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ateliernpam · 2 months
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第6回ウィークエンドミュージアム「織ってつくるグリーティングカード」
3月3日(日)は今年度最後のウィークエンドミュージアムでした。
今回のテーマは「織る」ということで、様々な色合いや手触りの紙を織物のタテ糸、ヨコ糸に見立て1枚のグリーティングカードに仕上げました。
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台紙に切れ目を入れてヨコ糸をつくり、その隙間にタテ糸の紙を織り込んでいくというシンプルなつくり方なのですが、皆さん様々な工夫を凝らしながら素敵な織り模様を作られていました。
直線、ナミナミ、ギザギザなどいろいろな形を組み合わせて、ヨコ糸、タテ糸を作ってみたり・・・
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配色にこだわったものや、画用紙、和紙、ミラーペーパーなど異なるテクスチャを組み合わせた模様など、ここで紹介しきれないくらいたくさんの素敵な「織り」ができていました!
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最後はメッセージ用の中紙を綴じてカードの完成です。
ご家族や、お友達、転勤になった先生に思い思いのメッセージを書かれている姿も印象的でした。
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ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
また次年度のウィークエンドミュージアムへのご参加をお待ちしています!
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ateliernpam · 2 months
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第5回ウィークエンドミュージアム
「まわるスクラッチ灯籠」
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長崎市内のランタンフェスティバル開催期間に合わせて、2月11日(日)、第5回ウィークエンドミュージアム「まわるスクラッチ灯籠」」を実施しました。
スクラッチ(scratch)には、「ひっかく」という意味がありますが、美術の技法としては、紙などに下地の色を塗った上から黒いクレヨンなどを塗り、それを削ることで、下地の色を出しながら線や面を描くことを指します。
今回は回して楽しめるミニ灯籠を作りました。透明のプラスチックコップの側面や底面を黒のアクリル絵の具で塗り、乾燥させた後に竹串を使って削り絵を描きました。
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皆さんあれこれ考えながら、コップの表面をスクラッチして描いています。
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絵を描いたら、コップの内側から削った線の部分に油性カラーペンで色をぬり、彩っていきます。
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できあがり!
暗い部屋に移動して、明かりをつけてみましょう!
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トレーシングペーパーをランプシェードのように配置すると、ちょうどすりガラスに映ったような柔らかな光となり、くるくると模様が動く様子を楽しんでもらいました。
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ateliernpam · 5 months
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第3回ウィークエンドミュージアム
アップサイクルクラフト「ウォールデコ」
12月18日(日)、第3回ウィークエンドミュージアムのアップサイクルクラフト「ウォールデコ」を実施しました。アップサイクルとは、本来捨てられるものにアイデアやデザインの付加価値をつけることで再生させる方法で「創造的再利用」ともいわれています。当館でも使用後は捨てられてしまうトイレットペーパーの芯を回収し、材料として用いた創作活動を行いました。輪っか状に切り出したパーツを好きな形になるよう貼り合わせて壁飾りに仕上げました。
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まずは5本~7本の芯をつぶし、同じ幅に切り出します。だ円形や正円、ハート型や三角形などさまざまな輪っかの形をつくり並べてみます。
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シンメトリーな形に並べたり、つないでいくうちに偶然できたおもしろい形に出会ったり、しっくりくる完成形を見つけたらクラフトマスキングテープで貼り合わせます。最後に好きな色のモールを取り付けて完成です。分解した段ボールを台紙として貼ってみた人もいました。すてきな壁飾りができあがり、みなさんとても満足そうでした。
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次回は2024年1月14日(日)「墨でひろがるにじみの世界」を実施します。お楽しみに!!
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ateliernpam · 5 months
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ワークショップ「わたしを発信!ZINEづくり」
11月26日(日)、現在開催中の企画展「浪漫の光芒―永見徳太郎と長崎の近代」の関連企画としてワークショップ「わたしを発信!ZINEづくり」を実施しました。永見徳太郎はかつてアーティストとして精力的に創作活動に励み、なかでも文筆家として戯曲集や長崎の美術史を本にまとめ出版していました。これにちなんで、今回はZINEという小冊子づくりに挑戦するワークショップを企画しました。
ZINEとは内容も形式も自��な手法で、個人または少数の有志が発行する小冊子のことをさします。
はじめに永見徳太郎が手がけた写真集や文学作品を展示室に観にいくことからスタートしました。
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参加者の方々は、ZINEというものを初めて知ったという方が多く、まだなじみが薄いという印象でした。
そこで、ZINEがどういうものかサンプルをみてもらい、つくりたい内容やデザインの参考にしてもらいました。ZINEのサンプルは、長崎市にある「本屋ウニとスカッシュ」と佐賀の「makijaku製作室」が合同で開催したZINEの公募展に出品された作品をお借りすることができ、これらを中心に約100点近くの作品を会場に並べました。
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勢ぞろいしたZINE作品に参加者の皆様もわくわくがとまらない様子。実際にZINEを制作されている川内太郎さんにも来ていただき、ご自身の作品について思いの丈を語っていただきました。
いよいよ制作スタート。制作時間は2時間程度と限られているため、ワークシートにマインドマップを書きこみ、書きたい内容のテーマを決め、材料を選んだら一気に作業にとりかかりました。
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あっという間に時間が過ぎ、最後にお互いの作品の紹介をしました。1枚の紙を折りたたみ、好きな日本のことわざをちりばめたもの、これまで行ったランチの写真を日記のようにまとめたもの、飼っているネコの写真集、自分の余生についてまとめた終活ブックなどなど個性あふれるすてきなZINEがそろいました。自分のZINEについて紹介しながら語り合う時間も楽しく、人と人とをつなぐZINEの魅力にも触れることができました。
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ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた方々ありがとうございました!
企画展「浪漫の光芒―永見徳太郎と長崎の近代」は2024年1月8日(月・祝)まで開催中。
詳細はこちら→http://www.nagasakimuseum.jp/exhibition/archives/2452
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ateliernpam · 5 months
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ボランティア募集 Q&A
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現在長崎県美術館ではアートボランティアと、アートコミュニケーター「よりより」を募集中です!
これまで3回の活動説明会を実施し、約50名の方にご参加いただきました。
予定が合わず参加できなかった方もいらっしゃると思いますので、これまでにいただいた質問などをまとめてご紹介します。
応募をご検討いただいている方のご参考になれば幸いです。 募集要項はこちらからご確認ください。
Q. どんな人たちが活動しているの? A. 現在登録されている75名のアートボランティアさんは主婦、エンジニア、学校の先生、退職された方など様々な世代、職業の方々が活躍されています。学校で学びながら、お仕事をしながら、家事をしながら、美術館をセカンドプレイスとして楽しんでみませんか!?
Q. アートボランティアとアートコミュニケーター「よりより」の併願は可能ですか? A. 併願可能です。両方とも審査が通った場合はそれぞれの活動に、月1回以上のご参加をお願いいたします。
Q. 活動は無償ですか? A. はい無償です。活動に対してお金の支払いはありませんが、交通費の補助として1日1000円まで支給されます。(公共交通機関の利用に限る)
Q. マイカーでの来館はできますか? A. 美術館敷地内に駐車スペースがないため、活動時のマイカーでのご来館はご遠慮いただいています。
Q. 活動日は? A. 基本的にほぼ毎日ボランティア活動があります。曜日の傾向などは以下の通りです。 平 日:スクールプログラムのサポート 週 末:ワークショップ、イベントなどのサポート 毎 日:情報コーナーの受付 不定期:広報物の発送作業、図書の登録・資料整理、新聞記事スクラップ、館内イベントの準備
※「よりより」は学校団体の対応が主となるため平日の活動が多いです。今後の活動の展開によっては週末にも活動が入る場合もあります。
Q. 活動保険は入りますか? A. 入ります。新規の方は2024年度4月からボランティア保険に加入します。(費用は当館負担)
Q. 仕事や病気で月に1回の活動ができないときは? A. 休会制度をご利用ください。届け出の方法などはボランティア登録時にご案内します。
Q. 登録後、活動に参加したいときは? A. [美術館から活動案内→お申込み]の流れで活動申込をします。現在、活動申込をオンライン上でできるようにシステムを準備中です。
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Q. 養成研修はどんなことをするの? A. 書類審査、面接の後は、2024年4月からアートボランティアと「よりより」の合同養成研修を行います。内容は当館の概要、建築、コレクション、来館者対応などについてです。 6月からは「よりより」の研修として、作品鑑賞や対話の場のつくり方など、おしゃべり鑑賞や館内ツアーに向けた講座と模擬実践などを行います。
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ateliernpam · 5 months
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韓国の美術館との交流事業を実施しました。
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12月9日(土)、韓国との交流事業の一環として、韓国の慶南道立美術館のスタッフを講師に迎え、高校生を対象としたワークショップをアトリエにて実施しました。これは、同美術館が元々地域の高校を対象に取り組んでいたプログラムを、当館エデュケーターと協議しながら再構成したもので、長崎バージョンとして実施されました。
今回取り上げた韓国の作家ペク・スンゴン(1947~2021)は、慶南道美術館の所蔵作家です。めまぐるしく動く情報化社会の中で、人間が情報に支配されることへの危惧を抱き、人間のあり方について考えながら作品を制作した作家です。社会そのものを反映するメディアである印刷物(新聞や雑誌)をちぎるという行為により、現代社会への批判を表現しました。そのような作家の制作を、高校生が追体験することで作品に込められたメッセージに触れることをねらいとしました。
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今回のテーマは「あなたと私の関係性」。作家とその作品についてまとめた映像を見た後、くじ引きでペアを作り、2つの椅子を自分たちの関係(距離感、親密度など)に見立て自由に配置しました。そしてペアごとに制作する「スペース」を床にテープを貼って決め、それぞれ与えられたキーワードに関連した雑誌から記事や画像といった情報の断片を参加者自身が選び切り取り、床に散りばめたり椅子や自分自身に貼り付けたりすることで、自分たちが持っているイメージを視覚化しました。
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次にそれぞれの「スペース」に名前をつけました。「十人十色」「おさげ少女のBIGWAVEな領域」など気になる名前ばかり。雑誌の画像や椅子の配置などから着想を得て付けた名前を紹介し合い、お互いに興味深く話を聴きました。
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続いて、自分たち以外で気になる「スペース」を3つ選び、糸をインターネットや人どうしのつながりに見立て、お互いの空間をつなぎました。
引率の先生方にもご参加いただき、糸のつながりは更に複雑になっていきます。
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仕上げに、シュレッダーでバラバラにした雑誌の破片を、私たちが認識していない無数のインターネット上の情報や、人間同士の無秩序な繋がりを表すものとして会場に散りばめました。
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最後に、これまでの制作プロセスで考えたことを振り返りながら、作家が作品に込めた想いについて考えました。
ワークショップは、講師であるジョン・ジンギョン氏から「皆さんがこれからの人生で、自分にとって大事な情報を、自らの手で選択して生きていってほしい」という言葉で締めくくられました。
参加した高校生からは、「講師の話が分かりやすく共感できた。」「はじめて出会った人々と交流ができてよかった。」「いろいろな道具や材料を使い自己表現ができて楽しかった。」「それぞれのプロセスで考え、発想していく過程がよかった。」「韓国の美術家はあまり知らず、ネットで見るような韓国のイメージしか持っていなかったので、現地の人と話して現地の美術家について知る事ができてとてもよかった。」「作品は、それそのものも大事だけれど、作品に込めた想いもとても大事だということを改めて知れた。」などの感想がありました。
慶南道立美術館スタッフの皆さんが、所蔵作家の作品に込めた想いを伝えるという目的で、講師を中心に一丸となり、長崎の高校生へ熱い思いを持ち伝えている姿が印象的でした。そしてその想いに呼応するかように、アトリエという空間で様々な材料を使い、お互いの表現が交差し積み重なっていく様子は、「アートは国を超えて人と人とをつなぐ」ことそのものを表すかのようでした。
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ateliernpam · 6 months
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2023年オリジナルバナーバッグチャリティー販売会
10月21日(土)、11月4日(土)にバナーバッグのチャリティー販売会を実施しました。
オリジナルバナーバッグについてはこちらの動画をご覧ください。(YouTubeへとびます。)
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当館のアートボランティアの方が4カ月かけて作ったバッグの数々。
今年は244人の方にご来場いただき、496個のバッグを皆さんの元にお届けすることができました。
売上と募金を合わせた661,923円は、ウクライナの博物館と文化遺産の保全・復旧の支援を目的にICOM(国際博物館会議)へ全額寄付させていただきます。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました!
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せっかくですので、今年の製作の様子も紹介します。
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今年のバナーはデザイン上文字が多かったので、フォントを生かしつつもシンプルになりすぎないようにチューリップ型のタッセルや、くるみボタンを手作りしワンポイントで付けたり・・・色んなアイディアを持ち寄りながら製作をしました。
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パッチワークのようにバナーをつなぎ合わせたものや、バナー生地で作ったネコのアップリケがついたものなど、とても手が込んでいます。
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2種類のバナーを組み合わせて、素敵なデザインを考案してくださった方も!
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そしてアトリエで製作をしていると、何をしているの?と声をかけてくださるお客さまが時々いらっしゃいます。
こちらはオランダからいらっしゃったお客さま。
長崎の話や、オランダの美術館の話、バナーバッグをきっかけに人との交流が生まれるのも活動の楽しさの一つです。
販売会でもアートボランティアの方々が接客をしています。バッグについて聞いてみたいなということがあったら気軽に話しかけてみてくださいね!
ではまた来年お会いしましょう。
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ateliernpam · 7 months
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第2回ウィークエンドミュージアム「万華鏡ワールド」
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10月1日(日)、アトリエとホールの2つの会場を使い、万華鏡の世界を楽しむワークショップを実施しました。
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今回つくった万華鏡は、三角形に組んだ鏡を仕込んだ筒の先に車輪のような円盤(ホイール)を取り付け、それを回す事で変わっていく模様を楽しむホイールタイプというものです。参加者の皆さんには、まるくカットした厚紙に、色紙等の様々な色や模様の紙を貼り付けたり、カラーペンで色を塗ったりしてホイールになる部分をつくってもらいました。
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このようにしてつくったホイールを持ってホールへ移動。三面鏡を仕込んだ万華鏡の装置にセットしスクリーンに映し出すと、目の前には万華鏡の世界が出現!ホイールを回すことによって美しい模様の移り変わりを楽しみました。
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また、ご家庭でもつくったホイールを使って万華鏡を楽しんでいただくために、万華鏡キットを参加者全員に配付しました。※画像は完成した参考例です。
たくさんの方々にご来場いただき、万華鏡の世界を楽しんでいただくことができました。
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ateliernpam · 8 months
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ウィークエンドミュージアム「流し絵うちわ」
9月10日(日)、今年第1回目のウィークエンドミュージアムを実施しました。残暑が続く中、流し絵の技法で爽やかなうちわづくりを楽しみました。
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厚紙の周囲を折ってトレイの形にし、色水を垂らした後、紙を傾けて流します。思ってもいないところに色水が流れたり、色水どうしが混ざり合い新しい色が生まれたりと、偶然できる色や模様の面白さを味わっていただけたようでした。色水を乾かした後、型紙を使い好きな部分をうちわのかたちにくりぬいて、木の棒をくっつけて完成!皆さんのつくったうちわを見てみましょう。
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幅広い年齢層の皆様に参加いただき、それぞれ素敵なうちわができていました。暑い夏も流し絵うちわで乗り切っていただけたでしょうか?ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
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ateliernpam · 8 months
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第3回こどもアートクラブ
「写真で語るながさき」
9月16日(土)に第3回こどもアートクラブを実施しました。9月12日から開幕した「東松照明と長崎」展に合わせて今回は「写真で語るながさき」というプログラム。写真家・東松照明は長崎でどのような写真を撮っていたのだろう・・・まずは展示室へ作品を観に行きました。
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11時02分をさした時計の写真を観た瞬間、「原爆が長崎に落とされた時間だ!」「8月9日の長崎かな」とすぐにピンときたこどもたち。この作品を起点に長崎にあるモノ、長崎に住む人、長崎の街並が時間の流れと共に移り変わっていくさまや変わらないままのものが写真の中には映し出されており、1点1点をじっくりと見つめながら、こどもたちは写真から発せられるメッセージを感じ取っていました。
そして時の流れは続いていることを改めて確認し、「2023年9月16日わたしがみつけたながさき」をテーマに外に出て写真を撮りに行く活動をスタートさせました。
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早速、紙のスケールを片手に切り取りたい風景を探しながら町歩きに出かけました。空を見上げたり、地面に這いつくばったりして視点を変えながらおもしろい構図を探し、iPadで撮影しました。
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アトリエに戻ってきてからは、自分が撮影した写真の中から3枚をセレクト。グループごとにiPad画面で確認しながら残したい写真を決定していきました。
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午後からは、セレクトした写真を見ながら撮影時に考えたことや気づいたことを付箋に書き出しました。そしてそれらの写真を集めてどのように見せるかを考えながら壁に貼っていきました。
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▲G1:「すきまから見える風景とそうでない風景に分けてみました。」
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▲G2:「撮影した時間を時系列に並べてみました。」
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▲G3:「一人ひとりのおもしろい視点の写真を集結させました。」
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▲G4:「芝生のある風景と地面から空へ向かう視点の動きを並べてみました。」
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同じ場所や風景を歩いていても見えているものや選んだ理由はさまざまで、それぞれに込められた思いが伝わるとてもすてきな作品ばかりでした。
「東松照明と長崎」展 常設展示4室にて11/12(日)まで開催中!!
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ateliernpam · 8 months
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割れ・欠けから見つめる工芸の世界②「波佐見焼コースターづくり」
金継ぎ体験に引き続き、8月27日には「波佐見焼コースターづくり」を実施しました。
材料として用意したのは波佐見焼の陶片と、やきものを焼成する時に使う窯道具の「ハマ」。ハマはとても重要な窯道具ですが、一度使ったら廃棄されてしまうものもあります。そこで今回は、「Utte(波佐見焼産地から産業廃棄物を減らすプロジェクト)」さんにご協力いただき、陶片と使い終わったハマで新たな作品を生み出すプログラムを企画しました。
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まずは、陶片のなかからお気に入りの色や形、模様を見つけます。宝探しをするように、参加者は目をキラキラさせながら陶片を選び、どのようにハマに配置するかデザインしていきました。あとは陶片とハマを接着して完成!
ハマの中心を空けてコースターにするもよし、一面全体を陶片で埋めてオーナメントにするもよし、と参加者のアイデアで自由に作品づくりを楽しんでいただきました。
また、博物館実習生やアートボランティアが各テーブルで波佐見焼やハマについてお話しながら、参加者の制作をお手伝い。デザインの相談に乗ったり、小さなお子さんの接着をサポートしたりと、会場は終始和気あいあいとした雰囲気に包まれていました。
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ハマをしげしげと眺めながら「こういうものを使って器ができているのね」とつぶやいた方。できあがった作品を新聞紙で大事に包みながら「また波佐見焼で何かつくりたい!」と意気込んだお子さん。シンプルな制作のなかで、参加者各自がしっかりとやきものへ思いを巡らせていました。
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夏のわくわく美術館、これにて終了!
次のプログラムもお楽しみに!
※「波佐見焼コースターづくり」は当日開館直後から多くの方がお越しになり、館内の混雑緩和のため急遽整理券を配布させていただきました。急な変更によりご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。
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ateliernpam · 8 months
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割れ・欠けから見つめる工芸の世界①「金継ぎ体験」
おとなもこどもも楽しむ夏のわくわく美術館、実施しました!
企画展「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」(2023年7月1日~9月3日)や、コレクション展「2022年度新収蔵作品」(2023年7月27日~10月22日)にてガラスや陶磁器の作品が出品されることから、大きなカテゴリーで「工芸」をテーマに展開した本プログラムは、「金継ぎ体験」と「波佐見焼コースターづくり」の2本立てで実施しました。
金継ぎは、陶磁器などの割れ、欠けをうるしなどで貼り合わせ、金属粉で装飾する日本の伝統的な修復技法です。今回は日常生活で何気なく使っている器や、思い入れのある器に向き合う場として「金継ぎ体験」を8月5日に実施しました。
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講師は、美術家として金継ぎの魅力を世界に発信し続けているナカムラクニオさんをお迎えしました。幼少期から美術が好きだったナカムラさんは、テレビ局勤務時代に全国各地で取材するなか金継ぎと出会い、モノの新しい価値を創造する金継ぎの魅力に強く惹かれ、現在国内外で活動されています。
参加者の皆さんが持参された器を1点1点ナカムラさんが確認し、どのように直していくかアドバイスしながら進めていきました。いろいろな金継ぎの方法がありますが、今回は体験なので、接着剤とかぶれない新うるしを用いた方法で実施しました。
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まずは割れを接着し、欠けた部分をパテで埋めます。パテが乾いたら丁寧にヤスリをかけていきます。実はこのヤスリがけがとても大事な時間。パテ部分が器に馴染むよう、1時間以上じっくりと取り組みました。その後、器の色に合わせて金属粉とうるしを混ぜたものを割れ目やパテ部分に塗り、乾いたら金属粉を散布して完成です。
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参加者の皆さんは、慣れないパテやヤスリの扱いに苦戦しながらも、時間をかけて作業する過程で器に向き合い、「『織姫』という言葉が頭に浮かんだ」「器が猫の額のように見えてきた」など、それぞれの発想で完成した器に銘をつけていました。
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ateliernpam · 8 months
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第2回こどもアートクラブ
「みずからかかわりつくる時間」
8月19日(土)、第2回こどもアートクラブを実施しました。
今回のテーマは「水」。その中でも水滴の「音」と「かたち」に注目した表現活動を行いました。
水は私たちにとって必要不可欠であり身近なものですが、その音や形は千差万別。その様々な様相を見せる水の音やかたちを見つける活動を行うにあたり、長崎在住のアーティストである中島洋和さんに講師をお願いし、水滴の音を探る「ウォータードリップ」、水滴のかたちを作り出す「水玉大作戦」を行いました。
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はじめに川、海、滝、洞窟の映像だけを見て、それぞれどんな水の音かを想像した後、実際の音を聴いてみると、水にも様々な音があることに気づきます。そして「ウォータードリップ」にチャレンジ!自分が心地��いと思う水滴の音を作り出すため、ペットボトルから水が滴る装置を考えました。
装置の本体となるペットボトルの高さを変えたり、水滴の受け皿にバケツやホーロー鍋を使ってみたり、そして布や毛糸、新聞紙などをつめて水の落ちる速度や水滴の粒の大きさを調節しました。そこから作り出されるリズムよく落ちる水滴の音、絶え間なく流れ落ちる水の音かすかに聴こえる繊細な音などをあちこちで響かせながら、自分にとってのきれいな音や楽しい音を探しました。
最後に全員で一斉に装置に水を入れ、水滴の音を楽しみました。
これは、その時にこどもたちが作り出した音の様子です。
午後からは水滴のかたちを表す「水玉大作戦」という活動を行いました。
活動の前に、当館で開催中の「イッタラ展-フィンランドガラスのきらめき-」で展示されている水をイメージさせる作品を見て、水がどんなかたちに変化したものなのかを考えてみました。
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アトリエに戻り「水玉大作戦」。水玉大作戦とは、講師の中島さんが長崎県内のあらゆる場所で手掛けてきたワークショップです。紙の上にスポイトで色水を落とし、偶然できた水滴のかたちを��にパンタグラフを使って拡大しました。それを青色のステンドシールに写し取り、ガラス窓に貼ってみました。
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最後に、実際に水を使って表現してみて気づいたことや思ったことを発表しました。
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こどもたちからは、
「水滴を落とす高さや入れ物を変えることで、水滴の音が変わることがわかった。」
「ホーロー鍋を水受けの容器にすることで、洞窟で落ちる水滴の音みたいになった。」
「水の音にもいろいろあることに気づいた。」
「展覧会で見た水のかたちを表した作品を作った人は、水のいろんなかたちをすごくよく見て作ったんだと思った。」
などの感想がありました。
こどもたちが水の音とかたちを意識し向き合うことで、水に対するイメージや認識が変化する活動になったのではないかと思います。
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ateliernpam · 8 months
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白衣のなかに、アートの心を。
~自分好みの役立て方で、医療現場でのコミュニケーションはもっと楽しくなる~
7月29日(土)、長崎みなとメディカルセンターの協力を得て、講師に、森永康平先生をお迎えし、長崎県内の医療従事者や医療関係の学生を対象にワークショップを開催しました。
森永先生は、美術の視点や役割を医療現場でも活用できないかという思いから、医師をされながら、作品をみて気づいたことや感じたことを参加者同士で深め合う「対話型鑑賞」を取り入れたワークショップを多数実践されています。今回、ご縁があって長崎県美術館でも森永先生の活動を紹介する運びとなりました。
講師:森永康平(獨協医科大学教務委員会非常勤講師/MED AGREE CLINIC うつのみや院長/ミルキク代表)
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前半はアトリエにて約1時間の講演会を実施しました。まずは、10秒ほど作品画像を見て、何が描かれていたか記憶をたどりながら一人ずつ発表しました。アート作品の鑑賞教育を通して意識してみることを鍛えている人とそうでない人の視点の動きには明らかに違いがあるというデータを示され、「気づき」は医療の出発点だとお話されました。参加者は、先生の話にとても興味深く熱心に聞き入っていました。
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次にグループに分かれて常設展示室へ。美術館スタッフも交えて数点の作品鑑賞体験を行いました。初めて出会った人同士でしたが、お互い活発な意見交換がなされ、作品をみる楽しさを共有できました。
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最後に参加者が感想や気づきを話し、本プログラムをとじました。
―参加者の声-
・正解を導きださなければならないと考えがちなのでさまざまな視点 からの意見を聞いて、もっと柔軟に考えてよいとわかりました。
・アートを普段使いにする試み、とてもよかったです。多様性が重要になっていく時代にとっても必要になっていくと再認識しました。
・他人の意見や考えをちゃんと聞くことでみかたや考えがどんどん膨らんでいくのがとても楽しかった。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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ateliernpam · 11 months
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描いたものがそのまま版になる。不思議な版画技法「ウォーターレスリトグラフ」
展覧会「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」の出品作品には、銅版画、木版画、リトグラフなど、様々な版画技法が用いられています。
 版画は、大きく「凸版」「凹版」「平版」「孔版」の4つの版種に分類することができます。凸版は版の出っ張ったところにインクをつけて刷り、凹版は版の凹みにインクを詰めて圧力をかけて図柄を刷り取ります。孔版の「孔」は「あな」のこと。紙などの上に孔の開いた版を置き、上からインクを押し出して刷ります。
 では、「平版」ってどんなものでしょう?
名前の通り、平版の版は凸凹も孔もなく平らです。でも、ちゃんと図柄を刷り取ることができるんです。不思議ですよね。
 百聞は一見に如かず、ということで平版のワークショップを5月13日(土)と14日(日)の2日間連続で実施しました。
講師は、東京都町田市にある版画工房「kawalabo!(Kawara Printmaking Laboratory)」スタッフの今泉奏さん。今泉さんは、南島原市アートビレッジ・シラキノのアーティスト・イン・レジデンスの2021年度招聘作家でもあります。
今回取り組んだのは、比較的挑戦しやすい「ウォーターレスリトグラフ」という技法です。1日目は、レクチャー・描画・製版でした。
平版の仕組みから技法の起源まで、まずはレクチャーで頭に入れてから実践。
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アルミ板に、粉末状の��ナーや水彩鉛筆などで描画していきます。トナーをどんな溶剤で溶くか、鉛筆をどんな濃さで描くかによって、表現の幅がどんどん広がります。描画したものがそのまま版になって刷り取られるので、皆さん真剣そのものです。
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よく乾燥させてからトナーを使った部分は熱を加えてアルミ板に定着させ、シリコンを薄く塗り広げます。
乾燥やトナーの定着が不十分だと、シリコンを塗った時に描画したものが消え去ってしまいます。部分的に「あ、消えちゃった!」という方もいましたが、そうした技法の繊細さ、難しさを含めて楽しんでいました。
シリコンを一晩しっかり乾燥させるため、1日目はこれで終了。
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2日目は、製版の続きと刷りです。
しっかりシリコンが乾いていることを確認したら、アセトン&ティッシュ、水を使って描画材を落としていきます。ティッシュをとんとんとんとん、皆さんやさしく丁寧に作業を進めていました。
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版が完成したら、いよいよ刷り工程に移ります。
油性のインクを巻きつけたローラーを版の上で何度も往復させると、描画した部分にインクがつき、シリコン部分だけインクが乗っていない状態になります。
紙を乗せてプレス機で圧力をかけると、描画したままの図柄が刷り取れます。
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「きちんと製版できているかな?」「インクは十分についたかな?」と、皆さんおそるおそるプレス機へ。プレス機を通して、試し刷りの紙をめくると「おおー!」と歓声が上がりました。
しかし、ここで満足する皆さんではありません。試し刷りをよく観察し、インクのつき具合を調整して本番用の版画紙に刷っていきます。
複数枚刷ったものから一番お気に入りの作品を持ち寄って、鑑賞会をしました。
「自宅に飾るものを」「孫に贈るものを」と各々制作に込めた思いや、「刷りまでやってみて、やっとウォーターレスリトグラフの仕組みを理解できた」「材料を揃えて自宅でもチャレンジしてみたい」と、技法体験の感想などで盛り上がりました。
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版画の構造が理解できると、作品のみえ方も変わってきます。
ぜひ、今一度展示室の版画作品を見返してみていただきたいです。
展覧会「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」は今週末の11日(日)まで!
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ateliernpam · 1 year
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「私のすきなお話は…」からはじまる鑑賞会
現在開催中の展覧会「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」関連企画として、小学生を対象としたこども鑑賞会「『ドン・キホーテ』の世界に旅立とう!」を4月22日(土)と5月27日(土)に実施しました。
みなさんは、『ドン・キホーテ』の物語を知っていますか?
騎士の小説を読みすぎて、自分を騎士と思いこんだ郷士「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」と、小太りの従者「サンチョ・パンサ」、老馬「ロシナンテ」の旅をコミカルに描いた物語『ドン・キホーテ』は、約400年前のスペインで生まれ、現在まで世界各国で出版されているお話です。多くの国で翻訳され、人気を博したこのお話は、色々な人の手によって挿絵や絵画が描かれました。
 物語の世界を旅する今回の鑑賞会では、
準備運動として、まずは自分のニックネームと、自分がすきな物語やお話について自己紹介。
これまで読んだり、聞いたり、観たりして知っているたくさんのお話の中から、すきなお話を一つ選ぶのは意外と難しいものです。みんなじっくり思い返して選んでいました。
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紹介されたお話は、他の参加者が「知ってる知ってる!」というものも、「知らないなあ」というものもあり、「こういう人が登場して…」「ここの場面がすきで…」と各々のお気に入りのポイントまで楽しくおしゃべりしました。
 いよいよ本題。物語『ドン・キホーテ』の世界へ足を踏み入れます。
たくさんお話を知っている参加者のみんなも、『ドン・キホーテ』はまだ知らなかった様子。
本編はとても長いので、今回は絵本でお話の概要をつかみました。
 初めての『ドン・キホーテ』にみんな興味津々。
ドン・キホーテの奇想天外な発想や危険を顧みない行動に、どんどん引きつけられます。
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お話や登場人物の特徴をつかんだら、企画展示室に展示されている『ドン・キホーテ』の挿絵や絵画をみに行きました。
「こっちのドン・キホーテのほうがかっこいい感じ」「こっちの作品は影(の表現)が上手だと思う」と、同じ場面の作品を見比べてみたり、自分が物語の世界を描くとしたら、どの作品がイメージに近いか話し合ったり。時間いっぱい、物語と物語にまつわる作品の世界にどっぷりと浸りました。
 今回読んだ絵本は、
ミゲル・セルバンテス・原作、石崎洋司・文、村上勉・絵『絵本・世界の名作 ドン・キホーテ』(講談社、2017年)です。長崎市立図書館などにも蔵書されているので、気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
 展覧会「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」は2023年6月11日(日)まで!
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ateliernpam · 1 year
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フィンレイソン展関連企画「暮らしをいろどるファブリックパネル」
北欧の暮らしに根差したフィンレイソンのデザインに着想を得ながら、ファブリックパネルのパターンをデザインするワークショップを2月25日と3月4日に計4回実施しました。
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まずはフィンレイソンのデザインを例に挙げながら、テキスタイルデザインがどのようなパターンの繰り返しで構成されているかスライドで見た後、展示室へ入り、作品を鑑賞しました。その中からデザインの参考となる作品を探し、作品制作のヒントとしました。
その後アトリエに戻り、さっそく制作開始!
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今回は複雑なモチーフではなく、〇△☐といった形を使ってステンシルの技法で着色しました。自宅に飾ることを想像しながら配置や配色をデザインしていきます。
皆さんが制作した作品の一部をご紹介します。
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単位形の並べ方や配色の違いによって模様の見え方はさまざまです。
ご覧の通り素敵な作品が勢ぞろいしました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
「創業200周年記念 フィンレイソン展」は 2023年3月26日(日)まで開催しています。ぜひ足をお運びください。
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