2012年の秋にはじまった、主に「ライブ+DJ」で構成される”イケナイ感じ”のする”危険”なイベント。ライブではノイズ、エレクトロニクス、サウンドアートなど、”良識的でない”演奏をシリアスに展開し、一方DJでは、下ネタ満載の歌謡曲、犬の鳴き声、はたまた落語まで飛び出してしまう、レゲトン好きも悶絶感涙の内容を展開。ライブでシリアスな緊張感を楽しみ、DJでは踊らず腹を抱えるトンデモなイベントなんて世界中で「ひどいイベント」だけ!このひどさ、クセになるぜ! レギュラーメンバー:菊地良博、佐藤貴宏、佐藤実、長崎由幹、福原悠介(五十音順) -------------------------------------- HIDOIEVENT (means Terrible Party) was launched in Autumn 2012, consists of ‘live performances + DJings’, feels naughty and dangerous. In live section, there are anti-decent performances like noise, electronics, and sound-art. And in DJ section, there are smashing crazy songs, just dogs’ barking, and Rakugo (Japanese traditional sit-down comedy). It brings happiest agony to everyone who include reggaeton lovers. ‘HIDOIEVENT’ is the only show in the world that you can enjoy a kind of strain at live performances, and get hilarious at Djing time! You will be addicted to the terrible spark! regular members: Minoru Sato, Takahiro Sato, Yoshihiro Kikuchi, Yoshitomo Nagasaki, Yusuke Fukuhara (alphabetized)
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「ひどいイベント」とは?
2012年に菊地良博、佐藤貴宏、佐藤実、長崎由幹、福原悠介(五十音順)の5人ではじめたイベントがシリーズ化し、その後イベントを企画するチーム名として定着したもの。2011年、震災と復興に関連して仙台に軸足をおくことにしたアーティストたちが美術、映像、音楽といったジャンルを超えて様々な形で繋がっていく状況が生まれた。その中から上記の5人が集まり、当時復興の推進力として掲げられた様々な言葉や活動、その枠組みからではなかなか掬いきれない文化的な側面を「ひどい」という言葉で掬い上げようとしてはじめたのが、そもそものきっかけである。 「ひどい」という言葉には、多角的な意味合いを含ませることが可能であるように思われる。それを英語に訳すならば、[terrible] なのか[horrible] なのか、または[badass] なのかもしれない。いずれも、口語ではすごいという意味で使われることがある。このような意味のズレに目を向けると、震災以降盛んに使われている「絆」は、家畜をつなぐ綱を意味し、束縛、呪縛、しがらみを指すものとして使われてきたという歴史がある。 もちろん現代ではそう言った意味で使われることは減ってしまっている。つまり、それまで掲げられてきた言葉では掬い上げられなかった何か、本来あったものが表に現れたものなのか、あるいは新たに生じてきものなのか、いずれにしてもその何かに対して別のところから意味をズラして言葉を充当する必要があったのであろう。同じように「ひどいイベント」では、文化的な意味で掬い上げきれていない何か、しかし立ち上がってきている何かを「ひどい」という言葉を通して目を向けようと試みるものである。 計11回を数えるイベントは、主にDJ やライブ演奏を主とした音楽イベントの形式を採ったが、その演奏は上記が示すように、従来のイベントでは試みられることがなかった「ひどい」という評価軸に基づき行われ、実施される場や環境が前提とする機能からいかに遠ざかることが可能かという試みであった。それは音楽イベントを擬態した命名不可能な何かであった。したがって、「ひどいイベント」においては、音楽イベントという形式は必然的なものではない。構成メンバーのそもそもの専門が美術や映像ということからも、他のいかなる形態でも活動が可能である。 https://www.mixcloud.com/hidoievent/
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第1回 2012 年 10 月24 日
会場:仙台 Club ADD
出演者: ・佐藤実 minoru sato m/s - ライブ/DJ ・佐藤貴宏 - ライブ[TV バンド]/DJ ・まつたけの浜(菊地良博)- DJ/ カラオケ ・長崎由幹 - DJ ・mamafufu( 福原悠介)- ライブ /DJ
第1回目は、平日のど真ん中、水曜日の深夜に仙台のナイト・クラブのうち最も音響が良いClub ADD で行った。 佐藤実は、この後イベントの象徴の一側面を担うことになる自作の音響デバイスSexGodSex を演奏した。無駄を徹底的に排除し極限まで切り詰められた、しかしそれゆえに豊かな表情を持った低音の壁で会場を圧倒した。 佐藤貴宏は、複数のブラウン管テレビと複数の V H Sプレーヤーをバンドの要員とする TV バンドのパフォーマンスを行った。予め加工された和製ポルノ映像をスコアとしてドラムの各パートごとに複数人に演奏してもら い、それぞれを映像で記録、パフォーマンス時にはVHS の記録物のタイムラインをスコアのタイムラインにリモコンを使用して地道に合わせるというパフォーマンス/演奏を行った。 菊地良博は、「ひどいイベント」のみで使用する名義「まつたけの浜」を考案し、クラブにおける最もひどい演奏とは何かと考え、決して踊れず、のれない、ひどく格好の悪い音楽や、音楽ですらない効果音などをDJ として演奏した。また演奏の最後には歌ったことがないヒット曲をカラオケで歌い、自らを辱めた。
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第2回 2013 年 1 月23 日
会場:仙台 Club ADD 出演者: ・佐藤実 minoru sato m/s - ライブ/DJ ・佐藤貴宏 - DJ ・まつたけの浜 - DJ ・長崎由幹 - DJ ・mamafufu - DJ 第1 回に味をしめて、またしても平日のど真ん中、水曜日 の深夜に行った。 それぞれが前回同様のDJ を披露。 佐藤実は今度はお試しとばかりにSexGodSex2台でやってみるが、音響セットアップに苦労し思ったほどの効果は得られなかったので、次回に再調整すると誓う(本人談)。
まつたけの浜 DJ 録音: https://hidoievent.tumblr.com/post/82008299669/just-uploaded-%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%AE%E8%8A%B1-aka
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第3回 2013 年 3 月3 日
会場:仙台 Club ADD 出演者: ・青山泰知 - ライブ ・菊地良博 - ライブ ・佐藤貴宏 - DJ ・佐藤実 minoru sato m/s - ライブ/DJ ・まつたけの浜 & たけのこ - DJ ・mamafufu - DJ ・毛利悠子 - DJ ・yoshitomo a.k.a DJ Be Young( 長崎由幹)- DJ 第3 回目は、ゲストに仙台でレコードショップSTORE15NOV を営み、大友良英のサウンドインスタレーション作品「without records」の共作者でもある青山泰知と、美術家の毛利悠子を迎えて開催した。菊地は青山と一緒に演奏。
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第4回 2013 年 12 月6 日
会場:仙台 Club ADD
出演者: ・佐藤実 minoru sato m/s - ライブ ・佐藤貴宏 - ライブ ・菊地良博 - ライブ ・mamafufu - ライブ ・DJ まつたけの花 aka 浜田まさるの晩ごはん | DJ Victory - DJ ・DJ 佐分利信 | DJ Saburi Shin - DJ ・DJ ステーキハウスによる肉食怪獣劇場 - DJ 固定メンバーがライブ演奏を、またそれぞれが変名でDJ を行った。
まつたけの浜 DJ 録音: https://hidoievent.tumblr.com/post/82008299669/just-uploaded-%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%AE%E8%8A%B1-aka
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第5回 2014 年 1 月12 日
会場:仙台 Club ADD 出演者: ・瀬川雄太 (ex. Subtle)- DJ ・菊地良博 - DJ ・長崎由幹 - DJ ・mamafufu - DJ ・まつたけの浜 - イラスト販売 第5回目は、ゲストに瀬川雄太を招き、D J のみの構成で行った。 菊地は「まつたけの浜」名義ではなく、本名名義でひたすらに暗く重苦しい音楽を真剣にD J 演奏した。 まつたけの浜名義ではイラストの販売を行なったが、年明け早々、突然の開催ということもあり、集客0人を記録した。
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第6回 2014 年 4 月27 日
ひどいイベント6 COSTES JAPAN TOUR 2014 IN SENDAI 会場:せんだい演劇工房10-BOX
出演者: ・COSTES from フランス - ライブ ・Overload Collapse from スイス - ライブ ・Les Belles Noiseuses from 東京 - ライブ ・佐藤実 minoru sato m/s - ライブ ・菊地良博 - ライブ
第6回目は、フランスから過激なパフォーマンスで悪名高いレジェンド、Jean-Louis Costes を迎え開催した。 彼の20年ぶりの来日ツアーに同行していた Overload Collapse とLes Belles Noiseuses も参加。 北関東以北では唯一の公演を「ひどいイベント」が実現させた。会場はCostes の演劇的なパフォーマンスに合わせ実際の劇場を選んだ。フライヤーとチケットのデザインは菊地が担当。
ゲスト・プロフィール コステス|COSTES (from France) 1986 年に活動を開始したフランス人ミュージシャン、パフォーマー。小説家、画家、映画監督でもある。 コステスの表現は大まかには、滅茶苦茶でトラッシーなスタイルと、表現主義的なスタイルの2通りがある。しかし、その表現はどちらであっても、すぐに彼の作品と分かってしまう直裁さに溢れている。過激なアクションとノイズミュージック、歌、ロマンティシズム、神秘主義を融合させた「ソーシャル・ポルノ・オペラ」の活動でも知られている。今回20年ぶりとなる来日ツアーが実現! ジャンルごとの活動経歴は以下を参照。 SONGS 1986 年- 2014 年:自国フランスを始め、イギリス、日本、ドイツ、スペインの様々なレーベルから60 もの歌の音源リリースを行っ てきた。 SHOWS / LIVES 1988 年- 2014 年 : ヨーロッパ、アメリカ、日本で計700 回以上も実演された21 のソーシャル・ポルノ・オペラを制作している。 2009 年からは、キーボード+ ボーカルの編成でソロコンサートを開始し、またフリージャズ/フリーインプロヴィゼーションの分野で著名なギタリスト、ノエル・アクショテやDJ のSebastiAn とも共演した。 FILMS 1991 年-2014 年:30 のショートフィルムと5 つの長編映画を製作した。 Virginie Despentes の” Baise-moi" や Gaspard Noé の” Irreversible" など多数のインディペンデントフィルムにも出演している。 DRAWING and PAINTS コステスは、いつもドローイングの制作をしており、自身の音源のアートワークも制作してきた。 2009 年からは、インターネットを介しての自身のペインティングの販売を開始し、いくつかの公式な展覧会も開催した。 TEXTS 1997 年- 2014 年 : 多くの文章を自身のウェブサイト上で出版し、いくつかの外部ウェブサイトやジャーナルからフォローされている。 2003 年 : 小説『Viva la merda』 ed. Hermaphrodite ( フランス) 2006 年 : 小説『Grand-Père』 ed. Fayard ( フランス) 2008 年 : 小説『Un bunken en banlieue』 ed. Eretic 2010 年 : コミック『Le Prince du Coeur』 ed. Requins-marteaux 2012 年 : コステスについての論文, Art Brutal, ed. Radicales 2013 年 : 小説『Guerrier Amoureux』, ed Eretic 2014 年: 小説『Grand Père』 デラックス・エディション, illustration by Anne Van der Linden http://www.costes.org/ オーヴァーロード・コラプス|Overload Collapse (from Switzeland) Nicolas J. Fasnacht とNikola Mounoud による、予測不可能な崩壊サウンドを引き起こす過剰フィードバックデュオ。スイスはローザンヌという小さな街で毎年行われている、アンダーグラウンドカルチャー全般をフォローする知る人ぞ知るフェス「LUFF (Lausanne Underground Film & Music Festival)」の主要メンバー。 レ・ベル・ノワズーズ|Les Belles Noiseuses (from Tokyo) 都内を中心に活動するノイズ・パフォーマー、ステファン・芝辻ペランの最新プロジェクト。 ステファンは、2006年頃からサーキット・ベンディングや自作楽器の制作を始め、犬のおもちゃが登場する「人間ドッグ・オーケストラ」やアルコールセンサーを使った「Nunk on Droise」、「TV BUG」「光線獣」等のプロジェクト名義で活動している。パフォーマンスには数十体の着せ替え人形が登場し、人形のボディには電子回路が入っており、腕を回すことで音が変化する。 ライブパフォーマンスでは、それぞれの人形に組み込まれた様々なサウンド(ビート、ノイズ、オシレーター、サンプリング)が、リアルタイムにミックスされていく。
COSTES 音源サンプル: https://hidoievent.tumblr.com/post/82053481892/just-uploaded-costes-japanese-opera-2014
当時の投稿: https://www.tumblr.com/blog/view/hidoievent/81145122436?source=share
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第7回 2014 年 8 月16 日
ひどいイベント7 DICK EL DEMASIADO JAPAN TOUR 2014
会場:仙台 Club ADD
出演者: ・DICK EL DEMASIADO - ライブ ・佐藤実 minoru sato m/s - ライブ ・まつたけの浜 - DJ ・佐藤貴宏 - DJ ・mamafufu - DJ ・長崎由幹 - DJ
第7回目は、オランダ出身、デジタル・クンビアのゴッド・ファーザー Dick El Demasiado(Dick Verdult)を招いて開催した。東北地方唯一の公演を「ひどいイベント」が実現させた。Dick と佐藤実のライブ演奏の合間に、それぞれがDJ を行なった。 ゲスト・プロフィール Dick El Demasiado | ディック・エル・デマシアド 年オランダ生まれ。父の仕事の関係で20歳までオランダ、グアテマラ、アルゼンチン、南アフリカ、フランスで育つ。パリ第8 大学で映画・造形美術を専攻。 1970年代から2000年までインタラクティブ・シネマ、テレビ番組、ビデオ・アート、インディペンデント映画を多数制作 したほか、オランダでパフォーマンス/ メディアアート集団IBW(「手頃な狂気のための協会」)を設立、ドイツの国際美術展 ドクメンタでのパフォーマンス等の活動を行う。2000年、小説の執筆にあたり音楽制作を開始し、電子クンビアを生み出す。 2003~2008年の間にアルバムを5枚リリース。2009年、utakata records から日本編集盤『クンビア・デジタル/ エク スペリメンターレ』を発売、同年来日ツアー。フジロックフェスティバルにも出演(Café de Paris)。2001年8月、再来日ツアー。 2012年、アナログ盤『Celulitis Popular』リリース。アート方面では2012年に韓国光州ビエンナーレに出品したほか、 オランダVan Abbemuseum やメキシコシティーのエル・チョポ美術館で個展を開催。
音源サンプル:
https://www.mixcloud.com/hidoievent/sample-mix-from-celulitis-popular-cd-by-dick-el-demasiado/
当時の投稿: https://www.tumblr.com/blog/view/hidoievent/86914226566?source=share
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第8回 2015 年 5 月7 日 / ひどいイベント8 . . . Japan Tour 2015 会場:rock cafe PETERPAN 出演者: ・… (Nikola Mounoud) from スイス - ライブ ・佐藤実 minoru sato m/s - ライブ ・菊地良博 - ライブ ・佐藤貴宏 - ライブ ・長崎由幹 - DJ
第8回目は、第6回にも出演したOverload Collapse のNikola Mounoud のソロ・プロジェクト“…” を招き老舗カフェ rock cafe PETERPAN にて開催。 菊地は新旧2 台のコンピューターを使用しアブストラクトなソロ演奏を行なった。 佐藤貴宏は自作自走式マシーンと具体物との衝撃音をドラムマシーンでアテレコするというパフォーマンスを行う現実空間における視覚と聴覚のズレを見せることでイメージをめぐる様々な次元の危うさを明らかにすることを目指した。 ゲスト・プロフィール . . . (from Swizterland) 別名Nikola Mounoud。かれはグレゴリオ暦の21世紀に誕生しまた死ぬだろう。 約10年間、かれは自身の作品において、ライブでしか表現できない唯一のユニークな音源として、フィードバックにフォーカスしてきた。 それは、それぞれの社会、文化的・政治的背景の強度に応じた、コンセプトを持たない、もしくは高度にコンセプチュアルなプロジェクトである。かれの作品『cango』は、無調なものから高度に和声的な周波数の組み合わせにいたる、指揮者が中心にいるかのような力強いダイナミクスを備えたものである。 かれは、音で空間を満たし身体を揺らすための音楽的傾向としてだけでなく、その全体的な語法から「ノイズ」というアイデアを採用している。そこで時間と空間は最終的な結果への影響を持つだろう。つまり、それぞれのパフォーマンスは、場所、音響システム、かれ自身の精神状態、イベントオーガナイザー、オーディエンスに起因した、その都度ユニークなものになる。
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第9回 2015 年 8 月7 日 / ひどいイベント9 会場: カラオケコート・ダジュール 仙台BiVi 仙台駅東口店ファミリールーム (フロントを無視して会場に直接来てください。2部屋あるう ちのどっちかでやってます。)
出演者: ・齋藤潤(駄菓子屋よしぎの) ・まつたけの浜 ・GT ホーキンス博士(佐藤貴宏) ・mamafufu
第9回目は、前回まで続いた音楽イベントという形式や、そこで行われる演奏という行為、また演者と客という図式といった各要素が互いに持つ強い結合力とその安定性に違和感や退屈さを感じたのをきっかけに、より「ひどい」催しとは何かと再考し、新たな試みとして実験的にカラオケ店の1 室で開催した。ゲストに駄菓子屋よしぎのから店主の齋藤潤を招き、漫談を披露してもらった。 菊地はまつたけの浜として、客に自由に上げ下げできる番号札を配り、それぞれの番号に対応した効果音を、客の動作に合わせて鳴らすという音楽未満、ゲーム未満の楽しくもつまらなくもない参加型パフォーマンスを披露。 佐藤貴宏は、プログラミングを用いて、全面がモザイク処理されたエロティックなアニメーションの本来モザイク処理すべき部分を剥き出しにするというパフォーマンスを行なった。また、実際の妻への愚痴を書きなぐったメモをラジオの相談コーナー風にPC の読み上げソフトで音読するという余興を披露した。 非常にニヒルな空間に、その場の全員の感情が鈍麻し、それでいながら各々が静かに戦慄した。
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第10 回 2015 年 12 月28 日 会場:rock cafe PETERPAN 出演者: ・赤間涼子 - ライブ ・佐藤貴宏 - ライブ ・菊地良博 - ライブ
第10回目は、ゲストにロンドンを拠点に活動するアーティスト、赤間涼子を迎えて開催した。それぞれが偶然性を伴いながら音を発生させるパフォー マンスを行った。 菊地は、10種のパーカッションや金属製のオブジェクトの組み合わせのバリエーションと、それらを鳴らす順序をスコアとして書き出し、それぞれの音響がどのようになるかを、かわるがわる検証した。スコアに則りはしたが、実際の音響は擦り合わせる角度や強度により変化するので、実演者の意図は、不確定性により一定の度合いでスポイルされることになった。 佐藤貴宏は2つのコンタクトマイクを用いて振動とその干渉を扱ったサウンドパフォーマンスを行った。
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2016年 5月 3日
FossaMaggnaTour2016 vol.4 仙台( ひどいイベントとして客演)
会場:Shangri-La 仙台
出演者: ・ … from スイス - ライブ ・Drastik Adhesive Force from 東京 - ライブ ・BLACKPHONE666 from 東京 - ライブ ・Yousuke Fuyama from 東京 - ライブ ・miclodiet from 東京 - ライブ ・suzukiss - DJ ・ひどいイベント (菊地良博、佐藤貴宏、長崎由幹、福原悠介)
FossaMaggnaというツアーイベントの仙台公演にて、「ひどいイベント」がDJチームとして客演した。 菊地によるBON JOVI の執拗なハウスエディットが再生されると、それまでのしらっとしてた会場がなぜか突然大盛り上がりした。 佐藤貴宏はラジオドラマの構造を使って、大手資本の店内BGM をミックスし他人のショッピングの様子を決算まで描いた。
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2016年 7月 22日
Lucas ‘Granpa’ Abela Japan Tour 2016 powered by ひどいイベント
会場:Shangri-La 仙台 出演者: ・Lucas ‘Granpa’ Abela from オーストラリア - ライブ ・佐藤実 - ライブ ・佐藤貴宏 - ライブ ・菊地良博 - ライブ 「ひどいイベント」の協賛というかたちをとり、菊地と佐藤貴宏の二人がオーストラリア人アーティストLucas Abela のライブをオーガナイズした。 菊地は、新旧2 台のコンピューターを使用した、アブストラクトなソロ演奏を行なった。佐藤貴宏は、自作の回転するデバイスと2 台のマイクを用いて、それらが発する音響の繊細な変化を提示した。
ゲスト・プロフィール Lucas ‘Granpa’ Abela はJustice Yeldhum というプロジェクト名で活動するノイズ・ミュージシャン。 彼のパフォーマンスは、多くのエフェクターを並べ、そのパラメーターを調整するような、ありきたりなノイズ・ミュージシャンのそれとは根本的に違い、ピックアップ・マイクを貼り付けた大きな板ガラスの破片に唇を当て、様々な発声法を使いこなしながらその振動を増幅させるという、彼以外に実践する者がいないユニークなもので、それは彼自身の言葉を借りれば、二次元にはま り込んだトランペット・プレーヤーによる演奏だ。 鋭利なガラス片にためらいなく直接唇を当てる演奏は当然彼の顔を血だらけにし、ガラスが割れ切るとパフォーマンスが終了する。 今まで40の国々でパフォーマンスを行い、観客を驚愕させ呆然とさせてきた(Hella、Death Grips のZack HIll との競演を含む)Lucas は、カセットテープから取り出した膨大なテープに風船を取り付け、それを風船の浮き沈みを利用して自作のプレーヤーで再生するインスタレーションや、ピンボール・マシンを改造した作品など、ユーモラスな作品を制作するアーティストでもある。 彼はまた、Deerhoof や、Boredoms のEYE とYoshimi によるNoise Ramons、Sub Pop からリリースするヒップ・ホップ・グループClipping の前身Captain Ahab、Kid606 のtigerbeat6 からデビューしたエレクトロニカ・ミュージシャンKevin Blechdom などを幅広くリリースするdualpLOVER というレーベルを運営している。 仙台でのパフォーマンスは今回が初めてとなる。
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Just uploaded Sample mix from "Celulitis Popular" CD by Dick El Demasiado to Mixcloud. Listen now!
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ひどいイベント7 Dick El Demasiado Japan Tour 2014
次回の「ひどいイベント」が決定しました!
なんと今回は3度目の来日となるデジタルクンビアのゴッドファーザーDick El Demasiado氏のジャパンツアー仙台公演です。
前回、コステスに続きビッグネームが続く「ひどいイベント」!
単純にいいイベントなんじゃないかと噂も出てますが全くのデマシアドなのでお気をつけ下さい。
今回のはDICKのリリースツアーなのでお祭りムード満載の踊れるひどいイベントになっちゃうかも。
仙台ではワークショップも開催してくれますよ。
●日時
8月16日(土曜日)OPEN 22:00
●会場
仙台 CLUB ADD
宮城県仙台市青葉区立町14-3 パリスビルB1
http://www.clubadd.com/
●入場料
3,000円
●出演(仙台のメンバーの名義変更の可能性有り)
GUEST LIVE
DICK EL DEMASIADO
ひどいイベント
"Sex God Sex" by minoru sato -m/s
菊地良博 | Yoshihiro Kikuchi
佐藤貴宏 | nann
mamafufu
長崎由幹
Dick El Demasiado | ディック・エル・デマシアド

1954 年オランダ生まれ。父の仕事の関係で20歳までオランダ、グアテマラ、アルゼンチン、南アフリカ、フランスで育つ。パリ第8大学で映画・造形美術を専攻。 1970年代から2000年までインタラクティブ・シネマ、テレビ番組、ビデオ・アート、インディペンデント映画を多数制作したほか、オランダでパフォーマンス/メディアアート集団IBW(「手頃な狂気のための協会」)を設立、ドイツの国際美術展ドクメンタでのパフォーマンス等の活動を行う。2000年、小説の執筆にあたり音楽制作を開始し、電子クンビアを生み出す。2003〜2008年の間にアルバムを5枚リリース。2009年、utakata recordsから日本編集盤『クンビア・デジタル/エクスペリメンターレ』を発売、同年来日ツアー。フジロックフェスティバルにも出演(Café de Paris)。2010年8月、再来日ツアー。2012年、アナログ盤『Celulitis Popular』リリース。アート方面では2012年に韓国光州ビエンナーレに出品したほか、オランダVan Abbemuseumやメキシコシティーのエル・チョポ美術館で個展を開催。
2014年7月発売 Dick El Demasiado “Celulitis Popular”
UTKT008 / CD / 2,500 yen (tax incl.)

2012年にオランダのレーベルから200枚のみ生産されたアナログ盤の初CD化。アナログ盤は2012年発売当時日本に50枚だけ輸入され、即完売。ほぼ全曲がライブ録音の「実験的でラフな」(本人談)トラック集です。ライブ音源にディック・エル・デマシアドならではのエフェクトやエディットがかけられ、類を見ないカオティックなサウンドに! “celulitis popular B06”はロシアの北極圏にある街Archangelskで零下27度の中、民謡グループSpolochiのミュージシャンたちと録音(曲の加工・エンジニアリングはボブ・ドレイク)。CD用ボーナストラックの”Pepperspray Dance”は2014年4月に完成したばかりの新曲で、ディックのバンド(Sus Exagerados)のメンバー、Don Pifostioもいくつかの楽器とエディットで参加しています。ジャケットのイラストはディック本人画。初回限定でディックのイラストのステッカーつき。パッケージはアナログ盤のボール紙ジャケを再現した紙ジャケ仕様です。8月には来日も決定し、大阪では互いにファンであるEYヨとの競演も実現! (タイトルのCelulitis Popularは「大衆のセルライト」の意)
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ひ ど い イ ベ ン ト 6 COSTES JAPAN TOUR 2014 in SENDAI
2014. April 27 (sun)開催

開催場所: せんだい演劇工房10-BOX / box-2 < http://www.gekito.jp/about-4.html > 開場/開演: 17:30/18:00 料金: 2,500YEN 限定30枚
出演: COSTES from France Overload Collapse from Switzerland Les Belles Noiseuses from Tokyo Yoshihiro Kikuchi minoru sato m/s (予定)
前売りチケット取り扱い: book cafe 火星の庭 rock cafe PETERPAN
============================================== あのコステスが20年ぶりに日本へやってくる!スイスはローザンヌで行われるフェス「LUFF」のメンバーとツアーを敢行! 仙台公演は「ひどいイベント」がブッキング!とうとう仙台がひっくり返るぞ!
「ひどいイベント」って?
2012年の秋にはじまった、主に「ライブ+DJ」で構成される”イケナイ感じ”のする”危険”なイベント。 ライブではノイズ、エレクトロニクス、サウンドアートなど、”良識的でない”演奏をシリアスに展開し、一方DJでは、下ネタ満載の歌謡曲、犬の鳴き声、はたまた落語まで飛び出してしまう、レゲトン好きも悶絶感涙の内容を展開。 ライブでシリアスな緊張感を楽しみ、DJでは踊らず腹を抱えるトンデモなイベントなんて世界中で「ひどいイベント」だけ!このひどさ、クセになるぜ! 第6回目となる本企画は、コステスのポテンシャルを最大限に引き出すべく、主戦場のCLUB ADDを離れ、劇場・稽古場として使われている10-BOXで開催!DJはなし! レギュラーメンバー:菊地良博、佐藤貴宏、佐藤実、長崎由幹、福原悠介(五十音順)
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コステス|COSTES (from France) 1986に活動を開始したフランス人ミュージシャン、パフォーマー。小説家、画家、映画監督でもある。 コステスの表現は大まかには、滅茶苦茶でトラッシーなスタイルと、表現主義的なスタイルの2通りがある。しかし、その表現はどちらであっても、すぐに彼の作品と分かってしまう直裁さに溢れている。過激なアクションとノイズミュージック、歌、ロマンティシズム、神秘主義を融合させた「ソーシャル・ポルノ・オペラ」の活動でも知られている。今回20年ぶりとなる来日ツアーが実現!ジャンルごとの活動経歴は以下を参照。
SONGS 1986年-2014年:自国フランスを始め、イギリス、日本、ドイツ、スペインの様々なレーベルから60もの歌の音源リリースを行ってきた。
SHOWS / LIVES 1988年-2014年 : ヨーロッパ、アメリカ、日本で計700回以上も実演された21のソーシャル・ポルノ・オペラを制作している。 2009年からは、キーボード+ボーカルの編成でソロコンサートを開始し、またフリージャズ/フリーインプロヴィゼーションの分野で著名なギタリスト、ノエル・アクショテやDJのSebastiAnとも共演した。
FILMS 1991年-2014年:30のショートフィルムと5つの長編映画を製作した。 Virginie Despentesの”Baise-moi" や Gaspard Noéの”Irreversible" など多数のインディペンデントフィルムにも出演している。
DRAWING and PAINTS コステスは、いつもドローイングの制作をしており、自身の音源のアートワークも制作してきた。 2009年からは、インターネットを介しての自身のペインティングの販売を開始し、いくつかの公式な展覧会も開催した。
TEXTS 1997年-2014年 : 多くの文章を自身のウェブサイト上で出版し、いくつかの外部ウェブサイトやジャーナルからフォローされている。 2003年 : 小説『Viva la merda』 ed. Hermaphrodite (フランス) 2006年 : 小説『Grand-Père』 ed. Fayard (フランス) 2008年 : 小説『Un bunken en banlieue』 ed. Eretic 2010年 : コミック『Le Prince du Coeur』 ed. Requins-marteaux 2012年 : コステスについての論文, Art Brutal, ed. Radicales 2013年 : 小説『Guerrier Amoureux』, ed Eretic 2014 年: 小説『Grand Père』 デラックス・エディション, illustration by Anne Van der Linden
http://www.costes.org/
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オーヴァーロード・コラプス|Overload Collapse (from Swiss)
Nicolas J. FasnachtとNikola Mounoudによる、予測不可能な崩壊サウンドを引き起こす過剰フィードバックデュオ。スイスはローザンヌという小さな街で毎年行われている、アンダーグラウンドカルチャー全般をフォローする知る人ぞ知るフェス「LUFF (Lausanne Underground Film & Music Festival)」の主要メンバー。
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レ・ベル・ノワズーズ|Les Belles Noiseuses (from Tokyo)
都内を中心に活動するノイズ・パフォーマー、ステファン・芝辻ペランの最新プロジェクト。 ステファンは、2006年頃からサーキット・ベンディングや自作楽器の制作を始め、犬のおもちゃが登場する「人間ドッグ・オーケストラ」やアルコールセンサーを使った「Nunk on Droise」、「TV BUG」「光線獣」等のプロジェクト名義で活動している。パフォーマンスには数十体の着せ替え人形が登場し、人形のボディには電子回路が入っており、腕を回すことで音が変化する。 ライブパフォーマンスでは、それぞれの人形に組み込まれた様々なサウンド(ビート、ノイズ、オシレーター、サンプリング)が、リアルタイムにミックスされていく。 http://www.facebook.com/lxbxnx
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菊地良博|Yoshihiro Kikuchi
美術家/音楽家音楽方面の活動は、ソロではコンピュータによるアブストラクトな電子音響を、ドイツ在住のコンポーザーDaniel VujanicとのGraves And Orchestra Pitsではドゥーム/ブラックメタルをモチーフにしたエクレクティックなポストロックを、フランスのRoro Perrotとはスカムなフォークソングを、アルゼンチンのAnla Courtisとはサイケデリックなノイズ/ドローンをと、八面六臂の活動を展開している。その他、ドイツのKommissar Hjuler & Frauとはストレンジなエレクトロアコースティックを、レバノンのOsman Arabiとはドゥームな即興ノイズを、フランスのSebastien Borgoとはドローイングによるグラフィックスコアの提供を、イギリス在住のLee Norris(Metamatics/Norken)とはアンビエント音源の共作を予定している。LUFFへの出演経験もあるアメリカ人アーティスト、Bryan Lewis Saundersとの音源制作も行っている。 美術家としては、現代美術のフィールドで、数々の個展の他、国内外でのグループ展、アートフェアへの出品を多数行っている。http://soundcloud.com/yoshihiro-kikuchi
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Video
Just uploaded COSTES - JAPANESE OPERA 2014 - "RABUCHIGAI" = "LOVE BUG" to Mixcloud. Listen now!
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