ifca404
ifca404
題名未設定
3 posts
Don't wanna be here? Send us removal request.
ifca404 · 3 months ago
Text
『異常者は何をしても異常者なんだ。』
SCP-3130-JP【助太刀】イメージ画像
↓ココから読めるよ
オリジナルSCP SCP-3130-JP | イフカ #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24372220
Tumblr media
0 notes
ifca404 · 3 months ago
Text
オリジナルSCP第2弾!今回は謎解き系や!皆も挑戦してくれ!
メタタイトル『既視感』
アイテム番号: SCP-3031-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
SCP-3031-JPの影響を受けた夢の記録は、サイト-818の低脅威度異常物品保管庫に保管されます。影響を受けた人物には、定期的な心理カウンセリングと夢日記の提出が義務付けられます。SCP-3031-JPの性質に関する情報は、レベル3以上の職員にのみ開示されます。
説明:
SCP-3031-JPは、人間の夢体験に影響を与える概念的な異常存在です。SCP-3031-JPの影響を受けた夢(以下、SCP-3031-JP-A)を見た人物は、夢の中で「以前にも同じ夢を見たことがある」という強い既視感を覚えます。SCP-3031-JP-Aには、視覚的なノイズや、時間の逆行、空間の歪みといった異常な現象が確認されています。
SCP-3031-JP-Aの記録を分析した結果、夢の内容には共通するシンボルやパターンが存在することが判明しました。これらのシンボルは、特定のキーワードや概念と関連しており、夢を見た人物の潜在意識に働きかけることで、特定の記憶や感情を想起させると考えられています。
補遺3031-JP-1:
SCP-3031-JPの影響を受けた人物の中には、夢の中で特定の場所や人物と出会う者がいます。これらの場所や人物は、現実世界には存在しないにもかかわらず、夢の中では非常に鮮明に描写されています。財団は、これらの場所や人物がSCP-3031-JPと何らかの関連性を持つ可能性があると考えています。
補遺3031-JP-2:
SCP-3031-JPの研究が進むにつれて、影響を受けた人物の精神状態が悪化する事例が報告されています。財団は、SCP-3031-JPが人間の精神に与える影響について、さらなる調査を行っています。
補遺3031-JP-3:
最近の調査で、SCP-3031-JP-Aは、夢を見た人物の過去の記憶やトラウマと深く関連している可能性が示唆されています。財団は、SCP-3031-JPを利用することで、人間の潜在意識にアクセスし、記憶や感情を操作できる可能性を検討しています。
実験記録3031-JP-D-17
被験者: D-17492
日付: 20██/██/██
概要: D-17492に対し、SCP-3031-JPの影響下における睡眠実験を実施し、夢の中での行動と生理学的変化を観察しました。
実験内容:
D-17492に睡眠導入剤を投与し、SCP-3031-JPの影響下で睡眠させました。睡眠中の脳波、心拍、眼球運動、体温などの生理学的データを継続的に記録し、夢の映像をモニターに表示しました。
実験結果:
D-17492は睡眠中、強い既視感を訴え、現実とは異なる異常な視覚情報を体験しました。
D-17492の生理学的データには顕著な異常変動が認められ、特に心拍数と体温が急激に上昇しました。
実験終了後、D-17492は昏睡状態に陥り、現在も意識不明の状況が続いております。
D-17492の衣服のポケットから、夢の中で書かれた内容と一致するメモが発見されました。
回収されたメモの内容:
「俺はもうダメだ、この夢からは抜け出せそうにない、だからこそお前らに報告書を残してる。もう少しでここもあのノイズに飲み込まれる、手短に報告する。
SCP-3031-JPは、ただ単に夢を見てる奴に影響を与えるだけじゃねぇ、現実と夢の境界線をごっちゃにしてるんだ。こうやって夢で書いたものを現実に残せているのもそういうことだ。夢というだけあって、さっき見たものが無くなってたり、急に場面が変わることがある、ただ、そんな中でも変わらないものもあった、どんな時も7歳ぐらいのガキだった頃の俺が現れやがるんだ、そいつは俺に出会うなり「帰りたい」とか意味不明なことばっか言ってた、んで本題はここからだ、俺が考察するに、SCP-3031-JPが影響を与えた夢には人それぞれのシンボルやパターンがある、それも全部、夢を見た奴の積もりに積もった特定の記憶を呼びかけるように。俺がそのガキだった頃の��分を見て思い出したのは昔見た夢のことだ、そういえばその夢の時も、今居るのガキよりもっと小さい俺が現れてガキと同じ様なことを言ってたな。どうしてこの夢でその夢を思い出したかは分かんねぇ。
報告は以上だ。また変わった点があったら報告する。
さて、そろそろ現実に戻るか。」
分析:
D-17492の実験結果とメモの内容から、SCP-3031-JPは以下の性質を持つことが示唆されます。
* 現実と夢の境界を曖昧にする能力: D-17492が夢の中で書いたメモが現実世界に物理的に現れた事から、SCP-3031-JPは現実と夢の境界を曖昧にする能力を持つと考えられます。
* 記憶への干渉: D-17492の夢に現れた「7歳頃の自分」と、過去の夢の記憶が関連していることから、SCP-3031-JPは被験者の記憶に干渉し、特定の記憶を呼び起こす可能性があります。
* シンボルとパターンの出現:SCP-3031-JPの影響下にある夢には、被験者の過去の記憶と強く結びついたシンボルやパターンが現れる可能性がある。
* 精神への深刻な影響:SCP-3031-JPの影響は精神に深刻な影響を与え、被験者を昏睡状態に陥らせる可能性があります。
今後の措置:
* D-17492の脳波と生理学的データを継続的に記録し、SCP-3031-JPの影響を詳細に分析します。
* 夢と現実の境界線に関する調査を強化し、SCP-3031-JPの性質と危険性を解明するための実験計画を立案します。
* D-17492のメモから得られた情報を元に、SCP-3031-JPの更なる調査を実施します。
* SCP-3031-JPの影響下にある夢に出現するシンボルやパターンのデータベースを作成し、分析を行います。
0 notes
ifca404 · 3 months ago
Text
なんかバグ起こってSCP財団に登録できないからここで投稿しとく
メタタイトル『助太刀』
アイテム番号: SCP-3130-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:
SCP-3130-JPはサイト-██の低脅威物品収容ロッカーに保管されます。いかなる状況でも実験目的以外での使用は認められません。実験を行う場合、対象者は精神評価を受けた上で、レベル3以上の職員の承認を必要とします。SCP-3130-JPに関する文書・記録の閲覧は、レベル2以上の職員に制限されます。
説明:
SCP-3130-JPは、全長約80cmの日本刀であり、外見上は通常の太刀と大きな違いは見られません。鋼の刃と木製の柄を有し、外見的には数百年にわたる経年変化を受けておりますが、明確な製造年や作成者については不明で、刀自体は非常に鋭利であり、その切れ味は現代の技術で作られたどんな刀にも劣りません。しかし、SCP-3130-JPを握った人物(以下、影響者)は、即座に顕著な心理変化を示し、対人関係において異常な親和性を発揮するようになります。
影響者は、他者に対して強い友好の意識を持つようになり、通常の社会的障壁を大幅に低下させる言動を取ります。同時に、影響者と対面した相手もSCP-3130-JPの効果を受け、影響者に対して親近感を抱くようになります。この影響は極めて強力であり、通常の会話や接触だけで、約90%の確率で影響者と相手は親密な関係(友人、恋人、家族的な絆など)を築くことが確認されています。
SCP-3130-JPの影響下にある間、影響者と相手の間にはほぼ全ての敵意や不信感が排除されることが観察されています。この状態は、影響者がSCP-3130-JPを手放すと急速に減衰し、数時間以内に通常の心理状態へと戻ります。ただし、一部の被験者は影響終了後も影響者への親密な感情を維持することが確認されており、SCP-3130-JPが記憶や感情に与える影響については更なる研究が必要とされています。
補遺3130-JP-A: 回収経緯
SCP-3130-JPは██県の刑務所で発見されました。発見当時、近くには血痕が残されており、DNA鑑定の結果、██ ██(12歳・女性)のものと一致しました。彼女は檻で天井に縄を括り付け絞首をしたという形で発見され、自殺と推測されます。
現場の調査中、刀の異常性が発現し、調査員の一人が「この刀を手にした瞬間、異常に他の人を助けたいと思った」と報告しています。以降の検証により、SCP-3130-JPの所持者が誰に対しても友好的な態度を取る現象を引き起こすことが判明しました。
実験記録3130-JP:
以下の実験では、SCP-3130-JPの影響範囲および影響の持続時間を調査しました。
実験3130-01:
被験者: D-1482(28歳、男性)
対象: D-1491(34歳、男性)
結果: D-1482がSCP-3130-JPを握った直後、D-1491はD-1482に対して友好的な態度を示し、短時間の会話の後に「お前とは昔からの親友のような気がする」と発言。実験終了後もD-1491はD-1482との交流を求め続けたが、24時間以内に通常の関係性へと戻った。
実験8463-07:
被験者: D-2205(24歳、女性)
対象: 研究員██████(41歳、男性)
結果: 研究員██████はD-2205に対して強い親近感を抱き、通常の研究倫理を逸脱した行動(D-2205の釈放要求)を試みたため、実験は即時中断された。影響は研究員がSCP-3130-JPを手放した後も約72時間持続し、その後通常の心理状態に回復。
補遺-3130-JP-B: インタビュー記録
対象: 証言者(匿名希望)
インタビュアー: ██████研究員
日付: ████年██月██日
場所: 財団██████サイト、標準インタビュー室
以下は、SCP-3130-JPに関連する人物である男性(以下、証言者と称する)による証言のまとめです。証言者は、SCP-3130-JPの持ち主であった少女との出会いを振り返り、その経緯と少女が抱えていた��情を詳細に語りました。この時、SCP-3130-JPに異常性は無いと推測されました。
証言者: 証言者は、SCP-8463-JPの少女に一度助けられたことがある男性で、少女の最後の会話を直接聞いた唯一の人物とされています。証言者の話は以下の通りです。
<記録開始>
██████研究員: 本日はSCP-3130-JPに関連する情報について、いくつかお伺いしたいことがあります。ご協力ありがとうございます。まずは、あなたとSCP-3130-JPの過去の所有者であった女性との出会いについてお聞かせください。
証言者: ふむ…随分と懐かしい質問だな。あの娘と最初に出会ったのは、確か…腰を痛めた時だった。
██████研究員: 詳しく教えていただけますか?
証言者: ある日、道を歩いていたら、急に腰に激痛が走ってな。動けなくなって困っていたら、彼女が突然現れたんだ。「困った時はお互い様ですよ」って言って、俺の腕を支えてくれた。その時の彼女の顔は、何かこう…すごく真剣だったのを覚えている。「ありがとう」って言ったら、なんだか嬉しそうに、すぐに立ち去った。
██████研究員: その時の彼女の印象は?
証言者: 元気な娘だったよ。青磁の肌色のような浅い緑色の瞳と、黒く長い髪が特徴で、低い背で人助けしているのを見ていたらこっちまで元気を貰えるような気がした。ただ、少し…情緒不安定というか、毒舌で、一人でブツブツ言ってるようなところもあった。でも、あの時は本当に嬉しかったんだ。人の優しさに触れたような気がしてな。
██████研究員: それが最初の出会いですね。その後、彼女と再会した時の様子は?
証言者: それからしばらくして、また街で会ったんだ。その頃から、彼女の様子が少し変わってきた。困っている人を見つけると、急に「私が助けてあげますよ」って言い出して、無理やり何かを手伝おうとするようになったんだ。
██████研究員: 具体的にどのような行動ですか?
証言者: 例えば、昼食をどこで食べるか迷っている人に、「あなたには、あっちの店が良いと思いますよ」って、いきなり割り込んでアドバイスするんだ。相手が困っている様子もないのに、延々と話してる。最初は優しさだと思ったけど、だんだん行き過ぎるようになってきて、周りから見ても迷惑だったと思うよ。
██████研究員: そのような行動がエスカレートしていったと?
証言者: そうだな。今思えば、あれが彼女の「優しさ」の裏返しだったのかもしれないけど、俺には理解できなかった。一番印象に残っているのは…女性をナンパしていた男たちを、彼女が突然、どこから持ってきたのか分からん刀で斬り殺したことだ。
██████研究員: 刀...それはもしかして、SCP-3130-JPのことですか?
証言者: ああ、恐らくそうだろうな。どうしてあんな力が出るのか、どこから手に入れたのか、銃刀法違反は何をしてるのかって疑問符で頭が埋め尽くされた。まる��慣れた手つきで、男たちを斬り伏せて、無言でその場を去ったんだ。俺はただ呆然とするしかなかった。彼女はそれを正義だと思っていたのかもしれないが、俺にはただただ恐ろしかった。
██████研究員: そのような状況を目撃された後、彼女と話す機会はありましたか?
証言者: それからしばらくして、彼女が人助けのために街を駆け回っている時に、屋上から飛び降りようとしている男を見つけたらしい。彼女がどうしたのかと男に聞くと、男は色々と不幸な境遇を話したらしい。親友に裏切られたとか、会社もクビになったとか、妻とも離婚したとか。俺は、彼女がその男を助けると思ったんだが、違った。彼女は何も言わず、そのまま立ち去った。それが、彼女に聞いた最後の話だった。
██████研究員: その後、彼女の様子に変化はありましたか?
証言者: 彼女は次第に「優しさ」と「友情」の違いが分からなくなっていったと言っていた。「コンビニの店員に話しかけても『帰ってください』と言われて、何をしても周りの人間からは理解されない」って、随分と悩んでいたようだ。俺も、彼女の悩みを聞いていると、こっちが辛くなってくるくらいだった。
██████研究員: そして、彼女が自殺を図った際に、あなたが話をしたと?
証言者: ある夜、彼女が屋上で自殺しようとしていた時に、俺が声をかけたんだ。その時、彼女は「どうして、私は皆に受け入れてもらえないのか。私が求めているのは、ただ理解してくれる人なのに。優しさだけをあげてきたのに、全て裏目に出る」って、そう言っていた。その後も色々と話していたが、最後には「私は、もう何もできない」と言ってな。俺はなんとか励まそうとしたんだが、結局、彼女はあの時の件で逮捕されて、刑務所に入った後、自ら命を絶った。
██████研究員: 彼女の行動について、何か推測はありますか?
証言者: 俺の勝手な想像だが、彼女はみんながされて嬉しいことじゃなく、自分がされて嬉しかったことを人にしていたんじゃないかと思う。でも、結果的に、その「助太刀」は、他人には受け入れられなかった。俺も、あんなに思い詰めてしまうとは思わなかったよ。あの時の彼女が、どれだけ辛かったのか、今になってようやく理解できる気がする。
██████研究員: 貴重な証言、ありがとうございました。本日のインタビューは以上です。
<記録終了>
補遺-3130-JP-B: 財団の分析
証言者の話を踏まえ、財団はSCP-3130-JPの異常性に関する詳細な調査を開始しました。女性が求めていた「助け」と「友情」が歪んだ形で具現化した結果、この刀は彼女の死後もその意志を宿し、使用者に同様の精神的圧迫を与えることが判明しています。
補遺-8463-JP-C: 発見された遺書
███県の███刑務所から、SCP-3130-JPの過去の所有者と推測される12歳の人物による遺書が発見されました。以下にその内容を転載します。
私はもうすぐ、この世界からいなくなります。物心ついた頃から、私はどこか周りのみんなと違うと感じていました。みんなは楽しそうにわらい合い、ひみつを共有し、自然と群れを成していました。私わ、その輪の中に入りたいと強く願うのに、どうすればいいのかまったく分からなかったのです。
子どものころ、私は誰かに優しくされたかった。誰かに必要とされたかった。だから、小さ��ことでも、困っている人がいれば手伝おうとしました。おばあさんの荷物を運んであげたり、道に迷った子を家まで送ってあげたり。その度に、少しでも誰かの役に立てたような気がして、むねが温かくなったのです。
「困った時はおたがい様ですよ」
この言葉は、私にとっての合言葉のようなものでした。誰かに優しくされた時、私は心からそう思い、同じように誰かに優しくしたいと願いました。それが、私なりの「友達を作る方法」だと信じていたのです。
学校に入っても、じょうきょうは変わりませんでした。グループで楽しそうに話す友達を横目に、私は一人で本を読んで過ごすことが多かった。話しかけようとしても、何を話せばいいのか分からず、言葉がうまく出てこないこともありました。
机に落書きされたり、かげ口を言われることも多々ありました。
それでも、私は諦めませんでした。誰かにとって必要な存在になりたい。誰かと心を通わせたい。その一心で、私は街に出て、困っている人を探しました。
ある日、重い荷物を運んでいる男性を見かけました。迷わずかけ寄り、手つだいを申し出ました。彼は最初は驚いた様子でしたが、最後には「ありがとう」と言ってくれました。その時の彼の笑顔が、私にはとてもまぶしく見えました。
それから、私の「助け」はエスカレートしていきました。昼食に迷っている人に「あちらのお店の方が美味しいですよ」と強く勧めてみたり、道ばたでけんかしている人たちにちゅうさいに入ったり。私は、そ��が彼らのためになると信じて疑いませんでした。
しかし、私の「助け」は、次第に周囲の反感を買うようになりました。人は邪まされたと感じ、けんかしていた人たちは余計にヒートアップしたりしました。彼らの表情は、私の期待とは全く違うものでした。
なぜだろう?私はただ、彼らの役に立ちたかっただけなのに。
ある時、私はナンパされている女の子を見かけました。その子がいやがっているように見えました、その時、私の頭の中で何かがばく発したような気がしました。私は、持っていた刀で、彼らに切りかかってしまいました。我に返った時には、血が流れ、彼らはたおれていました。私は、ただ無言でその場を去りました。
その時の私は、女の子を助けたと思い込んでいました。ただ、あの人たちを止める必要があった、そう思っただけでした。
それから、私の周りの空気は変わりました。人々は私を避けるようになり、視線は冷たくなりました。私は、自分が何か恐ろしいことをしてしまったのではないかと、漠然と感じ始めました。
ある夜、私は屋上で一人、星空を見上げていました。どうして、私は皆と違うのだろう。どうして、私の「優しさ」は、いつもこんな結果になるのだろう。
すると、あの時、私が荷物を運ぶのを手伝った男性が、私を探し当てて声をかけてくれました。「困った時はおたがい様だろ?」
彼の言葉に、私はむねがしめ付けられるような思いがしました。
私たちはカフェで話しました。私の心の中にある、どうしようもないこ独と苦しみを、彼はしずかに聞いてくれました。
私は、せきを切ったように、自分の心の奥底にある思いを全て吐き出しました。
その時、私は少しだけ、誰かに理解されたような気がしました。
しかし、その安ど感も長くは続きませんでした。数日後、私はあの時の事件でたいほされました。ナンパしていた男性たちを殺害した罪で。
裁判では、私の「善意」は全く考りょされませんでした。私がしたことは、ただの暴力であり、罪であると判断されました。
冷たい判決が、私の耳に響きました。
刑務所での生活は、想像をはるかに超えるものでした。孤独と絶望の中で、私は毎日を過ごしました。私を理解してくれる人など、一人もいませんでした。むしろ、私をあざ笑い、傷つける者ばかりでした。
私の心は、次第に壊れていきました。もう、何も感じなくなってしまったのです。
私が求めていたのは、ただ「 ̶友̶だ̶ち̶理解者」でした。誰かに必要とされ、誰かと笑い合える、そんな当たり前の日常を、私はただ望んでいただけなのに。
私があたえようとした「優しさ」は、誰にも届かず、私自身を傷つける結果にしかならなかった。
もう、やだ。
わたしの人生は、最初から間違っていたんだよ
わたしが全部悪い、だって、私が本当に望んでいたのは、皆がよろこぶことではなく、私がされてうれしかったことだったんだもん。誰かに話しかけられること、だれかにたよられること、そんな自己中な私の価値観でしかないことをみんなが喜ぶと思って、善意を押し付けてたんだ
やさしさってなんだろう
友じょうってなんだろう
学校ではならったけど、私わばかだからわかんない
でも、異常者は何をしても異常者なんだ、石っころをみがいたってダイヤモンドにはならないし、1円玉を大切にしても100円玉は手に入らない
そして、わたしはもう、どこへ行ってもひとりだ。りかいしてくれる人は、もうどこにもいない。わたしも、わたしが分からない
めいわくかけて、ごめんなさい
幸正冬織より
1 note · View note