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美しい日々

宮部みゆき『クロスファイア』『鳩笛草』を読んだ。昔実家がチャンネルNECOに加入しているときに時々映画版を放映していたので何度か観た記憶がある。どんな話だっけと思って原作を読んだが、爽快感と虚しさが両立していて、たまらない読み心地。前日譚としての『燔祭』を知らなかったので後追いで短編集を買った。『燔祭』も『鳩笛草』も面白かったが、特に『朽ちていくまで』が素晴らしかった。この紙幅でタイトルの意味が二転三転するのかーと。

静岡シネ・ギャラリーで『バンパイアハンターD』鑑賞。久しぶりに完璧なアニメを見られてうれしー。EDがDo As Infinityなところまで愛おしい。

ジークアクス、観るたびにモヤモヤしていたがprime videoで最速を観るようにしてから楽しさの純度が上がった。例にもれず私もファーストガンダムを観始めた。面白い。全部やっていたんだな。究極、こんなにすごい前例がありながら現世はこの有り様なのか？と思ってしまう。

ククルス・ドアンの島とか確かに感動的ではあるが、それよりもガンダムに爆弾を取り付けたジオン兵がそれを解除したアムロに感心して顔を見ていく（しかもホワイトベース陣には犯人だと感づかれる）とか、妙なところで痺れさせてくれる。

5月24日、静岡Freaky showでANORAK!のライブを見る。新譜のジャンルレスなところがライブでも発揮されていてすごい。マーチャンダイズがしっかりしているのも今時の感じ。こういうところを照れくさがらずに展開しているのは積極的に見習わなくちゃ。対バンのTrack'sというグループが良かった。メロコアバンドからフロアミュージックへ転向しているらしくて調べてもよくわからないけど、そういわれるとそれらしい爽やかなボーカルが乗っており、高揚感があった。

26日、東京へ。行きの電車で『ぽっぴん'どりーむ！』を観る。会話が良い。私服のセンスもいい。「ごきげんよう、Morfonicaです」という挨拶もイカしてる～。吉祥寺で楽園展を観る。panpanyaの原画！コラージュの軌跡が最高。鶴田謙二がイラストボードを継ぎ接ぎしているのとか熱かった。結局そういうところかもしれない。ブックオフで『クロスファイア』のDVDを買った（配信が無い）。同じ店にチャクラ『南洋でヨイショ』があったらしい！気づくのが遅かった。

夜、日本武道館でPoppin'Party10周年ライブ。さすがに感動的なセットリストで、チョココロネ、Returns、二重の虹が嬉しかった。大橋さんのチョイスが八月のifだったら更にヤバかったな。貯めに貯めたキズナミュージックは一生忘れられない。キズナミュージックって。曲名かっこよすぎ！

31日、また東京。下北沢でRHESSのバンド練。ついにサポートを入れた四人体制になった。バンド楽しい。脳みそが四つあるとコロコロ進んでいく感じだ。

6月1日、コミティア152に参加。今回の新刊は自分の気持ちに全く無理がなく、すごく好みのものに出来た。目当てにしていた本と、ノーチェックだったが良い本に出合えたので買い物の面でも満足。終了後にNew Gear Mag Vol.1のしらいしさんと合流して完成品を見せてもらったり、スズキハルカさんのコラボカフェに連れて行ってもらったりした。スズキさんのアナログ原画が素晴らしく、洗練された曲線はアニメ業界での賜物だという話を聞いてなんだか自分が嬉しくなった。

カルチャーの話題をしていると、自分は電子書籍に移行するでもなし、Vtuberとボカロに対するなんとなくの忌避感を持ち、AIを上手く使うでもないみたいなオールドタイプっぷりがボロボロ出てきて、私ってやつは…と思った。こういう立場を自虐的に表明しても、それはそれで「結局アナログ回帰できるもんならそれが一番良い」みたいに回収されてしまいがちで、順応型からすれば羨望の目で見られたりする。私からすればやはり情けないことだと思うよ。

急いで描くものがなくなって、気持ちに余裕が出てきた。夏まで仕事が忙しいので、焦らずにエネルギーがたまるのを待つ。

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わかれ道の、その先へ

MyGO!!!!!/Ave Mujica合同ライブのため横浜へ。26日、ライブ前に自分のバンド活動のため自由が丘のスタジオへ。場所柄か、若者のバンドよりもご婦人のアンサンブルグループという趣きがあり面白かった。いままで2人でやっていた活動にサポートで2人加わってもらい、よりバンドらしい形へ。自分の知人同士を会わせるというのはこれまでの人生にあまり無くて照れくさかった。

ライブ1日目。なるほどこういう感じかーと思いつつも時間が経つにつれ本当に楽しくなった。こんなに新曲をやってくれるとは思わず、『顔』『八芒星ダンス』は特に嬉しかった。席が前から14列のどセンターで、本来ならS席レベルだろうか…。ここまでのご褒美だなと思った。

27日。神保町エチオピアで昼食のち、東京アニメセンターでマイムジ展。小道具の再現が嬉しい。2日目のライブはセトリを入れ替えただけとは思えない気持ちの充実ぶりで素晴らしかった。焚音打の最後のフレーズが歌われた瞬間、何かがぶつかったような衝撃と共に涙が出てきて上半身を上げていられなかった。本当に物理的な衝撃があった気がしたんだけど、予兆のない涙って本当に困惑する。インターステラーの五次元空間のシーンでまさにそういう涙が出てきたのを思い出した。このスイッチについて詳しく分析すれば、自分の人生の骨子というか精神的支柱が見えてきそうな気がする。

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Everytime, Everywhere

山本弘『プロジェクトぴあの』、逢坂冬馬『ブレイクショットの軌跡』読了。どちらも本当に面白かった。ブレイクショットは、たぶん過去１くらい。石田衣良東野圭吾伊坂幸太郎恩田陸貴志祐介のキメラみたいで、それらで思春期を過ごしたことを思い出した。日曜劇場で上手いことやってほしい(ひどい感想)。しかしこの本の中にはたくさんの固有名詞が現れるけど、車の名前という独特さは一線を画している。

Ave Mujica完結。終盤ずっこけはしたが熱狂の3か月だった。ちょっとお金がないので7月のライブは申し込まなかった。行けるなら行きたい…（顔聴きて～）。 シンデレラグレイ面白いので頑張ってほしい。GQuuuuuuX、やっぱり「うるせえ」の一言。竹さんの絵はいつも次世代みたいな空気があってすごい。ラザロ、面白いけど何かしらのアップデートを感じたい。

聴いた音楽。L.U.V（姫崎莉波）、REBEL HEART（IVE）、あくび（bice）、I DO ME（KiiKii）、GIRA GIRA STAR（チィ/ダークチィ）、SUCRE HECACHA（安藤裕子）、HOT（LE SSERAFIM）、on & on（tofubeats）、聿日箋秋（MyGO!!!!!）、IS THIS LOVE（XG）、Time Line/D Breeze（川島明）

tofubeatsは常に「いつでも、どこでも、だれでも」ということを歌っていて偉い。落ち込んでいるときに聴くとかなり泣けてしまうし、安定しているときに聴くと「また言ってますわ（笑）」と思う。

3月末、栃木〜福島の旅。とら食堂、王者の味がする…。南湖近くにあるパン屋の揚げツナ、揚げシベリヤという凶悪なやつがすごく美味かった。

今年やるべきことが決まってきたので、来年のことを考えている。もっとクローズドでいいということは去年末から考えているが、クローズドなままでもう少し他人を巻き込みたい。なにか自主企画ができれば。ただ、自分が見てみたいからやるという意識のレベルを広げすぎないようにしたい。

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コミティア旅行

2月16日コミティア151に参加した。行きの新幹線代をケチって、早起きして鈍行で3時間半ほど。ただ、これが結構良かった。朝日でキラキラしてる相模湾沿いを東海道線でちんたら進む旅っぽさ。もう一時間遅くても間に合うなら定番にするんだけどな。

はじめて個人で音楽作品を出したので、買ってもらうときは照れくささがあった。ジャンルを聴かれることがあったが何と答えればいいのかわからなくて申し訳なかった。ジャンルを縛らなかったのは意図もあって、3曲だけでどこまで距離感を出せるかということだった。でも次はパンクをやってみたい。カセットで。

もうひとつチャレンジしたことは、事前告知をほぼゼロにしたこと。制作数の縮小（に対して手数をかけること）とか、リアルタイム感を重視したこととか、目的はいくつかある。これに関しては頒布数がこれまでの四分の一程度になったけど、そもそもそれくらいしか作らなかったので読みは当たったといえるし、コミティアへの参加意識のズレが修正されたので良かったと思う。 当日会場入り直前に簡単な告知ポストをしたところ、挨拶に来てくれた方もいてハッとさせられた。そういう方に対して後々で「居たんか～い」とさせてしまうのは失礼かもしれないと思った。 やっぱりコミティアは楽しかったです。買えた中では、クソライダーさんとつゆくささんの新刊が面白かった。

終了後は打合せがあったが、時間に余裕があったので池袋のアニメイト本店に寄った。あわよくばと思ったけどバンドリ展の当日券は時間が合わなくて諦めた。こういうところで本気度の違いを感じるというか、現場の熱量を甘く見積もりがちだと思うことが増えた。

休憩したいけどどこも混んでる。カフェに入るのに並びたくなくて、ほぼ歩きっぱなし。日本橋で打合せ。まじめな話ができるって嬉しい。 帰りは新幹線。日本橋の丸善で買った山本弘『時の果てのフェブラリー』を読んだ。めちゃくちゃ面白い！最初はまどマギやトップ２みたいな自己犠牲的な話かと思ってたけどそれは自分の認識ミス。同時収録の『宇宙の中心のウェンズデー』はもう少しそんな感じもするが、途中なのでわからない。

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コンテンツ記録

小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ４』読了。途中の退廃的な関係性好きすぎて、あれで一冊終えて最悪な気分になってもいいくらい。とはいえ最近はちゃんと終わってくれることのありがたさを感じてる。最高のシリーズ。これから何度も読み返すだろう。

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カスガ『コミケへの聖歌』読了。予想を裏切る感じのうす寒い世界設定とコミケという言葉の対比が良かった。時折肩透かしをくらうところがあったけど技量の問題だろうし次回作は絶対もっと良くなるだろうという気しかしない。なにかにつけてワンダーエッグ・プライオリティを思い出す私だが、今作でもつい思いを馳せてしまった。

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機動戦士Gundam GQuuuuuuX鑑賞。面白かった。それはそれとして、好きな作品の主題歌が米津というだけで少しずつ心が消耗していく。

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NOT WONK、IVEの新譜が素晴らしかった。今さらながら君島大空の良さに気づく。最近はSalyuを聴くことが多い。元気が出るから。

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引き続きXを開く回数を最低限にして、ほぼ公式アカウントを見るのみにしている。劇的に精神が健康になったとは感じないが、病気でないときにその幸福を感じることは少ないみたいなことだと思う。

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Ave Mujica面白すぎる。毎週木曜日に楽しみがあるというのはすごく良いことだと気づいた。以前にもまして日々があっという間に過ぎていくなあ。

4月の迷子・ムジカ、両日ご用意された。良かったー！

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今年のこと

去年初めて読んだ本を数えたら18冊しかなくて意外だったので、今年はもっと読もうと思った。読み返すよりも初めて読む本を絶やさないようにしたい。昨年末から空木春宵の『感応グラン=ギニョル』の文庫版を読み始め、年明け一作目はその収録作である『メタモルフォシスの龍』になった。白い蛇が主役格の物語で2025年の始まりにぴったりだった。一冊読み終わった今としては『地獄を縫い取る』が一番好きだなあ。 数週間前にXのアプリを消して、タイムラインを眺める時間を減らしている。理由はいろいろあるが、Ave Mujicaのネタバレや感想や考察を目に入れないようにするのが大きい。これまでXを観ていた時間は積極的に読書に充てていきたい。 ひとまず小川哲『嘘の正典』、小川一水『フリーランチの時代』を買ったので、『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4』『コミケへの聖歌』の発売日まで読む。 Q flavor氏の新譜2作のジャケットイラストを描きおろす。私の作風や活動場所が奔放なのに対して変わらずの信頼をお寄せいただいて、本当に感謝している。アンビエントミュージックについては、ある一定の絵はすべて正解になってしまいかねないが、今作には最適解を示せたと思う。 正月休みが終わり、仕事始まり。休みの後半は仕事が始まることへのネガティブさでうじうじしていたが、始まってしまえばそんなことはなかった。あのうじうじは無駄な足掻きだったので、そういうので休みを楽しまないのはもうやめにしよう。それも今年の目標。

1/11(土)、日帰りで富山旅行。日帰りでもすごく楽しい。大学時代を思い出す雪が懐かしい。もつ煮込みうどんやほたるいかの天ぷら、げんげの唐揚げを食べた。D&DEPARTMENT TOYAMAでラグを買った。作業場に敷く。

一日でもできることってたくさんある。照れずに、躊躇わずに、思い残さないようにやる。これも今年の目標。

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２０２４年のメモ

〈読んだ本〉

三体（劉 慈欣） ひとつひとつが一作品級の想像力で、三体というゲームさえギミックのひとつに過ぎなかったのはいま思い返してもびっくり。読み終えるころにはとんでもない所まで来てしまったと思った。作中でも重要視される「責任を取ること」だが、黒暗森林で幕を閉じずに死神永生へ繋げたこと自体も、物語と登場人物への責任を取る作者の姿勢が重なり感銘を受けた。 ラブ・アセンション（十三不塔） 『2084年のSF』収録作の『至聖所』という作品が素晴らしく、その作者の新作ということで。宇宙生物×軌道エレベータ×恋愛リアリティショーの群像劇で、徐々に異能力ものの展開も見せる。『至聖所』でも感じたことだがとても映像的だと思った。キャラクターの動きがあるというよりは、構図がバチっと決まったクールなカメラ。最初にピックアップされたこともあって異相あざみさんに肩入れしてしまったし、後半の動きも嬉しかった。 ヤンキーと地元（打越正行） 文庫化にあわせて。確実にそこにあるものの、自分がこのまま生きていれば交わらない世界に興味がある。今後ももっとルポものを読んでみたい。観念としての沖縄像を崩すわけでもなく、その光が生む影にある厳しさを覗く。程度は違えども自分の人生も綺麗なアーチを描けているわけではなく、そういう自分の心をどうやって保っていくかというところに共振するところがある。 STATUS AND CURTURE（デーヴィッド・マークス） 本の情報をみて、私と無関係では無さそうだと思った。読み始めればその容赦なさに少し恥じ入ったり空しくもなったりするのだが、終盤では自己啓発のようにも読めるのではないかと思った。流行が起こり廃れていくことは世界が（一応）前転している証左であって、生きて何かしらのリアクションを取ることはその前転に加担することである。その加担の仕方が、あるジャンルでは最後尾であり、あるジャンルでは最前線であることができ、それが各々の個性なのではないか。愚かであっても歯車ではあるし、イカしていれば車輪にもなれるのかもしれない…と、割と前向きな印象で読み終えた。 〈観た映画〉 トラペジウム フックになる絵や台詞はあったものの、そういうセンセーショナルさを取り除けば、どれだけ語らないかという作品だった。語弊を恐れないまま原作の骨に近づきアニメ化という肉を与えたこのプロジェクトに本当に入れ込んだ。 関心領域 どうしても途中眠くなって、多分支障はないだろうと思って15分くらい寝つつ観た。とはいえ大きい画面と音響はしっかりと傷跡を残していって、レイトショーの劇場から出るとあたりは暗闇で、自販機のうなりや建物の水平垂直がズンと立ち上がってくる。寝たっていいしわからなくてもいいから劇場に行こう。 BanG Dream! It's MyGO!!!!! 前編 春の陽だまり、迷い猫／後編 うたう、僕らになれるうた & FILM LIVE ライブシーンが多い後編は特に胃にずしっと来るけど、フィルムライブが本当に良い。リアルライブではまだお目にかかれない、そよさんがやさぐれた状態でのライブなのが貴重。 劇場版アイカツ！ メモリアルアンコール のっけから炸裂する「お疲れ様です！」「ありがとうございます！」の応酬にこの数年で失ったものを見る。諦め、受け入れた先に何があるのかわからないまま、心身の健康のために私はそういう状況に慣れていった。アイカツ！の中で誰が諦めただろう（天羽先生の厄介を被った紫吹蘭には同情する）。劇場には2度通ったが、いちごからあかりへの最後の台詞で2度とも泣いた。強者としての自覚だけでなく慈愛のある、アイカツ！らしい最高の台詞。90分ほどのコンパクトさで美月・いちご・あかり3人の機微を描きとる編集力に脱帽する。 〈聴いた音楽〉 いけない（Kaede） ミツメの活動休止は残念だが望めるならこういう楽曲提供が続くと嬉しい。2024年のベスト。 コントラスト（篠澤広 CV.川村玲奈） 令和っぽいかと思えばサビの不思議なノスタルジーに包まれる。一聴した瞬間からずっと好きな曲。 Luna say maybe（月村手毬 CV.小鹿なお） それぞれの要素はそれほど好きなものでなくても、一つのコンセプトのもとにガッチリと噛み合うことはこんなにも素晴らしい。 Reebok（柴田聡子） 柴田聡子さんについてはアルバムまるごと挙げたい。RYUTistへの提供曲も最高。 angel near you（Homecomings） もともと好きなバンドだったが、音楽性としてはドラマーが変わって好きなほうにさらに近づいた。牧歌的だったものが、骨太なドラムになることで浮遊感へとスライドした印象。 トレモロアイズ（Poppin'Party） この本格感はともすれば自身のキャラクターから脱線していそうだが、おたえがいるかぎりポピパの音楽への探求心は担保されていることを私たちは知っている。意外性と納得がメディアミックスされることで、キャラクターが生きていることを実感する。 人間になりたいうた（CRYCHIC） 歌詞ではないからフルコーラスもちゃんと短いという誠実さ。立希ちゃんのドラムが中学生とは思えない豊かな手数だが、これも祥子によるプロデュース能力によるものだとしたら？という妄想が捗る。 FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!（石井あみ＆後本萌葉） とにかく音作りの丁寧さ。テクニカルな単音が重なって粒の立った可愛らしさを演出している。ハイハットワークがすごい。 風に乗る船（MONGOL800） Salyuトリビュートアルバム素晴らしい。なかでもアレンジと大らかなメロディが合ったMONGOL800バージョン。 まちのうた（BUZZ） 2024年の曲ではないがラジオで流れて衝撃的だったのでよく聴いた。ミニマルだが開放的な展開。高橋幸宏のドラム最高。

〈買ったもの〉 PORTER×DIGAWEL ヘルメットバッグ ここ数年で最大のひとめぼれ。痛バッグをファッショナブルに展開するとこうなるのかなという。 ウエノスケ シタノスケ S 池尻のTENTで。2個一組のコップで、蓋のようにかぶせて収納、かつ埃の侵入を防ぐ。洗いやすさ、扱いやすさ、見た目最高。 立川 ピュアホワイト 05 白ペンの答え。隠ぺい性、速乾性、耐久性、書き味どれも理想的。今のところ詰まりもない。 adidas SAMBAE 刺繍で出来た漆黒のラインがコントラストがあり、カジュアル感抑え目で良い。 バンドリのペンライト 拳よりも先に頂点があり、さらにそこが光っている。演者は音で、ファンは光で、アリーナ級のコミュニケーションを実現しているのだと感動した。