anuyamay
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anuyamay · 3 years ago
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心の空白に、時間の余白を。
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anuyamay · 3 years ago
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220705
仕事で香川県へ。朝から新幹線に乗り、岡山駅でマリンライナーに乗り換え、高松に到着する。朝から台風が迫っているといういやな情報を小耳に挟みつつ、現地の天気予報を見ては大丈夫だと頷き西へ西へ。
マリンライナーの道中は、瀬戸大橋を渡るので少しのあいだ海上移動がたのしめる。私は、これを楽しみにしていた。海に浪漫を感じざるを得ない、いつからか。岡山駅を出発し、本土を離れるときは、ほんの少しだけ不安な気持ちになる。海の上という心許ない場所に、放り出されている寂しさを感じるのかもしれない。でも、しばらくすると、ぽこぽこと現れる小さな島々の形に釘付けになる。改めて、島とは不思議なものだなぁ。海の上に隆起した土がこんもり盛られているよう。子どもたちが砂場で山を作るかの如く、きれいに形作られている。こんなものが、自然的にできるとは、はて?と、大地に思いを馳せている間も無く四国にたどり着く。
島々の形だけでなく、わたしは、せとうちの海がだいすきだ。穏やかで、光をたくさん含んでいて、軽やかで、悲しいことやつらいことを全て吸収してくれるような海。なにかにつけてここに帰ってきたくなる。故郷でもないのに「おかえりなさい」が聞こえるかのような不思議な場所。
なんども訪れたせとうちだけど、今日海から島々を眺めて、強く「うつくしい」と感じた。誰にも奪われてはいけないと思った。ただの移動なのに、すごく大きく感情が揺らいで、それだけで、今日はよかったと思えた。
せめてもの旅みやげに、きびだんご。
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五味太郎のこのパッケージ、頬が勝手ににやける。
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