#犬の寝姿が最高の癒し
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ynyn416 · 1 year ago
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2/24(土)
今回もたくさん一緒に過ごせて幸せだった🩷
私の喉を労って、はちみつ漬けきんかんくれた。初めて食べた。優しさが暖かかった。
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寝る前と、朝起きてからのゆっくりした時間がとても幸せ。こんな時間が永遠に続いて欲しいなぁと思う。
スッピンでお互いありのままの姿で、ひたすらくっついて、彼を一番近く感じれるからとても幸せ。しょうもない事だらだら話して、YouTube見て何か話したり、ふざけたり。それが幸せ!
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李朝園でランチ🥄
期間限定で、カルビスープ?がお肉2倍で、めっちゃ食べ応えあって美味しかった🍖
彼も一口食べたけど、初めて食べる味だなと話した。やはり日本式の韓国料理は味が違うんだなぁと思った。私は本場の味知らんけど。もしかしてニンニクの使用量が違うのか?日本はニンニクを避ける傾向がある気がする。知らんけど。
美味しいからオッケーです👌🤓
でも私は、彼氏が作ってくれる韓国料理が一番美味しい🤭
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とても暖かくて本当に気持ち良かった!☀️
大阪城は、人も多いけど犬も多いから、色んな犬見ていつも癒される🐶🌷
桜の時期になると大阪城本当にきれいになるから、楽しみだな🌸🌸🌸
桜大好き!
今日も、梅の香りがとても春の匂いがしたよ。幸せな気持ちになった。
こうやって大好きな恋人がいて、一緒にたくさん時間過ごせて、お出かけして、美味しいものとか綺麗な景色を見て幸せを共有できることが、本当に幸せだよ~。
彼氏には感謝だ😊
2年くらい前かなぁ。それまで勿��恋愛とかはしてきたけど、全然幸せな恋愛はして来なくて。数々の最低男を見てきて(笑)
でもそんな選択をしてしまうくらい、自分のメンタル面も大変だった。当然そんな時に出会う人にまともな人はいない。(引き寄せの法則)
幸せな恋愛がしたいのに、なかなか良い出会いもなくてどうすればいいのか分からなかったし、とりあえず恋愛より自分の人生優先させようと考えたりしつつ。
そんな時にいつも思ってたのが、昼間に桜見ながら散歩して、心から幸せを感じられる人と早く出会いたいなぁってずっと思ってたなぁ。
なんか、ディズニーランドや特別なホテルでディナーとかそんな時間じゃなくて、公園で桜見て散歩して幸せ感じるって、一番ハードル高くない??本当に信頼してて大好きな人とじゃないと、きっと幸せな気持ちにはなれない時間の過ごし方No.1 だと思うよ (笑)
その時の私に言ってあげたいな。今は望んでいた通りの素敵な彼氏がいるから大丈夫だよ~って。
人生はどんどん幸せになっていってる😊🌸
また次会うのは金曜。次は2泊できるの嬉しい🥰
それまでまた頑張ろっと。
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khrbuild · 2 months ago
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最近って言うと笑われるかもしれませんが、
YouTubeというものがどういうものかと やっとわかってきた。
見てたんですが、あんまりチャンネル登録とか、
未だに概要欄に貼ってますという、概要欄の意味も分からず、
いつもどこ?どこ?と探してる程度。
前までは寝れない時は、子犬の動画見て寝落ちする程度w
なので最近いろんなジャンルの動画を観てると 、いろんなお勧め動画がでてきますよね。
そのなかには、
「今日の何時までに観てください」
とか
「ここにたどり着いたあなたは導かれたのです」
とか
「削除覚悟です、消される前にご覧ください」
とそれはそれは 皆さん再生回数を上げるために凄いですね、
そんな事も知らずに、
「えっ、マジ!!」
とYouTubeに抗体のないチェリー坂口、
毎晩毎夜 寝不足にされてしまい疲労蓄積。
ということで、
先日仕事も大きく一段落したので、
湯治に出かけてきました。
そこで、良く見てるYouTubeじゃありませんが、
「良くぞそこのあなたっ!ここに導かれました」
「削除覚悟です、消される前にお読みください 」
と4月から情報流通プラットフォーム対処法なんて法律もできたので、BANされる前にお読みください、。
さて、皆様!
先進国であるにもかかわらず、また世界では最先端の医療大国日本がなぜがん患者が減らないのでしょうか?
わかりません(^_^;)
いかにもYouTubeで都市伝説を聞いて感化されたっぽいでしょw
にわか知識やからやめときます。
(^_^;)
2年前にコロナがあけて、はじめて言った場所が
鳥取県の三朝温泉。
鳥取と言うと砂丘くらいのイメージですが、
しかし知る人ぞ知る、
県内に10カ所も温泉がある温泉県なんですね、
はわい温泉、皆生温泉 岩井温泉などなど
そして今回2度目となる三朝温泉。
三朝温泉は癌になったお医者さんが化学療法が嫌でここに湯治に来たり、有名人がお忍びで湯治に来たりと言った噂がある温泉。
というのも三朝温泉のお湯は
ラドン含有量温泉でラジウムは世界有数のラドンの含有量を誇り、世界的にもトップクラス。
て書いてます。
なんか放射線やらなんちゃらで体に悪いんちゃうかと思うけど、
これがほんま体の奥まで熱を通して温めてくれため、
かなり前から温熱療法といって化学療法に頼らない癌治療法もあり、それは身体を温め癌細胞を死滅させると同時に免疫力を上げ���いくというもの。
それにしても昔の人は凄いね、知っ���か知らずか、化学が発達するまえから、自然治癒力を高めるために湯治をしてたんですね。
とにかく そんな目で見てるからかしらんけど、三朝のおじいちゃんおばあちゃんみんな元気。
その元気の源が
この「株湯」
といわれる温泉の湧き出ている場所にある浴場!
入浴料400円てまた安い。
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そしてヤバいくらいお湯が熱い、
私なんか 最初はつま先、次はくるぶし、次はふくらはぎと
浴槽に入っては出て水をかけてと10回くらい繰り返してはじめて肩までつかれるくらいの暑さ。
そんなことしてると、地元のじいちゃんがやってきて、
かけ湯を3回ほどしたら、躊躇なく肩まで
ドボンっ!
慣れは怖いね(^_^;)
そんなチキン坂口を見ながら笑ってる地元のおじちゃんが話しかけてきた、
先日小学2年の子が1人で浴場に入ってきて、かけ湯したらそのまま入ろうとしてるから、僕 気つけなお湯熱いでって言うまえに、湯船に入って肩までつかって なんと言ったかというと、
「すこしぬるい」
って言ったらしい。
その子はなんと群馬県の草津温泉から来たらしく、毎日暑いお湯に入ってるらしい。
慣れは怖いな(^_^;)
外に出ると お湯も飲めます。
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温泉宿は全てと言っていいほど源泉掛け流し。
川の横には無料の露天風呂もあり、橋からおっちゃんのフリチン姿も拝める特典が!
今回の宿は橋津屋さん、小さい可愛いお宿、もちろん宿の浴場でもラジウム三昧。
ほんと優しいいいお湯でした。
サービスも最高!
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そんなこんなで、
ちょっと皆さんも一度機会があれば、身体の疲れを取りに行ってみてください。
今から歳とって具合悪なった時のシュミレーションしとかなねw
また話長なったわ。
今回の旅行の目的は、
湯治もそうですが、二日目がメイン。
その目的地は、
岡山県津山市に祀られている、
「サムハラ神社」
これまた、知る人ぞ知る神社、
大阪にも分社がありますが、
とにかくネットでは、
呼ばれた人しかいけないと言う神社。
そう、呼ばれてないのに、
欲の塊 、煩悩坂口の2日目の話は近々またブログに書きます。
今週書きますので、是非読んでくださいませ。
1日目出発は朝7時出発!
途中 中国道で1時間の事故通行止めにあい、
昼食は 11:30鳥取では有名な
���転寿司「北海道」にて
ここ、えげつないくらい並んでるけど、めちゃくちゃ美味しかったです。
何店舗かあります。
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そして三朝温泉温泉までの途中に
名探偵コナンの作者 青山剛昌の出身地でコナン君に会い。
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あがさ博士とすれ違い
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倉吉白壁土蔵群を見学して
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三朝温泉到着の行程です。
それでは今日は失礼します。
貝塚市 岸和田市 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市 熊取町 忠岡町 田尻町
貝塚市水間町 新築 リフォーム坂口建設
天然素材スイス漆喰カルクオウォール
リボス自然塗料取扱店
貝塚市水間リフォーム工事
鳥取県三朝温泉
鳥取県三朝温泉橋津屋
ラドン温泉
名探偵コナン
青山剛昌出身地
回転寿司北海道
倉吉白壁土蔵群
あがさ博士
アンティーク雑貨古材OneBee
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liteyaki · 4 months ago
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2月も俺も終わり
 2月もあっという間に終わりました。これから徐々に暖かくなっていくのでしょうか。暖かくなっていってほしいですね。というわけで2月に何をしていたかをまとめていきます←どういうわけ?
※この記事には以下の作品のネタバレが含まれています↓ ・POPOPOSAN ・ドラえもん のび太のワンニャン時空伝 ・ゆるキャン△SEASON2,3特典映像 ・ぷにるはかわいいスライム ・プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク ・ぼっち・ざ・ろっく!アンソロジーコミック(5) ・これは勇気の切断だ
POPOPOSANというゲームをプレイした
https://youtu.be/GiSbVDyAVbo?si=lvAdOasyoBX_A4Qn     ゲームのデザインというか、キャラデザに一目惚れして買いました。中身はホラゲーなんだけどそんなに怖くなくて僕でもすんなりと進めていくことができた。主人公が親に虐待されてたりいじめを受けてたりすごく壮絶な人生を送っていて、プレイしていてつらかったし、普通に父親とかクラスメイトに殺意を抱いた。最終的に主人公のサチコが親とかクラスメイトに復讐してPOPOPOSANと仲良くなって(?)終わるんだけど結局あまり意味が分からないまま終わってしまった。なんで行方不明者が出てたのかとかがわからなかった。僕がバカだからかかも。でもキャラデザは本当によかったです。サチコかわいい。あと作者のTwitterがスケベだった。
MBTI診断を初見でやってみた
 結果は僕の動画を見てください↓ https://youtu.be/aZHy2hjSMpo?si=OoBQpdyKVC-Gl7L2  MBTI診断というのを知らなくて、配信中に「なにそれ?」って聞いたらみんな「知らないの?」みたいな反応しててびっくりした。年中ネットに一日中張り付いてる僕が知らないからめっちゃコアなものかと思ってたけど意外といろんなところで流行ってるみたいだった。遅れてるのは僕だけだった。MBTI診断をやってみたけど正直なんなのかよくわかんなくて、YouTubeとかでMBTI診断って調べたら『このMBTIだった人はこんな人が多い!!』とか『MBTIあるある』『嫌われるMBTI〇選』みたいな動画ばっかりで死ぬほど好きじゃなかった。なんか「この人このMBTIだからこんな人なのか…?」とか「この人このMBTIだからなぁ…」みたいな偏見とかであふれかえりそうで嫌い。まじで知らなきゃよかった。人の性格なんて人それぞれ違うだろ。あれちょっとずれてる?
プロセカ配信をやってみた
 ツイキャスでスマホで直撮りでやりました。顔ばれするのが嫌なのでお面をかぶりながらやりました。たぶんもう二度とやりません。
ぼざろ2期決定!!
嬉しい!!
りてLINEスタンプ化計画始動
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↑とりあえずこんな感じ。ノリで作るか!!ってなって試しに作ってみてるけど予想以上で大変です。たぶん完成しません。あと純粋に画力が足りない。
Twitchのアーカイブほとんど消した
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↑とのことでTwitchのアーカイブをほとんど消しました。思い出に残ってるやつとかツイキャスとかYouTubeには無いTwitchだけに残ってるアーカイブだけ残しました。僕は配信でやったゲームは基本動画化するし、しないにしてもツイキャスと同時配信してるからツイキャスにアーカイブが残るようになってるから僕はダメージが少ない方なのかも。
しゃぶしゃぶ食べに行った
 おいしかった~!!
温泉に行ってきた
 気持ちよかった~!!
スーパーファミコンでヨッシーアイランドをやろうとした結果…
 何回試しても本体の電源はつくけど画面は真っ暗。ヨッシーアイランド以外のソフトは基本起動するのでおそらくヨッシーアイランドに問題がある。そう、つまりヨッシーアイランドは限界を迎えたのです。僕が幼いころから遊んできたスーファミ本体とカセットで遊びたかったのですごく悲しい…「switchで遊べるからいいじゃんw」とか、そうじゃないから。違うから。スーファミは無事なのでカセットだけ買い替えることに…悲しい…メルカリで500円で売られてた。安い。あとメルカリ久しぶりに使ったんだけど買うときにメッセージ送らないといけないのコミュ障にはきついです。まぁ、近々ヨッシーアイランドやります。
ドラえもん のび太のワンニャン時空伝を見た
 ドラえもん映画45周年記念で投票で過去6作品のドラえもん映画が再上映されることになって、その中でワンニャン時空伝が再上映されることになったので見に行った  ワンニャン時空伝はドラえもん映画の中で特に好きで、当時映画館で見ることができなかったのでめちゃくちゃに嬉しかった まず上映されて3分くらいでジャイアンだったかスネ夫が喋るんだけどその時点で泣いた。のぶドラ時代の声とか作画の感じとかが懐かしすぎて涙が出た。そのあとのび太が水の中に入ったボールを探してその途中でイチと出会うんだけど一つ一つの描写が懐かしすぎて感動した。最後にこの作品を見たのはもう10年以上前なのに意外と記憶に残ってて驚いた。映画の途中で主題歌のYUME日和が流れるんだけどそ���時も泣いた。曲は何度かYouTubeで聴いたことがあるんだけどやっぱりそれでも感動できた ちなみに僕はドラえもんが「シャミーちゃ~~~~ん♡」って詰め寄るシーンが好きです あとハチ(イチ)とその仲間たちがかっこいいと思った。あと映画の途中で出てくる忍者の格好をしたどうぶつが出てくるんだけどなぜかそいつのことだけ鮮明に覚えてた なんでだろう あとネコジャラとドラえもんが戦ってる時にドラえもんの名刀電光丸の電池が切れたときに剣がヘニョってしおれたときにネコジャラがめっちゃにやけるシーンが好き。あとドラえもんがキレて電池が切れた電光丸でネコジャラを圧倒するシーンがめっちゃ好きです。最後にイチたちとのび太たちが別れるシーンも感動的だし、エンディングのYUME日和でめちゃくちゃ泣いた  とにかく感動しっぱなしの1時間30分だった 今度はプロセカとか最新作のドラえもん映画とかも見たい
ゆるキャン△SEASON2、3の特典映像(?)を見た
 SEASON2のほうのミステリーキャンプ回では最初のキャンプ道具を注文というか直接送ってくれるサービス(?)があるのを見て最初は「こんなのもあるのか、すごい時代だな」ってなったけど後々それが存在しないサービスだということを知った。まんまと犬山 あおいのホラにまんまと騙された。ミステリーキャンプ回では犬山 あおいが話を進めてくれるんだけど最終的には犬山 あおいのホラ吹き顔でオチるのが良かった  旅するしまりん回では『しまりん』っていう単語が全世界共通語(?)になってて面白かった  SEASON3のほうの野クルの部屋回で最後のほうめちゃくちゃ犬山 あおいがホラを吹くんだけど最終的に各務原 なでしこと大垣 千明がなんか犬山 あおいが夜な夜な「みんなのために面白いホラを考えてるんだ」みたいな想像しててそんなことある?と思った  リンとなでしこの伊奈ヶ湖春キャンプ回でしまりんがロングヘアーで各務原 なでしこがおだんごヘアーで髪型が入れ替わってるのが良かった。各務原 なでしこのおだんごヘアーかわいい。やっぱりゆるキャン△は見てて癒されるから最高です。4期もやるらしい。楽しみ
ぷにるはかわいいスライムを見た
 この作品自体はアニメ化される前から知っていて、なんかちょっと前にTwitterで話題になってて少し読んだことがあって、気になったので見てみた。まずOPとか挿入歌の曲が良くて、YouTubeにあるぷにるのカバー動画が好きでアニメを見る前からよく曲だけ聴いてた。というか声優が歌がうますぎる。  全体的にポップな感じで見ててとても面白かった。あと登場人物全員が良かった。ぷにるがかわいいのは前提としてコタローもよかったしきらら先輩とかかなり狂気じみてたし南波 遊助もかなり中身が『ガキ』でかなり良かった。正直キャラとしてはこいつが一番好きかも。御金賀 アリスも最初は「なんだこいつ」って思ってみてたしなんならルンルーン1号を最後まで嫌ってたのがあんまり���きじゃないけどキャラデザはめっちゃ好きだしモブキャラ2人もすごく好きだった。めっちゃいいやつなんだろうなっていうのが伝わってくる。あと最後のほうに出てきたギャルみたいなやつも好き。  ぷにるはいろんな姿に変身するんだけどその中でも特に好きだったのがカビぷにる、ダボ袖白衣ぷにる、軽音部ぷにる、ふわふわ寝巻ぷにるがめっちゃ好き。一番好きなのはカビぷにるです。あいつまじ好き。まじ。  コタローがぷにるをかたくなにかわいいって言わない理由が判明したとき少し「うさパンのハチに似てるな」と思った。  ただ最終回を見たときラストでぷにるが汽車でどっか行って終わるんだけどあの後どうなったのかめっちゃ気になる。正直ぷにるが汽車に乗る前にコタローがなんだかんだ引き留めるんだろうと思ったけどそんなことはなくそのままどっか行ってEDに入って「え?w」ってなった。どういう終わり方?  ただ作品自体はめちゃくちゃかわいくて話も面白かったのですごく良かったです。
劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミクを見た
 割とリリース初期からやってるプロセカが映画化したので見た。正直プロセカのストーリーとかキャラがどんな性格してるのかとかよく知らなくて、事前知識ほぼ0で見に行ったんだけどそれでも十分楽しめた。  なんか本当にいろんなボカロ曲がちらほらと出てきてて、CDショップとかでよく見るといろんな曲がゲスト出演してて、細かいところまで作りこまれてると思った。  歌えないミクが人によって見え方が違ってて、何かに躓いたり悩んでる人にはノイズにしか見えてたり聴こえなかったりしてるのがつらかった。中盤くらいで自暴自棄になった人たちがミクに「消えろ!!」と言い放ってたのが見ててつらかった。正直初音ミクにそんなこと言うなんて…とも思ったけどよく考えたらその人たちの視点では何かに悩んだり躓いたりしてる時に意味不明なノイズが表れてよくわからないノイズまみれの音を出すからそうなるのも仕方ないのかもと思った。結構シリアスなシーンが多かったけどちょくちょくクスっと笑えるようなシーンもいくつかあって、特によかったと思ったのがストリートのセカイ(?)でMEIKOがおかしを作ってるのに初音ミクが何だったかの粉を思いっきりクリームの中にバッサー!!って入れてMEIKOが絶望してたのが良かった。初音ミクが善意もりもりでやってて悪気がなさそうだったのもいい。  映画の終盤あたりで各ユニットの劇場版の書き下ろし曲が流れるんだけど曲が流れえた瞬間まじで鳥肌が立った。初手のファイアダンスがまじでかっこよかった。次のスマイルシンフォニーで涙腺が一気に緩くなってFUN‼で少し泣いてしまった。どれも悩んだり躓いている人を思いやる曲だから普通に僕にも刺さってしまった。曲は映画を見る前に何度も聞いたんだけど映画館で聴くと音の厚みとかがやっぱり全然違くて圧倒されてしまった。まじでどの曲も素晴らしかった。  最初にも言ったけどプロセカのキャラとかよく知らなくて、ストーリーも全然知らないからちゃんと楽しめるか不安だったけど全然映画を楽しむことができた。キャラとかストーリーを知ってるともっと楽しめたかも。あと映画を見る前にゲームで劇場版書き下ろしの曲を全部APできたので良かったです(Expertだけだけど)
ぼっち・ざ・ろっく!アンソロジーコミック(5)を読んだ
 節分の鬼役?回と山田リョウの道草日記回ともしもぼっちちゃんが○○っだったら回が個人的に好きです。  まずどのイラスト、漫画も絵柄が好みだったのと話の内容も面白くて、節分回では滅多に見れない素面きくりさんが見れるのがいい。あと廣井 きくりがお酒を飲んで酔ってるところを見るたびにお酒の酔いでテンションが変わるのがうらやましいと思ってしまう。僕はお酒に強くてべろべろに酔ってテンションがおかしくなったことが無いのでうらやましい。  野草の回は表情とかが豊かで絵柄もどこかふんわりとしていて好きだった。実際マンドラゴラって食べれるんだっけ?あと山田リョウっていうほど野草好きだっけ?たぶん他に食べるものが無いから食べてる���であって本当はもっといいものを食べたいと思っているような気がする。  もしもぼっちちゃんが○○っだったら回は2Pで完結する話が5,6個あってテンポよく読めるので読んでて楽しかった個人的にもしも未来からロボットが来たら回が好きです。  あとかにかま先生と土管先生の漫画も好きです。絵が好き。かにかま先生は平常運転っぽくて良かった。
これは勇気の切断だを読んだ
 有名実況者のもこうさんの本で普通に彼のファンなのともこうさんの生い立ちを知りたくて読むことにしました。  バイト先の皆で行くボウリングに俺だけ誘われなかった話 はブログでも何度か読んだことがあって、何度読んでも文章を書くのがうまいなと思う。中身もちゃんと面白くて読んでいて飽きることがないからすごいと思った。  ほかの話はほとんど配信とかで聴いたことがある内容だったけど改めてもこうさんという人物がどんな人生を歩んでいたかを知ることができた。バイトに何度も落ちてもめげずに応募するのは相当根性がいるのですごいと思った。自分は2回落ちただけで完全に折れてしまったのに。なんだかんだ芯がしっかりしていて自分の意思をちゃんと持っているなと思った。  こういう文字だけの本を読むのは多分中学生ぶりくらいで、文字だけの本は苦手だけどこの本はすんなりと読むこともできたしそれなりに読みごたえもあった。読んでよかったと思う。
 2月こんな感じ。前半何もやってない。
 後半も後半でアニメと映画と漫画しか読んでない。
 動画投稿もうまくいかないし…
 いつになったら俺は報われるんや…
 3月もどうせ変わらないし変われない
 終わり
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shukiiflog · 1 year ago
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ある画家の手記if2 - 2 雪村泉視点
目が覚めたとき身体はなんとも無いか訊ねられ私は首をひねりましたが、お話しを聞くと、夜間に泣きわめき取り乱して、かと思うと呆然と動かなくなったりと奇行を繰り返していたそうです。
身に覚えは ありました 香澄が 私は何度もあの子を上手く抱きしめられずにいましたから …。稔さんは特に叱ることもなく朝食の席に私を案内してくださり、その話はそれっきりでした。 ああ、そういえばお名前の字は稔さん宛のお手紙が届いたので知ることができました。中里稔さん。 あれから、今でも…拾ってくださってから毎日、私に何をさせるでもなく衣食住を提供してくださっています。 どこか懐かしい家と食事 服は、家を出るときからここへ拾われるまで身につけていたものはギリシャ神話の彫刻にでも出てきそうな薄く透ける布のワンピースで、スカート部分は全円にドレープのついた裾の長い、布をふんだんにつかったものでしたが、この一週間ほどは稔さんが服を貸してくださって、とても身軽な装いをしています。 夜間のありさまも一度触れたきりですが…ほとんど毎晩のように…ご迷惑をおかけしているはずです どうして私を 助けてくださったのでしょう 私に商品価値を見出せる要素など無いことくらい知っています 恩を返せるあてもございません だからすぐに、見返りを求めて手を差し伸べてくださったわけではないことはわかりました 稔さんがお優しいからだ、そう思えばいい でも、それなら私はここに居て 助けられた身で、どれほど勝手に振る舞ってよいものかと 未だに何一つ役に立つことはしておりませんし かといってこの脚で出て行くことさえしてよいものかわからない、本当に何の苦も無いようでいらっしゃるから  …ときどき、人懐こい方なのかと感じることもある ここらには近隣の住民も居ないからお寂しいのか、稔さんに伴侶も恋人も居ないというのはにわかに信じがたいもののそういった人の影は見受けられません。私などではなくここにもっと馴染む相応しい方をお迎えする考えは無いのでしょうか そっとこちらを見詰める姿が不意に幼いあの子に重なるような気がして思わず立ち上がると、部屋から出て歩み寄り稔さんの頭を撫でました。可愛らしいです。あからさまに主張するほどの幼さはもう示せないからか、言わないところが、逆に健気で。 伴侶や恋人というよりも、やはりペットか、何か触れあうことで癒される存在が相応しいのでしょうか。 それにつけても、私などでは犬猫にはかなうはずもございません 香澄のことを思い出したからかその日は 酷く苦しいおもいをしました。
「ところであんたは、感じてねえのか。自分に稔は不釣り合いだってことに?」 稔さんにパーティの同伴として連れられ…同伴者にはおこがましいほど美しい衣装を着せていただいて、私などがこのような…稔さんは主役にしてやるなどとおっしゃっていましたがやはり滑稽だったのでしょう、会場に入ってから今に至るまで値踏みされるような視線も言葉も多く投げかけられましたが直接的に指摘をされないまま、生殺しの有様でしたので、ようやく不釣り合いとはっきり言われたことにほっといたしました。 「はい、あの…勿論存じ上げております」 初めましてのご挨拶もそうそうに、でしたのでお名前もうかがっておりませんが、佇まいが会場の他の方々にも見劣りしない雰囲気を放っておられますので、付き添いなどとは違いれっきとした招待客の方なのだろうと類推させていただきました。稔さんのご友人でしょうか。なんにせよ、この場で私はあの方に連れられてきたのですから、失礼のないようにしなくては。 「あの方には助けていただいて…未だに私が何のあてもありませんのをこうして連れ出してくださったのです」 「そんで今日はなんの成果をあげたんだい、充分ちやほやされて肌艶いいじゃねえか。のらりくらりしてるようでいて稔は自分一人で生活していける、あの家は稔のもので稔の作った彫刻を収入源に動いてる、あんたを絞ればその1%でも収益が上がるか?毎日誰の飯食ってんだ?過去にあの家に居て、自立して出てった連中は多いぜ、稔といるとよく人材が育つんだよ。あんたは伸び代あんのか?あんたの人生に展望はあんのか?」 大きな目を睨むように眇めてこちらを見ていらっしゃる。まっすぐに見詰め返して、ああ、そうだ、笑わなくては。もっとちゃんと、ご不快のないように 「いえ…私には何も。愛玩のようなものなのでしょうか…あまりによくしていただいてはかり知れません…」 緊張しても主旨を取りこぼすことは無いはずです、私が何のお役にも立てず何の先の展望もないことは、事実ですから。間違いようがありません。 「ここまで役立たずどころか家の中を勝手に這いまわるあんたをどうして稔が家に置いてんのか、そんなご大層なドレスまで着せて連れ歩くのか、聞いてみたことはねえのか?」 「…ございません」 「なんで訊かねえ?」 ……なんで…そういえば、あの家はほんとうに稔さんのお家で間違い無いのですね。彫刻を作ってらっしゃることも、私だけでなく他にもあの方を頼りにしている方がいらっしゃることも、初めて知りました 私は 稔さんに判断を委ねてばかりで 助けられたからと言い訳に身を預けて今まで、あの方のことを何も 何も考えていなかった… 「そうですね、うかがうべきでした。はやく出ていかなくてはならないのに必要以上のものをいただいてしまって…すみません、失礼します」 気付いたら、もうこれ以上この場には居られません もとより私の居るべき場所では無かったのでしょう はやく、出て行かなくては この衣装もはやく、脱がなくては 私が身につけるには不相応なものなのだから 恩を返すあてすら無いなら、せめて一刻も早くこのギャンブルを終わらせましょう あの方がしてくださることが全部泡になってしまう前に、 胸元でキラキラと装飾が光って走るごとに責め立てられるようで 外そうと手を掛けるところで先に手首を掴まれた 「――――っ」振り払えないほどの力、けれど突如その手は離され 目の前を覆い隠すように人影が現れたかと思うと、 覚えのある香りが 、…稔さん 「……」 「……、…」 抱きしめられ ている。 っ離れなくては 咄嗟にそう思い手で押しのけようとすると更に強く抱きしめられ 手をついた胸元から力強い鼓動が伝わって、急に生々しい感覚に恐ろしくなるような力の抜けるような、…目の回るような感覚がいたしました  うまく息が吸えない こんなに、しっかりとした、たくましいというのでしょうか、強く抱きしめられたことはありません 触れあう距離に居た相手は千風ばかりで、その彼は線の細いひとでしたから 「さっき詰られたことなら忘れていい、俺に聞きたいことがあるなら言ってくれ。 動けずにいると稔さんの声がすぐ耳もとでそう囁きました 覆い隠すような感覚は錯覚ではなく、背の高いこのひとに頭上からすっぽり抱き込まれているせいでした ききたいこと…なんて もう、時期を逸してしまったのでは? 私は何も訊かないせいで結果的に自分に都合よく貴方を消費していたのでしょう もう戻ることはできないのだと、告げるうちに稔さんが「愛している」と 私に そう言って 交わされた視線に余計に息が詰まる いけません どうして…そんなこと うれしいです、信じられない いけません、私など 釣り合わないのですから やめて 私は誰かに愛されていいものじゃ無いんです
連れ帰られた稔さんの家ですぐにドレスを脱ぎました あの家を出る時に着てきたワンピースは寝室の隅に掛けてあり、それを身につけるとすぐに玄関へ向かいましたが、稔さんにドアを塞がれてしまいました。 「通してください…」 ここで私を、見逃すだけでいい それで最後になる、愛していると言ってくれた…そんな感情を残していくわけにはいきません、コールした損失を一刻も早く無に帰すためには 手放してもう二度と、何も与えてたまるかと 思ってもらわなくては 貴方自身の手で捨ててくれなくては 「……それは漫然とここからただ倒れるまで歩いて���ぬことを意味する。どこかで死ぬくらいなら俺にここで殺されてくれ」 ……! 突然の告白に顔が熱くなるのを感じ慌てて俯くと、稔さんも目の前で扉に凭れ座ってしまった 赤い顔を隠しようが無くなってしまいぎゅっと目を瞑る …あの浜辺 あの時私はこの人に看取られるなら死も悪くないなどと浮ついた頭で考えた 軽く首を振って悪い考えをはらう この人の手を汚させるなどとんでもない そんな消えない楔を残すことなど まだ何もないうちに跡形もなく消え去るために私は今すぐ出ていこうとしているのに 「俺とここに居てくれ 愛してる、泉」 「……」 それでも…それでもこんなにも  出て行こうとする私の行動が逆に、この人を傷付けているのがわかる どうすれば 思い至らぬうちはそれでもよかった、私の勝手な行動で傷付けて申しわけありませんとすぐにでも謝って、その腕の中に戻ることもできたでしょう 切実に訴えてくださる貴方をどうして抱きしめずにいられるでしょうか けれど今は そんな恥知らずな真似は… 「私は 罪人です」 ぐっと 両手を握りしめて言いました。知らせるしか無いのかもしれません ここまできたら お世話になったのだから 私が何をしてあの浜辺に至ったのかを そして何も知らせぬままのうのうと居座ったことを 「これ以上は貴方を蝕みたくない」 正直にそう告げて そうしたら、貴方もきっとわかってくださるでしょう… ここまで、とほんとうにそう思ったら、身体から力が抜けてくずおれそうになってしまった。いけない、これからがしばらく動けなくてはならないのに… 少しの沈黙があって 「ーーーーおそらくお前より俺は罪人だ。俺と居て穢されるのは泉のほうだ。それでも俺はお前を穢してでもそばにいることを望む」 稔さんが…仰ったことは、思いもよらないことでした このひとが…一体何の罪を犯したというのか、私には見当もつかなかったのです 腕を引かれ、倒れそうだった身体は無抵抗に脱力し床に座り込みました 稔さんの脚の間におさまり、間近にある顔を呆然と見上げ 考える。 嘘…なのかもしれない。よっぽど罪人…だというのは。 けれどもし本当だったとするなら罪人だと明かすことは 困難な決断だったはずです…いいえ、それは嘘であっても、でしょうか 罪の自覚と愛の自覚があるなら…相手を想っているならば手放すほうが賢明で、容易になります それでも傍に、なんて 無様を晒すようなものだ。 恥をかなぐり捨ててまで気持ちを貫くには…差し出した自己の傷に対して、得るものが少なすぎますもの 「お前も 望んでくれないか 血塗れで共に生きることを」 見詰め返されもう一度 乞われて 私は 自分が差し出されたものに見合うなどとはやはり思えませんが でも だからこそ、それすらも奪うことはもう できませんでした 「……」 少し、腕を伸ばして 稔さんの頬を両手で引き寄せて、そっと額に口付けた。…ペットのお返事です せめてこの先 もしも 貴方の罪が私よりうんと重く大きくて、不幸になることを選ばざるを得なくなったとしても どんなにか私の想像を超えた残酷な悪に手を染めていても 凄惨な過去を送っていても、共に堕ちて苦しむ覚悟をいたしましょう。 貴方が救った命をもってこの時ここで善なる貴方の存在を私がずっと証明します それが何の役に立つわけでもないけれど
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rucachihuahua · 5 years ago
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【#kyotographie avec ruca】 ご近所にopenした 『DELTA Kyotographie』へ テラス席で琉伽と一緒にワイン🍷 セネガル🇸🇳出身のディオブさんが 出町枡形商店街で働く店主たちを ポートレート📷 面白い . . . #KYOTOGRAPHIE #masumasumasugata #deltakyotographie #omarvictordiop #京都国際写真祭 #出町枡形商店街 は地元 #今日の琉伽 #チワワのいる暮らし #チワワ好きな人と繋がりたい #ちわわせ💝 #ちわわのいる生活 #ちわわ大好き #ちわわせ #ちわわすたぐらむ #ちわわらぶ #ちわわ好きな人と繋がりたい #犬の寝姿が最高の癒し #ちわわ親バカ部 #チワワロングコート #犬のいる生活#いぬすた #ちわわ部 #チワワフォーン #吉娃娃 #ちわわ不細工 #chihuahuainstagram #chihuahualover #chihuahualife #chihuahuagram @baruca0507 #chihuahualover (KYOTOGRAPHIE) https://www.instagram.com/p/CFY7KkNA9wE/?igshid=mhgu6nglvedy
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elle-p · 2 years ago
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P3 Club Book Fuuka Yamagishi short story scan and transcription.
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風花☆すたんぴーど!
証言1: 「山岸?ああ、あの地味で大人しい子だろ?前はちょっと暗かったけど、最近少し明るくなったよな。趣味······とかないんじゃねえの?たまに何か難しそうな本読んでるくらいで。あ、でも確か文化部入ってんだよな?あとはぁ、ゴメン、よくわかんねえや」
証言2: 「風花ちゃんは最高っす!あの儚げな姿、聞く者を夢に誘うようなほわほわした声、成績だって常に上位に入る明晰な頭脳、すべてが理想のままの美少女っす!そういや噂では、医学部目指して猛勉強中らしいっすよ。ああ、白衣姿の風花ちゃんに癒され���いっす~!」
証言3: 「山岸風花ぁ?なんかさぁ、あいつって妙にイライラすんだよね。 いつもオドオドラじうじしててさ。まぁ、確かに最近雰囲気変わったけどさ。いつも夏紀と一緒にいたじゃん?こーいうの何て言うの?虎のいを······かる羊だっけ?あはは、アタシってなんか普通に頭良くなーい?」
---人は、さまざまな仮面を持っている。友達と一緒にいる自分、家族と一緒にいる自分、恋人と一緒にいる自分、それぞれ違った顔を持つ。それは山岸風花にしても同様で、さまざまな証言からは得られない一面を、隠し持っていたりする。そしてそれは、同じ巌戸台分寮に住む仲間たちの前では、ごくまれに明らかにされることがある。例えば、こんな風に。
「ふぁ~あ······ん?風花、何やってんだ?」
とある休日の午後、惰眠を貪った順平が自室からラウンジに降りてきたとき、風花はソファに座って目の前の何かに集中していた。テーブルの上には、小さな人形が20数個ほど整然と並べられており、その横にはそれら人形が入れられていたと思しき袋の残骸が山となっている。
「あ、 順平くんおはよ······あはは、ちょっとね」
「ん?これってもしかしてボトルキャップってヤツか?そういやオレも昔集めてたぜ、大リーグシリーズのヤツ。懐かしいなぁ」
順平が言うとおり、それはボトルキャップに小さなフィギュアがついた、ソフトドリンクのおまけとして知られる物だった。
「実は······私けっこうこういうの好きで、たくさん集めてるんだ。ヘン······かな?」
確かにコレクターには男性が多いといわれ、収集癖がある女性は珍しいほうに入るだろう。しかも、いま目の前に並ぶそれは、多少、いやかなりマニアックな部類に入るものだった。
「つか、何だこれ?怪獣?」
「ち、違うよぉ!これはね、“懐かしのモンスターシリーズ・シーズン3 B級ホラー映画の怪物たち” だよ。 怪獣なんかじゃないんだから」
そちら方面にあまり興味がない順平にとっては、幼いころに見た特撮怪獣と見分けがつかないのだが、風花にとっては大きな違いがあるらしい。意外といえば意外な風花の趣味に、順平はちょっと新鮮味を覚える。
「あのね、こっちが『トレマーズ』に出てた地底生物でしょ、そしてこっちが『バスケットケース』に出てたお兄さんのほうね」
お兄さんのほう、とか言われても、弟が誰かすら知らない順平は「そ、そうか」としか返事ができない。そんな順平に構わず、徐々に興奮をあらわにしつつ風花は説明を続ける。
「で、これは有名な物体X。 もちろんジョン・カーペンターじゃなくて旧作のほう。あ、こっちは取るのに苦労したんだよ、『死霊のはらわた』のアッシュの手首!ちょっとかわいいよね」
勢いが止まらない風花に、暑くもないのに順平は汗だくになる。軽く朝の (もう昼だが) 挨拶をしただけのはずが、妙なスイッチを押して風花の中の何かをはじけさせてしまったらしい。
だが、なぜかそこで風花はふっと表情を曇らせ、はぁと大きく溜め息をついた。
「でも······」
「ど、どうした?」
その憂いを刻んだ横顔に、少しだけ順平はどきりとする。何のかんの言って、風花はかなりの美少女なのだ。だが、その小さい唇から紡がれた言葉は、順平の不埒な馬っ気などしおしおに萎えさせるものだった。
「見つからないの、レア物が」
「へ?レア物?」
「そう。『バタリアン』に出てた、ゾンビ化ガスで生きっちゃった犬の標本。すごいんだよ、身体の真ん中で真っ二つに割れちゃってるのに、わんわん吠えるんだよ。おかしいよね」
屈託なく笑う風花。順平がふとテレビのほうを見ると、横でコロマルがだらりと寝そべって眠っている。風花って、確か犬好きだったよな?それでどうして、真っ二つになった犬でころころ笑えるのか、順平には不思議でならない。
「でね、それが超レアらしくって、いくら買っても出てこないの。シークレットだから個数とかの情報もないし······。いままで全部コンプリートしてたから、このシリーズも揃えたいんだけどな······ちょっと疲れて来ちゃった」
目の前に並ぶ20体以上のボトルキャップは、横に積まれた開封済みの袋からわかるとおり、おそらく今日買ってきたものだろう。いつ頃からコレクションしているか知らないが、これまでに買ったのは相当数に上るのではなかろうか。そして、ややへコみ気味の風花の顔を見ていた順平は、やがてある結論にたどり着いた。
「よっし、 風花!何かオレにできることあるか?そのレア物とやら手に入れるの、オレが手伝ってやるよ。あ、でも金貸してくれってのはナシな。オレってビンボーだからさ」
「え?順平くん······ホントに?······あ、ありがとう······嬉しい」
はにかむような笑顔を見せる風花。ああ、これだ、と順平は思う。以前、チドリを喪って生きる気力すらなくしかけた順平を、さりげなく気遣い癒してくれたのはこの風花の笑顔。それは決して恋愛感情ではなかったが、この子に悲しい顔をさせてはいけないという、ただそれだけの純粋で暖かな想いだった。
「いや~、しかし風花がホラー好きだなんて、ぜんぜん知らなかったぜ」
「え?別に私ホラー好きじゃないよ?」
「は?」
「純粋にコレクションが好きなの。ホラー映画のことは、集めてるうちに詳しくなっちゃった」
「そ、そう、なの······?」
一般人には理解不能なコレクター根性に触れ、先ほどの温かい想いはどこへやら、順平の背筋にちょっとだけ寒気が走る。だが、一度決めたことを反��にするわけにはいかないと、普段は見せない男気を精一杯奮って、順平は風花に対して力強く宣言した。
「おしっ!それじゃ明日から、幻のレア物探しをさっそく始めるぜっ!」
「うん!」
それが、順平受難の日々の始まりだった。
そして、レア物探しの協力宣言から1週間。 早くも順平は根をあげつつあった。
「ぜぇ······はぁ······ぜぇ······。ふ、風花······ちょ、 ちょっと休まない······か?」
「ダメだよ順平くん、さっき休憩したばかりじゃない。ほら、もう少しで寮も見えてくるよ」
レア物探しの協力、それは放課後に風花の買い物に付き合い、荷物持ちを引き受けるというものだった。だが、ひと口に荷物持ちといっても、その量が尋常ではなかったのだ。学校を出て寮までの道中にある、ありとあらゆるデパート、スーパー、駄菓子屋に立ち寄り、連日3~4ダースのドリンクを買い込むのである。単純計算で通常サイズのペットボトル1本500グラムだとして、4ダースでじつに25キロ!子供の頃からのマメな貯蓄で、風花の財力はそれだけの買い物に耐えられるものだった。不幸にも。
しかも、苦行はそれだけではない。ドリンクを買ったら、そのあとに飲むという作業が残っている。無駄を嫌う風花は、今まですべてをひとりで飲み干していたらしい。そのため1回に買える本数は限られていたが、順平の手伝いのおかげでそれが大幅に増えたと、めっきりご機嫌な様子である。だが、しかし······。
「出ねえな······レア物······げふっ」
「そうだね······くっ」
いったい確率的にどれほどのものかは知らないが、レア物ボトルキャップはいっこうにその姿を現わさなかった。
「さすがに······これ以上貯金使っちゃうのもマズイよねえ······くっぷ」
「つか······げぷつ······その前に······うぷっ······オレ の胃袋が······げーっぷ」
「でも······後には引けないよ、順平くん。最後まで、手伝って······くれるよね?」
思い詰めた表情で、順平を見つめる風花。そうか。こいつって、こんな負けず嫌いのと��ろもあったんだ······。再度、自分が知らない風花の一面を見て、 順平はまた新鮮な気持ちになる。そして、そんな風花の知られざる顔は、次々と順平の前にさらされることとなった。
それが、風花の暴走の始まりであった。
「お願いしますっ!もしこのボトルキャップが出たら、譲っていただけませんかっ?あ、これ連絡先ですっ!」
「ふ、風花······さすがに恥ずかしいから······」
あるときは、たまたま同じドリンクを買った客を捕まえ、レア物が出た場合の譲渡契約を取り付けようとする強引な風花の一面を見た。
「レア物ボトルキャップを感じる······ユノの指先」
「って、ここでペルソナ召喚はマズイって!」
またあるときは、ユノのサーチ能力を使って開封せずに中身のボトルキャップを当てようとする、なりふり構わ��い風花の一面を見た。
「順平くん !これでもう大丈夫!あのね、アイギスのメンテ用に開発された、非破壊検査スキャナを桐条のラボから借りてきたの。これでボトルキャップなんか簡単に見つかるよ!ただ重量が2トン近くあるんだけど······スーパーまでどうやって運ぼう?」
「運べるかあーっ!」
そしてまたあるときは、万事そつがないようでいて意外と後先考えない風花の一面を見た。
······どちらかというと、できれば見せてもらわないほうがいい一面が多かった。
だが、それでもレア物ボトルキャップは見つからず······ついにキャンペーン最終日という日を、ふたりは失意のうちに迎えたのだった。
「結局······ダメだったね」
「ま、そういうこともあるさ。オレの人生なんか、ダメダメのダメばっかりだぜ?」
ポロニアンモールのベンチに並んで座り、おどけて言う順平に、彼が実際どのような気持ちで逆境を乗り越えてきたかを知る風花は、ただ優しく微笑みをもって答える。
「でも、ちょっと悔しいな」
「コレクター魂ってヤツか?」
「ううん、そうじゃなくて······順平くんとか、色々な人に力を貸してもらって、それに応えることができなかったのが、少し悔しいの」
「ま、オレは風花の意外なとこが一杯見れて、面白 かったからオールオッケーだけどな」
冗談めいて、でもかなり本音を覗かせて、順平は風花の無念を慰める。と、そこで。
「そういや、オレとか色々な人にって、ほかにも誰かレア物探し手伝ってくれてたのか?」
「あ、それはね······」
そう、風花が言いかけたときだった。
「風花ぁ!」
「え······え?な、夏紀ちゃん!?」
そこに突然現われたのは、先日家庭の事情で転校したはずの、風花の親友、夏紀の姿だった。
「う、ウソっ!どうしたの!?」
「いや、今日明日って連休じゃん?ちょっとヒマだから足伸ばしてみただけ。急に決めたから都合悪いかもと思って、何も知らせてなかったのにさ、会えるなんて運命っぽくない?」
「うん、うん!ホント運命的だよ!」
子供のようにはしゃぎながら、「何アイツ、 風花のカレシ?」、「ち、違うよぉ、お、同じ寮の人で······」と楽しげに会話する風花。これもまた、順平があまり見たことがない彼女の一面。
「あ、そうそう順平くん」
と、そのとき風花が順平のほうに向かい、夏紀の肩を軽く押し出した。
「さっき言ってた、もうひとりの協力者。 夏紀ちゃんもボトルキャップなんか興味ないのに、いろいろ情 報とか調べてくれたんだよ」
「あ、なんだ風花。まだ飽きずに集めてんの?マジ変なシュミだよね。そう思わない?」
おお、なるほどと順平が思ったそのとき、 夏紀が衝撃的なことを口走った。
「あ、そういやさ風花。前に教えてやった、えっと······バタリアン、だっけ?シークレットのやつ。いよいよ明日からキャンペーン開始だよね。しっかり���ットしなよ」
「··················え?」
「············は?」
「ん?アタシなんか変なコト言った?」
「明日······から?」
「そうそう。忘れたの?シーズン “4” のシークレット情報。アタシのケータイネットワークでゲットした、超貴重な情報なんだからね」
しーん。
不自然な沈黙が3人の間を支配する。
やがて。
「······ふーか?」
「······は、はい······」
「今までの、オレの、苦労は······?」
「············えーと············ごめん」
がっくりと、順平の全身から力が抜け、ボロニアンモールの冷たい大理石の床に突っ伏して動けなくなる。そういや、夏期講習騒ぎのときにもコイツ、うっかり連絡忘れてたっけ、と順平は思い出した。真面目でしっかりしているようで、じつはかなり間抜けでうっかり者。それもまた、風花の愛すべき一面なのであった。
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hirano-diary129 · 3 years ago
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3日目。
いつも朝起きれる俺が珍しく1時間遅刻して10時に起床。焦って10時だよ!って言っても全く焦らない彼女(笑)メイクは車でするからって抱き着いてくる彼女を朝から抱き締める幸せ。服の中に手突っ込んだら汗をかいててそれがたまらなくエロくてね〜。あ、今ねえ!って声が聞こえた...
急いで用意してデパートへ。色々店を2人で見て、わんちゃん猫ちゃんが居てすごい可愛くて癒されたー。茶色いトイプードルの子犬が2匹居てそれが俺と海ちゃんみたいでさ。1つのおもちゃを取り合いしてる姿をアフレコする平野。それに爆笑する彼女。なんて幸せな光景なんでしょう。
その後はお腹も空いたので韓国料理があるお店へ入りました。少し辛いと言われていたラーメンを食べたけど1ミリも辛くなく、1口彼女に飲んでもらったら辛そうな顔をしておりました。俺舌がおかしくなったのか?隣でビビンバを食べてる彼女。別皿にキムチと韓国海苔が置いてあり「いつ使うの?」って聞くと忘れてたって言って海苔を1枚そのまま食べてるのを見て笑った平野。そのまま食べるやつじゃないよ?ってね。
その後はタバコも吸いたかったので車へ。めちゃくちゃ暑かったなー。んで行く場所を決めてなかったためしばらくブラブラ。その時にプラネタリウムが頭をよぎって調べたらいい時間からやってたので向かいました。
2人とも人生初プラネタリウム。凄さに感動した。暗くなってから手を繋ぎたくなり隣を見たら同じこと思ってるであろう顔で見られたので手をずっと繋いで鑑賞。ものすごく眠くなり隣を見たらもっと眠そうな顔を(笑)寝ていいよ?って囁いたら腕にしがみついて彼女は就寝。俺は何とか最後まで鑑賞しました。初めてのプラネタリウムを2人で見れて嬉しかったなー。
その後は彼女が帰る時間まで後1時間だったから車へ。最後は2人で居たかったのでね。車の中でベッタリくっついてくる可愛い彼女。「見られるよ?」って言っても「見てないもん」しか言わず、結局ずっと抱き着いてくる彼女でした。写真を撮ったり、動画を撮ったりと幸せな1時間を過ごしました。
寂しそうな顔をする彼女���駅へ。改札通る前にバイバイって手を振って、改札を通ってからも手を振って姿見えなくなるまで見てたかったからずっと見てたらエスカレーター登ってのぞき込まないと見えない場所から手を振る彼女を見送った平野でした。
この3日間本当に毎日が幸せで、毎日が可愛くて愛しくて。改めて最高の女を彼女に出来たんだなって思った日でした。一つ一つの行動が全部可愛くて、おでこに出来たにきび?でさえも愛しくて(笑)終始デレ野が発動してたなー。俺ららしいねって時がたくさんあったし、たくさん笑い合えたね。これからもずっと俺の隣で笑っててほしい。俺から離れないでずっと俺の彼女で居てね。幸せな時間をありがとな?これからもずっと、あやみだけを愛してるよ。
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sevennocheesecake · 4 years ago
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BTS In The SOOPを観ました
3度目の緊急事態宣言がでて、あまりにも暇な有休消化だった4月。私はバンタンの動画をひたすら見る生活でした。終わり際は、もはや見るものもなくなって、テテの愛犬・ヨンタンの動画ばかり見ていた。ヨンタン癒されるね・・・
In The SOOPをweverseで購入していたのをやっと見終わりました。今TBSチャンネルでやってるね。Run!BTSも放送やってるんだけど、翻訳のニュアンスが微妙に違うから新たな気持ちで見てる。そもそもだけど、翻訳みながら彼らの動きも見てるから、一回じゃよくわからなくて繰り返し見るのが大事だと気づいた。いずれ韓国語をヒアリングできるようになる日がくるんだろうか…?
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映像パックはBEHINDまでついて、約3000円くらいだけどものすごい映像の時間があるので、かなりお得だと思う。なにより、この手の動画買うのに毎回DVDを買っては30分くらいの映像で物足りなかった強欲な私は、こんなに見れるの!?まだあるの???という感覚だから得に感じる。こういうときだけポジティブ。
率直な感想としては、作る料理が全部おいしそう、というのが強かった。ジミンがいってたように、料理番組ってくらい料理作ってたし、ずっと食べてた。ありのままだから大家族の日常をみてるような感じで、かなり見応えある番組だった。
あとはいろいろ思ったこと。長いです。
テヒョンとジョングクに感じる違和感
最初に言っておくと、私の単なる感想と考察を述べるので、かなり偏ってるかもです。変な意味でなく、テヒョンとジョングク、彼らはきっと、友達以上で家族以上で、人間的に似てる2人なんだろうなと感じてたから、なおさら違和感を覚えた演出があって。
ジャニヲタが故に<シンメ>というものが昔から好きで、ペアで見た時の推しの人間性を観察するのが趣味の私。ペアになった相手によって、その人と成りが見えて来るような気がする。知らんけど。
ヒョンといるときのテヒョンは甘えん坊だし、けどトゥバに接する時のテテのヒョンっぷりをみたら参る。こういうところがずるいんだよ。(ずるいとは)
友達のジミンといるときは心置きなく話してる感じで、ムカつくときは顔に出るくらいお互いムカついてるし、お互いがつらいとき必ず助けてあげてる。だからクオズは尊いんだわ……(私、クオズ推しです)
ふと、グクといるときのテテはどうだろう、と考えたけど、どちらにもなれる。困ってる時グクを必ず頼ってるような気もするし、時には兄のような眼差しで見てるときもある。グクにとってテヒョンは、思春期のときに出会って自分を変えてくれた何にも変えがたい人なんだよね、テテもきっとそんなグクが可愛かったんじゃないかな。(全部憶測ですからね)
グクもテテも二人ともスキンシップがかなり多い。誰に対してもなんだけど、グクは人見知りだから心開いた人にだけだし、テテは誰にでも。少し性質が違うけど、2人ともとにかくパーソナルスペースへの入り方がすごい。なんとなく、こういうとこ、れんれんを彷彿とさせるんだよなあ。
でもね、グクのスキンシップって、どことなく、テテに対しては母性や愛情を感じるんだよ。まあ、私が男でも、テテみたいなポヤポヤした男いたら率先して優しくしたいし隣で支えたいが(????)
だからこそ、In The SOOPの演出は不思議だった。不仲説でも出てたの?新規だからわからないけど、誰か教えてほしい。。。だってねこれの前後の動画観ても、グクがテテにぎこちなかった部分ありましたっけ??ってくらい、気が抜くとひっついてなかったっけ。なんでこういうときじゃないとテヒョンはグクと二人きりで話す機会がないのだろう、グクと二人で話すのにジミンにお願いしないといけない理由なんてある?どういうこと??と疑問符だらけで。
けど、なんとなくグクの言ってることも、テヒョンがこういう演出をやったのか、私なりにわかったような気もしたり。
テテは昔の動画を見たりすると今はだいぶ大人の色気を纏って落ち着いてしまった。グクは、そんなテテを見て、控えめになってしまってとっつきづらくなったと番組内のインタビューで言っていた。でもテテ、中身は相変わらずピュアで不思議��ゃんのままだ。虎の勢いはなくなり、もうぽやぽや赤ちゃんになってきてるけど。
でも、それを打破するのもグクのあどけなさだし、やっぱりグクの無垢さとテテへの尊敬や人間としての愛が圧倒的に優ってるんだなと感じる。
私だって、中学の時にすごく仲良かった子に、ある程度大人になって会うと気まずくて何から話していいかわからない。グクはきっと、そういうのも感じてたりしたんだろうか。だから、ロマンチストなテヒョンなりのあの演出で、グクと真面目に話してみたかったのかな。
あのシーンはリアルに見せかけたフィクションのような気もして、<テテとグクの和解>とでもいえるような演出の真相はよくわからないけど、まあ、とにかく二人の絡みが表向きでも多くなってきたのはいいことだと思った。
ここでしょうれんの話になるけど、ある程度の距離感をもってるけど、お互いにどこかやっぱり過去の仲良さからお互いのことを分かっている感がでてしまうのが平野紫耀と永瀬廉。しょうれんは、逆にビジネス的に使われてしまうからテテとグクとは違うんだよねえ。グループの2トップが仲良しでそのあとちょっとずつずれていって、結局ビジネスコンビになってしまうのはざらにある話。でも、やっぱりふとした瞬間に、昔の話がでてきてしまうしょうれんが好きだ。
Life goes onのMVしかり、フラットに対等に仕事ができて、お互いを褒めちぎるくらいの才能をお互いが買ってるって、素晴らしい関係性じゃない?残念ながら、わたしにはそんな友人はいない。鼓舞するような友人もいない。だからこそ、この2人、いやバンタンたちが羨ましくなる。
でもってさあ、顔は世界一ハンサムな顔の2人だよ。こんな奇跡あるんか…あるんですよね。すごい。
テテがグクを起こしにいって抱きついてそのまま寝てしまうシーン(文面だけみると変な感じだけど、そのまま書いてる)で、その後ホビが起こしにいったときに、グクが使ってた枕をテテが使ってたことが萌えた。きっとグクがテヒョンにあげたんだろうな。ほんっと、グクはテテに優しい。やっぱりグテは尊い!(結局全部尊い!)
つかみどころのないテヒョン
みんなが何かしている時、テテがいないことが多かった。
何かしてても急にどこかへいくし、1人でカヌーに乗ったりするところ、突然ジミンの部屋で寝てしまうところ、やっぱりテテはつかみどころのない不思議な人だなあと感じた。なのに、ここぞというときにみんなを笑顔にするのはテヒョンで。チヂミをひっくり返すところなんて、ずっと見つめて、ジンちゃんが指導してあげて。成功したらみんなが褒め称えて。すごく良いシーンだった。ヒョン達はテテを褒めるのが本当にうまい。テテはいっぱい愛されて育ったんだなあ、と感じて幸せな気持ちになる。
彼は1人の時間も好きなんだけど、やっぱりかまってちゃんなところはマンネ感がダダ漏れで。ナムジュンに捧げた「無条件」(韓国のトロット)はかわいすぎたね。テテが一生懸命歌って、「見てください」とナムに訴えて、反応してあげる父の顔をしたナムジュンと子供みたいなテテの図。一歳しか変わらないのに。
ボンボヤ4でも🐯「抱きしめて寝てもいいですか?」🐨「距離は守ろう」と言われて、それでも🐯「手だけなら良いですか?」とでるテテ。ナムテテは癒し。
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自然体のテテは、色っぽさのなかにあどけなさがあって、美しいという言葉がよく似合う。キムテヒョンは見た目も内面も含めて美の人だと思った。個人的にはネギ切ってるときと、ステーキ焼いてる時のテテがぼやっとしつつも、みんなの役に立とうとして率先してるのが愛おしかった。やらないときは全然やらないし、やるときは全力でやる男、それがキムテヒョン。デコレーションに命がけのキムテヒョン。
EP.3でソウルに帰る前のご飯のシーンで印象的だったところをメモ。みんなでチャパグリのカップ麺を食べてるのだけど、辛いものが苦手なテテはチャパグリの辛くないやつを食べていたんだけど、ジンに辛いやつをもらって食べてみたテテ。( [ ]はテロップ)
🐯「これ食べれれば誰でも食べれます」
 [子供のような味覚を持つVでさえ好きな味]
🐥「こいつはキムチすら食べれなかった」
🐯「それについては話さないで」
🐱「キムチが苦手で何が悪い。食べられない人もいるでしょう」
ここのユンギヒョン、最強すぎて惚れました。
いつもそばにいてくれるホソク
ホビは、いつも誰かのそばにいた。
特に印象的だったのは夜中まで遊んでたのに、朝焼けを見ようとするグクとテテに気づいて寝ぼけ眼で起きて一緒に付き合ってる姿と、本当はメンバーでゲームするからみんなを探してたのに、テテとグクが突然花火をしだすから、それにも付き合ってあげるホビ。マンネたちの全力なところにも付き合うし、ヒョンたちの手伝いもする。いざというときに必ずいてくれるし、助けてくれる。ボンボヤ4で〈なんでも屋のJ-HOPE〉というテロップがついてたけど、ホビは本当に臨機応変に対応できるし、卒なくこなす人。
単独で何かをしているっていうよりも、誰かと一緒に何かをするってのが好きなんだろうなとも思った。Bring the soulでも、「RMやVの気持ちがわかる、人のやってることには興味がある」人のやりたいことに興味を持つ、しかも否定しない。非の打ち所がないんだけど。それにしてもホビは美脚だ…
ジミンの興味
正直ジミンがいちばん何に興味を示すのかわからなかった。何が好きで、何をやってるのが好きなのか。だけど、必ず誰かが何かをやってるところに乗っかって人一倍楽しんでるのがジミンだと感じた。ホビと似かよった感じがするのだけど、それをやってる張本人を超えるくらい楽しむからやっぱりジミンは元気だな〜。
EP.7のビハインドで、酔っ払って走り回ってグクの部屋の蚊帳壊してあざができたジミン、かわいかったな。酔っ払って暴走して翌日脚引きずってた。私もよく泥酔した次の日、脚に謎のあざがある。ジミンになんだか親しみが沸いて、またそんなジミンと一緒になって暴れるグクが愛おしかったよ。釜山ズ、酒つよくね?
ナムジュンのリーダーとしての品格
さEP.7でラーメンをみんなで作って食べようとしたお昼、ジミンが寝てたのを起こしにいったホビ。
🐿「どうする?食べない?」
🐥「んー……」
🐨「食べないなら残しておけばいい」
🐿(みんなに向かって)「ジミンは食べないって」
🐨「押し付けないようにしよう。押し付ける社会はよくない社会」[お互いの意見を尊重するBTS]
すごい。ナムジュンにはいつも感動する。こんな人が会社のボ���であって欲しい、そんなことを常々思う。リーダーってこういうことなんだなあ、と。
BREAK THE SILENCEでも、グクが公演前に倒れそうになってて、ナムジュンが「頑張るな!」と言ってたのを思い出した。そのあとのインタビューで、「ジョングク絶対にグループに欠かせない存在」(曖昧だけどそんなようなことを言ってた)からといってたけど、だからこそ「頑張るな」という言葉が言えるってすごくない?私より年下だけど、年齢は関係ない。社会的に自分の立場をちゃんとわかってる人って年齢関係ないんだなと思う。なのに、VLIVEやタルバンでは天然でポンコツになっちゃうところがいいんだよねえ。イカれないための盆栽も、ちゃんと持ってきてたね。
ジンとユンギの関係性
ジンといるときのユンギは弟の表情になるなあ、とつくづく感じた。特に印象的だったところが、EP.8で食後に居間で2人だけで話しているところ。
「僕はミュージシャンにならなかったら何していたんだろう」という🐱に🐹が「おまえなら何でもしていただろう」と言う。
🐹俺はみんなと出会って人生が変わった。ただ成り行き任せに生きてきたのに。やはり周りの人が大事だよね。みんなはいつも頑張ってるじゃん。俺もみんなを見習って頑張るようになるんだよ。でも、もし俳優になっていたら1人でやる仕事だから適当に生きて、そんなに頑張らなかったかもしれない。 🐱俺だっていつも頑張ってるわけじゃないですよ 🐹おまえが頑張らない時でも他に頑張ってるメンバーがいるじゃん 🐱俺たちの関係が健全と思う理由がそれだと思います。 🐹周りの人が大事だということがメンバーを見て分かったよ。 🐱頑張ってるふりはするけど 🐹それも大事。ともかく周りの人に刺激を与えるし、おまえから刺激を受けて俺が頑張れば、おまえもそれを見て頑張るだろう。 🐱一時期すごく後悔してたんです。頑張るべきだとずっと話していたから。しかし、それが欲張りすぎたのかと思って後悔しました 🐹いや、おまえが積み上げたことがこんなにあるじゃん。 🐱しかし、後悔を減らしたいとは思いますね 🐹いや、おまえが努力を、もし後悔もしないで頑張り続けて、より良い結果を出したとしよう。でも、もうすでにこれくらいの結果を出しているじゃん。そして全部いい結果だし、悪くないし、そもそも努力した分の結果がほとんど出なかったら別だけど、おまえがすでに成し遂げたことがたくさんあるから、あえてそれについて後悔しないでほしい。おまえはすでにたくさんの結果を出したから。頑張って悔いのないように、一生懸命生きてきたから、これほどの結果を出せたわけだから。俺はそう思う。過去のことを後悔しても仕方ない。これからがんばればいいんだよ。
(中略) 🐱ポジティブになりたいと思うほど、より難しいですよね。たくさんの努力が必要だと思うけど 🐹ポジティブも努力しちゃダメ。ポジティブになろうと努力するより、あまり考えすぎないことかな
いつもしっかりしててブレないユンギが弱音吐くのはジンなんだなあ、ジンの存在マジでデカイなあ…とつくづく思った対話で。ユンギの人間らしさが出てる場面だったなあ。
タルバン×出張十五夜でも、��ンは自分の短所に「あまり深く考えない」といっていた。「でもそれって長所ですよね」とナPDは言う。私は、「あまり深く考えない」人って、グループに一人は必要だと思う。だって深く考えてしまう人たちを救ってあげるのには、このマインドを持つ人が必要なんだよね。わたしは超心配性だから、ジンちゃんが隣にいたらすごく救われる。
私的には、ユンギがインタビューで「釣りの場合はそこまでハマってないですね。別に釣れなくても、JINさんが喜ぶから」と言ってたのがほっこりした。何回もジンに誘われて釣りに行っても、ユンギは釣りにハマってない。けど、ジンちゃんのためにいってあげてるところ、もう愛だろ。
グクはやっぱり天才
この人本当にできないことあるの?というくらい物覚えも早ければ、勝負はなんでも勝っちゃう。グクは彫り師になりたかったいう情報はアミ友の旦那に聞いてたけど、神がかって絵がうまくて本当に驚いた。
ボンボヤ4でもジンとユンギについていって釣りをしてすぐ釣れてたし、今回もジンに教わってヒラメを捌いてみたり、何にでも興味があるグク。かと思えば死んだように寝てるし、ずっと食べてる。これに加えておまけに歌もダンスも天下一品なんだもん。彼の才能の爆発から目が離せない。グクはずっとモリモリ食べてて欲しいから、なんか、ダイエットしないでほしいな〜。。。
即興ソングを本気で仕上げるバンタン
オープニング曲素敵だな〜と思ってたら、テテが適当に弾いてた音楽にあわせてホビが適当にSOOP,SOOP,SOOP♪と歌い、自然とできた音楽がものになってく様子も面白かった。ユンギプロデューサーの手によりブラッシュアップされた、OST最高でした。
昼前に起きて、思い思いにやりたいことをやって、昼晩必ず一緒にご飯を食べる。寝たい時に寝れる幸せとか、なんにもしないことの幸せ、小さな幸せを彼らも同じように感じるし、休息は大事だね、と改めて考えさせられる番組だった。世界的スターになった彼らがああいう番組��するのには意味があるよねえ。
グクがナムジュンの横でゴムプロペラ飛行機を作っててうまくいかなかったときに言った言葉が素敵だった。
「諦めた後のサイダーはとても美味しいにちがいない」
グクの発する言葉は、いつもキラキラしている。私も潔く諦めてしまったときには、この言葉を思い出してサイダーを飲もうと思う。
Butterどんな曲だろう、今まで見たティザーの中で最高と優勝しすぎてもうすでにドキドキしている。
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2ttf · 13 years ago
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kokonotokoro · 6 years ago
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朔太郎のこと
明日で朔太郎がこの世にいてくれた日まで1ヶ月なので、書こうと思います。 まず彼のことや、彼のことで悲しむ私に対して、ツイッターのリプライや、ハートや、ダイレクトメッセージや、DMをくださった皆様、本当にありがとうございました。 どれも本当に温かいお言葉ばかりで、朔太郎はこんなに素敵な人たちに見送られたんだと思うと、本当に救われる思いでした。 ただ、私自身の気持ちの整理がつかず、まだ朔太郎がいなくなってしまったことを受け入れることができていないがゆえ、皆さんからいただいた数々の温かい言葉になかなかうまく返すことができず、1ヶ月経ってしまいました。 本当にごめんなさい。 自分が9年間続けてきたツイッター人生で、こんなにもリプライが返せずにいたのは初めてだったのですが、でも、このブログを書いたら、少しずつでもお礼を返せていければと思っています。
朔太郎は2019年の5月6日に14歳5ヶ月10日で天国に行きました。 5,274日も私の家族でいてくれました。 天国にいってしまっても変わりません、大切な私の家族です。
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いつでも元気がいっぱいで、よく笑った顔をする柴犬でした。 ハンサムで、家族に対しては甘えん坊で甘え上手で、とてもとても可愛い子でした。 ケフィアヨーグルトと、煮干しと、りんごと、セブンイレブンのあらびきフランクとビスケットが特に大好きで、私の家族によく似て食い道楽で、人が食べるものは何でも欲しがりました。 食べ物のためならおてもおかわりもまてもできるけど、ちょっとアホで、飽きさせない子でした。 私の人生の半分以上を一緒に過ごしてくれた子です。
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朔太郎は、洋犬のブリーダーさんが朔太郎のお父さんに一目惚れしたことをきっかけに唯一繁殖させていた日本犬の子供で、犬舎からやってきた子でした。 家族全員読書好きなのですが、その中でも特に日本文学が好きな姉が、詩人の萩原朔太郎になぞらえて、「朔太郎」と名付けました。 家族みんな、この名前は気に入っていて、今でも本当にいい名前だなと思っています。
8歳くらいまでは本当にやんちゃで、体のあちこちには朔太郎につけられた噛み傷がまだたくさんあります。(でも全力で叱ると本当に落ち込んでしまうので、それもまた可愛かったりもしました笑) シニア犬と言われる歳になっても病気しらずで(昔ほんのすこしだけてんかんやアレルギーが出たこともありましたが、ゲージの環境や餌を変えることによって乗り越えてきました。昨年の春に指の間に腫瘍ができたのですが、この手術にも耐え、病理検査の結果も良性の腫瘍でした。)これからもずっと元気で一緒にいられると思っていました。 永遠は無理なんてことはわかっていましたが、お別れはまだまだ先だろうと思っていました。
でも、突然病に襲われ、朔太郎は旅立って行きました。 急性の悪性リンパ腫でした。 最後は家族みんなで決めて、安楽死を選びました。
年末から少し咳を出していたので通院をしていたのですが、特に大きな変化もなく、ハウスダストの影響かもしれないと寝床をこまめに変えてあげたりしていました。 ところが3月の中旬に急に大好きな散歩に出たがらなくなり、家の前の階段を降りたがらなくなり、顔つきがしょぼしょぼとし始めたので、何度もかかりつけの病院に行って朔をよく知る先生に診てもらったのですが原因はわからず。 ただ、元気が無くなってから3回目の通院をしたその日の夕方に左足がぱんぱんにむくんでいることがわかり、翌日急いで先生にエコーで診てもらったところ、足の付け根の本当にわかりにくいところに腫瘍が見つかりました。
朔太郎の年齢的に、抗がん剤はおすすめしない。 いたずらに寿命を延ばそうとするのではなく、痛みを取る治療をしながら最期までなるべく穏やかに過ごしたほうがいい。 というのが、朔太郎をずっと診てきてくれた先生の判断でした。 そして、このまま腫瘍が脳や鼻に転移すれば苦しい最期を迎えることになるので、そうなる前に安楽死という選択があることも告げられました。
それから1ヶ月と少し、朔太郎は病気と闘いながら私たち家族に本当に素晴らしい時間をくれました。 お散歩で大好きだった川沿いも行ったし、カートを買ってお花見にも行きました。 病気になる前は何時間だってお散歩できるくらいお外が大好きな子だったので、できる限りお外の匂いを嗅がせてやりたいと、姉と母と私でできる限りのところを散歩しました。 日に日に咳がひどくなり、呼吸が荒くなっていく姿を見るのは辛かったですが、薬が効いているお昼の間はいつもの穏やかな顔でいてくれて、そんな朔太郎と過ごす1日が、本当に宝物でした。 もう昔みたいにてくてくは歩けないけど、川沿いで抱っこして撫でると気持ちよさそうで、良くならなくても、このままずっと生きていてほしいと思いました。カートにちょこんと乗っている姿も、あんなに荒くれ者の朔太郎を見てきた身としては違和感しかなかったのですが、病気になってもこんなに可愛い子がいるんだなんてと、新しい発見をくれました。
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家族ももうみんな、いい大人なので、覚悟はできていたつもりだったのですが、朔太郎に時間を全て使える10連休をいまかいまかと待ち、そして朔太郎と令和という新しい時代を迎えられたことが本当に本当にうれしかったです。
朔は本当に優しくていい子でした。でも、最後は特に、優しいいい子でした。 どんなに辛くても頑張って歩いてくれて、私たち家族の手から直接おやつを食べる時も、昔のようながっつく勢いはなくなっていたのですが、とても優しく鼻先を手のひらにあてて、手を舐めるようにしておやつを食べてくれました。
病気になる前はいつも軽い足取りで歩けていた坂が、病気の彼にとってどんなに辛く長い道のりだったかと思うと、口がきけない分想像するしかないのですが、本当に辛かっただろうと思います。 辛いだろうに一生懸命歩いて、私たちについてきてくれました。 1時間かけて実家の周りをやっと1周、という事実は辛かったですが、それでも一生懸命、ゆっくりゆっくり歩いてくれる朔太郎が愛おしくてたまりませんでした。
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最期の夜は、ゲージの横で一緒に寝ました。そして翌日のお昼過ぎに、注射をしてもらって天国に行きました。 本当はこのことをここに書くべきかとても悩んだのですが、これも家族の決めたことなのだからと書いています。
GWが始まってから、家族でずっと、安楽死のことを考えていました。 朔太郎のことをずっと診てくれた先生が「最後は安らかに、というのはこの病はありえない」とはっきり言ってくださって、それからずっと、家族で考えていました。 深く話し合えば話し合うほど悲しくなるのでよく話し合ったわけではないのですが、家族みんなで決めたことです。 朔太郎のことが大好きで、家族で一番の仲良しの姉が「このまま連休が明けて、家族みんながそばにいられる時間も限られてくるのだから、朔太郎が家でひとりぼっちで苦しんで死んでしまうことだって考えられるのだから、そうなる前に、朔太郎がまだ可愛い姿のまま見送ってあげたい」と言ったので、私も気持ちに区切りがつきました。
これには本当にいろんな家族の決断があって、安楽死を選ぶことも選ばないこともまた正解なんてないし、いくら考えても答えなんてないことだと思います。 家族みんなで、自分たちの中で、気持ちの整理をつけるしかないんだと思います。
でも、朔太郎を見送った日は、一生で生きてきて、一番辛い日でした。朔太郎を見送ると決めたのは、朔太郎が天国に行く日の朝でした。
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前日、私は朔太郎の横で寝て深夜まで寝返りを手伝ってあげていたのですが、ようやく寝付いた翌日の明け方にも同じ姿勢だったのを姉と一緒に見て、姉はもう朔太郎に残された時間は長くないんだと悟ったそうです。 それからかかりつけの病院に一度、姉と母が診察に連れて行き、その日の午後に処置をすることを決めました。 その時点で少し前までは見られなかった腹水が溜まっていたということで、家族全員で送ってあげられるのは今、というお話になったそうです。
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残された4時間ちょっと、本当に悲しくて悲しくて、ただひたすらに朔太郎の写真や動画を撮って、たくさん撫でて、キスをして、大好物を少しずつ刻んでたくさんあげました。 朔太郎は食欲だけは最後まであったので、本当にぺろりとそれを平らげてくれました。 これから先、自分に何が起きるかわかっていない彼の顔をみるのが、本当に辛くて、辛くて、今思い出しても、本当に良かったのか、どうしても答えがでません。 最期だとわかっていると、こんなにも人は何をしていいのかわからなくなるんだと自分の無力感が情けなくもなりましたが、本当に決まってしまったお別れを受け入れよう、なるべく本人には伝わらないようにしようと思えば思うほど涙が出てきて、しょうがなくなったことだけははっきり覚えています。
私が少し用があって朔太郎のそばから離れて実家の2Fに行った時、下からカチャカチャと彼の爪音が聞こえてきて、1Fに降りると朝あんなに寝返りが打てていなかった彼が部屋の中で家族を探している姿が見えました。 もう大分耳が遠くなっていたのか、降りる私には気づいていなかった。でもその背中が本当に可愛かったです。
最後は家族みんなで病院に連れて行き、家族みんなで最後のお別れをして、処置をしてもらいました。 私は本当に辛くて最後の瞬間をちゃんと見られなかったのですが、本当に眠るように天国に行ったのがわかりました。
棺にいれてもらってもお顔も寝ているようで、頭の後ろもどこもかしこもふわふわで、足の間も温かくて、本当に可愛かった。耳もいつもの肉厚でふわふわで、生きていたときそのままでした。
大好きだったお庭には、母が植えた花がたくさん咲いていたので、それも一緒に入れてあげられて良かった。 本当に素敵な季節に、朔太郎は家族全員を揃えて旅立ってくれました。 それから大好物もたくさん一口大に刻んで棺に入れました。 まだあたたかい朔太郎のそばに、いつまでもいたかったのですが、朔太郎が冷たくカチカチになってしまう前に、そして家族全員で見送れるうちにと、その日のうちに火葬してもらいました。 嬉しいと力一杯振ってくれた尻尾の先にまで小さなお骨が入っていて、骨になってもこんなに可愛いなんて、と思ったくらいです。
この文章を書いていても涙が止まりません。 あと1回でいいから会いたいです。1日でいいから会いたいし、また散歩に行きたいです。 もし、あと30年後に1日だけ会わせてあげるよと神様が言ってくれるのであれば、これから先30年がどんなに早く過ぎ去ってほしいと思うか。 もう一度だけでも会えたらしてあげたいこと、食べてほしいものもたくさんあるのですが、何よりも私たち家族が朔太郎に会いたくて仕方ありません。 私ももう一度でいいから、あのおでこの匂いを嗅ぎたいのです。
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朔太郎は里山や雑木林が本当によく似合う子でした。 日本に四季があって本当に良かったと、この子とお散歩に行くたびに思いました。 菜の花畑も、つつじの植え込みも、冬の雑木林も春の桜並木もよく似合う、最高の犬でした。 これから先、こんなに素晴らしい存在と同じような存在に出会える気はしません。
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今でも、何か食べるたびに朔太郎のための一口残したりするくせや、コンビニに行った時にもらえるビニール袋を散歩のうんち袋にするためにとっておく癖が抜けません。 朔太郎の匂いのするものも、未練たらしく、ずっとそこから動かせずにいます。
1ヶ月経てば悲しみが少しは癒えて前向きになるのかなと思ったのですが、そればかりかどんどん悲しみは増すばかりで、これから先、この悲しい気持ちが無くなる気が少しもしません。
家の中も、携帯の中も、朔太郎の写真や匂いでいっぱいで、いつでも思い出してはもう会えない悲しさにただ呆然とするばかりです。
でもずっとこうしている訳にもいかないし、それは過ごし方としても違う気がするので、無理はしない範囲で少しずついつも通りの生活に戻れれば良いと思っています。
朔太郎、私や私の家族のところに来てくれてありがとう。 朔太郎がくれた14年間の毎日は本当に楽しくて、その分、さくちゃんがいない日が本当に辛いです。 天国があって、虹の橋という場所があるのなら、そこでりんごやヨーグルトをたくさん食べて、いつか私がそこにいくまで毎日のんびりと、暮らしてください。 あなたの大好きな川によく似た川がそこにあって、あなたの大好きな菜の花畑や雑木林によく似た場所がそこにあることを願っています。
また会おうね。
フォロワーの皆様、9年間、私のツイッターでの親バカツイートや写真を見てくれて、ありがとうございました。 時折いただけるお褒めの言葉ひとつひとつが、本当に嬉しかったし、朔太郎は自慢の弟でした。 本当に、感謝しかありません。 今まで、可愛がってくださって、ありがとうございました。
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ccecile35 · 2 years ago
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君。
「こら、他犬(ひと)のおしっこの臭いなんていつまでも嗅がないの」
 道端のポールにくっつかんばかりに鼻を近づけくんくんする愛犬――ジェロに私は声を掛けた。
 ジェロは理解しているどころか聞こえてすらいないかのように思う存分に臭いを嗅ぎ、確かめ、そ���におしっこをする。うちの犬はオスなので、マーキング意識が高い。が、犬を散歩させるときのマナーというものがあるので、私はその上から容赦なくペットボトルに汲んで持って来た水を掛け、彼のマーキングをなかったことにした。
「寒いから、早めに帰ろうね」
 吐く息が白い。空気が澄んで、星がよく見える。といっても遠く東の方が副都心なので空は明るく、見えてもベテルギウスがいつもより明るく見える程度だ。この町はその点だけが、前の街に比べてつまらない。
 ジェロは恐らく雑種だが、多分柴犬とか秋田犬が混じっているのだろう。むくむくもこもこの冬毛で、寒さなんてなのぼのもんじゃい、もっと歩こうよ、という顔で私を見上げている。
「そんな顔で見ても駄目だよ。風邪ひいちゃうもん」
 寒さに極端に寒い私は、絆されそうになる自分を抑えてジェロのリードを引っ張る。それにつられて彼も歩き出し、散歩を再開した。
 ジェロを拾ったのはちょうど一年くらい前の話だ。
 家と仕事が無くて、さてどうしようかな、と考えあぐねながら公園のベンチに座っているとき、足元にまだ手のひらサイズの子犬だったジェロがじゃれついてきたのだ。周りを見たが飼い主らしき人はおらず、首輪もつけていなかった。……きっと、捨て犬だったのだろう。
 お金はあったから、別に路頭に迷っているわけじゃなかった。仕事で悩んでいたわけじゃなかったし、衣食住にも困っていなかった。恋人も、いた。今までに何人かと付き合った経験があったが、その中でも格別に好きで、好きすぎて、どうしたらいいかわからなくなった私はある日突然、自分と自分自身を取り巻くすべてが怖くなって、逃げ出してきたのだ。
 ずっとコンタクトをしていたのを黒縁の眼鏡に変えて、髪の毛も切ってとびきり明るく染めて、ぱっと見は他人に見えるような姿になって、私は今住んでいる町にトランクひとつでやって来た。親にはその前に行った旅先の辺鄙な村から「無事に生きているから探さないでください」と葉書を投函した。失踪願とか出されたら困るから。今でも一、二か月に一度は、同じようにして、どこか、今住んでいる場所とは全然違う場所から同じような葉書を出し続けている。
 もともと家族間の人間関係も希薄で、友達も大していなかった私がひっそりと姿を消すのは思っていた以上に簡単だった。それは少し寂しさも伴ったけれど、それと同時に気楽で、私はすぐに新しい仕事を見つけて、ジェロと住める家も見つけて、今、こうして散歩をしている。
 他者とある程度密に関わらずに、本当の一人ぽっちでいることは、私にとってとても楽で安心、心地よいものだった。
 仕事は、たまたま近所にあったパン工場での勤務を選んだ。一日八時間、二交代制で延々とパンにウインナーを挟んだり、フルーツを乗っけたり、具(例えばツナマヨネーズとか、卵とか)を入れたり、そういう仕事。
 衛生上、マスクをして、同僚と話をしちゃいけないという点も、私にとってとても良かった。
 誰とも仲良くならず、けして嫌われず、ただひとりでいられることは私にとても合った生き方だったのだ。
 新居の1Kマンションも、一人で暮らすにはちょうどいい広さで日当たりも良く、気に入っている。ジェロにはちょっと狭いけど、その分、お散歩に行ってあげればいい。
 トランク一個の中身はあっという間に部屋の中に呑み込まれて、私はなんの障害も、困りごともなく新生活をスタートすることが出来た。
 まあ、最初の内は数少ない友人たちの何人かから「今どこにいるの?」とか、「早く帰っておいでよ」というLINEが来ていたけど、すぐにアカウントを消した。そのまま、新しくは作っていない。新しく連絡先を交換する人なんていないから。恋人からは何度も電話や、似たようなLINEが来ていたけれど、私はそれさえも無視した。返事しそうな自分をなんとか抑えて、抑えて、見ないようにした。
 ジェロはお利口さんだから、そういうときはいつも私の膝の上に乗って、私の顔を見上げる。「ほんとうにそれでいいの?」って顔をする。
 まるで人間みたいなジェロがいたから、私はなんとかこうして上手いこと失踪して、今のところなんとかやっていけているのだと思う。
 わん、とジェロが小さく鳴く。はいはい、と言って、私は角を右に曲がった。
 道路を挟んだ反対側にある大きな家でも犬を飼っていて、ジェロは毎日、お散歩でここを通る時には挨拶代わりに一声、吠える。その家からは返事が返ってくるときもあるし来ないときもあって今日は返って来ないけど、きっとお家の奥の方でぬくぬくとあたたまっていて聞こえなかったんだろう。
 冷たく冷え切った夜の空気を思い切り吸うと、肺の奥まで澄み渡る気がする。
 こうして引っ越してくるまでは、こんな風に感じたことはなかった。ただ寒いから早く駅に着かないかな、とか、お布団から出たくないなあとか、そんなことばっかりで、目の前にある世界の色とか形、匂い、雰囲気なんてまるで目に入らなかった。新しい発見だ。人は自由になると、こんなにも敏感になって、感じやすくなって、それを味わうことが出来るようになるのだ。
 ふと、置いてきぼりにしてきた恋人のことを思い出す。
 彼と一緒にいる間も、別の色味で世界は輝いて見えてた。今とどっちがいいかを聞かれると困ってしまうけど、でも、あれはあれでかけがえのないものだった。
 どうしてあんなに好きだったのに、私は手放すという選択肢を選んでしまったんだろう? たまに、そう考えて落ち込んでしまうこともあるけれど、この一年間で私の心はどんどん上向きに、光注ぐ方へ育つ植物の芽みたいに伸びていっているから、どれだけ後悔しても、寂しくても、私の決断は正しかったんだって、思うようにしている。そうじゃないと心が折れて、また、元の生活に戻ってしまいそうだったから。
 私の恋人は既婚者だった。お互いに、全然そんなつもりもなかったのに、何故か結ばれてしまった。思いのほか二人は相性が色んな意味で良くて、八年もその関係は続いた。
 でも彼に離婚するつもりはなかったし、私も別に離婚して私と結婚して欲しいと思ったことはなくて、倫理観とか、彼の家族の気持ちさえ考えなければ何の問題もなかったのだ。
 人間は人間にこんなに愛情を抱けて、執着さえしてしまって、肩書でもなんでも上げてしまうことが出来るのか、ということが、私にはとても新鮮だった。これが恋なのなら、今までしてきたものは何だったんだろうと首を捻って考えてしまうくらい私は彼が好きで、好きで、しようがなかった。
 でも、何事にも必ず終わりというか、潮時は来る。それが一年前の私に訪れた状況で、私はそのまま、流されるようにして今いる街に流れ着いたんだろう。
 家のそばには大きな川があって、遊歩道の整備中で大掛かりな工事をやっている。
「早く工事が終わるといいね。そしたらもっと楽しく散歩できるようになるかも」
 ジェロに話しかけるが、彼は散歩に夢中で私の言葉なんて聞いてない。
 なんだか、そういうのが今は無性に心地よかった。
 誰にも声が届かなくて、誰の声も私に届かなくて、しんと静かな世界でうずくまっていられることが、何よりの癒しなんだと思う。
 好き、という気持ちは尽きないけど……いや、尽きないからこそ、私は壊れてしまったんだろう。そう、私は壊れてしまったのだ。今は世界とジェロが癒してくれる。多分、もうすぐ私は大丈夫になって、また人恋しさを感じるようになって、新しい世界へ飛び込んでいけるようになるはずだ。
 いくら楽で安心できるとしても、やっぱり心細くなる瞬間は訪れる。風邪で寝込んでるときとか、雨風が強くて窓ががたがた一晩中うるさくて眠れない夜とか。
 いつも足元で眠っているジェロの背中を撫でてそのあたたかさを確認すればすぐに気持ちが落ち着いて眠りに就けるけれど、もし、ジェロがいなかったら、私は一体どうなっていたんだろう。
「ねえ、ジェロ」
 話しかけても返事はない。ただ真っ直ぐ、彼は自分の興味が赴くままに歩くだけだ。何も考えていないとは思わないが、その単純さ、迷いのなさが羨ましい。
「……月が綺麗だから歩いて帰ろう」
 ふと、懐かしい曲が口をついて出た。
 学生の頃に何度も何度も繰り返し聞いた曲。あの頃は、この曲みたいに純粋で真っ直ぐな恋をして、結婚して、子供を産んで……そんな未来を当たり前のように信じていた。
 実際のところは不倫に疲れ果てて自分自身を取り巻く何もかもが嫌になり失踪したという、真逆の人生をたどっているわけだけれど、でも、それでもこの曲は変わりなく美しくて、なんと��く泣きたいような気持になる。
「……話の続きをしよう……」
 うろ覚えの歌詞を唄いながら、私はジェロと歩いた。
 こういう恋が、彼と出来たなら良かったな、生まれ変わったら出来たりするのかな、なんて、寝言みたいなことを思いながら。
 そういえば月が綺麗ですね、って、夏目漱石がI LOVE YOU.を訳したときの言葉だったっけ。
 私は本当に、彼のことが好きだったんだなあ。
 好きになりすぎて、どうやって好きでいたらいいかわかんなくなっちゃって、ひとりで勝手に迷子になってしまった。
 辛かったけど、今より寂しかったけど、でもやっぱり、あの頃に戻りたいなあと思うけど、それは無理だよって、私の心と体が言っている。
 彼が私のことをどれだけ好きでいてくれたのかわからないけど……でもきっと、彼なりに私のことをうんと好きでいてくれて、大事にしてくれてたんだろう。今ならわかる、というか、今になってやっとわかった。
 ひとりぼっちの澄んだ世界でよく目を凝らせば、色んな思い出が何のバイアスもかからずに思い出せて、その中の彼の仕草や言葉、ひとつひとつに愛情と優しさを見出すことが出来る。
 ああ、うん、今この瞬間、彼の私への気持ちを信じられた、ただそれだけでも、こうして失踪して良かったと思える。
「でも何時かは 僕らの身体消えて
宇宙(そら)に溶けてゆく Love is gone
みえないチカラ感じあえたら 
それはきっと 真実だろう……」
 唄いながら、私はジェロと夜の道を往く。
 さよならは言わないままでいる私を許してね。次に恋をしたとき、私はあっさりとあなたを忘れ去ってしまうかもしれないけれど……でもどうか、そのときまでは。
(タイトル・歌詞引用――FIELD OF VIEW /「 君。」より)
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17-rika-write · 3 years ago
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ねこ
 好きな女優のインスタグラムの投稿はねこの写真でいっぱいだ。
 生後まもなくの子猫をひきとって育てているらしい。もともと猫3びきと犬1ぴきと暮らしているそうだがそこに新たに子猫いっぴき。
 ねこ、それは癒しであり天使である。
 年末年始にバイトのシフトをたくさん入れられてしまい、断れなくなったわたしは案の定ぶっ倒れ、しばらく家でじっと過ごす日々が続いていた。
 そんなとき、気分転換に父から「いまいるペットショップにおいで」とかわいい子猫の写真つきのラインがきた。店内撮影禁止だったと思うけど。
 ペットショップは買いものの休憩がてら見にいくところだと思っていて、ペットショップに行くことが目的で出かけたことはない。当時はつかれ果てていて、迷うことや考えることさえもめんどうで、言われたままペットショップへと向かった。
 おやつの時間にいったので子猫はまだすやすや寝ている子がほとんどで、かわいいなあとじっとねむる様子を見ていた。
 写真が送られてきた耳がほかの子より大きめの子がすごくかわいかった。すやすや寝てるのもかわいい。
 子猫をひとりひとり眺めていると店員さんに「だっこしてみますか?」と聞かれ、あれよあれよと3匹のにゃんこをだっこした。
 最初にスコティッシュフォールドの女の子をだっこした。たれ耳で、目はくりくりで、女の子と聞いたのもあってキャバ嬢に見えてしまった…。アザトカワイイ。
 おつぎはロシアンブルーの男の子。子猫だからとってもキュートな見た目だけど、この子絶対に将来イケメンになるぞ、と確信した。そしてめっちゃ元気。あんまり元気がなくて、猫をだっこしたことのないわたしはたじたじであった。
 最後にだっこしたのがのちにうちのにゃんこになるアメリカンショートヘアーの男の子。ねむねむなときに起こしてしまってだっこをしたからか、ちょっと落ちついてる。ねむそう。だっこしたときに収まりがよくて、いやされてしまった。うう、連れてかえりたい。なんて思った。
 あとから聞いた話だが、父は元気のないわたしを見かねてペットショップに連れ出したが、だっこしているのを見て「ねこが元気をくれたらな」と思ったらしい。そして猫派だったらしい。しらんかったよ。
 そうして家族会議をするわけでもなく、実家には内緒でわが家(東京支部)にかわいいかわいいにゃんこがやってきた。ようこそにゃんこ!
 
 名前は「はろ」
 ハロウィン生まれの、はろ。
 なんと生まれは同じ愛知県。はろは犬山市生まれだけど。ねこのくせに…?
 アメリカンショートヘアーではめずらしい毛色のレッドタビーでクリーム色。つまり茶トラである。アメショーはグレーの子が多いらしい。言われてみるとグレーの印象が強いかも。
 かわいい顔だけれど、アメショーはもともとネズミ狩りをしていた種らしく、好奇心旺盛で身体能力は高い。ねこじゃらしでめっちゃあそぶ、元気。
 はろをはじめて家に迎えいれたときはとても緊張した。
 猫は環境の変化に強いストレスを感じるらしく、連れてきてもキャリーケースから出てこない猫もいるくらい変化に敏感ないきものなのだ。だいじょうぶかしら、うちのこ。
 心配は杞憂で、けっこうこのにゃんこは肝がすわっているみたいだ。
 初日はトイレを我慢してしまう子や、ごはんを食べない子もいるみたいだけど、はろはどっちもクリア。それどころか3段構造のゲージのなかをぴょんぴょん駆けまわっていた。過去にのっそりしているカメしか飼ったことのないわたしはハラハラした。…なんかだっこしたときよりげんきだぞ!
 おとこのこはおんなのこよりも甘えんぼになるらしいけれど、ねこのクールで気まぐれなイメージもあるからどのくらいの甘え具合なんだろうと思っていた。が、しかし。はろくん、とっても甘えんぼ。去勢手術をしてからはなおさら。わたしが家から帰ると扉のまえに立っているし(見えてるよ)、扉を開けると足にすりよってくる。そして足の甲にごろーん。おまえかわいいな!
 急いでいる朝にかぎってやたらかまってモードになるし、遊んでほしいときにはちゃんとおもちゃを咥えて近くまで持ってくる。わんちゃんか、おまえは。
 ごはんがほしいときは震え声で鳴くし(かわいい)、遊び足りないのか電気を消して寝る準備をすると大きめの声で鳴く。(ちょっと困るけどこれもかわいい)
 リラックスしてるときはごろごろとのどを鳴らす。このごろごろ音が人間にもいいらしく、自律神経を整える効果があるそうだ。そのごろごろも最近じゃげこげこに聞こえるぐらいリラックスしているみたいでごしゅじんはうれしいです。でもおっさんみたいに聞こえちゃうよ、はろくん。
 はろのおかげで部屋の掃除がはかどるし、部屋の乾燥が気になって加湿をするようになった。ものを机の上に出すのもなるべくやめて、以前よりも部屋が住みよくなった気がする。
 ねこのおかげで部屋がきれいに!みたいな名前の本を買ったことがあるけれど、本当にそう。にゃんこのいい影響、めっちゃあるよ。人間、だれかのためにこんなに変われるもんかって思った。
 にゃんこの大半はちゅーるが大好きで食いつきがいいようなイメージがCMでついているけれど、��ろはちゅーるが苦手だ。1歳になるまでは子猫用のちゅーるを食べていたけれど、1歳をすぎると生猫用のちゅーるになって、それをあげたらにおいは嗅ぐのにぷい、と顔をそむけてきた。なんだおまえ…。にゃんこならちゅーる好きじゃないの…。「それなら子猫用のちゅーる!」と意気込んで買ってきたのに、こっちもやっぱり食べない。早くもちゅーるは卒業したらしい。ねこのくせに…!
 ウェットフードやおやつはどうやら苦手なようで、ジャーキーやかにかま、いかそうめんみたいな乾きもののおやつが好きみたいだ。…やっぱりおっさんなのか?ジャーキー、わたしも好きだけどさ。
 おやつにもこだわりがある、うちのにゃんこ。そのこだわりはおもちゃにもあるみたいだ。ねこじゃらしでもなんでもいいわけじゃないらしい。ふわふわした、いわゆるイメージしやすいねこじゃらしは好きみたいだけど、わりとすぐ飽きる。一番好きなのは、ひもの先に小さなねずみのぬいぐるみがついたおもちゃ。と、なぜかユニバのおみやげでもらったジョーズのぬいぐるみ。もともとジョーズのぬいぐるみストラップはわたしのリュックについていたけれど、物欲しそうに目をキラキラさせていたはろを見かけて、ストラップをはずしてあげた。そしたらこれまで見たことがないくらい喜んで飛びついてくれた。さよなら、わたしのジョーズ…。はろはちっちゃな腕でジョーズをつかみながら、足で必死に蹴っていた。けりぐるみ、というやつにジョーズは転身させられてしまったようだ。がんばれ、ジョーズ。負けるな、はろ。 おもちゃ以外にも好きなものはあって、意外と単純でプレゼント用のひらひらしたリボンとか、ジャージのズボンの腰のところに入っているようなひもを気に入ることが多い。服にリボンがついているとすぐ目がときめいているし、かわいいおててでちょいちょいとちょっかいを出してくる。かわいいけど、服も大切なんだよ。  実家にわたしがもどったすこしあとに、新幹線で父に連れられてはろがキャリーケースに入って、うちにやってきた。 はろが実家にやってくるまえに、使っていなかった部屋に貼るフローリングを床にしきつめた。脱走防止の柵のようなものも取りつけて、ゲージや食料、トイレセットなんかは事前に宅配で送ってもらった。はろ専用の部屋をつくったのにはわけがある。 母や祖母はむかし犬を飼っていたらしいが、さよならをしてからはペットを飼うのが怖くなってしまったらしい。それに、ねこは野良猫のイメージがあるからちょっとこわい、だそう。部屋を分けた一番の理由はねこっ毛が服につくから、である。ねこっ毛はめちゃくちゃ細い。なので洗濯物につくとまたたく間に広がる。服はコロコロ粘着テープを使わないと毛まみれになる。東京ではろとくらしていたときはなにもしていなくて、きっと麻痺していただろうから引っ越しをして、向こうに住んでいたときに来ていた服を見たらはろの毛の多さにちょっと引いた。ごめんはろ、おまえはなにも悪くない。掃除はちゃんとしてたんだけどなあ。 外から家に帰ってはろがいると、あいかわらずわたしを見てすりすりごろごろしてくるし、名前を呼ぶと「にゃ」と返事をしてくれるのでそれだけできゅんとする。一日に嫌なことがあったとしても、はろの姿と鳴き声でだいたいのことはどうでもよくなってしまう。  ちなみに癒しの対象を眺めながら作業をすると、見ていないときよりもうんとはかどるらしい。たしか倍くらい。言わんとしていることはもうおわかりでしょう。この原稿を書いているときももちろんはろくんを眺めていたのだよ。……あ、おなかもふもふしてごめん。ゆるして。
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supgame · 3 years ago
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クリアしたゲーム/2022-4月
13. Lorelai(Steam)
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購入日:2021年7月6日 330円 クリアした日:2022年4月29日
Lorelaiは母親のMirandaと生まれたばかりの妹のBethany、StepfatherのJohnと暮らしている。
Johnはアフガニスタンの帰還兵だが今は無職で酒浸り、母親はJohnからDVを受けているのに一向に別れる気配はなく、John同様酒に逃げ、小さなBethanyのことすら気にかけていない。
ある日LorelaiとMirandaは言い争いをする。その後母親はバスルームに閉じこもってしまう。
嫌な予感がしたLorelaiは隣人のZackにドアを壊してもらい中に入るが、そこには首を吊った母の姿が…
去年クリアしたDownfall, The Cat Ladyの精神的続編で、ポイント&クリックのADVゲームです。
このシリーズに共通しているのが、猟奇的なほぼ不死身の殺人鬼(今作はJohn)に理不尽に殺されるけど、Queen of Maggotsという老婆と契約(?)をして何度も生き返って殺人鬼に復讐してクソみたいな人生をやり直そうと奮闘するというストーリーです。
謎の力を持つQueen of Maggotsは良い人なのかというと、そうではなく…無関係な人の人生を犠牲にしないとやり直させないと言い、主人公にその人を悪い方向へ導くようにと言ってきます。それに従うか、歯向かうか…という感じ。
前作では、この老婆はまたの名をLorelaiとも名乗っていました。なので今作はその老婆が主人公の話なのかなあと思っていたけど…結局よくわからなかった。
日本語無しなうえ英語が苦手なのでほぼ勝手な解釈です。色々と間違っていると思いますが、ごめんね。
今作はカルマシステムがあって悪いことをするとグッドエンディングにたどり着けないみたいなんですが、なんとか一発でグッドエンドに到達できました。��れしかったなぁ。
続編かな? ⇒Burnhouse Lane
今年発売みたいです。楽しみ。
12. Control Ultimate Edition(Steam)
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購入日:2021年1月5日 2,490円 クリアした日:2022年4月24日
ある事件がきっかけとなり、幼い頃に弟と生き別れた姉のジェシー・フェイデンが弟のディランを探し続け、たどり着いたのがニューヨークにある機密機関の連邦操作局だった。
そこで局長のトレンチが死亡しているのを発見し、何故かジェシーが次の局長に指名され、ヒスという敵と戦うことに。
あらすじ難しい…DLCも含めてクリアしたんだけど、未だにわからないことが多いんだよなぁこのゲーム。
ゲームとしてはクセ強めな超能力TPSです。全体的に説明不足で、作中にちりばめられている資料を集めてストーリーを補完していく感じ。
SCPが好きな人はより楽しめると思います。
そしてほかのRemedy作品と繋がっていて、アラン・ウェイクに出てきたアンダーソン兄弟(Old Gods of Asgard)の曲が出てきたりします。そこのシーンがめっちゃかっこいいんですよ。ぜひプレイしてほしい。
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まともな翻訳+吹替さえあれば神ゲーだったと思う…本当にもったいない。せっかくアラン・ウェイクが出てくるDLCがあるのに、吹替じゃないから誰?ってなってしまった。字幕もところどころおかしいし…。
ゲームとしてはかっこいいし細かいところまで凝っていて面白いのに、雑なローカライズで犠牲になってしまった感。
アラン・ウェイクの続編はちゃんとがんばってほしい!!お願いします…。
↓まねき猫。がんばって全部集めた。かわいい。
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11. ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(Steam)
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購入日:2021年7月6日 855円
クリアした日:2022年4月9日
超高校級と呼ばれる優れた能力を持つ、選ばれた人間だけが入学できる希望ヶ峰学園。
そこに抽選で入学することになった超高校級に幸運な主人公の苗木誠。
謎のぬいぐるみ(?)モノクマによってクラスメート全員と一緒に学校に閉じ込められ、コロシアイ学園生活というデスゲームに巻き込まれてしまう。
大山のぶ代さんがモノクマの声をやっているのを何かで知って、気になっていたので去年のサマーセールで購入しました。
Switchでトリロジーパックが出てるので、そっちを買えばよかったと後悔…どうせなら寝転がってやりたかった。
モノクマはドラえもんそのままの声で笑ってしまった。セリフはスキップできるけど、つい聞いちゃうよね~。
事件が起きたら捜査パートと学級裁判パートになり、その合間の自由時間に自分の好きなキャラと会話してプレゼントをあげて好感度を上げられるけど、ストーリーが進むにつれキャラクターも殺されてどんどん減るので、この要素いるかなぁ…とはなった。
大神さくらと霧切さんが好き。ネタバレになるのでストーリーには言及しないでおきます。
カップラーメンを頭にのせたおちゃめな霧切さん↓
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10. 天穂のサクナヒメ(Switch)
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購入日:2021年12月13日 3,286円
クリアした日:2022年4月4日
豊穣の神であるサクナヒメ。天上の都にて親の遺産(米)で好き勝手わがままに暮らしていたが、ある日迷い込んだ人間たちによって遺産が置いてある蔵を全焼させられ、罰として鬼の島で稲作を始めることに…
稲作で強くなっていくアクションゲームです。
新米が完成したところでサクナヒメのステータスが上がります。なのでひたすら稲作に励むことになります。
稲作の部分がガチめに作られていて、小学校の体験授業で一度米を作ったことがある程度の知識しかなかったけど攻略サイトを見つつなんとかクリア。難易度はアクション・稲作両方とも標準でいけました。
稲作も最初は全部自分で(人にまかせることもできます)粗末な道具を使ってやるのが大変だったけど、強くなっていくにつれ道具も豪華になっていき、楽に稲作できるようになりました。
そして夕飯もだんだん豪華になっていき、デザートやお酒まで食卓に登場するように。
ご飯のメニューによって翌日のステータスが上昇したり、肥料のパラメータが変わったりするところが凝っていてすごい。
稲作さえすればじゅうぶん強くなれるので、アクション苦手勢でもがんばればクリアできる難易度でした。
ただラスボス戦が…以下ネタバレ
オオミズチ戦で羽衣結界(R1+A同時押で発動)という技が新しく出てくるんですが、ボタンをおしてもなかなか発動しないのでだいぶ苦戦しました。
ちゃんと同時押しする+武技の設定でAには何も入れないで空白にしたら安定して倒せた。
序盤で、稲作が上手くいかなくてみんな泣き言を言ったり喧嘩しながら田植えしてたときに、喧嘩を静めるために田植えの唄をうたうというイベントがあったんだけど
ラスボス戦前のお祭りイベントで、そこにいたみんながその田植え唄を歌って送り出してくれて感動した…
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そしてエンドロールでこの曲が流れて涙腺決壊した。
大神もそうだけど、日本人の心にものすごく響くゲームだと思います。
ちなみに犬や猫なども家に住み着いたりします。探索を終えて帰ってきたときに、しっぽふりふりさせてるわんこに出迎えられるとものすごく癒される…。
合鴨農法や牛を使った田起こしもできて楽しかった。動物たちがかわいい良いゲームです。
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hummingintherain · 4 years ago
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わたがしだらけ
 わんこがしきりに舐めてくる夢を見る。ほけっとした憎めない顔つきをして、はっはっはっと忙しなくあったかい湿った吐息を出し入れして、暖簾のような舌をだしっぱなしにしただらしなさ。ダックスフントであったりコーギーであったり、豆柴であったり、ゴールデンレトリーバーであったり、ダルメシアンであったり、パグであったりチワワであったり、種類は多岐に渡った。種名を記憶していない、テレビでしか見たことがない凜々しい立派なわんこも、その夢ではみんなだらしなかった。  俺はいつもそんなわんこの舌にもみくちゃにされている。べろべろん、くすぐったいだろ、ぺろぺろ、やめろっ、ああ、うふふ、もふもふ、ふわふわ、べろんべろん、きゃっきゃうふふ……よくわからない湿った、でもふわふわした甘い幸福にまみれて自意識も失われてフライアウェイした頃、頭部に強い衝撃が襲いかかり、ようやく目が覚める。それは寝相が悪すぎてベッドから落ちた場合であったり、母親に叩き起こされた場合であったり、枕元に置いた目覚まし時計が落ちてきた場合だったり、いろいろだった。そういった類の夢を見た日は、何かしらの物理的衝撃が無いと目覚めないのだった。  割と真面目に、自分にはわ���こに興奮する性癖があるのではないかと内心悩む。  至ってノーマルな自己評価は間違っているのだろうか。  試しにどこかのおばさんが散歩しているブルドックをさりげなくまじまじと目で追ってみたのだが、幸福感だとか興奮だとかは一切発露せず、不審な視線を返されて逆にいたたまれなくなった。近日中に夢にはそのブルドックが登場してラブラブにダイヴして更にいたたまれない朝を迎えたので、そういった行為はやめた。  この情緒の正体が一体なにものか、意を決して彼女に相談した。そう、俺にはちゃんと彼女がいるのである。その彼女は怪訝な表情を浮かべ、絞りきった答えとして夢占いを勧めてきた。朝のめざまし占いみたいなおみくじ感覚のものは気にならないのだが、占い、それも夢占いという一層スピリチュアルなものは疑わしいし、どことなく恐ろしくて二の足を踏んでいる間に、彼女から別れ話が切り出された。気色悪い男としてカテゴライズされてしまったのだろう。解せない。  次に友人に相談した。クラス替えをして席が前後になって話すようになったが、テンポがちょうどよく合うのでなんとなくそのままつるむようになった奴だ。  彼女との失敗から学んだのであまりことこまかに話さずにざっくりと「わんこにもみくちゃにされる夢をよく見てなかなか起きれない」と話した。これだけでもなかなか頭おかしい字面である。一方友人は「ふうん」とこれ以上無い適当な相槌を打ちながらスマホゲームから視線を離さない。真剣さをそれとなくちりばめるとゲームを止めて、「それって何がやばいん?」と逆に尋ねてきた。 「朝起きれないこと以外は特に問題無くない?」  それだけでも充分大きな問題だとは思う。 「いや……俺、なんか変なんかなって」 「考えすぎだろ」なんでもないことのように笑った。「人間、ちょっと他人と違う部分なんてそれぞれあるもんだし」  どこか達観したことを解ったようにさらっと言うのだけど、それが鼻につかないのがこいつの人間としての特性である。 「わんこの夢に興奮することが?」 「そういう人もいるよ。大体、夢だろ。幸せな夢ならますますいいじゃん。なに、夢精して汚すから困ってんの?」  最後の質問は黙殺した。 「猫でも見たら? 猫カフェに行くとかさ、犬のイメージが相殺されるかもよ」  なんだその謎理論は、と思いながらも、悪くはない予感もした。多分夢占いよりはマシだ。  ついてきてくれるらしいので、放課後になってその友人と初めての猫カフェに向かった。気恥ずかしかったのだが、友人は気にも留めていないようにあっさりと可愛らしい女子向けっぽい木製のドアを開けた。男子高校生二人が猫カフェに来る光景を果たして店員はどう見たのだろう。考えすぎなのか。  猫は可愛かった。ちいさい子は両手にすんなり収まるような、かよわい、守ってやらなければならないような父性のような部分が刺激されるような気もした。猫はすましたいけすかない印象があるが、人慣れしているやつばかりだし、ちょっとしたでぶ猫なんて胸を覆うあったかさやもふもふ加減がたまらないような気もした。夢でのわんこたちの激しすぎるスキンシップとは真逆のおとなしさに純粋に癒やされるような気もした。でもそれって一般的な感覚だろう。同行した友人もそれなりに幸せそうだし、スマホで写真を撮りまくっててこっちが恥ずかしいくらいだった。 「つまり、考えすぎなんだよ」  猫の写真を待ち受けにして満足感を得た顔で猫派の友人は言った。こいつ俺をだしに使ったんじゃないだろうか。  制服に獣のにおいが沁みついただけであとは変わらなかった。翌日また夢を見た。にゃんこではなく一貫してわんこだった。休日だったこともあり延々と放っておかれ、夕食の時間になって落とされた母の雷でようやく気がついた。考えすぎと言われてしまえばそれまでだが、隠された性癖というより一種の病気ではないかと不安になる。生活に支障が出るのは困るが、決して夢の内容自体が嫌なわけではないし、夢を見ている間はむしろ底知れない多幸感に包まれるのが複雑なところである。  不安が拭われる前に、夏休みに入ろうとしていた。夏休みの途中では近所で花火大会という一大イベントが来る。元カノと一緒に歩くはずだったイベントである。代わりにかの友人を含めた数人と行くことになった。何故こうなった感は否めないが、花火大会だというのに家で過ごしたりましてや家族と行くなんて猫カフェ以上に恥ずかしい。  そして、もう一つ大きな問題として、これは学校という閉鎖空間だからこそ起きてしまう悲劇なのだろうが、元カノが僕の夢について漏らしてしまい、あることないこと膨らませながらおかしな噂になって、頭おかしいやつという不名誉なレッテルを貼られてしまった。所詮は夢の話であり、身近な友人達は笑い飛ばしてくれる。それにこんなつまらん噂話は退屈な学校生活における刺激の一環であり、時間と新たな話題が解決してくれるだろうとは思いながらも、意外に痛みを伴った。  当初は彼女が唯一になるはずだったが、結果的にこの友人がこの一連の恥ずかしい夢について相談できる相手になってしまったため、たまにその話をぼんやりとするようになった。聞いているようで全然聞いていなくて、聞いていないようでやっぱり全然聞いていないので、真剣に聞けよと言いたくなる時もあるが、徐々に俺の方も慣れてきて、仕方ないかもしれないと受け入れるようになっていた。普通を求める俺の実生活に影響が出ているというのに、何が仕方ないんだという話ではあるが。  夏期講習の地獄が終わってから、懐かしの駄菓子屋で安い棒アイスを食べる。コンビニは学校のやつがいる可能性があった。奇異な視線にも疲れるものだ。 「大変だなあ」  実に他人事として友人は言う。  直射日光に当たると秒でアイスが溶けるし、単純に暑いため、僅かに出来た軒下の影で頬張る。背後で扇風機のからから回る音がして、店主のばあちゃんが奥の畳であくびをしている。軒先では柴犬が気怠げにアスファルトに突っ伏していた。夢に出てくるわんこもあんな感じでだらしない体格をしている。いっそ俺もああなりたい。もしかしてわんこになりたい深層心理だったりするのだろうか。そんな暑さにやられた思いつきをふと言ってみると、 「おれも猫になりたい」アイスを噛み砕きながらぼやく。「夏期講習、面倒臭いから」  ものすごく適当なことを返された。  それはそうとして、アイスは美味い。きれいにたいらげた頃、隣で小さな声があがった。 「当たりだ」 「え?」 「意外と運がいいんだよな」  得意気に木の棒を見せびらかしてきた。確かにあたりと印字されている。都市伝説ではなかったのか。  そして、その小さな棒が差し出された。 「やるよ」 「え?」単純なロボットの一つ覚えみたいに同じことばかり繰り返した。 「おれの強運で、お前の不運が相殺されるかもしれない」  聞き覚えのある文句である。  正直に申せば唾液まみれであろうものを受け取るのもばっちいという思いも無いわけではなかったのだが、ちょっとまいっていたのだろう、おとなしく受け取った。扇風機を一身に浴びている奥のばあちゃんに見せると、無言で冷蔵庫を指差された。適当に取れ、という意らしい。慣れないことで少しおどおどとしながら、アイスをもう一本取り出す。おまけを食べている間に、友人はなんだかんだ英単語帳を開いて何かを出し抜こうとしていた。柴犬は鼻提灯でも浮かべる勢いで爆睡していた。  そしてその夜はそのだるだるとした柴犬が溌剌として俺に飛び込んできた。アスファルトに投げ出していた活力が無かった舌でこれでもかと舐め重ねてきて、もふもふで押しつぶしてくる。そして俺はかけられるわんこ圧にまみれて苦しいどころかなぜか途轍もなく幸せで、思考はわたがしのごとく中身がなくなって、トリップして、もうなんでもいいやとそのふわふわの幸福の渦に身を委ねているのだった。  やっぱり病気かもしれない。  ベッドから落ちて、花火大会の当日をそうした柴犬の夢と共に迎え、LINEで友人達が会話を重ねているスマホ画面を全然違う世��の出来事みたいに眺めた。窓から差し込む陽光は夕方のものだった。起きたばかりだというのに待ち合わせ時間が近い。目覚めたばかりの瞬間は、夢があまりにもはっきりとしすぎていて、リアルの方が現実感が無い。  特に大きなきっかけがあったわけでも興味があったわけでもないが、夢心地のまま「夢占い 犬」と検索をかけていた。生々しい傷を残していった元カノのアドバイスである。  一瞬で膨大な検索結果が出てくる。適当に上位に出てきたサイトに踏み込む。  急に意識が冴えてくる。  夢占い業界では、犬は親しい人を示し、更に区分すると犬は男性の象徴でもあるらしい。舐められる夢はそれをどう感じるかで意味が異なるようだが、幸福感を覚えていれば、恋愛的発展うんぬんかんぬん。 「え?」  咄嗟にかの友人が脳裏に浮かんで、コン��数秒で打ち消した。  床の上で固まったまま、他のページも確認する。全部が全部同じではない。いろんな夢占い論理が展開されている。少しほっとした。あくまで占いである。そしてあくまでこれは女性目線での話である。冷静になってみると若干でも動揺した自分が恥ずかしい。  振り払うように身支度をして、待ち合わせ場所である駅前に向かった。家を飛び出して、息が切れそうになりながらも走った。驚いたのか、途中で吠える声が聞こえた。わん、と一声。無視した。夢のわたがしみたいなふわふわした多幸感をできるだけ打ち消そうとした。  駅前では既に人数分集まっていた。律儀な奴等なので、きちんと時間に合わせてきたのだ。 「また夢でも見たか?」  遅刻した俺をからかうように友人が言う。ひそひそと仄暗い、悪い意味での嗤いネタとして回ったこの話題をなんでもないように笑って言える奴は限られている。  いや、そっち?  と思わざるを得ない。わんこの方ではなくて?  あくまで夢の話だ。そう言い聞かせているのも束の間、よくつるむ奴等とわいわい、夏期講習がどうこう、宿題がどうこう、お盆がどうこう、口うるさい先生がどうこう、と話に話を咲かせていたら気が紛れた。  やがて現地に辿り着く。真昼の名残のような蒸し暑さが人波を包み込んでいた。夜といってもだらだらと汗が垂れていく。凄まじい人だかりで、見失わないようにするだけでも大変だった。  祭は地元での開催なので、知り合いとも擦れ違う。元カノの姿も見かけた。俺のことには気付かなかったようで、彼女もよくクラスで一緒に話している友達と祭を楽しんでいるようだった。結局噂なんて気にしているのは俺だけで、考えすぎで、本当にどうでもいいことだと実感する。当たり前みたいにカップルも見かけた。あいつらそうなんだとしげしげ眺めた。  花火の場所取りは別の友人がしてくれていた。それぞれお礼を言って、率先して交代要員を申告したのは猫派の友人だった。言葉に甘えて、夕食代わりの焼きそばや、たこ焼きや、きゅうりの浅漬けや、ベビーカステラなどそれぞれ両手に買い込んで随分なごちそうになった。祭の夜が創り出す非日常的な空気にすっかりほだされて晴れやかな凱旋気分で持ち帰ってみると、友人はしれっと単語カードを捲っていた。 「えーっ祭まできて何やってんだよ」 「勉強だよ」  極めて冷静に返され、信じられないと土砂降りのごとく非難が飛び交って、わかったわかったとポケットにしまわれて、買い込んだ食料を囲む。 「どんだけ食う気」  と友人は呆れながらも、焼きそばを啜った。その後は、見え隠れする歯に青のりが貼り付いていた。  周囲の賑わいは増していくが、水に薄めた藍はどんどん濃厚になっていき、空は既に暗くなっていた。  やがて、前触れもなく鮮やかな炎のきらめきが空を飛ぶ。軌跡が途切れ、間もなく大輪の光の花が炸裂し空を彩った。遅れて、おもたくみぞおちまで響く巨大で深い音。  分散していた人々の意識が一気に花火に集まる。おおとどよめきのような歓声があちらこちらであがった。つられて俺も声をあげた。空から見たら、無意識のうちに一致団結して顔が上向いて、面白い光景だっただろう。  花火が次々とあがる。最初から惜しみなく繰り出されて見入っていた。ぼうっとしている最中、ふと友人を見やった。視線を感じた予感がしたからだった。奴はやや驚いたようだったが、明滅する光に照らされて、いたずらに口を指差して笑っていた。なに、と問うと、口をあんぐりと開けているのが犬みたいだ、とのことだった。ただ馬鹿にされていることはよく解った。仕返しのつもりで歯に付いた青のりを指摘すると、すました顔をして、唇のあたりの皮膚がうごめいた。隠された場所で舌が青のりを払っているのだ。ふわふわしたなにかが意識を掠めた。  この情緒の正体がどういうかたちをしていたとしても、彼との関係性は良好でありたいと思った。
 了
「わたがしだらけ」 三題噺お題:駄菓子屋、空を飛ぶ、くすぐったい
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rucachihuahua · 5 years ago
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【#琉伽のいる生活】 家で作業する事が多いので お昼間は琉伽と部屋で一緒😀😀 でも琉伽ほとんど人の布団の上で 寝てます💤 そんな寝顔を見る事が癒しでも あるのですが😃😃 @ukyo.ah #今日の琉伽 #琉伽 #ちわわせ💝 #ちわわのいる生活 #ちわわ大好き #ちわわせ #ちわわすたぐらむ #ちわわらぶ #ちわわ好きな人と繋がりたい #犬の寝姿が最高の癒し #ちわわ親バカ部 #チワワロングコート #犬のいる生活#いぬすた #ちわわ部 #チワワフォーン #吉娃娃 #ちわわ不細工 #chihuahuainstagram #chihuahualover #chihuahualife #chihuahuagram @baruca0507 #chihuahualover @canva (右京動物病院) https://www.instagram.com/p/CDrFdG3go5J/?igshid=1p4yqe7qwse6m
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keredomo · 4 years ago
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『八月の光』、分厚いですよね(前半)
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 五月ですね。先日の雷鳴はどこでご覧になりましたか。美しかったですね。光で空が真っ白になるとき、私たちは諦めること以外に何かできるのでしょうか。呆然と立ち尽くすこと以外の何ができるのでしょうか。  あれは春の光でしたね。春の夜の白い光は淡くそら寒い。しかし、夏の光というのは、人に人を殺させるほどの眩い激しさを孕んでいるものです。暴力を無にしそうなほどの何かを。
 四月上旬、在宅勤務指示にともない理不尽に給与を減らされ、抵抗の意志をもってウィリアム・フォークナーの『八月の光』(原著1932)を読み始めました。加島祥造訳の新潮文庫版(1967)。本編は656ページまで。日本語とはなぜか幅をとるもので、訳書はたいてい原書の厚みの2〜3倍になるものですが、それにしても656ページかあ。長いね。  なんだか、なんだかね、「短く書かなければ読んでもらえない」圧力のもとに暮らしているとね、毎日悲しいんだ。生まれた言葉をみずから削ぎ落とさなければならないことが。肩の肉をナイフで切り落としている感覚がします。だからと言って、読んでくれと人に押し付けるのも申し訳なくてできない。誰かの時間を奪うことが憚られる。突然の吐露ですみません。  で、今日はもう一切憚らずに書こうと思います。なので、長くなります。もはや原作より長い(体感)。まあ実際は削ることのほうが書くことの本質であったりはしますが……。
 この記事は総体的に本書を論じるものではありません。『八月の光』を読んでいて気になった箇所を執拗にピックアップし、それについてうだうだ話す私的な記事です。未読の方が読まれてもおもしろいかどうかわかりません。読まれるための文章を書けなくてごめんなさい。  この記事の本編を読まなくても『八月の光』がどんな話かわかるよう、雑な人物紹介を書きます。ここだけ読んでお土産としてお持ち帰りください。
【主な登場人物】
リーナ・グローヴ:男に逃げられシングルマザー秒読みの20才。電波。
ジョー・ブラウン:クズ。生娘リーナを孕ませて逃亡。走る下半身。
ジョー・クリスマス:悲劇のヒロインを地で行く33才男性。
ジョアナ・バーデン:中年で初めて肉体の愛を知り気が狂う44才女性。
バイロン・バンチ:内面がない残念な35才男性。リーナに一目惚れ。
ゲイル・ハイタワー:町から追放された元牧師。妻は不倫のあげく自殺。
 これだけ役者が揃っていれば面白いに決まっていますね。ついでなのであらすじを新潮文庫の背から引用します。
臨月の田舎娘リーナ・グローヴが自分を置去りにした男を求めてやってきた南部の町ジェファスン。そこでは白い肌の中に黒い血が流れているという噂の中で育ち、「自分が何者かわからぬ」悲劇を生きた男ジョー・クリスマスがリンチを受けて殺される——素朴で健康な娘と、南部の因習と偏見に反逆して自滅する男を交互に描き、現代における人間の疎外と孤立を扱った象徴的な作品である。
 限られた字数でよくこんなにしっかりまとめられたものだ。私にはこんなに短くこの本を紹介することは逆立ちしたってできない。たしか新潮社の新卒入社試験では「好きな本を一冊選び、背のあらすじを書け」という課題が出ていた記憶があります。
 以上です。ご高覧ありがとうございました。残りの2万字はおまけです。
【目次】
42ページ まだ少女の妄言を笑っていられた私たち
52ページ バイロン・バンチには「内面」がないのか?
149ページ 出自が不明であることの恐怖
166ページ 孤児院、胸糞悪すぎるクリスマスの悲劇
171ページ こんなこと言われたら死んじゃう
202ページ 「野蛮人のように、犬のように」食うこと
306ページ 待ってました地獄の恋愛パート
343ページ 「あたしまだ祈る用意がないわ」依存と信仰
まだ半分かよ(ここまで372ページ)
42ページ まだ少女の妄言を笑っていられた私たち
『すくなくとも双子だわ』と彼女は唇も動かず声にもならぬ言葉で自分に言う。それから胎動は過ぎる。彼女はふたたび食べる。馬車は止らずにゆく、時間は止らずに進む。馬車は最後の丘を登りきり、彼らは煙を見る。
 一般的に、この本の主人公は二人いるとされます。その一人が、自分を孕ませて逃げた男が「私を待っているはず」と盲信し、その逃げ先もわからないまま「神様がすべてごらんになって正しいことは成就させてくれる」と信じて身重の身でありえない距離を放浪してその男を探す娘、リーナ。  先の引用は、ヒッチハイクした馬車に揺られて夜を行くリーナが、膨らみつつあるお腹をさすりながら独り言ちるセリフです。序盤のリーナの絶望的に愚かな猛進を呆れかえってハラハラしながら読んでいる頃で、リーナのように深く神だけを信じているわけではない私はまだこのセリフを滑稽だと笑っていました。  でも、実際にリーナは、見ず知らずの他人の親切と運のよさ=神のお導きを借りながら、最終的にはジョー・ブラウン(下半身)のいる町ジェファソンに辿り着きます。  「人事を尽くして天命を待つ」世界観を生きる私と「神を信じて人事を尽くす」世界観を生きるリーナにどれだけの違いがあるというのか。彼女を笑っていた私のほうが本当は愚かなのでしょう。
52ページ バイロン・バンチには「内面」がないのか?
なぜならどこで生れてどこで暮したにせよ、この男はただバッタみたいにこの国土で生きてきただけだ、と誰もみんな知っていたからだ。まるで、彼はそんな生き方をあまり長くつづけたので、いまでは彼のすべてがすっかり散らばって解体してしまったというようだ、残ったものといえばただ透き通って重さのない抜け殻、それも風のまま��あちこち行方を定めず吹きとばされてゆく抜け殻といったふうだった。
 ただ真面目に暮らして流れるに逆らわずに生きる。そんな生き方を1930年代のアメリカは嘲笑しています。このバッタのように生きるバイロン・バンチという男の人生は、その後リーナに一目惚れの恋に落ちることで一変する——かのように見えてやはり「運命に付き従う」だけの生を生き続けることになるのですが、リーナの信仰の敬虔さが積極的敬虔とも呼べるものだとすれば、バイロンの生き様は消極的敬虔とも言うべき代物かもしれません。  文学とは基本的に、運命(というか自然)に翻弄される人間がどうにかしてその運命と内面・自意識の葛藤に折り合いをつける様を描いているものですが、この「内面のない男」バイロン・バンチをばかにできるだけの抵抗の意志をもって生きていられる人間がこの世にどれだけいるのでしょう。
 この引用のすぐ後、バイロンが「怠け者ってのは、何一つしないでいて楽々と善人になれるってわけだなあ」と話すシーンがあります。私自身はこの男が述べるような「善」を軽蔑して生きていますが、同じようなセリフを誰かが嫌な顔で吐くのを現実で何百回と聞いてきた気がします。特に親世代の人間たちから。  でも、本当はみんな「内面」を持っているのに、それを表に出す手段を持っていないだけなのかもしれません。実際、読み進めていくと、バイロンにだって言い分もあれば意志もあるのです。バイロンが何ページにもわたって「リーナを保護したい」という望みを語る場面の情けない切実さときたら。  私がその内面を探れていない他人は、ただそれを私には示していないというだけかもしれない。「内面がない人物」という人物像の類型は2年ほど前に友人から与えられて初めて知った概念ですが(韓国映画『バーニング』が流行った頃です)、そう断じていい人物なんて本当にいるのでしょうかね。
 そういえば、リーナには一切の葛藤がありません。彼女は、何もかも神の御心のままに、と信じて粛々と行進しつづける。「内面がない」のでしょうか。信仰は内面の放棄と転嫁と言えるでしょうか。とても難しい。
149ページ 出自が不明であることの恐怖
 本書のもう一人の主人公とされるジョー・クリスマスは、作品の舞台である架空の都市ジェファソンの町に突然現れた謎の男として描かれます。寡黙でクールで残忍な雰囲気のキャラクター。この町の誰もあいつが誰なのか知らない流れ者。かっこいいですね。  あらすじに「黒い血が流れている」とありましたが、クリスマスの見た目はまるきり白人なのだそうです。だから、ミシシッピ州の人々は、彼が流浪者の白人であることを疑いません。  彼は孤児として施設で育ちました。そこで「あの子には黒人の血が混ざっている」という噂が立ち、クリスマス自身、その噂を否定しきるだけの確固たる「出自」を持っていないものですから、幼少期の無力から噂を飲み込んでしまいました。そのために、生涯にわたって「自分は黒人なのかもしれない」と苛まれ続けることになります。真偽のほどは明らかになりません。本当に、ただの噂なのです。ただの噂が彼の人生を決定するのです。  ちなみにクリスマスという名はクリスマスに孤児院に捨てられたことに由来します。何その泣かせる設定。その設定だけで白米五合食えますわ。
いわば黒い生命、黒い呼吸がその本体を融かしてしまって、だから声ばかりか動く肉体や光そのものまでが液化し、ひとつずつゆっくりまざって増大し、重たい夜と分ちがたく合体しているかのようだった。 
四方からは、そして彼の内部からさえ、黒人女たちの生殖力に満ちた声がささやきかけてきた。それはあたかも、彼やそのまわりの男という生きものすべてが、光なく熱く湿った原初の産みいだす女体の中に戻ってしまったかのようだった。(太字は原文傍点、以下同)
 フォークナーの文章力えげつないですね。実は5ページあたり1〜3文ほどフォークナーの文章力えげつねえ……と思わせる記述が出てくるのですが、全部拾うと大変なことになるので割愛します。
 「自分が何者であるか知ることができない」ということがこんなにも人間から安寧を奪い尽くし、何かを信じることを困難にするのだと、これほどはっきりと示す小説を私は初めて読みました。フィクションに登場する孤児は、「それでも人の愛を信じて生きることに決めた」みたいな明るい人物として描かれることが多い気がします。愛を表現するのに都合がいいのでしょうね。
 クリスマスはひょんなことから「北部人(ヤンキー)」として町人から敬遠されている女性ジョアナ・バーデン(冒頭でご紹介した「中年の恋」の人です)の家に食べ物を求めて忍び込んで以来、彼女との恋愛関係に沼に沈むように引き摺り込まれていくのですが、その彼女との袂別のきっかけは、彼女の信仰の強要をクリスマスが拒絶したことにありました。この凄まじい恋愛についてはまた後ほど。マジですごい2章が中盤にあります。
 (ところで「北部人」に「ヤンキー」ってルビ振るのかなり面白いんですけど、原文でどのように書かれているのか気になるところです。原書を持っている方がいらしたらぜひ教えてください。普通に「北部の人」かな。  ジョアナは黒人の支援や人権保護に取り組んでいる女性で、未だ奴隷制度の時代の香りに執着している南部の人間たちにとっては鼻つまみ者という感じ、現代日本語のヤンキーのニュアンスとはまた異なる人物像です。今だと何が近いだろ、「フェミニスト」とか?)
 クリスマスはけっしてジョアナを愛していると述べません。ずっと逃げることを考え続けている。怖いのでしょう。自分が誰であるかわからないまま誰かを正しく愛することは不可能です。それでも逆らえない。そうなれば、ただ愛の渦に巻き込まれていくだけです。  なんにもないところ、足場のないところにポンと生まれたとしたら、私は私になれただろうか。そういうことを、リアイティをもって想像させるのがクリスマスという男の存在であり、それを真実らしく書ききったフォークナーの凄味です。
166ページ 孤児院、胸糞悪すぎるクリスマスの悲劇
 第6章、クリスマスの孤児院時代の話に割かれた章は、吐き気のするような、女の性液の臭いと男の腐った口臭とに満ちています。冒頭、幼少期のトラウマは人の人生でけっして拭い去れないのだと宣告する文章から始まります。
記憶は認識力が働きだす前に早くも活動する。記憶する力は思い出す力よりも長い生命を保つのであり、認識力が疑ったときでさえ、記憶は揺がないのだ。
 捨て子であったクリスマスは幼少期を孤児院で過ごしました。第6章は、5才のクリスマスが不慮の事故でスタッフの女性の淫行を目撃してしまうシーンから始まります。性行為のあまりのグロさに身を隠していた垂れ幕のなかで嘔吐するクリスマス。かわいそうに……。  淫行を目撃された女性スタッフが逆ギレしてクリスマスに「黒人であることの罪」を着せ、孤児院から追い出すべくいろいろ手を回します。そこで彼女は「(孤児院の)番人」とかいう突如登場したよくわからない男に「アタシ悪くないもん!あいつ追い出すのに協力してよ!」と訴え、その男がOK任せろと手を貸しつつ、クリスマスを卑下するセリフが本当に耐え難い。
「わかってたのさ。どなたがあの子をあそこに置いたかはな——女の淫らな行いにたいする告示と呪い、それがあの子なんだ」
 最初この一節を読んだ時、淫行を目撃された女性スタッフを咎めるセリフなのではないかと救いを見いだしかけたのですが、その後を読み進めるとたんにクリスマスを貶めるだけのセリフだとわかって机を叩き割りそうになりました。  この、突如現れてクリスマスを追い出す役割だけを果たす「番人」の存在についてはいろんな解釈ができます。
 「さあ、言ってちょうだい。あんたがどんな目つきであの子を見ているか、あたし知ってるのよ。見てたんだから。五年間も」  「知ってるのさ」と彼は言った。「俺は悪がどんなものかを知ってるのさ。あの悪の証拠を立たせて神様の世界に歩かせたのは誰だと思う? 俺さ。神様のお顔の前に堕落の姿として歩かせたのは俺さ。」
 番人がキリスト教における悪あるいは人間の身勝手さの悪辣を具現化した存在だと読むのが一番楽なんですけど、そんな安直なことをフォークナーがするだろうか。となると、上記のセリフに鑑みるに、彼こそがクリスマスの本当の父親である可能性も出てきますね。  黒人女あるいは黒人の血が混じっているとされて迫害され卑しめられていた女を娼館かどこかで身勝手に孕ませて、しかし何らかの事情で仕方なく孤児院に孤児として引き入れた父親が、後ろめたさに耐えかねてクリスマスを葬ろうとしていたところに降って湧いたラッキーチャンス!を、実現する前の懺悔(自分が許されたいがための懺悔)ともとれます。  いずれにせよ胸糞悪すぎますね。大人になったクリスマスが密造したバーボンを頭からぶっかけてこいつらに火をつけましょうね(禁酒法時代!)。
171ページ こんなこと言われたら死んじゃう
「もし神様ご自身がこの部屋に入ってきたとしても」と彼は言った。「あんたのような女はそれを淫行のために来たものだと思うんだろうな」
 アタシ女だけどこんなこと言われたら舌���んで死んじゃう。スゲーこと言うな。  先の節から5ページしか経っていないのにお気づきでしょうか。これは例の悪魔か父親かわからない番人が淫行の女性スタッフに放ったセリフです。お前態度ぶれっぶれやんけ。その直後には「俺に、聖なる神様に、噓をつくな」、「答えろ、イゼベル!(訳注 聖書に出る邪悪な女の名)」などの発言をかましています。自称神様やば~。完全に統合が失調していますね。
 フォークナーは明らかに、制度化大衆化俗習化した信仰に疑問を抱いていて、この小説の最初段階(55ページ)に「教会の無意味な音があたりから一度に反響してくる」といった記述があったり、ハイタワーとかいう職能がクソ無能すぎるやばい牧師を登場させたりするあたりに顕著です。  牧師ハイタワーはこの小説の主要人物の一人で(禿げ上がって肥満ぎみなぶよぶよの初老の西洋人男性を想像してください)、自己の血統つまりアイデンティティの補強のためだけに牧師として町にやってきて、自分のおじいちゃんの南北戦争英雄譚を延々と町民に聞かせたあげく結論に聖書の一節をもってきてお茶を濁すことを何年も続けてきたかなりヤバい元牧師です。彼はその自己中ゆえに妻を自殺に追い込み、町の牧師を辞めさせられます。辞めさせられたのに町を退かず、ジェファソンの町にとって有事の際の憎しみの対象になり続けます。何かあったらハイタワーのせい。
 すでに世界が神<人間になってしまったことをフォークナーは隠しません。彼がこのぶよぶよの人物を設定したのは、クリスマスの血筋によるアイデンティティの空白をより際立たせるためであると同時に、当時キリスト教の信仰が人間のエゴイズムを正当化することにばかり用いられていた状況に反吐が出る思いだったのではないかと推察できます。  だからこそ、謎の番人のことを悪魔ともみえれば神ともみえるように描いたのではないでしょうか。番人は名前を持たず、妄言だけを残して物語からあっさりと去ります。クリスマスを呪うだけの役割を果たすのです。女の淫行をこんなにも非難しながら、クリスマスの追放に加勢しようとする、不可解な行動をその場に残して。あまりにもグロテスクですね。
202ページ 「野蛮人のように、犬のように」食うこと
 クリスマスはその後、「あくまで白人として」孤児院から養父母のもとに引き取られました。厳しい養父は自分の厳しい信仰のあり方を子に叩き込もうとして虐待じみたことすらおこなう人で、養母はその痛みをケアしようとおろおろと弱々しく優しくしたがる人。クリスマスは自尊心を保つために養母の庇護欲を拒絶し続けます。親子関係に遍く見られる悲しみですね……。  養父の信じる神を信仰することを頑なに拒む幼いクリスマスに激怒し、食事を禁じることで罰を与える養父。それを見かねて養母がこっそりと食べ物を与えようとする場面があります。
「おまえが何を考えてるか知っているよ。でもこれはそうではないんだよ。これは父さんに言われて持ってきたのではないんだよ。これはあたしだけの考えでしたこと。あの人は知らないんだよ。これはね、おまえにやれとあの人に命令されて持ってきた物じゃないんだよ」。  〔中略〕  相手の見まもるなかで、彼はベッドからおり、その盆を取ると部屋の隅へ運んでゆき、盆を裏返しにして食べ物を皿ごと床にぶちまけた。
 そのとき彼はちょうど八歳だった。その晩、それから自分は何をしたか、彼は覚えてはいた、しかし自分のしたことをほんとうに記憶として確認できたのは、それから幾年もたった後のことであった。彼の行為は幾年もたった後ではっきり記憶に刻みなおされたのだが——その夜、夫人が去ってから1時間して、彼は起きあがり、ベッドからおりて部屋の隅へ行った、そして前に敷物の上にひざまずいたのとはまるで違ったひざまずき方をすると、散らばった食物へかがみこみ、両手で食べた、野蛮人のように、犬のように。
 このシーンすごくよくないですか。ここで一度泣きました。  自分が壁に投げて床にべちょべちょに積まれていった冷や飯を、残飯を、生ゴミと化した食品を、家の埃や外の土と混ぜ合わされてしまった汚物を、それでも食わずにはいられず、跪いて手で口に掻き入れるところを想像してください。  施しを受けることを頑として拒絶するプライドを持ちながら(そのプライドは出自の不確かさを埋めるほどに絶大なものでなければならない)、一方で施しを受け入れなければ生きてゆくことができないことも理解していて、「犬のようにしか」与えられたものを貪ることもできない。  クリスマスは、引き裂かれたまま生きていくしかないことを理解していて、納得することは生涯ないのだと受け入れていて、ズタズタに傷ついたまま30歳を迎えたんです。そして彼は人を殺して人に殺された。殺されるための何の大義名分もなく。  こんな悲しいことがあるでしょうか。この章の冒頭、クリスマスがこの出来事から20年経ってもこの記憶と「この日に俺は男になった」という思念に従っていることが前置きされます。「男になる」という表現をとっているけれど、自分はもう二度と誰によっても癒されえないに決まっている、という絶望を意味しているのだと思います。
306ページ 待ってました地獄の恋愛パート
 100ページほど飛びました。飛んでいるあいだは、クリスマスが少年から青年になる過程で性欲ベースの初恋をしてうっかり養父を殴り殺して女に裏切られて絶望して放浪を始めるみたいな流れです。さもありなんって感じですね。やさぐれて娼館に赴いて「俺と寝る白人の娼婦は知らない間に黒んぼに抱かれているんだ、ざまあみろ」みたいな自傷をしているシーンも。  そういえば、この人は、自分が男であること以外には何一つとして自己の拠り所を持っていないんだな。だから娼館に通うのか。そうか……。養父からの虐待のせいで信仰も持てなかったクリスマスがこうなってしまうのは仕方ない気がする。神のほうがクリスマスを拒絶したわけだから、あなたは悪くないと思う。神が悪い。
自分の白い胸が肋骨の下でますます深く息を吸いこむのを感じ、見まもりさえして、体内に黒い臭気を——黒人の黒くて不可解な思想や存在を吸いこもうと努め、同時に吐く息ごとに体内から白い血や白い思想や白い存在を追い出そうとしていた。しかしその間も絶えず彼の鼻翼は自分のものにしようとしている黒い臭いの苦しさに白っぽく張りつめ、彼の全存在はその黒い臭気に反発する肉体や拒否する精神を押えこもうと懸命にもがきつづけていた。
 娼婦との性交ひとつでここまで自己存在を��えるのだからすごい。すごい辛そう。匿名の行為ってつまりは鏡を覗きこむことに過ぎないもんね。
 で、非匿名の恋愛の到来です。地獄の恋愛パートが始まります。  養父を殺して逃走し、逃げ疲れて食べ物を強盗するために侵入した家の主人の女(ジョアナ、41才独身、見た目は30ちょい)になんとなく匿われて暮らすうちにだんだん気になっちゃって、愛する気なんかさらさらなかったのに否応なく恋愛関係に絡めとられてしまったクリスマスの独白をどうぞ。
一年たった後でさえ、入ってゆくたびに新しく、自分が女の処女を奪うために忍びこんでゆくかのように感じた。いわば暗くなるごとに彼はすでに奪ったものをもう一度奪い直さねばならぬという気持にさせられたのだ——いやそれはあるいはまだ奪ってはいなくてこれからも奪えそうにないものだったのかもしれぬ。
 いい葛藤だなあオイ!!!!!(酒場のおっさん)
 ジョアナは行く宛のないクリスマスを自宅の敷地内の小屋に住まわせています。ただし、対話もなければ同情を与え合うこともありません。  あの夜、ジョアナの家に忍びこんで台所の調理された食料を貪るクリスマスを目撃したジョアナは、「あなたが食べ物を欲しいだけなのなら、そこにいくらでもあるわ」と「静かな、やや深くて非常に冷たい声で言った」だけでした。その後もずっとそんな感じ。  「好きに食え」というのは、クリスマスが養母から受けた「食べたいでしょう? 食べていいのよ、あなたのために用意したの。さあ食べなさい、欲しいのはわかっているのよ」という屈辱的な支配と施しとは真逆のもので、クリスマスにとっては初めての救いだったのではないでしょうか。切ね〜。  でもジョアナはひたすら無関心。ご飯は用意されるけど、食卓を共にすることもなし。寝室には忍び込むばかりで求められることも特になし。クリスマスが男性性を持て余して(そこにしか自己の拠り所がないから仕方ない)初めてジョアナの寝室に忍びこんだ際は、拒絶はされたが抵抗はされなかったそうです。やばいな。  翌日も普通に食事は用意されていて、あんな酷いことをしたのになぜ、と狼狽えるクリスマスは、「はいはい、このメシは黒んぼ用ってわけね」という謎の自虐でこの不可解を乗り切ろうとします。  もう!!!!!!!どう見てもお前の不幸の原因はお前自身だよこのクソバカ!!!!!!!!!!!!!!  いつまで悲劇のヒロインやってりゃ気が済むんだよオッサン(33)。リーナを見習え。
343ページ 「あたしまだ祈る用意がないわ」依存と信仰
 ジョアナの家に住み着くようになって、クリスマスは初めて「帰る家」を得て、ジェファソンの町で定職に就いて、安堵を己に許しかけていました。  が、ある夜、突然ジョアナが自分の出自をクリスマスに打ち明ける長話をします。その夜以来、ジョアナは「何もかも知ってくれている男」への依存を始め、クリスマスの方は「全てを掌握しきった女」として蔑ろにし始めます。  お互いにこう思い始めるともう人間関係はだめですね。相手を手に入れたと思ったらあとは壊れます。残念でした。尊重しあえないくらいなら諦めて距離を遠く保った方がいいのですが、依存が始まればそれももう難くなってしまう。心を許すことと心を明け渡すことには紙一重の差しかないから難しいです。苦しい。
彼女を眠らせずにいたのはそんなことのせいではなかった。それは闇の中から出てくる何か、大地の、夏そのものの中から出てくる何かだった。それが恐ろしくて惨めだというのも、実は直観的に、それが何も自分に害毒を与えないものだと知っていたからだ。それは彼女を占領し完全に出し抜きはするがけっして害を与えず、それどころか彼女を救って生活から恐怖を消し、平凡に、いや前よりも良い暮しをさせる何かなのだ。
 私は、ジョアナがクリスマスを受け入れたのは、食べ物を漁りにきた彼となら現実における「惨めさ」を共有できるのではないかと直観したからではないかと思います。でも、愛の依存が、温度差が、際立つ孤独が、断絶の苦しみが、恋の狂気が、癒着願望が、彼女を現実から追い出して無為な信仰へと放りこんてしまった。
ただ恐ろしいことに彼女は救われるのを欲していなかったのだ。「あたしまだ祈る用意がないわ」、目を大きく見開いて、静かに頑に、女は独り言を口にし、その間、窓からは月光が差しこんできて、部屋を冷たくて取り返しのつかぬ何か——ひどい後悔に駆りたてる何かで満たしていた。
 「あたしまだ祈る用意がないわ」というセリフ、私はすごく好きです。運命に押し倒されそうになったときに言ってみたい。  残念ながらジョアナはこんなことを言いながらすぐに神に祈り始めるのですが。なぜジョアナが信仰を保留してきたか、なぜジョアナがクリスマスを尊厳を持つ人間として扱いえたかはジョアナがクリスマスに語った長い長い独白からすべて読み取れるところですが、ここでは割愛します。  (この小説が長いのは登場人物の設定を全部書くせいです。ジョアナの過去編だけで20ページあって、過去っていうか血統の話をするので話が100年遡る。南北の因縁について書かなきゃいけないから仕方ないけど、まあ長いよね……。)
「神様、まだあたしがお祈りせねばならぬようにはしないでください。神様、もう少しだけあたしを地獄においてください。ほんのもう少しだけ」
 彼女が自分はもはや救われないとわかっていながらそれでも現実を引き止めようと神に縋ることをまったく笑えない。ここが、情念が狂気に変わる境界線ですよね。私たちは、ここを踏み越えないように日々、自分に我慢を強いていませんか。どうなっても納得できるよう、自分に都合のいい希望だけに寄りかかるのを我慢していませんか。  「もう少しだけあたしを地獄においてください」、地獄とわかっていれば、どうにか諦めもつくから。望まずにいられるから。しかし神に縋りはじめてしまえば、その歯止めはもうきかない。「神よ、なぜあなたは」が始まってしまってはもう。
 ジョアナとクリスマスの関係がぐずぐずに崩れていくことと、ジョアナが神に縋りはじめたことは綺麗に対比していて、彼女たちが終わりに抗う様に胸を痛めては、私が代わりに神を責めたいくらいの気持ちになります。
 このあと、情に絡めとられた二人の関係はだんだん取り返しのつかないものになっていき、ジョアナがクリスマスの子を流産してしまったのをきっかけに(はっきりとは書かれていないのですがそういうことでしょう)、二人は二人にとって最もよくない方向へ進んでいきます。  ジョアナが(おそらく、持てなかった子のかわりとして、あるいは関係の変化をもとめて、)クリスマスに教育を受けさせようとし始め、加えて信仰をも強制し始めたのは痛ましい姿でした。自分の伝手とお金を使ってクリスマスに大学に入り法学を学んでほしいと。私たち二人でよいほうを見ようよ、と。引け目を取り除いて、今よりよい二人になろうよ、と。  クリスマスの養子時代のトラウマを蘇らせるには十分すぎるほどです。それに、ジョアナのこの行いは、クリスマスに対して「今のあなたでは私にとって不十分だ」と突きつけることにほかなりません。クリスマス自身が望んだこともなかった学びを一方的に与えようとすることで、お前は不学の者だ、という烙印を捺したのです。  もうだめでしょう、この関係は。互いが互いにとって望ましくないことをすることしかできなくなってしまった。ジョアナも本当は、そんなことはとっくにわかっています。
女はベッドに横むきに倒れ、彼を見あげてその血の出た口から、「あたしたち二人とも死んだほうがいいらしいわ」といった。
 とても苦しい。愛というのはどんなに繊細に気をつけても必ずこうして終わってしまうのかもしれない。  二人が幸福になりたかったのかどうかはわかりません。でも、二人でいたかったから何とかして離れずにいられるよう手を尽くして、けれどその手を誤ってしまって、そうしてだめになってしまったのがあまりにもやるせない。彼らは間違えたのではなく、誤ることしかできなかったのでしょう。  ジョアナは、だめになるならばそれでも二人で、と覚悟を決めていましたが、クリスマスにはその覚悟は持てなかった。  ある夜、いよいよクリスマスはジョアナと殺し合うことになり、彼女を殺して茫然自失のまま逃走します。翌日には家も燃やしてしまう。そうして殺人の罪で追われる身となります。
それでも彼には旧式拳銃の二個の弾丸入りの薬室が見えたようであった。一つはすでに撃鉄が落ちていたがしかし不発のままであり、もう一方は撃鉄が落ちてはいなかったが落ちる準備はできていた。「あいつは俺と自分の両方を撃つ気だったのか」と彼は言った。彼は腕を引き、そして投げた。ピストルが草の茂みの中で何かに当る音が一度だけ聞えた。それからもう何の物音もしなくなった、「俺と自分の両方をな」
まだ半分かよ(ここまで372ページ)
 かなり割愛しながら書いているつもりですが、1万字書いてもまだ物語が半分しか進んでないのすごいな。本当はもっと緻密に読んでいくべき本なのでしょうが(人物の発語を「思考の流れ/現実に口にしたセリフ/脳内の会話および独白」に形式的に表現し分けてるの何だよその分類って感じだし、その書き分けもルールがあるように見えて無いのを分析しながら読むとおもしろい。案外テキトーなんだと思います)、細けえこたあいいんですよ。私はテーマについて話したいからテーマについてだけ話し続けます。
 いまWikipedia見たら「この作品の主題はおそらく孤独感である」って書いてあったけど、  待って、何? なんて?
 んなわけなくない?
 人間が孤独であることは単なる事実であってわざわざテーマにするまでもない当たり前のことです。あんなに濃厚に人物の人生を書き上げるフォークナーほどの書き手がそんな、「東京には東京タワーがあります」くらいわかりきったことをテーマに据えるわけないだろうが。孤独は主題になりえないただの事実だ。Wikipediaの筆者よ、孤独を了解しろ。  疎外感はそれはそうかもしれませんね。疎外感には普遍性はないので。クリスマスが「実存主義的人物」ってのは実存主義を読み違えておられませんか。決定論における読みや同性愛についての指摘に対しては、まあなんか、気持ちはわかるよ。テクストというのはいろんな読み方ができますよね。時代や価値観に従って色々な読み方をされるところまでがテクストの宿命。
 うん、色々な読み方があるよな。そうだよな。否定してごめん。ちょっと疲れてました。あなたはあなたの人生を好きに生きて。私は私の人生を生きます。さよなら。  はー。正直ちょっと登場人物に入れ込みすぎて書き疲れてきていましたが、Wikipediaを読んで元気になったのでもう少し続けます。Wikipediaはいいな。広場っぽい。ありがとう。募金しときます。
 というわけで後半に続きます。
(2020/05/12 10:39)
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