#nttドコモがiphoneの提供開始を発表し
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omiznewsviews · 1 month ago
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NTTドコモは、オンライン辞書サービス「goo辞書」を6月25日午後1時に終了すると発表した。公式サイトで5月14日に案内した。終了の理由は明らかにしていない。  goo辞書は1999年、当時のエヌ・ティ・ティ エムイー情報流通が提供を開始。英和・和英辞典や国語辞典、類語辞典などを無料で横断検索できる、ポータルサイトgoo内のサービスとして親しまれてきた。04年にはNTTレゾナント(2023年7月1日にドコモが吸収合併)が承継。現在はNTTドコモが運営している。  NTTドコモは「突然のお知らせとなりますことを深くおわび申し上げるとともに、1999年より長きに渡りご愛顧いただきましたこと、心より御礼申し上げます」とコメントしている。
「goo辞書」、6月25日にサービス終了 1999年開始の老舗オンライン辞書 - ITmedia NEWS
ああ、そうなんだ…ちょっとしたときには便利だったんだけど。
もっとも辞書マニアである私は国語辞典だけでもiPhoneに5つ入れてるから何も困ることはない。明鏡、精選版日国、三国7版、新明解7版、8版。さらにはNHKアクセント辞典も。アプリだとかさばらない上に、全部の辞書を横断検索して簡単に引き比べできるから便利だし楽しい。おすすめ。
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miraimonogatarilabo · 5 months ago
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技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい方へおすすめの本のご紹介~2040年の未来予測01
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技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい方へおすすめの本のご紹介~2040年の未来予測01
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皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、皆様の問題を解決するうえでお役にたつ本を1冊ピックアップし、簡単に解説します。 現在、未来予測プロジェクトを実行中です。具体的には、これから先の2030年~2050年までの未来を予測する本を解説して、皆さまとともに未来の物語に向けたトレンドを共有してまいります。 前回は、未来予測プロジェクトの2冊目「2035年の世界」の解説第2回目として、2035年に生じる社会的変化に対応する方法を知りたい方向けに、2035年におけるスタイル、リスク、政治、経済について、12個の未来をご紹介しました。そして具体的な行動として「未来の社会的変化につながる行動を実践する」ことを提案しました。 今回から未来予測プロジェクトの3冊目「2040年の未来予測」を2回に分けて解説します。第1回目は、2040年における技術進展を背景にした「通信」「自動車」「医療」「ショッピング」「エネルギー」「メディア」の未来について解説します。 解説は以下3点を中心に私の意見としてご紹介します。
どんな問題が解決できるか?つまりどんな人におすすめか?
どうしてこの本でその問題を解決できるのか?
問題解決のため我々は具体的にどう行動すべきか
それでは、本題に入りましょう。
【技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい】でお困りの方へおすすめの本【2040年の未来予測】
【技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい】でお困りの方へおすすめの本は、【2040年の未来予測】です。 2040年の未来予測 以下でおすすめの理由を解説します。
本書��【技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい】を解決できる理由は【新しい技術はすでにある技術の改良や組み合わせて登場すると提言する】から
【2040年の未来予測】で、【技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい】を解決できる理由は【新しい技術はすでにある技術の改良や組み合わせて登場すると提言する】からです。 著者である成毛 眞氏は、1986年にマイクロソフト株式会社に入社し、日本マイクロソフト社の代表取締役に就任されました。その活動のなかで様々な新しい技術の登場を体験した結果、新しい技術は突然現れるのではなく、すでにある技術の改良や組み合わせて登場することを考えつきました。例えば、アインシュタインの光電効果の発見から、周りの明るさに合わせる自動点灯ライト、太陽電池パネルの発電や映像を記録する技術へと進展しました。また、量子力学の進展によって、デジタル技術の進展や半導体が生まれました。そして、著者は「現在身近にある技術を見渡せば未来は見える」といいます。そして、さらに「最近は実現速度が加速度的に早まっている」といいます。  だから、本書では、「いち早くその可能性に思いを巡らせる人に機会が与えられる」と主張します。具体的には、新しい技術に対し人は懐疑的である一方、テクノロジーの可能性を知りそこに賭けたものだけが大衆から一早く抜け出せるとします。そこで、本書ではそのようなテクノロジーの可能性について各分野別に解説しています。
2040年の「通信」
2040年におけるテクノロジーの可能性の一つ目は「通信」です。多くの情報を高速で伝えることが可能になる技術は通信が土台となります。通信の世界はこれまで以下のように発展してきました。
1G:1979年、NTTがアナログ方式の電話を開始。ショルダーフォンや自動車電話が登場。
2G:1993年、デジタル方式の電話を開始。PHS(Personal Handy-phone System)が登場。
3G:2001年、NTTドコモがW-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)を開始。写メールサービス開始。
4G:2010年、LTE(Long Term Evolution)開始。
5G:2020年、4Gの100倍の高速・大容量化。家にいながら2時間の映画を3秒でダウンロード可能になる
6G:2030年、5Gの100倍で同時接続数1000万台。AR(Augmented Reality)/VR(Virtual Reality)の活用
そして6Gになると、通信速度の高速化、大容量化により世界が変わるといわれています。その結果、6Gで実現する社会は、低遅延ですべてのものがインターネットに常時接続されるのが当たり前になり、2040年には「IoT(Internet of Things)」という言葉はなくなるかもしれません。
2040年の「自動車」
2040年におけるテクノロジーの可能性の二つ目は「自動車」です。通信技術が進展し6Gが実用化されると自動運転が可能となります。自動運転のレベルは以下の6段階があります。
レベル0:ドライバーがすべての運転を実施する。
レベル1:ステアリングや加減速操作をシステムがアシストする。
レベル2:前後/左右の運転操作の一部をシステムが担う。自動ブレーキやACC(Adaptive Cruise Control)※
レベル3:高速道路など一定の条件下で緊急時以外の運転操作をシステムが担う。不測の事態が起きなければドライバーは何もしなくていい
レベル4:高速道路など一定の条件下で緊急時も含めて運転操作をシステムが担う。
レベル5:条件/場所を問わず、システムがすべての運転を実施する
※ACC=Adaptive Cruise Control:クルマに搭載されたセンサーとコンピューターによって、アクセルやブレーキの操作を自動的に行う機能です。前走車がいる場合は、車間距離を一定に保ちながら走る「追従走行」が可能。
2030年以降レベル4が普及し、2040年には完全自動運転のレベル5が実現するでしょう。そして2040年の自動運転車の台数は4112万台となり、世界の新車販売台数の29.4%を占めるでしょう。  では、自動運転のコアテクノロジーは何でしょうか?それは「LIDAR(Light Detection and Ranging)」です。「LIDAR(Light Detection and Ranging)」とは、レーザー光線をセンサーから発射してモノにあたってからセンサーに戻ってくるまでの時間で距離を計測する技術です。現在はiPhoneの一部の機種やロボット掃除機で実用化されています。  最後に、2040年に向けて自動運転で進行している先端的な事例を二つご紹介します。まず、一つ目は月面基地プロジェクトです。具体的には、自動運転技術を使って、トヨタ、JAXAなどが、月面基地で移動手段を提供する方針です。次に二つ目は、空飛ぶ車です。この車は電気エンジンで浮力を経て垂直離陸するので滑走路が不要でエンジンがないので騒音も小さいです。2040年には空飛ぶ車の市場規模は約150兆円、世界のGDPの1.2%を占めると予想されます。
2040年の「ショッピング」
2040年におけるテクノロジーの可能性の三つ目は「ショッピング」です。2040年に日本の総人口は1500万人減少すると言われています。その分働き手も激減するでしょう。そして、今後は無人店舗がスタンダードになるでしょう。本書では、無人店舗の事例として「アマゾンゴー」を紹介します。「アマゾンゴー」は、2018年アマゾンがシアトル本社敷地内に導入したレジなしコンビニで、現在は20店舗を展開しています。「アマゾンゴー」の仕組みは以下です。
事前にスマホにダウンロードしたアプリのコードを入口ゲートでスキャンする
カメラと店内に設置された重量センサーで客がどの製品を手に取ったかを特定する
客は自分の持つバックに���品を入れてゲートを通過する
自動的に課金されてアプリに通知が来る
数年前まで、このような仕組みを導入して無人店舗を構築するコストは数百万ドル(数億円)かかっていましたが、技術進歩をした結果、現在は10-30万ドル(1500-4500万円)までコストが下がりました。だから今後は無人店舗が増えることが予想されます。 さらに本書では、2040年には、無人店舗のあり方が劇的に変わると予想します。アマゾンのテクノロジーで人間の手のひらをクレジットカードの代わりにできるようになります。具体的には、以下です。
指紋認証のように手のひらの幅や指の長さを登録してクレジットカードを紐づける
客は手ぶらで店にいき、センサーに手のひらをかざすだけで決済が完了するようになる
2025年現在スマホをかざすキャッシュレス決済が進んでいますが、2040年には手ぶらで買い物をするのが当たり前になるかもしれません。
2040年の「医療」
テクノロジーの可能性の四つ目は「医療」です。本書では、2040年の医療風景はこうなると予想します。
病院にいくと受付にロボットがいる。
ロボットと対話をすると、その結果から治療の順番や治療方法の優先順位が判断される。
検査室に案内される。
医師の診察では、モニターに先ほどの検査結果に加えて過去の受診歴や処方歴が映っている。
医師がそれを見ながら問診を進めて必要な情報を登録すると疾患の候補が並ぶ
疾患名をクリックすると、所見や確認すべき事項が表示される
さらに問診を進めた結果、処方薬の候補が表示される
以下では、このような2040年の「医療」を実現する8つの技術要素を紹介します。
オンライン診療
通信技術が高度化し高速な上に途切れにくい5G回線の利用が進みオンライン診療の環境が整いました。また家の中のあらゆる機器がネットワークにつながり健康状態や健康維持につながる情報を24時間休むことなく集めます。医師がそのデータを活用すれば患者は医療機関に行く頻度は各段に減るでしょう。
AIによる画像診断
一人の医師が一生涯で診察できる数は限られています。一方、AIであれば同世代の人間のデータをや過去の病歴を集めることができます。その結果、わかりやすい症例や典型的な経過をたどる患者については、最新のデータに基づき、AIが医師よりも素早くかつ見逃しなく診断します。例えば、X線やCT(Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)、超音波画像等の画像診断ではすでにAIが人間を凌駕しています。
AIによる薬の処方
医療データベースが構築されAIが運用されれば薬の処方がより適切な形になります。患者の状態に合わせて薬の種類だけでなく、体調にあわせた量や��用のタイミング等きめ細かい処方が可能になります。例えば、ウエラブルデバイスで患者の健康データを常時把握する結果、薬効成分を自動で算出し、適切な量や時間が自動で表示されるようになるでしょう。
ゲノム編集技術
組織内の病変部分と正常な遺伝子とを、人間の操作で入れ替える遺伝子治療が実用化されました。具体的には、2012年に「CRISPER/CAS9」という画期的な手法が登場し一気に可能性が広がりました。2040年にはガンなどの疾患特有の遺伝子をAIが早期に見つけて治療するのが当たりまえになるでしょう。
分子標的薬
がんの原因となる遺伝子に直接攻撃できる抗がん剤(分子標的薬)が実用化されました。2005年に乳がん、胃がん、血液がん、2010年代には治療が難しいとされるすい臓がんも対象となりました。近い将来、「がん」は治る病気となるでしょう。
免疫チェックポイント阻害剤
免疫チェックポイント阻害剤は、がん細胞が人間の免疫機能を抑制する働きを阻害することで、人間の免疫機能を復活させがん細胞と戦わせる治療法です。2040年には「分子標的薬」と合わせてほとんどの「がん」が治るかもしれません。
IPS細胞(Induced pluripotent stem cells:人工多能性幹細胞)
IPS細胞の登場で一つの細胞から別の臓器が作成可能になりました。IPS細胞は再生医療の分野で応用が期待されます。例えば、パーキンソン病やアルツハイマー病などの難病において、IPS細胞から生きた神経細胞を再生し、その原因究明に活用されています。また、脊髄損傷患者の骨髄液に含まれる体性幹細胞を患者の血清で培養・増殖させて骨髄再生を実現する製剤が完成しました。現在治療困難な病気に苦しむ患者にとって、希望の光となるでしょう。
ワクチン開発速度の飛躍的向上
これまでワクチンの開発には10年以上かかっていました。しかし、ビッグデータを使って病原体と薬の関係性を調べる等情報処理技術の進展で開発期間が飛躍的に短くなってきています。例えば、2019年に世界中を席捲したCovid-19によるパンデミックにおいては、そのワクチン開発がものすごいスピードで進みました。今後も、グローバル化が進む中、未知のウイルスや菌が世界中に蔓延するでしょう。その意味で、このような新しいワクチンの開発体制は世界を変えるでしょう。
2040年の「エネルギー」
2040年におけるテクノロジーの可能性の五つ目は「エネルギー」です。日本は石油や天然ガスなどのエネルギー資源が少ないです。さらに東日本大震災で原子力発電に頼ることが難しくなりました。対策として、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを増やせばいいと考えるかもしれません。しかし、課題として再生可能エネルギーは天候頼みのため、出力が不安定であることが挙げられます。 そこでこれらの課題を解決するために二つの技術要素を紹介します。
全個体電池
「再生可能エネルギーは天候頼みのため、出力が不安定であること」の解決策の一つ目は「全個体電池」です。現在は、太陽光発電や風力発電で発電した電気を貯める蓄電池としては、リチウムイオン電池が主流です。しかし、リチウムイオン電池は、課題として安全性の問題を抱えています。具体的には、電解液が有機化合物のため、衝撃による液漏れで発火や爆発につながる恐れがあります。 そこで、リチウムイオン電池に代わる次世代の蓄電池として期待されるのが「全個体電池」です。全個体電池には以下のようなメリットがあります。
電解質を液体から個体へ置き換えたもので、液漏れがないため燃えにくく安全性が高い
リチウムイオン電池の半分の大きさで同じ電力が得られるので、電池容量が二倍になる
その結果、BEVのリチウムイオン電池が全個体電池に置き換われば、航続距離が二倍になる
さらに、全個体電池をV2G(Vehicle-to-Grid、電気自動車を蓄電池としてインフラ活用する技術)に応用すれば、電気自動車を使わないときに電力の貯蔵に利用することができます。例えば、太陽光の発電が過剰な場合は車に電気を貯め、発電力が少ないときは車から電気をもってくることで、停電時のバックアップにすることも可能となります。そして全個体電池は日本企業の競争力が高い分野です。特許出願件数の54%が日本からでています。自動車向けの全個体電池の実用化は2030年ごろといわれています。
核融合発電
「再生可能エネルギーは天候頼みのため、出力が不安定であること」の解決策の二つ目は「核融合発電」です。「核融合発電」は太陽が燃える仕組みである核融合を利用することで、安全で無尽蔵にエネルギーを生み出します。そして、核融合発電の原理は以下です。
重水素とトリチウムの原子核が衝突し、ヘリウム原子核の強力な中性子が発生する
その中性子を壁にぶつけて熱を取り出す
重水素1グラムから石油8トン分のエネルギーが得られる
「核融合発電」のメリットは以下です。
燃料に使われる重水素やトリチウムは、海水等から簡単に手に入る
燃料が枯渇する恐れがない
CO2の排出がない
放射性廃棄物が発生しない
発電量が安定している
一方、「核融合発電」の課題は、物質を一億℃まで加熱して原子核が高速運動するプラズマ状態をつくるが、これを長時間維持・制御することが技術的に困難であることです。その技術的な課題解決のため、日本では核融合エネルギーに関する研究を1960年代から継続しています。そして現在は、国際核融合炉「ITER(International Thermonuclear Experimental Reactor)」計画が進行しており、2025年に実証実験、2035年に本格稼働、2050年に実用化するといわれています。
2040年の「メディア」
2040年におけるテクノロジーの可能性の六つ目は「メディア」です。皆様意外に思われるかもしれませんが本書では「テレビ」というデバイスは絶滅しないとしています。しかし、「テレビ局が制作したコンテンツをテレビで視聴する」形式は廃れると予想します。実際、2025年現在��ンテンツを制作する主流は、アマゾンドットコムやネットフフリックスなどのネット企業です。 そして、2040年にはハードウェアとしてのテレビはなくなり「3D映像」に特化したデバイスに代わるでしょう。具体的には、今後通信速度が上がり二次元の映像に比べて情報量が格段に多い3D映像を処理できるようになるでしょう。そしてAR(Augmented Reality)グラスを利用して出演者がテレビを飛び出すような感覚を味わうようになるでしょう。また、頭を覆うヘッドマウントディスプレーでVR(Virtual Reality)映像を楽しむようになるでしょう。  ところで、本書では2040年までに「新聞」というメディアは消滅すると予想します。理由は、すでに最新の情報を手に入れるのはインターネットで済ませることが可能だからです。一方、「新聞記者が取材して記事を書く」機能は残るでしょう。ただし、記事を読む媒体は新聞ではなくニュースサイトになるでしょう。さらに「新聞」というメディアの可能性として、既存の新聞販売店網が、物流拠点から顧客までのラストワンマイルを埋める手段として有効活用されていくでしょう。
【技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい】解決のため具体的な行動は【現在身近にある技術を用いた製品やサービスを使ってみる】
では、この本を読んだあと、我々は具体的にどう行動すればよいでしょうか? それは、【現在身近にある技術を用いた製品やサービスを使ってみる】です。本書の冒頭で著者は「現在身近にある技術を見渡せば未来は見える」と主張しています。だから本書で紹介するテクノロジーの可能性につながる身近な商品を実際に手に取って試してみるとよいでしょう。例えば以下のような行動を実践するとよいでしょう。
5G通信に対応した最新のスマートフォンに機種変更してを通信速度を体感してみる
自動車を購入する際にオプションでACC(自動運転レベル2) を選択してみる
アマゾンゴー等の無人コンビニエンスストアで買い物してみる
オンライン診療を試してみる
市販のヘッドマウントディスプレーでVRコンテンツを楽しむ
(残念ながら、私が知る限り、2040年の「エネルギー」につながる技術を気軽に体験する製品やサービスは存在しません。)
最後に「2040年の未来予測」のリンクを再掲載しますのでご購入のうえ実践してみてください。 2040年の未来予測
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。本書の内容を実行し皆様の問題解決にご活用ください。次回は、2040年における社会的変化を背景にした「経済」「教育」「衣・食・住」「自然災害」について解説します。本ブログでは今後も、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。
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takachan · 2 years ago
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Google の最新スマートフォン、Google Pixel 8 と Google Pixel 8 Pro 登場
  左から、Google Pixel 8(Hazel)、Google Pixel 8 Pro(Bay)、Google Pixel Buds Pro(Bay)、Bay バンド付きの Google Pixel Watch 2    Google が、より便利でパーソナルな体験のためにAIを中心に設計、構築した Google Pixel 8 と Google Pixel 8 Pro をご紹介します。これらのスマートフォンには、Google Tensor G3 を搭載したこれまでにない機能が満載です。また、Android OSのアップグレード、セキュリティアップデート、定期的な新機能のアップグレードを含む ソフトウェアアップデートを 7 年間提供します。美しいデザイン、新しいセンサー、アップデートされたカメラなど、新しい Google Pixel 8 と Google Pixel 8 Pro をご覧ください。 日常にぴったりの洗練された外観 Google Pixel 8 と Google Pixel 8 Pro は、柔らかなシルエット、美しいメタリック仕上げと、リサイクル素材を採用しています。   Google Pixel 8 は、輪郭のあるエッジと Google Pixel 7 よりも小さいサイズのため、手になじみやすくなりました。リアルで鮮明な 6.2 インチ Actua ディスプレイは、Google Pixel 7 のディスプレイよりも 42% 明るさが向上しています。Google Pixel 8 のサテンメタル仕上げとポリッシュガラスの背面は、Hazel、Obsidian、Rose の 3 色で登場します。  左から、Google Pixel 8 Rose、Hazel、Obsidian Google Pixel 8 Pro の 6.7 インチ Super Actua ディスプレイは、Google Pixel 史上最も明るいディスプレイです。そのため、直射日光の下でも、ウルトラ HDR 画像の忠実な再現性をお楽しみいただけます。Google Pixel 8 Pro の背面はマットガラス、フレームはポリッシュ仕上げのアルミニウムになっており、Bay、Obsidian、Porcelainの 3 色で展開します。 Google Pixel 8 Pro の本体背面に新しく温度センサーを搭載しました。これにより、対象物をすばやくスキャンして温度をチェックすることができ、例えば鍋や、温かい飲み物の温度確認などにご活用いただけます。 左から Google Pixel 8 Pro Bay、Obsidian、Porcelain さらなるカメラの改善 Google Pixel 8 と Google Pixel 8 Pro は、パワフルにアップグレードされたカメラ システムを備えており、驚異的な写真と動画の品質に加えて、革新的な編集ツールを提供します。 Google Pixel 8 Proのすべてのカメラがアップグレードされ、メインカメラが低照度環境でより良い写真や動画を撮影できるようになりました。また、大型のウルトラワイドレンズはマクロフォーカスがさらに向上し、望遠レンズは Google Pixel 7 Pro よりも 56% 多くの光を取り込み、光学的な品質で 10 倍の写真を撮影できます。前面カメラにはオートフォーカスが搭載され、Google Pixel で最高の自撮りを撮影できます。   Google Pixel 8 も、同様にアップデートされたメインカメラに加え、マクロ フォーカスを可能にする超広角レンズも搭載されています。 カメラ アプリには、より直感的に使えるようインターフェイスが再設計され、お気に入りの写真や動画モードにすばやくアクセスできます。また、Google Pixel 8 Pro にはプロ設定 (*1) が加わり、シャッター スピード、ISO、ズーム範囲全体での 50MP 画質などの設定を使用して、クリエイティブな撮影が可能になります。 カメラアプリ上のプロ設定の画面   完璧な集合写真が撮れたはずなのに、誰か��カメラを見ていないという経験は誰しもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。「ベストテイク」(*2) は、ユーザーが実際に撮影した写真をもとに、撮りたいと思っていた写真へと仕上げてくれます。オンデバイスのアルゴリズムが一連の写真から得た被写体となる人の顔をまとめて、全員の最高の表情が収まった一枚の写真にしてくれます。   ベストテイクの GIF デモ   Google フォトの編集マジック(*2)  は、ユーザーが本来撮影しようとした瞬間をとらえられる写真を作成するために生成AIを使用した、新しい試験的な編集体験機能です。数回タップするだけで、被写体の位置やサイズを変更したり、背景をより際立たせることもできます。 編集マジックの GIF デモ 「音声消しゴムマジック」(*2)  は、風の音や街の喧騒など、動画内の気が散る音を簡単に軽減できます。今までに類を見ないコンピュテーショナルオーディオは、高度な機械学習モデルを使用して音をさまざまなレイヤーに分類し、音量を制御できるようにします。   音声消しゴムマジックの GIF デモ   Tensor G3 と Google のパワフルなデータセンターを組み合わせて、動画に最先端の処理を施す「動画ブースト」(*3) を今後提供する予定です。色、照度、手ぶれ補正、粒状性を調整することで実物を撮影したかのような動画を収めることができます。また、動画ブーストは、ビデオ夜景モードが搭載されており、低照度下でのスマートフォンの動画画質を向上させます。 ビデオ夜景モードの操作画面の画像   作業の効率化 様々な言語に対応した音声入力アシスタントと、レコーダー機能が新しくなり、言語設定を手動で変更しなくても自動で発話している人の言語を検知し、その言語で音声入力してくれます。 日本語で音声入力中の画面  ユーザーの個人情報を安全に保つための 7 年間のアップデート Google Tensor G3 は Titan M2 セキュリティ チップと連携して個人情報を保護し、高度な攻撃に対するGoogle Pixel の耐性をさらに高めます。Tensor G3 により、Google Pixel 8 の顔認証ロックが最高レベルの Android 生体認証クラスに適合し、Google ウォレットなどの銀行や支払いアプリが利用できるようになりました。   Google Pixel では、継続的に進化する独自の機能とアップデートを受け取ることができますが、この度、Google Pixel 8 と Google Pixel 8 Pro には、Google Pixel では初めて 7 年間のソフトウェア サポートを提供します。これには、OS アップグレード、セキュリティアップデート、定期的な新機能アップデートが含まれます。(*2)  日本における販売情報 Google Pixel 8、 Google Pixel 8 Pro は、予約販売を 2023 年 10 月 4 日 23:30 より開始しており、2023 年 10 月 12 日に発売します。Google ストアの他にも、株式会社 NTTドコモ、KDDI 株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンク株式会社からも発売されます。詳細は各社の公式サイトなど���ご確認ください。 なお、Google ストアでは発売記念の特典として、次回以降に使える Google ストアクレジットと Google Pixel / iPhone の対象スマホの下取りで、新しい Google Pixel 8、Google Pixel 8 Pro が両方実質 39,800 円~ になるキャンペーンを、本日から 2023 年 10 月 20 日まで実施します。また、同時期に Google Pixel 8、Google Pixel 8 Pro を購入された方に「Google ストア限定 Google Pixel ポーチ」をプレゼントします。詳細は Google ストアをご確認ください。 Google ストア 販売価格(税込) Google Pixel 8 128GB 112,900円 Google Pixel 8 256GB 122,900円 Google Pixel 8 Pro 128GB 159,900円 Google Pixel 8 Pro 256GB 169,900円 Google Pixel 8 Pro 512GB 189,900 円 Google Pixel 8 ケース 5,400 円 Google Pixel 8 Pro ケース  5,400 円 注釈 1) Google Pixel 8 Pro のみ。一部のカメラまたはアプリではご利用いただけません。 2) ご利用にはGoogle フォトアプリが必要です。 3) Google Pixel 8 Pro のみに搭載。Google フォト アプリが必要です。 4) Android セキュリティ アップデートが提供される期間は、米国の Google ストアでのデータ提供開始日から最低 7… http://japan.googleblog.com/2023/10/Pixel8.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=tumblr Google Japan Blog
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herbiemikeadamski · 4 years ago
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 9月11日(土) #赤口(壬戌) 旧暦 8/5 月齢 4.1 年始から254日目(閏年では255日目)にあたり、年末まであと111日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃‍♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 昨日だったかな?一昨日かな? 近所の奥様に「天気が回復して 良かったですねぇ~」なんて声を かけられたんだけど、天気また 下り坂ですね⤵️⤵️⤵️たったの1日2日 しか持ちません😅💦深夜に雨が 降った様ですよね✋さっき駐輪場 や辺りを見に行ったら濡れてます。 それに辺りが水蒸気でしょうか? 空もグレーで澱んでますね週末や 休日は晴れて欲しいのですが雲も 暑くはないので過ごしやすいカナw . 今日一日どなた様も💁‍♂お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋‍♂ モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #ドコモiPhone. 2013(平成25)年、#NTTドコモがiPhoneの提供開始を発表し、日本の携帯電話大手三社全てがiPhoneを取り扱うこととなる。  ドコモ離れを防ぐための、苦肉の策であった。 発売は2013年9月20日(金)に✋ラストスパート金曜日に仕掛けて来ました😅💦 . #二百二十日(#にひゃくはつか).  雑節のひとつで、立春を起算日(第1日目)として220日目(立春の219日後の日)にあたる。  21世紀初頭の現在では平年なら9月11日、閏年なら9月10日である。  数十年以上のスパンでは、立春の変動により9月12日の年もある。  八朔(旧暦8月1日)・二百十日とともに、天候が悪くなる農家の三大厄日とされてきた。  統計的には、台風は二百十日から9月下旬にかけて襲来することが多く、二百十日よりも二百二十日の方を警戒する必要がある。 . #警察相談の日.  警察庁が1999(平成11)年に制定。  警察への電話相談番号「#9110」から。  #9110に電話すると警視庁と各道府県警察本部に設置されている総合相談室につながり、この日に限らず1年中、各種事件の困りごとの相談に応じます。 . #公衆電話初設置の日.  1900(明治33)年、日本で初めての自動電話(公衆電話)が東京の新橋駅と上野駅構内に設置されました。  料金は5間で15銭、交換手を呼び出してからお金を入れて相手につなぐものでした。  当時は電話交換手も不慣れで、トラブルが絶えなかったようです。 . #おかあちゃん同盟の日(毎月11日). #ロールちゃんの日(毎月11日). #めんの日(毎月11日). . #ファミリーカラオケの日(九月第二土曜日). . #VSOP運動の日.  公益社団法人日本青年会議所の経世済民会議が制定。  企業や商店が本業を通じて定期的に地域へ社会貢献を行うVSOP運動をより多くの人に知ってもらうのが目的。  日付は本業が休みで翌日は休息が取れ、本業に支障をきたさないと思われる人が多い月初月末を外した毎月第2土曜日に。  ちなみにVSOPとは「Volunteer Service One day Project」の略。 . #愛国者の日【#PatriotDay911】(#アメリカ合衆国)  アメリカで同時多発テロ事件が起きたこの日を、テロから1年後の2002年9月4日にブッシュ大統領が愛国者の日として宣言。 . #アルゼンチン教師の日. #スペインナショナルデー(#カタルーニャ州). . . ■今日のつぶやき■. #我が身を立てんとせばまず人を立てよ(ワガミヲタテントセバマズヒトヲタテヨ) 【解説】 自分の望みを叶えたいと思うなら、まず人に譲るようにしなさいという教え。 . . 1974(昭和49)年9月11 #虻川美穂子 (#あぶかわみほこ) 【お笑い芸人、女優、声優】 〔埼玉県 杉戸町〕 . . (牧野記念庭園) https://www.instagram.com/p/CTqJ9Cfh5GEt1t7h_NRVg3d9Y2EcvBk2ACnVLU0/?utm_medium=tumblr
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【最新版】5Gとは?気になる速度や実用化できることを徹底解説 | スマートホーム(スマートハウス)情報サイト | iedge
5Gとは何か?4Gとの違いや特徴について
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「5G」という言葉は知っているけれど、具体的なことは分からない、いまいちイメージしにくいという方も多いと思います。まずは5Gとは何かを分かりやすく解説します。
  5Gとは
5Gは「5th Generation=第五世代���のことです。何の第五世代なのかというと「モバイル通信システム」です。
「第五世代モバイル通信システム」「第五世代無線通信システム」「第五世代移動通信システム」などと呼ばれますが、いずれも5Gを指しますので、同じことと捉えておけば問題ありません。
なお、5Gは「ゴジー」「ファイブジー」と発音します。「5ギガ」ではありません。
第五世代があるわけですから、当然、第一世代(1G)から第四世代(4G)まであり、2019年現在、スマホなどで主流となっているのは「4G」です。似た通信規格で「LTE」があります。LTEは厳密に言うと「3Gと4Gの中間、やや4G寄り」のため「3.9G」などと呼ばれることもあります。
しかし、現在4GとLTEはほぼ同じ意味で使われていますので「4G=LTE」と捉えても間違いではありません。
  5Gと4Gの違いは?
5Gは4Gとどのように違うのか、5Gの特徴とともに見てきましょう。
まず、最も分かりやすい部分で言えば通信速度です。1G→2G→3G…と新しい通信技術が生み出されるたびに、通信速度や容量、低遅延といった性能が向上してきました。5Gもまた、4Gと比較して通信速度が大幅に向上しています。
ですが、ただ単純に「通信速度がアップする」だけなら、ここまで大きな注目を浴びることはなかったでしょう。
5Gは、4Gまでの通信の常識=通信を行う二者間(例えば“スマホ”とその端末を使っている“ユーザー”間)の構造を大きく変えてしまうものなのです。
例えば、5Gの「超高速化」「超大容量化」技術によれば、これまで以上に大容量の映像もスムーズに視聴できるようになります。
また、4Gですでに“数十ミリ程度”といった「低遅延性」を実現していますが、5Gではさらにその性能が向上しています。例えばスマホなら、基地局との通信にはわずか1ミリ秒(0.001秒)しかかからないとされています。これは4Gのおよそ10分の1です。
その分、タイムラグがなくなるわけですから、VR(仮想現実)などが広く普及するためには非常に大きな要素となりえます。
併せて「多数端末同時接続」が可能な点も4Gからの大きな変化です。現在、主流となっている通信形態と言えば“人と人”あるいは“人とモノ”です。
しかし近年、IoT(Internet of Things=モノのインターネット)が急速に発展し、広く普及し始めています。IoTの分野で通信を行うのは必ずしも“人と何か”ではありません。
“モノとモノ”や“モノと人とモノ”といったように、あらゆるモノ同士や人を含めた通信が行われるようになります。
ちなみに、5Gでは現状の100倍以上もの端末接続がサポートされるようになると言われています(5GとIoTについて詳しくは後述します)。
ここでは、5Gは「第五世代のモバイル通信システム」であるということ、そして「4Gと比べてさまざまな性能が向上し、それは限りない可能性を秘めている」ということを押さえておきましょう。
  モバイル通信の歴史
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5Gの基礎を学んだところで、続いては少しだけモバイル通信の歴史をたどってみたいと思います。これを知ることで、私たちが無意識に使っている通信技術がどのように進化していったのかが分かります。
  1G(第一世代)
すでに遠い過去のような話ですが、1980年代に主流だった通信規格で、アナログ方式の携帯電話に採用されていた規格です。対応できるのは音声通話のみでしたので、本当に携帯「電話」としてしか、利用できませんでした。
  2G(第二世代)
携帯電話が爆発的に普及するきっかけとなったのが、1993年に登場した2Gと呼ばれる技術の存在です。デジタル方式が採用されたことにより、通話のみならず、メールやウェブサイトの閲覧なども可能となりました。
NTTドコモのmovaに代表されるような、いわゆるガラケーを持つ人が急増しましたが、3Gの登場にともなって2012年に停波となっています。
  3G(第三世代)
2Gの次に登場したのが3Gです。ITU(国際電気通信連合)が定める「IMT-2000」という規格に準ずるシステムです。2001年から現在まで、広く使われています。
スマホの電波状態が悪く「LTE」や「4G」が入らないとき、画面に「3G」と表示されるのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。2Gよりも高速化・大容量化され、3Gを採用した携帯電話では、一部音楽やゲーム、配信映像の視聴なども可能となりました。
  LTE(第三・九世代)
2010年頃に登場したのがLTEです。「Long Term Evolution」の頭文字を取ったもので、3Gをより高度化させた技術を指します。4Gへの橋渡し的存在として誕生したことから3.9Gと呼ばれることもあります。
下り50Mbps以上・上り25Mbps以上の通信速度や低遅延性を備え、かつ国際ローミングが可能な点や4Gへの移行がスムーズなことなどが条件とされ、モバイルWiMAXもこの世代に含まれています。もちろん、現在もさまざまな通信に用いられている技術です。
  4G(第四世代)
4Gは、ITU(国際電気通信連合)が定める「IMT-Advanced」という規格による通信システムで、日本では2015年頃から広く使われ���ようになりました。
3.5GHz帯を使用する規格で、高速移動時は100Mbps、低速移動時は1Gbpsという「光ファイバー」と同等の通信スピードが特徴です。
当初、「LTE-Advanced」と「WiMAX2」のみが4Gとして承認されていましたが、現在では「LTE」「WiMAX」「HSPA +」など3Gを発展させた技術も、4Gを表現して良いことになっています。
  5G(第五世代)
そして、話題となっている5Gです。日本では、5Gが商用サービスとして本格的に提供開始されるのが2020年頃になるとされていましたが、昨今では、少し早まる可能性があるといった話題も目にするようになりました。
種々の課題はあるものの、大手携帯キャリアを中心とした実証実験も続々と進められるなど、「5Gのある暮らし」が、いよいよ現実味を帯びてきています。これからの情報に注目したいところです。
  1G ~4G時代を振り返ってみる
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モバイル通信の進化とともに、私たちが使っている携帯電話も進化していきました。続いては、1G〜4G時代の携帯電話について、特徴などを交えながら振り返ってみます。
  1G~アナログ携帯電話~
1Gが採用されていたのは、アナログ式の携帯電話です。
日本では1979年に開始された、電電公社(日本電信電話公社=のちのNTT)による自動車電話サービスが最初と言われています。肩にかけるタイプのいわゆる「ショルダーフォン」が登場したのも、このすぐ後です。
自動車電話からショルダーフォンへ小型化され、より自由に持ち運べるようにはなりましたが、それでも提供されたのは音声通話のみのサービスでした。
  2G~デジタル化~
2Gは、前述したようにデジタル化された通信システムです。携帯電話も、アナログ式からデジタル式へと移行していきました。わずか数kbpsという、今では考えられない通信速度ですが、日本ではPDCと呼ばれる通信方式が採用されたものでした。
デジタル化したことにより、それまでよりも通信サービスの提供が容易になり、メールやインターネット接続が可能になるなど、一気に携帯電話が進化した時代です。NTTドコモのiモードが登場したのもこのときです。
  3G~高速データ通信~
2Gがさらに高度化し、高速データ通信が可能になったのが3Gです。3GではITUが「IMT-2000」を提唱し、世界中でローミングできる統一規格の策定を目指しました。結局、統一は叶いませんでしたが、今では当たり前となった「海外に携帯を持っていく時代」の始まりだったと言えます。
この頃に登場し、一時代を築いたのが、NTTドコモの「FOMA」やKDDIの「CDMA 1X WIN(のちのau 3G)」などです。カラーの液晶画面も一般的となりました。
当初、通信速度は384kbps程度でしたが、3.5G(14Mbps)や3.9G(LTE=100Mbps)などの通信システムの登場にともない、メール、インターネット接続のほか、音楽や携帯ゲーム、動画の視聴なども可能になっていきました。
  4G~スマートフォン用通信~
携帯電話は目覚しい進化を遂げました。3G時代、日本ではガラケーが広く普及しましたが、海外ではiPhoneなどのいわゆる「スマホ(スマートフォン)」がシェアを伸ばしていきます。
スマホは、それまでの携帯電話と本質が大きく異なります。スマホ専用のOS(=オペレーティングシステムで、いわゆるiOS/Android等)を搭載し、さまざまなアプリケーションを自分でインストールでき、ボタンではなくタップによる操作がメインの、いわば「超小型のパソコン」のようなデバイスです。
そのため、3G以上の高速通信、安定性、低遅延性、信頼性などが必要でした。そこで生み出されたのが4Gの技術です。iOSを搭載したiPhone、Google社製のOS 、Androidを搭載したAndroidスマートフォンなどに用いられています。4Gは、いわばスマートフォンのための通信技術と言っても過言ではないでしょう。
  5Gの速度はどれくらい速いのか
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5Gを、スマホなどのデバイスを操作する“ユーザー視点”で見れば、やはり通信速度がどれくらいなのかが、もっとも気になるポイントですよね。3G、4Gと比較してみると、その実力に胸が踊ると思います。
例えば、音楽デジタル配信サービス「Spotify(スポティファイ)」で、1時間分のプレイリストをダウンロードした場合、次のようになります。
5G…0.6秒 4G…20秒 3G…7分
4Gでも、わずか20秒ですので十分速いわけですが、5Gでは1秒未満ですから「あっ」という間もなく終わってしまうということです。
続いて、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で映画「バード・ボックス」をダウンロード(オフライン視聴)する場合に必要な時間は次の通り��す。
5G…3.7秒 4G…2分 3G…45分
このように、3Gで45分かかるもの、4Gでも2分かかるものが、5Gならわずか5秒未満でダウンロードできてしまいます。よそ見をしている暇もないですね。
最後に、Epic Gamesが販売しているスマホゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のiOS版をダウンロードした場合にかかる時間を見てみましょう。
5G…24秒 4G…14分 3G…29時間
3Gの29時間は丸一日以上ですから、果てしない時間ですね。それに比べて5Gは、たったの24秒です。単純計算で、3Gが29時間かけて1回ダウンロードする間に、5Gは4,350回ダウンロードできてしまうほど、スピードに差があります。
このように、数値で見ても5Gがいかに別次元の通信技術なのかが、お分かりいただけると思います。
  5Gはいつから日本に導入されるのか
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これまでの常識を覆す、近未来的な通信技術「5G」、次に気になるのは「日本に導入されるのはいつ頃なのか?」ということではないでしょうか。
2019年5月時点「○月○日から」といった明確な決定は発表されていないものの、総務省はすでに2018年10月に、5Gに関する公開ヒアリングを実施しており、その結果、5Gの周波数帯の割り当てが発表されています(2019年4月10日発表、詳細は後述します)。
また、NTTドコモ、KDDI / 沖縄セルラー電話、ソフトバンクなど大手携帯キャリアは、2019年に5Gの「プレサービス」を開始することを発表しており、新規参入キャリアの楽天モバイルも2020年中に5Gをスタートさせたい意向です。
国としては、2020年に控えた「東京オリンピック・パラリンピック」が始まる前までに、5Gの本格的な商用化を目指しています。いずれにしても日本では「間もなく」5Gが導入されることになりそうです。
  5Gのメリットとデメリット
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ここまで、モバイル通信や携帯電話の歴史を振り返るとともに、5Gの基礎知識や凄味をお伝えしてきましたが、5Gが私たちに与えるのはメリットだけではありません。
いくつかのデメリットもささやかれており、それらを把握しておくことは、5Gの恩恵を授かる私たちにとって大切なことです。ここでは、5Gのメリット・デメリットをまとめています。
  5Gのメリット
4Gのおよそ10倍、LTEのおよそ100倍とも言われる5Gの「高速通信」に加えて「大容量化」や「低遅延性」「同時接続端末数」、そして「信頼性」という5大要素が大きく向上しています。
これにより、例えば人混みの中で、みんなが4K動画をストリーミングしても問題なく視聴できるなど、インターネットを利用したサービスが、今の何倍も快適になります。
また、近年「通信トラフィックの増大」が懸念されています。通信トラフィックが増大してサーバーにかかる負荷が大きくなると、通信速度の低下、遅延、障害などが発生するリスクが高まります。
5Gの「大容量化」「低遅延性」は、こうしたリスクを大幅に低減させることができ、通信にかかるコストの削減にもつながっていきます。
さらに、「多数端末同時接続」が可能になることによって、現状の100倍もの端末を同時に接続できるようになると言われています。これにより、すでに黎明期に突入し、これから全盛を迎える「IoT時代」にも対応できるようになるでしょう。
私たちの暮らしは、5Gの登場によって一気に高度化し、今までにない快適性や利便性を得ることができるようになります。
さらに、自動運転システムなどは、文字通り「一瞬の遅延が命取り」になりかねませんが、現在の通信技術ではまだまだスペック不足と言われています。5Gの実用化は、より高精度かつ低遅延が求められる自動運転システムの確立に寄与するとされています。
また、医師がロボットアームを使い、離れた場所からでも手術できる「遠隔手術」にも対応できるようになると言われています。
そのほか、人手不足や後継不在が長らく問題視されている農業の分野においても、さまざまな端末が連動することで人手不足を補うどころか、生産性をも向上させてくれるのではないかと考えられています。
このように、5Gが私たちにもたらすメリットはさまざまです。
  5Gのデメリット
一方、デメリットやリスクなどにも触れておかなければなりません。私たちにもっとも身近かつ驚異的となるのが、セキュリティ問題です。
インターネットに同時に接続できる端末数が飛躍的に増加します。いわゆるコンピューターウイルスをイメージすると分かりやすいと思いますが、インターネットに接続されている端末全てに「ウイルス」の脅威が潜んでいます。
複数台を同時に接続��た場合、1台が破壊されれば全て破壊されてしまうことも考えられます。破壊されないまでも、誤作動を起こせば連鎖的に誤作動が拡大する恐れもあります。
インターネット・セキュリティについて、私たちは今よりもっと深く学び、対策を練る必要があります。
もう一つ、いま使っている端末やIoT関連製品が、必ずしも5Gに対応できるとは限らないということです。つまり5Gを利用するためには、新たに端末や製品を購入し直さなければならない可能性もあるのです。
家電や端末を丸ごと買い換えるとなれば、大きな出費を覚悟しなければなりません。
このほか、通信速度の高速化や大容量化を実現するためにはミリ波・マイクロ波など“より高い周波数帯”を用いる必要があります。電波の直進性がより高まることから、従来の携帯電話基地局のみでは電波が届きにくくなる恐れがあります。
そのため、小型の携帯電話基地局やそれに準ずる施設を、数十メートル間隔などで多数設置することになるかもしれません。そうなると、5Gの商用化を目指している大手携帯キャリアなどは巨額のインフラ整備費用を投資しなければならず、整備にも時間がかかるため、実際のサービス提供開始が遅れる可能性も出てきます。
ここで触れたことはごく一部で、実際に5Gが運用され始めてから種々の問題が生じてくるでしょう。もちろん、デメリットに関しては国や大手携帯キャリア各社、IoTデバイスの開発者など、その道のプロが対策を講じるはずです。
しかし、同時に私たちも、特にインターネット・セキュリティについて、今以上に自己防衛力が必要になってくることを、心に留めておきたいところです。
  大手携帯キャリアの5G導入時期と取り組みについて
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2019年4月10日、総務省は5Gの周波数帯を次のように割り当てることを発表しました。
KDDI / 沖縄セルラー電話 NTTドコモ ソフトバンク 3.7GHz帯 2枠 1枠 1枠 4.5GHz帯 − 1枠 − 28GHz帯 1枠 1枠 1枠
※現在スマホやWi-Fiなどで使用されている主な周波数帯は2.4GHz帯です。
特に「3.7GHz帯」と「4.5GHz帯」は、建物や樹木といった障害物に対しても電波が伝わりやすく、かつ、高速で大容量の通信が可能といった特性を持つ周波数帯とされています。
つまり���その周波数帯を2枠ずつ割り当てられているKDDI / 沖縄セルラー電話、NTTドコモは、ソフトバンクと比べると高品質のサービスを提供できる可能性が高く、5G競争の中で“現時点では”、一歩優位に立っていると言えるでしょう。
そして、ここでは大手携帯キャリアの5G導入時期や、取り組みなどをまとめています。キャリア選びは重要になってきますので、各社がどうなっていくのか見定めるためにも、今のうちからある程度把握しておくことが大切です。
  docomo
導入時期:2020年春に商用化予定(2019年9月プレサービスを提供予定)
NTTドコモでは、パートナー企業や団体と新たなソリューションを協創するための取り組みとして「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」の提供を開始しています。
「5Gの技術・仕様」といった根幹部分の情報提供、「5Gを用いたパートナー企業・団体間でのコミュニケーションおよびビジネスマッチング」を目的としたワークショップの開催、そして「5Gの実験基地局装置・周辺接続機器」を貸し出して実際に5Gの世界を体感してもらう“ドコモ5Gオープンラボ™️”などが、同プログラムの内容です。
また、2019年2月に開催された「第70回さっぽろ雪まつり」では、ドコモが開発した世界初の技術「360度8K3D60fpsVRライブ映像配信」の実証実験が行われたことでも話題となりました。
VRには欠かせないヘッドマウントディスプレイですが、4K対応はすでに商用化されているものの、8Kとなると開発が進んでいません。そのため、まずは8K対応のヘッドマウントディスプレイの開発から始まったそうです。
さらに、360度の映像は9台のカメラを使って3Dで撮影されています。これだけでも「すごい」ことが伝わりますが、さらにVRでは「カメラ映像の歪み」「カメラ同士が捉えている映像のつなぎ目」などを目立たないように補正する技術が必要です。
なおかつ、それらを5Gでライブ配信させるわけですから、ソフトウェア、ハードウェアの開発も独自に行わなければなりません。ドコモは「360度8K3D60fpsVRライブ映像配信」技術の開発によって、まさにこれから来る5G新時代の映像配信分野の先駆者となっていくものと思われます。
  au
導入時期:2020年春に商用化予定(2019年9月よりプレサービスを提供開始)
先ほども少し触れましたが「KDDI / 沖縄セルラー電話」は“3.7GHz帯(200MHz)”と“28GHz帯(400MHz)”という、合計600MHzを割り当てられています。
これは見事にKDDIの希望通りの割り当てとなった結果で、一部他社が500MHz幅を割り当てられていることからも、他社に先駆けて5Gの世界を実現できる可能性が高いキャリアということが言えます。
そんなauは、さまざまなパートナー企業とともに、5G時代の到来へ向けた幅広い取り組みを行っています。全てをお伝えしたいのですが、あまりにも多いため、ここではいくつかをピックアップしてご紹介します。
まず、VR/ARや、自由視点映像を用いた映像サービスの実証実験です。ここで面白いのは自由視点映像です。
例えば、野球の試合をバックネット裏で観戦しているとします。当然、キャッチャーは背中を向けていますので、表情などを見ることができません。
しかし、5Gを利用した自由視点映像を用いると、バックネット裏にいながら、���野席や一塁側、三塁側などのカメラが捉えている、さまざまな角度からの映像をその場で観ることができてしまうのです。
また、長野県飯田市で「自動運転カー」と「VRコンテンツ」を連動させる実証実験も行っています。
自動運転カーに乗り込んだ観光客がヘッドマウントディスプレイを装着すると、街中を走行中、バーチャルキャラクターが登場してその場所の観光案内をしてくれるというものです。
そのほか、例えば「タッチレス搭乗ゲート」に関する実証実験も行われています。これは5G対応のスマホなどに搭乗者や搭乗券の情報を記録しておくことで、その5G対応スマホを持った人がゲートを通るだけで、自動的にチェックインできるという仕組みです。
スマホはカバンやスーツケース、ポケットに入れたままでも搭乗ゲートを通過できるため、チェックイン時の大幅な時間短縮、ストレス緩和、コスト削減などが実現されそうです。
このように、auはさまざまなパートナー企業とともに、5Gのあらゆる可能性を探る取り組みを行っています。
  softbank
導入時期:2019年〜2020年頃(2019年にプレサービス開始予定)
NTTドコモ、auと比べてしまうと一歩出遅れた感のあるソフトバンクですが、そうはいっても、これまで数々の常識を覆してきた孫正義氏ですから、私たちが思ってもいないような“飛び道具”を出してくれるかもしれません。
もちろん、5Gに変わりはありません。割り当てられた周波数帯によって品質が著しく劣ることはありませんので、その点は心配不要でしょう。
そんなソフトバンクは現在、5Gを用いたいくつかの実証実験を行っています。
一つは「360度カメラ映像のライブ視聴」です。4Kカメラで撮影された4つの映像を一つの360度映像に合成し、5Gネットワークを経由してヘッドマウントディスプレイに伝送するというものです。スポーツ、旅行、音楽ライブなど、まるでその場にいるかのような臨場感を味わうことができます。
二つめは「リアルハプティクス」です。ハプティクスは触覚技術のことで、リアルハプティクスは触覚通信技術と訳されます。これは、離れたところにいるロボットが触れた感触を、専用のグローブに5Gを経由して伝送するという技術です。グローブを装着しているユーザーは、ロボットが触れたモノの感触を確かめることができます。
一般に、グローブでロボットを遠隔操作する場合、0.2秒を超えると違和感が生じると言われています。5Gの低遅延性を生かせばそうした課題をクリアできるため、文字通りリアルハプティクスが可能になるというわけです。
そのほか、リアルタイム動線追跡と呼ばれる実験も行われています。通常、クラウド上などに設置するコンピューターシステムを社内に設置することで、よりリアルタイムにデータの伝送が可能となります。
設置したカメラが人を捉えると、AIが自動で地図上にマッピングするという実験です。この技術が確立すると、商業施設で人の流れを把握できるようになり、マーケティングに活用したり、顔認証などと連動させることで危険人物の入店を阻止したりできるようになります。
このように、大手携帯キャリア各社は、それぞれに5Gを用いた取り組みを行っています。
  5Gで私たちはどう変わるのか?実用化できることをご紹介
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5Gが本格的に普及していくと、私たちの暮らしはどう変わっていくのでしょうか?5Gの技術で実用化できることを、いくつかピックアップしてご紹介します。
  自動車
「リアルタイム」にさまざまな情報を取得・発信することが可能になります。
より高精度な自動運転はもちろんのこと、渋滞から迂回路を検出したり、行き先の天候から適した走行モードを選択したり、ガソリンスタンドの位置情報から給油のタイミングを逆算したりするなど、快適で便利なドライブが可能になります。
もちろん、音楽や映像を楽しんだり、VR/AR技術と連動させれば、同乗者がヘッドマウントディスプレイを装着して今までにないドライブを楽しんだりできるなど、エンターテイメント性も飛躍的に向上します。
  スポーツ
スポーツも大きく変化します。例えばサッカーを会場で観ている場合、テレビで観ているときとは比較にならないほどの臨場感を味わえます。しかし、一方でテレビでは表示される選手個人の情報、チーム成績、シュート率、ポゼッション率などのデータは観ることができません。
5Gを経由してヘッドマウントディスプレイを装着する、あるいはスマートメガネを装着するなどできれば、会場で試合を観ながらさまざまなデータを入手することも可能になります。
他国で開催されている大会も、ヘッドマウントディスプレイでリアルタイムにモニタリングできれば、パブリックビューイング会場が興奮のるつぼと化すことは間違いないでしょう。
また、動画を観ていただきたいのですが、こんなバーチャルなスポーツも現実のものとなります。
youtube
  ドローン
特に大きく進化していくのではないかと考えられているのが、ドローン市場です。ドローンはすでに遠隔操作が可能になっていますが、利用する電波は2.4GHz帯(4G、Wi-Fi、Bluetooth、一部5.8GHz帯など)といった、ごく限られたものです。
ドローンが5Gに対応することによって、より高精度かつリアルタイムな映像を、操縦士や管理者に遅れることなく伝送することが可能になります。
太陽光で充電できるシステムを備えれば、長時間フライトも可能となりますし、5Gを利用してより遠くまで安定したフライトが可能になるでしょう。
例えば、KDDIが行ったこんな実証実験があります。
「御殿場口新五号目から富士登山を開始した登山者が遭難した」と想定し、家族がそのことに気づいて通報、「GPS」で遭難現場を特定すると、ドローン救助隊が現場付近まで出動し、天候などの情報を確認後、ドローンが救助に向かうというものです。
もちろん、ドローンで人を運べるような技術はありませんので、本当の意味での「救助」とまではいきませんが、5Gを活用すればこうした現場の特定や、遭難者の状態を目視することも可能となり、救助活動の効率化につながります。
遭難者が自分の情報(住所、氏名、性別、年齢、体重など)を5G対応のスマホに登録しておけば、遭難者の早期特定につながるだけでなく、どういった救助方法が最適なのかといったことも即座に検討することができます。
それだけではありません。
例えば人手不足が深刻な農業の分野では、5G対応のドローンを使った「スマート農業」に期待が集まっています。
現在の農作物の状態や害獣・害鳥の接近などを離れたところからでも確認できるようになり、農薬の散布も、ルート指定してプログラミングすれば、自動化かつ最適化することができます。この場合、エンジニア一人で複数の農地を受け持つことも可能なので、人手不足の解消にも一役買ってくれるでしょう。
5Gの技術は、このようにドローン市場を大きく発展させる可能性があります。
  ゲーム
VR/AR技術が5Gによってより高度化します。まるでゲームの世界に入り込んだようにフィールドを冒険したり、モンスターと格闘したり、仲間と協力して謎を解いたり、魔法を使えたりするといったことも容易にできるようになります。もちろん、自分のジェスチャーで必殺技を繰り出すことも可能です。
ソフトバンクが実証実験を進めているリアルハプティクスの技術と連動すれば、モンスターやアイテムの感触も味わえるなど、夢と希望に満ちたゲームの世界が現実のものとなります。
  ビジネス
ビジネスにおいても大きな影響を与えます。IT企業は高速化・低遅延化などにより作業効率が向上するだけでなく、同時に多数の端末が接続可能になることから人件費の削減にもつながるでしょう。また、遠隔で作業が可能となるため、リモートワークも一気に広がっていきます。
さらに、5Gに対応したさまざまな製品を開発することで、産業の分野も活性化していきます。ビジネスにおいては全くの素人だった人が「世間があっと驚くような」デバイスを考案し製品化するといったことも、今まで以上に活発になるかもしれません。
  学校(教育)
少子高齢化が顕著な地方では、学級数が減ったり、学校自体が閉鎖に追い込まれたりしているところも少なくありません。比例するように教師も減り、学習の質がどうしても低下してしまうなど、都市部と地方とで教育に「格差」が生まれているのが現実です。
5Gが登場し、教育分野に導入されることによって、高速通信と低遅延性を生かした教育が可能となるため、生徒は「どこにいても」同等の、かつ良質な教育を受けることが可能になります。
体育など実際に体を動かす授業でも、ヘッドマウントディスプレイなどのウェアラブルデバイスを用いることで、リアルに体験することが可能ですし、離れた学校同士で合同運動会なども行えるでしょう。
  情報の把握
すでにスマホ一つでさまざまな情報を入手できるようになっていますが、5Gではさらに、入手できる情報が増えていきます。
例えば、ナビアプリで行き先のルート設定をすれば、現地までの運行状況、現地の混雑状況や天候といった基本情報を即座に、かつリアルタイムに入手できます。
逆に、家を空けているときも、スマホで室内の温度、湿度、電気の消費量、不審者の有無といった情報をチェックすることも可能です。
あるいは、家中のデバイスを5Gでつなげば、洗面所の鏡に「前日の睡眠時間」「摂取カロリーと消費カロリー」「身長・体重」「ストレス具合」「心拍数」「今日の予定」など、あらゆる情報を映し出すといったことも可能です。
  スマートフォン
幅広く普及しているスマホですが、すでに「スマートウォッチ」「スマートメガネ」といったウェアラブルデバイス(身につける端末)も登場しています。
例えば、5G対応のメガネをかければ、メールやインターネット情報、現在歩いている地点の地図や周辺のお店情報、駅に目を向ければ運行情報など、あらゆる情報を「目」で見ることができます。音声で文字を入力してLINEを送ったり、メールを返信したりすることも可能です。
上記はごく一例ですが、このように5Gが私たちの生活に入り込むことで、あらゆる可能性が無限に広がっていくことが分かります。
  5Gの海外対応の状況と問題点
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本来、韓国は2019年4月5日に、アメリカでは同4月11日に“モバイル向け”の5Gの商用サービスを提供開始する予定でした。しかし、フタを開けてみると韓国、アメリカともに4月3日にサービス開始を発表しました。
ともに「世界初」を主張するなど、5G市場の激しい主権争いの訪れを予感させる出来事でした。中国は若干遅れを取っているようにも見えますが、そんなことはありません。韓国やアメリカに次いで、2020年には商用サービスを開始するだろうと見込まれています。
※2019年5月現在、HUAWEI(華為技術)問題をはじめとする国際的な問題が沸き起こっています。デリケートな問題であるとともに、日本も含めた国家間の問題となりますので、ここでは言及いたしません。また、この項目の内容は執筆時点の調査に基づくものであり、必ずしも最新のものとは限りません。
  中国
中国には、世界的通信機器メーカー「HUAWEI(華為技術)」が存在します。
2019年5月の調査時点、中国は5Gに関する特許出願数が34.02%に達するなど、4Gの1.5倍以上のシェアを握ることが確実視されています。特にHUAWEIは、出願数がもっとも多くシェア率15.05%、そのほかにも、5位にZTE(中興通訊)、9位にCATT(中国電信科学技術研究院)といった企業がラインナップしています。
商用化予定は2020年と、韓国やアメリカと比べて「やや」遅れ、日本と同程度ではないかと見られていますが、特許出願数の多さから見れば、5Gでは中国がその存在感を一層増すものと思われます。
  韓国
前述したように、韓国は2019年4月3日にモバイル向けの商用5Gサービスの提供を開始しました。通信会社はKT、SKテレコム、LGユープラスの大手3社で、端末はサムスン電子のスマホ「GalaxyS10 5G」です。
世界初を主張したまでは良かったのですが、ソウル市内であっても「LTEから5Gに切り替わる際にデータが途切れる」「5G対応端末なのにLTEに接続される」など、つながらない・正常に5Gを利用できないといった状態が続いています。
基地局の整備も整っていないなど、「世界初」の称号欲しさのあまり、フライング気味でサービス提供を開始させてしまった歪みを、早くも露呈する形となりました。
  アメリカ
アメリカのベライゾン・ワイヤレスは、すでに2018年10月1日より“一般家庭向け”の商用5Gブロードバンド・インターネットサービスを提供していました。その後、韓国と同じ2019年4月3日に“モバイル向け”の商用5Gサービスの提供を開始しています。
つまり、モバイル向けに限定しなければ、5Gの商用化を世界で初めて実現させたのは、アメリカということになります。現在までに、韓国と違って、つながらない・正常に利用できないといった問題は発生していないようです。
今後、中国や関係諸国との問題がどうなっていくのか先行き不透明ではありますが、トランプ大統領はTwitterで「なるべく早急に米国で5G、あるいは6Gの技術が欲しい」とツイートするなど、まだ存在すらしていない6G技術にも言及しています。
中国を多分に意識した発言ということは、火を見るよりも明らかです。
世界各国が、まだ5Gに関しては「地固め」ができておらず、「主権争い」「シェア争い」に奔走している印象です。しかし、中国は一帯一路のもと光ファイバー網を国内外に広げているなど、やはり支配力は大きなものとなりそうです。
  5Gで高度IoT社会が現実に
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5Gのもっとも大きな「可能性」それが、高度IoT社会の実現です。IoTの基礎知識と併せて、5Gの登場によってどんなIoT社会が実現されるのか、見ていきましょう。
  IoTとは?基礎知識を簡単に
IoTは「Internet of Things」の頭文字を取ったもので、日本では「モノのインターネット」と訳されています。あらゆるモノがインターネットを介してつながり、相互通信するというものです。
分かりやすく言えば、「スマホ」も電話がインターネットにつながっているので、IoTデバイスです。
現在、「スマート」と名の付くスピーカーやエアコン、リモコン、冷蔵庫、ドアロック、テレビ、キー、ウォッチなどなど、さまざまなIoTデバイスが登場しています。自動運転カーなども、インターネットにつながっていますので、広義でIoTデバイスの一つです。
IoT関連のデバイスは、2013年に7,800万台と言われていましたが、2020年には53億〜70億台にまで増えると言われています。
IoTを導入すると、身近なところで言えば「7時にカーテンが開いて電気とテレビが付き、エアコンがオンになり、コーヒーが沸く」といった一連の流れも自動化・パターン化できます。
家から半径100mを境に、遠ざかると家中のエアコン、テレビ、照明、電気などが全てオフになり、近づくとオンになるといった設定も可能です。
IoTによって、私たちの暮らしはより快適で便利なものになっていきます。
  5Gの登場で実現する高度 IoT社会
5Gには「最大10Gbps」という超高速性、「約1ミリ秒」という超低遅延性、そして「最大100万台/平方キロメートル」という多数同時接続性という大きな特徴があります。これらの技術を用いることで、高度IoT社会を実現することができます。
4Gが主流の現在でも、ある程度の「IoT社会」は実現されています。しかし、社会が丸ごとIoT化されたとき、4GやLTEといった通信システムでは到底、カバーすることができません。
5Gの登場によって、特に「光回線を利用できなかった移動体」における高度IoT化が一気に進みます。自動運転カー、ドローンの遠隔操作、遠隔医療、そしてVR/ARをはじめとする映像配信やライブビューイング、ネットゲームなどです。
例えば、自動運転であれば、自動走行はもちろん、逆走検知や渋滞のリアルタイム検出などが今よりも高精度で可能になるほか、トラック同士を接続することによる運行管理や車両管理、物流管理なども容易になります。
また、河川に太陽電池で駆動するゼロエナジーの超音波水位計を設置すれば、水位に変化が起きたとき確実な情報を迅速に伝達することができるため、早期の避難勧告にもつながります。
あるいは、土砂崩れ、洪水、高波、火災といった災害も5Gの通信速度なら即座に伝達することができますので、その後の迅速な対応、ひいては人命を救うことにもつながるかもしれません。
それ以外にも、一部、実証実験が始まっていますが、店舗の無人化が普及すれば人手不足を補い、かつ安定したサービスの提供が可能になります。
顧客の購買動向、天候・地域の催事情報、室内外や庫内の温度、消費電力などさまざまな情報を収集して一元化し、AIによる解析が進めば、最適な店舗管理や在庫管理、省エネ化などにもつながっていきます。
私たちの生活により近いところで言うと、寝ている間にベッドが睡眠の質や呼吸の深さ、心拍数、寝返りなどを検出して日々データ化し、医療機関に送信すれば、医師が遠隔でアドバイスをくれたり、場合によっては遠隔治療を受けたりすることも可能です。
このように、5Gの技術によってさまざまなモノと人同士がより緊密に、かつ高精度につながり、情報通信における「タイムラグ」がなくなっていきます。
それは、私たちの暮らしが便利で快適になるというスケールの小さな話にとどまらず、災害から人を守る、高齢者の孤独死を減らす、貧困をなくすなど、社会全体を大きく変化させていく可能性を秘めています。
  まとめ
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今回は、5Gをはじめ通信に関する基礎知識から、5Gの魅力、メリット・デメリット、大手携帯キャリアの動向、��界の動向と課題、そして私たちの暮らしがどう変わっていくのかを解説してきました。
5Gの登場は、新しい時代の幕開けでもあります。今では想像もつかないようなことが、あと5年後、10年後には現実のものとなっているでしょう。
一方で、5G市場における主権争いなど、各国間の競争も激しいものとなっています。日本はやや遅れを取っていますが、今後どう巻き返していくのかも、注目したいところです。
5Gの恩恵を授かる私たちとしては、5Gの魅力やメリット・デメリットなどをしっかり理解すると同時に、インターネット・セキュリティに関する知識を蓄えることも忘れないようにしたいですね。
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iphonekokura · 3 years ago
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北九州市より任天堂Switchのゲームカードスロット交換
北九州市より任天堂Switchのゲームカードスロット交換です。 NTTドコモはオンライン専用プランahamoにおいて、月額4,950円でデータ容量100GBまで利用可能な「ahamo大盛り」を、2022年6月より提供開始すると発表しました。 月額4,950円で毎月100GBまで利用可能 「ahamo大盛り」は、月額2,970円でデータ容量20GBまで利用可能な料金プランahamoに、データ容量80GBを月額1,980円で追加できる「大盛りオプション」を組み合わせたプランです。テザリングでの利用と合わせて、毎月合計100GBまでを月額4,950円で利用することができます。 どんどん安くなりますね! 任天堂Switch ゲームカードスロット交換 802-0006 iPhone修理…
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sharengayonline · 4 years ago
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iPhone 7 Plus – Wikipedia
Sharengay Trang Tin Tức Độc Đáo VIDEO iPhone 7 Plus – Wikipedia
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iPhone 7 Plus(アイフォーン セブン プラス)は、Appleが開発・販売するiPhoneの第10世代目のモデルの1つである。
概要[編集]
iPhone 7 Plusは、2016年9月7日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたAppleのスペシャルイベントでiPhone 7とともに発表された。
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2016年9月9日、日本では午後4時01分から予約開始。9月25日、日本国内ではNTTドコモとKDDI・沖縄セルラー電話連合(au)、ソフトバンクから販売されたほか、Apple StoreではSIMフリー版が販売された。
iPhoneシリーズで初めて、耐水・防塵を謳っている。また、日本向けのモデルのみApple Payに対応させたFeliCaを初搭載した。このような機能は、日本のガラパゴススマートフォンの例として、よく挙げられていたため、iPhoneが搭載したことに対して驚きの声が上がっている[1]。またこのため、裏面に「総務省指定 MIC/KS」番号が表記されている[2]。
外観は、iPhone 6s Plusと若干似ているが、新しいカラーバリエーション、防水・防塵、新しい容量、感圧式のホームボタンが導入され、3.5mmイヤホンジャックが無くなった。���バイス内のハードウェアも更新されており、システム性能およびグラフィック性能が更新されたクアッドコアSoCを内蔵し、光学手ブレ補正付き12メガピクセルの背面カメラには、光学ズームなどが可能な望遠レンズが付加されたため、iPhoneでは初となるデュアルカメラを搭載する。
またカメラの大型化やイヤホンジャック廃止により、iPhone 6 Plus/6s Plusの従来のケースなどは使えない。また画面保護シートはiPhone 6 Plus/6s Plus/7 Plusの画面サイズは変わらないため貼ることは可能だが、受話口もステレオスピーカーになったため、従来よりも数ミリ横に長くなっている。メーカーによって異なるが、iPhone 6 Plus/6s Plusの画面保護シートをiPhone 7 Plusに貼る際には注意が必要(iPhone 6 Plus/6s Plusシリーズには問題ない)。
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データ通信での最大受信速度は450Mbpsであるが、NTTドコモの場合375Mbpsと発表されている[3][4]。
次世代のiPhone 8 Plusが発表されてから、値下げとともに32GBモデル、128GBモデルの2種類に統一され、256GBモデルの販売は終了した。
仕様[編集]
ハードウェア[編集]
形状や寸法等の外観は、鏡面仕上げオプションはあるもののiPhone 6 PlusやiPhone 6s Plusに似ている。既存のシルバー、ゴールド、ローズゴールドに並び、新しいカラーバリエーションとしてつや消しのブラックと、”ジェットブラック”が提供された。”ジェットブラック”は暗い黒で、つやのある光沢仕上げになっている。これは複数の手順を経て作られており、最初にアルミニウム筐体表面に多孔質の酸化アルミニウム皮膜を形成する陽極処理を施し、次に研磨装置を用いて酸化アルミニウムに吸収されるような粉末研磨剤を用いて研磨する。最終的な仕上げとして”極微小粒子浴”が施される。仕上げ処理全体にかかる時間は1時間ほどに及ぶ。iPhone 7 PlusはIP67等級の防水・防塵耐性を有する。
iPhone 7のホームボタンは、以前のモデルのような物理的なプッシュボタンではなく、静電容量方式を採用している。タプティック・エンジンの振動により、物理的なフィードバックが提供されている。iPhone 6s/6s Plusに導入された”3D Touch”を引き続き採用。
iPhone 7/7 Plusでは3.5mmイヤホンジャックを廃止した。イヤホンジャックがあった、本体側面左下はスピーカーではなく気圧調整口である。液晶画面側の上部にある通話用スピーカーと本体側面右下のスピーカーを用いて、2つでステレオスピーカーになっている。Lightningコネクタから3.5mmジャックへの変換アダプタおよびLightning接続のインイヤータイプイヤホンが同梱されており、変換アダプタは別売りもされている。また、別途にAppleが開発したワイヤレス接続イヤホンAirPodsも販売している。CPUはA10 Fusion 64ビットSoCを使用している。このチップは低消費電力のコア2つと高消費電力のコア2つとを搭載している。(同時に使用できるのはいずれか一種類のコア2つのみである。) A10チップは”据え置きゲーム機レベル”と同等な性能の6コアグラフィックチップも有している。5.5インチスクリーンと従来と変わらないが、より広い色域を有し輝度も向上している。どちらのモデルもAppleの新しいモーションコプロセッサーM10を搭載している。以前のiPhoneとは異なり、内蔵ストレージの最小モデルは16GBに変わり32GBとなった。RAMは3GB搭載している。
iPhone 7 Plusは、従来の広角レンズのカメラと光学ズーム2倍、デジタルズーム10倍ができる、望遠レンズのカメラも搭載された。iPhone史上初となるデュアルレンズとなった。しかし暗い場所などには望遠レンズは機能しない。光学ズームは2倍にできるものの、広角レンズでのズームとなる。一方、明るい場所で光学ズームを2倍にした時は望遠レンズが機能するが望遠で撮影するにはそれなりの条件が必要となる。F値はiPhone 6sのf2.2からf1.8へと向上し、暗所での撮影が強くなった。前面カメラは7メガピクセルと向上しているが、F値はf2.2と据え置かれた。
���速充電の仕様[編集]
iPhone 6s Plus同様に、iPhone 7 Plusを急速充電するにはApple 10W USB電源アダプタもしくは、Apple 12W USB電源アダプタを使用する必要がある[5]。MacのUSBポートでも最大2.1Aで急速充電が出来る[6]。
ソフトウェア[編集]
詳細はiOS 10およびiOSを参照のこと。
OSは、iOS 10をプレインストールされて出荷されている。また、iOS 10.1のソフトウェアアップデートにてポートレート撮影モードが追加された。
Xem thêm: Galaxy S21 | S21+ | S21 Ultra 5G 128gb
iPhone 7 Plus (PRODUCT)RED Special Edition[編集]
2017年3月21日、Appleは(PRODUCT)REDのパートナー企業として、iPhone7及びiPhone 7 Plusの赤色の限定カラーモデルであるiPhone 7 Plus (PRODUCT)RED Special Editionを同年3月24日(日本では翌日)に発売すると発表した。[7]
このモデルは他のAppleの(PRODUCT)REDモデルと同じように売り上げの一部を「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)」に寄付するとしている。[8]
iPhone 8 Plusの発表に伴い、AppleはiPhone 7 Plus (PRODUCT)RED Special Editionの公式サイトでの販売を終了した。
付属品[編集]
「EarPods with Lightning Connector」及び「Lightning – USBケーブル」、「5W USB電源アダプタ」が付属する。以前は「Lightning – 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ」が同梱されていたが、現在は付属品に含まれていない。Appleは別売りでも販売している。Appleはまた、iPhone 7 Plusで使用するために、AirPods、ワイヤレスインイヤーヘッドホンおよび3つのBeatsヘッドホン製品を含む、いくつかのBluetoothヘッドホンを発表した。これらの製品は、iOSおよびmacOS製品と統合し、低消費電力でBluetooth通信をするように設計されたApple W1 屋内向けワイヤレスチップを使用している。
不具合とバグ[編集]
オーディオおよび触覚フィードバックが作動しない問題がiOS 11.0.3で修正された。
iPhoneのモデルのタイムライン[編集]
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脚注[編集]
^ iPhoneは世界の共通語(だったのに) 山田祥平のRe:config.sys PC Watch 2016年9月9日
^ iPhone 7の「総務省指定」、今後は画面表示も検討──高市総務大臣がコメント – Engadget 日本版(2016年9月20日, 午後10:00版)2017年11月13日閲覧
^ “PREMIUM 4G® | 通信・エリア | NTTドコモ”. https://bit.ly/3hBI5NM. 2019年9月1日閲覧。
^ Ishino), 石野純也(Junya. “iPhone 7で300Mbps超はドコモだけ、3キャリアのネットワークを比較してみました:週刊モバイル通信 石野純也 – Engadget Japanese” (日本語). Engadget JP. 2019年9月1日閲覧。
^ “iPad や Mac ノートブックの電源アダプタで iPhone を充電する” (日本語). Apple Support. 2019年2月22日閲覧。
^ “USB 経由の周辺機器への電力供給” (日本語). Apple Support. 2019年2月22日閲覧。
^ 鮮やかな赤いiPhone登場–アップル、iPhone 7シリーズに(PRODUCT)RED Special Edition2017年3月21日
^ iPhone7 (PRODUCT)RED™ Special Edition2017年3月22日閲覧
^ Apple Inc. (2007-2020). iPhone News – Newsroom Archive. Retrieved january 28, 2021.
外部リンク[編集]
iPhone 7 Plus – 技術仕様
Nguồn: https://sharengay.online Danh mục: Đời Sống
iPhone 7 Plus – Wikipedia
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himatsubushini7 · 6 years ago
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iPhone 7がdocomo withの対象に、一括価格は税別39,600円 iPhone 7がdocomo withの対象に、一括価格は税別39,600円 NTTドコモは19日、割引料金プラン「docomo with」の対象端末に、iPhone 7 32GBモデルを追加すると発表した。iPhoneを取り扱うドコモ販売店や同社Webサイトで予約受付を開始する。一括価格は税別39,600円。 docomo withは、毎月1,500円が利用料金から割引かれるドコモの料金プラン。同プランは利用できるスマートフォンに制限があり、iPhoneシリーズではiPhone 6sのみが、2018年8月にdocomo with対象端末として追加されていた。 今回、iPhone 7の32GBモデルが新たにdocomo with対象となった。提供開始日は2019年2月27日。なお、docomo with対象端末の購入には端末購入サポートが適用されず、月々サポートも利用できない。 Source: ネットで稼ぐ何処でも副業生活
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takepara · 6 years ago
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なるほどですね
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iphonekokura · 3 years ago
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北九州市よりiPhone6Sのバッテリー交換
北九州市よりiPhone6Sのバッテリー交換です。 NTTドコモが2022年2月4日、モバイルネットワークを利用した固定電話サービスである「homeでんわ」を、月額550円で3月下旬から提供開始すると発表しました。 工事の必要なくすぐに固定電話を利用可能に 「homeでんわ」を利用することにより、固定電話サービスをNTTドコモのモバイルネットワークで利用できるようになります。 NTTドコモは本サービスについて、引越し時などに固定電話機と専用機種「homeでんわ HP01」を利用すれば工事の必要もなくすぐに利用できると案内しています。 電話も変わりますねー iPhone6S バッテリー交換 802-0006 iPhone修理…
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takachan · 8 years ago
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アップルが「歴代最安」iPadを発売したワケーーいつもとは違う、本当に変わった点とは
Appleは9.7インチ「iPad」を発売しました。Apple直営店のほか、NTTドコモ、au、ソフトバンクの3社も取り扱いを開始しています。 いざ実機に触ってみましたが、見た目や手にした印象に、特筆すべきことはありません。iPad Air相当のボディにA9チップを搭載し、指紋認証システムのTouch IDに対応するなど、「時代に合わせたいつもの高品質なiPad」です。それで十分です。 どこか懐かしい質感ーー新9.7インチ「iPad」に触って感じたこと:速攻フォトレビュー タブレット需要伸び悩みを、教育分野で挽回 もっとも注目すべきは3万7800円(税抜)〜という低価格。これは歴代の9.7インチiPadで最安です。 背景としては、iPhoneの大画面化により需要が奪われ、iPadの販売台数が伸び悩んでいる事情があります。そのためAppleは、ビジネスや教育分野へのiPadの導入を推進。今回の新しいiPadで「お手頃価格で、企業や学校で安心して使えるモデル」への需要に応える形となりました。 教育の中でも、プログラミングをはじめとするICT教育は、今後Appleがより注力する分野です。新型iPadや(PRODUCT)REDのiPhone発表の影に隠れてしまいましたが、同日にはプログラミング言語「Swift」を学べるアプリ「Swift Playgrounds」の日本語対応も発表されています。 さらに、Apple製品を使って、学校の教師をサポートする「Apple Teacherプログラム」も開始。ここでは、iPadやMacを使った教え方・学び方の基本を伝えるガイドをすべて無償提供します。 なお、プログラミング教育には教師の理解と指導力向上が不可欠です。そこでAppleは、Swiftの教え方を学べるコンテンツ「Everyone Can Code」の日本語版の提供も開始。日本に限定するなら、実は新色iPhoneや新型iPadよりも、教育関係のリリース(と日本語対応)のほうが多かったのです。 新しいiPadは、教育現場で普及するモデルの始まり 2020年には日本の小学校でもプログラミング教育が必修に。今回の新型iPadシリーズは、これから教育現場に普及するモデルの始まりであり、家庭でも学びのツールとして活用され���ことでしょう。 もちろん子どもだけでなく、大人の学びにも。   http://j.mp/2oFLheq Engadget Japanese
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takachan · 7 years ago
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Pixel 3発表に思う。グーグル、マイクロソフト、アップル それぞれが進む道とは?(本田雅一)
先日、アマゾンがAmazon Alexa対応製品を中心に多様なプライベートブランド製品を発表したばかりですが、10月9日(日本時間10月10日午前0時)にはグーグルが第三世代となるPixelスマホ「Pixel 3」を発表。夜が明けて、昔なら「体育の日」とされていた日になると、米国発表会を追いかける形で、日本でもおサイフケータイ対応のPixel 3が発表に。NTTドコモとソフトバンクから発売されることも明らかになりました。 関連記事: iPhone XSに完勝宣言──Google Pixel 3、日本で11月発売 ドコモ・ソフバンも取り扱い "旧・体育の日"は晴天率が高いことから東京オリンピック開会式の日に選ばれたという話は広く知られています。そんな今年の10月10日も例に漏れず秋晴れ。やはり"特異日"なのか、示し合わせたように日本マイクロソフトも米国で発表済みだったSurfaceシリーズの新製品を日本でも発表会を開催しています。 ちなみにIT系の製品ではありませんが、アイロボットジャパンが「Roomba E5」を同日に発表しています。アイロボットジャパンは、日本市場において厳しいメーカー間競争が繰り広げられている白物家電のジャンルでロボット掃除機市場の60%を持ち、草分け的存在。その同社が発表した「Roomba E5」は、従来比5倍の吸引力を実現しつつもバッテリー持続時間は長く、なんと4万9880円という低価格を実現した製品です。(実を言うと、僕はこっちの発表会に行っていました)。 これは売れそうだと思ったら案の定、モノ系雑誌の編集長が「これ、絶対バカ売れしますよ」と。"Engadgetで掃除機は関係ないだろ!"というツッコミもあるでしょうが、とまぁ、いっぺんに色々なものが発表されて大変だった旧・体育の日。それぞれの製品に対して感じるところもあるのですが、各社の"立ち位置の微妙な違い"が感じ取れて、興味深い日だったとも言えるでしょう。 なんてことを今回はコラムで書き綴ろうと思います。まずは製品に関して。 "意外性のなさ"が良い感じなSurface Laptop 2 ひとつひとつの製品については取り上げるつもりはないのですが、マイクロソフトの新製品の中で、もっとも意外性があったのは「Surface Headphone」、もっとも平凡で普通に見えるのは「Surface Laptop 2」でしょうか。 関連記事: Surface Laptop 2発表。第8世代Core i5/i7で約85%高速化。ただしUSB-Cは非搭載 マイクロソフトがSurfaceヘッドホン発表、コルタナ対応のアクティブノイズキャンセル型ワイヤレス ......と書きかけて、"意外に感じた"ことがもうひとつあるのを思い出しました。今回のSurfaceシリーズ、Headphoneを除けばすべて入出力のインターフェイスなどを含め、ハードウェアの基本的な構成が変化していないことです。 逆に言えば、完成度が高いともということなのかもしれませんが、さすがにUSB Type-Cコネクタの周辺デバイスも増え、レノボ、HP、デル、ASUSなどがType-Cへと切り替えている中、USB Type-AのUSB 3.0(+Surface Connect端子を通じたポートリプリケータとMini DisplayPort)で押し通すというのはちょっと驚き。 もっとも、Surfaceファミリーという意味では、従来からの投資してきた資産をそのまま活用できるという面で悪くない話でもあるんですけどね。 さて、少し話が逸れましたが、僕がこれらの中で一番グッと来たのはSurface Laptop 2ですね。そろそろ後継機の噂もありますが、Macには競合する製品がありませんし、Windowsという枠組みで考えると3:2の縦横比を持つディスプレイは、それだけで魅力的だと思いますよ。情報ツールとしてクラムシェル型のコンピュータを使うのであれば、タスクバーが居座ることも考えると3:2は理想的。 実はWindows 8が登場する際、マイクロソフトは画面の縦横比のリファレンスとして16:9に収斂させるデザインガイドを出していたことがあるんですが、マイクロソフト自身がとっくの昔にこのルールを破るどころか、積極的に使い続けているのだから、レノボあたりもそろそろ3:2に切り替えて欲しいものです。 ということで、上位モデルはちょっと高めの値付けな印象もありますし、相変わらずOfficeバンドルしか個人向けには用意されていないところが引っかかりますが、僕が買うならSurface Laptop 2ですね。 「Surface Headphone」の方は、僕の別ジャンル(Audio & Visual)での専門分野なのですが、こればかりはしっかりと評価してみなければなんとも言えないところ。ダイヤルを用いたユーザーインターフェイスは使いやすそうですが、ヘッドバンドの位置やドライバユニットのハウジング設計を見る限り、パソコンで作業しながら使うことを想定していて、旅行などでの利用はあまり想定していないという印象を受けました(特にヘッドバンドは真上に伸びているので、飛行機内でリクライニングした際にズレやすそう)。 いずれにしろ日本市場への投入は来年とのことなので、米国市場で先に使い勝手やノイズキャンセリング性能の評価が、日本発売までには確立されているはずです。 グーグルはPixelで何をやりたいのか? 一方、グーグルの製品はエキサイティングと言えばエキサイティングな面もありました。冒頭でも挙げたように、おサイフケータイに対応することで、日本の消費者にもフレンドリーな製品となっています。 関連記事: Google Pixel 3日本上陸、FeliCa対応の衝撃──強みはAI その背景には、おサイフケータイ対応端末の開発を容易にするため、FeliCaネットワークスの数年に渡る影なる努力があるのですが、事実上Android OSを管理しているグーグル自身の開発する端末が、日本の決済インフラに対応したことは素直に喜ばしいことです(中・長期的視点ではGoogle Payの枠組みでFeliCa対応しないのかよ? というツッコミもできますけどね)。 多くの業界トレンドを取り入れ、現代のスマートフォンに求められる期待に応えられるだけの高い性能や多くの機能、そして機能を使いこなすためのインテリジェンスがPixel 3にはあります。求める価格帯と合うのであれば無難な選択肢ですし、僕自身もこれからのリファレンスとするAndroid端末を一台購入するならば筆頭に挙げるでしょう。 メジャーなAndroidのバージョンアップに端末を対応させる作業はなかなか大変なもので、大きなメーカーでさえ、追従していくのがなかなか難しい事情もあります。iOSのように5世代分も遡って対応した上で応答性まで高めるなんてことは、本当に難しい。そういう意味でも(何年使うかはともかく)Pixelなら安心と言えます。 しかし、一方で"Androidプラットフォーム全体"を見渡したときのPixelシリーズ位置付けに対する違和感(最初の製品から感じていたのですが)もまた、今年はなおさらに強調して感じられました。 グーグル自身が表明しているように、Pixelシリーズは"ベストオブグーグル"を集約した端末ということで、実のところ明快です。 関連記事: 「Pixel 3」「Pixel 3 XL」「Pixel Slate」 5分ぐらいでわかる「Made by Google」まとめ "ベストオブグーグル"="ベストオブAndroid端末"? たとえば、カメラの中に仕込まれた翻訳機能などはそもそもグーグル翻訳が持っている機能です。また、2020年まで容量無制限(ということは、その先は有料かしらね)の写真向けストレージサービスや画像識別機能なども、近年グーグルが力を入れて開発してきたクラウドベースでのニューラルネットワーク処理を活用し端末機能の一部であるかのように一体化する機能という意味で、グーグルなりの提案として盛り込んでいるのだと思います。 実際にAndroid端末を開発している方ならよくわかることですが、Pixelシリーズは標準的なAndroidの実装例ではなく、ユーザーインターフェイスや画面設計、カメラなどの主要機能にかなり手が入った特別版のAndroid端末です。 AndroidはオープンソースのOSですが、実際に一般消費者向けの商品を作る際には、グーグル公認のテスト業者を通じてCTS(Compatibility Test Suite)を通過させて、はじめてグーグルのサービス(アプリマーケットのGoogle Playを含む)へアクセスするためのアプリがライセンスされます。 スマートフォン以外で、たまにGoogle Play非搭載のAndroid端末を見かけますよね。あれは搭載したくないわけではなく、諸々の事情から搭載できないんです。CTSを通すのはなかなか大変なうえ、認証試験を受けるのにもコストがかかり、さらには小さなバージョンアップを含めてアップデートを配信する際にも必ずCTSを再通過させねばならないという事情があるなど、メーカーとしては簡単に対応できないという事情があるのです。 つまり、Androidの奔流であるOS本体と、グーグル提供サービスの間をつなぐ要素(CTSで許可されるグーグル製アプリ)は、おのおの別々に開発せねばなりません。このためスマートフォン本体とグーグルのサービスを一体化した端末を開発するのは、なかなか難しい。PixelシリーズがかつてのNEXUSシリーズのような"開発標準機"という位置づけではない理由はここにあります。 つまり、OSを開発するための端末ではなく、グーグルのサービスを、より簡単かつスムースに扱うためにグーグル自身がカスタマイズしたAndroidを搭載した端末。これこそが"ベストオブグーグル"の意味というわけです。 では、それは"ベストオブAndroid端末"という意味なのでしょうか? 関連記事: Google製スマホ「Pixel 3」実機ハンズオン:週刊モバイル通信 石野純也 ハードウェアの領域に踏み込めない? あるいは踏み込みたくない? グーグルにとって......つまり、"より良いクラウドサービスの提供を通じて、より高い広告価値を生み出す"事業にとって、Pixelシリーズはとても重要なものです。しかし、言い換えるとグーグル提供サービスへの"より良い窓口"に留まり、そこから踏み出さないところに、ちょっともどかしさを感じます。 グーグルにとっての事情や位置付けをさておくならば、一般消費者市場に投入するハイエンド端末なのですから、"次の時代のスタンダード"を示す方向感を"ハードウェアのアーキテクチャや設計手法などからも示してくれることを期待したいのですが、そうしたハードウェアの設計、あるいはSoCレベルにまで踏み込んだ開発はするつもりがないんだなぁというのがPixel 3に対する僕の感想です。 汎用的に複数メーカーが採用するOS開発を担う企業が、ハードウェア事業を上手に舵取りするのはなかなか難しいものです。 たとえばマイクロソフトを例に上げると、彼らはWindowsを多くのパソコンメーカーにライセンスしています。パソコンメーカーはお客さんのはずなのに、自分たちもパソコンを開発し「俺のがいちばんいいぜ!」とやらなきゃいけないのですから、そこには大義名分も必要になってきます。 当初、タブレット端末とパソコンの融合を目的に始まったSurfaceシリーズは現在、オフィスワークなどインフォワーカー向け端末が多いWindows機をよりクリエイティブなエリアでも! とコントローラーやクリエイター向けデスクトップを出してみたり、教育市場で使いやすい端末を出してみたり(そうした意味ではLaptopシリーズはちょいとOEMとの競合範囲が広いですね)しています。 関連記事: Surface Pro 6発表。初の新色ブラック追加、第8世代Core i7で67%高速化 このところやや首を傾げることがなきにしもあらずですが、基本的にはパートナー企業が大きく投資しにくい領域を開拓し、新しいジャンルや応用分野をイネーブリングすることでWindowsファミリーの領域を拡大するというのがSurfaceシリーズの大義名分です。 もし、PixelシリーズがAndroid端末そのものの進化の方向を示していくものだとするなら、しっかりとSoCにも投資をして......具体的にはクァルコムなどとの協業を進めることでカメラ機能や端末内AI処理(ニューラルネットワーク処理に特化したプロセッサへの投資など)、エッジAIの方向性も示して欲しいんですけどね。 もちろん、クラウドAIとエッジAIでは、できる範囲、内容が異なりますが(クラウドの方がより大きな情報を扱え、処理できる容量も大きい)、昨今のプライバシーに関する議論を鑑みるならば、クラウドとエッジ、両輪を回した上での"未来のスタンダード"を見せて欲しいと言うと、期待しすぎでしょうか? あらためて"何で儲けているか"を考える時かも さて最後に。 「あんたら、何で儲けてんの?」 という部分が、よく似た製品の中にも明確に顕れているなぁというのが、"旧・体育の日"いちばんの感想ですね。 マイクロソフトはWindowsを基礎にしていますが、その実、企業向けのシステムやクラウドプラットフォームの会社であり、その事業領域をなんとか広げようと、パートナー企業に気を使いながらも"Windowsベースのハードウェアだって、まだまだ前に進めるんだぜ"とリーダーシップを取ろうとしています。 今回、アップルはあまり関係ありませんが、彼らはユーザーが自分の意思でクラウドを使うことに対して、より良い手段を用意しようとはしているものの、商品の核となる価値は"端末内で完結"させることに注力しています。だからニューラルエンジンなるものを開発し、独自のSoCにドーンと投資をしているわけです。 関連記事: iPhone XSのカメラはどう進化したのか。いち早く実機に触れてわかったこと(本田雅一) ではグーグルさんは? というと、やっぱりそこは広告屋さん。もちろん、広告で儲けることそのものに異議はありませんが、広告的価値を高めるためにサービスの応用範囲や利用者数を増やすことに興味はあっても、ハードウェアを含めた体験の質を高めることにはあまり向かっていないのかなぁと思うのでした。 このあたりは、何が"良くて"、何が"悪い"という話ではないのですけどね。 http://j.mp/2CG8aJw Engadget Japanese
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