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音楽フォーマットに関するメモ1 (MQAの取り扱い)
少し趣向を変えて、ほんとにメモみたいに色々書いてみようと思います。
たくさんのフォーマットがある音楽。FLAC、ALACの使い勝手がやはりよく、Macを使う私はALACでなるべく管理しています。
さて、ハイレゾなるものが台頭してきて、ポータブルプレイヤーもそれに相当するスペックになってきました。私はDAPとしてはSONYのZX300を使ってます。これが、特に文句も出ない安定した音を出す上、電池も長持ちで、大きさも小さいので非常に気に入っているわけです。家で聴くときはChordのHugo2を使います。
さて、ここからが本題で。
最近、MQAというフォーマットが出てきました。英国 Meridianが出してきたすごく画期的なアイディアで時代にマッチしたフォーマット(コーデック)だと思います。
MQAとはーーー
・PCMのbit領域に44.1(48)kHz以上の高域部分をぶちこむ(オリガミ)。
・小さい音は聞こえない(ノイズ)だからそこにぶちこんでおく。
・48kHz -> 96kHzはソフトウェアデコードできる。それ以上はハードウェアデコードが必要。
・ベースはPCMだからFLACでもALACでもWAVでもAIFFでも、デコーダが反応すれば展開できちゃう。
・デコーダが反応しなければ、従来のCD音質。
・なぜかbit深度が一段あがる(16bitなら24bti相当になる)のと、プリエコーとかにフィルターしてるっぽいから、デコーダが反応しなくても従来のCDよりイイヨ!
みたいな魔法がかかったフォーマットみたいです。出たときは賛否両論あったみたいですが、思った以上のスピードで各ブランドがMQAデコーダをDAPに内蔵してきました。ZX300ももちろん内蔵されてます。
ざっくり言って、ZX300 vs Hugo2ならHugo2が圧勝なわけなのですが。Hugo2はMQA非対応。ZX300はMQA完全対応なので328kHzまでいけちゃう。
でも、Hugo2は768kHzまでアップサンプルするんですよね。あと、個人的にはHugo2は48kHz系の低サンプルレートソースをお願いしたときが本気の出し処だと思ってるわけです。
・MQA (192kHz)フルデコードだけどZX300
なのか
・MQA (デコードできないから48kHz PCM)だけどHugo2で本気出す
なのか。
聴感的に、というよりも技術的にどっちの方が優秀なのかしら。
96kHzまでは高周波の音が入ってるでいいんですが、それ以上は、それこそ音のタイミング精度が上がっていく効能があって。MQAは更にそれに輪をかけて良くなるって言うのが特徴らしいから。。。
とりあえず、イマイチ解決しなくて悩んでます。
現状は、
・MQAでZX300に入れておけば、ポータブルならMQAをフルデコードするから良い感じで聴ける。
・Hugo2で聴くときはデコードされないPCMだけど、Hugo2だから良い感じで聴ける。
って感じでいこうと思います。
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