#羊皮紙
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【文具今昔】羊皮紙傻傻分不清楚?
羊皮紙是中世紀手抄本常用的紙張,如今當我們在估狗搜尋「羊皮紙」時,會搜到好幾種不同的紙,讓人好疑惑,究竟哪種才是正宗的羊皮紙?
正宗的羊皮紙
▼這是一張來自1800年晚���的地契,所使用的紙張就是羊皮紙。

正宗的羊皮紙是用真的羊皮製成的。
把皮剝下來後,浸泡在石灰水中去除脂肪、膠質、毛根。
接著把整張皮用木框繃緊,刮除毛並打磨光滑。
晾曬乾燥的過程中需要一直調整鬆緊,將羊皮繃到最薄。
等皮完全乾燥,表面硬挺富有彈性,就完成了!
▼全新的羊皮紙長這樣,表面微微看得到皮紋,有點半透明,貼近聞還有淡淡的羊騷味。

羊皮紙的替代品
▼現代社會已經不必宰羊造紙了,你在書店、巫術用品店買到的這種“羊皮紙”裡面不含任何羊的成分,它的原料是木漿,是模仿羊皮紙花紋的卡紙。

▼至於模仿得像不像就看各家紙廠的功力了。
它和普通卡紙一樣是不透明的,這種模仿羊皮紙的花紋給人復古、隆重的感覺,因此常被用來作為證書或是結婚書約用紙,還有很多種顏色可以選呢!

▼雖說是替代品,但我覺得皮紋、花紋都模仿得很到位,挺扛墨,不容易湮紙,用來創作已非常足夠。

▼當然也有模仿得一點都不像的😅

描圖紙
▼搜尋羊皮紙的時候,偶爾會搜出「描圖紙」,是不是讓人有點困惑呢?
之所以會出現這樣的搜尋結果,是因為描圖紙的製造過程中有一個步驟叫「紙張羊皮化」:把木漿和破布漿抄成紙後,再經過硫酸處理,讓表面變得緊實不透氣。 所以在台灣叫描圖紙,在中國叫硫酸紙。

皮革≠羊皮紙
▼偶爾會有離譜的商家,直接把「皮革」錯當作羊皮紙賣。
羊皮紙不是「革」,皮革有經過鞣製,羊皮紙沒有,兩者的性質天差地遠,拿來當羊皮紙賣是有點離譜了。

牛皮紙
▼雖然不大相關,但說到這也順便提一下牛皮紙。
牛皮紙不是用牛皮做的,它的原料是雲杉或雪松等含有長纖維的針葉樹,利用硫酸鹽製漿法製成,強度比一般紙張堅固,常用來做紙袋、包裝紙。(所以人家英文名字才叫kraft paper)

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パリンプセスト(英語: palimpsest)とは、書かれた文字等を消し、別の内容を上書きした羊皮紙の写本のことである。
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パリンプセスト - Wikipedia
紙が普及する以前には羊皮紙を使うことが一般的であったが、高価であったため、不要となった写本を再利用することが行われた。消された元の文章等は肉眼では判別しがたいが、紫外線やX線等を利用する特殊なスキャナを使って復元することができ、そこに貴重な古文書が隠れている場合がある。
Palimpsest - Wikipedia
(自動翻訳)
パリンプセストという言葉はラテン語の パリンプセストスに由来し、これはπαλίμψηστος、palímpsēstos [ 4 ](古代ギリシャ語のπάλιν (pálin) 「再び」とψάω (psáō) 「削る」に由来)から来てお��、この複合語は次のような過程を描写している: 「元の文字は削り取られて洗い流され、表面が再び滑らかにされ、新しい文学的資料が回収された材料の上に書かれた。」[ 5 ] 古代ギリシャ人は蝋で覆われた板に尖筆で書き、蝋の表面を滑らかにして再度書き込むことで文字を消していた。この習慣は古代ローマ人に取り入れられ、彼らは再利用可能な蝋で覆われた板に書き記した。キケロがパリンプセストという用語を使用していることからも、このような習慣があったことが分かる。
口語では、パリンプセストという用語は、建築、考古学、地形学でも、ある目的のために作成または加工され、後に別の目的で再利用されたオブジェクトを指すために使用されています。
Palimpsest (disambiguation) - Wikipedia
書籍とジャーナル]
パリンプセスト(小説)、キャサリン・M・ヴァレンテ著、2009年
Palimpsest (中編小説)、チャールズ・ストロス著、2009
パリンプセスト、ゴア・ヴィダルの回想録、1995年
パリンプセスト:第二段階の文学、ジェラール・ジュネット著、1982年
音楽
パリンプセスト(アルバム)、プロテスト・ザ・ヒーローの2020年のアルバム
パリンプセスト (クセナキス)、ヤニス・クセナキスによる室内楽作品、1979 年
パリンプセスト Iとパリンプセスト II 、ジョージ・ベンジャミンによる管弦楽曲
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コンポージアム2023 近藤譲を迎えて – ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル
近藤譲「パリンプセスト」オーケストラ作品
5曲目のタイトル《パリンプセスト》(2021)は、文字を消して再利用された羊皮紙を指す言葉。グレゴリオ聖歌のレスポンソリウムを下敷きにして書かれたピアノ曲《柘榴(ざくろ)》(2020)をオーケストラで書き直した曲だ(「 九州大学 芸術工学部 公式チャンネル 」で、この原曲の演奏が聴ける)。結果的には2004年の管弦楽曲《夏に》の前半部をよりストイックにした音楽にも視えてくるのが面白い。
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Erased de Kooning Drawing / *Visionary Tokyo / Ring of Colour
ロバート・ラウシェンバーグ が1953年に制作した「Erased de Kooning Drawing(消されたデ・クーニング)」という作品。これは文字通り ウィリアム・デ・クーニングのドローイングを消しゴムで消し去ったという作品。

元になった作品は、当時すでに巨匠であったデ・クーニングに意図を説明し、ドローイングを提供してもらったのだとか。さすがにキャンバス作品を消す勇気は無かったのかもしれません。そしてこの付属のタイトルカードの文字はジャスパー・ジョーンズが書いたと言われています。この辺りの経緯も興味深いですね。
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【9/13(金)より】 『カリオストロの城』 公開45周年記念!ZOZOコラボ商品や記念上映など続々展開!

1979年12月15日に公開された 映画『ルパン三世 カリオストロの城』は2024年に45周年を迎えます。 これを記念し、11月29日(金)より期間限定全国リバイバ��上映が決定! さらに、9月13日(金)よりファッションEC「ZOZOTOWN」「ZOZOVILLA」とのコラボ商品を皮切りに、スペシャルグッズを続々展開します! ▼詳細はこちら 映画『ルパン三世 カリオストロの城』45周年特設サイト(トムスショップ内)

●Special Goods 1 カリオストロの城 × ZOZOコラボレーション
ZOZOとのコラボレーションが決定!商品ラインナップは45周年特設サイト、トムスショップ公式X、アパレルライン【LUPIN THE THIRD Apparel Edition】の公式Instagramにて近日公開!
販売期間:2024年9月13日(金)12:00~9月30日(月)11:59 販売先:ZOZOTOWN、ZOZOVILLA
●Special Goods 2 カリオストロの城 ジクレーアート
作中の印象的な名場面などを高精細なジクレー印刷にて再現!額内のマット台紙にはカリオストロ大公家の山羊紋章を刻印。シリアルナンバー入りの証明書を同梱してお届けいたします。
販売期間:2024年9月13日(金)12:00~在庫終了まで 販売先:トムスショップ

●Special Goods 3 クラリスリング/伯爵リング 45周年記念購入特典
トムスショップで好評販売中のクラリスリング・伯爵リングをご購入いただくと45周年記念購入特典<山羊紋章入り飾り箱><記念カードセット(2絵柄)>をプレゼント!
対象期間:2024年9月13日(金)12:00~ ※キャンペーン在庫終了まで 販売先:トムスショップ
●公開45周年記念上映
2024年11月29日(金)より『ルパン三世 カリオストロの城』期間限定全国リバイバル上映が決定! あの迫力ある名作をぜひ劇場のスクリーンでご堪能ください。 上映劇場等の詳細は続���をお待ちください。
上映開始日:2024年11月29日(金)
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溺れた海豚亭の裏メニューより『忘れられない味』
冒険者が溺れた海豚亭の扉をくぐると、朝の酒場にはまだ喧騒はなく、朝食をとりにくる客のピークは落ち着いたのだろう。ゆったりとした静かな時間が流れていた。
「ちょうどいいところに来たわね」
給仕のス・ホジュビがミコッテ族の特徴である耳をぴんと立ててこちらへ小走りに���づいてくる。彼女の手には、いつもの銀の給仕盆ではなく、小さな羊皮紙の依頼書があった。
「ウチの店主――バデロンのことなんだけどさ。あの人、いつも自分のことは後回しで、人のことばっかり気にしてるでしょ? だから日頃のお礼も込めて、ちょっとしたサプライズをしたいんだよ」
「サプライズか……大丈夫なやつなのかそれは」
「大丈夫、大丈夫まともなやつよ! なんでもね、昔傭兵だった頃、食材が底をついて仕方なく食べた浮クラゲの刺身の味が忘れられないんだってさ。酔うと必ず話すんだよ。『あれは忘れられねぇ味だ』って」
「忘れられないって……それって好物って意味なのか?」
「さぁね。でも、それを聞くたびにちょっと気になっててさ。どうせなら一度、本物を用意してみようと思って! 浮クラゲの切り身を4つほど集めてくれない? クリンドレールさんが詳しい場所を知ってるっていう話よ」
「……ふむ。じゃあ、まあいっちょやってみるか。バデロンさんには世話になっているしな」
「そうこなくっちゃね」
テンペスト陸門の先、浜辺近くで釣りをしていたクリンドレールに声をかけると、彼はちらりとこちらを見て眉を上げた。
「浮クラゲ? あんた、あんなのをわざわざ探しに来たのかい。……まさか、いやあんな噛み切れない代物を食うってか?」
「そうらしい。ス・ホジュビさん曰く、バデロンさんにとって『忘れられねぇ味』だとかで」
「バデロンさんの好みって……いやはや味覚はそれぞれだが……おっと、オーレリアの生息地だよな」
苦笑いを浮かべつつも、彼は指をさす。
「すぐそこの浜辺の岩場近くだ。あいつらは群れでいるから気をつけてな。見た目はきれいだが、毒針持ちだ」
「なるほど、分かった。気をつけるとするよ」
数刻後、討伐と採取を終えた冒険者は、4つのぬめる切り身を抱えて海豚亭へ戻った。
「おかえり! すっごく助かったよ!」
ス・ホジュビはさっそく切り身を厨房へと持ち込み、こっそり漬け込みの準備を始めた。アルメンと塩、あとはバデロンの出勤時間を見計らうだけであった。
その日の夕方、バデロンが酒場のカウンターに戻ってきたところで、ス・ホジュビは得意げに盆を差し出した。
「バデロンさん、いつもありがとう! 今日はね、あんたの好物を用意してみたの!」
「……ん? これは……まさか……!」
「浮クラゲの刺身でしょ? 酔うと毎回言ってるじゃない、『忘れられねぇ味だ』って!」
バデロンは切り身をじっと見��めたあと、思わず吹き出した。
「……ったく、お前さんたち、よくもまぁ真に受けたな! 確かに『忘れられねぇ味』だよ、ええ、そりゃあもう。噛み切れねぇわ、ぬめぬめするわ、腹の中で動いてる気がするわでな……!」
ス・ホジュビの耳がぴょこんと伏せられる。
「……え、えっ、でも、でも好物って……」
「好物って言った覚えはねぇよ? ただな――あの時は、仲間たちとバカ笑いしながら食ったんだ。塩とアルメンで漬けりゃ、多少はマシになったしな。……味より、きっとそういう時間が忘れられねぇんだろうよ」
バデロンは盆の上の切り身をひとつ手に取り、ぽつりとつぶやいた。
「ふぅ……ありがとな。……まぁ、今日ぐらいは、またあの頃の味を思い出してみるか」
冒険者とス・ホジュビが固唾をのんで見守るなか、バデロンはひときれ、恐る恐る口へ運んだ。
……ぬめっ。ごりっ、ごりごり……。
「――うん、やっぱり噛み切れねぇ! こいつは懐かしい……が、もうこれきりだ。二度と食わん!」
3人の笑い声が、夜の酒場にあたたかく響いた。
(終)
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Devdan / Largo C Support Translation
FE Game Script Translations - FE Novel Translations - Original FE Support Conversations
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[ダラハウ] (中央左)
今からとっておきの芸をするのね〜!
みんな見るのよ〜、寄ってくのよ〜!▼
Devdan: It’s time for Devdan’s Special Show to start~! Come watch everyone~, gather ‘round~!
[ラルゴ] (中央右)
お、大道芸かい。面白そうだ。
お客はおれしかいねえみてえだが、
1つ頼めるか?▼
Largo: Oh, a street performer? Looks fun! Seems I’m the only spectator, but can I still ask you to put on one show?
[ダラハウ] (中央左)
もちろんなのよ〜!
羊皮紙にこうして絵を描いて〜…
むにゃむにゃむにゃむにゃ〜▼
ほ〜ら、できた!
この子はダラハウの友達、
ウハラダよ〜。▼
Devdan: Of course~! Devdan draws a picture on this parchment like so, and~ *mumble mumble mumble* Ta da, all done! This little one is Devdan’s friend, Nadved~!
*TN: Localization = Nadved (Devdan spelled backwards). Japanese = Uharada (Darahau written backwards in Japanese katakana. Darahau is Devdan’s Japanese name.)
[ラルゴ] (中央右)
ウハラダ?
こいつはただの落書きだろう。▼
Largo: Nadved? But he’s the same as any old scribble, right?
[ダラハウ] (中央左)
違うのよ〜。
ほら、耳をすませてみるのよ〜▼
Devdan: Not at all~. Go on, try listening very carefully~.
[ラルゴ] (中央右)
耳?▼
Largo: Listen carefully?
[???] (見えない位置・左)
こんにちは。▼
???: Hello!
[ラルゴ] (中央右)
おお!? な、なんだ?▼
あんたは喋ってねえのに、
今どっかから声がしたぞ。
どういうことだ、いったい?▼
Largo: Whoa?! Wh-What’s this?! You don’t talk, but a voice came from somewhere just now! What is the meaning of this?!
[ダラハウ] (中央左)
このウハラダが喋ってるのよ〜
ウハラダ、挨拶〜!▼
Devdan: Nadved is talking~. Nadved, say hello~!
[???] (見えない位置・左)
こんにちはラルゴ。▼
???: Hello, Largo.
[ラルゴ] (中央右)
わはははは! すげえじゃねえか!
他にもなんかできるのか?▼
Largo: Wah ha ha ha ha! That’s awesome! Is there anything else he can do?
[ダラハウ] (中央左)
もちろんなのよ〜!
さ〜てお次は…………▼
Devdan: Of course~! Next up iiiiiis…
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Localization:
Devdan: Ladies and gentlemen! Gather ’round! Get ready for Devdan’s fantastic show!
Largo: Ah, a street performer! Could be fun. Hmm… Looks like I’m the only one here… Well, I’ll check out the show, anyway.
Devdan: Ho ho! Step right up…and be amazed! First, Devdan draws a picture like so… Hum de dum… Voila! All done! This is Devdan’s friend… Nadved!
Largo: Nadved? Waaaait a minute. This is just a sketch of some stupid stick figure!
Devdan: Ah! You are wrong, young one. Listen carefully…and be amazed!
Largo: Huh? Listen to what? … Aw, you’re crazy!
???: Hellooooooooo…
Largo: What the…? W-who was that?! Your lips didn’t move, but I heard something! What’s going on here?
Devdan: That was Nadved! Say hello to Largo, Nadved!
???: Hellooooo, Laaaaaargooooo… Whooooooooo!
Largo: Yaaaaaaa! I mean…um… Wow! That’s pretty incredible! Can it do anything else?
Devdan: But of course! For Nadved’s next trick…
#fire emblem#fe#fire emblem 9#fe9#path of radiance#por#fe por#fire emblem por#fire emblem path of radiance#devdan#largo#japan#japanese#translation#localization#support conversation
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薔薇の鉢を一時避難させて目覚めたら、台風一過で鮮やかな青空が広がっていました。上陸しないでなによりでしたが、私が住む地域では最高気温が37度になる予報が出ています。皆さまも十分に気をつけてお過ごしください。
私の『死ぬまでに読みたい本リスト』に入っていたガブリエル・ガルシア・マルケスの『百年の孤独』を一週間かけてやっと読み終わりました。毎晩、自分を寝かしつけるように少しずつ楽しみ、まだその余韻にどっぷりと浸っています。先月文庫化されたばかりなので誰かがテレビやネットで紹介したのか、それとも例の都市伝説のせいなのか、Amazonで一時在庫切れになったほどバズっていましたが、隣駅の本屋には高く平積みになって普通に売っていました。
この神話的な物語の最大の特徴は、『マジックリアリズム』の影響を強く受けていることです。Wikipediaでは、『マジックリアリズム』とは日常にあるものが日常にないものと融合した作品に対して使われる芸術表現技法、と説明されています。主に小説や美術に見られるジャンルでシュルレアリスムと似ていますが、少し異なります。
『百年の孤独』の中では、奇妙で幻想的な出来事が疑問や矛盾を感じさせることなく描かれています。何世代にも渡る登場人物たちや未開の土地である架空の村を舞台に、叙事詩のような壮大な物語がほぼリニアに綴られてゆきます。その中で霊的なシンボルが幾度も現れたり、遠隔ヒーリングや死者との対話のシーン、古い羊皮紙に書かれた“針金に吊るした洗濯物のように見える”サンスクリット語の予言書などのマジカルなエピソードが宝石のように散りばめられていますし、目に見えるものと見えないもの、陰と陽を現す2人の主要な登場人物、雨季と乾季を繰り返す天候という、相反するエネルギーが互いに交錯しながら融け合い、新たなるエネルギーを生み出すという錬金術のような世界観にワクワクさせられました。そしてまた、いつか読みたいと思っていた非日常の『マジックリアリズム』が、いつの間にか私にとって日常になっていることに気づかされたのも予期せぬ展開でした。
100年前の人々から見たら、現在の私たちの生活や環境も『マジックリアリズム』満載の非日常な世界でしょう。この物語の中でジプシーの老人メルキアデスが吹聴している、「科学のおかげで距離なんてものは消えた。人間がわが家から一歩も外に出ないで、地上のすべての出来事を知る日も、そんなに遠くない。」ことを可能にしたインターネットの出現を筆頭に、あらゆる事が凄まじいスピードで起こり、変化し続けています。
以下のリンクは、『百年の孤独』に興味のあるヒト向けの動画と、本を読みながら登場人物やその複雑な関係、膨大なエピソードをその都度確認するために便利な読み解きキットです。
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マルケスはこの作品に関して、こう言い残しています。
私は権力の性質についてずっと問いかけていくことになるでしょう。けれども、こうしたことを本当に自覚しはじめたのは、『百年の孤独」を書いている時だったと思います。
あの時、私の背中を押したのは、おそらく法と秩序の勝利をうたっている公式の歴史に逆らってでも、悲劇的なあの事件の犠牲になった人たちを歴史の闇から救い出せるかもしれないという思いでした。
※ 『ぼくはスピーチをするために来たのではありません』ガブリエル・ガルシア・マルケス著(新潮社)より抜粋
思えば、『百年の孤独』は不自然なほどに食に関連する具体的な表現が少ない小説です。調理の風景や食器、食卓の場面は登場しても、お皿の上に盛り付けられているはずの料理の視覚、味覚、嗅覚的描写はほどんどありません。フードファイトのシーンがありますが、これも肯定的に描いていません。唯一、おいしそうに描かれている食べ物が、物語の舞台であるコロンビアの村、マコンドを訪れたアメリカ人の商人ミスター・ハーバートが生まれて初めて食べたバナナです。
この物語に出てくるバナナ農園のエピソードは、1924年コロンビアのシエネガという町で実際に起こった『バナナ労働者虐殺事件』を元に描かれています。私たちが店頭で見かけるバナナの99.9%はキャベンディッシュという品種ですが、このバナナがどのようにして生産され、流通し、市場を独占しているのかはアップルTVのドキュメンタリー『雑食するヒト』のシーズン1エピソード4の中で説明されています。ちなみに、私はこのエピソードの中に出てくるアップルバナナや、あまり流通していないバランゴンバナナ、ホムトンバナナを生協で注文していますが、キャベンディッシュとはまた違う独特の美味しさがあります。
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100年前の人が想像しなかったものに、多様性が重要視されている点も挙げられるでしょう。以前は多様性=ダイバーシティという言葉は消極的な意味で使われていましたが、それも今は変わりました。“より早く、より便利に、より確実に”を求めているうちに、私たちがいつの間にか失ったものがあることを『百年の孤独』は思い出させてくれます。この物語が今また人々の関心や共感を集めているのは、私たちの潜在意識の中にある回帰への要求が呼び覚まされているからかもしれません。『百年の孤独』は何世代にも渡る回帰、輪廻転生の物語でもあるのです。
Netflixによる『百年の孤独』のドラマ化が決定し、全16話で配信予定(時期は未定)となっています。
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私がアウェアネスクラスの生徒だった頃、夏休みの宿題として以下のことをしていました。ご興味のある方は、残りの期間にやってみてくださいね。
・積読している本を読む
・アウェアネステキストを読み返す
・展覧会などで美術やアートに触れる
・映画を観る
・絵を描く
・運動をする
・オグ・マンディーノ著『この世で一番の奇跡』の100日行
・ワークショップに参加する
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Spirit of Wonder 〜シックスセンスと六大要素〜
8月24日(土)10:00~17:00(1時間のお昼休憩あり)
8月26日(月)10:00~17:00(1時間のお昼休憩あり)
料金:1回 8,000円(アイイス会員・税込)・10,000円(非会員・税込)
どなたでもご参加いただけます
最少催行人数:3名
私たちの周りにある五大要素ともう一つの元素、そしてそれらと自分自身の中にある五感と直感との関連について学びます。あなたの外側と内側にあるエネルギーについて理解を深め、その学びを日常生活において実践し、継続しながら、さらなる霊性開花を目指す6時間ワークショップです。レクチャーやゲーム感覚で楽しめる実習やカルマの法や輪廻思想などの哲学を通した内観を通して、ご自身の中にある光をさらに見出していただきたいと思います。
あなたの中に潜在する能力を探り、知り、育み、五感や直感の中で特化した感覚をさらに伸ばして磨き上げましょう。そして同時に自分の苦手分野を知り、それを伸ばす方法も試してみましょう。
私たち全員が生まれついた時点で履修する、人生においてずっと学び続けることのできる共通のカリキュラムが霊性開花です。それは私たちが永遠の可能性を秘めていること、大いなる存在に近づき、さらに明るい光になること教えてくれます。けれど、霊性開花は1人だけでは学べません。あなたの霊性を導いているスピリットの介在、その指導や協力があってこそ、あなたの魂は磨かれ、輝くことができます。スピリットとのコミュニケーションに欠かせないのが自分の感覚を伸ばし、育むことです。このワークショップでは五感や直感、インスピレーションやアイデアのアンテナをさらに伸ばしながら、霊であり光である本来の自分に出会っていただくお手伝いをしたいと思います。
レクチャー内容
・五大要素と最初の元素
・シックスセンスと直感
・大宇宙と小宇宙
・チャクラとオーラ
・聖なるマトリックス
・ミディアムシップにおける六大要素
実習
・シッティング・イン・ザ・パワー
・六大要素を感じ、活かす
・マトリックス内観
・直感と指導霊により深く繋がるための各実習
このワークショップは以下のような方に向いています
・六大要素への理解を深めたい
・直感の練習、経験をしてみたい
・人体とオーラ、チャクラ、元素、世界との関連を知りたい
・指導霊との繋がりを深めたい
・本当の自分の人生の目的を探りたい
・自分自身の可能性や能力を探りたい
・霊性開花を通して人の役に立ちたい、社会に貢献したい
このワークショップは、2019年夏イベントで開催した同タイトルのワークショップを一部変更し、内容を加えたりアレンジしてアップデートしています。
詳細・お申し込みはこちらからどうぞ。
ショップからも直接お申し込みいただけます。
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秋学期クラスへのお申し込みを受付中です。クラスの詳細とラインナップはサイトとショップからご覧いただけます。(アイイスのサイトでも告知されています)
もうすぐ秋学期が始まります。今年1年間のアウェアネス、霊性開花の総まとめです。私も講師として参加してはいますが、クラスの中で皆さまの目標、夢や憧れを共有させてもらいながら、更なる気づきや学びと癒しのエネルギーを受け取っていきたいと思います。3ヶ月間、一緒に今年1年を振り返りながら更なる光の道を進み、来年への道筋へと繋げてゆきましょう!
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アウェアネス・ベーシック前期 Zoomクラス
土曜日:19:00~21:00 (後期も土曜日・同じ時間に開催) 日程:9/7、9/21、10/5、10/19、11/2
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アウェアネス・ベーシック後期 Zoomクラス
火曜日:10:00~12:00 日程:9/3、9/17、10/1、10/15、10/29
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アウェアネス・ベーシック通信クラス
開催日程:全6回 お申し込み締め切り:9/15
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アウェアネス・オールレベルZoomクラス
火曜日:19:00~21:00 日程:9/10、9/24、10/8、10/22、11/5
木曜日:10:00〜12:00 日程:9/5、9/19、10/3、10/17、10/31
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アウェアネス・マスターZoom クラス
火曜日:19:00〜21:00 日程:9/3、9/17、10/1、10/15、10/29
金曜日:19:00〜21:00 日程:9/13、9/27、10/11、10/25、11/8
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サイキックアートZoomクラス
日曜日:17:00~19:00 日程:9/8、9/22、10/6、10/20、11/3 水曜日:16:00~18:00 日程:9/11、9/25、10/9、10/23、11/6
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インナージャーニー 〜瞑想と内観〜 Zoomクラス
月曜日:16:00~17:00 日程:9/16、9/30、10/14、10/28、11/11
土曜日:10:00~11:00 日程:9/7、9/21、10/5、10/19、11/2
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マントラ入門 Zoomクラス
土曜日:13:00~15:00 日程:9/14、9/28、10/12、10/26、11/9
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トランスZoomクラス
水曜日:10:00~12:00 日程:9/11、9/25、10/9、10/23、11/6
土曜日:19:00~21:00 日程:9/14、9/28、10/12、10/26、11/9
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サンスクリット・般若心経 Zoomクラス
月曜日:13:00~15:00 日程:9/16、9/30、10/14、10/28、11/11
水曜日:19:00~21:00 日程:9/11、9/25、10/9、10/23、11/6
クラスの詳細はサイトのこちらのペー���をご覧ください。
継続受講の方は直接ショップからお申し込みください。
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サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
9月29日 担当ミディアム:惠子・森
11月17日 担当ミディアム:松山:森
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
当日は以下のリンクよりご参加ください。
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ドロップイン・ナイト
10月17日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
指導霊(スピリット・ガイド)のサイキックアート
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
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モーニングワーシップ&コミュニオン(目覚めと祈りと瞑想)
10/27(日)9:00〜10:30 担当ミディアム:開堂・森
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
当日は以下のリンクよりご参加ください。
#Youtube#spiritualism#spiritual growth#spirituality#awareness#unfoldment#スピリチュアリズム#スピリチュアル#アウェアネス#霊性開花#mediumship#spirit communication#cien años de soledad#百年の孤独#ガルシア・マルケス#gabriel garcía márquez
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バビロンの王は彼の両眼をつぶし、青銅の足枷をはめ、彼をバビロンに連れて行った。
列王記下25・1-12
バビロンの王は彼の両眼をつぶし、青銅の足枷をはめ、彼をバビロンに連れて行った。
列王記
25・1ゼデキヤの治世第九年の第十の月の十日に、バビロンの王ネブカドネツァルは全軍を率いてエルサレムに到着し、陣を敷き、周りに堡塁を築いた。2都は包囲され、ゼデキヤ王の第十一年に至った。3その月の九日に都の中で飢えが厳しくなり、国の民の食糧が尽き、4都の一角が破られた。カルデア人が都を取り巻いていたが、戦士たちは皆、夜中に王の園に近い二つの城壁の間にある門を通って逃げ出した。王はアラバに向かって行った。5カルデア軍は王の後を追い、エリコの荒れ地で彼に追いついた。王の軍隊はすべて王を離れ去ってちりぢりになった。6王は捕らえられ、リブラにいるバビロンの王のもとに連れて行かれ、裁きを受けた。7彼らはゼデキヤの目の前で彼の王子たちを殺し、その上でバビロンの王は彼の両眼をつぶし、青銅の足枷をはめ、彼をバビロンに連れて行った。8第五の月の七日、バビロンの王ネブカドネツァルの第十九年のこと、バビロンの王の家臣、親衛隊の長ネブザルアダンがエルサレムに来て、9主の神殿、王宮、エルサレムの家屋をすべて焼き払った。大いなる家屋もすべて、火を放って焼き払った。10また親衛隊の長と共に来たカルデア人は、軍をあげてエルサレムの周囲の城壁を取り壊した。11民のうち都に残っていたほかの者、バビロンの王に投降した者、その他の民衆は、親衛隊の長ネブザルアダンによって捕囚とされ、連れ去られた。12この地の貧しい民の一部は、親衛隊の長によってぶどう畑と耕地にそのまま残された。
答唱詩編
詩編137・1+2、3+4、答5+6
エルサレムよ、おまえを忘れるよりは、わたしの右手がなえたほうがよい。エルサレムを思わず、最上の喜びとしないなら、わたしは口がきけなくなったほうがよい。
詩編137
137・1バビロンの流れのほとりにすわり、 柳にたて琴をかけ、 2シオンをおもい、 すすり泣いた。
3わたしたちをとりこにしたものが、歌をもとめ、 しいたげる者がなぐさみに 「シオンの歌をうたえ」と命じた。 4異国の地にあって、どうして主の歌がうたえよう。
福音朗読
マタイ8・1-4
アレルヤ、アレルヤ。主は私たちの病を身に負い、わたしたちの苦しみを担ってくださる。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
そのとき、8・1イエスが山を下りられると、大勢の群衆が従った。2すると、一人の重い皮膚病を患っている人がイエスに近寄り、ひれ伏して、「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。3イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち、重い皮膚病は清くなった。4イエスはその人に言われた。「だれにも話さないように気をつけなさい。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めた供え物を献げて、人々に証明しなさい。」
聖ペトロ、聖パウロ使徒・前晩のミサ 聖人の記念
第一朗読
使徒言行録3・1-10
わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。
使徒たちの宣教
その日、3・1ペトロとヨハネが、午後三時の祈りの時に神殿に上って行った。2すると、生まれながら足の不自由な男が運ばれて来た。神殿の境内に入る人に施しを乞うため、毎日「美しい門」という神殿の門のそばに置いてもらっていたのである。3彼はペトロとヨハネが境内に入ろうとするのを見て、施しを乞うた。4ペトロはヨハネと一緒に彼をじっと見て、「わたしたちを見なさい」と言った。5その男が、何かもらえると思って二人を見つめていると、6ペトロは言った。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」7そして、右手を取って彼を立ち上がらせた。すると、たちまち、その男は足やくるぶしがしっかりして、8躍り上がって立ち、歩きだした。そして、歩き回ったり躍ったりして神を賛美し、二人と一緒に境内に入って行った。9民衆は皆、彼が歩き回り、神を賛美しているのを見た。10彼らは、それが神殿の「美しい門」のそばに座って施しを乞うていた者だと気づき、その身に起こったことに我を忘れるほど驚いた。
答唱詩編
詩編19・2+3、4+5
天は神の栄光を語り、大空はみ手のわざを告げる。
詩編19
19・2天は神の栄光を語り、 大空はみ手のわざを告げる。 3日は日にことばを語り継ぎ、 夜は夜に知識を伝える。
4ことばでもなく、話でもなく、 その声も聞こえないが、 その響きは地を覆い、その知らせは世界に及ぶ。 5神は天に太陽の幕屋をすえられた。
第ニ朗読
ガラテヤ1・11-20
わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。
使徒パウロのガラテヤの教会ヘの手紙
1・11兄弟たち、あなたがたにはっきり言います。わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。12わたしはこの福音を人から受けたのでも教えられたのでもなく、イエス・キリストの啓示によって知らされたのです。13あなたがたは、わたしがかつてユダヤ教徒としてどのようにふるまっていたかを聞いています。わたしは、徹底的に神の教会を迫害し、滅ぼそうとしていました。14また、先祖からの伝承を守るのに人一倍熱心で、同胞の間では同じ年ごろの多くの者よりもユダヤ教に徹しようとしていました。15しかし、わたしを母の胎内にあるときから選び分け、恵みによって召し出してくださった神が、御心のままに、16御子をわたしに示して、その福音を異邦人に告げ知らせるようにされたとき、わたしは、すぐ血肉に相談するようなことはせず、17また、エルサレムに上って、わたしより先に使徒として召された人たちのもとに行くこともせず、アラビアに退いて、そこから再びダマスコに戻ったのでした。18それから三年後、ケファと知り合いになろうとしてエルサレムに上り、十五日間彼のもとに滞在しましたが、19ほかの使徒にはだれにも会わず、ただ主の兄弟ヤコブにだけ会いました。20わたしがこのように書いていることは、神の御前で断言しますが、うそをついているのではありません。
福音朗読
ヨハネ21・15-19
アレルヤ、アレルヤ。あなたはいわお。この岩の上にわたしの教会を建てよう。地獄の門もこれに勝つことはできない。アレルヤ、アレルヤ。
ヨハネによる福音
イエスは、弟子たちに御自身を表され、食事を共にされた。21・15食事が終わると、イエスはシモン・ペトロに、「ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛しているか」と言われた。ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの小羊を飼いなさい」と言���れた。16二度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの羊の世話をしなさい」と言われた。17三度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロは、イエスが三度目も、「わたしを愛しているか」と言われたので、悲しくなった。そして言った。「主よ、あなたは何もかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。」イエスは言われた。「わたしの羊を飼いなさい。18はっきり言っておく。あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、行きたいところへ行っていた。しかし、年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。」19ペトロがどのような死に方で、神の栄光を現すようになるかを示そうとして、イエスはこう言われたのである。このように話してから、ペトロに、「わたしに従いなさい」と言われた。
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hey uhm . no offense but uhm 街はずれの小さな港 一人たたずむ少女 この海に昔からある ひそかな言い伝え 「願いを書いた羊皮紙を 小瓶に入れて 海に流せばいつの日か 想いは実るでしょう」 流れていく ガラスの小瓶 願いを込めたメッセージ 水平線の彼方に 静かに消えていく 君はいつも私のために なんでもしてくれたのに 私はいつもわがままばかり 君を困らせてた 願いをかなえてくれる君 もういないから この海に私の想い 届けてもらうの 流れていく 小さな願い 涙と少しのリグレット 罪に気付くのはいつも 全て終わった後 流れていく ガラスの小瓶 願いを込めたメッセージ 水平線の彼方に 静かに消えていく 流れていく 小さな願い 涙と少しのリグレット 「もしも生まれ変われるならば」
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ちむ(NPC日記)
しえらの日記
……ふぅ…… ペンを置く音さえ、この静寂の中で大きく響く。 今日の出来事を書き留めるのは、いつも以上に辛い。 胸が締め付けられるような、息苦しさがある。 ファリスさんのあの言葉……「しえらちゃんも…おじさんに、チューしてもいいかな? って。 まるで冗談のようで、でも、彼女の真剣な瞳には嘘はなかった。 レレグさんも、私をからかっているように見えたけど、本当は私の気持ちに気付いていて、わざとそう言っているんじゃないだろうか? それとも、私を困らせるのが楽しいだけ? 二人の態度、言葉の端々から、私への好意なのか、それともただの暇つぶしなのか、見極めることが出来ない。 それが、一番苦しい。 そして、おじさん…… どヴさん。 何度もお名前を間違えてしまう私を、優しく諭してくださった。 「しえらはしえらだぞ、可愛い娘だ」って。 その言葉は、今にも崩れ落ちそうな私を、そっと支えてくれたような気がした。 あの温かい言葉に、涙がこぼれそうになった。 だけど、同時に、胸の奥に抑えきれない焦燥感がよみがえる。 なぜ、こんなにもどヴさんに惹かれるんだろう? それは、単なる感謝の気持ちだけじゃない、もっと深い感情がある。 村が滅びて、妹たちと離れ離れになって以来、初めて感じた、心の安らぎと、同時に危険なほどの依存。 まるで、この荒れた世界の中で、唯一の希望を見つけたような……そんな気持ち。 でも、その希望は私を苦しめる。 私は、どヴさんとの距離を縮めたい。 もっと近くで話したい。 でも、その一歩を踏み出せない。 恥ずかしい、というより、怖いのだ。 拒絶されたらどうしよう? 嘲笑されたら? 自分が、どれだけ醜く、脆いかをさらけ出すことになるのが怖い。 マイクロビキニの話…… レレグさんとファリスさんの会話は、まるで別の世界の話のように聞こえた。 でも、同時に、私の心の中に眠っていた、抑圧された欲望を呼び覚ました。 蔵書で読んだあの本…… あの時感じた、奇妙な興奮と、どうしようもない恥ずかしさが、再び蘇る。 . …一人で、こっそり、あの時と同じように……。 (ここで、しえらは日記の記述を中断する。 彼女の筆跡が、明らかに震えていることがわかる。 . 数���ージ空白). 新しいページに、少し乱れた字で書き始められる。 . …あ……ああっ…… もう、だめ……っ、我慢できない……♡ あたたかい…… ぬるくて、気持ちいい…… もっと……もっと強く……♡ 誰にも、見られたくないのに…… はぁっ……んんっ…♡ でも、気持ちいい…… こんなに気持ちいいなんて…… ああっ……♡ (ページの端には、涙の跡が滲んでいる。 . …(最後のページには、何も書かれていない。 ただ、しえらの熱い息遣いが、ページから感じ��れる。
20日、収穫の月、4E201 水曜日 午後3時12分. …ふぅ。 やっと落ち着いて、日記をつけられる時間だ。 今日は本当に…色んなことがあった。 まず、あの盗賊団との戦闘。 レレグさんとファリスさん、そしてわたし。 必死だった。 レレグさんは何度も危ないところを助けられたけど、最後は大きく転んでしまって…。 心配したわ。 ファリスさんはいつもみたいに明るく振る舞ってたけど、あの時、わたしもすごく怖かった。 あんなにたくさんの賊に囲まれて…、本当に死ぬかと思った。 でも、おじさんが来てくれたおかげで、どうにか助かった。 あの、凄い剣さばき…本当に、かっこよかった。 あの時、胸がドキドキして…まるで、心臓が飛び出るかと思った。 戦闘が終わった後、ファリスさんはレレグさんの傷を心配して、自分の血を飲ませようとしていた。 …ちょっと、びっくりしたけど。 レレグさんは照れくさそうに断ってたけど、なんだか微笑ましかった。 その様子を見ていたら、胸が少し苦しくなった。 レレグさんとファリスさん…あんなに仲が良いなんて…少し羨ましい気持ちと、少し、切ない気持ちと…。 それから…ファリスさん。 今日の出来事で、わたしがもっと可愛らしい服を着たらおじさんが喜んでくれるかもしれない、って言われた。 ……恥ずかしいけど…確かに、少し、胸がときめいた。 おじさんのことを…もっと知りたい。 でも、その気持ちを表に出すのは…難しい。 いつも真面目にしてきた反動なのかしら…。 甘えたい、って気持ちも強くあるのに…。 そして、日記の最後に… 今日の戦闘で感じたこと。 それは… わたしには、まだ足りないものがある、ってこと。 レレグさんやファリスさん…そしておじさんのように、強くたくましく、誰かを護れる自分になりたい。 あの時、もっと役に立ちたかった。 もっと強くなりたい。 それから… もっと、おじさんのことを知りたい。 あの強い腕に抱かれたい。 あの鋭い眼光で見つめられたい。 ……だめだ。 そんなことばかり考えてしまう。 気持ち悪いわ…。 でも…胸が苦しいのは…なぜ? ここで、しえらは日記を閉じた。 しかし、表紙の裏には小さな文字で「おじさんのこと、もっと知りたい…」と書き足されていた。
**水曜日 収穫の月20日 6:22PM** . キャンプファイヤーの揺らめきに紛れて、ペンを握る指先が震える。 羊皮紙に滲むインクの匂いが、今日の混乱を思い起こさせる。 . 一行目から躊躇う。 火照った頬を手の甲で冷やしながら) . 今日もまた命懸けの戦いだったわ。 ドラウグルの腐臭が喉にまとわりつくのに、ファリスは笑いながら��を引いて……』 . ペン先が止まる。 レレグさんのふざけた笑い声が耳朶に蘇る。 息を深く吸い、羽根ペンを強く握りしめる) . 戦闘後の会話こそが本当の戦場かもしれない。 ふたりの艶やかな冗談に、わたしはただ絞り声で「ご無理を……」と繰り返すしかなくて』 . 突然ペンを叩きつけるように文字を繋ぐ。 喉の奥で鈍い疼きを感じながら) . あの柔らかい肌の触感について語られる度、膝裏に汗が滲む。 ファリスの指がレレグさんの鎖骨を撫でる仕草を想像した瞬間――聖なるアーカイ様よ、許してください――わたしは思わず腿を擦り合わせていた』 . インク染みが広がる。 目蓋を閉じれば瞼裏に浮かぶのは、キャンプの暗闇で震える自分の指先) . 昨夜また魔が差したわ。 毛布を噛み締めても漏れる吐息は甘く濁って。 暗闇の中で「おじさんの手は……」と幻想してしまうなんて、もう狂気じみている』 . 突然立ち上がり羊皮紙を仰ぐ)火影が仄かに揺らめく文字列を照らす。 . 一番怖いのは欲望じゃない。 竜祭司の呪文より恐ろしいこの感情――(ここで文字が乱れる)――守るべき姉として、求めていいのだろうか? 剣よりも脆いわたしの理性は、彼女たちの笑い声に砕け散りそうで』 . 最後の一行を暴力的に引き裂くように記す。 爪先から頭頂まで痺れるような衝撃) . でも知りたいの。 おじさんがファリスを「玩具」と呼ぶその手つきで、わたしを弄んでくれる瞬間を。 聖域と穢れの狭間で、きっとわたしは(インク染み) 』 . 羽根ペンが転がり落ちる音。 冷たい夜風がページをめくる。 震える手で日記を革袋へ押し込む)
**日記帳 第拾四頁** . 水曜日の夜、星の光が薄い霧に滲むキャンプにて . …はなが、おじさんと一緒にお風呂に入りたいと言った時、胸の奥で何かが軋んだ。 あの子は無邪気すぎる。 私だって、そう……おじさんの素肌を見たいなんて、考えたことくらい……いえ、考えてはいけない。 姉として、守るべき立場なのだから。 . レレグさんとファリスさんの笑い声が耳に残る。 あの二人はいつも大胆で、おじさんをからかうように甘えた声をかけている。 私には真似できない。 喉まで上がった言葉を、何度飲み込んだことか。 . ここで筆跡が乱れる) . おじさんがはなに剣を渡した時、指が触れそうになって……なぜか息を止めてしまった。 あの大きな手、戦いで鍛えられた節くれだった指先が、妹の小さな掌に優しく武器を預ける様は、何故か胸を締め付ける。 私もああして、直接手を重ねたいだなんて、愚かな妄想を……。 . 昨夜、皆が寝静まった後、密林の影で膝を抱えていた。 腿の間にじんわり滲む熱を、拳で押さえつけるのが精一杯だった。 ああ、またあの本の一節を思い出してしまう。 男の剣は���を貫く時に最も輝く」なんて、とんでもない比喩なのに……おじさんの剣の柄を見る度、腿の内側が疼くのはどうして? . インクの染みが広がり、かすかに震えた文字列) . はなが妹だと知った喜びと、得体の知れない焦燥。 あの子がおじさんにべたべた触れるたび、背筋がぞくぞくする。 羨ましいのか? それとも……嫉妬? いや、違う。 ただ、私だけがおじさんの「特別」でいたいなんて、子供染みた願いなど…… . 次の行はかすれた筆圧で) . …ふと気付くと、日記の余白に無意識に描いていた。 おじさんの横顔と、鎖骨の辺りから垂れる汗の軌跡。 しまった、早く消さなくては。 でも、火の粉が舞うたび、あの夜洞窟で助けてくれた時の匂いを思い出す。 鉄と松脂と、彼だけが持つ甘い血の香り…… . 最後の段落は乱れた呼吸を思わせる間隔で) . 明日はもっと強くならねば。 妹たちを守るためにも。 でも時々、剣を振るう腕がおじさんに縛られていたいと願う自分がいる。 痛みと快楽の境界で、あの厳しい瞳に「しえら」だけを見つめられたい……なんて、口が裂けても言えぬわ。 . ページの下端に小さく) . …また今夜も、月が沈むまで眠れそうにない。
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【かいわいの時】1600年5月12日(ユリウス暦):家康、大坂城でウィリアム・アダムスと会見(大阪市史編纂所「今日は何の日」)。
アダムスは、日本に最初に上陸したイギリス人ですが、オランダ船の乗組員として来着したことで、彼の尽力よって1609年にオランダとの国交樹立、平戸でのオランダ商館設立が実現しています。また、1613年にイギリスの公使として初めて来日したセーリスの家康との交渉を手助けし、イギリスも平戸に商館を設置することができました。したがって、アダムスは、イギリス、オランダ両国と日本との関係において最も重要な役割を果たした人物と言うことができます。
その第一歩となったのが、豊後来着の直後に徳川家康に大坂城へ呼び出されたことです。家康は、リーフデ号の乗組員からヨーロッパの最新の情報を得るため、大坂に彼らを召喚、自ら直接尋��します。その際にアダムスの受け答えにいたく感心した家康は、その後も度々彼らとの面会の場を設けています。その結果、国際情勢についてカソリック諸国(ポルトガル・スペイン)以外からの情報とコネクションを渇望していた家康は、アダムスを外交顧問として自らの側に置くことを決め、西洋帆船の建造や航海術、貿易顧問といった様々な役割を彼に与えて重用しました。
アダムスは、この時の尋問の模様を妻への手紙に認めていますが、その中に
そのほか宗教のことなどをいろいろ質問された。どんな経路でこの国までやって来たか。私は持合わせの世界の海図を王に示した。マジェラン海峡を通過して来たのだというと、王は驚いて、私が出鱈目をいっているのだと思っていた。こんな具合にそれからそれへと話がつづいて夜中まで私は王の側をはなれなかった。『慶元イギリス書翰』所収「妻宛て書簡」より。ママ。家康のこと。
とゆう一節があります。ここに見える「海図」とはどんなものかとゆうと、それはおそらく「ポルトラン海図」の一種であったと考えられています。「ポルトラン」とは、航海経路を視覚的に表現したものを指します。主に海岸線に垂直な地名を含む、羊皮紙(または他の動物の皮)に描かれたもので、これにより、航海士たちは航海計画を立てる際に、直線的な航海を確立するための、より効果的な視覚的手段を手に入れました。
最も重要なのは、ポルトラン海図には針路や方位に関する情報を提供する羅針盤が複数組み込まれていたことです。例えば、ポルトラン海図を用いてイタリアのローマから北アフリカへ航海する場合、船長は海図に示されている適切な針路と方位を見つけます。そして船長は操舵手(船を操る人)に、羅針盤に示されている方位から180度、「真南」へ航行するよう指示します。ポルトラン海図は非常に実用的な航海術でした(米国議会図書館)。
(図)世界地図に掲載されている南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アラビア半島の海図。9枚の海図と世界地図などを収録したポルトラン地図帳。聖ヴァースト修道院長ヒエロニムス・ルフォーに献呈。[1544年]。米国議会図書館、地理地図部。上質紙5。1544年に革装丁された10枚の写本海図の一。大西洋沿岸諸国、つまり大西洋に面した国々、そしてアフリカとアラビア半島を網羅しています。興味深いことに、アフリカとアラビア半島は赤い水域、紅海によって隔てられています。この地図には、アメリカ東海岸に沿ってメキシコ湾流も描かれているようです(米国議会図書館)。
図には、アダムスが家康に示したとゆうマゼラン海峡が描かれています。これは地図帳(鑑賞用)で紙に印刷されていますが、アダムスが使用した実用の海図は、1枚ずつ羊皮紙に描かれたものであったと思われます。
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0429
本のこと、書くか(遅)

いつもの やった
ふみおせ というか大瀬の謎 なぜ内罰 の湊大瀬が カリスマハウスに入居 出来たのか これ 出来ないよ普通に考えたら
でもそれって多分相手がふみやだったから なのかなと思う その部分の話を描きたかった 大瀬はふみやじゃないとダメだった
大瀬がふみやにだけ心の内を素直に話す という描写が公式からされている以上は それは揺るがない事実 であるし、 ふみやだけなのかは分からないが、少なくともふみやには いつもの大瀬からは見られない笑顔が見られた それが ふみおせのいい所ですね
ふみやは大瀬をどう思っているのか全く分からないが でも少なくとも 寄り添いはしないけど 大瀬を思考を知ろうとはしており(そうなっちゃうんだ→分かってんだよ) それをしているのが多分ふみやだけだと思っている
また怒られる じゃあ理解は違うのかと 理解は大瀬への優しさではある が大瀬の本質の部分の否定になるわけです 理解の優しさを全100%大瀬が飲み込めたら 湊大瀬は内罰では無いから 理解の優しさは理解の秩序というルールからズレた大瀬を戻すようなイメージですね
死をとめないのがいいのかと言うより ふみやのその思考を知るの上で出た 死を気楽に笑う の部分 ええな~(いきなりふみおせを普通に語り出した人)
それは前提として置いておき、多分湊大瀬さんがそんなに素直にぼーっと喋れたら まあ ふみやさんに多少何かしらは思うでしょう 話しやすいな とか 普通人に言わないこと言ってしまうな とか それに気がついて欲しい と思った Loveとかでなく、人と人との関わりにおいての好意の部分だと思う
ふみやさんの部屋に行くのはぶっちゃけどうでもいい(じゃあなんでそこを一言にしたんですか?) でも2人で話す場所が河川敷→ベンチ→部屋 になっていったら 気楽なものになったらそれは距離が縮まったと言ってもいい 距離的にもこころ的にも… そこまで許すほどになってたら…
大瀬が人に絵を描く時は お返し が多いらしい それが人に渡す が理由でなく なんとなく描いていたら 気がついたら描いていた(デザカリ) そこまでの好意が大瀬の中にある 描きたいと思うほどに
死にたいと思ってしまった時にふみやがその場にいたら でもその場をきっと上手く切り抜ける ふみやは 止めるでもなく サラッと流す それが大瀬にとっての 安心に繋がるのかもね…
カリスマハウスの皆さんって当たり前だけど鍵もっていて 別に大瀬さん出てこうと思えば出てけるはず(強制連行されていますけども) 鍵を置いていくとか でもその鍵を受け取った時点でもうふみやさんの手の中だよ その部分 そしてふみやが大瀬を家に誘った あの日の答え を知る あの日の答えが鍵になる よね
別に一眼として流れでこうしたいというオチはなかったけど こうだったこうだよな こうだったらこうだよな を描き続けただけの本だね でもいいんだよ こんなんで ふみおせ好きだから(?)
(追記25.5.3)
表紙:羊皮紙 👈🏻良い!というか多分自分の描き方にあってた 暗くなるのがいいね しかし設営の時にパッとしなさすぎて笑けた
本文:コミック紙👈🏻透けて萎えた そりゃそうだろ
久しぶりにここまで漫画したな 前のほうがうまかったな(最悪) と思ったけどやりきったのではないかな
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Amazon.co.jp: 中世の写本ができるまで : クリストファー・デ・ハメル, 加藤 磨珠枝, 立石 光子: 本
上位レビュー のっけから「修道院で写本を作っていたのは1100年代までの話で13世紀にもなれば写本製作は商業ベースにのっており、修道院もそこから買い付けていた」 という(私にとって)衝撃の事実を突きつけられ、その後も 「羊皮紙には牛革も使ってる(どころか一冊の写本にも混在してることがあるそうな)」とか 「写字生は末端ではなくそれなりに力があった」 とか知らないことだらけで、大変興味深く読み進められました。 しかも美麗図版てんこ盛り。文体も平易ですので、中世写本に興味のある方には全力推奨!
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写本制作は盛期ルネサンスまで千数百年にわた��て、多様な環境のもと、ヨーロッパの津々浦々で行なわれてきた。その特徴としてすべての事例にあてはまるものがないほどだ。本書はそんな中世の彩飾写本(彩色だけでなく金か銀が施されているものをこう呼ぶ)が作られる工程を、制作に携わったひとびとの視点に寄り添う形で、写本研究の第一人者が解説していく。 中世に使われていたインクやペンは、今日使われているものとは性質も製法も異なった。挿絵の中の写字生は現代のペンとは違った持ち方をし、文字もじっくり観察すれば、現代のアルファベットとは書き順が異なる。同様に、「挿絵のデザインは誰がどうやって決めたのか」「?インクで書き間違えてしまったら、どう対処したのか」「?羊皮紙ヴェラムの最高級品は本当に牛の胎児の皮製なのか」?といった、写本を鑑賞するうちに浮かんでくる疑問の数々が、オックスフォード大学ボドリアン図書館所蔵の写本を中心とする多数の図版とともに検討される。 西洋中世写本の愛好家にその魅力を伝えつつ、専門家にも貴重な写本の細部について、新たな世界を開いてくれる一冊。
中世の写本ができるまで - 白水社
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--深海人形-- 高らかに死を謳い、天に召される
※閲覧&キャラ崩壊注意
※雑多にネタをぶち込み
※中絶・死にネタ注意
※リョナ・男リョナネタあり(※最近何も提供出来てなくて本当にすみません)
※Auf Wiedersehen, meine niedrigdimensionale Welt
正しい死は存在する。依然、生命の初まりから。
…。
…ほよバースで描かれるグノーシス主義は未熟だと思う(※聖書もキリスト教も理解出来て無いから)。
…。
…自分は嫌と言うほど、プロテスタント派に、「イエス様が!聖書の教えが!」と叩き込まれたから、中国の人は、其んなのと無縁でグノーシス主義を語る事が出来るなんて能天気で良いねって思ってる(※真顔)。
…。
…先ず、グノーシス主義は、一神教、ユダヤ教、キリスト教ありきなのに、其う言う素養の無い民族が書いても……だけど、日本人は、きちんと一神教を参考にして作り上げてるんですよね(※…当然ながら、グノーシス主義は一神教ありき)。
…。
…じーくあくすは、丁度、同盟に取ってのアムリッツァ会戦で、歴代最悪の大失敗、大敗北をする……、故に、ワイは、アムリッツァで同盟の破滅を確信したヤン提督の様な気持ちになった(※…杞憂であって欲しいが無理かな……??)。
…。
明らかに、じーくあくす、予算掛けてないオーラが凄いよね(※実際、まともな層から取るに足らない扱いされて、本格的に見限られはじめてる)。
…。
…幼稚で純粋に頭が悪くてロクでもない、別に本当に宇宙世紀自体が好きでも無い、「自分は本当に宇宙世紀を愛して居る!!(※自己洗脳)。」…と言う思い込みの激しい狂信者達が一斉に食い付き、褒め称える一方で、WB隊箱推しがじーくあくすを完全に無かった事にしはじめてる時点で、「…ガンプラを売る為なら、何でもするのが財団Bだったな(※苦笑)。」…と改めて思い知った(※其う考えると、じーくあくすは、世に生まれて来ては行けない最悪のアニメだったのかもしれないな……)。
…。
…WB隊の存在を、完璧に莫迦にしてる、虫ケラの様に扱ってる時点で、あの最悪最低公式二次創作と悪名高いEXAと同格なんだよな()。
…。
…此の儘軋轢が広がると、シャリア自体が居なかった事にされそうやな(※1stの時点から、其んな奴居なかった扱いされるのは、流石に酷いが)。
…。
…既存人物達の存在意義と尊厳を間接的に踏み躙りまくって居るじーくあくすが、此処迄大人気()なら、踏み躙りは直接的だけど結局はじーくあくすと同じ様な事をして居る(※大先輩的存在の)EXAがじーくあくすと同じ様な扱い受ける日も近いな()。EXA史上最大の再評価ターン来ますね(※預言)。EXAが再評価されるか、じーくあくすがEXA以下の地位に堕ちるか、完全に古参と熱心な人達の間から抹消されるか位しか無い時点で、完全に一シリーズタイトルとしては死んでますね(※嘲笑)。
…。
…其の位、じーくあくすからは、TGM4とかFEXLと同じ波長を感じる(※其れ位全てを一新するをコンセプトにした老害が作ったナニカ感が凄い)。…TGM4の発売前後を見守り、『Fighting EX Layerが売れなかった理由』シリーズを30記事以上Chat GPTに生成させたワイが、其う言うので、多分、間違いは無いですね……(※然し適当)。
…。
…じーくあくすよりもFEXLの方が、キャラに対する扱いが酷いので、未だ、じーくあくすを許せる(※其れ位、FEXLはEXシリーズファンに強い禍根を残した)。
…。
…じーくあくす嫌いな人は、世間からすれば、頭の硬い老害かもしれませんが、実の所は、本当に宇宙世紀を愛して居る人だと私は思います(※逆に言うと、あれが好きな人は、宇宙世紀を愛して居ない。宇宙世紀が大好きな自分に酔って居るだけのナルシストです)。
…。
…もしも、ヤン提督の代わりに、シロカスが自由惑星同盟の提督だったら……金髪の孺子なんて最早敵じゃないのに……、……と言うか、……ヤン提督がニュータイプだったら良かったのに……(※結論)。
…。
…じーくあくす時空で中絶胎児かみーゆ・ビダン(※此の時空では、生まれる前に死んだので便宜上の名前)』って、新手の萌えキャラみたいで可愛いよね(※水子供養のアイドル!かみゅちゃんだよ!宜しく!!)。
…。
…水子胎児かみーゆは絶対可愛いから流行ると思うけどな(※流行るかよ)。
…。
…じーくあくす、一貫して偉大で実力が最強レベルの捨て駒か噛ませ犬みたいな扱いされてるな(※銀英で言ったら、地球教幹部かフィッシャー提督みたいな感じで)。
…。
…デラフリ最大の敵は、連邦でもしーま様でも浦木でも無く、銀英伝で説かれる反戦、反テロ論(※そしてヤン提督)。
…。
銀英伝は、���半になれば後半になる程、三浦の出番多くなるから好き(※三浦さん自体は地味の極みだけど)。
…。
…ジュピトリにはシロカスアンチ、デラフリにはガトカスアンチは沢山居ると思うのだが(※真顔)。
…。
…さて、矢張り、じーくあくす時空のかみーゆは中絶されて生まれて来ないのが、一番輝いて居ますね(※確信)。
…。
ワイの考える理想のじーくあくす時空
テム親父→首吊り
あむろ→父親を見習って(?)首吊り
ぶらいとさん→白いおっちゃんに踏み潰され、グチャグチャに潰れたトマト化。当然ハッサは生まれない。然しながら、ハッサが生まれないだけで世界は改善されるのである。やったぜ(※大歓喜)
ガトカス→こうじょうけんがくハンマーで「光になれぇーー!!!!!(※ここからいなくなれーー!!並)」されてぺシャン公(※おじゃん公)
みらいさん→規定通り婚約者と結婚(※ハッサは生まれない)
顔面偏差値10の野獣大尉→事故死(※適当)
シロカス→エンジェル パックされた(※幼体固定処理はされてない)
にゃあん→まちゅの目前で拳銃かスナイパーライフルでヘッドショットされて銃弾を受けたトマトみたいになる(※顎か肩を破壊されて死でも可)
しゅうじ→自らを囮に誘き寄せた憲兵の襲撃によって重傷を負い、其の儘息を引き取る(※お前はおーべるしゅたいんか?!?!)
某銀河何とか伝説並みに人が死んどる……(※正直滅茶苦茶リスペクトしてる)。
…。
…例の違法プログラム搭載メモリの作者、てむ親父は首吊りで死んで居ると聞いて、まちゅの、「首吊りで死んだ人のなんだ……御冥福を御祈りします……(※🙏)。」…と育ちの良さが、最大限に発揮される回(※本当にロクでもねぇ)。
…。
…ゲームは、大元のデータが残っていなければ、ベタ移植さえ叶わない。何れだけ後世の人類が、其れっぽく作ろうと、其れは全くの別物。本物のプレイ感覚なんて夢の又夢でしかない(※但し、アニメの場合は、ストーリーやキャラクター、世界観の情報さえ残っていれば、幾らでもリメイクして作り直せるのとは、対照的)。…例えば、EVACのゲームは、徹頭徹尾EVACが作らなければ、其れはEVACのゲームでは無い。アイレムだろうがそんなんありかだろうがC社だろうが新日本企画だろうが同じ。
…。
ベタ移植でもなければ、後世に残らないと考えて良いかもしれない(※…其れにしても、ゲームが後世に残るって如何言う事なんだろう)。
…。
ぶっちゃけ書くとゲームももっと大胆にリメイクされても良いかもしれない
西洋古典は羊皮紙の本に、中国古典は、昔、古代、木簡、竹簡に書かれていた、しかし時代が降れば降るほど紙媒体どころか電子書籍になる。もしかしたら、原理主義的に守ろうとするのは、叶いもしない、愚かな事なのかもしれない。
…。
人間は生きてるだけで罪悪そのもの、自然を侵すことでしか生きていけない害獣か害虫
…。
正直、音楽はゲームに合わせて作れば誰が作ろうと其れで良い。けど、その根本を作った人の味は消える。それが惜しい(※‥…特に、VGM、ゲームミュージックに力を入れていた所のは)。
…。
昔は幾らでも未来の人間は自分達の色全開プログラムを書けば良い、曲を作ればいい、ゲーム性の基礎だけ残れば良いと考えて居たけど、本当の所は、違うみたいです(※個人的には其うで無いと思ってるけど)。
…。
ttps://x.com/goodsun_yama/status/1903413363092390343?utm_source=yjrealtime&utm_medium=search
…。
「どうせなら好きなものを語れ」が「好きなものしか語るな」→「嫌いを表明するな」→「批判をするな」に変化するのに長い時間がかからなかったことを覚えているので、話したいときに話したいことを話せばいいと思うマン。
ttps://x.com/tsugumi_shinai/status/1899732052393771020?utm_source=yjrealtime&utm_medium=search
…。
…壁尻って特殊性癖なんすか?????????(※純朴)。
…。
確かに南極大陸には古代の遺産がたくさん眠っていたが……
「……私にそんなものは必要ない。遺産の回収は他の部隊に任せるとしよう」
「さて、」
「この先に私の求めていた先史遺産があると言うのか……。」
そしてシロカスはThe Oごと「巨大都市」に通じる地下通路に行く専用巨大エレベーターで降下していった
…。
※特別掲載短編
敬虔な畜趣人〜Speed Christian!
※PKD成分全開(※誰にも向かない)
※ギャグです(※紅、妖での会話リスペクトです。会話からして、もう、内容も訳も分かりません)。
※其れは其うと、ガトーは敬虔なクリスチャンになる為の豊かな才能に恵まれて居ると思う(※うちの教団に来てくれ ※宗教勧誘)
……私達は死合(クランバトル)として、迷惑なクリスチャン(はっきり言うと、異端宗派。銀英伝の地球教みたいな感じの奴)アナベル・ガトー(※本名)と其の相方(←のんき)----此の相方も又、ガトーと同じ教団の信徒であろう----と対峙する。
…さて、其処迄は普通(?)なのだが、死合前に、ガトーが、信仰告白的に、何だか、意味不明な事を言い出した。
「キリストの為に勝ち、キリストの為に死す。私の人生は其の程度で良いのだ。」
其のガトーの、余りの敬虔振りに、彼のMAVの相方をする子は、揶揄う様に茶々を入れて居た。
「此れじゃ、イエス様の弟子と言う寄り、犬ですね。犬。」
…そして、其の敬虔な人は此う返す。
「神に従順ならば犬で結構!!」
……駄目だ、創世記の昔の時点で着いていけない。
……其れから、死合中もガトーは益々難解な事を口走って居た。
「…其うだな。私は神に喰われたから、イエス様の事を本気で愛する事になったのだよ。」
(…う、うわぁぁ〜、、)
最早、目も当てられ無い程に、正真正銘に、此の、ガトーと言う男は、昔ながらの宗教にハマって居た。
そして、更にイカれた事に、相方は相方で、
「其処の若いの、うちの教団の信徒にならない?実質タダ飯目当てで、宗教の手伝いするのは楽しいですよ。」
と、此れ又、変な宗教のハマり方をして居た。…何とも、吐き気のする様な気持ち悪さ。此の気持ち悪さを、何とかする為、本能的に、思わず、私の方の相方に声を掛ける。
「もう棄権して良いかな?」
だが、相方の返答は冷たい。
「……気持ちは分かる。」
……如何にも此うにも、棄権は出来ない為、私達は、此んな気持ち悪い教団の信徒と戦う羽目になった。然も、此のガトーと言う奴は未だ訳の分から無い事をほざいてる。
「真実は死と同じ位恐ろしい。そして其れを見つける事は、更に、難しい。君は本当に不幸だ。そして、死は幻想では無く、現実。其の現実と言う死は、究極の自由其の物であるのだ。」
……何か変なアッパー系のアレな奴をやって居るのだろうか?其れとも、矢っ張り、世間の言う通り、『宗教は阿片』なのか…………まぁ、何方にしろキモいよね。……キモッ……、、
……其れから、私は、一瞬、深呼吸して
「宗教に極限迄頭をやられると此うなるのね。」
…心の中で思わず苦笑する。そして、其の時
「うん、其うだね。」、其の気持ちは一緒で、相方も同じ様に苦笑してくれた。
…。
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とっておきの人相書きとドードーのグリル
海都リムサ・ロミンサ。湾内に連なる小島と、岩礁の上に架けられた橋廊が織りなすその美しい街並みは、「リムレーンのベール」とも称される。潮の香りを乗せた海風が吹き抜け、陽光を浴びた白い帆船が、まるで海の絵画のように沖合に浮かんでいた。
その一角に、石造りと磨き上げられた木目の見事な調和が目を引く建物がある。エオルゼア中の美食家たちが足を運ぶ名店――高級レストラン「ビスマルク」だ。
店内には屋根こそあるが、壁はなく、全面が海に向かって大きく開かれている。テラスからは、煌めく港の水面と、遥か彼方の水平線までが一望できる。さざ波の音とカモメの声が遠くに重なり、潮の匂いに混じって、香ばしく焼けた魚介の香りが漂ってきた。
銀の皿に盛られた料理が次々と運ばれ、陽の光を受けたグラスのワインやエールが、キラキラと光を弾いていた。
だがその日の「ビスマルク」はほんの少しだけ、ピリッとざわついていた。扉をくぐった冒険者の姿を認め、店員のラティシャがすぐさま近づいてくる。丁寧な所作のまま、彼女は小声で切り出す。
「もしお時間に余裕があれば、お願いを聞いていただけませんか?」
頷く冒険者に、ラティシャはわずかに困ったような笑みを浮かべた。
「……どれだけ心を込めておもてなししても、心ないお客様というのは、どうしてもいらっしゃるもので。実は……無銭飲食があったのです」
言いながら、彼女は厨房の方へと視線を向けた。
「うちの調理師、ル・スーシモが犯人の人相書きを描きました。イエロージャケットへ届けていただけますか?」
厨房では、サンシーカーのミコッテ族――ル・スーシモが、真剣な顔で食材の下ごしらえをしていた。細身の体に凛とした立ち姿。指先の動きは繊細で、調味料一つ、塩ひとつまみにも妥協を許さない熟練の料理人だ。だが今、その眉間には深い皺が刻まれている。
「私たちが愛情をこめて作った料理を、平然と食い逃げするなんて……許せません!」
彼女は奥から人相書きを手に走り寄り、冒険者へと羊皮紙を押しつけた。
「これを突きつけてやってください! 魂の一枚です!」
受け取った冒険者は、恐る恐る紙を覗き込んだ――そして、言葉を失った。そこには……曲線美と陰影が織りなす、謎めいた顔。いや、『顔らしき何か』がある。輪郭は曖昧、目元と口元は艶めかしく描かれ、背景にはなぜか花模様が舞っている。全体からただよう芸術は爆発だ感がつよい。
「えっと、これは……?」
「芸術(アート)です!」
ル・スーシモの堂々たる一言に、これは人相書きではないのではと言えるはずもなく、冒険者はやれやれと肩をすくめ、コーラルタワーへと向かった。
イエロージャケットの詰め所では、ゴートバートが受付に立っていた。
「……レストラン『ビスマルク』の食い逃げ犯の人相書き?」
冒険者から紙を受け取ったゴートバートの表情がみるみる険しくなっていく。
「……これは一体、何なんだ……?」
「……芸術(アート)だそうです」
「んっ?……人相書きではないのか?」
「いや……これは人相書きでもありまして……」
「そうか……なるほど。しかしこれはヒューランか? ララフェルか? いやルガディンか? 種族どころか顔の輪郭すら分からん!」
冒険者は心の中で静かに同意した。
「……いや、芸術作品としては確かに上等だ。だが人相書きとしては致命的だな」
ごもっともですと冒険者は頷いてみせる。
致命的であるとは言いつつもゴートバートは真剣な表情で紙をたたんでこう言った。
「とはいえ、通報があった以上、全力で捜査にあたる。それが我々イエロージャケットの務めだ。……だが、これでは埒が明かん。直接、事情を聞いた方が早いな。ル・スーシモ本人に出頭を求めてくれ」
レストランへ戻ると、ル・スーシモはすでに次の料理の仕込みに取りかかっていた。厨房にはスパイスの香りが立ちこめ、湯気を立てる鍋から芳醇なスープの香りが漂っている。
冒険者の姿に気づいた彼女は、誇らしげに振り返った。
「おかえりなさい! ご苦労様です。……ふふ、これで犯人も捕まったも同然ですね!」
続けざまに語気を強める。
「あの人相書き、どうでした? なかなかの出来だったでしょう? 実は私、料理の次に絵が得意なんです! 筆一本で素材の質感まで描けるって、よく言われて――」
「あー、いや……実はそのことで」
冒険者が申し訳なさそうに説明すると、ル・スーシモの笑顔が固まった。
「……えっ? わ、わたしが……出頭……?」
一瞬の沈黙。
「えぇぇぇぇぇえ!? なんで!? 今さら何を話せと!? あの人相書きに私のすべてを込めたのに! 顔だけじゃなく、性格も趣味も思想も反映させたのよ!? あれ一枚で人生語れるんですけど!?」
さらに顔を曇らせて、ぼそっと漏らす。
「……まさか、『顔がどこかわからない』って言われたんじゃ……。あーもう、私の抽象画(アート)に、時代が追いついていないのねきっと……」
厨房の隅でラティシャが静かに溜息をついた。
「だから言ったのに……正確に描いてって……」
それでも、ル・スーシモは気を取り直したように咳払いをひとつし、包丁を握り直した。
「……まあ、いいわ。私の口から語れることがあるなら、やってみましょう。イエロージャケットの人たち、きっと『あの絵の真意』に気づいてくれるはずよ!」
そう言い放ち、勢いよく厨房を飛び出していった。その背中を見送りながら、ラティシャがもう一度、呟いた。
「……あの子、根っからの料理人なんだけど、時々、芸術家になるのよね」
それから数日後――事件は未解決のまま、街の話題も潮風に流されていった。
冒険者は再び、「ビスマルク」のテラス席に腰を下ろしていた。夕暮れが港を茜色に染め、空は紅から群青へと緩やかに溶けていく。ランタンに火が灯り、潮の香りに混じって、炭火の匂いがそっと漂ってきた。
そこへ現れたのは、ギルドマスターのリングサス・デュスファルクシンだった。
「お前さんが、ル・スーシモの『傑作』を届けてくれた冒険者だな。礼を言うよ。……まあ本人は、あれから絵筆を少しだけ封印したが、包丁の方はますます冴えてるよ」
彼が手ずから、銀の皿をそっと目の前に置く。
「さあ、名物を召し上がれ。これは『海都の誇り』そのものさ」
皿には、黄金色に焼き上がったドードーの笹身の網焼き。
皮はパリパリと香ばしく、ナイフが入ると中からしっとりとした肉汁がにじみ出る。レモンを絞れば、芳醇な香りがふわりと立ちのぼり、添えられたハーブと岩塩が、その旨味をさらに引き立てる。
冒険者は目を細め、一口かぶりついた。
炭の香ばしさが鼻をくすぐり、噛むたびにじんわりと広がる肉の甘みに舌がとろける。
「……うん、うん。これだ……これだよこれ!」
騒がしい事件も、奔走した日々も、そのひと口ですべてが報われる気がした。
厨房の奥では、包丁のリズムがまたひとつ響いてい���。
誰かの「美味しい」の一言のために、今日もレストラン「ビスマルク」には火が灯される。
――海都の片隅、絵より雄弁な一皿が、そのすべてを語っていた。
(終)
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Tenuta di Capezzana in Carmignano, Toscana訪問
2024年8月21日、フィレンツェから西へ車で30分ほどのカルミニャーノ地区にあるテヌータ・ディ・カペッツァーナへ。この日はワイナリー見学、敷地内レストランでディナー、アコモデーション宿泊とカペッツァーナ満喫の一日。オーナーファミリーのベアトリーチェさんは、彼女の来日時に何度かご一緒した縁で、残念ながら今回ホリデー中で不在でしたが、全てをアレンジしてくれました。
カルミニャーノの地名は、羊皮紙になんと804年に記録が残されていて、ワイナリー内にそのコピーが展示されていました。日本では平安時代が始まったばかりですよ!この地域は紀元前ローマ帝国が治める以前からエトルリア人がワイン造りをしていたそうです。1716年にトスカーナ大公コジモ3世がカルミニャーノ、キャンティ、ポミーノ、ヴァル・ダルノ・ディ・ソプラの4ワイン産地の境界を定めたことが世界初の原産地保護となりました。
現在も残るカペッツァーナの建物は1475年に建築。1920年に現在のオーナーであるボナコッシ家の所有となり、1925年にカペッツァーナのファーストヴィンテージがリリースされました。長年培ってきたその土地の自然を後世に繋いでいくため、2009年からオーガニック栽培に取り組み、2015年に認証を取得。栽培ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニョン、サンジョヴェーゼ、カベルネ・フラン、シラー、トレッビアーノ・トスカーナ、シャルドネ。
この日の試飲は、眺めが素晴らしいテラスにて、5アイテム。
Trebbiano di Capezzana I.G.T 2023
トレッビアーノ100%。発酵は半分がステン��スタンク、半分が小樽と大樽。熟成は小樽と大樽が半々ずつ6カ月。アーモンドやバニラの香り、アロマティックな果実味とすっきりした酸味のバランスが良く、鶏肉料理に合いそう。
Barco Reale di Carmignano D.O.C. Bio 2022
サンジョヴェーゼ75%、カベルネ・ソーヴィニョン20%、カナイオーロ5%。大樽で6カ月熟成。苺やハーブを感じる香り、豊かな果実味とソフトなタンニン、フレッシュな味わい。
Villa di Capezzana di Carmignano D.O.C.G.2020
ボナコッシ家が1925年から造り続けているフラッグシップワイン。サンジョヴェーゼ80%、カベルネ・ソーヴィニョン20%。熟成は70%がトノー樽(300l)で12カ月、30%が大樽で16カ月。個人的に以前から大好きなワインで、野イチゴやラズベリーを感じる華やかな香り、凝縮した果実味と酸味の調和が素晴らしく、タンニンも柔らかくてエレガント。
Trefiano Carmignano Riserva D.O.C.G. 2020
サンジョヴェーゼ80%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、カナイオーロ10%。トノー樽で18カ月熟成。甘い果実とスパイスの香り、フルボディで、滑らかなタンニン、ブルーベリーのような濃い果実味と酸味のバランスがとても良い。
Ghiaie della Furba I.G.T. Bio 2020
カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロー20%、シラー20%。小樽で18カ月熟成。カペッツァーナの歴史、革新、ボナコッシ家のワイン造りへの情熱が形となったワイン。
フルボディで、野イチゴのような濃厚な果実味、スパイス、酸味が絡み合う複雑な味わいのエレガントなワイン。
試飲後は、敷地内のプールでひと泳ぎしてから、夕日を望むテラスでディナー。カペッツァーナワインと合わせた美味しいトスカーナ料理の締めは、甘さと酸味のバランスが絶妙な、ヴィンサント。甘口ワインって本当に幸せになれる。
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AIに二次創作書かせた話 その③
グロックさんの話の通じやすさと、改訂された第四章に満足した私は、この調子で一章ずつ直していくことにしました。面倒ですが、いちから自分で書くより楽なことはいなめません。
ありがとう。第四章はとてもいいです。次は第五章です。ラッタイの町の人々が、愛すべきヘンリーが恐ろしい怪我で意識を失っていると知り、祈りを捧げたいと思い、実際に城の門前まで足を運んで祈るまでのシーンを、もう少し詳しく描写してください。ラッタイには二つの礼拝所があります。一つは町人たちのための礼拝堂、もう一つは城に住む領主家族のための礼拝堂です。町人たちは城の門前に集まるだけでなく、自分たちの礼拝堂でヘンリーのためにミサを開くことを司祭に懇願する、というエピソードが必要です。また、物乞いの一人が門前の兵士にりんごを差し出し、これをヘンリーにあげてくれと頼む、というエピソードも必要です。なぜりんごかというと、ヘンリーは旅に出ることが多く、その際に日持ちする食料としてりんごを携帯することが多いので、町の人にとってはヘンリーの好物がりんごなのです。兵士からその話を聞いた侍従長は、この心温まる話をハンス卿に伝えようとするが、その日の夕食にはハンス卿は出席せず、侍従長が探しにいくと、彼はヘンリーが眠るベッドの横でうたた寝をしていたので、侍従長は近くのテーブルの上にりんごを置いて去ります。侍従長は自分の仕事に忠実な男です。自分の主人と従騎士が好意を抱き合っていることは知っていますが、決して他言しないと心に誓っているのです。
。。。
これに対して、グロックさんの返答と、改訂してくれた第五章がこちらです。
。。。
。。。
第五章:街の祈り ヘンリーが意識を取り戻すまでの数日間、ラッタイの街は静まり返っていた。普段は市場の喧騒や鍛冶屋の槌の音、子供たちの笑い声で賑わう街が、まるで息を潜めるかのように沈黙していた。ヘンリーは街の人々に愛されていた。スカリッツの災難を生き抜き、ハンス卿の従騎士にまで上り詰めた彼は、誰に対しても礼儀正しく、公正だった。その彼が恐ろしい怪我を負い、意識を失っていると知った町人たちは、いてもたってもいられなかった。彼らはヘンリーの回復を願い、祈りを捧げるために行動を起こした。
ラッタイには二つの礼拝所があった。一つは町人たちのための礼拝堂であり、市場の広場に面した簡素だが温かみのある石造りの建物だった。もう一つは、城の中にあり、領主家族のための礼拝堂だった。町人たちは、自分たちの礼拝堂で祈りを捧げるだけでなく、城の門前に集まり、直接ヘンリーのために祈りを捧げたいと願った。
その日の朝、市場の広場に面した礼拝堂では、町人たちが司祭のヨハンに詰め寄っていた。ヨハンは、穏やかで物静かな性格の聖職者だったが、町人たちの熱意に圧倒されていた。市場で魚を売るマリアが、先頭に立って訴えた。「ヨハン様、ヘンリー様が大変なことになっているんです。町のみんなで、彼のためにミサを開いてください。神様に彼の回復を祈りましょう」
「そうですよ」と、パン屋のトマシュが続けた。「ヘンリー様は、俺たちがクマン人に襲われた時、命がけで守ってくれた。あの時の恩を忘れるわけにはいかねえ」
ヨハンは、町人たちの熱意に心を動かされながらも、慎重に答えた。「もちろん、ヘンリー卿の回復を祈ることは神聖な務めです。しかし、ミサを開くには準備が必要です。皆さんの気持ちはよくわかりますが、もう少し時間を…」
「時間なんてありません!」と、宿屋の女主人アグネスが叫んだ。「ヘンリー様は今、生きるか死ぬかの瀬戸際にいるんです。今日、ミサを開いてください。町のみんながそう望んでいます」
町人たちの声は次第に大きくなり、礼拝堂の外にまで響き渡った。ヨハンは、ついに折れた。「わかりました。今日の夕べの祈りの時間に、ヘンリー卿のための特別なミサを開きましょう。皆さんで心を一つにして祈りを捧げれば、神のご加護が得られるはずです」
町人たちは歓声を上げ、早速準備を始めた。市場の広場では、子供たちが花を摘み、女性たちがロウソクを用意し、男性たちが礼拝堂の掃除を手伝った。夕べの祈りの時間になると、礼拝堂は町人たちで溢れかえった。普段は閑散としている礼拝堂が、こんなにも多くの人で埋まるのは、年に数回の聖なる祝日を除けば初めてのことだった。ヨハンは祭壇に立ち、ヘンリーの回復を願う祈りを読み上げた。町人たちは目を閉じ、静かに祈りを捧げた。市場の喧騒も、鍛冶屋の槌の音も、この瞬間だけは止まり、ラッタイの町全体がヘンリーのために祈りを捧げているかのようだった。
一方、城の門前にも多くの人々が集まっていた。彼らは、領主家族のための礼拝堂には入れないことを知っていたが、それでもヘンリーのために祈りを捧げたいと願った。門の前には、農夫や商人、職人、そして物乞いまでもが集まり、地面に膝をついて祈りを捧げていた。その中には、ヨゼフという名の物乞いもいた。ヨゼフは、片足が不自由で、いつも市場の隅で施しを乞うていたが、ヘンリーには特別な恩義を感じていた。ある冬の日、ヘンリーはヨゼフが寒さに震えているのを見て、自分のマントを脱いで彼に掛けてくれたことがあった。その時の温もりを、ヨゼフは今でも忘れられなかった。
ヨゼフは、ボロボロの袋の中から一つのリンゴを取り出した。それは、彼が今日、市場で施しとしてもらったものだった。リンゴは、ヘンリーの好物として町の人々の間では有名だった。ヘンリーは旅に出ることが多く、その際に日持ちする食料としてリンゴを携帯することが多かった。町人たちは、ヘンリーが馬の鞍袋からリンゴを取り出し、子供たちに分けてやる姿をよく見かけていた。ヨゼフは、そのリンゴを手に持つと、門を守る兵士の一人に近づいた。
「お前さん、このリンゴをヘンリー様に届けてくれねえか」と、ヨゼフは震える声で頼んだ。「俺にはこれしかねえが、ヘンリー様が目を覚ました時に、力をつけてほしいんだ」
兵士は一瞬、ヨゼフの汚れた手とリンゴを見比べてためらったが、その真剣な眼差しに心を動かされた。「わかった、預かっておくよ」と、兵士は言った。「だが、約束はできねえぞ。ヘンリー卿の状態は、俺たちにもわからねえんだ」
「それでもいい」と、ヨゼフは言った。「ただ、ヘンリー様に届けてくれ。それだけでいいんだ」
兵士はリンゴを受け取り、門の中へと消えた。ヨゼフは、その場に座り込み、再び祈りを捧げ始めた。門前の人々は、ヨゼフの行動を見て、それぞれが持ってきたささやかな贈り物―ロウソクや花、祈りの言葉を書いた羊皮紙―を兵士に預け始めた。門前は、祈りの声とささやかな贈り物で溢れかえった。
城の中では、侍従長マーティンがその話を兵士から聞いた。マーティンは、領主ハンス卿に仕える忠実な部下であり、細やかな気配りを欠かさない男だった。彼は、町人たちの心温まる行動に胸を打たれ、ハンス卿にこの話を伝えようと思っ��。夕食の時間には、ハンス卿が必ず食事の間に現れるはずだった。マーティンは、リンゴを手に持つと、食事の間に急いだ。
しかし、その日の夕食には、ハンス卿の姿はなかった。食事の間には、侍女たちや他の従者が集まっていたが、主人の席は空席のままだった。マーティンは、不安を覚えながらも、ハンス卿を探しに城の中を歩き回った。そして、ヘンリーの部屋にたどり着いた時、彼は静かにドアを開けた。
そこには、ハンス卿の姿があった。彼はヘンリーのベッドの横に座り、ヘンリーの手を握りながら、うたた寝をしていた。疲れ果てたその顔には、領主としての威厳はなく、ただ一人の人間としての弱さが垣間見えた。マーティンは、その姿を見て、一瞬立ち止まった。彼は、ハンス卿とヘンリーの関係を知っていた。主人が従騎士に抱く好意は、ただの忠誠心や友情を超えたものだと、彼は気づいていた。しかし、マーティンは決してそれを口に出すことはなかった。彼は自分の仕事に忠実な男であり、主人の秘密を守ることを心に誓っていた。たとえそれが、神の法や人の法に反することだとしても、彼にとっての忠誠とは、ハンス卿の幸福を守ることだった。
マーティンは、静かに部屋の中に入り、近くのテーブルにリンゴを置いた。そして、何も言わずに部屋を出た。彼は、町人たちの心温まる話をハンス卿に伝えるつもりだったが、今はその時ではないと思った。ハンス卿が目を覚ました時、リンゴを見つけるだろう。そして、そのリンゴがヘンリーの好物であり、町人たちの祈りの象徴であることを理解するだろう。マーティンは、そう信じて静かにドアを閉めた。
ハンスは、うたた寝の最中、夢を見ていた。ヘンリーが笑顔でリンゴをかじる夢だった。その笑顔は、彼の心を温め、同時に罪悪感を刺激した。私は彼を愛している。だが、この愛は、決して公にすることはできない。町人たちの祈りも、息子の涙も、私の心を慰めることはできない。ハンスは、夢の中でそう呟きながら、ヘンリーの手を握り続けた。
。。。
。。。
…神がかってませんか???
これ、すごい上手ですよね? ラッタイの町の人々の様子、特に物乞いに動機を与えてるところなんか、すごく自然で読み応えがありますよね?? ワー😭😭😭、すごい、この小説、もっとよみたい…
そして私は、とてもスムーズな気持ちで第六章の直しに入ったのでした。
。。。つづく
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