紅ばめ(benibame)です 主に映像作ります https://twitter.com/benibame10
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”追憶”
【Youtube】
FRENZ2024に出展した自主制作の映像作品です。亡き父の若いころの写真を見つけた男が、その写真の場所に向かうという物語です。
おおむね実話です。実際に父が他界し、その後経験したことを基に映像作品として作りました。初めての短編映画の制作でかなり苦戦しましたが、納得のいく作品を作り上げられたと思います。
詳しいメイキングなどはnoteにまとめていますので、よかったらそちらもどうぞ。
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2024年 夏の思い出
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毎年投稿している夏の思い出まとめ動画、今年も作りました。
今年はコロナ禍になって以来はじめて一人旅を再開しました。5月に山口県萩市へ行き、今夏は夏期休暇を利用して岐阜県を中心に旅行に行きました。
樽見鉄道や長良川鉄道といったローカル線を終点まで乗ったり、お城を見て回ったりなど楽しい旅行をしてきました。ずっとやってなかったので忘れかけていましたが、やはり一人旅はいいものです。
また、旅行以外にも横浜で開催されたデレマスのライブに行ったり、新宿でFRENZ2024にも行ったり、なんだかんだいろんな場所に行った夏でした。特にFRENZは出展者と��て6年ぶりの登壇もしました。長い構想を経てなんとか完成した作品を、再びこの場所で見てもらう興奮は格別なもので、生涯忘れられそうにありません。
また来年もいい夏になりますように

郡上八幡城からの眺望は最高でした
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"相対な夢【ゆめにっき】"
【Youtube】
【niconico】
ゆめにっき20周年記念動画です。
20周年という大きな節目に際し、「窓付きとポニ子の関係性」について今一度考えなおして作品にしてみようと思いました。ゲーム内でも特に異質な世界である浅瀬とポニ子という存在。生暖かい空気感であるがゆえに背後に感じる冷たさ。ゆめにっきの魅力が詰まった場所でもあります。記念動画としてはこれ以上ないふさわしい場所だと思います。
今年はポップアップストアが開催されたり、20年目にして界隈が盛り上がりを見せているので、このままゆめにっきが好きな人がもっと増えてくれることを願っています。
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yumenikki 20th anniversary!!!
2024.6.26
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アルバム「rush to you」映像制作メイキング

2024年2月18日に投稿された「【GUMI】アルバム「rush to you」【アレンジメドレー】」の映像を担当・制作しました。そのメイキングになります。技術的にあまり役立つことは書いていないのであしからず。
動画はこちら
①主題の決定と構想・準備
2023年12月頃に運営から声をかけていただき、音MAD合作「ラブコメ合作」のメドレー単品動画の映像を担当することとなりました。
自分は映像を作る際に結構時間がかかるタイプであり、通常の動画でも1~2か月はかかってしまいます。実写となるとさらに長く、以前作成した音MDM天告知動画では4か月近く作り続けていました。今回の動画の投稿予定日は2月半ば。なかなかスケジュールに余裕がなく個人的にも冬は仕事の繁忙期であり完成させられるか不安はありました。しかし引き受けた以上はベストなものを作りたいですし、むしろ追い込まれている状況ほどいいものができる(経験則)ので、毎日コツコツと作っていました。
映像の主題としてはラブコメという合作テーマから「女子中学生のデコレーションノート」を主役に置きました。しかし僕は女子でもなければ中学生でもない。そんなカワイイものが作れるのだろうか…困った…。
なのでピンタレストでそれっぽい写真を参考にしつつ、100均や雑貨店でデコシールやステッカーを買いそろえノートをどう構成していくか考えていきました。
本当は題材となるアニメにちなんだノートのつくりにしたかったのですが、アニメを履修する時間と余裕がほとんどなかったためノートの構成自体は汎用性のあるものにし、要所で関連のあるオブジェクトを混ぜる、というスタイルにしました。本編制作で忙しい中でもオブジェクトやキーワードを教えてくださった参加者さんたちに感謝です。
メドレーの流れが朝→午後→夕方→夜→翌朝という時間の流れを意図しているという運営の考えを最大限に表現するため、静止画を中心としながらも時間経過という動きを見せるにはどうすればよいか考えた結果、日差しとライトで時間を表現するという方法に落ち着きました。この動画の主役はあくまでメドレー(音楽)であり、過度な動きを出して目立つのはふさわしくないと思い、静かだけど飽きない程度に動きがある作風を模索していきました。
また、とても悩んだのが本編映像の見せ方です。基本的にこういったメドレー単品動画は本編映像を流すのが一般的ですが、今回はノートに貼ったポラロイド風写真で本編を見せるという演出上、写真に映像を流すのは違和感が生じてしまいます。例えばここにスマホを置いて、そこに本編映像を流すのであれば違和感はないのですが、今回はアナログ・手作り感を重視していたため電子機器は雰囲気に合いませんでした。悩んだ結果、本編の映像を切り取ってポラロイド風写真にするということになりました。最終的には参加者の方々に提出してもらった画像を使用し、本編にない場面なども写真として使っていますが、これはこれで新しいアイディアだと思いました。別に本編の場面を必ず使わなければいけない決まりはありませんし、斬新であったと気に入ってます。
②デコレーションノートの作成
この動画の制作時間における9割はノート作りに費やしました。なにせ主役の扱いであり、雰囲気を最も左右するものと予想していたため、時間をかけて丁寧に作っていきました。先述の通り女子中学生が作ったという設定ではありますが、それ以前に曲名や本編画像が明確に伝わらなければなりませんので、いい塩梅を探りつつ悩みながら1ページ1ページ作っていました。

下準備としてカワイイ系のシールや素材を買いそろえ、それを組み合わせてページを構成させています。どんなアニメの雰囲気にも応用が利くように、ほとんどのページでは当たり障りのない構成を基本としています。作成手順は以下の通り
1.下地部分にテクスチャを貼る(ルーズリーフ・地図等)
2.曲名・写真の貼付場所を大まかに決める
3.シールや素材を貼り雰囲気を作っていく
4.写真を貼り、マスキングテープで飾り付け
5.タイトルを作成。手書きだったり切り抜きだったり印刷だったり
この時点では写真はすべて真っ青のブルーバックを印刷したもので、後で編集で画像を組み込もうと考えていました。本編映像がまだ完成していなかったための苦肉の策でしたが、これが後にめんどくさいことになってしまいます。

ノート作りは非常に地味でちまちました作業が続くものですが、こういう時間が一番楽しいと感じる自分にとっては時間を忘れて没頭できるものでした。貼ったシールの上にまたシールを重ね貼りしていく乱雑さ、整然のなさが主題と合っていると思い意図的にゴチャゴチャした作りにしています。後先考えずにペタペタとシールを貼るの、なんだか中学生っぽいような気がします。
最終的に本編の���作が2月14日に投稿され、その本編から写真に使用する場面を選んだので撮影ギリギリまでノートを作り続けていました。余裕のないスケジュールは覚悟していましたが割と冷や汗が出る感じでした。
③撮影・編集について

撮影は投稿の前々日に行いました。上記の告知は出ていましたが、なんとこの告知が出た時点ではまだ撮影の開始すらできていませんでした。ちなみにこの画像は雰囲気を確認するために仮撮影した際になんとなく撮ったものであり、そんなにしっかりと告知用として撮影したものではありませんでした。
撮影が遅れた要因として、ポラロイド風写真に組み込む予定だった画像の選定に手間取ったことと、ブルーバックに合成することが上手くいかなかったためです。結局、使用画像を実際に印刷して貼り直す方法に切り替えたため撮影にあまり余裕がありませんでした。
合作本編が完成したらすぐに各場面を切り出し、使用するシーンを運営や各パート担当者に確認をしてもらい、実際に印刷して貼り付ける作業をしました。かなり時間がなく焦っていたのですが、多くの人に迅速に対応してもらったおかげでなんとか間に合いました。本編が完成して打ち上げムードだったdiscordサーバーの会議にめちゃくちゃ焦ってる僕が乱入してくるの、はたから見ると結構面白かったんじゃないかと思います。(正直余裕がなかった)

撮影をしたのは投稿前々日の金曜日。運よく朝から快晴だったため早速撮影を始めました。撮影用の特殊な機材などは持っていないのでタイミングのいいときに一気に撮影するしかありません。机上にノートや小物を置いてセットを作り、ちまちまと撮影していきました。全部で3回ほど繰り返し、撮影自体は1~2時間程度で終了しました。
撮影が終わったらさっさと編集です。撮影時にカメラの画面ではバッチリに思えてもモニターで見るとなんか違うな…ってことは普通にあるので、早く確認してダメなら再撮影に臨む必要があります。今回は時間的余裕がなかったのでそこらへんは迅速に行動していました。
編集自体はわりとシンプルなもので、音楽に合わせて写真をスライドショーするような感覚です。全体を通してそこまで動きがあるわけではないので、そのままでは映像としてあまり面白いものではありません。なので先述の通り時間経過を表すものとして日差し・ライトの演出や、ただようホコリなどを後付けで加える処理をしています。
日差しは単純に写真コンポジションを複製し輝度・明度を上げ、マスクで窓の形にしたうえで動かしているだけです。ホコリもParticularで作成したもので、過度に目立たないようにしています。あくまでメドレー(楽曲)が主役の動画なので、主張が激しくならず、かつ見ていて変化を読み取れる程度の映像を目指しています。
朝→昼→夕方→夜→翌朝という時間経過も色調補正でなんとかしました。絵コンテ時点では実際にその時間に撮影した映像を組み込もうと考えていましたが最終的には一つの流れにしています。
(時間経過のイメージとして制作したもの)
時間によって日差しも微妙に色が違ったりしますが、勉強してみると非常に奥が深い分野であり一朝一夕には表現できないような沼でした。朝の青みがかった影や月夜のぼんやりとした影。ここらへんをリアルに再現するにはまだ勉強が必要です。今後頑張ります。
④おわりに
まず合作本編が映像・音声共にとても高い完成度であり、それが少しずつ出来上がっていく様子を遠くから眺めているうちにやる気とプレッシャーが高まっていったのをよく覚えています。自分にできる表現を模索しながら映像を作っていくことは悩みの連続であり苦しく、だからこそ楽しいものでありました。機会をくれた運営の方々や参加者さんたちに感謝いたします。
⑤参考にした作品
【メドレー単品】のんのんびより こらぼれーしょん! のんすとっぷ
アレンジメドレー「いろはかるた」(蛇組)
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「動画を見る会」参加備忘録
2024年2月11日にシャキシャキレタスさんが主催する生放送「動画を見る会」にゲストとして呼んでいただきました。
アイマス動画を中心に、作品を見ながらのんびりと語り合う放送ですが、そのゲストになぜかお声がかかり、参加させていただきました。シャキシャキレタスさん、むすひらPさんとは過去に開催されたニコマスイベントに参加した際に交流があったので、打診された際は二つ返事でオーケーしました。
自分はまぁ、ニコマス関連ではダンスを中心にした動画や、その他実写合成やストップモーション作品を作っているのですが、ニコニコ動画でよく見る動画は音MADばかりなのでそのギャップが面白くて呼ばれたのかなと勝手に思ってます。いや僕だってクソふざけたおもしろ音MAD作りたいですよ…でもそんなセンスないのよ…
(放送用に作成した自己紹介文。落花生は回収が楽なのでおすすめ)
こういった生放送に参加するのは初めてで、自分の声をネットに放出する経験もなかったため実際はかなり緊張していました。しかし「緊張するのは初めだけ」とアドバイスをいただいていた通り、しゃべり始めるとだんだん慣れてきて3時間があっという間でした。サポートしていただいたお二人と、コメントしていただいた方々に感謝です。
放送で流れた動画一覧はこちら。どれもおすすめの作品です。
せっかくなので自分が紹介した以外で、特に気に入ったおすすめ作品を紹介していきます。みんなも音MAD見て楽しんでいこう!
①廻怪奇!譚
そっちに言わせるのか…
この人たちを見るとアクエリオンが頭に流れる
②また明日
ドカベンはアイマスなのでこの動画もまぎれもないアイマス動画。チルいドカベンという評価が好きすぎる
③吉村強化委員長が噛んだ回
元素材の時点で既に面白いのずるい。それをオシャレに落とし込む技術もすごい
④アイドルマスター 春香 vs Premiere Elements 7
プレミアエレメンツ!?!?!?!?!?
⑤ライオンダンサー
動物オールスターここにあり。見覚えのある動物たちをとにかく詰め込んだ力作。4って鳴く犬の画質の悪さがひたすら面白い
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2023年お気に入り映像作品5選(MAD編)
例年ブログで紹介している「お気に入り映像作品5選」から派生して、去年からMAD編として音MADをメインとした紹介も始めています。自分が普段見るのはカオス渦巻くニコニコの有象無象が多いため、そっちも紹介しないと嘘だろうということで始めた企画。2回目も厳選された5作品を紹介します。
過去の紹介作品は以下の通りです。
【2022年お気に入り映像作品5選(MAD編)】
①語彙
もはや人力で歌うのが当然とでも言わんばかりに歌いだす3バカの調律も見事ですが、替え歌や(だいたい)アイマス素材を駆使して一曲を構成する技術力と根性には感服します。これだけの大量の素材を使用しておきながら、使用MVは恋のみというこだわりも凄まじい。魅力の多い本作のなかでも歌詞の語彙力のなさを徹底的に貫き、その力強さでキャラクター愛をド直球で伝えてくる手法に思わず感動すら覚えます。見終わった後の満足感と爽やかな気分にしてくれる、短編映画を観たかのような大団円を感じさせてくれる傑作です。
②深セン東
シンプルなタイトルとサムネイル。この控えめな外見からは想像もつかないシックで鋭く、そして前衛的な本作は、その展開と演出に初見では開いた口がふさがらないほどに驚かされました。とても一朝一夕には作れなさそうな作風にプロではないかと思ってしまうほどです。駅という人々が交差する場所を、タエ・ヨコ・オクの視覚に訴える手法で表現した構成には美しさすら感じます。現実の風景から気づかないうちに異次元の世界に迷い込んでしまったかのような不安感を与えつつ、堅固で重厚な音作りによる安心感を同時に味わえてトリップしてしまいそうな、一言では魅力を言い表せない作品です。
③与謝ロック
レターパックで現金送れは全て詐欺です、でおなじみ与謝野晶子の音MAD。局所的なブームとは言え積極的に便乗してクオリティの高い映像を制作し続ける人たちには頭が上がりません。とにかくネット中からかき集めたであろう素材を巧みに使い、本人の肉声すら使って一曲仕上げるその胆力が素晴らしい一作。映像も徹底的にふざけており、やるんだったらこれくらいやんないとなぁ!という心意気を感じます。最近は本人のデータを使用してAIが好き勝手喋らせることが問題にもなりましたが、音MADの人力を見ているとAIはまだまだ遠いところにいるなぁとなんだかホッとします。
④狂風オールバック [ヤンデレCD]
ヤンデレCD!?生きてたのか!?
味のある手書きと隠せない狂暴性。愛というには重すぎる情報量。どこから説明していいか手の付け所に困る名作です。狂気を狂気で重ねる展開の中にもユーモアとネタが仕込まれており、何度も見てしまいます。また部分的に使われる狂気的トランジション(?)も画期的で、おどろおどろしくもスムーズに次画面へ展開する非常にユニークなトランジションを生み出していて、作者のヤンデレCDに対する熱い情熱が伝わってきます。肝心のお兄ちゃん自身は割と楽しそうに生きてるのが作風のバランスをとっていて最高です。
⑤【音MDM天】今日もふたりは
この曲にしてこの動画あり。そう言っても過言ではないほどにマッチした雰囲気に思わず息をのみます。静止画が中心の作品は、映像を作る人にとっては非常に難しい題材ではありますが、さすがの技術力で難なくこなされています。2Dの動画と思いや奥行きを感じさせる3Dへのスムーズな移行や、それをさりげなく表現する小物の使い方など細部にもとてもこだわった作りが伺えます。ラストシーン(3:26~)の高速で画面を切り替えつつ、動きが少ない部分に視線を誘導する表現は上記の「深セン東」でも使用されていましたが、地道な作業が必要ですが迫力のある演出が可能になり、アクセントとしてラストに使ったことでこの動画の印象が強烈に残ります。そういった構成自体も上手な作品であり、参考にすべき部分が見れば見るほど増える傑作です。
この他にも選外としましたがおススメとして
BATTLE X PRESS
厚岸イ
ハトが強すぎる強風オールバック
三冠王 村上 1点
にじかはやばいクレーマーではありませんが、大谷翔平さんとみんなで可愛くてごめんをちくちく歌いたいです
どれも最高に面白いです。やっぱりMAD最高ですね。今年も最高の動画が見つかることが楽しみです。
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2023年お気に入り映像作品5選
2023年に投稿された映像作品から、特にお気に入りな5作品を紹介します。どれも素晴らしい作品なので順位はつけていません。勉強用としてのまとめも兼ねて。
過去の5選はこちら
【2018年お気に入り映像作品5選】
【2019年お気に入り映像作品5選】
【2020年お気に入り映像作品5選】
【2021年お気に入り映像作品5選】
【2022年お気に入り映像作品5選】
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①ウルトラトレーラー/重音テトSV
圧倒的な勢いとスピード感。そして息をつかせぬ超展開の中にもネタを挟むことで小気味いいリズムを作り出し、最初から最後まで目が離せない展開にただただ圧倒されます。熱血でまっすぐな歌詞に対して映像はコメディタッチであり、そのギャップによって物語により深い余韻が生まれ、笑いと感動のラストに持っていくパワフルな展開に目が離せません。また、逆三角形や渦巻き模様、髪と同じ赤色などのモチーフをさりげなく散りばめられていることで脱線しすぎないパロディを読み取ることができる点も見事です。ラスト1分の暑さみなぎる疾走感はこの作風でなければ味わえないほどの爽快さがあります。
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②Disengaging
BMS作品はどこまでも自由だということは以前にも言及したことではありますが、まさにそれを体現するかのような作品が再び現れてくれました。商業的に大衆受けする作風を差し置いてでも自分の良いと思ったものを作る。その執念が滲み出る一作。開始10秒で見る人を選別するかのような圧倒的ノイズミュージックと激しい映像は、ついてこられる人だけ見てくれと言わんばかりの情報量です。その後も理解できそうで出来ない不安定な展開と構図を畳みかけ、こちらに考える隙すら与えない強気な作風に思わずため息がもれます。己の好きな表現を突き詰めた先に垣間見える美しさがまさに秘められているように感じます。
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③JR東海「会いにいこう」
相変わらず自分はこういった作風に弱いのですが、今回は王道中の王道にきたな、というのが最初の感想でした。コロナによる制限が緩和されつつあった2023年において非日常になってしまった「移動する」という行動を、「誰かに会いに行く」という行動の最も強い理由に訴えてテーマを設定し作品にしたことは非常にうまいと言わざるを得ません。一人称視点ではあるものの主人公は不特定多数であり、どんな人にも当てはまる理由を提示することで没入感を深めていく。映像としてもマーケティングとしても非常に計算された作品であるように思います。新幹線に乗ることというより、乗った結果に焦点を当てたこと。つまりそのもの自体ではなくその結果に訴えることは、演出としてもCMとしても今後の映像制作にもヒントになるんじゃないかと思います。
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④フォニイ / 25時、ナイトコードで。 × MEIKO
普段は音MADばかり見てるので、フォニィの映像でこんな洒落たものが登場するなんて想像もしていなくびっくりしました(失礼)
嘘という主題から、対比・鏡の構図をうまく利用して魅せる演出にしている点が非常に巧みだと言わざるを得ません。色彩も紫を基調とした暗い絵作りとロングシャドウの組み合わせが不穏な空気感を生み出しています。また人物の立ち絵周辺に出ている黒色のフチ表現が個人的に気になりました。まるで低解像度の画像を無理やり拡大したような、雑に人物を切り抜いたようなバリに近いフチを出すことで不安定感を見る人に与え、また縁取りもしっかりしているので人物を鮮明に表現できます。あまり見たことのない手法だったのでとても斬新に感じました。
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⑤group_inou / HAPPENING
年末には怪物が来るというのはよく知られているところですが、まさかgroup_inouがAC部を引っさげて登場してくるとは夢にも思いませんでした。本作品はいわゆる縦動画でありスマートフォンで見るとその真価がよく分かります。縦読みの漫画風展開ではありますが、AC部の作品にコマの意味はないというか、コマを超越した動きで魅せる強さがあります。繰り返しを多用したコミカルな動きで視聴者の視線を常に次へ次へと飽きさせず移動させる手法は、そのことを意識させずに見やすい展開を作っていて流石と言うしかありません。破天荒な作風の中にも計算された演出が見てとれます。
他にも選外としましたが
・CoMETIK『無自覚アプリオリ』feat.KEIGO INOUE
・ハイド・アンド・シーク Official Music Video
・ビー玉 / HACHI 【Official MV】
など素晴らしい作品が数多くあり今年も選ぶのにとても悩みました。MV系は好きなのですが、モーショングラフィックス以外にも実写や他の表現方法など別分野での作品も今後たくさん見て勉強していきたいところです。
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「START SIGNAL」制作メイキング兼備忘録

2023年12月16日に投稿した「START SIGNAL【原田美世】」について、制作時��ことをメモとして残しておこうと思います。いつも通り技術的に役立つ情報はありません。
①作品の主題と決定まで
人間の三大欲求といえば「食欲・性欲・バリバリ動くモーショングラフィックスの動画を見る欲」であることは義務教育で習うことですが、最近はなかなか欲求が満たせずに悶々としていました。
ニコマスを見ていてもなかなかモーショングラフィックスを組み合わせて動画を作ってくれる人がいない…
なんかこう…オブジェクトがバリバリ動いてモーションがシュッとなってチカチカするかっこいい動画をデレステMADで見たい~~~
ん?ならば自分で作ればいいのでは…?
その時閃く…圧倒的閃きっ…!!!三大欲求を満たす方法っ…!!!
W・F・D(※)のセクシー担当、原田美世で動画を作ればいいっ…!!!
※「ウィンター・F・ドライバーズ」の略。原田美世(セクシー担当)、鷹富士茄子(セクシー担当)、姫川友紀(セクシー担当)のユニット。えっちなお姉さんの集まり。三大欲求マシマシ完全栄養食でもう気が狂う!
②制作過程
モーショングラフィックスは映像表現として耳にタコができるくらいに聞く単語ではありますが、これといった定義もないフワフワとしたジャンルでもあります。作ってる側もよく分からないまま、なんとなくかっこいいと感じる表現を手探りで探しているものであり、今後もそうやって模索し続けるジャンルであると思います。
なのでその場の勢いと感覚で作るのがええんや!と思い立って制作を始めました。いつもは絵コンテを書いてじっくり考えるタイプですが今回は一切書かずに簡単なメモを書いた程度で、あとはほとんどAfterEffects上のみで完結しました。
ですが、まぁ勢いで進む方法はその勢いが衰えると一気に失速するもので、途中で一切進捗がダメになる時期がありました。こういう時にコンテを書いていたり動画の方向性をしっかり決めておくと軸がぶれることも少ないので、なんだかんだちゃんと考えてから制作すればよかったなと反省。
BPMが早くてスピード感のある動画を作りたかったので、作りやすいモーターレースという直球なテーマに決め、原田美世を主役として構想を考えました。映像内の展開が早いため、色数を少なくして統一感を出して見ていて疲れないようにするなど最初にルールを決めてから作り始めました。
カーレースから連想できるものを調べ上げ、道路標識やレースのポスター、各社のロゴマークなどモーショングラフィックスとして動かせそうなものをピックアップして映像内に取り込めるように試行錯誤しました。結果としてあまりこだわった動きは少なくし、黄色・黒を基調としたシンプルな構成にしてみました。先述の通り展開が早い作品のため、じっくり見せる必要がない部分を削ったが故の結果です。
フリー素材のF1車モデルを魔改造して使わせてもらいました。正直車に関しては全くの素人なので雰囲気で使っています。
3DのF1車が出てきて、それを上からゆっくりとカメラが回り込み、車のスピード感を出す。この動画で最初に完成イメージがはっきりと見えたのはこの部分だったんですが、なんでこんなヘンテコな感じになっちゃったんだろう…
たぶんアレだな…運転手の3Dモデルはなかったからそのまま使うと勝手に猛スピードで走る暴走レースになっちゃうから運転席のところを隠すように半円を置いたからなんか違和感あるんだな…でもそれがないと無人運転になっちゃうから許して…
サビからはデレステMVを使用して一気に展開の早い構成に変化させています。ただ、なるべくMVをそのまま使用したくなかったので、エフェクトをかけたりモーショングラフィックスを載せたりノイズを走らせたり、なにかしらの変化をつけるようにしています。
サビの構成はこの動画のリスペクトもといパクリです。画面の一部分割やリールによるトランジションなど、かっこいい要素満載でもう真似するしかないなぁと常々思っていました。近づこうと思って頑張ってみましたがどうかな…
使ったのは主に以下のエフェクト(AfterEffectsCS6基準なので今のAEとは名称がたぶん違うと思う)
CC Tiler…画面をタイル状、つまり分割して表示させるエフェクト。手動でやるとひたすらめんどくさい画面分割を一瞬でやってくれる頼れるヤツ。滑らかに分割させるよりキーフレーム打って段階的に分割させた方がかっこいい(主観)
CC Ball Action…点々模様だったり背景の賑やかしを作成するのに使用。意外と使いどころの多い万能エフェクト
ブラインド…トランジション用のエフェクトだけど走査線っぽいものを簡単に作れるので重宝してる。もちろんモーショングラフィックスに使うオブジェクトの作成にも便利
オフセット…画面をずらすエフェクト。CC Tilerは画面の中心を基準に綺麗に並ぶが、こっちは中途半端な増やし方が可能。ノイズっぽい表現と相性がいい。ただどのエフェクトフォルダに分類されているのかいつも忘れる(ディストーション内にある)
(オフセット使用場面。画面を複製したうえでずらすことが可能)
ミラー…名前通り画面を反転させ鏡に映った状態にするエフェクト。オフセットと一緒に使うことでいい感じに見せたい部分を強調させることができる
ディスプレイスメントマップ…説明が難しいエフェクト№1として名高いやつ。ノイズの素材動画を元に、MVをそのノイズ通りのズレを起こさせるためによく使う
(ディスプレイスメントマップ使用場面。元素材通りにノイズが走る)
Particular…言わずと知れたパーティクル用プラグイン。無人島に持っていきたい有料プラグインで頻繁に名前を聞く。グラフィックが画面のいたるところに高速で出現するところはこれで作成
Twitch…有料のノイズプリセット。色・ライト・時間・大きさなど様々なものをずらしたりノイズ化できる。個人的には時間を前後に往復させることで音合わせがうまくいって気に入ってる
他にも色調補正エフェクトなどは使っていますが、サビ部分はおおむねこれらのエフェクトを使いまわしている感じです。全体としてゴチャゴチャしている画面構成ですが加えたエフェクト自体はシンプルで、組み合わせの順番を変えるなどしている程度です。
標準搭載のエフェクトだけでもかなり理想に近い効果が得られたので満足してます。やはり有料プラグインの過信は禁物…
あと、せっかくなのでParticularと各シェイプレイヤーを使って作成した賑やかしの素材置いておきます。こんなんでよかったらいくらでも使ってください
この場面とかに使うために作った素材。背景が寂しいときとかに使えそう
③終わりに
MVの原田美世のバックで踊っているメンバー、ユニットとかではなくて全員SSR衣装が黄色ってだけで選んでいます。でも白黒に色調補正して使ってるから何一つわからんことに完成してから気づいた。
アホかな?
④参考にした作品
【G2R2018】energy trixxx / KAH【BGA】
【BOF:NT】Assault TAXI【BGA】
Honda Racing F1 short film
W.G.R.C.A [moonbug Remix] feat.Lipps
【デレステMAD】準備はいい?【美穂・美嘉・柚・美世】
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2023年夏の思い出
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毎年、夏の思い出を動画にしてまとめている「memories of summer」シリーズの2023年版を投稿しました。いわゆるVログみたいなもんです。
なんだかんだ2018年から毎年続けているこのシリーズ。上記動画のリンクから全部見られるようになってるので暇な人はどうぞ。
今年の夏はいろいろ解禁されましたが、コロナ情報はより見えにくくなっていきましたね。自分は幸いにも健康に過ごせましたが周りでは罹患した人も多かったです。
コロナ禍前は夏休みに毎年一人旅をしていましたが、ここ数年の状況によって、なんだか旅の仕方も忘れてしまったかのように旅に対する情熱がしぼんでしまった日々になってしまいました。今年の夏休みも動画を作ったり近くを散策する感じで穏やかに過ごしました。
音MDM天告知動画の制作もあり結果的に映像制作に打ち込んでいた日々になりましたが、不思議なことにそちらに対する情熱は高まりがやまないです。FRENZ2023の作品も眺めていると自分も参加したい欲が出てきます。来年こそは!と思考をめぐらす日々。
そんな感じで夏が過ぎていきました。旅行しないとこのシリーズのネタがないのも事実なので、活発に過ごしたいですね。暑すぎる夏でしたがご健康に。

懸賞で花火大会のすごくいい席が当たったので見てきた
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音MDM天 特別告知「アナログ」制作メイキング

2023年9月17日にニコニコ生放送にて開催された音MADイベント「音MAD DREAM MATCH -天-」の特別告知動画を担当・制作しました。そのメイキングになります。技術的にあまり役立つことは書いていないのであしからず。
動画はこちら
【Youtube】
【niconico】
①主題の決定と構想・準備
2023年の春ころに音MDM天運営から「アナログな作風を用いた告知映像」の作成を依頼されました。自分はもともとコマ撮り(ストップモーション)から映像制作を始めたこともありカメラを用いた実写映像の制作は好きでした。今回はその手法をメインとした、暖かみのある作風を主題とすることとなり、制作を開始しました。
「多くの個性が集まり、融合して新しい作品が生まれる」というイベントの趣旨から、おもちゃ箱をひっくり返したように様々なモノがゴチャゴチャに散らばりつつ一つの作品になっていくという主題に決定しました。
僕はこの手の作品をイメージする際にいつも思い出すのが「ミッケ!」という絵本です。読んだことがある人もいると思いますが、内容はウォーリーを探せの人間が小物に変わったようなものです。僕はあの絵本がとても好きで図書館でずっと読んでいました。一見して雑多に小物が散らばっているだけですが、よく観察するとそこにはストーリーあったり、この配置になった時間・過程を読みとることができます。言葉や文字情報に頼らず、存在だけで物語を作り出す表現に衝撃を受けたのをよく覚えています。僕が小物を使った箱庭的な構図を好むのはここが原点である気がします。キラキラした小物たちを眺めるときの多幸感。それをこの動画でも表現出来たらな、というイメージが最初にありました。
この主題を実現するためには前提として「様々なモノ」が必要であったため100円ショップや雑貨屋でおもちゃ、造花などを買いそろえたり、実家から持ってきたりしました。紙の箱やペーパークラフトの家は自分で作りました。こういうちまちました作業をしている時が一番楽しかったりします。
主役のように登場するレコードプレイヤーも実家に置いてあったもので、当初は動きませんでしたが配線を修理してなんとか動かしました。さすがナショナル製。
全体を通して、シンプルさとは相反する情報量の多い画面構成であるため、見てほしい部分と見なくてもよい部分を意識するようにしています。実写映像は明るい昼間しか撮影できなかったり、コマ撮りのように数秒のカットでも撮影が長時間かかるものがあったりとなかなか不自由な作業であり、制作に時間がかかることが予想されました。そのためなるべく早くから構成を考え、実行に移しました。
実写映像は絵コンテなどでイメージしたものがそのまま撮影できることの方が少ないもの(経験則)なので、ある程度は大雑把なイメージのまま、実際に撮影を開始してその都度いい感じに変えていくほうがよいと判断しました。撮影してカメラの画面で確認した時は完璧だと思っても、PCのモニターで見てみるとなんか違うな…ってことも普通にあるので、とにかくトライ&エラーで進めることを重視しました。

各出場者の紹介はポラロイド写真風にしています。初めから出場者の名前は実写ではなく合成にしようと決めていました。その方が視認性がよく、修正も容易なためです。なんといってもイベントの主役は出場者なので最も目立つようにしなければなりません。その名前を合成するスペースを確保するという意味合いで、普通の写真よりも余白が大きいポラロイド写真の方が適しているため採用しました。
立ち絵の背景はその人の代表作のスクショを使用しています。あくまで立ち絵が目立つようにしているのでちょっと見えにくいかもしれません。一人につきスクショ2枚。合計80枚のスクショを間違えずに組み込むといった画像管理は結構大変でした。運営にも手伝ってもらいミスのないように地道に確認していきました。
その他にロゴやその下地に使う模様の印刷、レコード盤風の紙などを作ったり印刷したり細かい準備を進めていきました。実写撮影で大切なのは9割が準備のようなもので、ここらへんは依頼を受けて構想を練った時点で少しづつ進めていきました。
②撮影について
コマ撮りや実写撮影は暑さとの戦いです。自分はかつて真夏にクーラーをつけずにコマ撮りをしてカメラをオーバーヒートさせたことがあります。猛暑の中で制作するのは嫌だったので5~6月のうちに撮影だけでも終わらせようと取り組んでいきました。
とは言え今回の撮影はすべて室内で行ったため、日差しやライティングにさえ注意すればわりとスムーズに進めることができました。

おもちゃ箱をひっくり返したようなゴチャゴチャ感、賑やかで楽しい雰囲気を出すためにはとにかくモノの配置が重要になります。画面の情報量がスカスカでは雰囲気を作ることができません。そのため文具やおもちゃなど小さいものを手前、造花や本など大きいものを奥に配置しました。こうすると空間を効率的に埋めることができ、また奥行きを表現できるので平面的な構図を避けることもできます。
当初はこの実写映像にモーショングラフィックス表現を加えて、より華やかな雰囲気にしようかとも考えていました。特に出場者紹介の部分ではコマ撮り以外のカットはあまり画面に動きがなく、見ていて飽きてしまうのではないかという不安がありました。映像作品において動きがないというのはかなりリスクのある表現なので、それをどうにかして避けようと考えていました。結局、モーショングラフィックスを合成する案は却下しました。理由としては手作り感のある、暖かみの感じる作風にモーショングラフィックスが合わなかったことと、合成がうまくいかなかったことがあります。実写映像に対してトラッキングがうまくいかずズレが生じるととても悪目立ちします。まして出場者紹介の部分で変に目立ってしまうことは避けたかったので、今回は実写合成は極力避けて制作しました。
代替案として、出場者紹介の各カットにおいて何かしら動きを加えるという方法を採用しました。「モノを置く」「おもちゃが動く」「電飾が光る」など出場者紹介の10カットすべてでなにかしら映像に動きがあるよう撮影しています。あくまで使用しているのは静止画ではなく動画であることをアピールすると同時に、出場者名が目立たなくならない程度に画面に華やかさを持たせたい意図があります。
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運営から雰囲気の参考としていくつか映像作品を教えてもらいましたが、その中でもこの作品が特に印象に残り、お手本にさせてもらいました。実写ではなくCGなのは明らかですが、紙の質感を出しつつ派手な動きとカラーで飛び回る賑やかな映像です。場面転換は早くカット数も多いですが基本的には机の上からの撮影がメインであり、その制限された場所のなかで華やかな画面構成を作っています。それらの要素を観察して、なるべく賑やかな映像になるように考えてみました。
撮影は予定通り7月くらいまでにおおむね終了し、運営と話し合いつつ修正を加えていきました。1カットまるごと撮り直しなどもありましたが、わりと余裕をもって取り組むことができました。
撮影した映像の合計時間は約2時間。撮影した写真は120枚でした。
③編集について
実写映像における編集はわりとシンプルなもので、撮影した映像の上にいろいろ乗せていくだけなのでレイヤー構造が複雑にならずに済みます。ここらへんの整理整頓が苦手なので、これがモーショングラフィックス全開の作風だったらレイヤーがひどい有様になってたはずです。
出場者の名前をどのように合成するかは悩みどころでした。普通に表示させるだけではつまらないし、アニメーションをつけるには表示時間が少ないし、手書きにすると視認性が悪くなるし…。悩んだ末にこのような形に落ち着きました。太めの文字で視認性もいいですし、動きもあるので見ていて楽しくなる。先頭の文字に色を付けていますが、この色はキャラクターの色だったりイメージ的なものだったりするので、実はそこまで深い意味があってつけたものではありません。
(tumblrの仕様上かなり画質が荒いです)
上の画像、左は最初に作った試作版で右は最終的な完成版です。最初は出場者を五十音順で登場させていましたが、運営のアドバイスでチーム順に変更しています。
1カット目(コルクボード)については、最初は撮影した映像に文字を直接合成しましたが、カメラの動きと文字の動きにズレが生じて、いかにも合成した感が出てしまいます。カメラの動きも三脚に固定しつつカメラを動かすとぎこちない感じになってしまいます。なめらかなイージングのある動きを人力でやるのは正直無理でした。専用の機材は特に持っていないので仕方ない。そのためカメラを動かさず広域で撮影した映像を編集で拡大し動かす手法にしました。こうすればカメラのぎこちない動きもなく、合成も自然になります。
2カット目(観覧車の置物)は、構成自体を大きく変えています。試作版は写真に合成した、いわゆる静止画状態なので文字の動きは変ではないですが、静止画ゆえに動きもなく特別面白いところもありません。先述の通り動きのないカットは映像として致命的なので全体を作り直しました。完成版も1カット目同様にカメラ自体は動かさず編集で移動させているので合成は自然になり、ズームを使用した面白い動きになったと思います。
こんな感じで出場者紹介の各カットを作成していきました。曲としてもサビになる部分なので時間をかけて試行錯誤しています。
今回の文字アニメーションのメモ(自分用)
①GG分解でテキストを一文字ずつシェイプレイヤーに分ける ②全シェイプレイヤーを選択してNisai_wigglers(コマ落ちウィグラースクリプト)を適用。 ③エフェクトコントロールで数値を調整 ④調整レイヤーでチョークを適用(文字の太さ調整) ⑤先頭の文字に塗りで色をつける
個別のシェイプレイヤーの位置を変えても動きには影響しないので管理がラク。文字数が多い人は重なりが生じることもあるので要確認です。
各カットのトランジションは最後まで悩んだところです。ライトリークを入れたりズームを入れたり試行錯誤しましたがいまいち雰囲気に合わず、結局は要所要所でブラーを入れる程度に抑えてあります。出場者紹介部分では各カット時間が短いため、凝ったトランジションを入れて名前の表示時間が少なくなることを避けました。
また、全体の色調はあたたかみのある作風が主題なので少し黄色がかった暖色としています。とはいえそんなに大胆な色調補正をしたわけではなく、ほのかな色の変更と明るさの調整程度にとどめています。自然な感じに見えるように努めました。
④全体を通して
〆切に戦々恐々しながら作っていましたが、思いのほか早く完成し、残った時間を細かな修正にあてることができました。
完成版を一度運営に提出した後にtwitterが突然Xに名称変更し、あわててXのロゴマークを作成・追加しました。タイミングが悪かったら間に合わなかったかもしれず、かなりヒヤヒヤしたのを覚えています。
8月20日に運営からこの動画が投稿され、たくさん見ていただきました。ありがとうございました。やっぱり自分も楽しみながら作った動画というのは見てる側も楽しくなるような、そんな気がします。意外と作り手の心情というのは映像に反映されてしまうので、苦しみながら作ったのか、ノリノリで作ったのか結構分かってしまうものなので、できれば楽しい気分のまま作っていたいと思うところです。

⑤参考にした映像作品
・LiSA 『ノンノン』 -MUSiC CLiP-
・A Year in Full Colour - Moleskine Planners
・Honda "Paper"
・PlayStation®Lineup Video x 梅田サイファー「PUNCH LINE UP」
・Attitude covered by 柾花音【歌ってみた】
・トリックスター / 初音ミク
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"ゆめと泡沫【ゆめにっき】"
【niconico】
【Youtube】
手書きゆめにっきと実写合成を合わせた動画です。
夏のうだるような暑さが残る夜の、まるで水の中にいるような息苦しさを感じる瞬間。泡沫のような独り言をつぶやく孤独感。
この季節にはいろいろな感情が湧き上がり、泡のように消えていきます。
music:うつつの果てで、/ サ柄直生 & ねんね
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最近気になったトランジションを再現してみる
映像を作るうえでささやかながら非常に重要な要素であるトランジション(場面転換エフェクト)ですが、最近いくつかの映像を見ていて気になったトランジションがあったので、それを自力で再現しつつ、その演出の意図などを考えてみようと思います。
①【デレステ】「Nightwear」MV 2Dリッチ【TVアニメ「U149」】【アイドルマスター】
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モーショングラフィックスによる時間差のトランジション。スムーズな場面転換はオシャレさと高級感を感じさせます。左下から右上へ流れるように変化していくことで、時間の変化があることを意識させます。人物の位置や表情が変わらないことからも、同じ時間軸における本人以外の変化という意図が読み取れます。
このトランジションを再現してみます
再現をするためには、なによりよく観察して構成している要素を分析することが不可欠です。このトランジションにおいては2つのひし形が時間差で展開していることがわかります。
正方形のコンポジションを作成し、その中に四角いシェイプレイヤーを2種類用意します。外側の四角形と内側の四角形は時間差でコンポジションサイズの最大値まで拡大していくモーションをつけました。一見するとリニアで動いているようですが、よく見ると微妙にイージングがついています。やはり滑らかな場面転換にはイージングは不可欠なのでしょう。試しにイージングなしでやってみましたが、やはりどこかギクシャクした動きになってしまいます。動きはわずか7フレーム程度ではありますが、これだけの工夫でも最終的な結果にはかなり影響してきます。
モーションを作成する前は簡単なのですが、問題はこれをどう複製していくかです。
考えうる最もスマートな方法は、やはり「時間置き換え」エフェクトです。グラデーション素材を用意し、その画像の輝度を基準に時間差で動きを展開できるエフェクトです。先ほど作成したコンポジションをCC RepeTileで複製すれば、レイヤー数も少なく処理も軽いまま処理が完了すると予測できます。
…のはずだったんですが、いくらやっても時間置き換えエフェクトがうまく作動せず、まったく予想通りにいきませんでした。そもそもグラデーション画像では輝度がなめらかで、モザイクエフェクト等で輝度を段階的にしないとうまく作動しません。これが非常に難しくいくらやっても出来なかったので諦めました。
こうなったら最終手段、人力ですべて配置するという方法が残されています。結局この方法を選びました。レイヤー数はかなりの数になりましたが動きは単純だったので処理はそこまで重くなくて助かりました。時間差の動作もレイヤーをずらして目視で確認しています。なんだかんだこれでいい気がする。
完成したものがこちら
速度は元動画よりすこし遅めにしています。展開のタイミングなどすべてが一致しているわけではないですが、ほとんどの要素は同じになるようにしています。
人力で並べているので隙間がないか心配でした。今考えるとここでCC RepeTileを使って並べた後にコンポジション自体を回転させればよかったかなと思います。
実際に映像として使用してみるとこんな感じになります。トランジションとしては一見複雑な動きに見えますが、モーションとしては2種類の四角形の拡大という非常にシンプルな要素で構成されています。
左下から右上へのワイプモーションの一種とも言えるトランジションですが、このような工夫でまた違った印象を与えることができ、単純な場面転換においても印象を残すことができる。特に元ネタはキャラクターのポーズ自体は動かず、背景やライティングが変化します。こういった変化への導線として、かなり有用であると思います。
デレステ2DMVはこのような細かい演出にこだわりが強くうかがえる映像が多いです。これについては以前の記事で解説しています。
【モーショングラフィックスから見るデレステ2DリッチMV】
②音MAD DREAM MATCH -天- 出場者告知
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2023年9月に行われる音MADのイベント告知動画。その出場者紹介映像におけるトランジションです。最初はキャラクターは黒地で隠されており、右上から左下へ四角形に分割される形で全容が見える、という流れになっています。
これを最初見たときは「カードワイプを使ったのかな?」と思いました。見た通りレイヤーが四角(カード型)になって消えていくので、おそらくそうじゃないかと予想しました。編集ソフトを長く使っていると映像に使っているエフェクトがおおよそ予測できるようになりますが、これは逆を言うと分かる人が見ると容易に構成がばれてしまうので、なるべく使ったエフェクトがばれないように必死になってる人もいるかと思います。
再現に挑戦してみると、どうやらカードワイプではなくCC Grid Wipeじゃないかという結論になりました。カードワイプは調整項目が多く自由度は高いですが扱いにくく、CC Grid Wipeであればシンプルな項目で似たような結果が得られたので、今回はこっちを使用してみます。

エフェクトの設定ですが、元動画をよく見ると格子状になった四角形が縦・横両方から小さくなっているのが分かります。これはエフェクト内のシェイプの設定によるものです。一見Doorsのように見えるのですが、これはワイプに対して垂直に格子状になるため、タテの列は順序良く小さくなっていますがヨコの列は同じ大きさのままです。
これでは元動画通りにならないので、設定をRadialに変更します。これは中心から円形状にワイプされる設定です。これであればタテ・ヨコ両方から格子状になるためどちらの列からも大きさの変化が発生します。こちらの方がより類似の表現になります。
完成したのがこちら。使用レイヤーはなんと1枚だけです。
元動画同様、かなり高速でトランジションさせているため正直先述した格子の大きさの変化は明確には確認しにくいです。CC Grid Wipeはトランジションとして使ったことがありませんでしたが、このような「見えなかったものが見えるようになる」場面においてはかなりオシャレに表現できることを知りました。
実際に映像として使用してみるとこうなります。同じレイヤーを2枚用意し、トラックマットを使うことで再現することができます。
正確に再現できたかと言われると微妙な感じではあります。もう少し全体を小さめにしても良かったかなと思いますが、要素としては類似しているものが出来たと思います。
場面転換とは少し異なる目的でのトランジションですが、確かにこういった場合に使用するトランジションってどんなものがいいのかあまり考えたことはありませんでした。標準エフェクトだけでも高級感のある表現が可能なことを発見できてうれしい。
③スリーズブーケ 「Holiday∞Holiday」 リリックビデオ (ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ)
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映像を作ったことがある人にとっては、静止画素材をメインとした動画は、下手にバリバリ動く映像を作るよりもはるかに難しいことは分かると思います。素材の動きが少ない以上、いかに素材以外の要素で画面に変化をつけ視聴者に飽きさせないように見てもらうか。総合的な知識量が求め��れるジャンルであるがゆえにトランジションの効果はより重要なものだと言えます。
この動画を作成したのはyama_koさん。知っている方もいるかもしれませんが、メイキングなどを見ると氏は非常に理詰めで動画を作る方です。映像講師をされている人なので論理的に映像を作るのは当然かもしれませんが。
なので今回再現してみる四角形がランダムに登場するトランジションは、一見して不透明度の濃淡によって場面転換されているように思われますが、実際はもっと複雑な処理がされていると思われます。詳細は分からないですが、とりあえず見た目だけでも近づけるように再現してみようと思います。
大きさの異なる四角形シェイプを3~4種類程度作成し、拡大していくモーションを加えます。本当であればランダム生成をした方が違和感がないと思ったのですが、ランダム生成だと全体が覆われるタイミング調整が難しく、不自然に空白が生まれてしまうことが多かったためやはりここも人力で配置しています。
一応、不透明度にウィグルをかけることで淡い表現を再現してみましたが、いかんせん数フレームしかないためあまり効果は感じられませんでした。気持ち程度に加えておきます。
完成したのがこちら。最初に大きなシェイプを出し、後から小さめのシェイプを出す、という順番の方が見た目的に自然なトランジションになりました。
不透明度のウィグルがどれほど影響するかは分かりませんが、トランジション後の映像にグローをかけた方が元動画に近くなるような気がします。
映像として使用してみるとこんな感じ。なんだかふわっとした優しめのトランジションになりました。元動画もそうですが、トランジション後の映像を動かしながら使用した方が効果的だと思われます。
ここまで見ると明確ではありますが、一見複雑そうに展開しているトランジションも、要素を分解していくとシンプルな動きの集合体であることが分かります。しかしシンプルだからこそ場面転換という一瞬しか登場しない時において存在感を発揮できるものでもあります。
旅行動画などによくみられる高速ズームや回転を使用したトランジションとは異なり、今回再現したものはそれ自体を演出として使用していることが特徴的です。作品の雰囲気に合ったトランジションを選ぶことは難しいことですが有るのと無いのでは表現に雲泥の差が生じるため、映像を作るということはやはり細部にまで注意を払わなければならないことが読みとれます。逆に言うとこういった「たかが場面転換」に注目することで映像制作者の意図を読み取り、より映像の世界観に没入することができるとも言えます。こういった映像の楽しみ方もいいんじゃないでしょうか。
プリセットやプラグインで販売しているものも多いですが、工夫すれば自分で作れるのがトランジションのいいところ。また面白いトランジションを見かけたら再現に挑戦してみたいと思います。
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"火星ピクニック窓付き"
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ゆめにっき19周年記念動画です。今回も音声はおがちょこさんに作っていただきました。
元ネタは名作音MAD「ピクニック日野茜」です。好きすぎていつかリスペクト作品を作りたいと考えていたのでようやく叶いました。おがちょこさんと相談し、プロジェクトゆめにっき10周年のお祝いも兼ねた内容にしようということで製作が進みました。とにかくネタを詰め込めるだけ詰め込んだゴチャゴチャした雰囲気は、静かに見えて実はいくつもの波乱があったゆめにっき界隈のひとつの記録として表現してみました。
タイトルロゴはかつて開催されたオンリーイベント「火星ピクニック」のデザインを踏襲しています。見よう見真似で作ったわりにはなかなか似せられた気がします。
なにはともあれ19周年おめでとう!来年はついに20周年だ!
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"ゆめにっきでなにが悪い"
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ぼっち・ざ・ろっく!ED「なにが悪い」ゆめにっきでパロディです
コミカルにかわいく動くキャラクターたちの手書き動画に挑戦しました。線が少ないけれど表情豊かなで楽しさが伝わるのがすごいなとトレスしていて思いました
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YUMENIKKI DREAM DIARY 5周年記念合作について
2023年2月23日、YUMENIKKI DREAM DIARY(以下、DD)が発売5周年になりました。めでてぇwww
というわけで今回も作りました。DDを愛するクリエイターたちが大集結した「帰ってきた!ゆめにっきDD合作」!!!
…まぁ、見てもらえれば分かるとおり一人合作です。
DDが大好きなクリエイターなんて存在はいくらネットの大海でもタコ風船の出る確率より少ないでしょ(偏見)

前作「ゆめにっきDD合作」のコメントでありましたが、僕がDDに向ける感情は愛憎そのものかもしれない。ゆめにっきを次のステージへ移行させる足がかりとなるゲームを作ってくれた感謝と、もっとまともなものが作れなかったのかという恨み。面倒くさいファンで申し訳ない。
もっと原作に寄せるか、オリジナルに寄せるか、はたまたネタに走るか。どれでもよかったけどやるんだったら中途半端にやってほしくなかったという考えは一貫して持ってます。原作に寄せるなら浅瀬の世界みたいなのをもっと作るべきだったし、オリジナルにするなら黒い影のキャラクター性をもっと作りこんでほしかった。いずれにせよ原作と比較してDDの立ち位置がよくわからなかったから受け手側も困惑したのはあると思います。 まぁそのどっちつかずの意味不明さがあるからこそDD合作でネタにできるんですけどね!!
作り終わってからいうのもアレだけどDD関係ない動画多いです。ゆめにっきのくだらないネタはなんとなく単品では出しにくいから仕方ない。DD合作はそういうゴミのたどり着く供養の場でもあります。
あと、去年はDDについてのお気持ちや考察を長文で書きましたが、今年は特にするつもりはありません。そろそろDDに関するネタもなくなってきた感じはする。でも合作は作っててめちゃくちゃ楽しかったです。やっぱりクソ動画を作ることでしか得られない幸福はある。来年もやるかはまだ決めてませんが、僕が創作をやめるのが先か、DD公式HPが消えるのが先か試してみたいところはある。
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「MADLIVE EXH!!!!!³ vol.2」参加の感想と作品について
2023年1月28日、2月4日にニコニコ生放送において開催されたイベント「MADLIVE EXH!!!!!³ vol.2」に拙作「Right on time」等の新作動画を上映してただきました。その参加経緯と作品について文章に残しておこうと思います。
イベントについては以下のブログが詳しいです
【公式ブログ】
①参加経緯
2022年初夏頃に運営の方から声をかけいただき、新作の出展を打診されました。自分はこれまで過去2回、ニコニコ生放送におけるニコマスイベントに招待していただいたこともあり、どれも非常に楽しいものであったため今回も二つ返事で参加することになりました。 しかし、今回のイベントはこれまでと異なり動画制作者も深く制作に関与するということでした。過去の参加イベントはいずれも新作動画を提出したら運営によっていい感じにメドレーに組み込んでもらう方式でしたが、今回はメドレーの主題や構成、実際の制作も自分たちが関わるとのことでした。参加表明した時点ではいまいちピンときませんでしたが、基本的に一人で動画を作る自分にとっては少し緊張する内容でした。
②グループ内の共同制作について
参加者が複数のグループに割り振られ、どのようなメドレーを作るか議論と試行錯誤が進みました。僕はあまり投稿者情報を確認しない(動画しか見ない)タイプなので投稿者の情報に疎く、またニコマス界隈にはそこまで関与してこなかったので、まるで知らない人の送別会になぜか呼ばれた通行人みたいな気分でした。それでも歓迎して話しかけてくれたメンバー・運営の方々にはとても感謝です。 メドレーに使用する候補として、各々が好きな作品をまとめる作業をした際によく考えず音MADばかり選んでいたら明らかに浮いていたのは笑いました(PV系作品を選んでいた人が多かった)。
実際音MADばかり見ているので、もう自分はこの路線で行こうと吹っ切れて、その後はひたすら音MADを推していきました。メドレーに使いにくい作品ばかり選んでしまい運営にはご迷惑をおかけしました。
自分たちの枠におけるテーマをどうするか議論を続けた結果「超火力」に決まり、AIで描いたカニの画像をシンボルにすることとなりました(なぜ?)

(運営に提出したお気に入り動画の一部。だいたい採用してもらえなかった。そりゃそうだ)
メンバーは全員映像に真摯に取り組み、どうしたらよりよい作品になるか、アイドルを魅力的に見せられるか考え抜いて作る方々ばかりだったので、このふざけたテーマとシンボルは逆にぴったりだと思い、とても気に入ったことを覚えています。真剣にふざけるというのがこのチームの特徴でもあったと思います。僕たちのチームは通話会議でもすぐ話題が脱線してしまうところがあったので、それをうまく軌道修正してまとめてくださった運営の方々には苦労をおかけしました。
年が明け、本番が近づくにつれてバタバタとしましたが議論を続け、皆のアイディアが組み込まれたメドレーが締め切りギリギリ、というか本番当日に完成しました。真面目に始まったと思ったらネタ作品が続き、急ブレーキと急発進が続くジェットコースターメドレーは、まさにこのチームのテーマ「超火力」を表現できたと思います。 僕は1ブロック目の映像を担当しています。このチームの方向性を決めるしんがりを任され、張り切って映像のミックスを行いました。
「U-REI」と「Next Life」をブロックノイズでトラックマットした部分は特にうまくできてお気に入りです。また「B4Uッキ」と「Ballad Dance」の組み合わせも、そもそもこの動画をリクエストしたのが自分だったので気合を入れました。作者さんも喜んでくれたみたいで嬉しかったです。

③新作について
メドレーと並行して自分の新作動画も制作をしていました。今回のイベントでは完全新作である「Right on time」、k10さんとの合作である「Starlight Fantasia」、既存作ですがイベント用に内容を刷新した「孤独のサイゼ」、メンバー全員で合作した「煽げや尊し(M@STER)」の4作品を作りました。だいたい早めの段階で完成させることができ、余った時間をメドレーや運営のお手伝いに割くことができました。 「Right on time」のメイキングはこちらの記事で書いています 複数人で議論しながら新作を作るとき、例えば同じ曲を聴いたとしても、そこから想起する映像のイメージは本当に千差万別で、これが個性なのかと強く意識させられました。制作途中の映像を見せ合って意見をもらい、修正や加算をしていく。それぞれが全く異なる方向性であるからこそ、それらが集うイベントがより華やかになる。動画制作者が運営に関与するという今回の形式だったからこそ学べたことだと思います。 ちなみに30分で作った疑似作品「サマーヤマダー」もDay1で流してもらいました。こういうクソ動画作ってる時が一番楽しいね…
④イベントの感想
2月4日に自分たちのチームが放送されました。放送する前はかなり緊張していましたが、同時にとても楽しみでもありました。あれだけメンバーたちと推敲を重ねた作品群だったので、間違いなく面白いという自信はありました。これまでの単独ではなく、チームで制作するという今回の方針だからこその自信であったと思います。 放送は約6時間。あっという間の時間でした。自分たちの作品はもちろん、ほかのチームの全力を尽くしたメドレーを短時間で浴びせられ最高になりました。切れ目のないメドレー形式の放送は、技術と物量の暴力そのもので、まさに運営が目標としている「ライブ感」がたっぷりと味わえる、そんな時間でした。
感想をすべて書こうと思うと長くなりますね…とにかくアツく、鋭く、優しい時間だったな、というのが端的な感想です!詳しくは実際に見ないと伝えられないね。
Day1、Day2ともに多くの熱量を浴びせてもらいました。本当にお疲れさまでした。

⑤さいごに
半年以上考え、作り、話してきた企画です。終わってしまうと感慨深いものがあります。いち参加者の自分ですらそうなので、運営の方々は真っ白になってるものと思います。
新作「Right on time」は2022年9月頃には既に完成しており、本番まで時間も経っていたので自分の中ではあまり新作という感じがしませんでした。それでも動画が流れた際に多くの反応をもらえたことはとても嬉しかったし、作ってよかったなと感じました。ただの動画投稿では味わえない高揚感、言葉にできない興奮を体験してしまったら、また動画を作るしかないですね。運営の方々にはこのような発表の場を用意していただいたことに本当に感謝です。
また、先述の通り僕は人と交流しながら動画を作るということをほとんどしてこなかったので、今回のような形式は非常に新鮮な経験でした。この経験があったからこそ新作も完成させることができ、イベントを一層楽しめたのだと思います。同じチームのメンバーや参加者の皆様、運営、なにより視聴してくれた方々、本当にありがとうございました。
ついでに、このイベントのテーマが「超発見」ということもあり、イベント中に超発見したお気に入り作品を紹介して終わります。こういった普段自分ではあまり見ない作品と出会えるのも、イベントの楽しいところです
ゆるさとシュールさの相乗効果。表情変わらないのが表情豊かで面白い
実写合成は大好物です。こんないい動画を知らなかったとは…。ぼやけた日常風景がとても美しい
白を基調にした動画構成。あまりにもオシャレ。こういう曲で作るのは難しいけどめっちゃ楽しいと思う
画面いっぱいに飛び回る元気さカワイイネ…
このイベントで一番好きになった動画かもしれない。ここまでしておいてサムネが智絵里なのも最高。ごめんね僕はこういう動画が大好きなんだ…そして本当はこういうのが作りたいんだ…
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