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gnome-ts3 · 8 years ago
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ヴァンパイアの新婚旅行
長文のわりに情報量に乏しい、これといった見どころがない――と一部マニアに大好評のヴァンパイア日記。膨大な量のSSを溜め込んでしまったので、記憶が確かなうちにプレイログをまとめることにした。取り留めのない日常を綴るだけの冗長な記事だが、寛大な心でご覧いただけると幸いである。
また、今後はこの世帯に関する投稿に #Lyle and Tracy のタグをつけることにした。ご興味があればお読みくだされ。
***
2年半もの長い春を終え、ようやく結婚にこぎつけたライルとトレイシー。
新婚さんなのでいちゃいちゃしたがる二人だが、彼らにはすべきことが山ほどあった。 甘い生活どころかアスリ���トの合宿レベルにハードな日々の幕開けである。
***
朝。ライルが「スキル上昇」のムードドリンクを作り、トレイシーと一緒にそれを飲む。
その後、二人そろって裏庭の畑で野良仕事。彼らの急務は「高品質の作物を量産できるようになること」であり、その過程でガーデニングスキルを極めることでもある。
いつか自宅でバーを開業するのがこの世帯の目標なのだ。良いフルーツやハーブが大量にあれば、ライルは質の高いカクテルを作れるし、トレイシーは美味しい食事を作れる。そんな将来への第一歩として、当面この夫婦は農民生活を送ることになった。
畑仕事のあとはそれぞれのスキルを磨く。
ライルは器用さスキルを、トレイシーは料理スキルを中心に黙々と作業してもらう。
週に2回程度、ライルはヴァンパイアラウンジで働く。
ライルは元々このヴァンパイアラウンジのバーテンダーNPCとして自動生成されたシムで、誕生時点でカクテルスキル (Mixology) がMAXであった。その持って生まれた技術をさらに伸ばして最強のバーテンダーになるべく、彼はカクテルのスキルチャレンジの全クリアを目指しているのだ。大量にカクテルを作りまくり、店で客にドリンクを提供しまくり、店の人気メニューを覚えまくる。かなりハードなチャレンジだが、是非クリアしたい。
ちなみにトレイシーもこのラウンジのピアニストNPCとして誕生したため、ピアノスキルが初めからMAX。生活が整ったら、彼女にはピアノのスキルチャレンジをコンプリートしてもらう予定である。
次回、このヴァンパイアラウンジについて詳しく綴ろうと思っている。
夜。トレイシーの寝息を聞きながらライルがスキルブックを読む。 朝6時まではヴァンパイアのスキル習得速度が2倍近くにUPするので、その時間帯に敢えて畑仕事を始めることもある。
そして次の朝が来る。――二人の生活サイクルは毎日おおむねこんな感じ。
うん、ライルが全く眠らない。 彼は体力もそれ以外のゲージもほとんど減少せず、4〜5日に一度しかベッドに入らないのだ (*ウフフ時を除く)。詳しくは次回に述べるとして、筆者はこうしたライルの異常さを含む二つの重要事項を見落としたままこの世帯のプレイを始めており、この時点ではまだそのミスに気づいていない。ヴァンパイアすげえなって勘違いしてた。
その結果〝眠らない男〟ライルは超人ぶりを遺憾な��発揮し、農作業と各種スキル上げに精を出すのであった。
日々の苦労が報われ、ライルのガーデニングスキルがようやくLv.10に到達。
この時を待っていた。先述のとおりスキルUP��大切だが「生涯の幸福ポイント」も稼ぎたかったのだ。 彼にはどうしても手に入れねばならない「生涯の報酬」があったからである。
これ。
SNで実装されたこの報酬のおかげでライルは不死身となった。もはや彼は日光によるダメージを受けないし老化もしない。筆者のワールドは時間経過をOFFに設定しているから老いる心配はないが、日中の屋外で堂々と過ごせるようになったのは実にありがたい。30,000pts以上の価値がある良い報酬だと思う。
……ただ一点を除いては。
なにこれすごい光る。
ゴミを捨てる時も郵便ポストを見に行く時もキラキラ。屋外に出ると体からエフェクト(光と音)を発するようになってしまった。かなりウザい。しかも今後は太陽の下にいるとプラスのムードレットがつくのだ。身も心も輝いちゃう。このエフェクトを解除するMODもすでに探し当てているのだが、筆者が飽きるまで現状維持でいくことにした。
そして、この報酬を欲したのにはもう一つの理由がある。
このカップルを新婚旅行に行かせたいのだ。旅先ではヴァンパイアがすぐに屋内に避難できない場面に遭遇するかもしれない。そう思ってこの報酬を獲得してから旅に出ようと決めていた。
ちなみに筆者にとって初の海外旅行である。いつかWAの旅行を満喫しようと考えていたため、ずっとアドベンチャー関連の情報を遠ざけてきた。初見のワクワク感を大事にしたかったのだ。しかし当然のことながら、他のプレイヤーさん方のプレイログを拝見するうち蓄積されていく情報もある。それらだけを頼りに新婚さんの冒険が始まるのであった。ああそうさ。筆者は「レッスン」を読まないタイプだよ。
***
というわけで、早速フランスに到着。 旅先にここを選んだのは「ライルの母親の故郷」という設定による。3つの国を3つの世帯にそれぞれ分担してもらおうと考えており、そんな設定ゆえに彼らを「フランス担当の冒険者」に選んだ。
この地において、筆者は二人に以下のミッションを課した。
フランス産のブドウを全種入手する(カクテルの材料にしたい)
ネクタースキルを学ぶ(趣味として楽しむ程度に)
フランス限定の料理レシピを入手する(トレイシーの役目)
ビザレベルを上げて別荘を構える
おそらくものすごくスタンダードな目標なんだろうが、この4つである。さしあたっての本命は1。ついでに2と3に着手できそうだし、その過程で4への道も拓けるだろう。さあ、がんばるどー。
まずはショッピング。3日間しか滞在できないから、旅行用品やらレシピ本やらを先にまとめて買っておくことにした。 ご主人のエフェクトのせいでフランスの瀟洒な街並みが台無しになっているが気にしない。
ところでこちら。   ▼
店の外壁からにゅっと生えているドラゴン。 これはきっとガーゴイルを模しているのだと思う。ガーゴイルとはヨーロッパ各地に見られる怪物の彫像のことだが、本来は雨どいの装飾として据え付けられた異形の像を指すそうだ。その恐ろしい姿は近づいてくる魔物どもを威嚇するためのもので、つまり彼らは家の守り神。沖縄のシーサーにも通じる「愛すべきクリーチャー」なのだ。(ちなみに、ライルとトレイシーの家の庭にも同じく〝魔除け〟として一対のガーゴイルが据えてある。)これ実にいいなぁ。いつか真似したい。
さらには雑貨屋の店頭ディスプレイも素晴らしい。(筆者ホイホイ的な意味で) シャン・レ・シム、最高だぜ。
二人で手分けして買い物をしたのち、ネクタリーに移動。 ここでもネクターのスキルブックやネクター製造機を購入。旅行ってお金かかるなぁ。
ネクタリーの地下室に井戸があったので、ライルがあの有名なスタイルでダイブ。
すると、井戸の底でネクターを拾った。そうかそうか、こうやってお宝を獲得できるのだな。 二日目からアドベンチャーも引き受けよう。ぜひ換金性の高い品々を手に入れたい。
その後は無茶にスケジュールを詰め込まず、博物館にて観光。 購入モードで買える家具に喜ぶ彼らを見て目頭が熱くなる。EAに気を遣って盛り上げてくれてるんだな、きっと。
そうやって二人が名所を散策する間、筆者はマップビューから舐め回すようにワールド中の作物を観察。フィールド上にブドウが生えていないかを探していたのである。
やがて、目的のものを発見。
ついさっきまでいたネクタリーの敷地内にブドウ畑があった。節穴か。戻れ戻れ。
この畑で3種類のブドウを手に入れた。
3種ともにレアリティは低いものの、ガーデニングスキルLv.7のトレイシーはこれらに触れることができず、ライルが一人で収穫。よし、順調に農民化��進んでいるな。
手持ち無沙汰なトレイシーが「発掘」に挑む。 これ地味なわりに楽しいなぁ。いろんな物が出てきてワクワクする。今後、発掘だけのために渡仏するのもおもしろそうだ。「遺物」が何なのかよくわからないけれど、せっかくだから頂戴しておこう。
拾ったばかりの「古代のコイン」を持って「特別な商人」を訪ねた。 ふむふむ……今は何も買えないが、ビザレベルを上げてもっとコインを稼げばブドウも手に入るのか。先ほど拾った分とこのリストを照合すると、フランス産のブドウは全部で6種類のようである。
しかし「店で買うしか入手手段がない作物」というのは妙だ。 Sims3では「死の花」や「生命の植物」といった架空の稀少な植物ですらフィールド上に存在しているのに、ブドウをポイントで買うというのは不自然に感じる。しかもこのリストには先ほど拾ったブドウも含まれている。つまり、残りの3種もフランスのどこかに自生していると考えるべきだろう。
わりと長時間ワールド中を観察したのに、あの3種しか見つけられなかったんだよなぁ。もっとくまなく探せということか。でもライルとトレイシーには新婚旅行の記念としてアドベンチャーにも挑んでほしい。滞在時間が足りないからブドウの探索は次回の課題として持ち越そう。
そんなこんなで夜。 二人の体力が尽きかけたタイミングでベースキャンプに帰還。翌日に備えてそれぞれアドベンチャーを引き受けておいた。ふむ……世帯全員で同じ依頼を受けることはできないのか。不便じゃね?
ところで、この夫婦が一緒に眠る姿を見るのはこれが2度目だった気がする。
フランスに到着してから、筆者は上述の「ライルの異常さ」に気づき始めていた。なぜなら、フランスではライルの欲求ゲージの動きが通常のシムとほとんど同じになるからだ。体力もそれ以外の項目も時間経過や行動によってどんどん増減する。もちろん、この旅先での状態がシムとして正常なのだ。しかし筆者は「いつもと違う=旅先では様子がおかしくなる」と普段を基準に考えてしまい、対応が遅れるのであった。
***
二日目の朝。
まずは簡単そうなライルのアドベンチャーを試すことに。ネクター関連のクエストなので、スキルも上げられそうだ。指示に従いネクタリーにブドウを10個届けた。うんまぁ、昨日そこの畑から盗んだブドウだけどな。
続いてネクターを作るよう指示され、初めてのブドウ踏みにトライ。ネクタースキルを獲得するとともにさらなる指示が出た。なるほど、こうやってクエストが連鎖していくのだな。ちなみにブドウを踏む際に彼が「うひょひょ」だの「ぐふふ」だの妙な笑い声を発していたが聞こえないふりをした。
二人分のクエストを並行で消化するのは不可能と判断し、この日はライルのクエストに集中することに。ネクター作りの合間にトレイシーのクエストを少しだけ進めておいた。しかし、彼女はこの日ほとんどネクターを飲んでいただけ。ずっと待ちぼうけを食らってしまった。それなりに楽しく過ごしていたようだが、申し訳ない気持ちになった。ごめんよ。
ライルのクエストは「良質以上の品質のネクターを作れ」という指示が出たところで中断した。スキルがまだLv.1だしネクターが作れる量の自作フルーツを持参していないので、挑んでも無駄に終わる予感がしたのだ。すでに二日目の夜になっていて時間切れでもあった。こちらも焦らず次回の旅行に持ち越そう。
***
最終日の朝。
トレイシーのアドベンチャーに挑むべく「ケルトの遺跡」にやってきた。
地下のダンジョンで瓦礫を撤去するライル。そういえばスポーツスキルがまだ0だった。 スキルが高ければ、こういう作業のスピードが上がったり体力の減退率を抑えられたりするのかな。
あと、なんでEAは天井を塗らないのかな。驚きの白さ。公式がムードをぶち壊していくスタイル。
で、旦那さんは重労働を請け負って男らしさをアピールするものの……
奥さんがまったく見てくれない。一人遊びに夢中。報われない努力。
その後、さらに地下深くまで潜って全クエストをクリア。 二人だと探索を手分けできてスムーズだった。また他のアドベンチャーに挑みたいなぁ。
時間が余ったので、最後に二人が初日からずっと行きたがっていたカフェに赴く。 ヴァンパイアのライルが普通の食事を摂ったところで何の欲求も満たされないけれど、まぁ旅の思い出として。
カフェの店先でラブラブチュッチュしたあと、電話からサービスを呼び出して家に帰ることに。 ビザレベルはあともう少しのところでLv.1に届かなかったが、充実した新婚旅行であった。
***
帰宅後、すぐに自宅区画の拡張工事に取り掛かる。
区画面積を元の幅20x奥行25から20x30に広げた。生活動線を補強することと裏庭の畑を広くすることを目的に奥行きを5マス増やしたのである。さらには地下にネクター蔵を新設。家屋の外観はやや変わってしまったものの、シムたちがより暮らしやすくなり満足している。
リニューアルされた新居で初めに気づいた変化は、
ライルの考え込む地点が少し奥にずれたことであった。以前は玄関ドア周辺のとても邪魔な場所にしょっちゅう座り込んでいたのだ。少々迷ったが、やはり家屋も拡張して正解だったなぁ。うん��ん。
さて。 工事が完了してからさっそく彼らに指示したことが二つある。
一つはもちろん、持ち帰ったブドウを育て始めること。これ大事。
そして、もう一つ。
血清フルーツ (Plasma fruits) で料理を作ること。
ヴァンパイアのあのジュースをすするだけの食事シーンはよろしくない。味気ない。旅先のカフェで夫婦を眺めていてしみじみそう感じた。
それと同時に思い出したのだ。トレイシーが収穫したブドウを所持品に入れていた時に「ブドウのパンケーキ」を作ったことを。同じ要領で血清フルーツを使えばヴァンパイア用の料理が作れるのではなかろうか。そう考えて試したところ、期待どおりの一皿が出来上がった。
すぐさまライルに食べるよう指示。
ゲージが上がった……!! やった!!
はっきり言って、ライルとトレイシーの新婚生活の中で最もうれしかった出来事はこれである。筆者は本格的な農家プレイが初めてで作物を所持する習慣のあるシムが少ないため、この仕様をすっかり忘れていたのだ。また、LNの屋台にヴァンパイア向けの食事メニュー(血清フルーツのスープ?)があったことをこの記事の編集中に思い出した。EAはあらかじめヒントを授けてくれていたんだな。
フルーツを使うメニューとなると軽食やデザートが中心なんだろうか。 この世帯は血清フルーツとハーブをガーデニングの肥料に用いている。幸い彼らは裕福なので、栽培効率の良くない血清フルーツを今までほぼ購入品で賄っていた。でもこれからは高品質の血清フルーツを本気で育てよう。ライルにも美味いものをたくさん食わせてやりたい。
うれしいなぁ。楽しいなぁ。
食事を終えたライルが得意げなカメラ目線を送ってきた。そうかそうか、君もハッピーでなにより。
ただし、人間(普通のシム)は血清フルーツを食べられない。
後日、血清フルーツ入りのフルーツパイ (Cobbler) を二人が一緒に食べたところ、トレイシーは2時間後トイレに駆け込んで吐いた。人間の体はこのフルーツを受け付けないということらしい。だからこの夫婦が同じ料理を食すことはできない。しかし、彼らが一緒にテーブルに着けるだけでも大進歩だ。
素朴な疑問。 トレイシーはそんなつらい目にあってなお、なぜか彼女自身の意思で血清フルーツ入りの料理を食べる。当然その後に吐く。冷蔵庫に他の食事(品質が良く腐っていない食事)も入っているにもかかわらず。彼女は愛するライルのためにこのフルーツに慣れようとしているのか、はたまたちょっとアホの子なのか……。後者のような気がするがまだ答えは出ていない。
新たな世帯でプレイし始めるたびに新たな発見がある。このヴァンパイアの食事の件もまた然り。そろそろプレイ歴4年になるというのに、まだ知らないことだらけの初心者プレイヤーだということを改めて���覚させられるエピソードであった。この調子だとSims3を遊び尽くすのにあと何年かかるだろうか? 果たしてそんな日は訪れるのだろうか?
***
そんな世紀の大発見から数日後 (3〜4日後?)、二人にそろって同じ願望が出現した。
ついにおいでなすったか……。 この願望、実は旅行中にも出していたため2度目である。しかし帰宅後の区画工事のために引っ越しをしたことで願望が消え去ってしまったのだ。もちろん二人ともセットし直しておいた。
そう、GENのファミリー要素=出産と育児を体験することもこの世帯の大きな目標の一つなのだ。ヴァンパイアと人間のハーフってどうなるの?と興味津々ではあるのだが、今は自宅バーの開業に向けて全力を注ぎたい。子育てはそのあとに取り組もう。筆者にもうちょっと時間をおくれ。
そこへ続けて新たな問題が勃発する。
金がない。
世帯の所持金がスターター未満の金額に激減。旅行前は§70,000くらいあったはずなのに……あれれー??
この世帯、日々の買い物(血清フルーツの大量購入など)で§1,000とか普通に遣うし、旅先で大枚叩いたし、家を増築したし、そのくせ自営業の「園芸家」はまだ軌道に乗っていない。支出ばかりでまともな収入がないのだ。知らぬ間にかなり散財してしまったんだな……。
以下、この世帯の所持金に関する余談。(読まなくてもOK)
ではなぜ先ほど「裕福」と記したかというと、独身時代のライルがかなり稼いでいたからである。筆者はRegisterでNPCたちに給料を支払う設定を施している。バーテンダーNPCとしてヴァンパイアラウンジに長く勤めたライルは、初めて操作世帯に切り替えた時点で約§80,000もの資金を持っていたのだ。
一方のトレイシーは、同じラウンジのピアニストNPCだったわりに世帯合流時の所持金は§30,000ほど。大分少ない。これは彼女が「ピアニストなのにピアノを弾かない」という盛大な不具合を起こしており、役割をまっとうできずにいた期間は無給だったからだと推察する。その不具合の解消後からNPC状��を解除するまでの給料しか上乗せされなかったようだ。
また、筆者は「完成した家を無料で居住シムに贈る」というこだわりを持っている。その理由は、建築に資金の制限がかかるのが嫌だからであり、そこに住むシムに対するエールでもあるからだ。頑張って生きろ、と。(チャレンジ要員として生まれたジミーちゃんだけは例外。彼はスタート時の資金から家を購入している。)入居して以降の調整にはもちろん世帯の所持金を使うが、原則的には無料なのだ。つまりやたら装飾の多いこの家を、二人はタダで手に入れている。
そんな経緯で金持ちだったカップルは今や資金が枯渇しかねないピンチに陥っていた。
うーむ……ネクター作りに手を出すのが早すぎたんだろうか……。 ネクター製造機、スキルブック、ネクター棚etc. たくさんの買い物をしたうえに地下室を作って……。趣味程度に嗜むつもりだったわりにかなりコストをかけてしまったなぁ。
というわけで、やむなく非常手段に訴えることにした。
彼らが同居し始めた直後、いつのまにかトレイシーがセレブに昇格していた。たしか「友達が多いから」とかそんな理由だった気がする。で、続けてライルも (おそらく同じ理由で) セレブLv.1となり、二人はいつもほぼ同時にセレブレベルを上げ、現在そろってLv.4になっていた。
セレブといえば贈り物の山。謎のメーカーから大量に届く高級家具や家電。リーサルウエポンとして温存していたこれらを一気に売却することにした。本当は別の機会に使いたかった方法だが仕方ない。
じゅういちまん。
§4万〜5万で売れればいいなぁと考えていたら、その倍以上の儲けになった。セレブすげえ。こんな高額になったのは初めて。二人が当面暮らしていくには十分な金額だし、今後彼らには超高価な買い物が待ち構えている。なのでセレブであり続けることが有効な金策になると確かめられてよかった。
ちなみに旅行で拾ったお宝の数々は売らずに保管している。換金すべきかコレクションすべきかをまだ決めかねているのだ。このまましばらく様子を見たい。
***
目指すは2度目のフランス旅行。残り3種のブドウの収集。 だがその前に、もう少し準備を整えるとしよう。
* to be continued *
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gnome-ts3 · 8 years ago
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ヴァンパイアの結婚式 (ハロウィン風味)
前回投稿した〝古びた屋敷〟に住むヴァンパイアと人間のカップル。 2015年春に生まれた二人が、先日、2年半の時を経て結婚に至った。 その記念に撮った冒頭のSSとともに、結婚までのプレイログも残しておきたい。 少々長い記事だがおつき合いいただければ幸いである。
***
前回の投稿後、ライル(ヴァンパイア)の猛攻にトレイシー(人間)が陥落。 二人の関係が「恋愛対象」から「恋人」へと昇格した。 その直後ライルから彼女に同居を持ちかけ、二人は一緒に暮らし始めた。
筆者の設定にようやく実情が追いついてきたわ��だな。よしよし。
同居開始から数日間、各人のスキル上げや生活の基盤作りに専念したのち……、
念願のプロポーズ。 シムたちのモーションがアホっぽくて実にかわいい。
二人ともオーバーリアクションで表情豊か。
興奮のあまりクールに徹しきれないライル。 Sims3でプロポーズを見たのは初めてだったのだが、とても楽しい。 驚きと癒しと爆笑に同時に見舞われるという稀有な体験であった。
よかったよかった。今日からお互いが「フィアンセ」だねぇ。
……となると、次は結婚式だ。
筆者の準備の傍ら、二人はまたスキル上げやチャンスに奔走する日々を送った。
この家の裏庭には畑があり、ライルのカクテル作り用の作物を育てている。(彼はバーテンダー) 現在は手当たり次第になんでも栽培しているが、ゆくゆくはフルーツ中心に切り替える予定。
そして二人のガーデニングスキルがLv.9 (ライル) とLv.5 (トレイシー) になった頃、だいたいの準備が整った。
3日連続でイベントを開催することにしたのだ。 独身最後のパーティーと結婚式。これを3日間で一気に執り行う。
***
まず初日はトレイシーのバチェロレッテパーティー。
ライルもトレイシーもNPC時代に大勢の客と知り合っているが、「友達」以上はごくわずか。 この独身最後のパーティーで二人に親密なシムを増やしてあげたい。 そんな親心から招待客の人数を少なめに絞ることにした。
かつて投稿した相関図に載る自作シムを中心に、仲の良いデフォルトシムもちょびっと招く。
さあ、始めよう。 ライルを自宅で留守番させ、店を借り切って女子だけの乱痴気騒ぎをしようじゃないか。
開宴時間の間際、店の前にメンバーが集まり始めたところ、
その服どうしたの。
親友のラン(以前ご紹介した廃教会の住人)も設定した記憶のない服を着込んでいる。 これがドレスコードの「目立つ格好」なのか。EAさんのセンスにはいつも度肝を抜かされるぜ。
一方、メラニーさんはフォーマルに設定した服のうちの一つを着用していた。 ふむふむ……必ずしも奇天烈ファッションをするわけではないのかな。
ちなみに、彼女は筆者のSims3の〝主人公〟たるタローさん (建築士) の恋人。 結婚願望の強いタローさんに、メラニーさんはYESと言ってくれない。 今のところ、彼女は仕事 (彫刻家) が楽しくて結婚に興味がないようだ。
さて。ランの「乾杯の音頭」でパーティーが始まり、
トレイシーが見たこともない表情で痴態を晒す。
それでも彼女は演奏スキルを極めたピアニスト。面目躍如でセッションを盛り上げた。
ささやかなパーティー。特に混乱もなく楽しい時間は過ぎてゆく。
店のNPCが会場に現れなかったため、途中でライルを呼び出して仕事をしてもらった。 こういう場面で身内にバーテンダーがいると実に頼もしい。
浮かれている間に朝が来てパーティーはお開き。最高の評価をもらえた。 16:00頃から始めて、終了が翌朝6:00頃。ぶっ通しで14時間とは長丁場だなぁ。
……などと考えながら自宅にカメラを戻したところ……
大量のカクテルが生成されていた。どう見てもパーティー用である。 ライルよ、留守番させられている間に独りで黙々とこれ作ってたのか……。 その姿を想像したら切なさのあまり笑いが止まらなくなった。うんまぁマジごめん。
さてさて、そんな君が本日の主役だよ。
トレイシーが仮眠を取る間に準備を進める。
イベント二日目は、自宅でライルのバチェラーパーティー。 前日より少し遅い18:00に開宴とした。会場が自宅だし、昨晩の反省からこの日はトレイシーも参加。
再びみんなが最高にCOOLなEAコーデに身を包んでいたので、片っ端から設定し直しておいた。
結婚してくれない彼女とともに、結婚する友人を祝う……。 タローさんの胸中はさぞ複雑であろう。到着早々カクテルをガブ呑みしていた。
で、複雑だって言ってんのに、
そんな彼に「乾杯の音頭」���頼んでしまった新郎新婦。(ライルとタローさんは親友) おまえらに慈悲の心はないのか。浮かれて判断力の低下したカップルほどたちの悪いものはないな。 いやまぁ実際に頼んだのは筆者だがな。
きっとタローさんは精一杯の自虐トークで場を盛り上げてくれたことであろう。 (そして全員が沈痛な面持ちで彼のスピーチを聞いたことであろう)
だからネクターを浴びせかける彼の目が虚ろだったのは気のせい……のはず。
3時間ほど遅れて男性陣が来訪。みんな思い思いにパーティーを楽しんでいた。
こうして会場を眺めているととても楽しい。 元々「店舗 (バー)」として作った空間なので、今後もここでたくさんホームパーティーしたいなぁ。
やがて朝が来て、一人また一人と客が帰っていく。
……だがしかし。
あの……そろそろ昼なんだけど。なんでまだいるの。
どうしても帰らないのが3人。友好度と関係があるのだろうか。
俺の知ってるバチェラーパーティーと違う。 ――とライルは困惑の表情を浮かべ、眠気MAXのトレイシーは決死の覚悟で踊り出す。
ふと目を離した隙に、二人が廊下で仲良くダンスをしていた。 男同士、親友同士。良い光景だな。(この間にランたち2名は去った)
タローさん、これからもライルとトレイシーをよろしくね。 もうちょっとこの家の改装は続くから、一緒に頑張ろうね。
あと、邪魔だから帰ってね。
あなたがいたままだと今日の予定が狂っちゃうんだよね。
こうして22時間に及ぶツールドフランス級にタフなバチェラーパーティーが終わった。 こちらも最高の評価をもらえてうれしい限り。
パーティーの途中でぶっ倒れて眠りについたトレイシー。 もうちょっと寝ていておくれ。
トレイシーの回復を待つ間に、ライルが一人で本日の畑仕事を済ませる。 というか普段からライルが7割がた畑の世話を負担している。 NPC化を解いて日が浅いトレイシーは、すべきことが山ほどあり多忙なのだ。 かたやヴァンパイアのライルはほぼ眠らないため、時間を持て余すこともしばしば。
当面はそんな二人の生活リズムを模索しながらのプレイになりそうである。
***
やがて、夜が来た。
ライルとトレイシーが車に乗って出発する。
道中で偶然(?)にもタローさんと鉢合わせし……、
タローさんの車にめちゃくちゃ煽られながら……、
どうにか目的地へとたどり着いた。ここで二人だけの結婚式を挙げるのだ。
うん、無事に到着してよかった。 新郎と新婦が、結婚式に向かう途中という人生の絶頂で一緒に事故死とか目も当てられない。
いやまぁ……筆者はメインシムの陰湿な側面を垣間見て動揺しているけれども。 まさかタローさんがパーティーで長々と��座ったのは妨害工作…? 疑惑が胸をかすめる。 嫉妬とはこうも人を狂わせるものなのか……。
気を取り直して、ここは墓地。
その一角に用意した地下霊廟。(このSSは演出用にポーズにて撮った一枚) 極めて辛気臭いこの場所で、二人に永遠の愛を誓い合っていただこう。
まぁ、その、あれだ。 会場が未完成の状態でうっかり挙式しちゃったという失態はさておきだな。 コマンド「結婚する」のモーションを定点撮影したSS群をスライドにてご覧いただきたい。
微笑ましいのぅ。 指輪の交換中にライルがずっとニヤついているのが笑える。
この挙式のあと続けてポーズを用いた記念撮影をした。 (冒頭のSSでは拝借したポーズによって二人の身長差が拡大しているが、本来は5cm差程度)
こういった撮影はとても楽しいけれど、まだまだ不慣れで手間取ってしまう。 撮り終えてからあれこれと反省点がわき出てくる。本当に難しい。 少しずつでいいから上達していきたいなぁ。皆さんのSSももっと拝見して研究を重ねよう。
婚礼の装束は男女ともに「古めかしい雰囲気」を重視した。 こだわりを語り出すときりがないので一切省くが、衣装も会場も結着するまでにとても悩んだ。 ……それなのに区画が未完成のまま撮影してしまうという体たらく。
この霊廟はいつか別の土地に建て直す予定なので、完成した暁にはリベンジで撮影をしたい。
よし、これにてミッションコンプリート。 2年半もかかってしまったが、ようやく思い描いてきた状況が手に入ったぞ。
二人ともよく頑張った。本当におめでとう。
***
……と、ひと息つきたいところなのだが、このカップルに関して一つの懸念があった。
同居を始めた頃からライルにたびたび出現する願望。
……むむむ。
さらに、婚約をした頃からトレイシーに出現するようになった願望。
……えぇー…。
正直なところ「ヴァンパイアの夫婦」を見てみたい好奇心はある。 もちろんトレイシーが人間をやめるのは至極簡単なことだ。
しかし、それで良いんだろうか……。 君たちは「同じ」じゃないと幸せになれないのかい?
二人が「違う」からこそ生まれる何かがあるんじゃないのかい?
うーん……迷うなぁ。正解がない問題だからなぁ。 ちょうど二人のライフプランを練るべきタイミングだし、この答えも一緒に考えていくことにしよう。
* to be continued...?? *
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gnome-ts3 · 8 years ago
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ジミーちゃんの獄中日記【08】
#Jimmy’s Diary:【07】← 今ここ →【09】
なまけ者で不潔なシム〝ジミーちゃん〟。 おはようからおやすみまでそんな彼の暮らしを見つめるという誰も得しない企画の第8回である。
前回までのあらすじ。(今回のスタート時点での情報)    ▼
ゾンビとの交流を深めたジミーちゃんだったが、相変わらず友達は0人。 ボーンヒルダさんを呼び出す気配もなく、孤独との戦いはまだまだ続くのであった。
先に告白しておくと、今回はまったくチャレンジ日記になっていない。 いやいつもなっていないが、今回は特に。
***
水曜日の深夜。空腹で寝ていられなくなったジミーちゃん。 画像の隅にチラッと写り込んでいるとおり、
請求書が危険信号。
夜食タイムのあと……
7人目の天使が生まれ、〝神7〟が結成された。
満腹になって、再び就寝。
寝ている間に……、
生涯の幸福ポイントが10,000ptに到達。 最終目標30,000ptの1/3、夢の5桁に突入した。
しかし、眠りから覚めたジミーちゃんの表情は暗い。
うんまぁ……1/3に到達したということは、まだ2/3も残っているという意味だからな。 こんなに頑張ってきたのに半分未満。むしろ絶望しかない。
起床後のステータス。可もなく不可もなく。
生まれたての天使をベロベロと舐め回して空腹を満たしたあとは、
汚風呂で水遊び。
夏だもの。クレイジーに暴れたいよね。
こちらさんもクレイジーに暴れたいよね。
しかし督促のメッセージが現れないため、自分には打つ手がないのであった。
この日は「ブレきゅん」ではない別の少年が新聞配達に訪れた。 (庭が散らかっていて配達はされないけれど)
ジミーちゃんはとうとうブレきゅんに見捨てられてしまったのか……ショックすぎる……。 ちなみにこの「ババきゅん」もブレきゅんと同じく友人欄に一瞬登録された。 しかし交流を持てずにいたところ、やはり彼も翌日に��抹消されてしまったのだ。 どうやら新聞配達員はこうなる仕様らしい。
ババきゅんが撤収したあと、ジミーちゃんは庭でお絵描き開始。
この日はゴーストハンターのミゲルさんや、
カフェ店長のケンジ君が通りかかった。 ジミーちゃんとともにこの狭小区画に閉じ込められた自分にとって、心癒される貴重なひと時である。
しかしケンジ君がやたら出歩いているのが気にかかる。この人(骨)、1日に3〜4回はここを通るのだ。 お店どうなってんの。営業しておくれよ。
16枚目の絵が描き上がった。夏らしいビビッドな色合い。
その後、屋内で絨毯を眺めていたところ……
前回に続き、またもやこの願望が出現。そして気づいたのだ。 なぜか自分はこの願望を「町のプール区画で裸泳ぎをする」と勘違いしていたが、そんな条件は一言も書かれていない。
つまり自宅区画で叶えられる願望のはず。ならば、
やるしかない。
だって、夏だもの。
さっそく水着に着替えてザブン。 ジミーちゃんの水着姿は頭も露出度が高いためかなり刺激的である。
裸泳ぎをしてほしいところだが、そのうちやってくれるだろう。
後ろにもう一人いるのが気になるものの、まぁ彼が楽しそうで何より。 ちなみにジミーちゃんの腹筋は実際にはぶよぶよである。(カスタムスキンの描画による錯覚)
空腹に耐えかねてプールから上がってメシを食い、
就寝。
12日目の獲得ポイントはわずか約200ptであった。
***
13日目、木曜日の朝。
起床時のステータス。 ちょっと低め。社交値がすっかり元どおりに下がってしまった。
プールは庭にあっても地下室扱いで薄暗い。そこで照明を設置。
所持金は§1,617となった。 今までに描いた絵をすべて保管しているので、それらを売却すれば§2,200〜2,300くらいになるはず。
さて、さっそくトイレと入浴を済ませたジミーちゃんは、
汚すぎるバスタブを見て、某ネット広告風に吐き気を催していた。
ほらー、掃除しないからだよ。被害者ヅラするのやめて。
その後はプールへ。彼が水泳を好きなようで安心した。
……などとほのぼの気分で立ち泳ぎを眺めていたところ、
ダイアンさんが請求書のお代わりを持参。なんだこの構図。
そして新たな請求書と引き換えに、
延滞していた請求書が消え、あのメッセージが……。
ヤバい……あいつが来る……!! なんだこの構図。
ここでダイアンさんと入れ替わりに、なんとブレきゅんが再登場。 じゃあ昨日のババきゅんは何だったんだ…?
でもまぁ見捨てられたわけじゃなくてよかった。 ブレきゅん、明日からもよろしくね! 新聞配達はできないけどね!
……と走り去るブレきゅんを見送っていたら、あいつが到着。
デデンデンデデン!! デデンデンデデン!!(ターミネーター2のあの音)
取り立て屋のアドリアーネさんが駆けつけた。 ふむ……ダイアンさんと同じ顔なのは仕方あるまい。
で、このアドリアーネさんが……
いやもうホントえげつない。本棚を奪われてしまった。
それなのにただ黙って見ているだけのジミーちゃん。抗議しないのかい?
ここでこの表情。血も涙もないぜ。
だが本棚だけでは金額が足りず、アドリアーネさんはさらなる物色を続ける。 つまり……
彼女は期せずして、ジミーちゃん以外で初めてこの家に足を踏み入れたシムとなったのである。
うん、そうだね。これが普通の反応だね。
小バエにもめげず標的を定めたアドリアーネさんによって、
小さなラグを没収された。
どうせなら小バエも吸い込んでくれればいいのに。
粛々と仕事を終えた彼女は後ろで溺れているジミーちゃんを気にも留めず立ち去るのであった。
すると家具を奪われた悲しみと怒りが爆発し、
ジミーちゃんは泣いたりわめいたりでてんやわんや。 なぜそれをアドリアーネさんに直接ぶつけなかったのか。内気か。
ムードメーターがひどい状態。 気づけば社交値もかなり下がっており、「寂しい」のマイナスムードレットが発動していた。
だが、ここからはジミーちゃんのターン。 おもむろにスマホを取り出した彼は……、
出会ったばかりのアドリアーネさんにメールを送る。
「失礼なメール」で怒りをぶつけたかと思いきや、続けざまに「友好的なメール」を送信し、
この2種類のメールを交互に50回以上送り続けた。
(リアル時間の)5〜10秒間隔で延々とメール。 ジミーちゃん、それ警察に捕まるタイプの奇行だからやめて。
その間にスキルレベルが上がったり願望を叶えたりした。 しかしジミーちゃんのあまりの陰湿さに呆然としてしまい、まったく頭に入ってこなかった。
やがて、ついに……ついに……
ジミーちゃんに友達(険悪)が出来た。それ友達って呼ばない。
ブレきゅんとは異なり、彼女とは社交アクションを経て関係性を築いているので、もう消えることはないだろう。
社交値を引き上げるためのメール攻勢だったようだが、「失礼なメール」を送ると社交値は下がってしまう。 おバカなジミーちゃんはきっとそれを知らず、「失礼」と「友好的」を半々くらいの割合でアドリアーネさんに送信し続けた。 その結果……
あんなに送ったわりには社交値もムードメーターもごくわずかに回復したのみであった。
その後もまだしつこく彼女にメールを送り続けるジミーちゃん。 モテない男の典型例みたいな行動やめて。
ようやくメールを切り上げた彼は、絵を1枚描き上げたのち、
本日の営業を終了した。
13日目の獲得ポイント。 300pt弱。二日がかりで500ptしか稼げなかった。まぁ仕方ない。焦らずにいこう。
歩みの遅いチャレンジ日記で申し訳ない。 ただ、おそらくジミーちゃんの生活は当面こんな調子でのんびり続くものと予見される。 さらには、今後は別の記事も投稿しながらこの日記をじっくり続けていきたいと考えている。 1,000万人のジミーちゃんファンの皆さん、どうか辛抱を……。
***
ところで。 すでにお気づきの方もいるかもしれないが、プールを設置したことによりジミーちゃんが痩せてしまった。 ポチャっと太った彼が好きだったのに……。残念。
そんなわけで、ジミーちゃんに体形が目立たない水着へと着替えてもらった。
庭のゴミ箱と同じ柄だということを、どうか彼には知らせないでいただきたい。
* to be continued *
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gnome-ts3 · 8 years ago
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ジミーちゃんの獄中日記【01】
かつてご紹介した小さな古民家 (10x10) で、片岡潤 @kataoka2012 さん考案のチャレンジ「お気に召すまま」に挑む記録。
#Jimmy’s Diary: 今ここ →【02】
どう展開するかわからない現在進行形の企画のため、オチがつかなかったらホントごめんなさい (先に謝っておくスタイル)。 いや別にいつもオチなんかないけども。冒頭の画像で示したルールは大まかなものだし、ここに至った経緯もあるので、詳しくは上記リンクをお読みいただきたい。
***
さて。 初回拡大版スペシャルの今回は、ややテキスト多めで初期設定について記しておこう。
手始めに、チャレンジャー「ジミーちゃん」の特質5つをきちんと決定した。テストプレイ段階では、サイコロに決めてもらった5つのうち一つを《不精者》に取り替えただけだったのだ。《不精者》で挑むという点に自分としては大きな意義を感じており、この特質だけは決定事項。しかし他の4つを忘れかけていたところ……
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これはひどい。粒よりの役立たずがそろっていた。 これから始まるチャレンジでは【就職も外出も禁止】・【プレイヤーがシムに指示を出せない】という大前提のルールがあるため、ジミーちゃんが他のシムと接することはほぼないのだ。社交の機会はあってもごくわずかと予想。つまり社交関連の特質はあまり発揮されないように思う。
そこで、《不精者》以外の4つをこちらの特質に交換した。    ▼
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今回のチャレンジではシムは就職できず、区画内に設置した池(釣り)とイーゼル(絵画)でお金を儲けることになる。ジミーちゃんの家ではその両方が庭に置いてあるため、《アウトドア好き》で庭にいることを好むよう仕向け、《釣り好き》で釣りに興味を持たせようという狙い。ここで《芸術家肌》も選べば難なくイーゼルに向かうとは思うのだが、我が家のシムたちはこの特質がなくてもやたら絵を描きたがるので、その可能性に賭けてみることに。
《誘惑的》には興味津々。 この特質はTwitterフレンズの式さんのアドバイスを元に採用となった。自分が「《不精者》で挑むのが不安」とぼやいていたところ、式さんから「《誘惑的》のシムは風呂に入りたがる欲求が異常に強く、その欲の強さは《不精者》の風呂嫌いにすら打ち克つかもしれない」と教えていただいたのだ。なにそれおもしろい。この二つの特質がぶつかるとどうなるのか見てみたいし、衛生面に���与する特質が入るのはありがたい。正直、公序良俗に反するレベルの不潔なSSだらけとなって、このブログにモザイクがかかりまくる事態は避けたかったのだ。
ほんでまぁ《感動しやすい》はおまけのようなものである。 ジミーちゃんの性格を表す特質が一つくらいあってもいいのでは?と考えて採用。
こうして、効率重視型ではない5つの特質が決定したのだった。ジミーちゃんと一緒に自分自身も右往左往してみたい。
***
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さあ、ようやくジミーちゃんの人生の幕開けである。 「生涯の幸福ポイント」が30,000pt貯まるまで、彼はこの10 x 10の監獄に引きこもって暮らすのだ。自分は生活モードでは願望の取捨くらいしか操作できない(購入モード・建築モードは操作可能)。つまりフリーウィルで行動するジミーちゃんを眺めるだけの「見守りプレイ」である。
ここで、投獄時点(初期)でのボディチェックの結果を載せておこう。    ▼
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よしよし、すべてが空っぽ。 彼は何も持っていないし、誰とも関わっていないし、当然「生涯の幸福ポイント」は0pt。また、SSを撮り忘れたが区画の値段は§11,326で、初期資産§16,500との差額§5,174がこの時点での所持金である。
ところで、チャレンジに関係ない余談だが、ジミーちゃんの家は……
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あの何やら物騒な「西の魔女」の塔にめちゃくちゃ近い。2軒は「お隣さん」である。 このチャレンジを無事にクリアしたところで、ジミーちゃんはどのみち長く生きられないのではなかろうか。
……と、自分がジミーちゃんの将来を案じる間に、彼の時計は動き始めた。
記念すべき彼の最初の行動を見守っていると、
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スマホで動画視聴。この上なく冴えない。 あまりに冴えないので、少々悪意を込めたアングルにて撮影しておいた。
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かと思いきや、次の瞬間には《アウトドア好き》の効力でご機嫌に。外サイコーだぜ!  そうそう、だからガンガン庭に出て、釣りしたり絵を描いたりしておくれ。
……とか何とか言ってる間に、以下の3つの願望が出現した。
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☑ 釣りスキルを覚える (ぜひ覚えたい)
☑ 釣りに行く (自宅区画内で釣りをしてもクリアかな?)
☐ 科学キャリアを選ぶ (ルールによって就職は禁止)
釣り関連の二つのみをセレクトしておいた。 どんどん幸福ポイントを稼いでいかないとね。
でもまぁ、そんな親心を知らないジミーちゃんは、
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とっとと家に入ってテレビを観始めていた。 池もイーゼルもガン無視。ああ……想像はしていたが、ヤバイなこれ。
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動かざること山の如し。 テストプレイの際、あまりに娯楽がないとジミーちゃんがかわいそうと思い、PCやギターを削除したあともテレビだけは残したのだ。しかし、もし毎日こんな調子だとしたら、彼は池にもイーゼルにも向かわないだろうし、幸福ポイントもなかなか貯まらないだろうなぁ。どうしようかなぁ……と考えていたその時。
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壊れた。神がかったタイミングで壊れた。
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ドンマイ。
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きっと君たち二人は結ばれない運命だったんだ。もう忘れなよ、あいつ(テレビ)のことは。 (※この時テレビを消す操作をしてしまったことに今気づいた…。「オレンジ印だから大丈夫」と思い込んでいたのだが、アウトかな…?)
……などと彼を気遣うふりをしつつ、テレビを観られなくなったことに安堵していたら、新たな行動が始まった。
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今度は鏡か…! 《誘惑的》特質お得意の「着飾る」だ。 どんなに着飾り甲斐のない容姿でもついついやってしまうわけだな。せめて楽しさとか衛生のゲージが上がればいいのに。
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その後、簡易メシで胃袋を満たした彼は、
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また鏡。 良いムードレットをつけてすっかり上機嫌だけど、何度見ても生えてこないからね?
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テレビに未練たらたらだが、修理しようとはしないジミーちゃん。 でももし修理したがったとしても、器用スキル0だから感電死の危険性があるんだよなぁ。壊れたままのテレビ、置いておくの怖くなってきた。
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そしてまた鏡。眠くても鏡。 まるでテレビを失った心の隙間を埋めるように、ジミーちゃんが鏡に吸い寄せられていく。ハッキリ言ってうぜえ。
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ここで「○○を買う」シリーズが初登場。 この時点までに出現した願望は、就職や外出に関わるものばかりだったのですべて却下した。この願望もお金を使うのが怖くて却下してしまったのだが……うーん……少し後悔。楽にポイントを稼ぐ方法ではあるので、今後はお財布と相談しながら積極的に消化していこうと思う。
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波乱含みのような、そうでもないような初日が、ものすごく健康的な時間に終了した。おやすみー。
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チャリーン☆ テレビと鏡を売却。 【故障したオブジェクトをシムが自発的に修理しない場合、プレイヤーが買い換え可能】というルールがあるのだが、テレビはもはやないほうが都合が良いので削除することに。鏡は……同じ絵面が続くのは自分が飽きるからという理由。今後、必要に思えたらまた買ってあげてもいいしな。明日からしばらく様子を見よう。
初日終了時点での獲得ポイント。    ▼
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にひゃくろくじゅういち。目標値30,000ptの100分の1未満という衝撃の数字であった。 何日かかるのこれ……? と道のりの険しさに震えつつ、次回へ続く。
* to be continued *
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