Tumgik
chotampa-old · 4 years
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【ライブ感想】2019/12/17 フィロソフィーのダンス@新木場STUDIO COAST
標記の件、ツアーファイナル。年を明けても興奮さめやらぬなので、ありのままの気持ちを書きます。
私がフィロのスを知ったのはたしか2017年末で、きっかけの曲は奥津マリリさん・日向ハルさんだけでメインボーカルを回す「アイム・アフター・タイム」でした。実際にはすでにアルバム「ザ・ファウンダー」が出ていて4人がしっかり歌えるグループに成長していたタイミングだったのですが、上記の経緯もあり4人の成長を見守ってきたファンのひとりであるという自負があります。
2018年から2019年にかけては、本当にいい楽曲にも恵まれ、アイドルという看板を外しても十分に魅力のあるグループになっていました。
そんな経緯に加えて、今回はフルバンドセットでのライブということで大きな期待を胸に臨んだのですが、いい意味で期待を裏切られたのが、バンドがメンバー4人の引き立て役でしかなかったことです。楽曲派アイドルの代表格である彼女たちが、楽曲以上に自分たちのパフォーマンスで観客を魅了しているということ、それが今回のライブが伝説となった本質なのではないでしょうか。もちろんバンドもカッコよかったですよ!
冒頭で触れた「アイム・アフター・タイム」が、十束おとはさん・佐藤まりあさんも含めた4人での歌割となっていたこと
予想以上にライブでハネた「スーパーヴィーニエンス」
日向ハルさんの「ベスト・フォー」アカペラ導入
ライブ終盤「ダンス・ファウンダー」→「ライブ・ライフ」反則級の曲順
そして、(観客含めて)涙のメジャーデビュー発表。。。
冷静に考えれば新木場STUDIO COASTという箱を満員にし、連日の舞台続きで疲れているはずのツアーファイナルで、全く危なげない横綱相撲をやりきった彼女たちが、まだインディースで活動していたことの方が不思議なのですが...
2020年も素晴らしい楽曲とパフォーマンスに期待しています。
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chotampa-old · 5 years
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【ライブ感想】2019/11/28 eill@WWW
標記の件、ワンマン。仕事が終わらず45分遅刻しましたが、開始が20分押したそうなので、3分の2は楽しめました。
みなとみらいでの無料ライブ以来のeillさん。最近リリースしたアルバム「SPOTLIGHT」を引っさげての全国ワンマンツアーファイナルは、WWWのキャパを超えて超満員でした。
週末に初めてのTV出演を控えている、階段を駆け上がっている最中のeillさんでしたが、慣れないことばかりで不安が多かったとのこと。
アンコール前トリ、表題曲「SPOTLIGHT」では、「きっとステップを踏むばかりに〜 キャパオーバーの風に吹かれた夜〜」の歌詞に、eillさんの境遇と自分の境遇を重ねてしまい、嗚咽すらあげながら泣いてしまいました。 #ライブは泣く場所 。
本当に楽しそうに、全身で歌う姿は、ライブパフォーマンスとしてかなり高いレベルにあるのではと思います。何より、楽しかった!
ちなみに、週末のTV出演「シブヤノオト」も完璧でした。来年こそ売れるはず...!
https://www.youtube.com/watch?v=lNtaDHj5q8Q
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chotampa-old · 5 years
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【ライブ感想】 2019/04/05 SPiCYSOL@WWW
標記の件、ワンマン。客層女子多め。
アルバム「Mellow Yellow」が良かったので衝動的にチケット取ったのですが、直前になって自分なんかが行くと場違いになるのではと後悔し始め、楽しめるかどうかの意味で期待値マイナスからのスタート。
…からの、大逆転!「Blue Moon」アウトロのトランペットが華々しく響き渡った瞬間に、1曲目だというのに会場は最高潮に!恥ずかしながらこのバンドにペットパート(PETE氏)が存在するのを知らなかったため、全身がサブイボでゾワゾワして大変でした。
雰囲気系のバンドかと思ってたんですが、かなり演奏技術が高く、かといって独りよがりにもならず、ボーカルのKENNYが導いてどんどん引き込まれていく感じ。聴衆を揺らすことにおいては今までで一番かも。
個人的には「FIREWORKS」が聴けず残念でしたが、「BOHO」など新たにいい曲にも出会えたので大満足のライブでした。テラスハウスもいいけど、もっともっといい曲歌い続けて欲しいです。
件のトランペットソロ 3:26〜
https://youtu.be/i2crY7cawpA
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chotampa-old · 5 years
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【ライブ感想】 2019/04/12 竹内アンナ@TSUTAYA O-nest
標記の件、ワンマンライブ。たしかツアー最終日(後に追加公演あり、最終とはならず)。
いやあ、強かった。揺れる心を描いた歌詞を綱渡りのようなグルーヴで繋いでいく「TOKYO NITE」 、スーパースムースな「ALRIGHT」 その他の曲も(ワンドリンクで酔っ払ったせいかセトリが怪しい)、本当に楽しそうに演奏していて視覚的にも楽しいひとときでした。
Apple Musicを始めてから日々新しい音楽に触れられるのが楽しくて、今まで見向きもしなかった方向からカッコいい音楽がやってくるんですが、私の中で竹内アンナさんはその代表格ですね。
新譜「at THREE」も良かったのでぜひ生演奏で聴きたいです(特に「20-TWENTY」のゴリゴリのサビ)。
https://youtu.be/PoPKInPz0L0
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chotampa-old · 5 years
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【ライブ感想】 2019/05/26 ものんくる,eill@MARK IS みなとみらい
標記の件、GOOD DAY PARK! 2019というイベントでのフリーライブ。
当初はeill目当てでついでに見るかあと思っていたものんくるでどハマり。ボーカル吉田沙良の本能で歌ってる感じなのに超オシャレな歌声が沁みました。トラックも良き。「ここにしかないって言って」に乗せた激ムズコール&レスポンスも楽しかったです。
https://youtu.be/PdmXBdswwIc
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お目当てのeillは期待通りのパフォーマンス。あんなに脱力した感じなのに高音は美しく低音はほどよくワルくてセクシー。ものんくるでも感じたけど歌上手い人は身体の使い方が違うのかな。ライブver.でど迫力のアカペラから始まる「初恋」のゾワゾワ感が凄かった。
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https://youtu.be/_2nvx1KlzhU
まず歌うまお姉さんは好きなのでこれからも積極的にライブに足を運んで行きたい。それからこの2組についてはトラックも本当に良い。今後の新曲が楽しみすぎる。
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chotampa-old · 5 years
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【ライブ感想】 2019/06/18 LUCKY TAPES@LIQUIDROOM
標記の件、雨のパレードとの2マン。
電子音メインだった雨パレとは打って変わって、ドラムセットとは別にパーカスのセット、ホーンセクションを従えた生楽器賑やか仕様。
LUCKY TAPESの音源といえばノリが天下一品だが、実物もやはりリズム隊が素晴らしく、否応無く踊らされてあっという間に終わってました。
ライブ仕様のゆったりとしたイントロから始まる「レイディ・ブルース」 → バキバキのサックスが心を掴む「Balance」への転換が一番アガったところ。
クオリティの高い音源を日々聴き込んでいるせいか、音数なのか音量バランスなのかで物足りなさを感じることもありました(ライブあるある)。あとフロントマンの高橋海氏が喋らなすぎ。何かあるのか?
とはいえ、今後バズっていくであろうバンドの過渡期に立ち会えたということで、いい時間を過ごせたと思っています。何より楽しかった。
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chotampa-old · 8 years
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学園祭と,キャンパスカースト.
みんな!!!!!!!!!気づいてしまったんだ!!!!!!!!!!!!!聞いてくれ!!!!!!!!!!!!!!!
「うちの大学の学祭はしけてるしぶっちゃけ見る所ない」
そんな風潮あるよな!?!?!??!?!!?!?!?誰が言い出した!?!?!??!?!?これを読んでいるみんながもしそんなセリフに出くわしたことがあったら,その発信源を思い出してくれ!!!!!!!!!
もう分かっただろう!!!!!!!!!!!そういうことだ!!!!!!!!!!彼らは自分たちと同じように日々研鑽に努めている文化系サークルの晴れ舞台には目もくれず,自らのフィールドを見渡すのに精一杯なだけだ!!!!!!!!!そう思うのは構わない,しかし"キャンパスカースト"とも呼ぶべき階層社会の上位を占めている彼らの主観が,全体の総意であるという錯覚を生み出しているのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはキャンパスカーストへの敗北だ!!!!!!繰り返す,キャンパスカーストへの敗北だ!!!!!!!!!
さあ,このクソみたいな階層社会をぶっ壊そう.俺たちの手で.俺たちオタクの手で.日向でしか生活できないカースト上位者を日陰に引きずりこんで,俺たちの感性価値観でタコ殴りにしてやろうじゃないか.
イキリオタク,爆誕.
「学園祭と,キャンパスカースト」放送開始.
Rum Raisin Vol.8 「LOVE知性2016」¥200で13曲でブチアゲてくれよな!!!!!!!!!!!!
http://machikanecat.web.fc2.com/vol8/index.html
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chotampa-old · 8 years
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最後は、これしかなかった。|「Sweet Marmalade」セルフライナーノーツ(8・最終回)
こんばんは。キョドです。タイトルの通りです。
アルバムのダウンロードはこちら→ http://kyodobest.tumblr.com
Track 08 ラムレのアイス — Bossa ver. —
Vocal: タカヤマカナ
ラムレーズンでの3年間を総括する作品として、また、ラムレーズンでお世話になった仲間たちへのトリビュートとして制作したこのアルバムを締め括る大トリは、やはりこの曲しかありませんでした。
この曲は2014年の「Rum Raisin Vol.3 — All Day Long —」に参加した際に作詞作曲し、編曲を047くんに、ボカロの調声をユウゾウくんにお願いして制作した曲です。勝手に作ったラムレーズンのテーマソングですがメンバーには温かく迎えられ、後にバンドアレンジして演奏されたりなどしました。わかりやすくて頭に残るメロディを心がけつつ、サビでの転調など自分が好きな要素も入れられました。女子高生をイメージして作詞したのですが、詞ができた時点でもっと幼く見えるとツッコまれました。やはり女心は難しい...
そんな「ラムレのアイス」を、今回はボサノバっぽくアレンジして、「あじさい」でおなじみのタカヤマさんに歌っていただきました。よく考えればジャズやボサノバは作ったことはおろか演奏したことすらなく、まずボサノバに使うギターコードを覚えるところから始まりました。普段の曲にないオシャレな要素を出すのになかなか苦労しましたが、出来上がってみればそれなりに雰囲気は出たかなと思います。
ギターはもっと練習しなきゃいけないなと思��ました(笑)。タカヤマさんの愛のあるボーカルに救われました。
アルバムのダウンロードはこちら→ http://kyodobest.tumblr.com
ということで、これでアルバムに収録した全8曲について語り尽くしました。注釈に書いてきたような、それぞれの曲が生まれたバックグラウンドとなった音楽の話をするだけで、もう1周できそうですが。
個人サイトを立ち上げて初めての曲を公開していた時期、muzieで不思議とたくさん回るカウンターを見て一喜一憂していた時期、MUSIC TRACKで合作を試みていた時期、Twitterを始めて、ひっそりとSoundCloudに曲を上げていた時期。あの頃の「初心」はすっかり忘れてしまったような気がしますが、代わりに「音楽制作サークル ラムレーズン」の心強い仲間や、遠く離れて住んでいるのに応援してくださる皆様との出会いを得ることができました。
今こうして「アルバム」という形式で自分の作品を公開できたのも、これまで僕の曲でボーカルや作詞やギターや編曲やボカロ調声を担当してくださった皆様や、ああだこうだと耳に痛いたくさんのアドバイスをくださった皆様のおかげです。何も成し遂げたことがなかった僕にこうやって、ちっぽけではあるけれども何かを成し遂げるという経験をさせてくださった皆様には、感謝の気持ちが止まらないです。
もちろん、これからも音楽制作は続けていきます。音楽界で「人生系センチメンタルパンク」という新ジャンルを確立すべく結成したダリプダレスとしての活動をはじめとして、さらにパワーアップした音楽を作って、音楽で皆様に恩返しをしていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
ところで、アルバムに同封していた動画は皆さんご覧いただけたでしょうか。
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2016年中に出せるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。
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chotampa-old · 8 years
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裏通り、古びた部屋で、共依存。|「Sweet Marmalade」セルフライナーノーツ(7)
こんばんは。キョドです。
1/15にリリースしました「Sweet Marmalade — Kyodo Works Best —」に収録した楽曲について、そこはかとなく熱く語るシリーズです。1日1回、21時に更新する予定ですのでよろしくお願いします。
アルバムのダウンロードはこちら→ http://kyodobest.tumblr.com
Track 07 裏通りの快楽
Vocal: ミナホシ
この曲は2015年のラムレーズンの企画「Rum Raisin Vol.5 —City/Nature—」に参加した際に制作した曲です。普段はどちらかというと明るくてポップな曲を作っているので、気分転換にダークな曲を作ってみようと思いました。「City」側で、夜の街をイメージした曲です。
Aadd9というコスパ最強なギターコードを使ったフレージから始まり、妖しげなエレキギターのアルペジオ、よく通るドラムの音を重ね、アップテンポではありますが、午前2時3時くらいに聴くと染みるオトナな楽曲[1]を目指して作りました。ボーカルはミナホシさん、もとい僕なんですけども、この曲についてはメロディーの音符があまり細かくないこともあって自分の中ではよく歌えた方だと思います。半年後の「vol.6」で制作した「szivi —スィヴィ—」は自分で歌うには難しすぎて、オケはベスト級なんですが選考外となってしまいました。
歌詞は直接的な表現はないものの、セクシャルな内容になっています。ソフトSMロックとでも言うべきでしょうか。しかしただ単純にエロい曲を作りたかったというわけではなく、しっかりドラマを練り込んであります。登場するふたり[2]が裏通りで密会する理由・感情はそれぞれ違いますが、結局は二人ともお互いに依存していることが、唐突に終わるコーダ(曲の最後)で明かされます。そう、終わり方について「これでいいの?」ってよく聞かれるんですが、これでいいんです。画面が突然暗転するイメージです。
個人的にはベストアルバム中のベスト曲です。あまり同意してもらえないんですが。
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注釈
[1] 椿屋四重奏「群青」「幻惑」「シンデレラ」あたりが大好きです。 http://www.amazon.co.jp/dp/B004L295Z4
[2] 女の子側の容姿は、なぱた「あなたの猫に」(R-18漫画)に出てくる娘をイメージしています。
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chotampa-old · 8 years
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師を仰ぎ、同じ運命を繰り返す輪廻は、果たして負の連鎖なのか。|「Sweet Marmalade」セルフライナーノーツ(6)
こんばんは。キョドです。
1/15にリリースしました「Sweet Marmalade — Kyodo Works Best —」に収録した楽曲について、とりとめもなく語るシリーズです。1日1回、21時に更新する予定ですのでよろしくお願いします。
アルバムのダウンロードはこちら→ http://kyodobest.tumblr.com
Track 06 翠の流星
Vocal: どっぺる
この曲は元々僕がラムレーズンの代表をしていた時期に『中二病コンピ』なる企画をやろうと思っていて、そのためにゆっくり作ってしばらく温めていた曲です。結局その企画は実現しなかったのですが、その後『七夕コンピ』という企画があった際「星」をテーマにしているという点で無理やり入れてもらいました。
シンセとギターをメインにしたテンポの速いアニソンロック[1]で、リフやコーラスで繰り返しの部分が多く頭に刷り込んでいく感じを意識しました。ボーカルは僕たちの大学では有名な「留年王誕生!」というコスプレアニソンコピーバンドで活躍していらっしゃった、当時3留目のどっぺるさんに歌っていただきました。流石の歌唱力だけでなくボーカル経験から得られたノウハウも厚く、僕自身学ぶことが多かったです。特筆すべきはBメロで、奇をてらった転調とともにリズムが重くなってゆったりとしたメロディに変わる部分を、のびのびと歌っていただきました。
歌詞については「中二病」を体現したつもりですが、支離滅裂ではなくちゃんとストーリーがあります。地上の皆が星に憧れた時代、人間を星として空に送り出す「星送り」という天職をもつ主人公が、自ら星になった先代の師匠に憧れ、葛藤しつつも結局同じ運命を選んで星となり空に飛んでいく、という感じです[2]。
Don't forget 翠の流星。次の「裏通りの快楽」も合わせて、この男性ボーカル2曲は人と人との繋がりをテーマにしたストーリーが込められていますので、そういう点でも楽しんで頂けると幸いです。
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注釈
[1] 当時ハマっていた、ナノ「No pain, No game」のような。 https://itunes.apple.com/jp/album/no-pain-no-game-nano-ver./id563790706
[2] ドクター進学っぽい。
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chotampa-old · 8 years
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今の自分に対する卒業論文。|「Sweet Marmalade」セルフライナーノーツ(5)
離婚届のことではないです。こんにちは、キョドです。
1/15にリリースしました「Sweet Marmalade — Kyodo Works Best —」に収録した楽曲について、とりとめもなく語るシリーズです。1日1回、21時に更新する予定ですのでよろしくお願いします。
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Track 05 鐘の鳴る夜
Vocal: ういぴー
ベストアルバムを作ろうと思い立って、リリース時期を考えると冬っぽい曲がいいなと思い、そういえば毎年ク��スマスの前日くらいになって「クリスマスソング作りたかったのに、今年も作れずじまいだ...」と後悔することを思い出し、今年こそクリスマスイブに何か出そうということで作り始めた曲です。実際のところ、ショートバージョンが12/24に間に合って、見事サウンドクラウドにアップすることができました。
https://soundcloud.com/chotampa/beyond_i_love_you
この記事を書いた時点で147再生で、7つLikeを頂いています。これは僕のアップした曲の中ではなかなかのLike-per-Play rateですので、これはもしかしたら最高傑作ができてしまうのではないかと思い、逆にそれがプレッシャーになってしまいました。アルバムのリリースを延期したのはこの曲を満足に仕上げられなかったからです。改めて、ごめんなさい。
実際この曲は単なるクリスマスソングではなく、ラムレーズンにおける3年間の活動で得たものの集大成となっています。もちろん3年間で作りたかった音楽の完成形を目指したというのと、これまで僕の曲を聴いてきてくださった人にしかわからない、色々な仕掛けが含まれています。ここであっさり語ってしまうのはもったいないので、注釈に伏せ字付きで列挙しておきます[3]。答え合わせにご利用ください。
歌詞は、憧れの人との念願のクリスマスを迎え、人生で最高レベルの幸せを感じている女の子の物語です。アレンジは高鳴る鼓動のような早いテンポ、冬の空気のような透明感のあるストリングス、ここぞというときに鳴るロマンチックな鐘の音[1]で仕上げました。
曲構成として、これまであまり真面目にCメロ(1番や2番には含まれない、クライマックスに持っていくためだけのメロディ)を取り入れたことはなかったのですが、最近Cメロで盛り上がる曲[2]を色々と聴いて作りたくなったのでやってみました。
それにしても、女性視点の曲を作るたびに「分かってない」「心が幼い」と言われる気がするので、精進します。かといって、男性視点の曲を作ってもあまりサークルの男性陣に同意してもらえないので、アンケートで言うところの「性別:該当なし」なのかもしれません。
クリスマスはもう過ぎてしまいましたが、これからどんどん寒くなると思われますので、この曲を聴いて心を温めて頂ければと思います。
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注釈
[1] μ's「Snow halation」、水樹奈々「星屑シンフォニー」を超えたいとの一心で。超えられたかは微妙。 https://www.youtube.com/watch?v=ogTlLfNuK3Q
[2] 田中秀和氏が手がけた数々の名曲。「花ハ踊レヤいろはにほ」(アニメ「ハナヤマタ」OP)、「Star!!」(アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」OP)、「M@GIC☆」(同アニメ挿入歌)などがおすすめ。 https://itunes.apple.com/jp/album/huaha-yongreyairohaniho-ep/id907305525
[3] 以下ネタバレ注意。
楽曲のテーマとして、「秋風のフィ◯ネ」の続編を描いたものです。ボーカルにう◯ぴーさんをチョイスしたのもその部分が大きいです。Cメロ直前の繋ぎのフレーズは、同曲の2番終わりの間奏と似たものを使っています。
また、曲中の歌詞に、これまでラ◯レーズンの企画に参加した際に作った「秋風のフィ◯ネ」以外のすべての曲のテーマないしは歌詞の一部が含まれています。
「ス◯ップ」→「ホップ・ス◯ップ・デイズ」(Track 01)
「流れ◯」→「翠の流◯」(Track 06)
「時◯台」→「最期の歌◯」(「Rum Raisin V◯l.3 —All Day Long—」に収録)
「未◯で」→「キミとミ◯イ」(「ラムレーズン V◯l.1」に収録)
「一番◯く」→「P◯le Position」(Track 04)
「優しく◯る雨」→「あ◯さい」(Track 03)
「裏◯り」→「裏◯りの快楽」(Track 07)
「証◯してよ」→「恋の証◯」(大◯大学出版会「コミック 証◯の探究 高校編!」PRソング)
「勇◯を賭けて」→「プチ・ギ◯ンブル」(「ラムレーズン V◯l.1」に収録)
「甘◯っぱい ほろ苦い」→「ラ◯レのアイス」(Track 08)
「熟れた◯い」→「期間限定!ホワイト・ア◯プル・パイ」(「ラムレーズン vs 音見鶏 料◯対決コンピ」に収録)
「夜が明◯ても」→「szivi —ス◯ヴィ—」(「Rum Raisin V◯l.6 —Grooval Tour—」に収録)
断じてボキャ貧ではありません。
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chotampa-old · 8 years
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静と動、燃え続ける闘争心。|「Sweet Marmalade」セルフライナーノーツ(4)
こんにちは。キョドです。
1/15にリリースしました「Sweet Marmalade — Kyodo Works Best —」に収録した楽曲についてのコメントです。1日1回、21時に更新する予定ですのでよろしくお願いします。
アルバムのダウンロードはこちら→ http://kyodobest.tumblr.com
Track 04 Pole Position
この曲は2014年にサークルで仲良くしている047、BSer、dusKape、BIRCHと僕で香川県までうどんを食べに行き、そのノリでコンピを作ったという、まさに大学生の謎ノリの権化のような企画で制作しました。
たらふくうどんを食べた腹ごなしにさぬき空港公園まで遊びに行くと、そこにはスイングレーサーという絶妙に遊ぶのが難しい遊具があり、一発で乗りこなすBIRCHくんを前にして前に進めない大人4人がムキになって大はしゃぎしました。
Tumblr media
「UDON EP」というタイトルなのにラーメンをテーマにしたメンバーがいる中、僕に至っては食べ物ですらないのですが、この遊具をイメージして久々のインスト曲を作りました。
疾走感のある戦闘曲が好きで[1]前から作ってみたかったんですが、レーサーというテーマがピッタリだったので作りました。戦闘曲の王道であるファンファーレ(起)に始まり、これまた王道である短調の第一主題(承)が続きます。次は大胆に転調し、一転して長調の爽やかな第二主題(展)が現れるという構成です。後半に静かでありつつ熱気を冷まさないフレーズを入れて、静と動をうまく表現できたかなと思っています。
作っている最中はネタ曲になるかと思ったんですが、存外出来がよかったので、アルバムの前後半を区切るInterludeとして収録しました。
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注釈
[1] 巨匠・桜庭統のような。 https://www.youtube.com/watch?v=WRmn8gPprmw
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chotampa-old · 8 years
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6度寝くらいしたら眠りも浅くなるよそりゃ。|「Sweet Marmalade」セルフライナーノーツ(3)
こんにちは。キョドです。
1/15にリリースしました「Sweet Marmalade — Kyodo Works Best —」に収録した楽曲について、喋りたいことだけ喋るシリーズです。1日1回、21時に更新する予定ですのでよろしくお願いします。
アルバムのダウンロードはこちら→ http://kyodobest.tumblr.com
Track 03 あじさい
ボーカル: タカヤマカナ
この曲は2013年の「梅雨コンピ」という企画で制作した曲で、本アルバムの収録曲のうち一番古い曲です。高校時代自転車通学だった僕にとっては特に、梅雨という季節は陰鬱以外のなにものでもないので、明るい曲にはなり得ませんでした。かといって単にふさぎ込むような曲も他人とカブると思ったので、ファンタジックで印象的な体験を描いた内容にしてみました。
要約すれば「雨音で目が覚めたらあじさいが綺麗だった。寝ぼけながら外に出て、思わずあじさいの葉にキスをしたら気を失ってしまった[1]。気が付いたらベッドの上にいたので、どうもあれは悪夢だったみたいだ。カーテンを開ければ夢と同じように綺麗なあじさいが咲いている。」という感じです。何故要約してしまったのか。歌詞は主人公の主観で語っていますが、直接的な感情表現は一切していませんし、客観的な表現に終始しています。まさに夢かうつつか、という感じを出せたかなと思っています。
ボーカルのタカヤマカナさんは、この曲でご一緒する以前は正直あまり存じ上げていなかったのですが、これ以来大ファンになっています。タカヤマさん自身も音楽を作られていて、同業者としての視点からもアドバイスを頂いていていつもお世話になっています。曲とどっちが先だったか忘れましたが、サウンドクラウドのアイコンがこの曲のイメージにぴったりすぎて凄いです。
楽曲自体は弦楽アンサンブル+ロック[2]という感じを目指しました。曲構成も変則的ですし、途中で音楽が崩れるような実験的要素を入れています(お使いの機器は正常です)。しかし何よりもタカヤマさんの素晴らしいボーカルを存分にお楽しみください。
前半のボーカル曲はこれで終わりです。インストを1曲挟んで、後半に移っていきます[3]。
アルバムのダウンロードはこちら→ http://kyodobest.tumblr.com/
注釈
[1] あじさいの葉には毒があるそうですが、実際は舐めたぐらいでは多分死なないとは思います。  http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082116.html
[2] 霜月はるか「月の虚」が好きです。(リンク先R18注意) https://youtu.be/nJEfilR1wMs
[3] リアルに人と話す時も脱線しがちなので、顔の下あたりに注釈を出せるデバイスを開発して一山当てたい。
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chotampa-old · 8 years
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取りこぼした青春は、お前の手で取り戻せ。|「Sweet Marmalade」セルフライナーノーツ(2)
こんにちは。キョドです。
1/15にリリースしました「Sweet Marmalade — Kyodo Works Best —」に収録した楽曲について、1曲ずつ制作エピソードを自分から語っていくシリーズです。1日1回、21時に更新する予定ですのでよろしくお願いします。
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Track 02 秋風のフィーネ
Vocal: ういぴー / Guitar, Guitar Arrange: かめお
この曲は2013年の「ラムレーズン Vol.2」という企画���制作した曲です。やんわりと「秋・冬っぽいコンピがいいな」というイメージがありましたので、あまり作ったことのない秋っぽい曲を作りました。実は冬っぽい曲もあまり作ったことがないんですよね。夏が終わると陰鬱になって、そのムードを春まで引きずってしまうのです。
秋風に吹かれた学校の屋上で、幼馴染の男の子に告白する女の子、という恋愛モノの王道を描いた青春ソングです[1]。ボーカルを務めてくれたういぴーさんと僕自身が吹奏楽部出身ということもあって、木管楽器を使った曲を作ってみました。これがまあ上手いことポップスにハマって、漂うノスタルジア[2]に自分で聴いてもじんわり来るものがあります。ギターは普段からロックをコピーしまくっているかめおくんに、アレンジも含めてお願いしました。僕の楽曲の中で一番ロックっぽいのは彼の貢献が大きいと思います。
曲の聴かせどころといえばかめおくんの泣きのギターソロと、その直前の管楽アンサンブルをイメージした間奏ですかね。あっ、歌のあるところももちろん良いですよ、ラスサビとか!
こんなに若い曲は一生作れないってくらい若々しい曲になりました。青春を取り戻したぞ。
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注釈
[1] 作った後で気づいたんですが、達見恵 featured by 佐野宏晃「つぼみ」に曲の感じも歌詞の構成も似てるんですよね。「つぼみ」の方が登場人物がちょっと大人で、季節も春で、切なさが増してる感じがしますが。続編の「春風のナントカ」が作れない原因にはなっていますが、大好きな曲です。 http://www.konamistyle.jp/sp/delicious_love/index.html
[2] ノスタルジアといえば、平井堅「nostalgia」は親元を離れて暮らしているすべての方に聴いていただきたいですね。実家が恋しくなります。 同曲が収録されているアルバム「SENTIMENTALovers」は僕の青春そのものです。 https://itunes.apple.com/jp/album/sentimentalovers/id721435538
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chotampa-old · 8 years
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「かわいいは作れる」せやな、わかる。|「Sweet Marmalade」セルフライナーノーツ(1)
👉ざっくり言うと
アルバムをリリースしたので皆様に聴いてほしい
収録曲のセルフライナーノーツを1日1曲書きたい
「かわいいは作れる」については、その可能性が高いと思う
こんにちは、キョドです。
このたび自身初となる個人アルバムとして、ベストアルバム「Sweet Marmalade — Kyodo Works Best —」をリリースさせていただきました。
特設ページ: http://kyodobest.tumblr.com
はじめましての方に説明しますと、わたくしキョドは3年前に「音楽制作サークル ラムレーズン」を創設して以来、ボーカルの入ったポップスやロックを作り続けてきました。今回のアルバムは3年間で制作した楽曲の中で、僕自身が気に入っているものを手直しした6曲の他、新曲が2曲収録されています。
このアルバムは無料ダウンロードとなっています。「キャッチーであることが絶対条件」をモットーに制作してきましたので、同人やアマチュアの音楽を聴くのが初めての方でも聴きやすいと思っています。携帯プレーヤーに入れて通学のお供に、もしくはパソコンで作業用BGMに、というふうに気軽に聴いていただければと思います。
今回は、収録した8曲についてのコメント・エピソードを書いていきたいと思います。1日1曲を目標に頑張ります。あんまり長くならないように気をつけます。話が脱線しては困るので、筋から外れる話は注釈[*]をつけました。
Track 01 ホップ・スキップ・デイズ
Vocal: 山國恭子
この曲は2015年のラムレーズンの企画「かわいいコンピ」のために書いた曲です。当時、少し畑は違いますが音楽界で「かわいい(kawaii)」というワードが流行っていて[1]、僕にも「かわいいが作れる」のか?と考えていた中でのドンピシャ企画でした。
一方で、ラムレーズンとしては新歓の苦戦(結果としてはやる気のある後輩たちが入ってきてくれたので失敗ではなかった)を受けて、ある程度大衆受け��る音楽性を取り入れることも必要ではないかという議論がされていたところでもありました。「ホップ・スキップ・デイズ」は、決して陳腐に成り下がることなく、より聴きやすい楽曲をつくるという課題への挑戦の中で生まれた1曲です。
一昨年「恋の証明」でご一緒した山國恭子さんに「かわいく歌ってください」と雑にお願いし、同曲の楽器編成が既にかわいい感じを意識していたのでそれをベースに、ブラスとパーカッションを加えて大衆的な華やかさを加えた感じになっています。今流行りの四つ打ちのバスドラ[2]+裏拍のベース・ピアノで、タイトルの通り跳ねる感じのグルーヴを作りました。歌詞についても等身大でありながらスーパーポジティブで、僕が憧れている楽しい人生の過ごし方を語っています。
楽曲の最初と最後に登場するユニゾンで大きく動くフレーズは、当時の僕の中でのもう一つのテーマだった「短いフレーズで心を掴む」を反映したものになっています[3]。Aメロは初めての試みで、音程の動きが少なくて音符の細かい、ラップっぽいフレーズを取り入れてみました。テンポも速いのでもはや早口言葉だったと思うんですが、山國さんボーカルのちょっぴり舌足らずな感じにかわいさを感じます。2番サビ後の間奏ではこの曲随一のかわいい音色、メロトロンが登場します。
メロディやコードの単純さもあって結果的には、幼さを感じさせる「かわいい」に仕上がりました。イマドキの女子大生が好きそうなカッコカワイイ感じではないので、ラムレの新歓的に進歩したかどうかはわかりません。しかし、そもそも「かわいい」には色々な解釈があるので全部の需要を同時に満たすことは不可能です。今回、少なくともその中の1点に旗を立てられたという意味では、「かわいい」を極める上での記念すべき第一歩だったと感じています。
アルバムの中でも特に華々しい1曲目です。よろしくお願いいたします。
アルバムのダウンロードはこちら→ http://kyodobest.tumblr.com
注釈
[1] 「kawaii future bass」ってやつです。 https://www.youtube.com/watch?v=Ch1ZhizJLKU
[2]  例えばKANA-BOONとか。 https://www.youtube.com/watch?v=UgS7vgquBvo
[3] 東京事変「乗り気」のイントロみたいな。 
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chotampa-old · 8 years
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2015年、今年もあまり曲を作りませんでした。(その2)
2015年の総括の続きです。
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「夕焼スペクトル」「面影リフレイン」
いやあ難産でした。メンバーには大変ご迷惑をおかけしました、重ね重ねお詫び申し上げます。
DTM人生で作った曲の中で最もBPMの速い曲と、最もBPMの遅い曲です。一つの出来事をふたつの視点から描いたもので、同じ空間に存在する個々人が抱えたまったく別の世界を表現できました。
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「szivi —スィヴィ—」
ハンガリー民謡のテイストを取り入れつつ、今流行りな感じの曲を目指しました。アレンジについては満足していますが、歌いやすいメロディを作る重要さを痛感しました。
https://soundcloud.com/chotampa/beyond_i_love_you
「鐘の鳴る夜 (short ver.)」
ショートバージョンを作った曲に入れていいかどうかは議論の対象になりますね...
来年リリースするベストアルバム(http://kyodobest.tumblr.com/ )に収録予定の曲です。ラムレーズンでの音楽制作の集大成にするつもりです。言うなれば卒業作品のような感じ。
個人曲としては、ちゃんと準備してクリスマスに間に合わせたはじめてのクリスマスソングです。
2015年はダリプダレス中心に頑張りつつ、その合間に自分がかねてからやりたかった音楽を具現化していった年でした。
来年も頑張りますのでよろしくお願いいたします。
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chotampa-old · 8 years
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2015年、今年もあまり曲を作りませんでした。(その1)
というわけで2015年の総括です。今年作った曲・関わった曲について振り返っていきます。
太字は作曲を担当した曲です。
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「フシン」「nothing goes on well」「素敵なあの娘の陰毛食べた」
2015年の一番のトピックは「Darepdares(ダリプダレス)」の結成です。
曲を作るたびにボーカルや演奏者を探す一期一会も楽しいですが、信頼できるメンバーとあーだこーだいいながらずっと付き合っていくのも楽しいですね。
『人生系センチメンタルパンク』というジャンルを確立させるのが僕たちの夢です。
作編曲を担当した「nothing goes on well」は、島村楽器の録れコンで最終審査まで行きました。昨年の「初恋病 - ハツコイヤマイ -」以来の、客観的な高評価でした。
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「裏通りの快楽」
意外かもしれませんが、個人的には2015年のベストソングです。
ダークな感情とセクシャルな隠喩を散りばめました。ストーリーを語りだすとキリがないですが、自分の弱さを自覚しながら間違いを繰り返すのは最近好きなシチュエーションですね。
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「ホップ・スキップ・デイズ」
仲間内では一番評判の良かった曲です。生ドラムですがはじめて四つ打ちを作りました。生活音をサンプリングしたりメロトロンを入れたりと、新しいことを色々と試せて満足しています。
昨年「恋の証明」でご一緒した山國恭子さんにかわいく歌っていただきました。
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「ネリネ」
クラシカルな曲に挑戦してみました。引き出しの少なさに絶望しながら...
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「Trice of Time」
マブダチの047くんが作った、僕も大好きな楽曲を「ミナホシ」名義で歌わせていただきました。
かっこよくケロるための歌い方、という概念を認識しました。精進します。
制限があるのか動画が貼れなくなったので、一旦ここで終わります。
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