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Aizen
掴んでいた何かを離して 離さなかった未来のことを思う 足取りはとても単調で 進まずに戻りたいとも思う
雨に濡れたあの日の窓
絶えず愛を歌っていた 届かないかも知れないが それを生活としていた 意味は無いかも知れないな
掌で両眼を塞いで 隙間から赤い空を見ている 燃え尽きた消炭の奥で 瞬きを続ける少年がいる
国道を息を切らして行く 雨に濡れたあの日の窓
絶えず愛を歌っていた 届かないかも知れないが それを生活としていた 意味は無いかも知れないな
魂が震えている 他愛ないかも知れないな それでいいと分かっていた 意味は無いかも知れないが
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Nine souls
聞こえる振りをしていた未来が今はもう目の前にある それを選んだお前が捨てていった昨日を啄む鳥が飛んでいく赤い空
失くしたと分かっていたなら 如何して引き返すつもりもなかったんだ あの日だってそう お前が塞いだ目の奥の瞳は 今でもあの約束を睨んでいる
振り返ってしまわないように 何処にいたって思い出している 伸びた影の向こう 背伸びをして見ていた明日を
裸足で駆け回った世界を今は俯いて歩く 踵を鳴らして お前の思うより自由でお前の思うより大きな一歩を
隠し持っていた最後の炎が 消えるのを黙って見ていた あの日だってそう 正解を選ぶ事を止めた 答案を握り潰して火種にしよう
立ち止まってしまわないように いつまでもうたを歌っている 飛び立ったあの鳥の 行く先は誰も知らない
何処にだって朝が来て 誰にだって終わりがある 何も変わらない今日は 何時だってお前のものだ
立ち止まって 振り返れ お前の今日は お前が決めろ
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Let me breath
Let me breath 夜から暗闇を奪って 空っぽになってしまったフィロソフィア Let me leave 素知らぬ顔した光が 忍び込んでくるまで 夢は見ないのさ
新しい朝が降り積もって 足の踏み場も無くなっている 傘を持っていない僕は一人で 俯いて歩いている
だらしない僕は両の手に 失くしたくないものを全部抱えて 階段を昇る度に踊り場で立ち止まっている 立ち止まっている
はじまりが今日で 終わりへ向かう 終わりを眺めて朝を待つ またはじまって それが終わる
ここに辿り着いた
今は Let me breath 身体は少しずつ軽くなる 目の前を横切るファンタズマゴリア Let me leave 何食わぬ顔して生きるよ 君のこと思う 君のこと思うよ
微睡みを知らない この世界 喜びを知らない 君次第
走馬灯 goes my 左耳 内耳沿いに跳ね回るmp3 ConvertしたLegacy 誰かにとってのゲルニカの近似値 排他的な歴史 永遠に続くエキシビジョンで量産される不敗神話の配信者 塞いだ耳介に反射したHarbinger
はじまりが今日で 終わりへ向かう 終わりを眺めて朝を待つ またはじまって それが終わる
誰も気付かないみたい
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Flare out
Flare out 燃え盛る昨日と 今日のはざまで座り込むこころ 暮れなずむのは僕だけで 気付けば同じ色をした朝が来ていた
重ねて向こうを透かして見た 光は届かない ただ黒い眼を開いた いのちの数え方が分からなくて 指だけ折って忘れないようにした
身体だけが熱くなって こころは凄く震えているんだ 僕は多分このまま何処かへ 行ってしまえばもう帰らない
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碌々
兎角、侘しさが染み込んだ左頬を撫でる向かい風が不快だ 冷える指先で擦る目に落葉、国道に鳥の気配は無い
俺もそう思う、鉄中錚錚 白昼堂々と往かん
Eytime I speak my voice, I spend my life, I protect my tiny narrow land. I waste my youth, I manage my soul. I climb every mountain whatever else it might be.
尚、不甲斐はある命でいたい 濡れたアスファルトの上で踊る斜陽 既に乾いた目の端を焦がした赤を、踵で撥ね返しながら
跳ね回る様相 これを信じよう 切れる息を深く吸い込む
Eyday I hear my noise, I feel my past, I prepare for the battle begins. I trash my guilt, I confess my fault, I deserve my crown more than you.
Eytime I speak my voice, I spend my life, I protect my tiny narrow land. I waste my youth, I manage my soul. I climb every mountain whatever else it might be.
兎角、詫びしさが染み込んだ心
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Echoes
錆びついた午後 楽隊を追う子供らの蹴る石畳の音 時計塔の落とした影が伸び切る前に パンを買いに行くところ
暗い路地裏の痩せた犬と 遠のく新世界交響楽と ここではない何処かで生まれて 誰も知らずに消えてくもの
国境で割れたガラスの音 雨粒が頬を叩くのを 伸び切った影が消える間の 空の端を焦がした炎
呼吸を終えた惑星の群れが 曇った窓の向こうで揺れる
アース・ポートからの通信が終わり 混線した古いヒットナンバーが すべての人の幸せを願っていて 最後の一人が目を閉じる
爆心地に咲いていた白い花 3弦5フレットを押さえながら 踊る少年の火照った肌 心臓の奥で口ずさむ歌
高架下に忘れた思いや 払えなかったノルマ 東京は夢から現実になった 通勤快速に揺られながら 塞ぐイヤホンから 溢れ出す
But I have a light
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Homecoming
ふいに思い出すことは あなたの笑う日差しめいた顔 角部屋の心 カーテンを開けたままにしていた窓
i don't wanna go home alone, Pretexts are all gone.
i don't wanna go home alone, 暗い6畳の匂い
繋いでいた手を振ろう 遠い昨日のこと きっともう戻りはしないけど その思い出ごと 赤く染まった空を見ている
今日を繋いでいる 忘れそうでも続いていく 日々を行こう 躓きながらでも 日が沈む前に帰る
声に出すことはないし 誰に話すでもないような そんな他愛ない言葉を 壁際に積み上げていた
それでもきっと思い出すよ 振り向いてしまいそうだとしても 日々を行こう そうじゃなきゃ あの日の俺が俺を笑うのさ
窓際に飾ったまま��花に 水をやろう明るいうちに 蛍光灯が切れそうだった
I gotta go. 遠い昨日のこと きっともう戻りはしないけど その思い出ごと 赤く染まった空を見ている
今日を繋いでいる 忘れそうでも続いていく 日々を行こう 躓きながらでも 日が沈む前に帰ろう
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1000suns
Just one thing, count Slowly to Ten. A hundred times I've seen the shadows beyond the black sea. After a moment, I think I blinked. Every colors are bounce in the air. Every tragedies are fall into a sleep. When a battlecry is reflected, We need us, we need us.
Bang the drums and the beat goes on. Fire it up. Wherever and no matter what you are. The light, preparing to shine it. I realize it now. I realize it now, it's time to live forever. The tiny delights, so far. ただ鳴り響く歌 In any case, night will come to us in time. I wait for the sun, the 1000suns.
One more thing, it's perfect ten to me. Keep it a hundred. This might seem like a haphazardness. But it was blazing during the day. Every silences will speaking to me. And Every poetries are strip off its mean. When we're forlorn and sober, We need us, we need us.
塞いだ両目を開いたまま 心臓越しに明日を睨んでいた 唇に触れた歌を歌うのは 歌いたいからで 最後に貰った炎で 長い夜を明かすのさ 今はまだここにいたい まだここにいたい
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2000000000
震えなくなった魂の上 置き忘れたままの少年 無くしてしまったあの日の微熱 無色透明な日常にて
夢から醒めてもまだ夢 頼むから僕を置いて行け 捨ててきた物は山積みで 抱えて来た物は是だけ
数えなくなった歳月の上 あの角で手を振った少年 忘れてしまった 約束さえ あの日のままそこにあるようで
「戻らない今日」が終わるだけ 「変わりない明日」と思うだけ 越えてきた夜が照らされて 少し立ち止まって振り返る それだけ
変わっていくこの街の上 幸せと呼ぶ生活の上 誰の世界も奪わないで それはいつだって自分のため
「戻らない今日」が終わるだけ 「変わりない明日」と思うだけ 夢から醒めてもまだ夢 行け 魂を引きずって
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The saturation
俯いたまま産み落とした溜息についた歯形をなぞった 暗がりに絡まった四肢をほどいて歩き方を思い出すまで
いつの間に硬くなった魂を掌の上で転がしている 太陽が沈む前に行こう もう戻れないと分かっているから
夢は見ないで深く眠った 心に空いた穴越しに見上げてた空
忘れないでいたい 小さな掌 暮らした部屋 捨ててしまった他愛ないもの 愛していたこと きっとあなたもそうだったこと
失くさないでいたい 雨の匂い 西日の赤に 透明な朝 繋いでいた指 笑った顔 並んでいる影 そこにいたこと
奪い取っては捨ててきた慈愛で空を覆う何かが聳え立つだろう それでもここまでは辿り着いた きっといつかまた会いに行く
忘れないでいたい 曇天の色 泥濘んだ道 錆びた信号 飛んでいく鳥 足元に転がったままの少年の夢 The saturations
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