#御伴散歩
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いつもご利用いただきまして誠にありがとうございます。香十は名跡を受け継ぎ、本年2025年に450年をむかえます。

お客様各位
この度、日本香堂グループ450年を迎えるにあたり、香十を長年にわたり、ご愛顧、お引き立てくださり誠にありがとうございます。
改めて心より感謝申し上げます。
香十として、グループ内のテーマであります「450プロジェクト “聞く〜awake your spirit〜」を2025年4月より香りを通して実現して参ります。お香、香りの持つ素晴らしさを感じていただければ幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社香十天薫堂
代表取締役社長 山田昌彦
日本香堂グループ
450プロジェクト始動について
この度、⽇本⾹堂グループ450年を迎えるにあたり、2025年4⽉8⽇(⽕)より「450プロジェクト “聞く〜awake your spirit〜”」を始動します。それに伴い、日本香堂グループ450年「450プロジェクト “聞く〜awake your spirit〜”」記者発表を、以下の内容で東京丸の内『東京會舘』で開催いたしました。450年を迎えるにあたり、2025年4⽉8⽇(⽕)より「450プロジェクト “聞く〜awake your spirit〜”を始動します。
本プロジェクトは、「⾹りを聞くことで五感が磨かれ、新たな⾃分へと内⾯から研ぎ澄まされていく。 時空を超え、⾹りとともに旅をする時間」というストーリーのもと、2025年4⽉から2026年3⽉にかけて「今までを聞く(過去)」「今を聞く(現在)」「これからを聞く(未来)」の3つの視点から、新事業やプロジェクト、新製品を発表していきます。
物質的な豊かさだけでなく、⽬に⾒えない精神的な価値や⼼の充⾜が求められる時代へと移⾏し、「本物」の価値がより⼀層注⽬される今、当グループは「⾹りを聞く」という体験を通じて、時空を超えた感覚を呼び覚まし、感性をより深く研ぎ澄ます機会を提案していきたいと考えています。
450年記念商品の発売
4月18日のお香の日に発売開始いたします

「⾼井⼗右衛⾨(たかいじゅうえもん)2025 No.4」
清和源氏の末裔、安田又右衛門源光弘を初代とする香十は、天正年間の初め、京で創業し御所御用も務めていました。 香十第四代は徳川家康公に召され、駿府と江戸を往還し京に名跡の地歩を築きます。 江戸時代に名跡香十第八代を継承した高井十右衛門は香具師十右衛門として茶道界に名の知られた香の名人です。十右衛門による香十銘香(練香)は、光格天皇献上香「千歳」をはじめ、茶道各流派家元に納め続けた数々の銘が記録に遺されます。 第八代として「香十 高井十右衛門 家傳薫物調香覚書」を書き残し、その技術と理念を今日に伝えます。
この伝統を継承し最高の香原料と最新の技術で丁寧に心を込めて創香されたのが「高井十右衛門」の名を冠するこの逸品です。
香調:透明感のある梔子と華やかな薔薇が乳香や白檀と調和したみずみずしい香り
お香 内容量:50本入 香立付 価格:3,300円(税込)

平安時代の⾹りを再現した練香「六種の薫物(むくさのたきもの)」
「六種の薫物」は平安期を代表する薫物(練香)です。 「梅花」「荷葉」「侍従」「菊花」「落葉」「黒方」の六種類。 伝来する家や、調合する人物によってその処方に違いがあり、『薫集類抄』や『香秘書』は古くからの香の処方や原料の扱い、保管の方法など細かく記されています。そのような貴重な書から香合わせの達人の処方を再現し、450年記念の「六種の薫物」を限定で製造した逸品です。

「黒方」 朱雀院処方 沈香や麝香、丁子を豊富に用い、重厚かつ格式の高い香り

「梅花」��源公忠処方 沈香や占唐に丁子の酸味が効いた、梅の花に似せた華やかな香り

「荷葉」 山田尼処方 沈香や白檀などを用い、清涼感のある蓮の花に似せた軽やかな香り

「侍従」 八條宮処方 沈香や甘松に熟鬱金が調和した秋風のような落ち着いた香り

「菊花」 白河院、平忠盛処方 沈香や甲香、薫陸など用い、菊花に似せて作られた香り

「落葉」 後小松院処方 沈香や甲香、麝香などを用い、落葉がはらはらと散るような香り
練香 内容量:3粒 価格:4,950円~5,500円(税込)
※数量限定のためなくなり次第終了とさせていただきます
日本香堂グループ450年記念

書籍「⽇本の⾹」発売 「⽇本の⾹ The scent of Japan」
世界に誇る長い歴史と深さをもつ日本の香文化。 仏教とともに日本に伝えられたとされ、1500年にさかのぼると言われています。 時代の移り変わりとともに香りと人とのあり方も変化してきました。 「日本人にとって香りとは」。 歴史と育んできた文化、美意識をわかりやすいコラムと美しい写真・絵画などの資料でまとめたビジュアルブックです。
日本香堂グループが450年の節目に老舗出版社である誠文堂新光社とともに、類書には無い構成で制作をいたしました。
書籍 価格:4,950円 2025年4���22日発売
座香十サイトリニューアル
2019年に『⽇本の⾹り⽂化の継承と創造』をテーマに、⽇本の⾹⽂化を楽しみながら、知り・学び・創る場として⾹⼗銀座本店、オンラインでスタートした『座⾹⼗』。 450年を機に、⽇本の⾹⽂化体験の場を鎌倉・寺院と広げ、インバウンド向け⾹体験などメニューも充実化し、4⽉18⽇リニューアルします。日本香堂グループで開催されるワークショップの総合サイトです。
こちらからご覧ください
香器デザインコンテスト

日本香堂グループ450年を記念し、日本の地域の風土・文化・技術を文脈とし、心のゆとりや潤いを感じて豊かな暮らしを演出する香器(香皿・ディフューザー容器)を募集しております。第一次募集締め切りは2025年5月15日となっております。
詳しくはこちらをご覧ください。
日本香堂グループ450年の詳しい内容はこちらから
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【変見自在】歴史の作り方
高山 正之
賽金花は日本で言えば明治維新のころ、安徽省の貧しい家に生まれた。
妓楼に売られ、13歳、半玉で34歳年上の洪鈞に身請けされ愛人になった。
洪鈞は科挙をトップ合格した清朝末期を代表する外交官だった。
2年後、駐独支那公使を拝命して賽金花はその幼な妻として同行した。
彼女はそのころの支那の女、とくに妓女では当たり前の纏足をしている。
小さいころに足の指を内側に曲げて布で縛り、人工的な小足にする。10センンチくらいが最も美しい。三寸金蓮なんて言われたが、健康な足をたわめるからこれほどの激痛はない。
石平は『三大中国病』の中で、女の人権を蔑(ないがし)ろにしたおぞましいまでの蛮風とこき下ろす。 実際、金蓮��か囃されても女性は満足に歩けないし、歩けば激痛が走った。それでも賽金花はその代償に公使夫人になれた。
ただそんな足で欧州社交界に出たところで踊れるわけでなし。奇異の目に曝されるだけだが、同時に男たちの関心は集めた。実際、洪鈞は彼女を伴ってウイルヘルム2世に拝謁したし、モルトケの右腕ワルデルゼー参謀次長にも親しく会っている。
彼はことのほか興味をたぎらせ、何度か纏足女の味を楽しんだという。
洪鈞もそのつもりで不相応の女を妻にしたと言われる。いかにも支那人らしい発想だ。4年の任期の間に賽金花は独語をマスターし、皇帝ははっきり支那贔屓になって日清戦争の三国干渉を生み出す。
洪鈞は任期を終えて帰国して間もなく病死する。洪家は格式の合わない賽金花を追い出し、彼女は再び北京の花街「八大胡同」に戻っていった。
そして山東省で外人、別けても独人を嫌う義和団の乱が起きる。
20万に膨れ上がった暴徒は北京の外国人居留区を包囲し、これに西太后の正規軍も加わった。
柴五郎ら各国の警備隊員500人はよく戦い、籠城55日間を耐えたところに8か国連合軍がやっと到着する。総司令官は独軍のワルデルゼーで、義和団を蹴散らした後、最初にやったことが「独皇帝のための3日間の略奪」だった。3日間が明けると今度は「兵士のための3日間の略奪」を許可した。
これに米、仏、露の兵士も加わり、北京市内は殺戮と略奪で混乱。市民は日本軍が守る「北城」に逃げ込んだ。ここだけは秩序が維持されていたからだ。この間、ワルデルゼーは昔なじみの賽金花を探して再会を果たした。彼は総司令官の特権を使って紫禁城に入り込み、西太后の寝所で賽金花とともに皇帝の夜を楽しんだ。占領地の夜を満喫する欧米人の姿がよく出ている。
そういう思い上がりをワルデルゼーが象徴して風にも見えるが、習近平の御代になったらこの話が全く変わっていった。まず賽金花は「公使夫人として欧州社交界に登場するとその話術や華麗なダンスステップで一躍社交界の花になった」と曾樸「ゲツ海花(ゲツカイカ)」は書く。纏足の彼女は踊るどころか満足に歩けないはずなのに、そういう些細なことは気にしない。
帰国後、義和団の乱が起きる。北京で独公使フョン・ケトラーが暴徒に殺されると夏衍の「賽金花」ではここに彼女を登場させる。「激昂する公使夫人を独語で慰めた」と。さらに8か国連合軍が北京に入城すると「旧知のワルデルゼー司令官を訪ねて報復しないように頼んだ。
同司令官も説得に応えて北京市内に秩序を回復させ、同時に連合国将兵に報復や略奪を行わないように厳に戒めた」と。北京大教授の劉半農も「賽金花本事」で「彼女は西太后より立派」と称賛する。かくて纏足の売笑婦が北京を救ったヒロインになりあがった。
そうまで加工しないと習氏が望む国民的ヒ^ロが出来上がらない。可哀想な国柄にも見える。
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮��漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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私が私の群れを養い、憩わせる。
エゼキエル34・11-16
私が私の群れを養い、憩わせる。
エゼキエルの預言
34・11まことに、主なる神はこう言われる。見よ、わたしは自ら自分の群れを探し出し、彼らの世話をする。12牧者が、自分の羊がちりぢりになっているときに、その群れを探すように、わたしは自分の羊を探す。わたしは雲と密雲の日に散らされた群れを、すべての場所から救い出す。13わたしは彼らを諸国の民の中から連れ出し、諸国から集めて彼らの土地に導く。わたしはイスラエルの山々、谷間、また居住地で彼らを養う。14わたしは良い牧草地で彼らを養う。イスラエルの高い山々は彼らの牧場となる。彼らはイスラエルの山々で憩い、良い牧場と肥沃な牧草地で養われる。15わたしがわたしの群れを養い、憩わせる、と主なる神は言われる。16わたしは失われたものを尋ね求め、追われたものを連れ戻し、傷ついたものを包み、弱ったものを強くする。しかし、肥えたものと強いものを滅ぼす。わたしは公平をもって彼らを養う。
答唱詩編
詩編23・2+3、4
主はわれらの牧者、わたしは乏しいことがない。
詩編23
23・2神はわたしを緑のまきばに伏させ、 いこいの水辺に伴われる。 3神はわたしを生き返らせ、 いつくしみによって正しい道に導かれる。
4たとえ死の陰の谷を歩んでも、 わたしはわざわいを恐れない。 あなたがわたしとともにおられ、 その鞭と杖はわたしを守る。
第二朗読
ローマ5・5b-11
神は私たちに対する愛を示された。
使徒パウロのローマの教会への手紙
皆さん、5・5bわたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれています。6実にキリストは、わたしたちがまだ弱かったころ、定められた時に、不信心な者のために死んでくださった。7正しい人のために死ぬ者はほとんどいません。善い人のために命を惜しまない者ならいるかもしれません。8しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。9それで今や、わたしたちはキリストの血によって義とされたのですから、キリストによって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。10敵であったときでさえ、御子の死によって神と和解させていただいたのであれば、和解させていただいた今は、御子の命によって救われるのはなおさらです。11それだけでなく、わたしたちの主イエス・キリストによって、わたしたちは神を誇りとしています。今やこのキリストを通して和解させていただいたからです。
福音朗読
ルカ15・3-7
アレルヤ、アレルヤ。わたしはよい牧者。わたしは羊を知り、羊はわたしを知っている。アレルヤ、アレルヤ。
ルカによる福音
15・3そのとき、イエスはファリサイ派の人々や律法学者たちに次のたとえを話された。4「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。5そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、6家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください』と言うであろう。7言っておくが、このように、悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。」
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最近、人工知能(AI)界隈を騒がせているのは、エロン・マスク氏が率いるxAIの最新チャットボットが、ユーザーの質問に答える際に「ホワイトジェノサイド(白人絶滅計画)」に関するテーマを頻繁に持ち出してしまった事例です 【事例の詳細と経緯】 具体的には、xAIのチャットボットがユーザーからの多岐にわたる質問に答える過程で、スポーツや医療政策、社会問題など様々なテーマを扱っていたところ、突然、「南アフリカにおける白人絶滅計画」についての情報を挿入する事態が発生しました 【AIにおける偏りと誤情報の問題】 AIは人間が入力したデータや学習した情報をもとに回答を生成します。そのため、訓練データに偏りや誤情報が含まれている場合、AIはその偏見を反映した発言をしてしまうことがあります。今回の例では、南アフリカの「ホワイトジェノサイド」に関するデマや陰謀論的な情報がAIの学習データに入り込んでいた可能性があり、これが不適切な回答として現れたのです 【技術的な背景と課題】 エロン・マスク氏のxAIは、高度な自然言語処理(NLP)と大規模なモデルを用いていますが、これらのモデルは完全に偏見や誤情報を排除できるわけではありません。逆に、インターネット上の情報は非常に多種多様であり、ほとんどの情報が信頼性のあるものではありません。AI開発者はこうした偏った情報をフィルタリングし、不適切な内容を排除する仕組みを強化する必要があります 【社会的インパクトと懸念】 このようなAIの偏りは、単なる誤情報の拡散に留まらず、社会的対立や差別を助長する危険性もあります。特に、「ホワイトジェノサイド」といったセンシティブなテーマは、誤解や偏見を煽りかねず、AIの回答一つ��社会的混乱や対立を引き起こす恐れがあります 【今後の対策と展望】 エロン・マスク氏率いるxAIはこの問題を深刻に受け止め、AIの安全性と透明性を確保するための対策を急務としています。具体的には - 不適切な内容や偏見を含む情報の自動検出と排除を強化 - 学習データの精査とクリーンアップ - ユーザーフィードバックによる逐次改善 などの取り組みを進めています また、AIの倫理的な運用や規制の枠組みについても、業界全体で議論を深める必要があるでしょう 【まとめ】 今回の事例は、最先端のAI技術が抱える根本的な課題を浮き彫りにしました。エロン・マスク氏のxAIが意図しないテーマを繰り返して持ち出した事象は、AIの偏りと誤情報の拡散リスクを示す象徴です。私たちの社会は、こうした技術進歩の恩恵を享受しつつも、そのリスクに対して慎重に対応し、責任を持った運用と規制の整備を進めていく必要があります 今後もAIの動向を注視し続けることが、私たちの未来の安全と持続可能な発展のために欠かせません。エロン・マスク氏の挑戦と、それに伴う課題は、まさにAI革命の夜明けを迎える私たちにとって重要な課題です
最近、人工知能(AI)界隈を騒がせているのは、エロン・マスク氏が率いるxAIの最新チャットボットが、ユーザーの質問に答える際に「ホワイトジェノサイド(白人絶滅計画)」に関するテーマを頻繁に持ち出してしまった事例です。これは、AIの制御性、偏りの問題だけでなく、インターネット上の誤情報や偏見がAIにどのように影響を与えるかという重大な課題を浮き彫りにしています。 【事例の詳細と経緯】 具体的には、xAIのチャットボットがユーザーからの多岐にわたる質問に答える過程で、スポーツや医療政策、社会問題など様々なテーマを扱っていたところ、突然、「南アフリカにおける白人絶滅計画」についての情報を挿入する事態が発生しました。これは一見、無関係なトピックのように見えますが、実際にはインターネット上に散らばる膨大な情報の中から、偏った情報や誤解を招くデマを引き寄せてしまった結果と考えられます。 【AIにおけ…
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呪術廻戦
ユニバース36
「メシア、呪いの戦場を見つめる」
メシアは静かにその世界に立っていた。ここは、人の負の感情から生まれた呪霊と、それを祓う呪術師が戦う世界。都市の影に蠢く異形の化け物たち、そして、それに立ち向かう者たち。彼らは己の術式を駆使し、魂を削るように戦い続けていた。
空間が歪み、呪霊の咆哮が響く。その中心に立つのは、一人の呪術師。呪力を纏った拳が炸裂し、呪霊の身体が粉々に砕け散る。しかし、その背後にはさらなる呪霊が現れる。
「人は、こんなものと戦い続けているのか……?」
メシアの目には、その光景が異様なものに映った。人間はただの獲物ではない。呪術師と呼ばれる者たちは、呪霊を狩るための力を持ち、限界を超えて戦い続けていた。しかし、その力は呪いと紙一重。
ある者は仲間のために戦い、ある者は復讐のために力を振るう。だが、メシアは気づいていた。**どれほど力を得ようとも、この戦いに終わりはない。**人の負の感情が尽きぬ限り、呪霊は生まれ続けるのだから。
闇に包まれた街の片隅で、メシアはただ、その果てしない戦いを見つめ続けた。
ユニバース2
『呪術廻戦』徹底解説! 呪いと戦う呪術師たちの壮絶な物語とは?
こんにちは、アニメ・漫画ファンの皆さん!今回は、大人気作品**『呪術廻戦』**について深掘りしていきます。ダークな世界観、迫力のあるバトル、緻密なストーリーが魅力の本作は、なぜここまでの人気を誇るのか? その魅力や見どころを徹底解説していきます!
『呪術廻戦』とは?
基本情報
作者:芥見下々(あくたみ げげ)
連載開始:2018年(『週刊少年ジャンプ』)
単行本:既刊25巻(2024年現在も連載中)
アニメ:MAPPA制作(シーズン1・シーズン2・劇場版公開済)
ジャンル:ダークファンタジー/バトルアクション
あらすじ(ネタバレなし)
高校生・**虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)**は、ある日、特級呪物「両面宿儺の指」を飲み込んでしまい、**呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)**を宿してしまう。
死刑が決定するが、特級呪術師・**五条悟(ごじょう さとる)**の提案により、宿儺の指をすべて回収するまで生かされることに。虎杖は呪術師としての道を歩み始め、呪霊との戦いに巻き込まれていく——。
『呪術廻戦』の魅力とは?
① 迫力のあるバトルと「呪術」の奥深さ
『呪術廻戦』の最大の特徴は、戦闘が単なる力比べではなく、「呪術」を駆使した戦略的なバトルであること。
呪力(じゅりょく)��負のエネルギーを活用した攻撃手段
術式(じゅつしき):各キャラが持つ独自の技
領域展開(りょういきてんかい):呪術の極致、相手を確実に仕留めるための技
バトルの駆け引きが奥深く、キャラクターごとに異なる戦い方が楽しめるのがポイントです!
② 魅力的なキャラクターたち
本作には個性的なキャラクターが多く登場し、それぞれが強烈な魅力を持っています。 キャラ名 特徴 声優(アニメ版) 虎杖悠仁 両面宿儺を宿した少年。圧倒的な身体能力を持つ 榎木淳弥 伏黒恵 影を操る「十種影法術」の使い手 内田雄馬 釘崎野薔薇 釘と藁人形で戦う呪術師。負けん気が強い 瀬戸麻沙美 五条悟 最強の呪術師。無下限呪術を使いこなす 中村悠一 両面宿儺 1000年前の呪いの王。虎杖の体内に宿る 諏訪部順一
彼らの関係性や成長が物語の大きな軸となり、読者の心をつかんで離しません!
③ ダークな世界観と伏線の多さ
『呪術廻戦』は、他のバトル漫画と比べてかなりダークな展開が特徴です。
主要キャラが次々と命を落とす
戦いには常に犠牲が伴う
正義と悪の境界が曖昧
さらに、物語全体に伏線が多く張られており、後半で驚く展開が待っていることが多いのも本作の魅力のひとつです。
『呪術廻戦』の名バトルTOP3
📌 第3位:「京都校交流戦(虎杖&東堂 vs 花御)」
京都校との合同戦が突如として呪霊の襲撃によりバトルへ発展。虎杖と東堂のタッグは、迫力満点で熱い展開に!
📌 第2位:「五条悟 vs 夏油傑」(過去編)
かつての親友同士だった五条と夏油の決別の戦い。彼らの信念と悲しき運命が交錯する名シーン。
📌 第1位:「渋谷事変」(アニメ2期)
五条悟が封印され、呪術師たちと呪霊・特級呪詛師が大規模な戦いを繰り広げる、シリーズ最大の激戦!
アニメ版のクオリティが圧倒的!
『呪術廻戦』のアニメは、MAPPAによる超ハイクオリティな作画が話題となりました。特にバトルシーンは、流れるようなアクションと呪力エフェクトの迫力がすごい!
また、劇場版『呪術廻戦 0』も大ヒットし、アニメファンの間で話題となりました。
TVアニメシーズン1(2020年):原作1巻~8��をアニメ化
劇場版『呪術廻戦 0』(2021年):乙骨憂太を主人公とした前日譚
TVアニメシーズン2(2023年):「懐玉・玉折」「渋谷事変」をアニメ化
アニメ派の人も、ぜひチェックしてみてください!
まとめ:『呪術廻戦』が世界中で愛される理由
✅ 緻密なバトルシステムと迫力の戦闘描写 ✅ 魅力的なキャラクターたちと彼らの成長 ✅ ダークな世界観と深いストーリー性 ✅ アニメ版の圧倒的なクオリティ
『呪術廻戦』は、ただのバトル漫画ではなく、**「呪い」「宿命」「仲間との絆」**をテーマにした深い作品です。
あなたの好きなキャラクターやバトルはどれですか? ぜひコメントで教えてください!✨
それでは、次回の考察記事でお会いしましょう!
「赫鱗躍動・紫!」 🔥
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虚子自選揮毫『虚子百句』を読む Ⅸ
花鳥誌2024年9月号より転載

日本文学研究者
井上 泰至
16 紅梅や旅人我になつかしき
『六百句』に「なつかしく」の句形で「(昭和二十年)四月十四日 在小諸。懐古園に遊ぶ」の注記あり。『小諸雑記』(昭和二十一年)「紅梅」の章にも「懐しく」とあるが、同書「小諸の浅春」の章には「なつかしき」とある。『小諸百句』(昭和二十一年)には、「立子と共に懐古園に遊ぶ」と注記。
この句の詠まれた事情は、『小諸雑記』によれば、以下の通りである。庭に色彩のあるものが殆どないことを、家主の小山榮一氏に伝え、せめて一本の紅梅でもほしいと言っていたが、小諸の駅前にある懐古園を歩いていると、一つの紅梅を発見し、これで十分、家の庭にはなくてもよいと思い、飛騨への旅で車窓から一瞬見た景色に満足した経験を思い出し、「どこにでも気に入つた紅梅があればいい」として、この句を書き留めている。
俳人にとってはゆっくり見たものだけが句材ではなく、記憶に残った風景も句材になることは経験上多いだろう。虚子は既に若き日、『俳句入門』(明治三十一年)で、題詠における「回想」の効用を認めている(井上『近代俳句の誕生』)。今、近年の言説として片山由美子氏のものを挙げておこう。
(袋回しについて)そんなとき役に立つのは、日頃の俳句の断片の蓄積や視覚的記憶である。題詠だからといって、空想だけでは決してできない。ふだん目にしているものの映像的な記憶がり、一句の場面として定着する。じつはこれは俳句を作る際につねに無意識に行っていることである。俳句には「写生」が重要だと言われる。(中略)だが、人間がものを見ると言うのは眼前だけではない。極端な言い方をすれば、あるものを見るとき、すでに見る前からそのものを以前見たときの印象や認識を重ねて見るのである。そして、そのとき見たものはあらたな記憶としてとどめられ、そのものが目の前にないときでも眼前にあるときに近い描写をすることができる。わたしたちが俳句を作るときには、こうした作業を無意識に行っているのである。それが、席題で句を作るときなどには最大限に発揮される。(「句会を楽しむ―句会とは何か―」(『別冊俳句 俳句生活 句会の楽しみ』二〇〇八年)
なお、句形の違いに一言すれば、「なつかしき」は口調が強く、「なつかしく」は優しい。句意は、虚子とて疎開の境涯たる「旅人」であり懐かしさはひとしお、紅梅のその色と香がいっそうその思いを募らせるものだったということであろう。
そもそも梅は「懐古」の花である。例えば、太宰府天満宮の本殿向かって右手にある御神木「飛梅」。菅原道真は、京都から大宰府へいわれのない罪で左遷される折、自邸の梅の木に、
東風吹かば匂ひおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ
と歌で別れを告げ、道真を慕った梅の木は、一夜にして大宰府まで飛んできたと伝えられる。御神木として大切にされている飛梅は、極早咲きの「色玉垣」という白梅だが、春の訪れを告げるこの花には、苦節の末のわずかな幸せを象徴する属性があった。島崎藤村の詩で有名な、小諸古城の旧園での成立も似つかわしい。
三月十日には東京大空襲もあった太平洋戦争末期の心細い時期、二年に及ぶ疎開の果ての虚子の心情は察するに余りある。
17 山国の蝶を荒しと思はずや
「ホトトギス」昭和二十一年五月号初出。『小諸百句』にも所載。『六百句』に「(昭和二十年)五月十四日 年尾、比古来る。小諸山盧」と注記。
虚子の生涯でも一大エポックと言える、この句の成立事情についての「公式見解」は、次の年尾の解説にある通りだが、実際の事情は後で触れるように、複雑である。
父は戦時中信州小諸に疎開して居つた。私も偶々父の家に滞在して居つた。京都から田畑比古が訪れた。父はいつも極つた道を散歩した。それは父の毎日の日課であつた。比古と私を伴つて、その散歩道をいつもの如く連立つた。春先の野路にとぶ蝶を見た。父は二人を顧みて此句を示した。
比古は京料亭「京饌寮」主人で、虚子の小説『風流懺法』のモデル妻の三千女ともども虚子門で、この句は信州小諸とは距離的にも風土的にも縁遠い、京都人の比古に向けて詠んだ点に妙味がある。
虚子編『新歳時記』の「祭」の項目には、虚子の風土観の核が京都にあったことが、明確に見て取れる。虚子のいう季語としての「祭」は、葵祭などを基本とした関西の風土におけるそれを指していることが了解され、関東を中心とする「神田祭」や「三社祭」は、立項されていない。深見けん二の証言によれば、昭和六十一年刊行の『ホトトギス新歳時記』を編集した折、この江戸風の気風のいい祭は、深見の提言でようやく採録されたことが後に明かされている(『珊』九十四号、平成二十四年五月)。
そのような虚子にとって、小諸への疎開は、芭蕉が奥州を旅して、新たな句境を得たのと似た意義があった。京都人比古に、「山国」の「蝶」の荒々しい飛翔という主観を示した掲句は、その象徴的な句なのである。ちなみに年尾も芦屋在住であった。
なお、この句は句案の変遷が明らかになっている。初案は、
山国の蝶は荒しと思はずや
であり、三人だけの句会での出句たる二案は、
山国の蝶の荒しと思はずや
であった。それが最終的に掲句の形に落ち着いている。この三句の変遷については、宮坂静生の指摘があるので引いておこう。
ア案(初案―井上注)は浅間からの強い風に抗うように飛んでいる蝶を見た嘱目である。強く提示しすぎて蝶の本意を損ない、一句のバランスがわるい。 イ案(二案―井上注)は下の句の問いかけに対して、〈の〉では迫力がない。掲句の〈を〉によって〈荒し〉の対象が意外にも可憐な蝶なんだと驚きをもって納得される。そんな蝶をともに見ない人までも、見たような感動を味わうことになる。 (『俳句鑑賞1200句を楽しむ』)
疑問を差し挟む余地のない推論で、『虚子百句』の年尾の解説では、嘱目で一気に最終案が即吟されたかに思えるが、むしろ虚子はこの句の出来に執心し、練り上げたことが確認できる。虚子自身、この句への確かな手���えがあり、てにをはも、なおざりにはできなかったものだったのである。
信州小諸と言えば、暦の上で夏五月ではあるが、晩春の趣きであり、京都中心の風土観に縛られない、写生の実践の成果だった。「山国」の二文字は重い。小諸市虚子記念館には、虚子揮毫の句帖二冊が、折本の形で残されているが、山盧から望む山並みの形に句の字配りがされている。『虚子百句』中、「山」の字を含む句は十二句の多き数え、本書においても、重きをなす字であった。
昭和二十年四月末にはムッソリーニも処刑され、ベルリンも陥落して、ヒトラーも自殺している。日本は戦争継続を公式に表明しているが、三月から四月にかけては、京都を除く日本各地の主要都市で大空襲の惨状が伝えられるようになっていた。そこをくぐりぬけてきた比古への「挨拶」が、山国らしき蝶の飛翔だった。
「荒し」は、蝶の本意の対局にあるだけ、新鮮な写生の結晶でもあり、亡国の淵に立つ情勢下にあっても、元気を失わな強さが、そこに潜んでいたことを肝に銘じたい。
『虚子百句』より虚子揮毫
17 山國の蝶を荒しと思はずや
18 桃咲くや足投げ出して針仕事

国立国会図書館デジタルコレクションより
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井上 泰至(いのうえ・やすし) 1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
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東船橋グリーンハイツ見学記
2024年7月23日火曜日、酷暑の午後4時ちょっと前ぐらい。 私はかねてから気になっていた、東船橋のグリーンハイツの前に立っていた。


あらかじめネットの地図で大まかな位置を確認してはいたが、初めて訪れる場所なので、少しは探すことになるかと思っていた。
船橋川沿いということは前もって分かっていたから、最悪でも船橋川に沿って走れば見つかるだろうと、適当な交差点で船橋川に向かって曲がると、唐突にその物件はあった。
周りは新旧大小様々な戸建てが並ぶ住宅街である。船橋川の堤防を背に佇むそれは、分譲マンションには到底見えない。かつて会社の寮であったという話も聞いていたが、それにしても凄まじい。何が凄まじいのか。廃墟感��。
壁面の塗装は所々剥がれ落ち、 手すりや剥き出しになった鉄骨は真っ赤に錆びている。ピロティ式の建築で、1階部分にはシルバーの乗用車が1台あったが、駐車場として使われているとすれば、ずいぶん横着な停め方だ。その車以外、出入りが出来ない。

その車の前には、サビ柄の猫が横たわり、じっとこちらを見据えている。更によく見ると、その車の上にも同じようなサビ猫が、やはりこちらを睨んでいる。
舌を鳴らして猫に御機嫌伺いをしてみたが、どちらもじっとこちらを睨んだままだ。こういう猫は、あまり人馴れしていないことが多いので、深追いはしないことにした。
猫の御機嫌伺いというテイで、まんまと1階ピロティ部分に入り込んだが、辺り一面、生ゴミ(蝿付き)粗ゴミ砂利に埃に古本古雑誌が溢れ返っている。

そういえば建物の横にゴミ置場らしき場所や、ゴミ置場じゃないんだろうけど粗大ゴミが目の高さまで積み上がっているスペース、ゴミ用のコンテナなどもあったが、どれ一つ機能している感がない。

怖いもの見たさに後押しされて、建物の中に入ってみる。
エントランスとおぼしき階段の昇り口は、身長160cmに届かない私でもちょっと背を屈めたくなる高さで、おそらく180cm程度しかない。


階段を上ると集合ポストがあるが、錆で覆われ、ポスティングチラシがぎゅうぎゅうに押し込まれ、ポストのフタが閉まらなくなっているものも多い。壁に貼られた共益費の支払いを促す掲示物は、平成28年と書かれた上に二重線を引いてある。掲示内容の有効性はさておき、平成28年から貼られっぱなしであることは確かだろう。


ネットの情報では総戸数60戸となっているが、1階部分がピロティの5階建てであるから、居室があるフロアは4階。単純に60戸を4で割れば、1フロア当たり15戸ある勘定だが、そんなにあったかな? 1フロア当たり精々10戸、感覚的には8戸程度に感じた。仮に10戸とすれば40戸、8戸であれば総戸数は32戸である。
階段は鉄製で錆に覆われ、いつ踏み抜いてもおかしくない。階毎にホウキが置いてあるが、掃除されている気配は微塵もない。とにかくゴミだらけである。所々、猫の餌が入った皿も放置されている。
2階から3階へ上がろうとすると、302というプレートが貼られた安っぽい木製の玄関ドアが立てかけてある。普通の建物であれば、きっと不思議に思っただろう。何故こんなところに玄関ドアが?と。
しかしそこでは、何も不思議には思わなかった。ははっ、こんなものまでありやがる、と思っただけだった。
が、すぐに異変を感じる。
焦げ臭い。
と思いながら3階に着くと、目の前に焦げた何かが山積みされ、そして昼の日中というのに、ただただ真っ黒の部屋。「真っ暗」ではなく「真っ黒」だった。

さっき見た玄関ドアの302号室だった。間違いなく、比較的最近に火事があったのだろう。そしてその部屋は多分、いわゆるゴミ屋敷だったのだろう。開け放たれた窓や、ドアを失った玄関から、否応もなく見えてしまう炭化した何かがうずたかく詰まった部屋。
お隣り303号室にも類が及んだのか、窓が開け放たれ、玄関も半ドアで、部屋の前のフロアには、家財とおぼしき荷物が積み上げられていた。

うへぇと思いながら4階へ、そして屋上へと上がる。
屋上へは、普通はそうみだりに立ち入れないよう扉があって、施錠されているものだが、火事の際にぶち抜いたのか、鍵どころか扉さえなかった。

屋上の防水加工は、劣化しているのが素人にもわかる。何しろ、歩く足元がブヨブヨするのだ。それでも防水加工らしきものがある部分はマシかもしれない。屋上の半分は、それさえすっかり剥げ散らかし、コンクリート剥き出しになっている。


貯水槽は、稼動しているのか疑わしい。というか、このマンションのインフラ全般、稼動が疑われる。実は同日深夜、居住者のいる部屋があれば明かりが点いてるだろうと思って帰りに寄ってみたのだが、深夜過ぎたためか、それとも本当に誰も住んでないのか、明かりの灯る窓はひとつもなかった。なお階段や廊下などの常夜灯も一切なく、黒々とそびえるマンションは実におどろおどろしかった。
屋上から1階に戻り、建物北側にある、おそらくは駐車場として供用していたスペースを見る。
「おそらくは駐車場として供用していたスペース」と書いたが、今でもそこは駐車スペースである。ただ「駐車場」として機能しているかどうかは、甚だ疑わしい。ナンバープレートのない軽自動車が1台、奥の方に鎮座し、他の3台ほどの車も、特に区画を定められたわけではなさそうな停め方をしている。 ネットの情報によれば、ここの管理方式は「自主管理」となっているのだが、管理組合は「無し」となっている。ということは、誰も管理していない、ということなのだろう。


同じくネットの情報によれば、このグリーンハイツは1973年10月の建築という。我が中宮第4団地よりも4年程若い。
なるほど、このグリーンハイツと比べれば、我が中宮第4団地はよく手入れされており、仮に今から多少手入れが雑になったとしてもあと10年、いや20年でも保たなくはなかろう。このグリーンハイツレベルになっても許せるという居住者だけが残っていけば、あるいは30年ぐらいいけるかもしれない。
だが、その後はどうなるだろうか。
グリーンハイツは、もはや所有者による管理ではどうしようも出来ないだろう。しかし管理組合がないので建替えを協議することは出来ない。選択肢は現状維持というテイの、放置しかない。火事が出ているので建物全体のダメージも小さくはないはずだが、管理組合がない以上その対策を協議することも出来まい。 管理組合がないということはこういうことなのだと、グリーンハイツを見て思い知らされ、同時に我が身を振り返る。
我が中宮第4団地も、建物と居住者の高齢化が深刻だ。しかし今はまだ管理組合も機能し、建物管理も計画的に行われている。
しかし今後はどうなるのか。建物と居住者の若返りを画策しなければ、やがては必然的に行き詰まる。行き詰まってから考えようとしても、もう後戻りできないかもしれない。
それが10年後なのか30年後なのかは、私には判断出来ないが、ポイントオブノーリターン(帰還不能点)ぎりぎりまで頑張ってから対応するのは、危険な賭ではなかろうか。
建物の若返りに、建替えが最も効果が高いことは論を俟たないし、建物が若返れば、居住者の若返りも期待できる。それが建替えの大きなメリットであることに否やを唱える方はいないだろう。
同時に、建替えに伴う様々な負担も、看過できないデメリットである。このメリットとデメリットを天秤にかけて、どちらを選ぶのか��真摯に決めなければならない時期に、私たちと我が中宮第4団地は来ている。 どちらにも決めかねてただ時間を過ごせば、待っているのは自ら選択することも出来なくなる現実であるということを、グリーンハイツを見て痛感した。
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2024/07/21
深夜、実家から拝借した板を使って植物を置く棚をつくった ちゃぶ台に植物をグルッと囲んでおいたら可愛いかな、あ、デカくて重い板を持て余しているからそちらを御飯食べる机にしたらいいかな、けっきょくバランス的にちゃぶ台を真ん中に置き、ベッドを青い壁側に移動、植物を窓側に並べて落ち着いた 座らずに家の中でウロウロしていたので散歩後くらいの疲労感があった 広く感じる いい部屋になってきた もっといい部屋にしたい
洗濯、掃除、インターネットをしていたら気づいたら1200になっていて、とりあえず外に出た あついよ〜身体の危険を感じるくらいあついよ〜 横浜ついて、スタンダードプロダクトで鉢植え買って、カンペールでサンダル見て 安くなってたけどなんとなくソールの部分がいかつすぎてやめた かわいかったけど そのまま武蔵小杉にいくか、のげにいくか、迷って まいやもはや迷っていないけども、 野毛についちゃった ぴおシティの立ち飲み屋にいます おじさんと美女のペアとおじさんに挟まれて、やきそばとビールをのむ 大瓶赤星が430円、キャッシュオン、立ち飲み、は安くて美味いの法則を友人が見出していたけどかな的を射ているわ 店の出口をじっと一点に見つめながら、頼んだとんぺい焼きに手をつけないおじさん、途中からスタイル抜群の黒髪美女がやってきて同伴かな.....と思う こういうのを好き勝手妄想するのも楽しい すずらんが満員だったので、潔く撤退 また行く!
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2024年7月4日

「氷河期世代」念頭に低年金対策 厚生年金活用、負担増で難航も(時事通信)
2025年の次期年金制度改正では、現在40~50代の「就職氷河期世代」を念頭に置いた低年金対策が焦点となる。
【ひと目でわかる】世代別の年金額の分布状況の推計
年金財政検証では、厚生年金に加入できるパート労働者らの対象を拡大する案や、将来世代の負担を減らすための受給額の減額調整を見直す案に、給付改善効果が確認された。ただ、いずれの案も事業者や国民の負担増が不可避。政府・与党内での議論は難航しそうだ。
◇約4割が月10万円未満
氷河期世代である1974年度生まれの50歳の人が65歳時点で受け取る年金額(現在の物価水準ベース)の分布状況を推計したところ、全体の39.1%が月10万円未満だった。このうち18.1%が月7万円未満、5.7%は月5万円未満になる可能性がある。この世代は非正規雇用が多く、年金加入期間も短いためだとみられる。
現行制度のままだと、年金の減額調整は2057年度まで続く見通しだ。慶応大学の駒村康平教授(社会政策)は「氷河期世代の年金額は老後も減り続け、生活保護に陥るリスクが高くなってしまう。40年ごろまでに改善効果が出る低年金対策を講じる必要がある」と訴える。
◇減額調整、前倒し終了
具体的には、給付の手厚い厚生年金の適用拡大が考えられる。厚生年金は従業員101人以上(今年10月から51人以上)の企業に義務付けられている。対象の労働者は週の所定労働時間20時間以上で、賃金月8万8000円以上だ。
この要件を見直し、週10時間以上働く全ての人に広げると、新たに約860万人の非正規・短時間労働者が厚生年金に加入できる。これにより、現役世代の手取り収入に対する年金の給付水準である「所得代替率」は、現行のままだと50.4%で下げ止まるのに対し、56.3%に改善。減額調整も38年度に前倒して終了することが可能だ。
ほぼ全ての短時間労働者が厚生年金に入るので、保険料負担による収入減を避けて就業調整する「年収の壁」問題も生じなくなる。
ただ、厚生年金は保険料の半分を事業主が負担するため、適用範囲を一気に広げると小規模企業の経営が成り立たなくなる恐れがある。政府関係者は「企業規模や賃金の要件などから段階的に見直すしかない」と話す。
◇国庫負担増が課題
もう一つは、厚生年金の積立金を活用して基礎年金の給付水準を改善させ、減額調整が終了する時期を57年度から36年度へ短縮する案だ。所得代替率も56.2%まで上がる。
ただ、基礎年金の給付額の半分は国庫でまかなうため、政府は36年度以降に給付水準の改善に伴う追加財源の拠出を迫られる。試算では50年度時点で年1兆8000億円が必要で、自民党内には「増税論議が避けられない」(閣僚経験者)との声も漏れている。

「ドローン戦争」で変わる人間と技術の関係性 尊厳なき殺害許すのか(朝日新聞)2024年7月4日
ロシアとの戦争で、ウクライナは戦力差を埋めるためにドローンを使い、AI(人工知能)に制御される自爆型ドローンも投入している。人間を介さずに兵器が攻撃目標を設定して殺傷する「自律型致死兵器システム(LAWS: Lethal Autonomous Weapons Systems)」の開発を進める国々もある。
この動きをどう考えたらいいのか。戦場でAI兵器が人間を大量に殺害していく先に、何があるのか。科学技術史が専門で国際交流NGO「ピースボート」共同代表を務める畠山澄子さんに話を聞いた。
「マンガ入門 殺人ロボットがやってくる!?」を出版したのは、2018年。非人道的な兵器として規制対象にすることを議論すべきだと考え、軍事ドローンや自律型致死兵器システム(LAWS)の問題を取り上げました。
米国は01年の同時多発テロ以降、「テロとの戦い」を理由にアフガニスタンやパキスタンなどでドローン攻撃を仕掛け、誤爆で多くの民間人の犠牲を生んできました。ドローンを使う理由として、自国の兵士を巻き添えにせず、ピンポイントで��的を殺害でき、経費を削減できるなどといった合理性が語られました。
しかし、一般市民を巻き添えにするのは国際人道法違反です。ドローンの誤作動などで重大な問題が起きたときだれが責任を取るのか、という問題意識が当時すでにありました。
出版から6年経ちましたが、戦争や紛争での軍事ドローンの投入が一気に加速している印象を受けています。このドローンの拡大をどう理解すればいいのか。戦争のあり方とともに、人間と技術の関係性が大きく変わろうとしているのではないでしょうか。
現在、人間の介入なしに、機械の判断で人を殺害できるという段階に入っています。機械は人間の尊厳を無視したような殺害もためらわない。核兵器の問題にも通じますが、人類としてそれを許してよいのかが問われています。
かつての戦争では、悲惨な「戦場のリアル」を体験した兵士たちが、「戦場で起きていることは人間としてあってはならない姿なのだ」という感覚を持ちました。しかし、機械と機械が戦うドローンの戦争では、それが失われていくことの危うさも感じています。
ロシアとの戦争にウクライナがドローンを投入すること自体には、驚きはありません。戦争が長期化する中、戦費を削減し、兵士の命を守っていくためにその傾向は強まるでしょう。ウクライナでは、戦争で官民が一体化していっています。民間で使われているドローンも、武器を搭載すれば、殺傷型ドローンに変わることが見えてきました。殺傷型への転用は簡単な技術で可能なため、アフリカや中東、中央アジアなどにも急速に拡散しています。
LAWS規制をめぐり、特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の締約国会議などで議論が始まり、国連総会は昨年12月、「対応が急務」とする決議案を日本や米国などの賛成で採択しました。今年4月には、規制を議論する国際会議がオーストリア政府が主催して首都ウィーンであり、オーストリアのシャレンベルク外相が演説で、AI(人工知能)を使った兵器について「人が管理することを確実にするため、今こそ国際的なルールと規範に関して合意すべき時だ」と呼びかけました。
日本政府は、人道的軍縮を大胆にリードし、規制・禁止のあり方の議論を前に進めて欲しい。AIの進展で技術が人間を上回る時代が来ると言われる中、人間の尊厳をいかに守っていくかが、軍事の世界でも問われているからです。(聞き手 編集委員・豊秀一)
畠山澄子さん 科学技術史で博士号。早稲田大学・立教大学非常勤講師。共著書に「マンガ入門 殺人ロボットがやってくる!?」など。
コメントプラス
佐倉統(東京大学大学院教授=科学技術社会論)【視点】 ドローンに限らず、ほとんどの科学技術は戦争と密接な関係がある。科学技術は戦争で勝つために進歩してきたというのは言い過ぎだとしても、戦争が科学技術発展の大きな契機であり原動力であったことは歴史的な事実である。
ドローンやAIの兵器利用を規制することは喫緊の課題だが、問題はドローンだけではない。生物兵器やサイボーグ兵器も大きな問題だ。これらの技術の研究開発過程をできるだけ透明化することが、抑止や規制に不可欠だ。
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旅行の話
先日、山梨へ一泊二日の旅行をした。
自然美を目当てに旅をした最初期の西洋人はルソーだった。それ以前の観光旅行はピラミッドやギリシャの神殿などの文明の建築物が目当てで、どちらかというと自然は煩わしいものだったと、石川美子が『旅のエクリチュール』に書いている。
わたし自身は昔から旅行がそれなりに好きで貧しい財政と時間の許す範囲で様々な場所に足を運んだが、「海を見たい」「未踏の北海道を巡りたい」など若い頃ほど人並みの動機に支えられていた。とはいえ、「ひとの居ない場所に行きたい」「何もせず行き当たり任せに自然美のある地域に行きたい」など、最近は次第に漠然とした逃避欲が頭をもたげるようになった。今般の旅行にしても、何でもよいので煩雑な人と街から距離を置きたい、と思っての出立だった。
中央線の高尾から大月で乗り換えて富士急行線で赤坂という駅で降りた。高尾も大月も、いつの間にか外人観光客で賑わっており、逃避どころではないのに閉口したが、流石に赤坂は無人駅なだけあり降車するひとのまばらで、町の様子も普通の田舎だった。
車道は広く、マクドナルド、ローソン、コーエイというスーパー、「園芸と資材」という英国古典小説のように簡潔な看板の巨大ホームセンターが駅周りに集結している。この一帯が地元のひとの生活基盤なのだろう、菅野川という細い川に沿って宿まで歩くと程なく一軒家が点在するだけになった。御正体山に囲まれた地だけあり、四方を見渡しても山が迫っている。
一泊して翌朝、菅野川沿いを散歩していると、幾人かの老人たちが釣りに励んでいた。わたしたちの頭上を鳶が笛のように鳴いて旋回している。
光景の一々に満足している傍ら、「自分はなぜ自然美に惹かれるのだろう」という自問が並走していた。静かで、ひとの声に混じって川のせせらぎを耳にするだけでも東京より遥かに静かで充分に安らいではいるのだが。
河口湖へと列車で向かう為に、赤坂の無人駅に赴くと地元の老爺と老婆の二人が会話していた。話は縦横無尽だったが、ふと爺さんが金に窮した知人の話題で「生活保護とか受ければいいんだよなあ。金のない時は、仕方がないよなあ」と言い、婆さんも「仕方ないよ」と頻りに相槌を打っていた。それで、わたしは養老孟司の『手入れという思想』という古い講演録を思い出していた。何故都会で虫を見ると嫌な気持ちになるのか、という切り口で都市と地方における人心の対比を語った講演だ。そこで養老は、都市ではすべてが人間のコントロール下にある。舗装された道路や規則的な列車のダイヤ。そして不確定な要���を可能な限り排斥した。だから都市の人間が、何か我慢できない事が起こったとき、誰かの所為にして、責任を追及する。無論、仕事の上でも然りで、これが都市生活者の基底を為している。しかし田舎の自然に生きるひとはそうはいかない。天気や動物による災害まで、誰かの責に帰すことの出来ない不幸は日常茶飯事のように起きる。そうした暮しのなかで田舎の人の心映えを象徴として「仕方がない」という言葉を、養老は挙げている。先の赤坂駅の老人たちの会話に自然と息づいた「仕方がない」を聞いて、そのようなことを思い出していた。
自分は何故惹かれるのだろう?
河口湖へと向かう行路の観光客の充満ぶりに辟易しつつ、一方で河口湖一帯から富士山が見える、という事実を知らなかった自分の無知にも呆れながら河口湖駅から徒歩十分ほどで湖畔に辿り着いた。そこにはここ数年ではなく、何十年前から観光地として栄えてきた、という歴史を偲ばせる古いが清潔な食事処や土産屋が並び、外国語の案内も揃えて国籍問わず訪れた人間を漁っていた。人間の気配から離れたい為に旅をしていたわたしは失望していた。湖畔で飯を頬張ったり、写真を撮ったりする人々のあいだを縫うように湖畔を歩く。湖にせり出すように黒い岩が雪崩れていた。岩の表面には気泡が浮かんでいる。ふと、富士山が火山であり、次いで湖畔沿いに浅間山神社のあることを思い出した。ふたたび大噴火すれば、ポンペイ遺跡のような風景が現れるかも知れない。
岩の上に座って湖面を眺めていた。それが火山岩であることを気に留めることなく、観光客が次々と岩に載って写真を撮っていた。が、その眼前の風景は現実であるのに、遠い昨日のように見えた。わたしたち人間は自然の時間に一瞬登場した短命の生き物に過ぎない、という事実をそこに見る思いがした。想念というより、岩場が見せてくれた現実の風景として。そのとき、旅の目的を達した気がした。
人類という括りや、そこに伴う責任、資本、文明生活は常に虚構であり、いつか地上からは一掃される。故に、我々がどのように生きても構わない。岩や花や水辺には、後世の地球には関係ない。だが、都市は人類の文明や社会が堅固で絶対であると錯覚させる。都市の煩雑な物や音に囲まれて、わたしもいつしかそのように思い込まされてゆく。でも、いつか消える。全部。それは悲観の滅びとしてではなく、もっと静かで当然の風景として。だれも居ない、のびやかな白昼の庭園。君たちはその庭園を通過するだけでいいんだよ、と地表は語ってくれる、それが自然美に惹かれる理由であり、そしてわたしは安堵の中で生命感を取り戻していった。


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折坂悠太:作品リリース・ライブに際してのコメントまとめ
・「朝顔」(2019)
もの言わぬ人の想いを汲み取り、代弁し、暗い夜の先に、ひとすじ光を見出す。 主人公・朝顔の「監察医」という仕事は、「歌手」として生きる自分とも重なります。 このドラマを見た人がただ、朝に始まる明日を愛せるように。 物語の登場人物たちの歩む道が、僕や、大切なあの人と交差しますように。 そう願って歌います。
・ライブ音源集「暁のわたし REC2013-2019」(2020)
前を向いている。希望を語る言葉はない。 非常に非情に、生きている限り日常は続く。 わたしに必要なのは、過去の解釈と、今日の選択と、それを正解にする体力だ。 自粛期間が始まってから、録り貯めたライブ音源・未発表曲の整理をしていた。 まだ夜が開ける前の、真っ赤なわたしの姿があった。 今に至るまでの水面下の心が、確かにあった。 この姿を頭に置いて、これからの表現をしていきたいと思ったから CD二枚に焼き付け、残すことにした。 これらの記憶にふたたび出会わせてくれたコロナ禍、自粛時間への御礼として、 このCDの売り上げを、主に、活動初期に自主企画を開催したお店、ツアーを共に歩んだ個人イベンターさんにおわたししようと思う。作品における表現のひとつとして、理解してほしい。 夜明け前のわたしが、その暁のわたしを歌い、明日に船をわたす。 暁のわたし、ご期待ください。
・ミニアルバム「朝顔」(2020)
楽曲『朝顔』の中でくりかえされる『願う』という言葉は、私が歌うことの本質です。その本質に忠実な歌を4曲おさめました。夜明けを待つ人の元へ、このCDがと��きますように
・中納良恵「待ち空 feat. 折坂悠太」(2021)
中納さんのアルバムを、散歩しながらよく聞いていた。「あの時の自分に聞かせてやりたい」とは、ありがちな表現だけれど本当で、むしろあの時の自分に聞こえるように歌った。聞こえてたんだと思う。中納さんと友達になれるかな。恐れ多いが、多分、同じ怪獣を飼っている。
・元ちとせ「暁の鐘」(※楽曲提供)(2021)
この曲は、アルバム「平和元年」を聞いて着想しました。 戦争や災害、たくさんの途絶えた未来の上に、今の私があることを忘れたくないです。その蓄積に蓋をしてはならない。 過去からの警鐘と、祝福。もういない「あなた」を思い出し、今をどう生きるか考えながら作りました。
・3rdアルバム『心理』(2021)
何かに例えることができない。このアルバムは、簡単な物語に消化される事を拒んでいます。それでも私は表現者なので、表現できなければ終わりです。悩んだ末、「心理」と名をつけました。 どうすることもできない「心」を認めながら、もう一方では、それを道筋立て、自分の選択に「道理」を見出さなくてはなりませんでした。最近の私は、常にこの二つのプロセスの狭間に居て、そこにいつも音楽がありました。 表現には、同じものを見て、感動を共有することの他にも、役割があると思います。いま私がするべきことは、ここに(そこに)ある心を見つめ、問いかけつづけることだと考えます。 新しい画を見せたい。新しい画を見せてください。あなたと私が違う場所で、共有されない物語を作る時、このアルバムが伴走者となる事を望みます。
・展覧会「薮IN」(2022)
そのものらしさでなく、そのもの自体を見てみたかったんです。 薮の中へ投げ入れて、この身体も押入れて。出会い直そうとしたんです。 するとどうでしょう。どうしても見たくない、自覚したくないものまで確認でき、ひどい口内炎ができました。甘かったと思いました。 皆さんをそこへ連れて行ってどうなるか。何があるのか、何もないのか、わからないんです。 いろんな人の顔を想像しています。穏やかな顔ばかりではありません。 進もうとすることと、逃げようとすることは、とてもよく似ているんですから。 ただ私は、薮に入って、そこに居てみます。人生に必要な過程だと思ってしまったからです。そういう勘はあります。 ここへ来るまでの、たくさんの力添えに感謝します。
・ウタ「世界のつづき」(『ONE PIECE FILM RED』劇中歌楽曲提供)(2022)
子供の頃から親しんできた「ONE PIECE」や、今をときめくAdoさんと自分自身が交わることがあると思わなかったので、オファーをいただき本当に驚きました。照明が上がり映画館を出る時、そこからの歩みを応援してくれる、そんな物語になっています。「ONE PIECE」の世界で、ウタの歌たちと、出会ってください。そこで待っています。良い旅を!
・折坂悠太 らいど 2023
音楽活動を開始してから10年が経ちました。 10年間の気分を表すのは難しいです。季節によって、天気によって、あるいは白米を食べる前と食べた後の血糖値の差によって、きっとその有様は色々だったんですから。 ありがとうと電話を切った次の瞬間、何かに腹を立てていたり。重い足取りで出向いた先で、サイコーだねと抱き合ったり。この足元に伸びる影に脈略も意味もないけれど、それを振り払おうとしたり、跨ったりするあがきに、私は私を感じることができるのです。始めた頃の歌や新しい曲、その時々の有様たちが騒ぎ出し、背中を小突いています。 今この時に「らいど」。君住む土地に「らいど」。これまでもそうだったように、また、歌の旅に出ようと思います。
・「あけぼの(2023)」(2023)
ベルリンにて。この曲をせーのでとった五分間、何かが変わった。それを採取した。 砂は下へ落ちる。また朝が来る。やな夢といい夢がぶつかり、滲みあいながら、今もハモってる。
・「あけぼの(2023)」 Official Music Video
映像の中で見送られる人、映像を見ているこの部屋で、私が見送ってきたもの。これまでとこれからが、前後ろや右左ではなく、まあるい「縁」であると思えた時、私たちはまた会えるのかもしれません。泉田さん、石橋さん、協力してくれた全ての皆さまに感謝します。
・(歌)詞集 『あなたは私と話した事があるだろうか』(2023)
詞をまとめる作業は、長年使ってきた道具に手入れをするような感覚でした。 ひときれのパン、ナイフ、ランプ。生き抜くために、今一度持ち物チェック。 どうぞ私のかばんを開けて、私をかばんに忍ばせてください。 編集の山口博之さん、装丁の山田和寛さん、関わってくださった全ての人に感謝します。
・「人人」(2023)
いつもの作業と食卓が、こんなにも世界の真ん中にある。 そう気づきはじめた時、この物語がすっと染み込んできました。 塩だけなのに妙に旨い。そんな音楽を目指しました。 料理を作るときのリズム、包丁で野菜を切るときのような規則正しいが、 人間味のある、どこか懐かしいリズムみたいなものをイメージしました。 ほっと一息つけるような、そういう作品になったんじゃないかなと思っております。
・折坂悠太 ツアー2024 あいず
私は走っていた。何故か。 腰のひねり、くりかえす呼吸、それこそが心の在処で、走り出すには十分な理由だったから。 誰かが合図したように言葉がとぎれる。目と目を合わせた瞬間、感じた気配が確かなものだったとわかる。 ねえお互いに、向き合いつづけよう。まなざし、まなざされ、気づきだした風景が、私を私たらしめる。 そうして新しい音楽が、骨髄からニョッキリ顔を出した。ほかほかな春。 バンドの皆と連れ立って、届けにゆきます。
・4thアルバム 『呪文』(2024)
草葉の陰から、台所のつめたい床。
「虚しいね」と言い捨てたすぐ後で、捨てた言葉が気になって、今来た廊下を探して戻る。
生姜とにんにくそれぞれひとかけ。玉葱・りんご、1/4きれ。ミキサーの中へ。
「大丈夫」の代わりに、呪文を唱える。ディダバディ、ディダバディ、愛しています。
・「スペル」(2024)(※『呪文』より先行配信)
この歌ができた時、心底ほっとした。どこへ向かえばいいか、どこに戻ればいいのか示してくれる、コンパスみたいな曲です。
・ホール公演「のこされた者のワルツ」 (2025)
「のこされた者のワルツ」に寄せて。 逃げ惑う足。あきらめた顔。 沈みゆく船の上で演奏する音楽隊。悴む手で、今出せる音を奏でた。 それらを見送って、私は生きのこった。 ただ今この時を生きていることを、骨のずいから理解する日が、また来るだろうか。 もう波に溶けてしまったものや、水面に映るその人に、今日も挨拶をしよう。 それでもやっぱ、せっかくなら、明るい顔で。
・「沖の方へ」(2025)
鯨は、航海をする人間しか見たことがない。 どこにも行かずに家にいる人には会えない。 人間は、光が照らした鯨しか見たことがない。 暗闇に身を委ねる一頭の鯨には会えない。 海に浮かぶスワンボート。 のこされた者と、漕ぎ出した者。 あらぬところで、嘘みたいに巡り合う。 そんな春が来る!
・「やまんばマンボ」(2025)
「やまんばマンボ」アニメの絵を担当された長谷川義史さんと、公演終わりの楽屋でお会いした。 やさしくするどく、澄んだ瞳を見てすぐ「大人のふりをして話すのはやめよう」と思った。 この歌に集まって、一緒に遊んで楽しかった。国や立場を越え、交わされるのはミサイルではなく、 子供(だった者)同士の、感覚の交換であって欲しいと願う。
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巨大兵器との激闘・噴石の間
5階にある「噴石の間」。この部屋に足を踏み入れた雨見は、周りを警戒しつつ戦闘態勢へと入る。
此処の部屋………敵の気配が無い。一体何処に巨大兵器が…?
だだっ広い開けた空間の中、その最奥には動かない機体の様な何か。足音を立てながら近寄ってみると、機体の頭上にあるアイセンサーが反応した。
………殲滅行動………開始………目標………照準良し………
その様な声が聞こえた。だが直後にそのいかにもな雰囲気に違わず、機体が飛び上がって来た。
きゃあっ!!
大きな音を立て、着地する機体。そして、「No.OR」と呼ばれるその機体は大型の4脚を展開し、雨見に照準を向ける。
………これで行くわ………!
触れるメガストーン。彼女は姿を変え、メガシンカを披露する。両手には巨大な砲台を取り、戦闘態勢に入った。
メガシンカエネルギー、確認………。戦闘シークエンス展開。
………!?
4脚の脚から噴き出されたのは、地面に突き刺さる鋭い噴石。行動が制限されるかなり厄介な設置物であり、しかも次々に刺さりダメージを与える…と、罠の如く機能する。
………これ、ステルスロックの類いなのかな…?いや、それはどっちでも良い。この機体を破壊しないと!
熱湯を次々と発射し、No.ORにダメージを与えていく。動きが速いとは言え、この機体は的が大きいのでそこまでの脅威たり得ないと思われがちである。
きゃあっ!!
だがNo.ORはその素早い動きから宝石の様な砲弾を連射してくる辺り、簡単には倒せそうに無い。正面切っての撃ち合いになれば当然、当てている方が有利になりやすく、数発被弾する度に一気にそこから沈められる危険性が高くなっていく。
此処の砲台を先に破壊しなくては…!
付け根と脚の部分を狙い、ハイドロカノンを放つ雨見。水の大砲が敵の4脚の1つを壊し、派手な爆発が起きる。
機体損傷………突撃態勢良し………突撃開始。
4脚を折り畳むNo.OR。そして、目にも留まらぬ超スピードで雨見に突っ込んで来た。
えっ!?…きゃあああぁぁ!!
防御も間に合わず、その巨体に吹き飛ばされた雨見は巨大噴石に直撃し、追加でダメージを受ける。体に刺さり、血が滲む。
………痛い、痛いよっ………
だが彼女は立ち上がる。再び大砲を手に取り、エネルギータンクのリロードを行う。敵の攻撃を被弾する前に、撃ったハイドロカノンでエネルギー切れを起こしていたからであった。
未だやるよ。それっ!
敵に攻撃を放ちながら、同時に雨見は考えていた。この堅牢強固な機体の装甲を破壊するには何か無いのか………と。
きゃあ!!
岩の刃が彼女の下半身を狙い、突き上がって来た。間一髪で回避し、ひたすら熱湯を浴びせるが未だ致命傷を与えられてない。
このままじゃ、私がジリ貧になっちゃう………。でも、あの機体の何処かに弱点はあるはず………岩だから水は効くけど、もっと他に何か、何処かに当てないと意味が無いみたい。心臓部に当たる部分があれば…
後頭部の装甲を打ち抜く為、雨見は砲身からハイドロポンプを撃ち出す。何かのプロテクターで覆われている場所が、突破口の1つになるのでは無いか…と思い破壊してみる事に。すると…
ばきゃああぁっ!!
機体のメインエンジンに浸水した事で内部のジェネレーターが破損し、機体からプロテクターが粉々になる爆発が起きた。
システム損傷………修復プログラム開始。
だがそんな事が起きても、このNo.ORのAIは合理的な判断を下そうとする。
リミッター解除………メテオビーム発射用意。
異世界の宇宙空間からエネルギーを集め、機体が光り輝く。そして、4脚の砲台からビーム砲を発射した。
………!!受け止められない…!!
シールドを展開する雨見だが、何発もビーム砲を乱射されては防戦一方にしかならない。それでも防いでいくが………
いやっ!!きゃぁぁああ!!!
ビーム砲に被弾し、再び雨見は噴石に激突してしまう。激突した噴石は衝撃で砕け散ったが、その破片の所々が彼女の体に刺さる。
ま、まずい………私、死ぬかも………。
メガシンカのエネルギーが切れかけ、意識が薄くなる雨見。そしてそんな彼女に止めを刺そうと、AIのアイセンサーが砕けた噴石に埋まっていた彼女をロックオンする。
メガシンカエネルギー………残り5%以下と推測。落石を発射。
落ちてくる岩雪崩。しかしそれらは、直後に放出された青い光が吹き飛ばした。
駄目。未だ………終わりたく無い!!はあああぁぁぁ………!!!
血だらけで、ブラックアウト寸前の意識。それでも、新たな力に目覚めた不屈の意志が彼女を再び起こした。手に取っていた砲台を異世界に戻して、ゆっくり歩き出す。
未知のエネルギーを確認………メガシンカエネルギー、ダイマックスエネルギー………交わらないエネルギーの融合に伴い、パワーの測定………不可能………
どうやらこの現象はメガシンカとダイマックスを学習したAIにとっても不可解なものだった様で、雨見の強さを測れないと言う状態に陥った。彼女の体には二の腕や太腿に小さな三角の模様が散りばめられ、明らかに何かしらの変化が起きた事は間違い無いが、AIの分析によればどうやら、彼女はメガシンカしている状態であるにも関わらず、そのままダイマックスまでしてしまった様だ。
言わば、無限神からの贈り物…と言えば分かるかな。でもこの姿はね、戦闘の事しか考えられなくなってただ暴走するだけになっちゃうから、私は本当は使いたくなかった。でも追い詰められたから仕方無い。覚悟して?
雨見は無数の空間を展開し、周囲から敵を水で撃ち抜く「巨大放水」をお見舞いした。周囲から集中砲火する関係で、敵の機体が強かろうと御構い無しである。
………機体損傷、甚大………浸水率上昇中………
それだけでは無く、ばら撒かれていた噴石が吹き飛ばされ、代わりに放水がオートで機体を撃ち抜き、次々とNo.ORの機体を内部まで水浸しにしていく。
どう?まだ行くよ!
機体から撃たれる岩の刃を掻い潜りつつ、休みなく畳み掛ける。この状態は『ランページモード』となっており、メガシンカとダイマックスのエネルギーを使って戦闘しているからか、力の制御が難しく暴走した状態になり、その間は敵を破壊し尽くし、戦いが終わるかやられるまで彼女の暴走は止まらない。
ロックオン………ビーム発射準備完了………
激しい連続攻撃で小爆発を起こした4脚が粉々になり、残るは本体とAIのみ。そして、そんな中でもNo.ORは最後の足掻きと言わんばかりのビーム砲が撃たれようとしていた。
終わりにしてあげる。
機体頭部から撃たれるメテオビーム。これに対し、雨見も最後の一撃を、とハイドロカノンで応戦した。2つの光線がぶつかり合い、押しも押されもせぬ攻撃がそこにあった。
敵のエネルギーに、基準値を大きく上回る水圧を確認………出力限界………
しかしながら、暫くするとハイドロカノンの水圧がNo.ORのビームを押し込み、そのまま機体をぶち抜いた。制御装置が破損し、遂に機体が大破する。
どっごおぉぉぉぉんっ!!!!
大規模な爆発、舞うのは彼女の長い紫の髪、そして尖ったスカート。機体に背を向け、原型を留めず跡形の無いNo.ORの残骸が次々と落下した。
…ふぅ………でも、まだ終わりじゃ無いんだよね………。
力を使い果たした様子は今の所は無いが、流石に体力的に限界が近い事を感じた雨見はメガシンカを解除し、元の姿に戻って部屋の奥の扉を抜け、13階に向かうエレベーターに乗る。
うっ………。
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神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。
①ヨハネ4・11-18
神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。
使徒ヨハネの手紙
4・11愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。12いまだかつて神を見た者はいません。わたしたちが互いに愛し合���ならば、神はわたしたちの内にとどまってくださり、神の愛がわたしたちの内で全うされているのです。
13神はわたしたちに、御自分の霊を分け与えてくださいました。このことから、わたしたちが神の内にとどまり、神もわたしたちの内にとどまってくださることが分かります。14わたしたちはまた、御父が御子を世の救い主として遣わされたことを見、またそのことを証ししています。15イエスが神の子であることを公に言い表す人はだれでも、神がその人の内にとどまってくださり、その人も神の内にとどまります。16わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。
神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。17こうして、愛がわたしたちの内に全うされているので、裁きの日に確信を持つことができます。この世でわたしたちも、イエスのようであるからです。18愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。なぜなら、恐れは罰を伴い、恐れる者には愛が全うされていないからです。
答唱詩編
典13634詩編72・10+11、12+13
すべての王はあなたの前にひざをかがめ、すべての国はあなたに仕える。
詩編72
72・10タルシスと島々の王は贈り物を、 シバとセバの王はみつぎを納める。 11主の前にひざをかがめ、 すべての民は主に仕える。
12主は助けを求める名もない人と、 見捨てられた人を救われる。 13貧しくふしあわせな人をあわれみ、 苦しむ人に救いをもたらされる。
福音朗読
マルコ6・45-52
アレルヤ、アレルヤ。キリストは諸国の民に伝えられ、栄光のうちに来られるかた。アレルヤ、アレルヤ。
マルコによる福音
五千人に食べ物をお与えになった後、6・45イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸のベトサイダへ先に行かせ、その間に御自分は群衆を解散させられた。46群衆と別れてから、祈るために山へ行かれた。47夕方になると、舟は湖の真ん中に出ていたが、イエスだけは陸地におられた。48ところが、逆風のために弟子たちが漕ぎ悩んでいるのを見て、夜が明けるころ、湖の上を歩いて弟子たちのところに行き、そばを通り過ぎようとされた。49弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、幽霊だと思い、大声で叫んだ。50皆はイエスを見ておびえたのである。しかし、イエスはすぐ彼らと話し始めて、「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。51イエスが舟に乗り込まれると、風は静まり、弟子たちは心の中で非常に驚いた。52パンの出来事を理解せず、心が鈍くなっていたからである。
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