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diieiv · 6 months
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HP移転
Tumblrで大変な改悪が行われたためブログを移転します。 (具体的には外部から記事閲覧者にアカウント登録を求めるポップアップが表示され、アカウントなしで記事全文を閲覧できない)
移転先 https://pseudo-summer.blogspot.com/
少しずつですがここの記事を移転していきます。
| June 4, 2024
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diieiv · 6 months
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 自分の選んだ街をとても気に入っていてずっといるつもりだが、一方で生まれた場所の見捨てられ方とその悲惨さをずっと憎んでいる。ヤングケアラー、与えられた部屋、車無しには到底買い物など出来ない超高齢者。
 ローカル性への礼讃も軽蔑も物理的距離の壁に隔てられて現実から程遠く、その悲惨さから目を背けたいから帰省をしない。
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diieiv · 6 months
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2023年 加茂野やや大きいのすべて。
みなさんい、サウナ、こんばんはー。
この1年、俺は頑張りました。本気で。そんな想いを込めて、この一年の活動を網羅的に振り返っていこうと思います。
1/14(土)@高円寺HIGH
In Case vol.9
WRENCH、MOZU、computer fight
痛郎さんからお誘いいただいた。吉祥寺NEPOでの、たしかAKUTAGAWA FUNCLUBとのライブの際に声をかけていただいてからの縁で(違ったらすいません)、それからずっと目をかけてもらっている。本当にありがたい。WRENCH、MOZUという90年代オルタナの大先輩たちの共演を前に何かできることはないかと、チャレンジな取り組みとしてライブ用イヤホンをつけて練習や本番に挑んだりしたが、全然意味がない上に変なミスを招きかねないので辞めた。間近で見る菅野さんのドラムがとにかく強烈で、シンプルなフレーズでも音量やキレが自分とは比べ物にならないほど良かった。
2/19(日) @西荻窪FLAT
「毎日何にもすることなくて啓蒙している」
computer fight、the bercedes menz、din remoter、タオル
同時に、suburban bluesのフィジカルリリースも行った。ベルセデス、ディンリモは既知だったが、タオルのライブには度肝を抜かれた。最小限で、なのに必然性に溢れた音の群れ。俺は甚く胸を打たれ、後日の浜松TEHOM参加の際の動機にもなった。
4/22(土) @吉祥寺NEPO
MYFUNERAL INC. presents【TOKYO SWING special】
PANICSMILE、トリプルファイヤー、[O.A] computer fight
今思うと、ありえんくない?というイベントにOAで出演。いまだに後悔しているのは、次の日、職場のしょーもないイベントに参加するためにPANICSMILEの演奏をほとんど拝見できなかったこと。眼前で凄まじい演奏が行われている中、機材を背負ってライブハウスを出た時、自分は何になりたいんだと混乱した。そしてそんな混乱も、船の出航時間が近づくにつれて睡眠への不安に置き換わってしまうのが嫌だった。
この頃は、島での団体活動の長になり(そうしないと団体が無くなる危機だった)、さまざまな人間の要望を聞いては日夜ペンを走らせてイベントの企画などをしていた。もちろん業務外である。本当に辛かった。
そして、ずっと一緒に暮らしていたデグーのたわしが亡くなった。今でも思い出すだけで涙が出てくる。かわいいかわいい、世界一の相棒だった。最後は家族で看取ることができたが、本当はもっと長く一緒にいられたのに、俺のせいで早くいなくなってしまったのではないかと繰り返し自問して、火葬したお骨を持って家に帰る道中は、自分の不甲斐なさに怒りと切なさでいっぱいだった。島で楽しく暮らしているすべての人間が憎かった。
この件がきっかけで、俺は島での団体活動とは一線を引くことにした。た���しが最期にどう思っていたかは定かではないが、幸せに逝けたことを願う。
5/13(土)@静岡県浜松市TEHOM
「ROOMPARTY」
computer fight、やっほー、SUPERMOURNING、タオル
初の遠征ライブ。TEHOMはすごくソリッドな音のする箱で、我々の演奏と相性が良かったと思う。諦念くんはこのライブを「至っていた」と評していて、俺も今でも聴き直しては、当時の体制での内向性や情動、演奏力を再確認している。やっほーさんのライブがめちゃめちゃ面白くて、シンバルキックを3回やって3回失敗していた。楽曲のクオリティーが高くてしっかり聞けるライブだったことも最高だった。鈍行列車で岡山から浜松まで来たらしい。世の中は広いと思った。
5/14(日)@西荻窪FLAT
ハイパーパンチ自主企画ライブ「鋼の拳」@西荻窪FLAT
ハイパーパンチ、ヘクトーよるをまもる
 ハイパーパンチでも、自主企画を打った。このライブではとにかく対バン探しに苦労した。準備って大事。その中でも出演を快諾してもらったヘクトーには感謝している。我々の演奏としてはかなり荒削りではあったものの、楽曲の持つアイデアやユーモア、ポップセンスは披露できたんじゃないかと思う。
5/18(木)@恵比寿BATICA
RINGOOO A GO-GO
Haze / サトビ / Y's CAMP / ハイパーパンチ / HALLEY / PHOEBE
オーディションに出ましょう!ということで参加、特に思い入れはないけど、とにかくPHOEBEがめちゃくちゃ良かった。なんというか信念が見えるライブというか、背景が滲むライブというか。めっちゃいいねー!とダダンダンと話していたら、りんご音楽祭本戦にも出場していて、自分のように嬉しかった。
5/20(土) @調布Cross
mwmw、SleepInside、Uztama、computer fight、カルト3
5/21(日)@落合 soup
EXECUTE
Pot-pourri 、computer fight
島で所用があり、代役で田辺さんにお願いして出演してもらった。
俺はこの頃、バンド活動と、ペットの治療費にお金を注ぎ込んだ結果、貯金を使い果たして、家族に借金をするほどやばい状態だった。この日は島で用事があったというのもあるが。今現在は、借金も返済してなんとかなったが、当時はなかなかに苦しかった。
 この頃、本名くんと実験くんの脱退が決まった。訳あって俺は少し遅れて報告を受けたのだが(これは、本当にちゃんとした理由があって遅れて報告を受けた)、すごく動揺した。受験に落ちたときのような、取り返しのつかない取りこぼしがあったような気持ちになった。2人が辞めて、島で働いていて活動を制限している俺が残っていいのか?と一瞬考えたが、本当に一瞬だった。やめるとか考えられないなぁとぼんやり思うほど、ドラムは、バンドはとても楽しい。みんなおすすめだよ。
そして、畠山くんと喉笛くんが加入した。畠山くんはボーカルの公募に応募してくれて、その他応募してくれた皆様と同様に、諦念くんとスタジオに入って面接(?)がてらセッションを行い、その動画を共有してもらったのだが、佇まいというか、フロントマンとしての素質をあらあらと感じたのを覚えている。おまけにトランペットも吹けるときた。楽器こそ違うが、james chanceの文字が頭によぎった。ほぼ満場一致で畠山くんをお迎えすることになったこの数週間後、彼には住む家がなくなってしまうのだが、それはまた別のお話…。
喉笛くんは、実は俺が島に行ってしまう前にも一度諦念くん喉笛くん俺の3人で歌モノをやるバンドをしましょう!ということでスタジオに入ったことがある。その計画自体は頓挫してしまったのだが。その時にもボーカルを公募して、候補者6名に対して1曲ずつ渡せるようにと、喉笛くんが諦念くんのリフをもとに1日で6曲作ってきたのが印象的だった。喉笛くんのベースは、弾くと殴ると削るのちょうど中間を、ぎゅっと束ねて一本にしたような、途切れることなく押し寄せる現象のような音がする。そして諦念くんと同じくらいピッキングが早い。実験くんの時にストロークで弾いていた楽曲の一部は、喉笛くんのダウンストロークでまた違うテイストになったと思っている。
6/23(金) @秋葉原CLUB GOODMAN
【Fantastic Attack Types. 3】
bossston cruizing mania、LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS、computer fight、THE WAMEKI、デーメーテール
新生computer fightの初ライブ。ボスクルのカシマさんとMYFUNERAL.INCのハヤセさんはcomputer fightをとてもよく評価してくれていてありがたい。このライブもメンバー交代前にお声がけ頂いたのだが、ライブまでの間にメンバーが変わってしまったものの、快く参加を受け入れてくれた。結成初期なので当然ではあるのだが、かなり演奏が粗かったのを覚えている。ただ、パフォーマンスという意味では今までのcomputer fightとは打って変わって、引き寄せるものからこちらから引き摺り込むようなテイストに変わった、転換を感じさせるライブだった。
7/23(日)@下北沢SHELTER
突然少年TOUR 秘宝2023
突然少年、computer fight、DJ: theodora katz
畠山くんの前身バンド(?)、pine shop時代からの縁で実現したライブ。未来.EPの発売ツアーの初日という、記念すべき場に呼んでもらった。決まった時は奮えたなぁ、俺は突然少年の火ヲ灯スという曲が大好きで、特に離島で暮らすことになって、船や飛行機で内地に戻り、これからライブだ!という時によく聴いていた。そんなバンドと対バンできるなんて、得難い幸福だ。
話は変わって、この夏は俺の住んでいる離島にはたくさんの友達や家族が来てくれた。しかし、なぜか悉く来訪の日程と俺のライブの日程が被ること被ること!突然少年のライブも、前日から親友の夫婦が島に遊びに来てくれていて、リハギリギリに会場に着く飛行機で内地に帰ったりした。これははっきりと原因があって、俺が友人や家族の皆皆様に「おいでよ!東京の離島!」と宣伝をかけたからである。来年は程々にしようと誓った。
8/27(日)@下北沢THREE
New LP "schedars" Release Party
schedars、SPOILMAN、computer fight
DJ:daizo、ueda、chun chun
こちらはschedarsのボーカル、sioさんからお誘いいただいた。schedarsとcomputer fightは音楽のルーツやフィーリングが重なる部分もあり、諦念くんからも「このライブは絶対出よう!」とグッと来られていた。先日のライブ同様、この日は大学の頃の親友たちを島に招いていたのだが、ライブに間に合わせるために彼らを島においての帰省となってしまい、流石に申し訳なかった。
 schedars、対バンしてみて改めて思ったけどすごいバンドだ。自由度をもってインダストリアルに奏でるギターベースドラムと枠内で狂うサックス、そしてフロントマンとして責任を全うするsioさんのボーカル(この表現で失礼はないか心配である)は、操り人形のように、バレリーナのように、歪んだ引力を持っていた、と思う。
9/9(日)@法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎地下1階多目的室1
FREE FOR ALL
THE GUAYS、computer fight、5kai
 法政大学の企画団体、YADORANGのお誘いで実現したライブ。久しぶりの大学(というか法政大学は入るのすら初めて)はやや緊張した。そして同時に、大学でのライブは歓迎され招かれた上でアウェーで演奏するものであるということを知った。
9/15 EP「gushagushavinyl」リリース
 新体制での初音源リリースをした。録音は隙を見て行った。振り返ってみると、よく録音まで行けたよな〜と思う。6月にレコーディングした当時は「新体制を世に知らしめるために絶対必要!!」と意気込んでいた。ちなみにこのEPのうち2曲は実験くんが作曲し、ベースで参加している(NGUYHC、思わない)。このほかにも実験くんの作曲曲はいくつかあるが、どれかは秘密。
10/26(木)@下北沢CLUB QUE
“In Case vol.13”
MOZU、computer fight+山崎春美、SPOILMAN
 痛郎さんからのお誘いで実現したライブ。諦念くんから「山崎春美さんのバックで演奏しないかと言われている」と聞いた時、びっくりしたなぁ。バンド加入時に諦念くんから手渡されたガセネタの荒野は彼のバイブルであり、付き合いは浅いながらも彼の信念の一端に触れられたと思った。そんなわけで活動初期は「まあまあ、ビールでも飲んでエンジョイしなよ」の件にあやかって共演者がバコバコ飲酒してるのを指を咥えて眺めてみたり、バンド結成の同期を聞かれた時に「なりゆきで…」などと答えたりしていた。
 俺の頭の中の山崎春美は、過激で過剰、時には全てを時にはインタビュアーを問い詰めてしまうような人だった。スタジオでリハをした時に、扉を開けて山崎春美がスッと入ってきた時は、なんと言うか、抜き身の刃物を構えられたようなピリッとした気持ちになって、勝手に身構えてしまった。実際にお会いした春美さんは、想像より何倍も柔らかい物腰の方だった。…冷静に考えたら、俺の引用する山崎春美は30-40年も前の情報なわけで、今現在も全く同じなはずがない、先述の通り冷静に考えればわかることなのだが、それほどに当時の自分は浮かれていた。もちろん浮かれていたのは俺だけではない。リハーサルでも本番でも、諦念玲奈が今まで見たことのない笑顔でギターを弾いていて、こちらまで嬉しくなってしまった。
 ライブでは、父ちゃんのポーがきこえる、社会復帰(リハビリテーション)の2曲を披露した。コピー自体はガセネタの4曲全て行っていたが、ライブの尺の関係もあり全部はやらなかった。いつか披露できたらいいなーと思う。楽屋や終演後の打ち上げでは、ガセネタの荒野やTACOの話、書物でのみ見聞きした場所の話を本人の口から聞けると言う貴重な体験をした。そしてこの日、現メンバーに交代してから初めて、ライブでガッチリ演奏がハマった。よくパズルのピースがハマったなどと形容されるそれは、まだ途上の我々の中で何かが完成される感覚があったことを意味する。その完成がこの日であったことは、決して偶然ではないと思う。
10/28(土)@吉祥寺NEPO
ハイパーパンチ自主企画「PRO ACTION REPLAY」
ハイパーパンチ、カタカナ、プールと銃口、Mimi cries
 ハイパーパンチ2度目の自主企画。音楽のルーツを同じくする先輩バンドであるカタカナ、ダダンダンの盟友であるジンくんのプールと銃口、大学の先輩後輩で結成されたMimi criesをお呼びして行った。今後活動するにあたって、これまでサポートメンバーに入ってもらっていた農協(chatoe)とセキユウシくん(highty-tighty)から、新たにザッキーとけーさん(ex.the super charm)を招いての活動となった。
ザッキーは大学の後輩で、ベーシストでありメタラーである。俺はメタルに疎いが彼のベースと演奏に対するメンタリティが大好きで、大学の時は快速東京やガガガSPのコピーバンドをした。今年行われた大学軽音サークルでのOBライブでLAST ALLIANCEを披露していたのだが、そこで見せたパフォーマンスが良かったと言うのも、今回お誘いする動機となった。
けーさんは、先述した諦念喉笛やーさんポップスバンド計画に応募してくれた6人のうちの1人である。俺はその歌声に甚く感銘を受けて、何かバンドでお誘いできる場面があったら絶対呼ぼう!と決めていたので、すぐに声をかけた。けーさんがギター以外にどんな楽器をできるかなどは分かっていなかったのだが、歌が500000000点なのでそれ以外は練習すればいけるっしょ!という無責任なお誘いを、快く受けてくれてありがたい。
メンバー交代や新曲の披露と、練習期間も短い中ではあったが、個人的にはめちゃめちゃいいライブができたと思っているが、それは楽曲が素晴らしいと言うことに尽きる。あとは我々のパフォーマンスが良くなればなるほど、もっといいバンドになっちゃうよなぁ!?!?
11/11(土)@桜台POOL
"TOKYO SWIPE“
computer fight 、HAIZAI AUDIO 、HYPER GAL、PICNIC YOU 、Ruins alone、ZVIZMO 、高倉健、DJ :土屋光、SHOP:光るヒナ子
高倉健の企画に出演した。桜台POOLは工場の一部を打ち抜いたようなソリッドな作りで、客席とステージの境目の少ないフロアは、我々の演奏スタイルと合っていた。そして何よりお客さんの盛り上がりが凄まじくて、1バンド目の高倉健から最後の我々まで絶叫と振動、蕩揺が止まらなかった。ギターを弾きながら持ち上げられる諦念玲奈を観れるのはこれが最後だったかもしれない��他の出演者では、吉田達也さんの意味のわからないドラムと、HAIZAI AUDIOさんのパフォーマンスが素晴らしかった。特にHAIZAI AUDIOさんは、日本中のスクラップ置き場と持ち主不在のゲーム部屋を切り貼りして作ったパッチワークをブラウン管のテレビに繋いで、音声だけを無相応にデカいアンプと接続して出しているような、バリバリと響く音楽だった。
computer fight+山崎春美「社会復帰(リハビリテーション)、父ちゃんのポーが聞こえる」ライブ音源リリース
先日のライブを録音した音源を発売した。これはそれ以上でもそれ以下でもない。自分でも良く聞き直すが、1発撮りとは思えないすごいクオリティである、と自画自賛しておく。
12/10(日)@秋葉原CLUB GOODMAN
【Fantastic Attack Types. 6】
bossston cruizing mania、Anderson、H Mountains、左右、SPOILMAN、schedars、酩酊麻痺、computer fight、ギニョルズ、NA/DA
ボスクルのカシマさん、MYFUNERAL.INCのハヤセさんにお誘いいただいた企画。今回も島での業務都合と、ちょっと体調を崩していたこともあって田辺さんにサポートをお願いした。すごくいい対バンだったのでぜひ出たかったのだが…来年はこういう、いいライブをスカしてしまうことは避けるように、なんとか仕事を頑張っていきたいと。
12/24(日)@西荻窪FLAT
computer fight自主企画 終わりなき日常を生きろ
computer fight、TACO (山崎春美+森田潤)
一年の最後を飾る自主企画。1月のライブで(厳密にはもっと前からだが)痛郎さんと共演して山崎春美さんの話を聞き、その後メンバーの変遷を経て、新旧の縁から経験を重ね、10月には憧れの存在と共演することとなった我々が、最後にはTACOとの対バンが実現した。カルト3の疎過くんは「継続することの力を実感した」と呟いていた。ありがとう。
 TACOのライブの直前に、春美さんから自分をガムテープや器具で拘束するようにお願いされ、畠山くんがその役割を担っていた。特にその理由は語られなかった(し、わざわざ聞くのは野暮すぎる)が、パレスチナ問題への提起であることは間違いない。恥ずかしながら、10月の共演以降に改めてパレスチナ問題について本を読んだり、解説動画を見るなどして、改めて勉強し直して、この世の地獄があることを知った。ステージで政治について、世界情勢について、語ることの意味や価値を俺はあまり重く考えてこなかったが、春美さんと共演してからその考えは少しずつ改まっている。というか、今のこの景色は何を意味するのか?何を表したいのか?を、この一年で、手探りではあるが自分から考え調べるようになったと思う。それはバンドメンバー、特に諦念くんのおかげであり、共演者の皆様のおかげでもある。
 computer fightはこの日のライブで、今年演奏した16曲、新曲2曲の計18曲を披露した。尊敬する先駆者に対して、文字通り今出せる全てを出したつもりだ。45分近くに及ぶ演奏は体の全てを消耗し、past manの直前では腹筋が殴られたかのように痛んだし、終演後は腕は指先から肩の付け根まで全部筋肉痛になった。足の親指の付け根は擦り切れて、脛は夜中の船の中で攣ってしまいうまく寝付けなかった。本当に、いいライブをしたと思う。息をする間もなく、どこ見ればいいのかわからないほど脈打ち痙攣し全てがそこに存在するような素晴らしいライブだった。
俺にとって、演奏とは誠実さが全てで、誠実は後悔しない。準備してきたものを吐き出して、すっからかんになってまた一からやり直す。初めからずっと最後の1曲のように、終わり、終わり、終わりを繰り返す。粉砕機に太い伐採木を繰り返し押し込むように、分厚くつながりのある塊が、俺の演奏を経由して粉々に砕けていく感覚。この誠実を得るために、毎日はかくも苦しく、かくも卑怯で、かくも思い通りにいかなくても、耐え忍び疲弊して摩耗して圧潰されることを受け入れているのだ。それが俺はとても誇らしい。
そして、この日も業務都合でライブが終わった瞬間に船に飛び乗って島に帰るやーさんなのであった。打ち上げで春美さんの話をもっと聞きたかった。トホホ、あたしゃもうイキそうだよ。
以上が2023年の俺の全てだ。この一年、大切な家族を失ってすごく辛かったし、諦念くんとは少なからずギスギスとなった。島と東京を行き来する生活は心身ともにかなり消耗して、体調を崩したことも1度あった(1度で収まっているのがおかしいという説もある)。俺は苦しくなるたびに、andymoriの「愛してやまない音楽を」の一節を思い出す。
「本気になるなら 喧嘩もするし たまに嫌になることもあるだろう」
今年は1年間、バンドに本気だった。来年も引き続き島から本気でドラムを叩きにきます。computer fight、およびハイパーパンチを引き続きよろしくお願いします。
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diieiv · 6 months
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 ガセネタ解散。最愛の浜野純は去り、死に愛された篠崎順子とは永遠に隔られた。粗悪な録音、無細工で反吐の出る恋文と気不味さだけを残して、書き手はやはり無意味に死んだ。
 45年後。それらレコードだけが実在を示す宛名に焦がれる青年が山崎春美と共演する。幾つもの青春の果て、終わりなき日常を生きろ。
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diieiv · 6 months
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| 感動、表現とスピード
 感動を言葉に出来ないならそのための語彙を探し考え続ければいいし、何もかも言葉にして他者に伝えられると思うのは窮屈で不粋だ。考えないこと、一度表現して満足すること何れも安全で緩んだ自己欺瞞であり、自分のペースで死ぬまで対峙しなければ感動は娯楽のバリエーションの域を脱し得ない。
 そして「死ぬまで」、ここで「速度」が必要になる。
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diieiv · 7 months
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 MyGO!!!!!との対バン終演後のフロア、    高松さんが━━あれ程圧倒的なアクトをした後にも関わらず━━所在なさ気に佇んでいた。        私は挨拶と「歌声めちゃ格好良いですね」などと短い感想を伝えたが、食い気味で椎名さんが現れ「なに、燈を口説いてんの?お前」と激詰されている間に撤収時間になり、結局一言も話せなかった……。
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diieiv · 1 year
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ジェネリック歌詞について
 意図的なジェネリック歌詞は詩作自体へのアンチテーゼなのではないだろうか。
 その試みによって否定されるのは「気の利いた事、(凡ゆる意味において)"面白い"または興味深い事、言葉遊び(これもユーモア)」「共感できる・普遍的であること/非共感・特異的であること」「メッセージ性/非メッセージ性」などの、とにかく音楽に供される、或いは音楽を従え先行しようとする詩に見いだせ得る価値全てと詩そのものの存在である。
 抽象的な「既存風ないし歌詞っぽい」ことが条件であり方法でもあり、更には作詞という目的すら兼ねることに加え、詩作における流行り/廃りや作風のメジャー/マイナー/リバイバルは不可避的に作品を構成する要素であるため、「ありがちであること」の陳腐さを作り手は無責任に無視し拒否することが出来る。
 そしてジェネリック歌詞が可能にするのは、機械音声でも他のインストゥルメントでもなく「人間がメロディを歌う」にも関わらず、凡ゆる主張・立場・人格を有しない透明でコンサマトリーな声楽である。
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diieiv · 1 year
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III by III
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diieiv · 1 year
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お詫び 2022年4月26日
 先日投稿した「(仮)ズ / (仮)ズ - Released 2013, Streamed 2020~2023 - 全曲について」第7項 - Fault の中で、私の確認ミスにより以下の間違った情報を記載してしまいました。 「タイムリーだがごく最近HPが消失して、そのクレジットが、記名性は、恐らくは永遠に失われるだろう。」  本日再び(仮)ズ HPへアクセスを試みたところ、何の問題もなくアクセス可能であることを確認いたしました。
 誤った情報を記載・自らの手で拡散してしまったことを(仮)ズの皆様、記事を読んでくださった方々にお詫び申し上げます。  該当部分は本日を以て削除、修正いたしました。この度はお騒がせしてしまい、大変申し訳ございません。
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diieiv · 1 year
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(仮)ズ / (仮)ズ - Released 2013, Streamed 2020~2023 - 全曲について
(仮)ズ / (仮)ズ - Released 2013, Streamed 2020 ~ May, 12, 2023
 ※Tumblrの仕様変更に伴い下記HPに移転しました。
1 - 殺してよ  冒頭4秒 - サウンドチェック。リアPUから出力されるディストーション・ギター、「早く始めろ」と急かさんばかりのスネアが4カウント。リヴァーブを欠いた、しかし存分にダークかつヘビィなシューゲイズサウンドでセルフタイトルは遂に始まる。  遠く響いてくる震えた声から歌詞を正確に聴き取るのは困難だが、そのようなサウンドプロダクションはアルバム全編通して一貫している。時間の制約があるとはいえ録り直しが可能な筈のスタジオアルバムであることを鑑みるならば意識的に聴き取りにくく発音しているのではないだろうか(「綺麗です/僕なんて」または「嫌いです / 僕なんて」と聴こえる)。  タイトル、比較的聞き取りやすい冒頭、明確に聴こえるコーラスセクション直前「頭がおかしいんだ」という言葉から受ける自己嫌悪・内省的印象とは裏腹に、語りかけるような口調があくまで他者或いは聴き手の存在を忘れていない。  何より「死ぬ/死にたい」ではなく、自嘲と共に綺麗な貴方に救いを求める「殺してよ」だ。▶️https://kakkokariz.bandcamp.com/album/decay 2 - できないのうた  抑うつとした救いを乞い願う1曲目と打って変わって、そのギターが生み残していった泥々のカオスの後にバンドはここで激しい躁状態に突入する。音源ではBPM170~180、ライブ版は190~200を行き来するキラーチューン。  これは音源とライブ版で受ける印象が大分異なるので是非聴き比べて欲しい。 (▶️https://soundcloud.com/lcding/q9hsc4tcckwm)    絶叫される「君みたいに/なれないや」「できない/できない/できないな/笑って誤魔化しているだけ」の歌詞は、ここでもやはり自暴自棄だけではなく一方で冷静な自嘲をたたえている。  「美しい/立派な貴方」と「醜くて/駄目な自分」という視点は1曲目と共通するが、ここでは「殺してよ」どころか目の前の「君」を八つ当たりに殺さんばかりの勢いだ。 3 - うさぎ、ガラスの中  (仮)ズ の中では比較的歌詞が聴き取りやすい。  苦しく暴力的ですらあった冒頭2曲と「生まれた時から飼われた、だから野生で生きる術を持たないウサギ」への憐憫が歌われる3曲目。  「ウサギは/死ぬまで/小屋で生きて」「逃げたら/飢えるだけなんだ」  躁・鬱に振り回される様を傍観した後、一時だけ我に帰ることを許された狂人がみせる優しさに触れた瞬間のようで、感情が苦しさや怒りだけではない事を思い出させてくれる。  ……私たちのいる場所は檻の外だと果たして言い切れるのだろうか。  ラスト、金属メッシュのケージが開く様な音がする。うさぎは帰ってきたのか、それとも今度こそ世界を隔てる透明な壁を破ったのか。  全くの個人的な感想を述べさせて貰うとこのアルバムで2番目に好きな部分。 4 - VHS GIRLFRIEND  I ( ↔︎ II ) ⇒ b III ⇒ V ⇒ IV のベースから始まり、かつ一貫してこの進行で楽曲は完結する。  “Add9thで浮遊せずマイナー調で統一した場合の初期ART-SCHOOL的アレンジ”と表現しても差し支えないだろう。強いて挙げればイントロは”UNDER MY SKIN”、コーラス部は”スカーレット”だろうか。  ここでもやはりリヴァーブの欠けた、しかし重苦しい(仮)ズ 的シューゲイズが発揮される。  アウトロの残響やFBノイズを聴く限り実はTimeの長いリヴァーブないしディレイが使用されているにも関わらず、ドリーミーだったりウェットな印象は受けない。簡単に思いつく理由としてはDecay(原音からエフェクトが掛かり始めるまでの長さ)のセッティングを長めに取っているのだろうか。 ▶️https://kakkokariz.bandcamp.com/track/vhs-girlfriend-version 5 - コンクリート  幕間或いはインタールード。冬・早朝のコンクリートに触れた時を想起させる冷たいアルペジオ。そんな物に触れるのは歩いていて転んでしまった時、挫かれて足の止まった時くらいだろうか。 6. プラットフォーム  フェードアウト、下降していくアルペジオがそのまま上昇するかの様にここへ行き着く。(よくよく聴けば駅のアナウンス音のような組み合わせでアルペジオは構成されている)  待ち人を急かすようなつんのめったビートを伴ってアナウンスは鳴り続けている。ドアが閉まるまで4, 3, 2, 1、ギターが鳴らす文字通りのサイレンを伴ってメトロは出発した。 7 - Fault  ……警笛は止んだ。列車は必ず次の駅へ。ではギターは?やはり再び鳴る。ギターロックがギターから始まるのは全く不自然なことじゃない。  サウンドプロダクションはこの楽曲のみアルバム内で大分異なってハイファイで力強い音……というにはやや異色な、録音の時が・場所が異なる質感の違い。  基本的にデッドなサウンドに統一されたこのアルバムの中でも全パートがフィジカルを以てのダイナミクスが生きた演奏を聴かせる。  1曲のみサウンドエンジニアを招いて録音したというのが恐らくこの楽曲と見受けるが、Bandcampの楽曲ページ及び公式HPではその名を確認する事は出来ない。  (仮)ズは2013年5月13日に解散した。よってそのクレジットが、記名性は、恐らく永遠に失われることだろう。 ▶️https://kakkokariz.bandcamp.com/track/fault ▶️https://www3.hp-ez.com/hp/kakkokariz 8 - Youth Youth Youth  実質的なラストを飾る楽曲。  切迫して踏みとどまるビート、冷たいアルペジオ。まるで”ロックバンドみたいな音楽”、”ロックバンドなどというもの”を初めて聴いた時の感覚を思い出すかのような----音数が執拗に詰め込まれているが緩急のついた必死の、ギリギリでカオスに突入しない理性的な----ギターソロ。  「君の銃を撃て」……ギターは銃、刃、時にブランケットかのように鳴る。このギターは額面通り目も眩む光を放つ研ぎ澄まされた刃、体温の感じられない"設計されし"殺戮者・鉄塊としての銃だ。  弾丸は打ち続けられる。弾が尽きるまで。35分間のアルバムが、楽曲自身のテンションが最高潮に達するのは僅か約50秒間/32小節。  弾は尽きた。残った硝煙のように不可避的な演奏が続行される。ブレイクダウン、冷却。1コーラスのそっけないリフレイン。  終わり続けた演奏がついに必然に終わった。 9 - owari  この楽曲はリリース・配信されていたのと殆ど同様のものをSoundCloudで聴くことが出来る。そのタイトルは「全部、大切な思い出だから」で、最後の最後にCV : 花澤香菜の声がタイトルを読み上げて終幕する。  出典は化物語 第十話「なでこスネイク 其ノ貮」か。本編15:09以降、千石撫子が発する一連の台詞から。 ▶️https://soundcloud.com/kakkokariz/zenbutaisetsunaomoidedakara
 期間限定の再結成を除いて(仮)ズの実質的な活動は1年未満、再結成を含めても2年とないだろう。(仮)ズは解散した。  最後に。「コンクリート」から「プラットフォーム」の始まりと終わりまでがこの��ルバムの1番好きな部分だ。
| This article was written and published on April 24, 2023.
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diieiv · 1 year
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GIRLS BOUT Vol.2 - [ Intro ]
 computer fightのギタリスト・諦念玲奈氏の影響で「ガセネタの荒野」を読んだ。1977年頃にのみ活動したあるバンドの記録。 「言うも愚かな事だが、書くことは事実を写し取る手段ではない。もし嘘という言葉を使うのであれば、書くこと自体が、不可避的に嘘をつくことだ」という自己弁護を始める前に、著者 大里俊晴は次のように誓ってみせる。 「僕が、僕らについて」「事実」だと「認識している事しか書かない」
 ではその約30年後、2010年代・インターネット及び東京周辺で起きたインディーロックシーン——Boyish, For Tracy Hyde, (仮)ズ, Elfs In Bloom, Once A Day, TenkiameやFragile Flowers, littlegirlhiace, Kensei Ogata, Shortcake Collage Tape或いはCanata Records等インディー・ネットレーベル達——の活動は、いつか誰かが記録にしてくれるだろうか。  彼らは疑うべくもなく存在し多くの作品を生み出したが、だからといって"荒野"のような記録が残ることは無かった。    しかし2023年現在。「GIRLS BOUT Vol.2」が開催されること、すなわち企画者littlegirlhiaceとFUZZKLAXON, そしてTTUD, カルト3, Murray a cape, Empty Classroomらがまさに今共演する事となったのは、この企画が前述の「2010年代・インターネット及び東京周辺のインディーロックシーン」から地続きの物であるからという事に他ならない、……などとは決して断言しないが、それでも忘れたり無かったことには断じて出来ない不可分な要因の一つだ。    littlegirlhiace・ふにゃっち氏はかつてFragile Flowersのサポートドラムをしており(2017年4月開催の千葉SHOEGAZER出演時)、littlegirlhiaceとしてのキャリアのスタート、つまり1st E.P.であるセルフタイトルのリリースは2017の1月であった。 (以降アルバムを年2, 3枚という脅威のスピードでリリースし続けている。また、そもそもlittlegirlhiaceとはバンド名というよりは彼のロックバンド・プロジェクトであり、スタジオアルバムはあくまで全て彼1人の演奏およびセルフミックス・マスタリングで仕上げられた作品であることは強調しておきたい。)  FUZZKLAXON・Nota氏はバンド始動以前、学生時代より動画サイト等にオリジナル楽曲を投稿。愛知在住ということもあって10年代中頃まで東京周辺シーンと直截に交差することは長らく無かったものの、いまは亡き渋谷乙でのGirl Ghostとの共演以前からFUZZKLAXONはSNS等でその名の知れた存在であった。  また、*⑴昨年 2022年11月、littlegirlhiaceと念願の共演を果たしたPot-pourriはSawawo氏(Ex-Once A Day)、液晶氏(Ex-(仮)ズ)が在籍しており、そしてTTUDのメンバーは全員、Sawawo氏が学生時代に所属していた軽音部の部員、つまり同級・先輩後輩の間柄だった。  Empty Classroom・坂口氏は学生時代、littlegirlhiaceの楽曲にインスパイアされて作曲を始める。  Murray a capeのメンバーと私は自身らのバンド活動が始まる前から知人であったし、何より「GIRLS BOUT Vol.2」での共演よりもずっと前からlittlegirlhiace, FUZZKLAXON, TTUDは勿論、先に挙げたアーティスト達の熱心なリスナーだった。  2010年代のシーンから2023年現在まで、個人/バンドの局所的な営みが緩やかに絡み合って続いている。  そしてそれら現在進行形の収束点こそ、littlegirlhiace・ふにゃっち氏が「FUZZKLAXONとカルト3の共演を観たい」という(あくまで一因だが)意思のもと企画・開催した「GIRLS BOUT Vol.2」であった。  2023.04.11 ------------------------------------ *⑴ 4月11日公開当初、littlegirlhiaceとPot-pouuriが既に複数回(=2公演以上)に渡り共演しているような書き方をしてしまいました。Sawawo氏ご本人より、両者の共演は2023年4月22日時点で1度であるとご指摘を頂戴しました。  先ず、明確に意図して「現在から顧みた主観的な過去の記録」の側面を文章に持たせようとしているにも関わらず、このような誤った情報を公開しましたことをお詫び申し上げます。  そして、ご指摘のお陰で本文が「私個人の回想やノスタルジー」だけではなく、客観的視点を含めた「記録」的側面を持つ事が出来たのではないかと存じます。  注釈というスペースの中で大変恐縮ですが、まずは書中にて御礼申し上げます。(2023.4.22)
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illustrated by Nota (FUZZKLAXON)
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diieiv · 1 year
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▶︎LINK - https://linktr.ee/DIIEIV ▶︎Band, カルト3 - Bandcamp ▶︎HP - https://cultiii.tumblr.com/ ▶︎LINK - https://linktr.ee/cult3iii
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