いつだつてだれかの代はり ほそいほそい肩ひもで身を吊りさげて立つ/川野芽生
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さしだせばどうなったかと思いつつ自分のためにさす傘の紺/工藤吉生
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手をつなぐ遠いひかりは海だろうこんなに近く僕はいるのに/松村正直
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家族の誰かが「自首 減刑」で検索をしていたパソコンまだ温かい╱小坂井大輔
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手をつなぐ遠いひかりは海だろうこんなに近く僕はいるのに/松村正直
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君を得しよろこびなれど新しくおのれを得たる驚きぞする╱三ヶ島葭子
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運命が決まってるとかじゃなくて起こる事象を受け入れてたい/手塚美楽
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むりやりに光にならなくていいとあのとき言ってあげればよかった /藤宮若菜
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ひとり飲むホットココアのやさしくて午後の空虚を満たしてくれる/嶋田アイ
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愛し方なんて習っていないけど「お粥 レシピ」の検索履歴/犬飼犬太
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さて きみがわたしを好きでいるうちにホルマリン漬けにしておきますか/埃
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はま寿司の隣に家を建てちゃえば逆に行かなくなる気がするの/雲海ギャルズ
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カーテンが夜を創ってくれるからわたしがそれを本物にする /鈴木晴香
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一週間ひとと暮らしてまだ旅のはじまりのやうな朝の歯みがき╱大口玲子
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呪いではなくて祈りでもなくて天気予報のように待ってる/水野葵以
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海になつかしさを感じているうちはほんとうのさようならは言えない/郡司和斗
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嫌いって疲れる 美しい曲を耳にそそいで奴を追い出す /雪舟えま
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