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AN Co.,Ltd. HairSalon PR Staff Blog
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株式会社AN美容室広報スタッフです���五反田にあるラグジュアリーな当社の完全予約制のプライベートサロンや当社で取り扱う商品、美容情報などなど自由に書いています!
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hpan · 2 years ago
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【美容業界×サスティナビリティ】世界のゼロカーボンを目指す「グリーンプロジェクト」とは?
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
2023年2月に、化粧品メーカーである株式会社b-exが開催した「グリーンサミット」を皆さんご存じでしょうか。
これは2022年に発足された、ヘアサロンから世界のゼロカーボンを目指す「グリーンプロジェクト」の一環として実施されたものです。
今回は、この「グリーンプロジェクト」について詳しく見ていきましょう。
◆グリーンプロジェクトとは
b-exが台湾発のゼロカーボンコスメブランド「O’right(オーライト)」と資本業務提携をきっかけにスタートしました。プロジェクト開始に伴いb-exが2022年1月に10-60代の美容師200人を対象に調査を実施したところ、環境問題を意識してはいても何をするべきかわからない美容師が多いことが分かりました。
そこで、ヘアサロンがカーボン排出量削減のために今後取り組むべき24の項目を「グリーンスコア」として設定しました。
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参照:https://www.b-ex.inc/wp-body/wp-content/uploads/2022/03/bea1bc5d96d2ea46a4fd4b83d0dfaa29.pdf
また、上記指標に加え、O’right製品の一定の購入条件を満たしたサロンは「グリーンパートナー」の認定を受けることができます。
グリーンパートナーは「賛同サロン」「認定サロン」「認定アドバンスサロン」の3種類あり、オリジナルステッカーの提示や様々なグリーン活動を行う「グリーンセミナー」への参加が可能となります。
顧客とのかかわりが多いサロンだからこそ、美容師だけでなくエンドユーザーまでグリーンプロジェクトの理念を広げることができるのではないか、という狙いのもと、プロジェクトを始動しています。
◆「O’right(オーライト)」とは?
プロジェクト発足のきっかけとなったO’rightは、2001年設立の台湾美容メーカーです。「オーガニック」「ヴィーガン」「グルテンフリー」など、計7つのフリーを掲げ、製品開発に取り組んでいます。設立から20年経った2021年12月には、全165製品でゼロカーボンを達成しました。
台湾では、国内にあるサロンの3分の1にあたる約7000軒でO'rightの製品が取り扱われており、世界では42の国や地域で展開中です。日本では、マルイ有楽町にて2021年から直営店がオープンしています。
参照:
   
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◆グリーンプロジェクトの取り組み例
プロジェクト賛同サロンの一つである美容室「FILMS」は、社を挙げて経済と環境の調和を重視したロールモデルになることを目指しています。なんと社内にCSR部を設けるほど熱心に社会貢献活動に取り組んでいるとのこと。
若いスタッフを中心に運営することで、実現性の有無を問わずアイディアがたくさん出てくるなど発想が豊富なため、幅広く活動ができています。
対顧客としては、ボランティアカットやヘアドネーションの実施を、対社員としては月一でヴィーガン弁当を会社からスタッフに配ったり、スタッフ全員がマイバッグ、マイ箸を所持していたりします。
また、カラーチューブを車いすにリサイクルしてくれる会社に送ったり、店舗地域での清掃をしたりと直接的・間接的問わず、環境改善に関わる取り組みを幅広く行っています。
参照:https://films-hair.com/
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SDGsの目標を達成するうえで、明確な指標をもって各々が適切な取り組みをすることが重要になってきます。
各企業、様々な工夫を凝らしているので、
株式会社ANでも私たちにできることを一つでも多く増やしていきながら、自分や家族・大切な人、生産者、関わる全ての人が楽しく豊かに生きていくお手伝いをしていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 2 years ago
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【美容業界×SDGs】3月8日は国際女性デー!女性の活躍を応援する美容業界の企業、タカラベルモント株式会社に注目!
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
3月8日は「国際女性デー」��
世界中で、女性が輝く社会推進のための取り組みを振り返る日となりました。
そもそも「国際女性デー」とは何か、みなさんご存じですか?
もとは1904年にニューヨークで起きた婦人参政権を求めるデモが起源となり、国連によって1975年に制定されました。男性社会であったそれまでの時代を改革するべく、女性の社会的・経済的・文化的・政治的な功績を祝う日として、世界中で認知されています。
日本でも「女性の生き方を考える日」として、「国際女性デー| HAPPY WOMAN FESTA」を全国で展開しています。
さらに2019年からは「国際女性デー|HAPPY WOMAN AWARD for SDGs」を開催し、持続可能な社会づくりに貢献するとともに、自身もイキイキと輝き、さらなる活躍が期待できる女性・それに貢献する企業を表彰する取り組みが行われています。
今年2023年は、歌手・女優業と幅広く活躍される夏木マリさんや、産後ケアホテル「マームガーデン葉山」の創業者である斎藤睦美さん等、計5名が個人部門で受賞。
企業部門ではファッションレンタルサービスを提供する株式会社エアークローゼットや、女性特有の健康課題に着目して新ブランドを立ち上げた株式会社明治など計4社が受賞しています。
表彰が始まった2019年からの5年間で、個人部門は合計22名、企業部門は13社が受賞しており、年々女性活躍の場が増えていることが分かりますね。
参照:https://happywoman.online/event/hwf/
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その中でも美容業界に特に関わりが深いのが、2022年に受賞したタカラベルモント株式会社。
理美容・エステティック・ネイルの総合メーカーですが、その中でも理美容室専売化粧品ブランド��LebeL(ルベル)」が展開するヘアコスメプロダクトシリーズ「SEE/SAW」が脚光を浴びました。
「SEE/SAW」は「心を奪う、髪になる」をテーマに、光を味方につけて透明感のある柔らかな印象の艶髪をつくるヘアコスメプロダクトシリーズです。
2018年にアウトバスオイルを含むヘアケアラインを発売以来、時代の変遷に合わせてシーズン限定アイテムを展開しており、2021年にはスタイリングライン・ヘアメイクを発売、2022年には国際女性デーにちなんだ限定品とプロモーションを展開し、ポジティブな発信をし続けています。
会社全体でも、国際女性デーを啓蒙して社内外で推進していく取り組みに注力するなど、プロダクトだけでなく会社の在り方としても女性推進を体現している企業だといえますね。
参照:https://www.seesaw-hair.com/
<2022年 選定理由>
「美しく輝く艶髪で他人に与える印象を高めるサポートをしてきた『SEE/SAW』。今年の春は国際女性デーにちなみ『Beautiful Impression Days』というテーマのもと、webサイトではさまざまな分野で活躍する女性にスポットを当てたインタビューや、公募により、美しくポジティブである秘訣を紹介した。
また、ミモザを連想させるスペシャルパッケージの限定品を発売。ヘアサロンからも商品とともに、国際女性デーのイメージカラーであるHAPPYなイエローを発信していく活動を実施するなど、『自分らしく強く美しく生きる女性』を応援し続ける活動、および発売以来、理美容室のスタイリストをはじめ、美のプロフェッショナルから高い支持を得ていることが高く評価された。」
参照:https://mememag.j-mode.co.jp/news/32419/
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よりイキイキと輝く女性を賞賛し、そんな女性が増えていくことを願う「国際女性デー」。
「100���先の未来に向けてサスティナブルなライフスタイルを提案し続けること」をビジョンに掲げた株式会社ANも、社長である向山かおり自身が、仕事もプライベートも全力で、イキイキと自己実現していくことを体現しています。
会社としても、これからも持続可能な社会づくりに貢献し、頑張る人たちを応援し続けます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 2 years ago
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【美容業界×SDGs】年齢を重ねてもイキイキとした暮らしを!高齢化に伴う訪問理美容の拡大と可能性
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
コンビニの数よりも多いとされる日本の理美容室。
厚生労働省の2023年1月発表によると、 2021年時点での理美容室の店舗数は全国で37万軒にも上ります。
床屋などの理容室は減少する一方、美容室は過去最高の店舗数を更新していることからも、コロナ禍においても美容ニーズが増加していることが分かります。
一方で、2022年9月現在、 日本の総人口に占める65歳以上の高齢者割合は29.1%と、前年比で0.3ポイント増加し過去最高を更新したようです。
参照:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/21/
何歳になっても、「キレイになりたい」という想いはなくならないもの。
高齢化に比例して、美容室に足を運ぶことが難しい方も増えてくることでしょう。
そんな世の中の変化と普遍的なニーズに合わせて「訪問理美容」のニーズがさらに高まりつつあるのをご存じでしょうか。
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そもそも訪問理美容サービスとは何でしょう?
これは、高齢などで外出が困難な方に対して、自宅や介護・福祉施設に理美容師が訪問し、ヘアカットなどの理美容メニューを実施するサービスのことです。
確かに、世の中に理美容室の数がどれだけ増加しても、そこに通うだけの体力と手段がないとサービスを受けられない人たちが溢れてしまいます。
そんな中、2022年のホットペッパービューティーアカデミーによる調査結果では、要支援・要介護者と同居されているご家族からの「訪問理美容」認知度が、2021年の78.0%から、なんと82.3%へ上昇し、 それに比例してサービス利用率も31.3%から34.0%に上昇しています。
利用者の満足度も84.6%から86.1%に上昇しており、 満足理由として「料金が適正である」「安心して任せられる」「丁寧に扱ってくれる」など、技術以外の費用や接客に関する項目が多く挙げられています。
美容観点だけではなく、生活するうえで必要な散髪と考えると、料金が抑えられることは利用者にとってとても魅力的ですよね。 また高齢者の方々は健康上の理由から、長時間の施術は疲れやすかったりするので、丁寧な対応かつ1人当たり15〜20分程度で済ませるというスピーディーな施術も満足度アップのポイントかもしれません。
そして利用メニューは、定番のヘアカットやシャンプー、ひげそりだけでなく、 ハンドマッサージやフェイシャルエステ、ネイルといったものまで挙げられており、生活に彩りをプラスする取り組みが広がっていることも分かります。
実際、利用者のご家族の中にも「利用者ご本人に何らかのいい効果を与えている」と感じる方が84.7%おり、「笑顔になる」との回答はなんと50.3%にも上ります。 次いで「活力があふれた様子になる」「会話が活発になる」「鏡を何度も見返す」などがランクインしており、年を重ねて外出が困難になったとしてもイキイキとしている様子が見えるのは、ご家族としても嬉しいことなのでしょう。
利用当たりのカット料金も平均価格が2021年の1,844円から2,147円にアップし、中には5,000円以上のサービス料金を利用する方がいることからも、価格以上��付加価値を求める方が増えていることが分かります。
また、個人宅で介護を受ける方を担当するケアマネージャーの意見によると、コロナが落ち着いた後に高齢者ご本人に訪問理美容を利用してほしいと考える方は全体の80.9%を占めるそうです。
高齢化が進むにつれて在宅介護数も増えていくことを考えると、個人宅にいかにアプローチしていくかという点が、今後の利用増加のカギとなりそうですね。
参照:https://hba.beauty.hotpepper.jp/wp/wp-content/uploads/2023/01/20230112_PR.pdf
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このような取り組みは、身近な方を笑顔にするだけでなく、SDGsゴール3「すべての人に健康と福祉を」の達成にも近づきうる内容です。
最低限の健康・福祉だけでなく、年齢を重ねても、よりイキイキとした日常を送れるような取り組みや環境づくりが、これからの時代には必要になってくると考えています。
日本中の全ての人が、イキイキと活力にあふれる世の中になるような取り組み推進を���株式会社ANでもやっていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 2 years ago
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【美容業界×SDGs】美容業界の「持続可能性」を高める3つの鍵②
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
前回の記事では、特に美容業界と関わりが深い3つのSDGsゴールのうち、ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」について詳しく紹介しました。
過去の記事はこちら↓ 【美容業界×SDGs】美容業界の「持続可能性」を高める3つの鍵①
今回は、
・ゴール12:つくる責任 つかう責任 ・ゴール14:海の豊かさを守ろう
の2つについて詳しく見ていきましょう。
ゴール12:「つくる責任 つかう責任」
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ゴール12「つくる責任 つかう責任」では、持続可能な消費と生産パターンの確保がテーマに掲げられています。
国際連合広報センターが発表した「持続可能な開発目標(SDGs)報告2021(全文)」では、全世界のマテリアル・フットプリントは、2000年から2017年までに70%も増加していると言及しています。
「マテリアルフットプリント」とは、その国において消費された天然資源量を表す指標で、原料の採掘から加工・利用・廃棄に至るまで世界のどこでどれだけ環境に負荷を与えてきたかを土地面積でとらえるものです。
持続可能な消費と生産への道に必要なのは、
①廃棄物と汚染の削減・排除 ②製品と材料を使用し続けるように設計されたエコノミーアプローチ
である、と上述の報告の中でも言われています。
参照:「持続可能な開発目標(SDGs)報告2021(全文)」
昨今認知度が高まりつつある「エシカル」というキーワード。美しさや清らかさといったブランドイメージを持つ美容業界では特に重要ですが、ゴール12とも関連性が深いキーワードです。
SDGsの目標達成のために美容業界で出来ることとして、プラスチック容器の使用量を減らすことはもちろんのこと、製造段階で再生可能エネルギーを選択して廃棄時のCO2排出量を減らしたり、廃棄ロスを減らしたりという取り組みがあります。いくつか具体例を見てみましょう。
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例1.資生堂
資生堂では、4R=「リデュース」「リユース」「リサイクル」「リプレース」に、人・社会・環境を尊重する考えの「リスペクト」を加えた「資生堂5Rs」という独自のパッケージポリシーを提唱しています。 「リデュース/リユース」が同時にできる詰め替え・付け替え容器や、水や土の中で分解する素材を用いた容器の採用を実施し、環境フットプリントの小さな製品提供を目指しています。
参照:https://corp.shiseido.com/jp/sustainability/env/action3.html
例2.ファンケル
ファンケルでは、2050年までにCO2排出量実質ゼロの目標を掲げ、化学品製造拠点の工場や物流センターで太陽光パネルを設置し、電力切替等により再生可能エネルギーを活用しています。 また、使用済みプラスチック容器を一部直営店舗で回収し、花や緑を育てる植木鉢にリサイクルするなど多角的な取り組みを推進しています。
参照:https://www.fancl.jp/sustainable/environment/index.html
そのほかにも、動物実験を行わない、フェアトレード原料を調達する、農薬・化学肥料を使わず栽培された植物を使う、など美容業界でも様々な取り組みが広がっています。
容器や成分だけでなく、商品開発の過程も含め商品開発全体でエシカルを体現していくことが、環境保護だけでなくブランドイメージの向上にも繋がっています。
ゴール14:「海の豊かさを守ろう」
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環境課題の中でも深刻な局面を迎える一つに、海洋汚染があります。日本でも海面にゴミが浮いていたり、海洋事故等で海に油が漏れ出してしまう映像を見たりしたことがある人もいるのではないでしょうか。
海洋汚染を食い止めるために、まず私たちができることとして、プラスチック製容器・パッケージの見直し、リユース・リサイクルを考慮する製品・容器開発が急務と考えられています。
美容業界に対応が求められる事例としても、パラオやハワイにおける日焼け止め使用規制は記憶に新しいのではないでしょうか。サンゴ礁保護のために、紫外線吸収剤が配合されている日焼け止めの販売を禁止する法律が制定・試行されていますが、特にハワイ州マウイ郡では、全てのケミカルを排除した日焼け止めでないと販売できないという厳しい制約を設けているのです。
日本でも2022年4月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されるなど、プラスチック製品の削減に向けた取り組みが加速しています。具体的にどのような事例があるのでしょうか。
例1.P&Gジャパン合同会社
P&Gでは、グループ世界共通の長期ビジョンとして「Ambition2030」を掲げ、多岐にわたるサスティナビリティ活動を進めています。
中でもヘアケアカテゴリーでは、2030年までに製品パッケージを100%リサイクル・再利用可能にし、2025年までに再生素材でない新品のプラスチックを50%削減することを宣言しています。実現するために、2021年秋にはリサイクル可能な「詰め替えECOPOUCH」や、��り返し愛用できるように耐久性のあるアルミボトルが発売されるなど多角的な取り組みをしています。
参照:https://pantene.jp/ja-jp
例2.イオンリテール
大手スーパー「イオン」を運営するイオンリテールでは、化粧品・日用品メーカーと協働し、使用済み容器の回収リサイクル「グラムビューティークリサイクルプログラム」を2021年より開始しています。回収する容器はマテリアルリサイクルされ、店舗の買い物かごやエコバッグとして生まれ変わるなど、化粧品メーカーだけでなく、小売店でもサスティナビリティを実現する工夫を行っています。
参照:https://www.terracycle.com/jaJP/brigades/glambeautique
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現在、様々な企業が上記例のように容器改良や内容物の見直しなどに力を注いでいます。
今後はそのような取り組みを続けるだけでなく、世間により広く認知させ、消費者によるサスティナブルな選択やエシカル消費に訴えかける告知活動をしたり、独自性の高い取り組みを続けることで企業価値を高めるということも必要になってくるのではないでしょうか。
株式会社ANでも「地球×人 未来に続く豊かさを」をミッションに掲げ、身体にも地球環境にも優しい上質なライフスタイルの提供と、未来への貢献を促進していきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 2 years ago
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【美容業界×SDGs】美容業界の「持続可能性」を高める3つの鍵①
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
来る2030年に向けてSDGs熱が高まる昨今。 各業界・企業が様々な取り組みを実行しているからこそ、��めて美容業界と関連性の高いSDGsゴールと、私たちのできることについて考えてみましょう。
■SDGsとは
2015年9月の国連サミットで全会一致で採択された、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標のことです。
日本では2017年より「ジャパンSDGsアワード」を創設し、毎年特に優れた取り組みを行う企業・団体等を表彰することで、各取り組みへの認知を広め、SDGsの推進を加速させています。
参照:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
■化粧品産業ビジョン
2021年4月には経済産業省と日本化粧品工業連合会が「化粧品産業ビジョン」を策定しましたが、世界中の流れと比例して、化粧品産業でもSDGs意識等の高まりが挙げられています。
同時に、今後の世界変化の予測として、以下のような動きが考えられるとされています。
<10年後の未来>
・環境に配慮した製品の普及
・エシカル消費の拡大
・動物実験代替法の確立
・消費者ニーズの多様化
<30年後の未来>
・脱炭素を実現する循環型社会の到来
・科学によるエビデンスの重要度の拡大
・ジェンダーレス化、ジェンダーフリー化
参照:https://www.meti.go.jp/press/2021/04/20210426004/20210426004-1.pdf
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■美容業界と関連性の高い「3つのゴール」
・ゴール5:ジェンダー平等を実現しよう
・ゴール12:つくる責任 つかう責任
・ゴール14:海の豊かさを守ろう
「化粧品産業ビジョン」では、化粧品産業における典型的な例として、環境に配慮した容器やパッケージ開発、多様な人材の活用や女性の活躍支援といったものを挙げています。
そんなSDGs意識が高まりつつある美容業界と特に関連性の高い「3つのゴール」について、具体的な取り組み事例を見ていきましょう。
ゴール5:「ジェンダー平等を実現しよう」
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世界経済フォーラムが公表した「The Global Gender Gap Report 2021」によると、男女格差を測るジェンダーギャップ指数において、2021年の日本の総合スコアは0.656で順位は156か国中120位と先進国の中で最低レベルでした。アジア諸国の中でも韓国や中国、ASEAN諸国より低い結果となっており、ジェンダー平等の実現が日本においては喫緊の課題となっています。
参照:https://unstats.un.org/sdgs/report/2021/
今回は、「女性の働く環境や地位向上」と、「商品を通じてジェンダーレスを訴求する」という2つの観点から、各企業のジェンダー平等への取り組みについて紹介します。
<女性活躍の推進>
例1.コーセー
SDGsが謳われ始めるよりも前、1999年の男女共同参画社会基本法の施行に先駆け、1985年にはコーセーグループで初めて女性の取締役が就任するなど、多様な価値観が根付いているコーセー。現在も従業員全体の約8割を女性が占める中「両立支援」「活躍支援」「登用支援」という3つのステップをベースに、男女問わずライフイベントに合わせた柔軟な働き方ができる環境整備が成されています。
参照:https://www.kose.co.jp/company/ja/sustainability/diversity/action1/
例2.YSL(イヴ・サンローラン)
YSL(イヴ・サンローラン)では、厳しい自然環境で知られるモロッコのアトラス山脈の麓にウリカコミュニティガーデンを作庭しています。このプログラムを通じて、ウリカ地域の村に暮らす女性たちのスキル向上や経済的な自立を支援することで、ジェンダー平等の実現を目指しています。
参照:https://www.yslb.jp/lp-commitments-story-2/
<ジェンダーレス・ジェンダーフリー製品の開発・販売>
多様性を認める世の中の潮流の中で、性別にとらわれず男女ともに愛用できるジェンダーレス・ジェンダーフリー製品の開発・販売が世界的に広がっています。
例1.iLLO
ジェンダーニュートラルをうたい、社会的な枠や性別にとらわれずメイクアップを楽しんでほしいという発想から2020年に誕生したブランドです。
参照:https://illobrand.com/
例2.BOTCHAN
”「男らしく」を脱け出そう”をコンセプトにしたメンズコスメブランドです。天然植物由来成分や無着色などにこだわり、男性だけでなく多くの女性にも受け入れられています。
参照:https://botchan.tokyo/page2.html
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多様性が進むこれからの時代、男女関係なく活躍し、自分らしさを実現するために美容業界の取り組みは必要不可欠です。
株式会社ANでも、フリーランスで働く美容師さんを応援するべくプライベートサロンの場を提供しており、様々な経歴や夢を持つ美容師さんがたくさん活躍されています。
SDGsゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」に、これからも貢献していきます。
次回は、
・ゴール12:つくる責任 つかう責任
・ゴール14:海の豊かさを守ろう
の取り組みについて見ていきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 2 years ago
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「髪のツヤ・コシ」により自己肯定感が高まる!エシカルなヘアケア用品3選!
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
寒い日が続き、肌の乾燥が気になる今日この頃。
湿度の低さや暖房器具などにより乾燥するのは、肌だけではありません。髪の毛も同様で、特にヘアカラーやパーマなどで傷んだ髪はキューティクルが開いているため、そこから水分が逃げやすくなっています。
髪の毛が乾燥すると、パサつきや広がりが目立ち、ツヤやハリもなくなる状態に。特にロングヘアだと水分が行き届いていない様子が一目で分かってしまうため、何と��改善したいと思う方も多いのではないでしょうか。
そんな中、株式会社ベースメントファクトリーデザインの調査によると、美容に月3万円以上かけている「自己肯定感が高い」女性の95.6%が、ヘアトリートメントを重視しているということが分かりました。
参考:https://www.carepro-hairmedication.com/product/deep/
6割以上の方が毎日ヘアトリートメントを使用しており、理由としては「髪に艶、潤い、ハリ・コシを出すため」が72.6%とトップを占めています。
 他にも、「髪の美しさは外見の美しさに直結するから」「髪の毛のケアが清潔感や若々しさにつながるから」と言った回答も多くあり、トリートメントケアにより「自己肯定感が高まった」と感じる人はなんと全体の8割にも上っています。
また自己肯定感が上がることにより、「仕事」に好影響があったと感じる人が70.2%、「恋愛」が64.3%、「友人関係」が51.2%と、ヘアケアにより人生がより充実したものに繋がっていることが分かっています。
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そんな、人生をより充実したものにするヘアケア用品。最近では髪の毛だけでなく環境にもやさしい「エシカル商品」が増えてきています。
中でも、地球・人ともにやさしいと特に話題の製品を、3つピックアップしてご紹介します♪
1.LISARCH(リサーチ)
「植物のやさしさを信じ、愛すること」「科学の有用性を正しく理解すること」をモットーに立ち上がったLISARCH。原料に国産のものを積極採用することで輸送エネルギーを削減したり、微生物の働きによりプラスチックを二酸化炭素と水まで分解する「生分解性」の高い成分を利用することで有害物質の流出を低減しています。
容器も、持続可能な植物由来樹脂であるバイオポリエチレンを採用し、ガラスメーカーとパートナーシップを結ぶことで、80〜100%再利用ができる素材を採用しています。
実際の製品にも高濃度の補修成分を配合し、洗い流した後は髪の内側から潤っているようなツヤとコシのある髪に仕上がります。
2.ToyLaBO(トイラボ)
「農業の担い手不足を少しでも解消したい、有機農法がゆえに傷がついてしまい買い取ってもらえない廃棄原料をリユースした商品をつくりたい」という想いから誕生したToyLaBO。ヘアケア製品の原材料には環境を汚す成分が一切入っておらず、さらに容器には土に還るバイオマス容器を採用しています。
どんな髪質の人にも使いやすいのが特徴で、シャンプーからヘアミストに至るまで軽い使用感でありながら、使用後にもパサつきはなく、どれをとってもサラサラの手触りです。https://toy-labo.jp/
3.LAZARTIGUE(ラザルティーグ)
もともとはパリに高級サロンを持っていたJ. F. ラザルティーグが、広くテーラーメイドのヘアケアを提供するために1976年に販売を開始したLAZARTIGUE。2019年にナチュラル・サスティナビリティを意識したヴィーガン処方のヘアケアブランドに生まれ変わっています。原料は添加物をできるだけ排除したボタニカルなものを使用し、イギリスのヴィーガン協会によるヴィーガン認証を取得しています。容器も100%リサイクルされたものを採用し、過剰包装にならないような配慮もされています。
植物性ケラチンを豊富に配合したシリーズもあり、髪への栄養補給をしっかり行うことができます。
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サスティナビリティの熱が高まる昨今、私たち自身がより充実した日々を送るためにも、自己肯定感を高めながら地球環境に貢献もできる商品を手に取ってみるのはいかがでしょうか。
株式会社ANでも、身体に優しく地球環境にも優しい上質なライフスタイルを提供しながら、未来へ貢献し続けることを約束します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 2 years ago
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美容師も利用者も「自分らしさ」を発揮できる世界を!「#PrideHair サロン」プロジェクトとは?
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
ダイバーシティ化が進み、ジェンダーにとらわれない社会が拡がってきた昨今。
SDGsの第5目標「ジェンダー平等を実現しよう」にもあるように、全ての人が性別にかかわらず平等に機会が与えられる社会づくりが求められています。
参考:https://sdgs.edutown.jp/info/goals/goals-5.html
芸能界でも、ブレーク時から「ジェンダーレス男子」として注目を受けているryuchell(りゅうちぇる)さんは記憶に新しいかと思います。実際に街中を歩いていても、中性的な見た目の人が増えている印象を受けますね。
しかし、特に日本は世界的に見ても、ジェンダー平等について発展途上だと言われています。
そして美容業界にとっても、ジェンダーレスは課題の一つです。
自分らしさを表現するうえで重要なヘアスタイル。「人は見た目が9割」と言われたりもする中、家庭でも職場でもない「第3の居場所」としてヘアサロンの必要性は高まっています。
一方で、ジェンダーを理由に、ヘアサロンに居心地の悪さを感じる人もいるのが現状とのこと。
全ての人にとって居心地のいいヘアサロンを実現するにはどうしたら良いのでしょうか。
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そこにメスを入れたのが、P&Gジャパン合同会社の展開するヘアケアブランド「パンテーン」が始めた「#PrideHair サロン」プロジェクト。
「ヘアサロンが、より居心地良く、自分らしい髪になれる場所になること、そして、ひとりひとりの個性が輝く社会へのきっかけづくりになること」を目指して発足したそうです。
参考:https://pantene.jp/ja-jp/hair-we-go/pride-hair/pride-hair-salon
パンテーンの調査によると、ヘアサロンで自分が本当になりたい髪をオーダーできなかった経験を持つ方は75%もいらっ��ゃるそうです。そのうち6割近い方が「自分のセクシュアリティを伝えることで通いづらくなりそうだから」を理由として挙げています。
そしてこういった悩みは、LGBTQ+当事者の美容師にとっても同様。社内の理解が進まずカミングアウトをできずにいたり、気を遣われることで居心地の悪さを感じたりしている美容師も少なくありません。
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ところで、そもそもLGBTQ+とは何なのでしょうか。
性のあり方を考えるにあたって、「からだの性」「こころの性」「好きになる性」「表現する性」という性の4要素が重要であると言われています。
それらを踏まえ、
・「Lesbian」:女性として女性を愛する人
・「Gay」:男性として男性を愛する人
・「Bisexual」:男性も女性も愛する人
・「Transgender」:「からだの性」と「こころの性」の間に違和感がある人
・「Queer」:性的少数者/「Questioning」:自身の性のあり方について考え中
・「+」:他にもさまざま
それぞれの頭文字をとって「LGBTQ+」という呼び名が使われています。
また、2019年にLGBT総研が約43万人を対象に実施した調査では、およそ10人に一人はLGBTQ+にあたるという結果が出ています。それほど私たちの社会においてジェンダーレスが当たり前になりつつあるのです。
参考:https://lgbtri.co.jp/news/2410
そんな中「#PrideHair サロン」プロジェクトでは実際に以下のような取り組みを推奨しています。
問診表の性別記入欄の撤廃
初来店時に記入するカルテ。多くのヘアサロンでは「男・女」という選択肢を設けていますが、LGBTQ+の人からしたら何を選ぶべきか悩ましいポイントです。ヘアスタイルは性別関係なく個人��自由だからこそ、そもそも性別記入欄をなくしてみることを推奨しています。
またヒアリングの際も、先入観を抜きにして「どのような髪型をイメージしていますか?」と質問するのも良い取り組みでしょう。
だれでもトイレの推奨
男性用/女性用とトイレが分かれていると、外見とからだの性が異なる方はどちらを使うべきか悩んでしまいます。新しくトイレを設置するのは容易ではないため、まずは片方のトイレを「All Gender」の表記に変え、男女兼用にすることから始めてみると良いかもしれません。
雑誌の配慮
美容師が用意してくれる雑誌。あくまでサービスで準備されていると分かっていても「自分はこう見えているんだ」と感じる要素のひとつとなります。利用者の外見で決めるのではなく「何を読まれますか?」と一言声をかけるだけでも安心感を与えられますね。
接客時のコミュニケーション
日常会話でも会話の糸口として、何気なく「彼氏/彼女はいるんですか?」と訊ねることも多いのではないでしょうか。しかし恋愛対象が異性ではなかったり、そもそも恋愛をするのが当然ではない方もたくさんいらっしゃいます。そしてそれは、利用者から美容師への問いかけも同様です。自分の価値観を前提に話すのではなく、相手に合わせた話題や表現を意識すると良いかもしれません。
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ヘアサロンは利用者にとって「第3の居場所」だからこそ、利用者にとっても美容師にとっても居心地のいい場所であってほしいと、強く思います。
株式会社ANではプライベートサロンの場を提供していますが、
「事業×人」「人×人」をミッションに、美容師が自分らしく働くことができて、利用者と共に最上の時間と空間をつくれる、そんな場所と機会をこれからも提供し続けてい��ます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 2 years ago
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【残った髪の毛が生まれ変わる!】ヘアサロンで廃棄されてきた髪の毛を再利用する新しい選択肢とは?
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
突然ですが、日本国内にヘアサロンがいくつあるかご存じですか?
厚生労働省が発表する「衛生行政報告例」によると、2021年度末時点で264,223軒ものヘアサロンがあるそうです。
全国に56.000軒ほどあると言われるコンビニエンスストアの、さらに5倍もの店舗数なんですね。
そして様々な場面で「サスティナビリティ」が叫ばれる昨今、美容業界も例外ではありません。
・カルテの電子化
・オーガニック薬剤の利用
・カラー材容器のリサイクル
など、環境負荷を減らす動きが、様々なヘアサロンでも活発に取り組まれています。
そんな中、ヘアサロンで必ずと言っていいほど発生するカットしたあとに残った「髪の毛」。
特に毛量が多い方は、散髪後に床一面拡がる髪の毛の量に驚いた・・・という経験もあるかもしれません。
日本では「事業系一般廃棄物」として処理されていますが、毎年膨大な量のゴミが廃棄されています。
医療系ウィッグ作成のために髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」も話題になっていますが、31cm以上の長さがないと寄付できないなど制限があるため、すべての髪の毛を有効活用できていない現状。
何か打つ手はないのでしょうか。
参考:https://www.hair-doneige.com/knowladge/
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調べてみると、海外では様々な形で有効活用しようという動きが進んでいます。
ベルギー非営利団体Dung Dungによる「ヘアリサイクルプロジェクト」では、循環経済をサポートする廃棄物回収のスキームが開発されており、環境汚染物質を吸着させる素材に髪の毛を加工する取り組みが進められています。
髪の毛には、1kgあたり7~8Lもの油と炭化水素を吸着できる可能性があり、また水溶性で伸縮性に優れ、自身の重さの最大1,000万倍まで支えられるという特性があるそうです。
その特性を生かし、美容室から回収した髪の毛をマットに加工して排水溝に設置することで、水質汚染につながる油や炭化水素などを川に流れる前に吸着させようというのが、このプロジェクトの試みです。
このような髪の毛を利用したマットはすでに世界中多くの都市で実用化されているとのこと。髪の毛にここまでの可能性があるとは驚きですね。
また、これまで廃棄されていた髪の毛は、他にも様々な場面で活用されています。
ロンドンを拠点とするバイオ製造会社BIOHMは、人間の髪の毛を使用して、木材ベースのシート素材や、3Dオブジェクトの代替品を製造しています。
このような素材に替えた髪の毛は、なんと建築材料に活かす実験も様々な企業で取り組まれているとのことです。
さらに2022年のロンドンデザインウィークでは、Studio Sanne Visserにより髪の毛を原料にしたロープを採用したペット用リードや家庭用品も発表されています。
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ヘアサロンだけでなく一般家庭でも、日々当たり前のように廃棄される髪の毛ですが、この「当たり前」を見直し資源として再利用することが、サスティナブルな時代に求められています。
株式会社ANでも、身体にやさしく地球環境にも優しい上質なライフスタイルを提供することで未来に貢献するという価値観を大切にしています。
今後も地球のため、未来のために何ができるか?を常に考え新しい価値観を積極的に取り入れていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 2 years ago
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【美容サロン×エシカル】エシカルな美容サロンの利用意向、女性は昨年の1.6倍に!
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
2030年までに「持続可能でより良い世界」を目指す国際目標、SDGs。
発展途上国だけでなく、先進国自身が取り組むユニバーサルなものであると言われており、日本でも各方面で積極的に取り組まれていますね。
参考:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
そしてSDGs達成のために必要不可欠なサステナビリティ。
美容業界にも課題が多数あると言われています。
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株式会社リクルートの調査研究機関である『ホットペッパービューティーアカデミー』では、 「SDGs」や「エシカル消費」といった美容業界の中でも注目度の高い「サステナビリティ」をテーマにして、2021年より調査を実施しています。
参考:https://hba.beauty.hotpepper.jp/
今回のブログでは、美容サロン利用者の意識調査を通して、美容業界におけるサステナビリティについて考えてみようと思います。
まずは、サステナビリティ関連でよく使われるキーワードについて。
★SDGs 2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための国際目標」のこと。2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットで構成されています。
★サステナビリティ あらゆる場面において「将来にわたって機能を失わずに続けていくことができるシステムやプロセス」のこと。主に、経済・社会・環境の3つの枠組みがあるとされています。 SDGs達成のための取り組み=サステナビリティと捉えると良いでしょう。
★エシカル 英語で直訳すると「倫理的な」という意味。「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」という意味で使われています。
参考:https://www.asahi.com/sdgs/article/14764522 参考:https://ethicaljapan.org/what_is_ethical
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『ホットペッパービューティーアカデミー』の調査によると、
各キーワードの女性消費者認知度は前年比で、「SDGs」が14.2%UP、「サステナビリティ」が10.0%UP、「エシカル消費」が6.0%UPしています。
参考:https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/trade/salon/42897/
これは、各企業のESG経営(「環境・社会・企業統治」を重視する経営)が高まってきたことで、消費者の目に触れる機会の増加と共に認知度も高まってきたと言われています。
企業によるエシカル消費の取り組み事例として、
ファストファッションブランド「ZARA」を擁するインディテックス社は、2022年に電力の100%を再生可能エネルギーから得て、2023年にはすべての顧客に対してプラスチックの使用を100%控え、2040年には温室効果ガスの排出を正味ゼロにすることを目標として掲げているそうです。
参考:https://www.inditex.com/itxcomweb/en/sustainability
また、特に美容サロンに関しては、女性の67.3%がエシカルな美容サロンを利用したいと回答しており、なんと昨年比1.6倍にまで増加しています。 それだけ美容に関心のある女性は、環境にも関心を持っているのです。
美容サロンで出来るエシカルな取り組みについては、
オーガニックカラーや環境にやさしいシャンプーを取り入れたり、 使用済みのカラー剤容器をリサイクルしたり、 サービスで出すドリンクをフェアトレードやオーガニックの物に変えたりすることが挙げられるかもしれませんね。
そして女性客が思う「利用してみたい美容サロン」として、
1位に「スタッフの手荒れ防止など、肌にやさしい薬剤の使用」、 4位に「スタッフが長時間労働にならないような配慮」がランクインしており、
2021年に比べ、スタッフへの配慮に関する項目が5ポイント以上上昇しています。
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美容室では、シャンプーやカラー剤での手荒れが原因でやむを得ず美容師を辞めるスタッフが多いと聞きます。美容師さん達が私たちをいつも笑顔にしてくれるからこそ、美容師さんが少しでも働きやすい環境が増えることを、消費者も願っているのかもしれません。
株��会社ANも、フリーランスで働く美容師さんを応援したり、地球にやさしい商品を取り扱ったりすることで、「エシカル」の実現に尽力しています。
これからも、美容師さんをはじめとした働く人たちや地球にやさしい取り組みを積極的に続けていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 3 years ago
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ブログを担当するヘアサロン広報スタッフが変わりました!
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
今月からスタッフが交代となり、新しくこちらのブログを担当させていただくことになりました。
引き続き当社のヘアサロンの魅力をお伝えしていきますのでチェックしていただけると嬉しいです。
まずは簡単に私の自己紹介から。
東京で生まれ育ち、 「仕事も趣味も、楽しみながら全力投球!」をモットーに、 毎日をワクワク過ごす人がどんどん増える世の中にしたい♪という想いを持って、 数年前、新卒で株式会社ANに入社しました。
 もともと人に興味があったため、大学在学時はコミュニティ論を学び、 町のコミュニティセンターや地域に根差したお店から成るコミュニティの研究をしていました。
そのつながりで株式会社ANを知り、「人と人とのコラボレートでより大きな価値を生み出していく」という理念に非常に興味を持ったことを覚えています。
 そして入社の決め手は、社長である向山かおりの存在でした。
仲間を全力で応援しながら、自分が一番努力している姿を、 そして仕事もプライベートも全力で楽しみ、毎日キラキラ生きている姿を目の当たりにして、
「私が実現したい理想像を、すべて叶えている人だ!」
と感銘を受け、入社を決意しました。
   株式会社ANのいくつかの事業の中でも、特にヘアサロンの広報に携わりたいと考えたのは、 ひとりの美容師さんとの出会いがきっかけです。
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 学生時代に、いつも担当してもらっている美容師さんから、
美容師を目指したきっかけや、 私には想像もつかないような多くの���労をしながら美容師としてのキャリアを積んできたお話を聴き、 これまでとても狭い世界で生きてきた自分の小ささを痛感しました。
そして、 もっと広い世界を知って、すべての人の努力が報われてワクワクできる世の中を作りたい!という想いがフツフツと湧いてきました。
 人との出会いで人生観がこんなにも変わるのか、と衝撃を受け、 大学でコミュニティ論を学ぶことを決意したのも、このタイミングです。
 私の人生観をガラッと変えてくれた美容師さんとの出会いに、本当に感謝しています。 そして美容師という仕事は、顧客を笑顔に・happyな気持ちにする、とても素敵な仕事です。
そんな美容師さん達を、全力で応援したい!と思い、ヘアサロン広報スタッフを志願しました。
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このブログを通して、
美容師さんを始め、毎日全力で頑張っている皆さんがより前向きになれるパワーを、 そして地球環境も含め、私たちの生きる世の中を少しでも良くできるような情報をお届けし、
皆さんの生活に少しでもプラスになるような存在になるべく、私も精進していきます!
  ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 3 years ago
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【美容業界の社会活動】ヘアカラー施術の売上を環境保全に寄付!アルテサロンホールディングスのSDGsへの取り組み
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
ヘアサロンが取り組むSDGsとして、以前のブログでカラーチューブのリサイクルやヘアドネーションなどの社会活動について書いてきました。
↓過去のブログはこちら
【美容業界のSDGs】使い終わったカラーチューブを車イスに〜「つかう責任」の実施
【美容業界の社会活動】髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」とは?
今回は株式会社アルテサロンホールディングスの寄付の話題を見つけたのでご紹介しようと思います。
株式会社アルテサロンホールディングスは、美容室Ashなどのヘアサロンチェーンを300店舗以上展開している会社です。
https://arte-hd.com/
アルテグループは国際環境NGO「バードライフ・インターナショナル」の日本支部にヘアカラー1件につき5円を寄付し、環境保全活動に貢献しているそうです。
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バードライフ・インターナショナルとは、1922年に英国で発足した、世界最古の国際環境NGOのひとつです。
世界100以上の国と地域のサポートメンバーで構成され、自然と人がより等しく、持続可能な方法で共生し得る世界を目指しています。
鳥類を指標に、その生息環境の保護を目的に活動をしています。
参考:https://tokyo.birdlife.org/
なぜ鳥類の生息地の環境保全に貢献しようと考えたのか?
アルテグループでは、「地域でいちばん愛されるヘアサロン」「生涯美容師の実現」をビジョンに掲げています。
地域の方に美容文化を通じて貢献すること。
美容師の多様なキャリアを応援し、ひとりひとりが最大限力を発揮できる場を提供すること。
ヘアサロン業界の持続的な発展を目指して事業活動に取り組んでいるそうです。
参考:https://arte-hd.com/company/philosophy.html
企業やヘアサロン業界の経済的成長だけでなく、SDGsの一環として環境保護活動にも取り組んでおり、豊かな社会の実現に貢献することも目標に掲げています。
アルテグループがバードライフ・インターナショナルへの寄付を決定したのは、ヘアサロンで行うヘアカラーなどの施術が水質に影響を与え、その影響が水辺に生息する鳥類にも及ぶ可能性があるからです。
ヘアサロンからできる支援として、水と自然の美しさを守る活動や持続可能な社会の実現に貢献することに繋がっています。
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当社でも、人にも環境にも優しいことをコンセプトに様々な商品やサービスを展開しています。
日用品の販売やヘアサロン施術のようなサービスを通してひとりひとりが100年先の未来に向けて貢献できるよう、サスティナブルなライフスタイルを提案していきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 3 years ago
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シェアサロンとは?SDGsから考えるフリーランス美容師の働き方
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
前回のブログでは、ヘアサロンのサスティナブルについて書き、美容業界全体をサスティナブルに変える日本サステナブルサロン協会の理念や取り組みをご紹介しました。
主な指標として、人体や環境への配慮は想像しやすいかと思いますが、ビジョン・価値観や社会的配慮とはどういうことなのでしょうか?
今回のブログでは、今注目されているヘアサロンの新しい業態「シェアサロン」を取り上げながら、ヘアサロンのSDGsについて考えてみようと思います。
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美容業界では今、新しい働き方を選択する美容師が増えています。
フリーランスという選択して自分の店のように使えるシェアサロンは、お客様も働く美容師も満足の仕組みです。
フリーランス美容師とは、特定のヘアサロンに雇用されずに働く美容師のことを指します。
◆シェアサロンとは
美容師が平等に利用できるヘアサロンのことです。
美容師にセット面や設備を貸し出す施設で、空いている席だけをレンタルする面貸しとは異なり、すべての席をシェアして利用することができます。
◆フリーランス美容師の現状
フリーランス美容師の数は、2018年時点で約83,000人といわれています。
この数字は、美容師全体の約15%です。
参考:https://beauty.funaisoken.co.jp/2743/
フリーランス美容師が増加している理由として、美容業界の競争率の高さが挙げられます。
2020年に始まったコロナ禍の影響で美容業界の市場規模は減少。
消費者の巣ごも��傾向や、���約意識の高まりが美容業界に深刻な影響を与えました。
これに伴って消費者はセルフカラーを施すようになったり、出社や外出が少なくなった影響でヘアサロンへの来店間隔が長期化したり、結果として美容業界の競争率が上がっているのです。
業界全体を見ると、日本の少子高齢化の進行とは逆に、ヘアサロンの店舗数はここ20年で大幅に増加。
競争率の高い美容業界で生き残るために、特定の店舗に依存せず、低コストで独立する美容師が増えるようになりました。
このような理由から、美容業界では厳しい労働環境に身を置くのではなく、個人のワークライフバランスを重視する「フリーランス美容師」が増加しています。
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◆フリーランス美容師のメリット・デメリット◆
<メリット>
・低い初期費用で独立できる
独立して店を持つには最低1000万円の資金が必要と言われています。
フリーランスはその負担が軽減でき、低リスク低コストで独立できるのが特徴です。
・手取り収入が増える
正社員や業務委託で働く場合の歩合制がなくなり、固定料や時間料が多いため、手取り収入が増えることがほとんどだそうです。
・活動拠点がフリーになり、自由な働き方が選べる
自分の働きたい場所で、働いた分だけ収入を得るストレスのない職場環境が実現できます。
<デメリット>
・事務作業も自分でやる必要がある
備品や薬剤を自身で揃える必要があります。
大量に安く仕入れることができる店舗と違って、仕入れ先との取引に難航したり、割高になってしまったりする可能性もあるようです。
・自身で集客する必要がある
顧客を獲得するのに店舗のネームバリューを使うことはできません。
美容師自身の魅力が重要です。
広報なども自分でやらなければならないので、いかに集客するかを考えることが最優先事項です。
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SDGs推進により働き方を選べるようになった時代。
何が正解かはやってみなければ���かりませんが、選択肢を持つことは大切と、社長もよくおっしゃっています。
働き方改革やSDGs推進とともに、ワークライフバランスを重視する時代の流れが浸透しています。
フリーランスで活動することで新しいキャリアや働きがいが生まれ、ヘアサロン事業もサスティナブルな事業に変わっていくでしょう。
株式会社ANでは、事業は人と人とのコラボレートで成り立つという価値観を大事にしています。
ひとりひとりを尊重し、誰もが活躍できるような場をつくることに力を入れています。
美容師の待遇向上、未来づくりに寄与することをミッションに、これからも新しい価値観を積極的に取り入れていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 3 years ago
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美容業界のサスティナブルを牽引する「日本サステナブルサロン協会」とは
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
今、世の中に求められているサスティナブル。
それは美容業界も例外ではありません。
華やかな見た目になりたいという気持ちを持っている方は多いと思いますし、私もヘアサロンに行って綺麗になることが好きです。
外見が健康的になるだけでなく、気分も前向きになって元気をもらえます。
私たちの生活と切っても切り離せない存在であるヘアサロンこそ、地球・社会・経済にとって良い状態を長期に渡って持続可能にしていく「サスティナブル」な業界に変わる必要があります。
今回は、そんな想いから発足した「日本サステナブルサロン協会」について書いていこうと思います。
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日本サステナブルサロン協会とは
◆理念◆
一般社団法人日本サステナブルサロン協会(JSSA)は、サステナブルサロン(持続可能な業界への移行と環境・社会的配慮の両立につながる独自認証)を普及させることで、業界の発展と持続可能な社会の実現に貢献します。
(引用元:https://sustainablesalon.jp/membership/)
ひと言でサスティナブルな業界に変えるといっても、全員が一斉に対策をできるかといったらどうでしょう?
具体的にどのような状態を目指すのか
どのような基準で努力すればよいのか
日本サステナブルサロン協会では、ヘアサロン業界をサスティナブルな業界へとシフトさせるために必要なのは、明確なベースラインやロードマップを確立することだと考えました。
世界中すべてに共通する独自の基準「サステナブルサロン認証」を策定し、ヘアサロン業界が目指すラインと定義しています。
◆サステナブルサロン認証とは◆
サステナブルサロン認証は、人体や環境に負荷をかけず、社会的配慮がなされた厳密な基準のもと、”美”を提供するサロンであることを示す信頼の証です。
(引用元:https://sustainablesalon.jp/membership/)
サステナブルサロン認証では、9つの観点からガイドラインを策定しており、これらを満たすことでサロン施設やWEB等にサステナブルサロン認証ラベルを表示することができるのだそうです。
9つの規格
①人体への配慮
②自然環境への配慮
③空間への配慮
④エネルギー資源への配慮
⑤ビジョンと価値観
⑥水資源への配慮
⑦廃棄物における配慮
⑧通勤における配慮
⑨社会的配慮
これら9つの軸を見てわかるように、サステナブルサロン認証の目的に沿うことは、人や地球環境への配慮のみならず、働き方の改善や社会貢献など、広い範囲でSDGsゴール達成に近づくことと繋がっています。
環境コストの削減やエシカル消費の推進などを通じたSDGs達成への貢献は、当社ヘアサロンでも力を入れているので、とても親和性を感じます。
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当社では、美しい地球を次世代に引き継ぐことのできる持続可能性(サスティナブル)をビジョンに掲げています。
また、さらなる成長のために、ビジョンを共有する仲間と協力することで一人ではなし得ない大きな価値を生み出せるとも考えています。
これからも当社ヘアサロンでは、持続可能な未来を共につくるパートナーとして、共通のビジョンを掲げる団体や活動を応援していきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 3 years ago
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美容業界に広まるヴィーガン〜美しい髪と地球のためのサスティナブルな選択②〜
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
前回のブログではヘアサロンのサスティナブルな取り組みとしてヴィーガンカラーを紹介し、健康面でのおすすめポイントをお伝えしました。
今回は地球環境にどのようなメリットがあるのかをお話していこうと思います。
最近ではたくさんのヴィーガン商品を目にするようになりましたよね。
ではなぜヴィーガンが注目されるようになったのでしょうか?
それは、ヴィーガンが身体に良いだけではなく、地球環境にも優しく、ヴィーガンを選択することがサスティナブルな未来の実現に役立つ��らです。
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ヴィーガンが身体に優しいのはなんとなく想像しやすいかと思いますが、なぜ環境に良いのか疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
まず、ヴィーガンには大きく分けて2つの認定基準があります。
■Vegan認証
ヴィーガンとは動物愛護などの理由で動物由来のものを一切使わない「完全菜食主義」のことで、製品開発の際に動物実験を行わず、動物由来原料を使用しません。
商品について審査する第三者機関があり、その基準をクリアすることで「この商品はヴィーガンです」と誰の目からみても判断できるようにするものです。
複数の認証機関があり、それぞれ認証基準も少しずつ異なるようです。
菜食主義者のベジタリアンやオーガニック・ナチュラルを好む方の間で選択の基準となっています。
参考:https://vegancert.or.jp/
   https://susterra.net/vegan-certification/
■HALAL認証
ハラルとはイスラム教の戒律に則った食品や商品、サービスであることを証明するものです。
健康的、清潔、安全、高品質の証で、イスラム教徒のみならず世界中で健康的なライフスタイルを支持する人に選ばれています。
ハラル認証の基準を満たした製品には豚やアルコールなどの禁止されている成分が含まれていないことはもちろん、その製造過程などにおいても基準をクリアしているということを意味します。
Vegan認証と同じく、認証機関によって異なる判断基準があるようです。
参考:https://jhba.jp/halal/certification/
なぜヴィーガンの認証を取得していると環境に良いのか?
簡単に説明すると、動物性のものを生産するために環境にかかる負荷が、植物性のものよりもはるかに大きいと言われているからです。
例えば、動物性製品を生産する畜産業は、地球温暖化の原因である温室効果ガスを大量に排出したり、土地や水、穀物などの資源を大量消費したりすることが挙げられます。
もちろん、植物性製品を生産する過程で、環境にまったくダメージを与えないというわけではありませんが、動物性製品を扱うよりも環境負荷が少ないといえます。
ヴィーガンを選択し動物性製品の消費を抑えることが、地球環境を守ることに繋がるのです。
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身体に良いもの、髪に良いもの、さらには環境にも良いものを使いたいという基準としてヴィーガンを選択してみるのもいいかもしれません。
特にヘアサロンでは、ヘアカラーをするお客様は長い期間カラーを継続されることが多いかと思います。
当社ヘアサロンのヴィーガンカラーによってサスティナブルなライフスタイルのお手伝いができると嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 3 years ago
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美容業界に広まるヴィーガン〜美しい髪と地球のためのサスティナブルな選択①〜
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
最近よく「ヴィーガン」という言葉を耳にしませんか?
世間でもヴィーガンに対する認知度が上がり、意識する方が増えてきているようです。ヴィーガンというと食に対してのイメージが強いですが、実は美容業界やヘアサロンにも普及してきていて、あらゆる業界で今注目されているキーワードとなっています。
◆ヴィーガンとは
辞書では以下のように定義されていました。
菜食主義の様式のうち、動物由来の食品を一切食べず、革製品などの動物に由来する物・道具も一切使用しない主義の人。「完全菜食主義者」などとも言う。
(引用元:実用日本語表現辞典)
ヴィーガン(Vegan)とはイギリス発祥の考え方で、心身の健康や美容、動物愛護、環境保護など、さまざまな理由で動物由来のものを一切使わない慣行を意味します。
食べ物だけでなく、衣食住すべてにおいて動物性のものの使用を極力避け、生活のなかに浸透しているヴィーガン。
体にも環境にも優しいライフスタイルを支持する方が日本でも年々増加しており、これからの新しい選択基準として注目されています。
ヴィーガンと聞くと「ベジタリアンと何が違うの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、食べ物に限った話ではないということなんですね。
健康や美容においてもヴィーガンを選択する傾向が増えてきているようです。
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株式会社ANは人にも地球にも優しい製品やサービスを提案しており、サスティナブルなライフスタイルを応援しています。
その一環として、当社のヘアサロンでは、ヴィーガン施術を積極的に取り入れています。
◆ヴィーガンカラー
体の健康や地球環境に配慮し、動物性由来の材料を使用せずに作られたものが使われています。
ヴィーガンカラーのメリットとデメリットについて簡単にご紹介します。
メリット
・長持ちする
・頭皮への刺激が少ない
・ツンとしたニオイが気になりにくい
デメリット
・普通のカラー剤よりもじっくり反応するため放置時間が長い
・通常よりやや割高
・カラーバリエーションが少ない
オーガニック志向な方だけでなく、頭皮への刺激が気になる方や、ダメージを抑えてヘアカラーがしたい方にもおすすめと言われています。
◆健康への影響
ヴィーガンは余分な成分が少なく、すべて自然由来の成分が使用されているため、髪の健康だけでなく体全体の健康にも良いと言われています。
また、ヴィーガン成分には毛根を促進・刺激してくれる効果もあるのだとか。
髪と頭皮にミネラルと天然オイルを加えることで、髪が潤いを保ち、健康的な状態を保つのに役立つそうです。
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以上、健康に配慮し、髪に優しいヴィーガンカラーのご紹介でした。
次回のブログではヴィーガンカラーの地球環境への影響についてお話したいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 3 years ago
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【美容業界のSDGs】若手美容師の生活を応援する新事業『Kittemi』とは?
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
美容業界を取り巻くSDGsとして、地球環境への配慮や働き方の変化など多くのテーマがあります。
美容師の働き方に関して多く声が上がっているのが、労働負荷に対して低賃金であるということ。
以前のブログで、美容師の離��率は3年で80%にものぼるというデータを紹介しましたが、その理由として経済的困難が大きな割合を占めています。
↓過去の記事はこちら
https://hpan.tumblr.com/post/677784603364376576/sdgs
技術を磨くために必要とするウィッグなどの練習費用、トリートメントなど店頭販売商品のノルマ未達成時の自腹購入などなど、、、
この状況を打破し、新たなビジネスチャンスの獲得と美容師の応援で注目を浴びている事業があるのでご紹介していきます!
株式会社プリマベーラの日本初の中古シザー買取・販売専門店「Kittemi」
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「シザー」とは、美容師が使うヘアカット専用のハサミの総称をいいます。
一般的なハサミに比べ切れ味が圧倒的に違い、新品では安くても1本3万円以上、高価なものではなんと1本30万円を超えるものもあるのだそう!
美容師にかかる経済的負担として、高額なシザーのローン返済も例外ではありません。
「Kittemi」では、元美容師のスタッフが検品しプロ美容師も納得する切れ味の中古シザーを1000円から用意しており、美容師の生活を応援しています。
日本初の中古シザー専門店「Kittemi」を立ち上げた萩原隆介さん。
ご自身も経済的理由や、薬品による手荒れなど健康上の理由で美容師を退職した経験から、「経済的理由で美容師を諦めなければならない人を救えないか?」と考え、中古シザーの通販のアイデアへと行き着いたのだそうです。
「経済的困難が理由で好きな仕事を諦めてほしくない!」
「美容師として働く喜びを再認識してもらいたい!」
萩原さんの若手美容師を思いやる熱いビジョンが伝わってきますね。
SDGs実現に向けて働きがいやウェルビーイングが世界共通の目標となっている昨今、このような取り組みがますます注目を集めていくのではないでしょうか。
環境整備などに力を入れる企業や団体が増えていますが、萩原さんご自身の経験を元に立ち上げた事業だからこそ、現役の美容師に寄り添うことができ、たくさんの支持を得ているのだと思います。
株式会社ANの理念としても、事業とは人によって成り立つものであり、そのひとりひとりが貢献することで事業が成長し、世の中に価値を与えていくという考えを大事にしています。
荻原さんが立ち上げた「Kittemi」��、まさにSDGsテーマの働きがいに寄与したものですね。
これからもこちらのブログでは、SDGsに関連する事業や取り組みについて紹介していき、みなさまのお役に立てるような情報発信をしていきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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hpan · 3 years ago
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【美容業界のSDGs】東京から世界へ!外国人美容師によるサスティナブルな文化の発信
こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
以前のブログで、東京都で外国人美容師が就労可能になる、外国人美容師育成事業についてお話しました。
https://hpan.tumblr.com/post/677149753420759040/
2022年10月1日よりスタートし、東京都をはじめとする国家特別戦略区において、外国人も美容師として就労するための在留資格を最大5年間認められるようになります。
外国人美容師が活躍できる場を提供することによるSDGsへの貢献のほかに、外国人美容師育成事業の大きな目的は、日本式のヘアサロン文化を世界に広げることです。
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外国人美容師育成事業は、これまで就労ビザ取得の難しさなどの理由から正規雇用を受けられなかった外国人美容師の在留資格を認め、勤務時間などの制限なく就労できるようになる制度です。
その目的は「日本式の美容に関する技術や文化を世界へ発信する担い手を育成する」こととされています。
そのため、ヘアサロンで従事する外国人美容師には「日本式美容の技術・文化を世界へ発信する意志があること」といった条件が設けられているのです。
外国人美容師の就労は、国家戦略特区に認定された5つの都市で可能になっています。
国家戦略特区制度は地方創生の一環で、「世界で一番ビジネスをしやすい環境」を作ることを目的に、規制・制度の改革を実施するものです。
その分野は観光・農業・教育など多岐にわたっており、そのうち��一つが外国人美容師育成事業なのです。
東京都での外国人美容師育成事業においては、世界へ発信するという点で、「『未来の東京』戦略」が深く関係しています。
東京都では、2030年のSDGs実現に向け、都政の新たな指標となる「『未来の東京』戦略」を策定し、明るい未来の東京を切り拓くための取り組みを進めています。
<参考URL>
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/sdgs/index.html
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2015年9月に国連で採択されたSDGsは、持続可能な世界の実現に向けた、世界共通の目標です。
SDGsの目標達成には、国レベルの取り組みだけでなく、自治体レベルの取り組みが期待されており、「『未来の東京』戦略」では、4つの区分分けでSDGsを推進しています。
①都庁が率先して政策推進
SDGsに対して経済・社会・環境の3つの視点から都政の課題に取り組んでいく
②区市町村とともに持続可能な東京を実現
都民に身近な行政サービスを提供する区市町村が、地域の特色を踏まえたSDGsの取り組みを推進し、持続可能な都市の実現に取り組んでいく
③都民・企業・大学などとともに実現
「一人ひとりの行動が地球を救う」との認識を社会全体で共有し、世界の共通言語となっているSDGsの普及を図り、都民や企業、大学など、様々な主体の行動変容に繋げていく
④全国・世界とともに実現
SDGsが目指す社会の実現に向け、都の積極的な情報発信を通じて、全国・世界と連携し、共に課題を解決していく
「『未来の東京』戦略」は、東京都から世界をリードする取り組みを展開し、「誰一人取り残さない社会」をつくっていくというSDGsを実現していくことを目標としているものです。
当社の理念においても、ライフスタイルの向上、事業を通した社会貢献、コラボレートにより新たな価値を創造していくことを掲げており、サスティナブルな社会の実現ための情報発信や推進活動が重要と考えています。
今後も世界共通の目標達成に近づけるよう、身の回りのSDGsに関連する情報をご紹介していきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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