#私を撃って下さい
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無防備に他人をコケにする人間は、標的(撃たれる的・私を撃ってください)として立候補している
#私を撃って下さい#間抜け#きれいごと#竹中#平蔵#立候補#毅然と#すっくと#立ち上がる#さあ私を撃て#コケに#バカに#無防備#SP#SPつけたほうがいいよ#高級車はガレージに入れないと傷つけられるよ#路上駐車(笑)#露駐車笑#うざい自称善人#富裕サヨク#笑
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ある時、初対面にも関わらず私の一言一言を悪くとり、攻撃的な態度をとる人に出会った。どうやら私に出会う前に何か悪印象を持つ話を聞いたらしい。その人の誤解を解きたかったが、理解を求めても言い訳にしか聞こえないだろうし、むしろこの調子では悪くしかとらないだろう。
私はその人に理解してもらおう、承認してもらおうとするのを諦め、ともかくその人の話を訊くことにした。そして話の一つ一つを興味深く聞くように試みてみた。「どんな研究されてきたんですか?」「へえ、それはどんなものですか?」訊いては、相手の話を聞く。そしてその答えに驚き、面白がるように。
すると、相手はだんだんと気持ちよく話してくれるように。自分の話を興味深く聞いてくれるものだから、あれも話してあげよう、これも話してあげよう、と前のめりな姿勢になった。私が「へえ!」「ほう!」と驚きの声を上げ、面白がるから、ますますノリノリに。すると、相手の表情から険しさが消えた。
そして「実は会う前に篠原さんの悪口を聞いていて、かなり悪い印象を持っていた」と白状してくれた。誰から聞いたのかも。「その人と何があったの?」と訊かれたので、あくまで私から見えた景色ですけど、と前置きして、私なりの理由を述べた。すると、その人は理解を示してくれた。
「なんだ、相手に承認や理解を求めるより、こちらから相手を理解し承認したほうがいいのか!」と発見できた。こちらから理解や承認を提供すると、相手は「なんでこの人は自分のことをこんなに理解し、承認してくれるんだろう?」と不思議に思い、「この人を理解したい」という気持ちが生まれるらしい。
では、私はその人を理解し、承認しようとしたか?というと、そうでもない。何せ私に会う前から反感と悪意を募らせてるような人、私からおつきあいは願い下げだと思ってたから、正直、どうでもよかった。でも、どうせならこの不幸な出会いを逆転させる方法はあるのだろうか、と実験してみる気に。
私がやったのは「訊く」、そして「驚き、面白がる」の2つだけ。相手を承認しようとか理解しようとか、大層なことをしようとしたわけではない。どうせならこの人から、自分の知らない知識や情報得られないかな、と思って、色々「訊く」ことにしてみただけ。
そして、こちらの質問に気持ちよく答えてもらうために「驚き、面白がる」を加えただけ。実際、この「訊く」と「驚き、面白がる」のコンボで、その人から思いもかけぬ話を聞けたので面白かった。ところが私のそうした対応は、相手からしたら「理解してくれた、承認してくれた」感があるらしい。
なんだ、承認だとか理解だとかいう重々しい言葉を使うと、相手の存在を丸ごと承認したり理解したりしなきゃいけないのか、と深刻に捉えてしまうけど、単に相手の話を訊き、驚き、面白がってさえいれば、人は理解してもらえた、承認してもらえたと勝手に感じるものなのか。そう感じた出来事だった。
note / 承認・理解を得ようとするより「訊く」・「驚き、面白がる」/ shinshinohara shinshinohara
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MHA Chapter 429 spoilers translations
This week’s initial tentative super rough/literal translations under the cut.

1 僕の"個性"が「家系のどこにも属さないとつぜんへんい」だと聞いて ぼくの"こせい"が「かけいのどこにもぞくさないとつぜんへんい」だときいて boku no "kosei" ga 「kakei no doko ni mo zokusanai totsuzen hen'i」 da to kiite I heard my quirk is "a sudden mutation that didn't belong to any of the family's lineages."
2 パパもママもシスターもおじさんもおばさんもばぁばもじぃじも大じぃじも急に優しくなくなった パパもママもシスターもおじさんもおばさんもばぁばもじぃじもおおじぃじもきゅうにやさしくなくなった PAPA mo MAMA mo SHISUTAA mo ojisan mo obasan mo baaba mo jiiji mo oojiiji mo kyuu ni yasashiku nakunatta Papa, Mama, Sister, Uncle, Aunt, Grandma, Grandpa, and Great-Granddad all of a sudden stopped being nice to me.
tagline 1 ある少年の独白ーー あるしょうねんのどくはくーー aru shounen no dokuhaku-- A boy's soliloquy--
3 皆は僕を縛りつけて地下室に閉じ込めた みんなはぼくをしばりつけてちかしつにとじこめた minna wa boku wo shibari tsukete chikashitsu ni tojikometa They tied me up and locked me in the basement.
4 恐くて悲しくて泣き叫んでいたら こわくてかなしくてなきさけんでいたら kowakute kanashikute nakisakende itara I was scared and sad and crying out.
5 口が大きく開かないよう縫われた くちがおおきくひらかないようぬわれた kuchi ga ookiku hirakanai you nuwareta My mouth was sewn shut to prevent it from opening wide.
6 何年経ったかわからないある日 なんねんたったかわからないあるひ nannen tatta ka wakaranai aru hi One day, after I don't know how many years passed,
7 「この国は終わる」と言って 「このくにはおわる」といって 「kono kuni wa owaru」 to itte they said, "This country is finished,"
8 人抱えの水と菓子パンを放り込んだきり ひとかかえのみずとかしパンをほうりこんだきり hito kakae no mizu to kashi PAN wo hourikonda kiri and after they threw in what water and pastries they could carry
9 皆は二度と現れなくなった みんなはにどとあらわれなくなった minna wa nido to arawarenaku natta none of them ever appeared again.
tagline 2 No.429 私が来た! 堀越耕平 ナンバー429 わたしがきた! ほりこしこうへい NANBAA 429 watashi ga kita! Horikoshi Kouhei No. 429 I Am Here! Kouhei Horikoshi
10 しばらく経って しばらくたって shibaraku tatte After a while,
11 もの凄い衝撃と共に地下室にキレツが入ったので ものすごいしょうげきとともにちかしつにキレツがはいったので monosugoi shougeki to tomo ni chikashitsu ni KIRETSU ga haitta node with a tremendous impact, a crack entered the basement, so
12 なんとか外に出ることができた なんとかそとにでることができた nantoka soto ni deru koto ga dekita I managed to get outside.

1 久し振りの日の光はとても痛くて恐かった ひさしぶりのひのひかりはとてもいたくてこわかった hisashiburi no hi no hikari wa totemo itakute kowakatta The light of the sun for the first time in such a long time was very painful and scary.
2 何がいけなかったのだろう なにがいけなかったのだろう nani ga ikenakatta no darou What was it that I did wrong?
3 何でこんなに悲しいのだろう なんでこんなにかなしいのだろう nande konna ni kanashii no darou Why am I so sad like this?
4 とにかく僕は とにかくぼくは tonikaku boku wa In any case, I
5 ずうっと恐くて悲しいのに ずうっとこわくてかなしいのに zuutto kowakute kanashii noni am always so scared and sad,
6 なのにど��してこの人たちは なのにどうしてこのひとたちは nanoni doushite kono hito-tachi wa so why is it these people
7 笑っているんだろう わらっているんだろう waratte irundarou are smiling?

1 人の喜ぶ顔が好きだった ひとのよろこぶかおがすきだった hito no yorokobu kao ga suki datta I liked people's happy faces.
2 だからヒーローを目指したのに だからヒーローをめざしたのに dakara HIIROO wo mezashita noni That's why I aimed to be a hero, but
3 お茶子ちゃんは おちゃこちゃんは Ochako-chan wa Ochako-chan,
4 ヒーローらしく正しい事をするだけでよかったのに ヒーローらしくただしいことをするだけでよかったのに HIIROO rashiku tadashii koto wo suru dake de yokatta noni it would have been fine to just do the correct thing like a hero would. (Note: This is a flashback to chapter 395.)
5 ぐうっ guu "Ggh."
6 なのに余計な事"考えて"… なのによけいなこと"かんがえて"… nanoni yokei na koto "kangaete"... You nevertheless think about unnecessary things… (Note: Still a flashback to chapter 395.)
7 私は わたしは watashi wa I
8 ヒミコちゃんの命の上に生かされた ヒミコちゃんのいのちのうえにいかされた HIMIKO-chan no inochi no ue ni ikasareta was made to survive over Himiko-chan's life.
9 私のした事は わたしのしたことは watashi no shita koto wa What I did...

1 麗日さん‼︎ うららかさん‼︎ Uraraka-san!! "Uraraka-san!!"
2-3 デクくん DEKU-kun "Deku-kun,"
4 どうして doushite "why..."
5 ここが koko ga "this place..."
6 どうやって… dou yatte... "how did you..."
7 なんとなく…! nantonaku...! "Somehow or other*...!" (*Note: This "somehow" has an implication that the answer is unimportant to the speaker, like "It's not a big deal," or "Never you mind that.")
8 ワン・フォー・オールでとんできた WAN FOO OORU de tonde kita "I flew up here with One For All."

1 此処は ここは koko wa "This place is"
2 大切な話をした場所だから たいせつなはなしをしたばしょだから taisetsu na hanashi wo shita basho dakara "where we had an important conversation, that's why."
3 そうやなくて sou yanakute "That's not what I mean."
4-5 一旦家帰るって言ったやん いったんいえかえるっていったやん ittan ie kaeru tte itta yan "Didn't I say I'd go home temporarily?"
6 帰れてたら帰れてたで良いんだでも かえれてたらかえれてたでいいんだでも kaeretetara kaereteta de iinda demo "If you had gone home, that'd have been fine, but"
7 此処にいると思ったんだ ここにいるとおもったんだ koko ni iru to omottanda "I thought you'd be here."
8 ……何で ……なんで ......nande "......Why?"
9 …見られたくないのに …みられたくないのに ...miraretakunai noni "...I didn't want to be seen."
10 ごめん gomen "Sorry."
11 でも…見せてほしいんだ でも…みせてほしいんだ demo...misete hoshiinda "But...I want you to show me."
12 だって麗日さんは だってうららかさんは datte Uraraka-san wa "Because, Uraraka-san,"
13 いつもそうじゃないか itsumo sou ja nai ka "aren't you always like that?*" (Note: He's talking about how Ochako has been keeping up a happy facade for a while but he wants her to let him see her sadness.)

1 入試の時だって にゅうしのときだって nyuushi no toki datte "Even at the entrance exam,”
2 私の"個性"ごめんね勝手に わたしの"こせい"ごめんねかってに watashi no "kosei" gomen ne katte ni It's my quirk. Sorry for stopping you, but...
3 でも転んじゃったら縁起悪いもんね でもころんじゃったらえんぎわるいもんね demo koronjattara engi warui mon ne well, it's a bad omen to trip and fall. (Note: This is from chapter 3.)
4 合否のポイントのことだって ごうひのポイントのことだって gouhi no POINTO no koto datte "even about the points [I needed] to pass,"
5 私のポイント分けるって出来ませんか⁉︎ わたしのポイントわけるってできませんか⁉︎ watashi no POINTO wakeru tte dekimasen ka!? Can you give him some of the points I earned!? (Note: This is from chapter 4.)
6 ずっとーーー zutto--- "all the time---"
7 ーーいつも --itsumo "--always."
8 でもデクって「頑張れ」って感じで でもデクって「がんばれ」ってかんじで demo DEKU tte 「ganbare」 tte kanji de But "Deku," well... It just screams, "Do your best!!"
9 なんか好きだ私 なんかすきだわたし nan ka suki da watashi I kinda like it. (Note: This is from chapter 7.)
10 自分の事より じぶんのことより jibun no koto yori "More than yourself,”
11 他人を優先して! ひとをゆうせんして! hito (kanji: tanin) wo yuusen shite! "you make other people your priority!"
12 体育祭の時だって たいいくさいのときだって taiikusai no toki datte "Even during the sports festival."
13 いつも itsumo "Always,"
14 ずっと! zutto! "all the time!"

1 デクくん落ち着け! デクくんおちつけ! DEKU-kun ochitsuke! Deku-kun, calm down! (Note: This is from chapter 211.)
2 ずっと救けられっぱなしだ! ずっとたすけられっぱなしだ! zutto tasukerareppanashi da! "You've always been saving me!"
3 彼のヒーローアカデミアでいさせて下さい! かれのヒーローアカデミアでいさせてください! kare no HIIROO AKADEMIA de isasete kudasai! Please let him stay at his hero academia! (Note: This is from chapter 324.)
4 僕のヒーローだ! ぼくのヒーローだ! boku no HIIROO da! "You're my hero!"
5-6 だから…君の強さだけに寄りかからない だから…きみのつよさだけによりかからない dakara...kimi no tsuyosa dake ni yorikakaranai "That's why...I won't rely on only your strength [alone].”

1 手を握るだけで心が和らぐんだよ てをにぎるだけでこころがやわらぐんだよ te wo nigiru dake de kokoro ga yawaragunda yo "Just holding hands soothes the heart."
2 …ヒミコちゃん ...HIMIKO-chan "...Himiko-chan."
3 ヒーローが辛い�� ヒーローがつらいとき HIIROO ga tsurai toki When heroes are hurting...
4 私のせいで死んじゃった わたしのせいでしんじゃった watashi no sei de shinjatta "It's my fault she died."

1 私が刺されなかったら…‼︎ わたしがさされなかったら…‼︎ watashi ga sasarenakattara...!! "If I hadn't been stabbed...!!"
2 余計なこと考えたから…‼︎ よけいなことかんがえたから…‼︎ yokei na koto kangaeta kara...!! "It's because I thought about unnecessary stuff...!!"
3 人に血を分けられる"個性"だったの…‼︎ ひとにちをわけられる"こせい"だったの…‼︎ hito ni chi wo wakerareru "kosei" datta no...!! "It was a quirk that could give out blood to people...!!"
4 あんな形でなくても…!見つけられる方法がなかったかなあっ‼︎ あんなかたちでなくても…!みつけられるほうほうがなかったかなあっ‼︎ anna katachi de nakutemo...! mitsukerareru houhou ga nakatta ka naa!! "Even if it didn't seem like [it could do] that...! I wonder if there wasn't a way I could have found that out [sooner]!!"
5 もっと早く…!!! もっとはやく…!!! motto hayaku...!!! "[If I had been] faster...!!!"
6 気付けてたら‼︎ きづけてたら‼︎ kudzuketetara!! "If I only I had realized!!"
7 もっと motto "[If I had been] more..."
8 子どもの時に会えてたら違ったかなあ⁉︎ こどものときにあえてたらちがったかなあ⁉︎ kodomo no toki ni aetetara chigatta ka naa!? "Would it be different if we had met when we were children!?"
9-10 誰がヒーローを守ってあげられるだろう だれがヒーローをまもってあげられるだろう dare ga HIIROO wo mamotte agerareru darou ...who protects the heroes?
11 僕も ぼくも boku mo "Me, too."
12 転弧…死柄木弔に…同じ事引きずってる てんこ…しがらきとむらに…おなじことひきずってる Tenko...Shigaraki Tomura ni...onaji koto hikizutteru "Tenko...about Tomura Shigaraki...I've been dragging around the same things."
13 この戦いをこれまでと同じように消費していかないように このたたかいをこれまでとおなじようにしょうひしていかないように kono tatakai wo kore made to onaji you ni shouhi shite ikanai you ni "I hope I don't let this fight consume me in the same way as I did before."
14 AFOに言われたよ オール・フォー・ワンにいわれたよ OORU FOO WAN ni iwareta yo "All For One told me,"
15 おまえのしようとしてる道は茨の道だって おまえのしようとしてるみちはいばらのみちだって omae no shiyou to shiteru michi wa ibara no michi datte "the path you've chosen is a thorny one." (Note: This is a reference to chapter 316.)

1 それでも…ーー soredemo...-- "Even so...--"
2 余計なお世話でも手を差し伸ばしていけば…きっと必ず‼︎ よけいなおせわでもてをさしのばしていけば…きっとかならず‼︎ yokei na osewa demo te wo sashinobashite ikeba...kitto kanarazu!! "even if it's none of my business, if I reach out my hand...then surely, definitely...!!" (Note: This line isn’t cut off, but the conclusion of what will “surely, definitely” happen is implied and unspoken.)
3 あ‼︎マジでいたア‼︎ a!! MAJI de itaA!! "Ah!! They really were here!!"
4 麗日あ‼︎俺らも来たぞ! うららかあ‼︎おれらもきたぞ! Urarakaa!! orera mo kita zo! "Urarakaa!! We're here, too!"
5 お茶子ちゃんのばか! おちゃこちゃんのばか! Ochako-chan no baka! "Ochako-chan, you idiot!"

1 言ってくれるの待ってたのよ何でも思ったら言っていいのよ いってくれるのまってたのよなんでもおもったらいっていいのよ itte kuraru no matteta no yo nandemo omottara itte ii no yo "I was waiting for you to say [something]! Whatever you're thinking about, it's fine for you to say it!"
2 ブッ飛ばしてたけど ブッとばしてたけど BUttobashiteta kedo "They flew you over here, but"
3 残り火大丈夫か? のこりびだいじょうぶか? nokoribi daijoubu ka? "are the embers okay?"
4 うん un "Yeah."
5 え e "Eh?"
6 "残り火"…ってえ…それって "のこりび"…ってえ…それって "nokoribi"...ttee...sore tte "'Embers,' you said... That's..."
7 待て待て まてまて mate mate "Wait, wait!"
8 なんで言ってくんねーんだよ なんでいってくんねーんだよ nande itte kunnenda yo "Why didn't you tell us?"
9 ワン・フォー・オールは完遂した ワン・フォー・オールはかんすいした WAN FOO OORU wa kansui shita One For All completed it, (Note: This word means something like "carried out, accomplished" but in the officials keeps getting translated as "completed.")
10 義勇の力が紡ぎ上げた力の結晶を ぎゆうのちからがつむぎあげたちからのけっしょうを giyuu no chikara ga tsumugi ageta chikara no kesshou wo the crystallization of power spun by the brave and righteous.

1 今度は こんどは kondo wa Next time,
sign 青山送別会‼︎ あおやまそうべつかい‼︎ Aoyama soubetsu-kai!! Aoyama farewell party!!
2 皆で紡げていけたら みんなでつむげていけたら minna de tsumugete iketara if we can all spin it [together]...
3 チャートの拡大? チャートのかくだい? CHAATO no kakudai? "Expanding the chart?"
4 ええまァ一環ですが ええまァいっかんですが ee maA ikkan desu ga "Yes, well, that's part of it."
5 もち復興の目度がたってからですよ もちふっこうのめどがたってからですよ mochi fukkou no medo ga ta tte kara desu yo "Of course, it's for after the reconstruction is further along."
6 今回の戦い俺たちヒーロー以外の活躍が大きすぎた こんかいのたたかいおれたちヒーローいがいのかつやくがおおきすぎた konkai no tatakai ore-tachi HIIROO igai no katsuyaku ga ooki sugita "In the battle this time, there were too many great feats [done by those] other than us heroes."
7 現職業ヒーローと併せて"英雄"もピックアップしていきます げんしょくぎょうヒーローとあわせて"えいゆう"もピックアップしていきます genshokugyou HIIROO to awasete "eiyuu" mo PIKKUAPPU shite ikimasu "Along with the current professional heroes, we'll pick up heroes* as well." (*Note: The word used for pro heroes is from the English, "hero," pronounced as HIIROO in Japanese. This new list of "heroes" Hawks suggests uses the Japanese word for hero, eiyuu. Not coincidentally, "UA" gets its name from reversing the kanji in eiyuu: ei・yuu -> yuu・ei.)
8 人気制度を失くす方に傾くと思ってたが にんきせいどをなくすほうにかたむくとおもってたが ninki seido wo nakusu hou ni katamuku to omotteta ga "I was thinking you'd lean towards losing the popularity system, and yet..."
9 功罪の罪に目を向ければそりゃそうですが こうざいのざいにめをむければそりゃそうですが kouzai no zai ni me wo mukereba sorya sou desu ga "If you shift your focus to the cons over the pros, that makes sense, but"
10 俺は功を捨てずにアップデートしたいんス おれはこうをすてずにアップデートしたいんス ore wa kou wo sutezu ni APPUDEETO shitainSU "I want to update it without throwing out the good points."

1 どんな"最高"にも手には限りがある どんな"さいこう"にもてにはかぎりがある donna "saikou" ni mo te ni wa kagiri ga aru "No matter if you're the greatest, your hands have limits."
2 より多くを救えるとしたらそれはきっと職業ヒーローじゃない よりおおくをすくえるとしたらそれはきっとおれたちじゃない yori ooku wo sukueru to shitara sore wa kitto ore-tachi (kanji: shokugyou HIIROO) ja nai "If more can be saved, it's probably not [by] us (read as: professional heroes)."
3 最高のヒーローがたくさんいるようなーー さいこうのヒーローがたくさんいるようなーー saikou no HIIROO ga takusan iru you na-- "It seems like there are a lot of greatest* heroes--" (*Note: Grammatically in English this would read as "there are a lot of great heroes," but the word used here is a superlative, "greatest," used since chapter 1. All Might called Izuku the greatest hero, then later called both Izuku and Katsuki the greatest heroes, and now he's saying there are even more "greatest heroes" than that.)
4 えぇ ee "Yes."
5 ハア HAA "Hah." (Note: This is the sound of someone panting out of breath.)
6 ハア HAA (Note: This is the sound of someone panting out of breath.)
7 何で なんで nande "Why"
8 僕だけ ぼくだけ boku dake "am I the only one"
9 こんなに‼︎ konna ni!! "like this!!"

1 ボク! BOKU! "Child!"
2 あのあと あの子はヒーローに助けてもらえたのか あのあと あのこはヒーローにたすけてもらえたのか ano ato ano ko wa HIIROO ni tasukete moraeta no ka After that, was that child able to be saved by a hero?
3 今でも寝れなくなるときがある いまでもねれなくなるときがある ima demo nerenaku naru toki ga aru Even now, there are times I cannot sleep. (Note: This line implies that the reason she couldn't sleep was because she was kept up by the previous question of wondering if "that child" was saved.)
4 あの日緑谷出久がもたらしたモノ あのひみどりやいずくがもたらしたモノ ano hi Midoriya Izuku ga motarashita MONO "What Izuku Midoriya brought about that day,"
5 応援でもなんでも…"何かせずにいられない" おうえんでもなんでも…"なにかせずにいられない" ouen demo nandemo..."nanika sezu ni irarenai" "whether it's cheering someone on or otherwise...'I can't help but do something.'" (Note: Hawks is saying Izuku inspired within people a feeling or thought like "I can't help but do something," which first manifested as them all cheering Izuku on.)
6 あの日きっと皆に届いた…そしてその先にはある筈です あのひきっとみんなにとどいた…そしてそのさきにはあるはずです ano hi kitto minna ni todoita...soshite sono saki ni wa aru hazu desu "I'm sure it reached everyone that day... And there must be something after that."

1 もう大丈夫だからね もうだいじょうぶだからね mou daijoubu dakara ne "It's okay now."
2 "おばあちゃんが来た"からね "おばあちゃんがきた"からね "obaachan ga kita" kara ne "Because Grandma is here."
3 おーい ooi "Heeey!"
4 どうした2人とも! どうした2りとも! doushita 2ri tomo! "What's up, you two!"
5-6 ヒーローが暇な社会 ヒーローがひまなしゃかい HIIROO ga hima na shakai A society where heroes have [too much] free time.
tagline デクたちが起こした風はやがてーー次号最終回ポスターCカラー! デクたちがおこしたかぜはやがてーーじごうさいしゅうかいポスターCカラー! DEKU-tachi ga okoshita kaze wa yagate---jigou saishuukai POSUTA C KARAA! The wind brought about by Deku and the others will eventually-- Next issue final poster C color!
#my hero academia leak translations#mha 429#bnha 429#my hero academia manga spoilers#epilogue arc spoilers#i had some visceral initial reactions to moments in this chapter#but pondering time and translation have helped it grow on me a lot#anyways here's Captain Grandma
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私の「ダブスタコレクション」にまた新作が加わりました。他にもあったら教えてください。 ・保守派言論人が差別発言 ⇒「人権侵犯だ!」「差別扇動者だ!」 ・左翼言論人が差別発言 ⇒「真意は測りかねる」「コメントは控える」←New!! ・与党議員が批判を受ける ⇒「国民の声に耳を傾けろ!」 ・野党議員が批判を受ける ⇒「アンチの罵詈雑言!」「怒涛のような攻撃に辟易!!」 ・与党議員が事前運動疑惑 ⇒「公職選挙法違反!」「逮捕しろ!」 ・野党議員が事前運動疑惑 ⇒「政治活動の発言だ」 ・与党議員が地元有権者にクッキーを渡す ⇒「公職選挙法違反!」「買収だ!」 ・野党議員が地元有権者に日本酒を渡す ⇒「会合の対価だ」 ・与党議員が政治資金収支報告書に不記載 ⇒「裏金だ!」「脱税にあたる重大犯罪だ!」 ・野党議員が政治資金収支報告書に不記載 ⇒「記載ミスなので訂正した」 ・与党が世襲候補者を擁立 ⇒「異常事態だ!」「政治不信を招く!」 ・野党が世襲候補者を擁立 ⇒「世襲っぽいけど世襲じゃない」 ・与党議員が不祥事で謝罪 ⇒「疑惑はより深まった!」 ・野党議員が不祥事で謝罪 ⇒「本人が撤回しているので、それでいいのではないか」 ・与党議員が特定宗教と付き合い ⇒「特定宗教から祝電や取材を受けるだけでもアウト!」 ・野党議員が特定宗教と付き合い ⇒「個人の思想なので問題ない」 ・与党議員が演説中に薬莢を投げつけられる ⇒「暴力ではなく抗議活動」 ・野党議員事務所に生卵が投げつけられる ⇒「民主制を脅かす卑劣なテロ!」 ・リベラル弁護士が懲戒請求や監査請求をやる ⇒「正当な権利行使!」 ・リベラル弁護士が懲戒請求や監査請求をやられる ⇒「リーガルハラスメント!」 ・与党や右派を批判し、ネタにする漫才 ⇒「見事な社会風刺!」「お笑いの本当の役割を教えてくれた!」 ・野党や左派を批判し、ネタにする漫才 ⇒「完全に無理」「冷笑系しぐさ本当にやめた方がいい」「テレビ消した」 ・韓国女性DJがビキニ ⇒「男性に媚びるのではなく、自己表現としてのセクシーさ!」「自分の好きな格好をして何が悪い!」 ・グラビアアイドルがビキニ ⇒「男性に媚を売り、性的消費を助長する!」「悪い大人に無理矢理着せられた被害者!」 ・天皇陛下の写真を燃やす映像展示 ⇒「表現の自由だ!」 ・二次元萌え絵広告 ⇒「環境型セクハラ!」「男が思い描く女の虚像!」「性的搾取だ!」 ・我が国が防衛力強化 ⇒「軍事大国になるぞ!」「1発撃てば何百発も返ってくる!」 ・北朝鮮からミサイル ⇒(ダンマリ) ・不法行為をおこなう外国人問題について国会質疑 ⇒「外国人差別だ!」「ヘイトスピーチだ!」 ・難民申請中の外国人が女子中学生に性暴行 ⇒(ダンマリ) ・福島第一原発から処理水を放出 ⇒「欺瞞だ!」「毒は薄めても毒!」「断じて許せない!」 ・中国の原発から、福島第一原発処理水の9倍量のトリチウムを放出 ⇒(ダンマリ) 結局マスコミは「自分たちの書き方ひとつで国民はコロっと騙せる」と完全に我々を舐めてかかってるんですよ。私たちはこんな姑息なやり口に断固として乗るべきではありません。「事実をありのままに報道する」というまともな働きひとつできないならサッサと滅んでください。
新田 龍 / X
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色々な人から都知事選のことを聞かれるので一応書いておきますね。少し長い文章なので、興味ある人は読んで下さい。 日曜日に日本テレビの選挙特番で、東京都知事候補だった石丸伸二さんと初めて話しました。中継のせいなのか、出来の悪い生成AIみたいな話しぶり、という印象でした。いや、今時ChatGPTでももっとスムーズに会話できるので、面白かったです。本来は聡明な方でしょうから、そういう戦略だったんでしょうね。 全編はネットで観られると思うのですが、あらためて説明をすると、僕が一番関心を持ったのは、石丸さんが何をしたい人なのかということです。 たとえば石丸さんは、今後の政治活動について聞かれて国政進出を否定しませんでした。都道府県知事というのは「行政の長」です。一方で国会議員になるということは、「立法府の一員」となる、ということです。法律を作る仕事ですね。 だから知事を目指すことや、市長であることと、国会議員を目指すということは、「転職」といってもいいくらい違う仕事の話なんです。だからその点を質問されたら、答えって何パターンもないんですよ。 具体的に作りたい法律の話をするか、行政の限界の話をするか、になるはずなんです。仮に現在は意思がなく、仮定の話だったとしても、です。てっきり、そういった答えが返ってくるのかと思いました。 たとえば僕は国会議員になりたい気持ちは全くないですが、たまに取材などで「もし国会議員になったら何をしたいですか」と聞かれることがあります。その時は具体的に、作りたい、修正したい法律の話をします。曖昧に「少子化対策」とか「東京一極集中の打破」とか言っても意味がないんです。だってそれは、国会議員以外でもできうることだから。世論を盛り上げるという意味で言論人でもいいし、NPOなどソーシャルセクターで働いた方がいいことかもしれない。なぜ他の仕事ではなく、国会議員なのか。それって結局は、法律の話なんです。 だから、やりたいことが具体的な人の場合、行政と立法が混じるってことは、あんまりないんですよね。あるとしたら、何でもいいから政治家になりたい場合。どこでもいいから選挙で勝てばいいと考えている場合。(それは他の候補者にも言えます) あれ、そ���って石丸さんの定義した「政治屋」そのものじゃないの? 僕は安芸高田市民ではないので批判する立場にはありませんが、市長は途中で辞めてるし。 だから、石丸さんの批判する「政治屋」と、石丸さん自身がどう違うのかを何度も聞いたんです。そこを聞けば、具体的な話になると思ったからです。でもならなかった。こっちとしては不思議でした。 今回のやりとりのように「答えない」という戦略があってもいいと思います。だとしたら、選挙特番などの番組自体に出ない方がよかったと思うんですよね。 もし僕が石丸さんのアドバイザーだったら、テレビ局からの出演オファーは全て断りました。 石丸さんって、YouTubeやTikTokなど、自分が主役になれて、演出もできるメディアを中心に人気を集めてきた人ですよね。いい部分だけを見せてきた。これは別にネット特有の現象ではなく、昔からある一流俳優さんのブランディングと近いです。極��、トークやバラエティ番組には出ない。出演するとしたら、自分に配慮してくれる司会者のいる、自分が主役になれる番組だけ。実際、うまくブランディングできている俳優さんって多いと思います。 そういう戦略でやってきたんだったら、「私を応援してくれた方にまず感謝をしたいんです」と言って、開票が始まってからは、支持者とだけ交流して、それをYouTubeなどで流せばいい。その切り抜き動画の拡散と、「2位」という結果で、さらに人気が出たと思います。一流俳優戦略を貫けばよかったのに、惜しいことをした、と他人事ながら勝手に残念がっています。 あと、もうここまで長いと読んでないかも知れませんが、石丸さん支持者の方に勝手にアドバイスを。 もし石丸さん支持をもっと増やしたいなら、石丸さんを批判する人も仲間にしていかなくちゃいけないわけです。反・石丸の人を、攻撃的にののしっても、仲間は増えないと思うんですよね。「ごめんなさい、私が間違っていました、これからは石丸様についていきます」ってならないよねえ。だったら「石丸さんの支持者っていい人が多いな。まともだな」って思われた方が絶対にいい。 政治ってもちろん最後は戦いです。敵と味方にわかれて戦うわけです。でも常日頃から戦っていたら仲間は増えません。これで失敗してきた先人がたくさんいるので、一応共有しておきますね。論破とか攻撃ではない、新しいコミュニケーションがもっと政治の世界にも増えていけばいいと願っています。(お前が言うなって言われそう。山崎怜奈ちゃんとかが言った方が説得力あるかも)何にせよ民主主義は風前の灯火かも
Xユーザーの古市憲寿さん
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私立K高校にまつわる怪談話を、そう言えば親父から聞いたなと、貢は思い出した。理事長室の本棚にある「我が学園の歴史 ◯◯周年記念号」と節目ごとにまとめられ、今でもOBであれば購入が可能とされている記念誌を眺めながら、彼は例の事件について書かれた記載に目が留まった。その記念誌には一行ぐらいしか書かれておらず、
「まァ、都合の悪いことは書かないだろうな…」
と貢は思ったが、たまたまその隣に操が書いた日記があった。操は、その日にあった出来事をまめに記録する性格だった。「ケセラセラ」に生きてきた貢とは違っていた。
「へぇ〜、こんなの付けてたンだ」
と彼はそう思いながら、「一九七八年」とテプラで貼られたその日記の頁を開いた。事件が起きる前、何度か操は他の教師からその生徒について話を聞いている様だった。
“六月十日
校長の杉山先生から、「堀川啓介」という男子生徒がよからぬいじめを受けているとの話を聞いた。「よからぬ」とは、流石に全くの「ノンケ」である杉山先生にとってはケツの谷間を両手で覆いたくなる様なものらしい。オレにとっては逆に「おっ広げ」になりたくなるが…。
啓介君は、両親が教育熱心なのか必ず国立T大に合格させたいという思いが強く、比較的、国公立大学への進学率が良いウチに入学「させられた」様だが、オレにしてみれば馬鹿馬鹿しい。人生八十年と言われるご時世に、大学だけでその先の人生なンて決まるとは限らないと思う。
しかし、その啓介君、ウチに来たことで「ホモ」の洗礼を受けただけでなく、凌辱されることに快感を得てしまった様だと、杉山先生。ある夕方、たまたま浴室を見回った時に彼がブリーフ一丁で脱衣場の鏡の前に立っていたが、背中にあちこち鞭打たれた様な跡があり、思わず声をかけたそうだが、彼曰く、
「校長先生、父さんや母さんには黙ってて! オレ、縄で絞められるのが好きなンだ…。快感なの! これでイッちゃうの! 勉強勉強って、オレ、おかしくなっちゃうよ!」
彼はそう訴えながら杉山先生に抱きつき、号泣したらしい。
嗚呼、そんなに追い詰められるのなら、いっそのこと、新宿二丁目や上野の入谷などで男娼をしていた方が幸福なンじゃないか? オレだったら、啓介君を優しくしてあげたい”
“七月一日
たまたま、オレが寮の当直をすることになった。まァ、久しぶりに生徒らとアハハオホホとやってもイイだろう。
その二日目、ちょうど昨夜だが人気がない筈の浴室に誰かがいたのでそっとサッシを開けてみると、其処には全裸の啓介君がいた。やはり背中や胸には鞭打たれた跡があり、痛々しかった。しかも、その日は首筋に「キスマーク」もあり、余程凌辱されたのだなと思った。彼はブリーフを穿くと軟膏を手の届くところに塗り、時折首筋にできたキスマークに触れた。彼は微笑を浮かべ、
「…もっと欲しいよ」
と呟いた。まるで、情事の後に独り残された娼婦の様だった。オレは彼を好いてしまった。そんなオレに彼は気付いていたのか、サッシの方を振り向いた。
「だ、誰ッ!?」
オレは仕方なく脱衣場の中に入った。理事長だと判ると、彼は顔を赤らめながら慌ててTシャツを着た。彼は言った。
「何故、理事長先生が!?」
恐らく、始業式や終業式の時にオレは必ず挨拶をするから顔を憶えていたのだろう。まさか、理事長でさえ寮の当直をするのかと、彼は疑ったに違いない。オレは、
「大丈夫、今週だけ当直に入っただけだから。杉山校長からは、君のことは聞いているよ。縄に絞められるのが快感なンだろ?」
と聞いた。彼は不安気な表情を見せてはいたが、頷いた。
「…快感でたまらないンです」
オレは、どうかしていたのかもしれない。何故かそのまま彼を抱きしめたのだ。優しくしてあげなければならない気がしたのだ。
その夜、当直室でオレは啓介君を愛した。鞭打たれた跡に皆キスをし、そのうちに彼も涙を流しながら、
「嗚呼、愛されてる…」
と言葉を漏らした。オレは、
「凌辱だけが快感を得る手立てではないよ。君は優しく愛されたいンだ」
と唇を奪った。
次第に、彼はオレを強く求める様になり、オルガズムに達した。オレの内腿の間に下半身を挟め、愛液が二人の下腹部に跳び散った。
「…啓介君、君が好きだ」
気分は、アダムとエバの様な感覚だった。教育者とその教え子という関係を逸脱し、オレは一人の男子として彼を愛してしまったのだ。もはや後戻りはできない。このまま「世間体」と言う名の境界を越え、何処かへ逃亡しようかとも思った。彼は、
「理事長先生…」
とオレの頬に触れ、そっとキスをした。
情事は、夜明けまで続いた”
“七月二一日
この日は終業式だった。ほぼ全員の生徒が帰省していく中、啓介君だけが寮にとどまっていた。彼は怯えていた。担任の山本先生が彼の両親に事情を離したが、特に母親は猛反対していたと、電話の後に話していたっけ。
「理事長、どうしますか?」
と杉山校長が困り果てていたが、啓介君の家の事情を何も知らなかったオレは、
「じゃ、オレが一緒に送りに行くよ」
と安易な判断をした。
啓介君の家は東京のS区にあった。最寄りには私鉄O線の駅名にもなったS学園があり、所謂「高級住宅街」だった。オレは馴れない道を自ら運転しながら彼を送り届けた。本来なら理事長であるオレは動くべきではなかったのだろうが、一度彼とは肉体的に「契り」を結んでしまったから、何故か責任を感じていた。
彼は助手席に座っていたが、ずっとうつむいていた。信号待ちの合間、時折彼の手を握ってあげた。
「大丈夫、怖くないよ」
彼の家には、母親が待っていた。一見、感じのよい雰囲気ではあった。オレは自分の名前を名乗ると母親は、
「あらら、理事長先生がこんな遠くまで!? 大変ご迷惑をおかけしました」
と深々を頭を垂れた。彼はそのまま無言で家の中に入って行ったが、その間ずっとオレの姿を目で追っていた。それでも、
『これでよかったのだ』
と自分自身に言い聞かせるしかなかった”
“八月一日
杉山校長から、啓介君から電話があったと話があった。オレは書類整理をしていたが、どういう経緯かは不明だが例の鞭打たれた跡について母親が気付き、その問い合わせがあったらしい。半ばヒステリックな声だったと、彼は言っていた。オレは心配になり、
「ちょ��と行って来る!」
と自分のセドリックに乗った。
夕方近くに到着したが、出迎えた母親は泣き腫らした様子だった。開口一番、
「理事長先生! どういうこ��ですか!?」
と訴え、隣に座っていた啓介君の着ていたポロシャツをたくし上げた。彼は泣きじゃくっていた。
「う、うちの啓介、いじめに遭ってるンですか!?」
と彼女は聞いた。オレは返す言葉がなく、ただ黙っていた。
その後、母親の狂気じみた声が居間に響きわたった。オレも流石に耐えかねたが、
「母さん! もう止めてよ!」
と啓介君が突然立ち上がり、悲鳴の様な声で制止した。彼は言った。
「オレはもう嫌なンだ! ずっと『イイ学校』『イイ会社』って言われ続けながら母さんには黙っていたけど…。ただ国立T大学に入ったら何やるの!? 僕ァ、父さんの様な平凡な人生は送りたくない。ただ結婚して家庭を持って…全然夢がないじゃないか! 僕はそんな人生に価値はないと思う。今のK高校に来て、僕は気付かなかった人生を見つけたンだ…。母さん、僕は男が好きです! あのアザは僕が好きな先輩と『セッ◯ス』して出来たものです!」
これまで自己主張もせずにただ両親の言われるがままに行きてきたのだろう。オレは彼の方を見入っていた。母親は、恐らく我が息子のこの様な言動に遭ったことがないのだろう、ますます錯乱した様だった。啓介君はオレの手を持ち、
「理事長先生! 僕、寮に『帰ります』! こんな家にいたら、僕、自殺しそう!」
と訴えた。オレは彼の放った「自殺」という言葉に衝撃を受けた。
「啓介君! 生んで育ててくださったお母様の前で『自殺』という言葉はないだろう! 先生も怒るぞ!」
「否、僕は本当のことを言っているンだ! もうイヤだ…」
「…」
二人の嗚咽が居間に響き渡った。オレは、この家自体を憎んだ。一体、何がそうさせたのだろう? 性の歓びを見出し、本来の自分自身を見出した啓介君、一方で一流の大学や企業に進めば苦労しない人生が保証されるという世間の「呪縛」に囚われそれを良かれと我が子に訴えてきた母親…どちらとも悪くはない。オレは言った。
「…お母様、これまで啓介君をここまで育て上げるのに色々なご苦労をされたかとお察しします。確かに、今は一流の大学に進めば一流の企業に入れ、そのまま一生涯安泰と「年功序列」の思想が根付いています。未だ日本は成長をしていくかと思いますが、いつまでもその状況が続くとは限りません。私どもは可能な限り、その様な時代の変化に対応できる将来の人材を育成すべく教育しております。
しかし、啓介君を含め、この十六、十八歳という年齢は思春期ということもあり、自我が芽生え始める時期でもあります。彼の様に性を通じて本当の自分自身に気付くお子様も少なくありません。きっと、これまでの教育方針に対し自我の芽生えによって啓介君も葛藤をされてきたのでは…?
今回、身体に出来たアザについては他の教職員からは聞いていたものの、ご連絡しなかったことについては申し訳ありません」
これが、オレができる最大限の謝罪だった。母親は未だ冷静になれない様だった。啓介君も大粒の涙を溜めていた。オレは、今日は彼を寮に連れて行かないことにした。オレは言った。
「もし何かありましたら、私どもの方までご連絡ください。夜間でも寮に当直がおりますので、お電話いただければ対応いたします」
帰り道の車中にて、オレはこれまでにない疲労感を感じた。この夜は流石に爆睡だった”
“八月三日
杉山先生から、寮の当直をしていた山本先生から啓介君より連絡があったと話あり。やはり寮に戻りたいと訴えていたらしい。あれから両親とは話ができたのか、気掛かりで仕方がなかった。
理事長室の隅に置かれた時計が秒針を刻む音に半ば苛立ちながら、オレは情人(アマン)が来るのを待ちわびるかの様な心情に駆られた。一度は肉体同士の接触があったが、それだけでオレは彼と一心になっていた感覚でいた。もし教育者と一生徒という関係でもなければ、あの場で彼を連れて帰っていた。母親を弁護することもなかったろう。
午後二時になり、啓介君が帰って来た。オレは直接来たのかと聞くた。彼は言った。
「…先生、会いたかった」
すると彼はオレの背中に両腕を伸ばし、抱いてきた。途端にオレの胸の中で涙を流し、やがて嗚咽も聞こえてきた。
「大丈夫、泣くのはおよしよ」
とりあえずオレは啓介君を寮に連れて行き、当直をしている山本先生に事情を話した。まずは様子を見て欲しい、と。また、一昨日彼の家に行った時のことも話した。山本先生は、
「じ、自殺!?」
と驚いていたが、今の精神状態なら大丈夫だろうと伝えた。”
“八月四日
一晩過ごしたが、山本先生からは何の連絡もなかった。オレは大丈夫だったのだろうと安堵した。
午前九時過ぎ、理事長室に啓介君がやって来た。彼はオレを抱きしめてきた。すっかり好いてしまっている様だった。オレは彼にキスをした。舌を彼の唇の隙間に忍ばせ、込み上げてくる唾液を呑み合った。彼はそれが「快」と感じたのかスラックスのベルトを外し始めた。オレは声をかけた。
「此処ではまずい」
オレは雑木林の中にある「別荘」に連れて行った。しばらく寝泊まりしていなかったからか、室内はジメジメしていた。そんな中でオレは彼のワイシャツのボタンを外した。ブリーフだけになった彼を目前に、オレもワイシャツを脱いた。ブリーフだけになると早くもチ◯ポの先端が濡れていた。こんな性衝動は初めてだった。彼をこれでもかと言うくらいにキスをし、乳房や股間を愛撫した。自殺なンて馬鹿なことは考えるなと、繰り返し心の中で叫びながら…。
気付くと二人は真っ裸になっていた。白いブリーフがベッド元に重なっている。これは身も心もさらけ出していることを意味していた。オレは彼と一体になった。
「あッ、あァ、あはァァァん…」
何度も乳房を鷲掴みにし、吸い続けた。その度に彼は歓喜の声を上げ、乱れに乱れた。ほのかにサーモンピンクへと全身が火照り、彼はオレの唇を求めた。
「…け、啓介」
いつしかオレは敬称を付けずに呼んでいた。ただ十六歳の彼をオレは愛した。全身に無数の汗が滴り、シーツが濡れた。
啓介君は、用を出すだけしか知らなかった穴をもって女の様に快感を得ることを知ってしまった。いつしか彼は激しく腰を揺さぶり、オレの身体にしがみついた。
「あ、愛してる…!」
耳元で彼はそう囁き、オルガズムに達した。オレも彼の体内に愛液を噴射させ、
「啓介!」
と激しいキスをした。
情事の後、ベッドで抱き合いながらオレは言った。
「もう『自殺』という言葉は使わないで」
すると、
「…死にたくない。こうやって愛してくれてるから」
と彼はオレにキスをした。
これで総てが終わったと思った。啓介君が愛されることで新たな人生の方向性を見出し、進んでくれるとオレは信じた。”
貢は、父・操もまた一人の生徒を愛してしまったのかと思った。オレは生徒には手を出したことがないし、そんな度胸もなければやってはいけないと、頁を進めた。しかし、日記はしばらく何も書かれておらず、急に「九月一日」まで飛んでいた。恐らく、その間に啓介が自殺をしたのだろう。
“九月一日
啓介君が雑木林の中で首吊り自殺を図り、憔悴する暇もなく両親が教育委員会に訴えると騒いだ。父親は、杉山校長に訴えた。
「国立T大学への進学率がイイと聞いて入学させたら『ホモ』にさせられた挙げ句、自殺まで追い込んで...。この悪党! 人殺し!」
父親は国家公務員だった様だ。彼は他の保護者から、お宅のお子さんは大丈夫か、「ホモ」にさせられてないかと根掘り葉掘り聴取し、何人かの生徒からその気がある様だという話を聞きつけるや、
「理事長を出せ!」
と罵った。杉山校長は流石にビビッてしまい、
「理事長! 何とかしてください!」
とすがりついた。殴り込みに来た父親に対し、オレは土下座もした。罵声を浴びさせられた挙げ句、胸ぐらもつかまれた。正直、辛かった。啓介君を愛していたのに、自ら生命を絶ってしまったのだから…。裏切りの何物でもない。
オレは父親が帰った後、雑木林の中で慟哭した。啓介君が首を吊った杉の根元にひざまずき、喉がやぶれてしまいそうなほど声を上げながら泣いた。”
この部分を読みながら、貢は高校二年だった頃を思い出した。そう言えば、両目を泣き腫らした様子で操が家に帰って来たのだ。母の茉莉子がどうしたのかと心配したが、彼は、
「…すまないが、独りにさせてくれ」
と言って部屋に籠もってしまったのである。ちょうど父の書斎の隣に貢の部屋があったのだが、壁越しに号泣する声が聞こえたのだ。しかし、何故泣いているのかを聞くことはできなかった。���呼、きっと啓介君のことだったのだろうと、彼は思った。
もし岩﨑の言う通りにその啓介君の声が聞こえたのだとしたら、オレに何ができるだろうと貢が考えた。
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Debrisおよび未完夢像のダウンロード案内
こんにちは、ハリネズミです。拙作のゆめにっきっぽいゲーム、Debrisおよび未完夢像に興味を持っていただき、そして日頃より沢山遊んでいただき、本当にありがとうございます。
Debrisおよび未完夢像のプレビューページを設置していたFC2webのサービス終了に伴い、FC2内の自作ゲーム用ブログ( http://haligame.blog.fc2.com/ )にて仮のダウンロード案内を行う予定でしたが、恥ずかしいことにFC2のアカウントを失念してしまい編集が難しくなってしまいました。
よって、今回は(仮かもしれませんが、)Tumblr内のブログで両作共に縮小表示にはなりますが案内を掲載させていただきます。
今のところ、バージョンアップやDL用サイト自体への変更はありません(ゆくゆくはそちらも変更となる可能性がありますことをご留意ください)
★Debris、未完夢像は共にききやま氏原作のゲーム、『ゆめにっき』に影響を受け、私ハリネズミが個人的に制作したいちファンゲームに過ぎません。本家『ゆめにっき』およびききやま氏、そしてその二次創作作品等との直接的な関係はありません!!★
★この記事や、ゲーム中素材の無断使用等はお控えください★ ★本作をプレイする前に、内部txtファイルであるRead meをご一読ください★
こちらはハリネズミが個人的に制作したゆめにっきファンゲーム、『Debris』をダウンロードするにあたってのご案内です。
現在の最新verは0.07、ファイル名に微修正版と書かれたものとなっております。 本体ダウンロードは以下のアップローダーへのリンクからお願いします。(外部サイトへジャンプします。)
Debris ver0.07
http://www1.axfc.net/u/3480696
現在の実装エフェクト数は17個です。
エンディングは3つ「ぐらい」実装されています。
以下はゲーム内のスクリーンショットです:
こちらはハリネズミが個人的に制作したゆめにっきファンゲーム、『未完夢像』をダウンロードするにあたってのご案内です。
現在の最新verは0.03、加えてと��正パッチと書かれたものとなっております。 本体と修正パッチのダウンロードはそれぞれ、以下のアップローダーへのリンクからお願いします。(外部サイトへジャンプします。)
未完夢像 ver0.03+修正パッチ
https://www.axfc.net/u/3351534
https://ux.getuploader.com/haliunonanika/download/8/muzou0.03_syuusei.zip
現在の実装エフェクト数は17個です。
エンディングは現在3つ程度実装されています。
以下はゲーム内のスクリーンショットです。
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こうした記事を書くにあたり、公開からかなりの年月が経ったことを実感しています。
10年半ばという年月を経て振り返り、当然ながら至らない点などを多く感じています。過去も今も、恐らく未来も、作品のみならず私という存在でさえ未熟でありつづけるのでしょう。しかし、この作品たちを私は大事にしていきたいと今も考えています。
『ゆめにっき』という素晴らしい作品から受けた衝撃を基に、こういった作品を2つ作り出せたことは大きな経験です。
関わった多くの人へ、この場を借りて感謝を捧げます。
どうか、今後ともよろしくお願いいたします。
by ハリネズミ
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本能寺の変から山崎の戦い
仕事の行き帰りの際に、本能寺の前をよく通ります。あの本能寺の変の本能寺(今と場所が少し違うようですが)です。
周りの宿泊施設やお店などの名前にも「本能寺」がついていたりして、だんだん気になってきました。
もともと、歴史にはあまり興味がなくて、詳しくありません。
だけども、、、
本能寺の変が何だったのか?
を調べたくて、YouTube動画を検索してみました。
とてもわかりやすい歴史解説動画がありました。
とてもわかりやすかった動画は↓
youtube
動画タイトルには、山崎の戦いとも記されているので、さらに興味が湧いてきました。
山崎といえば、やっぱり京都の大山崎でしょう?
サントリーのウイスキー工場があるところです。
近くなのでよく知っています。
それにしても、
本能寺の変から山崎の戦いがどうつながっているのか?
それもだんだん気になってきて、すぐに動画を見始めました。
とてもわかりやすい動画で、本能寺の変についてもすぐに理解できました。
明智光秀が織田信長を襲撃した事件が、本能寺の変なのですね。
その日、織田信長は、京都の本能寺に泊まっていたそうです。その時に、明智軍に襲撃されたのです。
結局、織田信長は切腹して命を絶ったそうです。
近くの妙覚寺に宿泊していた跡継ぎの織田信忠も、明智光秀の襲撃を察知して
妙覚寺近くの二条御新造に移りましたが、明智軍に襲撃されたのち、
信長と同じく、切腹して命を絶ったそうです。
ここからの展開がまた面白くて
天下を取った明智光秀ですが、中国地方にいた羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)からの襲撃をきっかけに
あっけなく亡くなってしまいます。
その戦いの場所が大山崎だったのですね。つまり、それが山崎の戦いで。
結局、織田政権から明智政権になったのかと思ったら
たったの10日程度で終わってしまい、羽柴秀吉が天下を取って羽柴政権(豊臣政権)になったと言うわけなのですね。
いろんな説があるようですが
明智光秀も羽柴秀吉も、織田信長の家臣だったので、それなりに企みがあったのかも。
なんか恐ろしいなぁと…。
そもそも、織田信長が京都の本能寺に宿泊していたのは、中国地方にいた羽柴秀吉(豊臣秀吉)が中国地方の戦いの支援をお願いしたからであって
それも計画的にやったことなのでは?と思えてきて。。。
そして、明智光秀もうまく利用されたのでは?と思えてきて。。。
一番賢かったのは、豊臣秀吉なのかなぁと勝手に想像してしまいました。
動画の中には、長岡京市の勝竜寺城も出てきました。
長岡京市と大山崎は近いですね。
長岡京市の勝竜寺城は、明智光秀の三女のたまが新婚生活を送っていたところです。
山崎の戦いで羽柴秀吉軍に襲撃された明智光秀は、
その戦いの現場で殺されたのではありません。
そこから逃れて滋賀県大津市の坂本城に向かう途中、落ち武者狩りに殺されてしまったそうです。
山崎の戦いから逃れた明智光秀は、娘さんが暮らす勝竜寺城に行ったそうです。
大山崎から長岡京市の勝竜寺城は近いので、すぐに辿り着けたと思います。
最後に娘さんに会いたかったのでしょうかね。
この動画や勝竜寺の公式サイトによると、そういうお話でした。
もう知っている方が多いかもしれませんが、、、
すごく勉強になりました🎶
歴史って面白いですね。
いい動画チャンネルに出会えてよかった。
自分が受けてた学校の授業より、わかりやすいような気がします。
どんな授業だったか覚えてないけど、🥱ばっかりしてたと思うので、、、
あんまり面白くなかったのでしょうね。すいません😅
ちなみに英語の授業は楽しかったので
テストは90点台ばかりでした。
先生のキャラも素敵でした。
高校時代の話です。
話は変わりますが、Instagramなどで人気のチワワの「のぶなが」くん、ミックス犬の「明智」くん、柴犬の「ごん」ちゃんをご存知ですか?
https://www.instagram.com/nobuchan_0229?igsh=MXF4YzJ2OHV0OHQ0bQ==
のぶながくんに関しては、以前にこのブログでも書きました。
あれから、兄弟が増えて三兄弟?になりました。
ネーミングセンスが素晴らしい。
のぶながくんは織田信長で、明智くんは明智光秀から名付けられたのでしょうね☺️
三匹とも保護犬だそうで、素晴らしい飼い主に出会えてよかったですね。
三匹とも、とっても幸せそうで動画見るたびに心温まります。
そうした関連性も影響して、最近の私の頭の中は、本能寺の変でいっぱいでした👓
#歴史探偵#歴史#勉強#なるほど#本能寺#織田信長#明智光秀#豊臣秀吉#安土桃山時代#天下統一#京都#近江#ひとりごと#YouTube#日本史#日本語のブログ#日本人#にほんご#japan#history
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Memo for Episode 20 (Ep.44) “Stronghold”
It contains major spoilers, so if you haven't seen the anime yet, don't read on.
猫猫(子翠(シスイ)の正体(しょうたい)は、楼蘭妃(ロウランひ)だった。とんだ役者(やくしゃ)…いや、まるで狸(たぬき)のようだ。四夫人(よんふじん)に特別(とくべつ)授業(じゅぎょう)をした時(とき)、派手(はで)な装(よそお)いで、無表情(むひょうじょう)なまま授業(じゅぎょう)を聞(き)��ていた。皇太后様(こうたいごうさま)から隠(かく)れたり、大浴場(だいよくじょう)で里樹妃(リーシュひ)に近(ちか)づかなかったのも、自分(じぶん)が楼蘭妃(ロウランひ)だとバレないようにするためだろう。私(わたし)から隠(かく)れなかったのは、毛毛(マオマオ)を捕(つか)まえた時(とき)に楼蘭妃と気付(きづ)かなかったから…。うすうす感(かん)じてはいたが…。虫好(むしず)きで、ちょっと変(か)わっていて、噂話(うわさばなし)に花(はな)を咲(さ)かせる普通(ふつう)の子(こ)。見事(みごと)、子翠(シスイ)に化(ば)かされていたというわけか…)
Maomao (Shisui’no shotai’wa, Roran-hi datta. Tonda yakusha… iya, marude tanuki’no-yoda. Yon-fujin’ni Tokubetsu-jugyo’o shita-toki, hade-na yoso’oi’de, mu-hyojo-na-mama jugyo’o kiite-ita. Kotaigo-sama’kara kakure-tari, dai-yokujo’de Rīshu-hi’ni chikazuka-nakatta-no’mo, jibun’ga Roran-hi-dato bare-nai-yoni suru-tame-daro. Watashi’kara kakure-nakatta-nowa, Maomao’o tsukamaeta-toki’ni Roran-hi-to kizuka-nakatta-kara… Usu-usu kanjite’wa ita-ga… Mushi-zuki’de, chotto kawatte-ite, uwasa-banashi’ni hana’o sakaseru futsu’no ko. Migoto, Shisui’ni baka-sareate-ita-to-iu wake-ka…)
Maomao (Shisui’s true identity was Concubine Loulan. What an actress. Or maybe she’s more like a tanuki. When I gave that lecture to the four concubines, she had that flashy outfit and listened expressionlessly. She hid from the empress dowager and avoided Concubine Lishu at the baths so that she wouldn’t be recognized as Concubine Loulan. She didn’t hide from me, since I didn’t recognize her as Concubine Loulan when we caught Maomao the cat. I was starting to get the hint, but… An insect-loving, quirky, gossipy, but ordinary girl. Shisui played us all.)
とんだ(Tonda): unexpected, what a 〇〇!
とんでもない(Ton-demo-nai): unbelievable, outrageous
とんだ and とんでもない are similar but とんでもない contains a condemnation of something bad when you use it about others. (When you use とんでもない about yourself, it means humility. For example, someone say “You’re so beautiful!” and you answer “とんでもないです” that means “Not at all!”)
役者(やくしゃ/Yaku-sha): actor = 俳優(はいゆう/Haiyu) 役者 and 俳優 can be used regardless of gender.
女優(じょゆう/Joyu): actress (used for women only)
化かされる(ばかされる/Baka-sareru): be bewitched by, be tricked by
化かす(ばかす/Bakasu): bewitch, trick
化ける(ばける/Bakeru): appear in disguise, transform
In Japanese folk tales, raccoon dogs(tanuki) and foxes often trick humans by transforming into beautiful women or someone who looks like a real human. In KNH Lakan and Lahan are often described as foxes and Shishou as a tanuki because of their appearances and cunningness. In Japan, when describing people as animals, a cunning-looking person is compared to a fox, and a seemingly good person who deceives others is compared to a tanuki.
Finally, the true identity of Shisui was revealed to be Concubine Loulan. When I first read the original novel, I didn’t expect that at all and I was so surprised! Even knowing that, I was surprised that Loulan’s voice and the way she spoke sounded completely different from Shisui’s.
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猫猫「楼蘭(ロウラン)は、その名前(なまえ)を気(き)に入(い)っているようですね。下女(げじょ)として偽名(ぎめい)を使(つか)うなら、もっと違(ちが)う名(な)を選(えら)べば良(よ)かったのに」
Maomao “Roran’wa, sono namae’o ki’ni-itte-iru-yo-desu-ne. Gejo-to-shite gimei’o tsukau-nara, motto chigau na’o erabeba yokatta-noni.”
Maomao “Loulan seems to like that name. She could have chosen any other name as her servant pseudonym.”
偽名(ぎめい/Gimei): pseudonym
翠苓「そういう子(こ)なんだ」
Suirei “So-iu ko nan-da.”
Suirei “It’s just how she is.”
The translation is perfect. I think this is an example of the translation that cannot be made by simply substituting words.
猫猫(同(おな)じ男(おとこ)の娘(むすめ)として生(う)まれたのに、母(はは)が違(ちが)うだけで、一方(いっぽう)は蝶(ちょう)よ花(はな)よと育(そだ)てられ、帝(みかど)の花(はな)として献上(けんじょう)される。そしてもう一方(いっぽう)は、官女(かんじょ)として後宮(こうきゅう)に送(おく)り込(こ)まれ、暗躍(あんやく)する。中祀(ちゅうし)での壬氏様(ジンシさま)暗殺未遂(あんさつみすい)事件(じけん)に、翠苓(スイレイ)は関(かか)わっていた。倉庫(そうこ)の爆発(ばくはつ)の���乱(こんらん)に乗(じょう)じて祭具(さいぐ)を盗(ぬす)み、発覚(はっかく)したら死人(しにん)を装(よそお)って逃走(とうそう)した。そして、先日(せんじつ)の飛発(フェイファ)を使(つか)った襲撃事件(しゅうげきじけん)も、子昌(シショウ)が黒幕(くろまく)だったのだろう。後宮管理者(こうきゅうかんりしゃ)の壬氏様(ジンシさま)は、後宮(こうきゅう)の有(あ)り方(かた)を変(か)えようとしていた。子昌(シショウ)のやり方(かた)に反(はん)するように。…しかし、それだけか?子翠(シスイ)…いや、楼蘭(ロウラン)が価値(かち)があると言(い)ったかんざし。ただの官(かん)ではない。いや、宦官(かんがん)ですらなかった)
Maomao (Onaji otoko’no musume-to-shite umareta-noni, haha’ga chigau-dakede, ippo’wa choyo-hanayo-to sodate-rare, mikado’no hana-to-shite kenjo-sareru. Soshite mo-ippo’wa, kanjo-to-shite kokyu’ni okuri-komare, an’yaku-suru. Chu-shi’deno Jinshi-sama ansatsu-misui-jiken’ni, Suirei’wa kakawatte-ita. Soko’no baku-hatsu’no konran’ni jojite saigu’o nusumi, hakkaku-shitara shi-nin’o yoso’otte toso-shita. Soshite, sen-jitsu’no feifa’o tsukatta shugeki-jiken’mo, Shisho’ga kuro-maku datta-no-daro. Kokyu-kanri-sha’no Jinshi-sama’wa, kokyu’no arikata’o kae-yoto-shite-ita. Shisho’no yari-kata’ni han-suru-yoni. …Shikashi, sore-dake-ka? Shisui… iya, Roran’ga kachi’ga aru-to itta kanzashi. Tada’no kan’dewa nai. Iya, kangan-de-sura nakatta.)
Maomao (Even though they were born from the same father, just because their mothers were different, one gets treated as a treasured princess to be given to the emperor. The other is sent in as a court lady to scheme in the shadows of the rear palace. Suirei was part of the attempt to assassinate Master Jinshi at that ceremony. She used the explosion at the warehouse as cover to steal some ceremonial tools, and when she was caught, she escaped, feigning death. And Shishou must have been the mastermind behind the feifa attack the other day. Master Jinshi, the manager of the rear palace, was trying to make changes. It wasn’t in line with what Shishou was doing. Is that all, though? Shisui… I mean, Loulan said this hair stick was valuable. He isn’t just some official. Rather, he wasn’t even a eunuch.)
蝶よ花よと育てられる(ちょうよはなよとそだてられる/Cho-yo hana-yo-to sodate-rareru): be brought up like a princess
献上する(けんじょうする/Kenjo-suru): to present something to someone noble/of the upper classes
暗殺未遂(あんさつみすい/Ansatsu-misui): assassination attempt = 暗殺(あんさつ/Ansatsu): assassination + 未遂(みすい/Misui): attempted
黒幕(くろまく/Kuro-maku): mastermind
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翠苓「食事(しょくじ)は持(も)って来(く)る。くれぐれも、神美様(シェンメイさま)のご機嫌(きげん)を損(そこ)ねないように」
Suirei “Shokuji’wa motte-kuru. Kure-gure-mo, Shenmei-sama’no gokigen’o sokone-nai-yoni.”
Suirei “Food will be brought to you. Just make sure you don’t anger Lady Shenmei.”
くれぐれも(Kure-gure-mo): (When asking someone to do something important, to call someone’s attention) Make sure to~, Be careful to~, I repeatedly ask you to~
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猫猫(里(さと)からここに連(つ)れて来(こ)られる時(とき)、一緒(いっしょ)に行(い)くと言(い)った響迂(キョウウ)に、翠苓(スイレイ)は渋(しぶ)い顔(かお)をした。本当(ほんとう)は里(さと)にとどめておきたかったのかもしれない。もし、子(し)の一族(いちぞく)が謀反(むほん)を起(お)こしたとなれば、一族郎党(いちぞくろうとう)、その罪(つみ)を負(お)わされるだろう。それは、女(おんな)、子供(こども)でも、赤子(あかご)でも。子供(こども)たちは知(し)っているのだろうか。大人(おとな)たちは、教(おし)えたのだろうか)
Maomao (Sato’kara koko’ni tsurete-korareru-toki, issho-ni iku-to itta Kyo-u’ni, Suirei’wa shibui kao’o shita.
Honto’wa sato’ni todomete-oki-takatta-no-kamo shire-nai. Moshi, Shi’no ichi-zoku’ga muhon’o okoshita-to-nareba, ichi-zoku-roto, sono tsumi’o owa-sareru-daro. Sore’wa, onna, kodomo-demo, akago-demo. Kodomo-tachi’wa shitte-iru-no-daro-ka. Otona-tachi’wa, oshieta-no-daro-ka.)
Maomao (When I was brought here from the village, Kyou-u insisted he’d come too, but Suirei seemed reluctant. Perhaps she wanted to keep him at the village. If the Shi clan rebels, the punishment will extend to the entire clan. No one will be spared. Not even women, children, or babies. Do the children know? Did the adults tell them?)
一族郎党(いちぞくろうとう/Ichi-zoku-roto): one’s whole clan, one’s family and followers
Generally speaking, when the word “一族郎党” is used, it is often followed by ominous words like “皆殺し(みなごろし/Mina-goroshi): kill them all” or “根絶やし(ねだやし/Ne-dayashi): exterminate them.”
猫猫「他人事(ひとごと)だと割(わ)り切(き)ってしまえばいいのに…」
Maomao “Hito-goto-dato wari-kitte-shimaeba ii-noni…”
Maomao “I should just write this off as someone else’s problem….”
他人事(ひとごと/Hito-goto): somebody else’s business/problem, another person’s affairs
割り切る(わりきる/Wari-kiru): divide, separate – In this line, like “If only I could think of this as someone else’s problem and I could separate it from myself…” = It’s so painful for me that I can’t just accept it as something that doesn’t concern me.
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楼蘭(母(はは)が父(ちち)に憤(いきどお)っている。ここは一緒(いっしょ)に怒(おこ)るところ)
Roran (Haha’ga chichi’ni ikido’otte-iru. Koko’wa issho-ni okoru-tokoro.)
Loulan (Mother is angry at father. This is where I get angry with her.)
I think this translation should have been “Mother is angry at father. This is where I get angry with him/father, together/along with her/mother. I guess they translated “一緒に(いっしょに/Issho-ni)” into “with her”, which could cause the viewers’ misunderstanding for “angry with/at her.”
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壬氏「軍師殿(ぐんしどの)の言(い)いたいことは分(わ)かります。私(わたし)の不甲斐(ふがい)なさが問題(もんだい)なのでしょう」
Jinshi “Gunshi-dono’no iitai-koto’wa wakari-masu. Watashi’no fugai-nasa’ga mondai-nano-desho.”
Jinshi “Master Strategist, I know what you’re trying to say. You’re dissatisfied with my shiftless cowardice.”
不甲斐なさ(ふがいなさ/Fugai-nasa): being pathetic/inefficient/useless (noun)
不甲斐ない(ふがいない/Fugai-nai): pathetic, inefficient, useless (adjective)
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壬氏(軍師殿(ぐんしどの)の、娘可愛(むすめかわい)さを思(おも)えば、来(く)るのが遅(おそ)かったくらいだ。抜(ぬ)け穴(あな)のこと。消(き)えた宦官(かんがん)のこと。子翠(シスイ)という存在(そんざい)しない下女(げじょ)のこと。全(すべ)て後手(ごて)に回(まわ)り、結果的(けっかてき)に猫猫(マオマオ)がさらわれた。俺(おれ)の責任(せきにん)だ)
Jinshi (Gunshi-dono’no, musume-kawaisa’o omoeba, kuru-noga oso-katta-kurai-da. Nuke-ana’no koto. Kieta kangan’no koto. Shisui-to-iu sonzai-shinai gejo’no koto. Subete gote’ni mawari, kekka-teki’ni Maomao’ga sarawareta. Ore’no sekinin-da.)
Jinshi (Given how much he dotes on his daughter, it’s actually surprising he took so long to show up. The secret escape route, the missing eunuch, the non-existent servant girl named Shisui… We were one step behind in every instance, resulting the kidnapping of Maomao. I’m responsible for this.)
後手に回る(ごてにまわる/Gote’ni mawaru): fall behind, be one step behind = 後手後手になる(ごてごてになる/Gote-gote-ni naru)
⇔ 先手を打つ(せんてをうつ/Sen-te’o utsu): take the initiative in, make a pre-emptive moves to
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壬氏(軍師殿(ぐんしどの)はお見通(みとお)しなのだ。本来(ほんらい)の��分(じぶん)の立場(たちば)に自信(じしん)を持(も)つことができず、そこから逃(に)げ出(だ)して、この地位(ちい)にあぐらをかいていると)
Jinshi (Gunshi-dono’wa omitooshi-nanoda. Honrai’no jibun’no tachiba’ni jishin’o motsu-koto’ga deki-zu, soko-kara nige-dashite, kono chii’ni agura’o kaite-iru-to.)
Jinshi (He knows everything. He knows I lack the confidence to assume my rightful position. He knows how I ran away from it to spend my time here instead.)
お見通し(おみとおし/Omitooshi): see through, already know, know everything
あぐらをかいている(Agura’o kaite-iru): It originally means “sitting cross-legged,” but here, it means “relaxing without making any effort, satisfied with my current position.”
羅漢「半端(はんぱ)な姿(すがた)で、半端(はんぱ)な仕事(しごと)をして、それで何事(なにごと)もうまくいくとでも?…半端(はんぱ)な、宦官野郎(かんがんやろう)のままで…何(なに)ができると言うんです!!」
Rakan “Hanpa-na sugata’de, hanpa-na shigoto’o shite, sorede nani-goto’mo umaku-iku-to-demo? …Hanpa-na, kangan-yaro’no mama’de… nani’ga dekiru-to iun-desu!!”
Lakan “Your appearance, your work… all half-measures. And you think everything will just all work out somehow? What can you ever hope to achieve acting as a sorry eunuch?!”
半端な(はんぱな/Hanpa-na): halfway, incomplete, cagmag
〇〇野郎(〇〇やろう/〇〇yaro): insulting word for men -野郎(やろう/yaro): rougher word than “man/guy”
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羅漢「お…お…叔父貴(おじき)!?あ…ん…」
Rakan “O…O…Oji-ki!? A… N…”
Lakan “U-Uncle?!”
叔父貴(おじき/Oji-ki): Uncle (When men call their uncles) = 叔父さん(おじさん/Oji-san)
Generally speaking, regardless of gender, we call our uncles “おじさん”, but it sounds a bit polite, so some guys use a rougher word, 〇〇貴(〇〇き/〇〇ki). But I’ve never heard of anyone actually using it around me… It’s common in anime, TV dramas, and movies. Maybe you’ve heard of “兄貴(あにき/Aniki): Big Bro” or “姉貴(あねき/Aneki): Big Sis” in another anime or something.
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羅漢「分(わ)かってるよ、叔父貴(おじき)。さっきのは、売(う)り言葉(ことば)に買(か)い言葉(ことば)で…あんなこと言(iい)うつもりは、これっぽっちもなかったんだ」
Rakan “Wakatteru-yo, Oji-ki. Sakki-nowa, uri-kotoba’ni kai-kotoba’de… anna-koto iu-tsumori’wa, koreppocchi’mo nakattan-da.”
Lakan “I know, Uncle. That was just, you know, an exchange that took an unexpected turn. I didn’t mean to say those things, not one bit!”
売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば/Uri-kotoba’ni kai-kotoba): tit for tat, the exchange of harsh words
In Japanese, we use the word “売る(うる/Uru): sell” to mean to “start/pick” a fight, and “買う(かう/Kau): buy” to take up the fight. Of course, there is no money exchange in it, though.
壬氏(いや…何(なん)の言葉(ことば)も売(う)っていないが…)
Jinshi (Iya… Nan’no kotoba’mo utte-inai-ga…)
Jinshi (An ‘exchange’? I didn’t say anything…)
“No, I didn’t sell any word…”(direct translation)
I like this line very much. How calm and patient Jinshi is…
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羅漢「お願(ねが)いに参(まい)りました。逆賊(ぎゃくぞく)・子昌(シショウ)を討(う)つべく、軍(ぐん)を動(うご)かしていただきたいと!」
Rakan “Onegai’ni mairi-mashita. Gyaku-zoku, Shisho’o utsu-beku, gun’o ugokashite-itadaki-tai-to!”
Lakan “I come to you with a plea. I humbly request that you rally the army to defeat Shishou, the traitor!”
逆賊(ぎゃくぞく/Gyaku-zoku): rebel, traitor
I wonder why they translated it into “traitor,” not into “rebel.” 逆賊 is a very strong word which means a villain who rebels against his master or the leader of his country and who must be caught and executed. For me, the word “traitor” sounds lighter and less serious.
羅半「子(シ)の一族(いちぞく)は数年前(すうねんまえ)より、新型(しんがた)の飛発(フェイファ)を製造(せいぞう)しているようです。飛発(フェイファ)を用(もち)いた暗殺未遂(あんさつみすい)。楼蘭(ロウラン)の逃亡(とうぼう)の件(けん)もございます」
Rahan “Shi’no ichi-zoku’wa su-nen-mae-yori, shin-gata’no feifa’o seizo-shite-iru-yodesu. Feifa’o mochiita ansatsu-misui. Roran’no tobo’no ken’mo gozai-masu.”
Lahan “The Shi clan seems to have been manufacturing a cutting-edge model of feifa for several years now. There’s also the assassination attempt using said feifa, as well as the case of Loulan’s escape.”
I got goosebumps watching this scene. Not only the Lakan’s mannerisms, but also the way Lahan spread out the document in front of Jinshi, then quickly stepped back and lined up next to Lakan, and how Luomen was clearly showing the same respect even without kneeling… everything was so cool and amazing.
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羅漢「謀反(むほん)の証拠(しょうこ)は揃(そろ)っています。膿(うみ)は早(はや)めに出(だ)し切(き)るべきです」
Rakan “Muhon’no shoko’wa sorotte-imasu. Umi’wa hayame-ni dashi-kiru-beki desu.”
Lakan “We have all of the evidence to prove that this is a rebellion. This problem needs to be addressed immediately.”
膿を出し切る(うみをだしきる/Umi’o dashi-kiru): It originally means “drain the pus,” but here, it means “remove all the bad stuff that’s built up inside.” We often use this expression when there is something bad in an organization.
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羅漢「いつまで…仮初(かりそ)めの姿(すがた)で欺(あざむ)き続(つづ)けるつもりですか?壬氏様(ジンシさま)。いえ…月(つき)の君(きみ)」
Rakan “Itsu-made… karisome-no sugata’de azamuki-tsuzukeru-tsumori-desu-ka? Jinshi-sama. Ie… Tsuki’no Kimi.”
Lakan “How long do you intend to fool everyone with your false role, Master Jinshi? Or rather… Moon Prince?”
I think that in the original novel Lakan didn’t say “Master Jinshi? Or rather… Moon Prince?” but he did know the true identity of Jinshi, so that was added in the anime. Although Lakan cannot distinguish between people’s faces, he has what seems to be a special ability to see into people’s true nature.
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Shisui’s true identity was revealed, and the story of Season 2 is quickly reaching its climax. In this episode, her long monologue, which begins with the line “Mother is laughing,” was probably not in the original novel and was added in the anime. It was a great episode and I like it very much. Right now, I’m both excited to see the rest of the episodes and sad that the season is coming to an end, and I guess you all feel that way. Let’s enjoy Season 2 until the end together!
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BG3

クリアしました。1年近くかかりました。ボリュームデカすぎィッ!
以下感想。翻訳はしない。面倒だからだ。
バルゲ面白かった
主人公が 脳筋 ファイター なので仲間は使い勝手がいい アスタリオン、ゲイル、シャドハになってしまう。ウィルとか全然触ってない。正統派 西洋 RPG の主人公!みたいな感じでウィルは結構 世界観がきつかった。終盤の方の封印されたドラゴンを〜のくだりのあたりであまりにも正統派すぎて今更そのシナリオは無理だって思った。嫌いじゃないけど多分やらない。正義感が強くて良いやつ過ぎてこのボンボンは私には眩しすぎます。ウィルが悪いんじゃない ウィル を見てると痒くなる汚染された私が悪いんだ。あと能力が…地味すぎる…カーちゃんに至っては名前がカーラッハだったが カーラック だった かすら区別もついてない。名前を覚える前に 愛称をつけてしまう ダメな例です。かわいいし熱いし 嫌いなキャラクターではないんだけど周りの個性が強すぎて 霞んでしまう。あと私がファイター系、バーバリアンだったので 役割がかぶってしまって彼女を入れることはなかった。ごめん。魔法系主人公の時にまた会いましょうレイゼルゲームやる前は何だこのクソ 不細工(直球)って思ったけど、いざやると あの一族の中ではめちゃめちゃ美人ということに気づいてしまい終盤 めっちゃ美しく見える脳の不思議。まあ俺頭の中に寄生虫飼ってるからかな…表情とかもかなりエモい。ハイクラス ツンデレ。心を開いてくるとかなり可愛い。でも基本的に異星人 なので 常識が違いすぎて、根本 で 分かり合えることはないんだなと思う瞬間がある。かわいい。ごめんなゲーム内時間の8割くらいお前の下着ずっと着てて…エロすぎるからさ…シャドハかわいそう…ひたすら かわいそう…あとこの世界では美人すぎる…なんでこんな目に…親密度は相当早い段階でマックスになったはずなんですけど どっかでフラグを踏み忘れたみたいで寝ることは叶いませんでした。無念。シャーの神殿の下り めっちゃ めんどくさいからもう二度とやりたくない。え?メインストーリーじゃないよねあれ?回復、護りでの攻撃等有用過ぎてパーティーから一度も出せなかった。あと尻がデカくてピチッとした服を着てくれるのでとってもエロい。(私服)ゲイル自信過剰な野心家は最終的に神になりました(全身銀粉)。さて、彼をこんなふうにして本当によかったのかな…?みたいなムードなので正史ではないのかも。ゲイルに行くつもりはなかったんですが、一番最初に誘ってきてくれたので彼の ルートにすることにしました(自分から話しかけた順番 なんだよなぁ…)。正直バルゲのことを エロゲだと思っていたので「特別な魔法のレッスン」を完全にいやらしいやつだと思い込んでホイホイついていき、肩透かしを食らったアホは私です。いやらしい意味での特別なレッスンは非常に前衛的で革新的で興味深く、初見の時はマジで吹きました。笑らせてもらった。流石は神と寝た男よ。後半魔法が強力すぎるのと、広範囲 行けることと、必中の魔法の矢連打が有能すぎる(ラスボスをほぼ矢で倒した)ので、1周目のパートナーという部分を差し引いても 最後までスタメン落ちすることはありませんでした。広範囲強力魔法キモッチイィ〜〜〜アスタリオン制作スタッフの性癖全振り属性詰め合わせ男。こいつだけ世界観エロゲじゃない???先ほど申し上げたように バルゲのことを完全にエロゲだと思い込んでいた、という部分と、事前に目にしまくっていた彼のファンアート(エッチなやつ)からの刷り込みと思い込みで、なるほど誰にでも身体を開いてくれる系の人なんだね?すぐやれるんだね??と思い込んでいたので こちらからアプローチしたときめちゃめちゃ 冷たく断られたのでアレッ…?となりました。ヤリマンだと聞いてウッキウキで勃起して誘いに行ったのに僕にだけやらせてくれない、みたいな…うっ…古傷が… ちなみにすぐやれるのはレイゼルでした。(いらん情報)アスタリオンは…というかこのゲームは色々な人間の色々なエピソードがたくさん詰まっているので、トラウマや 嫌な部分を呼び起こすことが多いような気がする。例に漏れず私もそうだったので、嫌な気分になって途中ちょっとやるのがきつくなったシーンがありました。だからクリアに1年近くかかったのかな…大量のサブクエ寄り道だけが理由ではなかった気がする。人によって刺される部分は違うから、注意だぞ!今回は1周目かつパートナーをゲイルで固定にしたので(ゲイルは乱交も二股も人前で脱ぐことも禁止のお硬い人だから…)、アスタリオンとは「よく衝突するがそれでも心配で付き合いをやめないお節介な友人」として支える善人ルートを取りました。結果として1周目で因縁をチャラにして仲間を解放する独り立ちルート(正史っぽい)は、大正解だと思いました。アスタリオンの表情が凄く明るく変わったように見えた。(思い込み…?気のせいかも)今回善人ロールプレイだったせいか、アスタリオンの好感度を上げる 選択肢を全然 選べなくて体感 7割ぐらい反対されてたんですけど、これ 2週目以降もうまく アスタリオンの好感度 上げられるんでしょうか ?全然自信がないです…一番好きなのに…2周目は君専用のイエスマン(男性)を作るので なんとか心を開いてくれ おれにハルシンこのおやじ。セックス大好き��じさん。ほんと笑えるので私はとても好きだしこんなん皆好きだろって思ってたんですけど、むしろ今の時代の特に若い方はこの親父無理…(マジトーン)っていう人が多いんじゃないかな?と思い直しました。真面目で厳格な男上司!みたいな感じなのに、彼の中で(←重要)親密度が最高潮に高まるとめっちゃ露骨に性欲むき出しにしてくるところとか、私は大爆笑 だったんですけど、生々しすぎて無理っていう人はいる かもしれないね。でも断ったらちゃんと身を引いてくれるから紳士だよハルシンは…かなり…からの昔のヤンチャプレイ武勇伝披露がもうオモロすぎてですね…ゲイルがドン引きしてる中主人公とハルシンで酒飲みながら猥談で盛り上がっててほしい。あと性欲の発露の仕方が面白すぎてね…初回プレイでキスの前にいきなりクンニ(あるいはフェラ)&野外&獣プレイの華麗なコンボを決めてくる上、すでに別の人間とパートナー関係を結んでいた場合、「俺は全員一緒でも構わないぞ」と乱交の勧めをしてくるので、私は本当面白すぎて笑ったんですけど、無理な人(ゲイルとか)はとことん無理だと思うので…おもしれー男。魔法も謎なの多くておもろい。実用性なさすぎじゃない??回復の実の結実魔法とか意味わかんない 上にエロすぎて 本当に笑える。彼の全部がエロに繋がってるように見える。バルゲの娼館行ったときも、「人数が足りないんじゃないか?」ってすかさず乱交の提案してくるのこいつどんだけ複数人でやるの 好きなんだよ…!?てなった。やりましたよ。ええ。5人で。5人以上がデヴィル界の正式な乱交らしいのでルールに則らないと失礼だし…ゲイルは恋人が娼館に行くとか無理🤮なので一旦下がっていただいて、アスタリオンとハルシン 連れてったらまんまと5人でやることに。アスタリオンがプロを負かすレベルのテクニック持ちで「しかし彼はどこか遠い目をしているようだ…」というところが悲しすぎました。泣ける。娼館周りのイベ大好き。あら、アスタリオンとはここで寝てましたね…「このリーダーは俺と寝ないという大いなる罪を犯している」みたいな発言面白かった。寝ないで取っておいても こういう特別なセリフが聞けるのはいいですね。セリフ種類 どれだけ バリエーションあるんだろうか…ハルシン現実世界にいたら むちゃくちゃ嫌ですけど、二次元の男は何をしていても可愛いですから。淫乱テディベアとはハルシンのことよ!ダディハルシン!2次元と現実の区別をしっかりつけて楽しもうね!(自戒)主人公(1周目)女タブ。黒長髪に赤メッシュ。筋肉質。ファイター→バーバリアン。バルゲ市民。辺境の出身。倫理は基本は善人で 人助けも積極的にする。しかし森育ちなので自然は厳しく無常であるとどこか達観していた部分がある。筋力ロールと説得が得意。酒好き&貞操観念の部分ではハルシンと非常に気が合う。しかし パートナーのゲイルが 常に目を光らせているので不貞は難しいのであった。隙を見て寝られるチャンスがあるやつは いくらでも食っていく。そして後でバレてゲイルに本気で幻滅されるのであった。皇帝まさの2人目の私…いや主人公。ゲーム開始時、守護者って何だ??って思ってキャラクリしたけど お前だったのか。皇帝の内面がああいう人だって分かってたらネタ枠の不細工にしなかったのに…いや すごい不細工であの内面 っていうのも すごく燃えるんですけど。人間時代の昔の住処に行って思い出話が止まらなくなる皇帝可愛すぎでは?自我強めってだけで化け物になるのを抑えられたってどういうことなの?どんだけメンタル強いの?やはり主人公だったか…人間時代に犬を可愛がってて(最高得点)、ママからもらった初めての銀食器とかもずっととっておいてるのすごい可愛い。率直に申し上げて 最後の方の皇帝様の行動(脳に勝てないと判断するやいなや主人公の肩を引いて素早く撤退、からの2つ目の策!判断が早い!ラスダンで主人公の後ろをずっとふわふわ ついてきてくれる可愛さ)でハートを盗まれましたので、2周目以降は確実に見目麗しい男性でキャラクリしてプレイしたいと思います…かっこよ〜…守護者の性別を自分(主人公)に合わせて女にしていたら、彼へのイメージは全く変わっていたような気がします。異性でやってよかった…めっちゃ…もえたわ…キュンです…でも皇帝ラスボスルートあるんだって??気になりますねえ〜本気で皇帝を好きになったらそのルートは是非取りたいね。愛するものと敵対して殺し合いたい。
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私から見ると、この「お兄さん」が最も危険な「捕食者」のタイプです。 相手を見て態度を使い分け、女性にウケるだろうと計算して「恫喝」と「暴力」を行使しています。このタイプは「効果的」と判断すれば躊躇なく女性にも暴力を振るい、「暴力を振るわれるかも」という恐怖で支配します。 ヤクザが直接相手に暴力を振るわず、目の前で部下の頭を灰皿で殴って恫喝するのと同じで、問題解決の手段に「暴力」があることを示すのです。 「交際」すると、自分でも気づかないうちに「怒らせたら怖い」と刷り込まれて奴隷化されます。 この投稿では「豹変」がひとつのポイントで、普通の人は、このように優しい態度と攻撃的態度を瞬時に切り替えることはできません。 これができる人は、同じことを「恋人」に対してもできます。「キレた」とか言いますが、計算ずくです。
Xユーザーの鐘ケ江啓司(弁護士・福岡県弁護士会所属)さん
銀座線で女性ばかりに絡む大声罵り系の男と遭遇した時、私の隣の吊り革に捕まっていたお兄さんが「怖いですよね、大丈夫ですよ」って優しく声をかけてくれたんです��� 直後お兄さんは豹変、「自分より弱いやつばっかにイキってんじゃねぇぞ、オラァ!俺に同じことしてみろやァァ!」って迷惑男に突進! 逃げんじゃねえよ、オラァ!って人をかき分けてとっ捕まえてガン詰めの後、次の駅伝そいつを引きずって、お兄さんは颯爽と降りて行きました 本当にありがとうございました!
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戦闘服の男たちNo.0
現職自衛官の告白体験手記
「遠くで突撃喇叭が」
原題「遠くでラッパが」
作 島 守

新隊員の便所はノリだらけ
朝五時、起床まであと一時間である。いやあ、変な夢を見たるんだなと思って、ギンギンになっているセガレに手をのばすと、ああ、やっちゃった。まったくしょうのない奴だぜ、昨日センズリかいたばっかりだろうが!
畜生!今起きると、となりのベッドの奴が目をさましてカッコ悪いし、しょうがネーな、起床で戦闘服に着替える時にでも一緒に履きかえるか。
それにしても新隊員は外出が制限されてるせいで、夜なんかとても遊びに行けないし、極度に欲求不満の日々が読いている。
雄臭い野郎を見るだけならここは本当にいい所だけれど、それ以上のことはちと不可能。けっきょく、夜、誰もいないトイレにはいってシコシコ激しくセンズリをカクしかないのだ。風呂で見たガッチリしたオアニイさんや、カワユイ隊員たちがチラチラ浮かんできたりする。
でも終わってみると、やっぱりむなしいな。なんか小便とたいしてかわりないみたいで。それでもけっこうさかんなようすで、この間も班長から、
「新隊員の便所はノリだらけでたまらん!」
なんて怒られてしまった。マア、ノリは冗談としても、エロマンガのちぎれたのや、ビニ本なんかが時々モロ、トイレにおきっぱなしになってたりする。金があれば普通の隊員はトルコにでも行くんだろうけど、そこはまだペイペイの新隊員、月給は少ないし、貯金はしろとうるさいし、とてもとても…
それでも、あけっぴろげな男だけの世界。
「これからセンズリ行くゾー」
と、エロ本片手に走って行く奴もいる。
そんでもって自分もけっきょくその日のタ方、バラしてしまうのだった。
「昨日の夜、爆発しちまったでェー」
「いやー、エッチだなあ。勝見二士がいないからじゃないのォー」
前期の教育隊から一緒に来た北村二士にいうと、思わぬ返事が返ってきた。まいったなあ。
「このヤロォー、勝見と俺はそんなに深い仲でネェゾ!」
「エへへへ、でも勝見二士は、島二士のダッチワイフだったんじゃないのォー」
まったく北村の野郎、口のへらない奴だ。
まっ、べつに勝見二土はダッチワイフだなんてのは冗談だからいいけど、でも俺は、やっぱりドッキン!そう、あいつはいい奴だったもんな。この俺に、男と男が精神的に強く結ばれることがどんなに素晴らしいことか数えてくれたから・・・•・・ネ。
それは3ヶ月前
桜のつぼみがまだ硬い三月の下旬、俺は陸上自衛隊のある駐屯地に入隊した。出身県の関係で他の県の出身者より四日ほど遅い入隊だった。勝見二士とはこの時に初めて出会ったのである。
〈三月某日〉
なかなかできてる奴
今日から俺の自衛隊員としての生活が始まる。まわりの環境は、想像していたのとそれほど変りはない。でも一部屋四十人というのは多すぎるようだ。
それから自衛隊ではバディという仕組があって、二段ベッドの上下でペアを組み、訓練面や私生活でいくそうだ。
俺のバディは勝見次郎。ガタイが良くてイモの煮っ転がしみたいな顔をした奴だが、なかなか性格はよさそうだ。
この時はまだバディの重要さなんか知るよしもなかった。
勝見二士は俺より年下だが、四日も早く入していただけあってちょっと先輩気取りで、ベッドのとり方から戦闘服のネームの縫い物まで俺に協力してやってくれた。早くもリードされっぱなし。それでもけっして悪い顔をしないで黙々と手伝ってくれる彼を見て、
「なかなかできてる奴だワイ」
と内心思ったものである。
<四月某日>
ビニ本でぬいて来い
入隊式も終わり、訓練も徐々に本格的になってきた。銃こそまだ持たされていないが、戦闘服を着て半長靴をはいて走り回るさまは、一人前の兵隊さん・・・・・なんちゃって。
そんな時、体育の時間に勝見の野郎がすっころんでけがをした。運動神経いいくせにまったくそそっかしい奴だ。おかげでその晩、俺がヨーチン片手に手当てしてやる。
両足おさえつけて、ヨーチンをぬるさまはSの気分。ムフフフと不敵に笑って、「グチェッ!」とぬってやる。勝見の奴��まりかねて、「ギャアー!」
苦痛にゆがんだ顔って、ちょっとエロチックやなアー。
四月にはいっても外出は下旬にならないとできない。新隊員とはつらいもんである。ああ、自衛隊には自由なんてない!これでは縛られるのが好きなMじゃなきゃ向かないんじゃないだろうか。そんなわけで貴重な休みも隊舎のベッドでゴロゴロ、これじゃ夜寝られるワケがない。
消燈もとっくに過ぎた十二時半、なんとなく昼間寝すぎたので寝つけない。緑色の毛布の中でごそっと寝返りを打つと、上のベッドでもごそっと寝返りを打ったようだ。安物のベッドがグラッとくる。これじゃセンズリかいてようもんなら、片っぽのベッドの奴は地震かと思って起きちまうだろうななんて思ってると、
「オイ、島さん寝たかい?」
と、勝見が小さな声で話しかけてきた。
「なーんか、こうムラムラして寝られネェんだョオ」
と俺。すると、
「島さん、最近やってないんでしょ、アレを」
「まっ、まあな」
と、二人はムクッとベッドから起き上がて話を始めた。まったく目がさえてしかたいない。すると、その時へやの戸があいて、だれかがはいってきた。なんと班付(つまり上官)の上田士長である。よーく見ると、片手にビニ本を持っている。
「お前ら、まだ起きとるんか」
「エエ、寝られないんですヨ」
と勝見二士。すると上田士長、恥ずかし気もなく片手でもってるビニ本二冊を差し出すと、
「これでちょっとぬいてこい、そうすればバッチリ寝られるゾ。俺も抜いて来た」
思わず俺と見、顔を見合わせてニヤリ、もちろん俺はあんまりビニ本には興味はないが、そこはノンケの顔をしていなければならないのがツライところ。
ともかく、俺と勝見の二人はビニ本片手に仲よくトイレに直行。そこで二人は同じ個室に••••••てなわけにはいかなくって別々の目室に。ハイ、でも、ガマン!
「オッ、スケニ本だぜ、もうビンピンだァ」
「タマンネニナー。でもあんまりおっきな声だすなァ、不寝番がびっくりして飛んでくるゾォー」
なんてことを話しながら、お互いに実況中継をし合う。洋式トイレなのですわってカケるのでらくなのだ。となりの個室からのすっとんきょうな声がとだえた。奴も本気になってきたようだ。こっちがたまんなくなるようなあえぎ声が聞こえてくる。思わず俺の手の動きも早くなる……。
すると、突然奴の声、
「ウッ!ウッーウ」
畜生、俺より早く終わりやがったな。
奴の家は海辺の町で漁師をやっている。中学、高校と、よくアルバイトを兼ねて家の手伝いをしたそうだ。そのためか潮で鍛えられた体は浅黒く、区隊で誰にもまけないくらいの逞しさを持っている。そんな奴から海の話を聞くのが俺も好きで、いろいろと聞いたものだった。サザエの採り方なんか、実に詳しく話をしてくれたもんだった。
<5月某日>
好きになったのかな?
知らないというのは恐ろしい。いつものように勝見二土から海の話を聞いていた俺は、なにげなく聞いてしまった。
「じゃ、なんで家の仕事を継がなかったんだい?」
「親父が許してくれなかったんだよ」
「どーして?」
「・・・・・・兄貴が海で死んだからさ••・・生きてれば二十七歳さ。よく晴れてベタなぎの海にもぐったきり、サザエ採りにネ、兄貴、上がってこなかった」
淡々と話し続ける奴は、やっぱりいつもと違っていた。
「やっぱり親は親なんだな。二人も海で死なせたくはないんだろうな。いくら俺がねばってもだめだった。今の俺なんて、丘に上がったカッパさ・・・・・・・」
と、彼は言う。いやいや、丘に上がったカッパなんてとんでもない。奴の体力は区隊のトップをいつも争っている。俺だって気力じや負けないつもりだが、やっぱり体力検定だとかではっきり数字に出されると、どうも一歩も二歩もゆずってしまう。
「漁仲間の人から最近よく言われるんだ、兄貴に似てるって」
彼はこう最後に明るく付け加えた。なんか、この話を聞いているうちに、自分が奴に引かれていることに気がついてきた。なんとなく奴のことを、俺は他の班員とは違う目で見ているということに・・・・・・。
俺、奴のこと好きになったのかな?
まだ五月の下旬だというのに、真夏のような暑さが続く。そんな太陽の下での戦闘訓練は、まだ自衛官として一人前の体力を持ち合わせてない俺たちには、とてもキツイ。
たかが4.3kgの小銃が自分の体じゅうの汗を吸いまくる。気がつくと小銃から滴がしたたるほどに汗でぬれている。
地面だってこんな間近に見つめることなんてあったろうか。地にふせた俺の目の前にあるのは、青々とした草が高々と繁っている姿と、小さな虫たちの世界だった。
一瞬、自分が虫けらになったような気がする。ふと隣を見ると、3メートルほど離れて奴がこっちを見てニヤリとした。埃にまみれた顔から白い歯がチラリとのぞく。ほんの数秒の間の静けさが何時間にも感じる。

すると突然、頭上で班長の大声が響く!
「目標、前方の敵!」
「突撃!前へ!」
銃をかまえると全力で走りだす。核の時代にこんなことが役に立つのだろうか、もうバカになるしかないな。班長の号令が頭の中を素通りして直接手足に伝ってゆく。俺も奴も、そして愛すべき仲間たちも、死ぬ時はみんな一緒・・・・・なんだろうな。
<六月某日>
レイプごっこ
3ヶ月の前期教育も大詰めをむかえてきた。今月の末には、俺も奴もバラバラになって全国の部隊のどこかの駐屯地に配属されることになるだろう。なんか、そう思うと、とてもせつない。でも、俺と奴は違う道をたどらなければならない。希望も適性も違うから。だからあと数週間、思いっきり悔いのないようにガンバッテいく。それが今の俺たちには一番なの
だ。
営内近は1班12名前後いる。学校の教室の約2倍ほどの大きさの部屋に、実に40人の隊員が詰め込まれ、2段ベッドで毎日の訓練生活を送っている。もちろん性格もさまざまであるが、そんな隊員たちが40人も一つの部屋にいる姿は、なんとも壮観で異様でもある。しかも全員、スポーツ刈りか坊頭で、体格もこの六月ごろになると個人差こそあれ、すっかり逞しくなってくる。
その中にはやっぱり俺以外にも、男が好きな奴がいるらしい。時々どっかからか、〇〇二土と二士が二人でトイレにはいって行くのを見たなんて話を耳にすることがある。
うまいことやってるなあなんて思うけど、やっぱり毎日寝起きしている仲間の前ではなかなか、そんなことできるワケがない。それでもよく俺たち二人は皆の前で冗談を飛ばし合う。
「オッ、いいケツしてんなあー、たまんねえぜ!」
「バーカ、今夜はもう予約ズミダヨ」
「ベッドあんまりゆらしてこわすなヨ。下で俺が寝られネェからヨ」
「じゃペーパー貸してやっから、センズリでもかいてきな!」
なんてやり合ってると、周りの仲間も悪乗りしてきて、なにがなんだかわからないうちにレイプごっこ(つまり解剖というやつ)が始まったりする。どんなバカ力の持ち主でも二十人ぐらいにせめられたんじゃ手も足もでない。アッというまにスッポンポン。一回やられるとくせになるみたいで、次の獲物をさかす。でも気がつくと、一番必死でやってるのは俺みたい。
<六月中旬某日>
こみ上げてくるような話
今日から前期教育で最初で最後の野営(泊まりがけの野外訓練)が始まった。
午前中に寝泊まりするテントを設営する。
午後からは小銃手用の掩体(一種の個人用の隠れ穴…ここに隠れて首と銃だけ出して、敵を狙う)を掘った。
1グループ6人で3時間ほどで仕上げなければいけない。
もっぱら俺は現場監督のように���面に穴を掘る設計図を引く。そして奴は、パワーショベルのようなバカカで他の仲間四人とともに穴を掘る。もちろんきっかり時間内に仕上がった。
野営で俺たちが使うテントは、二人用の小さなもので、朝起きてみると足が外に出ていた、なんてことがしょっちゅうある。もちろん奴、勝見二士と一緒である。
一日めの夜は夜間訓練もあり、ビールも一本入ったので、二人はろくに話しもしないで寝てしまった。
二日の夜、目が冴えて眠れない。久しぶりに奴と俺はいろんな話しをした。酔うと滑舌になる勝見。入隊する前の事や、これからのこと、もちろん女の話しだって出てくる。俺は当然聞き手に回るわけだが、それでも奴は初体験の話や、彼女にふられてし��ったことを、こっちが感心するほど克明に話してくれた。
なんかこみ上げてくるようなものも感じるけれど、それは明日の厳しい訓練にとかして流してしまおう。
三日めは、昼間の行軍が災いして床についたら、またまた、あっという間に寝てしまった。それでも就寝前、点呼に来る班長が、
「お前ら、あんまりいちゃつくなよ!」
「いやーあ、昨日なんて島さんが寝かしてくれないんスよ。まいったなあ」
なーんて冗談も飛ばしてくれて、言葉の中だけど、楽しませてくれた。
<前期教育終了7日前>
愛すべきパワーショベル
今日は最後の体育だ。項目はなんと苦手の障害走。外見に似合わず(?)体力のちと足りない俺には恐怖の時間である。だが、今回はなんと二人でペアになってやれというのである。当然勝見二土と組むことになる。よし、やるぞ!
隊長の合図でスタートし、戦闘服姿で障害物を切りぬけていく。高さニメートルの垂直の壁あり、幅一・五メートルの溝あり、まったくとんでもないコースだ。やっぱり勝見の奴は早い。確実に障害をこなしてゆく。時々日に焼けた顔でこっちをふり向く。そうだ、奴がいるから今俺は、三カ月間ここまできたんだ、汗と埃は今、大きなエネルギーと変わって俺たちに吸い込まれてゆく。奴が好きだ、そう、心の中で叫んでやる、
「好きだ」と。
ふと気がつくと、目の前にロープが下がっていた。最後の難関のロープ登りである。畜生!俺が最も苦手とするやつだ。それでも登らなければならない。一段階一段階と手足を使って登るのだが、なかなか上へ進まない。
畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くに・・。すると、そ畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くのに…。
すると、その時である。足をなにか、すごい力で下からさ押れた。グーッと上に上がる。フ、フックに手が届いた。やったあ!思わず下を見る。そう、俺の足の下には勝見のこぶしがあった。奴は満身の力で、俺を下から押し上げてくれたのである。
この野郎!お前はやっぱりパワーショベルなんだなあ。
<前期教育終了6日前>
自衛隊部隊はラッパの音と共に、毎朝8時に国旗掲揚、夕方5時に国旗降納がある。
俺の前に整列している奴の後ろ姿の敬礼を見るのもあと数回しかない。教育終了後に別の部隊に進む事に決まったからだ。
日に焼けたうなじを目に対み込んでおこうと思う。毎日、一緒に行く食事も別れが近いせいか会話が少なくなったような気がする。
そろそろ身辺の整理を始める。ダンボールに荷物をつめる時、背中に後ろで見ている奴の視線がやけに気になる。
<前期教育終了4日前>
パンツの隙間から半立ちのものが…
教育打ち上げの研修旅行で、ある山奥の温泉に行った。
やはり百名近い短髪の青年集団というのは一般の人々に奇異に見えるようで、必ず「お仕事は何ですか」なんて聞かれる。もちろん醜態をさらす飲み会に制服なんて着ていくワケがないから、わからないのは無理もない。
「皆さんお若いですネ。今年入社したのですか?」
「ハアー、そうです」
「いい体している人ばかりですけど、どんな仕事ですか」
「まあー(モゴモゴモゴ)」
「ガードマンかなんかですか?」
「似たようなもんですネ」
と、けっこうおもしろがって遠回しに話をするんだけど、後ろから当然、
「島二土!」
なんて階級で呼ばれるもんだから、わけ知りの人にはバレちゃう。そしてその夜ー。
バカ騒ぎのうちに飲み会も終わり、各班ごとにひっそりと部屋に集まって二次会が始まる。ビールの本数が増えるに従って、歌が出る。かわるがわる歌う員の歌声をバックにして、俺も奴も仲間たちも、この三カ月間の訓練をいろいろ思い出していた。苦しかったことしか浮かんでこない。
でも、俺たちはその中で同期愛ということを学んだ。
いつのまにかみんな寝てしまっていた。もう外は白みかかっている。
突然、俺の寝ている毛布に奴が割り込んできた。肌がふれ合う。奴の匂いがする。すぐいびきかく。でも、なんとなく手が出せない。チラリと下を見る。パンツのすき間から、奴の半立ちしたものが見える。そういえば、いつか俺も言われたっけなあ。
「島さん、立ったチンポぐらいしまって寝てろよナ。思わずさわりたくなるだろが!」
奴が不寝番をやっていた時見られてしまったようだ。まったく助平な奴だと思った。でも俺のほうが助平だったりして。
「俺、眠ってる時って何されてもわかんねえんだよなあ」
と奴がカマをかけてくる。
「バーカ、もうやっちゃったヨ。でも1万円のダッチワイフのほうが気持ちよかったぜ」
と俺。してやられたというような奴の顔。
そんなこと思い出しながらいいチャンスの中、俺も寝てしまった。
<前期教育終了日>
再会をめざして頑張ろう
とうとう、今日という日が来てしまった。
俺も奴も違う部隊へ行ってしまう。場所も離れているので、顔も見られなくなるかもしれない。両手で握手をして別れた。
遠くでいラッパが鳴っている。戻は出なかったが、心で泣いてしまった。ありがとう、リスの目をしたパワーショベル、勝見次郎よ。日に洗けて埃にまみれながら走り続けた道を、ふり返りながら前を行く。奴だから、今日まで.....。
そして今…
新隊員後期教育が始まって1ヶ月半。前期教育から一緒に教育を受けている北村二士が手紙を見せてくれた。勝見二士と同じ部隊に行った高田二士からだった。
<あ、そうそう、この間の手紙に島さんが夢精したって書いてあったネ。あの文、勝見二士に見せたら、「まいったなあー」って口ではいってたけど、ニヤニヤしてたぜ。島さんに会いたいって伝えといてくれとのこと>
俺も奴に会いたい。こんど会うのはいつのことだろうか。
「士、別れて三日を経たるは刮目して待つべし」
お互い、目をみはる再会をめざして頑張ろうじゃないか。人は出合いと別れを通じて成長するのだから。
そして後日談…2024年
題名「遠くで突撃喇叭が」は第二書房が付けた題名。
原題は「遠くでラッパが」である。今どき戦闘訓練で突撃喇叭なぞ吹かない。この時代の薔薇族には戦記物を書ける文字通り百戦錬磨の先輩がたくさんいたから仕方ないが、俺の指したラッパの音は毎日部隊で鳴らされる国旗掲揚、国旗降納のラッパである。
勝見二士(仮称)は俺が見込んだとおり自衛隊員募集パンフレットの表紙を飾った。
残念ながら2任期(4年)で退職。
再会は果たせなかかった…親父の後を継いで海に出たそうだ。
新隊員当時の写真。小説に出てくる面々。
その他の隊員と再会したのは地下鉄サリン事件。不幸な事件であったが、それぞれが一線で任務についていた頼もしさを感じた。
もちろん俺も新隊員の教育をする先任陸曹になった。
その後俺も2等陸曹で依願退職。約15年の自衛隊生活を終了。鳶職となり予備自衛官で約10年、1曹まで務めた。
2024年現在、自衛隊に残った同期たちは全て定年退官している。
俺を薔薇族、さぶに引っ張ってくれた木村べん氏も他界された。
読んでもらって分かる通り、肉体関係は無くとも男同士の愛情はある事への感動を自衛隊で得ることができた。
職務上死の覚悟を要求される世界。
その感動をセックス描写のない小説でも構わないからと木村べん氏に書いてみないかと言われて作ったのがこの作品。
べん氏に銃を持つ手ではイラストは描けなくなると言われて、好きなメカ画も共同で作品表紙等で書かせていただいた。もちろん最初で最後。ben &tetsuは勉&(鳶)徹って言うこと。
文中漢数字が多いのは縦書きの影響。

「遠くで突撃喇叭が」掲載誌表紙
もう一つ参考にしてさせていただいた本。
1974年芥川賞受賞作品「草のつるぎ」
実はエロ度こちらの方が数段上。戦闘訓練の打ち上げで全員でセンズリこくシーンがある。実話だからノーカットなんだろう。

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マスコミ「東京五輪大成功!」 私「お前らは大反対してたよね」 マスコミ「日本企業の女性役員比率は15.5%でG7最下位!」 私「お前らはもっと低いけどな」 マスコミ「風評加害者って誰?」 私「お前らだよ」 マスコミ「HPVワクチン、医療者側の理解が進む!」 私「さんざん危険性を煽ってたお前らがよく言えるな」 マスコミ「なぜ告発しなかったのか?」 私「お前らが黙殺してきたからだろ」 マスコミ「産科ゼロの自治体拡大!」 私「『事実上の冤罪事件』と言われた産婦死亡事故を執��に『医療過誤だ!』と攻撃し、『産科医になるのはリスク』というイメージを植え付けてきたのはお前だったよな」←New!!
Xユーザーの新田 龍さん
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キングダムハーツの一作目は私自身が深く関わった作品です。「ディズニーにとっても画期的かつ実験的プロジェクトだとおもいます。大げさかもしれませんが、ディズニー史に残るプロジェクトになるんじゃないかな」というこインタビューのコメントが、第一作目が発売される時にファミ通のインタビューに掲載されています。 当時、私はディズニーに在籍しており、日本を含むアジアのゲーム部門を見ていましたが、このプロジェクトが一番記憶に残りかつ成功したプロジェクトとなりました。ディズニーサイドのプロデューサーを務めたわけですが、この作品、幾つもの奇跡が重なり大ヒットに繋がり、ファミ通に引用されたコメントがあながち外れていなかった事になりました。今だから言える、キングダムハーツ一作目の舞台裏を、ディズニーの中での様子や、ビジネス面にスポットを当てながら今から振り返って見たいと思います 私がディズニーに入った時、米国のメンバーから実験的なプロジェクトが動いているという事は聞いていました。ただ、全くディズニー社内でオーソライズはされておらず、実験をしているという名目でした。ところが、私がディズニーにはいってしばらくたっても、契約は存在せずに、実験のはずが現場ではどんどん開発を始めていきます。スクエアエニックス(以降スクエニ)では開発ディレクターの野村哲也氏の想いがあり、非常に前のめりに開発を続けたいという意志が固く、一方で、ディズニーはイエスともノーとも言わないで、頑張りましょうという曖昧な返事を繰り返していました。先ずは、何とかプロジェクトをオフィシャルにしなくてはいけません。 そもそも、『キングダムハーツProject』は、承認を得るには大きな問題がたくさん含まれていました。それは内容に関するクリエイティブのチャレンジが原因となっています。普通のライセンス契約は、すでにあるイメージを利用して商品を作るもの、ゲームのライセンスもすでにある映画やキャラクターの世界観を使ったゲーム制作がそのベースとなっていました。ところが、キングダムハーツは例外事項のオンパレードでした。 ・米国の外で、少なくとも日本では、全く新たな世界観を持ったディズニーのライセンスが認められた事はなかった。 ・当時、まだ3D のミッキーのモデルが公に存在していなかった。 ・ディズニーの違った世界観、例えばターザンとピノキオとミッキーを一つの作品の中に入れる事ができるのはディズニーランドだけであった。 皆さんも想像できると思うのですが、ディズニーという会社は非常にアメリカ的な会社です。アメリカ、ハリウッドが中心で、ここで作られたクリエイティブを日本を含めた世界に流すのがビジネスモデルです。ある意味、ハリウッドのクリエイティブを頂点にライセンスのビジネスモデルが完成されているのです。ディズニーの財産は、ディズニーの世界観である事が徹底されていて、ディズニーの世界観を守るため、とても細かいライセンスのガイドラインが設けられ、世界にその指示が渡っていました。ブランドを守るグループの力は強く、社内での隠語でPolice(警察)と呼ぶ人もいました。
日本においてのライセンスグループは、ミッキーの新しいイラスト一枚を米国に認めてもらうために四苦八苦するのが実情でした。その様な状況で、上の様な問題?を持ったゲームが認められるはずがないというのが社内の空気だったのです。
皆さん、ご存知ですか?ミッキーの耳はいつでも正面を向いている事を。2Dイラストのミッキーはたとえ横を向いている時でも、その耳はまん丸で正面を向いているのです。それが3Dになったらどうするんだ、そもそも3Dのミッキーなんて米国が認めないし、他の膨大なキャラクターの3Dデータ、個々のアニメーションデータをどう承認してもらうのだというのです。
日本のディズニーでは、日本初のジャパンクリエイティブ作品を是非押して行こうと言う掛け声はあったものの、ディズニーの日本のベテラン社員の方が、「事が大きくならないうちにダメならダメと言ってあげるのがクライアントに対する本当のサービスだよ」という忠告をしてくれました。
当時のディズニーゲーム部門のプレジデントはディズニーストアの店員からのし上がって行った女性でした。とてもガッツがあり、野心があり社内政治的にも一目置かれており、彼女もこのプロジェクトにかけていました。ディズニーでは、業績だけでなく、新たなプロパティ、クリエイティブを生み出せるという事が、高い評価となるからです。プロジェクトは挑戦的でクリエイティブだし、部門トップもやりたいと言う事で、そういう意味では、ゲーム部門には米国も含めて何とかこのプロジェクトを通したいと気持ちが行き渡っていました。
日本のディズニーブランドグループのアドバイスは当然NGです。ただ、あまりに彼等の評価基準からは、かけ外れすぎているので、あえて判断出来ないと言うのが、彼らの立場でした。米国では常にブランドとゲーム部門の交渉が行われていましたが、私も良く呼び出されました。ついていた事に、タイミングは悪くありませんでした。
当時のディズニーのブランド部門のトップの悩みは、ディズニーのキャラクターが女性にしか受けず、対象年齢も下がりすぎており、何か新しい動きが欲しいと思っていたのです。話してみると、ブランドのトップの人はディズニーの世界観のエッジがなくなって行くのを危惧していたのです。当時の私は、前職がセガの(コンスーマー)開発のトップでしたので、クリエイティブの匂いを感じてくれたのでしょう、非常に長い時間ディズニーのブランド論やキャラクターの見せ方について語り合いました。如何にビデオゲームという舞台が、当時のディズニーにかけているお客さんに上手くアピールしうるメディアであるかといった話もしました。
先方は、ミッキーが最初に出て来た時には少しやんちゃな部分があったのに、今はお利口さんすぎてエッジがなくなっていると言う事も正直に話してくれるのです。ある意味、それにどう答えるのかもテストであったと思うのですが、ディズニーのブランドをどうしたらあげていけるのかというアイデアや考え方も私なりの意見を述べました。セガの時代に、ソニックの再生プロジェクトに関わっていたのも役立ちました。また、ブランドトップの彼には、時々途中経過を流したり、事前にちょっとした事を相談する様にしました。いわゆる、根回しをして信頼を得る作戦を取ったのです(これが出来たのは、当然、絶対的に当時のスクエアの制作能力が高かった事が挙げられます。最初に彼らの作ったいくつかのキャラクターの3Dデータ、アニメーションの審査の時に、ディズニーのスタジオの人たちがその品質に驚いた程でした)。
ディズニーにとって、当時ゲーム部門は主流の部門ではありませんでした。あくまで、映画、テレビ、パークがメディアの中心で、ゲームはライセンス部門の一部でした。(因みに今では、ゲームとインターネット部門が一つになり、ディズニーの独立部署かつ戦略部署と位置づけされています。) ディズニーがあまり強くない領域であまり強くないターゲット層に向けて、他人のお金で(スクエア)実験的な施策を打つのは会社に取っても悪くないと言う空気になっていきました。しかも品質は高く、ゲームで定評のあるパートナーなのです。ただ、それでもブランドグループもなかなかオフィシャルにGOを出しません。 我々にとってもう一つの追い風は、当時他国が落ち込んでいる中、日本のディズニーが全体で絶好調だった事です。東京ディズニーランドに加えディズニーシーがまさにオープン準備中でしたし、i-modeへの対応でモバイル部門も立ち上がっていました。ライセンス部門も他国が落ち込んでいる中好調を維持し、ジブリ作品のビデオ流通も当たっていました。
そこで、長年ディズニーでCEO(当時)として君臨をしていたアイズナー氏が、久しぶりに日本を訪問する事になったのです。この時の彼への権力の集中は凄まじく、彼の日本出張時に、何や感やで米国から100人以上の人が同時に日本にやって来ました。この様な中、日本での活動報告をアイズナー氏にする事になり、私もプレゼンをする事になったのです。
我々ゲーム部門の目的は、何とか此処で『キングダムハーツ』をオフィシャルにすることでした。数日かけて、ゲーム部門社長やディズニージャパン社長とプレゼン内容を相談し、当日に挑みました。アイズナー氏は流石にちょっと尊大とも言えるくらい威厳があり、カジュアルなセッティングにもかかわらず、場には緊張感が走ります。ストレートで厳しい質問もどんどん投げかけます。
私の順番になり、ゲーム業界の様子やいくつかのプロジェクトを説明したあと、『キングダムハーツ』の説明をはじめます。このプロジェクトが如何にクオリティが高くディズニーにメリットがあるか自分が説明するのを、横からゲーム部門社長が援護説明を入れます。とても助かったのは、アイズナー氏の内容に関する質問に対し、ブランドのトップが如何にディズニーのブランドにとってメリットがあるか援護射撃をしてくれたことです。
アイズナー氏は気軽に、「おー、そうか。頑張ってくれ」と励ましの言葉をくれましたが、この時が本当に『キングダムハーツ』がオフィシャルにディズニー内でGOになった瞬間でした。プレゼンが終わった後には、皆が祝福の握手に来てくれて、ブランドトップは祝福のハグまでしてくれました。この時まで、中立だった人たちがサポートに回ったのです。
何で、こんなに大袈裟なのかと思うのですが、ディズニーのクリエイティブに対する想いと、当時の��織の膠着が重なり合ったことが背景となっているのでしょう。あの時、アイズナー氏がちょっとでもネガティブな事を言っていたら、あのプロジェクトは飛んでいたかもしれません。
余談となりますが、当時一応、ブランドのトップは創始者ディズニーの甥 Roy Disney だったのですが、彼は保守的な立場の人でしたが、アイズナー氏との折り合いは悪く、彼は会議には出ていませんでした。彼がいたらここも一悶着あったかもしれません。
これは、言ってしまえば社内ポリティクスの苦労話です。そこには、普遍的な事もあるし、ある意味ディズニーという特殊な問題もあるでしょう。普遍的なことを言えば、どんな会社も形は違えどもなんらかの根回し、プロトコルがあるのだということです。よく、アメリカの会社には根回しがないという言葉を聞きますが、少なくともディズニーには全くその言葉は当てはまりません。ただ、日本の根回しとは少し違った感じはします。有力者にとにかく頭を下げてお願いするというよりは、一応こういう正義と言うか正しい気持ちとそこに伴うコミットメントが込められているかという説得はついていました。まあ、サプライズをビジネスマンは好まないという意味では同じなのかもしれません。また、どんな企業もトップが傲慢になりすぎると、決めるプロセスで苦労するというのも普遍的かもしれません。
ディズニーの特殊な面で言うと、クリエイティブに対する考え方、決め方、こだわりもこの件を通じてよく理解出来ました。あるところではビジネスを追求しているのですが、クリエイティブに対して尊敬しなければいけないとする問題意識は共有されています。ライセンスのガイドラインの作り方、ビジネスの作り方も見事なものです。コンテンツやIPをビジネスにする仕組みを積み上げているのです。
現在、日本ではサンリオが非常に上手いグローバルライセンス展開をしていますが、一方で集英社プロパティを中心に勿体無いコンテンツが沢山あります。世間で、ジャパンクールとはいうものの、その広がりを見せている様には思いませんが、コンテンツやライセンスのプロデュース、事業化能力をあげることも、コンテンツ、IPビジネスにおいてクリエイティブにも劣ることなく必要なことであるということはディズニーから学べるところです。
では、このライセンス商品を、ディズニーとしてどうプロデュースし盛り上げたかという施策を紹介します。ひとつが音楽に関する取引と、もう一つがプロモーション施策です。音楽に関して言うと、スクエアのクリエイターでディレクターを務めた野村哲也さんは、出来れば当時人気絶頂であった宇多田ヒカルさんを起用したいと言って来ました。ディズニーのゲームライセンスの契約で(とんでもない)社内ルールは、基本ディズニー作品に使われた曲はディズニーのものになるというものでした。
凄いアーティストと組んでゲームを作るという発想が、もともとなかったのです。ディズニーのリーガルと宇多田ヒカルさんの事務所、レコード会社と交渉しますが、此処でディズニーマジックが起こります。宇多田ヒカルさんがディズニーの大ファンで世界的に曲が広まるのであればと嬉しいと、日本語と英語版の楽曲提供を基本合意してくれたのです。然も、ディズニーの条件である、音楽のパブリッシング窓口がディズニーとなる事も納得してくれたのです。
キングダムハーツの主題歌「光」は、テクニカルには、宇多田ヒカルさん初の海外版になっているのです。ちょっと、蛇足ですが、この「光」という素晴らしい曲ですが、出来上がるのに時間がかかりました。丁度、彼女の病気と結婚の時期とかぶってしまったのです。この曲が素晴らしいものであったにもかかわらず、プロモーションビデオがとても地味な(失礼)出来になっているのは、病気が大きく影響していた様です。この曲は発売以来3週連続のオリコン1位を獲得します。人気絶頂だった宇多田ヒカルさんの曲とゲームのプロモーションを上手くリンクさせる下地が出来上がったのです。
私は、『キングダムハーツ』の問題として(今でこそとても当たり前に自然に見えているかもしれませんが)、スクエニのキャラクターとディズニーのキャラクターが並んだ時の違和感を感じていました。これを払拭するには、その世界観をあまり見せないか(ミステリーにして口コミに頼る)か、目一杯メディア露出をするかだとおもいました。前者は何もしないに等しいことなので、せっかくディズニーも絡んだ大型作品なのでどう露出するか考えました。スクエニに広告費露出を頼もうにも、先方は開発費が予算を大幅に越えており、その枠にも限界があることはわかっていました。
ディズニーには、新しい映画を世間に出すときに、他の企業と組んでプロモーションをするというco-promotion という仕組みが出来上がっていました。例えば、トイストーリーの映画封切に合わせて、マクドナルドがハッピーセットを出してその告知をメディア広告(主にテレビ)するという類のものです。ゲームではこのモデルを使ったことがないけれど、何とか出来ないものかということで、幾つも営業に回りました。その甲斐あって三井ホーム社、日清社そしてアサヒ飲料社とco-promotion 契約を結べました。
特に、アサヒ飲料社とはゲーム業界史上最大規模となるco-promotionが成立します。内容は、バイヤリスオレンジと三ツ矢サイダーを対象に、キングダムハーツのボトルキャップとデザイン缶キャンペーンを実行し、さらに大々的にキングダムハーツのイメージと宇多田ヒカルさんの「光」を使い、バイヤリスオレンジと三ツ矢サイダーをテレビ広告を中心としたメディア広告を展開するというものです。ブランドを二つに分けたのには実は裏の事情があります。ディズニーはグローバルにコカコーラ社とキャラクターライセンス契約をしていました。そのため、炭酸飲料についてはミッキーとその仲間たち、ディズニーでいうところのスタンダードキャラクターに関しては使えませんでした。そこで、どうしてもスタンダードキャラクターも使いたいアサヒ飲料社の要望に答えるべく、バイヤリスオレンジにスタンダードキャラクターをあてがい、本当に推したい三ツ矢サイダーにはその他のキャラクターをあてがうことにしたので��(ちなみにすべて『キングダムハーツ』に出ているキャラクターでないといけない)。
結果デザイン缶は10パターン作ることになります。こちらにとって結果的によかったのは、アサヒ飲料社が2つのメインブランドを推すキャンペーンになったためプロモーション規模が結果的に大きくなるおまけもついて来たのです。ここであえて追加すると、日本の他のディズニー部隊の協力は素晴らしいものでした。当然、コカコーラ社を担当している部門や当時のディズニージャパンの星野社長(現在ジブリ社長)の協力が無ければ到底出来ない内容でした。
このキャンペーン規模、テレビ広告の規模全国2500GRP以上という凄まじいものでした。どれくらいすごいかと言うと、ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時。以下SCE)とスクエニがキングダムハーツにかけた広告を足したものの倍近くあったのです。また、ボトルキャップとデザイン缶を併せた『キングダムハーツ』仕様のドリンクは3000万缶近く作られ、コンビニでも『キングダムハーツ』のイメージが一気にばらまかれました。
キャンペーンタイミングも奇跡的にピッタリ合わせることが出来、今から考えても信じられないくらい上手く連動が出来たと想います。ゲームとの相性バッチリのアサヒ飲料のテレビ広告(YouTubeで捜しましたが見つかりませんでした。残念)は、ゲームの発売1週間前から集中投下され、この広告が始まるや、コンビニでのゲーム予約が8倍に跳ねました。ゲームも初回発注から、週末を待たず追加発注がなされ、何と1週目にスーパーロボット大戦の発売があったにもかかわらず、1位を獲得、大ヒットダイトルヘと成長をして行きます。海外では、『キングダムハーツ』はファイナルファンタジーを凌ぐビジネスとなっています。 当然、この『キングダムハーツ』に関しては、ゲームの力やクリエイターの執念、またパブリッシャーの努力が第一義的に成功の要因です。彼等の更なる努力により、キングダムハーツが10周年を迎え、さらに大きなIPに育っていることを本当に嬉しく思います。おめでとうございます。
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忌み嫌うあまりつい集めてしまう、私の「ダブスタコレクション」にまた新作が加わりました。他にもあったら教えてください。 ・与党議員が「産みの苦しみ」発言 ⇒「産めない人の気持ちも考えろ!」「議員辞職しろ!」 ・野党議員が「産みの苦しみ」発言 ⇒(ダンマリ)←New!! ・与党議員が地元有権者にクッキーを渡す ⇒「公職選挙法違反!」「買収だ!」 ・野党議員が地元有権者に日本酒を渡す ⇒「会合の対価だ」 ・与党議員が政治資金収支報告書に不記載 ⇒「裏金だ!」「脱税にあたる重大犯罪だ!」 ・野党議員が政治資金収支報告書に不記載 ⇒「記載ミスなので訂正した」 ・与党議員が不祥事で謝罪 ⇒「疑惑はより深まった!」 ・野党議員が不祥事で謝罪 ⇒「本人が撤回しているので、それでいいのではないか」 ・与党議員が特定宗教と付き合い ⇒「特定宗教から祝電や取材を受けるだけでもアウト!」 ・野党議員が特定宗教と付き合い ⇒「個人の思想なので問題ない」 ・与党議員が演説中に薬莢を投げつけられる ⇒「暴力ではなく抗議活動」 ・野党議員事務所に生卵が投げつけられる ⇒「民主制を脅かす卑劣なテロ!」 ・リベラル弁護士が懲戒請求や監査請求をやる ⇒「正当な権利行使!」 ・リベラル弁護士が懲戒請求や監査請求をやられる ⇒「リーガルハラスメント!」 ・与党や右派を批判し、ネタにする漫才 ⇒「見事な社会風刺!」「お笑いの本当の役割を教えてくれた!」 ・野党や左派を批判し、ネタにする漫才 ⇒「完全に無理」「冷笑系しぐさ本当にやめた方がいい」「テレビ消した」 ・韓国女性DJがビキニ ⇒「男性に媚びるのではなく、自己表現としてのセクシーさ!」「自分の好きな格好をして何が悪い!」 ・グラビアアイドルがビキニ ⇒「男性に媚を売り、性的消費を助長する!」「悪い大人に無理矢理着せられた被害者!」 ・天皇陛下の写真を燃やす映像展示 ⇒「表現の自由だ!」 ・二次元萌え絵広告 ⇒「環境型セクハラ!」「男が思い描く女の虚像!」「性的搾取だ!」 ・我が国が防衛力強化 ⇒「軍事大国になるぞ!」「1発撃てば何百発も返ってくる!」 ・北朝鮮からミサイル ⇒(ダンマリ) ・不法行為をおこなう外国人問題について国会質疑 ⇒「外国人差別だ!」「ヘイトスピーチだ!」 ・難民申請中の外国人が女子中学生に性暴行 ⇒(ダンマリ) ・福島第一原発から処理水を放出 ⇒「欺瞞だ!」「毒は薄めても毒!」「断じて許せない!」 ・中国の原発から、福島第一原発処理水の9倍量のトリチウムを放出 ⇒(ダンマリ)
新田 龍 / X
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難しいタイミングであることは承知しておりますが、自殺について少し皆さんに知っておいてほしいことがあります。 人の精神が参ってしまう仕組みについてです。かつて人間は野生に暮らし、猛獣などと遭遇するとアドレナリンなどが分泌され脳が活性化し、危険を回避するために多少無理をしても危機を脱するような機能によって生存してきました。 これは、簡単に言うと逃げるために、めっちゃ無理をしてる状態なんです。ですが、そんな危機がしょっちゅうある訳ではありませんので、危機がすぎれば無理をした分だけ休む事でこの仕組みは成立していました。 しかし、この野生の機能が現代ではおかしな働きをしてしまいます。 その引き金がSNSでの誹謗中傷です。 SNSで攻撃されると、まるで野生で猛獣に襲われたような状態になります。つまりアドレナリンなどが多量に分泌されます。これは攻撃的な言葉に身の危険を感じるためです。 大昔なら、猛獣から逃げおおせればそれで終わりでした。 ところが、SNSでは24時間休み無く、猛獣が押し寄せるわけです。SNSでの誹謗中傷を見続けると、アドレナリンなどの過剰分泌で、比較的短期間で不眠とうつの症状が発生します。 精神がいつもと違うと感じたら、すぐにSNSから距離を置いてください。炎上などが原因で誹謗中傷されると真面目な人はそれに真摯に対応してしまいます。 個人的にはSNSの強すぎる正義感には疑問を感じますが、世の中をかえるのはとても難しので、まずは自分を守ることを考えてください。こういった炎上は有名でなくても巻き込まれることもあります。他人事と思わずに明日は我が身とおもって聞いてください。 人は辛いという理由で死んだりはしません。 なぜなら、大抵のことより死ぬ方が辛いからです。ですが、このアドレナリンの過剰分泌から不眠になり、短期間でうつ病のような状態に陥ると、あっさりと自ら命をたってしまうことがあります。これは急性のうつ病のようなものだと思われます。この場合、人が死に至る厳密なストーリーはなく、ただその引き金は、精神の疲弊とそれに��る脳内物質の異常分泌です。 悲しくて…辛くて、死ぬのではなく、わりと勢いで死に至ってしまうため、なかなか周りも対処出来ません。私自身、SNSの炎上から自殺を考えて、なんとか思いとどまり、閉鎖病棟に5ヶ月入院した経験があります。 うつ病も治り、健康になったいまは、死のうとは思いませんが、当時を考えると完全に思考が麻痺していたのを思い出します。アドレナリンなどの分泌異常起きると、死に対する恐怖心がなくなることを経験しました。つまり、辛いから死ぬのではなく、わりとハイテンションで積極的に死を選択してしまうのです。これは本当に危険な状態です。 自分がそうなってしまう前にSNSと距離を置くことも大切ですが、SNSの使い方もマナーを守って欲しい。 SNSを使うすべての皆様にお願いがあります。 なにかの炎上をみかけても、そこにのかって正論をぶつけるような活動には参加しない人になってください。その意見がもし正しかったとしても、正論で24時間攻撃を続けられると、どんな人間も耐えられません。 SNSをストレス発散に使ってる人は多いと思います。 ですが、一人ひとりの小さな正義よりも、その先にいる人の命を守る事を優先して下さい。自分のストレス発散をグッと我慢して、攻撃的なリプなどに加担しない・拡散しない人になって下さい。自分の考えが正しいと思っても、それを多くの人が一人にぶつければ、相手を殺してしまう事があることを理解して下さい。 「いや違う、自分は悪くない、正義のためにやったんだ!」という気持ちをグッと抑えて、SNSの仕組みそのものに危険があると言うことを理解して行動してください。 もし仮に、相手に確実に非があったとしても、SNSでの私刑に加担しないで下さい。法的にもそれは許されません。 炎上に加担しないことを、少しでも多くの人がネットのマナーとして身につけることを心より願っております。
Xユーザーの榊正宗さん
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