halfmoom33l - Tumblr blog

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また好きな作品に一つ出逢えてしまって、わくわく。雰囲気が凄く好きだった。｢大切な友達が通り魔に襲われたら｣ 僕はどうするだろう。

心の傷や痛み、大きさは違えど誰しもが抱えてるもの。明るく振る舞う人ほど、深い闇を隠していたり。何気なく放った一言が、その人の傷を抉ることになったり。僕はそういう弱さや脆さに、気付ける人でありたい。

朝のホームルームを抜け出して、嘘ついて帰っちゃった日が1日だけあって。白い息を吐きながら知らない道を通って、バスの窓に反射するマフラーぐるぐる巻きの自分が、なんだか映画の主人公みたいでかっこよく見えたんだ。あの頃の記憶ってなぜか、青いフィルターで映ってる。満開の桜も、ほんのり青みがかった桃色として、記憶に刻まれてる。

そういう僕の感覚を表現してくれてる音楽や映画が好きで、この作品は凄く僕に近かった。

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少し涼しくなった空気も、この街の匂いも、あくびする野良猫も、木々が揺れる音も、ぜんぶ忘れたくなくて。赤信号ばっかりの日も、それなりに幸せ。お気に入りのキーホルダーを落としても、買ってきたケーキがぐちゃぐちゃになってても、それを同じように悲しんでくれる人が居る幸せ。君の生活の中に僕が居る、幸せ。

昨年の僕は、真っ暗なトンネルの中を、ただ一人で走っている感覚。右も左も分からない、前を向くのも後ろを振り返るのも怖かった。闇の中だと、信号も無いし、大事な落し物には気づかない。それでいい。日常の楽しみとか、そんなものあってもどうせ無くなるだけだし、それで良かった。それが、良かったのに。

僕の大好きな冬が来ちゃったら、どうしよう。街を歩くだけで楽しくてルンルンで、こんなのぜんぶ幻じゃん。幸せだよ大丈夫。うそ、ほんとうは怖いの。

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｢今日の僕｣を作って、笑う練習。にこにこ。大丈夫、そこにはまるで本当の僕は存在しない。

痣が見えちゃうからこの服は着ていけないなあ、とか、前の日の夜に泣きすぎて目が腫れちゃって、ドデカ鏡の前で、こんな人生捨てちゃいたいなあ、とか。

好きな音楽(とくべつ)が、有名になって、いま流行りの曲として消費されるのが、許せなかった。ぼくの神様なのに、消えないで、だれのものにもならないで。ねえ、ぼく以外を救わないでよ。別に、僕のものでもないのに、みんなのものなのに、そう思ってしまう。

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海月は最期、海に溶けて消えるらしい。それなら、人間に生まれて、良かったな。一生を終えたとき、君にこの身体を、抱き締めてもらえるから。

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退屈の海に、沈む。自堕落な生活、狂った愛のぶつけ方、過去の地獄。