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第39回水戸映画祭にて上映&登壇決定!!
第39回水戸映画祭にて『悪は存在しない』の上映が決定しました。
上映日は10月5日(土)15:15〜 登壇ゲスト:大美賀均 小坂竜士 詳細は、映画祭HPにて https://mitotanpen.jp/
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”EVIL DOES NOT EXIST”サウンドトラック発売中 | 石橋英子



”EVIL DOES NOT EXIST”(『悪は存在しない』)、サントラ、絶賛販売中!! 2021年にアカデミー賞を受賞��た『ドライブ・マイ・カー』でのコラボレーションに続き、石橋英子と濱口竜介は、<映像のための音楽>、<音のための映像>という、深いインスピレーションに満ちた相乗的な共同作業を通じて、さらなる飛躍を遂げた作品を生み出した。 BFIロンドン映画祭最優秀作品賞、アジア・フィルム・アワード、ヴェネチア映画祭銀獅子賞、アジア・フィルム・アワード最優秀作曲賞等を受賞した『悪は存在しない』。全ては石橋英子のスコアによって始まった。ジム・オルークがミックス&マスタリングを手がけている。
About this product
Following their collaboration on 2021’s Oscar winning Drive My Car, Eiko Ishibashi & filmmaker Ryusuke Hamaguchi up the ante with a deeply inspired synergistic exchange: music for images, visuals for sounds. Eiko’s score initiated the project that has become his celebrated new film (Best Picture – BFI London Film Fest, Asian Film Awards, Silver Lion – Venice Film Fest, Best Score – Asia Film Awards). Every nuance mixed & mastered by Jim O’Rourke.
https://www.dragcity.com/products/evil-does-not-exist
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特別鼎談 濱口竜介×三宅唱×三浦哲哉公開!!
「目撃」というキーワードを軸に、濱口竜介×三宅唱×三浦哲哉、3人の特別鼎談が実現!読み応えのある記事が公開となりました。 ぜひ、ご覧ください。
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「高校生(18 歳)以下 ワンコインキャンペーン」実施決定
6月28 日(金)より該当劇場にてスタート!!
都市部の地域以外でも、鑑賞のニーズが⾼まり劇場を増やしている中、若年層のお客様にも本作の鑑賞機会を⾼めるべく、実施可能な映画館と交渉し「⾼校⽣(18 歳)以下ワンコイン(500 円)キャンペーン」の実施をする運びとなりました。 濱口竜介監督からコメント

「このキャンペーンに賛同いただいた劇場の皆様⽅に、この場を借りて感謝致します。 私が初めて映画館で寝てしまったのは⾼校⼀年のとき、ケビン・コスナー出演『ワイアット・アープ』を⾒たときでした。映画というのは、基本的には私をワクワクドキドキさせてくれるものだと信じて疑わなかった私は「映画を⾒ながら寝ることがあるなんて」と驚きながら家路についたものです。世の中には、いろんな映画があるものだ、と。 『悪は存在しない』がティーンエイジャー、もしくはファミリー向けの映画かと⾔われたら正直わかりません(レーティング的には問題なしです)。しかし、だからこそ⾒てみて「こんな映画もあるのか」の体験になったら、更にそこから⾊んなことへの興味が広がることがあったら、こんなに嬉しいこともないように思います。 ワンコインを握りしめて、是⾮劇場までお越しください。ただ最近はキャッシュレス劇場もあるので、それだけお気をつけて。」
・キャンペーン実施概要 期間:2024 年6⽉28⽇(⾦)〜 (終了未定) 実施劇場⼀覧:https://aku.incline.life/campaign.html
料⾦:⾼校⽣(18 歳)以下 500 円 ※都道府県ごとに定められた「⻘少年育成条例」により、上映終了が23 時(⼤阪府・群⾺県は22 時)を過ぎる上映回には18 歳未満の⽅は保護者同伴でもご⼊場いただけないなどの規定がございますので、ご鑑賞に際し ては各映画館の規定���ご確認ください。 ※ 各映画館の規定に沿って、⾝分証の提⽰をお願いすることがあります。
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6/14(金)岡谷スカラ座 舞台挨拶付き上映会のお知らせ
長野県・富士見町・原村 ストーリーの約8割の撮影が行われました、濱口竜介 監督作品/ 映画「悪は存在しない」が、ようやく岡谷スカラ座 6/14(金)~期間限定上映が決定。 また本作品は【諏訪シネマズ】第7号に認定されます。 (諏訪市役所で【諏訪シネマズ】認定式を予定)

そして岡谷スカラ座 での上映初日6/14(金)は、ストーリーを大きく揺さぶる高橋役を演じた俳優・小坂竜士 さんが岡谷スカラ座に来場、舞台挨拶付き上映会を開催します。 キャストそしてスタッフとしても本作に参加された、小坂竜士さんのお話が聴ける貴重な機会です! 仕事終わりにぜひご参加ください。
映画「悪は存在しない」小坂竜士さん舞台挨拶付き上映会】 (※第80回ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞受賞作品) 【日時】 6月14日(金)17:45の回(上映終了後、舞台挨拶) 【会場】 岡谷スカラ座 【登壇者】 小坂竜士(俳優) 宮坂洋介(諏訪圏フィルムコミッション) 【料金】 通常料金 【チケット販売】 6/12���水)より劇場窓口にて ※電話・ネット予約はできません。 【諏訪シネマズ認定の理由】 映画「悪は存在しない」はストーリーの約8割を富士見町・原村 をメインロケ地として昨年2月~3月の約3週間の撮影が行われました。映画に登場する山や木、水や池、川や雪など、諏訪地域の自然のロケーションがストーリーに強く印象を残します。
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初日舞台挨拶レポート
昨年9月に行われた第80回ベネチア国際映画祭で初上映されて以来、世界各国の映画祭、劇場での上映が行われてきた本作。この日は待望の日本公開初日ということで、初日舞台あいさつの会場となったBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下は超満員。そして映画上映後、スクリーンで繰り広げられる圧倒的な物語の余波に浸っていた様子の観客の間からは自然と拍手がわき起こった。
そんな熱気あふれる会場内にやってきた大美賀は緊張の面持ちで、「今日までものすごく緊張していたんですけど、(映画上映直後に)皆さまが手をたたいてくださっていたのを聞いて。良かったなと思っております」と安どの表情。濱口監督も「完成してから9カ月くらいですが、ようやく日本で公開できまして。本当にうれしく思っております。今日はよろしくお願いします」と感激した様子を見せた。
本作主演の大美賀は、もともと濱口監督の『偶然と想像』にスタッフとして参加しており、イベントではその時のメイキング写真が紹介されるひと幕も。だがその後、自分が映画の出演者となり、ベネチア国際映画祭のレッドカーペットを歩き、そして日本での映画初日を迎える。その当時からすると予想もつかなかった人生に「これを超えるハイライトが今後、自分に訪れるのかどうか」と笑顔を見せた大美賀。

濱口監督も「フランスでは2週間早く公開されることになったので、わたしもパリに行ってお客さまと一緒に映画を観たんですけど、結局この人(大美賀)はずぶといなと思ったんですよね。今日も戦隊もので言ったらレッドの位置、どセンターに立っているわけですが(笑)」と冗談めかして会場を笑わせつつも、「究極そういうのができちゃう人だというのは、頼む前は知りませんでした。でもこの映画をつくる前、脚本を書く前にロケ場所などのリサーチをしていたんですが、その時はドライバーとして入ってもらっていました。しかしカメラの前に彼に立ってもらったりしているうちに『あれ、いいかも』という気持ちになって、ここまで来たので。見る目があったなと思っております」と自負してみせた。さらに、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、香港で公開中の本作(今後もアフリカを除くほぼ全ての地域で公開予定)が、フランスでは1週間で7万人の観客が訪れたことも明かされ、会場からは驚きの声が上がった。

グランピング場建設計画の説明会のシーンの話になると、「あのシーンは本当に緊張しました。2日間かけて撮ったわけですが、最初の方は本当に頭が真っ白になりましたね」と振り返った大美賀。『偶然と想像』にはエキストラ的な感じで少しだけ出演したことはあったものの、本格的な芝居をしたのは初ということで「これ以上ない景色を見ています」と語る大美賀に対して、会場からは大きな拍手が鳴り響くなど、俳優・大美賀均が観客に受け入れられている様子がうかがえた。
そしてこの日はもうひとり。小坂も、もともとは濱口監督の『ドライブ・マイ・カー』に車両部として参加していたスタッフ出身の俳優であった。濱口監督が「彼はもともと俳優なんですが、その時は車両部として入っていて。その時に『僕もチェーホフが好きなんです』と言われて。トラックを運転している人からチェーホフが好きと言われたんで、ギャップ萌えをしてしまいました」と笑いながら語ると、その言葉に補足するように小坂が「あの映画では、車両部と監督だったので、なかなか話せる機会がなかったんですけど、最後に話す機会があって。僕も(同作に重要なモチーフとして登場する)『ワーニャ伯父さん』が大好きで、(『ドライブ・マイ・カー』の)台本に感動したので。そのことを伝えたのがはじめて会話をした時でした」と振り返った。

それゆえ本作で濱口監督の演出を受けることとなり「しあわせでしたね」と笑顔を見せた小坂。「それこそ『ドライブ・マイ・カー』の時に、こういうところでお芝居をしたいなと感じていたので。濱口監督は、お芝居をする、という環境づくりにこだわってる方なので��そういう場所でやってみたいなと思っていたんですが、僕もそれが急に実現したので。それが幸せでしたね」としみじみ付け加えた。
主人公・巧の娘、花を演じた西川も本作で忘れられない印象を残すが、彼女はオーディションで選ばれたという。「短い台本にちょっとアドリブを入れてやったりとか。そんなに難しいことは言われなかった」と振り返った西川。濱口監督も「実のところ大美賀さんと一緒にしゃべってもらうというところがメインだったんですけど、西川さんはいい感じで距離があったというか。他の子でも、大美賀さんと本当に親子のように話せる子もいたんですが、西川さんは大人として喋っているような感じがあって。それが良かった」と大美賀との相性が決め手だったことを明かす。大美賀との芝居も「家で自分のお父さんと話すみたいに緊張せずに、普段通りに話しました」という西川に対して、「すばらしいと思います。普段、お父さんと話すようにできないと思うんですが。助けられました。ありがとうございます」と頭を下げる大美賀。そんなほのぼのとしたやりとりに会場も笑いに包まれた。

一方、2015年の映画『ハッピーアワー』に出演していた渋谷。本作は久々の濱口組となったが、「わたしも濱口さんも大きくは変わっていない気がしましたが、ふたりともちょっとずつは大人になっているかなと思いました」と笑うと、「実際に撮影が始まって本読みに入っていくと、『ハッピーアワー』の時にみんなとやっていたことが、さらにどんどんブラッシュアップされていて。また一緒にできてうれしかったです」と感慨深い様子。濱口監督も「『ハッピーアワー』の時がはじめてだったと思うんですが、その後も彼女の舞台を観に行ったりもしていて。渋谷さんは『ハッピーアワー』の頃もいいと思っていたんですけど、その良さを失わないまま、俳優として成長しているものがあった。だから今回、この役は渋谷さんでいけるかも、というインスピレーションがあった時にお願いしたら受けてくれたので。一緒に仕事ができて良かったです」と晴れやかな顔をみせた。

本作が生まれたきっかけとなったのは音楽家・石橋英子から濱口監督への映像制作のオファーだった。そこからふたりは試行錯誤のやり取りを重ね、「従来の制作手法でまずはひとつの映画を完成させ、そこから依頼されたライブパフォーマンス用映像を生み出す」ことから生まれたのが石橋のライブ用サイレント映像『GIFT』と、本作『悪は存在しない』である。残念ながらこの日は石橋は不在だったが、石橋からは手紙が寄せられ、その手紙を渋谷が代読することになった。
「ちょうど昨年の今ごろ、この映画のために音楽をつくりはじめました。それが昨日のことのような、まるで遠い過去のことのような。時間の感覚が分からなくなるくらい、この作品はわたしの人生にとって大切に作品になりました。わたしがライブのための映像を濱口さんに依頼したのが発端ではありますが、心の大きな濱口さんやプロデューサー、参加してくださったスタッフの皆さま、キャストの皆さま、お��人お一人のこれまでの人生、すばらしいお仕事によって、このようなすばらしい作品になったと思いますし、そのことを心からうれしく思います。感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の思いがしたためられたその手紙は、さらに「そのような大事な映画の、大事な初日に伺えないことは本当に残念で、悲しくて、悔しいです。本当はこの映画の舞台あいさつの後に、夜中の便でイタリアの映画祭に『GIFT』の上映のために向かうつもりでしたが、25日と26日では、飛行機代がありえないくらいの差があり、ゴールデンウィークを本当に恨む次第でございます。いいことばかりでもつまらないと自分を言い聞かせながら、今はイタリアに到着したばかりのボンヤリとした頭で、迎えの車を待っているのでしょう。ただただゆったりと映像と一緒に身を委ねて、楽しんでいただけたらと思っております。自分が関わっていても、本当に何回観ても飽きない作品だと思います。末永くよろしくお願いします」とつづられていた。
そんな大盛り上がりの舞台あいさつもいよいよフィナーレ。最後に濱口監督が「初日に来ていただいてありがとうございます。皆さまがどう思われたか分かりませんが、皆さまの感想をどこかで目にすることができたら、それがどのようなものでも本当にうれしく思います」と呼びかけると、「フランスでこの映画を観ていた時に、この映画を支えているのは映ってる人たちだなと。本当にすごいなと思いながら観ていました。それは撮影現場でもそう思っていたんですが、ひとりひとりが存在として輝いている。わたし自身そういう印象を持ち、感動したので、ぜひ多くの観客に観ていただきたいなと思います。ひとりひとりのありようとか、仕事を観ていだけいたらと思います。この映画、末永く、よろしくお願いします」と会場に呼びかけると、観客からは万雷の拍手が鳴り響いた。

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キャスト&監督による初日舞台挨拶が決定!
<Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下>
■日程:4月26日(金)10:20の回 上映終了後に舞台挨拶 ■ご登壇者(敬称略):大美賀均、西川玲、小坂竜士、渋谷采郁、濱口竜介監督 ※登壇者は予告なく変更になることがございます。予めご了承ください。 ※対象回のお座席指定券をご購入の方のみ、ご参加いただけます。 ■チケット料金:通常料金(各種割引適用可、招待券適用不可)
※チケットは上映の2日前4/24(水)0:00(=4/23(火)24:00)からオンラインサービスMY Bunkamuraにて販売開始、その後空席があれば上映の2日前4/24(水)の10時からはル・シネマ劇場窓口でも販売いたします。
【注意事項】 *対象回のお座席指定券をご購入の方のみ、ご参加いただけます。 *転売目的でのご購入は、固くお断り致します。 *場内での撮影、録音等は固くお断りいたします。
*マスコミ取材が入る可能性がございます。会場内ではマスコミによる撮影、記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。予めご了承ください。
*やむを得ない事情により中止となる場合もございます。
<シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』>
■日程:4/26(金) 14:00の回 上映終了後に舞台挨拶 ■ご登壇者:大美賀均さん、西川玲さん、小坂竜士さん、渋谷采郁さん、濱口竜介監督 ※登壇者および舞台挨拶の予定は、都合により予告なく急遽変更になる場合がございます。 予めご了承ください。 ■チケット料金:通常料金
チケットは23日(火)10時からK2のHPにて発売開始いたします。 https://k2-cinema.com/event/title/386
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★上映時間決定!Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
[4/26(金)~5/2(木)] 10:20 / 13:10 / 14:20 / 16:00 / 18:20 / 19:10~(終)21:10 ※5/3(金・祝)以降の上映スケジュール未定 ------------------------- ※1Fチケットカウンターの営業時間は10:00~最終回受付終了時までといたします。なお、プログラムや物販は最終回上映終了後もご購入いただけます。
*東急株主優待券をご利用の際は、当ホームページの各作品ページにて事前に対象作品かご確認ください。作品ごとに決定次第、ページ下部にある概要の[料金]欄にてご案内いたします。
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J-WAVE SPECIAL PREVIEW一般試写会レポート
4月11日、本作の公開を前にして、主演の大美賀均、撮影を担当し���北川喜雄、そして編集の山崎梓が登壇するトークショーを行いました。当日は濱口監督よりビデオメッセージも上映しました。 当日のレポートを掲載いたします。

登壇者の登壇前に、「みなさま最初で最後の試写会いかがだったでしょうか?皆さんの反応が気になるのですが、その場にいられなくて申し訳なく思っています。ただ、自分たちとしても、すごく良い仕事ができたなという感触を持っています。音楽の石橋英子さんの発案から始まった企画ですが、自分にとって充実した、幸福な制作でした。映画の内容は幸せだけではないところもありますが、皆さんにとって楽しめるものであったらいいなと思います。あそこはこうだったんじゃないか、ここが好きだ、嫌いだ、とかそういう話を皆さんとしていただいて、話題にしていただければと思います。アフタートークも是非最後までお楽しみください。」と濱口監督のビデオメッセージが流され、その後MCの呼びかけで登壇した登壇者。
早速、どのようなきっかけで本作が始まったのかという話になると、撮影の北川が、「大美賀さんが合流する前に、まずは石橋さんに会いに行こう、ということと、音楽映画をどういうふうに撮ったら良いのかという命題の元に、石橋さんのスタジオに濱口さんとふたりでカメラを持っていったのが一番最初でしたね。その時点では、まだタイトルも決まっていなくて、石橋さんのパフォーマンスのバックグラウンドに流れる映像制作ということだけ聞いていました。」とはじまりを語る。

大美賀も「濱口さんとは、『偶然と想像』という作品で制作部として入ったのが始まりでした。そこから、今回も初めはスタッフとして、北川さんと三人でシナハン、ロケハンに回っていきましたね。」と、自身のはじまりを語ると、北川が「小淵沢に三人で行ったのが始まりでしたね。みんなで田舎暮らしはどういうものだろう、と言ってやってみようということでスタンドインをしながら、薪割ったりしましたね。」と、当時を重ねて振り返る。そこから、どういったかたちで“主演”を務めることになったか聞かれた大美賀は、「2回くらいシナハンに行って帰ってきたタイミングで、「驚かないで聞いてください。」と濱口監督から電話がかかってきました。何かやってしまったのかな、とちょっと怖いですよね(笑)そして、「出る方に興味ありませんか?」ということで本当にサプライズでした。」と、まさかのサプライズに観客からも驚きの声が上がった。「当然びっくりするわけですが、濱口監督は経験豊かで、『ハッピーアワー』も経て職業俳優ではない方と映画をつくられてきた方なので、そんな監督がそう言うなら面白いだろうと思いました。濱口監督にとっても新しいことをやってみようということだったので、その一員になれるなら、とワクワクしていましたね。」とオファー当時を振り返る大美賀。

濱口監督とは東京藝大の同期であったと言う山崎は「在学中は一回も一緒にやっていなくて、実質、卒業後からでしたね。わたしが卒業後は大学院の方に残って4年くらい大学で助手をやっていて、その間に海外の学校との合作など色々なプロジェクトが動いている中で、『THE DEPTH』という韓国の大学との制作にはいるときに、わたしが学校にいたということと、私が編集を続けるという選択肢をしていたということとか、私がいると学校にいるので機材もつかえますし(笑)とか色々あり、一緒にやりました。その『THE DEPTH』をやる前に『永遠に君を愛す』というのもありましたね。」と濱口監督との制作のはじまりを話す。そこから、「今回は、「石橋さんの『GIFT』という作品のためのものを、撮ってあります」ということから始まって素材を渡されて、「え!」みたいな。(笑)台本はいまでももらっていないです。」と、ここでも驚きのエピソードが飛び出す。北川も山崎が入ったタイミングのことを、「撮影中盤で、『悪は存在しない』という映画をまずは成立させた後に、その編集を解体して『GIFT』をつくる、という話を聞いていたんですけど、良い撮影ができていって、撮影の終盤に『GIFT』の方を山崎さんに頼もうと思うんだよね、っていうのを濱口監督がぼそっと言っていたのを覚えています。」と思い返す。山崎は「確信犯ですね。(笑)」と突っ込みつつ、「素材自体は一般的な音声が入っている映像が届いたんですけど、撮影順に整理されていて、「どうぞ」と言う感じでしたね。(笑)何をどうするか、というのはずっと手探りでいて、まずは素材を観て、何ができるかを考えようということで、頭から最後まで(濱口監督と)一緒に観て、「何をつくりましょうか?」という話になりましたね。前提として、石橋さんのための音楽ということはあったので、『GIFT』の編集の時は最初から、スピーカーをミュートにしてやっていました。」と、編集の裏側が明かされていき、観客も聞き入る。続けて、「『GIFT』の方を着手して、色々試行錯誤していく中で、『悪は存在しない』も並行してやって、どこがどうこのふたつは違うのか、じゃあ『GIFT』がこうしたいなら、『悪は存在しない』はどうするのか、“編集交換日記”��いうか、お互いどうしてるのかみたいなのを話していましたね。部分的に繋いだもので、良きものはどちらかに入れたり、というのを並行してやっていました。」と本プロジェクトだからこその共同作業のプロセスも明かされる。

本作以前より濱口監督と関わりのあった三人に、他の作品との制作の違いを尋ねると、山崎は「今までの作品は、完成形が「こうなる映画である」というのが明確にあったと思うんですね。今回、『GIFT』は特に全くなかったので、今回の試行錯誤の多さは今までに全くなかったものですね。ストーリー展開も自由で、寓話っぽいかたちで、そういうものも受けいれられる自由度の大きいプロジェクトでしたね。」と、しみじみ語る。北川も10人前後での制作体制の現場を振り返りながら、「濱口さんの場合は、皆がやったことひとつひとつが、この作品のためにどうなるか、自覚しながら、現場が作られる、場がつくられます。みんなが作品のために何をやっているかちゃんと明確に分かって仕事ができる、それが喜びにつながるし、それがすごく楽しいですね。そういう場をつくってくれるのが濱口さんですね。」と濱口監督ならではの現場での体験を語る。
映画中盤のグランピング建設の説明会のシーンの話になると、「ホン読みを何度も繰り返しやって、あの説明会のシーンは2日間あったのですが、1日目の午前中は丸々ホン読みに使いましたね。」と贅沢な時間の使い方を振り返る大美賀。「現地のエキストラの方と、東京から来た方、50人くらいのエキストラの方が演じる人の背景や、グランピングに賛成なのかどうなのかという設定を、助監督の方がひとりひとりにお渡ししてましたね。大変だなというのを見ながら、自分は撮影の準備に集中していました。(笑)」と、北川も振り返るが、そういった積み重ねがあったからこそ現地のフィルムコミッションから「こんなにエキストラの皆さんが楽しそうにやっているのは見たことがなかった」という声が上がったことも明かす。編集の山崎も、「編集素材を見ていてもそれはすごく伝わってきました!そのシーンはなんか揉めてるなと思って見ていたのですが(笑)、2日間で撮影した説明会って2カメで、素材は通常の倍以上あるわけですが、全然楽しかった!このおじさんすごい賛成している、というのも分かるので、(演じている)皆さんも何回もやっているはずなのに、白熱して、とても楽しそうでしたよ。」と絶賛。現場にいた北川も、「エキストラの方も、生で舞台上で演技をしている人の中に入って見ているような状況なので、アトラクション感ありますよね。最初はどのタイミングで誰が立つのかわからないので、面白かったはずです。」と話す。
そんな中、初めての演技経験に挑戦した大美賀は「いままでにない緊張をしましたね。頭を打ったりすると目の前に蝿が飛ぶってあるじゃないですか。あれが本当に起こるんですよ!(笑)本当にセリフが出てこなくて、間があったり、三行のうち二行を飛ばしてしまったり、最初のテイクはかなり続いてしまったんですが、濱口監督は「それはそれでオッケーです」とか、「本当に集中している時はセリフを飛ばします」と言われるんですよね。」と現場での濱口監督のフィードバックを明かしながらも不安そうな表情をする。そこで、北川は「実は初日の3ターン目くらいに、(撮影の)飯岡さんが「大美賀さんのいいところが撮れたよ」って言ってくれていましたよ。」という話を明かし、安心した表情の大美賀だった。

最後に、北川が「噂によると、2、3回目観るとまた違う感覚に陥ると、そのようにできていると、監督と石橋さんもおっしゃっています。(笑)すごく綺麗な自然の中、そしてミニマムながら一番いい光の時間を考えながら、楽しく撮影できた作品なので、大きなスクリーンで観ていただけたら嬉しい気持ちでいっぱいです。」と、山崎が「濱口さんの作品の編集が終わった時、「観たことない映画ができたな」という感覚になるのですが、今回も「観たことがない」というのを本当に感じたので、皆さんも宣伝にご協力いただき、また観ていただけたらと思います。」と、大美賀が「僕もこの映画は8、9回観ているのですが、山崎さんが仰るように、説明会のシーンの町の方の顔一つとっても、観るべきところがあります。自然と音楽と、とても気持ち良いですよね。この後、お酒でも飲みながら話したり、観た後も楽しい作品です。感想等、書いていただいたら励みになりますので、宜しくお願いします。この映画を気に入っていただいた暁には、『義父養父』(大美賀の監督作)も観ていただけたら、理解が深まると思いますので、宜しくお願いします。���と話し、トークショーは終了した。
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J-WAVE SPECIAL PREVIEW一般試写会応募開始
◆J-WAVE SPECIAL PREVIEW『悪は存在しない』一般試写会応募開始 J-me会員 70組140名様
日時 4月11日(木) 18:30開場/19:00開映 会場 渋谷・ユーロライブ 応募締切 4月3日(水)23:59まで 詳細 • 応募は下記URLよりご確認ください。 https://www.j-wave.co.jp/jlc/jme/entry/enquete/akuinclinelife
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