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去年10月に退職した
わたしは前職でお世話になった店長から言われた「マルチタスクな働き方が向いている」という言葉と、みんなから頼りにされて役立っている自覚のふたつを得られた「人事」「経理」部門の仕事への転職と、いま熊本でもっとも需要があると思われるCAD技術者への転職を考えていた
ただ、私には資格も経験もない CAD製図どころかエクセルの表もろくに触れない ということで退職後即転職先を探すのではなくいったん職業訓練に通うことにした
事務系コースにするかCAD専門コースにするか
CADに関しては訓練校に見学に行ったが、黒い画面でくるくるとよくわからない図形がこねくり回されているのを見て数学どころか算数すら危うい私にこれは無理そうだ、、と断念
わたしは数学の出来なさから工業高校土木科(建築科)への進学を諦めた過去があるのだ
それと、CADのコースが開講される学校はほかにも建築土木系のコースも開講していており、基本的に男性が多かった 喫煙所で下品な話をして盛り上がる中年男性を見て、気持ちが萎えてしまったのもある
というわけで事務系の資格が多く取れる11月開講のコースへの応募を決めた
募集期間は9月半ばから10月半ば、その期間は休みの日はハローワークにて書類を用意したりコースの志望動機を整理したり、求人を検索したりして過ごした
希望のコースは定員をオーバーしたため受講者選考の試験も受けた
試験の内容は一般常識や簡単な計算や国語の問題や図形の問題など
〜閑話休題〜
この試験の結果は1月に本人に開示されたのだが、本人の能力と職業の適正をみる試験でもあったらしい
わたしの適正職業は学者・研究者だった
えっ今から!?笑
〜おしまい〜
受験後一週間してポストに「合格」の封書と説明会への参加を要求する手紙(要求、である この説明会には這ってでも参加しないと訓練を辞退したとみなされてしまうのだ)が入っていた
これで勉強しながら失業手当も受給できる ほっと安心
私が受講する訓練実施施設は片道30キロ先の田舎で、いままで通勤片道2キロだった私には新鮮な経験だったけど、運転は好きなので毎日ドライブしているような通学はとても楽しかった
クラスには20人いたが、22歳から65歳まで年齢の幅が広く、私はむしろ若い方だった いままで自分より若い子の育成に関わることが多かったので、人生経験豊富な年上の方に可愛がってもらえる経験も本当に新鮮だった
そして、新しいことを学ぶということはいくつになっても楽しい 毎月のように資格試験があったが無事全部難易度の高いほうを選択し合格することができた
いままで運転免許AT限定と日本習字八段しか持ってなかったのに!国家資格ふくめ一���に6つも資格が増えた
職業訓練 ほんとにすごい制度だ
カリキュラムで取れる資格は事務で活かせるものが殆どだが2次元CADにも触れる機会があり これもしかして3次元も案外いけるのでは?と思いつく 私が苦手なのは算数(計算)であって、それは仕事においては殆どの場合機械がやってくれるのだ!だ!だ、だ、、(気づきのエコー)
3月から就職にむけて動き出した
ずっと気になっていた病院の人事を受けたが不採用
10月に求人を見たときから気になっていたし、自分なりに練に練った志望動機を考えて準備も整えていたのでショックが大きかった ただ、個人面接はこれが人生初めての経験だったので学びは多かった
病院の求人に落ちたあとはしばらく落ち込んだが、とりあえず数うちゃ当たる!と立て続けに「おもしろそう」なところはポンポン応募した
どんな仕事を選ぶか?私が基準にしたのは求人票の仕事内容のところに業務が複数書いてあるところだった
「マルチタスク」を活かしたかったし、自分が飽きっぽい性格であることもふまえて とりあえずいろいろさせてほしかったためだ
その後アプリ制作会社の人事経理(書類選考で落ちた)新人歓迎のCAD制作デザイン(ブラックな噂を聞きつけ辞退)社労士事務所の社労士補助(1時間半高圧的な面接をされてどうにか立ち向かったが落ちた)土木会社の事務(別ポジションを提案されたが採用後即転勤の不安があった、転勤はしてもいいが無職即転勤は不安すぎる)を経て
接客にも設計デザインにも出張を伴う営業にも関われそうな仕事で内定をいただけた
前職での経験も活かせるし、訓練校での資格も活かせて、新しい学びがある!とても魅力的だったため嬉しかった
資本金10億円国内総従業員数36570名の大企業(の下っ端の下っ端)から、従業員数2桁の小さい会社に
傍から見たらえぇ!?なのかもだけど
私自身はこれからどんな学びと変化があるのか楽しみだ
つぎの目標は貯金して独り暮らし!
であることを父に伝えたら「こんな近所の会社なのに!?あともうすぐ俺定年でひとりぼっちになっちゃうのに!」
うう〜!!
そうなんだよ〜歩いて通えるんだよ〜〜〜
死んだ母親は「30すぎたら家は出なさいよ」と言っていたが、妻に先立たれ一人になった父親をほっぽりだすのがとても無責任で親不孝に思える
妹はとっくの昔に彼氏と同棲を始めていてもう頼りになりません わたしは結婚も出産も縁遠く、そもそもしたいと思えないので父からしても家政婦として好都合なのでしょう
でも真の意味の自活をしなくてはという目標はあるから
どうにかうまいことがんばりたい、、本当に貯金ができないし未経験だから前職よりお給料下がるけど、、、
でも、土日盆正月GW休みの環境に身を置くことになるから、いままで諦めてきた仕事以外での活動に目を向けることはできそう
とりあえず、退職するとき声をかけてもらった吹奏楽団への入団をしたいなと考えている
うん 早く仕事も覚えて!音楽もやろう!
20歳のときから11年間捨てられずに取っておいたスティックとマレットをひさびさに出します
これからどうなるんだろう?じゃなくて
どうしていこう?って言うようにしよう
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去年の10月18日に、東京で大学生していたころからお世話になっていた赤い大手アパレルを退職した
自分の気持ちとかやってきたこととか整理しようと思ってだらだら書いてみる
大学2年の夏に、同じ学部の留学生の子から「いっしょに働かないか」と誘われて、新店立ち上げのアルバイトとして入社した
そのとき採用されたのは120人(面接には400人くらい来たらしい)、私にとっては初めての労働だ
結局新店は売上が思わしくなく、まったくシフトに入れなかった 週にたった4時間働くために往復700円の交通費を払っていた
3ヶ月たったころ、定期券内の別の店舗に異動できないか相談して、殆どの業務はそこで教わったし、この会社でのアルバイトがめちゃめちゃ厳しくてめちゃめちゃ忙しいこともここで知った(厳しさについては比較材料が私には無かったので周りがそう言うからそうなんだ、という感じ)
ちなみに新店もその後異動した店舗もいまはもう無くなっています 諸行無常 南無
閑話休題
異動先の店舗はあの黒柳徹子さんの「トットちゃん」が通っていたトモエ学園の跡地だった よりによって最終出勤の帰り際に石碑が立っていることに気づいて、それで知った
トモエ学園ってこのへんだったらしいけどどこなんだろ〜なと思いながら働いていたから本当にびっくりした
↑間違えてボタン押したら出てきた なにこれ消えない
大学卒業後は母親が体調を崩しがちなのもあって地元の店舗に異動させてもらい、異動のない地域限定の正社員として登用された
2012年の10月24日に入社したので、あと一週間続ければまる10年をその会社で働いたことになっていた
地域限定正社員なので、転勤がないかわり家賃補助等はなく、母親のそばにいたいのもあって実家から通った
最初の1、2年はバイトに毛が生えたような業務を任せられたり、学生バイトの子たちと飲みに行ったり遊んだり、お気楽な働き方をしていたけど、正式に社員として登用されてからはわりと重要な業務を任されることになった
母親が6年前に亡くなったころ、その時の店長さんのはからいで接客というより経営とか人事寄りの業務をいくつか任せてもらえて、その業務がいちばん楽しかった
なんとなく、自分の適正というか わたしってこういうの得意かもしれないと思わせてくれる采配だった
店長さんの「〇〇さんはマルチタスクが得意そうだと思ったから任せたけど、正解だったね」って言葉が本当に嬉しかったし、いまでも励みにしている
あの言葉は正直、一生懸命接客したお客様から感謝されたときよりもめちゃめちゃ嬉しかった
わたしも役に立てた!わたしにも得意なことがあった!今までなんとなく目の前のタスクをつぶして横にポイ、はい次も来たからこれもつぶして横にポイ、だったのが、自分から離れたタスクに対しても「あれも潰せそうです!わたしに潰させてください!」って 思えるようになった あの店長さんには本当に感謝している
店長さんが異動して変わったあともその業務をさせてもらっていたけど、次の店長とモメにモメてしまってた
きっかけは店長の何気ない一言で、それに対してわたしが自分の意見を正直に伝えた結果店長が鼻で笑いながら理屈と皮肉(皮肉!)で叩きつぶしてきた そんな感じ
その皮肉はまえの店長さんのもとで少しだけ芽生えた自己肯定感を根こそぎむしりとられるような内容で、わたしは本当に滅入ってしまい、店長室を飛び出してバックヤードで過呼吸になるまで泣いた
それからはいつどこにいても急に涙が止まらなくなったり、夜いつまでも眠れなくなったり、仕事中吐き気と目眩がふいにやってくるような症状が2ヶ月ほど続いた
結果、心療内科で鬱病と診断され2019年の2月から7月までの半年間休職することになった
このころから実は転職について考えていた
店長の一言がきっかけではなく、これからの人生について考えた結果だって
アパレルではあるけど正直体力仕事な面が大きい
あと20年後も同じ仕事を続けられるかな?と思ったとき「無理!」と即答できるしんどさがあった
ただこの考えは、休職に入っちゃったので先延ばしになった
あとから知ったけどその店長は私の他にもうひとり休職に追いやって、バイトを2人泣かせていたらしい
休職あけた1ヶ月間はまた同じ店長と働いた
わたしが意地を張って店長の異動前に復職したいとカウンセラーに伝えたからだ 言われっぱなしで逃げっぱなしが悔しくて
でも周りが気を遣ってくれていて、もう関わり合いにならないよう以前の業務から離れたポジションとして戻ってきたため殆どまともに会話することはなかった
戻ってきてしばらくは穏やかだったけど、やっぱりどことなく物足りなさを感じていた 慕ってくれてた学生のアルバイトたちからも「もうあの仕事しないんですか?」「〇〇さんがやってくれてたときは働きやすかったのに」と言ってもらえて嬉しかった
モメた店長が異動になり、新しい店長から「また前の業務に戻らないか」と話をされた
その方はわたしが物足りなそうに働いているから心配してくれたというより、「なんで経験があるやつがいるのにやらせないんだ?」っていう 立ってる奴は元鬱病でも使えみたいな考え方だったんだけど
とりあえず望んでくれているバイトの子もいるし、戻ることになった
それからはほんとに忙しかった
長時間働いてくれていた方が次々と辞めたり産休に入ったり、とにかく人数が足りないことで残業残業また残業の毎日
店長自身もも産休でいつの間にかいなくなっていた
新しく店長が赴任してきてからも残業残業また残業、月60時間超えるか超えないかギリギリを計算しながら労基法に触れないようやりくりする毎日 とてもじゃないけど転職してみたいと言える状況じゃなかった
いや 転職してみたいという相談はしていた
みんな「いま辞めて負担をかけたくない」なんて考えず自分の人生のために辞めたいなら背中を押すよって言ってくれたのが嬉しかった
でもやっぱり、みんなのこと放っておきたくないなって思いながら踏ん張って、人が増えてからもみんなのケアに回ったり緩衝材になったりしながら2022年の3月
ようやく自分のこれからについて余裕を持って考えられるな、ってころ 新しい店長がやってきた
このころはいままでコツコツと積み重ねていた会社内の小さな変化が会社全体の変化として目に見えて揃ってきて 評価の基準が大きく変わること 働き方も大きく変わることが会社内では大々的に伝えられていた
その店長に言われたことがきっかけで吹っ切れて「も〜辞めます!」ってなるんだけど その理由は会社のルールとか昇給とかいろいろ面倒な話を踏まえないと理解できないのでここでは触れない
とにかくわたしは去年の10月 約9年357日お世話になった会社をやめたのだった
辞めてみて思ったこと
服ってそんなに沢山いらないのな、、
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とある方に触発されて『怪奇大作戦』ぼつぼつ観ています
制作は円谷プロダクションで、1968年~1969年の日曜夜1900から30分間放送の特撮ドラマ ウルトラマンの後番組らしい
奇妙で不可解な科学犯罪を捜査する「SRI」というチームの活躍がメインのおはなし
これね
めーちゃめちゃ面白い!ほんとに面白い
1話につき530万の予算があったらしくかなり気合が入ってるけど結局このあと1971年に『帰ってきたウルトラマン』やってるってことはそんなに人気でなかったのかなぁ
円谷のサブスクではお高めなプレミアムプランでないと観られないし、流通してる円盤も値上がりしちゃってて
勿論(?)うちの近所のツタヤには在庫ないし、ツタヤディスカスしかなさそうだったので8年ぶりくらいに再登録
2巻が借りられてたので13456巻を先に、きのう見たら2巻がレンタル可になってたのでまた注文しました
明日くらいに届くかな?
とりあえず1巻と3巻を全部観終わったけど
どの話も30分とは思えないくらい中身が濃密!2時間ドラマかよってくらいあるけどきれいにおさまっててちゃんと起承転結している
勿論50年前の作品だから「ん?笑」ってなる怪奇もあるんだけど、それがあまり気にならないくらい魅力的なキャラクターとシナリオです
いままで観た中で気に入ってるのが5話の『死神の子守唄』
犯人の妹の独白シーンのBGMのかかり方
ゾッとしたし終わり方!テレビの前で思わず「うわ!?」って言っちゃった
ホラーとかサスペンス慣れしてる私が(偉そうにすみません)思わず「うわ!?」ですよ
観る機会があったらぜひ観てほしいのでここは言いません、、観る機会、、作らないと出来ないだろうけど笑
『霧の童話』も好きだな〜
のどかな農村にアメリカの車会社がやってきて工場を作ろうとする
村から離れたくない老人たちは言い伝えにある落ち武者の呪いを利用してみんなを追い払おうとするんだけど、、、ここまではTRICKでもありそうじゃん
ラストよラスト こんな卓袱台返しあります?
これもね 観て欲しいです 「はぁ!?」ってなるから
TRICKだとこうはいかないよ
キャラクターの魅力でいえばもうね完全に岸田森氏演じる牧さんの魅力が異常です
岸田氏に惚れた人いるでしょこれ絶対
このころはまだ樹木希林さんと結婚してる時代?かな
体型がスラッとしてるから177cmくらいありそうにみえて実は169cmらしい 私と変わらない
あとどんだけカメラが寄っても肌がきれいだな〜と思ったら29歳ですか!ヒョ
落ち着きと風格があるからとても29歳には見えない
あと声が良い ほんとに良い
4話の『恐怖の電話』でいままでそうでもなかったのに仕事一辺倒な冷徹キャラを急に押し出してきてびっくりした
1巻と3巻だから10話ぶん見終わっちゃってのこりが14話か〜(ほんとは全25話だけど24話だけ欠番扱いで幻の話になってるらしい)
久々に「早く次の話が観たいけど観終わるのは嫌だ!」って思える作品に出会えてうれしいです
残りも大事に観よう
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【音声日記】#01(2/2)
5/30(Sun)
・カブさんとホウエン地方のこと
・ベガ/アルタイルのはなし
きのうアップしたものの続きです
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【音声日記】#01(1/2)
5/30(日)
8分弱の動画を分割した前半です
・気になっていること
・キャラクター(蘆屋さんとキバナくんとカブさん)の名前のこと
1日にあげられる動画が5分以内100MB以下ってのを知らなくて、、無計画
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