#旧灼熱地獄
Explore tagged Tumblr posts
mvrider3 · 1 year ago
Text
雲仙地獄
雲仙温泉の観光名所。かってはキリシタンの弾圧に使われた雲仙地獄巡り😅
Tumblr media Tumblr media
至る所から噴き出る湯煙と立ちこめる硫黄の香り
Tumblr media Tumblr media
湧き上がる灼熱の源泉
Tumblr media Tumblr media
名物雲仙地獄工房の温泉たまご
Tumblr media
地熱をダイレクトに体感できるテーブルと椅子の地熱地獄
Tumblr media
30余りの地獄を巡る無料とは思えない広い園内
Tumblr media
荒涼とした景観は地獄の名に相応しい
Tumblr media
素晴らしい景観が続く
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
かなり上がってきて見下ろす景色
Tumblr media
更に奥まで進むと最初に下から見上げた時に山の中腹に見えた噴煙の正体が
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
此処からは下り
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
いろんなところから噴き出る熱泉
Tumblr media Tumblr media
雲仙お山の情報館にある足湯。朝一だったのでまだお湯が少ない。
Tumblr media
此処からスタート地点に。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
温泉たまごの地獄工房が見えてきた。
Tumblr media
ゆっくり回ると約2時間弱かかり見応え充分😁
追��は以下から
9 notes · View notes
hangorin · 2 years ago
Text
東京五輪から2年 湾岸はいま
Tumblr media
悪夢のようなTOKYO2020大会から2年が経った。 五輪のために姿を変えられたあの場所は、巨額の資金を費やして建てられた会場は、白いフェンスに閉ざされていた公園は、いま一体どうなっているのか。 湾岸エリアを中心に、フィールドワークを行った。
①築地市場
築地本願寺から場外市場に向かう。日曜日。外国人観光客、親子連れ、カップル。賑わいは築地市場があった頃と変わらないように見えた。どの店にも、昼食を目当てに沢山の人が並んでいる。
Tumblr media
立体駐車場の最上階から市場のあった方を見下ろす。縦横に走るターレ、魚の並ぶケース、積み上げられたトロ箱、林立する仲卸の看板――それらが全て消え去り、でこぼこの、剥き出しのコンクリートだけが灼熱の太陽に焼かれていた。その一部は駐車スペースに。数台の自家用車。物悲しくなるぐらいしょぼい。
駐車場のわきに、築地市場の仲卸とおぼしき店名のプレートを付けたターレが放置されていた。よく見ると、ナンバープレートを外した痕がくっきりと残っている。
Tumblr media
石原元都知事が主導した2016年五輪招致当時、築地市場を潰してメディアセン��ーを作るという話が出ていた。2020東京大会ではそれが「駐車場」にかわり、市場は2018年10月に東京都によって閉鎖された。選手村から競技場への輸送のために新たに作られた環状2号の全面開通は、五輪閉幕から1年以上も過ぎた2022年12月。五輪招致が、都民の台所を打ち出の小づちのように利権を生み出す空虚な「一等地」に変えてしまった。
築地を舞台にしたある連載漫画の中で、目利き一筋の主人公は何故か移転に何の葛藤もないまま「豊洲で頑張っていこう」と仲間に呼びかけていた。築地市場83年の歴史は、急速に「なかったもの」にされようとしている。
②月島
東京では五輪の前から、競技会場と直接関係のない場所でも各地で再開発が起こっていた。晴海にも程近い、湾岸エリアに位置する月島もまたその1つ。もんじゃストリートで有名なこの町は、一本裏道に入ると古い木造家屋が軒を連ねる下町らしさが残っている。私たちが2017年に訪問した際は、月島1丁目西仲通り地区再開発計画のためにもんじゃストリートの店舗が軒並み閉店していた。
Tumblr media
そして今回訪ねてみると、MID TOWER GRANDなる地上32階、高さ121mの超高層マンションが建ち(2020年10月竣工)、その1階にもんじゃ屋などの店舗が入っていた。 月島ではさらに地上48階、高さ178.00mのタワマンを建てる月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業、地上58階、高さ199mのタワマンを建てる月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業が控えている。フィールドワークの後で知ったことだが、この月島三丁目再開発計画には反対運動や行政訴訟も起こっているとのこと。長年暮らしてきた人々の息吹が聞こえるような町並みが、大手開発業者によって姿を変えられようとしていることには胸が痛む。
Tumblr media Tumblr media
③晴海選手村
Tumblr media
カンカン照りの選手村跡地。ここはHARUMI FLAGなる高層マンション群として開発され、完成すれば5,632戸12,000人が暮らす街になるという。未だ工事中で通行できるのはメインストリートの車道のみ。焼けつくような暑さの中、誰もいないコンクリートだらけの空間は殺伐とした雰囲気が漂っていた。
Tumblr media
選手村をめぐっては、東京都が適正価格の10分の1という不当な安さで都有地を三井不動産ら11社のデベロッパーに売却したとして住民訴訟が起きている。五輪という祝賀的なイベントが作り出す例外状態によって、公共財産が民間資本に吸い上げられた象徴的な場所だ。
Tumblr media
街の中心に近づくと、左手には、大会中、大量の食材廃棄が問題となった食堂の跡地が、中央区立の小中学校(2024年度開校予定)として整備されていた。
Tumblr media
右手には三井不動産の商業施設「ららテラス」。その1階には「東京五輪を振り返りスポーツの力を発信する施設」として「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」が設置されるらしい。五輪と三井不動産のどこまでも続く蜜月がうかがえる。
Tumblr media
その先では道路を挟んで左右両方の街区で50階建ての2棟の超高層タワーマンションが目下建設中だった。
Tumblr media
選手村を訪れるとき、2018年、建設工事中に2人の労働者が亡くなったことを思わずにはいられない。その街区は、労働者の死という痛ましい現実を��り固めるようにSUN VILLAGE(太陽の村)という輝かしい名前で分譲されている。 この街区だけではない。この街全体が、五輪によって引き起こされた問題などまるで何もなかったかのように成り立っている。この街ではとても生きていけない、生きた心地がしない。生気を抜かれたようにその場を後にした。
④潮風公園、お台場海浜公園
Tumblr media
ビーチバレーボールの会場設営のため何年もフェンス封鎖されていた潮風公園。わたしたちは初めて公園内に入った。こんなに広かったのか!無観客のくせに、この公園全体を占拠していたなんて、ほんとうに厚かましい。
Tumblr media
東京湾の対岸の埠頭にはコンテナが並んでいる。海をみてみると、うっ!海水は泥沼のような色。しかし、なぜか匂いはせず、潮の匂いさえもしない。ファブリーズでもしているのか?
Tumblr media
わたしたちは、野宿の人たちが寝ていた場所を探して公園内を歩いた(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織員会による追い出し→https://x.gd/ZJP4d)。木がたくさんあってなかなか住み心地よさそうだと思っていたら、屋根のある排除ベンチにたどり着いた。なんて醜いデザインなのだろう。
Tumblr media
次に「トイレのようなニオイ」と話題になったお台場海浜公園のビーチへ、匂いを確認しに行った。「遊泳禁止」の看板があり、スクリーニングのためと記してあったが、やはり汚染が懸念されているのだろろう。このビーチの海水も濁っていて、潮の匂いさえもしない。怪しい水質だ。
Tumblr media
しかし、暑すぎる。灼熱の日差しの下で、ビーチバレーボールや、トライアスロンをやって、汚い海に飛び込んでいたのか。 知れば知るほど、オリンピック・パラリンピックは地獄だ。
⑤有明
Tumblr media
有明の旧会場エリアへ。グーグルマップで見ると、どうやらこの一帯は「有明オリンピック・パラリンピックパーク」と名付けられたらしい。いまや地に落ちた電通がオリンピックでちゃっかりゲットした、唯一黒字と言われる有明アリーナへ。SNSではステージが見えない席があると不評を買っていたが、「ディズニーオンアイス」をやってるらしく、猛暑の折、駅から会場まで大勢の人だかり。
Tumblr media
有明体操競技場はこの5月に「有明ジメックス」と名を変え、株式会社東京ビックサイトが運営する展示場としてオープンしたらしい。第一印象は「・・・神社?」世界的ウッドショックの最中に木材を山のように使って、10年程度で取り壊される予定とのこと。こんなに立派にする必要あったのか?
Tumblr media
そこからゆりかもめの駅を越えると、フェンスで囲われた草ぼうぼうのワイルドな一角が。有明BMX会場跡地だ。グーグルマップには「有明アーバンスポーツパーク(2024年4月開業)」とあるが、いまのところ影も形もない。スポーツ施設より原っぱ公園の方が需要あるのでは?
Tumblr media
有明テニスの森公園は工事パネルが外されて、開放感に溢れていた。こんな素敵な場所を何年もオリンピックのために囲って、市民を排除してきたかと思うとあらためて腹が立つ。
Tumblr media
真夏の炎天下に火を燃やし続けた聖火台があった夢の大橋にも立ち寄った。観覧車が無くなっていた。東京都はこの夢の大橋を含むシンボルプロムナード公園の一角に、新たに聖火台置き場をつくって飾っている。東京都はいつまでオリパラの亡霊にすがる気か。。
⑥辰巳・東京アクアティクスセンター
Tumblr media
アクアティクスセンター
「威圧」を形にしたような巨大建造物。
建物の周りには木陰がなく、取ってつけたような弱々しい植栽が施されている。
Tumblr media
正面外の、広すぎる階段は、車いす利用者でなくても、大げさすぎてびっくりする。コンクリートが日射で熱い。ゴミ一つ落ちていないのは、人が寄り付かないからだろう。
その下にたたずんで私は、ピラミッド建設のために労働を強いられている人のような気持ちがした。
ここは、公園の一部であった。近くに団地もある。誰でも入って、海からの風を感じながらくつろぎ、出会う場所だったはずだ。
5年前に訪れた時は、工事中で巨大な支柱がそびえたっていた。三内丸山遺跡にインスパイアされたのかと思ったが、出来上がったのは帝国主義の終点のようなしろものだった。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
「お前たちが来るところではない。」という声がどこからか聴こえる気がした。
知ってる。だから入ってみた。静かだ。人っ子一人いない、空調が効いて冷え切っている。だだっ広いロビーの小さな一角に、TOKYO2020オリパラのポスターたちがいまだに展示されていた。
Tumblr media
競争をあおり、序列化し、勝者に過剰な価値を与え、「感動」を動員するスペクタクルがここで続けられるのだ。
Tumblr media
生きていくのに必要な潤いをもたらす公園に、このような醜悪なものが君臨しているのを私は許せない。
Tumblr media
炎天下の湾岸エリアを丸1日かけて回った。TOKYO2020跡地は、廃墟になっていると思いきや、むしろ多くの場所でまだまだ開発が続いていた。開発への飽くなき欲望と「レガシー」への執着、五輪災害は閉幕後も延々と残り続けている。 この日撮影した映像を使って「オリンピックって何?東京からパリ五輪1年前によせて」という動画を作成し、1年後に五輪開幕が迫るパリでの反五輪の闘いに連帯を示すメッセージとした。 From Tokyo To PARIS, NOlympicsAnywhere
youtube
21 notes · View notes
indatsukasa · 3 years ago
Photo
Tumblr media
Keeper of Hell, God of Wild Fowls
164 notes · View notes
wasite · 3 years ago
Photo
Tumblr media
WASITE.store 2022.03.31 now OPEN  今日の海 今日は「年度末」です。 一般企業の会計年度最終日ということで、 経理のお仕事もいよいよクライマックス! こんなハイテク現代でもやってしまう かつてのような侵略戦争は、 どんなクライマックスを迎えるのでしょう。。。 ってことで今日は早めの ストーーーーーーップ!!!ロシア!!! しかし、この戦火の号砲は、 平和ボケした日本の我々に、 「目を覚ませ」 とでも言うように 新しい方向性を目指すきっかけにもなる。 もったいつけず手っ取り早く言うと、 まずは エネル���ーだね。 外国に頼りまくっている日本としては まじで考える。 新しい技術開発をするベンチャーの登場や 投資が活発になることを期待! 例えば 「藻」  も も、です。 何にもない日本の野っ原が 「藻」によって 「油田」になるかもしれないよ。 それが、 「バイオ燃料」を生み出す藻の産業。 超注目です。 人類は食料調達において、 かつての狩猟型から農耕型へと進化したように、 エネルギーの分野でも、 採掘してゲットしていた旧型から、 自分たちで生産するという、 新たな生産システムを手に入れたなら、 縄文時代が弥生時代になるくらいの インパクトをこれから迎えるかもしれないよ!? 「藻」 にはそれだけのポテンシャルがある。 そ も そ も! 「藻」がいなかったら、 私たちも存在していなかった!!! 原初の地球上で起きた 生命の誕生から進化のドラマには、 藻がいてくれたおかげなわけで、 また「藻」のお世話になるんも いいんじゃないでしょうか? あ、全然関係ないけど、 「原初の地球」 ってのをちょっとおさらいすると、 初めからこの美しい青い地球、って思ってる? いやいやいや。。。 一言、地獄です。 地球が美しい、って言うのは、 今だからですwww 46億年前の誕生後、 地球は灼熱の星でした。 約600度以上www だんだん冷えてくると 液体・雨が降り注ぐ。 すると海ができます。 ここで38億年前。 海って言ってもね・・・ 水温300度www やっぱ地獄! こんな高温の海水には、 無機物や有機物がカオスのごとく溶け込んでいる。 グツグツグツグツグツ(沸騰) そんな激アツスープの中で 「生命」は誕生!  ι(´Д`υ)アツー 生命は地獄で生まれたんやで。 言い方悪いねwww けど、そういう超常的な環境じゃないと、 奇跡は起きない。 そんな地獄に生まれて最初に進化したのが、 今の「藻」のご先祖 原核生物「シアノバクテリア」 この生物が「酸素」を出し、 海水に溶けてた「鉄」を酸化! できた「酸化鉄」が体積して 「鉱床」という地質が発生し、 これが、我々人類の資源となるわけ。 やっぱ「藻」ですよ。 も〜 最高。。。 ・・・ と、今日はこのままも〜締めてもいいよね。 ロシア軍は、も〜家に帰ろう。 では、今日も良い1日を! #WASITE #ワシテ (WASITE) https://www.instagram.com/p/CbwXL9kvlxo/?utm_medium=tumblr
0 notes
geidailib · 7 years ago
Text
図書館リニューアルオープンまであと18日!!!!!!!!!!!!!!!!!!
旧館のダムウェーター(荷物用昇降機)が使えるようになったので、書庫に資料が入り始めました。改修前の書庫はエアコンがなく、この時期の上層階は灼熱地獄(外気温+2~4度くらい)でしたが、改修でエアコンが付いたので快適です。
Tumblr media Tumblr media
0 notes
ukooon · 7 years ago
Text
腹の中のことを気にし続けながらいろいろ怒っていた9ヶ月間について
Tumblr media
出産を翌日に予定し陣痛促進剤であるオキシトシンを投与されながらまとめていた妊娠期間に感じたことの記録。
少なくとも24時間くらいかけて産気づかせる予定が20分くらいで陣痛が来てしまい、そのまま分娩となったのでまとめきれないまま放置されていた。あれからおよそ二ヶ月経った今ようやく投稿します…
***
現時点ではto be continued... とはいえそんな感じが続いた妊娠期間だったので。
「灼熱のつわり期・極寒の安定期・地獄の切迫早産期」と言い回しだけ勝手に借用したい(元は「灼熱のアラビア・極寒のロシア・地獄のヒンディー」、外大における単位取得が困難な語科ベスト3を言い表した言葉。旧大阪の人から聞いた言葉だったかも)。​
そりゃ確かにあれこれと変化はあるだろうけど、当初は「妊婦なので(◯◯できません)」というようなセリフはあまり言わずにできるだけいつも通り自然に9ヶ月間を過ごしたいと考えていた。妊娠しているからって特別な振る舞いはしたくないと思っていた。のだが……
実際は妊婦であることを忘れて過ごせた日なんて1日もなく、今考えればひたすら無知だった。つくづく「妊娠は病気じゃない」と��う言葉の真意は「病気じゃないから耐えることしかできない」だと知った。
まず意思に反してかなり初期から勝手に始まった灼熱のつわり期。これが本当につらかった。ゆったりノンカフェインのコーヒーでも飲んで……としたかったはずの朝の時間はコーヒーどころか気持ちが悪くて水さえ飲めず。いつも通りに過ごせるわけなんてなく、これなら食べられるかもと思ったものも2〜3回食すともう泣くほど見たくもないものに早変わりする。
外は吐き気を刺激する物事にあふれていたが、かと言って家の中にいても特定の場所のにおいが気持ち悪くてえずきまくりだった(耐えきれず空気清浄機を購入)。バラが咲いて切って飾っても立ち込めたにおいで吐きそうになる。なんとか外出しても「赤信号を待つ」というようなことでさえつらく、電信柱に寄りかかることでなんとか立てていた。電信柱に感謝。
当時、マタニティマークも一応つけてはいたが席を譲ってくれる人は多くなく、というか大多数は絶対に譲ってくれず、耐えられな���そうな時は必然的に「どうすればそもそも空いてる座席に座れるか」を考えて移動していた。
しかしそこまで考えて乗車しやっと座っていても、次で乗ってきたおばあちゃん(鼻にチューブが入っててその先がコロコロに格納されてるのをえっちらおっちら引きずってる)に譲る人が誰もいない!だから自分が譲って立つしかなかったりした。
みんな無自覚なのか何なのか知らないが、弱者に厳しい社会にしたいならそれは日本が目指す像として受け入れるから、代わりにもう早くつわりの特効薬を作ってくれと心から思っていた。
しかし5ヶ月を迎える頃から食べつわりだけはなんとか7〜8割がた回復しはじめ、めでたく極寒の安定期に入った(においつわりだけは産まれるまで継続)。相変わらず温かい紅茶やコーヒーは気持ちが悪くて飲めないが、牛乳が入っている冷たい飲み物であれば飲めるようにもなってきた。
この頃考えていたのは、子供ができるのは奇跡的なことでもあるけど別の面ではごく一般的なことでもあるということだった。しかし例えば仕事や趣味でとても頑張って成果を出しても、子供が誕生するという事実の前で比較してそれほど喜ばれないのはなぜなのかと。
結婚するかどうかに加えて子供を産むかどうかも完全にその個人の自由であり、皆それぞれがそれぞれの考え方で幸福に生きられればそれでよいはず。感激とともに「産む気がないんじゃないかと思っていた」と泣かれるのは、それは子供を歓迎してくれているという点でとてもありがたいけど、でもそれなら産まない人生を選んだ場合の私の価値はどんなものだったのだろう???
こんなことを今こそ考えてはいるけど、親になってみたらいつのまにか価値観に縛られた人間になってしまうかもしれない。だからこそ、次世代を作ろうが作るまいがトランスジェンダーで男が女になろうが女が男になろうが、同性婚をしようがしまいが完全に好きなように楽しく生きてもらいたいと強く思った次第。ということはここに書いておきたい。
そんなことを考えながらも、妊娠期間の青春期とも言えるような日々を送っていた25週の妊婦健診で告げられたのが切迫早産で、そのまま強制入院したその日から地獄の切迫早産期が始まった。これからも安定した生活が送れると思っていたので急転直下の話になんか涙が出そうになるが、それもまた情けなく止める。
切迫早産については、サカキさんの漫画を事前に読んでたおかげですごく助けられた。後半に入院の話が登場↓​
https://twitter.com/i/moments/913407556130824193
私の場合は25週の時点で子宮頸���長1.8cm(産院の入院基準が2.5cm)だった。
とりあえずその時は2泊3日のウテメリン投薬&安静で頸管長が1cmほど戻り(ただし一度開いたものはふせんのようになっていてもうピタっとはくっつかないとか)、帰宅できたのだが、日中誰もいない家で「極力立ち上がってはいけない」という指導を守って生活し続けていくのはまさに苦行そのものだった。
9階の部屋からは桜が咲いていく様子も見られず、週に一回の病院往復はいくらお金がかかっても絶対にタクシー。どんなに小さなことでも立ち上がらないとできないことは人に頼むことしかできず、動くのはトイレに行くときだけ。自由にお湯を沸かすこともできない生活には発狂しそうで、このまま正期産に入る37週までの3ヶ月間薬で眠らせておいてくれないかと真剣に思った。
そしていくら主に寝るか座るかしかしていなくても宅配がきたら応対するし、それでドアを押さえるときや立ち上がるとき、うがいをして水を吐くときなどちょっとした瞬間に腹筋に力が入ってしまうことがある。そんな小さな動作の一つ一つに対して「今ので頸管短くなったんじゃないか」、「もしかして今のは破水じゃないか」と悪い想像がいつも頭を駆け巡ってもいた。
そういう動作に細心の注意を払ったとしても診察では前の週よりさらに短くなっていたということがよくあり、すると努力がまったく報われていないと感じられ、とてもきつかった。最後まで無事お腹にとどめておけるのかまったく先が見えておらず、今週こそ頸管長が0に近づいてるかもと思い描いては常に家に入院支度を整えていた。とにかく息を吸って吐くだけの日々の中、1日1日が積み重なっていくことが生きる力だった…​…。
そんなこんなで週に一回ネガティブなことしか考えられなくなって涙が涸れるまで泣く、というのがこの頃はパターン化してきていたが、ただ泣いても特にすっきりしないし逆に精神的にヘトヘトになるだけ。3〜4月頃はとにかくメンタルを保つことが難しかった。
その後4月に入ってからまた頸管長が2cm未満となり、お腹に頻回の張りも見られたことから7泊8日の再入院もした。
この時当初は点滴につながれていたが、担当医は「できるだけ家で過ごさせてあげたい」と何回も言っていたし、実際に早い段階で内服に戻され、帰してもらえた。漫画に描かれていたサカキさんの例と比べてみても、ツイッターとかで他の切迫妊婦さんが受けられている一般的な日本の対処法と比較してもかなり緩い基準だったと思う。
しかし海外で切迫になってる人のツイッターとかあったら読みたいなと「threatened premature labor」なんかで検索したものの何も見つからず、おかしい…と思い始めたのがアメリカの例を調べてしまったきっかけだった。やはり日本とは考え方そのものが全く違うらしい。
https://gamp.ameblo.jp/kurukuru-suzume/entry-12155370855.html
「安静」に意味がないという点については疑わざるを得ないけど、妊婦の人権の方を重視するというアメリカの姿勢にはひどく納得。
「健康で文化的な最低限度の生活ができないのはアメリカ人にとって耐えがたいことなのだろう」というような考察から自分の現状を改めて客観的に見たことは大きかった。実際ゴロゴロダラダラしているだけで許されるこれは贅沢な時間なんだとも思おうとしてたけど、自由がなく、気分転換したくても室内の10歩ほどが世界のすべてで話す相手は夫だけ、でもアルコールも飲めず暴食もできず(妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群を恐れていた)では何かにもやもやしてもそれを発散する術がまったくない。
そういう状況を自覚したのに、やはりまだ周りには寝られていいねって思われているんじゃないかと思うにつけ悔しいのとつらいのとでどうにもこうにもやりきれなかった。特に誰かに何か言われたわけではないので仮想敵を作って戦っていたようなものだが……。
(が、やはりアメリカの妊婦も手を尽くして赤ちゃんを健康に産みたいとは思わないのだろうか…? とはいえウテメリンは許可されてないし、マグセントの長期投与も法律的に無理だとしても、できるだけ歩かないようにするだけで頸管長が多少戻ったりしないんだろうか。頸管が開いてしまえば胎胞脱出とか破水のリスクも高くなるのではと素人でも思うのだが…。
やはりこういう考え方の違いが「お産が世界一安全な国」という結果を生んでいるのかなと思ったという結論。)
アメリカで長期入院した人のブログも発見したけど、この人の場合は胎盤早期剥離の恐れがあったということみたいだから(剥がれてしまえば大出血して胎児も妊婦も危なくなる)やはりこれは必要なことだったんだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/elliesuzuran/5001/​
***
ここで終了。
読み返すと今の寝不足よりも切迫安静はつらかったし、でもあの頃は切迫もつわり期よりはマシだと考えて過ごしてたなあと思い出す。
実際はどちらがマシかとかは決められようもなく、寝不足と疲労が幾重にも重なっていた新生児期は夫とともに泥沼のような状態だったし、更に自分はホルモンにも思いっきり���り回されていて肉体的にも精神的にもとてもつらかったが…というか後から思い返せば今もそんな最中なのだろうが…。
これだけ書いてきたように苦しいことが多くて永遠に終わらないんじゃないかとまで感じるほどだったけど、こんな9ヶ月間の果てに3時間半であっという間に生まれた子供が想像の1京倍かわいくてなんだか妊娠の思い出も今思い返すといいことばかりが上書きされはじめているのが不思議なところです。
結局怒りやいろいろなものはかわいさで帳消しになりかけてしまっていることを記し、まとめとします。
0 notes
gghghhgghgghhg-blog · 8 years ago
Text
 知人が奄美大島に行って夏ですねとか海ですねとか言ってて妬ましさのあまりプロポーズしに行くぞ畜生とか思ってたんですけど、どこかでなにかがねじ曲がって、南の島には女子中学生がいて都会で疲れた人が行くと癒やしてくれるという都市伝説を思い出しまして、妄想がさらに発展して止まらなくなったのでなんか書いておきます。なお資料はウィキペのみなのであまり深く突っ込まないでいただけると幸いです。さすがに1記事で15000字越えはちょっと頭おかしいかなと思いました。なおまだ完成してません。気が向いたら続き書きます。
 俺の名は田中(仮名)。東京の都心で働く仕事に疲れた会社員である。年齢は27歳であり、年収は550万程度であり、結婚はしておらず、彼女とかはいない。いたことがない。まあ首尾よく社員としてそこそこの企業に潜り込めたはよかったが、なんかもう疲れた。どのへんに疲れたかというと、仕事をすることになんの意味も感じられないあたりである。金を稼ぐ。自分を養う。ではその自分はそんなに大事な存在なのかというと、けっこうどうでもいい。最近ベルトがちょっときつくなってきたわりと死んだ目をした独身のアラサーなどこんなに真剣に養ってやる必要がどこにあるのだろうか。  そう思った俺は発作的に会社をやめることにした。やめるにあたってはけっこういろいろあったのだが、なんかもうすべてがめんどくさいので「故郷の親が危なくて」で押し切った。まあこの時代、先のことを考えておかないと、いざとなったときに社会復帰できないという恐怖がないではなかったが、いざとなれば実家に戻ってフリーターでもやりゃいいやくらいの気分しかなかった。どうせ自分ひとりを食わせればそれで充分なのである。まあ親が帰ってこいとやかましいのは事実であるし。  というわけで、必要な手続きすべてを終えた帰り、ドトールに入って、その場でスマホで航空券の予約をした。夏とはいえお盆も過ぎて八月も終盤となると、格安航空券も取り放題である。出発はあさってということになった。
「あづい……」  実のところ、南の島とかに来てもやることはなんにもないのである。空港から島いちばんの都会までは、直行のバスがある。昼下がりの南の島は、圧倒的な直射日光の下、静まり返っていた。いや、車はけっこう通るんだけど。  印象といっても、特になにかあるわけではない。いってみれば、市街地である。大きな違いといえば、建物が平均的に低いせいか空が広く思える。あと道端にも���国っぽい木が平然といることだろうか。それ以外は、見慣れないチェーンながらもコンビニもあるし、ファミレスもある。なんなら筆文字で看板書いた「こだわってます」的な雰囲気を醸し出したラーメン屋もある。 「でも、まあ……」  俺は目を細めて空を見上げた。  空が青い。この青さは、いっそばかげている。いくらお盆は過ぎたとはいえ、しょせん日本は高温多湿、さらにこの島は降水量がやたら多いことでも知られている。豪雨災害なんかでもよく名前が挙がる島だ。いまも空にはおそらくぼんやりと水蒸気がかかっているのだろうが、そういうことは抜きにして、純度の高い青空だと思った。絵に描いたような入道雲なんて、いったい何年ぶりで見たんだろう。東京で、あるいは関東地方で見れないということもないと思うのだが、海というのは、自分とは違う民族の半裸族が闊歩する恐怖の場所、みたいな価値観の自分では、あまり見ることはなかった。  そして空気だ。  俺には年の離れた妹がいる。その妹というのがけっこう重度の喘息持ちで、東京都内に入るとてきめんに発作を起こす。そばにそういう存在があると、空気の汚れにはかなり敏感になる。かすかな潮の香りは、都会のそれのように淀んだ感じはまったくなく、どこまでも清々しい。  どこからか子供の笑い声がする。どうやら空を見て呆然と口を開けていた俺を見て笑ったものらしい。わりと気まずい。  なので、目の前にある、なんか筆文字で「一生懸命営業中」みたいなこと書いてあるラーメン屋に入った。 「らっしゃい!」  おっちゃんの威勢のいい挨拶に迎えられた。あとエアコンのものすごい冷気。壁面には鹿児島とんこつラーメン的なことが書いてある。ふだん家系しか食わない俺ではあるが、わざわざこんな場所まで来て家系にこだわる理由はない。それに鹿児島はラーメン激戦区でやたらレベルが高いという話を聞いたことがある。 「チャーシュー麺で」 「麺と脂は」  え、選べるんだ?  にしてもだ。  こういうところに来るときっと方言すごいんだろうなーとか思ってたのだが、おっちゃんの言語は別にふつうだった。ただ、イントネーションのことごとくが俺からするとおかしい。 「お兄さん、観光かい」  おかしい。圧倒的におかしい。まったく聞き慣れないイントネーションである。なんならいっそのこと異国情緒感じるレベルである。つーかおっさんの顔すごい濃い。 「まあ観光のー、人はーすぐぅわかるからねー」  な、なんとか俺のこの違和感を感じ取ってほしい。 「なんか、あるんですか。その、観光名所とか」 「うーん……地元の人間にはよくわからんな。だいたいほら、観光の人はまず鶏飯食べに行くでしょ。わざわざラーメン食べに来る人は珍しいよ」  そう言いながら、大島紬記念館、金作原生林、などとぽつぽつと観光名所らしきものを列挙してくれた。 「あそーそー。うちの姪っ子がさ」  とつぜん身内話が始まった。  なにごとかと思って身構えると、ラーメンの丼が出てきた。ものすごい腰の折られかたである。  出てきたラーメンは、白濁したスープでいかにも豚骨風。そこに大量のネギ、豚バラっぽいチャーシュー。れんげはカウンターに立ててあるから、それを使ってスープをすくって飲む。 「うわ、うっま」  思わず声に出た。  豚骨の臭みはある。あるのだがコクがやばい。そしてコクがあるのにあっさりとスープが喉を通る。 「いや、うまいっす」 「ありがとう。都会の人なんかもっとうまいラーメン屋いくらでも知ってるだろうに」  謙遜も甚だしい。固めの細麺はスープとの相性もばっちりであり、なによりチャーシューがやばい。なにこのやわらかさ。しばらくは俺が麺をすする音だけが店内に響く。 「あ、それでな。うちの姪っ子が」 「はいはい」  ラーメンに夢中なので話半分にしか聞いていない。 「あの、ほら、MPS? ボランティア?ってのやってて」  なんの略だろう。ボランティア……まさかNPOじゃねえよな……。 「土日に、地元の中学生が観光案内するっつー、なに、その企画みたいなのあんのよ。社会勉強みたいなもんかね」 「はあ」 「行くとこ決まってないなら、そういうの、どうかね」  まあ子供のやることなんだから、素人同然なんだがね、などと付け加えながら、なんかこう、某いらすとが有名ないらすと屋さんの絵とかワードとか使ったような素朴な味わいのA4のチラシをいただく。出現!創英角ポップ!! 「ごちそーさんでした」 「あぃやとーざいゃした!!」  代金900円を払いつつ、元気のいい声に送られて店を出る。  そしてまた灼熱の地獄である。エアコン効きすぎの店内で食ってたせいか、汗ひとつかいていなかったものが、ここに来てどっと汗が出た。喫煙者の俺としては一服したいところだったが、あいにく見える範囲に吸えそうなところはない。もっとも自転車のじーちゃんめっちゃタバコ吹かしながらふらふら走ってるけど。あれいいのか。  裏道では人もあまり通らないことであるし、ガードレールなんぞに腰掛けて、もらったチラシを見る。  地名はよくわからない。が、市街地からはそこそこ距離があるようだ。  少し考えてから、スマホの検索ウィンドウに「レンタルバイク」と入力する。結果、1件ヒット。  とりあえずの行動方針が決まった。あとはスマホの電源を切ればいい。もう、俺を束縛するものは、なにもない。
「ああああああああ……きーえるひこーきぐもー……」  バカみたいに声が出る。  海辺の道やばい。夏の空気突っ切って原付で走るのまじやばい。もうこ���はほぼセックスといっていい。夏とセックス。セックス。煮詰まった独身男の思考はろくな方向に向かわない。ここには女性はいない。  気分いいなんてもんじゃない。  そもそも原付なんてものに乗るのが学生以来だから、もう10年近くだ。最初はおそるおそるアクセルを回していたものの、慣れてきたらコツを思い出した。そして市街地を出ると車の数は激減する。幅の広い二車線道路、路面状態も良好。車も少ない。そんな海辺の道を風を切って走ってたら国歌のひとつも口をついて出そうになるというものだ。いや、出てた。  もう、やばいの。濃密な緑色と、そこから飛び出しように生えているバナナみたいな木。エメラルドグリーンの海。スクーターで曲がるにはちょうどいいカーブで少し内陸に入ると、山のあたりでは切通しがある。その切通しを抜けると、また眼下には海が広がる。海に飛び込むようにまっすぐ下りていく道路。  とうの昔に営業をやめたような食堂めいた建物があって、その前に、こちらはぴかぴかの例の赤い自販機がある。ラーメン食ってからなにも飲んでいなかったので、そこにスクーターを横付けにして、飲み物など買う。  携帯灰皿は持参しているし、これだけ人がいないのなら、まあ一服くらいしても文句は言われないだろう。スクーターのシートに横向きに腰掛けて、海を見ながらタバコに火をつける。目線の高さに、海がある。とても近い。  チラシに目を通す。「わたしたちが、ご案内します!」という文字と、制服姿の女の子のイラスト。学校やPTAの名前も並んでいる。ぶっちゃけ最初に「姪っ子の中学生がご案内」という文字列を聞いたときには、迂闊に乗ったらそのまま交番に連れていかれる系のやつかと思ったが、地域ぐるみともなれば、そういうこともないのだろう。それにまあ、中学生といってもかならずしも女子が出てくるとも限らない。つーか年齢関係なく女子と名がつくものは苦手なので、積極的に避けていきたいスタイル。  どのみち予定なんか決まってない。なんなら帰りの切符の手配すらしてない。だとしたら、なりゆきで行動を決めてしまってもいいわけだ。なぜなら俺は自由なのだから。  ……などと言いつつ、やはり連絡が入ってないかどうか不安になって、スマホの電源を入れてしまうのは現代人の悲しい習性である。 「……」  着信6件。  え。  めったに見ない数字を見て呆然としていると、すぐにスマホが震えた。 「はい?」 『お兄ちゃん!?』 「え、ええ、ああ、おう!?」  切羽詰まった声にスマホを取り落としそうになった。  電話は、妹からだった。 『いったいいまどこにいるの!? 連絡しようと思ったらつながらないし、会社に電話したらやめたっていうし、心配したんだからね!?』 「あ、ああ、すまん……」 『法に触れるようなことはしてないんだよね!?』 「安心しろ。そんな度胸はない。つーかおまえは自分の兄をなんだと思ってるんだ……」 『ロリコン』 「ちげーよ!」  二次限定だし。 『シスコン』 「そっちはもっと違う」 『死ね!』  なんでいきなりキレるんだよ……。 「つーか用事なんだよ」 『お母さんが、週末には帰って来いって』 「あ、無理。いま俺、南国の島」 『どういうこと……』 「アローハー」 『うっざ……。ていうか、ちゃんと説明してよ……なにやってんのお兄ちゃん』 「あーうん、まあ……」  確かに実家への連絡を忘れていたのは俺の落ち度だった。ここまでの事情をかいつまんで説明する。が、やめた動機については、自分でも曖昧すぎてうまく説明できない。 『……なんか、よくわかんないけどさ』  妹が電話の向こうで深々とため息をつく。 『実家、戻ってきてもお兄ちゃんの居場所なんてないからね』 「そんなんわかってるよ。ただでさえ敷居高いんだし」  実家に戻るのは、あくまで最終手段である。 『……』 「なんだよ」 『お兄ちゃんのバカ!』  電話が切れた。  意味がわからない。  思春期?  17歳にもなって思春期はねーよな……。 「でもまあ……」  俺はスマホをポケットにねじ込む。  なんか少し、ほっとした気がする。遠く離れた南の島で、聞き慣れた声を聞く。ここもまた、日常と地続きである。考えてみれば、なんだか俺は無理にはしゃいでいた気もする。  そりゃまあ、特に問題なく勤めていた会社をやめて、不安がないといったら嘘になるのだ。不安をごまかすいちばんよい方法はなんであるか。  そりゃ、不安なんて存在しないんだと、なかったことにしてしまうのがいいに決まっている。  また、スマホが震えた。LINEの着信である。  妹さまからだ。 『バカ!』  と書いてあった。だからなんなんだよおまえは。
 目的地はまでは40キロほど。車だと1時間弱の道のりだが、スクーターだともう少しかかる。通年で営業している民宿があるようだったから、予約の電話を入れる。今日は金曜だから少し不安はあったが、問題なく予約できた。そして電話越しに聞くとイントネーションの不思議さは決定的である。  現地に着いたのは夕方の5時。  そこには、ちょっと冗談のような光景が広がっていた。  海岸線ぎりぎりのあたりを、緩やかなカーブを描いて貫く、真新しい舗装の道路。その海岸線まで山が迫っていて、わずかな平地に家が一列に建ち並んでいる。どこまでも続く石塀と、低くて黒ずんた屋根の平屋建て。海側にはさほど高くない堤防があり、堤防の向こうには、真っ白な砂浜が広がっている。その向こうには、こんな時間だというのに真昼の輝きを失わない、透明度の高い海が、どこまでも���本当に見渡す限りどこまでも広がっていた。 「おあー……」  堤防に座った俺は、なぞの呻きをあげた。  海を抱くように、両側に長く岬が伸びている。その岬が太陽の光を遮り、海を二色に分けていた。透明度の高い海は、光の乱反射で、なんの色ともいえない複雑な色味を呈していた。ただ、圧倒的で、きれいだった。日差しはかなりやわらいでいて、海から吹く微風がここちよい。 「夏だわ……」  正しい夏。本当の夏。  学生のころに思うぞんぶん夏を楽しまなかった、楽しめなかった人間は、すぐにそういうことを言い出す。それが幻想だということを百も承知でだ。  なんだ、あるじゃん、ここに。  これが本物でなくて、いったいなんだというのだろう。  宿さえ予約していなければ、ここでこのまま眠ってしまいたいくらいだった。  大学を卒業して、働きはじめて、長期休暇は混雑がいやだからどこにも行かず、冷静に考えてみれば、俺をそこまで束縛するものはなにもなかったかもしれないのに、それでもなにもせず。穴蔵みたいなワンルームで腐っていく。そんな妄想をいつもしていた。  飛行機に乗って、ここにたどりつくまで、半日も経っていない。  俺はいったいなんのために、なにに束縛されていたのだろう。  背後に人家さえなければ、俺は力の限り、大声で海に向かって叫んでいたと思う。それくらい、なにかの箍が外れたと思った。  てゆうか、その人家のほうに人影がある。数人が集まって、俺のほうを指差してなんか言ってるのが見える。  あ、これ知ってる。たぶん不審者扱いだよね。  俺は堤防から身軽に飛び降りたつもりで運動不足の下半身がしたたかなダメージを受けたのを感じつつ、道路の反対側にいる人たちに手を振った。小走りで走ったつもりになりつつ重力をその身で感じながら、道路を横切りつつ、声をかける。 「すいませーん、よしだ旅館ってこのへんですかー?」  警戒もあらわにしていた人たちが、その名前を聞いて、お互いの顔を見合わす。構成メンバーは、ばーちゃん一人、中年のおばちゃん二人、あと中学生くらいの女の子が一人である。 「まあまあ、それじゃあなたが予約の方ですか?」 「はい。って、え? じゃああなたが」 「はい。よしだ旅館の女将です」  よかった……名乗ってよかった……これから世話になる民宿の女将に不審者扱いされかけてた……。
 民宿ってのは初めて泊まった。あんまりプライベートが確保できなさそうなイメージだったが、まあだいたいそのとおり。食事は食堂というよりほとんど居間みたいなところで、経営している家族と一緒に食べる。メンツは、さっきの女将と、その旦那さん(やっぱり顔が濃い)。あと、さっき一緒にいた中学生の子は、ここの子だったらしい。そんで宿泊客は俺だけ。  つーかやばいのはメシ。魚介類まじやばかった。俺は本来あまり海鮮は好きじゃないのだが、好き嫌い無関係にうまいものはうまいのだと今日知った。女将さんいわく「急だったから大したものは用意できなかった」とのことだったけど、あれが大したものじゃないのだとしたら、大したものはいったいなにが出てくるんだ。想像がつかない。黒糖焼酎なるものを生まれてはじめて飲んだ。もともと酒は強いほうではないし、飲むとしてもチューハイくらいである。とうぜんストレートやロックはきつかった。そこで出てきたお湯割りってやつが、意外なくらいうまかった。クセはあるのだが、なんというか、まろやかで、香ばしい感じがする。  というわけで俺はいま、自分の部屋としてあてがわれた6畳間でひっくりかえっている。食い過ぎである。飲み過ぎというほどではないが、めったにないこと酔った。  時間は7時半。驚くべきことに、窓の外の海は、まだぼんやりと夕暮れの名残がある。窓を開けると、意外なくらい涼しい風と、奇妙な虫の声が聞こえてきた。あれはセミ……なんだろうか? 俺の知ってるセミと違う……なんかこう、セミ?的な。電子音っぽい……。  そして潮騒の音がここまで届く。  ときおり、車のエンジン音がして、セミが鳴きやむ。車が通り過ぎると、またセミの声。それ以外は、本当の無音である。  と、思いきや、なにか太鼓のような音が響いてきた。闇夜を揺るがすくらいの大音量だ。それに続いて、民謡の節回しが聞こえる。かなりの人数で歌っているのだろうか、太鼓に負けないくらいの音量である。メロディとしては、沖縄の民謡というよりは、俺が知っているふつうの「民謡」に近い。ただ、メロディが実に陽気だ。太鼓のリズムはどんどん速くなっていき、それに応じて歌も高揚していく。  ほとんど、異国に来たような気分だった。  俺は、呆然と、その響くような音楽を聞いていた。  ぎし、と背後で音がした。  思わず振り向く。  その音そのものには心当たりがあった。というより、古い木造家屋で育った人間なら、その音は馴染みが深いものだろう。  廊下へと続く襖は開けっ放しだった。そこに、ぎくりとした顔で立ち止まっている少女がいる。食事のときも見かけた、この宿の娘さんだった。  部屋の蛍光灯に照らされたその顔は、よく日焼けしていて、ぽかんと開いた口から覗く歯が、やけに白く見えた。 「あ、ども」  曖昧に挨拶をする。  ぺこりと、娘さんは首だけを曲げた。そのまま立ち去ろうとするのを、なんとなく呼び止めてしまった。 「あの、音楽って」  娘さんは振り返る。 「いま鳴ってる、太鼓の音、あれ、なに?」  体ごとこちらに向き直すと、つまらなさそうに答えた。 「八月踊り」  こちらがまったく理解してないのを察してくれたのか、ぽつぽつと続けた。 「八月に、踊る」 「ああ、うん……」 「ごはん食べたり」 「うん」 「お酒飲んだり」 「うん」 「屋根に上ったり」 「……うん?」 「なんか、お祭り」 「そ、そうなんだ……」  ぺこっと頭を下げて、娘さんは床を軋ませながら走り去る。  なんか、ぜんっぜんわかんねーな……。  ちなみに、この宿の娘さんがなぜこの廊下を通っていたかは、酔いが覚めてめっちゃトイレ行きたくなったら判明した。そうよね……古い木造家屋ってトイレっていちばん奥まってる場所にあるもんな……。
 朝は、起こさなくてもいいと伝えてあった。  が、自然に6時くらいに目が覚める。つーか暑い!! エアコンなしでもあんがい寝れるもんだなーとは思ったけど、朝になったらこの日差しである。太陽まじ容赦ねえ。  セットしてあったスマホのアラームも意味がなかった。ちなみにスマホ��が、驚くべきことに、こんな海辺の小さな漁村であるにもかかわらず、ちゃんと電波は来る。そしていつ届いたのだろう、妹からは「実家にはもう、お兄ちゃんの居場所なんてないんだからねっ」というツンデレのようなメールが入っていた。なんのキャラを演じてるんだろう……いや待て、もともとそういう傾向あったような気がする……。  その後、軽く調べてみた。  八月祭りというのはなんちゃらペディア様ほかを参照すると、鹿児島から沖縄にかけてよく行われる祭りであるらしい。動画もあったので確認してみたが、まさに昨日聞こえてきたアレである。BPMは最終的には相当のレベルまで上がる。日本の民謡のようだといったが、ものによっては指笛なんかも入っていて、そのへんはやはり沖縄の雰囲気を感じる。このあたりでは旧暦の8月、つまり9月の末から10月の頭にかけておこなわれることが多いようだった。  朝食は8時からとのことだったので、顔を洗って、周囲を軽く散歩してから宿に戻る。  食堂には女将だけがいて、食事は俺のぶんだけが用意されていた。どうということのない旅館朝食メニューだが、中央にどっかーっとなんか巨大な白身魚の焼いたやつが置いてある。あと娘さんがテーブルの反対側に用意されている。別に俺のためじゃないからこれは関係ないか。あいかわらずむすっとしてるのでちょっと気まずい。 「この魚……なんですか?」 「ん? アオマツだよ」 「ほー」  聞いてもわからん。すぐにでもウィキペ先生に聞きたくなるが、まああとでいい。  そんでまあ、うまい。白身魚っていうと、すぐにぼろぼろとなるような印象があるんだけど、噛みごたえがしっかりしていて、旨味すごいある。必死に食ってると汗が出てくる。家のなかは意外なくらいに涼しくはあるのだが、しょせんは夏である。南国である。ちなみにこの食堂、エアコンあるんだよね……なんでつけてくれないんだろう……。  なんとか食い切ると、女将さんが麦茶を持ってきてくれ。礼を言ってコップを持つと、手を思わず引っ込めるほどキンッキンに冷えている。飲むと体からすーっと熱さが抜けていく感じがする。なお娘さんはプリンをちまちまと食っている。こればかりには日本全国どこでも同じ、例の底の穴がプッチンするとプリンが出てくるやつだ。 「お客さん、今日は?」 「いや、特に予定ないです」  宿はいちおう2泊取ってある。つまり、今日一日はまるごとフリータイムである。 「じゃあさ」  女将さんが、娘さんの肩に手を置いた。 「今日は、この子がガイドやるから」 「はい?」 「だから、ボランティア」 「……え?」
 実はもらったチラシは、昨日の夜に女将さんに渡してあった。わざわざ書くまでもないだろうと思ったのは、もう実質的にその制度は廃止になっていたからだ。 「田舎の人間はねえ、こういうのぱーっとやりたがるんだけど、反響がないとすぐに放り出すんだよー」  まあ田舎に限らずそんなもんであろう。  俺としては、別にそれ目当てで来たわけではない。単にきっかけに過ぎない。女将さんもその話はそれで切り上げてしまったので、まあそういうもんだろうと思っていた。  そんで、なぜかいま、炎天下、俺は宿の娘さんと二人で立っていた。  この子、ちっこい。中学生にしてもちっこい。さらに日焼けした肌と、わりとてきとーに短く切った髪と、アディダスとか書かれたどうでもいいTシャツにハーパンで子供っぽさ役満である。どうかすると小学生に見える。虫取り網似合いそう。俺と並ぶとほぼ親子である。  ……親子ならまだしも、犯罪臭漂ってねえよな?  親子と言い切るにはちょっと微妙な感じだ。俺が27歳。この子が中学生。お兄ちゃんでギリギリ行けるでしょうか。  奇妙な電子音っぽい鳴き声のセミが鳴いている。潮騒の音と、背後の山が風でざわめくかすかな音。圧力すら感じる直射日光。ここは静かだ。すっげえ間がもたねえ。 「あ、あのさ、その、俺、別にひとりでかまわないし、女将さんにそう言ってくるから」 「……」  娘さんは首を横に振った。 「お母さん、怒ると怖いから」 「あー」  うん……なんか断れない雰囲気あるっていうか、押し強そうだしね……。 「おじさん」 「……」 「……おじさん」 「……俺?」 「うん」  俺は思わず娘さんをガン見した。  つむじ見えた。  ……ですよね。ええ。うん。いいんだけど別に。わかってるから。これくらいの年の子から見たら俺もうおっさんですよね……。でもなあ、同期のなかじゃ比較的童顔で通ってるんだけどなあ……。 「おじさん、どこ行くの?」 「どこって……え、それはガイドさんが案内してくれるのでは?」 「だって、観光しないし」 「ですよねー。あと俺は27歳です」 「……?」 「27歳は、世間的にはおじさんかなー?」 「うん」 「あーうん。そうですか……。ちなみに君は……えっと……」 「中2」 「まじで!?」  言った瞬間、抗議の視線が飛んできた。踏んじゃいけないもの踏んだらしい。まあデリカシーのなさには自覚がある。まあ自覚あったところで治るものでもないんですけどね!  ともあれ、場の空気はもっと悪くなった。 「んー、じゃあさ、とりあえずふだんよく行くところとか案内してよ。こっちはなにも知らないし、こんな場所まで来たの初めてだから、なに見たって退屈しないし」 「私がつまんない」 「いや、そこは折れようよ……」 「……」  娘さんは、ちょっと考えたあと、学校、店、海、おじさんち、むらかみさん、などの単語を挙げた。後半ちょっとよくわからないな。 「ほんとに、こんなんでいいの?」 「なんでもいいって。ほら、君だって別に来たくて来てるわけじゃないし、俺も無理させてるようで気が引けるし、ちゃっちゃと済まして、やることやったよーってお母さんに報告すればいいじゃん」 「別に、いやなわけじゃない」  ふてくされた顔で言った。あ、いちおうそういう建前を言う感覚はあるんだ。  娘さんが歩き出す。俺もそのあとをついていく。  ゴオオと空気を切り裂くような重低音が響いてきた。思わず空を仰ぐと、かなり低い空を飛ぶ飛行機が見えた。その金属質のボディと、轟音と、夏の空とは、なぜか調和しているように見える。
 人っ子ひとり通らない海沿いの道を淡々と歩く。セミの声となんかよくわからんけどとにかくやかましい鳥の声。ときたま通りかかる車の音以外はほんとうに自然の音しかない。こんな場所を知らない人間と二人で歩いていると、現実感みたいなものが失われてくる。あと娘さん、歩くペース速い……。  ふくらはぎが痛くなってきたのを自覚しつつ、俺は娘さんに話しかけた。 「そういえば、名前聞いてなかった」 「……?」  娘さんは振り返った。振り返って、不思議そうな顔をした。 「おじさん、足遅いの?」 「……ハハハハおじさんだからね」  いま気づいたけど、人に言われるより自分で名乗るほうがグッサリ来るなこれ……。 「もうちょっとゆっくりしたほうがいい?」  気遣われました。ありがとうございます。死にたい。  そうは言ってもこの直射日光、けっこう来るものがある。気温そのものは、たとえば東京都心の昼下がりなんかと比較すると、そこまでやばくはない。なにしろここでは心地よい風が吹く。ただ日差しな。直射日光ってのがここまで人体にダメージ与えるものだとは思ってなかった。 「暑いの?」 「暑い。つーか君、よく平気だね」 「だって、10月くらいまでずっとこんな感じだし」 「南の島やべー。あーコンビニとかないのかな」  タオルとか飲み物とかすっげー欲しい……。 「あるよ。町に」 「歩いていける範囲には……」 「ない。お父さんの車で30分くらい。お母さんだと20分」  女将さん、やばい。そもそもさっき地図見たときに、ここまで1時間弱って出てた気がするんですが。どこかほかの場所にコンビニがあることを祈ろう。  タオル欲しい。あと飲み物欲しい。まじで熱中症心配になってきた。 「自販機とかは?」 「あと10分とか、15分くらい」 「おー……」  がんばろう。行軍再開である。 「あ、よしだ」 「……え?」 「名前。よしだ」 「ああうん。よしだ旅館の娘さんだもんね……」  なんだろう、名字呼びしたほうがいいんだろうか。  俺にペースをあわせると退屈なものらしく、歩道の縁を歩いたり飛び降りたりしている娘さんに呼びかけてみた。 「よしださん」 「ぅえー」  露骨にいやな顔をされた。 「どう呼ぼうか」 「梨衣でいいよ」  果物の梨に、衣類の衣で、りえ。そう説明してくれた。 「梨衣ちゃん」 「……」  梨衣ちゃんとやらの動きが落ち着かなくなった。もじもじとあっち見たりこっち見たりしたあげくに、 「ちゃんとか、恥ずかしい」  ぷい、と視線を逸した。  やだなに、かわいいこのいきもの……。  まあそういえばこの梨衣ちゃんとやら、あまりに素材そのまんまなものでうっかりスルーしてたが、けっこうかわいいのである。髪の毛はバサバサだし、日焼けしまくりだし、眉毛はしっかり主張してるんだけど、目元とかぱっちりしてて、わりとアイドル顔っぽい感じである。ただし80年代くらいの。でもまーかわいいものはかわいい。そういや女将さんからして、鄙には稀な、といってはアレかもしれないが、まあちょっと目を引く感じの美人さんではある。 「なんとかそれで慣れてください。俺も呼び捨てとか気がひけるんで……」 「……なんかやだ」 「まあ、観光客だから。すぐいなくなるから」 「……」  唇をとがらせて黙り込む。いちおー承諾と受け取っていいんだろうか。
 歩くこと15分ほど。  道路は海沿いから内陸に入っていた。この見るからに山だらけの島で、内陸に入るということは、つまり上り坂ということである。トンネルなんかも���った。すでに路肩に車道はない。とはいえ、道はあいかわらずの高規格で、車もめったに通らないから、不安はない。でも人家まったくない。なんとかヤマネコとか出てきて食われそう。やっぱ怖い。  問題は俺の体力である。つーかさすがに30分ばかり歩いた程度でここまでバテるとは思ってなかった……。  もうだめだ。  そう弱音を吐きそうになったときに、先を進んでいた梨衣ちゃんが呼びかけた。 「おじさん、自販機」 「おお……」  よろよろと前のめりに速度を上げる。  山側を大きく削りこんで、車の10台は止められそうな砂利敷きのスペースがあった。そのいちばん奥に、例の真っ赤な自販機が1台、ぽつんと立っている。そしてそのワキにプラスチック製のベンチが5台くらいずらずらと並んでいる。なんだこのシュールな光景。 「す、すぽど……」  500円玉ぶちこんで、アクエリアスのボタンを連打。ガコンと音がして出てきたペットボトルを速攻で取り上げて一気飲み。 「ぷっはーーーー生き返るわーーーー」  もちろん梨衣ちゃんが物欲しそうにこちらを見ている。 「梨衣ちゃんは? なに飲む?」 「え、いいの?」 「そりゃまあ、ガイド代払うわけでもなし、飲み物くらいは……」 「じゃ、じゃあ……」  梨衣ちゃんは、周囲を窺うようにしてから、こっそりと言った。 「コーラ、飲んでいい?」 「? いいんじゃない? 真っ赤な自販機のアレだし」  ぱーっと梨衣ちゃんの表情が明るくなる。怪訝に思いながら自販機に200円を投入。梨衣ちゃんが、祈りでも込めるようにボタンを押す。  黒い液体の入ったボトルを見て、感動の表情を浮かべる。 「……コーラ、そんなに好きなの?」 「えっと……飲んだことない」 「え」  なにこれ。若者のコーラ離れ? 「お母さんが、骨溶けるからって……。でもお父さん、いっつも飲んでるし」  女将さん……まじか……いつの時代の話だよ。  まあ飲みすぎていいもんではないだろうが、よそから来た人間がこっそり飲ませるくらいはいいだろう。 「お母さんには、内緒だからね」  真剣な顔で梨衣ちゃんが言った。  ウッ。かわいい……。  俺は、追加でアクエリを買って、ベンチにどっかと腰掛ける。梨衣ちゃんがちょっと距離を開けて、ベンチに座る。神妙な顔でキャップを開ける。すると、コーラ最初の儀式が始まった。 「あわっ、あわっ、あわすごいっ」  ベンチにペットボトルを置いて、飛び退る。泡はじきに収まる。梨衣ちゃんは、おそるおそる近寄って、俺を見上げて不安げに聞く。 「爆発しない?」  なんかもう、純朴そうな日焼け少女がそんな顔でこんなこと言ったら反則である。  コーラで汚れたぶん、もうちょっと俺の近くに座る。べたべたするのか、指で支えるようにして両手でペットボトルを持って、慎重に飲む。 「ぴりぴりする」 「炭酸だからね」 「変な味」  舌をべっと出す。動作のいちいちがかわいいなこの子。 「でも、ちょっとおいしい」 「それはよかった」  コーラ初体験の梨衣ちゃんが全部を飲み終えるまでは時間がかかるだろう。俺としても、ちょっとは休憩していきたい。水分が体に浸透してきたのか、疲れは相当にましになっている。  風が、心地よかった。  BGMは、あいかわらず謎の鳴き声のセミがメインである。昨日調べたところによると、オオシマゼミというやつらしい。このへんになると、聞き慣れたニイニイゼミだとかクマゼミの声も聞こえる。時間帯とか棲み分けとかあると思うんだけど、なんかごっちゃになって鳴いている。  ベンチにもたれかかって空を仰ぐと、あいもかわらずの容赦なしの青空である。  夏休みって、こんな感じだろうか。  子供のころ、夏休みって、なにをやってただろう。個々の記憶はあるのだが、全体のイメージは漠然としている。40日もあるあの長大な休み。あの膨大な休みは俺の記憶のどこに消えたのだろう。ただ、気分だけは残っていたらしい。こんな年になって、俺の上に夏休みが降ってくる。この瞬間が永遠に続くような錯覚を覚えた。 「おじさん、東京から来たの?」  ちびちびとコーラを舐めるように飲んでいた梨衣ちゃんが言った。 「あー、うん」 「東京って、原宿?」  把握が雑だった。 「原宿にオフィスはあんまりないなー」 「秋葉原?」  どうやら知ってる地名を言ってるだけのようである。  どうやって東京を説明しよう。 「えーと、そうだな、東京は、この島よりちょっと狭い」 「ふーん?」 「で、そこにここの200倍くらいの人が住んでる」 「にひゃくばい……」  よくわからなくなったようだ。 「そうだなー、島全部が、あの町みたいなのでべったりと埋め尽くされてて、もっとビルとかたくさんあって、人間がいる感じ」 「……」  小さく首をかしげる。 「じゃあ、どこで泳ぐの?」 「うーん……泳がねーなー」 「じゃあ、夏はなにしてるの?」 「……ゲームとか? あと……なんだろ……」  なんだろう。  いわれてみれば、俺はなにをしていたのだろう。  いったいあの町で、俺以外にも無数の人間がいるあの町で、俺は、何者だったのだろう。 「わかんねーなー」  俺は苦笑してみせた。  あまりに強い直射日光は、人から思考能力を奪う。濃い緑のにおいが、それを肯定する。おまえはちっぽけだと、大したことのないものなんだと、大きくて深い声を浴びせてくる。それを一緒に聞いているのが、たとえば将来を誓いあった女性でもなく、親友でもなく、昨日会ったばかりの見知らぬ女子中学生だというこの状況が、少しおもしろかった。少なくともここでは俺は俺以外ではありえない。なぜなら、ほかに人間がいないのだから。 「さてと」  ゴミ箱めがけて空のペットボトルを放り投げる。数メートルの距離だったが、見事に命中。目を見開いた梨衣ちゃんが真似をする。これも命中。俺に対してちょっとドヤ顔をしてみせる。やだかわいい……。
「学校」  道は海沿いに戻っていて、ちょっとした集落に差し掛かっていた。目の前の鉄筋コンクリート2階建てのごつい建物。どんな台風が来てもびくともしなさそうな重厚さがあるが、あちこちひび割れて補修の跡もある。そして敷地をぐるりと取り囲む石垣。この場所では、学校すら石垣のなかである。  梨衣ちゃんはすたすたと校門を通って敷地内に入る。俺はもちろん立ち止まる。 「おじさん?」 「部外者とか、まずいでしょ」 「? 別にいいと思うけど」 「あとで見つかって文句とか言われない?」 「なんで? おじさんうちのお客さんだよ」  すごいなー。ゆるいなー。地域全体がそうだってことは絶対にないと思う。単にこの子が警戒心ないだけなんじゃないだろうか。  地域で開放されているのかなんなのか、玄関も開きっぱなしである。梨衣ちゃんは自分の下駄箱とおぼしきところまで行き、とぼとぼと帰ってきた。 「うわばき、うちだった」 「あー、夏休みだからね……」  来客用とおぼしきスリッパを2つ持ってくる。 「ほんとにいいのかな……」  スリッパのひんやりとした感触。床の素材は、これリノリウムってやつじゃないだろうか。この妙に光沢ある感じと、ちょっとやわらかい感触。  民宿でも思ったのだが、室内はほんとうに過ごしやすい。廊下をぺたぺたと歩いていくと、梨衣ちゃんが教室の扉を開けた。 「ここが、私の教室」
0 notes
teasoku · 8 years ago
Text
もしリアルで身体能力が今のままモンハンの世界に迷い込んだら?
ジグソーパズル モンスターハンター
モンハンの世界におまいらが異世界召喚されたら
【1】
なお身体能力はリアルのまま この条件でハンターになることになったらどうする?
【6】
双剣、大剣、太刀、ハンマー、狩猟笛、ランス、ガンス、スラアク、チャアク、操虫棍、弓、ヘビィは装備不可 片手剣、ライトボウガンでやるしかない
【7】
弓が貯め1でしか撃てないじゃん とりあえずプロハンに寄生する
【8】
こやし玉投げるわ
【9】
モンハンの世界では片手剣の小盾は役立たないと思う 片手剣を両手持ち装備で戦うわ
【10】
片手剣を両手持ち
【11】
ライトボウガンでウソップポジション
【12】
パチンコの出番
【13】
パチンコは腕が死ぬわ
【14】
にゃんにゃん棒くらいならなんとかならんか?
【15】
ニャンコックに弟子入りする
【16】
その後料理修行に明け暮れメタボになった※15の姿があった
【18】
ライトで睡爆しか選択肢ないわ 下位ならソロでも余裕で狩り切れるし ただし下手に戦うと赤字を積み上げて破産する模様
【21】
武器屋に頼み込んで太刀じゃなくて刀を作ってもらう
【22】
銃の設計図を頭に叩き込んで新武器で銃を作ってもらうのが手っ取り早いかも
【24】
モンハンの世界ってこの窮屈なリアルと比べたら天国かもしれんな 死に戻りもできるからそれを利用すれば全クリだって夢じゃない
【25】
お前死に戻りできんの?
【26】
依頼は何度やっても途切れない世界だから草食獣狩りやら採取やらコツコツ小銭稼ぎにいそしむかな
【27】
でも虫刺されで死にそう
【29】
いきなり異世界召喚されたら灰と幻想のグリムガルみたいになりそうだな
【30】
ゲーム通りの身体能力がついていてかつ死に戻り出来るならむしろやりたい 出来ないなら地獄だな
【31】
たまごの運搬とかも地味にキツそうだよなw落としたら最初からだし
【34】
※31 あのたまご30キロとかありそうよね 多分10mぐらい歩いたとこでスタミナ切れる
【35】
まず蜂が怖くて蜂蜜が採取出来ない 薬草とか取って生活しそう
【36】
ハンターなんてとてもとても フィールドなんて出たらあっという間に死ぬわ ギルドだと受付は見た目良い女しかできんだろうし男は危険なことさせられそうだし 武器屋とか道具屋辺りで仕事探して細々と生きていくしかないだろうな
【41】
※36 お前禍々しい説明ついた宝玉加工する勇気あるのかよ...
【42】
武器屋と加工屋は別だろう
【44】
※42 あ そうか... 加工屋以外ほとんど使わんから存在忘れてたわ... ってかあれリアルだと生計立たねーだろ
【47】
※44 ギルド直営店なんじゃね ハンターが村にいる時だけ募集的な
【37】
道具屋なら謎の護符をまとめ買いしていく客のおかげで安泰だな
【38】
お前ら採取なら大丈夫言ってるけどブナハブラに刺されても平気な自信あるの?
【40】
薬草なめんなよアプトノスに発狂して逃げ出すわ
【43】
気がつけば、そこは地底火山っ! 地下収容所で炭鉱っ!もちろん鉱石は帝愛ギルドのもの 奴隷っ!圧倒的奴隷っ!
【45】
つーか装備着てるだけで怪我しそう 武器担いでコロリンすらムリだと思うわ
【46】
採取ツアーでネコタク即納だな クエ報酬で生肉と12ゼニーもらえりゃ 十分生きていけるだろ
【48】
ケルビくらいならpt組んで袋叩きにすれば倒せるんじゃね? ソロだと無理そうだがw
【49】
片手剣やライトならいけそうって奴いるが おまえらじゃ、つーか俺らじゃ無理だろ 片手剣って割には結構でけぇぞ俺らじゃ両手で持つのがやっとだろうな ライトは担ぐどころか発射反動で肩が外れてぶっ飛びそう あとおまいらサバイバルどころか受付嬢に話すことすらままならなそうだな
【50】
せめてジャギィとかの小型は倒せないと生計立てられんだろうな 採取とかもまともに出来ない
【51】
さすがに受付嬢とは会話できんだろw 出来なきゃクエ行けねえし
【52】
たまに儲け話の協力しろってクエストあるじゃん? オレはアレの依頼者側になるわ
【53】
資本金はありますか?
【57】
※53 採取ツアーとか農場で稼げよ モンハンは仙豆的な効果のある回復薬のある世界でから死がなければ悪くない世界かもしれんぞ
【56】
ユクモ村なら暮らせそう温泉あるし
【59】
落とし穴と爆弾系があればアシラくらいならやれそうじゃね?ボマーないと無理か?
【65】
※59 村アシラならボマーの樽G×2を睡爆で2回当てれば倒せる 睡眠弾使えるライトあれば2回の睡眠は速攻で取れるし、ゲームと同程度にアイテム類使えるなら村アシラはいけるんじゃないかな 個人的には単独のアシラよりもジャギィとかの群れる奴のがやばそうに見える……ボス寝かしても雑魚に集られて終わりそう
【60】
爆弾どうやって持っていくよ? 村ハンターすら大タルGは二つしか持てんぞ
【61】
その辺りはゲーム補正で何とかしてくれるだろ ※1にある通り、ハンデは身体能力だけと考えればな てかアオアシラまで冒険しなくても動きとHPがそのままならジャギィくらいはなんとかなりそうだし ジャギィクエ100回行ってあとは余生を豊かに過ごそう
【63】
※61 MH4のOP見る限りではあらかじめ物陰に隠してたのを使っていたな
【64】
ラノベ版だと滑車だかに乗せて運んでたな
【66】
タル爆弾とか使ったら割りに合わないんじゃないですかね(正論)
【67】
安全確実に勝とうと思ったら赤字んなるのは現実と変わらないさ コスパでいうならブメネコ雇って本人はアイテム使いつつ逃げ回るのが一番だろう、ニャンターではなくオトモでもアカムまでは倒してしまうそーな
【68】
倒せたら素材手に入るし元は取れるんじゃないの?
【69】
???「剝ぎ取りはこのモンスだと3回までな。報酬?肉とか実とか便利なもの入れといたぞよかったな!」
【70】
異世界もののお決まりパターンといったら美少女との出会いだろ というわけで女ハンターとペアを組むと妄想した俺がいる 悲しいことにモンハンの世界をリアルに再現するとおっさんハンターしかおらんのだろうな
【72】
※70 美人のハンターもきっといるよ…… 男女差と言っても崖から飛び降りて死なない時点でどいつも十分化け物だし
【71】
向こうは身体能力に差がないし女も普通にいるんじゃ…と思ったがNPCは男ハンターばかりだな
【73】
筆頭ガンナーは美女なハンターで良いんじゃないか あとはどの作品にも話しかけると攻略ヒント的な事を言う女性ハンターがいた気がする
【76】
アイルーとかいう奴隷に仕事をとられて人間はハンターしかまともな仕事がなさそうだしな
【77】
ジャギィとか正直戦いに行って速攻腕噛みちぎられそう
【78】
メラルーくらいしか倒せそうにない
【79】
※78 鈍器振り回す野生生物に本気で勝てるとでも?
【80】
※78 毟られる(確信)
【81】
BC釣りとエリア1~2で採取を生業として家庭を支えます 嫁はアイシャで…
【82】
アイルーと一緒に暮らせるってだけで頑張れるわ ただ死んじゃったらペットロスで死ぬ あんだけデカイと抱き心地良さそう
【83】
ノベル版とか読む感じだと 一般人は小型モンスターですら歯が立たないのがキツい イーオスの毒でじわじわ毒死すんのとかエグかった
【84】
教官に鍛えてもらおうぜ
【85】
教官「別の道もあるんだぞ?(優しい目)」 おお、もう……
【86】
黄金魚釣って静かに暮らすわ
【87】
黄金魚ってスゲー凶暴なんじゃなかったか? 片手剣の盾コンでケルビクエ回すのが無難
【88】
盾コンとか難しそう
【89】
狩猟地で待ち伏せして女ハンター襲う
【91】
※89みたいな奴いそうで草
【92】
女ハンターを襲う? スペック置いときますね、頑張って 隕石や雷の直撃を受けても最悪でも意識を失うだけで欠損一つ起こさない鋼の肉体 草食系モンスターから均一の肉を何回でも剥ぎ取る機械のような技術 100mどころかエリアをまたぐ程高い崖から飛び降りてもヒビ一つ入らない強靭な骨格 場合によっては尻餅も受身も取らず、平然と着地する柔軟かつ強固な下半身 自身の十数倍の巨体を誇る巨大生物を釣り竿一本で釣り上げる剛腕 常人なら脱臼する反動の砲撃を何発撃っても外れることの無い恐るべき関節 人間どころかモンスターすら消し飛ばす超規模のブレスを何発受けても立ち上がる生命力 命に関わる猛毒や謎の感染症をも薬を使わず数分で治癒してしまったり、走っただけで出血してしまうほどの酷い裂傷もしゃがんだり肉を食べるだけで治してしまう回復力 たとえ戦闘中であっても調合書を持つかスキルを付けるかさえしていればいかなる物も武器を構えながら即時かつ確実に調合してしまう錬金術士じみた調合力 水深何百メートルまで潜っても全く影響なく泳げる水泳力 超重量の武具を装備し、しかもその上で何十分も潜っていられる驚異の肺活量 泡に顔を付けるだけで即酸素を補給する恐ろしい呼吸能力 (女性のみだが)胴防具を変えるだけで一瞬にしてバストサイズを劇的に変え、挙句の果てには装備を変えるだけで即座に体型や顔の大きさまで変える変態能力 瞬時に髭を生やし、顔面を横断する傷を消す七変化能力 灼熱の溶岩流にI'll be back…し、本当にBackしてくる不死身の身体 何かと黒い噂の絶えない黒龍装備や煌黒龍装備、煉黒龍装備を全身に纏い、平然と生活できる神がかり的な精神力 零距離で起爆した爆弾の爆風を完全に避けきる圧倒的な瞬発力 船の上で寝ながら空中浮遊する byモンハン辞典 こんなん襲うとか無理じゃね……つーか改めて人間じゃない
【94】
※92 そ、それは上位、G級に行けるようなハンター限定だから……
【117】
※92 ゲーム補正抜いたらハンターって一般人よか大分強いってくらいだぞ opムービーとか見りゃわかるがそこまでぶっ飛んだ人外ではないだろ連中
【93】
それは優秀な村ハンターの話 ただのハンターならもう少し弱めのはず…とはいえ小型モンスター程度は軽く仕留める強さだろうが
【95】
一緒に異世界に送られた女ハンターを襲うって事か?
【96】
一緒に召喚された美人がモンハンの地に降り立った瞬間ゴリ顔インスマス面に・・・ さらにまともに喋れずホッハやハァンヘヤ!でしか意思疎通出来ない超コミュ障が自動発動
【97】
降り立った瞬間にブランゴでもいるのか?w
【98】
アルバに乗りとかは、一度してみたい。 バビル2世のロプロスに乗る感じ?
【99】
乗るどころか近づくことすら出来ない諦めろ
【100】
まあ、お前らがアルバ任せられるほどのハンターになれるわけがないしな
【101】
クエスト中に偶然出くわして一瞬で消されるだけの存在
【102】
おまいらクエにすら行けないのにどうやってHR上げんだよ
【103】
よく考えたらこんなポンコツにも程があるハンターを誰が運んでくれるのだろう
【104】
笑顔で運んでくれるよ イイ金づる
【105】
キノコ狩りと鉱石納品だけで終わるハンター人生になりそう
【106】
そしてふと思って挑んだ中型で無事死亡
【107】
ゆうた「キャンパーに僕はなる!」
【108】
はちみつください
【115】
※107 ※108 うん これが一番現実的 そしてハンターからの蹴りを食らって全身複雑骨折よ
【109】
ガンナーだったら普通にやってけるんじゃ 鉱石のみで出来るのもあるし 金はたまらんだろうけど
【114】
※109 クリ距離に立った瞬間腰が抜けて小便もらしてガクブルするのがオチです 諦めなさい
【111】
ガンナーで活動しようとし常に5㌔ぐらいの武器を担ぎ反動小でもライフル並の反動を受けながらモンスターの攻撃を避けリロードし場所によっては不安定な足場で戦えますか? 私には無理です
【116】
頑張って金稼いで猫を雇いニャンターさせるに限る
【118】
小説とかだと装備整った腕のたつハンターのパーティーでも大型相手にしてクエスト失敗してたりするから ゲームで感じるよりハンター業はかなり過酷 ゲームでも怪我してやむを得ず引退したハンターがいたけど 小説だとさらに怪我の後遺症に苦しんでる人もいたし
【119】
村ハンターさんが異常なだけだからな
【120】
そらゲームで使うプレイヤーキャラはある程度補正が必要だからな ノベルだとハンターはグラビの踏みつけで圧死したりイイの一発貰えばそれだけで戦闘不能(ゲームでいう三乙)になるようなレベルだけど そんなんゲームでやったらクソゲーだしな
【121】
小説だと古龍の強過ぎて笑える テオとかドンドルマの街のハンター総動員してその中にかなりの凄腕が複数交じってて バリスタや撃竜槍とかも使っても大苦戦して 決死の策を実行してようやく角折ってギリギリ撃退するのがやっととかなんだぜ? マジでゲームは補正が効きまくってんだなって痛感したわ
【122】
まぁ頑張っても片手でBC隣エリアで採集メインだわ 大型は勿論無理だけどジャギィやら小型の群れに遭遇してもPTじゃないと太刀打ち出来ねーだろ
【123】
他媒体の古龍はやけに強く書かれてるよな 漫画のオラージュでも討伐した者は1人もいないって感じだった
【124】
小説だとウカムとかもヤバかったな G級装備で固めた腕も一流のハンターのパーティーでも撃退がやっとっていう
【126】
ハンター以外の職につくにも常にモンスターの危険が付きまとってんのがなあ ゲームの依頼文とか見る感じしょっちゅうモンスターの被害に遭ってるっぽいし
【127】
一応モンスターがほとんど現れない地域もあるんだっけ? 地球で言うと危険な野性動物がいるのはアフリカとかのジャングルで ほぼいないのが日本やアメリカの都市部、みたいな感じで
【128】
ほとんど現れない地域ってのも現れてしまった時に対処できる人が少なそうで怖いな
【129】
現実社会とモンハン社会とではどっちが精神的にも肉体的にもラクだろう? 現実社会は毎日会社に行っていやなやつと仕事しないと生活できない。 でもモンハン社会ならそういうの気にしないで自分のペースでスキルを磨ける。 だが、野生と同じ弱肉強食の世界だから毎日がサバイバル。生きるか死ぬかの世界。 大型モンスターに襲撃されればあっという間にペチャンコになるし、小型でも肉食だと噛まれると 血が吹き出たり手足ももがれるだろう。 他にも毒や痺れなど特有の武器を持った生物も侮れない。 もし現実社会の人間がモンスターの世界に行って攻撃を食らってもペチャンコにもならず、 腕もちぎれず痛みも感じない体になれるのならモンスタの世界に行きたい。
【130】
※1ちゃんと読め 体のスペックはリアルのままだから 普通に武器持てないし殴られたら死ぬ 踏まれたら潰れて死ぬ こんなナイトメアな世界だけど召喚されたいのか?
【144】
※130 痛覚がないなら行ってもいい
【131】
オトモ雇ってクエ行かせるにしても あいつらへの給料って何なんだろうな アキンドングリ?
【132】
あいつらってペットみたいなもんだと思ってたけど給料いるのか?
【133】
飯と住居と名声じゃね? ○○の所のオトモですって再就職で言えるし
【134】
オトモアイルーに糞、雑魚、ゆうたと陰口叩かれまくって胃に穴があくお前らが見えるよ
【135】
そんな奴は普通に解雇だ
【136】
俺の胃袋はその程度で穴が開くほどヤワじゃないので養って下さいお願いします
【137】
ライトボウガンなら俺らでも扱えそうだけどなぁ ただし歩き速度はヘビィ同じになって反動も抑えられず絶対に最大になりそう
【138】
ライトボウガンでも良いけど重いもの持って移動ってのがまず俺はきついわ 仕事でクーラーの室外機持つけどアレ背負って移動を10分とかバテバテなる
【139】
まず俺の体力で重い装備を着て走り回るのがきつい その上で軽い武器だろうと持ち歩くのは苦難 そうするとアイテムポーチに入れるアイテムもかなり限られるな
【140】
スタミナが最初から赤だろうな 雪山とか火山は入って数分で死ねる
【141】
クエ受注してアイテムボックス漁りリタすれば火山とか凍土ならドリンク手に入るじゃんそれ売って生活しようぜ
【143】
支給リタイアはそのうち支給品返還請求されるだろ
【146】
狩りに生きるのフィールド紹介の地質調査員みたいなのにはなってみたいかな 最近は物運ぶ仕事で結構体力付いてきたからあっちでもっと身体鍛えてフィールド練り歩けるようになってみたい
【147】
3rdで出てきた人だっけ 4でも相変わらずコードネームは無いようで あと2ndGでもフィールド紹介で研究員の女の人が実地調査にいった奴もあったよね フルフルに丸飲みにされたり黒グラビに二匹同時に遭遇したり散々な目に遭ってたけど
【148】
フルフル&グラビとか怖すぎるな
【154】
※148 旧沼地に実地調査に来た時に赤フルに丸飲みにされて 通りがかったハンターが助けてくれた(後に女研究員さんの上司がこっそり護衛として雇ったハンターだったのが分かったけど) 旧火山でグラビ二頭は流石にハンター共々ピンチになってたな 研究員さんの起点でなんとか脱出出来てたけど
【163】
※154 その話に出てきた黒グラビ二頭は確かクエストで相手に出来るんだよね 依頼文に旧火山で実地調査してた研究員とその護衛に付いてたハンターがグラビに襲われて~って書いてあって 旧火山の話に出てきた人達っぽいことが示唆されてる
【149】
モンスターに勝つにしろ負けるにしろ無事には済まないな。 あんな何トンもある山みたいなバケモンと戦って五体満足で生還できる自信がない。 骨折で済めば奇跡的。
【150】
アオアシラぐらいでもグリズリーの倍程度のデカさだし勝ち目ないよね ライトボウガン担げても一発撃ってる間に反動で怯んで殺される
【151】
火山と地底火山、氷海、砂漠は飛行船で降り立つ前にリタイアするわ
【152】
密林とかのフィールドに行くのて 現実でいうアマゾンのジャングルに単身乗り込むようなもんか
【153】
ケルビの角集めて生活しようと思ったけど反撃されて瀕死になりそう
【164】
※153 俺グロ耐性ないからリアルに置き換えて奈良公園で鹿を狩る想像したら無理だわ
【155】
グラビは重そうだしビームあるから絶対に依頼受けたくない 一瞬でも痛いのヤダ
【159】
※155 小説版だと踏み潰されて圧死したハンターとかいたなぁ・・・ アーヤダヤダ
【156】
あのビーム肩に擦りでもしたら肩が一瞬で溶かされるんだろうなぁ それで泣き喚いてる間に踏み潰されて死ぬ
【157】
これって3乙しても大丈夫なのかな?
【158】
死の恐怖を3回も我慢出来るなら……
【160】
潰されてからキャンプに運ばれるまでに修復されてるのかな
【161】
俺、昨日 ケルビと殺し合いの喧嘩してよォ って自慢しそう。
【162】
オルタロスの腹から熟成キノコ採って涙目になった自慢もありそう
【165】
ガンナー一択 剣士武器とか自殺行為
復刻 ハンター大全 (カプコンファミ通) [単行本]
王立古生物書士隊
KADOKAWA/エンターブレイン
2014-07-31
【関連記事】
【MH】生態ムービーをまとめてみた。 : 【MHXX】モンハンダブルクロス攻略 ...
【MH】たんたんとモンスターの生態の動画を俺が貼っていく : 【MHXX ...
【MH10周年】新しく追加されたモンスター図鑑が一部、生態ムービーもみれ ...
【MHS】モンハンストーリーズは、モンスターの生態系についても描く予定 ...
【MHST】レウスって生態ムービーでは産まれた当時は黒っぽかった気が ...
【MH4】いくら人間に迷惑をかけるとは言え、あんなにモンスターを狩りまくっ ...
続きを読む http://ift.tt/2o1GRlr
0 notes