Text
【Costume & Styling 解説】
まだ撮影していなかった作品に
追加アイテムを制作し着てもらいました。
・white lace dress
・beads embroidery skirt
・beads embroidery head band
私史上、1、2を争うラグジュアリーなビーズ��繍の生地で
レースドレス→20s'風キラキラドレスへとラッピングしました。
・black lace pacthwork dress
・beads bag with cape
黒いドレスに合わせたビーズの胸当ては、
私と彼女が同じ専門学校に入るとき、
入学式用に買ったクラッチバッグが素材になっています。
経年劣化で装飾面が剥がれてきたものを
表面だけ使用し、重厚感のある胸当てに仕上げました。
(こういう名もなき実用性もないけど映画衣装っぽいアイテムが大好きです)
伏線回収のようにできたかな。
ayaka
0 notes
Text
おはようもおやすみも一瞬で
くるりくるりとまわる
足音すら聞こえない駆け足で
くるりくるりとめぐる
少し前のこと?忘れてしまうわ
少し先のこと?わからないものだわ
今わたしを満たしているのは
なんだろうか
後にも先にも、今だ
今に満ちているのは
ドラマチックな日常
なんてことのない日々に
不思議も刺激も住んでいる
いつかのあのこと
あのひのあのこと
いまここにあること
掬い上げては思うのだ
日常に潜むドラマチックを
掬い上げては思うのだ
少し前も同じだ��たと そして
少し先も同じなのだ きっと
ほらみて わたしをつくる源は
変わらなかったでしょう
日常こそドラマチックね
感度は失わずにゆこうね
足音は軽やかにゆこうね
わたしの日々をゆこうね
Model / text / prop styling:Kaho Irie
Photo : 富岡写真館(長野県)
Cosutme : ayaka-wardrobe
******
ご結婚記念の作り込み撮影をした年から、
毎年続けてソロウェディングフォトを撮っている友人がいます。
今年は赤ちゃんも生まれたので、2月の長野に衣装をもって駆けつけました。
お芝居をずっと続けてきた彼女の撮影では
台本や舞台セット、持道具があります。
こうして彼女の変わらない純度にふれると、
(決してそのままではないにしろ)
美しい生き物が乱獲されずに生きてこられた姿を観ているような、安堵感があります。
どうして、心から湧いた純度のままで
言葉を綴れるんだろう。羨ましい。
私にも続けずにはいられないこと、あるけれど
こんなに大切に取り扱えていただろうかと、
振り返ります。
日々に落とし所をつけながら
一年に一度の撮影と、364日のドラマチックな日常を、
また来年まで駆け抜けましょう。
0 notes
Text
【衣装デザイナーの頭の中 #4】 断捨離の流行もあり、自身の脱皮をモノに投影して実感させる文化が成熟しています。
物欲や所有の喜びは肩身が狭くなっただろうけど、そんなささやかな生きていくための愛着やストーリーを大事にしてあげたいなと思います。 と言うのも、和裁を始めて、この年代でやる人が珍しいこともあってか和のモノの譲り先に私へと託してくれる方が増えました。
決して安価ではなく、思い出や受け継がれたモノもあるでしょう。 とりあえず揃えておかなくちゃ不安、という心理や、 1万円が¥1,000-くらいの感覚でお買い物をする裕福な方も。
様々な重さ軽さの経緯がそこにはあって、それが面白いと感じます。 なぜそれが捨てられないんだろう。 なぜ古くなっても”邪気が…”とか理由をかざせないのだろう。 どういう手放し方なら、安心できるんだろう。 なぜ私ならいいと思ってくれたのだろう。
私たちは大人になるために、多様な考え方を自分自身に彫刻していきます。しかしながら、何歳であってもその人に保存されている いたいけで可愛らしい面が気になるのです。
価値観形成の段階で、様々な実験をしてみてもいいけど。 それをして、どうだった? それを経て、どう感じている? 犠牲をともなって進むなら還元を自分にしっかりすること��
変えられなかった部分は採用されたということなら、 一緒に愛し方や見せ方を考えよう。 使い切れないなら、すべて使い倒すのは私は得意だし。 それが供養になりうるでしょう。 モノにも人間にも言える、法則のひとつ。
0 notes
Text
【衣装デザイナーの頭の中 #3】
見てそれとわかるブランド財布、じゃない財布を持っている人が気になってしまう。
パスケースサイズの小さなポーチや、手作り風のものから、知らない作家ものまで。
自分にとって愛着があるであろうそれらは、”私が選んだ、発見した”という動詞を重んじている気がする。
見てわかる品が醸し出すのは”属性”だと思う。
かたやジップロックを財布かわりにするお金持ちがいるように「ジャンルやブランドの中でどれが好きな人」という選択肢以前に
そもそも好きなものがわからない、読み取れない人(またはミスリードさせる)となる場合がある���
自身の趣向が見てわかることをメリットとするか、簡単に醸し出さないことをメリットとするか。
若い頃は自分をどのように出すのか、ということは考えても
奥行きを読み取られない優位性までは考えていなかった気がする。
時にそれは敵をつくらない。
相手を上回る強さよりも、対抗心を相手に持たせないことが最大の防御であるように。
そんな訳で、見たときよくわからない印象形成には?ということに興味が湧いている。
0 notes
Text


Model:Shimon Sumire
Photo:Yuka Ono
H&M:Hitomi Haga
Costume:ayaka-wardrobe
specialthanks:tailor.s
3 notes
·
View notes
Text

ayaka-wardrobe 個展
「wearable art piece」
次の展示はなんと7年ぶり(⁈)の展示となります。
ayaka-wardrobeも昨年で10周年でしたし、なにかやりたいなと考え続けていましたがやっとで実現です。
リハビリ的に、新しく出来た秘密基地のようなスペースでやらせていただきます。
20代後半からの数年というのは皆、人生が慌ただしく大きな決断に迫られることが多いと思います。手に入らず諦めたり、それでもまだ手の中にあるものを暖めたり。
私ももれなく無駄に傷ついたり人のそれを傷つけたくなくて、どこか距離をおいてきたようなここ数年でした。
だからこそ、友人と過ごすときはそんな”人生疲れ”から一息つかせてあげたいな、と思うようにもなりました。自分だけの傷というものは、ある種聖域で”その人をその人たらしめるもの”のような気がします。
さて今回の展示では原点回帰といいますか、ただ創造する楽しさに戻ったような作品を並べたいです。
すまし顔のミニマルなクローゼットの中に、捨てられないぬいぐるみが忍び込んでいるような。楽しんで頂けたら嬉しいです。
ではでは、久しぶりなのでドキドキしつつお待ちしております。
体調やご都合に無理なくお越しくださいませ。
【展示概要】
ayaka-wardrobe 10周年個展「wearable art piece」
会期:2023/3/3(金)〜6(月)
会場:&tenna (https://antenna-localbase.com/)
東京都中野区大和町1-67-8
JR高円寺駅 北口より徒歩8分
カフェと併設の展示スペースとなります。
在廊時間:12:00〜19:00
注!施設自体の営業時間とは異なります。
「在廊時間のみ作品設営」のため、時間外に来られた場合は見ることが出来ません。※どうしても在廊時間外しか来れないという方は、個別メッセージをいただければと思います。
【展示内容】
・新作衣装(costume / real clothes)
・リメイク作品(costume)
・グッズ(バッグ / 小物類)
・オリジナル手芸用品
・過去作品
今回は«展示即売»の形を取らせていただきます!
購入後すぐお持ち帰りいただけますので、持ち帰り用の袋をご持参ください。衣装リースの予約もできますが、購入のお客様優先となりますことをご了承くださいませ。
普段なかなか外に出る機会がないため
衣装や製品プロデュースなどのご相談がある方、
まずはどんな奴か気になる。という方は是非この機会をご利用ください。
!差し入れ等は不要ですので、その代わり是非併設カフェにておくつろぎください☺️
0 notes
Text

【My works】
Model: Aiko
Costume: ayaka-wardrobe
Photo: Natsuki
Accessories: Aiko’s sister
Flour: ace florist
#costume #ayakawardrobe
0 notes