5月16日から「山口和宏+石川昌浩、二人の���事」です この先の休みは、5��7、12−15、26・27日、6月2日店主にご用のある方は、必ずご来店前にお声掛けください
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昨夕、出西窯青年展の熱も冷めやらぬ間に、小代焼ふもと窯からも480点ほどの入荷がありました。小さな個展ぐらいの量はありますが、いつもの仕事中心なのであくまで常設です。ちなみに、今年は9月に井上尚之さんの個展を予定していますので、ここから先、しばらく入荷はありません。今回の窯も充実です。
写真は井上亮我・八寸皿。象嵌の使い方に抑制があり、また釉の調子と合っていて良い仕事。これがサイズ違いでもきっちり作れるようになると、ますますできることが増えるんじゃないかなと思います。この先も楽しみです。
それにしても、店を始めたころは兄弟弟子の仕事、親子の仕事は取り扱いたくないと思っていましたし、今でも割と思っているので、亮我さんが同世代の配り手と���緒に育ってくれると良いなと願っているのですが、いざこうやって亮我さんのものがふもと窯の「スタンダードウェア」として作られていると、自然と入荷品の中に含まれてきますし、皆が一体となって仕事に取り組んでいるふもと窯の在り方を見ていると、そこを分けるのもかえって不自然、と思えてきます。
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今日から五月、今の場所に珈琲美美さんと店を移転して16年、そして我が家の猫は18歳になりました。
もはや選挙権ぐらいあっても良いんじゃないかと思うほど賢く育ってくれましたが、猫ゆえの宿痾で腎臓も弱り、随分年をとったと思うことも増えました。とはいえまだまだ強い眼力と偉そうな態度は健在。好きなごはんを食べて、一日一日愉しく過ごして欲しいです。できれば被選挙権が得られるぐらいまで長く……
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新入荷品より、兵頭侑亀・型打輪花皿、月に秋草文。月はきっと靄がかかった薄月なんでしょうね。良い仕事だけに軽く扱いたいお皿。
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山口和宏+石川昌浩、二人の仕事
5月16日(金)から 25日(日)まで
11時から19時まで 会期中は休みません
16・17日、作り手在店
17日 薪窯でパンを焼く「菊本」さんのパンを販売します
当日は菊本拓志さんも在店します
いつも穏やかで、けれども芯の強い、木工の山口和宏さん、いつも賑やかだけど、それも深い使命感あるがゆえという硝子吹きの石川昌浩さん。タイプは違うけれど、やはり日々に繰り返しの仕事を続ける二人の仕事が届きます。不思議と食卓で調和し、対話を生み出す器たちです。
けやき通りは鮮やかな新緑も徐々に色濃くなっていきます。散歩がてらに、ふとお立ち寄りいただけますと幸いです。
撮影 重松美佐
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朝から展示替えをして荷出しを行い、打ち合わせを済ませ、久しぶりにゆっくりごはん。身体に油が足りてないのでとんかつ、そして春に入荷したシードル。今年も甘さは控えめで酵母の香りが豊かです。
焼きものは北窯中心に、松田米司親方・健悟さん、そして宮城さん。硝子は木村硝子店のエイサ2種とキャロットラペは石川昌浩さん。トングは一菱金属・conte。おかげで今週も働けそうです。
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ありがたいことにたくさんの方にお越しいただき、出西窯青年展も閉会し、今日は展示替え。
写真は昨日届いた砥部・兵頭侑亀さんの小さな蕎麦猪口から、雨降紋と輪線紋。ぐい呑みのように小さな蕎麦猪口です。変わらず線が冴えてます。
明日29日からしばらく常設、5月16日から石川昌浩さんと山口和宏さんの会ですが、詳細は後日あらためて。
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「出西窯 青年展」本日27日が最終日です。最後は島根大さんの「まんじゅう蒸し器」。
まんじゅう蒸し器は冬の寒さの中でも茶事を欠かさぬ松江や出雲の人々が、暮らしの道具として生み出した仕事。出西窯に於いては、茶人でありまた型染め絵も手掛け『民芸手帖』にもしばしば寄稿した金津滋の助言により制作したとのこと。ちなみに普通の蒸し器としても使えます。蒸し器としては、匂いがつかなくて洗いやすいのが良いところ。
明日は展示替えのため店はお休みです。
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「出西窯 青年展」より、河村徹・海鼠釉縁縄目鉢・八寸。河村さんには同じ仕事を大きな鉢から小さな豆鉢まで同じような姿で手掛けることができる力があります。柳瀬朝夫さんの壺が、小さな一合壺から一斗二斗の大きな壺に至るまで同じラインを保っているように。
会期は明日までです。どうぞお立ち寄りください。
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「出西窯 青年展」より、河部義広・縁鉄砂呉須釉皿。
出西窯と言えばこれ、の縁鉄砂。柳宗理に指導を受けて試みた仕事。会期は27日までです。
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27日まで開催中の「出西窯 青年展」より、島根大・長角皿型作り隅モッコ。「モッコ」は木瓜紋からの転用かな。
お盆のように平らなお皿。どんとしっかり盛るもよし、さまざまこまごま盛りつけるもよし。良い仕事まだまだ取り揃えています。お気軽にお立ち寄りください。
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かつての福岡ビル・天神コア・ビブレ跡地に新たに建った ONE FUKUOKA BLDG. 略称「ワンビル」が本日全館開業とのことで、まことにおめでとうございます。
福岡市営地下鉄の天神駅で降り、天神地下街からそのまま歩いて「ワンビル」に入り、エスカレータに乗ってあがってゆくと、鹿児島睦さんが手掛けた象嵌タイル "Mi volas paroli 私は話したい" が壁面のあちこち、地下二階から地上四階まで描かれているのが目に入ります。さまざまな生きものたちのなかには、かつて福ビルにあった「NIC」に勤めていた鹿児島さんらしく、NICのシンボル「シマウマ」の姿も。「じゃあ、一階の犬のあたりにいるね」「買いもの済んだら��階のキツネのところで」などの声が交わされ、いろんな人の出会いがこの場に生まれることかと思います。
今回、FACT(Fukuoka Art Culture Talk)の一員として、壁画制作の記録を一冊にまとめる機会をいただきました。ということで撮影は重松美佐さん、デザインは三迫みさこさんという、僕にとっての最強のお二人にお願いして制作いたしました。
冊子には象嵌タイルの画像だけでなく、設置計画と監理に携わったリズムデザイン・井手健一郎さんと鹿児島さんによる対談「都市の記憶を壁にかたどる」や、2019年に開催したNICに関する座談会、昨年9月のAFAF(ART FAIR ASIA FUKUOKA)における本作品に関した座談会なども収めることができ、後世に残す資料としてなかなか貴重な一冊となったのではないかと思います。制作にあたっては西日本新聞社の鳥越さん、そして西鉄の皆さんに多大なご協力をいただき、ありがたかったです(一度だけ僕のカイリューが暴れましたが……)。
この冊子、西鉄さんへの報告書として制作しているため、広く頒布されるタイプの印刷物ではないのですが、いつかどこかで広くご覧いただける機会が来ることを願っています。店には見本を置いていますので、ご興味ある方はお声かけください。
新たな街が立ち上がり、街の風景が大きく更新される現場に立ち会う機会、何よりも鹿児島さんの作品制作に関わることができる機会をいただき、とても嬉しい仕事となりました��ありがとうございます。そして「ワンビル」が街の人々に末永く愛される場になることを深く深く願っています。



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「出西窯 青年展」より、河部義広・コンポート。李朝の祭器のようでもあり。いずれにせよ、大切なものを地面から少し浮かせて汚さないようにしたい、という心持ちを含む器です。
福岡は雨。今日もお待ちしております。
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「出西窯 青年展」より、河村徹・八角皿六寸・黒。星を散らしたかのような肌合いと、まるで使い込んだ黒塗りのカメラから真鍮の地肌が覗くかのように、縁に見える錆色の釉薬が好みです。
さて。最初の週末も終わって少し店内も落��着いたので、出西窯からいただいた納品リストを見ながら届いたものの数量確認などしていたのですが、ここで衝撃の事実が判明いたしました。Excelでいただいたリストには総数726点とされていたのですが、関数に誤りがあり、正しく計算すると979点。どう考えても500点近く皆さんにお渡ししたのにまだだいぶあるなあと思っていたら、そりゃそうですよ……。
ということで、まだまだ400点以上を取りそろえ、充実の店内です。どうぞお立ち寄りくださいませ。
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今日は月曜ですが催事中ですので店を開けます。
「出西窯 青年展」より、島根大(しまね・まさる)、ジョッキ。だんだん暑くなってきましたので、これでモヒートとか飲むと愉しいんじゃないかなと思います。ハンドルはもちろん、リーチ先生に学んだ仕事。
島根さんは皆の頼れるお兄さん(兄貴というのとは少し違う)。落ち着きといい、その仕事の確かさといい、皆が信頼する存在。けれど時折、なんだか発言が妙に若かったり、ふと面白いものを手掛けたりする、そんなギャップも良いのです。本展は27日までです。
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「出西窯 青年展」より、石橋雄大・四寸梅鉢。
石橋さんは着実な人です。奇抜なことや人が思いもつかないことをするのではなく、考えたことをじっくりと深め、仕事のなかでひとつひとつ手掛けていくタイプの陶工です。この梅鉢も試行錯誤がありましたが、すっかり石橋さんの仕事。
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「出西窯 青年展」より、今日は鈴木圭郎・赤土掛分 六寸深皿を。
鈴木さんは今回本展に向けて取り組んだ七人のなかで、最も出西での経験は浅いですが、その分二年前からの成長がぐっと感じられます。広く名を知られた人、うまい人、商売上手な人の仕事を紹介したくて本展��ような会、ひいては店をやっているわけではないので、こういう仕事が見られるととても嬉しい。

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「出西窯 青年展」より、陰山洋輔さんの仕事をもう一つ。縁付皿 櫛目 灰・九寸。
洋輔さんのお祖父さんが手掛けていた仕事を参考に、櫛の道具も同じように自作して模様の仕事をしています。静かで、けれどのびのびとして明るい仕事。
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