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by sanae ogoshitwitter@_i_sne
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i-sne · 5 years ago
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‪2020/7/6
4月から読み切りのネームを80ページ近くだらだら描いていたのに、7月に入ってから主人公も展開も変えて、半分以上を描き直して50ページちょっとで落ち着いた。‬この3ヶ月はなんだったの?という心の声(ある程度第三者に寄った自分の視線)を、3ヶ月考えたり悩んだものがこの5日でまとまっただけでしょという心の声(よりコアに近い自分の視線)が手懐ける。というより、単に自分が労力を割いたことが記憶に残りづらいのかもしれない、特に自分のしたいことへの労力だと。お金になろうとならなかろうと、何かを作ることを前提に生活していると、何をしても勉強と思えるのは良いことでもあるし、難儀なことだ。子供の頃はそれで少し悩んだ、だんだん全てのことが映画を観ているように感じられてくるから。あんまり体を生きているような感じがしない。話が逸れていくけど、だからお風呂とかプールとか、風の強い日とか、皮膚に直接訴えてくるような場所や状況が好き。でもそれも時々にしないと、すぐによくわからなくなる。同じようにお風呂やプールが好きだという友人が「愛って風とかだと思うし」と言っていて、自分以外に同じことを思っている人にはじめて会えて嬉しかったことがある。
録画していたボブという名の���を観た。本当に可愛かった。実話に基づく作品はどうしても、誰の目線から、何の思惑にのっとって描かれているのかがちょくちょく酷く気になる。ボブが最近亡くなってしまったそうで、その追悼放送らしい。以前猫を飼っている友人の家に泊まったとき、猫アレルギーを発症し鼻水が止まらなくなったが、あまりに可愛くて幸せだった。寝ているときにフミフミされて本当に嬉しかった。
明日からはネームで先延ばしにしていた生活上の手続きを進めないといけない。あと勉強とか…。ジブリも映画館で観たい。gyaoでのしびれくらげの配信が終わっていて、見逃してしょんぼりしている。
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i-sne · 5 years ago
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2020/6/7
近所を歩くとき、凄くペラペラの格好をしている。鏡を見るたび「凄くペラペラの格好してるが実はお金持ち」みたいな格好だなと思っていた。今日その格好のまま友人に会ったら、「“凄くペラペラの格好してるが実はお金持ち”みたいな格好だ」と言われた。実は財布もペラペラ。ペラペラの財布の私と、それよりかは少し厚そうな友人の2人で、ラーメン屋の閉店を惜しんだ。
※昨日は別の友人と会っていた。3月末から人と会うことを憚っていたが、昨日今日は久々に知り合いと対面した。私は自意識過剰で、人からの自分の評価を極端に低く見積もることが多くて(逆もある)、久々に会った友人たちの眼差しのあたたかいことに新鮮に驚いた。
普段はペラペラの格好に下駄をひっかけているが、今日はやわらかく履き心地の良いサンダルを合わせた。結果足が水膨れだらけになった。3ヶ月近く足をまともに使わないと皮が柔くなるらしい。高校生のとき、ヒールのついた硬いローファーを可愛いからと履き続け、足が酷い���様だったことを思い浮かべた。
以前買ったワイヤレスイヤホンが耳に大きすぎたらしく、当初すぐに落ちるわ音がこもるような感覚があるわで困っていたが、最近少し耳に馴染んできたらしい。帰り道でsyrup16gのハピネスを聴いた。制服の着こなしに足の痛みを犠牲にしていたあの頃、小指の肉刺に、アキレス腱の食い込みに、身体中のすべての痛みに滲んでいた曲だった。今まで知らなかった音をイヤホンが拾って、凄く穏やかだった。
本を買った。時間を捻出することは難しい。カーテンの隙間をかたどる光が、毎秒形を変えるのを見つめていれば、あっという間に陽は暮れてしまう。明日はベッドからよけていた羽毛布団をクローゼットにしまおう。何ヶ月そこにあるの?ねえ。何ヶ月そのままなの?
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i-sne · 5 years ago
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2020/5/27
以前‪友人に、「あなたは物を言い切ることが多い」と言われた。なんだか非常に恥ずかしくなったし、実際自分は何かを断言することは少ないと思っていたため(それもまた恥ずかしく思っていたため)に、不服だと否定した。そんな中、千葉雅也の「インテリというのは、『いかに断定しないか我慢比べ』をしているようなところがある」というツイート群を目にし、いそいそといいねを押してゆく。友人だってきっと、私を責める意図で言ったわけではないだろうに。私ってやっぱり“そう”なんだよね、と自嘲せざるを得ない。
話は少々変わって、私は何かに打ち込むことに非常に不向きな人間だった。元々好奇心が少ない上に、ある程度のところまでいくと、これ以上知れば・理解すれば、自分の形を保てないと察知して逃げる癖がある。“きりのなさ”に放り込まれることに、自分は脆い造りをしていると知っているからだ。逃げたいと思って逃げているというより、頭が自動的にシャットアウトしてしまって、どうしようもない。このどうしようもないことをどうにかしていかないと、多分成長はその幅を狭めたり、遅くなるだろう。そんな様なので、例えば学問なんかは本当に不得���だった。
でも、なんだってきりがないのだ。だから現在地に点を打つことが当たり前だ。許されているのでなく、当たり前なのだと気づくのが少し遅かったかもしれない。でもいく��になっても気づいていない人もいる。気づいていたとして、他人を、殊更専門家を(多くの人は何らかの専門家である)見るとき、その気づきを隣のくずかごにひょいと捨てる人が沢山いる。私は人の目ばかりよく気にする。沢山の目があれば尚更だ。気にするからこそ、気にならないことも多いけど。
今日は映画を観た。食事は昨日食べ過ぎたのであまり摂らなかった。これから漫画を描く。少し進みますように。何かを作ってるとき、自分で作っているのかいつもよくわからない。その感覚は正しい。
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i-sne · 5 years ago
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2020/5/19
以前友人達の運転する車に乗せてもらい、信州や北陸を周遊する旅行をしてきた。その際宿泊した白川郷や松本も非常に思い出深いが、能登半島の根元、羽咋での覚えを少し書く。
旅の行程は完全に友人達に任せており、千里浜を走ることが目的のひとつだったようで、どうやら長い砂浜があるらしいぞ、九十九里浜のような感じだろうか(千葉県出身の私には、数度しか行ったことがなくてもかなり親しい響きを持つ場所だ)という程度の認識で、無責任に後部座席で揺られていた。
ついたついた、と友人達がそわそわしだして、車がやわらかい砂の上に乗り上げた。正確には下った。 そうして生まれて初めて日本海を望んだとき、天国みたいな場所、という言葉がすとんと頭に浮かんで驚いた。天国みたいな場所という語彙は、何かを意識して褒め称えようとしない限り、自分からは出てこないものだと思ったので。
空気は白っぽく、乳白に霞む青空に立ち昇る雲は緻密で雄大で、海は浅葱色、時々ゴールドに光って、とめどなく転がる白波がうさぎの大群みたいだった。流れる雲の上みたいだった。風と砂の粒が体を象っていく。何もかもがやわらかい。季節や天候のこともあるだろうが、記憶の中の九十九里浜はとても力強くて、海とはそういうものだと思っていた。あんなに巨大でやわらかいものを私ははじめて見た。
浜にはポツリポツリと貝焼きのお店があって、その雰囲気もまた不思議だった。小さなお店に見えるのに、中に入るとかなり広い空間が広がって、その中心で小さいお婆さんがにっこり笑っている。ビニールかプラスチックか、はたまたガラスか、記憶が定かで無いけれど、お店と外を仕切るものは透明で、波がすぐそこに見えるのに(そのくぐもった隔たりによってなのか)、白金の日の差し込む店内はとても静謐だった。私がもし天国に行けたとしたら、あのような浜辺の、あのようなお店で、たらふく貝を食べていると思う。
その後楽しみにしていた海鮮丼のお店に向かった。海沿いに茂る木が、海風でみな陸側に曲がって伸びているのがおもしろかった。広い道路に出ると、木々の隙間から見える海が、そこに聳えるように太く均一で上品な青。手前に陽に照らされて白く光る道。海鮮丼は想像以上の味だった。食べたことも無いような風味と食感が口いっぱいに広がって、まさしくとろけた。顔も舌も喉も胃も溶けた。本当に美味しいものを食べると、めちゃくちゃ疲れるのだと知った。 現実なのかよくわからないほど心地良いことがあんまり続いて、これから新しい私が始まり続けていくのだと思った。突然無根拠に前向きすぎる。前向きになる瞬間の多くは無根拠かもしれない。
旅行中はずっと友人が車内に流れる音楽を選曲してくれていた。今でもsummer saltを聴くと羽咋での時間が蘇る。もう1度行きたいとも思うし、あんな経験はたった1度で良いかもしれないとも思う。無根拠に前向きになりすぎても良くないし。
いずれにせよ友人達とはまた旅行に行きたい。本当楽しかったよー!ありがとう!
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i-sne · 5 years ago
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2020/5/15
23歳の誕生日。 初めてひとりでケーキを作った。
炊飯器で炊き上げた濃厚な(かなり濃厚な)スポンジに、友人がくれたいちごシロップを混ぜたピンクのホイップクリームをたっぷり塗った。飾りの苺はスーパーに置いてなかったのでさくらんぼで代用。
昼過ぎに出来上がった不恰好なケーキは、もっと処理に困りながら泣く泣く食べるものかと思ってたけど、意外に美味しく一気に半分近く食べた。 糖分の摂り過ぎか、急に眠たいような、頭が痛いような体が重いような気がして、その後5時間寝こけた。
起きて友人たちからの連絡に返信。ウイルス騒ぎで誕生日をひとりで過ごすことになったのを嘆いていたからか、あたたかい言葉をたくさんもらえた。
夜は高校時代からの友人たちとzoomでお喋り。このところ毎日決まった時間に互いに作業を進める名目でzoomを開くが、私は手より口がよく動く。高校の定期テスト前を想起。 もう少し頑張って、映画を観て寝ようかな。
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i-sne · 6 years ago
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this tumblr is cool, but empty
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