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肉とトマトと緑

今日はおよそ4年ぶりに会った友人の話をする。

大学4年生くらいの時に一度食事をした。

歳は10個くらい上で、

当時学生だった私には

とてもキラキラしていて

憧れのような存在だったと思う。

ひょんなことから4年ぶりに再開し、

自分の会社のオフィスを案内してくれた。

社内はウッド調で統一されており、

ラウンジ、バーカウンター、観葉植物と

海外のテレビドラマに出てくるような

内装でとてもとても素敵だった。

白ワインを出してくれた。

ニュージーランドのcloudy bay

彼は「まぁ、悪くないね」

と言ったが、私にはとてもとても

美味しかった。

そのオフィスは道路に面しており、

春になると満開の桜を目にすることが

出来ると言う。

この場所に決めた

理由の一つだと言った。

素敵である。

是非桜の時期にまたお邪魔したい。

友人がとあるシーシャ屋に出資していたり

本人もシーシャビジネスに興味があったり

色々と縁があり話が盛り上がった。

「本格的に動きがあった時は連絡する」

と、楽しみである。

そういえば先日トマト味のシーシャに挑戦した。

三人寄ればなんちゃらと言うが

皆で知恵を絞ったがなかなか難しかった。

トマト味！にはならなかったが

とても美味しいシーシャができた。

とにかく良い煙がでた。

先輩は、キューカンバリタが

良い仕事をしていると言っていた。

また機会があれば改良して作りたいと思った。

マンゴーハバネロ:ソーシャル

キューカンバリタ:ヘイズ

レモン:ナハラ

グレープフルーツ:アルファーヘル

パッションフルーツ:アルファハマ

を、８０フィート+カバーで。

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ダブルアップル

何年前だろうか

サウジアラビア人の友達がいた。

渋谷のどこか細い路地にある店に入った。

店内は少し暗くて甘い香りがする

少し怖さもあった。

よくわからないまま椅子に座り

ジンジャーエールを飲む。

日本人はほとんどいない。

しばらくすると謎の

大きな器材が出てきた。

ホースが付いている。

彼はホースを加え深く呼吸した。

吐き出した煙は甘く、

とても煙草とは違う香りがした。

「アップルだよ、これが1番だよ」

そう言ってホースを渡した。

見よう見まねで少し吸い込んでみる。

吸い込んだ煙をどうしたらいいかわからず、

むせた、

何か味がする。

甘いけど、刺激的で、歯磨き粉のような

よくわからないけど、林檎では無い…かな。

結局その一口しか吸わなかった。

「無理しなくていいよ」

「これは水タバコ、シーシャ、フーカ」

そう言って彼は話を始めた。

内容は覚えてない。

とにかく覚えてるのは

全然林檎じゃないじゃんという事

何が良いのかも全くわからないまま

しばらくして店を出た。

そんな出来事があって、数年後

まさかシーシャ屋で働いているとは。

ダブルアップル:アルファーヘル

を、クレイスタイルで。

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カメラの人

その男は写真を撮るのが趣味

だと言った。

話を聞いている限り

色々な才能がある面白い人だった。

左で箸を持って食事をしていたので

左利きなのかと聞いてみると

「右脳を鍛える為に左で食べてる」

と言った。

面白い人だった。

有名なアーティストや歴史上の人物

にも左利きが多いという。

そんな話をしながら

私も一緒に左手で箸を持ち食事した。

近くに良いシーシャ屋があるが

行かないかと、誘ってみると

「シーシャ？吸った事ない。

行ってみたい。」

「煙草が吸えないが大丈夫か？」

「経験せずに否定するのは

好きではないから」

と言った。

肺に入れないし、

香りも良いから試してみれば？

甘い香り、

ラストオーダー近い時間だったので

店内は落ち着いていた。

ブルーベリーが良いと言った。

何かブルーベリーベースで

少しミントを入れて

吸いやすい感じでお願いした。

はじめてのシーシャをとても楽しんでる様子だった。

とても良いと言った。

この煙を撮りたいと言った。

それからは暫くひたすら写真を撮っていた。

満足した様子で帰っていった。

美味しいシーシャをありがとうございます。

今日もどこかで写真を撮っているのだろうか。

ブルーベリー:？

ブルーベリーマフィン:フマリ

ミント:？

を、ロータスで、サナトリウム。

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休日の話

今日は休みだ。

早起きして、部屋の掃除をして、

滞納している国民年金やらの計算をして

湯島にあるシーシャ屋に行く予定だった。

起きたのは昼近くだった。

ゴミの回収車が行った後で、捨て損ねた。

しまったと思いコーヒーを淹れる。

いつものトーストを食べながら

アレコレ家計の計算をすると

お金が無いことがわかった。

こりゃ吸いに行く場合じゃない。

仕方なくベランダで捨て損ねたゴミ袋と共に煙草を吸う。

陽射しがとても暖かい。

隣人は引っ越したようだ、

元々殆ど顔を合わせる事はなかったけれど、

やはり人の気が全く感じられないのは寂しい。

ベランダがとても気持ちよかったから

シーシャを作った。

アルファーヘルのアプリコット。

甘い香りと少し種のような酸味

しっかりとボウルに押し付けて作ったせいか、

外で立ち上げているせいか、

加熱に時間がかかった。

OL時代の癖で浪費が多い。

節制しなくては。

そんな事を考えながら吸う。

あと数日で26になるというのに

人生のなかで1番の貧乏期��。

私の家は充実している。

シーシャもあるし、

スクリーンで映画も観れる。

コーヒーや紅茶も尋常じゃない種類がある。

出かける必要もないし

将来の為に貯金をしなくては。

働かなくては。

遊びに出なくて良いように

好きな事を仕事にした。

なのにあの時と同じようにお金を使っているのは。

考えていたら疲れてきた。

マワルディの甘さに少し癒された。

これを吸いおわったら部屋の掃除をしよう。

そんな休日の昼

アプリコット:アルファーヘル

マワルディ:パノラマ

を、ロータスで。ふわ盛りにすればよかった。

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徒然（水煙）草

徒然なるままに

日暮らし硯にむかいて

心にうつりゆくよしなしごとを

そこはかとなくかきつくれば

あやしうこそものぐるほしけれ。

本当と嘘、

普段感じた事、

出来事をのせてつくる

水煙草の記録です。