#戦術
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孫正義の二乗の兵法まとめ
こんにちは。ダイヤモンドメディアの武井浩三です。 今ではすっかり有名になった、ソフトバンク孫正義氏の「二乗の兵法」。これは、ランチェスター戦略と孫子の兵法に孫正義独自の戦略を加えたもの。
自身が20代の時にこれをまとめたというから驚きです。 今までのソフトバンクの経営は、全てこれに照らし合わせて検討・実行されて来たと言います。
<孫正義 二乗の兵法>

実は以前から、これを武井なりに読み込み、実際の経営に活かせるように文章に落とし込み保存しておりました。 今日はそれを公開します。 ただし、武井の解釈による部分も大きいので、その点はご容赦下さい。
一の段(理念)- 戦いに勝つための条件
道 - 使命、ミッション、大義 天 - 天の利、タイミング、時流、大きな世の中の流れ 地 - 地の利、エリア、展開順序 将 - リーダー、リーダーシップ、同志 法 - システム、方法論、仕組み、ビジネスモデル
二の段(ビジョン)- リーダーが持つべき智
頂 - 登る山を決める、山から見た景色をイメージする、考え続け逆算 情 - 情報収集、徹底シミュレーション、ねじ切れるまで考える 略 - 戦略、削ぎ落とし、枝葉を除去して幹を残す 七 - 7割の勝算、3割で撤退 闘 - 命を懸けて闘う、ビジョン=闘い、小善大悪大善非情
三の段(戦略)- 第一人者たらんとする者の闘い方
一 - 圧倒的No.1、デファクトスタンダード、No.1ホームポジション、勝ち癖 流 - 時代の流れを見極める、追い風、流れの先取り、流れに逆らわない 攻 - 営業・技術・買収・新規事業、深い洞察 守 - キャッシュフロー、コスト削減、投資の効率化、撤退、コンプライアンス 群 - 戦略的シナジーグループ、自立・分散・協調、同志的結合
四の段(心構え)- リーダーの心得
智 - 思考力、グローバル交渉力、プレゼン能力、テクノロジー、ファイナンス、分析力、深い洞察力 信 - 同志的結合、パートナーシップ、信義、信用、信念 仁 - 仁愛、世の為人の為勇 - 闘う勇気、退却する勇気、トップしか退却できない、責任を一人で被る 厳 - 泣いて馬謖を斬る、時として鬼になれ
五の段(戦術)- 戦のやり方
風 - スピード 林 - 深く静かに極秘に、水面下、サブマリン戦略、だいぶ前から動く 火 - 動く時は火のように、圧倒的、時流に乗る 山 - 一貫した対象事業領域 海 - すべてを飲み込み平和な状態まで持っていく
孫正義の二乗の兵法まとめ
正直、これだけの数を暗記することも難しいですし、暗記すること自体に意味があるわけではないと思います。重要なのは「孫正義はこれぐらい考えていた」ということ。
孫さんはよく「脳みそがねじ切れるぐらい考えろ」と言っています。 自身が身を置く業界、領域、事業に関して、自分が世界で一番考え抜いたと自信を持って言えるようになるくらい、考えぬく事が大事なんだと思いました。
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IRON MAIDEN「SENJUTSU」 発売日当日に自宅に届きました‼️ じっくり聴き込んでいこう。 #ironmaiden #senjutsu #戦術 #初回限定盤 #開封の儀 https://www.instagram.com/p/CThhYA2lFgz/?utm_medium=tumblr
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これまでに見たスポーツの戦術解説の中で一番良い。
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【妄想:ワールドシリーズ優勝への道】 大谷翔平は山本由伸をドジャースに誘い、彼は入団した。 なぜか? もちろん山本由伸を高く評価していて、一緒にドジャースでワールドシリーズ優勝したいからだ。 大谷翔平は自らの年俸を後払い98%?97%?にしてまでドジャースに余裕を与える事で山本由伸の獲得競争を有利にした。 凄い知略! 凄い戦略だ。 そして大谷翔平は山本由伸とこれから様々な話をする。 当然、メジャーリーグに慣れない山本由伸への色々なアドバイスはするだろう。 そして、その中ではピッチャーとして戦術的なコトも話されるだろう。 例えば 大谷翔平のウイニングショットと 山本由伸のウイニングショットは 違うだろうから その差を利用した配球術。 例えば ある打者と対する時に途中まで同じ配球をしてから 全く違う勝負に行く。 例えば 大谷翔平が内角高めにストレートなら 山本由伸は外角低めにスライダー。 次の打席は逆。 次の日は逆。 二人は同じ球種での曲がり方の違いを利用して翻弄する。 二人はノートを共有して 相手チームの打者の弱点を共有して 翻弄し始める。 これは大谷翔平とドジャースの英語話者ピッチャーではやりにくいだろう。 これは大谷翔平と山本由伸だからやりやすい。 そして 二人はお互いを高め合いつつ お互いの勝率を上げて 結果的にドジャースの勝利に貢献する。 これが上手く行けば 大谷翔平は他のドジャース投手にも拡げて行くだろう。 つまり 大谷翔平はバッター、ピッチャー、ピッチャーコーチの三刀流になるという事だ。 もちろん超一流バッターだらけのメジャーリーグでは一筋縄では行かないだろう。 しかし この二人とそれに続くドジャースのピッチャーが完全に戦略、戦術を共有して相手バッターにあたれば、相当に有利な戦いになるだろう。 これは2025年からの作戦になる。 ワールドシリーズ優勝🏆が近づいた。
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待機戦術 /// Waiting Game #dubismetric #phonebooth #pier #pastel #neon #chair #hongkong #戦術
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――Jリーグで4-4-2をやっているチームでも、本当の意味でのラインディフェンスができているチームはほぼありません。ラインディフェンスと言えば、トルシエが3-5-2をやっていたときのイメージくらいで。 「トルシエのときも結局はオフサイドトラップに頼っていて、コパ・アメリカでは通用しなかった。ちょっと賢いラテンの人間は『じゃあ、こうすればいいんじゃない?』とくる。私たちはサンフレッチェのとき、例えば、3-5-2、3-4-1-2などが一番戦いやすかったんです。なぜか。こちらのサイドハーフが攻撃的にいけば、必ず相手のウィングバックがマークに付いてくるからです。それで相手の最終ラインを5人にできた。それで相手は2トップだから、『じゃあ、うちのサイドバックは誰がみるの?』という感じ。 相手の2トップが頑張って追っても、1回左右に振られたらもう無理です。それと、判断の伴わないゾーンプレス、あれも戦いやすかった。なぜか。さっきの大久保裕樹の話なんだけど、ボールの雲行きが一番大事なんです。これはノルウェー人コーチに聞いた話ですが、『クライメイト・アラウンド・ザ・ボール』という言葉を使っていました。ボール周辺の気候? 僕はそれを『雲行き』と訳しました。雨が降りそうとか、晴れそうとか。 自分たちのディフェンスラインの背後に良いボールが出てきそうで、さらに背後を狙っている選手もいるから、タッチング・ディスタンス、その準備をしながら一緒に下がる。逆にうちのボランチがプレッシャーをかけてボールが出なくなった、相手が一回切り返した瞬間にラインをあげる。『トラックorリリース』というんですけど、その瞬間にラインの背後を狙っている相手を離してしまうんです。常にボール周辺の状況にどうすべきかの答えがあるんですよ。ボールを見たら、自分がどう行動すべきか答えがあるんです。上げたり、下げたりは、ボールをみんなが見ていれば勝手にラインが揃うわけです」 ――ただ、実際にそれを揃えるのは大変ですよね。 「大変ですけど、理想の世界はそういうことなんです。『ボール周辺の雲行き』で判断すれば、声を掛け合うことなしに、4人のディフェンスラインが勝手に揃う。これが理想です。色々とゲーム分析をやっていくと、プレッシャーがかかっているか、いないかでは、説明がつかない場面が多い。プレッシャーがかかっていても、うまい選手はボールを出せる。だから、誰がボールを持っているかも重要ですね。どれくらい寄せられているか、右足なのか左足なのか。だから、ボールを出せずに後ろにいったん返した、その瞬間にラインを上げるんです。 サイドチェンジをするロングパスが入ったとき、その空中にボールがあるときは誰もボールに触れないから、サイドにズレながらラインを押し上げていくんです。だから、最初はボールの位置なんです。そのあとに味方の位置、最後に敵の位置があるんです。ボールの雲行きであり、予測であり、駆け引きです。 それがないと横の68mを4人で横ずれするのはかなりきついです。必要があれば、サイドバックが真ん中まで来てもいいんです。だけど、真ん中にいて、大きくサイドチェンジされるのがわかっているのに、相手にボールを出させてから行ったら、ロッベンのような選手には確実にシュートか、クロスは上げられている。広いスペースで1対1だからきびしくなる」 ――相手にボールを出させないという選択肢を持たせることも重要なんですね。 「要はパサーと駆け引きをするんです。それでこっちが動くことで、パサーにパスを止めさせたら勝ちです。それでここのギャップになった空いたスペースを狙われるなら、また戻ればいいわけで。それがセンスだし、それがうまくいくための最終的なものですね」 ――そうやって、ゾーンディフェンス理論を構築していった経緯を改めて教えてもらえますか。 「バクスターから始まって、一緒に仕事した人がみんな同じディフェンスの仕方でした。スペイン人もそうでした。大久保嘉人もマジョルカに行ったとき『同じだったので大丈夫でした』と言っていました。ヨーロッパは原則同じで、ノルウェー人も、スウェーデン人も、それぞれに色があるんです。バクスターは少し保守的かなと思ったけど、それは良いところ取りで、状況によっては、もう少し攻撃的になったり。 一番参考になったのは、ベニテスがやっていた頃のバレンシアです。そういうのを見ながらスペインリーグを見ると、『ああ、こういうふうに外を切っているのか』『後ろを見ながらポジションを取っているのか』と。今、岐阜にいる倉田と、福岡時代に二人三脚でつくってきた部分はあるんです。倉田は大学院にいったときに、バスケットのディフェンスを書き留めていることをしていたんです。私が行く前の福岡時代は、ピッコリやパチャメのアシスタントをやっていました。完全な3-5-2のマンツーマンです。相手ありきで3-5-2になったり、4-4-2になったり。 その後、フランスにボルドーという福岡の姉妹都市があって、勉強しにいく機会があったそうなんです。そこでボルドーが、ボールを中心とするゾーンディフェンスをやっていて、彼も目から鱗だったそうです。ちょうどそのとき彼が帰国して、私が神戸から福岡に監督として行ったら、ふたりの考えが同じ理論だとわかった。それで、お互いに持っているものを出して、僕が持っていないものの隙間を埋めたりして。どんどん良いものにしていったんです。スペインのバレンシアは、倉田が言っていたから見たんですよ」 ――そこでベニテスが出てくるんですね。 「バレンシアがレアルマドリードに4対1で勝つ試合があるんです。これは本当に素晴らしかった。相手は銀河系で、ジダンもいて。初期の広島でバクスターがやっていたものとは、だいぶ動きも多くて高度なんです。もちろん今、フィンランド代表でバクスターがやっているのはもっと高度になっているわけで。こういうのは現在進行形でないと絶対にダメなんです。だから、毎日毎日、自分の『4-4-2ノート』に書き加えていくんです。 チームは生き物です。もちろん、相手の戦術も変わってきます。昔は3-5-2が多かったけれど、今は4-3-3が多い。それはそれで、こっちも勉強になります。でも、一番勉強になるのは4-4-2同士ですね。自分が一番いいと思っているものを相手がやってきたとき、それでも勝たないといけない、崩さないといけないとき、監督としての工夫が求められると思うんです。そうすれば、自分たちの4-4-2がもっと進化するわけですよね」 ――じゃあ岐阜との対戦はミラーゲームになりますね 「そうなんです。岐阜は今年1年目ですけど、どんどん良くなっていると思います。ただね、この方法論は簡単なんですよ。ここに来て一ヵ月話をしたら、もう何もないんです。今の話で9割方は話をしていますよ。だから、本当に難しいことではないんです。それこそ、最初は棒を持たせて身体で感覚を覚えさせればいいんです。感覚を構築するためのトレーニング方法も色々とあります。それを踏んでいけば、一ヵ月で終わってしまうんです。あとはもうケース・バイ・ケース。 さっきの話のように、サイドバックが相手のパサーとの駆け引きで、いつものポジションを離れてしまうとか。そういうことだけになってくるんです。その辺りは、勘の良い選手はもう自分で発見してしまいますから。大枠では、自分で解決しないといけないんです。『いや、俺はそこは捨てる』。それでもいいんですよ。チームのベースが構築されたら、あとの色は自分で付けていくんです。もちろん選手によって全然やり方は変わっていくと思いますから」 ■あとがき 松田監督自身も認めているように、論は論である。現実世界には様々なことが起こりうる。ここに書いてきた「ゾーンディフェンス論」に肉付けするのは、もちろん、ピッチ上をハードワークする選手たちだ。
栃木SC・松田浩監督インタビュー 第3回【鈴木康浩】 | サッカーを読む!Jマガ
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軍事戦略・戦術に関する主要な思想家や兵法書について、特徴や違いを簡潔にまとめます。
主要な思想家とその特徴
孫子(孫武、紀元前5世紀頃、中国)
著作:『孫子』(13篇)
特徴:
「戦わずして勝つ」を理想とし、戦争の回避や最小限のコストでの勝利を重視。
情報収集(インテリジェンス)、戦略的柔軟性、敵の弱点を突く間接的アプローチを強調。
政治と軍事の統合、経済的負担の軽減、短期決戦を推奨。
普遍的で哲学的な視点を持ち、ビジネスや政治にも応用される。
例:敵の士気を挫き、同盟を分断する策略。
クラウゼヴィッツ(Carl von Clausewitz、1780-1831、プロイセン)
著作:『戦争論』(未完、1832年刊)
特徴:
戦争を「政治の延長」と定義し、政治目的のための道具として位置づける。
戦争の本質を「決闘」に例え、敵の戦闘力を破壊する「絶対戦争」を理論化。
「摩擦」(戦場での不確実性や混乱)を重視し、指揮官の直観や適応力を強調。
西洋の合理的・分析的アプローチに基づく。
例:ナポレオン戦争を背景に、戦略の理論化を試みる。
リデルハート(Basil Liddell Hart、1895-1970、イギリス)
著作:『戦略論:間接的アプローチ』
特徴:
「間接的アプローチ」を提唱。敵の正面攻撃を避け、心理的・物理的弱点を突く。
第一次世界大戦の消耗戦を批判し、機動戦や柔軟性を重視。
クラウゼヴィッツの「絶対戦争」を批判し、総力戦の危険性を警告。
現代戦における戦車や機動部隊の役割を予見。
例:第二次世界大戦の電撃戦(Blitzkrieg)に影響。
ルトワック(Edward Luttwak、1942-、ルーマニア生まれのアメリカ戦略家)
著作:『戦略論:大国興亡の論理』
特徴:
戦略の「逆説的論理」を強調。単純な力の優位性ではなく、意外性や非直線的思考が勝利を生む。
地政学や大国間の競争を分析し、現代の軍事・外交に応用。
歴史的ケーススタディを多用し、戦略の柔軟性と適応性を重視。
例:ローマ帝国の防衛戦略を現代に応用。
ワイリー(J.C. Wylie、1911-1987、アメリカ)
著作:『Military Strategy: A General Theory of Power Control』
特徴:
戦略を「力の制御」と定義し、陸海空の統合戦略を重視。
「累積的戦略」(長期的な圧力)と「連続的戦略」(短期集中攻撃)の二分法を提唱。
海軍戦略や非対称戦に強い影響。
例:冷戦期のアメリカ海軍戦略に貢献。
中国の主要兵法書
『呉子』(紀元前4世紀頃、呉起とされる)
特徴:
孫子に近いが、より実際的で戦術的な内容。
軍の組織、訓練、統率を重視し、将軍のリーダーシップを強調。
政治と軍事の調和を説くが、戦闘の具体例が多い。
違い:孫子の哲学的アプローチに対し、実践的・技術的。
『尉繚子』(紀元前4世紀頃、尉繚とされる)
特徴:
統治と軍事の関係を重視し、法治や民の支持を戦略の基盤とする。
情報戦や諜報活動を強調。
軍事力だけでなく、経済や政治の安定が勝利の鍵。
違い:孫子より統治論に重点。実戦より準備を重視。
『六韜』(周代、太公望とされる)
特徴:
治国、戦略、戦術を網羅。文韜(政治)、武韜(軍事)、龍韜(奇策)など6巻で構成。
リーダーシップと組織運営に重点。
伝説的色彩が強く、実際の著者は不明。
例:「虎の巻」はこの中の虎韜に由来。
『三略』(黄石公とされる、漢代)
特徴:
戦略よりもリーダーシップや人心掌握に重点。
儒教的倫理と軍事戦略を融合。
将軍の徳や統治者の資質を強調。
違い:孫子の戦略論より、倫理的・指導者論に寄る。
『司馬法』(紀元前4世紀頃、司馬穰苴とされる)
特徴:
礼儀や道徳を軍事戦略に統合。
戦争のルールや正義を重視し、軍の規律を強調。
実戦的だが、儒教的価値観が強い。
違い:孫子の柔軟性に対し、規範や秩序を重視。
『李衛公問対』(唐代、李靖とされる)
特徴:
唐の名将李靖と皇帝の対話形式。実戦経験に基づく。
戦略・戦術に加え、兵站や地形の活用を詳細に記述。
実践的で具体的な戦術論。
違い:孫子の抽象性に対し、具体的な戦術指導。
その他の重要な思想家と書物
マキャベリ(Niccolò Machiavelli、1469-1527、イタリア)
著作:『君主論』『戦争の技法』
特徴:
現実主義(性悪説)に基づき、権力維持のための軍事戦略を論じる。
国家(ステート)の防衛と君主のリーダーシップを重視。
傭兵より国民軍を推奨。
違い:クラウゼヴィッツの理論的アプローチに対し、実際的政治に重点。
ジョミニ(Antoine-Henri Jomini、1779-1869、スイス)
著作:『戦争概論』
特徴:
クラウゼヴィッツと同時代。戦争を「科学」として体系化。
幾何学的アプローチ(戦線の確保、補給線の維持など)を重視。
実践的で、軍事教本として広く採用。
違い:クラウゼヴィッツの哲学的視点に対し、技術的・体系的。
マハン(Alfred Thayer Mahan、1840-1914、アメリカ)
著作:『海上権力史論』
特徴:
海軍戦略の重要性を説き、制海権が国家の繁栄を決める。
地政学的視点から、海洋国家の戦略を構築。
違い:陸戦中心のクラウゼヴィッツや孫子に対し、海軍戦略に特化。
ドゥーエ(Giulio Douhet、1869-1930、イタリア)
著作:『制空論』
特徴:
航空戦の重要性を初めて体系化。
戦略爆撃で敵の民間インフラを破壊し、士気を挫く。
違い:クラウゼヴィッツの陸戦中心に対し、航空戦に焦点。
ブロディ(Bernard Brodie、1910-1978、アメリカ)
著作:『絶対兵器』
特徴:
核時代の戦略を論じ、抑止論を提唱。
戦争の目的は勝利ではなく、戦争の回避(抑止)。
違い:クラウゼヴィッツの「勝利」志向に対し、核戦争の非現実性を強調。
特徴と違いの比較
思想家/書物時代/地域主要概念アプローチ違い
孫子紀元前5世紀/中国戦わずして勝つ、情報戦哲学的、柔軟政治・経済を重視、非軍事的手段を優先
クラウゼヴィッツ19世紀/プロイセン戦争は政治の延長、摩擦理論的、分析的軍事力の破壊に重点、1対1の決闘モデル
リデルハート20世紀/イギリス間接的アプローチ、機動戦実践的、批判的消耗戦を否定、心理戦・機動性を重視
ルトワック20-21世紀/アメリカ逆説的論理、地政学現実的、歴史的現代戦や外交に応用、意外性を強調
ワイリー20世紀/アメリカ力の制御、累積的戦略体系的、統合的陸海空の統合、海軍戦略に特化
『呉子』紀元前4世紀/中国軍の訓練、統率実際的、戦術的孫子より具体的、実践的
『尉繚子』紀元前4世紀/中国統治と軍事、諜報政治的、準備重視統治論と情報戦に重点
『六韜』周代/中国治国・戦略・戦術総合的、伝説的リーダーシップと組織論が中心
『三略』漢代/中国人心掌握、倫理倫理的、指導者的儒教的価値観を重視
『司馬法』紀元前4世紀/中国礼儀、規律規範的、道徳的正義や秩序を強調
『李衛公問対』唐代/中国実戦戦術、兵站具体的、実践的戦術の詳細指導
マキャベリ16世紀/イタリア権力維持、国民軍現実主義的政治的権力に重点
ジョミニ19世紀/スイス戦争の科学、戦線技術的、体系的幾何学的・教本的
マハン19世紀/アメリカ制海権、地政学海軍戦略海軍力に特化
ドゥーエ20世紀/イタリア制空権、戦略爆撃航空戦空軍戦略に特化
ブロディ20世紀/アメリカ抑止論、核戦略現代的、予防的戦争回避を重視
主な違いのポイント
哲学的 vs 実際的:
孫子や『三略』は哲学的・倫理的で、戦争の回避や政治的解決を重視。
クラウゼヴィッツや『李衛公問対』は軍事行動の理論や実践に重点。
戦場のアプローチ:
孫子やリデルハートは間接的アプローチ(心理戦、機動戦)を重視。
クラウゼヴィッツやジョミニは正面戦や戦線の確保を重視。
時代的背景:
古代中国の兵法書(孫子、呉子など)は群雄割拠のバトル・ロイヤル型戦争を前提。
クラウゼヴィッツはナポレオン戦争の1対1の決闘モデル。
現代のルトワックやブロディは地政学や核抑止を考慮。
適用範囲:
孫子やクラウゼヴィッツはビジネスや政治にも応用可能。
マハンやドゥーエは海軍・空軍に特化し、軍事分野に限定。
目的:
孫子は「不敗」を目指し、戦争回避を優先。
クラウゼヴィッツは「勝利」を追求。
ブロディは「抑止」で戦争を防ぐ。
まとめ
孫子や中国兵法書は、戦略の柔軟性や非軍事的手段を重視し、現代のビジネスや政治にも影響。
クラウゼヴィッツは戦争の理論的枠組みを構築し、軍事戦略の基礎に。
リデルハートやルトワックは現代戦の機動性や逆説的思考を強調。
ワイリーやマハンは陸海空の統合や海軍戦略に特化。
その他の思想家(マキャベリ、ジョミニ、ドゥーエ、ブロディ)は、時代や戦場の変化に応じた専門的視点を提供。
これらの思想や書物は、時代や文化の違いにより多様なアプローチを示し、現代でも軍事、ビジネス、組織運営に応用されています。より具体的な比較や事例が必要な場合は、教えてください!

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こんな今だから上工を目指せ ! リピート率を上げるための東洋医学を生かした経営戦略 伝統医学の養生治療
こんな今だからこそ、上工を目指せ…
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『集・散・動・静』の前に
はい!こんにちは!
前回の与太話で肝心の本題を先送りにしてしまったので即書き起こします!
サバゲーで戦術を駆使し、勝利するにはどうするか?
こんな疑問を誰しも思ったことがあるかと思います。
筆者も長いことアーではないかコーではないかと試行錯誤している真っ最中なのですが、一つ、確実に言えることは1人では勝てないといこと。1対1の正面切っての勝負なら勝てるかも知れないが、ゲームという試合では勝てないのです。どうしてなのか。読書で紐解きをしてみます。
「戦術と指揮」元自衛隊陸将補 松村 劭 PHP文庫
によると、
【日本では「戦闘」という言葉を忘れていた。戦争の研究の原点は戦術から始まる。戦術とは、「戦場において戦闘に勝利する術」である。広義には術を繰り出すノウハウとそれを実行する指揮系統を含み、狭義にはノウハウのみを指す。例えて言えば、戦術とは相撲の四十八手のワザの使い方のことである。】
はい。この時点でもはや何言ってるか難しいですが分解してみます。
だそうです。うん。。。だそうです。
この時点でテスト直前に想定していた範囲以上の範囲だった時のような絶望感すら蘇るわけですが、万が一にも解ける可能性があるので、一応、定義と現状を比較検討してみます。
1.『戦闘に勝利する術』を知っているか?
サバゲーではルールによりけりといった事が想起されますが、もっと本質的なことを探ると、相手に『HIT』と言わせる撃ち方・当て方・動き方(立ち回り)を知っていて行動できているかどうかということと、これが、チーム員と共有出来ているかどうかではないかと思います。即ち、知っているから~できる。皆が知っている事象や現象が多いほど有利に立てるのかと思います。例えば以下のようなこと
ざっと1人で箇条書きで列挙しましたが、みんなで話せばまだまだ出てきそうな内容です。戦闘に勝利するためには術を知ること、体得すること、活用することではないのかと筆者は思うのです。
2.『術を実⾏するための指揮統率を含む』
はい。難題です。前項で考察するのに結構時間かかったのに、さらにそれを包括する指揮統率というキーワードが出てきました。説明ムリポ…頑張って紐解きしてみます。
これは恐らく単純に、チームの指揮が統一され戦術を駆使する個人を指揮統率するということかと思います。チームが術を行使する種類とタイミングを統制して戦力の分配を図るというプロセスが必要になるため、各個を束ねる長が必要だということではないかと。長が居なければ束ねることなど絶対にできないため、長が不在ということは負けているも同然。『負け戦はしてはならない』という言葉を思い出します。
同書の中で戦略について明確に定義していますので引用します。
『戦術と戦略は、意味する言葉が違う。戦略とは、「戦闘部隊が有利な条件で戦場にのぞめるように全体を構成する策略であり、戦闘における勝利を最大限利用すること」である。』
だそうです。非常にわかりやすいです。信長の野望モードでチームを構成せよとのことかと。戦略の策定はサバゲーくらいではちょっと壮大過ぎかな?とも思うが、知っていて損はないので心に留めておこう。
さてさて、『集・散・動・静』の前に今回の記事でその前提となる戦術とは何か?戦略とは何かをサクッと考察しました。次回こそは気になる(気になる?気になる?WWW)戦術の基本動作になる『集・散・動・静』まで漕ぎつけたいと思います。イヤーいけるかなーwww???
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W杯制覇からバルサ化が進むスペイン代表の分析。「代表は『メッシのいないバルサ』か」
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現在の電凸、不買、ビラ配りはいわばゲリラ的レジスタンスであり、 敵から見えない、予測できない、どこまで戦えばいいのかわからない、ことが最大の強みです。 我々は、情報を共有した独立した個の集合体です。 中心点を作らないことで生まれる強さというものもあります。 攻殻機動隊にもありましたね、スタンドアローン・コンプレックスという名前で。 匿名性が失われると格好の標的になってしまうので国民の全てに今回の件が周知徹底されるまで、粛々とうっかりし続けて��さい。
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丁寧語とか、礼儀正しく書いてみる日記2
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合理的な戦略戦術よりしがらみを優先するような軍人にだけはなってはいけない
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【テニス・練習メモ】フラットストローカーにはネットに詰めてボレーで仕留める 2022-07
テニス フラットストローカーはフラットで直線的な軌道のスピードの速いボールを打ちます。 軌道が直線的な分、アウトしやすく、ネット際に落ちることはめったにありません。 直線的な軌道はボレーしやすいです。 また足元に落とされることもないのでボレーしやすいです。 なのでフラットストローカーに対してはどんどんネットに詰めるのが��です。 スピードの速いボールに対するボレーはしっかり膝曲げてインパクトのときのラケット面と顔を同じ高さに保つとブレにくいです。どっしりとボレーするかんじ。 腕や手だけでボレーすると弾かれます。 ・備忘録 【ボレーVSストローク】 ボレー側は常にオープンスペースを意識して最後にアングル ストローク側はセンターか足元に強気で振り抜く、困ったらバックのハイボレーをさせる。 【ストローク】 ・準備は左手でラケットをもって体をターン ・ライジング ・打点は遠く ・膝を柔らかく ・…

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丸谷元人 世界から恐れられた7人の日本人 上巻
https://in.intelligence2.jp/mr7n_fe_yt_550_akashi_con?cap=0420&gclid=Cj0KCQjwpImTBhCmARIsAKr58cyxaPaneSgJHAFoBHxp6Pv3NKXYXE_jOrO_Q8aRoew0XIW6WplI8WgaAuPwEALw_wcB 「あの男の活躍は、日本軍20万に匹敵する。」 世界で最も力のある玉座に着いていた、当時のドイツ皇帝、ヴィルヘルム2世にこう言わせた男がいました。 男の名は明石元二郎。 「坂の上の雲」にも出てくるこの男は、知る人ぞ知る、日露戦争で日本に勝利をもたらした影の立役者です。 日露戦争は近代日本が国の存亡をかけた絶体絶命の一戦でした。 ロシアとの国力差は歴然、(面積60倍、国家予算8倍、陸軍総兵力11倍) これは太平洋戦争開戦時の日米差より遥かに大きい差でした。 …

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