#離島の田舎の真実
Explore tagged Tumblr posts
Text
拡散希望
4 notes
·
View notes
Text
戦闘服の男たちNo.0
現職自衛官の告白体験手記
「遠くで突撃喇叭が」
原題「遠くでラッパが」
作 島 守

新隊員の便所はノリだらけ
朝五時、起床まであと一時間である。いやあ、変な夢を見たるんだなと思って、ギンギンになっているセガレに手をのばすと、ああ、やっちゃった。まったくしょうのない奴だぜ、昨日センズリかいたばっかりだろうが!
畜生!今起きると、となりのベッドの奴が目をさましてカッコ悪いし、しょうがネーな、起床で戦闘服に着替える時にでも一緒に履きかえるか。
それにしても新隊員は外出が制限されてるせいで、夜なんかとても遊びに行けないし、極度に欲求不満の日々が読いている。
雄臭い野郎を見るだけならここは本当にいい所だけれど、それ以上のことはちと不可能。けっきょく、夜、誰もいないトイレにはいってシコシコ激しくセンズリをカクしかないのだ。風呂で見たガッチリしたオアニイさんや、カワユイ隊員たちがチラチラ浮かんできたりする。
でも終わってみると、やっぱりむなしいな。なんか小便とたいしてかわりないみたいで。それでもけっこうさかんなようすで、この間も班長から、
「新隊員の便所はノリだらけでたまらん!」
なんて怒られてしまった。マア、ノリは冗談としても、エロマンガの��ぎれたのや、ビニ本なんかが時々モロ、トイレにおきっぱなしになってたりする。金があれば普通の隊員はトルコにでも行くんだろうけど、そこはまだペイペイの新隊員、月給は少ないし、貯金はしろとうるさいし、とてもとても…
それでも、あけっぴろげな男だけの世界。
「これからセンズリ行くゾー」
と、エロ本片手に走って行く奴もいる。
そんでもって自分もけっきょくその日のタ方、バラしてしまうのだった。
「昨日の夜、爆発しちまったでェー」
「いやー、エッチだなあ。勝見二士がいないからじゃないのォー」
前期の教育隊から一緒に来た北村二士にいうと、思わぬ返事が返ってきた。まいったなあ。
「このヤロォー、勝見と俺はそんなに深い仲でネェゾ!」
「エへへへ、でも勝見二士は、島二士のダッチワイフだったんじゃないのォー」
まったく北村の野郎、口のへらない奴だ。
まっ、べつに勝見二土はダッチワイフだなんてのは冗談だからいいけど、でも俺は、やっぱりドッキン!そう、あいつはいい奴だったもんな。この俺に、男と男が精神的に強く結ばれることがどんなに素晴らしいことか数えてくれたから・・・•・・ネ。
それは3ヶ月前
桜のつぼみがまだ硬い三月の下旬、俺は陸上自衛隊のある駐屯地に入隊した。出身県の関係で他の県の出身者より四日ほど遅い入隊だった。勝見二士とはこの時に初めて出会ったのである。
〈三月某日〉
なかなかできてる奴
今日から俺の自衛隊員としての生活が始まる。まわりの環境は、想像していたのとそれほど変りはない。でも一部屋四十人というのは多すぎるようだ。
それから自衛隊ではバディという仕組があって、二段ベッドの上下でペアを組み、訓練面や私生活でいくそうだ。
俺のバディは勝見次郎。ガタイが良くてイモの煮っ転がしみたいな顔をした奴だが、なかなか性格はよさそうだ。
この時はまだバディの重要さなんか知るよしもなかった。
勝見二士は俺より年下だが、四日も早く入していただけあってちょっと先輩気取りで、ベッドのとり方から戦闘服のネームの縫い物まで俺に協力してやってくれた。早くもリードされっぱなし。それでもけっして悪い顔をしないで黙々と手伝ってくれる彼を見て、
「なかなかできてる奴だワイ」
と内心思ったものである。
<四月某日>
ビニ本でぬいて来い
入隊式も終わり、訓練も徐々に本格的になってきた。銃こそまだ持たされていないが、戦闘服を着て半長靴をはいて走り回るさまは、一人前の兵隊さん・・・・・なん��ゃって。
そんな時、体育の時間に勝見の野郎がすっころんでけがをした。運動神経いいくせにまったくそそっかしい奴だ。おかげでその晩、俺がヨーチン片手に手当てしてやる。
両足おさえつけて、ヨーチンをぬるさまはSの気分。ムフフフと不敵に笑って、「グチェッ!」とぬってやる。勝見の奴たまりかねて、「ギャアー!」
苦痛にゆがんだ顔って、ちょっとエロチックやなアー。
四月にはいっても外出は下旬にならないとできない。新隊員とはつらいもんである。ああ、自衛隊には自由なんてない!これでは縛られるのが好きなMじゃなきゃ向かないんじゃないだろうか。そんなわけで貴重な休みも隊舎のベッドでゴロゴロ、これじゃ夜寝られるワケがない。
消燈もとっくに過ぎた十二時半、なんとなく昼間寝すぎたので寝つけない。緑色の毛布の中でごそっと寝返りを打つと、上のベッドでもごそっと寝返りを打ったようだ。安物のベッドがグラッとくる。これじゃセンズリかいてようもんなら、片っぽのベッドの奴は地震かと思って起きちまうだろうななんて思ってると、
「オイ、島さん寝たかい?」
と、勝見が小さな声で話しかけてきた。
「なーんか、こうムラムラして寝られネェんだョオ」
と俺。すると、
「島さん、最近やってないんでしょ、アレを」
「まっ、まあな」
と、二人はムクッとベッドから起き上がて話を始めた。まったく目がさえてしかたいない。すると、その時へやの戸があいて、だれかがはいってきた。なんと班付(つまり上官)の上田士長である。よーく見ると、片手にビニ本を持っている。
「お前ら、まだ起きとるんか」
「エエ、寝られないんですヨ」
と勝見二士。すると上田士長、恥ずかし気もなく片手でもってるビニ本二冊を差し出すと、
「これでちょっとぬいてこい、そうすればバッチリ寝られるゾ。俺も抜いて来た」
思わず俺と見、顔を見合わせてニヤリ、もちろん俺はあんまりビニ本には興味はないが、そこはノンケの顔をしていなければならないのがツライところ。
ともかく、俺と勝見の二人はビニ本片手に仲よくトイレに直行。そこで二人は同じ個室に••••••てなわけにはいかなくって別々の目室に。ハイ、でも、ガマン!
「オッ、スケニ本だぜ、もうビンピンだァ」
「タマンネニナー。でもあんまりおっきな声だすなァ、不寝番がびっくりして飛んでくるゾォー」
なんてことを話しながら、お互いに実況中継をし合う。洋式トイレなのですわってカケるのでらくなのだ。となりの個室からのすっとんきょうな声がとだえた。奴も本気になってきたようだ。こっちがたまんなくなるようなあえぎ声が聞こえてくる。思わず俺の手の動きも早くなる……。
すると、突然奴の声、
「���ッ!ウッーウ」
畜生、俺より早く終わりやがったな。
奴の家は海辺の町で漁師をやっている。中学、高校と、よくアルバイトを兼ねて家の手伝いをしたそうだ。そのためか潮で鍛えられた体は浅黒く、区隊で誰にもまけないくらいの逞しさを持っている。そんな奴から海の話を聞くのが俺も好きで、いろいろと聞いたものだった。サザエの採り方なんか、実に詳しく話をしてくれたもんだった。
<5月某日>
好きになったのかな?
知らないというのは恐ろしい。いつものように勝見二土から海の話を聞いていた俺は、なにげなく聞いてしまった。
「じゃ、なんで家の仕事を継がなかったんだい?」
「親父が許してくれなかったんだよ」
「どーして?」
「・・・・・・兄貴が海で死んだからさ••・・生きてれば二十七歳さ。よく晴れてベタなぎの海にもぐったきり、サザエ採りにネ、兄貴、上がってこなかった」
淡々と話し続ける奴は、やっぱりいつもと違っていた。
「やっぱり親は親なんだな。二人も海で死なせたくはないんだろうな。いくら俺がねばってもだめだった。今の俺なんて、丘に上がったカッパさ・・・・・・・」
と、彼は言う。いやいや、丘に上がったカッパなんてとんでもない。奴の体力は区隊のトップをいつも争っている。俺だって気力じや負けないつもりだが、やっぱり体力検定だとかではっきり数字に出されると、どうも一歩も二歩もゆずってしまう。
「漁仲間の人から最近よく言われるんだ、兄貴に似てるって」
彼はこう最後に明るく付け加えた。なんか、この話を聞いているうちに、自分が奴に引かれていることに気がついてきた。なんとなく奴のことを、俺は他の班員とは違う目で見ているということに・・・・・・。
俺、奴のこと好きになったのかな?
まだ五月の下旬だというのに、真夏のような暑さが続く。そんな太陽の下での戦闘訓練は、まだ自衛官として一人前の体力を持ち合わせてない俺たちには、とてもキツイ。
たかが4.3kgの小銃が自分の体じゅうの汗を吸いまくる。気がつくと小銃から滴がしたたるほどに汗でぬれている。
地面だってこんな間近に見つめることなんてあったろうか。地にふせた俺の目の前にあるのは、青々とした草が高々と繁っている姿と、小さな虫たちの世界だった。
一瞬、自分が虫けらになったような気がする。ふと隣を見ると、3メートルほど離れて奴がこっちを見てニヤリとした。埃にまみれた顔から白い歯がチラリとのぞく。ほんの数秒の間の静けさが何時間にも感じる。

すると突然、頭上で班長の大声が響く!
「目標、前方の敵!」
「突撃!前へ!」
銃をかまえると全力で走りだす。核の時代にこんなことが役に立つのだろうか、もうバカになるしかないな。班長の号令が頭の中を素通りして直接手足に伝ってゆく。俺も奴も、そして愛すべき仲間たちも、死ぬ時はみんな一緒・・・・・なんだろうな。
<六月某日>
レイプごっこ
3ヶ月の前期教育も大詰めをむかえてきた。今月の末には、俺も奴もバラバラになって全国の部隊のどこかの駐屯地に配属されることになるだろう。なんか、そう思うと、とてもせつない。でも、俺と奴は違う道をたどらなければならない。希望も適性も違うから。だからあと数週間、思いっきり悔いのないようにガンバッテいく。それが今の俺たちには一番なの
だ。
営内近は1班12名前後いる。学校の教室の約2倍ほどの大きさの部屋に、実に40人の隊員が詰め込まれ、2段ベッドで毎日の訓練生活を送っている。もちろん性格もさまざまであるが、そんな隊員たちが40人も一つの部屋にいる姿は、なんとも壮観で異様でもある。しかも全員、スポーツ刈りか坊頭で、体格もこの六月ごろになると個人差こそあれ、すっかり逞しくなってくる。
その中にはやっぱり俺以外にも、男が好きな奴がいるらしい。時々どっかからか、〇〇二土と二士が二人でトイレにはいって行くのを見たなんて話を耳にすることがある。
うまいことやってるなあなんて思うけど、やっぱり毎日寝起きしている仲間の前ではなかなか、そんなことできるワケがない。それでもよく俺たち二人は皆の前で冗談を飛ばし合う。
「オッ、いいケツしてんなあー、たまんねえぜ!」
「バーカ、今夜はもう予約ズミダヨ」
「ベッドあんまりゆらしてこ��すなヨ。下で俺が寝られネェからヨ」
「じゃペーパー貸してやっから、センズリでもかいてきな!」
なんてやり合ってると、周りの仲間も悪乗りしてきて、なにがなんだかわからないうちにレイプごっこ(つまり解剖というやつ)が始まったりする。どんなバカ力の持ち主でも二十人ぐらいにせめられたんじゃ手も足もでない。アッというまにスッポンポン。一回やられるとくせになるみたいで、次の獲物をさかす。でも気がつくと、一番必死でやってるのは俺みたい。
<六月中旬某日>
こみ上げてくるような話
今日から前期教育で最初で最後の野営(泊まりがけの野外訓練)が始まった。
午前中に寝泊まりするテントを設営する。
午後からは小銃手用の掩体(一種の個人用の隠れ穴…ここに隠れて首と銃だけ出して、敵を狙う)を掘った。
1グループ6人で3時間ほどで仕上げなければいけない。
もっぱら俺は現場監督のように地面に穴を掘る設計図を引く。そして奴は、パワーショベルのようなバカカで他の仲間四人とともに穴を掘る。もちろんきっかり時間内に仕上がった。
野営で俺たちが使うテントは、二人用の小さなもので、朝起きてみると足が外に出ていた、なんてことがしょっちゅうある。もちろん奴、勝見二士と一緒である。
一日めの夜は夜間訓練もあり、ビールも一本入ったので、二人はろくに話しもしないで寝てしまった。
二日の夜、目が冴えて眠れない。久しぶりに奴と俺はいろんな話しをした。酔うと滑舌になる勝見。入隊する前の事や、これからのこと、もちろん女の話しだって出てくる。俺は当然聞き手に回るわけだが、それでも奴は初体験の話や、彼女にふられてしまったことを、こっちが感心するほど克明に話してくれた。
なんかこみ上げてくるようなものも感じるけれど、それは明日の厳しい訓練にとかして流してしまおう。
三日めは、昼間の行軍が災いして床についたら、またまた、あっという間に寝てしまった。それでも就寝前、点呼に来る班長が、
「お前ら、あんまりいちゃつくなよ!」
「いやーあ、昨日なんて島さんが寝かしてくれないんスよ。まいったなあ」
なーんて冗談も飛ばしてくれて、言葉の中だけど、楽しませてくれた。
<前期教育終了7日前>
愛すべきパワーショベル
今日は最後の体育だ。項目はなんと苦手の障害走。外見に似合わず(?)体力のちと足りない俺には恐怖の時間である。だが、今回はなんと二人でペアになってやれというのである。当然勝見二土と組むことになる。よし、やるぞ!
隊長の合図でスタートし、戦闘服姿で障害物を切りぬけていく。高さニメートルの垂直の壁あり、幅一・五メートルの溝あり、まったくとんでもないコースだ。やっぱり勝見の奴は早い。確実に障害をこなしてゆく。時々日に焼けた顔でこっちをふり向く。そうだ、奴がいるから今俺は、三カ月間ここまできたんだ、汗と埃は今、大きなエネルギーと変わって俺たちに吸い込まれてゆく。奴が好きだ、そう、心の中で叫んでやる、
「好きだ」と。
ふと気がつくと、目の前にロープが下がっていた。最後の難関のロープ登りである。畜生!俺が最も苦手とするやつだ。それでも登らなければならない。一段階一段階と手足を使って登るのだが、なかなか上へ進まない。
畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くに・・。すると、そ畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くのに…。
すると、その時である。足をなにか、すごい力で下からさ押れた。グーッと上に上がる。フ、フックに手が届いた。やったあ!思わず下を見る。そう、俺の足の下には勝見のこぶしが���った。奴は満身の力で、俺を下から押し上げてくれたのである。
この野郎!お前はやっぱりパワーショベルなんだなあ。
<前期教育終了6日前>
自衛隊部隊はラッパの音と共に、毎朝8時に国旗掲揚、夕方5時に国旗降納がある。
俺の前に整列している奴の後ろ姿の敬礼を見るのもあと数回しかない。教育終了後に別の部隊に進む事に決まったからだ。
日に焼けたうなじを目に対み込んでおこうと思う。毎日、一緒に行く食事も別れが近いせいか会話が少なくなったような気がする。
そろそろ身辺の整理を始める。ダンボールに荷物をつめる時、背中に後ろで見ている奴の視線がやけに気になる。
<前期教育終了4日前>
パンツの隙間から半立ちのものが…
教育打ち上げの研修旅行で、ある山奥の温泉に行った。
やはり百名近い短髪の青年集団というのは一般の人々に奇異に見えるようで、必ず「お仕事は何ですか」なんて聞かれる。もちろん醜態をさらす飲み会に制服なんて着ていくワケがないから、わからないのは無理もない。
「皆さんお若いですネ。今年入社したのですか?��
「ハアー、そうです」
「いい体している人ばかりですけど、どんな仕事ですか」
「まあー(モゴモゴモゴ)」
「ガードマンかなんかですか?」
「似たようなもんですネ」
と、けっこうおもしろがって遠回しに話をするんだけど、後ろから当然、
「島二土!」
なんて階級で呼ばれるもんだから、わけ知りの人にはバレちゃう。そしてその夜ー。
バカ騒ぎのうちに飲み会も終わり、各班ごとにひっそりと部屋に集まって二次会が始まる。ビールの本数が増えるに従って、歌が出る。かわるがわる歌う員の歌声をバックにして、俺も奴も仲間たちも、この三カ月間の訓練をいろいろ思い出していた。苦しかったことしか浮かんでこない。
でも、俺たちはその中で同期愛ということを学んだ。
いつのまにかみんな寝てしまっていた。もう外は白みかかっている。
突然、俺の寝ている毛布に奴が割り込んできた。肌がふれ合う。奴の匂いがする。すぐいびきかく。でも、なんとなく手が出せない。チラリと下を見る。パンツのすき間から、奴の半立ちしたものが見える。そういえば、いつか俺も言われたっけなあ。
「島さん、立ったチンポぐらいしまって寝てろよナ。思わずさわりたくなるだろが!」
奴が不寝番をやっていた時見られてしまったようだ。まったく助平な奴だと思った。でも俺のほうが助平だったりして。
「俺、眠ってる時って何されてもわかんねえんだよなあ」
と奴がカマをかけてくる。
「バーカ、もうやっちゃったヨ。でも1万円のダッチワイフのほうが気持ちよかったぜ」
と俺。してやられたというような奴の顔。
そんなこと思い出しながらいいチャンスの中、俺も寝てしまった。
<前期教育終了日>
再会をめざして頑張ろう
とうとう、今日という日が来てしまった。
俺も奴も違う部隊へ行ってしまう。場所も離れているので、顔も見られなくなるかもしれない。両手で握手をして別れた。
遠くでいラッパが鳴っている。戻は出なかったが、心で泣いてしまった。ありがとう、リスの目をしたパワーショベル、勝見次郎よ。日に洗けて埃にまみれながら走り続けた道を、ふり返りながら前を行く。奴だから、今日まで.....。
そして今…
新隊員後期教育が始まって1ヶ月半。前期教育から一緒に教育を受けている北村二士が手紙を見せてくれた。勝見二士と同じ部隊に行った高田二士からだった。
<あ、そうそう、この間の手紙に島さんが夢精したって書いてあったネ。あの文、勝見二士に見せたら、「まいったなあー」って口ではいってたけど、ニヤニヤしてたぜ。島さんに会いたいって伝えといてくれとのこと>
俺も奴に会いたい。こんど会うのはいつのことだろうか。
「士、別れて三日を経たるは刮目して待つべし」
お互い、目をみはる再会をめざして頑張ろうじゃないか。人は出合いと別れを通じて成長するのだから。
そして後日談…2024年
題名「遠くで突撃喇叭が」は第二書房が付けた題名。
原題は「遠くでラッパが」である。今どき戦闘訓練で突撃喇叭��ぞ吹かない。この時代の薔薇族には戦記物を書ける文字通り百戦錬磨の先輩がたくさんいたから仕方ないが、俺の指したラッパの音は毎日部隊で鳴らされる国旗掲揚、国旗降納のラッパである。
勝見二士(仮称)は俺が見込んだとおり自衛隊員募集パンフレットの表紙を飾った。
残念ながら2任期(4年)で退職。
再会は果たせなかかった…親父の後を継いで海に出たそうだ。
新隊員当時の写真。小説に出てくる面々。
その他の隊員と再会したのは地下鉄サリン事件。不幸な事件であったが、それぞれが一線で任務についていた頼もしさを感じた。
もちろん俺も新隊員の教育をする先任陸曹になった。
その後俺も2等陸曹で依願退職。約15年の自衛隊生活を終了。鳶職となり予備自衛官で約10年、1曹まで務めた。
2024年現在、自衛隊に残った同期たちは全て定年退官している。
俺を薔薇族、さぶに引っ張ってくれた木村べん氏も他界された。
読んでもらって分かる通り、肉体関係は無くとも男同士の愛情はある事への感動を自衛隊で得ることができた。
職務上死の覚悟を要求される世界。
その感動をセックス描写のない小説でも構わないからと木村べん氏に書いてみないかと言われて作ったのがこの作品。
べん氏に銃を持つ手ではイラストは描けなくなると言われて、好きなメカ画も共同で作品表紙等で書かせていただいた。もちろん最初で最後。ben &tetsuは勉&(鳶)徹って言うこと。
文中漢数字が多いのは縦書��の影響。

「遠くで突撃喇叭が」掲載誌表紙
もう一つ参考にしてさせていただいた本。
1974年芥川賞受賞作品「草のつるぎ」
実はエロ度こちらの方が数段上。戦闘訓練の打ち上げで全員でセンズリこくシーンがある。実話だからノーカットなんだろう。

70 notes
·
View notes
Text
午後十二時、浩志は上野駅にいた。正面改札の前で、壁に寄りかかりながら猪熊弦一郎が描いた絵を見つめていた。彼は、大学を卒業して帰郷することになった時のことを思い出していた。あの日、幸雄とはしばらく会えないと何度も上野駅のホームで抱擁と接吻を交わし、発車直前の電車に乗ったっけ。当時は未だ特急がなかったから上野から水戸まで二、三時間かかった。脳裏に渡辺はま子の「夜のプラットフォーム」が流れ、ホームが途切れるまで幸雄は手を振りながら見送ってくれたなァ…。再上京した時も彼は抱擁し、おかえりと言ってくれた。
そんな記憶が次から次へとよみがえり、浩志はため息をついた。過去と現在が彼の中で交差する中、生天目が手を振りながら走ってきた。一緒に働いていた時より腹が出ているなと、浩志は思った。生天目は言った。
「久しぶりだな、元気か?」
「あぁ。しかし、お前…太ったか?」
「実は、お前が学校を辞めた後に結婚したンだ。嫁さんが料理好きで…。子どもも二人いるンだ」
嗚呼、幸福太りかと浩志は思った。結婚すると男も変わるンだな。オレは結婚したとしても、あぁはなりたくないなァ…。そう思いつつ、二人はこの界隈で食事をすることにした。交差点を渡ってすぐのレストラン「J」で、二人は定食とビールを注文した。この日は家族連れで混雑していた。恐らく、「上野動物園」へのお客さんが殆んどだろう。浩志は子どもの声が嫌いだが、まァ、生天目は酒に「飲まれる」質だからとすぐ食事が済んだら喫茶店でも行くかと思い、我慢することにした。
互いに乾杯をし、一口飲むと生天目はハァ〜と笑顔で、
「美味いなァ!」
と声を上げた。すっかり「デブ」と化してしまったなと、浩志は苦笑した。嗚呼、もし「ノンケ」じゃなければ連れ込み宿でいじめてやりたいと、彼は思った。
生天目は、忍が卒業してからも文通をしていることを話した。東京には月イチで来ては上野の美術館を観て回っており、あの忍の裂けてしまった学生服のスラックスを縫った家庭科の女性教師と結婚したのだそう。浩志はあの、スラックスの後ろが上から下まで縫い目がほどけ、弾けるほどに肉付きのよかった忍の真っ白なブリーフを思い出した。やはり、忍も話していたが、浩志の代わりを務めたラグビー部の新しい顧問はあまり熱心でなく、最終的には廃部になった様だった。浩志が教えていた時には英語が好きだった生徒も、担当が変わったことで嫌いになってしまった者もいたらしかった。生天目は、
「お前のいない県立M高校は、本当につまらなくなってしまった」
と話した。彼は続けた。
「オレが今の県立J高校に異動する前、実は忍のお姉さんが直接話に来たな。彼女はてっきり佐伯が忍に手を出したと思ったらしく、教育委員会に告発してしまったと。しかし、親父さんから『忍には手を出していない』と言われたンだろうな、彼女は自分の勘違いだと思って謝罪したそうだよ」
この言葉に浩志は、何を言うンだと思った。どれだけオレが傷付いたのか解っているのか?と、彼はビールをもう一杯注文した。生天目も、オレもと追加を頼んだ。おいおい、大丈夫か?と浩志は心配そうに生天目の表情をうかがった。ビール一杯で顔はうっすらと赤くなっていたが、急に彼は真面目な顔つきになった。
「…佐伯。また教壇に立つ気はないか?」
一瞬、浩志は周囲のざわめきが聞こえなくなった。え、何だって? 彼は酔った勢いで言いやがったンだなと思い、
「おいおい、冗談��よせよ。オレ、二度と教師はやらねぇよ。学習指導要領だって変わっちまったッぺよ。それに、いったん懲戒免職になったンだ。何処も使ってくれねぇよ」
と、彼は揚げだし豆腐を口に運んだ。しかし、生天目は急に正座をし、頭を垂れた。
「お願いだ、また戻って来てくれ!」
二人のすぐ隣に座っていた数人がびっくりして振り向いた。浩志は、土下座するンじゃねぇよ!とあたふたした。ここではちょっと無理だなと、とりあえず食事を済ませて他でじっくり話すことにした。
現在はマルイとなっている通りを二人は入り、ちょうど御徒町駅の間に位置する純喫茶「O」に向かった。古めかしい、今の言葉でいえば「レトロ」なシャンデリアが室内を照らす空間で、二人は先刻の話の続きを始めた。生天目は、恐らく独身の頃から着ているのだろう、歩いているうちにはみ出したワイシャツをスラックスのホックをいったん外して直した。チラッと赤と青のラインがはしったブリーフのウエストゴムが見えた。浩志はその様子を見ながら、
「生天目、少し痩せないとヤバいぞ」
と言った。彼は、
「…嫁さんからもそう言われてるンだよ。一度、学校で忍みたいにスラックスがケツのところで裂けちゃって…。授業中でのハプニングで恥ずかしかった」
と話した。
コーヒーを片手に、二人は話を再開した。こんなオレを使ってくれる学校があるのか?と浩志は聞いた。すると、
「実は、水戸駅南にある私立S高校ってあるだろ? まァ、私立だから『滑り止め』だけどね。大学時代の友だちが勤めているンだが英語が教えられる教師を探してるらしいンだ。でも、名前を書けば入れるところだからレベルは低い。よほどタフな精神力がなければならないらしいよ。お前、大学時代からラグビーをやって全国大会までチームを導いた実績もあるし、適任かな?と思って」
と生天目は言った。私立S高校…昔からある学校ではあるなァ。親父が再三バカにしてたっけ。浩志は若干気持ちが向いたが、この東京での生活も申し分ないし、迷った。それに、幸雄とまた離れるのは辛い。彼は、コーヒーをスプーンでかき混ぜながらしばらく沈黙した。今夜、幸雄に相談してみるか…。
「…ちょっと考えさせてくれ」
浩志は生天目にこう言った。
午後三時に浩志は生天目と上野駅で別れた。生天目は、連絡を待ってると電話番号を書いたメモを渡した。今住んでいるのは常北町らしかった。随分、田舎の方に住んでいるなと、浩志は思った。
正面改札で生天目を見送ると、浩志は営団地下鉄の方に向かい、浅草まで銀座線、東武鉄道で向島へ行った。幸雄はこの日はずっとアパートにいると、予め公衆電話からかけた時に言っていた。たどり着くと玄関で幸雄は待ってましたと言わんばかりに浩志を抱きしめ、唇を奪った。あれよあれよと彼はワイシャツのボタンを外され、スラックスも脱がされてしまった。幸雄も欲情のままに下着だけになり、ブリーフ越しに己の股間を浩志のものに押し付けた。
喘ぎ声と、何度も愛の囁きを呪文の様に繰り返しながら、二人は絡み合った。職場は同じでも、ここ二週間は情事が殆んどなかった。浩志も幸雄も、これまで溜めていた愛液を枯れるまで跳ばし合い、快楽の極地まで流されていった。
午後七時を回っていた。二人は最寄りの銭湯で身体をキレイにし、少し散歩でもしようかと言問橋の手前で階段を下り、隅田公園を歩いた。大学時代、一秒でも一緒にいたいとよく散策をしたのを浩志は思い出した。水戸に戻る前日もそうだった。未だ、ちらほらと梅の花が散らずに残っていた。微かに沈丁花の香りもし、もうじき春を迎えるなと浩志は思った。背後から幸雄の姿を追いつつ、彼は言った。
「…実は」
なかなか次の言葉が言い出せずにいた。あんなに沢山愛してくれた後に再び別離の話をするのは、正直心苦しかった。幸雄は振り向くとこう言った。
「…もう一度、教師を目指すのか?」
えッ!?と、幸雄には一言も話していないのにと浩志はびっくりした。彼は、
「な、何で知ってるの…!?」
と聞いた。すると、幸雄は近寄って浩志身体を両腕の中に包み込んだ。グッと引き寄せながら、
「先刻、君が途中泣いてたし、何度もオレの名前を呼びながら強く抱いていて、何となく…」
と言った。彼も、浩志が東京を離れる前のことを思い出していた様だった。胸の中で抱かれながら、浩志は幸雄のぬくもりにふと涙した。彼は言った。
「昔の同僚が知り合いのいる高校で英語を教える教師を探してるって話をされ、一昨日は昔の教え子も来て…。何か、行かなくちゃならないかなって…。幸雄とまた離れるなんて…」
「…否��オレはいつでも待ってるよ。また辛くなったら来ればイイ。オレは君が幸福に生きてくれればそれでイイんだ」
「…幸雄!」
翌日、浩志は勤めていた新聞社に辞表を提出した。間もなく私立S高校で面接もあり、浩志は四月から正式に勤めることになった。みいは、また水戸に戻ることに半ば淋しさを感じながらも祝盃を共にした。幸雄も、水戸に戻る前日に銀座の「Lビヤホール」で一緒に飲んだ。そして、向島の下宿で朝まで愛し合った。
7 notes
·
View notes
Quote
リクルート社員豊川竣哉、石川三四郎によるデートレイプドラッグ犯罪があった。「日本でそんなのないでしょ」と思ってる人がまだまだ多いと思うので、注意喚起のために記録を残していこうと思う。 他にもこんな事件があったよというのがあれば教えてくれまいか。 2024年 リクルート社員 余談:2024年 大阪地検検事正 余談:酒とデートレイプドラッグ犯罪のポイント 2020年 リクルート関連会社社員 2023年 宿泊施設経営者 2019年 三菱UFJ銀行社員 2019年 野村證券社員 強者男性の犯罪と、「準強制性交」というもの 2024年 リクルート社員 www3.nhk.or.jp ■リクルート 豊川竣哉、石川三四郎 これが最新のやつ。 「リクルート」社員2人を逮捕 女性に睡眠薬飲ませ性的暴行疑い 2024年10月31日 16時16分 10月、東京 港区のマンションでホームパーティーに参加していた女性に、睡眠薬を飲ませたうえ、ホテルで性的暴行をしたとして「リクルート」の20代の社員2人が警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、いずれも人材大手「リクルート」の社員で、東京 港区に住む豊川竣哉容疑者(26)と、川崎市中原区に住む石川三四郎容疑者(26)です。 警視庁によりますと、2人は10月、東京 港区のマンションで、ホームパーティーに参加していた20代の女性に睡眠薬を飲ませたうえ、東京 品川区内のホテルに連れ込み、性的暴行をした疑いが持たれています。 ホームパーティーには容疑者2人と被害者の女性を含む合わせて5人が参加していましたが、女性が酒を飲んだところ、意識がもうろうとした状態になりました。 石川容疑者が「送っていく」などと言って女性をタクシーに乗せてホテルに連れ込み、豊川容疑者があとから合流したとみられるということです。 相談に訪れた女性の体内から睡眠薬の成分が検出されたことなどから、警視庁が捜査していました。 余罪が出てくるか注目したい。 余談:2024年 大阪地検検事正 ■大阪地検 北川健太郎 b.hatena.ne.jp 本件はデートレイプドラッグ犯罪ではないのだが、「泥酔したところで性加害された」という事件の中に、実は薬盛られていたというパターンもけっこうあるだろうと思う。 大阪地検の事件の加害者である北川健太郎は、被害者に「これでお前も俺の女だ」と言い放っており、この言い草からして他にも何かあるんじゃないかという印象も。 事件当日、被告は検事正の就任祝いに参加していて、泥酔した被害者をタクシーに押し込んで宿舎に連れていき、帰らせてほしいと訴える被害者に性的暴行を加えた。やめるよう伝えたのに、『これでお前も俺の女だ』と言って犯行を繰り返した 余談:酒とデートレイプドラッグ犯罪のポイント 泥酔して記憶が飛んだ経験のある人が何%ぐらいいるかわからんが、俺は人生で酔っ払って記憶を飛ばしたこともあるし、麻酔で記憶を飛ばしたこともある。 いずれの場合も、自宅で意識が戻ってきたあと、「あれ?何してたっけ?どうやって帰ってきたんだ?」とぼんやりパニックになった。その後数日は、意識が朦朧とした状態で普通に仕事をてきぱきこなしたりしながら生活していた。 酒で記憶が飛んだ際、不安になるのは「俺何かやっちゃってないか?」ということ。一緒にいた人の証言を聞くと「普通に喋ってたよ」「三次会までいたし、普通におつかれーとか言って電車で帰ってたよ」などと言われ、身に覚えのなさに慄然とする。帰宅後にシャワー浴びてラーメンつくって食べて洗って片付けた形跡すらある。なお、必ずしも毎回完全に記憶が消えてるわけではなく、断片的に覚えていたり、言われて思い出す記憶などもある。 *1 なので、仮に俺が薬を盛られて何かされたとしても、「また泥酔して記憶が飛んだのかな」と考えてしまうだろう。 俺はここにデートレイプドラッグ犯罪のポイントがあるんじゃないかと考えている。つまり、被害者は、意識が飛んでいた期間の記憶が断片的である。もし性被害についてうっすら記憶があったとしても「泥酔してやっちゃったのかな」と青ざめ、パニックになり、自分を責める方向に考えるだろう。 それに、意識が数日朦朧とした状態で、仕事に行ったり学校に行ったり予定をこなすうちに、薬は抜けてしまう。ようやく意識がしゃっきりしてきて「警察に行った方がいいのかな」と考える頃には、証拠は消えてしまっているだろう。 だいたい数日普通に過ごしてしまった時点で「性被害者ならすぐに警察に行くはずだ。普通に仕事に行ったり友だちと遊んだり家族と食事に行ったりしており、被害者にはあり得ない行動だ」と思うじゃん。被害者も、そう考えるはず。そしてひたすら自分を責めるモードに入る。これがデートレイプドラッグ犯罪がなくならない最大のからくりではないだろうか。 要は犯人が圧倒的有利なんだよ。特に酒に薬入れるパターンは。だからなかなか捕まらない。捕まったやつは余罪が多数あるのに、ほとんどの被害者は泣き寝入りしている。そして加害者はどんどん大胆になる。 b.hatena.ne.jp スーパーフリー事件も、被害者は数百人と言われてたけど起訴されたのは3件だけだったし、知識なしに被害に遭った人の泣き寝入り率は非常に高いと思う。 ja.wikipedia.org 2020年 リクルート関連会社社員 www.fnn.jp bunshun.jp www.bengo4.com ■リクルート関連会社 丸田憲司朗 これもリクルート関連か。で、前に聞いた話だと、デートレイプドラッグ犯罪で一番多いのがこの「就活生狙い」なんだって。頼れる先輩風に振る舞って、就職相談やOB訪問に来た女子大生に薬を盛って犯行に及ぶ。 被告人は2020年11月に逮捕されたのち、再逮捕が続き、最終的には10人の女性に対する準強制性交等、住居侵入、準強姦、準強制性交等未遂、準強制わいせつで起訴されていた。 さらに犯行時の様子を動画撮影しており、このとき被害者らの身分証も記録していた。 就職活動中の女子大学生とは就活マッチングアプリで知り合い「そろそろ本格的な就活対策しようか」「課題手伝おうか?」などと声をかけ、資料作成のアドバイスを行うなど“頼れる先輩”を装いながら犯行を重ねていた。 「服装の乱れがなかったということもあり、性行為があったと思いたくありませんでした。(自分から)性行為をもちかけたことや承諾したことはありません。誤解を与える様な言動もありません。そういった意図もありません。被告人はタイプではありません」(Eさんの証言) それ以降、Eさんは丸田被告と連絡をとることも会うこともなかったが、警察の連絡を受けて事件を思い出したという。 「被告人が別の事件で逮捕されて、余罪を調べていく中で私が被害者と判明したと警察から電話がきました。『あの時、やっぱりそうだったんだな』と思いました。これまでの飲み会で突然記憶がなくなることはなかったので不思議に思っていました」(Eさんの証言) 動画撮影、身分証記録など、手慣れた犯行だ。スマホには40人の被害者の写真があったということだが、警察側で身元を特定できず、被害届を出していない(自分が被害に遭ったと確信できていない)被害者もいるんだろう。 2023年 宿泊施設経営者 www.asahi.com www.asahi.com newsdig.tbs.co.jp bunshun.jp www.jprime.jp ■宿泊施設経営 武内俊晴 かなり特殊なパターンだが、ゲストハウス経営者が女性客に薬を盛って犯行を繰り返していた事件。山姥のおとぎ話のようで恐ろしい。 武内容疑者はこれまで、東京、大阪、広島などから来た女性客8人に対する準強制性交等容疑で逮捕、送検されていた。県警は、いずれも薬物を混ぜた酒などを飲ませて抵抗できない状態にした上で、性的暴行を加えたとみている。 この宿泊施設はインターネット上の口コミで「女性一人でも安心」などとの投稿があり、「笠岡ラーメン」を売りにしてネットニュースで取り上げられたこともあった。 武内容疑者は宿泊客を無断で撮影したとみられるわいせつ画像を多数、所持していたといい、捜査1課などは複数の被害者がいる可能性があるとみて調べている。 他の事件はニュースが消えまくってるのに武内被告だけはめちゃくちゃヒットするのは最近の事件だからだろうか? 2019年 三菱UFJ銀行社員 sexualoffense.seesaa.net ■三菱UFJ銀行 千秋凉祐 これは「婚活アプリ」で犯行を繰り返していたパターン。なお、このニュース検索してももはやほとんどヒットしない。不思議やね。丸田と武内の事件は当時のニュースもヒットするのだが、5年ぐらいたつとだいたい消えてしまうのか? 判決によると、千秋被告は2018年12月~昨年5月、アプリで知り合った20~30歳代の女性計10人と東京都内で食事し、女性が席を離れた隙に睡眠薬を飲み物に混入。その後、ホテルや自宅に連れ込んで乱暴するなどした。 2019年 野村證券社員 friday.gold www.sankei.com sexualoffense.seesaa.net ■野村證券 千葉健太、樋野良輔 これも、検索してももはやほとんど引っかからないので事件の詳細がわからなくなってしまった。よかった、デジタルタトゥーなんてなかったんだ……。 20代女性にスパークリングワインなどの酒を無理やり飲ませ、抵抗できない状態にしたうえ、五反田駅(東京都品川区)近くのホテルにタクシーで連れ込んで性的暴行を加えたというもの。 捜査1課によると、千葉容疑者らは15日午後8時ごろから、飲食店で被害女性を含む男女計8人で合コンをしていた。千葉容疑者らは意識朦朧の状態だった女性と女性の友人をタクシーに乗せてホテルに向かい、友人を路上に放置し女性をホテルに連れ込���だという。 よく読むとこれはドラッグとは明言されてなかったので大阪地検の事件と同じ扱いか。でも今調べたら医学的にはアルコールもドラッグ扱いなんだな。 強者男性の犯罪と、「準強制性交」というもの 皆さん強姦とか強制性交と言ってどんなものが浮かぶだろうか?筋骨隆々とした野盗が女性を襲って服を引き裂いて……みたいな感じ? でも実際の性犯罪は大半がここで挙げてきたような、「酒や薬などで意識を混濁させ、判断能力を奪った上で行う」というもの。罪名でいうと「準強制性交(準強姦)」というやつだ。「準」って付くから、何か普通の強姦より罪が軽そうな印象を受ける人もいると思うが、要するに「相手が抵抗できない状態でのレイプ」のことである。 この手の何が卑劣って、ここで見てきた連中はみんなリクルートだの野村證券だの大阪地検だのに所属するエリートで、強者男性なんだよね。それがどうしたかっていうと、無敵の人とか反社会勢力とかじゃないんですよ。つまり、「守るものがある」「絶対に犯罪者になどなりたくない」連中なんです。 だから、彼らは、見ず知らずの女性を夜道で襲ったり、抵抗するのを力づくで抑え込んでレイプしたりはしないんですよ。それはもうあからさまに犯罪だからね。せっかくのエリート人生を棒に振りたくないんだから、そんなことはしません。 (まあそうでなくても、よほどの体力差がない限り、必死で抵抗する人間とセックスするなんて不可能だと思うけどね) そうではなく彼らは、顔を見知って油断している相手を、酒や薬で朦朧とさせ、抵抗できない状態をつくる。「合意があった」と言い張れる余地をつくろうとする。あるいは自分自身にすら言い訳が必要なのかもしれんよね。自分で薬を盛っておきながら、「相手は拒否しなかった」という言い訳がないとレイプできないんだろうと思う。 よく想像力皆無の保守論客タイプが「本当に嫌なら刺し違えてでも抵抗するはず。抵抗がなかったのは合意があったからだろう」「後から合意がなかったと言い出すのはハニトラではないか」みたいなアホ発言をするが、ああいう人たちにはどう説明すれば伝わるんだろうね。
日本におけるここ数年のデートレイプドラッグ犯罪について - はてブの出来事
4 notes
·
View notes
Text
遺骨、酸初、初夏、夏至、我博、臨床、先客、那波区、東海、雲海、雲水、初楽、飼養、規律、滅法、頑丈、撃破化、内板、飼養、機咲州、分癖、蛾妙、頌栄、丼爆発、濃彩、恋欠、名瀬、徒歩機、歌詞役、素市、癌滅、元凶、願文、文座、同發、長門、至極、極美、呵責、端午、併合、奈落、底癖、幕府、某尺、尊式、検疫、未除、路側、柑橘、脂溶、瑛人、冠水、豪材、剤枠、土岐、駄泊、検尺、漏洩、破裂無言、任期、崩説、全滅、壊滅、開幕、統帥、頭数、水湿、冠水、抹消、網滅、馬脚、財冠水、風隙、来妙、勤学、餞別、名判、名盤、観客、衆院、才覚、無能、果餓死、損初、波脈、釋迦、損失、片脚、那古、可物、筋層、真骨、存廃、破格、名湯、今季、写楽、苦況、罪責、孫覇、全滅、今父、奈落、旋盤、秒読、読破、名物、貨客、泉質、随想、滅却、監理、素質、遡行、文滅、菜根、無端、庄屋、破壊、客率、合併、豪式、続発、泣塔、透析、頑迷、場脈、野張、船室、乾物、吐瀉分裂、戒行、噛砕、爾、晩別、海苔、西明、縁月、花月、独歩の大蛇、再発、納言、遺言、残債、背角、破壊、���膵癌、統帥、馬車、下劣、火災、乱尺、毒妙、縫製、貨坂城、歳発、富低落、菜初、命式、山賊、海剤、激武者、瓦礫、破水、分裂、賀露、屠畜、能月、見激、破壊、破戒、採石、屈託、門別、皆来、家来、千四、我楽、夏楽、無慈悲、壊滅、破棄、損勤学、外鰓、長水、瑛人、永久、旋律、斑紋、財年、場滅、甘露、舐めけり、真靭、察作、論祭、乾裂、薩長、泣塔、室見、川縁、岩石、言後、荷火災、防爆、鋒鋩、体制、貨車、顎脚、刺客、坐楽、損益、脳系、文才、分合、合壁、啓発、萌姫、島内、監修、真木、合理、独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、麺期、演説、合邦、放射、雑律、貨客、選別、燕順、考慮、試薬初、財源、富、符号、井原、若榴、清涼、無數、才覚、絶望、奈落、奔放、有識、台東、詮索、懸念、病状、設楽、宴客、怠慢、時期、同部、弁解、冊立、立案、前略、妄動、侮蔑、廃絶、間髪、図解、経略、発泡、者発、立案、滅鬼、自利、論酒、桜蘭、五月雨、垓年、処理、短髪、散乱、絶滅、命日、庵客、実庵、龍翔、派閥、同盟、連峰、焼殺、勝中、割裂、残虐、故事、量発、敗残、花夢里、面月、原氏、雑考、推理、焼殺、膵癌、導風、千脚、砂漠、漁師、活滅、放射、洋蘭、舞妓、���武、涅槃、毛髪、白藍、他式、民会、参謀、廃車、逆発、峻峰、桜蘭、殺戮、銘客、随分、刺死、脳犯、我版、論旨、無垢、血潮、風泊、益城、拝観、舘察、懺悔、空隙、髭白、模試、散乱、投射、破滅、壊滅、下痢、他殺、改札、寿司、葉式、魔雑、渾身、等式、命日、安泰、白藍、良志久、中須、掻敷、北方、監視、血式、血流、詐欺、加刷、販社、壊滅、坐楽、白那、苫小牧、欄物、演説、開脚、摩擦、欠史、宰相、掻敷、飾西、近隣、可能、刺自虐、崑崙、独歩、良案、隔絶、菜作、妄動、犬歯、核別、概要、立案、破格、殺戮、良案、快絶、防止、那古、風別、焼安泰、独庵、囲炉裏、壊滅、外傷、刃角、視覚、耳鼻、下顎骨、子孫、剥奪、憂鬱、優越、液状、先端、焼子孫、兵法、那波、安楽、最短、数式、絶句、庵杭、雅樂、動乱、者妙、垓年、独初、前報、奈落、数道、弓道、拝観、俯瞰、散乱、男爵、害面、炎上、抹殺、破棄、分別、額欄、学雑、宴客、体面、村落、柿区、害初、告発、欄式、体罰、侮蔑、浄光、情動、差額、君子、何発、兵式、童子、飾西、各滅、我札、審議、半旗、普遍、動脈、外傷、無償、木別、別格、名皿部、京脚、破棄、試薬、絶滅、学札、清涼、爆発、組織、壊滅、ここに、名もなき詩を、記す。風水、万別、他国、先式、続発、非力、産別、嘉門、神興、撃易、弊社、紋別、座泊、画狂、式典、胞子、画力、座敷、学舎、論別、閉域、爆風、万歩、博識、残忍、非道、望岳、死骸、残骸、符合、壊滅、匍匐、弄舌癖、死者、分別、砂漠、白藍、模写、服役、奈落、忖度、符尾、同盟、田式、左派、具癖、退役、蛇路、素白、昆北、北摂、写経、文武、択液、図解、挫折、根塊、道厳、視野別、奈落、鳥羽、グリシャ・イェーガー、粗利、惨殺、学癖、優遇、陶器、場作、土壌、粉砕、餓鬼、草履、羅列、門泊、戸癖、山系、学閥、座枠、忠膵癌、視野別、脳族、監視、佐伯、釋迦、敏捷、遇歴、佐渡、名張、紀伊市、名刺、干瓢、夏至、楽節、蘇遇、列挙、間髪、風脚、滅法、呪水、遇説、死骸、爆発、山荘、塀楽、茗荷、谷底、愚者、妄動、還魂、色別、最座、雑載、論客、名足、死期、近隣、名張、迷鳥、呑水、飛脚、晩別、獄卒、殺傷、視覚、乱脈、鉱毒、財閥、漢詩、死語、諸富、能生、那波、合理、血中、根菜、明初、鹿楽、宮札、度劇、臥風、粋玄、我馬、洞察、今季、爾脈、羅猿、激園、葉激、風車、風格、道明、激案、合祀、坐楽、土地油、���別、焼殺、年配、念波、郭式、遊戯、富部区、奈脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、懐石、討滅、報復、船室、壊滅、回族、先負、嗚咽、暁闇の、立ち居所、餞別、乾式、財閥、独居、乱立、差脈、桜蘭、龍風、抹殺、虐案、某尺、無銭、漏洩、北方領土、白山、脱却、幻滅、御身、私利私欲、支離滅裂、分解、体壁、脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、土脈、桜蘭、郎乱、乱立、派閥、別癖、恩給、泣き所、弁別、達者、異口同音、残骸、紛争、薔薇、下界、雑石、雑草、破戒、今滅、梵論、乱発、人脈、壊滅、孤独、格律、戦法、破戒、残席、独居、毒僕、媒概念、突破、山乱発、合癖、塹壕、場技、極楽、動脈、破裂、残債、防壁、額道央、奈良市の独歩、下界残滓、泣き顎脚、朗唱、草庵、場滅、乖離、鋭利、破戒、幕府、網羅、乱脈、千部、土場、契合、月夕、東美、番號、虎破戒、在留、恥辱、嗚咽、完封、摩擦、何百、操船、無限、開発、同尺、金蔵寺、誤字、脱却、老廃、滅法、涅槃、脱却、鯉散乱、立哨、安保、発足、撃退、学別、憎悪、破裂無痕、磁石、咀嚼、郎名、簿記、道具雨、壊滅、下落、吐瀉、文別、銘文、安胎、譲歩、剛性、剣率、社販、薙刀、喝滅、解釈、村風、罵詈雑言、旋風、末脚、模索、村立、開村、撃退、激癖、元祖、明智用、到来、孟冬、藻石、端午の贅室、癌客、到来、未知道具雨、寒風、最壁、豪族、現代、開脚、諸富、下火、海日、殺傷、摩擦、喃楽、続落、解脱、無毒、名毒、戒脈、心脈、低層、破棄、罵詈、深海、琴別府、誠、生楽、養生、制裁、完封、排泄、虐殺、南京、妄撮、豚平、八食、豪鬼、実積、回避、答弁、弁論、徘徊、妄説、怒気、波言後、節楽、未開、投射、体者、破滅、損保、名水、諸味、透析、灰毛、界外、土偶、忌避、遺品、万別、噛砕、剣率、戒行、一脚、快哉、提訴、復刻、現世、来世、混成、吐瀉、場滅、経絡、身洋蘭、舞踏、近発、遊戯、男爵、最上、最適、破裂、改名、痕跡、戸杓、分髪、笠木、路地、戳脚、快晴、野会、対岸、彼岸、眞田、有事、紀伊路、八朔、���殺、盗撮、無札、無賃、無宿、龍梅、塩梅、海抜、田式、土産、端的、発端、背側、陣営、戒脈、母子、摩擦、錯覚、展開、星屑、砂鉄、鋼鉄、破滅、懐石、桟橋、古事記、戸杓、媒概、豚鶏、墓椎名、顎舌骨筋、豚海、砂漠、放射、解説、海月、蜜月、満期、万橋、反響、雑摺、油脂、巧妙、
4 notes
·
View notes
Quote
初めてご依頼を戴いたときに、思わず「え、私でいいんですか」って訊き返してしまった案件です。 https://komeiss.jp/ 【動画】作家・山本一郎氏に聞く 作家・山本一郎氏の取材動画です。「経済・社会の持続可能性を高める」をテーマに、公明党の哲学観についてトークを繰り広げます。 dcontents.komei-shimbun.jp 公明党支持に至る経緯 国重徹さんという公明党の議員さんがおられまして(大阪5区)、ちゃんとお会いしたことは無いんですが、妹さんが若くして急死、ご尊父もがん闘病中に司法試験合格、その後刑事事件の弁護で名を馳せ、現在は議員として活躍というヤバい先生なんですよ。ヤバイ。まともすぎてヤバイ。 東京に生まれ育ち、住んだ選挙区ではどちらかというと動物園の人気投票になりがちな私からしますと、こんなちゃんとした候補者を政治家として選べる大阪5区民は羨ましいなって思うんですよね。 そんな国重さんの人柄を思わせる素敵なYoutubeの再生回数が330回とか世の中おかしいよと感じます。お前らもっと観ろ。 本記事は、ワイ(山本一郎)がなぜか公明新聞に呼ばれてお話したり、誌面に論考を月刊公明に寄せたよって告知です。が、プロテスタント(なんちゃってキリスト教徒)である山本が何で公明党や創価学会に心を寄せてるのって話をよくされます。先に、その話をちゃんとしとかんとと思いまして。 先日、私の実父が長年の闘病・介護の果てにようやくくたばって魂が神の御許に召されたのですが、親���やお袋が大病して介護生活に入ったとき、ちょうど家内との間に次男が生まれまして。また、義父も膵臓がん闘病に、義母も具合が悪くて4人介護、さらに新たな命を授かり三男と長女が誕生しました。結局、山本家は介護4名、子育て4名、さらに何やかやあって、私自身が常勤の仕事を辞めざるを得なくなり、セミリタイヤして家族との時間を優先する決断をしました。介護、足掛け14年ぐらいですね。長かった。 【動画】作家・山本一郎氏に聞く 作家・山本一郎氏の取材動画です。「経済・社会の持続可能性を高める」をテーマに、公明党の哲学観についてトークを繰り広げます。 dcontents.komei-shimbun.jp 幸いそこそこ投資も仕事も順調に推移していましたので私��は資産があり、コンサルやその他収益で経済的には安定しているものの、カネで解決できないことはたくさんありました。人間、カネがあればあったで面倒は多いのです。会ったこともない親族が突然湧いて出るとか、工場の設備を盗んで逃げる元取締役や中国人幹部が出るとか。ま、先方にも事情もあるだろうし仕方ないんですけどね。 実父は旧中選挙区制時代に自民党の古き良き議員さんたちとの交流も深く、地元では故・与謝野馨さんらを応援していました。ただ、実父もバブル崩壊とそれに伴う住専問題などで破産しかかり、経営していた事業から引退してこの政治界隈から疎遠になってしまいました。カネの切れ目が縁の切れ目とはよく言ったもので、自宅に招いて盛大に飲み食いしていたはずの地元の政治家の皆さんも、自宅介護中はともかく入院したり施設に入ったりしている実父に見舞に来ることなんて、ついぞ無かったですね。 そして、具合を悪くして本格的に介護が必要だというとき、かつて実父が世話をしていた仲の良かった政治家の皆さんも、落選やご病気などご自身の都合ですでに政界から離れていたり、亡くなった後の世継ぎに難があって関係が途絶えていたりと、頼りようがない状態になっていたのです。 困り果てて、かなり藁にもすがる気持ちでネット繋がりで交流のあった公明党の新宿区議・豊島あつし先生に思い切ってご相談をしたところ、すぐに父のいた中野区の白井秀史先生をご紹介くださいました。その後、いままでの私の苦労は何だったのかと思うぐらいの素早さで地域包括支援(当時)に繋いでいただいた経緯があります。そして、何とかしていただいた一週間ほど後に、私が某北国に海外出張中に実父が自宅で倒れ、かなりギリギリの状態で救急搬送されて助かったりもしました。この白井先生のご対応が無かったらと思うといまでも心臓がキュッとします。もうこの時点で感謝しかありません。 山本家も古い自民党筋の繋がりの末席におりましたので(重要)、この手のことを政治家に頼むとどういうことになるのかは私なりに肌感として持っており、ご要請があれば何かしないとなあとあれこれ準備したりもしてました。世の中の仕組み的にはそういうものだ、そんな風に思っていた時期が俺にもありました。ところが… つつがなく上手くいったという御礼の連絡を豊島先生、白井先生にさせていただいた後も、特に何もないのです。本当に、何もありませんでした。 変な言い方ですが、本来の政治、あるべき姿ってこういうことなんだと、40代にして、私も気づかされることになりました。何言ってんだよという気もしますけど、しかし、本音です。これは心で��ないでいただいたお話なのだから、心でお返しするしかないのだと、(柄にもなく)思うようになりました。 戦後をずっと生きてきた親父の追憶…14年間続けた“4人の介護”から少し解放されて感じたこと | 文春オンライン 先般、92歳まで生きた親父が永眠しました。 残念だと思うよりは、ようやくくたばったかという気持ちが先に立ちます。 破産し bunshun.jp 浜四津敏子さんの話 与太話をもうひとつすると、私が慶應義塾大学に上がり「文化団体連盟(文連)」という、サークル総員4,000人ぐらいを束ねる塾生自治団体の委員長に就任したころ、ちょうど世の中は日本新党ブームでした。出馬した大学の先輩に選挙応援で塾内でボランティアを集めたり日本新党の選挙応援に駆り出される一方、前述の通り山本家は中小企業のオヤジらしく自民党と読売ジャイアンツと千代の富士を熱く応援していました。バブル崩壊後は父親の事業の経営状態も悪く、山本家内は政治どころじゃなかったのですが、私が自民党ではない議員を応援していることをしった親父は案の定激怒。しかし私はこれに強く反発し、世の中も混乱して低迷しているのだし、これを打開するには当時は日本新党もいいんじゃないのと思っておりました。 ある時期、旧公明党ののぼりを立てて淡いベージュのスーツに身を包んだ浜四津敏子さんが中野区北口のサンプラザ広場近くの駐輪場で街頭演説をされていました。演説というか絶叫であって、ただその話の大半を子育てや子どもの権利について割いておられたのをいまでも鮮烈に覚えています。その当時、公明党というものを良く分かっておらず、ちょうどバブルも弾けて世間が大変になりつつあったところで、経済どうすんだとみんな困っているところで子どもとか人権とか何言ってんだこのおばさんはと受け止めておりました。まあ私もガキだったわけです。 さらに、93年宮澤喜一内閣嘘つき選挙で、慶應義塾内で創価学会による投票キャンペーン(いまでいうフレンド票ってやつでしょうか)が展開され、当時日吉で我が文化団体連盟も管理に携わっていた塾生会館で「宗教勧誘が行われている」「地方から出てきた下級生が食い物にされている」という話が出て、慶應の自治界隈で騒ぎになりました。実際には、創価学会というより、翌年大変な事件を起こしたオウム真理教や学生相手に法外なローンを組ませる原理研究会(旧統一教会)がカレー愛好会や自作PC同好会など一般のサークルに偽装して塾生を勧誘していました。非常に危機的です。特に地方から慶應義塾に進学してきた無垢な世間知らずを根こそぎ連れて行ってしま��のです。仲の良かった語学のクラスの友達が何人もハメられたり入信したりしていますが、その後音信不通になるやつもいました。 応急の対策として、義塾の地方出身塾生を束ねていた全慶連なる団体に地方民をひとつのバスケットに入れてダミーサークルの情報収集したり新興宗教に流れないようにその活動の嫌がらせしたりして塾内の風紀規律を守るという活動を自治会としてしていました。 当時は私も原理研と並んで創価学会も立正佼成会も手かざし何とかも一緒くたに「良く分からない宗教」からの勧誘と思っていたうえ、慶應義塾のキャンパス内で堂々と創価学会員が「選挙に行って、公明党に投票しましょう」って堂々とやるもんだから、なんてことしてんだと思い、ずっと創価学会が嫌いでした。宗教は全般的にアカンのやろということで、相談窓口を作ったところ、いろんな宗教が入り込んでいたようで、霊験あらたかな掛け軸とか壺とか漬物石とか無垢な貧乏塾生がローン組まされて買わされている相談は10件では留まらなかったと記憶しています。 さらに、慶應義塾に塾外(法政とか明治とか)から共産党系や全学連のような赤い輩がやってきていて、義塾敷地内で禁止されている大きさの立て看板を勝手に撤去したとかいうどうでもいい理由でキャンパス入口前で創価学会員と集団で殴り合いをするという事件まで発生しました。自治会活動を通じて、私も宗教とレッズには本当に苦労をさせられたのですが、最後には人畜無害な塾生サークルの入り口鍵が勝手に入れ替えられ部室が占拠されたり、三田キャンパスの旧校舎地下に『塾風』なる媒体を発行する団体が乗っ取られてアジビラを撒かれるなどの騒ぎが拡大していました。体育会や慶早戦支援委員会など各有力自治団体と鳩首会談の末、『全塾協議会』のような塾生の自治活動全体を司る会議体を作らないと対応できないという話にまで発展しました。 とはいえ、各方面から迫りくる何だか良く分からない連中をいちゃもんつけて実力で全部排除するのもほぼ不可能なので、せめて話の分かる連中はいないのか、いるとしたらどの団体なのかとほうぼう交渉した結果、大学当局立ち合いのもと話し合いに応じてくれたのが創価学会の塾生団体でした。 いまでもよく覚えていますが、旧A棟102教室に体育会代表、支援会幹部と3人で学ランを着て伺ったとき、義塾の創価学会の人8人と二時間ぐらい話しました。なんかいつもルーマニア国旗みたいなのを担いで得体の知れない活動しているけど、直接落ち着いて話してみると割といいやつなんじゃないかと思うようになりまして。で、話し合いも終わるころ、義塾出身の公明党の人が「挨拶」に来られたというのでお伺いしたらピンクみの明るいスーツに身を包んだ浜四津敏子さん��の人でした。 30分ぐらいだったでしょうか、一方的に浜四津さんのお話を伺う形にはなったのですが、どちらかと言うと塾生自治会の代表として塾生の安全や風紀のために目の前のことを手掛けてきた私からしますと、政治家というものは、こうも広く世の中を見て、多くの人たちのために考えて行動しようとしている存在なのか、山本家で普段見ている、山本家に上がり込んで親父と酒を飲んでいる議員ってのを標準と思っておりましたので、なんか雰囲気が全然違うぞ、って支援会のやつと顔を見合わせたりしました。 当時は私もまだガキだったのと、潰れそうな実父の事業をうまくやりながらいかにうまく単位を取り卒業するかを考えていたため、残念ながら、そのとき手渡されたパンフレットや本は文連本部の戸棚に置いたまま誰かがもっていってしまいそれっきりになってしまいました。ただ、思い返せばあのとき初めて、リアルに政治に携わるべき人の資質や、本当に考えて政治家をやっている人の話を伺って、立体的に、日本の政治を知ることができたと感じています。もっとも、そのときは「宗教と言っても、いろんなのがあるんやな」っていう受け止め以上のものはありませんでしたが、その後も塾生会館の部室から偽装サークルを追い出したり勧誘の看板を強制撤去したりしてる中で、このとき定めた「塾キャンパス内での集票・政治活動は控えてください」の取り決めを、少なくとも私が卒業するまで守ってくれたのは創価学会ぐらいのものでした。 28年のときを経て『月刊公明』で何を書いたか そんな私は、実父のこしらえた借金を返したり、2ちゃんねる運営に携わって黒歴史を築いたり、しょうもない人生の回り道もかなりしてきました。けれども私の人間としての本質は大学時代からほとんど変わることなく、現場を愛し、力作業の人足をかき集めたり段取りを組んだりして目の前のことがうまく回るよう手配することに力を注いで、幸いにして素晴らしい女性と巡り合って結婚し、子どもを4人儲けて日々を真面目に生きています。 ただ、嫌な経験や修羅場も踏んで結果、多少は知恵がついて、結婚前はゲーム開発やコンテンツ投資に血道を挙げていたはずが、巡り合わせから新潟大学の大学院に進学して修士を取りアカデミアの端っこの末席にいる傍ら、ご縁あって投票情勢や各種政策などの調査業務なども担当させていただくようになりました。こんな私を信頼してお声がけくださり、ご依頼をいただけるのは、何よりもありがたいことです。 その中で、やはり有権者として、家長として、強く感じることはあります。我が国の人口減少とそれに伴う地方社会・経済の衰退は覆い隠すことのできない状態にまで陥り、何不自由ない生活をしている日本人は多いけど、しかし明るい未来を展望し希望を持って生きることもなかなか大変だという「撤退戦」の時代に差し掛かりました。 私が投票行動分���というニッチな学問を齧ったころは、国民の関心事は「景気」と「雇用」であって、健やかに働ける経済が日本社会を支えられていれば良いという右肩上がりの時代の名残を残していました。それから日本経済を支えた多くの日本人が引退をするようになると、いまや有権者の関心は「年金」や「社会保障」へと移り変わっていっています。国民が政治に期待することは暮らしを良くすることであって、良くするための手段が働くことから年金をもらうことにシフトしつつあるのが実情です。 私が社会に出た1996年は実父も巻き込まれて倒産しかかった住専問題から失われた10年、いや20年、30年と称される氷河期であって、いまなお私と同世代の日本人たちは非正規雇用や未婚、おひとり様などネガティブなキーワードと共に救済されることなく暗い人生を送っている割合も多くいます。と言いますか、私らの世代以下の日本人は、一人として、景気の良い、明るい日本をついぞ経験することなく結婚適齢期を過ぎ、中年になっているのです。 この氷河期世代、団塊ジュニアを境目として、下の世代の社会保障負担は少子化の進展もあって急激に重くなっていくなか、少なくとも日本全体の人口で言えば2040年ないし2042年ごろまでは、父親世代である団塊の世代の後期高齢者入りで社会保障費は自然増していきます。もはや、いまの日本の人口構成で現状の繁栄を維持することは極めて困難な状態にまで追い込まれてしまいました。 いまの日本には、そういう困難を乗り越える方策・政策と、それを支える哲学・政治���想が必要になっているとも言えます。「日本をこうすべき」「こうあるべき」という確固とした価値観や「いまは大変でも将来これをやればきっとうまくいく」という根拠と哲学に基づいたグランドデザインが、いま求められているのです。政治改革の重要性は、もちろん政治とカネの問題を早急に解決して国民の政治への信頼を取り戻すという一丁目一番地の足元のことも踏まえ、その上に、過去の政治のあり方の延長線上に新しい明るい未来は描きづらいという難題を抱えているのです。 そのように考えると、奇しくも浜四津敏子さんが小僧だった私に語った子どもの人権のあり方や、男女同権の実現、若い人の社会進出を果たす、という話こそが、大事な道しるべだったと思えます。28年もの歳月を経て、いまなお日本社会が解決するべき課題として浮かび上がっていることを考えれば、実はここに我が国が目指す指針のヒントが隠されているような気がして仕方がないのです。 誰のための、どこに向かう政治なのかの再定義を そして、公明の立党の精神として、絶対的な平和主義と並んで故・池田大作氏が語った「大衆」の概念���そ、分断されがちな我が国の社会をまとめ直し、自民党政治ではおこぼれに預かれない人たちと、労働組合の傘の下にはいない非正規就労者や高齢独身者、シングルマザーなどの属性を包み込むものなのではないのかとも思います。 政治不信の根幹も、これら自民党政治や労働組合、各種業界団体などの庇護下になく、いい目を見ることなく暮らしている人々になかなか光が当たらないまま人口減少で経済縮退に至ってしまった怨嗟があるのではないか、と強く感じます。一人ひとりは一隅を照らすように立派に人生を慎ましく送っていても、拠って立つ大樹もなく希望も持てない社会ってマズいんじゃないでしょうか。 これらの状況を綺麗事ではなく現実のものとして受け入れてどうにかするには、人間愛というか人類愛のようなものをベースにした絶対的平和の希求は重要なテーマとして、世界に日本がいかに平和を担う存在であるかを考えていく必要があります。いま世にある安全保障・外交問題も、世界における日本の役割を示し、機能を果たすことに軸足が置かれており、これこそが与党自公政権における公明党の効能でもあろうと思います。 私も51年生きてきて、いろんな経験もあって初めて公明党大事じゃねえかと気づき、また、地味に真面目に議論をして政権与党内で正論を言い、ややもすれば暴走することも少なくない自民党の適切な相談役、ブレーキ役としての公明党の果たしてきた役割は貴重なんですよ。むしろ、これが自民党単独政権だと思うとゾッとしませんか。 自民党からすれば、公明党と連立を組む意味はあくまで戦略的なものであって、議員によっては憚らず「当選のために」と集票マシーンとしての創価学会のみを評価する場合さえあり、踏まれても自民党に付いていくしかない下駄の雪と揶揄されながらも、ある種のドM的な存在として調整弁になってきた点は再認識していかなければならないと考えます。 他方で、池田大作さんも亡くなられ、党勢の維持・拡大という内向きな話も公明党の内外から聞かれるようになってきました。ただ、ポスト池田さんというのは、むしろ優秀だけど地味な政治家が正論を与党内で言い自民党の暴走を抑える聖人的な役割という土台の上に、何を載せていくかが問われているのではないかと思うのです。 結党の根幹でもある通り、大衆のために、絶対的な平和を希求し、多くの国民に希望を与えられる政策の実現は何なのかというグランドデザインを築く必要があります。今後、国民に多くの痛みを強いることになる社会保障改革を断行しなければならない自公政権にとって、国民に明るい展望を見せられる政策目標を考えなければならないのです。その回答は大衆にあると思っていて、大衆と平和を掲げた立党精神に立ち返り、より分かりやすい言葉で池田大作さんの思想を未来に向けて再定義しないといけないのではないでしょうか。 ついでに公明党に期待したいこと 冒頭にも書き��したが、優れた真面目な政治家を擁し、政策議論でも与党を割とリードしているはずの公明党が、ある意味でしっかりとした支持層である創価学会との関係性の中で閉じていて一般にはあまり知られていないように見えるのはもったいないなあと思います。 かくいう自民党でも、これはと思う若手や中堅もやっぱり地元での活動を優先して有権者との関係に閉じてしまっているのもまた残念に感じます。 小泉純一郎政権から麻生太郎政権ぐらいまでまあまあ強いはずであった都市部で自民党が目下壊滅的な支持状況になっているのも(本来自民党大阪府連をベースにした第二自民党的扱いのはずの旧大阪維新に近畿は完全にやられていることを筆頭に)、知名度や発信力が手堅い支持層に閉じてしまう状況があるからでしょう。 伊佐進一さんによる維新の社会保障改革案への反論などを見ても、ものすごくオーソドックスかつ丁寧に提言内容の矛盾を突き、維新の考える低負担低福祉と一線を画した高負担高福祉の政策主張と現実的対応について手堅くまとめているのに、真面目過ぎて本来届くべき人に届いていないのかなとも思います。 そして、昨今では公明党代表の山口那津男さんのご勇退と、石井啓一さんへのスイッチも取り沙汰されています。ただ、そうはいかんざき以降一般の有権者が、親しみやすかったり、面白かったり、分かりやすかったりといった、真面目さや堅実さとは異なるフックを欠いてしまうと固有の支持層以外の広がりを欠いてしまうのではないかと危惧します。 また、去年は自民党都連の故・高島直樹さんや東京12区支部長になった高木啓さんらが派手にやらかした一件では、自公連立の根幹が揺らぎかねない問題へと発展してしまいました。政治への信頼を取り戻すための政治資金規正法の改正議論で自民党と公明党との間に考え方の違いが浮き彫りになるなど、24年も一緒に頑張っているとやっぱりどこかしらパイプ役や調整弁の損耗が著しくなるものなのかなと思わないでもありません。 見ている側からしますと、やはり公明党もまた岐路に立っていて、述べた通りグランドデザインを大きく掲げて国民に希望を抱いていただける政策を分かりやすく大きく述べていくか、または本来の公明党の役割は大衆の生活に根差した地道な地方議員の活動に集約して国政に関わる部分は落としどころを考えながら徐々に縮小するかの二択になるんじゃないかと感じます。 正直考えどころだと思いますし、しかし公明党には担うべき何かがまだまだものすごくある団体であることは間違いないとも感じていますので、節目を受け身で迎えるのではなく蛮族のように仕掛けることもまた道なのではないかなあと信じる次第です。 思わずいっぱい書いちゃいましたが、��ちらからは以上です。
月刊『公明』24年6月号に「退縮する地方で取り組む撤退戦」について寄稿しました|山本一郎(やまもといちろう)
2 notes
·
View notes
Text
モンゴル遠征2023
1年ぶりの投稿になります、5年の石原です。 夏休みということで田舎のおばあちゃん宅に来ていますがのんびり過ごせると思ったらなんのその、やれ倉庫の解体に墓掃除と体力仕事を任されぐっすりと眠れる日々が続いています。
今回は4年ぶりとなる海外活動について報告します。 お話ししたいことが沢山あって何を書くべきか混乱していますが特に印象に残っていることを厳選します。
今回の目的は海外登山。 モンゴル��東南アジアの国々とは違いヒルがおらず(以前のボルネオ島遠征で寝袋にヒルが侵入し血だらけになったという話を聞いていた)、大抵の山が登れば日本人初登頂という話を聞いて決めました。ありがたいことに小林、近藤、廣瀬、田宮、岡本と5人の後輩たちが志願してくれました。私を含め男子2人女子4人。上智らしい男女比で企画がスタートしました。
9/3 3隊に分かれて成田を出発しました。全員が無事に合流できるのか内心ひやひや。
初飛行機・発海外の田宮。荷物にナイフを隠し持ちしっかりと検査官に見つかっていました。

乗り換えの待ち時間が20時間近くあったため、韓国で出国し明洞の街でサムギョプサルを食べました。お店のお母さん、プルコギって言い張ってたけどあれやっぱり注文ミスだよな、、、

9/4 1時間近く遅延が発生し韓国・仁川空港から飛行機に乗ること約4時間。モンゴルの首都ウランバートルに到着しました。街では排気ガスをまき散らしながら大量の自動車が渋滞が起こしていました。信号も秩序もない道路を慣れた手つきで運転しているのかと思いきや現地人もまあまあな頻度で接触事故を起こしているようでした。
大通りはそれなりに整備されていますが裏道に入った途端未舗装の道路と怪しげな雰囲気が漂います。

今回の活動では日本で予めアポを取っていたモンゴル人ドライバー、セーギーに車を運転してもらい目的地の山を目指しました。英語は全く通じませんがドライブ技術はピカイチで、道路もネットもない地の果てで山脈と長年の勘を頼りにおおよその方角を導き出していました。

目指す山は首都から約600㎞離れたIkh Bogd。標高は3957mで山の南側から2600m地点のベースキャンプまで車で向かいます。翌日アタックザックでピストン。山頂はとても広く平らになっていて僅かに残雪があり後半は急峻な岩山のように見えました。
下の写真正面に見えているのがIkh Bogd。もう少し近づくとなかなかにかっこいい山でした。

しかし、思い通りにはいかないのが海外というやつですね。なんとこの山、東西に400㎞以上に渡り裾野が広がっていることが判明しました。(確かに写真にも収まっていない…)北側から南側に抜けるのに2日かかると分かり、当初の予定を変更し北側からアタックするという苦渋の決断に至りました。南側からのアクセスでは頂上まで1300mの高低差でしたが北側からだと2000mを一日でのピストンしなければなりません。北側からの登山を想定していなかったため地図はなく、スマホは圏外。登頂の可否以前に登山自体に不安を感じました。Ikh Bogdを選択した時点である意味敗北だったのではないか…切ない考えがよぎりました。
その後、思いがけず麓の別荘ゲルに遊びに来ていた子供たちと仲良くなり鬼ごっこに熱中したことで悲しい感情は吹っ飛びました。
この後とんでもない裏切りが待っているんですけどね

翌朝4時起床で山頂まで半分弱の所にあるgreen lakeとBlue lakeを目指すことにしました。湖には古代生物のようなビラビラのひれをしたエビみたいなやつが泳いでいたり崖をヤギの群れがめえめえ鳴きながら渡り歩いていて可愛かったです。見慣れない地形や植物が散見され海外登山の醍醐味を味わうことが出来ました。出発前から楽しみにしていたモンゴルハムスターも遠目に見ることができました。


湖から先も時間が許す限り進もうとしましたが、いくら探してもその先の道を見つけることができませんでした。当時は悔しくて南側北側…と夢に出るほどでしたが、今となってはそもそも北側から登頂する人間なんていないのだろうと開き直っています。砂とガレ場の急斜面で人が通った形跡なんてなかったんですもん。

飲めると書いてあった沢 ヤギと共有だったけど気持ちよかったあ

登山の後はメンバーたちがモンゴルでやりたいことを実行しました。
美しい草原
放し飼いされた馬が草をむさぼっていました。近くまで来ても絶対に触らせてくれないんですよねえ…

憧れのゲル
宿泊した時うっすらと雨が降っていましたがしみこむ気配もなく、想像以上に快適で安心感のある居住空間でした。


ゴビ砂漠

夜には延々と続く草原の上に信じられないほど綺麗な星空が広がっていました。言葉にするとありきたりな表現にしかならないことが残念です。
電気が走るシャワー、モンゴルウオッカを飲み干すゆうか、鍵を投げる田宮、、、思い出があふれてきますが長くなってしまうのでこの辺にしておこうと思います。
モンゴル遠征悔しさ半分、達成感半分というところでしょうか。
後輩たちにいつかリベンジしてほしいです。
5人に沢山助けられました。ありがとう。
色々トラブルあったけどモンゴルめちゃくちゃ楽しかったわ!
2 notes
·
View notes
Text
"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵��掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
200K notes
·
View notes
Text
杉山厩舎2025年6月14、15日
10番人気もジャスティンパレス激走の3着!! 杉山厩舎LINEスタンプ line.me/S/sticker/13219494 #杉山厩舎 #オフィシャルだよww 6月14日(土) 阪神 01R スワローサプライズ 3歳未勝利 ダ1800m 牝3 泉谷 楓真 9着8人 ゲートは良い方だったが先行したものの他が速く中団からの競馬。 ラチ沿いをロスなく乗れていたし、行きっぷりもまずまず。 3角でペースアップすると反応がイマイチも徐々に前との差を詰めて上がって行ったが、直線はいっぱいいっぱいで9着に敗れた。 寂しく映った初戦に比べれば馬っぷりは良くなっていたし良化。 ただ、血統的には芝向きだし、今日のような内容であればもう一度芝に戻してみても良いのかも。 次走、改めて注目したい。 次走▲ 02R ハッコウイチウ 3歳未勝利 ダ1400m 牡3 ☆吉村 誠之助 5着2人 ゲートは5分も行き脚イマイチで出して行って先行。 ただ、スピードに乗ってからの走りは余裕のある走りで手応えもまずまず。 4角でも持ったままでで直線に向かうも、脚抜きの良い馬場で前も止まらず、手応えほどの伸びは見られず5着まで。 結果論ではあるが4角でもう少し前との差を詰めに行っていれば2着争いはもう少し際どくなったかも。 とは言え今日は勝った馬が強かったし、この馬なりにもスピードのあるところは見せてくれた。 走りそのものは悪くはないのでまだまだ見限れないところ。 次走☆ 06R ヴェルニッツ 3歳未勝利 芝1800m 牡3 和田 竜二 7着6人 まずまずのスタートから先行。 促しなら無理せず前々につけた。 道中はスムーズな競馬。 併せ馬のような形でマイペースで運べていたものの、直線でいざ追われると思ったほどの伸びはなく7着。 良い形で運べていたものの、直線はさっぱり。 ちょっと不甲斐ない結果も初戦に比べれば内容は良くなったし多少の良化は見られた。 これから始まる夏のローカル開催で、今日以上の粘りが見せられれば好勝負に持ち込める可能性はあるだろう。 次走、今日以上の走りを期待したい。 次走△ 08R ゲルチュタール 三田特別 芝2400m 牡3 坂井 瑠星 1着1人 ゲートは5分も上手く出して行って先行。 2番手から追っつけながらも3角過ぎから早めに先頭に立つと、直線は後続を寄せ付けず押し切り勝ち。 雨で時計のかかるタフな馬場も坂井瑠星騎手に「スタミナお化け」と言わしめるほど。 ダービーに出て走って欲しかったと思わせる勝ちっぷりで、脚質的にも菊花賞が楽しみになったのは間違いないだろう。 秋の走りを楽しみに待ちたい。 次走◎ 函館 12R サンダーロード 3歳上1勝クラス ダ1700m 牡3 ▲和田 陽希 11着2人 ゲートは5分も積極策で先行。 多少ハミを噛みながらも好位を追走。 向正面過ぎからペースアップするとコーナーワークで多少の盛り返しを見せたものの直線は一杯になり11着。 函館滞在でプラス10キロも、見た目的にはスッキリ見えたが結果的には重め残りだったか。 この結果だと連闘してきそうな気も…。 体が絞れてくるようであれば改めて期待したい。 次走☆ 6月15日(日) 東京 10R リミットバスター 江の島ステークス 芝2400m 牡5 荻野 極 10着12人 ゲートは5分も出して行って先行。 内々3番手に収まってスムーズな競馬が出来た。 ただ、3角手前からペースアップすると追走するのに手一杯で4角ではまだ踏ん張っていたが、直線はそこからもうひと伸びを見せるだけの脚は残っておらず10着。 下が緩い馬場だと全然走らない。 能力的にはこのクラスでもやれて良い馬なのでパンパンの良馬場で見直したい。 次走▲ 11R シャドウフューリー パラダイスステークス 芝1400m 牡5 津村 明秀 4着3人 ワンテンポ遅れて後方から。 道中は折り合いに専念して脚を溜めると直線は馬場の外目からジワジワと脚を伸ばして追い上げたものの4着が精一杯。 頭の低い走りをする馬で、今日みたいに下が緩い馬場だとノメって仕方がない。 それでももうひと伸び欲しいところではあったが頑張ったとも言えるだろう。 ベストは1400mなだけに結果も欲しかったが運がなかった。 安定して走れてはいるし次走良馬場で巻き返しを期待したい。 次走〇 阪神 03R レッドエソール 3歳未勝利 芝1400m 牡3 泉谷 楓真 14着14人 ちょっと出遅れて後方から。 道中は追走にいっぱいいっぱいで追っつけ通し。 終始後方のポジションで直線も伸びなくで14着。 馬場を気にしていたのか泉谷騎手が終始頭を上げながらの走り。 非力な馬でこう��う馬場で走り切るだけの体力がまだない。 距離はこれくらいの方が良さそうで良馬場で改めて注目したい。 次走△ 03R ワンコールアウェイ 3歳未勝利 芝1400m 牝3 松山 弘平 1着1人 好スタートから無理せず先行。 中団くらいにポジションを取ると3角過ぎから徐々に進出。 直線は馬場の外目からシッカリと脚を伸ばして見事初勝利。 ここは力通りで馬場が緩んでもシッカリと結果を出してくれた。 ここ2戦は安定して走れているし、これくらい走れればクラスが上がってもなんとかなりそう。 ひと息入るかもしれないが次走以降も良い走りを期待したい。 次走▲ 06R アカデミア 3歳上1勝クラス ダ1800m 牡3 坂井 瑠星 2着1人 ゲートを5分に出ると二の脚速く先行。 逃げ馬を見ながら2番手につけると、途中ペースアップがあったものの焦らず折り合いに専念。 直線入り口で馬なりで先頭に並びかけたものの、さらに外から勝ち馬に捲られてしまい粘りを見せたものの2着。 昇級戦で負けはしたものの相手はリステッドでも2着していた馬で勝った相手を褒めたい。 脚抜きの良い馬場とは言え、この馬もまずまずの時計で走っておりなんら悲観する必要はない。 順当ならこのクラスはすぐに勝ち上がれる。 次走◎ 11R ジャスティンパレス 宝塚記念 芝2200m 牡6 M.ディー 3着10人 ゲートは5分に出たが無理せず控えて後方から。 内に進路を取ってロスのない運び。 終始後方で折り合いに専念すると3角から4角、さらに直線入り口にかけては外々を回りながらも馬場の良いところを選んで進むと、直線は外から上がり最速の伸び脚を見せて3着に食い込んだ。 1角の入りの行きっぷりの良さはブリンカー効果で、ジックリ慌てずに運べたのはディー騎手の勉強熱心な性格が実を結んだのだろう。 また、こういった先行勢が苦しくなるような展開はパレスにとって願ったり叶ったり。 展開次第に頼るところはあるがジックリ脚を溜めて末脚を活かす競馬がこの馬には合っている。 惜しい競馬でこの馬の能力の一端は見せることが出来た。 春3戦目で一番デキが良かったようにも見えた。 夏はひと息入れて、また秋の活躍を期待したい。 次走☆ 函館 04R ヨヒーン 3歳未勝利 芝2600m 牝3 小沢 大仁 7着8人 ゲートの出はまずまずも先行。 好位で上手く折り合うと折り合いも良くスムーズな競馬はできた。 ただ3角手前からペースアップするとズルズル下がってしまい直線へ。 後方から多少の盛り返しを見せたものの7着。 距離延長も折り合いはスムーズだったもののペースアップした時の反応の悪さが課題。 そうなると自分でレースを作って逃げた方が良いのかも。 距離延長も問題なかったし積極的な競馬で良いのかもしれない。 次走以降、夏の北海道でどんな競馬を見せてくれるのか注目したい。 次走△ 09R ウインシャーガス 八雲特別 芝1800m 牝3 佐々木 大輔 7着3人 好スタートを切ったが他も速く好位からの競馬となった。 前半は折り合いもついてスムーズに運べていたが、3角手前からペースアップすると徐々にポジションを下げて位置取りを悪くしてしまった。 直線こそ追い上げたを見せたものの7着。 ちょっと消化不良の競馬。 1角の入りで引かずにもっと主張しても良かっただろうし、3角過ぎでペースアップしたときも動くに動けないポジションにはまってしまっていた。 楽に先行出来ていれば結果は違ったはず。 残念な結果にはなったまともならここでも勝ち負けできるはず。 次走改めて巻き返しを期待する。 次走〇 10R クロドラバール 津軽海峡特別 ダ1700m セ4 浜中 俊 8着1人 ゲートは5分も先行して2番手からの競馬。 ただ、ちょっと我慢ができなかったのか2角過ぎで先頭に立つと、そのまま後続を引き離しての逃げとなってしまった。 それでも直線入り口まで粘ったものの、さすがに飛ばし過ぎたか直線で後続に交わされて8着に敗れた。 極端に速いペースではなかったが、どこかで息を入れさせてあげたかったところ。 これまであまり乗り難しいイメージがなかった馬だけに今日の騎乗には多少の疑問符も。 ただ、能力的にはここでも上位なだけに、滞在競馬2戦目となる次走での変わり身を期待したいところだ。 次走▲ 2025年 芝 (19-7-10-7-13-67)123 ダ (10-5-4-3-8-40)70 障害(0-0-0-0-0-0)0 合計(29-12-14-10-21-107)193 TOTAL 芝 (186-135-120-117-117-785)1460 ダ (138-150-110-117-133-764)1412 障害(9-6-7-4-2-25)53 合計(333-291-237-238-252-1574)2925
0 notes
Text
大谷恵美子さんと笹川竜司が凪ちゃん殺しの主犯格 大谷さんがずっと小柳さんやった そっちが本名で整形 相当整形出雲大社がずっと言っていた この話は伊勢の金がした 金は福山勇の子供 イサムはひらしのおとうと 近藤は国会議員で滋賀の代議士サニーは近藤の息子 それが長谷川 あれがワニ園を持ってるぞ それがあのバッドボーイの元ネタになっていて 近藤先生は国会議員で息子は自衛隊にならんね そしたら 坂井や高島がいうことを聞くじゃなか そして長谷川は麻薬のブローカーなので笹川とは知り合い 秀和にも2キログラムが送られてくる あれはスピード 本当か?マリファナじゃなかか? おいたちおんなじものをあんたから買ってるがマリファナだぞ 木箱いっぱいはいっとったって言ってるが コンテナいっぱいの間違いじゃなかね? それを船の流通に紛れ込ませて ベネズエラから買ったって言ってるが本当は メキシコだぞ そしてこれこそ大泥棒と言われていた マリファナの流通にならんか ほらマフィアがイエスって言った 受取人が鈴木千穂ってどういうことだ 笹川? 千穂が日本財団の遺産を受け取るからって言ったんだろうが 向こうはそんなこと聞いていないと言っている ただ運搬しているところを横取りされたからFODを出せって全部に行って吐かせているところだぞ これが三回目だろうが 最初が入院前 それが五回目って誰かが言ってきたイギリスの船長が千穂に連絡をしてきた時が最初だぞ イギリスが私たちに聞いてきた 千穂がなんでマリファナがいるんだって聞いてきたぞ それで日本だってすぐわかったぞ それが流通流かなんだそれを笹川がネコババした だがその主犯がなぜか鈴木秀和になったことから その家に潜伏している可能性が高くなってそれで二階にいる話は事実だろう? 受取人を鈴木秀和にしているからだぞ 三階に逃げることもあるようだね? 近所の家から地下にも逃げるそうじゃないか?坂井の家な出口があるのは確かめたよ 笹川だから日本財団が手を引いたんだ 今日は上原も何も言ってこないし 中村も何もない 本田も何も言わない なぜだかわからないのなら聞いてごらん🐊 なぜか🐊がチラチラしてる 松本先生と日本財団とはね そして学校の近くのハッカーがいわさとはね?! それが私を辞めさせた張本人か それで大谷が笹川と女の調達で取引していたことは 城原の四年の専科が途中から来たので 最初から笹川の女を仕向けたってことになるのかな? あれが灰色の車で生化学薬品を排気から垂れ流して 急性気管支炎が室見が丘の三丁目に異様に増えてそれがマラリアだったんだ 何でそんなものがこんなところに それがおかしいとしか言えないから 百日咳って言ってた 学校にも病原体を持って行ったために本当は大変だった 医者は言えなかったんだけど その女がそれで指名手配になるのは わかるだろう 千穂におかしな病原体がついているのがつくもからの報告があり それが城原の女が三丁目の集会所から仕掛けたことから あのあたりマラリアが出てるんだ それで死亡者が出たことは 警察と つくもたちが知っている 千穂のところで病原体が巻かれたぞっていう話があってそれが三菱が作ったって言ってその女が誰か?車は跡がつかないように向こうがしてきた それでその女が誰かって話になったら 大谷の女だったり笹川の女だったりすることから 小柳恵美子の整形前の顔で押さえさせた それで笹川が松本ヨシヒトで相当整形で間違いないんだろ? お腹がないから激しいセックスはできないんだ 体は年取っている 顔は若いが それで東京歯科大卒業だったが後から暇つぶしに 東京理科大に行ったんだろう? それでポレトレの先輩で後輩ってわけにならんね? そしてお前が作ったフュージョンこそが特殊詐欺と拉致監禁の元ざさえ 西研二は唐津のブローカーお前たちの チズちゃんが金持ちなもんか 研二が持ってるだけだぞ シンジケートの手伝いで それが吉田と一緒に資産家隠しを笹川と一緒に唐津でやってることから 研二が幸枝に 笹川を紹介しない話はなくなるな? 麻薬もやるが笹川は相当毒好き それで貴族毒は笹川が楓の件から貴族毒を手に入れられた その遊びに若い頃夢中にって 日本財団を相当太らせてきたことから 貴族毒の元締めを松本こと笹川がやっていたんだ 笹川は笹川はそれで由理に誰から毒を渡すのかわかるよな? 長谷川からにならんね?サニーさんの友達は翔也 とっても仲良しで滋賀まで追いかけて 相当金持ちで美容院を少々とブローカーがメインの仕事なんて教えないでYouTubeやっているんだ今でも そして池上ひなの男が誰だか問題にならんか それが金だぞ 金が顔が綺麗だからひなが騙されて東京まで追いかけて そこで夜の仕事をさせられて 結局男を取る仕事に金がさせた それが誰かわからんか笹川じゃなきゃおかしいだろう竜司が銀次郎って言ってるから 金ちゃんが笹川じゃなきゃおかしいじゃないか しかも東京で福祉の仕事をしていて それで夜の仕事までお世話できる若社長さんっと言ったら日本財団が絡んでるのがわからんか? しかもセックスに麻薬を嗅がせたためにヒナは怖くなって部屋から飛び出して警察に行ったのは一人プレイより3人プレーが楽しくないかって他の男を呼び出したからなんだ 普通は黙って応じているのに 複数人は嫌だったらしい それでヒナちゃんが妊娠したって誰かが心配して離れたがそれが笹川だから手が出せないが由理が相当困っているので可哀想だから 佐賀のヤクザが笹川にたてついて ヒナちゃんを中絶させるために働きかけたけど 内情は笹川は子供が欲しくなかっただけよ その方が面白いから そして日本財団は真剣に鈴木家のノーベル賞の話から離れてシンジケートとやり合っていることをここに書いておくが お前たちの根城が室見ヶ丘になって金武倉庫って名前を変えて 私立自衛軍の武器倉庫に指定しているって 日本財団が教えたぞ そして出雲大社にやまぎしもどきの自衛隊が潜伏していてこうしんてんの入り口を守っているそうじゃないか? ではなぜ学校の先生たちが嫌がらせをするのかわからないかい 近藤国会議員はヤクザのしりあいが笹川ということから政財界の闇取引のバイパスなんだだからみんなから重宝がられて大事にしていることから 地方創生の頭の後ろにいるんだ そして長谷川は福岡に自宅があり出先が熊本さんじゃなくて福岡さんと言えば由理さんの家のお隣にならんね? 元々車がいるからあんな片田舎で車の修理庫だけ置いておけば 車の洗浄は誰にもバレないで夜中でもできますになっている 看板も出していないしガレージだけの本当に大きいところ だけどあの家にまで車をたくさん隠したことから置き場に困って とうとう廃車を壊す話になって近場だとまずいから福岡に戻してスクラップする話をしている サツがこの間盗難者を見つけて消したことから佐賀県警に内定者を15人も作って黙らせている そして毒は福岡さんからだと言いたいがそれだとユリは飲まないので お金持ちの男がいいに決まってるじゃないの それが笹川にならんね よく保険の友達が来るって自宅に ユリちゃんはサニーさんに会ったことがあるって言ってたでしよ?サニーさんのいうことを聞けば金持ちになれるからって それで翔也が相当金持ちってずっと言ってるから騙された そして長谷川が毒をどこからって言ったら笹川からの指示になるのはわかるだろう 美間坂家には西研二の方から 日本財団が入らせられて 長谷川が持っていかなくても 日本財団の顔で通るのは西研二が金の話をしないわけないじゃないか? それでいうことを聞いているんだぞ 羨ましがらせて 珠美が相当儲かっているのを間近で見ているから みわもそうとうもうかった かおりも相当儲かった だからゆりも幸枝も金欲しさに千穂に毒を指示通りにやったんだぞ 2025/04/30 そしてなんでこんなに狙うのかお前が千里眼持ち出先を見通すから為替がよく反応するのでお前の言動を知りたがった池上慎二たちがその情報をもとに儲け話をさせてやっている池上慎二たちに それを日本財団もしているからこうやってお前を捉えては携帯電話をダメにして情報だけを抜き取って儲け話をしようとしているんだ為替が動くから株が動くから2025/04/30 今回は近藤が動いたので地元の地方創生が関わったからお前が大変だったんだぞ そして長谷川は近所じゃないか だから近所の人間に口を聞いてその家に潜伏させたり金をとらせていうことを聞かせてきたんだ それが稲津にならんか そういうことでつながってきただろう? 2025/04/30 そして日本財団は福祉に強いことから 医者も相当靡くしょっちゅう裏金献金が日本財団から流れることから 肥前精神医療センターには長谷川から金を流させた そして新しく地方創生から佐賀の教員も受付に入れているぞあそこはどれだけあの緑の制服の事務局長が金をもらってあるのかわからないぞ それで新保に連絡がつかない話にはならないだろう2025/04/30
0 notes
Text
“ホンこと”語りをしよう

『ホントのことね』は私、あるすーかの個人サークル Al Estante として3つ目となる作品です

イラストを中心に、グッズや楽曲で紡乃世詞音のホントの姿をいろいろな角度から表現してみました
紡乃世詞音公式(ガイドライン)
頒布イベントより少し時間がたってたのもあり、自分の振り返りの意味も込めてホンことに対してどういう思い入れをもって作ってきたかをまとめてみました
発端は「普通になりたい」
1作目・2作目で琴葉姉妹×情報誌という(物珍しい)形で本を出してきたので次に出すなら普通のイラスト本をやりたい!という気持ちがあったんです
2次創作の同人誌といえばイラスト本がメインストリームだし、そこから逃げたくないという気持ちはありました 参考文献集めとか文章の校正とかもいらんし楽だろうという打算もあり……
初めは引き続き琴葉で何かできないかと思っていたのですが、直前にWordrobesでかなり自分好みにやらせてもらったので満足していたことと、「琴葉姉妹」としての二次創作はかなり明確にやりたいことがあり、それを表現するには今は力不足と思っていたので見送り……
2024年は紡乃世で何かやらせてもらう機会が多かったこともあり、紡乃世に向き合うことに決めました
9月中旬のことです
本はコンセプトが9割
コンセプトは紡乃世公式のコンセプトに寄り添いつつも、よりナチュラルで飾らない一面を作りたいと思い『気を許した人にだけ見せる、偽りないナチュラルな、ほんとうのことば(詞)を聞かせて欲しい』に決まりました
他者との関係性からストーリーを作るのは安易(ほんとか?)という思いがあり、紡乃世自身の内面から出る表情・姿勢を描きたいと思いました
また、今まで写真合成で実在性を重視したイラストを作ってきたのですが、内面=ホントの姿に入っていけるのは外から見た姿ではないだろうということで、現実の一場面というよりは内奥の心情を表現する背景のデザインを心がけることにしました
現実とはうまく距離を取っていきたい

↑初期の台割案 描きたくてかけなかったものも多少
最高のゲスト
ゲストの方々については9月末ごろお話をさせてもらいました
まずはお三方に感謝……
イラストも楽曲も依頼の時点でコンセプトと欲しい作品像をかなり細かめに指定したにもかかわらず、そこに答えるばかりか想像以上の素晴らしいものを出してくださった皆様には感謝しかない……
今回は進捗をサイトでこちらの進捗共有しつつイメージをすり合わせながら制作をしてもらいました
年末までまとまった作業時間が取りづらかったこともあり、ゲストの進捗におしりをたたいてもらってなんとか完成させられた節があります
白髪さん

紡乃世のイラストだったらこの人は外せないなと思いお願いしました
空気感を作るのがとても上手いのに加えて、大胆な構図も積極的にいってくれるすごいひとです
イラストの方には本の詳細なコンセプトに加えて「日常の一コマを切り取ったスナップ風、もしくは自然体で素の表情を活かしたポートレート風のイラストが欲しい」とお伝えしました
ラフ案では日常のふとした場面をかわいく切り取った案をいくつの出してくださいました
採用案では「通話」ということでここだけの本音がきこえてくるようなシチュエーションをパステルなテイストで優しく描き上げてくださいました
色彩も本誌に合わせて調整してくださったので「ホントのことね、」のためのイラストにしてくださいました
Indigoさん

「茜茶経」のときは売り子をお願いしていましたが、今回満を持してイラストレーターとして参戦していただきました
このひとにはガチつのせを描いてもらわねばならないと決意していました
案出し時にはやはり期待通りにデート中のイラストをいくつか出してくださいましたが、ガッツリ男の背中が映っていたのでそこだけはご遠慮いただきました
構図などにもいろいろと口出ししていましたが、はしゃぐ姿を背景も含めてポップでキラキラしたイラストに仕上げてくださいました
よじねさん

イラストでは表現しきれない領域としてイメージ楽曲を作りたい!ということで主にNeutrino琴葉姉妹を使っていらしたよじねさんにお願いしました
はろはろすとがとても好みだったのでその音づくりをベースに参考となる楽曲をいくつかお伝えしました
私が瀬名航や田中秀和が好きでよく鎖那やWake Up, Girls!を聴くのですが、どうやらよじねさんと嗜好が共通していたらしく……依頼から2日(後に聞いたのですが制作自体は1日)で楽曲が出てきました
その後、イラストの進捗を見たうえでさらにブラッシュアップしてもら「大切なあなたへ」は完成しました
依頼主の趣味を完全に理解したクリエイターほど頼もしいものはありません
早い段階で「大切なあなたへ」を聴くことができたので、本誌のイラストやデザインに対しても大きな影響を与えてくれました
↑参考としてお送りした楽曲たち
制作は年末年始返上で……
12月中旬までに出そろったゲスト原稿とは裏腹に、私の原稿は半分程度しか進んでおらず年末年始の休みで一気に仕上げることになりました。
声音付近が〆の依頼ものが複数あったため、先に自分の原稿を仕上げるしかなく、正月休みにひたすら原稿という感じでした
正月返上のかいあって即売会まで3週間程度の余裕を持って(とは言えグッズ類はそもそも納期が長い)入稿を済ませられました
限界入稿勢を高みの見物
自分の印刷が終わりメンタル的に余裕があったからよかったものの、依頼の締め日が迫る中の作業というのはなかなかにハードなものがあり……
毎度いい作品をお手伝い出来てよかった!という気持ちと、もっとうまくやれたのでは?という心残りが半々になります
迎えた当日
「ホントのことね、」は2/1に開かれた声音の宴4次会にて無事頒布することができました

合成音声オールキャラのイベントということもあり、規模に対してどれだけのつのせファンがいるか予想が難しかったのですが、ほぼ予想通り通販分が残る程度頒布することができました
その後のコトフィルもエンジョイできました
当日手にとってくださった方、そして通販で購入してくださった方、本当にありがとうございました
本から聞こえてきたつのせのホントの声を大切にしてもらえるとありがたいです
幻となってしまったボイスドラマ
企画段階では楽曲とボイスドラマはセットで頒布する予定でしたが、制作のあれこれに時間を取られて十分に時間を取れず……
原稿は直前にできてはいたのですが、この企画で調声をおろそかにすることはダメだろうと思い、泣く泣くキャンセルとなってしまいました
いつかどこかで日の目を見ることができるようにしたいですが……今のところ優先順位が低くなってしまっています……
「ホンこと」を作り終えて
「葵旅録」「茜茶経」「ホントのことね、」と作りたいと思ってきたものをひとつづつテーマを持って作ってきました
横位置を活かしたイラストや特殊加工などもっとやれた!と思うこともありますが、今の段階ではかなり満足という気持ちです
冒頭でも触れたとおり、コトノハでやりたいことはあるのですが、今のところ何か目途があるわけでもなく……またやりたくなっ��らやると思います
2025はよりやりたいことに集中してできるといいなと思っています
発表済みのボカデュオをはじめ、既にいくつか企画のお話をいただいているので、個人としては空いた時間にゆるゆるとやっていければいいなと思っています

また田舎に旅とかしたいです
まだあんま使えてない彩澄姉妹とか双葉湊音とかも使いたいな……
2025/02/09
0 notes
Text
MN、HM、BUY

私、小助-tumblrで名前をいうのはこれがはじめてですねーウルトラシリーズとの遭遇を果たしたのは5歳の頃。時は80年代の中ごろ、バブルとか言われる時代。人々は豊かさを謳歌したとかいうがぼくはほんの子供だったので一切実感がない。円谷プロが好景気に乗ってウルトラマンの新シリーズでも作ってくれていれば多少は違ったのだろうが、当時ウルトラは初代から80までの既存の映像を再編集した映画が数本リリースされたくらいで田舎の幼児にまではっきりわかるほどのプロジェクトを手掛けていなかったと思う(間違いだったら訂正してほしい)。
60年代~70年代にかけて活躍した人は80年代で結構、道に迷っている。ボブ・デュランしかりスティーヴィー・ワンダーしかり。過去、不器用にも自分を価値観を貫いてきた人は熱に浮かされたような時代の到来にどうしていいのかわからなくなってしまったのかもしれない。円谷もきっとそうだ。お金があれば文化は爛熟してたくさんの作品が生み出される、今なお語り継がれるスタンダードから薄っぺらいB級、C級品まで、この時期に生まれた作品はしかし玉石混交。そもそも昭和40年代ウルトラ黎明期の作品は“B級感(チープさ)”とは全く縁遠いと思う。今から60年ほど前にすでにあのクオリティの特撮を作っていたことを見てもらえればぼくの主張は間違っていないと感じていただけるだろう。映像の“重厚感”はドイツの高級車のようで“うすっぺらさ”とも縁遠い。そこに内実は火の車、結構カツカツで回していたプロダクションの経済状況は東山文化のような“簡素さ”にもつながっている気がする。祭りの屋台に派手でメタリックに配色され角やとさかでこてこてしたデザインのヒーローのお面の横に置かれているひょっとこのお面、これこそウルトラだ。伝統の重みとシンプルさ。
ぼくがそう思うのは前述の“ウルトラ氷河期”にぼくが触れられるウルトラシリーズは軒並み過去作の再放送だったからかもしれない。いわゆる昭和2期シリーズも放送終了からすでに10年以上経っていたから、ウルトラの印象としてまず“古い(時代を感じる)”が出てしまう。大人になって様々な文献に目を通すと、帰ってきたウルトラマンはスポ根、ウルトラマンエースの最初のエ���ソードには当時、大人気だった仮面ライダーの影響が見えたり(「ライダータァァッチ!」)とウルトラが当時の世相を全く反映していなかったわけではないと知る。でも、ある程度そういう流行りも取り入れつつ決して時代に媚びることなく円谷は生き抜いてきたんだと信じている。

ウルトラマンと衝撃的なエンカウンターを果たすも-5歳時にとって最も衝撃的だったのはゼットンに倒されるウルトラマンとその不思議な掛け声!-、前述の通りリア��タイムで展開されるシリーズがないことに、ぼくの魂はウルトラをしばし離れる。年頃の男の子がするようにアニメやファミコンもかじってみたが一番しっくり来たのは音楽だった。TM Networkすなわち小室哲哉氏との出会いである。当アーティストが作り出すサウンド、世界観はウルトラ少年魂をも虜にした。TMのレーベルメートである渡辺美里や大江千里、岡村靖幸、ドリームズカムトゥルーを手始めに小室氏関連以外の歌手やバンドサウンドにも興味を持った。時は経て90年代初頭。同氏が“TK”と言われ始めプロデュース作品が音楽チャートを席巻する5年程前のことである。ウルトラ少年魂を静かにくすぶらせながら、ぼくの部屋はお小遣いをためて買ったCD-シングル盤は当時8cm、短冊形のトレイ-であふれていった。
中学2年生の時、ある男性アイドルグループを知る。部活から帰ってくると弟が見ている夕方のアニメ番組のエンディングテーマが流れている。優しいメロディとそれを歌い上げる拙い歌声。「君は君だよ、だから誰かの真似なんかをしなくてもいいよ♪」 この歌詞に惹かれた。周りに仲間がいなくても好きなものをずっと好きでいなさい、そう言われた気がした。そのグループの名前はSmapという。ご存じの通り数年前、歯切れの悪い解散劇を経て当グループはすでに消滅、そしてそのグループのリーダーが今日、芸能界引退を発表したのだ。
中居くんにいったい何が起きたのか、いや何を起こしたのか-第三者である我々は真相を知ることはできない。それを知るのは中居くんだけだ。事態を目の当たりにしていない限り週刊誌やネットニュースが書き立てることの真偽はわからない。しかもここは南の島、ファクトチェックするにはぼくはあまりに遠くにいすぎる。
日本のメディアをぼくはしかし、一ミリも信頼していない。ここ数年のあらゆる偏向報道を目の当たりにすると彼らは真実よりも自分たちが書きたいことを書くのだと気づく。舞台裏にいて世の中を操りたい“誰か”の手先なのだろう。あいつらの勝手なストーリーをいくら伝えられたところで、我々は真実を知ることは到底できない。我々を盲目にし、恐怖をあおり、さらに搾取できるように眠りへと迷い込ませるのがあいつらの目的だ。一時期はぼくのアイドルだった中居くんをかばうわけではないがメディアの言うことを鵜呑みにするだけでは彼に申し訳ない気がする。火のない所に煙は立たないというから、こういう報道がなされる以上、中居くんが社会的には問題の何かをしてしまったということは確かなのだろうが。同じことがダウンタウンの松ちゃんにも言える。この芸人さんの話し方や話の構成の仕方、場を和ませる言葉遣いなどぼくは大いに影響を受けている。日々、人前で話すときには松ちゃんのMCをイメージする。

ところでメディアが“本来通り”、客観的な報道、つまり起きたことだけを淡々と述べる機関になったとして、それが伝える“真実”をぼくらが満足するかどうかはわからない。人間ってどうしても自分に都合の悪いことは認めようとしないからだ。「中立公正のメディアがそういうなら・・・」と好きだったアイドルや芸人が起こしたことを悲しみとともに受け入れて腹にとどめておくことがどれだけの人が“できるだろう。真実の非情さに耐えきれず、“自分にとっての真実”を発信し始めるに違いない。
信じたいものを信じて生きるなら報道の真偽など本当にどうでもよくなってしまう。事実、ぼくは信じたいものを信じて生きているからテレビもネットニュースも見ない。
今、ぼくの目の前で起きていることだけがぼくの真実だ。
0 notes
Text

市民の思いは無視してきました。市民の思いに応え...これから遺構を元の姿に復元させることは果たして可能なのでしょうか。応えてないから言葉で誤魔化すほかないのでしょう。行動が伴わないと、結局のところ 何を言っても無意味だと思います。
声なき声には市政に無関心な人たちも含まれると思いますから、その辺都合良く扱えると考えているのではないかとも思いますね。
次の市政だよりを見終わった母がTBS(RKB毎日)の世界遺産(録画)を視聴しているのを観て、市長がトルコのイスタンブールにも負けないようなことを言っていたことを ふと 思い出した。(←思い出したの主語は自分。)あれはとんでもない話だったな。そもそも比べること自体がおかしく、一体何を基準に?みたいな...失なわれた16年にしても、今回は16年どころではなく、歴史、歴史と繰り返して誤魔化せるようなものでもないと思った。

証拠が残っているのであれば、せめて今までの無断駐車料金は 後からでもきちんと支払った方がいいですね。

なかなか完璧な人はいないと思いますが、自分は北橋前市長には感謝しかありません。(分断といえば、共存費用との比較にしても馬鹿馬鹿しい限り。空気悪くなった感じがします。)政治家である前に人としてどうなのか、市民への向き合い方など、見え透いたことをしてもわかりますよ。...こういった評価なども気にしているのはわかりますが(余計におかしくなって)、行き当たりばったりで「そういうこと言ってるんじゃない!」みたいな。
清水さんも いろいろ考えがおありでしたら、今よりも良くなるかもしれないし、やってみないことにはわからないと思いますから、再度挑戦されるといいと思います。(市長派にしても異常なまでに 過度になり過ぎるとかえって市長の評価を下げているという悪循環が、、、北橋前市長の時は特にこういったことは目に留まりませんでした。)誰でもいいというのは語弊があるかもですが、当選できる人で今よりも雰囲気よくなるのであれば、特に誰がいい彼がいいというのはありません。不正や特に問題がなければ安心して「お任せします」という気持ちになれます。自分は、ウグイスにしても市長と同じ方を向いている人を応援というのが独裁的で一番問題に思いました。(良くも悪くも学歴でひとくくりにできない気持ちもありますし、このような場合逆にマイナスに感じられることも。)そこから長い物に巻かれる方が増えると、議員さん方の意味もなくなってきますし。(市民の方々が声をあげるしかない状況が。)分断も良くないと思いますが偏らずバランスも大切で、歩み寄りやさじ加減が難しいところであるとは思いますが。人気商売や民間企業 個人間の問題とも違ってくると思いますし。同じ方を向いてもらうためには間接的に押しつけなどでもなくフラットな立場でいかないと上手く機能しないのではないかとも思うのです。(まずは市議選からだとは思いますが、気持ち飛んでいました。)今の市長にはウンザリしています。自分は人口増といったところには着目していません。




目立つのは職人さん(と二十歳の皆さん)だけで じゅうぶんだと感じますね。(オファーとアピールとのことから、「目立つ気はなく、北九のために出てあげたのだ」と先を見越して書かれたのだとは思いますが。)出演するにしても 端でいい気がしますし。以前のにしても、市長が前に出て職人さんが引っ込んでいるのが何だか、、、...ちなみに嫉妬とかではなく、感じたままの意見です。また、遺構の件を通して見方が変わってしまったところもあります。

潮さん、複数アカがあるのは普通に何となくわかります。自分も複数アカ持っており今どき普通にも思っていましたし。なるほど~!と思いながら読ませていただくこともあり、(他の方もですが、いろいろと気づく方が必要だと思っていますし)勉強にもなっています。
自分は北九で育ったので、野性的.土着的な感覚でデマではないということはわかります(もちろん知らないこともあります。ちなみに100万人の時代、その時はその時で 窮屈にも感じましたし、今は自然な感じになってきて、人数的にはこれくらいで さらに自然な流れで減っていいとも感じています。)が、外から来た人たちにもわかる明確な説明が準備されており、なるほど~!となります。(...デマの主語読み違えたようで ややこしくなりましたが、アカは名前同じにしていらっしゃるようですし、何となく他人という感じもせず 普通にわかります。)



自転車活用その他、環境問題に向き合っているのは素晴らしいけれど。人口密度も高く住宅不足問題などいいイメージばかりではなかった。水上住宅なんか狭いのに一億近くも。運河の水も綺麗ではなく、(田舎の方は空気も綺麗だったが。)大麻や売春も合法(医療用大麻に限られるようだが 普通のは販売されている。)。もちろん、いいところもたくさんあるが。それよりも。目の前の門司遺構問題やひびきのの問題には向き合わず、真似ばかり。まずは足元そのものを犠牲にせずに見た方がいいのではないかと思う。


全部が全部同じようにするのはやめた方がいいと思う。以前派手な感じのニュースを見せたところ(面白そう。という答えが返ってくるかとも思ったが)、これは疲れる、、、という人もいた。余生を静かに過ごしたい人もいる。

本当にそう思います。このような発言.考えの方が害悪でしかないです。




第46話 【刀伊の入寇】
鴻臚館遺構も登場した。

福岡市にもあるのに。。




動物の共生?真似もしているのでは。
職住分離.住工分離にしても きちんとしてほしい。
企業誘致が劣悪な住環境につながるのは本末転倒だと思う。
トニー・ガルニエの「工業都市」も気になるが、普通の本は なさそうだ。
ひとまず住環境の心配はしなくていいということだろうか。
自分もそう思うし、場所は考えてほしい。


遺構の件も気になっている。





0 notes
Text
Recommended Books 【日常・Everyday・Dairy】
京都 季節を楽しむ暮らしごと 365日: 日々の小さな発見が愛おしい古都の春夏秋冬 単行本 – 2022/10/21
smile editors (編集)
伝統行事を大切にし、季節の移り変わりを感じながら、毎日を丁寧に送る京都の暮らしごとには、自然と共存し、一日一日を心豊かに楽しむためのヒントがたくさんあります。 本書では、京都にゆかりがあり、京都をこよなく愛する方々がそれぞれに見つけた小さな発見、日々の楽しみを、春夏秋冬、季節の移ろいを感じさせてくれる二十四節気ごとに、1日1ページで365日分ご紹介しています。 京都に暮らす人も、よく京都を訪れる人も、いつか京都を旅したい人も、読むごとに、もっと京都が好きになる一冊です。
イギリスの心地いい暮らし 小さな愉しみ 単行本 – 2022/3/31
SMILE EDITОRS (編集)
紅茶やスコーン、タータンチェックやリバティ柄、ガーデニングなど、イギリスの魅力的な文化や、イギリス人の素朴だけれども堅実で温かみのある暮らしを365日紹介します。ロンドナーのロンドン歩きの楽しみ方も。
フランスの小さくて温かな暮らし 365日──大切なことに気づかせてくれる日々のヒント 単行本 – 2021/3/5
トリコロル・パリ (著)
旅がもっと楽しくなる 何気ない日常がもっと愛おしくなる めぐる季節の中で暮らしに取り入れたい毎日のエッセンスフランスに住む人たちの何気ない習慣、暮らしに欠かせない食べ物、ふと幸せを感じるひととき… そのいとなみが、遠く離れた日本に暮らす私たちに、日々を心地よく丁寧に過ごすために大切なことを教えてく���ます。
丁寧に暮らしている暇はないけれど 時間をかけずに日々を豊かに楽しむ知恵 単行本 – 2018/2/21
一田 憲子 (著)
『暮らしのおへそ』(主婦と生活社)を立ち上げ、12年にわたり取材、執筆をしてきた編集ディレクター・一田憲子(いちだのりこ)さん。 これまでに、数多くの暮らしの達人たちを取材してきました。 そんな一田さんご自身の暮らしも、知恵とアイデアにあふれています。 築50年ながら、いつ訪れてもすがすがしい空気が流れ、とても居心地がいい部屋。 適度に片づき、適度にモノがあり、わが家のようにほっとできる。 そして、パパッと出てくる、おいしいごはんや手作りのおやつ。 ――そんな一田家のファンになってしまう人が、後を絶ちません。 でも、当の一田さんは、ご自身のことを、「生まれながらの大ざっぱ人間で、面倒くさがり」と言います。そして、常に仕事の締め切りを抱えて全国を取材で飛び回る毎日の中、家事に使える時間は限られています。 いったい一田さんは、どんなふうにして日々の暮らしをまわしているのでしょうか? その秘密は、取材先で教わったアイデアや、人とのやり取りで知ったモノ・コトを、家に持ち帰り、実際に試し、毎日の中に落とし込む。その連続の中にありました。 本書では、一田さんが実践してみて本当に役立ち、忙しい中でも続けてこられている習慣と知恵をご紹介します。 時間がなくたって、工夫次第で、毎日はずっと快適になるし、楽しめる。 そんな暮らしのヒントを、美しい写真とともにお届けします。
365日の気づきノート 単行本 – 2016/3/24
門倉 多仁亜 (著)
東京、鹿児島、ドイツを行き来し、各地で仕事をこなし、季節の行事も大切にしているタニアさん。 忙しい毎日のはずなのに、いつも穏やかで、タニアさんのまわりには清々しい空気が流れています。 そのシンプルな暮らしと、凛としたたたずまいは、どんなふうに生まれるのでしょうか? 本書では、タニアさんが日々の暮らしの中で見つけた気づきやアイデアを、 春夏秋冬、12か月を通して綴ります。 部屋をきれいに保つアイデアから、献立を考えるヒント、 旅の荷物のまとめ方まで、日々の暮らしをすっきり豊かにするヒントが満載。 読めば、タニアさんと同じ生活をしているような感覚になり、 心も身体もシンプルに生まれ変われる一冊です。
美しい暮らし (幻冬舎plus+) Kindle版 発売日 : 2017/11/24
矢吹透 (著)
味覚の記憶は、いつも大切な人たちと結びつく――。 冬の午後に訪ねてきた後輩のために作る冬のほうれんそうの一品。 苦味に春を感じる、ふきのとうのピッツア。 少年の心細い気持ちを救った香港のキュウリのサンドイッチ。 海の家のようなレストランで出会った白いサングリア。 仕事と恋の思い出が詰まったベーカリーの閉店……。 人生の喜びも哀しみもたっぷり味わせてくれる、繊細で胸にしみいる文章とレシピ。
フランス流しまつで温かい暮らし フランス人は3皿でもてなす (講談社の実用BOOK) 単行本 – 2016/9/16
ペレ 信子 (著)
著者はフランス人と結婚して23年。夫の家族やフランス人の友達から、いいところを取り入れつつ、心地よい暮らしを実践。たとえば、平日は週末にたっぷり作っておいた野菜スープを毎日飲み、週末は3皿の料理で家族の時間やもてなしもします。そんなふうにたまには肩の力を抜いて、その分家族との会話を楽しんでみてはどうでしょう。フランス人の暮らしぶりを知って、もっと気楽に豊かな生活を楽しむために参考にしてほしい1冊。
衣・食・住 暮らしの雑貨帖 ~ずっと愛したい、わたしのお気に入り~ 単行本(ソフトカバー) – 2013/12/21
甲斐 みのり (著)
自分の“好き"が胸の内にあれば、街に出て通りを歩くときも宝探しのような心地になれる」 本書は、文筆家・甲斐みのりさんが日頃から愛用している品々をまとめた雑貨帖。暮らしを彩る日用品、旅先で見つけた工芸品、家族を思い出す雑貨など、さまざまな愛用品を日々のひとこまとともに綴っています。長い間ずっと一緒に過ごしていける、衣・食・住の雑貨と、雑貨にまつわるさまざまな物語。著者ならではの着眼点で、雑貨の魅力をまとめた一冊です。
すてきなあなたに 単行本 – 1988/3/1
大橋 鎭子 (編集)
1969年から連載が続く『暮しの手帖』誌の人気エッセイです。実際に目でみて素敵だと思ったこと、人と接している時に感じた素敵なこと、心に深く染み込んでいったこと、食事の時に美味しかったものとそのレシピなど、日常の生活で感じて、メモに書き留めたものを綴っています。本書、第1巻は、1969年から1974年までの連載をまとめたものです。
0 notes
Text
「平田晃久 人間の波打ちぎわ」展

練馬区立美術館で「平田晃久 人間の波打ちぎわ」展を見る。この美術館を(図書館と合わせて)新築する仕事を手がけることになっている建築家の仕事を紹介する展覧会である。
平田の建築の特徴は、本人による造語〈からまりしろ〉に端的に表される。四角四面の閉じた箱のような建物ではなく、人間を含めたさまざまな生き物や、人間のさまざまな意識や活動、時空を超えた文物までもが「絡まる」ことができるような空間を作ることが志されているようである。建築物を設計する際には思想的哲学的な支えが伴わないとコンセプトが骨抜きになるであろうし、建築のコンセプトを他者に伝え理解してもらうためには的確に言語化視覚化せねばならず、具体化するとなれば実用的な知識も必要になる。建築家というのは途方もなく幅広い知識や能力が求められる職業なのだろうなと思った。
展示について建築家自身が解説した動画が公開されている(会場でも同じものが流れている)。理解の助けになるので興味のある向きには視聴をおすすめしたい。
youtube
youtube
youtube
youtube
さて、会場でまず目に入るのは、美術館ロビーと各展示室をゆるくつなぐように掛かった黄色の網である。

1枚の巨大なネットが天井から吊るされている。

美術館ロビーのピアノも網に絡まれている。会場にはこのピアノにインスパイアされたというミニマル現代音楽風?のピアノの音が断続的に流れていた。また、床には建築家の著作などから引用した言葉が並ぶ。

最初の展示室は〈からまりしろ〉がテーマ。蝶が飛ぶ写真が展示されており、建築家いわく、蝶が花と花の間を飛びまわっているような感じ、そういう建築空間を作りたいという思いが原点にあるのだそう。

不思議な感じで空間が繋がっているインスタレーション。「見通せない連続空間」。

2人暮らしを想定した住まいの模型。ワンルームなのに完全にオープンではない、「見通せない連続空間」になっている。キャベツの葉と葉の間をイメージしたとのこと。

メキシコシティの現代美術館のコンペティション案。「ひだの原理」(限られた体積の中で表面積を最大化する)を建築に応用した一例。


次の展示室のテーマは〈響き〉。先の展示室はおもに物理的な〈からまりしろ〉を取り上げていたのに対し、ここでは人々の思い、意識の〈からまりしろ〉に着目している。
太田市美術館・図書館の模型。この建物は2022年に日本建築学会賞を受賞している由。設計ワークショップで出た市民からの案を反映させたプロジェクトとのこと。

新潟県小千谷市の図書館・文化施設のホントカ。フロート(動く書架など)、アンカー(人々の具体的な活動の場とそのネットワーク)、ルーフ(3メートルの積雪に耐える屋根)の三層構造になっている。



練馬区立美術館・貫井図書館は、シェルター(書庫、美術品の保管)、シェルフ(書棚、美術品の展示)、シェード(シェルターやシェルフを守る階段上の屋根)の三層構造。



ワークショップの成果物。

仙台市庁舎プロポーザル案。螺旋状の巨大なワンルームになっており、どこででも区切ることができる、「巨大な脳のような構造体」。

山形市民会館案。BIG-TREE と名付けられた、一本の巨大な樹のような建築物。「樹」もこの建築家のキーワードのひとつで、最初の展示室で説明されていた。たとえばジャングルの一本の樹には数百の生物が暮らしていると言われ、樹それ自体が生態系のようになっている、それを単なるメタファーとしてではなく建築物で実現したい、ということのようである。

最後の展示室は〈響きの響き〉と題されている。いま・ここ・わたしではない何かを引き寄せるような、〈時空の波打ちぎわ〉がテーマ。壁際のガラスケースの中には各プロジェクトと関連するさまざまな文物が収められている。

島根県松江市に建つ個人住宅、シャイニング・クラウズ。松江、出雲あたりの伝統や文化を活かしている。

滋賀の伊勢遺跡史跡公園展示施設を覆う構造物。遺跡の特徴的な形を意識した造り。

練馬区立美術館・図書館は、富士塚のイメージで建設されることになるらしい。そのため、ガラスケースの中には富士山の模型や富士塚を描いた広重の浮世絵が展示されていた。

臺灣大學 藝文大樓のコンペ案。博物館、多目的ホール、宿泊施設などを備えた建物で、さまざまな機能が結びついたり離れたりする響き合いの場として設計されている。

静岡県立中央図書館コンペ案。太陽の軌道に沿った多数の開口部から自然光が差し込む造り。

八代市民俗伝統芸能伝承館。数百年続く祭の伝統を背負って立つ人々の思いが反映されている。

東京・原宿の HARAKADO。表参道(冬至の太陽のほうを向いている)と明治通り(谷筋沿いに走っている)の性格を立体的に拡張するような造り。

大阪万博のための Ray Garden と名付けられたホール。大阪の地形やそこを通る風の流れを活かした構造。

小千谷市のホントカ。奥に小さく見える火焔型土器は小千谷市の出土品。ホントカ。からは越後三山が見えるとのことで、縄文時代に小千谷あたりに住んでいた人々も越後三山を同じように眺めていたであろう……と時空を超えたつながりを感じることができる。


1 note
·
View note
Text
八つ墓村の、祟り、コックリさんの、祟り
遺骨、酸初、初夏、夏至、我博、臨床、先客、那波区、東海、雲海、雲水、初楽、飼養、規律、滅法、頑丈、撃破化、内板、飼養、機咲州、分癖、蛾妙、頌栄、丼爆発、濃彩、恋欠、名瀬、徒歩機、歌詞役、素市、癌滅、元凶、願文、文座、同發、長門、至極、極美、呵責、端午、併合、奈落、底癖、幕府、某尺、尊式、検疫、未除、路側、柑橘、脂溶、瑛人、冠水、豪材、剤枠、土岐、駄泊、検尺、漏洩、破裂無言、任期、崩説、全滅、壊滅、開幕、統帥、頭数、水湿、冠水、抹消、網滅、馬脚、財冠水、風隙、来妙、勤学、餞別、名判、名盤、観客、衆院、才覚、無能、果餓死、損初、波脈、釋迦、損失、片脚、那古、可物、筋層、真骨、存廃、破格、名湯、今季、写楽、苦況、罪責、孫覇、全滅、今父、奈落、旋盤、秒読、読破、名物、貨客、泉質、随想、滅却、監理、素質、遡行、文滅、菜根、無端、庄屋、破壊、客率、合併、豪式、続発、泣塔、透析、頑迷、場脈、野張、船室、乾物、吐瀉分裂、戒行、噛砕、爾、晩別、海苔、西明、縁月、花月、独歩の大蛇、再発、納言、遺言、残債、背角、破壊、忠膵癌、統帥、馬車、下劣、火災、乱尺、毒妙、縫製、貨坂城、歳発、富低落、菜初、命式、山賊、海剤、激武者、瓦礫、破水、分裂、賀露、屠畜、能月、見激、破壊、破戒、採石、屈託、門別、皆来、家来、千四、我楽、夏楽、無慈悲、壊滅、破棄、損勤学、外鰓、長水、瑛人、永久、旋律、斑紋、財年、場滅、甘露、舐めけり、真靭、察作、論祭、乾裂、薩長、泣塔、室見、川縁、岩石、言後、荷火災、防爆、鋒鋩、体制、貨車、顎脚、刺客、坐楽、損益、脳系、文才、分合、合壁、啓発、萌姫、島内、監修、真木、合理、独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、麺期、演説、合邦、放射、雑律、貨客、選別、燕順、考慮、試薬初、財源、富、符号、井原、若榴、清涼、無數、才覚、絶望、奈落、奔放、有識、台東、詮索、懸念、病状、設楽、宴客、怠慢、時期、同部、弁解、冊立、立案、前略、妄動、侮蔑、廃絶、間髪、図解、経略、発泡、者発、立案、滅鬼、自利、論酒、桜蘭、五月雨、垓年、処理、短髪、散乱、絶滅、命日、庵客、実庵、龍翔、派閥、同盟、連峰、焼殺、勝中、割裂、残虐、故事、量発、敗残、花夢里、面月、原氏、雑考、推理、焼殺、膵癌、導風、千脚、砂漠、漁師、活滅、放射、洋蘭、舞妓、邪武、涅槃、毛髪、白藍、他式、民会、参謀、廃車、逆発、峻峰、桜蘭、殺戮、銘客、随分、刺死、脳犯、我版、論旨、無垢、血潮、風泊、益城、拝観、舘察、懺悔、空隙、髭白、模試、散乱、投射、破滅、壊滅、下痢、他殺、改札、寿司、葉式、魔雑、渾身、等式、命日、安泰、白藍、良志久、中須、掻敷、北方、監視、血式、血流、詐欺、加刷、販社、壊滅、坐楽、白那、苫小牧、欄物、演説、開脚、摩擦、欠史、宰相、掻敷、飾西、近隣、可能、刺自虐、崑崙、独歩、良案、隔絶、菜作、妄動、犬歯、核別、概要、立案、破格、殺戮、良案、快絶、防止、那古、風別、焼安泰、独庵、囲炉裏、壊滅、外傷、刃角、視覚、耳鼻、下顎骨、子孫、剥奪、憂鬱、優越、液状、先端、焼子孫、兵法、那波、安楽、最短、数式、絶句、庵杭、雅樂、動乱、者妙、垓年、独初、前報、奈落、数道、弓道、拝観、俯瞰、散乱、男爵、害面、炎上、抹殺、破棄、分別、額欄、学雑、宴客、体面、村落、柿区、害初、告発、欄式、体罰、侮蔑、浄光、情動、差額、君子、何発、兵式、童子、飾西、各滅、我札、審議、半旗、普遍、動脈、外傷、無償、木別、別格、名皿部、京脚、破棄、試薬、絶滅、学札、清涼、爆発、組織、壊滅、ここに、名もなき詩を、記す。風水、万別、他国、先式、続発、非力、産別、嘉門、神興、撃易、弊社、紋別、座泊、画狂、式典、胞子、画力、座敷、学舎、論別、閉域、爆風、万歩、博識、残忍、非道、望岳、死骸、残骸、符合、壊滅、匍匐、弄舌癖、死者、分別、砂漠、白藍、模写、服役、奈落、忖度、符尾、同盟、田式、左派、具癖、退役、蛇路、素白、昆北、北摂、写経、文武、択液、図解、挫折、根塊、道厳、視野別、奈落、鳥羽、グリシャ・イェーガー、粗利、惨殺、学癖、優遇、陶器、場作、土壌、粉砕、餓鬼、草履、羅列、門泊、戸癖、山系、学閥、座枠、忠膵癌、視野別、脳族、監視、佐伯、釋迦、敏捷、遇歴、佐渡、名張、紀伊市���名刺、干瓢、夏至、楽節、蘇遇、列挙、間髪、風脚、滅法、呪水、遇説、死骸、爆発、山荘、塀楽、茗荷、谷底、愚者、妄動、還魂、色別、最座、雑載、論客、名足、死期、近隣、名張、迷鳥、呑水、飛脚、晩別、獄卒、殺傷、視覚、乱脈、鉱毒、財閥、漢詩、死語、諸富、能生、那波、合理、血中、根菜、明初、鹿楽、宮札、度劇、臥風、粋玄、我馬、洞察、今季、爾脈、羅猿、激園、葉激、風車、風格、道明、激案、合祀、坐楽、土地油、力別、焼殺、年配、念波、郭式、遊戯、富部区、奈脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、懐石、討滅、報復、船室、壊滅、回族、先負、嗚咽、暁闇の、立ち居所、餞別、乾式、財閥、独居、乱立、差脈、桜蘭、龍風、抹殺、虐案、某尺、無銭、漏洩、北方領土、白山、脱却、幻滅、御身、私利私欲、支離滅裂、分解、体壁、脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、土脈、桜蘭、郎乱、乱立、派閥、別癖、恩給、泣き所、弁別、達者、異口同音、残骸、紛争、薔薇、下界、雑石、雑草、破戒、今滅、梵論、乱発、人脈、壊滅、孤独、格律、戦法、破戒、残席、独居、毒僕、媒概念、突破、山乱発、合癖、塹壕、場技、極楽、動脈、破裂、残債、防壁、額道央、奈良市の独歩、下界残滓、泣き顎脚、朗唱、草庵、場滅、乖離、鋭利、破戒、幕府、網羅、乱脈、千部、土場、契合、月夕、東美、番號、虎破戒、在留、恥辱、嗚咽、完封、摩擦、何百、操船、無限、開発、同尺、金蔵寺、誤字、脱却、老廃、滅法、涅槃、脱却、鯉散乱、立哨、安保、発足、撃退、学別、憎悪、破裂無痕、磁石、咀嚼、郎名、簿記、道具雨、壊滅、下落、吐瀉、文別、銘文、安胎、譲歩、剛性、剣率、社販、薙刀、喝滅、解釈、村風、罵詈雑言、旋風、末脚、模索、村立、開村、撃退、激癖、元祖、明智用、到来、孟冬、藻石、端午の贅室、癌客、到来、未知道具雨、寒風、最壁、豪族、現代、開脚、諸富、下火、海日、殺傷、摩擦、喃楽、続落、解脱、無毒、名毒、戒脈、心脈、低層、破棄、罵詈、深海、琴別府、誠、生楽、養生、制裁、完封、排泄、虐殺、南京、妄撮、豚平、八食、豪鬼、実積、回避、答弁、弁論、徘徊、妄説、怒気、波言後、節楽、未開、投射、体者、破滅、損保、名水、諸味、透析、灰毛、界外、土偶、忌避、遺品、万別、噛砕、剣率、戒行、一脚、快哉、提訴、復刻、現世、来世、混成、吐瀉、場滅、経絡、身洋蘭、舞踏、近発、遊戯、男爵、最上、最適、破裂、改名、痕跡、戸杓、分髪、笠木、路地、戳脚、快晴、野会、対岸、彼岸、眞田、有事、紀伊路、八朔、減殺、盗撮、無札、無賃、無宿、龍梅、塩梅、海抜、田式、土産、端的、発端、背側、陣営、戒脈、母子、摩擦、錯覚、展開、星屑、砂鉄、鋼鉄、破滅、懐石、桟橋、古事記、戸杓、媒概、豚鶏、墓椎名、顎舌骨筋、豚海、砂漠、放射、解説、海月、蜜月、満期、万橋、反響、雑摺、油脂、巧妙、
1 note
·
View note