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LMポーテンシーと卒業 2012-07-01 17:36:21 | LMポーテンシー みなさん、こんにちは~ 最近、うちのセンターを卒業していく クライアント様や卒業まぢか!な方が とても増えてきました。 それというのも、やはりLMポーテンシーの 素晴らしさなのかな~と思うのです。 LMポーテンシーにレメディーを切り替えたのは 確か、おととしの10月くらいだったと思います。 何回か相談会にいらしていて、なかなか改善��実感 できないという方が、それまで主流だったCポーテンシー のアルポをLMポーテンシーに切り替えたことで、 階段を上がるように、相談会ごとに症状が改善していく ケースが増えてきました。 特にアトピー性皮膚炎や喘息など、アレルギーの症状 に関して改善率が上がったと思います。 1年8か月が経過し、その効果をかなり手ごたえ として実感したのがこの春ですね。 QXマシンで測定した結果を見ても非常に健康になり、 問題となっていた症状もなくなって、 根本体質のレメディーをお出しするようになれば 卒業まぢかということになります。 そして、こちらから 「もう来なくていいです。あとは何か問題がまた出てきた らいらしてください」となったら卒業です。 この卒業の方が、今年の4,5月だけで5名ほどいらっしゃ いました。また卒業まぢかな方も、ぞくぞく増えています。 またLMポーテンシーの素晴らしいところは、好転反応が かなり穏やかという事です。 365日、クライアント様からの好転反応のメールに対応して いるわけですから、これは実感としてすごい感じます。 LMポーテンシーになってから、 『こんな好転反応出てます!どうしたらいいですか!』的な メールが、そういえばかなり減ったなあ~と思うのです。 それでいながら、じわじわと改善していくのですから、 やはりLMポーテンシーに軍配上がりますよね~ また、改善率が上がったのは、LMポーテンシーに加えて TBRレパートライゼーションのおかげもあると思います。 TBR(ボウニング・ハウゼンのレパートリー)のソフト を導入したことで、ハーネマンが【医術のオルガノン】 の中で言う、シミリマム(最同種)のレメディーへの 絞り込みが、かなり短時間でできるようになったからです。 とはいえ、このTBRでレパトライズするときに、間違った 症状を入力したのでは、正確な最同種のレメディーは 引き出せません。 症状や基調を正しくカテゴラズするには、かなりの臨床が 必要なのは、現在Chhomに通っていらっしゃる学生の みなさんなら、よくおわかりになると思います。 私も2008年にTBRソフトが発売されてすぐに導入しま したが、果たして最大限有効活用できているかどうかは 疑問でした。 ところが去年1年間、アニマルホメオパスコースに通う中で 由井学長といっしょにTBRを使ってレパトライズする実習が とても多かったため、臨床という実践を通して、かなり活用で きるようになったと思います。 ホメオパシーの素晴らしいところは、ある程度は自分で 健康管理ができることです。 慢性的な症状や重い症状では、ホメオパスにかか��必要 がありますが、一度健康を手に入れれば、再度マヤズムが 立ち上がらない限り、ちょっとした急性の症状なら、キット のレメディーを使ってセルフケアすることができます。 『もう来なくていいですよ』なんて言って上げられる日が、 ホメオパスとして一番うれしい日です。 レメディーを毎日取るのは面倒だし、 何かと優先しなくちゃならないことが多くて 途中で投げ出したくなるときもあると思います。 でも卒業はすぐそこかもしれません! セルフケアできるその日まで、頑張っていただけたらなあと思います。 すごいかも~☆LMポーテンシー 2010-11-30 16:54:19 | LMポーテンシー みなさまこんにちは~。 暖かくて過ごしやすい日が続いていますね。 11月はセミナーを久しぶりに開催できて 幸せでした。 いつもありがとうございます。 最近、相談会でレメディーをお出しする方法が また新しくなりました。 それは、アルポの「LMポーテンシー」です。 今年7月に3日間、開催されたオランダのホメオパス、 ストットラー氏の講義で、彼いわく 『もっとも好転反応が少なく治癒に導ける方法』という ふれこみでした。 LMポーテンシーの手法は、ホメオパシーの父であるハー ネマンがしたためたホメオパシーの実用の手引き「オーガ ノン第6版」の中で、自分のホメオパシー医の臨床の中で 最終的に行きついた『好転反応が少なく確実に治癒に導け る方法』だと断言しているメソッドです。 この「オーガノン第6版」の原書を150回(だったけ?) 熟読して、LMポーテンシーの使用法を臨床で徹底的に 研究したストットラー氏がそのすばらしい成果と使用方 法を教えて下さいました。 実は7月は多忙で講演会を聞き逃していたので、9月になってから ようやく3日間分DVDで彼の講演会を見たのです。 講演の内容は、うわさどおりすばらしいものでした。 彼の言うとおり、『もっとも好転反応が少なく治癒に導ける方法』 だとしたら、ホメオパスとしてこれほどうれしいことはないです。 このメソッドの何がすばらしいかというと、好転反応が少ない ということだけでなく、遺伝的傾向であるマヤズムをしっかり 抑えて、症状をぶりかえさずに治癒に導くということです。 そこでまず自分で取ってみることにしました。 (とにかく疑り深いですから・・・) 2週間、何も起きませんでした。 ところが15日目から首にじんましんのような湿疹がポツ ポツと出て、『こんなところに痒い湿疹ができるなんてめずら しい? 何だろう?なんか虫にさされた?』と初めは思って いました。 でも3日くらいとすると少しずつ湿疹が下へ下へと広がり、 日に日に全身に広がりました。 真っ赤に盛り上がったじんましんのような湿疹は、痒くて 3日ほど、夜落ち着いて眠れない日がありましたが、首から 始まった湿疹は、上から下への治癒��法則に従って、順番に 胸、脇、腹、背中、臀部、手脚、と全身に出たのです! 胸や脇に出ているときは、すでに首の湿疹は見た目もわから ないほどなくなって、本当に上~下へ除々に移るように出ま した。 私もホメオパシーでいろいろな好転反応を経験しましたが、 全身の湿疹は初めてで、ホントにうれしかったです! なぜなら、由井先生が 「高熱も好転反応の中で免疫を活性化してくれるものだが、 全身に湿疹がでるのはもっとすばらしい!」とおっしゃっ ていたから。 私の場合、ホメオパシーでいろいろな病気が癒えましたが、 主婦湿疹もそのひとつです。 ステロイドの解毒で手や指がイボイボだらけになって、 そこから治癒したケースは以前ブログでも紹介しました。 ホメオパシーを始める前は、洗剤荒れで湿疹がひどくなる し、冬には乾燥して指先がパックリ割れて血が出て、それ は悲惨でした・・・。 でも、イボイボが癒えてからはすっかり皮膚体質が変わっ たようで、素手で中性洗剤を使って1日中掃除をしても、 湿疹がでることもイボがぶり返すこともありません。 でも一つだけまだ完全には癒えていない部分がありました。 それは生のエビを触ると、痒くて赤いプツプツが手や指に 少しだけ出ることです。 19歳で主婦湿疹を発症したときから、エビの殻を少しむ いただけで、手や指にものすごくたくさんの赤いプツプツ が出て、当時はグローブにようにパンパンに腫れあがり、 大変なことになっていました。 手のイボイボが癒えてからは、エビの殻も素手でむけるよ うになってすごい改善した~と思っていましたが、やはり 長く触っていると、ところどころにプツプツと赤い痒い発 疹が出てくるんですね。 すぐに治まるので、困る程度ではないのですが、まったく 出なくなったわけではないのです。 なのでかなり改善したとはいえ、アレルゲンに直接触れてし まった場合、若干症状が出るのはやむをえないのか・・・と 思っていたんです。 しかし、今回全身に出た湿疹が、いつも手に出ていた主婦 湿疹がまるで全身に出たように感じたので『もしかしたら、 甲殻アレルギーがこの好転反応で完全に治ったかもしれな い!』と思い、エビの殻を素手でむいてみることしました。 すると! エビの殻を10本むいても、20本むいても、手にはなんの 変化もない!時間がたっても痒みも赤みも湿疹もなし。 すごいです~~。 今まで25年も悩んでいたアレルギー症状が、すっかり、き っちり治まってしまったのですから、感動です。 LMポーテンシーのおかげ、ストットラー先生のおかげで とうとう、主婦湿疹が完治です! と、このように自分でも効果を実感したので、最近の相談会では LMポーテンシーが主流です。 先日行われたホメオパス強化学習会で、やはり由井先生も LMポーテンシーを主流になさっていました。 でもストットラー先生って、ホントにすごいです。 35年間のホメオパスの臨床のうち、最近15年間LMポー テンシーを実践してその成果をおしみなく教えて下ったのですから。 人間的にもすばらしい方ですよね。 私もLMポーテンシーの成果をみなさまに、クライアントさま の体験談でお伝えできるように日々努力したいと思います☆
「LMポーテンシー」のブログ記事一覧-ホメオパス片上敦子’blog
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ガン細胞の周りにはコラーゲンがたくさんありますが、ガン細胞が増殖するときに、周りのコラーゲンを破って大きくなっていきます。ところが、ビタミンC点滴によってコラーゲンが増殖すると、これがガン細胞の周りをがんじがらめに固めて、ガン細胞が飛び散らないように捕捉し、物理的に抑えています。(健康増進クリニック・水上治院長)
コラーゲンとガンとの関連性|ケ・セラ・セラ 〜おもむくままに〜
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『エス・ワン・エス』の育ての親 榎木義祐医学博士に訊く~コラーゲンの効果~ コラーゲンという言葉が日常生活のなかにもずいぶん浸透してきました。化粧品や健康食品のコマーシャルで、コラーゲンが美容と健康にいいということは誰でも聞��たことがあるのではないでしょうか。コラーゲンにはどこまで期待できるのか。30年以上もコラーゲンを研究してきた、榎木義祐医学博士にお話を伺いました。 コラーゲンでガンを撃退した 【記者】 先生は、コラーゲンが持つガン抑制効果の研究では、第一人者として知られていますが、それはご自身がガンになられたことと関係があるのですか。 【榎木】 いえ、私がコラーゲンとガンの研究を始めたのは、自分がガンにかかるよりずっと前のことです。1965年頃、細菌に含まれる毒素に抗ガン作用があることが知られていたのですが、毒性を下げると効果も下がってしまうので、実用には向きませんでした。そこで私は、細菌内毒素の中のタンパク質と同じように、熱に強く、糊の性質を持つコラーゲンに注目したんです。実験の結果、やはりコラーゲンには抗ガン作用があることが判明しました。私がガンにかかったのはその後です。 【記者】 その時のことを、少しお聞かせください。 【榎木】 私は1988年に下咽頭ガンになり、声も出なくなりました。1ヵ月の放射線治療の後、自分の実験結果を信じて毎日10gのコラーゲンの粉末を飲み続けたところ、約4ヵ月後にはほとんど回復したのです。再発の懸念もあったので、その後数年間は1日5g~10gのコラーゲンを摂り続けました。その結果、15年後の現在もガンは再発せず、まったくの健康体です。ガンは5年以上再発しなければ、克服したと考えられます。 【記者】 ガンと診断されたときはショックを受けられたでしょう。 【榎木】 体の不調に気付く少し前から「研究したい、仕事をしたい」という異常な衝動があったのを覚えています。ガンと診断されたときには、「短命な天才というのは、こういう衝動から生まれるんだろうなぁ」なんて考えてたんですよ(笑)。 【記者】 無意識にでも死を感じると、自分を高めたいという欲求が強くなるのかもしれませんね。 【榎木】 ガンが治ったときには、そういう衝動も消えていましたけどね(笑)。結果的に自分の研究が自分の命を助けてくれたという、まれな幸運に恵まれたことに感謝しています。 榎木 義祐(えのき よしすけ) 1932年、岡山県生まれ 大阪医科大学卒業後、同大学博士課程終了 医学博士。 日本アレルギー学会評議員。 榎木医院院長。
榎木義祐医学博士に訊く│コラーゲンの役割│健康コラム│株式会社ピーエス:コラーゲン、各種サプリメントの通販サイト
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これらホルモンの害にとにかくいいのは、内美セットに入っているサポートNai-b.!とにかくコレを取りなさいとのことでした。なぜならこのレメディには内分泌系のサーコード(組織を希釈震盪したレメディ)がコンビになっているから。
ホルモンはヤバイって! | 量子場的 女神発掘の旅 - 楽天ブログ
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痛風にビタミンCは有効か? ビタミンCが500mgでは効果が無い "Arthritis & Rheumatism" 誌(2013年5月)に掲載されたニュージーランドの研究によると、ビタミンC(アスコルビン酸)による尿酸減少量は臨床的に有意となるほどではありません。 ビタミンCのサプリメントだけを用いてもアロプリノールとの組み合わせても、痛風患者の尿酸値に若干の影響を与えるだけだったのです。 研究の方法 この研究では、尿酸値が 0.36 mmol/L(6 mg/100 mL)を超える痛風患者40人を被験者とする臨床試験を行いました。 半数にあたる20人は既にアロプリノールを服用中であったので、これに加えてビタミンC(500mg /日)を服用するか、あるいはアロプリノールの用量を増やしてもらいました。 残りの患者20人はアロプリノールを服用しておらず、こちらの20人にはアロプリノールまたはビタミンC(500mg/日)の服用を開始してもらいました。 そして服用開始から8週間後に、これら40人の患者たちの���タミンC、クレアチニン、および尿酸の血中濃度を計測し、服用開始前に計測していた数値と比較しました。 結果 ビタミンCの血中量は増加していたものの、尿酸値の減少量は臨床的に有意というには不十分でした。 いずれのグループでも、ビタミンCよりもアロプリノールのほうが尿酸値を減らすうえで有効だったのです。(アロプリノールにビタミンCを追加するよりもアロプリノールの用量を増やすほうが良く、そしてビタミンCの服用を開始するよりもアロプリノールの服用を開始するほうが良い結果だった) コメント 研究者は次のように述べています: 「ビタミンCには痛風の発症リスクを下げる効果はあるかもしれませんが、今回の結果からは(いったん痛風を発症してしまった)痛風患者の尿酸値を下げるための治療薬としてビタミンCが有効であるとは言えません」 ビタミンC が1000mgだと効果がある 一方、ボストン大学が 2009年に発表した研究では、ビタミンCを毎日 1,000mg以上摂っている男性では痛風のリスクが減少するという結果になっています。 研究グループによると、ビタミンCには ①腎臓による尿酸の排出を促進することで尿酸値を減少させる効果と、②炎症を緩和する効果があると考えられます。 研究の内容 こちらの研究は、47,000人の医療従事者の男性を対象に20年間にわたって行われました。 このうち痛風になったのは 1,317人でした。 ビタミンCのサプリメントを摂取していないグループに比べた痛風のリスクが、1日あたり1,000~1,499mgのビタミンCを摂っていたグループでは34%減少し、1,500mgを摂っていたグループでは痛風のリスクが45%減少していました。 これらは、飲酒や食事などのリスク要因を考慮した後の数字です。 ビタミンCの摂取 平均的な1日の食事から得られるビタミンCの量は40mg 程度だそうです。 専門家の話では、サプリメントでビタミンCを摂る場合にも、1,000mg 以下であれば摂り過ぎにはなりません。 1,000mg を超えると下痢などになることがあります。 また、「ビタミンCで男性の腎結石のリスクが二倍になる」によると、1日あたり 1,000mg程度のビタミンCでも腎結石のリスクが2倍になります。
痛風にビタミンCは有効か? | 最新健康ニュース
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当クリニックの健診受診者の15000人くらいの簡易式判定の結果、ほとんど(88.6%以上)の方が『尿酸排泄抑制型』で、混合型も含める99.8%にも及びます。[図2]痛風発作の発症には多因子関与していることが考えられています。実際、外来で立派な痛風発作の患者さんで尿酸値は3.7や4.3位で7前後が多く、高尿酸血症の方だけではありません。尿酸下げる薬剤で発作が悪化することがあります。
Dr.Hisanoが考える高尿酸血症と痛風|久野マインズタワークリニックは新宿駅サザンテラス口より徒歩2分 内科、婦人科、乳腺科、人間ドック、健康診断
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少量の鉛でも痛風に悪影響 "Annals of Internal Medicine"(2012年8月)に掲載された研究によると、血液から検出される鉛の量が比較的低濃度でも、痛風のリスクが増加する原因になります。 これまでの研究でも、多量の鉛で痛風のリスクが増えることは知られていましたが、今回の研究により、現在の基準で成人の許容量以下みなされる程度の血中鉛濃度でも痛風になるリスクが増えることが判明しました。 現在の(米国の)基準では、100mlの血液中の鉛が25mcg(マイクログラム。1,000mcg=1mg)以下であれば許容範囲内だとされており、先進国では、ガソリンや塗料から鉛を排除するなどの政策により鉛との接触が減っているため、通常の生活では十分に基準値以下の血中鉛濃度になります。 米国の場合には、100mlあたり3mcg程度です。 しかし、今回の研究によれば、1.2mcg/100ml の血中鉛濃度から痛風のリスクが増加し始めます。 過去の他の研究でも、血中鉛濃度は比較的低レベルでも、心臓病による脂肪や腎臓病の悪化などのリスクが増加させることが示唆されています。 この研究では、米国で定期的に行われる健康調査において40才以上の米国人6,100名ほどが血液検査を受け、健康状態とライフスタイルに関するアンケートに答えた際のデータを用いました。 6,100人のうち、痛風だと回答したのは5%以下でした。 血中鉛濃度が上がるにつれ痛風のリスクは増加しており、血中鉛濃度が最高の人たちでは6%が痛風でした。 一方、血中鉛濃度が最低の人たちで痛風なのは2%でした。 血中鉛濃度で上位25%に含まれる人たちが痛風になるリスクは、同じく下位25%に含まれる人たちの4倍という結果になりました。 上位25%といっても、その中での血中鉛濃度の差は 100ml あたり 2.6~27mcg と大きく、大部分は血中鉛濃度の許容範囲以下でした。 25mcg/100ml 以上だったのは3人のみ、そして 10mcg/100ml 以上だったのは 31人でした。 低濃度の血中鉛で痛風のリスクが増加する理由は明らかでありませんが、研究者は、少量の鉛であっても腎臓による尿酸の排泄を妨げるのではないかと考えています。 研究���によれば、血中鉛濃度が高い人の多くは、鉱山や建設など仕事で鉛と接触することのある人たちで、それ以外の人たちでは血中鉛濃度がゼロであることも珍しくないそうです。 しかし、肥満などの痛風のリスク要因が存在しないのに痛風を患っているのであれば、鉛を疑ってみてもよいでしょう。 鉛への接触は、前述の職業によるもの以外では、タバコの煙や鉛を含有するほこりを吸い込む場合などが考えられます。 例えば、鉛含有量が規制される前の古い塗料が剥がれ落ちたのがホコリに混じったりする可能性があります。 その他にも、水道管に鉛が使われている古い家では水道水に含まれている可能性がありますし、車の改造や、釉薬を用いる陶芸、ステンドグラス作りなどが趣味の場合には、これらも鉛との接触の原因になり得ます。 血中鉛濃度が著しく高い場合には、キレート療法とよばれる治療法や、血中から鉛を吸い取る薬がありますが、いずれも副作用が伴う上に、低い血中鉛濃度でしかなくて痛風だという患者に効果があるのかどうかも不明です。 米国の疾病対策予防センターは、子供の最大鉛許容量を 10mcg/100ml から 5mcg/100ml へと引き下げました。 発達中の脳への鉛の悪影響が特に大きいためです。 また、ドイツでは、血中鉛濃度の許容量は、女性で 7mcg/100ml、男性で 9mcg/100ml となっています。 日本の基準値を検索してみたところ、 独立行政法人産業技術総合研究所というところの出している鉛のリスク評価書に、「安全性をみて日本における健康影響の血中鉛濃度レベルを 10μg/dl としている」という文がありました。
少量の鉛でも痛風に悪影響 | 最新健康ニュース
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銅は、コラーゲン、赤血球細胞の形成など、体の様々なプロセスに関与しています。Eidon の銅: 銅はビタミンCと共に働き、エラスチンを形成します。強い血管と動脈、全ての結合組織の形成も補助しています。銅は、赤血球の生成に関与しており、鉄分の吸収と利用においても不可欠な成分です。健康的な甲状腺を含め、多くの生理的な機能にとっても重要になっています。
Eidon Mineral Supplements, イオニック・ミネラル、銅、19 オンス (563 ml) - iHerb.com
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カルシウムとビタミンDの大腸がん予防効果 国立国際医療センター研究所 国際保健医療研究部部長 溝上 哲也 カルシウムやビタミンDの摂取が大腸がん予防に関連していることは、日本ではあまり知られていませんが、世界中の疫学研究をまとめたがん予防に関する報告書(2007年出版)では、すでにカルシウムによる予防効果は「ほぼ確実」とされ、ビタミンDも「可能性あり」と示されています。九州大学在籍時から現職に至るまで「カルシウムとビタミンDの大腸がん予防効果」の研究を続け、2008年10月にその研究成果をアメリカの専門誌に発表された国立国際医療センター研究所の溝上哲也先生に、その概要をお聞きしました。 カルシウムは大腸がんのリスクをほぼ確実に低下させる ■カルシウムと大腸がんの関係については、これまでも欧米などで研究されていたのでしょうか。 かなり前からそのような研究はありましたが、1990年代の後半くらいまでは、カルシウムと大腸がんの関連については可能性があるという報告とないという報告が混在し、明確な関係はないだろうという認識が大勢を占めていました。実際に世界がん研究基金と米国がん研究所が1997年に発表した報告書でも、カルシウムについては大腸がん予防に関連がある栄養素としては分類されていませんでした。 私は2002年に九州大学医学部予防医学講座に赴任しましたが、その頃、講座を主宰する古野純典教授らの研究チームが福岡市内およびその近郊で大腸がんの症例対照研究を行っており、私もその研究に途中から加わりました。まだ大腸がんのデータは収集の途中でしたので、私は、大腸がん研究以前から行われていて、すでにデータが揃っていた大腸腺腫の解析を最初に行ってみたのです。大腸腺腫は大腸ポリープの一種で、健常人にも見つかる良性腫瘍です���大腸がんに変化する可能性があります。私は食パターンに興味があったので、どのような食パターンの人に大腸腺腫が少ないかを調べてみました。 最初は、日本の伝統的な食パターン、つまりごはんをよく食べて、魚やみそ汁を摂取するような食事が有効だろうと予想していたのですが、実際に解析してみると、日本食のパターンは大腸腺腫の低下とは関連しておらず、意外なことに牛乳や乳製品をよく摂取している食生活と大腸腺腫の低下との間に関連が見られたのです。大腸腺腫が低下しているのなら、大腸がんも低下している可能性がありますから、過去の文献を調べ直してみました。すると、1990年代後半以降に発表された欧米の前向き大規模研究から、カルシウムが大腸がんの発生リスクを低下させるという報告が相次いで発表されていました。また欧米では、大腸腺腫を取り除いた人達を対象に、カルシウムのサプリメントかプラセボ(偽薬)のどちらかを飲ませる介入研究も行われ、カルシウム服用群で腺腫の再発が少なかったという結果も報告されていました。このような研究結果から、世界がん研究基金と米国がん研究所が10年ぶりに改訂した2007年の報告書では「カルシウムはほぼ確実に大腸がんを予防する」という結論に至っています(表1)。カルシウムを多く含む牛乳についても同じ判定結果でした。 カルシウムの最大摂取群は、最小摂取群に比べて大腸がんのリスクが36%低下 ■実際に先生たちが福岡で行った研究でも、カルシウムの大腸がん予防効果が見られたのですね。 そうです。日本でのカルシウムと大腸がんの先行研究は一つしかなく、私たちの研究は日本で2番目になると思います。この研究結果は、アメリカの医学誌“Cancer Epidemiology Biomarkers & Prevention”2008年10月号に発表しました。 調査は2000年から2003年にかけて福岡市およびその近郊の大腸がん入院患者836人と非大腸がんの住民861人を対象に行い、148食品の摂取頻度と摂取量、職業(歩行を伴う仕事かどうかなど)、喫煙、飲酒、日常生活での活動量などを聞き、大腸がんのリスクとの関連を調べました。 カルシウムの摂取量については、最も少ないグループ(男性:464mg/日未満、女性:535mg/日未満)から最も多いグループ(男性:795mg/日以上、女性:842mg/日以上)まで5つに分けて調べたところ、最も多いグループは最も少ないグループに比べて大腸がんのリスクは0.64倍、つまり36%もリスクを低下させるという結果になりました(図1)。ただし、この調査は148食品をパソコン画面に表示して、対象者にどれをどれくらい食べているかを聞く方法でしたので、カルシウム摂取量は20%ほど割り引いて見る必要があります。そのことから、1日700mg以上カルシウムを摂っていれば大腸がんのリスクは低下すると思われます。 ■牛乳や乳製品との関係はどうでしたか。 乳製品全体では統計的にあまり有意な結果が見られませんでしたが、牛乳については摂取量が最も多いグループ(200g/日以上)は最も少ないグループ(50g/日以下)に比べて大腸がんのリスクは0.6倍、つまり40%も低下していました(図2)。ただし、牛乳以外の乳製品をみると、明確ではありませんが摂取量が多いほどリスクが上がる傾向がありました。世界的な研究報告を見ると、カルシウムや牛乳が大腸がんのリスクを下げることはほぼ確実ですが、その他の乳製品については関連がはっきりしていません。その他の乳製品にはヨーグルトやチーズ、バターなどが含まれますが、ヨーグルトは腸の健康に良い影響を与えることが報告され��いますから、単独で調べてみる必要がありますね。また今回の調査の対象者のうち、がんの人は腸の調子が悪いと自覚してヨーグルトを積極的に摂取していた可能性もありますから、その行動が結果に反映されているのかもしれません。 カルシウムとビタミンDにより大腸がんのリスクはさらに低下する ■ビタミンDの摂取量と大腸がんとの関係についても調べられたのですね。 はい。まず、食事からのビタミンDの摂取量を調べてみたところ、摂取量が最も多いグループではやや大腸がんのリスクが下がる傾向があるものの、あまりその関連は明確ではありませんでした。しかしビタミンDは食事からだけでなく、日光に当たると体内でもつくられます。そこで、日光によく当たる人と当たらない人で、ビタミンDの摂取量と大腸がんのリスクを解析してみました(図3)。すると、日光にあまり当たらない人では、食事からのビタミンD摂取と大腸がんリスクの低下の関連がはっきりしていることがわかりました。つまり内勤の人など、日光にあまり当たらない人についてみれば食事からのビタミンDの摂取が重要だということを示しています。 ビタミンDはカルシウムの吸収を促進させる働きがあります。この2つの栄養素による大腸がん予防の相乗効果が期待できますから、そこに注目して解析したのが図4~6です。図4は食事からのビタミンDよびカルシウムの摂取量と大腸がんとの関連、図5は日光曝露およびカルシウム摂取量と大腸がんとの関連、図6は食事からのビタミンD摂取量・日光曝露の両方およびカルシウム摂取量と大腸がんとの関連です。結果を見ると、カルシウムの摂取量が多く、なおかつビタミンDの摂取量が多い人のリスクが低下しています。また、カルシウムの摂取量と日光曝露が多い人、カルシウム摂取量が多く食事からのビタミンD摂取量と日光曝露の両方が多い人もリスクが非常に下がっています。このことから、カルシウムの単独摂取よりも、カルシウムとビタミンD両方の摂取によって相乗的な効果が期待できるといえます。 カルシウムは様々な生活習慣病のリスク低減に関与 ■カルシウムやビタミンDが、なぜ大腸がんのリスク低下に関与するのでしょうか。 肝臓でつくられて腸の中に排出される胆汁は消化液ですが、その中に含まれる胆汁酸が腸内で二次胆汁酸に変化すると、発がんを促進します。この二次胆汁酸にカルシウムが結合することで無毒化されて便中に排泄されるという説があります。また、カルシウムはビタミンDと一緒に腸粘膜細胞の分化などを正常化する作用も実験的に示されています。 ■大腸がん以外の病気ともカルシウムやビタミンDは関係していますか。 もちろん骨粗しょう症との関係はこれまでもよく言われてきましたが、現在、私はカルシウムやビタミンDと糖尿病との関係についても興味を持って調べているところです。欧米ではメタボリックシンドロームや肥満などの生活習慣病との関係を調べた研究もいくつかあります。また2008年7月には国立がんセンターのグループが、乳製品からのカルシウム摂取が脳卒中発症のリスクを低減させると報告しています。カルシウムは血管の内膜を安定させたり、血圧を安定させたりする方向に働きますから、循環器疾患や代謝性疾患をはじめとする様々な生活習慣病の予防に関係する可能性があるわけです。今後、糖尿病など、がん以外の疾病との関係についても検証していきたいと考えています。 ■カルシウムは骨をつくるもとになるだけではないのですね。 カルシウムは細胞内でのエネルギー代謝などあらゆる基礎的な部分に深く関わっています。極端にカルシウムが不足すれば問題なのは当然ですが、ある程度不足しているというレベルでも生活習慣病発症の危険性を高める可能性もあるわけですから、どれくらい摂取すれば十分といえるのか、データに基づいた再検討が必要ではないでしょうか。現在、日本人の30~49歳の1日の目安量は男性が650mg、女性が600mgですが、もしかしたら700~800mg、あるいは欧米並みに1000mgまで上げる必要があるかもしれません。カルシウムの摂取量が多くなると前立腺がんのリスクが高まることが報告されていますので、よいことばかりではないのですが、日本人の現在の摂取量を考えると、もっと摂取量を増やしてもいいと思います。 ビタミンDについては、私が以前に行った研究でも、県単位での日射量と大腸がんなどの消化器がんによる死亡率には相関関係があり、日射量が少ない地域ほど死亡率が高いという結果が得られました。過度に日光を浴びることは皮膚にダメージを与えるので避けるべきですが、日に当たると皮膚で大量のビタミンDが作られますので、がん予防の観点からも適度な日光浴は大切なのではないかと考えています。
カルシウムとビタミンDの大腸がん予防効果
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2008年11月28日 乳児と一緒に添い寝→体で圧迫されて窒息死。 添い寝の乳児が窒息死、元託児所職員に有罪判決 福岡県久留米市の民間託児所で生後6か月の女児が死亡した事件で、業務上過失致死罪に問われた同市荘島町、元託児所職員徳永富美子被告(58)の判決が28日、福岡地裁久留米支部であった。 長倉哲夫裁判官は、徳永被告に禁固1年、執行猶予3年(求刑・禁固1年)の有罪判決を言い渡した。 判決によると、徳永被告は1月29日午後10時頃、勤務していた託児所で女児に添い寝中、眠り込んでしまい、女児の鼻などを体で圧迫して窒息死させた。 長倉裁判官は「責任を免れようと、女児が死亡したことを知らせずに母親に引き渡すなどしており、刑事責任は重い」と指摘した。
乳児と一緒に添い寝→体で圧迫されて窒息死。
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職員添い寝中に男児死亡…覆いかぶさり窒息か : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)www.yomiuri.co.jp 障害がある子供らの支援施設「川崎市中央療育センター」(川崎市中原区)で今月、入所していた男児(9)が就寝中に心肺停止となり、死亡していたことがわかった。 神奈川県警は、添い寝をしていた20歳代の女性職員が過って男児を窒息死させた可能性があるとみて、業務上過失致死容疑で捜査している。 捜査関係者によると、職員は26日未明、ぐずる男児を寝かしつけようと添い寝しているうちに眠ってしまった。約2時間後に起きると男児は意識がなく、病院に搬送されたが死亡が確認された。
職員添い寝中に男児死亡…覆いかぶさり窒息か | ガールズちゃんねる - Girls Channel -
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★‐‐乳幼児突然死症候群 Medical Tribune(メディカルトリビューン)に、「乳幼児突然死症候群の半数超は親の添い寝中に発生。4分の1はスワドル(おくるみのような毛布)を使用していたことが新たな危険因子の可能性として注目された。」 」[ 2009年12月3日号 New] という記事が載りました。以下、その抜粋です。 「〔ロンドン〕ブリストル大学(ブリストル)乳幼児保健生理発達学地域型医療科のPeter Fleming教授らは,原因不明の乳幼児突然死の半数超は,ベッドやソファで親と添い寝をしているときに発生しており,親の飲酒,薬物使用などと関連している可能性があるとBMJ(2009; 339: b3666)に発表した。」 「Fleming教授らは,リスクの多くは親が添い寝前に飲酒あるいは薬物を使用していたことが原因(31%対ランダム対照群3%)と考えられるほか,ソファで添い寝した場合の死亡率も高い(17%対ランダム対照群1%)ことを明らかにしている。 さらに,SIDS児の5分の1は枕を,4分の1はスワドル(おくるみのような毛布)を使用していたことが新たな危険因子の可能性として注目された。」 「乳幼児突然死症候群(SIDS)という���語は1969年から使用されており,SIDSは突然死した子の親には責任がない“自然死”として分類されてきた。 それ以来,SIDSの危険因子に関して数々の報告がなされ,今では乳児を寝かせる体位は仰向け,寝かせる位置は両足がベビーベッドの下(feet to foot position)にくるようにし,たばこの煙のない環境に置くことなどが奨励されている。 しかし,異なる社会や文化の背景を持つ集団で,どの危険因子に関する情報が理解され,受け入れられているかが明らかになっていないことに加え,未知の危険因子や,以前は注目されなかった因子に関する情報はほとんどない。 そこで同教授らはワーウィック大学(コベントリー)と共同で,2003年1月〜06年12月にイングランド南西部で,出生時から2歳までに発生した全突然死について検証した。」 「 リスクを軽減させるメッセージについては親に浸透しているものもあり,これが継続的なSIDSの発生率減少につながっている可能性がある。しかし,添い寝によるSIDSの大半は危険な睡眠環境で生じている。 Fleming教授らは‘生後6か月までの乳児を寝かせる最も安全な場所は,親のベッドサイドにベビーベッドを置いて寝かせることである’と述べている。さらに‘親には,生まれたばかりの新生児をソファに置いたまま自身も眠ってしまうような行動は初めから回避するよう勧告すべきである。また,親はどのような状況下にあっても,飲酒や薬物使用後は絶対に添い寝をしてはならないことをあらためて認識すべきである’と述べている。 オークランド大学(ニュージーランド・オークランド)児童保健研究科のEdwin Mitchell教授は,同誌の付随論評(2009; 339: b3466)で‘SIDSはほぼ予防可能であることがわかっている。そして,保健教育とその推進には親の知識と育児習慣を監視することが重要である’と指摘。‘われわれが既に把握している情報を実践することにより,SIDSをさらに減少できる可能性がある。これからの課題はいかに意識と行動を変えられるかである’としている。」
危険防止の補足 ☆彡 | いっしょに子育て しましょう♪
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添い寝 Cosleep 赤ちゃんとの添い寝は当たり前!と日本人は思うかもしれませんが、アメリカでは別室で寝せるのが当たり前と思っている人が決して少なくありません。しかしながら、最近、アタッチメント・ペアレンティングという赤ちゃんとの、��キンシップを大切にする育児法などの影響により少しずつですが添い寝をする家庭も増えてきています。 今回、「添い寝」を取り上げたのは、特に日米の国際結婚の場合、日本人ママは「添い寝」で、と思っているのにアメリカ人ダディーは「別室」という考えの相違から、夫婦間の文化摩擦が起こる例が多いということに、掲示板の書き込みを読んで気づいたためです。 実際、私自身も、長男が乳児の頃、「添い寝」か「別室」かで夫婦喧嘩になりました。最後には、「別室が当たり前」と思い込んでテコでも動かない夫に押し切られる形で、生後3ヶ月を過ぎた頃から別室で寝かせるようになりました。 けれども、まったくの無経験、無知の状態で母親になった私も、いろいろと育児について経験をしたり情報を得たりするうちに、「添い寝」の良さを信じるようになってきました。 そこで、添い寝についての様々な資料を探しているうちに、今回、転載を許可してくださったタミーさんの「添い寝」の素晴らしい研究に出会いました。(タミーさんは情緒や行動障害を持った成人の特別教育専門の教師をしています。この分野において、情緒障害の成人が、親とのスキンシップの欠如による影響を受けていることが、最近、より憂慮されるようになってきているそうです。そこで、幼児期からのスキンシップに興味を持ち、論文を書き上げたということです。) 英文の方はタミーさんのホームページに掲載されていますので、ご主人に「添い寝」を説得できないでお悩みの方は、是非、英文の方をご主人に読んでもらってください。ちなみに、あれだけ頑なに、赤ちゃんとの添い寝を拒んだ夫ですが、この論文を読ませたら、あっけなく「添い寝が良かったね。」と方向転換しました。(既に二人の子は、赤ちゃんではないので、遅すぎた!!のですが・・・是非、これから赤ちゃんを迎えるご夫婦に、お役に立てていただけたら幸いです。) (この翻訳を仕上げるためにタミーさん、そしてタミーさんのご友人のAya Kasaiさんには非常にお世話になりました。改めて感謝いたします。) 【添い寝】 乳児の独り寝は主に西洋の習慣であり、人類の歴史においては非常に歴史が浅い。夜を通して子どもが独り寝できるようにトレイニングするという習慣は、約2世紀前に始まった。1700年代末以前は、添い寝が全ての社会において一般的った。(Davies, 1995)現在も、多くの文化において添い寝の習慣は続けられており、赤ちゃんは生後1~2年は、母親の母体の一部とみなされ、寝ている時も目覚めている時も母親の傍で過ごしている。そのような文化においては添い寝は、赤ちゃんと母親の両方にとって最善の方法だと当然のこととして認められている。そして赤ちゃんを別の部屋で独り寝させるという西洋の行いは、常軌を逸しているとみなされる。 (Thevenin, 1987). 幼児期の*対処的添い寝ではなく、誕生時から行われる家族の習慣としての添い寝と定義される*自発的添い寝の総合的研究は、まだされていない。しかしながら、医学的そして人類学的な実証的見地からみると、過去2世紀にわたる、赤ちゃんに独り寝をさせる西洋の動きは、親子の絆や、安全面に悪影響を与える結果となるかもしれない。 ---------------------------------------------- 語彙説明 対処的添い寝(reactive cosleeping):乳幼児の夜泣きなどの睡眠障害を解決するために、やむなく添い寝させる場合や、乳幼児が大きくなりベビーベッドの柵を越えて這い出して親のベッドに入り込むようになり、結果的に親と添い寝することになってしまう場合。 自発的添い寝(nonreactive cosleeping):親の選択による添い寝。(一般に、赤ちゃんが生まれて来る以前に選択する場合が多い。) ------------------------------------------------ 【親子の絆と睡眠環境】 John Bowlbyの初期の研究によると、常に一緒にいる母親と赤ちゃんは安定した絆がある。(Bowlby, 1953 cited in Davies, 1995)夜間のスキンシップにより赤ちゃんは情緒が安定する。 (Davies, 1995) Hayes, Roberts, Stowe(1996)は幼児期の添い寝の研究において、独り寝をしている乳幼児は、添い寝の子と較べて、安心するための物(おしゃぶりや毛布など)に、かなり強い愛着を持っており、その物がないと、よりむずかりやすいということを発見した。 1992年の「幼児期の柔らかい物とおしゃべりに対する愛着の研究」 (Lehman, Denham, Moser, & Reeves) では、柔らかい物とおしゃぶりの両方に愛着を持っているの幼児40%、おしゃぶりのみに愛着を持っている幼児の80%は、生後19ヶ月までに母親との絆がしっかりと築かれていないと評価された。添い寝によって結ばれる親子の絆は、母親に限らず、父親達もまた同じ場所で寝、より多くの時間を赤ちゃんと共にすることにより絆を深め、またそれを楽しんだと報告している(Davies, 1995; Seabrook, 1999; Thevenin, 1987)。ファミリーベッドで赤ちゃんと一緒に寝た父親は、赤ちゃんが自分の必要を満たすために完全に目覚めて泣き出すことにより、眠りを妨げられるということがより少ない傾向にある。 【人類学的検証】 人類学における添い寝の検証は、豊富である。Thevenin (1987) and Lozoff and Brittenham (1979)は、添い寝が行われている社会に関する書物を調べたところ、父親が別の場所で寝る文化をいくつか含むが、母親と乳児が添い寝をする200近い文化に関する古典的研究があった。 研究の中に含まれていた文化の例としては日本人、韓国人、フィリピン人、エスキモー、アフリカのクン サン族、アメリカ先住民のオキノワ族だった (Lozoff & Brittenham, 1979; Thevenin, 1987)。オキノワ・インディアンの文化の記述には、6歳まで親子の添い寝と、制限のない母乳の授乳、そして子供と安定した絆を築くことを伝統文化として受け継いできた親に共通する、添い寝にうまく適応し精神的に余裕のある態度が観察されたとある(Thevenin, 1987)。添い寝は世界総人口のおよそ90%において一般的に行われている習慣なのである(Young, 1998)。 人類学における豊富な添い寝の検証と相反して興味深いのが、イスラエルのキブツという共同体である。イスラエルの伝統的キブツ共同体において、乳児は生後6週目から共同体の保育施設において寝起きをする。キブツ様式における母子の絆に及ぼす影響の研究(1994) において、Sagi, van Ijzendoorn, Aviezer, Donnell,Mayseless らは、両親と同じ屋根の下で寝ずにキブツ共同体の家で寝る子どもは母子の絆の安定度が甚だしく減少することを発見した。 彼らが行った48人の健康な乳児の研究において、全ての乳児が一日に9時間、一週間に6日を専門の保育士とともに小さなグループで過ごした。全ての乳児は夕食時(4時頃~8時頃)4時間、自宅に戻って過ごした。その後、自宅で寝るキブツの乳児グループは、親の保護下でそのまま夜通し過ごした。一方、共同体で寝る乳児グループは、乳児園に戻され寝かしつけられた。二人の女性が、共同体の真ん中の家から、数軒の子どもの家を監視していたが、彼らは6歳から12歳までの50人以上の子どもの責任を負っていた。 この「監視役女性」はキブツ共同体のメンバーで、上記のような役割を当番制で、六ヶ月毎に一週間のサイクルで担うため、乳児と親密になることは決してない。保育施設における保育の質、母親の経歴、母親の仕事に対する満足度、幼児の性質といった基礎環境に関するデータは両方のグループにおいて基本的に同じであった。唯一つの違いはキブツでの寝る場所であった。母親との安定した絆を持っていたのは、キブツの自宅で寝起きする乳児で80%、共同で寝ている乳児では48%だった。このことは、添い寝そのものとは直接関係はないが、自分の家で寝起きしている赤ちゃんがより高い比率で安定した絆を持っていたのは、面倒を見る人が一貫していることによって、監督の女性に比べより早く乳児に反応できるからであろう。 【安全性】 1999年5月の消費者安全委員会[CPSC] が添い寝または赤ちゃんを大人のベッドに寝かせることに対して警告を発した。これは1980年から1997年にかけて2歳以下の子供の死亡原因の研究に基づいていた。CPSCの研究における故意によらず圧死した2178人の赤ちゃんのうち、ソファーやベッドに寝かせられていて死亡した幼児は180人だった。CPSCのデータの別の分析においては、大人のベッドに寝かされていて死んだ515人の幼児のうち121人の死亡原因が、人間による圧死、394人がベッドのフレームなどにはさまったり、布団などが覆いかぶさったためだった 。(Heinig, 2000)。 CPSCの統計は、いかに安全に添い寝をするかを大衆に対して教育する代わりに、親に添い寝を思いとど��らせるよう警告するマスコミの過剰報道をまねいた。しかし、乳児突然死症候群の研究の最終年に2700人の乳児が死亡し、そのうちの大多数がベビーベッドの中で独り寝をしていて死亡したということをメディアは伝えなかった (Seabrook, 1999)。一方、CPSCはマスコミに対して、死亡した赤ちゃんの寝ていた場所を伝えた他は、赤ちゃんに覆いかぶさってしまった大人が酒類や麻薬の影響を受けていたかどうか、赤ちゃんを寝かせていたベッドの表面などが適切だったかどうかというような危険要因に関してのデーターを公表しなかった。死亡した赤ちゃん515人のうちの79人はウォーターベッドの上に寝かされていた (Seabrook, 1999)。親は、ベビーベッドを選ぶ時と同じ慎重さを持って、添い寝に関する安全のガイドラインに従わなければならない。 添い寝している時の安全は、最も大切なことである。親はかなりの注意を払って子どもに安全な睡眠環境を整えるべきである。たくさんのガイドラインがあるが、そのほとんどは常識があればわかることでである (Sears, 1995b; Thevenin, 1987)。まず最初にベッドは、子どもが落ちてしまう可能性が絶対にないように配置されなければならない。それにはメッシュのガードとなる枠を設けたり、添い寝用の特別なベビーベッド(三方に枠のついた)を使用したり、ベッドと壁に隙間のないように配置したり、赤ちゃんがはさまってしまう隙間のないことを確認したりすることである。次に、生後間もなくは、母親の隣に添い寝させ、父親と母親の間で寝かせないようにしなければならない。父親は最初のうちは、母親ほど乳児に気が回らなからである。 添い寝をする人は、通常より大きめのベッドを壁にぴったりと隙間のできぬようにくっつけて使用するか、赤ちゃんの寝る側にメッシュのガードを設ける、又は三方に枠がついたベビーベッドと普通のベッドを組み合わせて使用し、その場合、ベビーベッドの枠のない側とベッドの母親側とをピッタリ隙間のできぬようくっつけ、マットレスとベビーベッドの高さは同じにする。乳児の傍では重たい掛け布団や枕の使用は避けるべきである。母親の体温があるので、赤ちゃんに着せ過ぎないこと。添い寝する乳児に対しては、普通、夜を通して授乳することになるが、これは促進すべきことである。ウォーターベッド、ソファー、他の柔らかいものは、添い寝には使用されるべきではない(Heinig, 2000; Sears, 1995b; Thevenin, 1987)。最も大切なことは、もし親がひどく睡眠不足だったり、薬やアルコールの影響を受けている場合には、添い寝をするべきではないということである。喫煙する親も、受動喫煙(他人のたばこの煙を吸わされること)は、突然死症候群による死の危険性が急増するので、添い寝するべきではない (McKenna et al., 1993; Sears, 1995b)。 安全な添い寝の仕方イラスト 三方に枠がついたベビーベッドと普通のベッドを組み合わせて使用し、その場合、ベビーベッドの枠のない側とベッドの母親側とをピッタリ隙間のできぬようくっつけ、マットレスとベビーベッドの高さは同じにする 赤ちゃんの寝る側にメッシュのガードを設ける 通常より大きめのベッドを壁にぴったりと隙間のできぬようにくっつけて使用する (イラスト by Aya Kasai)© 2003 Tami E. Breazeale 【幼児突然死症候群】 添い寝や突然死症候群の研究は、家族全員で同じベッド寝ることを選ぼうとする親の決断を支持する多くの驚くべき知識を集約した。実際に1980年以前の全てのSIDSに関連した乳児の睡眠に関するリサーチは、睡眠実験室内で乳児を隔離して行われた、このような研究に反して、医療人類学者James McKennaは、母子の添い寝のリサーチを行った。McKennaは、乳児の睡眠生理学は、添い寝という情況の中で発展したものなので、乳児の眠りは標準的な添い寝環境においての乳児を研究対象とすることなしに完全に理解することはできないと仮定した (McKenna et al., 1993)。 Dr. McKennaのリサーチにおいては、添い寝は、子どもが睡眠中に他の人に接触し、反応し、音や動きや感触や視覚や嗅覚や、臭覚、二酸化炭素や、体温に反応するほど近くに寝ていることと定義した(McKenna et al., 1993, p. 264)。McKennaは添い寝によって、危険な寝具、室温、乳児の寝る姿勢など、SIDSの他の危険要因が変わるとしている。 既に確立している睡眠ポリグラフの記録ガイドラインを使用して、McKennaは、実験室で母親と生後2~4ヶ月の赤ちゃんに添い寝してもらい、両者の睡眠、呼吸、覚醒のパターンを記録した。また、母親と赤ちゃんに二晩、隣接する別室で寝てもらい、三晩目には添い寝してもらい同様の記録を取った (McKenna et al., 1994)。 添い寝の調査結果では、添い寝する母子は、非常に高いレベルでお互いに影響し合い、非常に良く似た睡眠と覚醒のパターンを示した。幼児の覚醒欠陥と何軒かのSIDSによる死との関係が疑われており (McKenna et al., 1993; Sears, 1995b)、添い寝が赤ちゃんの呼吸パターンや、中枢神経、心臓血管に何らかの影響を与え、これらを守る役割を果たしているというMcKennaの仮説は、かなり妥当だと思われる。 興味深いのは1994年のイギリスにおける生理的発達、乳児の睡眠、アジア系乳児のSIDSの危険性の研究において、PetersenとWailooは、アジア系の乳児はSIDSの生理的危険要素が幾分多いにもかかわらず、人口当たりのSIDSの発生率がずっと低いということを発見した。著者は、それは恐らくアジア系移民の育児習慣により、乳児がより多くの刺激を受けるためであるとしている。その育児方法には、添い寝、赤ちゃんをおんぶや抱っこをしている時間が長いこと、赤ちゃんがより家庭生活の様々な場面にかかわっていることなどが含まれる。添い寝がより一般的に行われているアジアの国々でのSIDSの発生率は、西洋の社会よりも、非常に低いのである (Thevenin, 1987)。 【添い寝に対する考え方】 生後間もなくからの添い寝は、世界の先端を行く母乳育児推進組織(LLLI, 1997)La Leche League Internationalや多くのプロの母乳育児コンサルタント(Heinig, 2000)によって推奨されている。母乳育児をしている夫婦が、赤ちゃんと添い寝する利点は赤ちゃんと母親の両方が、より眠りを妨げられずに母乳による授乳の頻度を増やせるということである。 睡眠実験室における研究によると、添い寝している母親は実際、夜を通して非常に頻繁に乳児に授乳しているが、それを母親自身は朝、目覚めたときにほとんど覚えていない。添い寝の実験中、頻繁に目覚めたにもかかわらず、母親は赤ちゃんと離れて寝たときよりも、添い寝した時の方がより、よく眠れたと報告した (McKenna et al., 1994)。添い寝と無制限の夜の授乳のもう一つの利点は、母乳だけを与え続けると同時に添い寝をする女性が再び妊娠できるようになるまでに出産後1年までかかることも多く、自然に次の子どもの妊娠までに間隔が開くという点である。 添い寝はまた、夜恐を減らし母性の保護本能を満たすと報告されている (Medoff & Schaefer, 1993)。また多くの添い寝推奨者は、添い寝は自然な育児法、又は親子の絆を大切にする育児法の一部であり、より自信に満ち独立心に富んだ子供を育むとしている (Sears, 1995a; Thevenin, 1987)。 一昔前の小児科の専門家達は、「親のベッド」で子ども達を寝かせることは、親にとっても子どもにとっても非常に否定的な結果をもたらすと言い続けてきた。Dr. SpockやDr.BrazeltonやDr.Ferberと言った育児の権威や専門家達は、添い寝は子供に悪い習慣をつけてしまうか、もしくは睡眠障害を引き起こし、不健康な幼児期の依存心を発達させ、また夫婦の結婚生活にも害を及ぼすと添い寝する親に警告を与えた (Ball, Hooker, & Kelly, 1999)。 生後すぐからの自然な添い寝の習慣を、年長の子どもとの、(睡眠障害などの)問題を解決するための対応策としての添い寝と誤解したことが、このような反添い寝派を生んだ原因となっているようである。対処的添い寝の研究 (Lozoff, Wolf, & Davis, 1984; Rath & Okum, 1995) において、添い寝と子どもの睡眠障害と家族のストレスとの関連性が発見された。しかし黒人家族における添い寝と白人やヒスパニック家族との添い寝における文化的相違は大きい。Lozoff,Wolf,Davisは1984年の研究において、6ヶ月から4歳までの子どもを持つ母親150人をインタビューした。 白人の添い寝の子どもに報告された睡眠障害の率は、一人寝の子どもの3倍だった。黒人の子どもの場合は、その反対で、添い寝する子どもの方が一人寝の子どもよりも睡眠障害が少なかった。添い寝は黒人の家族の70%において慣例であり、伝統により現在も行われている習慣であるが、白人家族では35%である。このような研究結果は、添い寝と睡眠障害の関係を示すことができなかった(Medoff & Schaefer, 1993)。 Lozoff, Wolf, Davis (1984)の研究における添い寝する白人とヒスパニックの子供達は、黒人の子供達に比べ年長であったという事実は、添い寝の仕方には文化の違いがあるということを示している。すなわち、黒人家族は、白人やヒスパニック家族に比べ、より習慣的に添い寝する傾向にある。他の学者によって再審理された重要な自発的添い寝の研究はまだなされていないが、Dr. McKenna (1994) や Dr. Sears (1995b) による人類学的な検証(Lozoff & Brittenham, 1979; Thevenin, 1987)や研究結果は、添い寝が、特に母親が授乳中の場合、価値ある習慣であることを明白に示している。 人気雑誌“The New Yorker”の記事でJohn Seabrook(1999)は、彼と妻と生まれたばかりの息子との添い寝体験について書いている。彼の妻は幼少期、親と添い寝をしている。また息子を母乳で育てており、本能的に添い寝を欲していたという。しかしながら、筆者は反添い寝派の専門家の意見に従った方が自然だと感じていた。 数ヶ月の寝不足と、赤ちゃんに一人寝を教える数々の試みの後、父親は根負けする。そしてこの時期、彼はある有名な医者を訪ねる。その医者とはDr. Richard Ferberで、彼のパブロフ方式、“cry-it-out”と呼ばれる、泣き止むまで泣かせ続けるシステム、スリープ・トレーニング方式は、一端、赤ちゃんが“Ferber化される”と、夜通し一人で眠ってくれることを保障することで悪名高い。 ---------------------------------------------- 語彙説明 cry-it-out アメリカの代表的、寝かせつけの方法(SweetHeartも、長男の時は病院のマタニティークラスで、この方法を学んだ。) 1、赤ちゃんを赤ちゃんの寝室のベビーベッドに寝かし付けた後、部屋から出て一定の時間いくら泣いても、ほうっておく。 2、たておば、第一日目は10分おきに赤ちゃんをチェックしに行き、次の日は15分おき、そして20分おきというように、なき続けても、少しずつ一人にしておく時間を延長していく。 3、チェックしに行った際、赤ちゃんがいくら泣いても絶対に抱き���げない。 4、やがて、赤ちゃんは自分が泣いても誰も反応してくれない、無駄だということを学び、一人で寝られるようになる。(パブロフ方式と言われるゆえん) ---------------------------------------------- Dr. Ferberとの面接の中で筆者が添い寝について質問をすると、Dr. Ferberは1985年の自身の広く人気を博した著書の中で添い寝を批判しているにもかかわらず、「添い寝が、うまく行く例もたくさんありますよ。」と言ったのだった。この面接の後、筆者はほとんどの専門家が反添い寝の立場を取るのは、親にとって都合が良いことと、乳児の自立の重要性に関してあいまいな考えしかないからだと気づき始めた。彼は、幼い子の睡眠パターンを尊重することを学び、添い寝に適応し、家族全員が参加することのできる添い寝という関係が、親子の絆を結ぶことを認め、また家族と友に喜びを味わう体験となることを受け入れた。 Ball, Hooker, and Kelly (1999)は、イギリスにおいて、イギリス人の間で行われいてる自発的添い寝の研究をした。イギリスとアメリカにおいて、添い寝は、理想とされる子育て形態の主流ではなく、またこの分野における文献は、対処的添い寝や異文化による違いを区別せずに全てを一緒くたに扱ってはいるものの、この研究が夜間の育児に関する考え方と方法に関する価値ある討論への扉を開くものであるとした。 この研究はイギリス北部の経済的に恵まれないある地域において、妊娠が判明しこれから親になるという人々を対象に行われた。対象者達は出産前に、育児に対する予想される事柄についてインタビューを受け、その後、生まれた赤ちゃんが2~4ヶ月になろうとする時期に実際の育児様式について再度インタビューを受けた。新米の親と育児経験のある親を含む40家族が両方のインタビューを受けた。 新米の親達で子どもとの添い寝をするつもりでいる者は誰もいなかったが、最終的には、少なくとも時々添い寝した親が70%だった。出産後インタビューを受けた母親の多くは、ベッドに横になったまま授乳がしやすいこと、添い寝しながらだと赤ちゃんの面倒が見やすいことを頻繁に述べた。 驚くべきことではないが、育児経験のある親の方が、育児での予想される事柄に対して現実的な考えを持っており、35%が添い寝を希望し、59%が実際に添い寝をした。添い寝をした新米の母親の大多数と、添い寝をした育児経験者の母親の全てが、母乳育児だった。このような研究によって、添い寝が危険でまれな習慣だという先入観にかかわらず、イギリスの親の主流は、添い寝を効果的な育児のテクニックと考え、一般的に添い寝を実践しているということを明らかになったのである。 2001年 Tami E. Breazeale <出典> http://www.visi.com/~jlb/thesis.html 翻訳 : 世界子育てネットSweetHeart管理人:ホーバン由美子 翻訳監修: Kasai Aya
添い寝
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BMJ. 2009 Oct 13;339:b3666. doi: 10.1136/bmj.b3666.Hazardous cosleeping environments and risk factors amenable to change: case-control study of SIDS in south west England.Blair PS1, Sidebotham P, Evason-Coombe C, Edmonds M, Heckstall-Smith EM, Fleming P.Author information1Department of Community Based Medicine, University of Bristol.AbstractOBJECTIVES: To investigate the factors associated with sudden infant death syndrome (SIDS) from birth to age 2 years, whether recent advice has been followed, whether any new risk factors have emerged, and the specific circumstances in which SIDS occurs while cosleeping (infant sharing the same bed or sofa with an adult or child).DESIGN: Four year population based case-control study. Parents were interviewed shortly after the death or after the reference sleep (within 24 hours) of the two control groups.SETTING: South west region of England (population 4.9 million, 184 800 births).PARTICIPANTS: 80 SIDS infants and two control groups weighted for age and time of reference sleep: 87 randomly selected controls and 82 controls at high risk of SIDS (young, socially deprived, multiparous mothers who smoked).RESULTS: The median age at death (66 days) was more than three weeks less than in a study in the same region a decade earlier. Of the SIDS infants, 54% died while cosleeping compared with 20% among both control groups. Much of this excess may be explained by a significant multivariable interaction between cosleeping and recent parental use of alcohol or drugs (31% v 3% random controls) and the increased proportion of SIDS infants who had coslept on a sofa (17% v 1%). One fifth of SIDS infants used a pillow for the last sleep (21% v 3%) and one quarter were swaddled (24% v 6%). More mothers of SIDS infants than random control infants smoked during pregnancy (60% v 14%), whereas one quarter of the SIDS infants were preterm (26% v 5%) or were in fair or poor health for the last sleep (28% v 6%). All of these differences were significant in the multivariable analysis regardless of which control group was used for comparison. The significance of covering the infant's head, postnatal exposure to tobacco smoke, dummy use, and sleeping in the side position has diminished although a significant proportion of SIDS infants were still found prone (29% v 10%).CONCLUSIONS: Many of the SIDS infants had coslept in a hazardous environment. The major influences on risk, regardless of markers for socioeconomic deprivation, are amenable to change and specific advice needs to be given, particularly on use of alcohol or drugs before cosleeping and cosleeping on a sofa.
Hazardous cosleeping environments and risk factors amenable to change: case-control study of SIDS in south west England. - PubMed - NCBI
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ケイ ミズモリ:超不都合な科学的事実、長寿の秘密/失われた古代文明 昨日読み終えた本の紹介です。 奇想天外な発想の科学者の仕事を紹介した本。最後の方で紹介された内容はインディジョーンズのモデルとなった科学者の地底王国の話など、なんだかなあという内容ですが、非常に面白く読めました。 本の最初の方で、多くのページを割いて記述されていたのが、パトリック フラナガン博士の仕事。博士は、11歳で誘導ミサイル探知装置を発明しアメリカ政府に特許権を売却(パトリオットミサイル)。17歳でアメリカで10指に入る最高科学者としてライフ誌に取り上げられた天才。博士は、ライフワークとして、長寿で有名なパキスタン奥地のフンザの水を研究。太古の時代にマグマによって熱し固められたヒマラヤの塩、そこに大量の水素が封入されている。その水素が氷河融解水に封入されたのがフンザの水。フンザの水を人工的に作ったのが、マイクロクラスターシリカ、通称フラナガンパウダー。商品名はメガハイドレート、amazonで購入可。このフラナガンパウダーは、チェルノブイリ原発事故被爆者に対して唯一有効であったことは有名。東日本大震災後の福島原発事故後にも救援物質として福島に大量に送られた。 水素は体内で、最強の活性酸素ヒドロキシラジカルと反応して、無害化し体を守る働きがある。そのため、水素は様々な病気の治療に有効との報告が相次いでいる。水素は、この世の中で最小の物質のため、体中どこでも届くことができる。水素風呂に入れば皮膚から吸収される。細胞膜、ミトコンドリア膜、核膜も容易に通過してヒドロキシラジカルを無害化する。血流障害を生じている虚血後の再灌流障害にも効果を示す。 現在国内で流通している水素サプリは、1)フラナガンパウダー、2)及川水素、3)その他に分類される。フラナガンパウダーは及川水素より10倍以上効果があるのは既に証明済み。その他の水素サプリは、フラナガンパウダーに比べ効果は1/100程度と推定される。月に10000-12000円する効果の乏しい水素サプリを購入するのは賢明ではない。メガハイドレードなら月2000円で購入することが可能。私��メガハイドレートを推薦するのはそのような理由からです。 水素サプリメントのメガハイドレート - なるほど元気倶楽部 www.naruhodo-genki.com/shop/megahydrate.html - キャッシュ 水素サプリメントのメガハイドレートは、アメリカの天才科学者パトリック・フラナガン博士 の30年以上にわたる研究から誕生し、世界中 ... を手放すことのできる単純かつ使い 易いシリカ・ハイドライドのパウダーを開発することにおよそ30年間の年月を費やしまし た。
水素水とは違うのかな、勉強してみます。 - 健保のつぶやき
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鶴見医師の鶴見クリニックで使われているマイナス水素イオンサプリメントとは? こちらのサプリメントは、実際鶴見隆史氏が監修され、患者さんにとって最適な成分を加えて作られています。 他の水素サプリメントと違う点は、ビタミンC と水溶性有機ゲルマニウム、腸内環境を整え免疫を活性化するオリゴ糖が含有されている点でしょうか。 水素を発生する主成分は珊瑚カルシウムを使用 癌治療を行う患者さんの場合は一日大量の水素サプリメントを飲む必要があると著書には記されています。 1日6カプセルを飲むとすると、かなりのお値段になってしまいますね。(1ヶ月43500円) おそらく、試してみたいけどこの金額だと続けられない・・・・。 そんな方のほうが多いのではないでしょうか。 しかし、実はこの珊瑚カルシウムを作った及川博士がマイナス水素イオンに着目するきっかけとなったフラナガン博士の作った水素サプリメントのほうが価格的にも効果的にも優れてるそうなのです・・・。 価格は7分の1で購入できる珊瑚カルシウムを遥かに凌ぐ水素サプリメントとは? マイナス水素イオンを発生させる方法には2通りあると『がんが消える!』の中でも記されています。 ①珊瑚カルシウム(及川胤昭博士による研究) ①シリカ水素化合物(マイナス水素イオンを発見したフラナガン博士の研究) 鶴見医師の著書の中でも、水素シリカを元に水素を発生させる方法と珊瑚カルシウムを用いて水素を発生させる方法が書かれています。シリカ水素化合物とは、すべて天然の可食性食品を用いて作られており、マイナス水素イオンを大量に発生させるためには最も最適な方法であると様々な研究者が認めています。 このシリカ水素化合物を使った水素サプリメントは、世界中で愛用者がおり、発明者のフラナガン博士のたくさんの患者を救いたいという思いから、米国では30ドル前後で販売しています。 日本でもamazonのまとめ買い購入であれば60粒入りが1瓶2060円台という価格で販売されていて、���質のマイナス水素イオンを大量に摂取するためには不可欠なサプリメントといえるでしょう。 たった一粒でも、体中の活性酸素の強力な掃除役をしてくれて、34円という低価格。 この一粒を毎日飲むか飲まないかで大きく数年後の健康状況が違ってくることは間違いないと思います。 珊瑚カルシウムと比較しても、あきらかにシリカ水素化合物による水素発生能力が勝っているようです。 下記の動画は珊瑚カルシウムとシリカ水素化合物サプリメントを使用した実験動画です。 低価格の秘密は開発者の理念と世界中の愛用者のため このシリカ水素化合物を使用したサプリメントは、メガハイドレートというサプリメントです。 通常、水素水や水素サプリメントを飲用しても、あまり際立った体の変化を実感できる人は少ないのですが、このメガハイドレートというサプリメントを使った人の使用感はなんらかの効果を実感出来ていて、リピートする人が多いことでも効果を証明出来ている点だと思います。(メガハイドレート使用者の感想はこちらをご覧ください) 鶴見医師は癌治療に様々なサプリメントを使用して治療を行っていますが、まずはマイナス水素イオンを基本にし、その他のサプリメントを複合して治療を行うそうです。 日本でも、様々な水素水や水素サプリメントが販売されていて、どれを選べばよいかわからないといった人のほうが多いと思いますが、私自身も何週間も水素について調べてきた結果なので、参考にしていただければ幸いです。
鶴見隆史医師が癌治療に使用するマイナス水素イオンサプリメントとは? | がん治療!代替療法・最先端治療・免疫力向上ブログ
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