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天井桟敷
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Twitterで話さないような日常。 https://twitter.com/kankitsurui_ume
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umenomi · 5 years ago
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2020/12/26(土)
12月30日まで仕事を納めることが出来ないので病院に行きがてら高円寺に気分転換に行った。このご時世に……。いやこのご時世だからこそ……。
昔一回だけ親に古本屋に連れて行ってもらった記憶があるんだけどほとんど忘れていた。記憶力ないからね、仕方ないね。 本屋巡りをしてユリイカ(ぬいぐるみ特集)、欲しかった歌集諸々を購入して今日のお目あてアール座読書館と織尋人形個展「幻想結晶標本室」に行った。
・アール座読書館良かったーーー!私ここに住みたい……。植物と本とアクアリウムと鉱物、その他アンティークの家具、好きなものしかない!私の部屋もそういう感じですが、久しぶりに部屋以外の外で落ち着ける場所を見つけた気がする……。どんな素敵なカフェに行っても「外にいる」「他人がいる」というだけで酷く緊張する私にとっては凄く安心する場所だった。置いてある本のラインナップとかも好きなものばかりでほっとした。夜想のドール特集と写真集で人形展への予習をして、 巖谷國士と桑原弘明のスコープ作品集にうっとりしてました。暖房が効きすぎてない静謐な空気と照明が少ない感じもベスト。5冊くらい一気に本を読んだ。また行こう。 席のコンセプトが全部違うので全部座りたかったけどあの荷物と食器を持って移動しまくるの迷惑すぎるのでやめました。(移動はしていい。他のお客様がいなければ)
・Art&Antiques LECURIOの織尋人形個展「幻想結晶標本室」。 私は天野可淡や最近だと中川多理さんの人形が大好きなんだけどその系譜にいらっしゃる方だなあと物言わぬ彼女たちを眺めながらどきどきしてました。 とてもお迎えしたかった…私の部屋が狭くなければ……。そしてここに存在しているから輝く彼女たちなのではないかと思ってしまうんだなあ……。ドールを見るとローゼンメイデン読み返したくなる。とりあえず今日は帰って川端康成の「片腕」を読みます。
異形と少女の形を持つ少女たちに惹かれる。「畸形」に美しさを感じる人間なので色々と刺さる……。展示に一緒に置かれていたナボコフの『ロリータ』、とても、わかります……。少女に人生をめちゃくちゃにされたい人生……。後ろ髪を引かれながらとりあえず織尋さんの個人誌『LAEVATEINN-博物学としての炎』を購入。角と剣状の足を持った少女人形の架空の博物誌ですよ。ほくほく。 レーヴァテインは北欧神話の武器で世界樹のてっぺんにいる雄鶏ヴィゾーヴニルを殺すことが出来る剣の名前。普段はシンモラ(巨人スルトの妻)が保管しているもの。名づけがとても示唆的。 よい気分で帰ってきたので来週の三日間はこれで頑張れそう。ケロQの「すばらしき日々」(エロゲ)は予約遅すぎたせいで30日に届くっぽい。とほ���。いいんです。イノセントグレイの「天ノ少女」(エロゲ)先にやるから。 早く「終ノ空」リメイク版やりたいよーーー!
アール座で読んだ『スコープ少年の不思議な旅』、ずっと探していたので読めて嬉しかった。ぞくぞくしたとこを下記に引用しておく。
どんなパティオにも、失われたはるかな楽園の記録が残っている。木洩れ日と水のきらめき、樹木や果実の花の色と香、微かな涼風、タイルやテラ・コッタの肌、泉盤の秘めやかな水音など、そこにあるものは五感のすべてにはたらきかける。建物の内側につくられた小さなオアシスは、太古以来の快楽のありかをふと思いおこさせる。 ここもまた小宇宙である。小宇宙には囲いがなければならない。スコープという箱のなかに組みたてられた庭は、部屋と同様、囲われて守られている場所である。 スコープ少年は庭へ出てから、ずいぶん遠く旅をしてきたように感じる。 それでも同時になにか、自分の生まれた場所、自分の旅の源であった場所にませ行きつきたいという気がしている。
『スコープ少年の不思議な旅』「扉」/文・巌谷國士/作品・桑原弘明/株式会社パロル舎
ここだけ読むとラブクラフト全集6巻(創元推理文庫)の「セレファイス」読みたくなるな。
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umenomi · 5 years ago
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2020/12/6(日)-2
一緒に展示会に行ったいなこさんと本屋巡りをした。 渋谷の紀伊國屋書店の一角、写真集のコーナーで色々な本を開いて眺めた。
気になった本『世界幻想とファンタジーの情景』(パイインターナショナル)
ハレルボス(ベルギー)の童話のような花畑やポーランドの聖バルトロメイ協会のような異質な美しさをもつ場所の風景写真が見開きで掲載されている。 「これいいかも……」と隣にいるいなこさんに見せたら「世界は綺麗な場所がまだ沢山ありますね」と言ってくれた。 そうだと思う。 世界は凄く綺麗でだからこそ恐ろしいものも沢山あるのだとずっと思っている。美しくて怖いものが好きなのは世界を綺麗だと信じているからかもしれないなと帰りの電車内でうとうとしながら思考していた。因みに堂々と反対方向の電車に乗って荻窪まで行ってしまった。
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umenomi · 5 years ago
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2020/12/6(日)
気づけば12月だった……。 読んだ本は打ち込みが大変なので、読んだ本ノートをまとめて年末くらいにあげておこうかな。中学くらいからの謎習慣だけどここまでくるとライフワークみたいな。本を読むことがじゃないです。(読むだけなら保育園時代から読んでるし……)書き留めておくことがです。 読書は無理やりするもんじゃないし、読んだ冊数を競うものでも、ましてや本を読むことを自分との闘いにするものではないとずっと思っているし、きっとこれからもそうなんでしょう。違う人もいるとわかってるけど。
今日はフォロワーさんと一緒に最果タヒさんの展覧会「われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」に行ってきた。展示会のタイトルもきっとタヒさんが考案されたんだろうけど、とても透明感があって好き。実は今日まであんまりタヒさんの本は読んでいなくて、かもめブックスで偶然出会ってお迎えした『千年後の百人一首』(最果タヒ・清川あさみ/リトルモア)と今日の行き帰りで読んだ『星か獣になる季節』(最果タヒ/ちくま文庫)くらい。もしかしたら雑誌で見てるかもしれないけど。輪るピングドラムをテーマに一編の詩を書いていたそうなので、何かのコラボ関係で目にしている可能性は高い。
改めて詩を読んでガラスみたいな言葉の使い方だなと感じた。優しい言葉使いなのに残酷で深々と刺さってくる感じ。これは冬に読みたい作家だ……。冬の、できれば暖房の暖かささえもう消し飛んでる朝に自分のいる其処だけぬくい毛布の中、寝ぼけ眼で読むのが一番よさそう……。 経歴を見ると私と四歳しか違わない。タヒさんが四歳年上。いいなあ。私も四年先に行けばこの磨いて、研いで、鋭利な切っ先を持ったガラスのような透明度の高い世界を少しでも見れたりするんだろうか。 展示のデザインもとても素敵で、デザイナーさんがタヒさんの言葉の世界を凄くわかってる感じでぞわぞわした。言葉の雨みたいな展示の仕方とてもよかった。撮影可だったからばしばし撮ってしまったよ……。沢山の言葉があった中で一番好きな詩を引用しておきます。私もいつでも読み返せるように。
「愛に殺されることなく 生き延びた 黄緑色の植物が、 恐竜たちのしかばねを飛び越えて、ついに鳥となり、 きみの魂に 生まれ変わる。」 (最果タヒ展「われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」)
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umenomi · 5 years ago
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2020/10/04(日)-2
8月に読んだ本。
・『ノッキンオン・ロックドドア』/青崎有吾/徳間文庫 ・『アサルトリリィ~一柳隊、出撃します!』/原作・尾花沢軒栄・acus/小説・笠間裕之/マイクロマガジン社 ・『宿命の交わる城』/イタロ・カルヴィーノ/訳・河島英昭/河出書房新社 ・(再読)『11人いる!』/萩尾望都/小学館文庫 ・(再読)『ギリシア神話ー神々と英雄に出会う』/西村賀子/中公新書 ・『デート・ア・ライブフラグメント デート・ア・バレット』(1)~(6)/原作・橘公司/著・東出裕一郎/イラスト・NOCO/富士見書房 ・『ニーベルングの指輪ーワルキューレ』/リヒャルト・ワーグナー/高橋康也・高橋迪訳 ・『ポルノ惑星のサルモネラ人間―自選グロテスク傑作集』/筒井康隆/新潮文庫) ・(再読)『本と鍵の季節』/米澤穂信/集英社 ・『正義と微笑』/太宰治/OR文庫 ・『幻影城5 特集・幻想文学』/絃映社 ・(再読)『君の夢僕の思考』/森博嗣/講談社文庫 ・『世界小娘文學全集ー文藝ガーリッシュ舶来篇』/千野帽子/河出書房新社 ・『SFマガジン 8月号特集・日本SF第七世代へ』/早川書房 ・『猟奇文学館1 監禁淫楽』/七北数人編/ちくま文庫 ・『戦国BASARA3』(1)~(8)/矢野隆・タタツシンイチ・梶よう子・野崎雅人・鏡征爾・佐々木史緒・映島巡/講談社BOX ・(再読)『燃えよ剣』/司馬遼太郎/文藝春秋 ・『宝石の国』(特装版)11巻/市川春子/講談社 ・(再読)『中原中也全詩集』/中原中也/角川ソフィア文庫 ・(再読)『宮沢賢治全集1 「春と修羅」』/宮沢賢治/ちくま文庫
何かデート・ア・バレットと戦国BASARA3の小説版を一気読みした。 BASARAの講談社BOX版は従兄弟から送られてきたのでこれを機に読みました。梶よう子さんって時代小説作家だったよね、と思いながら石田三成の章を読んでいた。デート・ア・バレットは、うーん、今だに東出さんの文体が合わない…軽すぎて……一応出てる分全部読んだんだけど。それなら原作の橘さんの文体も気になってしまうんだけど、なんかもやもやしてしまうんだよな……。狂三さんはいつだって最高のキャラなんだけど。映画観に行けてないよ結局。
登場人物がむやみやたらに退場する、鬱展開だからといってその作品を「地獄」と連呼したくないタイプなんだけど、「天国と地獄の概念が同居している作品を一つ選べ」と言われたら私は迷わず市川春子さんの『宝石の国』を挙げる。11巻、すごかったな……。
宝石の国、金剛さんとフォスの関係が余りにも性癖を撃ちぬいてくるのです。 困った。
「金剛に助けられた」 「金剛はまだ僕を愛している」 「邪魔がなければ金剛は祈った 必ず祈った 必ず祈る 僕の為に」 「次は」 「僕の邪魔をする」 「すべての宝石を粉にする」 「すぐ向かう」 「宝石さえ いなければ」 (『宝石の国』11巻/市川春子/講談社)
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umenomi · 5 years ago
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2020/10/04(日)-1
先日、念願の下北沢ブックヘアサロンretriに行った。 楽しかったー。というのも予約した時間が二時間なんだけど、その内の40分は店主の方と本の話しかしてなかったからです。私が作家の名前を出すと関連する本をぽんぽん持ってきてくれて嬉しかった。おすすめの本も紹介してもらったし、充実した時間だった。また行こう。 三室しかない全ての部屋に本棚があってジャンルを問わず、沢山の本が置かれている。しかも読み放題。(店主の蔵書なので販売はされていない。) 後で名刺を頂いて気づいたんだけど、森博嗣が凄く好きだったらしく(確かに店内のいたるところに森博嗣の著書が置かれていた)、「話せばよかったな……」と後悔してしまった。また行こう。
そのあとは店主の方に教えてもらったブックカフェに行ったり、中央線古本屋巡りなどしました。クラリスブックスが見つからなくて一瞬焦ったわ……。ビルの二階にあるとは。 神保町で探しても見つからなかった高橋正義の『都市生命』を見つけて颯爽と購入。嬉しい。 高円寺のレトロカフェにも今度行ってみたいので、また中央線巡りはしようと思います。
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umenomi · 5 years ago
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2020/9/14(月)
そうか、それでわかりました。 あなたは児童文学を読んでいた子供だったんですね。 だから信じるんだ。 児童文学を読んでいた子供は信じています。何かを。 世界には恐怖や危険や悪や絶望があるけれども、大切なもの、愛おしいもの、美しいもの、かけがえのないものが必ずあるということを。 その大切なものを、勇気や知恵や友情や愛で守ろうと決心したことがきっとあるはずです。 私も信じています。 守ってみせるから。 何をかな? とりあえず「物語」と呼んでいますが。
二階堂奥歯 『八本脚の蝶』2002年10月31日の日記より
大好きなアニメ、「少女歌劇レヴュースタァライト」のメモリアルブックを読みながら二階堂さんの日記を思い出すなどしていた。 「物語を守る」というのは様々な方法があって、その中の一つに「演劇」があるのだけれど、自分の体をフルに使って物語を体現するその行為に私はいつも尊さと畏怖を感じる。舞台一つに沢山の死と生があるからだと思ってるんだけど。(舞台上では演者の精神は死に、新たな人物として生まれ変わるのだから) レヴュースタァライトの劇中歌「Star Divine」の歌詞に「舞台に生かされている」という一節があるんだけど、舞台に生きる人がそう思うのなら私は物語に生かされているんだろうな。今まで読んだ物語やこれから読むであろう物語に繋ぎ止められていると考えると少し怖い気もするけど。私を殺すのも物語かもしれない……。 アニメの脚本家の方もご自身の仕事を通されて「物語に生かされている」と感じたらしくて変なところでシンクロしてしまった。
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umenomi · 5 years ago
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2020/8/22(土)-2
7月に読んだ本 ・『夢網』/大下さなえ/思潮社 ・『乙女の本棚シリーズ 夜長姫と耳男』/坂口安吾/絵・夜汽車/立東舎 ・(再読)『日本探偵小説全集4 夢野久作集』/夢野久作/創元推理文庫 ・『SABRINA』/ニック・ドルナソ/訳・藤原光/早川書房 ・『戦後短篇小説再発見18 夢と幻想の世界』/編・講談社文芸文庫 ・『十二番目の天使』/オグ・マンディーノ/訳・坂本頁一/求龍堂 ・『花屋の娘』/西岡兄妹/青林工藝社 ・『荒神絵巻』/原作・宮部みゆき/絵と文・こうの史代/朝日新聞出版 ・『THE LIBRARY OF BABEL』/ホルヘ・ルイス・ボルヘス/エッチング・エリック・デマジエール/David R Godine Pub ・(再読)『幻獣辞典』/ホルヘ・ルイス・ボルヘス/訳・柳瀬尚紀/河出書房新社 ・『百合文芸小説コンテストセレクション2』/編・コミック百合姫×pixiv/pixiv小説編集部 ・『BEETLESS』(上巻・下巻)/長谷敏司/角川文庫 ・『文藝 特集・覚醒するシスターフッド』/河出書房新社 ・(再読)ボリス・ヴィアン全集『うたかたの日々』/ボリス・ヴィアン/訳・伊東守男/早川書房 ・『犀星王朝小品集』/室生犀星/岩波書店 ・(再読)『人魚の石』/田辺青蛙/徳間書店 ・『夜汽車作品集 おとぎ古書店の幻想装画』/絵・文 夜汽車/パイインターナショナル ・『乙女の本棚シリーズ 外科室』/泉鏡花/絵・ホノジロトヲジ/立東舎 ・『ねむり姫』/澁澤龍彦/オブジェ・野村直子/写真・林宏樹/アートン ・『もうすぐ絶滅するという煙草について』/編・キノブックス編集部/キノブックス ・(再読)『生誕の災厄』/E・M・シオラン/訳・出口裕弘/紀伊國屋書店 ・『寺山修司の仮面画報』/寺山修司/平凡社 ・『更級日記 現代語訳付』/菅原孝標娘/訳・原岡文子/角川ソフィア文庫 ・『源氏物語』(上・中・下)/紫式部/訳・吉屋信子/国書刊行会
大下さなえの『夢網』はずっと読みたくて読みたくてでも見つからないもやもやを行きつけの古書店が一気にすっとばしてくれた。運命を感じる……。少し不穏な文章に惹かれる一冊だった。私の大好きな『雲のむこう、約束の場所』でヒロインが読んでいるのがこの詩集。
『THE LIBRARY OF BABEL』は『八本脚の蝶』を遺された二階堂奥歯さんがその日記内で紹介されていて気になったので購入。想像上の図書館である「バベルの図書館」をエッチングにして絵として具現化している。いいなあ。私もバベルの図書館に行きたい。二階堂さんは今そこにいるのかな。向こうでも沢山の本を読まれているのだろうか。 『うたかたの日々』をまた読み返してるのは完全に米津玄師の影響ですね。わかりやすい……。「感電」良い曲だよー。「カムパネルラ」を聞いてしまったので8月は宮沢賢治と中原中也に溺れています。
源氏物語はあとウェイリー版を読みたい。吉屋信子版は読みやすかったなあ。 祖母が孫に語り聞かせる構造の二重小説の体裁をとっている。谷崎潤一郎訳は絢爛豪華って感じだけど、色々読んだ中でなんだかんだ角田光代訳が自分にはしっくりきているのだった。
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umenomi · 5 years ago
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2020/8/22(土)ー1
6月に読んだ本
・『芋虫(江戸川乱歩傑作選3)』/江戸川乱歩/リブレ出版 ・『こんなにも優しい世界の終わりかた』/市川拓司/小学館 ・(再読)『ペンギン・ハイウェイ』/森見登美彦/角川書店 ・『カササギ殺人事件』(上巻・下巻)/アンソニー・ホロヴィッツ/訳・山田蘭 ・『花酔ひ』/村山由佳/文春文庫 ・『定本織田作之助全集第七巻』/織田作之助/文泉堂出版 ・『現代思想2019年11月号 特集反出生主義を考える―「生まれてこない方が良かった」という思想ー』/青土社 ・『「百合映画」完全ガイド』/ふぢのやまい編/星海社新書 ・『独創短編シリーズ野﨑まど劇場』/野﨑まど/電撃文庫 ・『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』/斜線堂有紀/メディアワークス文庫 ・(再読)『みずは無間』/六冬和生/早川書房 ・『謎物語-あるいは物語の謎』/北村薫/創元推理文庫 ・『詩への小路ードゥイノの悲歌』/古井由吉/講談社文芸文庫 ・『三体Ⅱ暗黒森林』(上巻・下巻)/ 劉 慈欣/訳・ 大森望・ 立原透耶・上原かおり・泊 攻/早川書房 ・『角砂糖の日々』/山尾悠子/LIBRARIES6 ・『定本 何かが空を飛んでいる』/稲生平太郎/国書刊行会 ・(再読)『花物語』(上・中・下)/吉屋信子/国書刊行会 ・『文藝2020夏 特集「源氏!源氏!源氏!」』/河出書房新社 ・『有罪無罪玩具』/詩野うら/エンターブレイン ・『偽史山人伝』/詩野うら/エンターブレイン ・(再読)『MOUSE』/牧野修/早川書房 ・『死の鳥』/ハーラン・エリスン/訳・伊藤規夫/早川書房
6月分すっかりまとめ忘れてたなあ。7月分はその2にて。 『文藝』は遠野さんの『破局』読みたさに買った。角田光代の源氏物語も特集だったし。
「百合映画完全ガイド」は思ってたのと違った……残念。でも大好きな「中国の植物学者の娘たち」を取り上げてくれていたのでそこはまあ……。あんまり褒めてくれてなかったけど。なんだよー!良い映画じゃん!
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umenomi · 5 years ago
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2020/7/28(火)
家で仕事したり、会社に行ったりする日々継続中。 出来るならどっちかに統一してほしい。 最近は神保町行ったり久しぶりに友人と会ったりして中々充実していた。 村上春樹の新刊まだ読めてないな。この前神保町に本を売りに行ったのに、帰りはその倍の本を購入していたという……。いや、まあいいんですけど。クリスティナ・ロセッティの詩集が買えたのが凄く嬉しい。古本の神様が私に優しい。 今日は江戸川乱歩の命日「柘榴忌」だそうなので、大好きな「芋虫」を読んで眠りにつこうと思います。 「芋虫」は乱歩作品の中では屈指の純粋恋愛小説だと思うんですよ。確かに「押絵と旅する男」とか「人でなしの恋」もそうだけども。でも後者二編は「モノ」を愛している。オブジェを愛しているのであって、人間としての情念の交合を書いている「芋虫」と同列には考えられない。人間同士の恋愛小説なら私は「芋虫」を推したい。ラストシーンが良いのです。ああ、自分の悪行をあんな風に許されてみたい……。あの柱に刻まれた「ユルス」の言葉は一生消えない傷になるんですよ、良いなあ……。
大学時代に江戸川乱歩研究の先生がいたけれど元気にされているだろうか。 話が面白い先生で、乱歩関係の映像資料も沢山見せてくれた。今でも記憶に残っているお気に入りの授業だった。ゼミは受けなかったけども。(先生の人気事態が高く競争倍率がトップだったし私は日本文学とフランス文学の比較研究がしたかったので。) 乱歩の「赤い部屋」でレポートを書いた時、余りにも突飛な内容すぎて単位落とすかもなと戦々恐々としていたら、絶賛してくれた上に学年最高評価をくれた。レポート内容を漠然としか覚えていないのだけど確か「江戸川乱歩の『赤い部屋』は他の乱歩作品を一つのものとして関連付けるパイプ的役割となる掌編ではないか」みたいな中身だったはず。 結構な妄想だけど、先生にとっては其処が面白かったのかもしれない。幻想レポートみたいな?ボルヘスとかレオ・レオニみたいでちょっといいなと思ったり。
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umenomi · 5 years ago
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2020/6/28(日)
5月に読んだ本。
・『花と蛇』1巻~10巻(『花と蛇10 完結編』)/団鬼六/幻冬舎アウトロー文庫 ・「奇譚クラブ臨時増刊号 花と蛇特集号 前篇・続篇収録」/暁出版株式会社 ・(再読)『鋼殻のレギオス』1巻~8巻(『鋼殻のレギオス8 ミキシング・ノート』)/雨木シュウスケ/富士見書房 ・(再読)「みずうみ」/川端康成/新潮文庫 ・『ナオミとカナコ』/奥田英朗/幻冬舎 ・『言の葉の庭』/原作・新海誠/著・加納新太/エンターブレイン ・(再読)『やわらかなレタス』/江國香織/文春文庫 ・『森があふれる』/綾瀬まる/河出書房新社 ・『定本 織田作之助全集第六巻』/織田作之助/文泉堂出版 ・(再読)『宇宙の戦士』/ロバート・A・ハインライン/早川書房 ・『江戸へようこそ』/杉浦日向子/ちくま書房 ・『祖父たちの零戦』/神立尚紀/講談社文庫 ・『走ることについて語るときに僕が語ること』/村上春樹/文春文庫 ・『家具の本』/内田繁/晶文社 ・『椅子の時代』/文・内田繁/写真・稲越功一/光文社 ・『感染地図 歴史を変えた未知の病原体』/著・スティーヴン・ジョンソン/訳・矢野真千子 ・『ホット・ゾーン エボラ・ウイルス制圧に命を懸けた人々』/著・リチャード・ブレストン/訳・高見浩/早川書房 ・『サークル・ゲーム』/著・マーガレット・アトウッド/訳・出口菜摘 ・『無限大の日々』/八木ナガハル/駒草出版 ・『地獄』/西岡兄妹/青林工藝社 ・『さめない街の喫茶店』2巻/はしゃ/イースト・プレス ・『illustration 2018年3月号 「本とイラストレーション」「グラフィックデザイナーが選ぶ装丁2017」「丹地陽子特集」』/玄光社 長期休暇とコロナが被ったために家でだらだらしながら本を読んでいる五月であった。そしてまとめるのを忘れていた。危うく7月になるところだった。
奇譚クラブの臨時増刊号を読み、父の蔵書の「花と蛇」(全十巻)を読了。SM官能小説なんだけど、私としてはもっとこう、痛めつけてくれてもいいような感じ。人間性を踏みにじり、身体をオブジェとする倒錯行為が好きな私にとっては少し消化不良な印象。百合を感じる描写が所々にあるのは最高です。ありがとうございます。
江國香織の『やわらかなレタス』はフォロワーのいなこさんに教えてもらった本なのだけど、元気がない時ほど読んでしまうお腹を満たす本。「おみその矜持」のエッセイが好き。私が中学校から高校時代にかけて感じていた周囲との違和を江國さんが言葉にしてくれたので大分気が楽になった。
そういえば誕生日を今日で迎えてしまった。中学くらいから「三十代で死にたい」と思っていたのになんだか妙にぴんぴんして6月28日を迎えてしまっているのです。死にたいというか、意識を失いたいんだろうな。それは逃げたいということではなく「人間」であることを放棄したいのと同義だ。あーあ、人体改造されて怪物になりたい。ビオランテとかパトレイバー3の廃棄物13号とかあのあたりの。
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umenomi · 5 years ago
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2020/6/27(土)ー2
生憎私は運命というものを信じていないし、無宗教なのだけど、書物と生きていると偶に奇妙な出来事に遭遇したりする。(家としては一応仏教なのか。仏壇あるし、お寺に行くし。墓は仏教式だ。)
ずっと探していた大下さなえの『夢網』をご贔屓にさせて頂いている古本屋で発見した。どの本屋にも無くて、一冊だけそこにあった。いつも笑顔で応対してくれる店長さんが緑の紙に包んで渡してくれた。ノートサイズの薄くて小さくて可愛い本。新海誠の『雲の向こう、約束の場所』でヒロインが読んでいた夢の詩集。高校時代、映画で目にした時から気になっていた。軽い本なのに受け取った瞬間、本の重さとは違う重量を感じた。「待っていた」と本が言っているように見えたのが自惚れであれば良いと思った。
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umenomi · 5 years ago
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2020/6/27(土)
小泉八雲の誕生日を迎えると、明日で私も歳とるんだなっていう感覚。中学校からずっとこんな感じだ。また生き延びてしまったんだな。
最近会社の休みと被らないため、長いこと太宰治のお墓に行けてないのだった。とはいえ太宰が特別好きな作家、というわけでもないんだけど。ただ単に上野だから家が近いのと、同じ6月生まれということで親近感がある。そしてこの時期は葉桜の季節で、『葉桜と魔笛』をこよなく愛する私にとっては何か特別な時期でもある。5月から6月に掛けては緑が一番美しく見える季節だと思っている。 両親は今年も散歩がてら上野に行って、太宰の墓参りに行き、お土産にさくらんぼを買ってきてくれました。
赤い実を食べながら『桜桃』を読むのが通なのかな?(通って……)とか考えつつ私は大好きな『ろまん灯籠』を読んでいたのでした。 同じく太宰の『愛と美について』を下敷きにして書かれたこの物語は五人兄弟がリレー形式で童話を書いていくというもの。物語を書き綴ることを楽しむ兄弟たちのキャラクターがどれも立っていてどこかでコミカライズとかしてくれないかな、と願ってたりする作品。エンタメ性が強い太宰の作品は読んでいてわくわくする。小学生の時に笑いながら読んでいたのを思い出す。 太宰は『人間失格』があまりにも有名すぎるせいか、暗いイメージが強いらしいですが実際はそんなことはなく『走れメロス』や『オツベルと象』、『乞食学生』、『雪の夜の話』、『トカトントン』諸々、優しく寄り添ってくれる物語も沢山あります。そういえば学生時代に『人間失格』が取り上げられていたことが無かったんだな、私。(夏目漱石の『こころ』はありました。)
太宰は泉鏡花とかとはまた違った形で文章に酔わせる力が強い。 「ろまん灯籠」は全ての文章が愛おしく、物語を愛する心を強く、堅くしてくれる。その中で最も好きなのが冒頭の文章。 太宰って今の時代に生きていたら素晴らしいコピーライターになれるんじゃないかな。以下引用しておきます。 こんな素敵な導入と締めを読んだら心が躍りだしてしまう。
八年まへに亡くなつた、あの有名な洋画の大家、入江新之助氏の遺家族は皆すこし変つてゐるやうである。いや、変調子といふのではなく、案外そのやうな暮らしかたのはうが正しいので、かへつて私ども一般の家庭のはうこそ変調子になつてゐるのかも知れないが、とにかく、入江の私の空気は、普通の家のそれとは少し違つてゐるやうである。この家庭の空気から暗示を得て、私は、よほど前に一つの短篇小説を創つてみた事がある。私は不流行の作家なので、創つた作品を、すぐに雑誌に載せてもらふ事も出来ず、その短篇小説も永い間、私の机の引き出しの底にしまはれたままであつたのである。その他にも、私には三つ、四つ、さういふ未発表のままの、謂はば筐底深く秘めたる作品があつたので、をととしの早春、それらを一纏めにして、いきなり単行本として出版したのである。まづしい創作集ではあつたが、私には、いまでも多少の愛着があるのである。なぜなら、その創作集の中の作品は、一様に甘く、何の野心も持たず、ひどく楽しげに書かれてゐるからである。いはゆる力作は、何だかぎきしゃくして、あとで作者自身が読みかへしてみると、いやな気がしたり等するものであるが、気楽な小曲には、そんな事が無いのである。れいに依つて、その創作集も、あまり売れなかつたやうであるが、私は別段その事を残念にも思つてゐない。 売れなくて、よかつたとさへ思つてゐる。愛着は感じてゐても、その作品集の内容を、最上質のものとは思つてゐないからである。冷厳の鑑賞には、とても堪へられる代物ではないのである。謂はば、だらしない作品ばかりなのである。けれども、作者の愛着は、また自ら別のものらしく、私は時折、その甘つたるい創作集を、こつそり机上に開いて読んでゐる事もあるのである。その創作集の中でも、最も軽薄で、しかも一ばん作者に愛されている作品は、すなはち、冒頭に於いて述べた入江新之助氏の遺家族から暗示を得たところの短篇小説であるといふわけなのである。 もとより軽薄な、たわいの無い小説ではあるが、どういふわけだか、私には忘れられない。 ―――兄弟、五人あつて、みんなロマンスが好きだつた。 (『太宰治 女性小説コレクション「誰も知らぬ」所収「ろまん灯籠」  著・太宰治/編・井原あや/春陽堂書店)
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umenomi · 5 years ago
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2020/6/14(日)
暖かい布団の中にいたはずなのに、刺さるような冷気を肌に感じて目を開いた。周囲が明るい。部屋に目を覚ますとき、いくら朝日が部屋にさそうともこんなに明るく照らされることはない。私は体を起こした。意識ははっきりしている。朝は得意だ。反対に夜は苦手。夜に絵を描くことが大半だけど、茫洋とした状態で描いていることが多く次の日の朝に何を描いたか大体忘れている。 見渡した風景は辺り一面の氷だった。所々長い結晶の様なモニュメントが聳えていた。それが薄桃色の朝日に照らされてきらきらと輝いている。海だ。海が凍っているんだ。幻想的な風景だった。頭のどこかでもう世界は終わっているじゃないかなと考えているのに、一番最初に辿り着いた思考が「美しい」って私は相当楽天家なんだなと思う。結晶のように凍り付いた海の上を私は何か白いものに乗って浮遊しているのだと気づく。よくよく見るとそれは蚕の成虫だった。白い4枚の羽根をゆっくり羽ばたかせて、私を運んでいる。温かで羽毛のように触り心地の良いその背に横たわると急速に眠気が襲ってきた。成虫になった蚕の寿命は一週間だ。行けるところまで運んでもらったら氷の海に落としてもらおうと夢想しながら私は瞳を閉じた。
そんな夢を見ました。『結晶世界』や『氷』よりも優しい終焉の夢だった。
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umenomi · 5 years ago
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2020/6/8(月)
有休をまともに取っていないことがばれて(言い方)今週は会社の創立記念日と共に二日も休みを貰うことになりました。 仕方ないので一日は土手に菖蒲見に行くことにして、もう一日は母と銀座に行くことになった。 GINZA6の蔦屋書店が好き。あの外国の図書館にいるような雰囲気にしてくれる内装が良い。置いてある本も有名な本とは別に所謂アンダーグラウンドな本もちょっと置いておいてくれている。優しい。何買おうかな。モネの睡蓮の図録もまだ買えてないし、古川日出夫の『おおきな森』もまだ買ってないんだけど今月は『黒猫館』の復刊もあるからあえて今買わなくてもいいかもしんない。でも行ったら行ったで何か買ってしまうんだろなあ。
お昼に梅林のとんかつを食べようと思って調べたら移転されていた! 同じ銀座内だけど旧ビルでもう一回くらい食べたかったな。 澁澤龍彦の妹、澁澤幸子さんが書かれた『澁澤龍彦の少年世界』(集英社)で出てきたとんかつの話を読んで梅林に来たのを思い出す。 今は仮店舗に移転しているらしく、来年に新ビルに移動するみたい。何はとも���れ続けてくれるのがありがたい。とんかつの事を考えてたらお腹がすいてしまった。
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umenomi · 5 years ago
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2020/5/24
4月に読んだ本。
・『夏の葬列』山川方夫/青空文庫/底本・集英社文庫 ・(再読)『少女禁区』/伴名練/角川ホラー文庫 ・(再読)『ビブリア古書堂の事件手帖』1巻~7巻/三上延/メディアワークス文庫 ・『富豪刑事』(新装版)/筒井康隆/新潮文庫 ・『没後20年 中原淳一展カタログ』/朝日新聞社 ・『ボストン美術館所蔵 ローダー・コレクション 美しき日本の絵はがき展』/日本経済新聞社 ・『夜想 特集未来のイヴ』/ペヨトル工房 ・『幻想文学54号 特集・世の終わりのための幻想曲 小特集・山尾悠子の世界』/アトリエOCTA ・『三つのオレンジーミルクのように白く血のように赤い娘ー』/文・剣持弘子絵・小西英子 ・(再読)乙女の本棚シリーズ『葉桜と魔笛』/太宰治 絵・紗久楽さわ/立東舎 ・『夢十夜』/原作・夏目漱石 漫画・近藤よう子/岩波書店 ・『Le Tapis Rpulant 薔薇の回廊』(原題:動く歩道)/原作アンドレ・ピエール・マンディアルグ 訳・松本完治 挿絵・山下陽子 ・『虹いろ図書館のへびおとこ』/櫻井とりお/河出書房新社 ・『恋に至る病』/斜線堂有紀/メディアワークス文庫 ・『たんぽぽ』/川端康成/講談社文芸文庫 ・(再読)『歪み真珠』/山尾悠子/ちくま文庫 ・(再読)『ペスト』/アルベール・カミュ/訳・宮崎嶺男 ・(再読)『マルジナリア』/澁澤龍彦/福武書店 ・(再読)『天冥の標Ⅱ 救世群』/小川一水/早川書房 ・吉岡実歌集『魚藍』/吉岡実/深夜叢書 ・『モネ 庭とレシピ』/林綾乃/講談社 ・『開館25周年記念特別展 川端康成と三島由紀夫 伝統へ、世界へ』/鎌倉文学館 ・『太陽の黄金の林檎』(新装版)/レイ・ブラッドベリ/訳・小笠原豊樹 ・『100POSTCARDS』/四方田犬彦/DaiwaPress ・『徒花図鑑』/斎藤芽生/芸術新聞社
後半の再読関係は完全にコロナウイルスの影響を受けている……。
久しぶりに筒井康隆の『富豪刑事』を読んだのはアニメが始まったから。 私が小学生の頃に読んだのはハードカバー版だったんだけど(まだ家にある)新装版になったのと、通勤時にさくっと読めそうだなと思って改めて文庫版を買った。前の新潮社文庫版よりも文字がおおきくなってるらしい。小さいままでいいのに……。 それよりなにより主人公の神戸大助の性格が180度アニメと原作では違う。最初アニメ見たときにびっくりしたけど原作もアニメの性格もどっちも可愛くて(可愛い?)好きだな。思慮深さでは原作の大助さんの方が遥かに上です。 金遣いの荒さはアニメ版の大助さんの方が上です。 加藤春くんのポジションは原作の猿渡くんの感じかと思ったけど全然違うし。全く違う雰囲気なのが逆に良い。キャッチコピーや監督の制作コメントを読むとアニメの方は結構『毒』を含んでる雰囲気がして、そこも推したい。価値観の違う人間がバディを組むのが大好きなんです。 久々に『夏の葬列』を読んだ。文庫が家にはなかったので青空文庫で。小学校か中学校か忘れてしまったけれど、道徳の授業で先生が取り上げたことを覚えている。少女が戦闘機に撃たれてまりのように跳ね上がるあのシーンも鮮烈に覚えている。子供の頃に読んだ印象と今読んだ印象では全く違うのは私が成長したというよりも精神面にプロテクトを張れるようになったからだと考えている。
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umenomi · 5 years ago
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2020/4/26(日)
明日から本格的に在宅勤務なわけです。仕方ないけど、やだなー。
今月購入してまだ届いていない本に思いを馳せる。 実は来月欲しい本も決まってたりする。古川日出夫の『おおきな森』。 作中で坂口安吾やボルヘスが出てきちゃうらしい。なんだそれなんだそれと事前情報はなるべく手に入れずにわくわくしている自分がいる。古川日出夫の幻想小説は大好きなので今から楽しみだ。
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umenomi · 5 years ago
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2020/4/18(土)
今週は真面目に忙殺の週だった。来週もそうなりそうで大変だ。
疲れてるせいか眠気が取れないので、リビングでぼんやり寝転がりながら読書していた。10万円の使い道を考えてたんだけど、化粧品はこの前購入したし、服も今欲しいものが無いし、家に入れるお金は毎月の給料で賄えてるし、そうなると本か画材かな訳で。 欲しい本を下に記載しておく。
【今欲しい本】 ・『三島由紀夫と澁澤龍彦 三島由紀夫研究18』鼎書房 ・『ナボコフ・コレクション』新潮社 全五巻 ・『月のケーキ』ジョーン・エイキン 東京創元社 ・『猟奇文学館 監禁淫楽』ちくま文庫 ・『稲垣足穂詩文集』稲垣足穂 講談社文芸文庫
これぐらいかなあ。ピエール・ルイスやサンドラールあたりで欲しい本もあるんだけど、そこは神保町で買いたいな。猟奇文学館は出来れば三巻揃えてほしいところ。一番気になるのは監禁淫楽だけど(なんというタイトルだ)人獣怪婚も欲しい。ナボコフ・コレクションはすごーく装丁が可愛い!ので出来れば第五巻のロリータだけでも手元に置いておきたいのだった……。全集関係は結構ストッパーが自分の中でかかるんだけど、河出書房新社の日本文学大全とかは結構買ってしまったなあ……。良いんです読むから。
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