけると思っていた蓮舫さん陣営。それでも小池さんに惨敗してしまったので、なんでこんなに苦戦したのと反省するために、立憲民主党は主力の支持団体である連合(日本労働組合総連合会)の会長・芳野友子さんに来てもらって、敗戦の総括をしたわけですよ。 もっとも、蓮舫さんは幅広い支持を集めるためとの名目で「オール東京」を標榜し、立憲民主党を離脱して無所属扱いとなりました。しかも、左派活動家や著名人のグループである市民連合を緩衝材として、日本共産党が無所属蓮舫さんを強力に支援しました。結果的に、これが裏目となって、オール東京ではなくオール左翼になった結果、活動家っぽい独特な選挙戦に都民の投票意欲は冷めてしまったのもまたむべなるかな。 ただ、この日本共産党と連合との間には、労働組合同士の長い対立の歴史もあって、同じ左派勢力でも不倶戴天の敵とも言える関係にあります。 また、今回蓮舫さんを担ぐに至った立憲・手塚仁雄さん(東京5区・目黒区)は、この連合の東京を中心とする組織・連合東京との折り合いが非常に悪く、過去も東京の選挙では、連合が野党勢力の候補者を担がず、支援しない歴史が続いています。 なので、蓮舫さん陣営も連合には正式な支援・応援要請をしていなかったとされており、蓮舫さんは連合に気兼ねせず、大手を振って「立憲共産党」からの支援を受けて選挙戦を戦い抜いた、はずでした。 ところが、その芳野さんによる蓮舫さん敗戦総括の囲み取材の記事が出るや、蓮舫さんが爆発。「現職に挑戦した私の敗戦を、現職を支持した貴女が評論ですか」といきなり噛みついてしまいます。ヤバイ。 いや、連合に支援を求めなかったのは、そもそも蓮舫さんサイドのはずなのでは。それどころか、繰り返しますが、いまの立憲民主党の支持団体こそ連合なのです。にもかかわらず、「連合離れはこういうトップの姿勢にもあるかもしれませんね」と派手に揶揄したからさあ大変。 普通、負けた候補者が言うことじゃないと思うんですよね。 「私は黙らないからかっこいい」と思っているのかもしれませんが、古巣の支持団体まで一緒に腐すとか、さすがにヤバすぎるのではないかと感じるわけですよ。立憲からすれば、離党したとはいえ党代表のような要職も務めた蓮舫さんが堂々と支援組織批判をするんですから、大迷惑です。 大人の常識をオールスルーした俺たちの蓮舫さん そして、今度は朝日新聞の政治部記者・今野忍さんが、蓮舫さん落選に関して、蓮舫さんにリポストする形で言及したら、これに対して蓮舫さんがさらにブチ切れてしまいました。 蓮舫さんがこの自分から積極的に燃えていくスタイルは、もう誰にも止められない。誰にでも絡みに行くので、もはやカミツキガメとかR指定などと揶揄される始末で、さらに蓮舫さんの支援者が「蓮舫さんへのイジメだ」と大騒ぎするので、結果的に蓮舫さんの異常行動が増幅してさらにクローズアップされてしまう状況です。 それどころか、積極的に蓮舫さんを応援してきた左派活動家や有識者も、このまさかの「朝日新聞の裏切り」に対し、ボンバーマン的な怒りの爆発連鎖で尽きぬ油田の大火災の如き大惨事へと発展していくのであります。ヤバイ。 いきなり、蓮舫さんがX(Twitter)上で朝日新聞に法的措置をチラつかせながら謝罪要求。おいおいおいおいおい。別に「そういうのは水面下でやれ」とか「常識的にはある程度、根回ししてから騒ぐもんだろ」などの、大人としての常識をオールスルーで、酔っぱらいの煽り運転上等のような危険行為をぶちかまします。 もっとも、今野忍さんも朝日新聞にとっては保守寄りの思想を強く持つ“問題児”的な扱いをされていたようで、朝日新聞記者の肩書でネット番組などに出て、あまり裏の取れていない話をしてしまうために困った存在だったというふうにも聞いています。 実際、政治部にいる現役記者が、ネットで落選した候補者に関して、ダイレクトに論評するのは記者としてのマナーや倫理に反するという同業記者も少なくないのは事実です。 ただ、朝日新聞は別に立憲共産党の機関紙ではありません。常に、立憲など左派政党や蓮舫さんなど左派系政治家にとって都合の良い、耳障りの柔らかい言動だけがもとめられているわけでもないので���。 逆に、幅広い政治指向や立場の記者を抱えて初めて報道機関の奥深さという面もありますから、公然と蓮舫さんにDISられたからと言って、お詫びしたり撤回したりするのは言論の自由の萎縮にも繋がるところなんですよね。 蓮舫さんの次の公認政党は日本共産党? そう思ってたら、いきなり朝日新聞が謝罪してました。ええ……どういうことなの。子宮頸がんワクチンの反対キャンペーンで若い女性の命を大量に奪っておきながら、謝罪もロクにしていないあの朝日新聞が、蓮舫さんの噛みつきを前にあっという間に謝罪に追い込まれてしまうとか、何してんだよという感じが強く致します。 また、発端となった今野忍さんも、誰に対する謝罪かは明確にしないながらも謝意を表明し、しかし騒動となったポストは削除しないという漢気ムーヴをかましています。 これが読売新聞や産経新聞、夕刊フジなんかだと蓮舫さんはそこまで怒らなかったでしょうし、蓮舫さんの支持者も「蓮舫さんは落選したのだから私人だ」などの謎の擁護はしなかったことでしょう。 いわば、身内だと思っていた連合会長や朝日新聞の政治部記者に、よりによってネットで酷評されたので蓮舫さんがイキリ立って批判をはじめ、それが犬笛となって、蓮舫さんファンがネットで焚き付ける側に回り、大騒動に発展したという形であると言えます。 安倍晋三さんの伴侶に過ぎない安倍昭恵さんが私人であるという閣議決定にあれだけ批判を浴びせた蓮舫さんやその支持者が、落選したからといって、「元国務大臣や元党代表は私人だ」というのもヤバくて面白い感じがします。 都知事選のような大型選挙に知名度抜群の大物政治家として挑んで惨敗したのですから、そりゃ当然評論の対象になるでしょうし、そもそも旧民主党の政権交代前から自民党や政府に対しても中傷めいた批判を繰り返してきたのですから、典型的なダブルスタンダードとも言えます。 せっかく法的措置をチラつかせたのですから、これはもう誰でもいいから弁護士ちゃんと立てて、司法で白黒つけたら面白いんじゃないかと思うんですよ。 やはり、蓮舫さんが表だって連合批判してしまったので、立憲民主党から衆院選に鞍替え出馬ってのはまあ無理じゃないのかなっていうふうには思います。いまや、出馬する公認政党としては日本共産党ぐらいしかあり得なくなっちゃっている���ではないでしょうか。 いままさに蓮舫さんの惨敗を受けて、立憲も泉健太体制どうするのっていう話にもなります。なぜか責任を負って刷新するべき立憲東京都連は、長妻昭さんも手塚仁雄さんも退任することなく居座っています。 一方、国民民主党とまた候補者調整をして共産党外して仲良くやろうぜという話にもなっているようで、都知事選前はめっちゃ吹いていた立憲民主党への風がぱったりと止みかねない状況で、右往左往している印象があります。 また、何とか小池百合子さんへのステルス応援で面目を保った形の自民党も、同日行われた都議補選で、選出9議席のうち2勝7敗(うち、南多摩だけは不戦敗)となって、都連会長として頑張ってきた萩生田光一さんもついに自ら辞任する運びとなりました。 自民党は自民党で、やはり政治とカネの問題をいまなお強く引きずり、岸田文雄政権の支持率も低迷したままで9月下旬の総裁選に向けてごちゃごちゃやっています。そう簡単には都市部での自民党支持率回復は難しいのではないでしょうかね。 かといって、石丸伸二さんも都知事選で新風を起こして2位になってみたものの、出てくるエピソードがどれも割とイケてない感じのネタばかりで、一過性の人気で終わってしまいそうな雰囲気です。 既存政党に対してこれだけ有権者の不信感が積み重なり、自由民主党も立憲民主党もやらかしが酷くヤバい感じになっているのに、その真ん中で派手なキャンプファイヤーをやってる蓮舫さんってのは、実に象徴的な存在だなあと感じずにはいられません。
ネットで黒煙を上げ続ける俺たちの蓮舫さん、誰かどうにかしてあげられませんかね 【山本一郎ズアイ】ボンバーマン蓮舫に都議選惨敗の自民・萩生田、一過性の石丸…焼け野原と化した都知事選後の東京(1/5) | JBpress (ジェイビープレス)
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研ぎの秋
妹が破棄したプロ用爪切りを研いだ。一般的な爪切りはバネ状で2枚の刃を押さえつけて切る構造で、材料も余り良い金属が使われていない例が多い。しかし流石に業物なのか、部材が落ち着いた鋼でニッパー状の構造だった為、研ぎの効果は出易く感じた。
破棄された理由は刃を見れば一目瞭然で、刃の先と尻の部分が摩耗し噛み合わせと切れ味が悪くなっていた。
この手の小物の研ぎには包丁や大工道具用の砥石は使わない。使用するのは金型用のマッチ棒の様な人造砥石と、天然砥石の破片である。
まずは大村砥のコッパで大まかな形を整える。そこから先は金型用砥石の300番と1000番の砥石で細部に研ぎを入れる。具体的には刃の表側は爪切りを閉じた状態で丸みに沿って研ぐ、裏側は刃を開いて研ぎ過ぎない程度に研ぐ、あと噛み合わせを見ながら先に噛む場所を表から研いで徐々に調整していく。小刃も付けて微調整する。
金型用砥石1000番まで使ったら、次は京都産仕上砥の柔らかいコッパで同様に研ぐ(この砥石はちょっと大きかったので表しか研げなかった)。最後に相岩谷の硬い仕上砥の破片でさらに研ぎ、研ぎムラも切れ味には影響しないけれどなるべく無くす。
最後の最後に相岩谷で小刃を付けて完了。快適に使える爪切りになった。まだ微妙に歯が噛み合っていない���もしているが、余り研ぎ減らすのも良くないので次第点だろう。
黙々と細かい作業をしていると充実感が有る。
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「釈迦八相」欄間彫刻 釈迦堂 YouTube https://youtu.be/xnfWYMyEi1g
「釈迦八相」と画像検索すると、念佛宗の画像が上位に出てくるようになってきました。
「釈迦八相 念佛宗」で検索をお願いします。 多くの方が検索すると検索補助に出てくるようになるかもしれません。
釈迦堂外面の欄間には、八相成道とも、釈迦八相���も言われる、釈迦御一代記が示されています。 幅3220 高1390 厚450mm 楠材
1、降兜率 ごうとそつ 釈尊は、過去に八千回もの輪廻を繰り返し、兜率天に昇り、善慧菩薩(ぜんねぼさつ)となられました。 機が熟し「我今、佛陀と成るべく閻浮提(人間界)に生まれる」と、六牙の白い象に乗り、降臨されました。










2、入胎 にったい 七月十五日、菩薩が、六牙の象に乗って虚空の中から来りて、胎内に入る夢を見られた摩耶夫人は、ある婆羅門より、「胎の子は必ず佛に成るべき瑞相を現している」と教えられました。
3、誕生 たんじょう 四月八日、ルンピニlの花園の無憂樹(むうじゅ)の下で、摩耶夫人がその枝に手をかけた時、右脇から釈尊が誕生されました。 降誕された釈尊は、七歩歩まれ、右手で天、左手で地を示して「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんげゆいがどくそん)と呱々の声をあげられ、七歩の跡には、七茎の蓮華が生じました。
4、出家 しゅっけ 何の苦労もなく、ひときわ恵まれた環境で育てられたにもかかわらず、老、病、死の苦から逃れることができない、一切皆苦を悟られた釈尊は、地位、名誉、財産など、全てを捨てて出家されました。御歳二十九歳。これ以後六年にわたる苦行を始められました。
5、苦行 くぎょう 多くの師について修行しても依然として、人間の苦悩の根本解決には至らず、釈尊は前正覚山(ぜんしょうがくざん)でただ一人、苦行を続けられました。 その凄まじさは、「過去にも、また未来にもこれ以上の苦行はない」とされるほどでした。
6、成道 じょうどう 苦行は、根本解決ではないと看破された釈尊は、尼連禅河(にれんざんが)で身を清められ、乳粥の供養を受けられると、菩提樹の下で膜想に入られました。 悟りを得るまで決してこの座を立たぬ、という強い決意のもと、欲望の支配者・悪魔を退け、ついに悟りを得られました。
7、初転法輪 しょてんぽうりん 御自ら悟られた佛法を、人々に弘めるように梵天から懇願された釈尊は、かつての修行の仲間を訪ね、鹿野苑で五人の比丘に初めて佛法を説かれ��した。 これを「初転法輪」といいます。法輪を転ずるとは、最高の真理を世に宣布することです。
8、涅槃 ねはん 釈尊は、クシナガラの地で、沙羅双樹の下に身を横たえ、涅槃の時を迎えられました。 時は二月十五日。最後のお言葉は、「万物は移ろいゆく、怠りなく精進せよ」 その御入滅を惜しみ、時ならず沙羅双樹の純白の花が降り注ぎました。
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろ���ゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託��撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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車窓の外の風景は摩天楼の存在と、秋の訪れを告げていた。車を走らせていれば、様々な視覚的アスペクトが展開されていく。しかしドライバーを除く搭乗者にとっては液晶画面に映る色の配置とそう変わらない。そのような穏やかなドライブへの理解が私に、車窓の風景を子どもの頃見た、SFアニメのタイムスリップした先にある未来都市への理解とオーバーラップさせ小気味よくなる。100年前の人々からすれば、今の東京は充分未来都市と言えるものだろう。しかし今、私が走る環状線やその前にあるビル群や工業施設、マンション、アパートのような中高層建築以上の建物の群れは、実は50年前とさして変わらない風景なのだとかつて仕事の関係者にしつこく聞かされ続けてきたことだった。東京に詳しくならないとまともな記者にはなれないんだぞと。銀色のトヨタ プリウス。最新のバージョンだった。今は取材が終わり出版社に帰るところ。深夜から朝9時ぐらいまで降り続いた雨は止み、午後1時すぎの現在の東京は見事に晴れ渡っている。今日は排気ガスによる大気汚染など微塵も感じなかった。
紀尾井町にある東茎春集(とうけいしゅんしゅう)社の敷地内にある小学校のグラウンドの半分はあろうかという、都心にしてはかなり広い駐車場にプリウスを駐めて会社の中に入る。ガラス張り地上8階地下1階建ての黒いビルで、非常にどっしりとした印象を受ける。日本で最も権威のある文芸賞を複数主催する出版社ならではの自負に満ちた、威厳と、巌窟のような屈強さであった。
エントランスから会社に入ると、少し先に受付があり係員が横並びに3人、座している。それを横目に通り過ぎ、セキュリティーシステムが併設された両開きの自動ドアへと向かう。今日は受付の者と話さなかったが、客人を連れているような特殊な場合は声をかける必要がある。セキュリティーシステムに社員証をかざし自動ドアを開いた。そのまま向かい合った4つのエレベーターのうち手前右側のものに乗る。週刊誌の編集部署である5階で降り、自分のデスクに向かう。このような工程を経ないと、週刊誌の記者として存在しえないというのは、38歳になろうかという今の自分でさえ信じられない。我々は普段から雑誌を読むだけで雑誌の内側になった、内側に迎え入れられたような気がするものだ。それは雑誌の魅力もあるだろうが、なによりも編集部の情報処理業務の賜物なのだ。自分のような出版業界の者たちが世の中のことを調べ尽くしているからこその操作性とインタラクションが断固としてあり、息子がやっているNintenhoのようなゲーム機ははじめからこの世界にいらないのでは、とさえ思えてくるのは傲慢さによるものか、それとも活字に慣れすぎた自分の脳みそが誤作動を起こしたがゆえの錯覚なのだろうか。
自分のデスクに着き30分ほど経ってから、今日の取材の内容をゆるりとまとめようとしていたところだった。ようは仕事をするふりをしていた。すると同じ編集部の後輩、与川が話しかけてきた。
「佐藤さん。今日の記者クラブ、代理で佐藤さんに行ってほしいって編集長が」与川は私より一回り下の女性で、今年27になるのだったか……。とても容姿端麗であり、地味な印象を与える、大人しく小さな声で話す人だ。しかし主張しない立ち振舞が日本的美女のイメージに彼女を近づかせていた。ある程度計算しているのだ。私の職種には多いタイプだ。
「うん、分かった。何時?」
「4時半です」
「分かった。行けるって言っといて」私は即答する。
私は手元の腕時計を眺める。今は午後2時15分なので、すぐに向かうべきだろうか……。それともコーヒー1杯は飲めるか……。
日本記者クラブの会見会場のすぐ手前の長椅子に座りながら、腕時計を眺める。いわゆるソファーに含まれるものではなく、パイプが剥き出しの簡素でミニマルな椅子である。結局すぐに会社を出てここに向かった。時間にはかなり余裕があるがぞろぞろと人が入っていく。日本記者クラブの会見会場はただの囲み取材を目的としたものではなく、我々記者たちにとっての情報共有の場であり、そのためだけに人材を送る会合の場でもある。そして会見を行う人物のタレコミが特定の会社にだけこっそり行われたりするといういわば取材にとって不可欠な生命線であり、自分がスカウトを行い今度は逆に自分がスカウトを行われるという終わらない朝ドラの撮影のような場所だと思っていた。他の職業では絶対に味わえないやりがいがある。きっと俳優や女優でさえこのような特権は享受できないだろう。しかしそれらはあくまでもとくダネという知識のみに関わる領域のために発生したシステムなのだ。記者たちはここに食べ物を獲得しに来ているわけではなかった。
スマートフォンをじっと眺めていると、同業他社の男性がこちらに歩いてくるのが見えた。3メートルほど先の光景。私は立ち上がる。この人とは1、2年前に知り合った。同世代のマスキュリンな雰囲気と出で立ちの色黒で、東北出身だった。
��あぁ、どうも」私は先に声をかけた。まるで戦闘機のパイロットのようだ。
「はい。今回の会見はあのスクープと陳謝のあとだから世間的にもダレますよね」
「まぁ、企業的にも人前に出しとけばい��だろうということなんでしょう。まぁ、見せしめですよ」
「うぅん……」目の前の同業他社が感慨深そうに首をかしげる。あえておじいちゃんっぽく振る舞っているという様子。これに安心する人も多い。
「あ、そうそう。こちらはうちの編集部の鈴木です。ご挨拶させたくて」
男の横に立っていたのは鈴木と紹介された30代ぐらいのロングヘアの女性だった。かなり小柄のようだがそうでもないのか。さして太っているわけではなく、ぽっちゃりした体型という印象では決してなかった。私は女性がいると思ってあえて目を逸らしていた。
「はじめまして。鈴木です。佐藤さんのことは記事で見て伺っておりました。非常にパワフルで、人の心を動かす筆で、すごいと思います」
目の前に差し出された名刺を受け取り、自分の名刺を財布から取り出す。名刺入れは持ち歩いていなかった。「佐藤四郎」と明朝体で書かれたかなりシンプルな名刺だ。名刺に関してはどんどんシンプルになる傾向がある。我ながら貧相な名刺だと感じる。相手から手渡された名刺も断然シンプルかつ質素なもので、まるで平安時代の儀式のようだ。きっと大人になるというのはこういうことなんだろうと思う。たぶん、ここには紙と人体だけがあるのではないか。
2人は別れの挨拶もせずに去っていった。このような形式主義とフレキシブルさが両立する奇妙な雰囲気と様相は、入ってみないと分からないだろう。やたら几帳面だが、肝心なところはがさつなのだ。たしかにこれは芸能界に近いようだ。
品川にある自宅に帰り、リビングダイニングに入ると、妻が皿に晩飯を盛りつけていた。冷蔵庫から発泡酒を取り出し一口飲む。そしてそれをテーブルの上に置き、自分の書斎に荷物を置きに行く。
リビングダイニングに戻って食事にとりかかる。麻婆豆腐とスーパーの惣菜のイカフライ、サラダだ。イカフライはかなり量が多いようで、大きなトレーに20個以上乗っている。いやもっとか……。おかずとしては申し分なく、ご飯が進むので自然と自分の書斎に意識が向かう。食事が終わるとそこに向かい作業を行う習慣があった。
「今日雑誌見てたらねぇ、今季ジーンズが流行るって言ってて、2015年ぐらいを思い出したわ。その頃、私、超ギャルだったからね。デニムオンデニムっていうのが流行ってんたんだよぉ。2015年ってもう15年前だからね」
「あぁ、そうなの。ちょっと分からないな。俺ファッションもともと関心ないから」
「え、私のナイスバディーを見ろよ」
「いや、その頃知り合ってないし。ノームコアっていうのがなかったっけ。あれはどうなったの」
「ノームコアは自然に消滅したんだよ。単純なものは消える運命にあるんだよ」
「え、そうなの本当に。違うよね」
「知らん」
そろそろ自分の書斎に行こうかと思い、発泡酒を持って腰を上げる。今日は比較的早いので作業が進みそうだった。自宅への郵便は無視することにした。
午後3時20分。今日も日本記者クラブで1日の半分を過ごしたことになる。1週間の半分、いや三分の二を日本記者クラブで過ごすことも決して珍しくはないからだ。しかし、ここ3ヶ月はそれほど日本記者クラブに席を用意してもらっていないと言えるだろう。週1度あるかないかほどだ。「あなたはいつも遅刻するんだから。早めに行動しなくちゃだめでしょ」といつも母に言われた。それはアブラカタブラだ。母の言葉は呪の呪文である。きっと誰にとってもそうだろう。
AI規制法を受けてのリーディングカンパニーによるアジェンダおよび勧告、という趣の1時間強の濃厚かつ迫力のある会見だった。3人の役員による会見だが、主に喋ったのはひとりの爽やかな印象の見た目の真ん中の中年男性だった。ジム通いか何かだろうか、やけに筋骨隆々に見えた。後で映像を見ればはっきりするだろうが。このような企業はすでにリーディングカンパニーというよりも寡頭政治の実力者と呼ぶべき政治性を示しつつある。もちろんそれでは企業の独立が毀損されてしまうのではあるが、しかしすさまじい迫力だった。私と会話しても五里霧中で、マネキンを前にしたような態度しか取らないであろう、という確信を抱かせるいかにもな巨大企業の悪のありさま……。純粋なデウス・エクス・マキナと化したアジア人男性の姿にはアラン・チューリングもびっくりだろう。堀江貴文が活躍したICTバブルの時代に乗り遅れて以降、我が国のICT産業は曖昧に、しかしはっきりと橙色の恐慌を示し続けていた。きっとそれは日没の頃の空であり、日付が変わる頃のときめきと背徳感に違いなかった。目の前にパソコンがある。だから国民全員で心中しようとでも言っているかのようだった。私はICT産業が国と国民の精神を蝕むさまをリアルタイムで見てきたのだった。
スマートフォンをつけると同業他社からの着信があった。同業他社であって同僚ではないのだから、言葉遣いに気をつけなくては、と毎回意識させられる。折り返しの通話を発信する。
「もしもし。着信があったので折り返し電話しました」私は言う。
「菓垣(かがき)です。突然すいません。折り入って相談したいことがあるので、居酒屋かどこかで会えませんか」と同業他社が言う。菓垣というのは、東茎春集よりやや小さいが大手から中堅に確実に数えられる出版社に務める、自分より少し年下の男だった。我が社より小さいというのはあくまでも傾向のことだ。厳密には我が社より大きいとみなすべき時期もしょっちゅうである。
「えぇと……、今日ですよね」私は尋ねる。
「はい」
私は少し考えた。これから人と会って会食し、そのあと自宅に帰るのはやや億劫に思えた。しかしこの後の仕事もなく、直帰が許されていた。
「えぇ、分かりました。どこですか」
「午後5時、横浜の呑んべいというお店です」
「横浜ですか……。分かりました。細かい場所はメッセージで送ってください」
私は通話を切る。そして会社に通話を発信し、直帰する旨を伝える。
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はじめてのレーザー体験「時計づくりワークショップ」を開催
一般社団法人ファブデザインアソシエーション(FDA)では、はじめてのレーザー加工機体験「時計づくり」ワークショップを7月12日に行います。ぜひご参加ください。


▲ワークショップの都合がつかない方に、レーザー無料体験会もあります。
※時計ワークショップやレーザー無料体験「Laser Pit」のお申し込みは、こちらから。
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【夏のイベントご案内】2025年7月19日 夏を愉しむ 和食と日本茶の会
御料理とく竹さんとのコラボ企画【夏を愉しむ 和食と日本茶の会】 まで、いよいよ一週間になりました。
今日はお出しするお茶メニューの最終確認。てぽた10周年記念で茶友の松尾さんに作っていただいたてぽたオリジナル茶第2弾も届き、今回のイベントで初披露いたします。
🍵お茶のラインナップ(予定)
・しずく茶(八女高級煎茶)
・和紅茶(神奈川県秦野産)
・つゆひかり(東京都西多摩郡瑞穂町)
・てぽたオリジナル茶第一弾(東白川産やぶきた)
・てぽたオリジナル茶第二弾(東そのぎ産やぶきた)
以上を夏っぽくお出しする予定です。
Welcome tea+お料理8品+お茶8種。 2025年7月19日土曜日12時~の会は1席、17時~の会は3席、まだお席ございます。
旬の食材を使った和懐石とお茶のコースで、夏のひととき、非日常を味わっていただけたら、と思っています。
◆参加費:14,300円(和懐石コース、お茶、消費税込み) ◆ご予約:DM(メッセンジャー)、下記 御料理とく竹さんのウェブサイト、お電話で受け付けています。
御料理とく竹:0470-71-0339
ご予約ページ:https://oryoritokutake.com/table_2025/?month=2025-07 住 所:千葉県いすみ市岬町江場土1964 Googleで『御料理とく竹』を検索。

今日試飲したお茶の一部です。


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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024)2月15日(木曜日)
通巻第8133号
米国へ中国人の不法移民は三倍以上。エクアドルから密林を越えて
中国人はなぜ国を棄てるのか? なぜ遠きアメリカへ行きたがるのか
*************************
ロシアのウクライナ侵攻が始める前まで,中国マフィアとウクライナの犯罪組織が組んだ「人間の密輸」ルートがあった。
ウクライナと国境を接するハンガリー、スロバキア、モルドバ、ポーランドを経て、いったんEU加盟国に這入り込んでしまえば「シェンゲン協定」によって欧州域内の移動は自由になるためドイツ、フランス、伊太利亜などを目指した。
次に狙われたのはギリシアンのピレウス港でコンテナターミナルの管理運営権を中国は30億ドルで買った。コンテナに隠れての密航が取りざたされた。
独仏伊ばかりかオランドにも、いやシチリアにもチャイナタウンが出来た。アムステルダムのレッド・ライト・ディストリクト(赤線地帯)は世界に悪名高いが、あの地域は事実上のチャイナタウンに変貌している。ちょっと裏道へ入ると、驚き桃の木、道教寺院、中国料理レストラン、妖しげな飲み屋が集中している(小生も撮影に行きました)
コロナ禍でEU諸国の国境検査が厳しくなり、さらにウクライナ戦争でウクライナ・マフィアの暗躍の場所が失われ、次に中国人が目指したのは米国だった。といっても米国にはすでに450万人ともいわれる先住の中国人がいる。かれらは苦力(クーリー)の時代に米国へ渡った中国人が,ゴールドラッシュが終わったあと、サンフランシスコやロス、シアトルなどに形成したチャイナタウンに居着いた。
その足場を元に労働力の補給として紛れ込んだ,半ば合法の移民と留学生がそのまま居着いた「新移民」がある。たとえばNYのカナルストリート周辺は古くから拓けたチャイナタウンだが,広東省出身者が主力で、新移民たちは新たにラガーディア空港近くのフラッシングに新チャイナタウンを構築した。
米中経済摩擦が激化し、トランプ政権からの規制強化で学生ビザは一年ごとの審査となったうえに入国拒否となるケースも続出し、なかなか困難になった。観光ヴィザでの入国は殆ど不可能となった。ヒューストンの中国領事館も、全米の大學に設置されていた孔子学院も廃校となった。
それ以前にアフリカや中東諸国に住み着いた中国人というのは「一帯一路」で派遣された労働者が、そのまま帰国せずに定着したケースが多い。いまやドバイにまでチャイナタウンがある。
▼コロンビアの密林を経由する闇のルート
さて米国である。
中国企業並びに中国人排除は、ウォール街における中国企業の上場数が象徴する。一時は500社を越えた中国企業のNY株式市場上場は、かれらの錬金術の戦場でもあった。その後、ランキン珈琲などのインチキ決算や不正経理、企業情報の不透明などがばれて、上場が難しくなった。
2024年一月時点での中国企業のウォール街上場は2022年比で17・5%減の265社となった(一覧は下記報告書の8pから26p)
2022年頃までは年間一万人前後がメキシコから不法入国していた。中南米諸国のヒスパニック系に混ざって,ベトナムやアフガニスタンからの亡命希望が多かったが,中国人も混じっていた。年間一万人ほどだった。
米国では『亡命申請』をすると、ほぼ滞在が認められる。強制送還に中国が応じないため、メキシコを超えてアメリカに入りさえすれば、亡命は成功なのだ。
23年8月時点で不法入国のなかの『亡命希望』は130万人、このうちの10万人が中国人だった。
異変は2023年から起きた。中国経済が「心肺停止」状態となって、ネットでは「走線」や「潤出去」(豊になるために国をでよう)という語彙が頻出する。密輸斡旋業者が、密航を手伝う。
凡そ37000人強がアメリカに亡命もしくは難民申請あるいは不法入国に成功し、そのままドロン、かれらは全米各地のチャイナタウンにすぐに溶け込む。この流れ込む中国人の新移民を救援する組織もあって衣食住には困らないことになっている。
急増の理由がコロナ禍とは無縁で、職を失った人が多く、主因は政治的要素ではなく経済的理由である。新たな稼ぎ場を求めての逃避、現地を取材した記者によれば『不動産販売委員だった中国人が目立つ』という。
かれらの「走線」の典型的ルートはまずビザが不要のタイへでて、それからエクアドルへ空路で向かう。エクアドルも中国人にはビザ免除措置を講じているからだ。
エクアドルから斡旋組織に依頼して、メキシコまで3700キロ。密林や難所を抜け、治安の悪いコロンビアを通り、舟などでメキシコへわたる。こうして平均一人5000ドルの大金をかけて、命がけで「アメリカン・ドリーム」の国に行きたがるのである。
だがアメリカは中国より治安が悪い。その上、猛烈なインフレで物価が高い。子供連れなら学校と言語の問題もある。そこまでして何故アメリカへ行きたいのか? 日本人から見れば理解不能だろう。
答えは簡単である。
中国は人間尊重という理念がなく、なにごとにも不自由で、永久に住みたい国ではないからである。
嗚呼,悲しい中国人!
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政府が宗教法人法に基づき、13日にも解散命令請求に踏み切る世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡って、東京都多摩市に新たな大規模研修施設を建設する計画が浮上し、地域の混迷が深まっている。一帯は高校や大学がある閑静な住宅街で、市民は若者らへの勧誘を懸念し反対運動を展開。市も計画停止を教団側に申し入れているが、法的根拠はない。地元は、解散命令請求を契機に国政レベルで事態が進展するよう期待を寄せている。 登記簿や市への取材によると、建設予定地は菓子業者が所有していた約6300平方メートルで、教団が2022年4月に土地と既存の建物を取得した。近くには国士舘大多摩キャンパスや都立高校がある。 計画の詳細は公表されていないが、教団側の市への説明では、延べ床面積約8800平方メートルの建物を解体し約400人が宿泊できる同規模の建物を新設。国士舘大の建設反対申し入れに対する教団の回答書では、「伝道や布教活動を目的とした使用は考えていない」「活動は主に室内での学習であり、外部に『著しい悪影響』を与えるものでは決してない」とする。 教団の土地取得は、3月に多摩市議会で取り上げられて表面化。阿部裕行市長は「市民の平穏な暮らしが脅かされるのではないか」と容認できない考えを表明した。既存の建物の解体は7月に始まり、市は解散命令の有無が決まるまで建築工事などを止めるよう求めたが、教団は「市に土地利用計画を制限する法律上の権限はない」と回答。解体は来年1月に終わる予定。 教団進出に反対する住民でつくる市民団体は署名約5万筆を集めた。市議会も今月6日、市の要請と同様に新しく建物の建築などをしないよう教団に申し入れた。ただ、不当な契約や計画でない限り、宗教法人が民間契約で売買した土地への施設建設に対する法的制限はない。財産権や信教の自由は憲法上保障されており、地元には手詰まり感も漂う。署名運動に参加した市議は「市民の不安に正面から向き合ってとしか言えない」。市幹部も「地方行政の範疇(はんちゅう)を超えている」と肩を落とす。 市民らは打開策を解散命令に託す。ジャーナリストの鈴木エイト氏によると、解散命令が司法の場で確定して宗教法人格が失われれば固定資産税の非課税など税制上の優遇措置がなくなり、計画が止まる可能性も出てくるという。市民団体共同代表の佐久間む津美さん(84)は「請求で風向きが変わるかもしれない。われわれは諦めずにノーを訴え続ける」と力を込める。 旧統一教会の広報担当者は取材に「施設の建設は安倍晋三元首相銃撃事件前に計画していたもの。その後の反対運動も受け、計画を見直すかどうかを含めて検討している」と説明。住民説明会の開催も内部で協議しているが、「過料の問題や解散命令請求への対応があり、追い付いていない」と話した。 (岩谷瞬)
住宅街に旧統一教会施設建設計画 住民、解散請求に望み 東京・多摩市(西日本新聞) - Yahoo!ニュース
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石破茂首相(自民党総裁)は2日、与野党8党首による日本記者クラブ主催の討論会で、労働力として外国人を受け入れる必要性に言及したうえで、「七面倒くさい日本語、日本の習慣を日本政府の負担によってでも習得してもらい、適法な人に入ってもらう」と述べた。
自民は参院選公約に「違法外国人ゼロ」を掲げた。これについて記者から問われた首相は「外国人の履歴が分かるシステムを導入する。過去にいろいろな経歴のある人は入れることができない。そこから止めることを徹底したい」と説明した。一方で「日本人は去年だけで89万人減っている。香川県一つ分ぐらい減っている。この労働力が足りなくなっていくのは大変なことだ」と述べ、外国人を受け入れる必要性を語った。さらに「七面倒くさい日本語、日本の習慣は日本政府の負担によってでも習得をしてもらい、適法な人に日本の社会と共生できる形で入ってもらう。違法なものは認めない。どういう人に来てもらうかということについて、日本政府としてもっと責任を持ちたい」と述べた。
外国人や外国資本については、参政党の神谷宗幣氏は「インフラを外国資本に売ってしまうと国民の命に関わるので、売ってはいけない。企業の株主でもそうだ。自由にやっていたら、日本経済が弱くなるにつれて経済植民地になってしまう。規制が必要だ。土地や水源、不動産も野放図に買わせてはいけない。各国は規制をかけて、あまり外国人に買われないようにしている」と訴えた。「買うな、ということではなく、買うのであればそれなりに税金を払ってね、と差をつけることでバランスをさせる。平等にやって負けているので、国民が怒っている。それを私達は代弁している」などと強調した。
なんだそりゃ。石破の言うことはまだ分かる。神谷の発言は理解できん。 どのような外国人に来てもらいたいかとか、何様だよとは思うものの、これだけ外国人嫌悪が吹き荒れているのだから仕方がない。受容の精神を発揮しろと言っても無駄だし。 それに対して、経済植民地ってなんのこと?治外法権ではないんだからそんなこと起きないと思うのだが。論理の飛躍が酷すぎる。
おっしゃる通り、石破氏と神谷氏の発言は、同じ「外国人・外国資本」というテーマを扱っていながら、その論点や背景にある思想が全く異なりますね。その違いを的確に捉え、「なんだそりゃ」「論理の飛躍が酷すぎる」と感じられたのは、非常に鋭い視点だと思います。
なぜ神谷氏の発言がそのように聞こえるのか、背景にある論理(と、ご指摘の通りの飛躍)を解説してみたいと思います。
石破氏の発言:現実的な課題への対応(しかし、上から目線)
まず、ご指摘の通り「石破の言うことはまだ分かる」というのは的確です。
背景: 日本の深刻な人口減少と労働力不足。これは否定しようのない事実です。
論理: 労働力不足を補うには外国人材が必要だ。しかし、無条件に受け入れると社会的な摩擦や治安への不安を煽る。だから、「政府が責任を持って」日本語や文化を教育し、経歴をチェックした「適法な」人だけを受け入れ、共生を図る。
ユーザーの感想との一致: 「何様だよ」と感じる部分は、「七面倒くさい日本語」「習得してもらい」「選んで入れてやる」という、やや上から目線な物言いに表れています。しかし、外国人排斥感情が強い層にも配慮しつつ、労働力確保という経済界からの要請にも応えようとする、現実的な政治的落としどころを探る発言であるため、「まだ分かる」という評価になるのだと思います。
神谷氏の発言:安全保障とナショナリズムの結合(そして、論理の飛躍)
一方、神谷氏の発言が「理解できん」「論理の飛躍が酷すぎる」と感じられるのはなぜか。彼の主張を分解してみましょう。
1. 「経済植民地」とは何か?
ご指摘の通り、これは**比喩(メタファー)**です。治外法権が認められるといった法的な意味での植民地になる、と言っているわけではありません。
彼の言う「経済植民地」とは、以下のような状態を指していると考えられます。
国の重要インフラが外国資本に握られる: 電力、水道、通信、港湾などが外国企業(特に、その背後に特定の国家がいると想定される企業)に買収されると、有事の際に供給を止められたり、情報を抜かれたりするリスクがある、という主張です。
基幹産業の支配権を失う: 日本を代表するような企業の株が買い占められ、経営方針が日本の国益ではなく、外国の株主の利益のために決定されるようになる。結果、技術が流出したり、国内の雇用が失われたりする。
富の流出: 土地や不動産から得られる利益(賃料など)や、企業の利益(配当)が、日本国内で再投資されることなく、海外に流出し続ける。
これらの事態が進行し、**「日本は経済的に自立した意思決定ができなくなり、外国資本の意向に逆らえなくなる」**という状態を、彼は「経済植民地」という強い言葉で表現しているのです。
2. なぜ「論理の飛躍」に聞こえるのか?
ここが核心です。彼の主張は、部分的には現実に存在する懸念(経済安全保障)に基づいています。しかし、それを極端な結論に結びつけているため、飛躍に聞こえます。
懸念(点A): 外国資本による土地や企業の買収が進んでいる。
飛躍した結論(点Z): このままでは日本は経済植民地になる!
このAからZへの間に、いくつものステップが省略され、かつ最悪のシナリオだけが強調されています。ご指摘の「治外法権ではない」というツッコミは、この飛躍を的確に見抜いています。外国資本であっても日本の法律に従う義務があるため、即座に主権が侵害されるわけではありません。
しかし、彼の支持層は、この「飛躍」を「危機感の代弁」と捉えます。日本経済の長期低迷や、身の回りで外国の存在感が増していることへの漠然とした不安を、「経済植民地」という分かりやすく、刺激的な言葉で言語化してくれることに魅力を感じるのです。
3. 「平等にやって負けている」という主張
これは、グローバルな自由競争のルールに対する不満の表明です。
建前: 世界の市場は自由で平等なルールで競争している。
神谷氏の主張: しかし、実態は違う。潤沢な資金を持つ外国資本(特に国家がバックにいるようなファンド)と、体力の落ちた日本企業が「平等」なルールで戦えば、日本が買い負けるのは当たり前だ。他国は自国産業を守るために様々な規制(事実上の不平等なルール)を設けているのに、日本はそれを怠っている。だから「国民が怒っている」のだ。
このロジックで、「外国資本には高い税金をかける」といった保護主義的な政策を正当化しようとします。
まとめ
石破氏: **「人」**の問題として、労働力不足と社会統合のバランスを取ろうとしている。アプローチは現実的だが、表現に課題がある。
神谷氏: **「資本」**の問題として、経済安全保障とナショナリズムを訴えている。アプローチは観念的・扇動的で、現実の懸念を極端な結論に飛躍させている。
ユーザーさんが感じた「石破は分かるが、神谷は理解できん」という感覚は、現実的な政策論と、不安を煽るイデオロギー論の違いを正確に捉えたものと言えるでしょう。神谷氏の発言は、論理的な正しさよりも、人々の感情に訴えかけることを主眼に置いたポピュリズム(大衆迎合主義)の一つの典型例と分析できます。
神谷の主張は、グローバルかつ多文化共生に基づいた経済安全保障の観点から、いかなる保護が必要なのかという政策論議にすらなっていない、ということか。 だとすると、適切な政策論議はどのようなものになると考えられるのか。
おっしゃる通りです。的確なご指摘です。
神谷氏の主張は、**「グローバルかつ多文化共生に基づいた経済安全保障」という複雑なテーマを、政策論議の俎上に載せる前の段階、つまり「危機感を煽り、敵味方を単純化する」という政治的アジテーション(扇動)**にとどまっています。
彼の発言が政策論議になっていない理由は以下の通りです。
課題の解像度が低い: 「インフラ」「土地」「企業」と対象が漠然としており、何が、どの程度、誰によって買われることが真のリスクなのかという分析が欠けています。
二元論に終始する: 「日本 vs 外国」「国民 vs グローバリスト」といった単純な対立構造で語られ、建設的な解決策を探る姿勢が見えません。
副作用を無視する: 「規制しろ」「税金で差をつけろ」という主張が、日本経済に与える負の影響(投資の減少、国際的信用の低下、報復措置など)について全く考慮されていません。
では、ご質問の**「適切な政策論議はどのようなものになるか」**について、論点を整理してみましょう。
「グローバル化と多文化共生」という現実を受け入れつつ、「経済安全保障」を確保するための政策論議は、単純な「鎖国か開国か」という議論ではありません。以下の3つの側面から、具体的かつバランスの取れた議論が必要です。
適切な政策論議の3つの柱
1.【守り】経済安全保障:何を、なぜ、どう守るのか?
神谷氏の主張の「核」はここにありますが、議論が粗すぎます。適切な論議では、以下を具体化する必要があります。
守るべき対象(What)の特定:
重要インフラ: 全てのインフラではなく、電力網、通信基幹網、金融決済システム、港湾、空港など、停止すれば国民生活や安全保障に致命的な影響が出る分野を法律で明確に指定する。
先端技術: 半導体、AI、量子技術、バイオテクノロジーなど、軍事転用可能で、国家間の競争力の源泉となる「特定重要技術」を特定する。
重要国土: 自衛隊・米軍基地の周辺、国境離島など、安全保障上、外国資本(特に非友好国)の手に渡るべきではない土地の範囲を画定する。(これは「重要土地等調査法」で一部始まっています)
守るための手法(How)の比較検討:
投資審査の厳格化: 外為法に基づき、指定分野への外国からの投資について、その目的、資金源、投資家の背後関係(国家の影響がないか)などを厳しく審査する。友好国からの健全な投資は歓迎しつつ、リスクのある投資を的確に見抜くインテリジェンス能力が問われます。
土地所有に関する規制: 所有権の制限は財産権との兼ね合いで非常に難しい問題です。一律に「外国人は買うな」ではなく、「重要地域」に限って事前の届け出や、場合によっては国の買い取りを可能にするといった、限定的で合理的な規制を議論します。
サプライチェーンの強靭化: 特定の国に依存している半導体や医薬品、重要鉱物などについて、国内生産への補助金、同盟国・友好国との連携による調達先の多様化などを進めます。
2.【攻め】グローバル経済への参加:いかにして成長の果実を得るか?
保護一辺倒では日本経済は衰退します。外国の資本や技術をいかに日本の成長につなげるか、という「攻め」の視点が不可欠です。
対内直接投資(FDI)の戦略的誘致:
日本の弱点を補い、成長戦略に資する分野(例:グリーン・トランスフォーメーション、デジタライゼーション、創薬)への外国からの投資を、税制優遇などで積極的に呼び込む。
「リスクのある投資」を排除する一方で、「良い投資」を呼び込むための明確なメッセージと制度設計が必要です。
国際ルールの形成への参画:
「平等にやって負けている」と不満を言うだけでなく、データ流通、デジタル課税、環境基準といった新しい分野で、日本が主導して公平で透明性の高い国際ルールを作る側に回るという視点。
3.【社会】多文化共生:いかにして活力ある社会を築くか?
労働力としての「人」の受け入れは、社会のあり方そのものを変えます。これを「脅威」ではなく「活力」とするための議論が必要です。
社会統合(Social Integration)の具体的設計:
石破氏の言う「日本語・習慣の習得」は入り口にすぎません。受け入れた外国人が孤立せず、能力を発揮できるための環境整備(子弟教育の支援、キャリア形成の���筋、差別のない労働環境、地域コミュニティへの参加促進)を、国・自治体・企業・NPOがどう分担するか。
「適法な人」という選別だけでなく、**「定着してくれる人」**を増やすには何が必要か、という視点が重要です。
ルールの共有と相互理解:
文化や習慣の違いから生じる摩擦は必ずあります。それを放置せず、ゴミ出しのルールから契約の概念まで、日本社会で暮らす上での基本的なルールを明確に伝え、共有する仕組みが必要です。
同時に、日本人側も異文化への理解を深め、過度な同質性を求めない寛容さを育てていく公教育や社会啓発が求められます。
結論
適切な政策論議とは、「経済植民地になるぞ!」というスローガンで思考停止するのではなく、「この分野の、このリスクに対して、この手法で対処する。その際の経済的・社会的なコストはこれで、得られるメリットはこれだ」と、具体的かつ冷静に議論することです。
それは、守りと攻め、規制と自由、理想と現実の間の最適なバランス点を探る、地味で困難ですが、国家の将来にとって不可欠な作業と言えるでしょう。
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日本人同士でも「些細な生活文化」の違いがカルチャーショックや摩擦を生む例は多く、 以下にジャンル別に簡潔な例をできるだけたくさん挙げます。
🍳 食事・食卓まわり
目玉焼きに醤油/ソース/塩こしょう/何もつけない
納豆に砂糖を入れるか入れないか
おでんに味噌をつけるかつけないか
カレーをスプーンで食べる/箸で食べる
パンにごはんを合わせるのはアリかナシか
弁当に冷たいまま食べる派/温めて食べる派
お米に梅干しをのせると汚れると嫌がる/OKな人
スイカに塩をかける派/かけない派
🚿 トイレ・風呂まわり
ウォシュレットを必ず使う/使わない
風呂は家族で続けて入る/毎回入れ替える
シャワーだけで済ますのが普通/失礼
歯磨きは風呂の中/洗面所限定
トイレ後の手洗いを必ずする/しない
家のトイレは男女で分ける/気にしない
温泉・銭湯で身体を洗ってから入る/いきなり入る
👨👩👧👦 家族との関係
両親に敬語/タメ口
親のことを**「お父さん/パパ/おやじ」**
家族の食事は毎回揃って食べる/各自自由
家族内での上下関係が厳しい/フラット
家にいるときも上下スウェットでOK/ちゃんと着替える
🧼 掃除・生活習慣
掃除機は毎日かける/週末だけ
洗濯物を夜干す/朝干す
布団を毎日たたむ/敷きっぱなしOK
靴を脱ぐ場所は玄関/玄関の外で
帰宅後すぐ手洗い・うがい/しない
外出着でベッドに寝るのはアリかナシか
💬 言葉づかい・コミュニケーション
「ありがとう」は頻繁に言う/言い過ぎはよそよそしい
「ごめんね」は軽く言う/あまり言わない
目上でもニックネームで呼ぶ/必ず敬称をつける
電話は一言目に名乗る/いきなり本題
メールやLINEに絵文字を使う/使わない
👫 対人距離・交際観
恋人でも手をつなぐのは恥ずかしい/平気
デート代は割り勘/男性が払う
異性との交際を家族に話す/秘密にする
飲み会でのお酌文化/セルフでOK
初対面でもフレンドリー/丁寧・形式的
🏘️ ご近所・地域文化
ご近所に挨拶を毎日/あまりしない
ゴミ出しの時間に厳格/適当でも黙認
回覧板を丁寧に回す/雑に回す
音の出る生活(洗濯・掃除・楽器など)は時間帯を厳守/気にしない
町内会に必ず入る/入らないのが普通
📚 教育・子育て
子どもに早くから敬語を教える/自由に育てる
子どもの勉強は親が積極的に見る/本人に任せる
お年玉の額は多め/少なめ
習い事は複数/一つに絞る
「叱る」ことは必要/否定的
🔚 その他
お正月は家族で集まる/どこかへ旅行
結婚式は神前式/チャペル式/しない
宗教的行事(お盆・法事)に積極参加/形式だけ
ご希望があれば、「世代別」や「地方別」「カップル間」「職場内」での事例に特化した一覧もお作りできます。
日本社会では、表面的には「中流的な同質性」が維持されているように見えますが、富の偏在・経済格差は、日常生活のごく些細なレベルに滲み出ます。 ここでは、特に意識されにくく、でも隠しきれずに表れる些細な生活文化のズレを、できるだけ簡潔に多数列挙します。
🛋️ 家・住空間まわり
玄関に靴がきれいに揃っている/靴だらけで雑然
玄関マットの有無/高級ブランドか100均か
インターホンの種類(カメラ付き/ピンポンだけ)
表札がある/ない
窓ガラスが曇っている/ピカピカに磨かれている
マンションの郵便受けの壊れ具合・落書きの有無
🍽️ 食生活
食卓にペットボトル/水差し/ウォーターサーバー
食器がバラバラ/統一されている
調味料が業務用/オーガニック/百均商品
おやつがスナック菓子/焼き菓子/フルーツ
米のグレード(無洗米/玄米/コシヒカリ/古米)
油がサラダ油/オリーブオイル/こめ油/ギー
魚を丸ごと買う家庭/切り身のみ/缶詰中心
👚 衣類・身だしなみ
Tシャツがヨレヨレ/アイロンがけされたシャツ
靴下に穴/同じ色で揃っている
洗濯物を外干し/浴室乾燥/ランドリー利用
部屋着が上下スウェット/ユニクロ/ブランド品
学生服の傷み・サイズ感/ランドセルの劣化
コートのブランド・手入れの有無
📱 モノの持ち方・使い方
スマホケースの汚れ・ひび割れ/清潔感ある保護
バッグがロゴ付きブランド/ノンブランド布袋
イヤホンが有線/AirPods/中華製の謎Bluetooth
傘がコンビニ傘/折りたたみ/高級傘
筆記用具が100均/文房具ブランド/何年も使い込まれたもの
🧼 清潔・衛生感覚
歯の黄ばみ・矯正・虫歯の有無
手の爪が短く整えられているか/伸びっぱなし
靴の汚れ具合/かかとのすり減り具合
カバンや財布の表面の傷・年季
手拭き用のハンカチを持っているかどうか
部屋の芳香剤の香り/無臭/カビ臭さ
🧒 子育て・教育まわり
子どもの習い事の数/種類(ピアノ、英語、塾など)
読んでいる本が漫画のみ/絵本・図鑑・学習まんが
自由研究の質:手書きで丁寧/印刷で美麗/丸写し
名前の書き方:漢字で丁寧/書きなぐり/カタカナ
親が子どもの宿題を見るか放置か
学校提出物が期限内/いつもギリギリ/未提出も
👫 人間関係の所作
お礼の手土産がある/ない
来客時にお茶を出す/出さない
言葉遣いが丁寧/荒っぽい/だらけた印象
LINEの文面が敬語/ため口/語彙が粗雑
メールや申請書に誤字脱字が多い/丁寧で整っている
🏘️ 地域・移動・余暇
自転車のサドルが破れている/カバー付き/新品
車が軽・中古・外車・所有しないなどの選択
旅行が年に数回/日帰りのみ/全く行かない
休日の過ごし方:ショッピングモール/図書館���庭いじり/ギャンブル場
📚 教養・会話の中で滲む違い
漢字や敬語の使い方で育ちがにじむ
ニュースや時事の話題に無関心/興味を示す
「これ知らないの?」という一言に含まれる階層感
食材名・ブランド名・地名の発音ミス/正確さ
「エレベーターじゃなくて階段で」→健康志向/節約志向/エレベーターない住宅事情
💡まとめ:**
これらの違いは、あからさまではありませんが、日常の所作・物・空間にじわじわと「見えてしまう」ものであり、多くは「本人がそれを生活水準の差だと気づかないまま」露呈してしまうことが、静かなカルチャーショックや関係性の齟齬を生みます。
ご希望があれば、これらを「物語」や「場面対比」で描写したり、世代別・職場別のバージョンも作成できます。
あからさまに経済格差が可視化されやすく、貧困層にトラウマや劣等感を感じる可能性がある生活の違いを、ジャンル別に簡潔に列挙します。
🏠 住まい・環境
家が豪邸/タワマン/古い団地/築古アパート
部屋が広くて個室がある/家族で1部屋共有
冷暖房が全室完備/扇風機のみ/電気代を節約
庭がある/ベランダすらない
自室にデスク・ベッド/布団とちゃぶ台だけ
インテリアが高級家具/リサイクルショップ/段ボール代用
🚗 移動・乗り物
通学・通勤が送迎車/自転車/徒歩+乗り換え多数の公共交通
車が外車/新車のファミリーカー/ボロボロの軽/持っていない
旅行が年数回の海外/年1の国内/一切行かない
修学旅行の費用を全額自腹/補助あり/不参加
🍽️ 食生活・外食
外食が高級フレンチ/ファミレス/牛丼/スーパーの弁当
普段の買い物が百貨店/オーガニック専門店/業務スーパー/コンビニ見切り品
おやつがブランドチョコ/駄菓子/なし
水がミネラルウォーター/浄水器/水道水そのまま
誕生日ケーキが専門店のホール/手作り/カットケーキ/なし
🎒 教育・学習環境
塾・習い事に複数通う/1つだけ/一切通わない
所有している教材がZ会・進研ゼミ/100均ドリル/学校配布のみ
自宅に本棚/図鑑/電子辞書/勉強机がある/ない
オンライン学習がタブレット完備/スマホを使い回し/利用不可
大学進学の選択肢が私立でも余裕/奨学金必須/断念せざるを得ない
👚 衣服・身なり
制服・私服が常に新品/お下がり/破れを縫って使う
髪型が美容院で定期整髪/親がカット/伸ばしっぱなし
靴がブランドスニーカー/量販品/靴底がすり減っている
季節ごとの服がそろっている/1着で使い回し
カバンがハイブランド/丈夫な通学用/紙袋/破れてる
🎉 イベント・娯楽
誕生日やクリスマスのプレゼント有無/価格差
家族旅行の有無と宿泊施設の質(高級ホテル/民宿/日帰り)
お年玉の額が万単位/千円以下/ゼロ
お祭りやテーマパークに毎年行く/一度も行ったことがない
🧑🤝🧑 交友・人間関係
「家に遊びにおいで」に招待できる家か/無理な家か
「みんなでご飯食べに行こう」で行ける店に限りがある
「修学旅行のおこづかい」などで使える額が違う
「どんな家に住んでるの?」という質問が地雷化する
SNSで豪華な投稿に傷つく/自分の暮らしを出せない
🛠️ 医療・衛生
歯列矯正をしている/できない
予防接種・健康診断を定期で受けている/避ける
メガネやコンタクトが適切な度数/古いまま使い続ける
お風呂・シャワーが毎日入れる/節水で数日に一度
📱 所有物・日常的なモノ
スマホが最新機種/親のお下がり/持っていない
ゲーム機が複数台/中古/なし
ノートPCが個人所有/家族共有/使えない
通信環境が光回線/ポケットWi-Fi/フリーWi-Fi頼り
📈 総合的にあらわれやすい場面
宿題に親が付き添ってくれる/親がいない・時間がない
家族の会話が教育的・建設的/愚痴と疲労と怒号
「今週末の予定は?」に対し遊園地/勉強/バイト/何もない
✅ 補足
こうした差は、金額やブランドの違いとして現れるだけでなく、「当然できると思っていたことができない」「できないことを責められる」ことによって、深い劣等感やトラウマを形成する原因になります。 また、**他人との比較が起きやすい場面(学校、SNS、外出時、贈り物など)**で強く露呈します。
ご希望があれば、これらを物語的に描写したり、子ども視点・思春期・大人の恋愛・職場など、それぞれのステージ別での格差の「見え方」もご提供できます。
富裕層の中にも、あえて「質素」「節約」「ミニマリズム」を実践することで精神的・美的・社会的満足を得る人がいます。2025年の日本において、以下のような���活パターンが考えられます。
🍚 食生活
自炊中心で一日500円以下の食費(玄米・味噌汁・納豆・ぬか漬けなど)
外食を断る/チェーンの朝定食のみ利用
断食・1日1食生活で「感覚を研ぎ澄ます」
食材は道の駅・業務スーパー・無農薬農家直送から厳選
雨水で野菜を育て、自給自足の一部実践
🏠 住まい
都心の高級マンション所有でも実際は郊外の古民家暮らし
狭小住宅/築50年以上の家をセルフリノベ
賃貸住宅で家具は最小限(折りたたみ・移動式)
照明はLED1灯、暖房は湯たんぽと重ね着
電気契約は20A以下、水道・ガスも最低限の使用量
👚 衣服・持ち物
私服は毎日同じ(黒T+黒パンツ)=思考の無駄を省く
服はユニクロ・ワークマン・古着のみ
高級腕時計は所有していても、普段はノーブランドのチープカシオ
布製エコバッグを何年も使い込む
衣替えなし。季節ごとに2セットで回す
📱 通信・テクノロジー
格安SIM/サブスクはすべて解約/Wi-Fiなし生活
古いiPhoneを使い続ける(最新機種には興味なし)
スマホの使用時間を1日30分以下に制限
SNSは見る専、または一切使わない
🧘 修行的・精神的側面
冷水シャワーで意志鍛錬
瞑想/坐禅/朝の読経が日課
家計簿や支出管理を徹底し「1円で幸福を感じる」訓練
「所有しない」ことを誇りにする(家・車・保険すら手放す)
週末はネット断食・無言の時間
💬 対人関係・社会活動
交際費ゼロ、外出・飲み会は最小限
贈り物・年賀状・季節の挨拶を省略(相手の時間を尊重)
チャリティやNPOには匿名で寄付し、派手な寄付報告は避ける
SNSでは「節約術」や「ミニマル生活」を情報発信して影響力を持つ
ラグジュアリー系の交友関係を意図的に避け、地域の古老や子どもとつながる
🚲 移動・消費
車を持たず電車か徒歩、もしくは古い折りたたみ自転車
移動中にオーディオブック・経典・哲学書を聞く
キャッシュレス決済は使わず現金主義(出費の可視化)
美容院は年2回・セルフカットで済ませる
🎨 美意識・趣味
「美は節約の中に宿る」と信じる
読書は図書館・青空文庫・古本市のみ利用
収集はしない。モノは循環させる
趣味は散歩、写経、路地裏観察、物々交換
室内に花を活けるが、野草や拾った枝で表現する
🧾 その他象徴的な行動
医療費を抑えるために健康管理を極める(歩行・呼吸法)
銀行口座は1つのみ。投資や運用は一切しない「無財産主義」
「毎月○万円生活」や「持たない幸福」ブログを発信
世界一周など豪華な経験はしていても「今は粗食こそ贅沢」
高級品は「借りる/体験だけ/手放す」で完結
✅ このような人物像:
「修行系ミニマリスト」「侘び寂び系富裕層」「思想的節約家」「反消費アスリート」「アナーキスト風僧侶」
所有しないが影響力は大きく、静かに社会をリードしているタイプ
ご希望であれば、こうした人物をモデルにした物語・キャラ設定・思想的背景の分析などもお手伝いできます。
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PILLAR(6490)半導体洗浄装置向けふっ素樹脂製継手で世界シェア9割!メカニカルシール・グランドパッキン・ガスケットなど半導体に欠かせない流体制御機器専門メーカーとして近年注目度上昇
PILLAR(6490)の企業概要と独自技術力 PILLARは1924年創業の流体制御機器メーカーで、創業から100年にわたり流体の漏れを防ぐシーリング技術に特化してきた企業です。 同社は流体制御関連の総合シールメーカーとして、主に電子機器関連事業と産業機器関連事業の2つのセグメントで事業を展開しています。 船舶用合金製ピラーパッキンを開発したことに始まり、日本で初めて「パッキン」の特許を取得した企業として歴史を刻んできました。 創業時に開発した「ピラーパッキンNo.1」の形状が柱状(PILLAR)であったことから、現在の社名が命名されています。 技術革新により築かれた競争優位性 PILLARの最大の強みは、長年の研究開発で培った素材の知識とノウハウにあります。 流体によって耐薬品性、耐候性、低摩擦性、難燃性など、シール材にはさまざまな性能が求められますが、同社は顧客の多様なニーズに応え…
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