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&JO1の感想とか
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kakukohiba-log · 3 years ago
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蓮くんメインスト SEASON1 21〜40話
2022.10.14読了
恋愛関係的に進んだかと言われればまだまだだけど、心境変化的には着実に進んでいそうで続きが楽しみになるストーリーでした。
 努力して得る成果(目標)として蓮くんにはONEと音楽(=ステージ、音緒の再興)があり、ねおには就職と(店長代理/孫として)音緒の再興がある。二人ともその目標に向かって時間を費やしているのは違いないけど、蓮くんはブレがなくてねおは迷いがち、というスタンスの違いがある。
 今回鍵になるのは"笑顔"や"楽しむこと"で、蓮くんははじめ、努力もしていない自然体の状態が何かを生み出したり結果を成したりするわけがないと思い込んでいたところ、ねおや仲間との体験を通じて自分の笑顔や自分が楽しんでいることが周囲の笑顔につながるということを学ぶわけですが、そもそも思い返してみれば自然体(努力をしていない状態)の最もたるものって動けず臥せっている状態であって、根を詰めすぎて倒れたところをねおに看病された経験を持つ蓮くんが、ねおをきっかけに自身の笑顔や楽しみの価値を認められるようになる、というのはかなり納得の行くところです。
 そして蓮くんとねおの状況も対比されている。そもそも蛍のシーンで最初にはしゃいでいたのはねおなんですよね。ねおが笑う→微笑ましく思って蓮くんが笑う→ねおが蓮くんが笑っていると周囲も笑いたくなるんだと話す、という流れだったわけで、蓮くんにとっては無駄に思える蓮くんの笑顔や楽しみが周囲の笑顔につながる、という新要素の提示のかげでひっそりと、すでにねおの笑顔が蓮くんの笑顔を生んだんだということが提示されています。
 ねおと蓮くんの対比(そして状況の反復)は繰り返されて、今度はねおが倒れて寝込むところを蓮くんが看病します。前回蓮くんが練習のしすぎで倒れた時には、起きあがろうとする蓮くんをねおが押しとどめるという形で、「練習(ステージ)<蓮くんの体調」という優先度が示されましたが、今回も「売上<ねおの看病」という優先度が蓮くんの台詞で示されています。
 ①努力して得るべき目標にたどり着いた状態ー②笑顔で楽しんでいる状態ー③倒れて何もできない状態、という3ステップのうち、蓮くんとねおは②③をかなり深い部分で共有済みである、と考えると、結構二人とも良い感じなんじゃないかと思います。今回蓮くんは②笑顔・自身の楽しみを①の目標達成のためのブーストとして利用可能であると気づいて活用してましたが、そんな蓮くんの生き生きと楽しそうな様子に影響を受けてねおも①の目標(ねおにとっては就職)について真剣に考え始めたわけで、これも大雑把に言えば②の笑顔が①の目標達成のためのブーストになる、と言えなくもないのではと思います。
 20話までは能天気に楽しんでいましたが、40話まで読んで結構蓮くんとねおが相似形をとるようなストーリー展開だと気づいたので、ますます読み進めるのが楽しみになりました。今後、①と②③が対立する(ONEが見つかって蓮くんが星に帰るとか、ねおが店長代理に甘んじずちゃんと就職したい企業を見つけたとか)ことがあったりするかな、そのとき二人の恋愛感情ってどうなってしまうんだろう、なんてところも気になったりしています。
 あと、今回も「嫌いじゃない」という言葉の対象が、一見人狼をさしつつも実際にはねおのことも含んでいましたね。前回更新分までの、「引きずる」という言葉の対象が、たまごサンドからキスのことにさらっとずれていくのをまた思い出して、にやにやしました。前の感想でも言いましたが、こういうずらしや転化が好きなので嬉しいです。
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kakukohiba-log · 3 years ago
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蓮くんメインスト SEASON1 1〜20話
2022.09.09読了
&JO1のキャラクターは、(多分初期から構想が始まっていたことが大いに関係して)メンバーみんなの性格が初期の頃の表面的なキャラの一端を大袈裟にして引き伸ばしたような感じで、もう2年以上みんなを知っているファンとしては、最初はやっぱり違和感がありました。カワシリ星の王子様の異常にルールに厳格なところも「品行方正」なところも、最初は面白くて仕方がなかったし、全然蓮くんじゃない!といちいち思っていたのですが、蓮くんと同じ顔をした堅物で頑固な星の王子さまを攻略する乙女ゲームとして割り切れるようになってからは、結構漫画やアニメやゲームだとこういうキャラを好きになりやすいタイプというのもあって、ストーリーも中々楽しむことができました。以下感想。
○全体のストーリーについて
真面目でおっかないからあんまり関わり合いにならないようにしようと思っていた人の、能力や冷静さにライバル心を持つ→生真面目さや責任感に感心して自身を省みる→弱点を知る→度を超えた真面目さに辟易しつつ自分の感情を意識する→弱い部分に気づいて今度は踏み込む→相手から反応が返ってくる、という流れは定石かつ堅実なストーリーだなという感想がまずあります。やっぱりキスのところとフレンチトースト食べてくれるところ、一人じゃだめかもと弱音を吐いてくれるところ、お弁当作ってくれるところ、最後のムービーには製作者の意図通りストレートにときめきました。&JO1の蓮くんのボイス、ちょっと声が低めじゃないですか?お弁当渡すところでも言っていた「待って」のボイスが一番好きです。
○ねおについて
私は、就活のように大事なものに全力投球せず他のことにうつつを抜かすというのがどうやったって無理な小心者で、なおかつ奨学金を借りて大学に進学し、大学四年間かなり真面目に頑張っていたタイプの貧乏人なので、ねおにはあんまり感情移入出来ずに辛かったのですが(「暑い時期を過ぎての就活はもっと焦ったほうがいいって!」「男の看病で大学を休むな」みたいな心無い突っ込みを入れながら読んでいた)、音楽やカフェを大事にしていて、すごくお人好しで、おそらく多分就職はせずにカフェの店長としてやっていく、というところにおさまるキャラなのかなと考えてみて、やっともやもやせずに楽しめるようになりました。ちょっとでも感情移入すると本当に落ち着かなくて心配になるキャラですが、まあ別の星から王子様が降ってくる世界ですもんね。やきもきする方があほだと思ってこれからも楽しみます。
○ゲームキャラとしての蓮くんについて
当たり前の話ですが現実のJO1の蓮くんの性格が世界一好きなので、それと比べてしまうとキャラっぽさが多分にある性格だなと思うのですが(現実の人間と比べてキャラに深みがない、って言うのはほぼほぼいちゃもんですよね。すみません)、生真面目で責任感が強くルール遵守、恋愛面がさっぱりでストレートに感情や弱みを出さない、というキャラ造形はそれなりに好みでした(共通ストーリーを読んでいた頃はまだまだねおに感情移入していたので、王子様たちの常識外れっぷりに全く付いていけず、豆ちゃんしかまともなやつがいないと思って絶望していましたが、割り切ってからは蓮くんの変な性格も楽しめるようになりました)。
ONEを手に入れるという目的のためにかなり頑張っているキャラだと思うのですが、私は蓮くんストのseason1の台詞の中で「意味?このカフェで1番大事なことでしょう」という台詞が一番に好きなので、ONEを見つけたい→音緒と音楽を結びつけたい→ステージをやる必要がある、という思考の下の発言じゃなくて、本当に音楽が好きであるからこその発言であってほしいなと思います。本当の蓮くんと違うキャラだというのはもう納得済みではあるんですが、さすがに目的達成のための生真面目さ>音楽への愛、というキャラ設定にはしてほしくない……わがままかもですが……
あと、本当の蓮くんならフレンチトーストが美味しかったらそこは素直に褒めると思うよ、褒めてよ!とも思いました。でもキスの事故を気にする一連の態度はゲームの蓮くん特有の可愛さだと思うので、まあトータルで見ればゲームの蓮くんも結構良いなと思います(彼女起こす時にカウントダウンする男(最高!!!!)から出来たキャラクターとは思えない)。
「引きずる」という言葉の対象が、たまごサンドからキスのことにさらっとずれていくのは単純に話作りとして好みでした。こういうずらしや転化は好きです。自分が気にしてることを相手が気にしていないように思えてやきもきする、というのは蓮くんもねおもしていたことなので、可愛いなと思いました。
&JO1、なんだかんだ言いつつ結構楽しんでいる自分がいます。他の子たちも読了したら感想書きたいな。今のところ平均7話くらいずつみんなのストーリー解放していってるところなんですが、正気に戻ってねおに感情移入するとただただ豆ちゃん一択になってしまいます。でも引きで見て乙女ゲームやるモードになると結構ときめくエピソードも多いので、気長にやっていこうと思います。めちゃくちゃ長文になってしまった。ご覧くださった方がいたら本当にありがとうございます。
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kakukohiba-log · 3 years ago
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プロローグ〜最初の雑感
 蓮くんメインスト8話まで開けたんだけど最後のテレビドラマのキスシーンに「なぜ男女が口を合わせているんですか?」って言うシーンでめちゃくちゃ笑ってしまった キャラ付けが面白すぎる。
 今のところ祥生3話、蓮くん8話、拓実4話、翔也5話、碧海4話、純喜1話、景瑚6話、瑠姫6話、汐恩5話、豆ちゃん6話、奨くん3話まで開けてて、あくまでこの程度での所感なんだけど、かなり初期から始まってる企画ってこともあってか、みんなのキャラのうち表面的で分かりやすいところをめちゃくちゃクローズアップして拡大解釈したキャラ付けになってて、面白い。完全にイメージと設定だけ借りた別物の乙女ゲームって感じ。
 今の状況だと本当に恋愛ものとして楽しむなら豆ちゃん一択すぎる(他が乙女ゲームらしいはちゃめちゃさのため)。ストーリー的には結構蓮くんが面白いのでそこは不満ない。景瑚とか瑠姫とか拓実とか汐恩とか、実際にファンがぐらっとくる部分の性質があんまり無いように感じてちょっと物足りないかも。碧海は今のところメインストはかなりクールだから、いつあのプロセスの明るい感じのキャラになるのか気になる。
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