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Tips : サーボモーターを3個以上使いたい

授業で使っているAdafruitのモーターシールドでは、サーボモーターを2個しか接続出来ない。けれど、サーボモーターはモーターシールド無しで制御できるので、以下の様にすれば3個以上動かすことができる。

必要なもの

ブレッドボード

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05294/

ジャンパワイヤ

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-05159/

ブレッドボード用DCジャックDIP化キット

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05148/

AC アダプタ　5V 2.0A　

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06590/

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Tips : イージング

イージング（和らげる、緩和させるという意味）という手法。色々動き方に種類があるけど、今回はシンプルなものを紹介。

サーボモーターを目的の角度まで滑らかに動作させるサンプルで、

pos += (t_pos - pos)/m_speed;

は、

現在の角度 += （目標の角度 - 現在の角度）/ 速度

ということ。目標に近づくにつれ、ゆっくりになる。Arduinoでモーターを動かす事に限らず、揺らぎの多いセンサーの値を滑らかにしたり、Processingとかopenframeworksとかで滑らかな動きを作ったり、いろんなとこで使えるテクニック。

サーボでイージングを行うと、機械的な動きから、艶めかしさが出る。

#include <Servo.h>

Servo myservo;  // create servo object to control a servo float pos = 0;    // variable to store the servo position float t_pos = 0;    // variable to store the servo position float m_speed = 100; int counter = 0;

void setup() {  myservo.attach(9);  // attaches the servo on pin 9 to the servo object }

void loop() {  counter++;  if (counter > 600) {    t_pos = random(0, 180);    counter = 0;  }  pos += (t_pos - pos) / m_speed;

 delay(10);  myservo.write(pos); }

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動きを探す

「動き」は、実際に動かさないと目に見えない、時間軸上に伸びた存在。なので、実際に動かしてみないと探すことは出来ない。

大澤悟

http://satoruosawa.com/excessive-motion/

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工具箱を育てよう

工具箱を育てよう

キネティックアートでは、何らかの造形物を作ることになるので、工具は必須。まずは工具箱を買ってみよう。代表的なものを紹介するけれど、紹介した工具に限らず、自分に必要な工具を買い揃えて、自分なりの工具箱を「育てよう」100円ショップで売ってる工具は当たり外れが多いので自己責任で。

工具箱

いろんな大きさがあるけれど、まずは学校にある工具箱と同じくらいのサイズのものを買ってみよう。

メジャー

大きさを測る。展示空間を測ったり、展示台などの造作物を作る時に、大きさを目安を知るためにつかう。

定規・さしがね

実際に工作する際に、何かを切ったりする時に測る

えんぴつ

測ったら目印をつけるメモを書いたり

マスキングテープ

何かを仮止めしたり、位置決めに。壁などで距離を測った時にメモを残す。

ペンチ

針金を曲げたり、一時的にナットなどをつかんだりする時に

ラジオペンチ

細かい造作や、ピンセットがわりに小さい電子部品をつまんだりする。

ニッパー

電子工作しているときに配線を切ったり。結束バンドを切ったり。

ニッパーは、1500-2000円くらいの高いやつを買っておくととても幸せになる。僕が使っているのはケイバ(KEIBA)のマイクロニッパーというやつ。

小さめのノコギリ

設営時や、展示台への造作のため、小さめの木材などを切り出すときにあるといい。

半田ごて

電子工作に向いてるのは20-30wのやつ。小手先は少し細めのものを。

ハンダ

電子工作用と書いてあるものを。鉛フリーが環境にも体にもやさしい。

ハンダコテ台

簡易なものではなく重めのものが安心。

ドライバーセット

ネジをしめたりするのに使う。プラスネジを使うことが多い。ネジにあったドライバーを使わないと、ネジが破損したり、回せなかったりします。

ここから下は電動工具

電動工具はやや高いので、まずは学校にあるものを借りてみよう。また、回転時に挟み込まないように、手袋の使用は避ける。髪の毛が長い人は縛ったり帽子にしまっておく。破片が飛び散る可能性がある場合は保護メガネも。

電動ドリルドライバー

コンセントにさして使うものと、バッテリー式がある。バッテリー式だったら10.8v以上のものがおすすめ。また、業務用と家庭用がある。業務用の方がやっぱりおすすめ。基本的にはドリル（穴あけ）だけど、ドライバーとしてネジ締めもできる。ドリルビットの取り付けはチャックで締め付けるタイプ。軸は六角形のものと、丸軸のものどちらでも取り付けられる。

電動インパクトドライバー

ネジをしめることに特化したインパクトドライバー。インパクト（衝撃）を回転に与えて、強くネジ締めができる。ドライバービットの取り付けはワンタッチ式。ビットの軸は六角形で、ロックするための窪みがある。

ドリルビット

10mmまでの径であれば、こういういわゆる普通のドリル刃で。木工・鉄工用あるが、鉄工用であれば木工用でもまあ使える。金属を加工していると徐々に刃が鈍ってくるので、時々買い換える。

ドライバービット

ドライバービット。電動だと特にネジの穴とビットがきちんとフィットするかが大事。あっていないとすぐにネジ穴が潰れます。

ホールソー

直径10mm以上の穴あけを行う場合、通常のドリル刃では負荷が大きくなったりするため開けられない。そもそも10mm以上のドリル刃があんまり売っていない。なので、木工であれば、ホールソーという回転するノコギリをドリルに装着して使用する。例えば展示台にケーブルなどを通す穴を作るときに使用する。部材に刃があたるとき、手首を持ってかれやすいので、しっかりとドリルを保持しておく。同じように大きな穴あけを行う自在錐というのもあるけど、もっと手首が持ってかれやすいので僕はあんまり好きじゃない。金属や樹脂加工の場合はテーパーリーマーという工具を使う方法もある。

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動きによる表現

パフォーマンス的で劇場的な表現

Alexander Calder  「Circus」

堀尾寛太 + 梅田哲也「viewKoma2」

http://kanta.but.jp/viewKoma2/

UJINO & THE ROTATORS 「MACHINE THEATER: INERTIA」

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ゴールデンウィークは秋葉原へ行ってみよう

電子工作、メディアアートの聖地、秋葉原へ巡礼しよう。

○秋月電子

http://akizukidenshi.com/

電子部品は大体ここで買える。オリジナルのキットも充実していて楽しい。電子工作のメッカ。 陳列密度が高いので、なかなか探している部品が見つからない。店員さんに訪ねるべし。

○千石電商

http://www.sengoku.co.jp/

電子部品以外に工具、ケーブルと幅広い商品を扱っている。秋月と千石で必要な物はだいたい買える。 抵抗やコンデンサなどを1本単位で買う事もできる。あと、映像／オーディオケーブルが安いので展示とかで長いケーブルが必要な時行くべし。

○マルツパーツ

http://www.marutsu.co.jp/

お店の雰囲気が入りやすい。可変抵抗のつまみとか、スイッチとか操作系の部品の種類が豊富な印象。びけんに電子部品を卸しているのもこのマルツ。

○鈴商（閉店して通販のみ）

http://www.suzushoweb.com/

掘り出し物的なICとかマニアックな部品多め。授業で見せた自作のシンセは、ここで偶然見つけたSN76477っていうシンセICで作りました。

◯全部のお店の地図

https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=zmnuDlWo21B8.k_uoXCmA5OsI

◯ネットで買うなら

スイッチサイエンス

http://www.switch-science.com

SparkFunなど、海外からのパーツも豊富。いろいろ掘り出し物も。

ストロベリーリナックス

https://strawberry-linux.com

センサー系などのオリジナルキットが充実している。

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ステッピングモーターの軸につける、コネクタのサンプル

http://okikata.org/kine/

にスケッチアップのファイルと、書き出したSTLがあります。

そのまま使ってもいいし、作品に合わせて改造してください。

プリントするとこうなる。ステッピングモーターの軸に差し込み、M3（径が3mm）で長さが12-15mmくらいのネジとナットで締めて固定して使います。

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3Dプリンタで出力するためのデータを作る その2

細かいツールの使い方は授業で説明するので省くとして、設計で気をつける点と、STL書き出しまでの手順。

設計で気をつけること

3Dプリンタの精度はそんなに高くないので、他の部品と組み合わせる部分は少し余裕を作った設計にする。

例えば、5mmの軸がはまるための穴は、少し余裕を見て5.3mmとかで設計する。それでも精度によっては狭くなったりするので、データを調整したり、最終的にはドリルやヤスリで削って修正。

3mmのネジが通る穴は、3.3mmとか。

3Dプリンタは、上から溶けた樹脂の線を積層していくので、中に浮くパーツがパーツが少ない方が綺麗にプリントされるので、データの向きに気をつける。

形態の都合上、どうしても中に浮く部分がある場合は、3Dプリンタのソフトの側で自動でサポート材を付けてくれるのでそれを設定して、プリント後に除去する。

STL書き出しについて

export STLを選んで、デフォルトの設定のまま、Export unit をミリメートル、File format をASCII　で書き出しすればok

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3Dプリンタで出力するためのデータを作る その1

3Dプリンタ用のデータを作るときは3Dモデリングソフトを使う。各種いろいろなソフトがあるが、今回は無料で使えて割とユーザーも多いSketchUpを使う。

https://www.sketchup.com

以下のURLから　 SketchUp Make 2017 を入れる

https://www.sketchup.com/ja/download/all#ja

3Dプリンタの3Dデータ形式はいろいろあるが、今回はSTLで。SketchUp からSTLを書き出すためのプラグインもインストールする。

SketchUpのテンプレートとツールについて

起動すると上記のような画面が出ます。そこから「3Dプリント - ミリメートル」というテンプレートを選ぶ。これは、小数点以下の細かいミリ数で作業できる、3Dプリンタ用のテンプレート。

そうすると、Makerbot Replicator 2x というプリンタの印刷サイズのガイドが出てくるので、

クリックで選択して消す。

デフォルトでツールバーに入っているツールは以下の通り。他にもツールがたくさんあって、ツールバーはカスタマイズもできる。

STLを書き出すためのプラグインのインストール

「STL」で検索、「SketchUp STL」をダウンロード＆インストール

インストールすると、Sketch Upの「ファイル」メニューに「export STL」が追加される。

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機能の外側

役に立つ事　＝　機能

機能の外側について思いをめぐらしてみる。

のび太には機能の外側が見えている。

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飲み会彫刻　総評

使用した素材はみんな近いけれど、それぞれに性格というか、傾向を見ることができると思います。どんな風に違うか、あるいは似ているかを分析してみよう。

目の前にある物（素材）の本来の質感、意味や用途からどれくらい離れられるかが大事。本来それが持っている強い機能の背後に、弱い機能が多数ある。そこを使うことを考える。例えば目の前にバナナがあるけれど、それがバナナのまま、けれどバナナに見えなくなるようにするためにはどうするか。とか。地球に初めて来た宇宙人とか未来人になったつもりで事物を見てみる。

役に立たない機械

（最後に使い方が分かったとき面白さが半減しているように思う）

囚人たちが作った武器

僕が最初見たときにまったく使い方がわからなかった道具↓

「スプロケット外し」

安西剛

遺物としての日用品

カルダーの作ったトースター 1942 年ごろ

タイトルが大事。タイトルは、作品を説明する言葉ではなくて、作品を構成する要素。飲み会彫刻の要素のように、物のように言葉を構成したり配置してみる。

ブーバ・キキ効果

岡崎乾二郎のすごい長いタイトル

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（分析的）飲み会彫刻をやってみる

※授業なので飲みません

飲み会彫刻とは

飲み会彫刻とは、酒を飲みながら身の回りにある割り箸やコップやお皿やつまみ等で彫刻を作る会（ワークショップ？）です。作品が出来たら写真を撮ってtumblrにアップして、それを肴にまた酒を飲みます。

http://nomikai-sculpture.tumblr.com

https://picasaweb.google.com/117686889739475986160

お酒を飲んで判断力を緩めた状態で大量に物と物の関係性の可能性、コンポジションを実験して検討するというのが本当の意図。頭をあまり使わずに手を使って考える。物が出来てから、それ見てどんな意味や雰囲気が芽生えているかを分析して考える。物と私で「手分けして」考える。

飲み会彫刻的思考 + 動き = 新しいキネティックアート（？）

当時、参考にしていた事例

田中功起

日常にある様々なものには、様々な属性や機能が隠されている。

There I Fixed It

http://failblog.cheezburger.com/thereifixedit

Peter Fischli & David Weiss

何かを作るとき、その素材が取りうる“状態”の可能性をいろいろと考えてみる。

http://okikata.org/wp/archives/66

http://okikata.org/wp/archives/133

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最近の作品2

Mike Fleming

http://www.mikeflemingphotography.com

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最近の作品

近年のメディアアートやデザイン的な視点の作品から、キネティックアート的な作品をピックアップ。

Tully Arnot

http://www.tullyarnot.com

Samuel St-Aubin

http://www.samuelstaubin.com

paolo salvagione

http://www.creativeapplications.net/arduino-2/string-fountain-by-paolo-salvagione/

小林椋

http://pocopuu.net

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過去の作品

こうした歴史的背景の中から、構成主義やダダイズムに関わったり影響を受けたアーティストから動く彫刻作品（キネティックアート）が生み出されてくる。

マルセル・デュシャン

「Bicycle Wheel」（1913）

「 rotary glass plates 」（1920）

アレクサンダー・カルダー

「Feathers」（1931）

ナウム・ガボ

「Kinetic Construction (Standing Wave) 」（1919-1920）

ジャン・ティンゲリー

「Metamatic」（1959）

ニコラ・シェフェール

「Cyst」（1959）

モホリ・ナジ

「light space modulator」（1922-1930）

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歴史について

キネティックアートは、自然や機械、人力によって動く、芸術作品一般を広く指し示す言葉だ。その歴史的な背景を見ていくと、1900年代初頭、都市の近代化と、テクノロジーの発達によって様々な工業製品、メディア、機械が日常（あるいは戦争の）中に登場してくることが影響していることが見えてくる。

「立体派」Cubism

対象を幾何学的図形に還元して描く。セザンヌの影響を受けたピカソやブラックらによって始まった運動。対象を科学的に分析するように他視点から見つめ、その視線を画布の上で構成した。また、キュビスムの作品の制作の中で画布に新聞紙や壁紙、木片など現実に存在する物を貼り付ける「パピエ・コレ」というコラージュの方法も生まれてくる。

代表的なアーティスト

ジョルジュ・ブラック、パブロ・ピカソ、フアン・グリスなど

「未来派」Futurism

1909〜1915年ごろ

イタリアの詩人、フィリッポ・マリネッティがフランスの日刊紙『フィガロ』に発表した「未来派宣言」が発端。従来の芸術的規範の破壊と、機械化の進む近代の運動やその速度を礼賛し、戦争をも賛美していた。ファシズムとの強い結びつきも。

代表的なアーティスト

フィリッポ・マリネッティ、ウンベルト・ボッチョーニ、ジャコモ・バッラ、ルイージ・ルッソロなど

「構成主義」Constructivism

1910年ごろ〜

ウラジーミル・タトリンが鉄板や木片を使った自身のレリーフを「構成」と呼んだことから、構成主義と言われる。鉄やガラスといった工業的素材でつくられた抽象的な作品が多い。美術や建築だけでなく、デザイン、舞台美術、写真など、すべての造形分野に波及した。

代表的なアーティスト

ウラジーミル・タトリン、アレクサンドル・ロトチェンコ、エル・リシツキーなど

「ダダイズム」dadaism

1916〜1920ごろまで？

ヨーロッパとアメリカの複数の都市で展開された、反美学的姿勢、既成の価値観の否定などを特色とする20世紀前半の芸術運動。「ダダは何も意味しない」という語の意味作用からの切断と出来事の不確実性、一切の主体性や表現活動の根拠のなさを表明。世界的な広まりを見せ、音声詩や視覚詩、レディ・メイド、オブジェ、コラージュ、フォトモンタージュなど多岐にわたる表現方法が用いられた。

代表的なアーティスト

トリスタン・ツァラ、フーゴー・バル、ジャン（ハンス）・アルプなどなど

「マシン・エイジ」Machine Age

1920年代から30年代、あるいは19世紀後半から20世紀前半で主にアメリカにおいて、機械を新時代の象徴として称揚していた時期

第一次世界大戦

1914〜1918

戦車や航空機、毒ガスなどが初めて実戦で用いられ、多くの死傷者を出すことになる。

「バウハウス」Bauhaus

1919〜1933

ドイツのヴァイマールに設立された、絵画、彫刻、諸工芸、建築、写真を含む、総合的造形教育機関。技術と芸術の融合、また合理的で機能主義的な造形教育。

こうした歴史的背景の中から、構成主義やダダイズムに関わったり影響を受けたアーティストから動く美術作品が生み出されてきて、それらがキネティックアートと呼ばれるようになる。流れとしては、伝統的な材料から離れ、日用品、大量生産されたレディ・メイドなもの、工業製品を用いることや、そこからさらに金属やガラス、プラスチックなどの薄かったり透明な新しい素材の使用へと至って行って、徐々に作品が「非物質」的になっていく。さらに電球や蛍光灯を持ちいたライト・アートなども登場する。伝統的な彫刻作品のように、そこにある形態や塊（マッス）が主題ではなく、動きや光、関係性などの直接目に見えないものへと主題が移行していく。それは、第二次大戦後の機械から情報へ産業や社会が変化していくこととも呼応している。

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キネティックアート木曜日 第1回

キネティックアート木曜日 第1回

この授業でやること

1. Arduinoと各種モーターなどの動くデバイスの制御を学び、動きによる表現や意味について検討する。

2. キネティックアートの歴史や、現在における動きの表現を踏まえ、新しいキネティックアート（動く彫刻）作品を作る。