#車横転してた
Explore tagged Tumblr posts
Quote
例えば、前方の信号が赤になったときに停止線まで50mのところに差し掛かったとします。 そうすると50mの距離を使ってスムースに止まれるようにブレーキの強さを調整しますよね。 複数車線の道路では、そのような状況の時に隣の車線からピュッと割り込んでくる車がいます。これが困ります。 荷物を崩さないように50mの距離を使ってスムースに止まれるようにブレーキの強さを調整してい��最中に前に割り込まれると、想定していた距離よりも短い距離で止めるブレーキの強さにしないとなりません。横からの飛び出しをさけるためにブレーキを強く踏むようなものです。それでも荷物を崩さないようにしないとなりません。昔はそれで荷物を崩したらドライバーやドライバーで所属している会社、金額が大きければ保険会社が弁償していました。が、 ここからが重要です、 今は「ドライブレコーダー」があり、原因が割り込みだとわかると割り込んだ車に請求がいきます。金額が大きいときは保険会社が割り込んだ車に請求します。割り込んだ車の保険でそのような補償をしてくれるものはないでしょうからドライバー個人が支払うことになります。 以前、重要施設で使う機器を運んでいるトラックが赤信号で停止したトラックの後ろに続いて停止しようと制動している最中に前に割り込んだ車があり、そのせいで急ブレーキになって荷物が壊れたことがあります。その時も保険会社からドライバー個人に請求がいき、ドライバーさんは払えない金額だから破産手続きしたと聞きました。
(68) トラックドライバーの皆さんに質問です。これだけはやめてほしい一般ドライバーの運転操作は何ですか? - Quora
172 notes
·
View notes
Quote
以前に、とある市の公用車運転手として勤めていました。市長や副市長、議長など幹部の公務出張で送迎をするのですが、表からは見えない車中での言動や振る舞いからもその人の人格が見えてくるものです。 なかには運転手や随行の市職員に対して横柄だったり機嫌が悪いとパワハラまがいの八つ当たりをする人もいました。 しかし私が在職した当時の副市長は、中央官庁から出向してきた若いキャリア官僚でしたがとても腰の低い人でした。 ある公務の帰りに車道の真ん中を高齢者が歩いているのを見つけると車を停めるように指示し副市長は車を降りてその高齢者に声をかけ、どうやら認知症による徘徊中だと判断すると公用車に同乗させました。服に名札と連絡先を着けていたので副市長自ら電話をかけて高齢者の自宅まで送ってあげたことがありました。 副市長は「市民の保護も我々公務員の職務です」と語っていました。後にその人は市長となり、今も現職です。
【斎藤知事】入り口20m手前で車降ろされ職員を『��鳴り散らす』パワハラ告発文めぐり「百条委員会」専門家は「設置前に沈静化する方法はなかったのか」(MBSニュース)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
176 notes
·
View notes
Quote
すぐキレたり横柄な態度をとる年寄りに腹が立ってたけど、最近「終わりが近いであろうこの人の数十年の人生の結果がこの程度」って気づいてから笑えるようになったのでオススメしておきます。
白鷺@自称気動車運転士さんのツイート (via gkojax)
219 notes
·
View notes
Text
17/05/2025 part2

あこ食堂の後は勿論、名もなき小さなケーキ店にすっ飛んで行きましたよ🐰

↑名もなき小さなケーキ店のInstagramのストーリーズより
2週間前は移転Open記念の周年祭でタルトシトロンはお休み🍋😢 今日こそは❕と思っていると、昨日と今日のInstagramのストーリーズで…📱


今シーズンのlastクレープじゃないの👹!?
実はこの日、お店に入るときにひと悶着ありました。
私よりも前にお店の駐車場に入って行った一台の軽自動車。一番近い駐車場に一目散に行ったのですが、同じ並びに駐車していた別の自動車の運転手が私の方を見て「私出ますよ」とジェスチャーしてくれたので、私はそこに駐車しようとしたら… 先程、一番近い駐車場に一目散に行った軽自動車が猛スピードで強引に割り込んできて駐車場を取られました💣

名もなき小さなケーキ店の外観(Google Mapより)
店舗から一番近い駐車場は駐車しにくくて敬遠されますが、 コツをつかめば軽自動車の駐車は楽にできます笑 (駐車場を割り込んだ人は50代半ばと思わしき女性でしたが、あんな歳の取り方はしたくないです。) モヤモヤした感じでしたが、結局一番近い駐車場に駐車できました。

私が駐車するのにモタつくと思っていたのか、さっさと駐車して私がお店に入って横にいるのが嫌だったらしく、私の顔を見てますます夜叉のような表情になっているのが目に見えて分かる状態です笑 私は完全に無視しましたが、ああいう時はどうしたらいいんでしょうか。


しかし、ショーケースに目を見ると、スティックショコラなんて新作、聞いていませんよ👹!? そしてクレープも食べたいので、2人でスティックショコラも追加して、クレープ何にしようか話して注文を固めたところで、不機嫌な先客がようやくタルトシトロンを2つテイクアウトで注文してくれましたので、ようやく私たちの注文の番に。 問題の先客さんが、店員さんとのやり取りで顔見知りだったのが分かったらしく、テイクアウトの商品を受け取ってお帰りになるまで睨んでくる始末。 ああいう人は何やっても不機嫌なんでしょうが、ご希望の場所に割り込み駐車しても、未だに不機嫌の原因が何なのかよくわかりません苦笑



左)タルトシトロン🍋とショコラスティック🍫 右)クレーププレート(いちご)🍓



3週間以上、間借り店舗のときを思えば何年ぶり?待ち焦がれたタルトシトロン、やっと口に入れることができます…💖

イチゴとオレンジを外したら炙られたメレンゲのこの曲線美👀💕
因みに、間借り店舗の時に初めて購入したケーキのひとつにタルトシトロンはあります😇
でも間借り店舗で購入したタルトシトロンとビジュアルも味も全然違います����✨
卵白のトロトロ、ドロドロは一切なく、生クリームのようなしっかりとした固さ、味、口当たりは卵特有の面影は一切ありません。 マンゴーのほんのりした香りもありますが、私が初めて食べるメレンゲに衝撃を受けました。
因みに私、生卵・半熟卵は苦手ですが、ここのメレンゲは違和感なく食べました😋
スティックショコラは濃厚ガトーショコラの上に控えめな甘さのクリームでショコラがしつこくなく上品。ザッハトルテにも似た雰囲気かもしれません。
クレープは食べ納めです笑🍓 3種類とも食べたので、どれにしようかとなって選んだケーキ2種を見るとさっぱり系のイチゴしかないでしょ!って即決笑

帰るとき、ちょうど誰もいなかったので店員さんと喋って分かったのは、昨日までタルトシトロンは出てなかったそうです🍋 2週間前に私がタルトシトロンを予約したので、作ったそうです😅
タルトシトロン、まだ販売が続くのか聞いてみたら、もうすぐ終売になるそうです😢
また来年も出して欲しいな♡
#備忘録#photography#reminder#japan#kyushu#kagoshima#美味しさは正義です#satsumasendai#vegetable#スイーツには夢がないとダメ#sweets#名もなき小さなケーキ店#namonaki_okashiya#タルトシト��ン#思い出の味#メレンゲ
48 notes
·
View notes
Text
道を間違えたジミーちゃん
愛犬のジミーちゃん、早い���ので、今年の11月で13年目になります。人間年齢では、68歳ですから、そろそろおじいちゃん。

最近は、ちょっと耳も遠くなって、物音がしてても、スヤスヤ眠っておられます。

睡眠時間も長くなりました。
だけど、起きてる時は元気です!

散歩もよく行ってます。
今のところ、足腰も大丈夫ですね。
ご飯もよく食べてます。
しかし、先日の散歩中、ついに道を間違えました。
これは珍しいですよ。
今まで、散歩中に道を間違えたこともなく、私に合わせて歩いてたので、間違えるなんて絶対にありませんでした。
あの日は、いつも通り近所のファミレスの駐車場を通り抜けて家に向かおうとしていました。
するとジミーちゃんは、急に方向転換して駐車場の出口とは反対の塀の方に向かって歩き始めました。
私は一瞬、リードを引いて出口の方へ誘導しようかと思ったのですが
珍しく自分の行きたい方向に行っているジミーちゃんを見て
それの邪魔をするのはよくないと思い、ジミーちゃんが歩いて行く方向へと
素直についていきました。
結果的に、ジミーちゃんは勘違いをしていたようで
塀があると認識したくらいに、間違いに気付いたのか
ハッと立ち止まっていました。
ちょっと驚きながらも残念そうな顔をしているように見えて、横から見るのが飼い主として少し悲しかったです。
何か気になるものがあって向かったような感じではないです。
それだったら、現地の匂いを一生懸命かいでるはずで、それは今までにも「新しい散歩道」に行った際に、あるあるな行動でしたね。
特に厳しくしつけたわけではないけど、散歩から帰るのを嫌がったり、急に立ち止まったりはしない犬です。
私を無理やり引っ張ったこともないですね。
普段もお利口でいたずらなど、しません。
スイッチ入るとよく吠えるのが困りますが、、、、それも最近減ってきました。
吠えるより寝ていたいようで笑。
以前よりも伸び伸びしてて、のんびり過ごしてます。

今年も健康診断します。
どこも悪くありませんように。
Instagramも投稿してます♪フォローお待ちしてます^_^
45 notes
·
View notes
Text
Made books 2025
My Train No.4 地方私鉄
My Train No.5 乗って楽しい 鉄道の旅
My Train No.6 201系
My Train No.7 西武
My Train No.8 関東大手私鉄有料特急
My Train No.9 京急
My Train No.10 収集鉄
東急8500系 さよなら いつもの電車
2025年は??冊作成しました。
・My Train No.4 地方私鉄
販売開始:COMITIA151 2/16(日) 委託:メロンブックス
地方私鉄は遠い。それでも行ってしまうのは、地方私鉄が楽しいからだ。伝統の列車や都会では絶対見られない景色とわざわざ行きたくなるところが多い。さぁ一緒に、乗ろう、撮ろう、楽しもう。
ストーブ列車に乗ろう 津軽鉄道/ カラフルな地方私鉄 /160km/hの跡 北越急行 / 駅から店舗直結 えちぜん鉄道三国芦原線福大前西福井駅 / セカンドライフを撮ろう 富山地方鉄道17480形/ #八景シリーズ Best shot No.419 再編 越中四景-静か���雨
・My Train No.5 乗って楽しい 鉄道の旅
販売開始:旅チケット10 3/15(土) 委託:メロンブックス
休日のおでかけでお悩みの方。いい列車、走っていますよ。JR東日本の路線と一部地方私鉄が2日間乗り放題のフリー切符「週末パス」で乗った、話題の列車を紹介。非公式ならではの列車をより楽しめるコツ、今回は教えちゃいます。
越乃Shu*Kura ShuKuraを手軽に楽しむ3つの教訓 / 1.乗るなら3号車指定席 / 2.Facebookでイベント情報をチェック / 3.買い物は長時間停車中に / 青海川駅停車イベント / サフィール踊り子 2種類の踊り子乗り比べ / 踊り子 E257系2000番代 / サフィール踊り子 E261系 / 片瀬白田コレクション / #八景シリーズ Best shot 伊豆八景- また乗りたいね
・My Train No.6 201系
販売開始:TAMAコミ10 3/23(日) 委託:メロンブックス
2010年10月17日、中央線201系が長野へ旅立った。あれからまもなく15年が経とうとしている。大阪の201系は終わりが近づいているが引退に関する大きな話題がない。寂しさを感じるのは、中央線201系のせいかもしれない。多数のイベントが企画され、かけがえのない思い出があるからだ。あのときの熱気を忘れないうちに伝えたい、そう思い朱色の201系が中央線を走った最後を振り返る。
中央線201系 記憶に残る中央線の名車201系はどんな車両だったか / 201系がいた日常 / 沿線のマニアと語る201系と中央線 / 201系モックアップ ずっと見ていたいあの顔 / 201系トレーディングカード / さよならH4編成、H7編成ツアー / 中央線201系ロス���癒す列車 457Y列車(2014)、324Y列車(2016) / #八景シリーズ Best shot No.417 大和路十景- さよならを知らない頃
・My Train No.7 西武
販売開始:おもしろ同人誌バザール九段下 4/27(日) 委託:メロンブックス
西武鉄道の昭和が最注目されている。西武線を走った電気機関車をイメージした車両の登場、歴史を伝える車両の展示など。バラエティ豊かだった昭和時代の気になることを中心に振り返る。
西武鉄道現役車両図鑑 / 沿線の歴史をメロディに ご当地発車メロディ / 西武線の野球ダイヤ 狭山線に乗ってベルーナドームへ / エミテラス所沢のむかし / 西武鉄道の貨物列車 どんな品物を運んでいたの? / 晩年の貨物輸送を支えた3駅 東横瀬、芦ヶ久保、高麗 / #八景シリーズ Best shot No.471 横浜四景-別れは一瞬 東海道新幹線ドクターイエロー
・My Train No.8 関東大手私鉄有料特急
販売開始:ZINE FEST TOKYO 4/5(土) 委託:メロンブックス
関東を走る大手私鉄有料特急の写真を集めたビジュアルブックです。現役車両に加えて、引退車両と全車座席指定有料列車の一部を紹介。
収録車両:小田急70000形GSE / 小田急60000形MSE / 小田急30000形EXE・EXEα / 東武鉄道N100系SPACIA X / 東武500系Revaty / 東武鉄道200型Ryomo / 東武鉄道100系SPACIA / 西武鉄道001系Laview / 西武鉄道10000系NRA / 京成AE形SKYLINER / 小田急50000形VSE / 京成AE100形 / 小田急7000形LSE / 京急2100形 / 京王5000系
※ 本誌訂正 p13 Entered service (誤)2008.03 → (正)2017.04
・My Train No.9 京急
販売開始:ZINE FEST TOKYO 6/7(土) 委託:メロンブックス
赤くて速い私鉄、京急。関東では独特の雰囲気があり、鉄道ファンのみならずこの路線が好きな方もいる。 今回は速さを体験したり、沿線の季節を感じる一枚など京急線のすごい! を中心に探る。
京急線あれこれ / From Spring To Summer / 京急現役車両図鑑 / 元祖京浜最速!120km/h運転 / 駅メロのすすめ / 讃岐を走る京急旧1000形 / #八景シリーズ Best shot No.367 横浜八景-都営の横浜往復
※ 本誌訂正(誤→正) p3 Sinagawa→Shinagawa Keikyu Kamata→Keikyū Kamata Terminal 1-2→Termina1▪2 Keikyu Kawasaki→Keikyū Kawasaki Kamiooka→Kamiōoka Zushi-Hayama→Zushi▪Hayama Yokosuka-chuo→Yokosuka-chūō Keikyu Kurihama→Keikyū Kurihama
p4-5 運転手シュミレーター→運転シュミレーター
p19 立会川 ♪いい湯だな→平和島 ♪いい湯だな
一部訂正シールでの修正は行っていますが、シールの発注ミスがあり、訂正一覧を発行しました。 訂正が多くご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。
・My Train No.10 収集鉄
販売開始:ZINE FEST TOKYO 6/7(土) 委託:メロンブックス
これいいじゃんその口癖で増える鉄道グッズ。今回は収集鉄ライトユーザーの無意識に集まったコレクションの話。
種類別記念きっぷ / Unique記念きっぷ / そうにゃんだい駅 / 鉄道グッズ / これなに? 公式グッズ / 公式グッズを買おう / カプセルトイコレクション 鉄道ファン編 / 覚えていますか? パスネット / #八景シリーズ Best shot No.433 浪漫八景-乗った思い出
※ 本誌訂正 p22 カプセルトイコレクション 鉄道ファン編 (誤)JR Eest → (正)JR East
・東急8500系 さよなら いつもの電車
販売開始:コミックマーケット106 8/17(日) 委託:メロンブックス
東急8500系写真集第四弾、シリーズ完結作。田園都市線を走る8500系のラストシーズンを定番の赤帯とさよなら運転仕様の青帯をそれぞれ振り返る。 赤帯 / 青帯
★Can buy
メロンブックス / フロマージュブックス
★ Made books
2024
2023
★ Link
About(2024.10)Post:10.10 2024
Work Post:9.13 2024
13 notes
·
View notes
Text

夏旅2024 延長戦 - 身延山久遠寺
青春18きっぷがまだ残っている。ということで夏旅の延長戦、日蓮宗総本山 身延山久遠寺へ参拝してみた。
菩提梯から五重塔、本堂へ


三門を抜け緑美しい石畳の参道を進むと目の前に見えてくる絶壁の階段、菩提梯。高低差104m、段数287段、角度はおよそ45度と大変険しい道のりを途中 小休止しながら進みます。

登り切れば涅槃(煩悩が絶たれた安らぎの気分)に達し、心穏やかに先の伽藍���足を進められる、はずなのですが。。。登り切ったところで立ち眩みがしてしまい、近くのベンチで10分強ダウン。(自分より年長者や小さな子供が通り過ぎていく横で)思った以上に体力が落ちている情けない事実に悲しくなりました(涙)持ち直したところで五重塔、本堂を見学。
身延山山頂・奥之院へ

ロープウェイで身延山をさらに登り奥之院へ。山頂に降り立つと心地よい風がお出迎え。涼しい、と思わず声が出てしまうほどの気温差がありました、快適!そのまま奥之院 思親閣へと歩みを進める。静寂と澄み切った空気に包まれた厳かなお堂、素敵でした。

近くの展望台からは身延の街並みを見下ろすことも。この時点では良いお天気でしたがちょっと入道雲のボリュームが心配。。。足早に山を下りて帰路へ。
蛇足
今回は、都���から東海道線 熱海・富士を経由し富士から身延線にて身延へ。帰りは身延線でそのまま甲府に進む中央線経由で帰る予定でしたが、怪しい雲行きの予感が的中し、身延線 甲府方面はゲリラ豪雨により運転見合わせに。1時間ほど待ったところ富士方面の電車がやってきたため、予定を変更し来た道を折り返すことになりました。久しぶりに雨男の宿命を感じました。

というわけで東海道線経由で帰ったわけですが。。。旅で心は満たされたけれど、お腹がちょっとひもじいな(さっそく煩悩にまみれだした)、ということで熱海駅で途中下車。駅の商業施設にてさくっとお寿司でお腹も満たして、のんびり帰りました。
39 notes
·
View notes
Text

なんかXのトレンドに、相鉄の電車が昔と比べてカッコよくなったみたいな話が出てたんだけど、確かにヨコハマネイビーブルーの車両はかっこいいし、インテリアも知的だし通勤電車としてはかなり出来がいいってのは本当にそう
でもな、昔の相鉄は別の意味でカッコよかった
相鉄7000系
M車の質量35t、T車の質量24t
もうこれだけで説明いらんだろってくらい極めたデザイン。これをかっこいいと言わずして何と言おうってんだ。横風に煽られると運転士に言わしめた超軽量、低重心構造。その軽さを利してモータ出力130kwなのにギアリング4.5(しかも車輪はΦ=910mmだから実質4.21くらいのギアリングになる)。これは定格1300rpm/390Aというセッティングに鑑みると「かなり上が伸びるセッティング」なんだよね
ちなみに同時期に登場した西鉄5000形。これもとにかくよく走る電車なんだけど、モータ出力は135kwで定格電流が440Aなんすよ。これで上は125km/hまで引っ張れることを考えると、ほぼ同じ質量(モ5000で35t。西鉄5000形は全長が相鉄より短い)の相鉄7500系が50A低い電流ってことを考慮しても同じくらいまで上は伸びるんじゃないかな。まあ110km/hくらいなら余裕で対応できると思うよ? 相鉄でその速度を出せる区間はないと思うけど(いずみ野線ならいけるか?)
基本的に通勤型は定格40km/h前後、最高速度は100km/h程度でバランスするくらいのトルクを設定するけど、7000系は軽くなった分高速性能もある程度確保できる。なのでギアリングを浅く取っても6000系と同等の加速はできるし、軽量ゆえに高まる空転リスクをギアリングを浅くすることである程度抑えることができる
軽量化のためには発電ブレーキも省略してその代わり安定した制動力を稼げるディスクブレーキを選択したのも知的(ばね下質量が増えるデメリットはあるけどね)。踏面ブレーキは気象状況に左右されるから、横浜みたいな暖地ならディスクブレーキという選択は大正解。踏面ブレーキじゃないからフラットもできにくく、実際惰性走行は直角カルダン駆動も相まって超絶に静かだったんだよな
相鉄7000系は弁当箱のようなボディで華やかさはないかもしれないけど、通勤型電車として正しい資質しかないんだよ。そんな電車がかっこ悪いわけないだろ
14 notes
·
View notes
Text

250228
今日は早く起きない、と決めていたから早く起きなかった。 のんびりしすぎて、米を炊くことも忘れてしまって、ざっと研いで、早炊き。 ほかほかを弁当につめて、ばたばたと家を出る。 昨日、友人と電話をしていた影響で、ついそのテンションで職場の研究室の人と話をしてしまう。そう、やたらと気やすく。 東京から、研究をするためだけに帯広に来た彼をとても応援したいと思ったから、とても応援している気持ちです、と伝えた。博士課程はあと3年あるらしい。
-
250301
今日は最高気温が10℃をこえた。 マフラーなしでも、手袋なしでも、気持ちよく歩けた。 嬉しくて、嬉しくて、仕方がない。 アルバイトの休憩時間、外のベンチでコロネを食べる。 空が水色。雲がない。いい天気。 このまま春になってほしい。 また、雪が降るらしい。
今週は仕事が夜までだった彼と、ひさしぶりに会う。 見事なすれ違い生活を送っていた。 スーパーに行くのも、ドラッグストアに行くのも、たのしい。 頭が興奮状態でおしゃべりが止まらない。 ガチャガチャを回す。 これ以外だったらいいな、と思ったそれが出た。 犬のぬいぐるみのキーホルダー。あまり可愛くないのにずっと見ていると可愛くみえてきた。 晩ごはんは半額シールの貼られたお弁当。 途中で食べることに飽きてしまって、残りは彼に食べてもらった。
-
250302
朝、少し寝坊して、顔を洗って、ぼんやり布団のへりに座る。 陽ざしがあかるい。 洗濯物がサーキュレーターの風で揺れている。 やっぱりこ��土地で暮らし続けるのは私には無理だ、と思う。 閉じていたみたいな冬だった。 ここ数年、私をわたし、と書いていたけれど、最近は私になっている。
白髪が増えた。 見つけ次第抜いていたけれど、これから禿げてしまう可能性も考えると、白髪も一本の髪の毛だよな、と思い、今日は抜かなかった。 白髪のおばあちゃんになりたい。
-
250303
朝、アルバイトへ向かう道は空が朝を迎える方向で、バッグミラーに映る空はまだ夜。 アルバイトをして、仕事をして、帰宅。 昨日の晩ごはんの残りの豚肉となすと玉ねぎの炒め物と、サニーレタスと少しの米を丼ぶりに盛ったら、たっぷりになって嬉しかった。 食べ終わると、そのまま横になってしまう。 疲れている。 すぐに身体がねてしまう。
-
250304
朝、もう朝だな、と起きる。 ねる前に読めなかった本のページをめくる。
ふかいところで疲れていて、思考が負に回転する。 存在しているのか、していないのか、わからない、と思いながら仕事。 UVランプを交換しようとしたらうまくできず、人に助けてもらう。 余計なことばかりしている。
夜、知人とご飯を食べる。 ニョッキ。お皿いっぱいにもちもちとしていた。 いっぱいすぎて満腹になり、少しねむくなる。 知人は北海道で暮らし始めて、3年。 やっと今の暮らしの大切さを味わえるようになったと言っていた。 私はまだ落ち着けない。3年。ここで3年暮らしていたら、私も心の底からおだやかになれるのだろうか。
-
250305
朝、ぼんやりとしている。 布団の上で正座のまま停止。 今日は休みで、何をしよう、と頭が考え始めたから立ち上がる。 美術館へ行く。 けっこう雪が降っていて、少し歩くだけで、雪にまみれる。 いろんな人の作品をみて、私は今、絵を描いていない、と思った。 絵に向き合う時間が少なすぎる。 もっと絵を描こう。
この間スーパーで大葉を買ったから、ささみに大葉と梅をつめて、焼いた。 薄味になってしまったけれど、おいしかった。
夜、このままだと私たち、離婚しちゃうのかな。 お互いがうなずいてしまうくらい、一緒に暮らしていることが苦しい。
-
250306
朝、少し早起き。 くちびるの皮を剥いてしまう。 今日も雪が降っている。 雪のかかった町は日常から離れたしずけさで、深呼吸だ、と思う。 木が凍っている。樹氷というらしい。
夜、明日がたのしみなような気持ちでねた。
-
250307
朝、日記を書こうと思って、朝、とだけ書いたところで、窓の外をみたら車が雪をかぶっていて、慌てて雪を降ろしに行く。 アルバイトに遅刻してしまうところだった。 ポテトサラダのためのじゃがいもの皮を剥き、今度は大学での仕事。 午前中に会ったときには髪の長��った人が、午後には坊主になっていた。 衝撃的過ぎて、ひさしぶりによく笑った。 いろんな人にからかわれたらしいけれど、案外似合っていた。
11 notes
·
View notes
Text
先日31歳になりました。Tumblrを始めて何年になるのだろう。途中で全消ししちゃったから定かではないんだよね。ちなみに残ってるいちばん古い投稿は7年前でした。
夫が長期出張のためめずらしく平日に実家に帰省した。どう頑張っても片道3時間はかかるので、3〜4日じゃ全然ゆっくりできた気がしないのどうにかしてほしい。ほんとうはこの期間に、5月末に出産した友人の赤ちゃんを見に行きたかったのだけれど、予定が合わず断念。高校時代の友人も9月には出産すると連絡をもらったし、最近ずっと人へのプレゼントに頭を悩ませている。30を過ぎてからというもの、出産報告におめでとうを送ると、カジュアルな「早く産みな〜どんどん体力なくなってくんだから」がまぁ必ずと言っていいほどついてくる。それは周囲がすでに30代の私に投げかける言葉としてすごく正しくて、スッと受け入れ有り難がるべきことなのだけれど、なんとなく心の奥がモヤっとしてしまう。最近はそんなアドバイスを遮って、甥への何にも変えられない愛おしさと育児の大変さ、どちらもひしひしと感じているからこそ簡単に決断できないんだよ〜!と言い出したくなる始末。※ちなみに甥は6月に1歳を迎え歩き出し、星のボタンがついた小さな靴で転ぶリスクも厭わず走り回るので帰省のあいだ面倒を見るだけでも疲労困憊。母もとい妹はすごい。
そんなこんなでここ最近は、ライフステージを駆け上がる友人と連絡を取るたび、私はどうしたらいいのか、に飲み込まれていたので、配偶者である夫と離れて実家に帰省した日々はとてもいい気分転換になった。どうしても自分の足で歩きたい甥っ子を追いかけ回しているとき。ほぼ物置と化した元子ども部屋でひとり学生時代に揃えた漫画や小説に囲まれているとき。甥と妹が並んで昼寝している横顔を眺めているとき。青い空と入道雲に見守られて車で田圃道を走るとき。以前は地元や実家にこんなにも救われるなんて想像していなかった。許せない過去はいまだに私の奥底に存在していてごく稀に顔を出すけれど、そのときはそのときだ。離れて暮らすことが私たち家族の正解だった、と今ならキッパリ言えるけど、がむしゃらに足掻いて人知れず泣いていた当時はそんなこと分からなかった。終わりよければすべてよし、なんて陳腐なまとめ方したくないけれど、私たち家族に限って言えば意外とぴったりな言葉なのかもしれない。これだって私からしたら努力して乗り越えてきたんだ。これからだって、自分が後悔しない生き方さえ選べれば、私たちは大丈夫。帰ろう、彼の元に。
43 notes
·
View notes
Text
七月になり、ようやく広樹のギブスが取れ、サポーターだけになった。通学は自転車に戻り、時折ラガーシャツにも袖を通した。
一方、克也は広樹が辞めないで済んだことに胸を撫で下ろしたが、未だ自分自身の気持ちを言えずにいた。浩志からは、
「いつまでもウジウジしてンじゃねぇよ! チ◯ポ付いてるンだろ!?」
と一喝されていたが、男同士が好きになることに対して罪責感があった。未だ、同性愛が世間的にタブーとされていた時代である。浩志が大学生だった昭和三十年代の後半と比べると、五十年代の前半は女装したり女言葉を使ったりする芸能人も多く活躍したが、やはり偏見はあった。
夏休みになり、秋の試合に向けて練習にも力が入った。浩志も普段はポロシャツとジャージーと言う格好だったが、時折ラガーシャツとラグビーショーツでグランドに現れた。そんな姿に漫画研究会の利江子たちは、
「あれぇ〜? ヒロシったらラガーマンになってるぅ!」
「きゃッ! なんで、あんなにラグパン短いの!?」
「いゃァ〜ん、何か誘ってない?」
「ラグパンって、パンツ穿かないンでしょ!? エッチぃ〜!」
と、相変わらず盛り上がっていた。そんな彼女たちに浩志は、
「鶴田ッ! 一応、穿いてるぞ!」
とラグパンの裾をチラッと上げてみせた。何故、アタシの名前を知ってるのとびっくりしながら、
「ヒロシ、このスケベっ!」
と笑い転げた。他の同級生は黄色い声を上げていた。
休憩時間になり、広樹は予め作っておいた麦茶の入ったやかんを二つ、ベンチのある日陰に置き、部員に声をかけた。皆、待ってましたと言わんばかりに詰め寄って来て、麦茶の注がれたプラスチックのコップを手に取った。浩志も蛇口の水を頭から浴び、
「このまま昼飯にするぞ」
と、眼鏡を片手に持ちながら首に掛けたタオルで頭を拭き、彼は校舎に戻って行った。
その間、日陰で弁当を食べたり芝生に横になったりと、それぞれ休んでいた。克也もケヤキの幹に寄りかかった。視界には空になったやかんや、プラスチックのコップを片付ける広樹の姿があった。なかなか告白できずにいる克也は、
『今なら言えそうな気がする』
と立ち上がった。そっと近づき、広樹の手を取った。
「加藤先輩…?」
「ちょっと来て」
そう言われるがまま、広樹は克也に手を引っ張られた。連れて行かれたのは部室だった。窓を全開にしていたが殆んど風が入らず、蒸し暑かった。十二畳はあるかないかの室内で、克也は広樹と見つめ合った。両手を握りしめ、
「額田君、好きだ」
と克也は唇を奪った。身体を密着させ、広樹の背部に両腕を回し、愛撫した。広樹は嫌がることなく、奪われた唇が克也のものと一体になる様な感覚を得た。
ラグパンの中で股間が隆起していくの互いに感じながら、二人はブリーフ越しに恥部を弄った。内腿から汗が垂れ、次第に濡れていった。克也はこれまで抑えてきた感情を露にしながら喘ぎ、広樹のラグパンを脱がせた。
「あぁん、はァ、ああん…」
鼻息を粗くさせながら、二人はブリーフを膝まで下げ、肉棒の裏側を合わせながらしごいた。
「あッ、あん、ああん…」
先走り汁で手指を汚しながら、克也は広樹のラガーシャツを胸元までたくし上げ、乳房を咥えた。
「イ、イキそう…」
「オ、オレも…」
オルガズムは二人一緒に達した。ドクッ、ドクッと粘度が強い乳白色の愛液を流し合い、克也は広樹の唇を求めた。広樹も舌を絡ませ、二人は暑さも忘れて愛し合った。
練習を終え、体育館に併設されたシャワーを浴びた部員はそれぞれ、制服に着替えて帰って行った。浩志もワイシャツとスラックスに着替え、職員室の扇風機で涼んでいた。嗚呼、今日は飲みにでも行こうかなァ…。そう思っていると、
「…先生」
と克也が訪れた。浩志は、
「何だ、帰ってなかったの?」
と気だるそうな声で聞いた。克也は言った。
「オレ、額田君に告白しました」
「へぇ〜、良かったね。…で?」
「…そのままエッチしちゃった」
「へぇ〜、良かったね」
何も考えずにこう言ったが、否、「エッチしちゃった」って、何が? ようやくコトの真意に気付いた浩志は、
「ハァァァァァァ〜!?」
と上半身を起こした。
「犯っちまったのか!?」
「声が大きいよ!」
「…お前、溜まってたンだな」
「何か、気持ちが大きくなっちゃって…」
克也は、徐々に真顔になっていく浩志の様子に、嗚呼、怒られるのかなと不安になった。しかし、浩志はバンッと彼の背中を叩き、
「よくやった! これでこそ男だ! 気持ち良かったっぺ!?」
と、寧ろ喜んだ。何だ、この先生!?と克也は呆然とした。そして、浩志は克也の股間を鷲づかみにし、
「イイぞ、イイぞ! その調子でガンガン攻めろ! 若いってイイなァ〜!」
と揺さぶった。
「や、やめッ…! おしっこ漏れちゃう!」
もし誰かいたら問題になるなと、克也は思った。
この日を機に、克也と広樹は浩志から色々と「性のてほどき」を受けた。時折、部室で『さぶ』や『アドン』などのゲイ雑誌を渡され、ア◯ルセックスの仕方も山奥のモーテルで「伝授」された。克也は、
「オレは純愛が好きなのに!」
と心の中で叫びながらも、沸々を込み上げてくる肉欲に負けて広樹と絡んだ。広樹も、克也を所謂「セックスシンボル」としてしか見られなくなり、ラグビーショーツから覗くブリーフに生唾を飲んだ。克也の家も若宮町にあった為、水府橋の下で毎日の様に愛し合った。
一方、ラグビー部の成績は劇的に飛躍した。これまで県大会で二回戦以上は勝ち進められなかったのが、関東大会でも上位の方まで成績を残した。他県のシード校を打ち破った時には、浩志は嬉しさのあまりに、
「これも皆、克也と広樹の『愛』あってこそだ!」
と口走り、二人は火消しに追われた。
そんな克也と広樹だが、個別に利江子から漫画のネタに色々とインタビューを受けた。あまりにしつこいので、
「イイじゃん、愛してるンだから。好きにさせてくれよ」
と広樹は言い切ったが、
「えぇ〜!? そんなにラブラブなのぉ〜!? だったらイイじゃ〜ん!」
と、寧ろ彼女の創作意欲に火をつけてしまった。
広樹は浩志との思い出を「熱弁」した。途中、浩二は笑いをこらえるのに骨折り、
「う、嘘ッ!?」
「それ、本当ですか!?」
「高校生だったのに!?」
云々と、何度も聞き直した。
二人が話している間、大樹は座布団を半分にして折り、枕の様にして眠っていた。寝息を立てている我が子を気にしながら、広樹は目頭をハンカチで押さえた。今は高校生だった二人を浩志が手を出し、淫乱にさせたことを信じられないと思っているが、その数年後には中学生になったばかりの大樹をまさか自分がそうさせることになろうとは、考えてもいなかった。
午後九時を回り、広樹は大樹を起こした。
「長居をしてしまってすみません。告別式には妻が来ますので…。私、K百貨店に勤めておりまして、明日から秋に催される物産展の関係で北海道へ行くンです。克也、否、加藤さんは通夜には行けるそうです」
「K百貨店にお勤めですか? 大変ですね。道中、気を付けて」
玄関で広樹と大樹を見送ると、茶の間に戻って浩二は残っていたお茶を飲み干し、片付けた。徐々に、彼は浩志との永遠の別離がきているのだなと実感した。
38 notes
·
View notes
Quote
「企業のネットが星を 被おお い、電子や光が駆け巡っても」国家や民族が消えてなくなるほどではない近未来が舞台の『攻殻機動隊』などで、後のクリエイターに多大な影響と衝撃を与えた漫画家、士郎正宗さん(63)。デビュー40年を迎え、世田谷文学館(東京都)では初の大規模展が開催される中、読売新聞の単独書面インタビューに応じ、これまで生み出した作品や創作の秘密、AI(人工知能)がもたらす人間の未来などについて縦横無尽に語った。近年ほとんどメディアの取材を受けていない士郎さんの貴重な語録をご覧あれ。(文化部 池田創) 展覧会では、『攻殻機動隊』の主人公の素子の印象的なセリフが印刷されたのれんが来場者を出迎える(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 世田谷文学館で大規模展 ――デビュー40年を迎えられて、どのようにお感じになっていますか。 そもそも寡作な上、諸事情による中断・未発表・ボツ作品が多過ぎて読者諸氏に申し訳ないものの、何とかここまで生き残る事が出来て大変に幸運だったと思っています。活動が東京や他業種に広がるに連れて「水中を歩いて進むかの様な状態」になり、40年、色々と大変でした。また書籍などの荷物が転居や避難に適さない分量になっています(笑)。 ――代表作「攻殻機動隊」は海外でも熱狂的な人気が続いています。 最初期に出版物の海外展開を頑張りました。望外に細長く継続しており、ありがたい限りです。 ――今回の世田谷文学館の展覧会は大量の原画が間近で見ることができ、充実した展示内容です。 士郎正宗さんのコメントとともに作品世界を振り返る巨大な年表(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 今回このような機会を頂き大変感謝しております。僕程度の小規模 傭兵ようへい 型漫画家でこういった事が可能なら、日本のコンテンツ業界はもっと多様多彩な作家・作品を、深掘り探索・開発活用出来るのではないかと思います。 ――「攻殻機動隊」をはじめ、ご著書は情報化社会を予見していると言われます。 たまたま運良くタイミングや関係者の都合に合致し話題として取り上げて頂いているだけで、僕以外にもそういった作家・作品は多数存在していると思います。情報化社会の好ましくない側面があまり大きくならなければ良いですね。物騒、殺伐、トラブルは架空妄想物語の中だけで十分です。 ――AIの発展についてどのように感じていますか。 利便性と損害可能性は表裏一体、これまで考えられなかったレベルの明るい未来の可能性が開ける一方で、悪用や視野 狭窄きょうさく が起き、見えざる支配も容易になっている。研究開発に係る方々には頑張って頂きたいなと思います。 簡易強化外骨格、遠隔操作系ロボット類の開発が現実的 ――幼少期に親しんだマンガや小説はどのようなものがありますか。 デビュー作『アップルシード』のラフスケッチなどが並ぶ展示室(東京都世田谷区の世田谷文学館で) アニメ版の「鉄人28号」や「エイトマン」から入って、雑誌「りぼん」(一条ゆかり氏、大矢ちき氏、弓月光氏などなど)、松本零士氏、永井豪氏、細野不二彦氏の影響が大きいですね。大学以降は諸星大二郎氏、星野之宣氏、大友克洋氏の存在が大きいと思います。 ――「攻殻機動隊」で描いた人間の身体と精神の関係はどのように感じていますか。 脳や体が一体として機能している中では、脳が優位の制御系があったり、体が優位の制御系(例えば副腎とか脊髄反射系とか)があったり、交換可能な部分や欠損許容部分(例えば昔は虫垂や 胆嚢たんのう を結構普通に切除していた)があったり、複雑で不思議に出来ていると思います。 義体化のような、身体交換は僕が生み出した要素ではありません。スタニスラフ・レム氏の『君は生きているか?』や、日本のマンガアニメ界においては石ノ森章太郎氏の『サイボーグ009』などの有名作品がすでにありました。サイバネティクスの一般的な目的は医療や軍事だと思いますが、今後は老化・劣化対策というのも存在感を増すかもしれません。個人的には年々増加中の災害現場における簡易強化外骨格や遠隔操作系ロボット類の開発を進める方が現実的かなとは思います。 ――ご著書に細かく書き込まれた欄外文章の役割や狙いを教えてください。 リズム感が単調になりがちな説明セリフや会話を物語内部から減らせる、それによってキャラの練度・演出を高めに設定出来る、物語と読者の距離の調整ができる、などでしょうか。昨今、いや昔もこういう方法は 流行はや りではありませんが……。 ――押井守監督のアニメーション映画版のご感想をお聞かせください。 個人的には原作に気を使っている部分が押井氏にしては多めの1作目より、押井氏節全開の『イノセンス』の方が好みです。いずれも一生懸命作って頂いてありがたいなと思っております。 ――ネット社会の広がりやAI技術の発展をどう感じておられますか。 人工知能の偏向学習、悪意ある人 達たち による人工知能活用と、対策する側の人工知能活用の格差、オンライン上に無い膨大な情報の無視や軽視など、課題は山積しているのではないかと感じています。世界は 繋つな がって狭くなると同時に、逆に分断細分化が進んで互いの距離が開き、問題解決の可否、明暗の格差も広がっている様に感じています。今まさに『言葉が通じなくなってバベルの塔が崩壊し始めている』状態でしょうか。人工知能育成では可能な限り、真実や実態に近い情報を得て優先解とするような、何らかの情報検証機構が必要でしょう。 コスパタイパ重視では驚きや発見も無い ――ネットに常時接続することが当たり前になりました。そのことをどのように感じてらっしゃいますか。 一般的なネット通販をほぼ利用しておりませんが、ネット社会になってからの方がサービスの質が低下&商品を探しにくくなったように感じています。便利、合理的、コスパタイパ重視の姿勢は内向きになりがちで、冗長性や余白が少ない分、周囲を見渡す余裕が減少し続けるし、ひいては驚きや発見も無く窮屈ですね。昔のSFでは「監視管理社会」は人々の敵として描かれるのが一般的だったのですが、現代では意外とそういう管理監視社会の利点も許容されているように思います。とはいうものの、今後もDXが進み常時接続が常識常態化し、行政サービスやインフラなどの分野で、高度化し便利で安全で充実した幸福度の高い世の中になっていくと良いのですが……。 ――「攻殻機動隊」ではサイボーグ化しても人間の内にある「ゴースト」という概念が存在します。「ゴースト」とは何でしょうか。 展示室の中央には『攻殻機動隊』の原画が並び、迫力のある筆致を間近で感じられる(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 正確か否か、定義可能か、とは別にして、宗教や哲学や文学昔話の分野で古くから使われている「たましい」「霊魂」「ソウル」などの単語が印象として一般的には伝わりやすいのではないかと思います。「何だかよくわからないが、存在しているように思えるモヤっとしたものを『ゴースト』と呼ぶ」のも娯楽分野では分かりやすくて良いかな、ということで単語を使用しています。 犬や小鳥も感情を有することが一般的にも知られており、感情は人間だけが持つ最上位の機能・特別な評価対象ではない、という観点から、マンガ版ではゴーストという単語において「感情に特別な意味を持たせていない」つもりです。当然ながら人の価値観はそれぞれなので、僕と他のアニメ版の監督諸氏とでもこうした諸々に対する考え方に違いがあるわけですが、その事自体も含めて、作品を異なる角度から捉えて楽しんで頂ければ良いなと考えています。 神話は魅力の塊なのだが… ――ご著書はシリアスな展開と迫力のある戦闘シーンの間にギャグが挟まりますね。作中におけるギャグの効用とはどのようなものでしょうか。 シリアスとギャグの挟み方や割合、そもそも混在を容認するか否か、など受け取る方々の価値観も観点も実に多様なので「万人にとって満足できる作品」というのは僕には難しいなと考えています。僕の取り扱うキャラクターたちは明日をも知れぬ立場なので、悲観的に備え楽観的に対処する、冗談でも言っていないとやっていられない、といったタイプが多めになっています。会話の軽さと行動、判断の速さ厳しさのギャップを楽しんで頂ければ良いかと思います。 ――『仙術超攻殻ORION』は日本神話をモチーフにしたファンタジーです。神話の魅力を教えてください。 神話と呼ばれる物語達は限られた要素と根源的な思考や解釈と想像力で織り上げられ、時代や民族の壁を越えて生き残っている、「選び抜かれた精鋭達」です。人々の心情や思考型や文化を映す鏡として、魅力の塊と言っても良いですね。一方で歴史を振り返ると、建築や芸術や情報戦において支配者や宗教組織や抵抗組織の都合や思惑と深く関わったと思しきものも多く、純粋に「素晴らしいか?」と問われると、答えに困る側面もあります。 ――『攻殻機動隊』のフチコマや、『ドミニオン』の小型戦車ボナパルトなど、作品からは戦車愛を感じます。 正義感にあふれる女性警察官のレオナが活躍する『ドミニオン』のコーナー(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 「頑丈で壊れにくくて安全度が高い&移動以外にも何か作業が出来る乗り物」が好きですね。作品内に描く機会はなかなかありませんが、消防関連や港湾作業用の特殊車両、土木建築系や農林作業系の特殊機能車両なども同じように楽しくて興味深いと思っています。 気負わず欲張らず、自己ベスト更新維持 ――現在はイラスト制作や、画集刊行に活動の比重を置いておられますね。 マンガやアニメやゲームの企画書・プロット・シナリオなども色々と作っているのですが、なかなか最終商品の形にまで進める事が出来ておらず、イラストや画集は関係者や予算が少なくても実現可能な 為ため か商品の形になりやすい、というのが理由かと思います。 ――女性のエロチシズムを感じさせる美麗なイラストを生み出されています。 展示室の後半は、雑誌に発表した色鮮やかなカラーイラストが目を引く(東京都世田谷区の世田谷文学館で) モノクロでは描写しにくいがカラーでは比較的描写が容易で、競合が起きにくいと思われる光沢の肌にこだわっています。近年の画集においては、似た構図やポージングの微差バリエーションを連続、重複して描くことで、アニメの原画をパラパラと連続で見る時に近い印象や効果の誘発が起きないかと工夫しています。 ――近況を教えてください。 今も40年前も変わらず東京ではなく関西にいて不規則不健康な生活をしながら昼夜延々と絵やプロットや駄文を描き続けています。視力体力の減少により、未読書籍が積み重なっています。 ――今後の執筆への意気込みや読者へのメッセージをいただければと思います。 気負わず欲張らず、自己ベスト更新維持で変わりなく、他にしたい事も無いので、ダラダラ延々と何かを作る日々を送ると思います。読者諸氏にはまた次の作品でお会いした際に、何らかの形でお楽しみ頂けると幸いです。
「攻殻機動隊」士郎正宗、ネット社会・AI発展に警鐘「言葉が通じなくなってバベルの塔が崩壊し始めている」 : 読売新聞
23 notes
·
View notes
Quote
すぐキレたり横柄な態度をとる年寄りに腹が立ってたけど、最近「終わりが近いであろうこの人の数十年の人生の結果がこの程度」って気づいてから笑えるようになったのでオススメしておきます。
白鷺@自称気動車運転士さんのツイート (via gkojax)
179 notes
·
View notes
Text
汚辱の日々 さぶ
1.無残
日夕点呼を告げるラッパが、夜のしじまを破って営庭に鳴り響いた。
「点呼! 点呼! 点呼!」
週番下士官の張りのある声が静まりかえった廊下に流れると、各内務班から次々に点呼番号を称える力に満ちた男達の声が騒然と漠き起こった。
「敬礼ッ」
私の内務班にも週番士官が週番下士官を従えて廻って来て、いつもの点呼が型通りに無事に終った。辻村班長は、これも毎夜の通り
「点呼終り。古兵以上解散。初年兵はそのまま、班付上等兵の教育をうけよ。」
きまりきった台詞を、そそくさと言い棄てて、さっさと出ていってしまった。
班付上等兵の教育とは、言い換えれば「初年兵のビンタ教育」その日の初年兵の立居振舞いのすべてが先輩達によって棚卸しされ、採点・評価されて、その総決算がまとめて行われるのである。私的制裁をやると暴行罪が成立し、禁止はされていたものの、それはあくまで表面上でのこと、古兵達は全員残って、これから始まる凄惨で、滑稽で、見るも無残なショーの開幕を、今や遅しと待ち構えて��るのであった。
初年兵にとつては、一日のうちで最も嫌な時間がこれから始まる。昼間の訓練・演習の方が、まだしもつかの間の息抜きが出来た。
戦闘教練で散開し、隣の戦友ともかなりの距離をへだてて、叢に身を伏せた時、その草いきれは、かつて、学び舎の裏の林で、青春を謳歌して共に逍遙歌を歌い、或る時は「愛」について、或る時は「人生」について、共に語り共に論じあったあの友、この友の面影を一瞬想い出させたし、また、土の温もりは、これで母なる大地、戎衣を通じて肌身にほのぼのと人間的な情感をしみ渡らせるのであった。
だが、夜の初年兵教育の場合は、寸刻の息を抜く間も許されなかった。皓々(こうこう)とした電灯の下、前後左右、何かに飢えた野獣の狂気を想わせる古兵達の鋭い視線が十重二十重にはりめぐらされている。それだけでも、恐怖と緊張感に身も心も硬直し、小刻みにぶるぶる震えがくるのだったが、やがて、裂帛(れっぱく)の気合
怒声、罵声がいり乱れるうちに、初年兵達は立ち竦み、動転し、真ッ赤に逆上し、正常な神経が次第々に侵され擦り切れていった。
その過程を眺めている古兵達は誰しも、婆婆のどの映画館でも劇場でも観ることの出来ない、スリルとサスペンスに満ち溢れ、怪しい雰囲気につつまれた素晴しい幻想的なドラマでも見ているような錯覚に陥るのであった。幻想ではない。ここでは現実なのだ。現実に男達の熱気が火花となって飛び交い炸裂したのである。
なんともやりきれなかった。でも耐え難い恥辱と死につながるかもしれない肉体的苦痛を覚悟しない限り抜け出せないのである。ここを、この軍隊と云う名の檻を。それがあの頃の心身共に育った若者達に課せられた共通の宿命であった。
この日は軍人勅諭の奉唱から始まった。
「我ガ国ノ軍隊ハ代々天皇ノ統率シ賜ウトコロニゾアル……」
私は勅諭の奉唱を仏教の読経、丁度そんなものだと思っていた。精神が忘れ去られ、形骸だけが空しく機械的に称えられている。又虐げられた人々の怨念がこもった暗く重く澱んだ呻き、それが地鳴りのように聞こえてくるそんな風にも感じていた。
勅諭の奉唱が一区切りついたところで、一人の古兵が教育係の上等兵に何か耳うちした。頷いた上等兵は、
「岩崎、班長殿がお呼びだ。すぐ行けッ」
全員の目が私に集中している。少くとも私は痛い程そう感じた。身上調査のあったあの日以来、私は度々辻村机長から呼び出しをうけた。あいつ、どうなってんだろ。あいつ班長殿にうまく、ゴマすってるんじゃないか。あいつ、俺達のことを、あることないこと、班長殿の気に入るように密告してるんじゃないか。同年兵も古兵達も、皆がそんな風に思っているに違いない。私は頑なにそう思い込んでいた。
つらかった。肩身が狭かった。
もともと私は、同年兵達とも古兵達とも、うまくいっていなかった。自分では余り意識しないのだが、私はいつも育ちや学歴を鼻にかけているように周囲から見られていたようである。運動神経が鈍く、腕力や持久力がからっきし駄目、することなすことがヘマばかり、ドジの連続の弱兵のくせに、その態度がデカく気障(きざ)っぽく嫌味で鼻持ちがならない。そう思われているようだった。
夏目漱石の「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていたと云うが、私は生まれつき人みしりのする損なたちだった。何かの拍子にいったん好きになると、その人が善人であれ悪人であれ、とことん惚れ込んでしまうのに、イケ好かない奴と思うともう鼻も引つかけない。気軽に他人に話しかけることが出来ないし、話しかけられても、つい木で鼻をくくったような返事しかしない。こんなことではいけないと、いつも自分で自分を戒めているのだが、こうなってしまうのが常である。こんなことでは、同年兵にも古兵にも、白い眼で見られるのは至極当然内務班でも孤独の影がいつも私について廻っていた。
あいつ、これから始まる雨霰(あめあられ)のビンタを、うまく免れよって――同年兵達は羨望のまなざしを、あいつ、班長室から戻って来たら、ただではおかないぞ、あの高慢ち���で可愛いげのないツラが変形するまで、徹底的にぶちのめしてやるから――古兵達は憎々しげなまなざしを、私の背に向って浴せかけているような気がして、私は逃げるようにその場を去り辻村班長の個室に急いだ。
2.玩弄
部屋の前で私は軽くノックした。普通なら「岩崎二等兵、入りますッ」と怒鳴らねばならないところだが、この前、呼び出しをうけた時に、特にノックでいいと辻村班長から申し渡されていたのである。
「おう、入れ」
低いドスのきいた返事があった。
扉を閉めると私はいったん直立不動の姿勢をとり、脊筋をぴんとのばしたまま、上体を前に傾け、しゃちこばった敬礼をした。
辻村班長は寝台の上に、右手で頭を支えて寝そべりながら、じっと私を、上から下まで射すくめるように見据えていたが、立ち上がって、毛布の上に、どっかとあぐらをかき襦袢を脱ぎすてると、
「肩がこる、肩を揉め」
傲然と私に命じた。
私も寝台に上がり、班長の後に廻って慣れぬ手つきで揉み始めた。
程よく日焼けして艶やかで力が漲っている肩や腕の筋肉、それに黒々とした腋の下の毛のあたりから、男の匂いがむっと噴き出てくるようだ。同じ男でありながら、私の身体では、これ程官能的で強烈な匂いは生まれてこないだろう。私のは、まだまだ乳臭く、淡く、弱く、男の匂いと云うには程遠いものであろう。肩や腕を、ぎこちない手つきで揉みながら、私はふっと鼻を彼の短い頭髪やうなじや腋に近づけ、深々とこの男の乾いた体臭を吸い込むのだった。
「おい、もう大分、慣れて来たか、軍隊に」
「……」
「つらいか?」
「いエ……はァ」
「どっちだ、言ってみろ」
「……」
「つらいと言え、つらいと。はっきり、男らしく。」
「……」
「貴様みたいな、娑婆で、ぬくぬくと育った女のくさったようなやつ、俺は徹底的に鍛えてやるからな……何だ、その手つき……もっと、力を入れて……マジメにやれ、マジメに……」
辻村班長は、岩崎家のぼんぼんであり、最高学府を出た青白きインテリである私に、マッサージをやらせながら、ありったけの悪態雑言を浴びせることを心から楽しんでいる様子であった。
ごろりと横になり、私に軍袴を脱がさせ、今度は毛深い足や太股を揉みほぐし、足の裏を指圧するように命じた。
乱れた越中褌のはしから、密生した剛毛と徐々に充血し始めた雄々しい男の肉茎が覗き生臭い股間の匂いが、一段と激しく私の性感をゆさぶり高ぶらせるのであった。
コツコツ、扉を叩く音がした。
「おお、入れ」
私の時と同じように辻村班長は横柄に応えた。今時分、誰が。私は思わず揉む手を止めて、その方に目を向けた。
入って来たのは――上等兵に姿かたちは変ってはいるが――あっ、辰ちゃんではないか。まぎれもなく、それは一丁目の自転車屋の辰ちゃんなのだ。
私の家は榎町二丁目の豪邸。二丁目の南、一丁目の小さな水落自転車店、そこの息子の辰三は、私が小学校の頃、同じ学年、同じクラスだった。一丁目と二丁目の境、その四つ角に「つじむら」と云ううどん・そば・丼ぶり物の店があり、そこの息子が今の辻村班長なのである。
私は大学に進学した関係で、徴兵検査は卒業まで猶予されたのであるが、彼―― 水落辰三は法律通り満二十才で徴兵検査をうけ、その年か翌年に入隊したのだろう。既に襟章の星の数は私より多く、軍隊の垢も、すっかり身についてしまっている様子である。
辰ちゃんは幼い時から、私に言わせれば、のっぺりした顔だちで、私の好みではなかったが、人によっては或いは好男子と言う者もあるかもしれない。どちらかと言えば小柄で小太り、小学校の頃から既にませていて小賢しく、「小利口」と云う言葉が、そのままぴったりの感じであった。当時のガキ大将・辻村に巧みにとり入って、そのお気に入りとして幅をきかしていた。私が中学に入って、漢文で「巧言令色スクナシ仁」と云う言葉を教わった時に「最っ先に頭に想い浮かべたのはこの辰ちゃんのことだった。ずる賢い奴と云う辰ちゃんに対する最初の印象で、私は殆んどこの辰ちゃんと遊んだ記憶も、口をきいた記憶もなかったが、顔だけは、まだ頭の一隅に鮮明に残っていた。
辻村班長は私の方に向って、顎をしゃくり上げ、辰ちゃん、いや、水落上等兵に、「誰か分かるか。」
意味あり気に、にやっと笑いながら尋ねた
「うん」
水落上等兵は卑しい笑みを歪めた口もとに浮かべて頷いた。
「岩崎、裸になれ。裸になって、貴様のチンポ、水落に見てもらえ。」
頭に血が昇った。顔の赤らむのが自分でも分った。でも抵抗してみたところで、それが何になろう。それに恥ずかしさに対して私は入隊以来もうかなり不感症になっていた。部屋の片隅で、私は手早く身につけていた一切合切の衣類を脱いで、生まれたままの姿にかえった。
他人の眼の前に裸身を晒す、そう思うだけで、私の意志に反して、私の陰茎はもう「休メ」の姿勢から「気ヲ付ケ」の姿勢に変り始めていた。
今日は辻村班長の他に、もう一人水落上等兵が居る。最初から突っ張ったものを披露するのは、やはり如何にもきまりが悪かった。しかも水落上等兵は、私が小学校で級長をしていた時の同級生なのである。
私の心の中の切なる願いも空しく、私のその部分は既に独白の行動を開始していた。私はどうしても私の言うことを聞かないヤンチャ坊主にほとほと手を焼いた。
堅い木製の長椅子に、辻村班長は越中褌だけの姿で、水落上等兵は襦袢・軍袴の姿で、並んで腰をおろし、旨そうに煙草をくゆらしていた。班長の手招きで二人の前に行くまでは、私は両手で股間の突起を隠していたが、二人の真正面に立った時は、早速、隠し続ける訳にもいかず、両手を足の両側につけ、各個教練で教わった通りの直立不動の姿勢をとった。
「股を開け。両手を上げろ」
命ぜられるままに、無様な格好にならざるを得なかった。二人の視線を避けて、私は天井の一角を空ろに眺めていたが、私の胸の中はすっかり上気して、不安と、それとは全く正反対の甘い期待とで渦巻いていた。
二人は代る代る私の陰茎を手にとって、きつく握りしめたり、感じ易い部分を、ざらざらした掌で撫で廻したりしはじめた。
「痛ッ」
思わず腰を後にひくと、
「動くな、じっとしとれ」
低い威圧的な声が飛ぶ。私はその部分を前につき出し気味にして、二人の玩弄に任せると同時に、高まる快感に次第に酔いしれていった。
「廻れ右して、四つん這いになれ。ケツを高くするんだ。」
私の双丘は水落上等兵の手で押し拡げられた。二人のぎらぎらした眼が、あの谷間に注がれていることだろう。板張りの床についた私の両手両足は、時々けいれんをおこしたように、ぴくッぴくッと引き吊った。
「顔に似合わず、案外、毛深いなアこいつ」
水落上等兵の声だった。突然、睾丸と肛門の間や、肛門の周囲に鈍い熱気を感じた。と同時に、じりッじりッと毛が焼けて縮れるかすかな音が。そして毛の焦げる匂いが。二人は煙草の火で、私の菊花を覆っている黒い茂みを焼き払い出したに違いないのである。
「熱ッ!」
「動くな、動くとやけどするぞ」
辻村班長の威嚇するような声であった。ああ、目に見えないあのところ、今、どうなってるんだろう。どうなってしまうのだろう。冷汗が、脂汗が、いっぱいだらだら――私の神経はくたくたになってしまった。
3.烈情
「おい岩崎、今日はな、貴様にほんとの男ってものを見せてやっからな。よーく見とれ」
四つん這いから起きあがった私に、辻村班長は、ぶっきらぼうにそう言った。辻村班長が水落上等兵に目くばせすると、以心伝心、水落上等兵はさっさと着ているものを脱ぎ棄てた。裸で寝台の上に横になった水落上等兵は、恥ずかしげもなく足を上げてから、腹の上にあぐらを組むように折り曲げ、辻村班長のものを受入れ易い体位になって、じっと眼を閉じた。
彼白身のものは、指や口舌で何の刺戟も与えていないのに、既に驚くまでに凝固し若さと精力と漲る力をまぶしく輝かせていた。
「いくぞ」
今は褌もはずし、男一匹、裸一貫となった辻村班長は、猛りに猛り、水落上等兵を押し分けていった。
「ううッ」
顔をしかめ、引き吊らせて、水落上等兵は呻き、
「痛ッ……痛ッ……」と二言三言、小さな悲鳴をあげたが、大きく口をあけて息を吐き、全身の力を抜いた。彼の表情が平静になるのを待って、辻村班長はおもむろに動いた。大洋の巨大な波のうねりのように、大きく盛り上がっては沈み、沈んでは又大きく盛り上がる。永落上等兵の額には粒の汗が浮かんでいた。
凄まじい光景であった。凝視する私の視線を避けるように、流石の永落上等兵も眼を閉じて、烈しい苦痛と屈辱感から逃れようとしていた。
「岩崎、ここへ来て、ここをよーく見ろ」
言われるがままに、私はしゃがみこんで、局部に目を近づけた。
一心同体の男達がかもし出す熱気と、激しい息づかいの迫力に圧倒されて、私はただ茫然と、その場に崩れるようにすわりこんでしまった。
戦いは終った。戦いが烈しければ烈しい程それが終った後の空間と時間は、虚しく静かで空ろであった。
三人の肉体も心も燃え尽き、今は荒涼として、生臭い空気だけが、生きとし生ける男達の存在を証明していた。
男のいのちの噴火による恍惚感と、その陶酔から醒めると、私を除く二人は、急速にもとの辻村班長と水落上等兵に戻っていった。先程までのあの逞しい情欲と激動が、まるで嘘のようだった。汲(く)めども尽きぬ男のエネルギーの泉、そこでは早くも新しい精力が滾々(こんこん)と湧き出しているに達いなかった。
「見たか、岩崎。貴様も出来るように鍛えてやる。寝台に寝ろ。」
有無を言わせぬ強引さであった。
あの身上調査のあった日以来、私はちょくちょく、今夜のように、辻村班長の呼び出しをうけていたが、その度に、今日、彼が水落上等兵に対して行ったような交合を私に迫ったのである。しかし、これだけは、私は何としても耐えきれなかった。頭脳に響く激痛もさることながら、襲いくる排便感に我慢出来ず私は場所柄も、初年兵と云う階級上の立場も忘れて、暴れ、喚き、絶叫してしまうので、辻村班長は、ついぞ目的を遂げ得ないままであった。
その時のいまいましげな辻村班長の表情。何かのはずみでそれを想い出すと、それだけで、私は恐怖にわなないたのであるが、辻村班長は一向に諦めようとはせず、執念の劫火を燃やしては、その都度、無残な挫折を繰り返していたのである。
その夜、水落上等兵の肛門を責める様を私に見せたのは、所詮、責められる者の一つの手本を私に示す為であったかもしれない。
「ぐずぐずするな。早くしろ、早く」
ああ、今夜も。私は観念して寝台に上がり、あおむけに寝た。敷布や毛布には、先程のあの激突の余儘(よじん)が生温かく、水落上等兵の身体から滴り落ちた汗でじっとりと湿っていた。
私の腰の下に、枕が差し込まれ、両足を高々とあげさせられた。
「水落。こいつが暴れんように、しっかり押さえつけろ。」
合点と云わんばかりに、水落上等兵は私の顔の上に、肉づきのいい尻をおろし、足をV字形に私の胴体を挟むようにして伸ばした。股の割れ目は、まだ、水落上等兵の体内から分泌された粘液でぬめり、私の鼻の先や口許を、ねばつかせると同時に、異様に生臭い匂いが、強烈に私の嗅覚を刺戟した。
「むむッ」
息苦しさに顔をそむけようとしたが、水落上等兵の体重で思うにまかせない。彼は更に私の両足首を手荒く掴んで、私の奥まった洞窟がはっきり姿を見せるよう、折り曲げ、組み合わせ、私の臍の上で堅く握りしめた。
奥深く秘められている私の窪みが、突然、眩しい裸電球の下に露呈され、その差恥感と予期される虐待に対する恐怖感で、時々びくっびくっと、その部分だけが別の生き物であるかのように動いていた。
堅い棒状の異物が、その部分に近づいた。
思わず息をのんだ。
徐々に、深く、そして静かに、漠然とした不安を感じさせながら、それは潜行してくる。ああッ〃‥ああッ〃‥‥痛みはなかった。次第に力が加えられた。どうしよう……痛いような、それかと云って痛くも何ともないような、排泄を促しているような、そうでもないような、不思議な感覚が、そのあたりにいっぱい。それが、私の性感を妖しくぐすぐり、燃えたたせ、私を夢幻の境地にさそうのであった。
突然、激痛が火となって私の背筋を突っ走った。それは、ほんのちょっとした何かのはずみであった。
「ぎゃあッ!!」
断末魔の叫びにも似た悲鳴も、水落、上等兵の尻に押さえつけられた口からでは、単なる呻きとしか聞きとれなかったかもしれない。
心をとろけさせるような快感を与えていた、洞窟内の異物が、突如、憤怒の形相に変わり、強烈な排便感を伴って、私を苦しめ出したのである。
「お許し下さいッ――班長殿――お許しッ ――お許しッ――ハ、ハ、班長殿ッ」 言葉にはならなくても、私は喚き叫び続けた。必死に、満身の力を振り絞って。
「あッ、汚しますッ――止めて、止めて下さいッ――班長殿ッ――ああ――お願いッ――お許しッ――おおッ――おおッ―― 」
「何だ、これくらいで。それでも、貴様、男か。馬鹿野郎ッ」
「ああッ、……痛ッ……毛布……毛布……痛ッ――汚れ――汚れますッ――班長殿ッ」
毛布を両手でしっかりと握りしめ、焼け爛れるような痛さと、排便感の猛威と、半狂乱の状態で戦う私をしげしげと眺めて、流石の辻村班長も、呆れ果てで諦めたのか、
「よしッ……大人しくしろ。いいか、動くなッ」
「うおおおー!!!」
最後の一瞬が、とりわけ私の骨身に壊滅的な打撃を与えた。
「馬鹿野郎。ただで抜いてくれるなんて、甘い考えおこすな。糞ったれ」
毒づく辻村班長の声が、どこか遠くでしているようだった。
終った、と云う安堵感も手伝って、私は、へたへたとうつ伏せになり、股間の疼きの収まるのを待った。身体じゅうの関節はばらばら全身の力が抜けてしまったように、私はいつまでも、いつまでも、起き上がろうとはしなかった。
班長の最後の一撃で俺も漏らしてしまったのだ。腑抜けさながら。私はここまで堕ちに堕ちてしまったのである。 瞼から涙が溢れ、男のすえた体臭がこびりついた敷布を自分の汁と血で汚していた。
どれだけの時間が、そこで停止していたことか。
気怠(けだる)く重い身体を、もぞもぞ動かし始めた私。
「なんだ、良かったんじゃねぇか、手間取らせやがって」
おれの漏らした汁を舐めながら辻村班長が言った。
そして汚れたモノを口に突っ込んできた。
水落上等兵は、おいうちをかけるように、俺に覆い被さり、聞こえよがしに口ずさむのであった。
新兵サンハ可哀ソウダネ――マタ寝テカクノカヨ――
(了)
39 notes
·
View notes
Text
場面写真&連続キャラクターPV<八神編>解禁!
★田中圭演じる、金髪リーゼントのレジェンド!勝太の頼れる先輩・八神の場面写真解禁!



このたび解禁となったのは、田中圭演じる武華男子高校の伝説の不良グループ・Gメンのメンバーで最後のヘッド、八神紅一の場面写真とキャラクターPV。金髪リーゼントヘアがトレードマークの八神は、場面写真でも風格ある横顔を見せたり、放課後に集まる勝太たちに声をかける様子が切り取られています。また、仲間のピンチに一人で悩む勝太に「本当の強さって何だか分かるか?」と諭すなど、勝太の強い味方であり、頼れる存在でもあります。
★連続キャラクターPV配信第10弾!【Gメン最後のヘッド・八神紅一編】も解禁!
映像でも、凶悪組織“天王会”との戦いで規格外に暴れまわるなど、“Gメン最後のヘッド”の名に相応しいケンカ最強な姿を見せています。腕っぷしは強い一方で、自転車で派手に転んだり、Gメンの同志でもある後輩の伊達(高良健吾)に「人の襟足バカにすんのもいい加減にしろよコラ!」とキレたりとクセの強さも見せつけます。さらに「何かあったらいつでも頼れ」と勝太に声をかけるも、「頼りになる感じしないっす…」と返されてしまうなど、やや抜けたところもありますが、屈託のない笑顔も見せ、憎めないキャラクターの八神。いざというときは頼れるレジェンドな先輩ながら、おちゃめさを兼ね備えた八神の魅力が詰まった15秒となっています。
youtube
193 notes
·
View notes
Text

Shinonome, Koto-ku, Tokyo / Oct. 2024
今朝チャリンコ通勤時に危険な運転のタクシーと接触しそうになった。運転手に注意を促すと筋が通らない正当性を主張してくる。口論は平行線、細かいやり取りは割愛するがタクシー運転手は頭に血が上りっぱなしで色々あった末、最終的に私の背負っていたリュックの肩紐か首にかけていた自転車用ロックのコードかどちらか(自分からは見えないので)を掴み交差させて首を絞めてきた。通りがかりの男性2人が間に入ってくれて促してくれて運転手は手を離した。まぁ痛いわけではなかったけどカッとなって他人の首を絞めるって・・・。で警察を呼んで介入。ただ警察ってのはジャッジする立場にない。状況検分で私と運転手別々に話を聞き互いに謝ってと仲介を促す。勿論、口論になった以上、私の感情も高ぶるわけでその言動や振る舞いに己の過失が0とは言わないが「双方謝って終わり」というには納得がいかない。で、労働時間を割かれるし手続きも非常に面倒だとは思ったけど刑事告訴することにした。警察官の話からも経験からも暴行を受けた事実はあれど怪我はないし事故でもないし運転手が首を絞めた事実を認め反省しているとのことで、検察は受理してくれない可能性が高く不起訴になるとのこと。わかっちゃいるけどね、やらずして流してしまえばタクシー運転手はまた横柄な運転を繰り返すだろうしカッとなったら人の首を絞めるだろう。まぁ抑止力になるかも反省してるかもわからんけど自分の中での落とし所が欲しかった。3時間ほどの間、ほぼ待たされて最後に検分、供述書、告訴状の内容に署名し加害者情報を開示してもらうわけだけど年齢89歳だった。何だろうねぇ、高齢だからのひと言では終わらせられない。高齢になっても働かなくてはならない事情には同情するし(理由はわからんけど)そういう社会の現実に嘆くけど「運転手」という職業には年齢制限が必要では?と思ってしまったり。あと所属タクシー会社も後で調べてみたけどかなり悪評高いマイナーな会社だった。起こるべくして起こる負の連鎖みたいなものなのかね。まぁ自分が絶対的正義とは思わないけど目撃者もいたし防犯カメラもあったしタクシーのドライブレコーダーもあるわけだし全てはそこに記録されているから見てもら��ればわかることだ。
21 notes
·
View notes