#最後の楽しみで1つずつ残してたから途中で勝手に焼いてあげて焼けって言ったじゃんと言ってやろうかと思った
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本来は親友に向けたマンションリフォームのアドバイスだが、LINEで送るには長すぎるので、増田の日記として公にさらしてみる。ブコメやトラバで有用な反論が得られるかもしれない。祝1000user超え。いろんな意見が聞けて楽しい。おそうじ浴槽がみんなに届いてうれしい。祝2000user超え。自分の知識がみんなの役に立ったようでうれしい。はてブ愛してる。増田は建築士としてそれなりに経験値はあるが、住まいのあり方や価値観は本当に多様なので、N=1の意見として参照するぐらいがちょうどよい。大前提適切な断熱壁と二重ガラス樹脂サッシが装備されていること。それがない建築が許されるのは安藤忠雄だけ。既存のサッシが交換できないならインプラスなどの内窓をいれればよし。風呂編おそうじ浴槽!これが言いたくてこの長い日記を書いているといっても過言ではない。google:image:おそうじ浴槽 他の設備投資を削ってでもこれを装備してほしい。日々の家事から風呂そうじを排除できるのでオススメ。じゃあ何を削ればいいかというと、、、鏡→いらない。水アカ掃除の手間を増やすだけ。化粧棚→いらない。必���に応じて山崎実業のマグネット収納をつかえばよい。浴室乾燥機→いらない。アイリスオーヤマの除湿器で代用できる。風呂の入り口付近にコンセントを用意しておく。上下するシャワーフック→これはいる。が、山崎実業のマグネットフックで代用可能。風呂のサイズは1620か1616にする。この2つは浴槽が1.6mあるから足を伸ばせる。そのほかの1416とか1418 etcは浴槽が1.4mになってしまう。ただし1616は一般に住宅用しかない。なぜか1620はマンション用もある。住宅用とマンション用の違いは施工に必要な天井の高さ(これショールームのスタッフすら知らなかったりする)。マンション用のほうが必要高が低いので、排水の勾配など制約の多いマンションでも施工できる。逆に言えばその制約さえクリアできれば住宅用をマンションに施工することも可能。最近は1616でもマンション用があるとのこと。TOTOは1717というさらに浴槽が大きいやつもあるらしい。トラバ感謝。なお換気扇は選べるならパナソニック製をオススメする。パナソニック以外は換気扇の羽を外すことができない。それでお前は何にしたノーリツのユニットバス1616。標準でおそうじ浴槽がついてくる。なぜならおそうじ浴槽はノーリツの特許だから。だがコスパが高すぎて儲からなかったのかノーリツはユニットバス事業から撤退してしまった。。。床編なぜか無垢フローリングにあこがれる人が多いが、高いし隙間が空くしメンテも大変で何がいいのかさっぱりわからん。オススメは厚突きフローリング。無垢の質感とべニヤの寸法安定性を両立している。薄い突板のフローリングは偽物感がすごいので、だったら偽物でいい。マンションだと防音フローリングといってふにゃふにゃのフローリングを勧めてくる工務店がいるが、これは工務店の施工が楽になる建材でユーザーにメリットはない。下地側で防音は確保できる。仕上げの塗装ウレタン塗装やUV塗装は強靭で水を放置しても浸透しない。ただし傷ついたときの補修はプロに依頼しないといけない。自然ワックス仕上げは質感に優れるが、醤油をこぼしたのを一晩放置すると浸透してシミになる。数年おきに塗り直しが必要だが自分でDIYできる。どっちが良いかはお好みで。それでお前は何にしたニッシンイクス150mmオーク自然オイル仕上げ/30度ナナメ貼り。複合オーク150幅 | 無垢・複合フローリング・不燃ボード|NISSIN EX.本当はヘリンボーンにしたかったがめっちゃ高いのでナナメ張り。床暖房温水式にしよう。電気式は暖まるまでの時間がかかりすぎて実用的でない。壁や天井の仕上げ天井躯体あらわし!中古マンションでなければできない仕上げ!天井は水漏れでカビてなければそのままつかえるはず。ぜひやろう。壁壁面は大抵のマンションで解体後にGLボンドという接着剤が盛大に残るので、上から塗装するかそのままにするかを判断する必要がある。google:image:GLボンド 撤去 マンションリフォームの事例集で綺麗なコンクリート壁がでてくる場合があるが、あれはもう一回壁を仕上げなおしている。余談だが世の中のほとんどのコンクリート打ちっぱなしの建築は、コンクリの上から打ちっぱなし風の塗装をしている(安藤忠雄のように本物のコンクリートで打ちっぱなしを仕上げるのはものすごく難しい)。一般人はその塗装をみて「やっぱコンクリート打ちっぱなしはかっこいいねー」と言っている。それは塗装だ。たまに「コンクリート打ちっぱなしって寒くないの?」と聞かれるが、それは断熱が入っていない建築をイメージしているから。なので安藤忠雄の住宅は夏暑いし冬寒い。なお忠雄本人はタワマンに住んでいる。マンションの場合、隣や上階に部屋があればそこが断熱として効くので打ちっぱなしでも大丈夫。ただし床は例外。熱伝導率が高いので皮膚が触れたときに同じ温度でもコンクリートやタイルのほうが冷たく感じる。それでお前は何にした壁面はGLボンド撤去の上、塗装。一部モルタル塗り直し。一般の壁はAEP塗装の白マット仕上げ。寝室とクローゼットはモイスという調湿建材。壁紙はきらいなので未使用。キッチン食洗器海外勢のデカイ食洗器をいれよう。パナソニックのビルトインは買ってはいけない。あれは卓上タイプよりも食器が入らない。海外食洗器をキッチンをいれるときは、床から天板の下端までの高さに注意してほしい。日本だとミーレがデカい顔をしてぼったくり価格で売っているが、これは高さが80cmでギリギリ日本の一般的なシステムキッチンに入る寸法だからだ。AEGやボッシュは82cm以上を要求するので、日本の一般的な85cmの高さのカウンターだと入らないことが多い。逆に言えばとにかく下を82cm確保すればどのメーカーでも入る。AEGはカゴがリフトアップする。ボッシュは耐久性が高い。ガゲナウはボッシュの見た目をかっこよくしただけ。IKEAはAEGのリフトアップを削除した廉価版。ミーレはぼったくり(2回目)。ガスorIH中華料理命!でなければIHをオススメする。加熱時に上昇気流が発生しないから油が飛び散りにくいし、使っていないときはフラットだからほかの用途に使える。勝間和代氏はIHのガラスの上でうどんこねてた。それでお前は何にしたコスト削減のためシステムキッチンは購入せず、天板だけ買って大工さんに施工してもらった。天板の下は無印の収納を突っ込んでいる。これで百万ぐらいコスト削減。天板はシゲル工業で作ってもらった。スクエアシンクって手で溶接するからめっちゃ高いんだけど、ここはプレス品だから安い。スクエアシンク | ステンレスワークトップとキッチンシンク製造のシゲル工業その他に検討したのはキッチンハウスのグラフテクト。今でもグラフテクトはアリだと思っている。GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン水栓はLIXILのナビッシュA6。濡れた手で触らないので、水栓周りがよごれにくい。https://www.lixil.co.jp/lineup/faucet/navish/換気扇はパナのDEシリーズかフジオーにしよう。メンテがしやすい。パナはDWという10年掃除不要と謳っている製品を推しているが、あれは代わりに一切のメンテができず、10年で本体交換を必要とする地雷。IHもパナ。グリルまでIHにしている唯一のメーカー。このグリルが優秀で、オーブン代わりになるし、パンもおいしく焼ける。おかげでヘルシオとバルミューダトースターが不要になった。洗面台水栓は垂直面から生えたやつにすべし。立ち水栓は根本が汚れる。ダブルボウルは便利だが、なくてもなんとかなる。それでお前はLIXILのYL-537を2台設置。洗面台と水栓が一体型で、かつ壁から水栓が生えている。本来は公共施設用のものなので耐久性が高い。それでいてシステム洗面台より安い。いいことづくめ。唯一の弱点は排水トラップが真下に生えるから下の収納に制約がでる。脱衣所にガスコンセントを引いておくと、ガスファンヒーターで冬の風呂上がりの寒さや洗面所の足元の冷えを解消できる。乾太くんやガス炊飯器もそうだが現代のガス機器は優秀なのにマイナーなのでもっと評価されるべき。トイレ安さに惹かれてパナのアラウーノにしたが、失敗した。パナはアラウーノの素材のことを「有機ガラス系新素材」とか言っているが、これは単なるプラスチック。普段は自慢の泡洗浄で汚れを防いているが、一度洗剤が切れると陶器の数倍の速さで汚れる。しかも洗剤の消費ペースが早く毎月補充が必要。めんどい。やはりトイレはTOTOにすべきだった。パナは商品設計はとても誠実なのに、どこかに弱点があると言葉のあやでごまかそうとするのがムカつく。パナソニックが聞きなれない単語を使い始めたら要注意だ!手洗い器は洗面所と同じで、垂直面から水栓が生えているやつにしよう。その点でサンワカンパニーはダメ。あいつらインスタ映えすることばっかり一所���命でメンテのことを忘れてる。照明調光可能な照明を入れる人類は太陽の動きと連動して暮らす生活を何万年と続けてきたので、極力それに合わせた照明を計画するのが基本。究極は「日が沈んだら寝る」だが、現代人には無理ゲーなので「夕日が沈むのを遅らせる」のを目的とする。なのでだんだん暗くできる調光可能な照明をいれる。夕日の代わりなので暖色にする。色温度が変わる機能は不要。増田は風呂や納屋も含めて調光可能にした。深夜になにかを思い出して、納屋やトイレに行ったときにバチっと全開でライトが付くのは不快だ。パナソニックがまさにそういった夜間だけ暗くなる人感センサースイッチを出している。[トイレ壁取付]かってにスイッチ(換気扇連動・ほんのり点灯モード対応) | アドバンスシリーズ | スイッチ・コンセント(配線器具) | Panasonicタスク&アンビエント聞きなれない言葉かもしれない。これはタスク=作業場所とアンビエント=環境照明は別々に計画しましょうということだ。真っ暗な部屋でスマホライトをを下向きにすれば手元が照らされ、上向きにすれば部屋がぼんやり照らされる。照明は向きによって機能が変わる。食卓やキッチンなど何かしらの作業が発生する場所には下向きのライトで必要な明るさ確保、それだけでは全体が暗いので、上向きの間接照明で明るさを補うといい感じになる。食卓の上にペンダントライトを吊るのはタスクライトのためであってオシャレのためではない。この「何かしらの作業が発生する場所」はライフステージの中で結構変動するので、照明の位置や向き、数を可変できる「照明ダクト+スポットライト」が増田のオススメ。白くて丸いシーリングライトは、タスクに必要な明るさを確保しようとするとアンビエントまで過剰に明るくなる。すると眼の光彩が絞られて手元が暗く感じる→さらに明るいシーリングライトを買ってきて・・・の無限ループに陥る。親のいる実家がどんどん明るくなるのはそのせい。シーリングライトは法律で販売禁止にすべき。それでお前は何にしたタスクライト→天井に配線ダクトをつけまくり、MAXRAYのレトロフィットスポットライトMS10481-44にウシオ電機のCシリーズの電球。 LDR6/5 E11 φ65 ロング(スポットライト) | 照明器具のマックスレイ | ウシオライティング(製品サイト) 信頼できるメーカーで調光可能で演色性が高くてそれなりに安いとなるとこのへんになる。ウシオ電機は一般にはあまり知られていないかもしれないが、建築業界ではとても有名な照明メーカー。器具自体はデザインでお好きにどうぞ。よく「LEDは10年もつぞ」と言われるが、その前に5年ぐらいで制御基板が壊れるので灯数が多い器具は電球��分離できるやつにしておいたほうがいい。アンビエント→リビングはコイズミの棚上照明。商品名の通り壁面収納の上を間接照明にして天井を照らしている。Shelf’s Compact Line|シェルフズコンパクトライン|コイズミ照明株式会社寝室は壁面にパナのホームアーキの壁面ブラケット。天井には照明無し。HomeArchi���ホームアーキ)|ブラケット|住宅用照明器具 | Panasonicスイッチ基本スイッチはすべてパナのリンクプラスで遠隔操作可能にした。正直高くついたしアプリは超クソだが、PSEを遵守したなかで選ぶとパナしかない。Philips Hueなどのスマート電球でリンクプラスの代用とすることも可能だが灯数が多いときはあまりオススメしない。演色性が低いのと基盤がすぐ壊れる。アプリはクソなので(2回目)、これらをArduino+Homebridgeで自動制御しているが、詳細を書くとこの日記が3倍に膨れ上がってしまうので、そのうちQiitaにでも書く。なお照明は製品設計としてそれなりに奥が深いので(インバーター周波数とか演色性とかカンデラとルクスとルーメンの違いetc)なるだけパナか照明専業メーカーのものを使おう。安いからってアイリスオーヤマとか買っちゃダメ![B! 家電] ブログ アイリスオーヤマのLEDシーリングライトのチラツキが酷いパナのアプリがクソで思い出した。パナソニックの玄関ドアホン、これもアプリも超クソだった。ピンポーンとなってからスマホで出るまでに30秒はかかる。 30秒もまたせたら相手は留守だとおもって立ち去ってしまう。それじゃあ、と思ってアイホン、Google Nest、Alexa Ring、も買ったが同様に遅延がひどい。どうしろと!!→結果、Aqara G4でなんとかジプシーを卒業できた。今んとこまともに機能するスマホドアホンはこれだけかも。安藤忠雄は好きです。
マンションリフォーム虎の巻
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木炭と没食子インクと羽ペンとフィキサチーフを作るワークショップ
時は2025年5月のゴールデンウィーク。 以前、奥深い洋画材の世界という実に大変面白すぎる展示をされていたギャラリー・エスパス・ラポルトさんで、今度は古典的石膏デッサンとその画材展を開催し、そのワークショップとして「作って試そう!木炭・インク・フェキサチーフ」を開催するというので参加してみました。 その備忘録です。
正直、4種類も画材作るのって欲張りすぎない!!??って思ったけれども、ちゃんとできました! ただ、ワークショップの時系列のまま記事を書くとカオスになりそうなので、画材ごとに分けてざっくり体験記録として残しておきます。
1.木炭作り
今回使うものはブドウとホオの木。 木炭に使われる木の説明も色々ありましたが、デッサンとか常に放棄してるし、木炭は高校の時に1回使ったっきりの自分がこのワークショップに参加して良かったのかなぁ……とか、きっと他の人は美術の道を歩んでる人達なんだろうなぁ……とかちょっと気が引けてたりしてソワソワしたりして話に集中出来なかったのは内緒である。
とりあえず、なんでブドウの木がよく使われるのかは成る程納得した。
と言うわけでブドウ。 焼く前のブドウの枝とか、ホオノキの枝の写真を撮り忘れました。


左は表面の皮を剥く前。 右は表面の皮を軽く剥いた後。 こちらは比較的簡単に剥けました。

こちらはホオ。 ものすごく柔らかい鉛筆削りのような、ゴボウのささがきのようなそんな気持ち。 ほぉ……ってダジャレを何度も脳内で繰り返していた模様。 ほぉほぉ。

缶缶に詰めます。 本当は縦に、みっちり詰めた方が良いらしいのですが、今回のワークショップの人数的にこんな感じに。


焼きます。 缶のロットにばらつきがあるのか、蓋が開きそうになったり(本来は針金とかで縛っておくと良い)、巡回パトカーがやってきて怪しまれたらどうしよう!とか、外人さんからこの集団は何だ!?って見られたり、参加者たちでわいわいしながら焼きました。

こちらはホオ。 ちょっとヤニが出たそうです。 ブドウは生焼けの写真しかなかったのでカット。😢

できたものをデッサン紙に描いてみました。 しっかり描けて嬉しい。
今回は焼く温度やその他いろいろの条件で柔らかめの木炭になったので、うっかり折れてしまいましたが、楽しかったです。 (なお、反射的に半紙みたいにつるっとした方に描いてしまったが、デッサン紙は紙目がある方が表だった😇)
2.フィキサチーフ作り
今回は、シェラックを使ったフィキサチーフを作りました。 と言いたいところですが、ほぼ見てるだけで終了です🤣

こちらがシェラック。 こちらをアルコールに溶かすだけ!簡単!
まぁ我が輩、お酒飲めないし、消毒液の臭いだけで無理なか弱い人間ですので、地味に難易度高いんですけどね😭 (アンモニアの臭いは良いのに、アルコールは��目なんだね……)
ですが、今回のワークショップの一番最初に溶かす作業に入ったのに、最後まで溶け切りませんでした!😂 (ちなみに全員分を一括で作ってます。なので自分はただみてるだけ)
このワニスの良いところは、アルコールなのですぐに揮発するので、重ね塗りしやすいところだそうです。 フィキサチーフとしてだけでなく、DIYにも良いとのこと。 その代わり、油彩画には使えないそう。
アルコール苦手ではあるものの、スプレー缶が苦手(捨てるとき困るし、真夏に暑すぎて爆発したらどうしようとか確率の低い心配をしている)な自分としては、このフィキサチーフの方が安心安全である。 アルコールは化粧品用のがちょうどあるし。
で、この溶かしてできたフィキサチーフを霧吹きで木炭画とかに吹きかけるわけですが、画像がなくてごめんなさい。 (自分のモノは写真に撮れないし、他人を勝手に取るのもアレだし)
代わりにこちら。

右の金属の謎のL字型の棒。 コレが霧吹きです。 なんか思ってたのと違うって? 画材の霧吹きと言えばコレデショ???(すっとぼけ)
2つあるのは、片方は手持ちのもの(ホルベイン) 上にある、吹き口が黒くなっているものが今回ワークショップのお土産品です。 買うとき1,000円くらいした気がしてたけど、いま世界堂のページ見てたら500円くらいだったorz
使い方はホルベインのサイト見てくだせぇ。
で、上の写真の話に戻そう。 フィキサチーフは色が付かないし、お持ち帰りはなかったので、普通に水彩で霧吹きしてみました。
こんな感じに定着する、と思っていただければ。 (なんとなくお土産の方が綺麗に広がってる)
水彩のラメとか、仕上げの色鉛筆とかパステル使うときにちょっと試してみたいかもですね。 このフィキサチーフ。
3.没食子インク作り

今回一番楽しみにしていた没食子インク作りです。 この写真の丸いものが没食子。
作り方は簡単! ・没食子(虫こぶ)を砕く! ・砕いたものを水で煮る ・スチールウールをお酢に漬けて媒染液を作る ・煮た没食子を漉して、媒染液を垂らす ・粘度調整用にアラビアゴム溶液をちょっと入れる はい完成!
道具と材料があればね、簡単だけどね、用意するのがね、っていうやつ。

と言うわけで、こちら先ずは砕きます! ハンマーでえいや!と。ストレス発散!


ハンマーで砕いたものを乳鉢でさらに細かく。

煮ます。 一番手前が我が輩のもの。 ちなみに、この容器はステンレス。 大抵の金属はタンニンが反応してしまうので、ホーローとかガラスとかステンレスでないと駄目です。

しばらく煮て冷ましたら、お茶パックで漉していきます。

ちなみにこちら、アラビアゴム溶液作り。 アラビアゴムは水に溶けるのですが、少し時間がかかるので、温めて溶かすのですが、今思うと、自分でアラビアゴム溶液作る時って、絶対直火は使わなくて湯煎にするんですよね…………
何が言いたいかというと、焦げました😂
アラビアゴム、直火駄目、絶対!
アラビアゴム使うって教えてくれれば、手持ちの粉末持っていったのに。 (今回使用したものはザラメタイプでした)


気を取り直してスチールウールに酢酸投入! しばらくするとシュワシュワしてきます。

こうして材料ができました!
後はこの没食子の液体に、媒染液を垂らしていきます。

媒染液を垂らしてゆらゆら揺らしてしばらくしたら黒っぽくなりました。

瓶に詰めて完成!
4.羽ペン作り

今回はダチョウの羽だそうです。 (ちなみに右上の紫がかった線とかが没食子インクを羽ペンで試し書きしたもの)
はい、羽の下の方をむしって、根っこを炙って先っちょをナイフで切って羽管完成!
って言いたいところだけど、炙るの怖いのでスルー。 綺麗に切れないし、難しい!
切り方はもはやそれっぽくな��ばいいやの精神で切ってました🤣 一応、ぱっと見た感じはチェンニーニのやり方とほとんど変わらなそうでした。
ちなみに、なんでワークショップに羽ペン作りが入っているかとい���と、没食子インクは金属のペン先が使えないので没食子インク用として用意されたのですが、何ならガラスペンや割り箸ペンでも良いとのこと。
以上、ワークショップの思い出でした。 木炭作りは(アレやコレやで)思った以上に楽しかったし、没食子インク手作りできて嬉しいし、シェラックを使ったフィキサチーフは今後自分でも何か使えそうな気がしてきたし、非常に思い出に残るワークショップでした。 講師の鳥越さん、松川さん、そしてギャラリーオーナーの佐藤さん、ありがとうございました!
途中、お隣の駄菓子屋さん開けていただいて、麩菓子食べたりしたのも楽しい思い出。 久しぶりに食べた麩菓子はうまし。 川越生まれの血が麩菓子を求めるのだ……(←関係ない)
余談。 ワークショップ終了後、クサカベ2025アキーラ展限定色のきっかわさん絡みの色、鳥越さん、松川さんに興味持っていただいてわいわいやってましたが、伊研の木炭色、なんの木炭なのかに疑問が行くのが流石だなぁ!って思っちゃいました。
自分は普通に折れちゃったものとか、品質は良いけど木炭としては売れないもののごちゃ混ぜ品かなーとか適当な事思ってしまいました。 でも、伊研の商品に、柳の炭精粉ってのがあるっぽいので、案外柳だったりして。
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SKS ZIGZAG 天ト地 プレライブ2024/11/12 @Zepp Haneda

天-ama-:幕開け
イントロが無くて突然ボーカルだから爆発力凄かった
しかし天のギターリフ本当好き、良すぎ
来年の神リフBest100にランクインさせよう
天-ama-って歌詞はなんか「静」だけどLIVEで聴くとバックが超爆音でグルービーで「動」だなあと実感
もはや「激動」
途中から、ウウウなんか棒立ちキツイ、、音が良い、、動きたいよ、、という気持ちに
でも一曲目だから大人しくした
その代わりじっくり聴き込めたのは良かった
ステージの上でリズム隊2人が音に身を任せてめちゃくちゃ動いてたのが印象的
うらやまぴい
バリネギ:発狂
踊り狂うみこと
シャキシャキ~のところは絶対ツイストしよ🥨と思ってたら案の定ツイストしてて解釈一致~って勝手に思ってた
やっぱり信頼関係は小さな解釈一致の積み重ねで強くなっていくよね
踊り狂わされてて全然命様をしっかり見る暇なかった
本当に本当に本当に命様笑顔前回で楽しそうで、「美しい魂」とかいうちょっとスピった概念を理解できたような気持ちになった、、これ今、魂美しいよね?
7~8回やったかな、、多��ぎて覚えてない
途中で脱落者出てたって聞いて笑ったw
分かる、マジで部活終わりと同じ疲れ
でも私バリネギ大好き芸人だからマジで楽しかった、あと10回はできる
バリネギは誰が最後まで踊ってられんのかバトルロワイヤルなので「疲れた」「飽きた」は通用しないってことなんだよね
それで、最後に残った一人が次回のゲームマスターになるんだよね
兎Girl:呼吸困難
マジのマジに好きすぎて私が唯一棒立ちになってしまう曲こと、コレ
当初Rabbit girlがLove is gone...に空耳して、あー失恋ソングねと思っていた曲こと、コレ
らーららーらーらー部分
「お客さんにマイク向けて歌ってもらいやすいところやん、なんで今までやらなかったんやろ、次からやるしかない」とか言ってた気がする
でも私は兎Girlの時それどころじゃないので・・・(棒立ち涙目お祈りポーズ)
振り・発声の余裕が全くないほどステージガン見して聴き入っているから
ましてやシンガロンなんて、、
がんばります
ケメコのなんとか:♡
正直ここだけ聞くために金積んでも良いと思えるくらい良かった
スポットライトに1人照らされて
ゆっくり「すき....」って歌うとこ激ヤバすぎる
なんかどういう気持ちで聴けば良いか分からなくなって照れた
「.....すき♩」 ←ひらがな発音
・・・不意打ち可愛いすぎてヒイってなった
あとこの時謎にドヤ顔だった気がするんだけど、今どういう気持ち?って感じだった
普通に渋い(しびい)フォークソング来ると思ってたけどなんか
どういうこと?・・・ときめき、オッケー?
きちゅね:放心状態
ウワア、、、
問題のきちゅね
3番のBメロの命様がヘドバンする箇所で
・・・!?
この距離ならどう考えても顔ガン見した方が良いか
目に焼き付けた方がいいか
コンマ何秒かで必死に考えて
やっぱり
サボって顔面凝視してるとなんか怒られそうだったから頭を振りきった
ヤバすぎ
サイケデリック体験だった
終わって今バッド入ってる
思い出すと微妙に吐きそう・・・リアルに3日くらい寝込み案件
あとは、近くで見ると結構普通にMassiveでひれ伏した(骨格がデカいという意味)
肉体に加えて精神的にも存在感がマウントフジくらいあるもんね
華奢とかギャルとか思っててごめんなさい
その他:
◆1曲目終わった後のりゅうや
指盤の滑り良くするグリースのスプレーみたいなんをシューーってしてて、そしたら暗転してるせいもあってそのスプレーがスモークみたいにモワワンと広がって
闇の中でりゅうやが浮かび上がってた
※イメージ
ただの作業でこんなカッコいい風になる?普通??笑
𝓹𝓻𝓮𝓽𝓽𝔂 𝓼𝓪𝓿𝓪𝓰𝓮過ぎる
ほんで、その龍矢がシューてしたスプレーの靄が何故か客席の方にスーッと流れてって多分最前の人が綺麗に全部吸い取りました
あと、エフェクターの扱いに見惚れてしまった
つま先でパンっと何か金属の板みたいなんを小慣れた様子で跳ね上げてた
ウオオオ
カッコいいーーー仕事人のりゅうや
あんまり足元work見る機会無いからなんか新鮮だった
◆確か、最高だZ終わりの命様
ギタースタンドの裏にずっと隠れてスタンバイしてるスタッフさんが一人いたんだけど、影丸、龍矢にZポーズ打ちに行く流れでそのスタッフさんの近くまで行って「ゼ~~ット」ってZポーズ打ちに行っててウケた
優しい&かわいい
ラブ&ピース
本当にさ・・・文化祭くらい自由やん可愛い(涙目)
あと何がウケるって、多分客席からはそこにスタッフさん居るの見えてないからステージ奥の虚空に向かって命様がZ打ちに行ってるみたいな感じになってるのウケた
龍矢も爆笑してた
龍矢をあそこまでニコニコさせられるの命様だけ
大マウント
微笑ましいーーー
◆全体的に、命様
今に始まったことじゃないけど
命様の笑い方が終始「ニャーッハッハッハ」でマジで元気でる
にゃんちゅうみたいで可愛い
生で聴くと本当に元気出る
自信を持っておすすめできます
◆影丸ドラムソロ
4拍子のバスドラ響き渡る中
休・休・休・clap!
休・休・休・clap!
をやれと言われ、言われるがままに
で、そのまま影丸がドラムをズンタン!ズンタン!って叩き始めるんだけど綺麗に4拍目のclap!の所で音がフッと消えてウチらの手拍子だけが会場に鳴り響く!
何それーーーそんなんできんのーーすごいーーー涙
その後、4拍子じゃない、なんかパンピには絶対分からんような変拍子になっていき・・・
段々みんな混乱してついて行けなくなって笑(これは想定内)客席もウフフアハハって感じになって会場沸いてる、、すご、、職人すぎ、、オチまで用意してるなんて、、
というか、一言もしゃべらず手振りと音だけでデケー会場の人全員に指示出して動かせるのシンプルにすごい
かげまうすごい
すごいしか言ってない
-おわり-
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初めてのロックフェスティバル
ROCK IN JAPAN FES.当日の記録。
これまでのいきさつ→フェスへの道① ② ③
前日夕方に土浦に入って泊まって、ホテルで飲んだ茨城の地酒。「娘」という字が入っているという理由だけでこれを選んだわけだが、好みの味でおいしかった。

翌朝。
予定より1時間以上前に目が覚めてしまったがすることもないので早めに行くことにする。ホテルの朝食会場や駅で同志を見かけた。土浦から勝田までは常磐線で1時間くらい。
基本的に同じ場所へ向かう人ばかりなので、乗り降りはほぼない。あっても水戸で少しだけ、って感じ。椅子は埋まっているんだけど、立っている人はまばら。そのくらいの混雑率だった。
勝田駅に到着。ホームから改札への階段がちょっと渋滞、改札も渋滞。だけどそこまで時間はかからず離脱。誘導のスタッフも沢山いて、わかりやすい。
まずはバスの切符を買う。結構並んでいるようだけど、どんどん列が進んでいく。現金のみ、往復850円。硬券みたいなのを2枚くれて、往復の区別はないのでどちらか一枚を乗り場の係員に手渡せばいいだけ。帰りの分をなくさないように注意。
バス乗り場までの導線には横断歩道もあるが安全に誘導され、バスは次々続々やってきては出発していく。勝田駅に着いてから乗ったバスが出発するまで20分、勝田駅から会場までは10分だった。想像以上に早い。
入場ゲート。でかい!


このゲート下で簡単な手荷物検査をして、その先でチケットを見せてリストバンドをもらう。リストバンドはもらったら自分でつける。他に配布品はなし。
リストバンドは一度締めたら手でゆるめることはできず、自分は記念に取っておきたいと思って、帰宅後にギター弦交換用のニッパーで留め具を切断した。
入場したら右へ進んでいく。観覧車のある方から行った。愛読書「Homare」に登場する、あの、観覧車である。
橋のところでリストバンドチェックがあって、そしたらいよいよメインのエリア。バスを降りてから15分くらいかかったかな。歩く距離は長いけど、行列することもなくスムーズに移動できた。
これがグラスステージ。まだ人は少ない。

それなりに雨。
椅子を持参していたので、椅子エリアに向かう。拠点を作れば疲れ果てても大丈夫。音は聞こえるから、のんびりと座って音楽に浸れる。アルコールが入る可能性が高いので、多少ぼんやりしていてもわかりやすいようにと、看板を目印にできる位置に陣取った。
バスを降りてから20分で拠点設営完了。クロムレイリーさんのライブをここから見ていたが、10代にしてあれは末恐ろしいな… 堂々としているし演奏も上手いし、これはすごいものを見てしまったかもしれない。今後注目しておきたい。
その後、あてもなくそこらへんを歩く。今飲み食いすることもないなーと思い、土浦で買っておいたお菓子を食べ、例のブルーベリーサプリを流し込む。
出番30分前くらいに前方エリアに入場。指定の画面を係員に見せたら係員が操作してくれて、ノリよく送り出してくれる。入ったら区画ごとに番号が割り振られているので、自分の場所を探すだけ。
視界良好!!!区画もわりと広め。

前方エリアって40列くらいまであるらしくて、普段ツアーで使うホールだと40列って遠い!って思うでしょう。でも、グラスステージは違う。33列だったんだけど、案外よく見える。ステージとの距離もそう遠くないし、ステージ自体が高い。たまたまど真ん中引き当てたのもあるかもしれないし、前に圧倒的に大きい人が来なかった幸運もあったかもしれない。けど、とても見やすかった。双眼鏡を持ってくれば良かったなんて思わなかった。
前説で「モーニング娘。に出てもらうなら蘇我じゃなくてひたちなか!」「ロッキンといえばハム焼き、ハム焼きといえばげったー!」「サザンも最後、石田亜佑美も最後のロッキン!」と言われて盛り上がるヲタク。
アルミ+メンカラ衣装は王道。午前中から合法的にアルコール含んでモーニングさんを見られる。これは踊り狂うしかない!!!でしょう。ほまたんめちゃくちゃ気合い入っていたし、水分補給煽り良かった。けど、脚が見える衣装ならもっと良かった。
最高すぎ…!!!
01. みかん(23 Ver.) 02. 浪漫 〜MY DEAR BOY〜(23 Ver.) 03. HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~ 04. One・Two・Three(23 Ver.) 05. ハッピーサマーウェディング(23 Ver.) 06. LOVEマシーン(updated 23 Ver.) 07. 勇敢なダンス 08. 恋愛レボリューション21(updated 23 Ver.) 09. 泡沫サタデーナイト! 10. 恋愛Destiny〜本音を論じたい〜 11. わがまま 気のまま 愛のジョーク(23 Ver.) 12. ここにいるぜぇ!(23 Ver.)
最KIYOUやらないんだね。フードをかぶって出てくる'19を踏襲する出だし。新旧定番曲で攻める形。締めがここにいるぜぇってのも最高だ。
実は津野米咲のヲタクというか信者でもあるので、ここで泡沫を聞けてよかった。津野さん、生きていたらこのステージに立っていてもおかしくなかったと信じてやまないよ。悔しかろうと見上げた空からは、雨。
北川雨女説というのがあるらしく、この日の泡沫はDJ北川。なるほどね。まあ自分は元々は超雨女として名高い矢島舞美のヲタクなので、このくらいはまったく問題ない。
コンパクトなポンチョはとても便利だったけど、ほぼ半袖なので、腕が濡れた。だけど使い捨てだし100円なので十分すぎるくらい。コンパクトになるし天候が読めない&荷物減らしたい時はありがたいアイテムだ。会場でもレインウェアを売っているとアナウンスがあった(500円と言っていたと思う)ので、いざという時は何も持っていなくても大丈夫。
石田さん最後のロッキン、この場にかける思いが伝わるパフォーマンス。グラスステージの幕開けにふさわしい着火力と呼応するヲタクの熱量は雨をもはねのける。
これだよこれ、これ、これ。こういうのが楽しいから現場行くんだよ。節目の現場にいたとか良い席で見たとかそういうのよりも、ずっと印象に残るのって、こういう熱量のある現場なんだよ。 春の新潟夜も人数のわりに…って言われた後に大盛り上がりだった。今年はなんだかとても楽しい。石田ラストイヤーにふさわしい…のかな?それはこの秋ツアー次第。
話をひたちなかに戻そう。
終わったらそのままだらだらと解散、散らばってゆく。散りながらむすーめさいこう、する。1ステージのみで転換にかける時間があるので、急かされるようなことはない。
そのあとトイレに寄って、ハム焼に並んだ。ここでちょっとトイレと電波のことを書いておこうか。
トイレは元々公園に設置されているものもあるし、仮設トイレも各所に沢山あった。待ち時間はほぼなし、場所とタイミングによるけど自分が使った限りでは2,3分以上待つということはなかった。
電波は届くけど混雑していて繋がりにくい。所々あるWi-Fiエリアに行くとしっかりと繋がる。Wi-Fiに繋げなくても決済に支障が出ることはなかった。
チケット提示のために必須なJ FESアプリは必須だから入れるけど、入れておいて損はないというか、むしろ入れるべきというか、とにかくとても便利だった。タイムテーブル(今どのへんか表示される)、出店情報、位置情報の出る地図等を見られるほか、気になることがあったら運営側にそれを伝えられるような機能もある。Wi-Fiエリア外、通常の通信が微妙な場所でもしっかりと繋がった。優秀すぎる。
ハム焼列に戻って。
あの前説があって娘。直後だったせいか、列は娘。ヲタだらけだった。自分が並んだ時はまだ良い方で、途中から列がどんどん伸びていき、そのうち120分待ちになっていた。

ハム焼っていうのは要するにハムを焼いただけだろうって思っていたけど、ただ焼いてこうなるわけがない。食べればわかる。炭火感あふれる香ばしさ、絶妙なスパイスや塩加減、噛みごたえのある肉質とほどよい脂身。こりゃ旨いわ。
前に昭和記念公園で見かけた時(17期加入前)はおいしそうだなと思いつつスルーしたけどこんなに旨いものだったとは。そもそも���元々のハムがかなりおいしいのではないかと思う。

アルミホイルに包んでくれるので、椅子に戻ってもあったかくておいしい。まじで旨い。確かに味は濃いが動き回った後にビールと共に喰らうには最高ではないか。
ハム焼き待ち中に咲いていた黄色い花。色的にはデイジー、だけど秋桜っぽい。

並んでいる時に前にいた娘。ヲタとちょっとしゃべった。ファイターズ生田タオルを落としたので拾った、それがきっかけで。 生田ヲタと羽賀ヲタの2人組。自分がほまれタオル持っていたのに気づいたねちんヲタさんがほまれ水分補給煽りをほめてくれた。ヲタクみな仲間。こういう行きずりの会話も楽しい。
ハム焼き並んでる間にマルシィは終わっていて、ME:Iを途中から見ることに。あの子が元気そうでいてくれて何より。だけど音楽的には自分に響かない。ごめんね。音響もトレ���ルきつすぎるし、いちいちMC挟んで冷めちゃうし。雨が一番やばい時間帯でもあった。
indigo la endは元々好きだったので見られて良かった。川谷氏は天才。抜群のポップセンス、凝ったコーラスも良かった。雲が晴れて心地よい午後にはまってた。
サンボマスターは誰もが劣等感を持っていることを前提としそれでもおまえが必要だ、生きているだけでも優勝だと述べる説教ぽさ、だけどそれが嘘くさくならない説得力が印象的だった。
マカロニえんぴつ、名前はよく聞くがよく知らず。だけど見たらかっこよかった。想像以上にラウド。
Sumikaは音源だと似たような曲ばかりだなあと思っていたが、そんなことない。エンターテイナー感があってめちゃくちゃ盛り上がった。
どちらも川崎ゆかりのバンドなんすねえ。そいえばSumikaは等々力にも来ていたっけ。今後気にかけていきたい。
合間に食べたひるめし。

15時近かったのですいてた。これだ!っていう食べ物はなくて、何でも良かったんだけど、なんとなく肉にした。とりあえず肉食っとけば間違いない。推しに似るってこういうことなんすかね。
ステーキ丼(わさび醤油)、1100円。肉はちょっと硬かったけど、かみ切れなかったのはひときれだけ。鷹の爪、ごま、フライドオニオン、キャベツそれにわさびがたっぷりのっかっているのは嬉しい。
来場者がメッセージを残せるところがあるんだけど、そこは雨でべちょべちょ。今までの出演者が書いたサインを展示しているところに行ってみたら、'22ほまめいのサインがカサカサ。


ほまれは消えかけ、めいは滴っている。
途中までは雨だったんだけど徐々に天候は回復。思ったよりも風は強く吹かず、気温も上がらず、日が傾く頃には見事な秋空が広がる。雨が降ったからこそ、この青空があるわけで。

夏フェスっていう感じではないけど、やっぱ暑いときついので、過ごしやすい陽気なのはありがたい。だけど秋に差し掛かる���いうことは、日が暮れる速度も速くなるということで。
あっという間に暗くなり…
Sumikaまで見て、帰ることにした。花火、見たかったけど。混雑は嫌だし、明日が待ってるので。明日は仕事だからな…。
帰り道、結構暗い。ゲートではスタッフの皆さんが手を振ってお見送りしてくださる。片道券も売っているが、往復で買っていたのでそのまま乗り込む。バスはやっぱり次々きて、すぐに乗れてすぐに出発した。駅までも渋滞はなく、ちゃんと時間を見ていなかったけど、15分くらいで着いたのではないかと。

予定より早めの特急に席をとって、まだ時間があったのでそこらへんをぶらぶら。コンビニ寄ったり干し芋買ったり。飲み屋街でねずみに出会う等した。
人だかりができていたので見に行ったらROCKのオブジェがあった。地元の学生たちがライトアップをしているんだとか。

そういうわけで電車の時間になったので、乗る。特急が出るホームの一角にと���っていた小さな列車は「Homare」に出てきた路線のものだろう。
特急に乗ってから2時間ちょっとで帰宅した。遠かったけど本当に行って良かった。実際に行ってみて、ひたちなかが、ロッキンが愛される理由っていうのがとてもよくわかった。
娘。メインで行ったけどどの出演者も素晴らしくて、好きな音楽が増えた。 全体的にそういう雰囲気で「あの人たちいまいちだったね」みたいな話が聞こえてこない。「知らない人たちだったけどすごく良かった!」って話はよく聞こえてくる。 来てる人みんな音楽が好きっていう共通点でまとまってる感じ。音楽といっても色々あるはずだけど、ジャンルだとかなんだとかのめんどくせえこと取っ払って、お互いの良さを認め合ってる感じ。それは出演者も含めて。
どんな曲調でどんな楽器使ってて、ってことじゃないのよ。音楽のジャンルなんて便宜上の話。ロックフェスにアイドル呼ぶことに賛否両論あるのも知ってる。 だけどさ、明らかにすべての出演者に通じていることがあった。音楽で誰かを救えると信じてやまないこと。 そういう信念、魂、これこそがロックだろ。
開放的なロケーションに加え、オペレーションもホスピタリティも素晴らしくて、地域に歓迎されていることも伝わってきて、すごいなと。本当に感動した、っていうと大げさだけど、時間とお金をかけて、雨に打たれてまで行った価値はあった。心が洗われるような時間だった。一生の思い出になりそう。
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入門山っっ
ぼんじゅーる。
ぴっかぴかの一年生、大澤がお送りいたします。はじめまして。
覚えづらいと思うのでかいざーと呼んでください。異論は認めません。
(※ちなみにカイザーとは「皇帝」の意のドイツ語です。Kaiserの綴りは古代ローマの独裁官,ユリウス・カエサルに由来します。カエサルはローマ共和性末期の軍人で,次々と政治上のライバルや反対勢力を駆逐し,終身の独裁体制を成立させました。これがのちのヨーロッパの皇帝体制に影響したと言われています。まあ何も関係ないんですけどね☆)
探検部にはソロキャンができるようになるために来ました。でも他に過酷なことやりすぎて多分もうできると思います。二外はフランス語です。よろしくおねがいします。
さてやってきたのは金峯・瑞牆山。標高はだいたい2600mくらいの山です。一年メンバーは初めてのガチ山活動になります。買ったばかりのくっそ重いザックを身につけて,いざレンタにて出発!
…のはずが新宿駅にて早速みっちゃんが行方不明に。迷子らしい。
→しゅうさんが確保
まあ何とかなりまして,いざレンタにて出発です。
(↑途中によったサービスエリアにいたマスコット。かわいい。)
(↑これはぶれっぶれのしゅうさん。焼きそば食ってんのかな。)
だいたい翌00:00くらいに金峰山荘に到着。明日に備えて,今日は早く寝ます。
と言いたいところでしたが,星空綺麗すぎるのと寒すぎるのとでぜんっぜん眠れませんでした。
(↑星空ハイライト。携帯のカメラってすごい。天の川も見えそう(見えたのかな,)でした。)
まあシュラポン強行した人も何人かいたみたいですけどね。
(↑これは翌朝。テントの手前にいるミノムシみたいなのがシュラポン強行組です。狂気すら感じますね。)
てことで準備万端,いざ出発!
初日は金峯山に登ります。この時はみんなうっきうきです。私はパーカーと下のレインを着て山頂を目指します。いやいや寒いからとかじゃなくって,ほら,人類最大の敵は腹痛でしょう?だから敢えてこの格好して行ったんです。敢えて。
最初はゆるゆるハイキングコース。こんなん楽勝じゃんとか思いつつ?どんどん山頂に向けて歩いていきます。横を流れる川の水がめっちゃ綺麗でした。飛び込みたいくらいですね(伏線)。
(↑これはテントを持たされて虚無顔のタミーさんと満面の笑みのこうちゃん。タミーさんはどんなに長い活動でもこの装備らしい。すごい…のか?)
さて,やっと登山道らしき登山道へ。一年組の疲労も一気にエスカレートしていきます。もう写真の顔からその疲れ具合がわかりますよね。で今気づいたけど何でるーさんヘッドライト付けてんの?
ちょくちょく休憩も挟みつついざ山頂へ!だんだん山頂が見えてきました。だいたい行動時間が五時間…くらいです。多分。
(↑しゅうさんハイライト。被るタイプの蚊帳らしいです。効果はあるんでしょうけど…見た目が……だめだこれ以上言わんとこう。)
そしてついに山頂到着!
いやぁ長かった。みんなヘトヘトになりながらてっぺんで写真を撮ります。インスタのプロフィールみたくかっこいい写真撮れるかな。
曇ってんだけど。誰だよ曇らせたの。
曇りですがせっかく登ったので各々いろいろなポージングで写真を撮ります。
すごい良い写真!みんな笑顔!天気えっぐい悪い!!なんかスタジオで撮りましたみたいになってる。
これは新一年ズ。アー写みたいですね。いや,もはやこういうアーティストなんです。
たくさん写真撮って満足したところで,最後にみんなで一枚パシャリ。キャンプ場に向かって山を降りていきます。
(↑これはえぐいスピードで先陣を切っていくtummyさん。その速さは衰えることをSiriません。)
ここを少し降りたところで,2パーティに分隊します。体力残存組が目指すのは地蔵さんおすすめの大日岩。絶景らしいので,早速行ってみたいと思います。
これは大日岩のまでの途中にあった大きな岩山。
好奇心を頼りに一番上まで行った人も。タミーさん,降りる時も大ジャンプかまして降りてました。ひやっとしますねほんと(私は他の登山客の方に降りるのを手伝ってもらいました)。
(↑これは力持ちなガールズ。重い岩を軽々と持ち上げるつわもの達です。)
そしてお目当ての大日岩へ。私はここら辺で体力がピンチに。
天気も良くなってきて絶景!この景色を眺めながら少し休憩します。にしてもすごい綺麗だな。
(↑これははしゃぐゆうかさん。この後岩の上で爆睡してました。ちなみに後ろで他の登山客が料理してていいなぁって思ってました。お腹すいてたし。)
そして富士見平小屋へ。めっちゃ疲れましたが,何とかついてよかったあ,とみんな安堵してこの笑顔。
山登った後に食う飯は美味い。飯盒で炊いてみたけど硬さはともあれ美味かった!あったかい飯最高!
と悶えるげんげん。
ようやく1日目は終わりです。明日に備えて今日は早く寝ます。
(↑言及は控えますね。)
と言いたいところでしたが,私は終わらせねばならぬ課題があったのでみんなの就寝後,一人テントから出てそれに着手。しかし疲れすぎて全く進まないし,しかも寝落ち。
くっそ寒い中,予期せぬシュラポンを挙行。
この時ひいた風邪は2週間治りませんでした。
二日目は瑞牆山へアタック。朝,未だ太陽が出て間もないころに出発します。分岐でしゅうさんとこうちゃんを残し,皆荷物を置いていざ出発。
(↑体力有り余ってて元気なちほ。水分補給は大事ですね。)
身体も軽いし,そこまで苦戦することなく瑞牆制覇!
金峯と違って天気もめっちゃよかったです!
(↑これは富士を眺めるタミーさん。いい写真じゃないですか?)
いい調子で瑞牆を後にします。
しかしここでトラブル発生。なんと今のペースで行くとレンタ返却の時間に間に合わない様子。
2パーティに分かれ,今度は運転する人たち(と体力有り余ってた私)が急いで車を取りに行きます。後続組は瑞牆山荘にて車を待つことに。
ここでtummyさんが本領を発揮します。
瑞牆へ行く分岐から駐車場へはだいたい3時間くらいかかる様子。しかし車を急いで取って来なばなりません。
走ります。
ものすっごい勢いで走ります。それに��しい顔でついて行くしゅうさんとゆうかさん。へっとへとになりながら頑張ってついていく私。
ゆうかさん,小休止の度に息切らして汗かきながら
「やっぱ山登りってこうだよねニコッ」
と。ぜったい違うはず。
それについていくこと約1時間,なんと駐車場に到着してしまったのです。はやっ。なんちゅうスピードで行ってたんだ。時間があるし,ということで,少しばかり川遊びを楽しみます。
(↑伏線回収)
(↑ようやく髪を洗えたタミーさん。よかったですね。)
この後もいろいろまぁ…なんというか,トラブルはありましたが無事下山。瑞牆山荘にいる後続パーティも無事回収し,急いで東京へ。帰りに寄ったバーミヤンはタミーさんの奢りでした(ありがてぇ!)。
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20240507≠ME 全国ツアー2024「やっと、同じクラス」福島公演
福島に来ました。美玲ちゃんの凱旋コンサート。
郡山駅に掲載されている有志の方が準備したサイネージと一緒にセルフィーをしました。福島で美玲ちゃんがライブをしたんだ、って証が確かにそこにはあった。嬉しかった。
いつかのshowroomで福島にファンを連れて行きたいと美玲ちゃんは言っていた。 それを実現するone of themになれたんだ。嬉しかった。 みれいおかえり、と会場で叫べたんだ。嬉しかった。 恩返しが出来たような気がした。
喜多方ラーメンと白河ラーメンもお店に行って食べた。オバサーだからチャーシューがいっぱいの喜多方ラーメンはめちゃめちゃ胃がもたれる。(そうですか)
ままどおるもクリームボックスもゆべしも浪江焼きそばも酪王カフェオレもお土産で買った。クリームボックスと酪王カフェオレは東京帰ってから直ぐに食べたけど、賞味期限めっちゃ短いんだね。食い合わせは凄く良い。美味しかった。
あと、郡山のコンビニで買った緑茶割りを東京に帰ってから飲んでいます。美味しい。日本酒とかも買えば良かったかな。(アル中)
私の身体の細胞が福島の食べ物で構成されているんです。福島に連れて来てくれたんだ。美玲ちゃん、ありがとう。
しおちゃん推しの優しいオタク(以下、「△氏」)が「twelve_secが福島に行くなら俺も見届ける」と最初で最後の連番をしてれる予定っだったのですが、運よく(?)仙台に住んでいる"元"早耶ちゃん推しの見た目が確実にカタギではない気の良いオタク(以下、「ヤクザ氏」)がたまたま郡山に寄る予定があったので、早朝6時から3人でノイミー同窓会、もとい、朝練@「やっと、同じクラス」福島校をすることになりました。(6時~8時なら空いてるよ~、ってヤクザ氏アホなん。結局、集まる我々もアホなん。)
ヤクザ氏は朝練が終わったら颯爽と「じゃあ俺、授業サボるわ」と東京へ好きな人に会いに発って行きました。ハッピーオタクライフ。
彼らと出会ったのは≠MEを通じてです。
ヤクザ氏とは2022年の幕張で。ライブ後、席に座っていたら「もしかして12秒さんですか?」と跪いて私に訊いてきました。黒服か。幕張メッセ近くの中華屋さんでいっぱいお酒を飲んでいたら「オタクで俺より飲む人間初めて見た」とえらく感動していた。福岡公演でカメコのやり方を教えてもらった。彼が応援しているアイドルを一緒に観に行った。DJがELLEGARDENを掛けた瞬間イントロ即最前で暴れた。Supernova、大好きです。イイ曲だからみんなも聴いてね。
△氏と出会ったのは、まほろばアスタリスクの解釈ツイートがとても良くて、
https://x.com/kak_not/status/1445067377180176387
私から声掛けて2022年のツアーの埼玉公演かどこかの公演で初めて会ったんだっけか。△氏とヤクザ氏が応援しているアイドルが同じで、不思議な三角関係だったと思う。(△!?!?)ノイミーの歌詞解釈でしのぎを削っていた時、めちゃめちゃ楽しかった。意外と酒飲む。私は△氏のオタクスタイル凄く好き。みんなも大好きでしょ。2023年のツアー武道館公演が終わった後にオタク達と一緒に鳥貴族で飲んでその後早朝の東京ドーム行って「次はここです」みたいな話したよね。福島での最初で最後の連番で私の観劇スタイルがニヤニヤオタクスマイル双眼鏡キンブレ単振動だとバレたのちょっと恥ずかしい。まぁ、ええか。△氏はパワー系振りコピスタイル。広島でしおちゃんソロで「前髪」やってくれると良いね。やるかな?アイルネの超初期の水色のTシャツ貸すで〜。17歳のCDも貸すで〜。たこ焼きは別腹やで〜。(おジャ魔女舞台の亡霊)
書いている途中で思い出したんけど、私達はもう少し前に、2022年のTIFで出会ったんだった。細かいことは端折るけれど、そういえば△氏はHOT STAGEでアイマスの曲でガン踊っていたし、ヤクザ氏は私がTIF観ながらしたツイートふぁぼってくれてFFになったんだっけ。
書ききれないこと、いっぱいあるや。
美玲ちゃん。貴方のおかげで不思議な出会いが、ここには書ききれないものも含めて、本当に沢山あったんです。私の人生にとって、絶対に忘れられない出会いが沢山あったんです。 美玲ちゃんと≠MEに出会わなければ絶対に無かった出会いがあったんです。
意味わからん出会い方をした3人が、意味わからん時間に、美玲ちゃんの凱旋コンサートの日に、私が福島にいるからという理由で、コンビニ前でお酒を飲みながら他愛もないことを話しながら笑いあったんです。凄いでしょ。美玲ちゃんは凄いんだよ。
コンサートの話をします。 昼、夜、両公演参加しました。
昼。2階席のやや下手。一番後ろの席、△氏と連番でした。我々より前の席は着席だったので、とても見やすかった。(△氏振りコピし放題。)
美玲ちゃんのソロ、可愛かった。ハート型ウイルスの冒頭、オリジナルではセンターの小嶋陽菜さんの名前を「は~るなは~るな、はるなは~る~な~」と叫ぶお約束があり、周りは誰一人やっていなかったけれど、美玲ちゃんバージョンで「み~れいみ~れい、みれいみ~れ~い~」としっかり叫ぶことができた。(アケカス老人)。
昔、2年間ぐらい引きこもりニートをしていた。平日が怖くて、何で生きているのか分からなくて。それを紛らす為に「神曲たち」というAKB48のアルバムを無限にループして、ベッドの上で誇張なく一日中ヘッドホンでずっと聴いていた。アイドルソングを聴きすぎて、自分と違って一生懸命に生きているアイドルを好きになって、そのアイドルをキラキラ輝かせるお手伝いをするアイドルソングを死ぬまでに作りたいなと思った。 自分で作ったアイドルソングをライブで爆音で聴いて、自分でMIXを打ったことがある?私はあるんだ。
私のルーツである48の曲を、福島で美玲ちゃんが歌ってくれたのがとても嬉しかった。ヒキニート時代の私が、少しだけ、浮かばれた。
昼公演の最後あたりで団扇にレスを貰った。イコノイジョイ2022の団扇。赤い浴衣がとて見つけやすい、と、いつかのshowroomで美玲ちゃんが言っていたから、それからずっと、どのライブでも持参した。想い出がいっぱい詰まっている。今日もちゃんと見つけてくれた、嬉しかった。
夜。アリーナ。後方ブロック下手、最前列。すぐ右隣りには通路があった。よく見える席だった。去年の仙台の夜公演も、同じようによく見える席だったことを思い出していた。大好きなマシュマロフロートの「恋の駆け引きが上手かどうかなんて君次第」のところで美玲ちゃんから指差しを貰ったことも、そのときの笑顔も、想い出した。
あれから1年近く経った。 私は美玲ちゃんを裏切ってしまった。 勝手に彼女を作って、勝手にオタクを辞めた。 キャラアニで同じCDを沢山買うとき、これからの季節を美玲ちゃんとの想い出で彩ることが出来ることが嬉しくてたまらなかった。カレンダーの予定が美玲ちゃんとのオンライン2ショットで埋まってくのが嬉しくたまらなかった。それなのに私は、カレンダーの予定を勝手に書き換えた。本当にごめんなさい。「Thank you」のスタンプが押されないままの参加券がMeet Passに沢山残っている。本当に酷い仕打ちをしてしまった。最悪だと思う。
最後に対面で会った時に「彼女が出来たから今までのようにオタクが出来ない」と伝えた。美玲ちゃんは「でも、幸せならOKです。」とネットミームで返してくたけれど、美玲ちゃんに出逢えた美玲ちゃんのファンは絶対に幸せになる、と、ボケを潰して支離滅裂に気持ちを伝えたっけ。美玲ちゃんが一番苦しかった時期だと思う。美玲ちゃんから沢山貰って、沢山幸せにしてくれたのに、私は本当に、本当に、酷い仕打ちをしたと思う。
ソロ曲、「帰り道は遠回りしたくなる」 歌詞の全てが美玲ちゃんと私の為にあるような、美玲ちゃんと私の為に美玲ちゃんが選曲したような気がしてならなかった。身勝手なオタクの戯言だと思われても構わない。ラストサビの"大切な思い出"と美玲ちゃんが歌う時にこちらを向いた気がした。気がしたんだ。 戻れなくたって、それが知らない道だって、それぞれが選んだ道を進んで、それで良いんだって、そうすることに決めた、って。美玲ちゃんが言ってくれた気がした。 私にとって大切な曲になった。
本編最後の曲は「ラストチャンス、ラストダンス」 この曲とまほろばアスタリスクが歌われている時だけは、美玲ちゃんのことを大好きな自分に、大好きな気持ちに戻ることに決めていた。 美玲ちゃんと私の為の曲だと個人的に思っています。 最後サビで美玲ちゃんから指差しを貰いました。 指差しの後に続く歌詞は、
"君の全部が好きだ 最後ぐらい言わせて ラストチャンス、ラストダンス 片想い"
そのあとの美玲ちゃんは、それまでの、どの美玲ちゃんよりも笑っていたんです。世界で一番可愛かったんです。美玲ちゃんと心が通じ合えたような気がして、曲が終わったあとに思わずフフッと笑ってしまった。ズルいよ、美玲ちゃん。
身勝手にオタクを辞めた、身勝手に貴方を好きになることを諦めた私に、どうして貴方はそんなに優しくしてくれるの?どうして、初めて出逢ったときからずっと優しいの?
私は貴方のことを、ずっとずっと忘れられないです。今日起こった事、目に見えた事、感じたこと、ずっとずっとずっと、忘れないです。私がどれだけ幸せになっても、貴方が誰か一人を愛することになっても、私だけは今までのことをずっとずっと、忘れないです。
貴方が私に向けたその笑顔で、私がどれだけ救われたか。その笑顔を見て、想い出して、どれだけ私が笑顔になれたか。どれだけ赦されたか、貴方は知っていますか? 心の底から大好きでした。 私は貴方に感謝してもしきれないです。私は絶対に、絶対に幸せにならなくちゃいけないんです。貴方に出逢えたのだから。貴方に出逢えた人間は、貴方の力で必ず幸せになります。本当です。沢山の人を幸せに、笑顔いっぱいにする才能が美玲ちゃんにはあります。
福島公演の2日後、美玲ちゃんはshowroomの配信をしていました。 公演の感想を配信を観てるファンに美玲ちゃんは訊いていました。
「幸せでしたか?」
美玲ちゃんに初めて出逢ったときから、今日までずっと、そしてこの先もずっと、私は幸せです。 ありがとう。

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あたしはあなたにはなれない
昼間に書くのは珍しいですね。いつも寝る前に書いています。不眠が加速していたのでブルーライト避けで最近辞めてました。純粋に書きたいと思わなかったしね。まとめておきたいことが終わったので暇だし書き残そう。ずっと書きたかったことでもある。
旅行に行きました。
旅行が嫌いです。子供の頃からあまり好きじゃない。修学旅行も小中高ずっと行きたくないなぁと思いながら義務で行ってた。ここ数年は年に1度だけ毎年同じメンバーで近所にのみ行ってた。静岡とか栃木とか。それも去年はなくて、正直ホッとしてた。旅行、本当に嫌過ぎる。嫌だけど年1は頑張ろうという気持ちだった。「卒業アルバムってマジで要らないし場所取ってるから捨てたいけど、捨てたら人間として何か大事なものを失う気がするから実家に置き去り。」と同じ気持ちで、旅行したくないけど全く旅行をしない人間になるのは逆に怖くて頑張ってた。でも基本行きたくない。長距離移動が苦手。家が好き。旅行で得られる経験と、旅行で得るストレスが釣り合ってない。どんなに仲が良くても誘われたら断っていた。結婚式と葬式と旅行とBBQは基本行かない。繰り返しになるけど、嫌いだから。
そんな私が旅行に行きました。いつものメンバーじゃない人と。その人へのお礼のつもりで、自分の殻を破ることでしか誠意を見せられないな、そういうつもりで覚悟決めて行ったのですが、思いの外うまくいったので、逆に旅行させてくれてありがとうみたいな感じになってしまい、恩を返すつもりがまた恩に着ることになってしまった。なので感じたことを書き残しておこうと思う。その人と破綻して全てが嫌になっても、起きた事実を忘れないように。
2泊3日。目的は仙台で行われるイベントへの参加。でも彼が福島県が故郷なのでついでに実家に顔を出したいとのことで、まず1日目に福島県へ行きました。初めて会う人とドライブするなどして過ごした。人と会うのが多分好きなので、そういう目的の旅はいいのかもしれない。ずっと会いたかった人だったしね。観光となると楽しまなきゃ感が出るけど、君に会いに来たよだと急にフッ軽な感じがして、気負わなくてよかった。夜は飲みに行って、いかにんじんを食べたりした。郷土料理に触れるのも案外悪くはないのかもしれない。義務感あるけどそれもまた思い出みたいな。因みにいかにんじんは別に好きじゃなかった。夜はひとりでドミトリーに泊まった。ずっとカプセルホテルに泊まってみたかったんだけど機会に恵まれず、また男性のみみたいなところも多いので、泊まれずにいた。カプセルホテル探してたら古い建物をリノベしたおしゃれなドミトリーが見つかったのでそこに泊まった。4人部屋で赤の他人と寝るの面白いなぁって。多分旅慣れてる人たちだったんだろう。嫌な気持ちにはならずに無事朝を迎えた。ドミトリーの斜向かいにお寺があって、そこにねこが何匹か住みついてた。朝散歩した時に撫でるなどした。そうやって行く場所全てでねこの友達を作っている私は。千葉のねこ、練馬のねこ、福島のねこ、仙台のねこ。ねこと酒はどこにでもあるし、ねこと酒きっかけで友達が増えることが多々あるので、ねこと酒が好きで良かったと思った。
2日目は仙台へ移動。在来線で1時間ぐらい?かけて向かいました。電車は寒冷地仕様でボタン押さないとドア開かないタイプ。田舎だからか日曜日だからか、乗った電車は全部座れたな。嬉しかった。途中川沿いの満開の桜並木に出会った。急に窓の外がありえないぐらい美しくなってびっくりした。見惚れた。嬉しくなった。あとから調べたら白石川堤一目千本桜というらしい。1200本のソメイヨシノが植ってて、8キロもあるらしい。本当の千本桜だった。眼福。朝早かったからまだ花見客もいなくて、純粋に川と桜だけがずっと流れていって、ほんとにまばらにしか乗ってない乗客も、みんな黙って流れる景色を見ていて、なんかすごかった。夢とか創作みたいな景色と空気だった。電車から桜が見えるなんて知らなかったのもよかった。そのあとは月並みだけど牛タン定食を食べた。麦飯ととろろ。ネギが入ったテールスープ。あと定規揚げ。食べながら彼のお兄さんと話した。大人になった兄弟を並べるのは面白い。イベントに参加した後、ホテルにチェックインしてお風呂に入ってから晩ご飯を食べに出かけた。2泊目はアパホテル。旅行嫌いはアパにも東横インにも入ったことがない。お風呂が思ったよりよかった。小さいけど露天があって、日曜の昼だから誰もいなくて、大変快適。なんでこんな遠くまで来て人混みにうんざりする必要があるんだよ。という気持ちにならなかったのがよかった。人混みも別に好きではあるけど。露天風呂の壁に書かれていた「虫さんや葉っぱさんもお風呂がだいすきです。見つけたらそっとすくってあげましょう」みたいな注意書きがかわいくて嬉しかった。風呂って変だよなぁって思った。夜は牛タンカレーと牛タンのたたきを食べた。そもそもルゥが美味いのに、でかい塊の牛タンが煮込まれてて天才だった。あとなんか日本で初めて牛タンのたたきを出した店らしい。知らんけど。美味しかったです。帰りにいちご飴を食べた。今年は彼とたくさんいちごを食べれて嬉しい。彼とじゃなくても嬉しいけど。夜は手を繋いで一緒に寝た。いっぱい頑張っててえらいねぇって言われて、そうだぞ私は今めちゃめちゃ旅行を頑張っているんだぞという自意識。寝る時になって泣いた。疲れてるのと、自虐性質でいっぱいになって泣いた。心の中であり得ないぐらい自分のことを虐め抜いてることに気づいた。言われなかったことを悪く想像して勝手に傷つくっていうよくない癖。直したいなと思いながら眠った。
3日目は松島に行くと決めていた。朝7時からやっている老舗っぽいお蕎麦屋さんで朝ごはん食べた。少し待ったけど美味しかったし、女将さんが優しくて、帰る時にいってらっしゃいって言ってくれて、それだけでまた来たいなんて思ってしまった。あと七味がめっちゃ美味かった。買ってくれば良かった。そのあと30分ぐらい電車に乗って松島へ。旅行の嫌いなところ第二位、観光。何観光って。意味ある?興味ないんだが。となっている自分の機嫌を取るために、私がだいすきな漫画、ハチミツとクローバーの聖地巡礼を絡めてなんとか気持ちを乗せた。竹本くんが自転車でたどり着いた場所が松島で、瑞巌寺。ある程度の区切りをつけるきっかけとなったのが、五大堂へ続く透かし橋。同じ場所に行くんだと思えば多少楽しみだった。晴れていたら遊覧船に乗ろうと思っていたが、あり得ないぐらい晴れていたので乗った。島々を見るための遊覧船だが、海苔と牡蠣の養殖を見れたのがよかったという独特な感想。カレーパン、笹かまぼこ、おせんべいなどの食べ歩き。あとは竹本くんと同じように缶コーラを用意しといて、飲んだ。少し写真も撮ってもらって、あぁ今思い出を作っているなぁという自覚がすごかった。晩ご飯に3回目の牛タンを食べてから帰りたかったので、時間を潰すために仙台駅近くの猫カフェに行った。地方都市の平日昼間の猫カフェは最強です。完全にオススメ。東京だと外国人がいつでも��るからね。3回目の牛タンは焼肉。厚切りと普通のと味噌と。3回目なのに3種類食べた。厚切りは誇張なしで拳ぐらいあった。牛タン以外の肉も全部質がいい良い焼肉屋さんでした。ハラミ、美味かったなぁ。あとハイボールも丁寧に作ってくれてて美味しかった。〆にアイスを食べてから少し過去を回想して、新幹線に乗ったよ。帰りの新幹線はずっと泣いてた。嬉しくて。感動してた。旅行が楽しいということに。達成感もあった。でも家に帰りたい気持ちもあって、なんか色々丁度良かった。
頑張ってくれてありがとうと言われた。頑張った。私が彼のことをすきな気持ちをわかってもらえたような感覚があった。頑張れたのは彼に誠意を見せたかったから。彼のことがすきだから。彼と出会ってから私は久しぶりに、ずっと彼とあと自分自身に真面目に真っ直ぐ向き合っている。健全な人間関係。とは言い切れないけど、自分の気持ちを誤魔化したり、相手に無理を強いたりしないでいる。この気持ちを諦めたくない。負けないと信じたい。すきなものをすきだと言い続けたい。表面じゃなくて根幹を愛したい。
旅行というと、ストレス発散とか気分転換に良いとされている行動のひとつだ。リフレッシュ。正直意味がわからない。こんなにストレスの強いものはない。お前ら狂ってるよと思っていた。いやまだ思ってる。そういう大衆の意見から外れていることは自己肯定感の低下に繋がる。しかも持続的なものだから社会不適合感も煽られる。旅行が嫌いなだけで非人間感まで得ていた。なので今回旅行を遂行できたことで、少し人間になれた気がする。ちゃんと楽しかったと思えるんだ。そんな自信をつけた。リフレッシュできたかと言われるとそれは残念ながらできてない。慣れればそうなるもんなのだろうか。分からない。
死にたいと思った分だけ、生きててよかったが来るのかもしれない。ここ1年ぐらいずっと生きててよかったと思っている。心の底から思う。感動して泣くこともある。あの時死なないでよかった。生きててよかった。そういう時は大体きれいなものを見ている。世界が美しいと知ったとき。でもそれはひとりじゃ見られなかった、知れなかった。誰かと一緒だから出会えた景色であることが圧倒的に多い。そうなると、君に出会えてよかったとなる。彼に出会えてよかったと、途中からはそればかり考えていた。こんなに旅行が嫌いだと言ってる人間をこんな遠くまで連れ出してくれてすごい。勇気があるなぁと。強いと思った。僕も強くなりたいと思った。
とはいえやっぱりストレスが強かった。特に行く前。準備が終わって、あとは当日を待つだけの数日間が1番しんどかった。行きたくないとか死にたいとかずっと思って泣いてた。自分には遠すぎるとか長すぎるとか。主に不安と心配。うまくできるかどうか分からない不安と、うまくいかなかったときに自分を守るために逃げる場所がない心配。他人に迷惑をかけるんじゃないかという心配。こんなだったら家にいたほうがいい。失敗してやっぱり旅行は嫌いだなんて改めて結論が出てしまうくらいなら行かないほうがいい。旅行嫌いのコンプレックスが頂点まで達して毎晩泣いたし全く眠れなかった。ただ、仕事中に牛タンがモチベになったのも嘘ではない。楽しみではあった。食いしん坊め。あと旅行中もあまり眠れてない。元々不眠だし場所が変わると眠れないタイプだから仕方ないことだけど。休めないクセにスイッチがずっとオンだったから、旅行から帰ってきた翌日はずっと知恵熱が出てた。こうやって書いてると本当に負担が大きくて笑う。それでも俺はやり遂げたんだ!という自負。
人の故郷に触れるのは2回目だ。1度目の時も感慨深い��ぁとは思っていたけど、今回はよりそう感じた。彼の後輩とお母様とお兄様に会った。こういう場所でこういう人たちに囲まれて育ってきたんだという、ひとつの答えが目の前にある感覚。彼のことはすきだけど、顔とか声とか性格とか、そういうのは好きじゃない。好きじゃないというのは語弊がある。好きではある。けどファーストインプレッションであぁこの人のことすきだなと思ったのは、多分こいつは恵まれた環境で過ごしてきたんだということで、今まで積み重ねてきた経験や出会いを好ましいと思った。それを見てきたのだから、そりゃあ感慨深い。みんな優しかったなぁ。もっとお話しして仲良くなりたかった。
頑張ってくれてありがとう、俺も楽しかった、俺の好きな場所と好きな人に会って楽しんでもらえてて嬉しかった、そう言われて、これ以上ない尊重だなと感じた。自分が楽しむことで相手を喜ばせちゃった。これはヤバい良いサイクルの中に入ってしまったかもしれない。このまま高め合って幸せになってしまうかもしれない。今後から目が離せないな。とか言って特に何もないのが人生だったりもする。
大変忙しい時期に2日間お休みを頂いたので、職場にお土産を買っていった。笹団子?ずんだ餅?みたいなやつ。すると同僚から「お土産いただきました」「ごちそうさまです」「どこ行ったんですか?」「牛タン食べましたか?」と声をかけてもらえた!多分これ当たり前のことなんだけど、旅行嫌い人間からするとヤバいことなのだ。こっちは自分の旅行も嫌なので他人の旅行に興味なんか1mmもないのだ。だって話を聞いても行きたいとか思わないから意味ないんだもの。他の同僚が休憩室にお土産を置いてても、あーなんかお菓子があるなぁ程度にしか思ったことがない。そんな非人間に対して、どこに行っただの何を食べたのだの声をかけるなんて。ヤバい。ヤバすぎる。超嬉しい。松島に行きました。牛タンは3回も食べました。楽しかったです。お休みありがとうございました。え?!?!?!私!!!!!人間じゃん!!!!!!!!今超人間なんですけどーー?!?!?!大興奮である。構ってもらえて嬉しいという大変原始的な感情。旅行すごい。お土産すごい。人々の文化的な営みの仲間に入れてすごい。旅行終わってるのにまだあるんですかーーー?!ってなった。次からはお土産をいただいたら興味を持って軽い雑談をしようと思いました。すみません今まで無味乾燥にお菓子だけ食べてて。
さて、じゃあ旅行が好きになったかと聞かれると、別にそんなことはない。ずっと嫌いだったものをそんなに急に好きにはなれない。ただこの3日間のことは好きだった。楽しかった。行くまでの気分の落ち込みもなかったことにはならない。確実に嫌だった。楽しかったからいいや!とはならない。誰とどこに行くかが大事なので、旅行ならなんでも!みたいなことはない。とっても限定的な旅ではあったが、私にも楽しむことができるんだという光明を得たのは大きい。今年はもういいけど、来年なり再来年なり、もっと未来でもいい、またどこかに行けるかもなぁという希望を抱かされた。実際に行くかどうかは分からない。ただ希望を持ってるのと持てないでいるのとでは生きやすさがだいぶ違う。他の苦手なことも挑戦してみようかななんて気持ちにもなる。
貴重な経験だった。連れて行ってくれてありがとう。また僕をどこか遠くに連れてってくれますか?
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4/10
お花見に行きました
ここには日常の記録の走り書きだけで、イベント事をあまり書いていなかった 特別な思い出、とりわけ動きが多いと疲れを感じられればそれだけで満足らしい そこで写真をとったりごはんを食べたりしたらそれが形となるので良いらしい
日々を過ごして、振り返っても山が見つからない!という焦りから始めた記録帳なので、書き出さずとも見えるような山はあるだけで満足らしい しかし書くぞと立てたからには書く!!
と言ってから一週間経ちそう 書く(書く)
❀
お花見に行きました
前日はなかなかの雨が降り、桜や屋台の散り具合の心配をしていたが、それを忘れるほどに快晴が広がっていた うれし〜 日差しも、上着が必要ないほどに暖かく最高の天気だ うれし〜〜 待ち合わせ場所に行く途中、期間限定さくらあん鯛焼きの看板を目にして、お花見心をさらに大きく膨らませた 浮かぶ
電車に乗って良いらしい桜スポットへ向かう 川に沿った良いらしい桜並木があるらしい 事前情報はその程度のらしいでおさめて、何も知らん状態で向かった 乗車中、友人と桜から連想した創作話などをしながら、どんどん空の面積が増える車窓を見ていた とても、楽しい 楽しい〜…… 車内には同じくその桜を見に行くらしい方々もちらほら見受けられてわくわくした 特に、カメラを肩にぶら下げたおじさん達が楽しみだーいつぶりだーとパラパラ話している様子を見て勝手にうおおおとなっていました 背中が十二分に陽の光で暖かめられた頃、乗客の3分の1ほどが窓に顔を集めてざわざわし始めた 川を背に座っていたので、そのざわつきでやっと気づいた 桜だ しかも桜の木々は全く切れることがなくずっと流れている 桜以外にも黄色や白の花々も咲いていた ぼやーと目で追いきれない色を見るともなく見ていると、景色を写真に収める人らが窓の外にも中にもいることに気づく 確かにいいよなーと思い、スマホを取り出す でも車内だしなーと雑にシャッターを押す しかし、ガラスから撮ったぼやけた景色でさえも、きれいに映った 画面が眩しい
まず桜絶景スポットと駅前の地図に矢印が刺さっているところに向かった 川に向かって歩く 会場はこちらという看板と、主に人の流れに従って歩く 土手の下には屋台や大道芸人がおり、祭り しかもよくわからないBGMがどこからか鳴っていた 完全な祭り でかいねぎまと、小さく多めのお団子を食べました 選出理由は串であることと見た目 お腹の許容範囲内ででかい/多いとびっくりするし気分上がる 焼き鳥は塩コショウで味付けされたお肉はやわらかく、屋台的なジャンキーさと手練れ感を感じられた 次の具、ネギを噛むと水分が溢れ、塩味で若干乾いていた口の中が潤った とても美味しい! どちらも脂感やにがみえぐみを与えてこない さらに、外の空気ですこし冷め始めても気分が落ちることない味が続いて楽しめた お団子は小さく丸められた餅が4つ5つ串に通されていて、茶色のたれがかかっていた みたらしではないが、完全に醤油というわけでもない 餅自体が甘く、磯辺もちを思い出した 揚げ餅なのか? 確かに表面がざらついており、そして甘さはあまりないのでこの凸凹は砂糖でなく揚げられた餅なのかもなと思った とにもかくにも美味しかった
一駅分桜などなどなどを見ながら歩いた 駅に着く頃には日も落ち、肌寒さだけが残る 途中、友人が見つけた公園に立ち寄った 高架下の夕日に照らされた公園という、完璧すぎるロケーション 視界への入り方も完璧だった
その後、カラオケに行った 満喫:十分に欲望をみたすこと〜 友人の歌声と最高の歌詞をいっぱい浴びてサイコーになりました しかし、お花見に目がいきすぎていてペンライトを持参してくるのを忘れていた なんと さらに、椅子の上でくにゃくにゃ寝てしまうという醜態を晒してしまった なんと 次回はもう少し鍛錬をつんでから行きます
日がな一日、これで満足だなと思った矢先に、さらに大満足なことが起こったり見れたりして完全なる安心感のなかでへらへらしていた すべてのラッキーイベントを制覇した気分
次に行楽的なことをするときはしゃぼん玉を買っていこうと思う
イベント事を書くのむず 精進して
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2024.04.04(日) ぼくはプータロー
3/15(金)に「しごやめ」してから3週間が経った。そして、本日はお給料日であ〜る(補足:3/29に書き始めた)。残業代が基本給の1/4くらいあるし、外勤手当とか通勤手当もプラスあるのに、税金でもろもろ引かれて、もらえるのは基本給くらい。やってらんねー!!!税金死ね!!でも給料はあと2回でる!有給最高!!
こういうのは今年度は自分でやらねばならぬ。保険、税金、経費、もろもろろろろろろ…ぜんぶ自分でやらんといかん!まあちゃんとできなかったら損するだけなので、死にはせんよ。でも自分でやるのは大変だぞう?だーい丈夫でしょ(ヤーレンズ)。
しごやめ最終日は「こんなに!?」ってくらいプレゼントをもらった。本当にもらいすぎなくらいもらった。こういう時に泣けないのが悲しい(悲しいと泣く)。ヤンヤンつけボーのパーティーセット、カンカンに入った紅茶、ちいかわグッズ、かわいいねこちゃんのハンカチ、焼酎と棒サラミ・ホタテ紐のセット、京都のクラフトビールセット。
一番嬉しかったのは花束で、配色がミシガンだった!(ナカオが冬になると着だすアウターだ!) 花束をあげるのにそういう発想になるのが思い浮かばなかった。みんな忙しいのに、わたしのことを考えながら選んでくれたのだと思うと、本当に嬉しかった。本当に嬉しくなると照れ臭くなって、感情をうまく出せなくて、喜びが伝わらなかったら嫌だなあ。
そーいや、フリーランスの屋号を「すなおなデザイン研究所」みたいなストレートな屋号を考えているのだけど、わたしは本当にすなおなのだろうか? 以前「さやちゃんは素直じゃないよ」と言われた。「ひねくれてるけど、それが顔に出ちゃうし分かりやすい。」「ある意味すなお。」と続く。一応「それが面白い」とのことなので、褒められているというか、その通りわたしの面白いカオなんだと思う。
最近自我は芽生え出しましたが、自分の軸というか個というか……とにかく自分が分からないよ〜〜〜ッ!!!
とにかく面倒臭い人間で、面倒臭いとは思われたくない。気弱なくせにナメられると腹が立ち攻撃する。面倒臭がりなくせに聞き分け良いが、間違ったことは嫌いで、窮屈・束縛と感じると争いたくなる。頑張りたくないから頑張りを評価されたい。
自分に自信はないけど自分に価値を感じていたい。だから褒められたい、でも
自分自身の評価以上になにかを与えてもらうと、申し訳なくなってしまう。
返さなきゃ!と無意識に思っちゃうんだろうか。「そこまでわたしに価値はない」と思ってるから、イコールになるようにしようとする。そして、物的にお返しができない・したくない場合は「申し訳ない」と謙虚な”風”を装ってるんだろう。
素直に喜ぶ方がみんな喜ぶ!というのも知ってるから、みんなの前では喜んでるし本当に嬉しくはある。たぶん、コミュニケーションが演技になっちゃってるんじゃないか?「理性」が先で「感情」を後付けして、それに準じた「行動」を、結構やってしまっている(でも演技が下手なのか、他人をそれで魅了できてない)。
これでは、初めて「人間失格」を読んだ時に「これはわたしだ!」と勘違いしたあの頃と変わらんではないか!!! とってもダサいよ、ナカオさん!
認めたくなかったけど、わたしって結構なメンヘラでモラハラ野郎って最近思う。ひとりで悲しいときはメンヘラに、ふたり以上で分からなくなるとモラハラになる。要は「欲しがり」なんだと思う。
でもねえ、子どものわたしは「山も谷もない穏やかな人生」を望んでいた。将来のことを聞かれても世間知らずで、未来のことなんて考えたことがないので、「そんな先のことなんて分からん」「なりたいってよく分からん」だった。幼稚園~小学校の頃は「ペットショップの店員」「動物園の飼育員」といっていた。動物に関しては本当に好きだった。でも資格とか進路とか、それになる��めに調べてみようと思ったことがなかった。高校は荒れてなきゃどこでも良かったので親が薦めるところに行った。なんとも受け身な人生。
↑↑↑ ここまで03.29に書いて放置 ↑↑↑
そういうとこがダメなんだとずーーーーっと思ってました。流石に大学は自分で決めたけども、強いてあげればイラスト描くのが好きだからという弱い理由で、「イラストレーター」を目指して美術大学に行ってみたりした。結果的に行ってよかったけど、本気でイラストやデザインで食おうと努力してないくせに、一丁前に自分は「特別な何者」かであると思っていたし、そのくせ才能はないとは思ってもいたから、まーーー中途半端だった。
それを今でも引きずっている。中途半端。特別に得意なことも、特別に熱中できることも、特にない。
(絵の下にもまだまだ日記は続く)

わたしは!!なにも!!したくない!!!プータローのままでいたい!!めいっぱい遊びたい!ずっとあったかい布団で眠っていたい!おいしいお菓子をたくさん食べたい!面白い漫画とお笑い番組を観てゲラゲラ笑ってたい!そんだけでいい!!!それが出来さえすれば、なんでもいい!!
最近やっとそれを認められるようになった。成りたいものになれなくたっていいし、それを引け目に感じて下手に、謙虚通り越して卑屈にならんでも良い。ババアになったら野垂れ死ぬかもしれないけど、それくらい呑気にならないと、友だちと一緒にいろんなこと楽しめない。今、楽しめない。そんな気がする。
今のわたしとその周辺は、とにかく呑気。お笑いの養成所も始まるし、5月末の給与振込が終わると本当に収入がなくなっちゃうので死なない程度の食い扶持探しもしないといけない。ちょっとっつ忙しくはなると思う。あと、お母さんのこととか保険のこととか、色々ね(シャムキャッツの名曲!)。
ただ、ひょんなことから出会ったおじさんが雑用の仕事をくれるし、りんご屋さんもあるし、しばらくは平気かなと思う。
03/13の日記で書き忘れたことだけど、ブランキー(浅井健一の詞)と小沢健二は本当にすごい。えらい。立派。なんでかって、わたしみたいにみんな大人になったらブレちゃうのに、子どもの時に大事にしてることをずっと大事にしてるから。描き方とか視点とかは変わってるけど、歌ってることの本質は変わってない気がする(ごめん、でもブランキーほとんど知らない、ただめちゃくちゃ好きな曲が数曲ある)。
大抵の自称ロック・ミュージシャンは、若い頃すごく尖ってて、もちろん恋愛視点での愛の曲はあるけど、ぶっ壊してやる!とかやつれてたりする期間を経て、本当に大人になったら、諦めるなとか負けるなみたいな他人の背中を押すような、博愛的な曲にシフトしていく。考えが変わることはよくあるし、結局いろんな人にとってソレが一番大事なんだよね。わたしもそう思う、思うのだけど。
いわゆる一番ブレイクした、全盛期の曲を越えてないように思う。中学の時に大好きだったポルノグラフィティは、「メリッサ」とか「アポロ」もあるけども、「サウダージ」や「アゲハ蝶」みたいな離別・失恋の曲が一番有名で売れてるはずで(そん時はCDの時代だし、今の流通とうまく比較はできないんだけど)。
わたしが高校2-3年時に昭仁さん・晴一さんが結婚してから、なんとなくだけど、歌詞のテーマから「特定の人物に対する恋情」が少なくなっていった、気がする。当時はポルノグラフィティの鬱屈とした曲が結構好きだったので、なんか熱が冷めてしまって、全然曲を追わなくなってしまった(なので、歌詞のテーマについてもテキトーな解釈です)。
鬱屈としたテーマの曲があっても「いやアゲハ蝶とか音のない森とか、もっと良い曲あるしな」となる。そんでもって新しいテーマの曲にはなんか入り込めずに、ポルノグラフィティは卒業した。ミスチルもそんな感じ。ちょっと違う例えかもしれないけど、ブラマヨは民放にすっごく出るようになってから漫才が下手になったのと、コンビでの掛け合いもいつも同じ感じで、惰性を感じて見なくなった。たぶん卒業しちゃうのはどれもそんな感じ。
その点、小沢健二はえらい。本当に言いたいことについての題材が変わってないし、鮮度があまり落ちてないように思う。わたしも少し賢くなって、歌詞とか人物について分析できるようになったのもあるけど。大切にしてるものは同じで、表現をいろいろ変えて、惰性でなく工夫しながらやってる感じ。うまく言えないけど(とか言って、最近の小沢健二の曲は、強い気持ち・強い愛とかその頃の曲ほど聴いてない)。
あとブランキーの浅井健一さんもえらい。勝手に強面のひとたちから支持されてる近寄りがたいひとたちだと思ってたけど、歌詞がものすごく可愛い。対象の人への愛情とか、自分を脅かすものへの怒りとか、自分の感情と言葉がオリジナルで、純度が高く感じる。「あーだからヤンキーになったんだ」となんちゃってお利口さんだったわたしは、その芯の強さと早熟さを羨ましく思う。
わたしは頭が悪い(弱い)し、そそっかしいし、ガサツなのでお二人のようにはなれない。崇拝できるほど、二人のことも知らないし。けど立派だなと思うし、真似できるところは真似したい。同じものを信じたいし、その勇気も欲しい。
自分だからできることは何かなと思う。きっとこう考えてるうちはできないんだと思う。
そういえば、将来なりたいの思い出した。駄菓子屋のババアです。
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タイ旅行記2019/09/24編③
10時に起床。同室は人気がなく恐らく一番寝坊しているのは自分だと気づいた。
ホテルの予約を全然していなかったので、連泊する旨を受付に伝えた。
ついでにネットから予約した際に朝食付きの内容だったので、どうやって朝食を食べられるのか質問すると、
追加で払ってくれと言われた。予約してるので、そんなことないだろうと戦う姿勢を見せたものの、
やはりダメと断られ、お腹も空いていたので、仕方なく払ってしまった。
まだまだ押しに弱いぜ。
朝ごはんはザ朝ごはんを食べ、目玉焼きとハッシュポテトを食べた。
日本なら和食とか洋食選べたりするが洋食オンリーだったので
洋食の広がりに驚きながら食べた。

地球の歩き方を読みながら寝てしまったので、
ゲストハウスに併設しているプールに浮き輪でぷかぷか浮きながら当日の予定を考える。
BGMは爆音で流れるテイラースイフト。
ここでもまた洋の広がりを感じた。
ある程度予定が固まったのでプールから上がり、
着替えて部屋へ戻るとジム終わりのアンドリューが汗だくになっており、
「これからプールに飛び込まなきゃ」と言っている。すごい体つきだった。
お土産を買いにカオサン通りへ向かう前に、
タイに着いてからお気に入りになったレストランで昼から飲酒しながら前来た時と同じメニューを注文。
冒険しにきたが、この辺は冒険しない自分を嫌いではない。
昼食をとり終えると、時間があまりないことに気づいたためパタヤーへ向かうことを諦める。
アユタヤ同様、目的意識を持ってしまうとうまく思考ができずまたぼったくられることを
リスクと感じたのた。大人になるとリスクヘッジがうまくなる分、つまらなくなってしまうなあ。

カオサン通りに着いて、まず自分のお土産からと、お香たてを探した。
前回来た時の顔を覚えていたのか、気にしてたお香たてを売ってるおばさんが表示価格より安くしてくれた。
(家について実際に使おうとしたら全く灰落としの長さが足りていなくて使えなかった。)
時間もなかったので一人一人考えるよりもまとめて買った方が楽だと思ったのでそのお店で10着以上のタイパンツを購入。
一着100Bだったが、値切って150Bにしてもらい安く購入できた。
値段の概念がわからなくなってしまう国だ。。
店主のおばあちゃんがなんか前回来たときよりも優しい顔をしていて微笑みの国たる所以を感じた。
衣類を大量に購入したのでもっと散歩しようと思っていた気持ちが荷物の煩わしさに負けてしまった。
煩わしくなったお土産をゲストハウスに置いておくために一度ホテルへ戻ることに決めた。
戻ったゲストハウスではたくさんの利用者がプールでわちゃわちゃしており、
大きめの手提げを抱えていた自分は田舎もの感がでてしまったことで、少し恥ずかしさを感じながら部屋へ向かった。
現在地から近い距離でタイをたくさん感じるために行くことに決め、
近場にあるワットポーを見に行くために外に出ると露天で190Bのアロハシャツが売っていた。
リゾートっぽいから着て歩きたいぞ!と思い浮き足だって覗いてみた。
結局はタイシャツを購入したのだが、友達にあげることにした。
ワットポーは徒歩圏内だったので、タイ旅行で培った徒歩移動しているとトゥクトゥクおじさんが声をかけてきた。
150Bというので50Bにしてくれというとダメだとの返答。
歩き出すと袖を掴んできて80Bならいいよという。
70Bでどうだいと返すと仕方なく了承してくれた。
おじさんの友達が笑いながら50Bでいいよ、と言ってきたので、
本当に50でいい?と聞くとトゥクトゥクおじさんにはシカトされた。
トゥクトゥクは移動にはコスパ悪いけど、折角だし乗ってよかった。
タイのほどよい暖かさにちょうどいい風を感じた。
次はリモバイクに乗ってみたいなあと思った。
ワットポーはメインだと思われる大きめな涅槃像よりも、寺院内にある大仏の方が趣があって好きだった。
理由は昨夜のレストランで、ライブを見ながら興奮気味にチップを渡して路上で呑んだくれてた青年が寺院内で静かに拝んでいた姿があったからだ。
ちょっとしたヒッピーみの彼の旅に幸あれと胸に秘めながら寺院を散策。
ワットポー内で猫が横になっているのを見つけたので、寝顔を納めようとカメラを近づけると
動物特有の複式呼吸がなかった。
しっかりと確かめなかったが、きっと亡くなってるんだろうと思いカメラを下げた。
ひとり旅はなんでも刺激的で記録として残したかったためいろんな箇所でカメラを向けてたけど
その瞬間ハッとしてしまった。
写していいものと悪いもの、BE HUMBLEしなきゃいけないことが頭によぎった。
(寺院内には至る所にBE HUMBLEという注意書きがあり、恐らくうるさくしないでといったことがメインであるが
生き物を尊重する、ということも含まれると勝手に解釈した。)
ワットポーは社会人1年目の研修のミャンマーで見た涅槃像がファーストインプレッションなので、ワットポーの涅槃像との違いがイマイチわからないかったので
刺激も興奮もなかった。
ただし、寺院内の装飾が素晴らしく、大仏や涅槃像よりもお寺の中の手入れのされ方などがタイの寺院の魅力なんだと個人的には感じた。

ワットポーを見終わった後にワットアルンを見に船着場へ。
船着場の猫がフラフラと天井に上がっていて
猫特有の気ままさが可愛かった。
タイの猫は特に人懐こさがあり、飼い主によく躾されているように見える。
(もしくは野良だけど常識ある猫。)
人の言葉がわかるような印象がある、魔女の宅急便のキキのような佇まいだった。
タイでは犬よりも猫を見る方が多かった。
ワットアルンは厳かで感動した。
白を基調にした場所で、日差しが差し込むことによって言葉に言い表せない感動があった。
途中揉め事が近くで起こっていたけど、何が起きてるかは分からなかった。
(恐らくゲイのカップルが面白がられて写真撮られたりした雰囲気だった。そしたら最低だと感じる。)

ワットアルンを一通り楽しみ、ワットポー側の岸に着いたとき
次のワットアルンへ向かう船の列に並ぶ日本人がちんたらと歩いており、欧米系の人に抜かされていた。
抜かされた日本人が日本語で「白人ってこういうことするよね」って言っており、
とてもイラついた。
海外に来ている以上、お前の常識ではないんだぞ?思った。
少し腹が立った状態でワットアルンを後にし、名所と思しきルンピニ公園の入り口を眺めながら、
歩きたくない病によりバスを待つことにした。
となりの欧米系の若いカップルがバスに乗ろうとするがタイ独特のパワープレイアピールでないと
バスが止まってくれないらしく、なんどもトライしていたが結局乗れず、諦めてバス停から去っていった。
俺もトライしようとしたが、まずこの路線のバスはどこへ行くのか調べてみようと思い、
地球の歩き方に書いてあったバンコクのバスアプリをダウンロード。
最寄りのバス停を調べるため目的地までの移動手段をグーグルマップで検索をかけると歩いて最寄り駅に行って、
メトロに乗れとのことだった。
(デジタルデトックス言うてる場合ではなく、インターネットさまさまになってしまっていた。)
サンセットが近づいており、フォトジェニックな風景を撮りたいと思い、
最寄り駅からメトロに乗ってリバーサイドレストランへ向かう。
一杯引っ掛けながら、日没を見ようと楽しみにしていたが、
到着すると船着場しかなくてレストランやバーが見当たらない。
残念がりながら駅周辺を探索をしてみた。
映画ハングオーバー!で使われていたスカイタワーがあるため、そこで飲むか!高いところの景色綺麗だし!と調べてみると
ドレスコードが存在し、サンダルがNGのためバカンス気分でサンダル短パン姿の俺はスカイタワーに行けなかった。
(次回リベンジしたい。)
目的地だったリバーサイドレストランも
タクシー、バスに乗ろうにも交通量が多く、結局向かっても日没は車内で迎えると判断して諦めた。
駅付近を探索してるとシャングリラホテルという有名なホテルの近くで見つけた「chill」の文字が書いてあるバーで
そろそろチルしたいと体が悲鳴を挙げていたため、
タイに着いてからずっと飲んでいるレオビールのブラックを注文し、少しのチルタイムを迎えた。

特にすることもなく、手持ち無沙汰になったため、お土産を買いにサイアムへ向かう。
サイアムへ向かう途中で汗疹?もしくは蕁麻疹が出てきて、
悪いもの食べたかなと思い返しても直近はビールだからきっと疲れが原因だと思った。
サイアムに到着し、MBKセンターで買い物。
これは紛い物ばかりだー、ワハハ!という品揃えだったので全然魅力を感じない。
安いからとかそういうことじゃないだろう!と思いながら一種のエンタメを味わった。
MBKセンターではトムヤムクン味のプリッツを購入し、お土産ミッションをコンプリートしたので
MBKセンターを後にした。
流石にもうサイアムからカオサンまでは歩けないと思い、タクシーを捕まえる。
50Bでどうです?とタイ慣れてます、アホな日本人ではないです、というアピールを兼ね備え
交渉とメーターだよ、アホと言わんばかりの態度をされた。
(タイでは交渉式とメーター式のタクシーがあり、メーター式はある程度しっかり金額管理されている)
メーターならまだ安心かと判断し、乗せてもらった。
昨日のアユタヤからの帰りとほぼ同じ道中をタクシーで通った際に、この距離を歩いたんだなあと物思いに耽っていると
あっという間にカオサン通りに着いてしまった。
乗り物すげーな。と思いながら、徒歩でしか味わえない街の空気と、ドラマも楽しいよなと自分を正当化した。
カオサンに着くとメーター通りの70Bを請求されたので100Bを出すとお釣りが25Bで帰ってきた。
あれ?という大袈裟なリアクションをして再計算していると
運転手から早く降りろと言わんばかりの態度をされた。
5Bと10Bは似てるから単なる間違いだよなと思い、
100B出したから30Bのお釣りのはずだけど、5B硬貨だよ、これ、と渡すと「はて?」という顔をされた。
失敗から学び続ける気持ちで、折れてはいかんと思い、はい、5B!って運転手の顔の前に出すと
タイ語でブツブツ言われていたが、結局10Bのお釣りを返してもらった。
カオサン通りに着くと、連泊しているからか、もはや安堵感が生まれた。
相変わらず、賑やかな街並みを通り、お土産を置きにゲストハウスへ向かう。
昨日ついたばかりと言っていた、アンドリューがほかの宿泊者と仲よさそうに話しており、
アンドリューにとって第一ゲストハウス村人だった俺は謎の「一番の友達だよね、俺ら!」感を持ってた自分に羞恥心を感じながら
こうやってゲストハウス過ごすもんだよね!びびってるよね、俺!と反省した。
(転校生と一番最初に仲良くなったけど、そいつは別の友達と仲良くなった時の気持ちみたいな)
一息ついたのでシャワーを浴びた後、最終夜のカオサン通りに繰り出す。
��すがに今夜は行き慣れたレストランとは違うレストランに入ってみようとトライしたが、
きっと同系列のお店だった。なぜならメニューが同じだった。
タイ最後の晩餐はトムヤムクンとビール。
翌日の空港へ向かうタクシー代を考えると、あまり豪勢な食事はできなかった。
(あまりタイ料理で豪勢というのもイメージつかないが��。)
これで満たされるかと不安があったが、スープは意外にも腹にたまりビールがなかなか進まなかった。
ひとり旅だし、解放的になった俺は”なんか街で歩いている人みんな可愛く見える病”にかかりながら
カオサン通りを歩いていくバックパッカーや観光客を眺めていた。
持ってきていたブラッドベリの短編を読みながらビールを流し込んでいく。
しばらく過ごすことができたのだが、流石にビール一杯とトムヤムクンで
長時間居座るのも、居心地が悪くなりゲストハウスに戻ることにした。

翌日のタクシーを予約するため、受付脇に置かれていた”taxi”と書かれたシートに記帳していたため、
タクシー来るまでの段取りをゲストハウスの受付に確認すると
「カープールは同じ方向に向かう人を集うシートであって、タクシーを予約するやつではない、自分で調整してくれ」と言われ、
無知って怖いなあと勉強できました。英語で書かれているんだから文字もちゃんと読むべきだよなあ、という反省。
どうしようかと考えあぐねていたが、まあ明日考えようという持ち前ポジティブマインドになってしまったので
お酒が買えなくなる24時前にビールとお水を買いに外に出た。
ゲストハウスへ戻ってくるとロビー内のテーブルが片付けられていたので
フロントでビールを飲みながらぼーっと旅の思い出を整理しながら時間を過ごした。
コンビニでも買うくらい、お気に入りとなったレオビールを飲み干し、最後の夜を無事に終えた。
あとは空港までの移動のみだ。
翌日のタクシーのことは明日の自分に任せて、ベッドに入った。




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2023.9.21thu_yokyo
朝9時に目が覚め、二度寝。10時くらいに目覚めるが、昨日今日と雨が降ったり気圧が安定しなくて、朝がシャッキリしない。それまでは夏の明るさで8時に起きれていたのに(私の中ではものすごく早起き)習慣化する前に秋めいて来てしまった。布団の中で、SNSのメッセージやメールを確認。気になっている案件があり、それについてのメールが返ってきているか、何度もgmailをリロードしてみるも、来てない。多分、この件も昨日今日と朝起きれない理由に関わっている。ウワ~~~~~。
のっそりと上体を起こして11時、とはいえすぐソファへ移動。ジャンプ+を体育座りでチェックし、次にやっと半分まで…は来てないけれど、2/5は過ぎた『鵼の碑』(著:京極夏彦)を読み進めるが、そんなに気分が乗らずレンガみたいな本をソファへ放置。朝昼ごはんとして、冷蔵庫にあった塩焼きそばをつくる。冷蔵庫にあったじゃがいもと萎びたごぼう、卵を溶いていれる。根菜ばっかり、久しぶりに野菜室が空っぽになってる。野菜買わなきゃ。
仕事をしたり、しなかったりしながら2時半。途中でネコとおもちゃで遊ぶ。いろんなおもちゃを買ったけれど、結局ドンキで400円くらいの虫を模したビニールとフェルトのおもちゃが一番らしい。しかしここ連日、朝夜とネコの運動に使っているからか、すでにおもちゃはボロボロ。一杯のコーヒーとほぼ変わらないなら、毎日買ってあげてもいいよなと思うけれど、ネコが飽きるまで使い倒そうとしちゃうのは貧乏性なんだろうか。
今日は18:30から池袋演芸場で柳家小里ん師匠の会があるので、少し早く移動。身だしなみを整えると少し気持ちがシャキッとする。ここ三日間ずっと着ていたTシャツを床に叩きつけ、髪をひっつめ、ドラッグストアで衝動的に買ったアイシャドウを瞼に乗せる。めっちゃオレンジだしキラキラだ!チャリで最寄り駅まで行き、池袋へ。車内で『鵼の碑』を読み進めるも、やっぱり低気圧でもんやりして眠ってしまった。
16:00に到着、駅前のコメダコーヒーはなぜか満員だったから、開演までスタバで作業。メールを確認すると、朝から胃を痛めていた件で返信があった。恐る恐る開き、良いお返事でひとまず安堵…。急いで各位へメールやらメッセージを送りまくる。イヤホンから流していたのは昨日からずっと聴いている、音沙汰の新アルバム『Musicalism』。一曲目の真夏さんとありりさんの歌声に励まされまくる。二人が出会った20年がド頭から全開になっていて、マジで震える。生きる中で、歳を取れば取るほど格差を感じたり、人生設計の難しさや先例のなさに呆然とすることが多いけれど、この二人が20周年を迎えている現実そのものが勇気。最高はこれからだぜ、ヤッホーーイ。諸々の返信を終え、昨日がFOOD COURTの締め切りだったから、残り時間でバババッとエッセイを書く。今回のテーマは『給食』、私は給食を3年弱しか食べていない…的な書き始めから、気付いたら最後はワカメごはんの話に着地していた。2200字くらい…さくまま、毎回文字数多くてごめんよ。

さて、18:00過ぎ。いよいよ池袋演芸場へ。開演10分前に入場、前から4番目の舞台から向かって右端の2席目に座る。今日の電車内で聴いていたポッドキャスト『OVER THE SUN』の「私がこれを好きな理由」というテーマに、カフェの音が好きというお便りが寄せられていた。それでいうと、私は寄席の開演前の音が好きかもしれない。右後ろで交わされるハゼ釣りと汽水域の話に半分耳を傾けながら、この居心地の良さを噛み締める。二世代以上は先輩のお客さまたちで埋まった会場は、それだけで小里ん師匠の歴史を感じる。歴7-8年そこらの私なんかはあまちゃんでしかない、人生をかけて芸を見てきたのであろう人たち。自分の趣味はなんて先が長くて、豊かなのだろうと開演前から胸がいっぱいだ。
小もんさんの『辰巳の辻占』良かった~~~。間の取り方と、目線の動かし方がすごく好きなんだ…そんで、女性の所作も良いんだよな。すごい人だよほんと。見ながらニヤニヤせざるを得ない。そして、私はやっぱり小里ん師匠が演じるすっとぼけた町人たちが大好きだ。寄席に通い始めたころ、それまでは頑張って聴いていたのに、小里ん師匠の『長短』はスッと頭と感情に馴染んで気付いたら大笑いしていた。それからずっと、雛鳥が最初に見たものを親鳥だと思うように、理由なんか考える必要もなく小里ん師匠がイッチバン大好きで仕方のない落語家さんなのだけれど、今日の小里んの会はその時の気持ちがブワ~とよみがえる感じがあった。『ろくろ首』に出てくる松公のゆっくりした表情、そして、「所帯を持ちたい」と言い淀んでいるときの、序盤の目の真っ黒さ!本当に真っ黒でギョッとしたら「目が据わってるじゃねえか!」と隠居が突っ込みを入れ爆笑。その後の、結婚相手への挨拶のくだりもゲラゲラ笑ってしまった。とにかくずっと楽しくて、ワクワクしながら師匠を見つめていた。小里ん師匠がつくる緩急が本当に大好きだ。
『三兄弟』の三男の荒々しさも良かった。兄達が抜け出したあとの布団へ、荒っぽい三男が自分の妄想をずっとつらつらと語る場面。噺の登場人物がまるで落語のように話をしている、という入れ子構造。観客も思わず聞き入ってるけど「あれ?こいつの妄想だよな?」とたまに思い出しニヤニヤする。体調優れないようで、2本目のネタが急遽変更になっていたけれど、私は小里ん師匠の「三兄弟」が聞けて本当に嬉しかった。やる予定だったネタは次回になるようなので、またその時に行けばいいのだ。とにかく健康でいてほしい。来年の一門会も絶対に行くんだ、誕生日に近い日程なのが勝手に嬉しくて、勝手に喜んでいる。勝手に誕生日プレゼントとしよう。
さて終演後は、流れるように新珍味へ。入店するときマスターがちょうどレジにいて、覚えてるかな~と顔をじっと見たら、気付いてくれた。うれし~。かつてここにいた友達の近況や、別の友達の子どもの話(今年で何歳だっけ?トーク)などをする。注文はウーロンハイと水餃子。水餃子の写真、湯気でもやもやだ。味はもちろんウマすぎ。タレのニンニク感も健在だった。


そして最後に迷って、半ターロー。久しぶりに食べるターローメンは一口目からスープの最後までずっと美味しくて、食べ進めるほどに体が火照る。汗だくだく、ニンニクモリモリ、麺もちもち、スープとろとろ。「ターローメン食べれば風邪が治る」と友達が言っていたのを思い出す。マジで、大体の不調は治ると思う。あちいあちいと言っていたら、マスターが上からうちわを持ってきてくれた。マスターはいつも優しいなあ。帰り際、「よろしく伝えて!」と友達への言伝を預かる。またみんなで食べにくるね、と言いながら退店。いつ来ても、嬉しい気持ちになる店。
池袋から新宿まで戻り、お気に入りのエクセルシオールで閉店まで作業。ターローメンのニンニクが口内から香り、汗が引かない。完全に元気になった感じがする。自律神経がうまくいってない感じがここのところあったけれど、池袋の寄席で笑いまくって帰りにターローメン食べれば大体のこと解決するな。閉店10分前にエクセルを出て、帰路に着く。帰りの電車内で本を開いたら、朝よりもぐんぐん頭に入ってきて、このまま終点まで乗り続けちゃおうかなと思ったりしたけれど、実際お財布の中身が20円しかなかったので、大人しく帰宅。宵越しの金を持たなすぎ。帰りの自転車で少し雨が降ってきたけど、なんかいやじゃなかったな。日記を書き終わったら、風呂に入って、寝ることにする。とりあえず歯磨きは終えたけど、まだ少しだけターローメンの味が鼻の奥と舌の奥から香っている。もうすぐ深夜1時だけど、寝ながら『鵼の碑』を読み進めよう。すぐ寝ちゃう気がするけど。
-プロフィール- ヤマグチナナコ 29歳 東京都 三鷹市 編集・イラストレーター https://www.instagram.com/nnk0107/
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草なぎ剛が初のトランスジェンダー役に挑んだ本作の監督は Netflixで配信された「全裸監督」が大きな話題を巻き起こした内田英治。 育児放棄により行き場を失ったヒロインには、オーディションで選ばれた新人・服部樹咲。 共演には水川あさみ、田口トモロヲ、真飛聖など。 トランスジェンダーの生き様を描き、オスカーの外国映画賞を受賞した「ナチュラル・ウーマン」や ゲイカップルが子供を養育する厳しさを描いた「チョコレート・ドーナツ」など こういった題材はやはり洋画が先進国であり、邦画はどうしてもBL中心になっているが 本作はそういったファンタジーBLばかり��溢れている日本の映画・ドラマ業界に一石を投じるシビアな作品。 スパンコールと羽根飾りをつけて 今夜もあたしの出番が来る ありえないような お伽の駅から 今夜も 男たち 旅立ってゆく 二文字 砕けた 呼び込みのネオンは おかげで 故郷のつづりと似てしまった 霧の深い夜は 大好きよ 5m先に あの日の夢たちが 映画みたいに映る 夢は57セント 1度足を上げる値段 夢から夢へ綱渡り SUGAR SUGAR 砂糖菓子 中島みゆき『シュガー』 幼い頃からアイデンティティに悩んできた凪沙は、夜の街で酒を振る舞いながら 白鳥のコスプレをしてステージに上がり、ニワカ仕込みのバレエを踊っている。 陽の差す時間帯には居場所がない彼女たちは、夜の帳が降りてから活動を始める夜光虫。 世間話と男の愚痴を酒で流し込んでは朝日の昇る頃に家へと戻って眠りに就く。 そんな凪沙のもとへある日やってきた一果は、バレエダンサーを夢見る寡黙な少女。 母親の育児放棄ですっかり心を閉ざしてしまった少女にも同情を見せない凪沙のドライさが 頑なだった一果の心を少しずつ解きほぐしてゆく。 凪沙が手に入れたいものは、どれだけ求めても手に入らない。 喉をかきむしるほどに渇望しても、決して手に入らない。 フェイクで十分じゃないかとどれだけ自分に言い聞かせても 諦めきれない想いは時折間欠泉のように表面に吹き上げて、凪沙の心を掻き乱す。 一果は、今は何もかもに投げやりではあるが、手に入れられる可能性がある。 諦めることを強いられてきた凪沙が、一果の夢に賭けてみたくなるのは当然だろう。 捨て鉢だった一果を抱き締めて「大丈夫」と繰り返す凪沙から発せられるのは紛れもない母性だ。 同時に、一果を助けることが、自らの身を陽のあたる場所へ連れ出す 唯一の希望としてすがっていた部分もあるのだろう。 人生とは、「この子のために生きる」「この人となら生きていける」との確信を得られる 相手を探し続けることなのかも知れない。 縁(よすが)を探す旅で出会った二人は、紙(戸籍)で認められた親子関係以上に母娘だった。 一果が年齢からすると少し早い「白鳥の湖」に固執しているのは 呪いから解放されるためにもがくオデットに自身を投影しているからであろう。 一果を救い出そうとする凪沙が「白鳥の湖」のジークフリート王子の化身とするならば、 本作は変形のラブストーリーと言えるのかも知れない。 ずっと胸が詰まる展開ばかりで、もう少し息抜きになる場面が欲しかった。 凪沙はずっと世の中に悪態をついた毎日ばかりでは無かったはず。 それでは彼女の人生が佗し過ぎる。 同じクラブで働く仲間と、楽しい話に花を咲かせることも多々あったろう。 人は誰しも、陽の面があるからこそ、陰の面を歯を食いしばって耐えることができる。 夜の街で何年も生き抜くには絶対的にタフネスが必要で 世を儚むシチュエーションが続けば 「もう少しだけ生きてみようか」と思える関係が必ず構築されるように出来ている。 私が新地でシェーカーを振っていた頃、そんな場面をいくつも見てきた。 夜の街に生きるダークサイドばかりにスポットが当てられていて、 やり過ぎ感のせいでちょっと大映ドラマっぽくなってしまったのが残念。 水川あさみ演じる母親の心変わりの部分にもう少し踏み込んで 後半の展開をもう少しリアリティを重視していれば、 洋画のLGBT系作品と比較しても遜色ないクオリティまで到達できたはず。 この映画が素晴らしいのは、飯島女子がエグゼクティブプロデューサーを務め、 カレンが制作をし、草なぎ剛が主演でありながら、一果(服部樹咲)の物語になっていること。 夜の街で偽物の白鳥を演じていた凪沙が、一果を本当の白鳥にするための物語であり 一果を演じた服部樹咲は、「誰も知らない」の柳楽優弥や 「ラストレター」の森七菜を上回るほどの鮮烈さをスクリーンに焼き付けている。 バレエの技量でこの役を勝ち取ったと何かで読んだが、どうしてどうして芝居も良い。 今はまだ監督の指導により良い表情を引き出されているに留まっているが 今後彼女自身が芝居をする楽しさに目覚めれば、一気に人気女優の道が拓けるはず。 カンヌ映画祭あたりに出品すればかなり話題を集めそうな気がする。 そして草なぎは、己の立ち位置を「陰の主役」まで一段階落として 服部樹咲を全力でサポートしている。 その姿が、一果を本物の白鳥にするために奮闘する凪沙と被る。 本来ならば大御所俳優が担うべきポジションをさらっと演じた本作は彼の代表作になるであろうし この作品がジャニーズ事務所への忖度で不当な扱いを受けないことを切に祈る。 特に昨年「新聞記者」に作品賞を選んだ日本アカデミーが、 二年連続で脱・忖度路線を見せて賞の信頼性を取り戻すことが出来るのか注目したい。 (2021年3月20日追記:ちゃんと最優秀主演男優賞を与えて着実に信頼を取り戻しつつある) 最後にひとつだけ。 エンドロールが終わった後の最後のシーンがとても美しい。 ラストシーンのネタ明かしとしても意味を持っているので 途中で席を立たず、最後まで見届けていただきたい。
【日本アカデミー作品賞&主演男優賞】映画「ミッドナイトスワン」縁を探す旅の果てに - 忍之閻魔帳
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七夕の奇跡、まさに俺らは現代の織姫と彦星。1年に1度の御本家と較べてもまあ、2ヶ月から3ヶ月に1度のペースでの逢瀬ってのは傍から言わせるとロマンに欠けるかもしれない。それでも俺たちにとっては実に耐え難い日々なんだ。最後の逢瀬からまた次の日までカウントを始めて、近くなれば電話越しでも興奮が伝わるほどに御前は指折り数えて今日を待ち侘びていた。
おもてなしをしてもらった4月、次は俺がおもてなしをする7月。4月よりも前の逢瀬から俺も実はずっと北斗へのおもてなしのプランを練っていて、4月のおもてなしを迎えてから一層あいつを喜ばせたい気持ちは高まった。ダチすら泊めたことのない自宅に初めて泊める相手は恋人だった、なんて誇らしい初めてなんだろう。でも自宅なんて質素なプランじゃなくて本当なら大きなテーマパークやら綺麗なホテルやらに泊めてやりたかったけど俺の私生活ががらりと変わって途方に暮れてた頃、自分がおもてなしをされる側だってのに逢いに来てくれるその強かさに俺は凄く救われたんだ。ありがとう。
お願いされていた通り、手料理を振る舞うための仕込みを済ませ言われた通りの待ち合わせ時間まで余裕をもって過ごそうと思っていたのに、破天荒な御前と来たら言った時間よりも2時間近く早く待ち合わせ場所に着いたとか言って俺も慌てて家を出た。迷うことないからすぐ迎えるよって何度も教えたのにほんとに、よっぽど俺に逢いたくて急いだんだろうなって思うことにしたよ。俺も早く逢いたかった、見慣れた街並みが御前で彩られる事が楽しみで仕方なかった。20数年見てきた街を愛おしい人と歩けた景色は生涯脳裏に焼き付いて消えないだろう。とは言えすっかり見慣れたその立ち姿に俺は迷うことなく突撃した、途端に目尻を細めて笑うその顔がずっと見たかった。いらっしゃい、俺の街へ。
慣れてる土地を優雅に案内しようにも相変わらず何も無い場所だからちょっとかっこつかずにウロウロ歩いてたけど、クソ暑いこの土地でも御前は相変わらず笑顔で暑さで不機嫌になる素振りもなく一緒に歩いてくれたね。仕事場に連れていけて、いつもの仕事を身を持って体験してくれて緊張もあったけど俺はこの瞬間を糧にこの先もこの仕事場で頑張れる気がした。世界一可愛くしてしまったよ、今回ばかりは。
今夜振る舞う料理の為の皿を選んで自宅に帰る。「ちょっと家の中綺麗かチェックしてから入ってもらうから待ってて」なんて適当に嘘をついて部屋の電気を付けて部屋をよく見えるようにしてから俺の自室に荷物を置いてきて、と扉を開けさせた。初めて見るであろう部屋に普段からあるわけではなさそうなその飾り付けを見て北斗は一瞬フリーズした。レールに引っ掛けたハッピーバースデーの幕、そしてソファに飾られた大振りの数字風船、散らばるシルバーの風船に黒薔薇で作られたクマの飾り物。それが自分に向けての飾りだと気付いた御前はやっぱり想像以上のリアクションをしてくれて、興奮気味にプレゼントに気付いて開けてくれたね。中身はまあ、恥ずかしながら低予算のおふざけアイテムだったけど。
俺の愛犬と戯れて、一緒にYouTubeを観て少しのんびり過ごしたら腹が減ってきたから飯を作った。朝仕込んだハンバーグに、夜のうちに揉みこんだ唐揚げ、どっちも御前のリクエスト。そこまで作り慣れない俺は美味しいかな?と不安になりながらも作り上げた。思ったよりもボリューミーになった夜ご飯にも関わらず北斗は満腹の仕草を見せることなくぺろりと完食してしまった。
この家は居心地が良いと言ってソファでだらけながら手を繋いだ、当たり前に過ごしてる自宅で��時間はなんかむず痒かった。風呂を済ませて宿泊用に広げたソファベッドでうたた寝する北斗がちゃんと俺の部屋で寛げているんだと感じて安心した。デザートのワインゼリーを食してからアルコールを嗜んで配信をしていたけど2人して眠たさと闘ってたね、そして暑いけどくっついてたい御前は俺にじわじわとくっついて来ては逃げられてたね。
辛うじて眠気に打ち勝って迎えた0時の瞬間、おめでとうに溢れる中俺はトイレに行くと飛んで部屋を出て行った。0時まで我慢していたのだろうと見せかけてちゃっかりトイレをしてから紙袋を持って戻る。ハッピーバースデーの歌を歌いながら戻ってくれば御前は目を丸くさせながら「え!まだあるの?!」と声を弾ませた。
そう、あのふざけた1個目のプレゼントはダミーに過ぎなかった。とんでもなくちゃっちいものを渡して幻滅されるかどうかのすれすれながらもこの瞬間を迎えられて心底安心した。プレゼントはもう3ヶ月も前から用意してた北斗に似合いそうな洋服。服を広げた御前はどの瞬間よりもテンションが高く、めちゃくちゃ好みに刺さったらしく目の前でなんの惜しげも無く寝間着を脱いで試着したね。見立て通り北斗のために作られたのかと思うほどよく似合う服を纏った御前は嬉しそうに明日はこれを着る!と張り切ってたね。すかさず送った動画を残して席を外したら、戻ってきて泣いてる御前を見て思わず笑った。動画を見て泣いたと話し、幸せな誕生日だと語る御前は二度も涙がぶり返してたね。誰よりも感性が豊かですぐ顔に出る、俺の本当に大好きな御前の一面。あのふざけたプレゼントにさえも貰えるだけで嬉しいと混じりっけない本音で笑える北斗が、幸せ過ぎて泣いてしまうほど純粋な北斗が大好きで仕方ない。おめでとうと3ヶ月分の逢いたいが溶け合って弾けた夜。
7時30分のアラームで目を覚ます、隣でまだぐっすり眠る姿を確認してから静かに台所へ向かう。2人分の朝食を用意して自室に戻ればまだすやすや眠る無邪気な寝顔、白いシーツに包まれた御前は本当にお姫様みたいでずっと眺めたかった。寝ぼけ眼で見つめる北斗に口付けを落とせばふにゃりと笑う、甘酸っぱく愛おしい朝。
早めに済ませた朝支度、ごっこ遊びを混じえてはしゃぎながら髪を整える。2人で過ごした初めての時間もまた、自宅でぼんやりと過ごす瞬間でさえも俺を幸せな思い出で満たすだろう。愛犬にまたねと別れを告げて自宅を後にした。今日のスケジュールはつめつめだ。プレゼントした洋服に合う靴やらインナーを探し求めて街へ繰り出す、トータルコーデをして大満足な俺は世界一可愛い北斗と盛れるプリクラを撮った。予約したランチのお店は俺も初めてながらにめちゃくちゃ好みの内装で、飯も美味くて終始感動してた。腹も満たされた頃、急に店内の灯りが消されてハッピーバースデーの曲が流れる。俺も思わず御前とキョロキョロしながらも、ちゃんと予定してたサプライズだと確信した俺は北斗にウン度目のおめでとうを伝えた。周りの客にも祝われて感動でまた泣きそうなのを堪える御前を見て北斗を超えるサプライズのしがいがある人間は居ないなと更に確信したよ。お揃いで北斗が選んだブレスを買い与えると大はしゃぎで腕を見せびらかして写真を撮って、今日生まれてきたのかなってくらい何でも喜ぶ天使みたいな御前に俺も夢中だった。スタバを嗜みながら次の目的地のために俺らは電車に乗った。座れぬ満員電車の中、御前はよろよろしながらも外の景色に子どもみたいに目を輝かせながらはしゃいでた。俺はすっかり見慣れてるものだけど初めて見る人間からすると凄いのかな?それでも御前は世界一リアクションの良い人間だと思うよ、ほんとに。
少し長めに電車に揺られて着いた場所は内風呂温泉のついた旅館。一緒に風呂に入ることもお願い事の一つでもあり念願でもあったらしい、人と風呂に入るのが苦手な俺はどのホテルでも断ってたけど今回ばかりはせっかく温泉に来たんだしの気持ちで入ることにした。遅めにした夕飯は想像以上にボリュームがあって、2人で気まずそうに目を合わせながら食ってたね。連日食いまくりで空腹ってどんな感覚だっけ?ってくらい常に腹は満たされてたからあれは本当に申し訳ないことをしたなと思った。それでもめちゃくちゃ美味しかったよね、何でも美味しいと言って笑う御前を見てるだけで俺も幸せだった。
部屋に戻って一休みしてからじんわりと暑い外で2人で花火をした。花火がしけっていたのか俺らが下手くそなのか分からないけど上手く火は付かないしロウソクの火さえ消えるしで花火を静かに楽しむことなく爆笑して終わったね、思えばほぼ座ってたけど。
先に温泉に入って窓越しにベッドから話しかける御前に来ないの?と言えば食い気味に「良いの?」と返してくる、物凄いスピードで服を脱いで洗って湯船に入ってくる御前を見て本当に一緒に入りたかったんだなと嬉しさが滲み出ている顔を見て思わず笑った。1度入ればちょっと慣れも出て朝も一緒に入ったね。
また眠気に負けてソッコーで寝る、寝心地の良いベッドで朝までぐっすり寝てたけど安定にアラーム前に目を覚ます。起きた、と言葉の代わりにス��ホを弄るその腕に触れれば俺の腕に潜り込んできて静かに泣き出す。まだ朝だって言うのに北斗ときたら帰ることを考えて泣けて来たらしい、本当に泣き虫な奴。すんすんと泣き続ける御前の頭やら頬やら撫でて、泣き止む頃に朝食の前に温泉に入ろうと誘って入る。朝焼けに照らされた朝風呂はめちゃくちゃ気持ちよかったね。
ちょっと元気になった北斗を連れて朝食会場へ行く。用意された郷土料理を教えてあげて一緒に食べて、俺のコップにだけ虫が入る不憫を安定に発動させて満腹になったら部屋に戻る。照りつける太陽の下を歩きたくて一緒に散歩に出た、なんにも無い森と田んぼだらけの土地を歩くのが珍しい御前は夢中でカメラを向けてたね。そんな人が珍しくて俺も思わず動画を撮ったけど、俺が居るからって理由だけでこんなところにまで足を運んでくれる北斗をこの先もずっと大事にしていたいなって強く感じたんだ。
限界まで2人きりの時間を楽しんで、空港に降り立つ。荷物を預けてから暑さの中無言になりながらもコンビニでアイスを買い求めた。秒で溶ける炎天下に似合わぬリッチなアイスを食べて、隣の小洒落たカフェで軽食にする。もう長いこと空腹の感覚に陥ってない、それでも何かしら時間になれば食べ続けてるもんだからしばらくはお互い胃の時間感覚もバグりそうだよね。なんて思いながら頼んだパフェは馬鹿みたいにデカかった。なのにぺろっと食った。人間の神秘、田中の神秘。
空港までの帰り道は次の逢瀬の話をしながら、行きはあんなにしんどかったのに楽しい話をしていたら一瞬なのはまじなんだね。行ったことのない土地、行き慣れた土地、どこにせよ御前に逢うという事が最大の目的だからこそどこで逢おうか悩む、何をしようか悩む。だけど逢う度に飽きるどころか次が待ち遠しくなって、落ち着いた関係になるどころかどんどん好きになる。こういうところが好きなんだよな、と目で見て肌で感じて愛を実感するからこそなんだろうね。
自由な俺とすぐ迷子の子どもみたいにキョロキョロする御前、お土産を買った時だって割と近くに居るのにすぐ俺を探してキョロキョロする、泣くほどではないけど泣き出しそうな不安顔で俺を探すとこを見て実は愛おしさを覚えてたよ。ほんとに何をしても可愛い北斗、今までほっといてきた色んな人間にありがとなって言いたいくらい俺の隣に居てくれることに感動と感謝を抱いてる。何よりも俺を選んでくれてありがとう、北斗。
朝あんだけ泣いてもやっぱり涙が溢れてくる、3秒で泣ける俳優なのかってくらい次見た時には瞳いっぱいに涙を滲ませて眉を顰めてる。おかしくて笑いながらも涙が止まらない御前の頭を撫でる。
「またすぐ逢えるもんね、行くだけだもんね。また帰れるもんね。」色んな言葉で自分を奮い立たせて搭乗ゲートへ向かう御前、そうだよまたすぐ逢えるよ。すぐ帰っておいでね。俺はいつでも御前の帰る場所だからね。たくさんの言葉を込めて手を振る、何度も振り向いて手を振り返す御前が見えなくなるまで。
北斗と出逢えた去年の七夕、こだまする哀しみの声を断ち切って掴めた幸せ。去年の今頃は誕生日だったなんて知りもせずに話してた、初めて迎える誕生日を同じ空間で過ごせて俺も最高に幸せだったよ。人生で1番幸せな誕生日だったと語る御前を見てこの先ももっと、その1番を更新してやりたいって思ったんだ。もう来月は付き合って1年が経つのかと驚きが隠せない、こんなに好きに溢れて迎える1年なんてあっても良いのかってくらい北斗のことが好きだから。
次はどこへ行こうか、何をしようか。予定なんてみっちり立てなくたってただ同じ空間で北斗と過ごせるだけで俺は幸せなんだ。多分御前も同じなんだろうけど。
誕生日おめでとう、生まれて来てくれてありがとう。
たくさんの喜びと幸せと初めてを俺に味あわせてくれてありがとう。これからも一緒に歳を重ねていこうね。
大好きだよ北斗。

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Magic Hour with Eiji Akaso& Keita Macihida 2021/2/27④
途中で音声が途切れた時間があり、完全ではないです( ;∀;)
ーー続いてはこちらのコーナーです。「CAN YOU READ MY MIND?」日本語で訳すと「読める?僕の心」っていうことですね。今回はゲームなんです。
赤「はい」
ーールールは簡単です。二つの選択肢を用意しています。お二人にお互いが好きなものがどちらなのか当てて���くゲームとなります。お二人のそれぞれの答えを後で回答してもらいますので、当たった数が多い方が優勝者、勝者になりますので、素敵なプレゼントがありまーす!
赤「おおーいぇーぃ」
町「ありがとうございまーす」
ーーそして敗者には罰ゲームがございます。
町「はははは」
赤「おおっ罰ゲーム」
ーーなのでお二人とも真剣勝負してください。
町「分かりました」
赤「はい」
ーーお二人ともAとBといううちわ(札)を用意させてもらいましたので、(相手が)好きだと思う方のうちわを上げてください。早速始めたいと思います。
町「はい」
赤「はい」
ーーお互い好きなのはどっち?
赤「どっちだろう」
ーー第一問。
赤「はい」
ーーAお茶、Bコーヒー。
赤「おぉ」(ふんふん、みたいなニュアンス)
☆赤・町→A
赤「おっ、おっ」
ーー第2問。A焼肉、
赤「ほう」
ーーBしゃぶしゃぶ。
赤「こっちだな」
☆ 赤→B、町→A
ーーはい、第3問。A昼、B夜。
赤「ひるよる」
☆赤・町→A
ーー第4問。Aアウトドア、Bインドア。
赤「アウトドア、インドア、はい」
町「うわ」(悩む)
赤「こっちだな」
☆赤→A、町→B
ーー第5問、A海、B山。
町「ぁ~~~」
赤「おぉ」
町「え~。こっちかな」
赤「こっち」
☆町→A、赤→B
ーー第6問。A映画、B音楽。
赤「ほうほう」
町「はんはんはんはん」
赤「これは簡単ですね」
町「うんうんうん。ま、こっちでしょう」
赤「こっちですよ」
町「うん」
☆赤・町→A
ーー第7問。Aガパオ、
赤・町「おぉ」
ーーBトムヤムクン。
赤「お、ぉぉぉ」
町「ああ~」
赤「うわっ」
町「うわ、これはねぇ」
赤「わっかんない」
町「うわ」
赤「こっちだ!」
☆赤→B、町→A
ーー第8問。A犬、B猫。
赤「え、ど(っち)聞いたことないな俺」
ーー普段は聞かないですよね(笑)、その話は。
☆赤→A、町→B
ーーはい、第9問。A夏、B冬。
町「あ~~」
赤「あぁぁ~」
町「はいはいはい。こっちかな?」
赤「いや…、これも聞いたことない」
☆赤→A、町→B
町「はい」
赤「はい」
ーー第10問。A料理を作る、B料理を食べる。
町「はいはい。こっちじゃないかなあ」
赤「こっちです」
町「こっちですね」
☆赤→A、町→B
ーー第11問。
赤・町「(笑)」
ーー色ですね、A白黒、Bカラフル。
町「うーんぁー。こっちーー」
☆赤・町→B
ーー最後ですね、
赤「はい」
ーーAおにぎり、Bラーメン。
赤「はぁ」
町「うん。はい」
赤「ふっふっふっ」(口閉じて音出す感じ)
☆赤・町→B
ーーすべてが終わりました。
町「おわったー」
赤「終わりました」
町「さぁーて」
赤「さてさてさて」
町「いやどうなんだろう?」
赤「わかんないですね」
町「わかんないね」
ーーそれぞれ好きなものの答え合わせをしていただきたいと思います。最初にですね、ま、飛行機乗ってたらcoffee or tea?ってよく聞かれるんですけども。
町「うん」
ーーどっちですか赤楚さん?
赤「僕が好きな方で?」
ーーはい。
赤「僕が好きなのはお茶です」
ーーおっ、お茶。
赤「Aです」
町「僕が好きな方? 僕が好きな方、お茶です」
赤「お~」
ーーお二人が?
町「これは正解ですねたぶん」
赤「正解ですね」
町「これは何となく分かりました。現場一緒にいて」
赤「あ、そうですよね」
ーーあ、そうなんですか。
赤「はい」
町「そうなんですよ」
ーーコーヒー飲まないですか普段は?
赤「いや、コーヒー好きです。コーヒー好きなんですけど、やっぱり僕自身は、やっぱり毎日飲むってなると、その、コーヒーだと夜とか眠れなくなったりすると怖いので。お茶…ですね」
ーーちなみに、お二人が好きなのはウーロン茶ですか?それとも緑茶?
町「あー…、お茶全般僕は好き、かもしれないですね」
ーーあーそうなんですね。
赤「僕は…緑茶です」
ーー緑茶。
赤「あの緑茶はやっぱり殺菌能力が高いので」
町「うん」
赤「ウィルスを退治してくれるっていうところで」
町「なるほどなるほど」
ーー第2問、焼肉かしゃぶしゃぶ、どっちですか?せーの。
赤・町「焼肉」
赤「あーーー!」(悔しそう)
町「(笑)しゃぶしゃぶにしてくれてた」
ーー後で点数を集計したいと思います。
町「はい分かりました」
ーー3番目ですね。お昼か夜。せーの。
赤・町「夜」
ーーあ、二人とも夜ってことでいいですよね?
赤「夜?」
町「あ、僕昼だった気がしますね、僕が好きなの…」
ーー自分が好きなこと言っていいですよ。
町「ですよね。たぶん昼だったと思います」
赤「僕、夜です」
ーー町田さんが好きなのはお昼。
町「昼の方だと思います」
ーー赤楚さんが好きなのは
赤「夜です」
ーーってことですね、なるほど。4番ですね、アウトドアか、インドアか、せーの。
赤「アウトドア」
町「たぶんインドア…」
ーーアウトドアとインドアですね。
赤「えっ?」
町「逆だったなたぶん二人とも言ってたのが」
赤「そうですね」
ーーで、5番目ですね。海と山どっちですか?赤楚さん。
赤「僕 山です」
ーー山。
赤「はい」
町「僕も山です」
ーーお、そうなんですか。
町「これ(赤楚くんは)海だと思っちゃった。外しちゃった」
赤「キャンプの話」
町「そうだね」
赤「した気が…」
町「そうだよね」
赤「そうですよね」
ーーキャンプの話も出てきたってことですか?
赤「はい」
ーーちなみにタイの海はとってもきれいなので、いつか来てください。
町「そうですよね」
赤「へぇー。行きたいです」
ーーもちろん山もきれいなのですけども。はい、第6問は映画と音楽。町田さんどっちが好きですか?
町「映画です、ね」
赤「僕も映画です」
町「うん」
ーー二人とも今回は合ってましたね。はい、やっぱり映画が好きってことですね。
町「映画には音楽もありますからね」
ーーアーなるほどですね。そして第7問、タイ料理のことなんですけども。
町「これね、難しかった」
ーーガパオかトムヤムクンか。これですねーどっちなんですか町田さん?
町「正直どっちも好きなんですけど」
赤「そうですよね」
町「どっちかっていうと‥‥今は、トムヤムクンかなぁ」
赤「僕も。トムヤムクンです」
町「うわそっちかぁ~」
赤「はい」
ーー今回は町田さんは間違ったっていうことですね。
□■□■ここで通信43秒途切れる(号泣) ※犬と猫好きなのはどっちかで、二人とも好きなのは猫と答えてるが、言葉は不明。
ーー(途中から)さんが犬っていうイメージあったんですけど、なんでですか?
赤「犬顔じゃないですか」
町「や、どう考えても俺もそうだよ、そう言ったら。でもやっぱねこの作品やってるからやっぱり猫じゃないかなぁと」
赤「なぁ~るほど」
町「うどんちゃん出てきたしね」
赤「そうですね」
ーー第9問、夏か冬かどっちなんですか?赤楚さん。
赤「僕、冬です」
町「冬です」
ーー二人とも冬ってことですね。
町「うん」
ーーということは赤楚さんが
赤「夏���てやりました」
ーーって答えましたね。
町「夏生まれなんですけどね。僕が」
ーーそいう言うイメージだったってことですか?暖かい感じがっていう。
赤「や、あのスポーツが好きっていう、野球が好きっていうイメージだったので。やっぱり夏といえば野球…というのもあって、野球なのかなと思って」
町「(笑)」
赤「ちょっと、残念です」
町「あぁなるほど」
ーー続きまして、料理を食べるか作るか、どっちの方ですか町田さん。
町「僕は、食べる…」
ーー食べるを選んだんですね。赤楚さん。
赤「僕も食べるです。食べる方が好きです」
ーーだけど予想(札)は、たぶん赤楚さんが
町「そうですね」
赤「作るにしてましたね」
町「黒沢のイメージあるのかなぁ」
赤「(笑)そうですよね」
町「うーん」
ーーそうですね、ドラマの中では結構黒沢が、
町「ね、作ってるってのあるんで。ま僕も作るの好きですけど、はい、やっぱでも食べる…」
ーー方が好きですよね。
赤「ま、でも、そうですよね」
町「作る時も食べる目的で作ってるからね」
赤「確かに(笑)」
ーーそして、白黒か、カラフル。どっちが好きなんですか?
町「これ難しかったな」
赤「僕でも白黒です」
町「あーーそうか」
赤「はい」
町「俺も白黒です」
赤「あ"ぁっ」(悔しがる)
ーーじゃあ二人とも
町「間違えた」 赤「間違いですね」(同時)
ーーお互いにカラフルを選んだので、カラフルというイメージがあるんですか?お互いに?
赤「お互いにのイメージ…あのぅなんですかね、白黒(※4秒途切れる)、その、インスタグラムを見ている限りだと、ちょっと鮮やかな服を着ていらっしゃるなって」
町「や、俺もそのまんま、そう…。やっぱり。はははは」
赤「(笑)やっぱりそうですね」
ーー最後の質問ですね。
町「はい」
赤「はい」
ーーおにぎりかラーメンか、どっちですか?
赤「せーの」
ーーせーの、
赤・町「ラーメン(笑)」
ーーお二人ともラーメンが好きなんですね。
赤「はい」
ーーこれは二人とも当ててるんですけど、ちなみにどっち系なんですか?豚骨、醤油。どっち派ですか?
赤「豚骨です!」
町「あー僕も豚骨、ですね」
ーーピッタリ。
町「すごいはい、匂いからもうなんかこう漂って、なんかうわ食べたいってなります」
赤「ちなみにニンニクをドバっと入れたいです」
町「やーいっぱい入れますねぇ」
ーーお二人でラーメンに行ったことありますか?
赤「現場で一回…。食べませんでしたっけ?」
町「ラーメン食べた…(っけ?)」
赤「食べてない?」
町「食べてはないっけラーメン…。なんかでも話はしてて」
赤「はい」
町「お互いなんか、あの、他のキャストの皆さんとも、どこのラーメンがおいしいみたいな」
赤「あ、そうだそうだそうだ」
町「話はしてて」
赤「しました」
町「で、うわ行きたいねーっていう話をしてそのまんまになってたのかな。たぶん。キャストのみんなでは、話はしてたんですけど」
赤「あそこですよねあの、辛いのがおいしいっていう」
町「そうそう。とか~。●●(※聞き取れず)の中で、どこどこがおいしいとか、みんな言ってた」
赤「僕は家系が好きなので」
町「うん」
ーー辛いのが好きってことなんですね。そして今いろんな答え合わせしながら、勝者が分かったんですよ。
赤「え」
町「微妙なとこですね」
赤「わかんないですよね」
町「わかんない、どっちだろう。俺も結構間違えてた」
ーーここで結果を発表したいと思います。
赤「はい」
ーー勝者は!ぱんぱんぱーん!一点の差で勝ちました!
赤「え」
ーー勝者は‥‥、町田さんでーす!
町「おぉーーーあぶねぇーー!!はははっ。いやこれは、ちょっとあれですよね、やっぱりあのー黒沢やらしてもらってたので。ちょっとリサーチ的な所でいうと、僅差ではありましたけど、勝ててちょっとホッとしました」
ーーそうですね。
町「はい」
ーー黒沢が安達のことをずっと見てたから、ね。今回は、安達が触れてないからわからなかったってことですかね。
赤「はい、もっとべったり触れとけば良かったなって後悔してます」
ーー勝者の町田さんにはプレゼントがあります!どうぞ!
町「あり��とうございます」
ーーこちらです。
【スタッフが蓋のない箱を持ってくる】
赤「おぉ」
ーーチャンチャンチャン!皆さんに見せて。
町「これは…」
【青地と黒地で金の模様が入ったキックボクシングのパンツを広げる】
町「あぁ…」
赤「これは」
ーーあ、逆ですね。
町「こうですか?」
ーーおお~!
赤「おお!」
ーーとっても似合っている、タイのキックボクシングのパンツでございます。
町「ありがとうございます。めちゃくちゃ」
赤「かっこいいですね」
町「豪華というか、かっこいいですね」
町「赤楚くんがねぇ、なんかこう…アクションとかやりたいって言ってたから、ちょっと僕これで…穿いてジムへ行って鍛えます」
赤「(笑)」
町「準備します」
ーーそしてですね負けた人になんと罰ゲームがあるということで、僕伝えたんですよね。
赤「伝えてましたね」
ーー赤楚さん。
赤「はい」
【スタッフが薄い箱のようなケースを持ってくる】
ーーこちらの方でお願いいたします。罰ゲームは「ビリビリペーン!」ということですね。じゃあ準備はいかがですか。
赤「あの、このペンってあのそっとやって、ビリッてさせるやつじゃないですか。あらかじめ予告されるほど怖いことないですね」
町「あの新しい、新しいよね」
赤「新しいですね」
町「新しい」
【赤楚さんペンを持つ手が震えている】
ーーちょっと震えてますね。はい!準備ができましたので、それでは参ります。皆さんも一緒にカウントダウンしましょう! 3!2!1!
赤「2!1!GO! あ"っ 【立ち上がる】びっくりした!【歩き回る】うわ」
町「痛いよね~」
赤「あびっくりしたぁ、あ、こういう…僕初めてやったんですよ。初めて…。なんか肩まで来ますね。わぁ」
ーーほんとに痛いってことですよね?
赤「はい。やります?」【町田さんにペンを向ける】
ーー(笑)いやいやいや。
町「ほんとに痛い?今…」
赤「や、ほんとですって」
町「お芝居じゃないの今の」
赤「いや、やってくださいよ」【町田さんにペンを渡す】
町「ほんとに?」
赤「ほんとですって。あ、やってくださるそうです」
ーーやってくださるんですか?
町「そんなに…?」
赤「はい」
町「絶対痛いことないですって」
赤「全然、全然、でも全然大丈夫です」
町「絶対痛くないでしょ」
ーー安達が痛いから、黒沢もその痛みを感じますか?
町「ん~感じましょう!」
赤「あっはは、ありがとうございます」
ーーぜひ皆さんも一緒にカウントダウンしましょう!3!2!1!
赤「2!1!」
町「あっ!!」【立ち上がる】
赤「ははは!」【膝たたいて笑う】
町「いったぁ~。(ペン)落としちゃったし」
ーーさっきのは赤楚さんの演技ではなかったってことでよろしいですか?
町「ほんとでしたね」【マイクなしで】
町「ほんとでした」【マイクを口元に向けて】
ーーほんとでしたですね。
町「うあ~イッタ。【赤楚さん笑って目を抑える】でも皆さんすみません見ました?赤楚くんのやっぱり動き。すごくなかったですか?」
ーーかわいかったですね。
町「ぷるぷる~って行きながら往復して。で、ここら辺であの、うわってこうなんかあの、赤楚くんのやっぱりムーブが僕は好きだなって改めて思いましたよ」
ーーんん~~~!(喜)
町「な、泣いてる?」
赤「笑いすぎたら涙出て」【目元をぬぐう】
町「ははっ」
ーー笑いの涙ってことで。
赤「いやほんとに」
ーー照れの笑いの涙。
赤「はい」
ーー以上「読める?僕の心」のコーナーでした。
#MagicHourEijiKeita#Magic hour Eiji Keita#cherry magic#cherrymaho#eiji akaso#keita machida#30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい
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朝比奈潤(ドMおじさん)@doemojisan
今から15年ほど前、20代後半の頃に個別指導系の学習塾で数年間働いていた。担当は男子中学生ばかりだったがその中に明らかにオーラが違うイケメンがいた。今で言えば坂口健太郎によく似ていたので、ここでは彼を坂口君と呼ぶ。坂口君は身長180弱、不良っぽさと中性的な部分を併せ持ったルックスだった。
実際、彼はよくモテていた。恥ずかしい話だが、私は女性の生態についての知見をほとんど彼から得たと言っても過言ではない。30歳手前の大人が14~5歳の少年から女について教わるという屈辱は私を大いに苦しめたが、童貞だった私には坂口君が無邪気に話すモテ話が抗いがたい魅力を持っていた。
「さっき逆ナンされてカラオケでセックスしてきちゃった」私が担当してすぐの頃、彼が述べた遅刻の理由である。成績の良い子が行くような塾ではなかったから真面目に勉強しに来ている生徒は少ない。それでもこの発言は衝撃的であった。事の真偽はともかくとして、私は注意するよりも呆然としてしまった。
イケメンの中でもよりすぐりの「超イケメン中学生」には凡人には想像し得ない奇跡のような出来事が毎日起きている。逆ナンパはそれこそ日常茶飯事だ。家電量販店で暇をつぶしていたら、見知らぬ40代のマダム風女性に当時、流行っていたゲームボーイアドバンスを買ってもらったこともあるという
奇跡というのはたとえば、繁華街ですれ違った20代の女性に道を聞かれ、親身になって教えたところ連絡先を聞かれ後日、お礼がしたいと食事に誘われる…といったようなことだ。そんなことがあるのだろうかと思う。私は42年間生きて、宗教の勧誘以外で一人歩きの女性に声をかけられたことがない
こうしたエピソードの一つひとつに何とも言えない迫力を感じ、私は授業中の彼の雑談、自慢話を黙認した。そういった話に私自身が興味を持っていた。彼の携帯電話の画像フォルダには今まで関係した女性との画像が収められていた。その数の多さ、写真に収まった女性の美しさには圧倒される思いであった
そのフォルダを全部見たわけではないが、一際目を引いたのは坂口君と同世代であろう白人とのハーフの美少女だ。玉城ティナ、トリンドル玲奈に似た雰囲気の彫刻のように美しい顔だった。とても中学生には見えない。そしておっぱいも、服の上からでもそれなりの大きさになっているのがわかった
何枚かの画像には私と同世代、もしくは30代であろう女性も写っていた。私には視線すら合わせない同世代の美女が15歳の少年には心を開き体も許しているのかと思うと、やるせない思いであった。自分の私生活がとてつもなく惨めに感じ、オスとしての能力の違いを見せつけられる思いであった
当時の私生活は今よりも悲惨であった。休日ともなれば昼近くまで惰眠を貪り、起きれば近所のコンビニへ行く。道中、美少女とすれ違えばその顔や胸の膨らみを凝視して目に焼き付け、帰宅後はその美少女を想像しながら自慰をする。そしてコンビニ弁当を食べテレビを見ながら夕方になるとまた自慰にふける
坂口君が恋愛ゲームを楽しみ女性を楽しませ、そして愛されている一方で、私は道行く美人を盗み見ては服の上から伺えるおっぱいの大きさを確認して脳裏に焼き付け、その乳房を揉みしだく妄想にかられながら一人慰め、果てる。東京砂漠とはこのことだろう。私は自分の情けなさに消え入りたくなった
坂口君を教えていて気付いたことがある。それは女も男と同じように気になる異性をチラ見するという事実だ。教室で隣り合って座っていた私にはそれが手に取るようにわかった。そしてチラ見された側は視線に完全に気付く。チラ見されている事に気付かれまいとあえて見ないようにする行為すらもほぼわかる
授業時間が終わり坂口君が帰宅しようとすると、いつも奇妙な光景が繰り広げられた。女子生徒たちがみなソワソワしながら坂口君の様子を気にしているのである。女子生徒の中でもカースト上位と思われる、沢尻エリカ似のリーダー格はいつも偶然を装って坂口君の周囲をうろつき会話の機会を伺っていた
沢尻の積極性に私は驚いた。女の子は相手次第でこれほどまでに積極的になるのである。カースト下位の女の子には坂口君と話す機会は与えられない。女子リーダー格の沢尻は、その地位を生かして他の女の子を牽制していたのかもしれない。授業が終わると上位グループが坂口君を取り囲むこともあった
坂口君と沢尻はもしかしたら関係を持っていたのかもしれない。なぜなら沢尻が坂口君に夢中になっていたのは誰の目にも明らかだったからだ。坂口君に入れあげていたのは沢尻だけではない。女性社員にもまた坂口君は人気があった。中でもある20代後半の女性社員が取った行動は生々しかった
の女性社員は波瑠に少し似ていたのでここでは波瑠さんと呼ぶ。長身でスレンダー、キリッとした顔つきが近寄りがたい雰囲気を出していて仕事が速かった。その波瑠さんは、愛想が良いほうではなかったが、坂口君と話すときだけは満面の笑みになるのである
志望校などを調査する資料を坂口君が提出し忘れたことがあったが、その時の波瑠さんの動きは凄かった。坂口君の席の隣にひざまずいて「ここに名前を書いて」「学籍番号はここ」と、手取り足取り教えながら書かせているのだ。どこに名前を記入するかなどバカでもわかる。波瑠さんの魂胆は明らかだった
波瑠さんが坂口君に資料を書かせている間、二人の物理的な距離が徐々に近づいていくのがわかった。波瑠さんは時に坂口君に覆いかぶさるように資料の書き方を教えていた。私には波瑠さんのおっぱいが坂口君の背中に当たっているように見えて仕方がなかった。いや、間違いなく胸と背中が触れ合っていた
波瑠さんは長身だったが胸はそんなに大きくなかった。体の線がはっきりとわかるような服を着てくることもなかった。私はそんな波瑠さんが自らの女の部分を強調していることに衝撃を受けた。よく恋愛マニュアルに「OKサインを見逃すな」なんて書かれているが、こういうことなのかと思った
女のOKサインとはかくも露骨なものなのだ。本物のOKサインとはこのようなものなのだと思い知らされた。恋愛マニュアルに書かれた「酔っちゃった~」なんていうセリフや、普通の男が「もしや」と感じるセリフなど、このときの波瑠さんのOKサインに比べれば勘違いに近い
手取り足取り教えられながら資料を書き終えた坂口君の行動も私を驚かせた。「疲れた~」と言いながら席を立った坂口君は「波瑠さんの肩揉んであげます」といって肩のあたりを揉みはじめたのだ。波瑠さんは顔を真っ赤にしている。あのクールビューティの波瑠さんが真っ赤になって動揺している
波瑠さんにひそかに思いを寄せていた私は激しく嫉妬した。童貞ゆえの自信のなさで会話すらままならなかったが、いつも彼女を盗み見ていた。服の上から伺える乳房の形を想像しながら自慰したこともある。年上の彼氏がいるという噂にうちのめされたこともあった
そんな高嶺の花だった波瑠さんが「どうぞ私を抱いて」と言わんばかりにオンナの表情をしていたことがショックだった。一見、ツンとしているように見える女性でもイケメンに見つめられたらイチコロなのだ。しかも相手は15歳の少年である。この事実は私を苦悩させた
その日、自宅に帰った私は波瑠さんの表情を思い出していた。肩を揉まれた時の波瑠さんはなんと幸せそうな表情をしていたことか。坂口君が波瑠さんを抱いている姿を想像してみた。すると嫉妬と悔しさで不思議と興奮してくるのがわかる。寝取られ好きの気持ちがわかった。私はその夜、何度も自慰をした
この一連の出来事は童貞を捨てたいという思いを強めた。風俗でもいいから童貞を捨てれば嫉妬に苦しまなくてもすむかもしれないと思った。次の休日、ネットで入念な下調べをし風俗へ向かった。初めての記念だからと一番美人でゴージャスな容姿の女の子を指名した
指名し部屋で待つ間、胸は高まった。期待と緊張が入り交じり、武者震いが止まらなかった。女の子が部屋に入ると緊張は限界を越えた。手足が震えている。まずい。嬢に童貞であることを悟られたくない一心で、手足の震えを隠し手慣れた様子を演じようとすればするほど震えは強まり会話にも妙な間ができた
正常なコミュニケーションすら成立しない私を前に、風俗嬢は徐々に心を閉ざしていった。恐らく私は緊張と劣等感にまみれた恐ろしい表情をしていたのだろう。風俗嬢が私を不気味がり、怖がっているのがわかる。私はその雰囲気をどうすることもできず、無言で胸を揉み続けた
子泣き爺のように後ろから覆いかぶさり、ぎこちなく胸を揉みしだく私の表情をチラリと見た風俗嬢は、ほんの一瞬だが嫌悪の表情を見せ、その後は私をできるだけ見ないようにしていたと思う。私の性器に手を伸ばし、数回上下に動かしながら刺激を与え勃起を確認した彼女は無言でコンドームを装着させた
コンドームを装着されながら私は女体に感じ入っていた。初めて触る女性のおっぱい。その柔らかさ美しさに衝撃を受けた。女の乳房とはこんなにも男に幸せな感情を与えるのかと。ずっと揉み続けていたい衝動にかられた。しかしコンドームを装着させた嬢は女性器に何かを塗り込んだあと挿入を促した
正常位の体勢から、私はアダルトビデオの見よう見まねで挿入を試みた。しかし、これが意外に難しい。挿入しようとし、角度や位置の違いから押し戻される。それを数回繰り返すうちに動揺は強まった。童貞であることがバレたかもしれない。そして何より精神的動揺から勃起が弱まっていくのを感じた
萎えて柔らかくなった男性器を女性器の入り口に押し付け、どうにか挿入しようとして押し戻される滑稽きわまりないやりとりの後、私は挿入を諦めた。気まずさを誤魔化すため、私は風俗嬢のおっぱいにむしゃぶりついた。風俗嬢は事務的に私の性器を手でしごき、再び勃起を促した
胸を揉むとわずかだが、萎えた性器が復活する。ベッドの上にお互い向き合って座りながら無言のまま、私は胸を揉みしだき、風俗嬢は淡々と私の性器をこすり上げる重苦しい時間が20分くらい続いた。異様な光景だったと思う。やがてコンドームがシワシワになったところでタイマーの警告音が響いた
「時間…」とつぶやいた風俗嬢はコンドームを剥ぎ取り、激しいペースで性器をしごいた。私も胸を揉むペースを早める。すると数十秒後、精子が放出された。思わず「あっ」という声を上げてしまった。賢者モードに陥る私をよそに彼女はティッシュで精子を拭く。これが私のみじめな初体験だった
挿入に成功しなければ真の意味で童貞を脱したことにはならない。翌週も同じ店に行った。指名した娘は先週の子ほど美人ではなかったがとても愛想が良かった。武者震いしながら性行経験者を装う私のバレバレの演技にも笑顔だ。私を傷つけないよう、私が彼女をリードしている錯覚を与えながら挿入へと導く
メリメリという感覚の後、私の性器はするっと女性器の中に入った。挿入に成功した。私は激しく動くことで緊張を悟られないように努めた。しかし、このとき私は膣内での射精には成功しなかった。風俗業界ではこれを中折れと呼ぶらしい。結局、私は手と口で嬢に刺激されながらゴム内で発射させられた
恥ずかしながら私はセックスがこんなにも難しく、重圧がかかるものだとは知らなかった。機会さえあれば誰にでもできると思っていた。水を飲み、道を歩き、ベッドで寝る。そんな人間の当たり前の営みと同じく挿入と射精ができるのだと。しかし実際は違う。自転車の補助輪を外すような訓練が必要なのだ
風俗店から帰宅後、ネットで調べたところ、私のような症状は「膣内射精障害」と言うらしい。自慰ばかりしているモテない男が患う風土病のようなものだ。普通の男性が患うこともあるが、多くは加齢、飲酒、あるいは倦怠期で刺激を失ったことが原因であり、コンディション次第ですぐ回復する
自慰ばかりしている男性は、しばしば自分の性器を強く握りしめる。そして、それは膣が加える刺激を上回る。性交よりも自慰の回数が圧倒的に多い非モテ男はそれに慣れきってしまい、いざ性交するときに刺激が足りず射精に至らないのだ。オナニー病、モテない病と言える。こんなに哀しい病があるだろうか
結局、膣内での射精に成功するまで、童貞を捨てた日から3年以上の月日がかかった。風俗店へ通いつめた回数は40回を超える。30歳を超え、ようやくである。中折れし途中で萎えた性器を手でしごきあげられ、射精させられるという情けないセックスを40回以上も繰り返したのだ
童貞を捨てれば消え去るかと思われた劣等感はさらに巨大になった。3年の間、自らの性的能力の低さ、異常さを突きつけられた思いがした。15歳の少年がいとも簡単に、毎日のように行う「普通の性交」にお金を支払ってもなお達しないのである。波瑠さんら女性社員や生徒がこれを知ったら、蔑み笑うだろう
恥ずかしい話だが、今でも私は2回に1回は膣内射精に失敗する。これは異常なことだろう。しかし、異常者なりに気づきもあった。風俗嬢に「実は素人童貞で経験が少ないんです。リードしてください」と白旗を上げるのだ。すると精神的に少し楽になることがわかった。少なくとも手足の震えは軽減した
裸の女性を前にした緊張、武者震い、手足の震えは、恐らく素人童貞を恥に思い隠そうとする男のチンケなプライドと密接に関わっている。あえて白旗を上げることで、それはいくらか軽減する。しかし「途中で萎えたらどうしよう」という重圧は依然として残る。この重圧から逃れる方法を私はいまだ知らない
風俗嬢に「経験が少ないのでリードしてほしい」とカミングアウトすると、高確率で「そういうお客さんの方が好き」と言われる。これは好き嫌いというよりも、その方が業務上、楽なのだろう。世の女性が素人童貞を好きというわけではない。むしろ素人童貞で射精障害のおっさんなど視界にすら入っていない
しかし指名した子がドンピシャで好みだった場合は、経験が少ないことを明かせずにいた。もしかしたらこの娘と付き合えるかもしれないという下心からである。冷静に考えれば風俗嬢が客と付き合うことなどあるはずがない。にも関わらず、自分を偽りカッコつけてしまうのだ
なぜか。それは女性との接触が極度に少ない非モテには万に一つの可能性でさえ貴重な機会だからだ。自分でも狂っていると思う。しかし非モテの劣等感とは、これほどまでに人間の判断力を狂わせるのである。こうして性に習熟した大人の男を演じようとして射精に失敗し呆れられる。私はこれを繰り返した
風俗店通いで不快だったのは待合室の存在だ。見るからに女と縁がなさそうな醜い男たちが折り重なるように狭い部屋に押し込められ、煙草の煙にまみれながら携帯電話の画面を覗いている。そしておそらく彼らは軽く勃起している。この世の終わりみたいな場所だ。気持ちの悪さに身の毛がよだってしまう
フェミニストが憎み、罵り、滅ぼそうとしているのは風俗店の待合室にいるような男たちのことだろう。決して坂口君のような美少年ではない。この点に関して、私はフェミニストに深く同意する。彼らを消し去ることで、世界は少しだけ良くなると思わざるを得ない。私も消えてしまうけれども
おそらく坂口君は、平均的な非モテ中年の何十倍、何百倍もの女性を傷つけ、悲しませ、不安にさせてきたはずだ。しかし、世の女性はそれでも坂口君を愛する。そして彼に特別扱いされることを望む。フェミニストも坂口君を攻撃することはない。彼の存在そのものが女性を幸せにするからだ
私のような非モテ中年がフェミニストにお願いしたいのは、せめて我々が生きる権利だけは奪わないでほしいということだ。風俗店の待合室に来てしまうような種族は、自分ではどうにもできない性衝動と法律の折り合いをつけ、やむにやまれず安月給を工面して数万円を握りしめてやってきた善良な市民である
男がお金を払って快楽を得ようとすることに関して、女性の目は厳しい。それは本来なら淘汰され、消えてなくなるべき遺伝子が、お金の力で力を得ることへの本能的な嫌悪であると思う。この本能は現在の人権制度、博愛主義と完全に対立する。この点について現代社会はまだ答えを見いだせていないと思う
坂口君には女性を虜にする必殺技があった。それは笑顔で挨拶することだ。なんだ、それだけかと思うかもしれない。しかし彼は笑顔だけで女性を完全にコントロールしていた。私が見る限り、彼はいつも同じように笑顔の挨拶をしていたわけではない。人や状況に応じて、振りまく笑顔の量に濃淡をつけていた
坂口君が最大級の笑顔で挨拶をすると、女たちは皆、有頂天になった。成人女性とてそれは同じだった。みな狂ったように喜んだ。しかし、いつもそれをするわけではない。そうやって濃淡をつけることで、不安にさせたり、嫉妬させたりしながら女たちの行動をコントロールするサイコパス的な側面があった
それは幼少期から女性と濃密なコミュニケーションをすることで得られた天性の能力だろう。真似しようとしてできるものではない。「女性に優しく」と、よく恋愛マニュアルに書かれているが、大半の男が考える優しさは「弱さゆえの優しさ」であって、本質的には媚びや譲歩に近い
そしてこれは重要なことだが、女性はその「弱さゆえの優しさ」には興味がない。いや、嫌悪すらしていると思う。「弱さゆえの優しさ」でどんなに高額のプレゼントを貰おうとも、女たちはなびかない。むしろ坂口君から時に冷たくされ、時に嫉妬させられながら、ごくたまに優しくされる恋愛を選ぶ
坂口君に話しかけられた女性の反応は、若くてハンサムな白人男性に話しかけられた日本人女性のリアクションに近い。若い白人男性が日本人女性を次々といとも簡単にナンパする動画がネット上で賛否を呼んでいたことがあり、私もそれを興味深く観たが、あれはまさしく坂口君の周りで起こっていたことだ
六本木などを歩けばわかることだが、ハンサムな白人男性を連れて歩く日本人女性は不思議と欧米風の所作になる。彼女らは白人男性を連れて歩いているという状況そのものに酔っていて、「みんな見て、これが私の彼氏よ」とアッピールしたくてたまらないように私には見える
白人男性と交際すること、それを周囲に認識させることが自らの格をも上げるのだと確信していないと、ああはならないのではないか。少なくとも冴えない日本人男性を連れて歩く日本人女性は、六本木を彼女らほど我が物顔では歩かない。もっと申し訳なさそうにそそくさと歩いているように私には見える
思えば沢尻や波瑠さんは、坂口君と話しているとき、とても得意げだった。周囲に見せつけるように、「坂口君とこんなに仲が良い私」をアッピールしていた。そして我を忘れて会話を楽しんでいた。沢尻はともかく、波瑠さんまでが中学生相手にそんなになってしまったことは、私に強い衝撃を与えた
私が初めて風俗店へ行ってから数週間後、沢尻の母親からの電話が私の勤務する学習塾を大混乱に陥れた。最初に電話をとったのは私だ。母親が言うには沢尻が波瑠さんからしきりに服装について注意を受け精神的に参っていると。服装についての規則はないはずでは?何が悪いのかということだった
これは沢尻の母親に理がある。生徒の服装を職員が注意することは、基本的にはないはずだ。そんな場面を見聞きしたこともなかった。これは奇妙だ。そして母親は言いにくそうに、話を続けた。「あと…娘が波瑠さんにあなた処女じゃないでしょって言われたみたいなんですけど…」。私は耳を疑った
沢尻母が校舎へやってくると、室長室へ通し、私は退席した。約1時間後、沢尻母が帰ると、今度は波瑠さんが室長室へと呼ばれた。授業時間になっても波瑠さんは戻ってこない。私は嫌な予感がした
納得がいくようでいかない、なんとも要領を得ない説明である。「波瑠さん、沢尻に派手な下着を着るなとか、ピタっとした服を着て来るなとか言ってたらしいですよ…。で、別の教室へ行って、すぐ辞めたみたい…」。私はそのことを坂口君から聞いた。そして事の真相にある程度の察しがついた
一連の騒動はおそらく坂口君をめぐる沢尻と波瑠さんの潰し合いなのだ。そして沢尻が勝ったと。坂口君と沢尻がイチャついていたのを見た波瑠さんが嫉妬し、坂口君におっぱいを密着させて接近した。それを察知した沢尻は波瑠さんのクビを獲りにきた…。そういうことなのではないかと
坂口君はなぜ波瑠さんの「その後」を知っていたのか。私は彼に「そんなこと誰から聞いたの?」とは聞けなかった。仮に聞いたら、彼はおそらく「だって波瑠さん、俺のセフレだよ」と無邪気に答えたであろう。波瑠さんに想いを寄せていた私は、それだけはどうしても聞きたくなかった
坂口君は波瑠さんのOKサインを見逃してはいなかったのだ。そして彼は波瑠さんとセックスしていたのだと思う。室長の聞き取りで波瑠さんは、沢尻への仕打ちだけでなく余罪も白状した。そして警察沙汰を恐れた塾側は、噂になる前に波瑠さんをクビにした…。これが坂口君の口ぶりから察した私の仮説である
坂口君と波瑠さんは、いったいどんなセックスをしていたのだろう。15歳にして180cm近い長身、私より10cm以上も高い。きっと性器も立派なのだろう。少なくとも私のような仮性包茎のイカ臭い、粗末な性器ではないはずだ。場馴れした手つきで波瑠さんをリラックスさせ、「好き」と囁き合ったのではないか
坂口君は30人以上とやったと豪語していた。多少盛っていたかもしれないが、説得力はあった。セフレの女子大生からの「生理来たよ」というメールを見せてきたこともあった。当初、私はその意味がわからなかった。数日してようやく危ない日にコンドームなしでセックスしたことを意味するのだと悟った
童貞の男はそんなことも分からないくらい察しが悪い。そのくせ嫉妬深い。坂口君と波瑠さんがセックスしていたことに気付いた日、私は帰宅するなり自慰をした。波瑠さんを奪われた怒りに近い感情が、なぜか興奮を高めた。怒りと興奮で顔を紅潮させながら、あらん限りの力を込めて性器を握りしめていた
そのときの私はこの世のものではないくらい醜い顔をしていたはずだ。嫉妬に狂いながら坂口君が波瑠さんを愛撫する姿を想像し、「畜生、畜生…」と呟きながら性器を握りしめた。膣内射精障害が悪化するとも思ったが、どうにでもなれという自暴自棄の気持ちが勝っていた
そのときなぜか波瑠さんが小ぶりなおっぱいを精一杯寄せて、坂口君の性器を挟んでいる像が思い浮かんだ。パイズリだ。なぜそんなイメージが浮かんだのかはわからない。心の奥底に閉じ込めた性衝動が脳内で不可思議に暴発したのだと思う。そして、その瞬間、私の性器は精子を垂れ流した
その後、私は坂口君の立派な、私の倍くらいはあるだろう性器を波瑠さんが小さな乳房で一生懸命に包み込んで奉仕している場面を思い浮かべながらもう一度、射精した。その後、今度は波瑠さんが坂口君に攻められ、涙声で「ごめんなさい」と言いながら絶頂に至る妄想でさらにもう一度、射精した
それにしても波瑠さんはなぜ沢尻なんかに目くじらを立てたのだろう。たしかに職員にとって沢尻は苛立たしい存在ではあった。反抗的で知性に欠け、徒党を組むタイプの女だ。が、所詮中学生。美人���が波瑠さんの上品な美しさとはモノが違う。しかし沢尻にあって波瑠さんにないものが一つだけあった
大きな乳房だ。沢尻は中学生の割におっぱいが大きかった。それを見せつけるように胸の谷間も露わなキャミソールを着てくることもあった。波瑠さんは沢尻の胸の大きさに嫉妬していたのだろうか。普通ならば、そんな結論には至らない。何より女性は男が思うほど、恋敵の胸の大きさを気にしない
本当のところはわからないが、少なくとも気にしない素振りを見せる。しかし、こんな普通じゃない状況になった今、どんな可能性だってありうるように思われた。沢尻が大きな胸で坂口君を誘惑していると確信した波瑠さんが、嫉妬にかられ派手な下着や体のラインが出る服を着ないよう命じた…
そんなのはアダルトビデオの中だけの話。そうやってシンプルに考えられる人を私は羨む。いろいろな可能性を考えたとしても、それは何も生まない。真相は本人に聞いてみなければわからないのだから、考えたって仕方がないのだ。本人ですら、自分が何を考えているのかわからないのかもしれないが
波瑠さんは胸は小さく、おそらくAカップかBカップといったところだったが、170cm近い長身で顔が小さく手足が長い。他人の美貌に嫉妬するようなコンプレックスがあるようには見えなかった。沢尻は165cmくらい、Dカップくらいだろうか。大人びてはいるが品の無いヤンキーみたいだなと思うこともあった
私は波瑠さんに話しかける勇気はないくせに、チラチラと盗み見ていた。ブラウスの間からブラジャーが見えていて、凝視してしまったこともあった。もう少し角度をずらせば波瑠さんの胸の大きさが確認できるような気がした。思えばあれは気付かれていただろう。なんとも情けない話だ
真剣佑という俳優が14歳当時、37歳の子持ち既婚女性と肉体関係を持ち、その女性が真剣佑との間に生まれた子供を出産したというスキャンダルがあったはずだ。私はこの報道を聞いて真っ先に坂口君と波瑠さんのことを思い出した。この世には現実にこういうことがあるのだ。「事実は小説より奇なり」である
37歳人妻の理性はなぜぶっ壊れたのか。希少性の法則という言葉がある。人は希少なものや機会には価値があると思い込み、しばしば非合理的な行動をとる。旅先で割高な土産物を買ったり、閉店セールで安いからと絶対に使わないものを買ったりしたことはないだろうか
希少性の法則は性愛においてこそ当てはまると私は考える。目の前にいる美少年が完全に自分の好みのタイプで、彼にいま好意を伝えなければもう会えないかもしれないという状況があったとしたら、女の理性は少しづつ壊れていく。「こんな子にはもう出会えないかも」「今しかない」という感覚
それでも法に触れることを恐れて、性衝動を理性で強引に閉じ込めるのが普通の人間だ。しかし、心の奥底に折り畳まれた性衝動を侮ってはいけない。理性で閉じ込めるたびに性衝動は力を増す。性的な衝動を発散する機会が少ない、抑圧された女性の性衝動は男の数倍強い
希少性の法則を突き詰めれば、非モテ男の生存戦略は希少性を獲得することということになる。容姿に恵まれていないが幸せな性愛生活を送りたいと願うなら、希少な存在になるべきだ。この観点から、モテたくてバンドをやる、芸人を目指す、漫画家を目指すという行為はまったく正しい
希少な存在だけが女の心を揺さぶり、理性の扉を開くことができる。モテたいのに会社員になってそれなりの年収を貰おうと努力するのは完全に間違っている。そもそも非モテは会社で出世できない。会社とは非モテがせっせと努力して得たものをリア充がまるで自分の手柄のようにかっさらっていく場所だ
イケメン男子中学生に手を出した年上の女は、遊ばれた挙げ句、無残に捨てられるだけなのになぜ…?と理解ができない人もいるだろう。非常に浅はかな考えだ。性愛に賭ける女の深い情念を甘く見すぎている
女はイケメンに近づけば遊ばれ捨てられることなど百も承知なのだ。15歳の美少年に手を出せば、彼と同世代の美少女と比較され、子供と侮っていた女に男を奪われ、時に恋敵の女子中学生よりも胸が小さいというみじめな現実を突きつけられ嫉妬に狂うことだって覚悟の上なのだ
男子中学生と成人女性の間には、事実、性愛関係が成立する。たった今も地球のどこかで男子中学生と成人女性はセックスをしている。にも関わらず、それは世間的には許容されない。いや、法的、社会的、道徳的、教育的などあらゆる観点からそれは否定される
そして弱虫や嘘つき、偽善者たちは、男子中学生と成人女性の性愛関係など、この地球上にまるで存在していないかのように振る舞う。しかし、私は文学的、ないし芸術的な観点からは、それを肯定したい。少なくとも私には坂口君に肩を揉まれ至福の表情を浮かべる波瑠さんを咎める気にはなれなかった
私は数日前にTwitterでここに書いたトラウマを吐き出したことで、ようやく性愛と向き合うことができた。性愛以上に大事なものはこの世に存在しないことにようやく気付いた。そして素人童貞なりに、この世にどうにか自分の爪痕、生きた証を残したいという強い生の衝動に突き動かされてこれを書いている
私の書く文章を気持ちが悪いと思う人は多いだろう。作り話だ、決めつけだ、素人童貞に何がわかるという意見だってあるはずだ。批判したければ批判するがいい。笑いたければ笑えばいい。しかし、批判しても笑っても、すべての人間に気色の悪い性的衝動が存在する事実を消し去ることはできない
この一連のツイートを波瑠さんと、私を射精に導いたすべての女性に捧げる…って、捧げられても困るか…。まあいいや(完)
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はっぴぃえんど
今回割と長いです。暇な人は読んで欲しい。
久しぶりにすごく楽しかったから。

2日間の放浪記
昨日(おととい?何日か起きながらに日を跨いでいたので曜日感覚がバグってる。)
数少ない現在でも連絡を取っている高校の頃の友人(以下Tくんとする)がインスタで珍しく弱音を吐いていたので、心配で連絡をしたら今日飲みに行かないかと誘われたので、ちゃんと行った。
(優しい友達の早急な要求は本当に助けて欲しい時のサインだと俺は思う)
Tくんは映画監督を目指していて専門学校に通っていたのだが、「単位を取るための学校」というシステム自体に嫌気がさしたらしく、中退。カンボジアを始め様々な国を渡り歩き、英語もまともに話せないのに彼女さえ作ってしまう強者。最近までフランス人の女性の家に転がり込んでいたらしい。
愛すべきヒモやろう。
現在は写真を撮ることに没頭していて、近いうちに台湾に留学したいとのこと。仕事もちゃんとやっている。映画が詳しい。そんな彼のお悩み相談会が今宵、華の東京、町田で執り行われた。
焼肉屋で一通り話したあと、「お金は使ったら返ってくるものだ」というヒモらしからぬ持論でほぼ全額奢ってもらった。
俺は悪びれもせず、ちゃんとお礼をした。それはもうニコニコと。ヒモに奢られるなんて光栄だ。
嫌味ではない。
ヒモにヒモがついてそれはもう知恵の輪の如く俺らは自らの持つ考えや映画や生き方についての意見をぶつけ合ったのであった。
少しの酔いの中、俺たちは失われた青春を取り戻すべく、知らんビルの屋上に勝手に侵入し、鍵を開け(拍子抜けするほどセキュリティがザル)アルソックの影に怯えながら地上9階の屋上に出てタバコを吸ったり、町田を手に入れたななどとほざいてみたりした。みんなも自己責任を前提におすすめする。
写真見ればわかるけど、全然綺麗じゃねぇの。
まぁそれもまたいい。行為自体にに酔いがあるのよ。
次はあれだなと、もっと高いタワーマンションを指差して、さながら登山家になった2人の知能指数は雌の猿にさえ恋こがれるレベルだったであろう。

もう一件寄って、適当に一杯ずつ飲んでからTくんとは別れた。彼はやる気が出たと言ってくれた。
いえいえ、こちらこそ
二軒目も奢ってくれてありがとう。
しかしそのあと自身の失態で、自分の身を精神のどん底にぶち込むことになった。深くは書きたくない。
本当に下らないことだから。
際限のない絶望に飲み込まれて、さっきまでの気持ちも忘却の彼方に連れされた。帰りたくも無くなって、今から会えそうな人に片っ端から連絡した。(本当にごめんなさい)すごく寂しかった。人と話したかった。
終電が迫る10分前、誰からもいい返事を得れないまま、もう朝までここにいようと半ば自暴自棄になって駅周辺をぶらぶら歩いてたら、別の数少ない今でも連絡を取る高校の友人(以下Sとする)が泊まりに来なと言ってくれたので、急いで経堂行きの小田急に飛び乗った。
一刻も早く助けが欲しかった。
そいつの住んでる寮に侵入して、ゲロは吐かないと言う約束でストロングゼロをこれでもかと投与した。
ありがとう、ありがとうと何度も思った。
もちろんストロングゼロに。
翌朝、目を開けると当たり前のように二日酔いがそこにいた。ゴツゴツした容姿にテンパ、イケメンとは綺麗に対角線上で重なる。気持ち悪かった。
まぁそれはSだったのだけど。
14:00ごろ急にカレー食いたくね?とSに言われて、「いや気持ち悪いし、食欲ないわ」と返したら、「んじゃ水買ってくるわお前も飲むっしょ」優しい笑みを含ませて颯爽と出て行き、ちゃんと水とカレーセットを買って帰ってきた。
水を大量に飲んでいたら「俺米炊くから」と言われ、違和感なく俺がカレーを作ることになるという間接技を決められた。
まぁ料理は好きだから良い。はっぴいえんどを流しながら作っていたら、ひどくお気に召したようで、曲が終わるまでいいなぁ、いいなぁっと言いながら炊飯器の前にいた。ここまででお察しの方もいると思うが、彼は真髄を極めた阿呆である。
ピピーと米が炊けた。
しかし、彼の家にはカレーに適した器が味噌汁の器とラーメン丼ぶりぐらいしかなかったので、嫌悪の眼差しでご飯をよそい、スプーンが無いというので呆然と箸でカレーを食った。なんか色んな国を冒涜しているようで申し訳なかった。
彼はカレーの味を絶賛してくれた。おお、ありがとう。
そして、後で500円ちょうだいねと言われた。
まぁいいけど、お前はきっとロクな死に方しない。

奴に勝手に撮られた一枚
しかしここまできて、Sは何故俺がそこまで落ち込んでいたのかは聞いてこなかったので、俺は嬉しかった。
結局俺から話したら笑ってくれて、そこだけで人生自体を咎める必要はない、というようなことを言ってくれた。YouTubeで最近ずっとそんな動画を見てるらしい。
なんだよそれは。逆に心配した。
カレーを食い終わったあと、これからまさかのTとSでタバコが吸えて映画好きのおやじがいる喫茶店に行くというので、もちろん俺も同行させてもらった。

代々木八幡路上にて人間観察

18:00ごろの夕焼けで街がキラキラしていた

これはその道中にいた危機管理能力バグ猫。
初めて野良猫撫でた。汚かった。可愛かった。
そして思った以上にその喫茶店のマスターがすごい人でめちゃくちゃ楽しかった。
映画の話もたくさんしたし、人生観みたいなことも教えてもらえた。マスター本日の名言。
「しょんぼり下を向いてたらお金は拾うかもしれんけど、車には轢かれる」
実際、病気や急アルやらなんやらで4、5回死にかけてるらしい。66歳。
すごく楽しい人だった。マァジで3時間ずっと喋っていた。全部面白い。今まで会ったオヤジの中でダントツだった。絶対また行く。
「代々木八幡 おんぶ」で検索すると出て来る。名だたる著名人がプライベートで足を運ぶらしい。
安藤さくらをおんぶしていた写真があった。
モヤさまもきたらしい。すごいなぁ。

コロナの影響で21:00店を出て、居酒屋もやってないし、豪徳寺の公園で飲むかとなり、スーパーで適当に酒と食い物を買ってSおすすめの公園に行った。
Sは頑なに煎餅を欲していた。(後にほぼ残す)
以前もこの2人と飲んだ機会があったのだが、結局こいつらとは最終的に公園で飲む。民度が低い。
Sによると公園は駅のすぐ近くにあると言うので歩いて向かったのだが、結局一駅分ぐらい歩かされた。もうこいつの話はまともに聞かないと誓った。踵が靴擦れで血だるまになった。

公園、謎の遊具にて
22:00ごろ公園では電話をしてる女性とかカップルとか筋トレ中毒おじさんとか、途中に変質者や奇声を上げる大学生と思しき2人など、よりどりみどりの来訪者を迎えて夜の豪徳寺のポテンシャルを見せつけられたのだが、2〜3時ぐらいになるとさすがに俺らしかいなくなった。
俺はしれっと終電を逃していたので、2人とも歩いて帰れる距離なのに朝まで付き合ってくれた。
それからは本当にずっと話していた。音楽のことは少なかった気がする。
映画、人生観、死生観、将来、嫌いな人間の何が嫌いか、昔のあだ名、女、小説、哲学、やりたいこと、人間性、とりとめなく。徒然なるままに。
途中、中学の頃の友人らも電話で召集して、社会人と社会に馴染めなかった人との論争(お互いに尊敬の念がある)をしていたらいつのまにかお酒は無くなった。
S「あぁ、そこの通りまっすぐ行ってすぐにコンビニあるよ」
俺「んじゃあ、Tと買いに行ってくるから、おまえ電話してて」
そして一駅分歩かされた。
こいつに尊敬の念は1ミクロンもない。
ワインと適当にチューハイをTが買って俺は紅茶だけ買った。
戻るとSが俺のタバコをラス1まで吸ってた。
いや無くなったら吸っていいって言ってたけどさぁ。
しかもラス1だけ残すという卑しさ。ほんとブスだ。
しかしこいつは歴とした小田急電鉄社員である。
高収入であり、福利厚生も良い。
世の中ちょろすぎるだろと思った。
結局そんなこんなで朝の6時まで話し通して、全然酔ってもいなかったし、眠くもなかった。
暗いか明るいかの違いしか俺にはなかったのだ。
電車で携帯の充電が切れて、家に帰ってこれを書くまで、色々思い返していた。
人に助けられてばかりの2日間だった。
思えば友人の手助けしたろかいと意気���々玄関の扉を蹴り去って出てきたのに。
でも2人とも楽しかったと言ってくれたし、本当に久しぶりにお腹が痛くなる程笑った。
朝方Sは、はっぴぃえんどを流していた。
なんだこいつ可愛いすぎるだろと思った。
そして鉄棒の下で立ちションしていた。
なぜお前はそこまでして全てをぶち壊したがるのだ。

2人を見送ったあとの豪徳寺のホーム。
人の気配は無く、天気も気温も心地よかった。
改めて心を許せる友人(特に同性の)は大切にしなければと思った。多くはない、が決して少ないなんて事はない。1人でもいればいいんだ。2人いたけど。
俺は運がいいのかもしれない。
将来好きなことをやってる中でその人生どうしがまた交じわることがあるなら、どれほど素敵なことか。
まだバンド辞めれないなとも思ったりした。
Tも飽きるまでやりたいことやると言ってた。こいつにはなんだか人生2回目ぐらいの謎の余裕がある。
まぁそれでいいよ。
久しぶりに電車乗ったし、俺に付き合ってくれた
2人には感謝しています。ありがとう。
自分を含め自分の目の届く範囲の人たちを大切にできるだけの心は常に持っていたいな。
帰り道緩い坂を下る途中、空は遠いけど真っ青だった。
俺はいつの間にかはっぴぃえんどを歌っていた。
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