#模擬戦闘訓練展示
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第3師団 創立64周年・千僧駐屯地 創設74周年記念行事 模擬戦闘訓練展示 動画(2025年5月18日) https://youtu.be/Z26foCZ3oBY?list=PL5_p1JmhJjC6H0Yr6UUwrSerucpPwFSyM
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1969年10月5日 テレビアニメ『サザエさん』放送開始。
(1969年 https://ja.wikipedia.org/wiki/1969%E5%B9%B4)
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1969年7月20日、アポロ11号が人類初の月面有人着陸を果たした。 8月15日-17日、 米ニューヨーク州サリバン郡ベセルでウッドストックフェスティバルが開かれた。1960年代アメリカのカウンターカルチャーを象徴する歴史的なイベントとして語り継がれている。
SF作品などを通して夢見ていたことが実現し、若者たちが共有した理想を高らかに歌い上げていた一方、8月9日、米ロサンゼルスで、狂信的カルト指導者チャールズ マンソンの信奉者3人組によって、女優シャロン テートが殺害された。
第二次大戦終戦後、‘科学と民主主義’に夢と希望、理想を抱き、信じ、それは民主国家に限らず世界共通のはずだとも信じて、SFなどの作品や文化を通して楽しんでいた社会は、アポロ月面着陸とウッドストックのあった1969年に一つの到達点に至る。 しかし、ベトナム戦争は止められず、カルトは暴走、麻薬は蔓延。政治的敗北に打ち拉がれる。 何か大きな勘違いをしてたんじゃないかと困惑してたところに、「チャールズ・マンソンがビートルズのファンだった」という話と、その歪んだ愛が凶行にまで至ったということが追い打ちをかける。
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「ちょっとした愉快な解釈の違いは以前からあったけど、どれも無害で、くすっと笑えるものだった……でも、そういうささいな解釈のあと、とうとう最高に恐ろしい解釈が現れた。あの時点から全ておかしくなった。でも僕らのせいじゃない。僕らに何ができるって言うんだい?」
(殺人鬼チャールズ・マンソンの歪んだビートルズ愛「この音楽は無秩序な力を引き起こす」 ローリングストーン 2019/08/10 https://rollingstonejapan.com/articles/detail/31701/1/1/1)
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日本では学生運動/大学紛争、新左翼運動が全国に波及、社会問題に発展していた。 1969年1月18日-19日 東大安田講堂攻防戦 10月21日 国際反戦デー闘争 11月16日-17日 佐藤首相訪米阻止闘争 11月17日 佐藤栄作首相訪米、11月21日 3年後の沖縄返還合意を取り付ける。
1967年から続いた学生運動、新左翼運動の高揚に一つの終止符が打たれた。
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1970年3月31日 よど号ハイジャック事件
犯人グループは出発時に「われわれは明日、羽田を発たんとしている。われわれは如何なる闘争の前にも、これほどまでに自信と勇気と確信が内から湧き上がってきた事を知らない。……最後に確認しよう。われわれは明日のジョーである」(原文そのまま) という声明文を残している。
(よど号ハイジャック事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%A9%E5%8F%B7%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%8B%E4%BB%B6)
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1972年2月19日-28日 あさま山荘事件
2月21日19時、山荘内のテレビでアメリカ合衆国ニクソン大統領の中国訪問のニュースを観た犯人らは衝撃を受ける。加藤倫教は後にこの時のことを自著でこう語っている。 「私や多くの仲間が武装闘争に参加しようと思ったのは、アメリカのベトナム侵略に日本が加担することによってベトナム戦争が中国にまで拡大し、アジア全体を巻き込んで、ひいては世界大戦になりかねないという流れを何が何でも食い止めなければならない、と思ったからだった。私たちに武装闘争が必要と思わせたその大前提が、ニクソン訪中によって変わりつつあった。ーーここで懸命に闘うことに、何の意味があるのか。もはや、この戦いは未来には繋がっていかない……。 そう思うと気持ちが萎え、自分がやってしまったことに対しての悔いが芽生え始めた。 」
(あさま山荘事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%95%E3%81%BE%E5%B1%B1%E8%8D%98%E4%BA%8B%E4%BB%B6)
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2つのニクソン・ショック: 1971年7月15日 第1次ニクソン・ショック; ニクソン訪中宣言、翌1972年2月 北京訪問 1971年8月15日 第2次ニクソン・ショック; ドル・ショック、米ドル紙幣と金との兌換一時停止を宣言、ブレトン・ウッズ体制の終結。
1972年2月21日のニクソン大統領の中国訪問は、米中関係をそれまでの��立から和解へと転換、冷戦時代の転機となった。また、前年の1971年7月15日に、それまで極秘で進めてきた米中交渉を明らかにして、自身が中華人民共和国を訪問することを突然発表して世界を驚かせたことで、「ニクソン・ショック」と呼ばれている。また、「ニクソンが中国に行く」という政治用語も生まれた。
(ニクソン・ショック https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF ニクソン大統領の中国訪問 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%A8%AA%E5%95%8F)
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当時を知る人たちからは怒られっかもな勝手な解釈で言うと、カウンターカルチャー/ヒッピーカルチャーはビートルズの活動にレペゼンされていて、ビートルズ活動停止-解散のあたりでほとんど終焉。
1970年 ビートルズ解散 (1971年3月12日ビートルズの解散が法的に決定された)。 (ビートルズの解散問題 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%81%AE%E8%A7%A3%E6%95%A3%E5%95%8F%E9%A1%8C)
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何か大きな勘違いをしてるんじゃないかと省みることも困難になっていた。 「総括」という言葉はこの時、怖いものになっていた。
総括とは、本来は全体を取り纏める事であり、1960年〜1970年代の左翼政治運動家の間では、活動を振り返ることで反省・改善策を見出す思考法として好んで用いられていたものである。工業界でいうところのPDCAサイクルの「C (チェック、点検・評価)」に相当する。 日本の新左翼党派である連合赤軍において、「真に総括させるために殴る」ようになりエスカレート、29名のメンバー中12名のメンバーを死に至らしめる要因となった。(山岳ベース事件: 1971年から1972年にかけて連合赤軍が起こした同志に対するリンチ殺人事件)
(総括 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8F%E6%8B%AC_(%E9%80%A3%E5%90%88%E8%B5%A4%E8%BB%8D) 山岳ベース事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B2%B3%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E4%BA%8B%E4%BB%B6)
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PDCAサイクルとよく比較されるフレームワークにOODAループ(「観察 Observe」「仮説構築 Orient」「意思決定 Decide」「実行 Act」) がある。 PDCAサイクルは明確な工程がある場合の業務改善に最適なフレームワークであるのに対し、OODAループは意思決定をするためのフレームワークであり、不明確で常に変化していく状況の中で、現状にあるものから最善の判断を下し、即座に行動を起こすことを目的としている。
OODAループを発明したジョン ボイド(アメリカ合衆国の戦闘機操縦士、航空戦術家、軍事著作家)は、朝鮮戦争終戦後、アメリカ空軍戦闘機兵器学校においてF-100の教官を務めた。学生機との模擬空戦において、「不利な位置から開始して、40秒以内に位置を逆転させる(後方の攻撃位置を占位する)」との賭けをたびたび行ない、6年間/3000時間におよぶ戦闘訓練で無敗を誇った。このことから、戦闘機教官としてのボイドには、「40秒ボイド」という渾名が進呈された。
(OODAループとは?PDCAサイクルとの違いと具体例 https://achievement-hrs.co.jp/ritori/?p=2213 ジョン・ボイド https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%83%89_(%E8%BB%8D%E4%BA%BA))

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「解釈で言うと~」みたいな言葉は、事実誤認が見つかった時や、状況が変わったときの修正/変更が可能/必要なポイントに印をつけとくためだったはずが、自分の解釈/思想/気持ちが優先されることで、修正不可能になり暴走、思考サイクル/ループは崩壊する。
1970年代、過激な政治志向が消えた後の「シラケ」の時代になる。 表現においては、敗北後のPTSD(シェル ショック)の心理療法としての「プライマルスクリーム」と「無知のヴェール」に覆われた状態(ジョン ロールズ『正義論』1971年刊)の時代、バカを装って叫ぶ「パンク」の時代へと移行する。
(『正義論』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E7%BE%A9%E8%AB%96_(%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA))
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戦闘ストレス反応( combat stress reaction, CSR)とは一般に戦闘によってもたらされる心理的な反応をいう。戦争後遺症とも称される。
軍事心���学や軍事医学の研究では戦闘ストレス反応は戦闘を経験した兵士が陥るさまざまな反応を含む幅広い心理的障害(心身症)として定義されており、例えば研究者のノイは戦闘において兵士が被る非物質的な損害であると定義している。
第一次世界大戦において兵士の戦闘ストレス反応を研究��た軍医は爆音を伴う塹壕に対する砲撃によってこのような障害が生じると考え、このような症状をシェル・ショック (shell shock)(日本語で砲弾ショック、戦場ショックとも) と呼んだ。しかし後に砲撃に関わらず長期間に渡る戦闘によっても反応が見られることから戦争神経症 (war neurosis) へと呼称は変化する。この兵士達の観察を基にして、ジークムント・フロイトは反復強迫的な外傷性悪夢について研究した。
第二次世界大戦にかけて呼称はさらに戦闘疲労 (combat fatigue) とも呼ばれ、戦闘の期間があまりに長期間にわたると性格や能力に関わらず全ての兵士がこのような反応を示すことが明らかにされた。
朝鮮戦争では従来のような戦闘ストレス反応による損耗は減少し、精神病的損害 (psychiatric casualities) という名称で戦闘ストレス反応に関連する症状を示す兵士が評価されるのが通例となった。しかし研究の焦点は戦闘行動によって示す古典的な戦闘ストレス反応から新しく後遺症に移ることになる。
1980年代にかけてベトナム戦争からのベトナム帰還兵が、社会復帰後に深刻な心理的障害を示すことがアメリカ精神医学会で研究されるようになり、これは心的外傷後ストレス障害 (post traumatic stress disorder, PTSD) と命名された。
(戦闘ストレス反応 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E9%97%98%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E5%8F%8D%E5%BF%9C)
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ベトナム戦争: 1973年1月27日 パリ和平協定調印 1974年8月9日 ニクソン米大統領辞任 1975年4月30日 サイゴン陥落
(ベトナム戦争 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E6%88%A6%E4%BA%89)
ベトナム戦争の終戦を、1969年に一つの到達点に至り崩壊を始めたカウンターカルチャーの「終わり」と見立て(1979年の映画『地獄の黙示録』で流れるドアーズの「ジ・エンド」)、そこから明るい文化がはじまる(『スター・ウォーズ』(新たなる希望)1977年公開)。 一方で、それまでのSFの流れや、暗い1970年代のイメージを汲んで、‘終末後の世界’を描いたものが「サイバーパンク」になっていく。「ロボット/レプリカント(模造品、量産品)の異常変異と反抗」や、「対立する価値観の間での葛藤」または「心理サイクル崩壊後の暴走」などがサイバーパンク作品のモチーフやテーマとして使われていく。
1985年 プラザ合意。日本はバブル景気へ。1980年代は結構明るい時代。
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ざっくり言うと: 1960年代; ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! (素敵) 1970年代; ニクソンが中国に行く (ショック) 1980年代; 星の王子ニューヨークへ行く (超おもしろい)
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「サイバーパンク」のビジュアルイメージを強烈に打ち出した『ブレードランナー』(リドリー スコット監督、1982年)と『AKIRA』(大友克洋監督、1988年)という二作品が描いた‘2019年’の50年前である1969年に、‘科学と民主主義’が一つの到達点に至った。
SF作品ではテーマの一つとして「社会(都市)の変化により人の心はどう変わるか」という都市論的考察も多く描かれた。
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1964年10月10日から10月24日までの15日間、日本の東京で開かれたオリンピック競技大会(第18回オリンピック競技大会、1964東京五輪)は、開催期間には、10月14日のソ連のフルシチョフ首相解任、10月16日の中華人民共和国(東京五輪には不参加)による初の核実験など国際的事件が次々と起こった。これにより「世界の注目を奪われた面もある」と考えられる一方、冷戦下の世界情勢を反映する場として注視の的になるという面もあったようである。この大会はこれらの事件とともに世界史の一つの転換点であった。 東海道新幹線(開会式9日前の10月1日に開業)や首都高速道路などのインフラや、国立競技場、日本武道館などの競技施設が整備され建設需要が高まった。またオリンピックを見るためにテレビを買ったりと、日本の都市と生活の一つの転換点でもあった。
1964東京五輪開催が決まった1959年(5月26日に西ドイツのミュンヘンにて開催された第55次IOC総会において欧米の3都市を破り開催地に選出された)、その年度の経済白書に書かれた「もはや戦後ではない」というフレーズに、感覚が伴い始めたのが1964年の東京五輪が過ぎた後だった。 1959年度白書の言葉は「もはや「戦後」ではない。我々はいまや異なった事態に当面しようとしている。回復を通じての成長は終わった。今後の成長は近代化によって支えられる。」という事実認識だった。
「1964年以降の高度成長期後半は(1973年のオイルショックまで成長は続いた)、お父さんはバーやキャバレーやダンスホールで騒がず、ケーキとプレゼントを買って、郊外の家に帰っていった。 高度成長期は、暴力的だった祭りが、すこし人がましくなっていく時代だった。元気ではあるが、少しは文化的に暮らそう、と考える余裕が出てきたのだ。戦後の混乱期は、ようやっと1964年を境にきれいにおさまっていったのだろう。」 (2017.11.16 1964・東京オリンピックは「社会の熱気」を持ち去った…!? https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53500?page=3)
(1964年東京オリンピック https://ja.wikipedia.org/wiki/1964%E5%B9%B4%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF#%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E7%B5%8C%E7%B7%AF オリンピック景気 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E6%99%AF%E6%B0%97 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた日本経済の課題 https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2015/05/201502-03_69.pdf)

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戦後が終わり、東京五輪が終わり、‘戦争を知らない子供たち’が若者になり(『戦争を知らない子供たち』作詞: 北山修、作曲: 杉田二郎。1970年発表)、‘科学と民主主義’が一つの到達点に至った。1969年は、時代の転換点の一つだった。
その1969年のさらに50年前、ヴェルサイ��条約が締結された1919年、なんかやばいことめっちゃ起きてた。
(cf. 1919年 https://ja.wikipedia.org/wiki/1919%E5%B9%B4)
「ファシズム」と「共産主義」、「革命」と「戦争」、「20世紀の様相をかたちづくってきたもの」、「科学」と「民主主義」。 それぞれの時代や場所、その時の感情や取り巻く環境、そして言語によって、それらの言葉は何を連想させ、何を変え、何に変えられてきたのだろう。
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新しい知識体系を学ぶということは、「隠されたもの」を語源とする「オカルト(秘学、神秘、超自然的なもの)」に近い側面がある。
英語の「アルジェブラ(代数学)」の語源となる著書や、名前が「アルゴリズム」の語源となったことで知られる、9世紀前半のイスラム科学の学者、天文学者、数学者であるアル=フワーリズミーは占星術師でもあった。 天文学と占星術が分離されるのは17世紀科学革命後であり、分離後も占星術は現代に至るまで引き継がれ、1960年代のカウンターカルチャーにも影響を与え、現在もサブカルチャーのひとつとして残っている。
科学と、疑似科学あるいはカーゴカルトのようなものを峻別するには困難がつきまとい、たとえ疑似科学、オカルト的言説であっても社会的な需要に応えることで残り続ける。 形だけを真似ただけの、正直さに欠ける行為が、本質からの逸脱を招く。
逸脱を招かないため、逸脱してしまった時に戻るため、困難に打ち勝つため、正直さを失わないために重要な心の領域を分析する心理学的手法も、占星術は導入している。 さまざまな手法の上に独自の解釈を組み込みドグマ化していくというのは、疑似科学やオカルト的言説に限らず、絶対的指導者不在の自ら進んで設立または参加した集団でも、どんなところでも起こりうる。 かつての自分自身の考えと、今また考える自由に、引き裂かれもする。
(フワーリズミー https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%83%BC 西洋占星術 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E5%8D%A0%E6%98%9F%E8%A1%93 カーゴ・カルト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88)
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ユング心理学で「布置」と訳されるコンステレーションという言葉がある。(constellation「星座」の意。 そこから転じて“点と線で連なっているもの”を表す語としても用いられることがある。)
個人の精神が困難な状態に直面したり、発達の過程において重要な局面に出逢ったとき、個人の心の内的世界にお��る問題のありようと、ちょうど対応するように、外的世界の事物や事象が、ある特定の配置を持って現れてくることを、布置(コンステラツィオーン、独語:Konstellation)という。
(分析心理学 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E6%9E%90%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6)
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一見、無関係に並んで配列しているようにしか見えないものが、ある時、それらが一つのまとまりとして、全体としての意味を持ったものに見えてくることがある。あるいは、新しい言葉を手に入れたり、新しい体験をしたことで、認知のパターンが変わり、今までも見ていたはずなのに認識できていなかったものが見えてくることがある。 一方で、混沌を秩序づけ世界を理解可能なものにしたいという感情が、ランダムな物事の中に何らかのパターンを認識させてしまう。データの違いを無視して類似性を強調することにより、誤った結論を推測するという誤謬に陥る危うさがつきまとう。
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振り返ると、転換点ばかり。
僕たちは回転している。

2019年12月 プレリュード
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エリクソンの心理社会的精神発達論(再-1)
2018年9月号
台風20号が四国を直撃、被害が出ない事を祈ります。今年は台風が多いです。暑さから体調を崩さないようにしましょう。 人間の精神発達論には色々ありますが、その中で最も著名な“エリクソンの心理社会的精神発達論”について説明します。青年期に達した若者が、なかなか仕事に就こうとしない、就職しても長続きせ��にすぐ辞めてしまう、ひきこもってしまう、という事例が増えています。何故そうなるのかを考える参考として頂きたいと思います。(エリクソンについては文末を参照のこと。なお、この稿は2013年11月の相談会ご案内に、加筆修正したものです。)
第1表は、エリクソンの心理社会的精神発達論の、Ⅰ.乳児期からⅧ.老人期までを要約したものです。この表の用語について説明します。

心理社会的危機とは、いずれの時期においても、人間の心の中において、同調傾向(良い、好ましい感覚)と失調傾向(悪い、好ましくない感覚)が相拮抗して存在しているというものです。危機とは、いわば病気の峠のようなもので、病勢が恢復するか、悪化するかの分岐点、誰もが避けて通れない転回点の意味です。養われる人間力というのは、人間としての精神的強さ(自我の強さ)を表します。同調傾向のほうが失調傾向より勝った場合は、徳目が獲得されます。
反対に、失調傾向のほうが同調傾向より勝った場合は、病理が力を増します。人間の精神が健全に成長するには、この同調傾向の感覚が失調傾向の感覚より勝って各時期を通過して行くことが不可欠です。失調傾向のほうが勝ると、様々な病理をひきおこし、その次の段階において課題に躓いてしまうことになります。 これらのことをⅠ.乳児期(フロイドの心理性的発達論では、口唇期(こうしんき)に当たる、0歳~1歳)について説明しましょう。
Ⅰ.乳児期(フロイドの心理性的発達論では、口唇期(こうしんき) 0歳~1歳) 母親は、乳児の個々の要求に敏感に応じて世話をし、お乳やミルクをタイミング良く与えて子どもの空腹を満たし、おしめをタイミング良く交換することにより、子どもの不快感を取り除いてあげます。この母親による適切な世話によって、子どもの心には、必要物を供給してくれる外的存在(母親)が、いつも同じで連続性を有していると感じます。この感覚が基本的信頼です。もし母親が乳児の要求にうまく応えられず、不適切な世話をし続けると、幼児の心に基本的不信の感覚が醸成されることになります。基本的信頼は同調傾向、基本的不信は失調傾向です。そして、基本的信頼が基本的不信より勝れば、幼児は健全に育ち、徳目として希望、すなわち求めれば必ずいつでも得られるという期待、が養われます。逆に、基本的不信のほうが勝ると、幼児は病理的傾向のひきこもりに陥ることになります。 基本的信頼の感覚は、人生の後の段階になって、「万事申��分なし」、「自分は本来の自分である」、「自分は他人が自分に対して期待しているような人間になれる」という意識となります。自分を取り巻くこの世の中には、悪もあるが良いもののほうが多いのだとして、この世を肯定して生きて���く力の源泉となるきわめて重要な感覚です。
Ⅱ.幼児初期(フロイドの心理性的発達論では、肛門期に当たる、2歳~3歳) この時期の身体は、筋肉が急速に発達して、言語、識別力が増大します。 同調傾向は、自律性の感覚です。子どもは自分に”出来ること”を意図するようになり、強制されたという感覚から、自分が”意志をもって◯◯◯した”と感じる事が出来るようになります。両親は自律性を育てるために、子どもの”独立したい”という欲求を励ましてあげることが大事です。それとともに、親自身が威厳のある自律的存在であること、親自身が法と秩序の原則を遵守するという、分別を持つことが必要です。 失調傾向は、恥と疑惑の感覚です。この段階における両親による訓練、しつけは、幼児に確かな安心感を与えるものでなければなりません。両親は子どもに自分の足で立つように励ましますが、それと同時に、恥や疑惑の感覚を持たせないように配慮しなければなりません。恥は人が完全にむきだしの状態で、他人の視線にさらされていると、意識することです。幼い子どもに取っては、”頭を隠したい”、”その時その場で、地面に潜ってしまいたい”という気持ちです。 両親による過度に厳格な訓練というように、外的な制御が過剰であったり、その逆にしつけが少なすぎたり不適切であると、子どもの側では、自由意志による自己統制の意欲や、自己統御感が失われて、このような状態が長く続くと、”退行状態”が生じます。(幼児期におけるトイレットトレーニングを思い起こして下さい。) 疑惑の念は、身体の背後の部分、特に”お尻の部分”が他人によって支配され得る場所であることによって生じます。すなわちお尻は、子どもの自律の力を攻撃する人や、そこから排出される大便を汚いと言う人によって、支配され効果的に侵される身体箇所です。この疑惑の念は、後々どの領域に残ったにしても、それは大人になった時に、言語的に表現される”強迫観念的疑惑”の基礎となります。たとえば、「迫害者がどこかに隠れている」、「ひそやかな迫害」が背後から、また、お尻の内部から迫ってくると怯える成人の偏執病的な恐怖となって表れます。 この段階は、子どもの心に育つ、愛と憎しみの割合、協力と強情の割合、自己表現の自由と抑制の割合、などにとり決定的な意味を持ちます。自尊心を失わずに獲得した自制の観念から、善意と自負の永続的感覚が生まれます。自制心の喪失や外部からの過度の統制を受けると、疑惑や恥を抱く永続的な性癖が生じる事になります。 ���目は自由意志の感覚です。自尊心を伴った自己制御感から生まれてきます。
Ⅲ.遊戯期(フロイドの心理性的発達論では、早期性器期・エディプス期に当たる、3歳~5歳) この時期の身体は、性器の発達により、性器のあたりの感覚が鋭くなって来ます(幼児手淫)。性に関する関心が強まる時期で、子どもはよく「赤ちゃんはどうして生まれるの?」とか、親に質問するようになります。 同調傾向は、自発性の感覚の獲得です。この時期の子どもは、躓きや不安に多少つきまとわれながらも、積極的に課題に取り組み解決していきます。溢れんばかりの活力を発揮して、目標に向かってひるむことなく接近していき、仕事を引き受け計画し、果敢に取り組みます。 失調傾向は、罪悪感の感覚です。この段階に於ける危険は、新たに獲得した運動能力と知力を心ゆくまで楽しもうとして計画した目標、実行した行為に関して、罪悪感を抱くことです。その行為は、やがて子どもの身体や精神の実行力を遙かに超えるようになり、その結果、自分が意図した自発性に停止を命じなければならなくなるのです。こうして罪悪感が生じます。 徳目は目的性です。子どもが空想の挫折や罪悪感、罪を受けるかもしれない不安などにより無力化されることなく、価値ある目的を心に描き、実際にそれを追求する勇気であります。この目的性は行為のひな型であり、家族を一つの倫理的な見本として生まれます。
Ⅳ.学童期(フロイドの心理性的発達論では、潜伏期に当たる、6歳~12歳) どの社会においても、子どものこの時期に、実際的なことを成し遂げる技能、技術を習得させようとします。一方、子どもは大きな好奇心を持ち、学びたい、知りたい、という強い欲求を持ちます。そして、”ものを作る情熱”に支えられて、社会の基本的原則や技術を学びます。 同調傾向は、勤勉の感覚です。”何かものを上手に作ることが出来る”という感覚であり、また、”自分には能力があるのだ”という感覚です。この感覚によって、学校という集団の熱心な一員となることが出来、それが生産的な成人生活に参加していく基盤となります。 失調傾向は劣等感・不適格感です。これは”自分がしていることは何かが欠けている”という感覚です。いまや、子どもはいろいろな物を生産することによって、周囲の承認を得ることを学びます。この時期の子どもの危機は、自分を不適格であると感じたり、劣等感を抱くことです。
もし子どもが道具や技術に関する自分の能力に絶望したり、同じような道具を使う仲間たちの間における、自分の地位に望みを失うと、子どもはその仲間や道具の世界と同一化することさえ断念してしまうかもしれません。勤勉な社会に関する希望を失うと、子どもは道具に対する意識が薄くなり、家庭内の競争にとらわれた孤独なエディプス期*の状態に退行することになります。 子どもは、道具の世界で必要な自分の知識や技術に絶望し、また、自分の身体能力に望みを失って、自分は結局凡庸に生まれついているのだ、あるいは不適格な人間なのだ、と考えるようになります。
この時期において、より広い社会の生産技術や経済における意義ある役割を、社会が子どもに理解させる方法が重要な意味をもってきます。 徳目は適格感・能力感です。課題をめぐる真剣な競争において、道具、知識、技術を自由に使えることです。この適格感の出現を妨げる要因は、以前の段階に於ける葛藤が十分に解決されていない、あるいは自分の価値が、学びたいという自分の意志とは無関係に、皮膚の色や両親の社会的背景により決まるという事実に気づいた場合です。 (エディプス期*とは、早期性器期に当たる3歳~5歳にあたる。この時期に子どもが同性の親を排除して異性の親を独占したいという願望をもつ。これはエディプスコンプレックスと呼ばれ、フロイドによれば人類に生得的に備わっている原幻想であるとされる。)
Ⅴ.思春期(青年期、12歳~20歳) (1)アイデンティティーの確立 同調傾向は同一性(アイデンティティー、identity)の感覚です。同一性は、「自分はこれこれのものである」と自分が自分を認識することです。思春期に達した若者は急激な身体の発達を受けて、それ以前の子ども時代に確立してきた同一化(理想とする人、親、先生、時代のヒーローなど、に自分もなりたいという気持ち)の全てを作り直さなければならない、また、子ども時代の同一性を捨てて、青年期の同一性の全てを自分のイデオロギー的前提、歴史的要求、社会的役割に一致するように、再構築しなければなりません。 (2)同一性の危機、職業の選択 失調傾向は同一性の危機です。青年は自分の能力と、理想とする職業的原型とを、どのように結びつけることができるかを懸命に模索し、自分の素質・資質に適した職業的原型を見出そうと努力するが、一つの職業的同一性に定着できるのは、並大抵のことではありません。それは自己発見の可能性と自己喪失の脅威とが背中合わせになっている状態です。このような状態を、エリクソンは“同一性の危機”と表現しました。危機とはいわば病気の峠のようなもの、良い方へ進むか、悪い方へ進むかの分岐点、誰もが避けて通れない転回点の意味です。もし、そこで良い方向へ進めば、個人と社会の建設的エネルギーが合流して、青年は伸びやかに、たくましく、率直になり、自己実現を果たしていきます。他方、悪い方向に進むと、同一性の混乱が長引いて、病理的感覚、精神的分裂、退行などの症状を呈します。しかし、悪い方向に進んだ同一性の危機であっても、それは自己を統合するための一過程であって、最終的には同一性の確立へと向かうとされています。 以上のように、青年期に至って、個人は初めて同一性の危機を体験しますが、同時にそれを克服する身体的、精神的、社会的条件も整うのです。 (3)集団への帰属、忠誠心 青年は、自分自身が分裂するのを防ぐために、徒党や群衆の中の英雄に一時的に同一化したりします。青年は最終的な同一性の保護者として、不変の偶像や理想をいつでも喜んで受け入れ、また、悪、神秘性、有害性などを定義する儀式や教義や計画などによって確信を固めがちで��ります(我が国の事例として、オーム真理教事件)。 この時期に生まれる徳目を“忠聖心”と呼んでいます。青年には、忠聖を求めるほとんど本能と呼んでもいいほどのものがあり、青年は自分がそれに忠実になれるイデオロギー的展望や人物を探し求めます。青年は、自分の能力を試す経験に参加し、自分にとって意味のある人々、集団、その規律などに忠実に服することを通して成熟します。自ら選び、真理であると見なすものに全エネルギーを捧げて擁護します。ですから、青年に“価値ある忠誠の対象”を示してあげるのは、大人の大切な役割です。 (4)猶予期間(モラトリアム) 青年の心は、本質的に猶予期間(モラトリアム)の心理です。後期学童期から大学在学期、及び青年期という、きわめて長期化した見習い期間は、心理社会的な猶予期間(モラトリアム)と見ることができます。性的にも知的にも成熟するが、最終的なコミットメントの延期を親や社会から認可されている期間であると言えます。それは、性役割の実験を含む役割実験のための、比較的に自由な活動空間を提供しますが、これは社会自体の適応的な自己革新にも重要な意味を持ちます。 (5)異なるものに対する不寛容 青年は、皮膚の色、文化的背景、趣味や才能の異なる人などを排除する点では、きわめて排他的、残酷であります。この“異なるもの“に対する不寛容の精神は、自分の同一性混乱を防ごうとする防衛機制から生じます。我の所属する集団の、制服、帽子、バッジなどの目印を重視して、自我同一性が拡散することを防ごうとするのです。
Ⅵ.若い成人期 同調傾向:親密。 若い成人期の課題は、親密性の獲得です。親密性とは、自分の同一性を他人の同一性と融合させることであります。たとえば以下のような経験の場合に、自己を放棄することを迫られる事態に直面します。 ◯親密な提携関係の結束 ◯性的結合とオーガズム ◯親密な友情関係 ◯身体を張っての格闘 ◯教師からの感化 ◯自分の心の奥底からの直感
しかし、ここで自己の同一性を喪失するのではないか、という不安に打ち負かされることなく、自分の同一性と他人の同一性を一つに融合させることが出来て初めて、真の意味での”親密な関係”を結ぶことが出来るのです。ですから前の段階の青年期において、確固たる同一性を獲得していないと、若い成人期の親密性を獲得することが出来ません。言い換えると若い成人期へ進めません。
失調傾向:孤独、孤立、距離を設けること。 自分の同一性の喪失を怖れて、上記の◯印のような経験を回避すると、深刻な孤独感にとらわれ、やがて自分の事のみに夢中となり、自己に埋没してしまいます。 ”距離を設けること”というのは、周囲の力や人々の本質が、自分にとって、危険と思われ、それらの”縄張り”が自分の親密な諸関係の範囲を侵害する怖れのある場合、その力や人々を孤立させ破壊しようとする傾向のことです。これが第1表の、養われるべき人間力の病理:排他性です。 真の性器愛について 若い成人期には、将来の伴侶、結婚する相手、性的パートナーを見いだすという、人生の重要な課題があります。その参考のため、以下に精神分析派に属するエリクソンの説く、”真の性器愛”について考えます。 厳密に言って、若い成人期に親密性を獲得する段階に至って初めて、真の性器愛が完全に発達します。親密な関わり合いに先立つ性生活の多くは、主に、同一性追求のものであったり、あるいは性生活を一種の生殖の戦いにする男女の性的努力に占められていたからです。 フロイトは、「正常な人間に出来なくてはならないことは何か」、と問われたとき、「人間は性器的な生きものであり、かつ人を愛する存在である。”人を愛する存在である” という権利、もしくは能力を失うほどに、労働が人を占有してはならない。」、という意味のことを言っています。
エリクソンは性器愛を次のように説明しています。 「性器愛とは、オーガズムを味わうことの出来る潜勢力を発達させる何ものにも妨害されない能力���あります。この潜勢力は、性器的リビドー*が、男女の性器が共に十分な敏感さを持って、全身から緊張を発作のように解放させるという、異性間の相互関係の中に表現されます。*(リビドーとは、欲動のエネルギーのこと、注)福田)。 もう少し状況的に述べるならば、オーガズムのクライマックスの混乱を経て、男女二人の人間の相互調整という最高の経験へと至る全事実が、男性と女性の対立、事実と幻想、愛と憎しみの対立、などから生じる敵意や潜在的激怒を何らかの形で緩和します。このように、満足すべき性的関係は、性への執着を弱め、過剰補償の必要性を減じ、サディスト的支配を無用にします。」 「精神分析は、人の性的な健康を以下のように公式化します。すなわち、人間には性器的オーガズムの相互関係を成就することが潜在的に可能なはずであるが、同時に、感情的な好みとか義務や誠実への配慮から、この問題に関するある程度のフラストレーションには、過度の退行を示すことなく、耐えることの出来る体質でなければなりません。」
Ⅶ.成人期 同調傾向:生殖性(Generativity)。 生殖性の概念は、生産性、創造性のようなより一般的な同意語の概念をも含む包括的なものであり、産み出すこと、すなわち世代から世代への生まれていくあらゆるもの、子ども、事物、技術、思想、芸術作品などを生み出し育むことを意味しています。生殖性とは、次の世代を確立させ導くことへの関心であります。 失調傾向:停滞、自己耽溺。 豊かに成熟することに完全に失敗してしまうと、擬似的親密さを求める強迫観念的要求へと退行し、しばしば停滞感と人格的貧困感の広がりを伴うことがあります。その結果、あたかも彼ら自身が、自分のあるいはお互いの唯一の子どもであるかのように、自分を甘やかし始めます。そして事情がそれに好都合であると、早くから身体的、あるいは心理的虚弱感が、自己に対する表現手段となるのです。 子どもを持つとか、あるいは子どもを欲しいと思う事実だけでは、生殖性を達成することが出来ません。若い親たちの中には、この生殖性の段階を発達させる能力の遅れに悩む人がいます。その理由は、幼児初期の記憶の中に見いだされることが多いのです。別の原因として、自己愛性のパーソナリティ障害、乳幼児期の信頼感の欠如、であることがあります。 徳目:世話。 世話とは産み出されたものに対する関心の事です。 一人の個人の発達段階は、関わり合う他者の発達段階と対応して、人間は相互に生きています。たとえば、無力な子どもは、自分の欲求を満たすために、母親の援助を求めます。これに対して、母親は自分の漸成的発達課題*を全うするために、生殖性の一つの課題として、子どもの世話をします。この相互性が確立したとき、子どもは健康な子どもとなり、母親は健全な母親となって、両者とも自分の漸成的発達課題*を遂行することになります。*(漸成的発達課題とは、第1表に示すように、Ⅰ.乳児期~Ⅷ.老年期まで、人生段階を八つに分け、各段階にはその段階特有の発達課題があるという考え方です、注)福田) Ⅷ.老年期 同調傾向:自我の統合。 物事や人々の世話を何とか成し終えて、子どもを養育し、あるいは物や思想の生産者になることに付随する勝利や失望に適応してきた人間には、人生周期に於ける七つの段階の果実が実るのです。この心理状態が”自我の統合”です。それは、自分の唯一の人生周期を、そうあらねばならなかったものとして、また、どうしても他のものとは取り替えを許されないものとして受け入れることです。 失調傾向:絶望。 積み重ねられるべきであったはずの自我の統合が、欠如し失われると、唯一回限りの人生周期を人生の究極のものとして受け入れることが出来ないのです。そして、今やすでに時間は残されていない、人生をもう一度やり直そうにもそれは短すぎる。自我の統合へ到達する別の道を試みるには短すぎる、その焦りが絶望となって表現されるのです。 徳目:英知。 人がこの世に生を受けて何らかの責任があるとすれば、それは一世代として次の世代へ、人生の究極的関心に直面し得る”強さ”を伝えることにあります。この老人の強さは、円熟したウィット、深い知識、年輪を重ねた判断力、統括的な理解力などの知恵の形をとります。これが英知です。また英知とは、死に直面しながらも囚われのない気持ちで、生そのものへ関心をもつこと、そして自分の身体や頭脳は衰えても、自分の全き経験を他へ伝える努力をすることです。 老人が持つ心の”強さ”は、人間存在の問題をその全てに渡って直視することを可能とし、一つの世代の人生の終幕を生きた実例として、次の世代に示します。これこそが自我の統合であると言えます。
エリクソン(E.H.Erikson) 1902年、デンマーク系ユダヤ人医師の子として生まれる。大学中退後、画家としての遍歴時代を経て、ウィーンでアンナ・フロイト、ハインツ・ハルトマン���師事し、精神分析の訓練を受ける。1933年、ナチスドイツの迫害を受け渡米、ハーバード大学研究員を皮切りに、イェール大学、カリフォルニア大学に教授として勤務。1960~1970年ハーバード大学人間発達講座教授。著書に、「幼児期と社会Ⅰ、Ⅱ」(1950)、「アイデンティティー 青年と危機」(1964)など。エリクソンは精神分析の立場に立ち、人間の精神発達過程を、その個人が生きる社会との相互関係性として捉えた。エリクソンが唱えたアイデンティティー論は、20世紀後半に一世を風靡した。 参考文献:(1)E.H.エリクソン、仁科弥生訳:幼児期と社会Ⅰ、及びⅡ(1950)みすず書房 (2)E.H.エリクソン、岩瀬庸理訳:アイデンティティ 青年と危機(1964)金沢文庫 (3)E.H.エリクソン、村瀬孝雄、近藤邦夫訳:ライフサイクル、その完結(1989) みすず書房 以上
人は、人に愛されるために生まれる。 人は、自らを愛するために成長する。 人は、人を愛するために生きる。
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マグニフィセントセブンにめっちゃ萌えたよって話〜男だらけの即席部隊で君だけの推しコンビを見つけ出せ!〜
萌え。それは唐突に訪れるものである。
だからこそ人は、「何かのために」と貯めていたお金をタイバニで溶かしたり、一ヶ月前まで全く興味のなかったカザフスタンについて学び出したり(YOI)、突然の寝取られ展開に気が狂ったりするのである(エクスペンダブルズ3)。 萌え。こればかりは事前に対策の立てようがない。 しかし、先にハマった人間が自らの体験を書き残すことで、これから同じ道を歩む者へある程度の覚悟を抱かせることはできるかもしれない。
これは去る1月12日に突如として萌えに襲われたオタクが書き残した、警句たる映画レビューである。
とかなんとか書いたけど要はあれです。マグニフィセントセブンが予想外の萌爆弾すぎて私は瀕死になったから、みんな自分の身のためにあった棺桶を準備してからしっかり覚悟して見たほうがいいよ!って話。 ネタバレはしてないもののあらすじと設定の説明が記載してあります、気になる人は注意。
マグニフィセントセブンは、言わずと知れた名作「七人の侍」の翻案である「荒野の七人」をリメイクした作品。 原案である「七人の侍」及び「荒野の七人」を見ていなくても楽しめるものの、私は是非この二本を視聴してからマグニフィセントセブンに臨むことをオススメしたい。細かいカメラワークや演出、そしてラストのある仕掛けも、知っていれば知っているだけ楽しめる。それにこの二本は、映画としても男同士の絆を描いた作品としても最高峰クラスだからもし未見ならこの機会にぜひどうぞ。見て損することはない二本。幸い公開日までまだ時間はあるし、予習しつつ前売り券を握りしめて待つとより楽しいと思う!
さて。七人の侍といえばアレですね。おらたちの村を守ってくれるよう、流れの用心棒を7人集める話。それぞれはぐれものである用心棒たちが、見ず知らずの村人のために行動したり、仲間として次第に団結したりするところが魅力として有名。 この点に関してはマグニフィセントセブンも変わってない…けど、まあ若干話は違う。
時代設定は1887年のアメリカ。歴史的には、リンカーンが大統領になって黒人解放を成し遂げ、国土に鉄道が敷かれつつあり、ネイティブアメリカンに対する迫害があったころ。そして、カリフォルニアに端を発するゴールドラッシュは下火になり、凋落する人間や、金採掘の技術を転用して鉱山開発をしようと考える人間も現れていた。 開拓者によって作られた町・ローズクリークの周辺にも、ボーグという富豪が有する鉱山があった。 マグニフィセントセブンはこの設定を示す場面から始まる。 ローズクリークは決して大きな町ではなく、イメージとしては「ドラクエに出てくる主人公の村」が近い。酒場と教会と宿、といった最低限の施設しかない穏やかで小規模な集落。 そこに響く爆音。どうやらボーグの鉱山から響くものらしい。 教会に集まる村人たちが言い合うところによると、ボーグは川を汚染して村の農業に被害を与えているほか、保安官を買収して私兵(用心棒)を村に配置したり、村人に対し立ち退きを迫ったりしているとのこと。ひどいやつだね。ちなみに当時は、地層に水を噴射して不純物ごと川に流し、川底に金だけを沈めて採集する方法を取っていたため、重���属や泥による水質汚染が深刻だったらしい。「大いなる西部」でも水源を巡って争ってたし、当時の状況で水質汚染されたらたまったもんじゃないだろうな。
で、教会にて「ボーグなんとかしたいけど怖いね、どうしようね」ってみんなで話し合ってるとまさかのご本人登場。素敵な悪役ぶりを見せつけて「お前らに20ドルやるから立ち退きな^^」と法外な値段での地上げを言い放��立ち去っていく。(この場面のライティングが、これから全編一貫して使われている古典的技法でオッとなった。すなわち、「不穏な人間は表情が見えない」という、それだけの方法なんだけど、かつてテレビで放映されてたような70/80年代のサスペンス映画を思い出す古典的な逆光が綺麗で西部劇的でグッときた) この、ボーグによる宣戦布告の際、夫を殺され寡婦になった女性・エマが、今作のキーパーソン。
彼女は村を一人で出て行き、腕の立つ人間に助けを求めようと試みる。 そうして見つけた最初の人間がデンゼル・ワシントン演じるサム・チザム。エマはまず彼の協力を得ることに成功し、サムの元カレ行脚…じゃなかった、昔の知り合いを訪ねて仲間を集めることになる(しかしグッドナイトに関しては過去に絶対何かあったと思う。後述。元カレ行脚って書くと黒バスみたいだね) そんなこんなで集まったメンバーは以下の七人。
サム・チザム(デンゼル・ワシントン) 賞金首を追って暮らしている。男気という概念を擬人化したような人物。 正義感が強く、情に厚いが、仲間内で軽口を叩いて笑う一面も。 基本装備は拳銃(たぶんピースメーカー)。
ジョシュ・ファラデー(クリス・プラット) サルーンで呑んだくれているところをたまたまサムに出会う。ギャンブラーでイカサマや手品を得意とし、そのことによって災難に巻き込まれることもしばしば。 馬を買い戻してもらった恩と興味からサムについて行くことに。 基本装備は拳銃(たぶんコルト)。
グッドナイト・ロビショー(イーサン・ホーク) サムの昔の知り合い。サムの知る過去に何かがあり、そのことによって傷を抱えているらしい。 狙撃手として稀有な能力を持つ。 相棒であるビリーの決闘を賭けにして金を稼いでいた。 基本装備はライフル(たぶんバッファローガン)。
ビリー(イ・ビョンホン) おそらく今作最大の(萌え的な)ダークホース。たとえノーマークでも本編を見れば一発でこの意味がわかるはず。 かつてアメリカに渡ってきた際、サルーンでグッドナイトの手下を全員倒し、その腕を見込んだグッドナイトから仲間に誘われる。 グッドナイトのことを信用しており、自分が戦って稼いだ賭け金は彼と折半している。 ナイフの扱いに長け、基本的にナイフで戦う。
ジャック(ヴィンセント・ドノフリオ) サムの昔の知り合いその2。クマ体型の斧使い。かつて先住民族の頭の皮を剥ぐと報酬が出た時代、それによって荒稼ぎしていた。 (七人全員まともとは言い難いが、特に)若干サイコパスの気がある。
ヴァスケス(マヌエル・ガルシア��ルルフォ) 賞金首。保安官殺しのため追われていたところを、サムに出会ってリクルートされる。 軽口を叩いて人をからかう姿がよく見られる。 銃はたぶんS&Wだと思うんだけどよくわからん。こいつも結構なサイコパス。ファラデーとよく喧嘩している。
レッドハーベスト(マーティン・センズメア) 先住民族の青年で、長老に「お前の進む道は他の人間とは違う」と言われたため、悪人を倒しに行くというサムの言葉を聞いて一行に合流。 初対面時のサムに対して情熱的で個性あふれるアプローチを仕掛けて仲間入り。豆が嫌いなご様子。 弓使い。
それぞれ、黄色人種だったり先住民族だったりヒスパニック系だったりして、 歴史背景に関する用語が会話中にポンポン飛び出してくるため、ちょっとでも西部開拓時代のことを学ぶと 彼らの会話の関係性がより深くわかるのではないかと思う。 銃や鉱山開発についてもしかり…なんだけど、この作品の秀逸なところはそれを知らなくても楽しめるところであって、 もっというと、知らずに見たあとに「これがきになる」と調べる気にさせてくれるところだから 何もせずに挑んでも全然支障はない。
さて、こうして集まった一行はローズクリークに乗り込み、買収されていた保安官とボーグ子飼いの用心棒たちを街から一掃。 このシーンは作中でもかなりアツいアクションシーンであり、かつメンバーそれぞれの特徴や性格・そして伏線がうかがえる場面。要注目。そしてここで気になった関係性を追って行くと、終盤さらなる萌えに襲われることは担保するよ!
さて、ローズクリークに乗り込んだ後の作戦会議。作戦会議シーンってワクワクしませんかね。私は大好き!でかい地図や壁に貼った見取り図を前に話し合うのってチームの醍醐味!カーアクション映画やクライムアクション映画でも作戦会議シーンがあるとワクワクしてしまう。 マグニフィセントセブンにおける作戦会議シーンで、サムは「グッドナイトはボーグを仕留めるように」と指示される。これは大役。サムからの信頼の表れ…であるものの、当のグッドナイトはなにかしらの不安があるように見え…というのがこの場面。 はい!まず私が述べたいのはここ!ここにアンダーライン!「サムだけはグッドナイトの心の闇と過去を知っている」! 歴史設定として、リンカーンが大統領になったころ=南北間や人種問題について争いがあった激動の時代。グッドナイトたちもその波に飲まれ、かつては敵として争ったり今は仲間として過去の戦争に向き合ったりしていることが徐々に明らかになる。特にサムとグッドナイトはかつてある戦いにおいてなんらかの特別な出来事を経験している。これすごくいいと思うんだよね私は… この作品は七人の間でいろんな関係性が描かれているために、どの二人に興味を持つかは相当割れると思うけど、サムとグッドナイトはかなり得票が高そうだなと勝手に予想している。 次点でサムとファラデーが人気だろうな…この二人は��然出会って、気まぐれにも思えるようなサムの行動で仲間になったものの、徐々に絆を深めていくようすが味わい深い。サムとグッドナイトが熟成した魅力なら、サムとファラデーはこれから深まっていく過程への魅力なのよね…
さてざっくりとしたあらすじ紹介に戻る。作戦会議を終えた一行はいろいろな準備に取り掛かることに。 その一環として行われたのが農民たちへの戦闘訓練。ライフルでの射撃、ナイフの扱いと言ったものを一から指導する…のだけどナイフといえば彼。萌えの伏兵ビリー。 「ね?簡単でしょ?」というネットミームが一時期流行したけど、この場面のビリーは一言で言うとそれ。このあたりから、初登場時は謎めいていて不穏な気配すら持っていたビリーの印象が変わり始めること間違いなし。
そんなビリーが信頼を置いているのもまたグッドナイトなわけで、彼とグッドナイトとのシーンは「ここだけガイリッチーが監督したのかな?」と思うほど成分特濃てんこもり。 これ以降の展開はネタバレになるため伏せるものの、この二人は共闘してアシストする中にも過ごした時間の長さをうかがわせる描写が多い。援護したり背中を守ったり。決して口数の多いわけではないビリーもグッドナイトだけは「Goody」と呼ぶんだよ?これはちょっと自らの捏造記憶を疑うけど事実なんだ…私はかつてエクスペンダブルズのガンナーとヤンに萌え狂った過去があり、そのころのときめきを思い出さざるを得なかった。作中、ある事情によってビリーが一人で酒を飲むシーンがあるんだけど、例えるならエクスペンダブルズ3においてバーニーに置いていかれたガンナーや、ヤンを失ったガンナーに通じるものがあり、まあ一言で言うとクソ興奮しました。あと単純に、びょんびょんのルックスや過去作品に対してかっこいいなという思いを抱いている人なら、彼がシャツ着てベスト着て髪結ってヒゲ生やして細腰にホルスターベルト?装着して銃を下げてる姿に血圧が急上昇すると思うから本当にこれだけは言っておく、視聴前に体調だけは気をつけて?
これは私としても相当引きずるタイプの萌えになったな、と思っていて、衝撃的な興奮を覚えている。たぶんこれから西部開拓史と銃の構造についての本を読むんだろうな…昨日まで全く興味がなかったって言うのに。萌えは唐突に訪れる。一般公開は1/27であと2週間程度時間があるものの、早くこの映画の話をいろんな人としたい…「ビリーに西洋文化を教えたのがグッドナイトなら、ビリーが持つ装飾剣と装飾銃はグッドナイトが仕立ててあげたものだと思うんだよね、あの美しいベストもグッドナイトが買い与えたのかもしれ��いし」って話をしたい…
マッドマックス的な煙の立ち込める画面に、エクスペンダブルズのように男たちがアツい活躍を繰り広げる西部劇、マグニフィセントセブン。し今年はしょっぱなからアツい男の絆映画が見られるよ!
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第3師団 創立64周年・千僧駐屯地 創設74周年記念行事 模擬戦闘訓練展示 静止画(2025年5月18日) https://youtu.be/hXex9eumSaU?list=PL5_p1JmhJjC6H0Yr6UUwrSerucpPwFSyM
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第3師団 創立64周年・千僧駐屯地 創設74周年記念行事 模擬戦闘訓練展示 動画(2025年5月18日) https://youtu.be/Z26foCZ3oBY?list=PL5_p1JmhJjC6H0Yr6UUwrSerucpPwFSyM
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