6月29日まで「風の会」です この先の休みは、6月30日、7月1・7・14・16・17・28日店主にご用のある方は、必ずご来店前にお声掛けください
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「風の会」より、熊本・来民の渋うちわ・小丸と小判。
どちらも小ぶりのうちわです。軽い力で小まめに扇ぐのに向いているサイズ感ですので、酢飯を冷ますときなどに良いかな、と。ちなみにこのうちわを手掛ける栗川商店の仕事については、『民藝』2022年8月号において、熊本國際民藝館館長の坂本さんが記事を書いておられますので、よろしければご覧ください。本号は大木さん石北さん、そしてたくみの野崎さんを交えた座談会などもあり、記事はそれぞれ充実しているので内容に不満はないのですが、夏にあわせて企画したのに表紙があまり涼しげにできなかったのが今も心残りです。手に取る方に向けてではなく、内部の理屈に従ってばかりだと良い一冊とはならないな、と……。
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「風の会」より、石北有美・型染めのれん「バイマイ」。
具象でも抽象でもなく、同時にまた具象であり抽象でもある文様というあり方が好きなので、こういう仕事が嬉しい。
「文アリテ 文ナキ 之ナン文」
明日23日は催事中ですので店を開けます。どうぞお立ち寄りください。
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「風の会」より、石北有美・型染めうちわ「旅の思い出」。
銀座たくみのオリジナルとして石北さん大木さんに依頼して制作しているうちわ、この時期だけ届きます。型染めの良さもさることながら、うちわとしての出来の良さ、軽くあおぐとしっかりとした風を送る役割を果たしてくれるうちわです。
よき風を膝にまとめし団扇哉 子規
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「風の会」より、大木夏子・花紋・麻生平。
初日から多くの方にご覧いただきありがとうございます。今年も沢山ののれんが届いています。外が既に酷暑でしたから、かえってのれんの爽やかさが際立ったことかと。今日からはしばらく梅雨に戻るようです。足下お気を付けてお越し下さい。
空地より風を貰ひて夏のれん 真砂女
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今日から「風の会」です。今年は清水章生さんが手がける凧も届きました。清水さんは鈴木召平さんのご自宅だった「凧館」に学生時代下宿し、召平さんから凧の作り方を学んだ方です。軽やかな凧もあわせてご覧ください。
一縷にて天上の凧とどまれり 静塔
蛇足ですが、平畑静塔には「リーチ来る先駆のつばめ登窯」という句があり、この「リーチ」はまあバーナード・リーチなんだろうと思うのですが、これがどういう状況で生まれたのかが気になります。和歌山県出身で三高を経て1926年に京都大学医学部に入学した平畑であれば、初期民藝運動への関心もあったのかと思いますが、詳細は不明です。またあらためて調べてみたいところです。
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展示替えもほぼ終わり、明日からは「風の会」です。石北有美さんと大木夏子さんが染めたのれんや団扇をはじめとして、さまざま届いて店内良い空気が流れています。
六月を奇麗な風の吹くことよ 子規
急に盛夏の気配ですが、珈琲美美さんでアイスコーヒーなど楽しむついでに、どうぞお立ち寄りください。
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常設より、石川昌浩・六角ぐい呑み。お酒でも素麺の薬味でも。ということで、我が家も素麺はじめました。石川さんの覆輪鉢にうきは・長尾さんの素麺を盛り、やはり石川さんの広口水差しにつゆを入れ、井上尚之さんの皿に野菜の天ぷらを盛る。素麺は漆のお椀でいただき、天ぷらは松田健悟さんの五寸皿、トマトと胡瓜は瀬戸本業窯の小鉢にて。
ぐっと暑くなってきました。脱水にはどうぞお互い気をつけましょう。
なお明日6月18日、午後14時過ぎごろから店を開けます。申し訳ありませんがよろしくお願い致します。

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店はいつも通り開けていますが、店主は熊本民藝協会発足及び熊本國際民藝館竣工60周年記念の会にお招きいただき、熊本に来ています。
熊本國際民藝館は倉敷民藝館初代館長・外村吉之介が働きかけて設立された九州唯一の民藝館です。先の熊本地震でも大きな被害を受けましたが、皆さんの支援と努力により今もさまざまな優品がご覧いただけます。
今後は熊本だけではなく、長崎・小鹿田、そして福岡の各協会が力をあわせて盛り立ててゆけたらと願っています。おめでとうございます。

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常設より、小代焼ふもと窯・肥後鉢。
窯の定番として長く作り続けられている仕事。あらためての話ではありますが、この名称は熊本、肥後地方の形ゆえではなく、熊本市内の郷土料理店にして熊本民藝協会にも関わりのある「肥後路」さんの依頼で作ったことが由来です。つまりは、「肥後路鉢」の略称です。
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木村硝子店・ça va 15oz。ステム短めで食卓での取り回しが良く、体幹がしっかりしたワインを楽しみ尽くせるグラスです。
今日は少し晴れ間が覗いています。お散歩がてらにお立ち寄りください。
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梅雨ですね……。
今朝の朝食は久しぶりのご飯と味噌汁。ご飯茶碗は松田米司工房、お椀は木漆工とけしさんで、茄子と茗荷を具にしました。あとは和布蕪と納豆で粘り気たくさん。こちらの鉢は坂本工窯と兵頭侑亀さん。お箸は大黒屋さん、土鍋は稲葉直人さんで湯呑みは阿部眞士さん、そしてお盆はもちろん松本行史さん。今日も湿気に負けず働きます。
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常設より、石川昌浩・六角コップ。雨もあがり、けやき通りは木々の色濃く静かです。
梅雨曇り ベルの音よく冴ゆる門 横光利一
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安比塗漆器工房・そば椀・溜塗と朱。いつものお椀もありますが、大きめのそば椀も届いています。素麺を漆器に盛ると真っ白な素麺がより鮮やかで、硝子とはまた異なる涼しさを感じさせてくれます。
店の周辺は小止み。けやき通りや警固本通りのあたりを燕が時折通り抜けています。筑後の方は降り続いているようで、大事にならぬことを祈り願います。どうぞお出かけの際は足下お気を付けて。
あそぶともゆくともしらぬ燕かな 去来

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一景舎さんによる、くるみの皮で編まれた花入れが届いています。おとしとして試験管が中に入っているので、水を入れられます。素材と人の手業、お互いの力が引き立てあう仕事が好みです。
明日9日は定休日です。
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石川昌浩・面取鉢・中。
先の催事ではいつもの仕事をあまり紹介していなかったので、あらためて。これからの季節、身体も眼も楽しませてくれる硝子です。
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木村硝子店・Lute 5oz タンブラー。
蒸し暑くなってきて冷たいものが飲みたくなると、すぐに全体を冷やせるこういうグラスに手がのびます。
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小代焼ふもと窯・井上尚之・象嵌五寸皿。今回、五・六・七寸と届いています。
だんだん暑さが増していますね。どうぞご自愛ください。
寝ころんで書読む頃や五六月 子規
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