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ブログ、移行いたします。
現在、ホームページのリニューアル作業を行っています。それに伴い、今まで運用していた当ブログアドレスを移行する予定です。移行後のアドレスは下記となりますので、ブックマークなどして頂いた方は、お手数ですが再度お手続きください。
当ブログを、引き続きよろしくお願いいたします。 http://www.kaneko-archi.com/
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「矢代田の家」現地調査
「矢代田の家」で住宅プロジェクトがスタートします。今日は大晦日。ですが時間を作って、敷地状況を確認するため、現地へと行ってきました。
実際に敷地に立って、その方角からどんな風景が見えるのか、どんな音が聞こえてくるのか、など、五感を研ぎすませ、目ではなく、身体全体で感じるようにします。実際に敷地に立ってみると、図面からでは読み取れなかった様々な情報が見えてきます。
今回の敷地は、住宅街の最もエッジに位置しており、目の前には山裾が広がっています。耳を澄ますと、とても静かで、風の音だけが聞こえてきます。きっと春になれば、鳥の鳴き声が聞こえてくることでしょう。この豊かな自然を積極的に取り入れた家にしていきたいと考えています。
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「与板の平屋」実施図面、作製中
「与板の平屋」模型によるプレゼンも無事終わり、プレゼンを行った当初の方向性は変えずに進めることになりました。が、当然そのままの平面で、という訳にはいきません。お住まいになる方も、模型や図面を見ることで、初めて具体的な生活がイメージ出来るようになってくるため、より具体的な様々な要望が出てきます。
何度もクライアントと打合せを重ね、細かな修正を加えています。寝室の入口はどちらの方がよいのか、収納スペースは足りているか、この場所で想定されている作業は何か、などなど、より詳細なヒアリングを行い、暮らしのイメージを掘り下げていきます。
平面の修正・調整と同時に、より具体的な詳細図面も作成していきます。当初作成していた1/100の図面は、1/50の縮尺へ。また、断面や仕上げ表、柱・梁の組み方、照明器具の配置、設備機器の選定など、図面に書かなければいけないことは多岐に渡ります。全ての図面が揃えば、いよ…
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「与板の平屋」プレゼン模型作製
「与板の平屋」長岡市与板町で計画中の平屋住宅。現在、プロジェクトが進行中です。
まずは模型を作ってクライアントへプレゼンを行います。図面だけでは、どんな家になるのかなかなかイメージが浮かびにくいのですが、模型にしてみると感覚的にどんな家になるのか、想像しやすくなります。模型を作るのは、それなりに時間も手間もかかるのですが、クライアントとイメージ共有を計るには有効な手段。私の事務所では、重要な設計作業の一つと考えています。
今回の計画は、できるだけ床面積を抑えてコンパクトにしつつも、狭苦しさのない広がりのある空間を実現することが目標。クライアントとヒアリングを重ねながら、平面に修正を加えていきます。どんな空間が建ち上がってくるか、お楽しみに。
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「ベーシックハウス」スタディ模型完成
「ベーシックハウス」スタディ模型、切っては貼っての作業の末、完成しました。建物の高さを抑えた、コンパクトで可愛らしい外観にまとまっています。室内側は、片流れ屋根に沿った勾配天井とすることで、コンパクトな住宅ながら、広がりのあるリビング・ダイニングスペースを実現しています。
1階には天井高さを抑えた寝室、��供部屋、水回りなどの個室群を配置し、2階には天井高さのある広々としたリビング・ダイニング空間を配置しています。1階は囲まれた安心感のある落ち着いた空間、2階は開放感のある明るくのびのびとした空間と、1階と2階で空間の雰囲気を明確に変えています。
延べ床面積105.98㎡(32.05坪)。この中に、面積の大小、天井の高低、様々なスケールの部屋を用意することで、コンパクトな住宅ながらも、多様な場を体験することが可能となっています。変化に富んだ空間を用意することで、床面積の小ささを感じさせない…
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「ベーシックハウス」スタディ模型作製
「ベーシックハウス」のスタディ模型を作製中です。スタディ模型というのは、プレゼン模型や完成模型とは異なり、作っては壊し、壊しては作りを繰り返しスタディするための模型。平面図などの図面ではつかめない、外観の佇まいや内部空間のスケールなどを模型を作りながら確認していきます。
作製途中の模型を少し離れて眺めたり、近づいて中を覗いたり。外観のバランスが悪ければ、屋根勾配を作り直して調整したり、内部空間が狭かったり、広過ぎたりバランスが悪ければ、窓の位置や大きさを変えたり、天井高さを変えたり。作って壊しを何度も重ねていきます。
現実に建物が建ち上がってから、屋根勾配が急過ぎた、天井高さが低過ぎた、なんてことの無いように。建ち上がってから間違えましたでは、あとの祭りです。特に天井高さを低く抑える時や、部屋を最小限にする時には、最新の注意が必要。
今回はコストを抑えるため、なるべく建物高さを低く、天井…
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「立川の3世帯住宅」ローコストでも見劣りしない空間をつくる方法
「立川の3世帯住宅」の工事坪単価は、約70万円/坪です。坪単価と言われても、ぱっとこないかもしれませんが、私の事務所で設計している一般的な木造2階建て住宅の工事費の相場が50万〜90万円/坪ですので、今回の木造3階建て+3世帯(キッチン×3、トイレ×3、浴室×2)の仕様からすれば、決して高くはない単価です。
ただ、低価格を実現するため、見栄えがみすぼらしくなってしまっては、我々、設計事務所に設計依頼する意味がありません。空間としての質や見栄えを保ちながら、コストを落とすというアイディアが、我々には求めらてきます。例えば、コストが安い割に性能や見栄えのよい材料や施工方法の選択などなど、といった。
今回、コストを落とす一つの方法として、納戸や収納などのバックエリアの仕上げは行わないという選択をしました。収納や納戸は、お客さんが入らない場所です。しかも、服や布団などの収納物を納めてしまえば、ほ…
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「立川の3世帯住宅」外壁色が与える心理的影響について
「立川の3世帯住宅」外部足場が外れ、外壁が姿を現しました。今回、外壁に選んだのは、濃灰色のラフな質感の吹付け材です。外観だけ見ると、開口部も少なく、重厚で閉鎖的な印象を受けるかもしれません。(外観の印象とは相反して、室内には明るく開放的な空間が広がっているというのは、言うまでもありませんが。)
密集した都市部では、どうしても敷地一杯に建物を建てざるを得ません。そのため、道路ぎわ一杯まで建物が迫り、どうしても外部空間(前面道路)と内部空間(室内空間)の距離が近づいてしまいます。つまり、プライベートな空間が、パブリックな空間と壁一枚で接してくるという状態が生まれてしまいます。
この濃灰色は、心理的に少しでもその距離感を離したい、ということから選択されました。壁の色が白くても、黒くても、実質的な距離や遮音性能(つまり、数値)は変わりません。ただ数字は同じでも、心理的な距離感は大きく変わってきま…
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「立川の3世帯住宅」造作家具工事
「立川の3世帯住宅」大工工事も、いよいよ最終段階に入ってきました。現在、各部屋の棚板やカウンターなどの造作工事が進んでいます。ちょっとした所に棚板やカウンターがあると、とても便利ですよね。まさにかゆい所に手が届くといいますか。
入居した後に気に入った家具を購入して設置するのも良いのですが、ちょうど良い寸法のものがなかったり、事前にコンセントなどの電気配線計画をしたおいた方がよかったり、強度上、工事途中で取り付けをしておいた方が良かったり、といった場合には、こまごまとした造作工事を大工さんに造作工事として現場で製作してもらいます。
寝室内のデスクカウンターや個室の本棚、リビングのテレビボードなど。別で家具を購入するとなると、建設費とは更に購入予算が掛かってしまいますし、それならいっそ、大工さんにお願いして作ってもらった方が、寸法もぴったり、自分の欲しい所に適切に、かつ割安で手に入れられます。
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「立川の3世帯住宅」視線をカットしつつ、光を取り入れる方法
「立川の3世帯住宅」内装工事が着々と進行中です。こちらの家は、南側で道路に接しているため、光を取り込もうと単純に南側に窓を設けると、前面道路から室内が丸見えになってしまします。いくら室内が明るいといっても、外から丸見えでは落ち着きませんよね。「立川の3世帯住宅」では、様々な工夫を加えながら、外からの光を取り込んでいます。
1階には吹き抜けを設け、吹き抜けの上部に高窓(ハイサイドライト)を設け、そこから光を取り入れています。上部から差し込む光は、壁に反射しながら下へと落ち、柔らかく室内を照らします。高い位置に設けた窓ですので、前面道路からの視線が気になりません。
2階には、隣家からの視線を遮る壁をぐるりと回したプライベートな中庭(プライベートコート)を設け、その中庭から光を取り込んでいます。斜め方向からシャープに差し込む光は、かちっとした硬質な照度で室内を照らします。
上から、斜めから、下…
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「立川の3世帯住宅」仕上材の選び方
「立川の3世帯住宅」内装仕上げ材の選定を行なっています。「えっ?仕上材って設計の時点で決まっているんじゃないの?」と、お思いになるかもしれませんが、仕上げに使う材料自体は設計図面で指定してあるものの、その色やテクスチャー(柄)は、(私の事務所では)現場確認してから最終決定するようにしています。
実際に建ち上がってきた空間が、イメージしていたよりも暗い、または、明るい。思っていたよりも開放感を感じる、または、閉鎖感を感じる。また他の仕上材の影響を受け、空間の感じ方が変化します。多少なりともイメージと現実の間には、ブレが生じます。そのブレを調整する為、最終的な仕上材の決定を現場まで持ち越すようにしているのです。
空間がイメージよりも暗ければ、明るく反射率の高い仕上材を選ぶ、少し圧迫感を感じるようであれば柄が細かく平坦なものを、広がりのある空間であれば大柄テクスチャーで落ち着いたトーンのモノを…
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「ベーシックハウス」プロジェクト、再始動します
2005年に始動した標準化住宅「ベーシックハウス」プロジェクトを再び始動します。
「ベーシックハウス」とは、設計者が全て設計を行なうフルオーダー住宅ではなく、平面、断面、仕様などを標準化したセミオーダーメイドの住宅のこと。設計・施工の標準化を行うことで、住み心地や空間の快適さを保ちつつ、建設コスト抑えるというプロジェクトでした。当初の目標は、延べ床30坪、建設費1200万円を目標にしていました。実績として、新潟県内に9軒のベーシックハウスが実現した、その後、しばらくプロジェクトが途絶えていました。
そのプロジェクトをこのたび、再開していきたいと思っています。当時、標準仕様として決めた仕様は、耐震性能や断熱性能に関する法律改正や、設備システムや通信設備の技術革新、流通システムとインターネット情報の変化に伴い、すでに時代遅れのものとなっています。そこで、すべての仕様を見直し、新たなベーシック…
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「吉田の家リノベーション」ラワン引戸+黒皮鉄引手
「吉田の家リノベーション」木製引戸が取り付けられました。引戸の表面材には、ラワン仕上げを採用してい��す。ざっくりとした表情のワラン仕上げに負けないよう、引手には黒皮鉄プレートを組み込んでいます。ディテールは出来る限り、シンプルに、すっきりと。
温かみがありながら、シャープな印象を持つ引戸。木と鉄の取り合わせ。その素材感をお互いが引きたて合っています。
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「立川の3世帯住宅」作り手の立場と暮らす人の立場
「立川の3世帯住宅」現在、大工工事の真っ最中。設計者は図面を描けば仕事が終わり、という訳にはいきません。現場に何度も脚を運んで、大工さんや設備屋さん、電気屋さん等、多くの職人さんと図面で表現しきれていない部分や、工事の進行に伴って現れてくる様々な取り合いなど、打合せして決めていく必要があります。
下地材の留め付け方法から、仕上げの納まり、使う材料の仕様や配線位置、配管ルートなど、各工程毎に決定しなければいけない事項が多岐に渡りめくるめくように現れてきます。設計者が現場に行かなくとも、職人さんの意識が高ければ、ある程度の所まで建築の出来映えを整えることはできるのでしょうが、「こうしたい」という設計者の意図を現場に示すことで、出来上がってくる空間に差が生まれてくるような気がします。
何が違うのかというと、空間の強度が違なる気がします。随分、曖昧な表現ですが。。。職人さん達は作り手の立場から物…
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「立川の3世帯住宅」床フローリング材の選び方
皆さんは床フローリング材を選ぶ際、何を基準に選んでいるでしょうか。色目だったり、節の有る無しだったり、値段だったりと、選ぶ基準は人それぞれだと思います。ただフローリング材と一言で言っても、種類は無数にあります。普通の人であれば、どれを選んでも良いと言われても、迷ってしまうだけでしょう。
「立川の3世帯住宅」では、フローリングの選定基準は、木の硬さと肌触りでした。(お住まいになる方の好みを盛り込んでいるということは当然です。)リビングなどのお客さんの入るようなパブリックな場所には、しっかりした踏み心地の硬めのフローリングを。寝室や個室などのプライベートな場所には、肌触りの温かい柔らかめのフローリング材を選びました。
日本人は脚裏の感��が鋭いと言われています。床の質感が変化することで、気持ちが引き締まったり、リラックスしたり。視覚ではなく触覚の変化によって人の心に変化を起こす。そんな風にフロ…
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「吉田の家リノベーション」ステンレスシンク製作
「吉田の家リノベーション」キッチンシンクを工場で特注製作してもらいました。既製品のステンレスシンクだとどうしても、角の折り曲げ部分が丸くなり、エッジが甘いというか、シャープな印象を作り出すことがなかなか出来ません。今回、クライアントから求められたキッチンカウンターのイメージは、シャープで、タフで、かつ、ざっくりとしたラフさでした。
そこで地元のステンレス加工工場に依頼し、丸みの無い、かちっとした折り曲げのシンクを製作してもらいました。エッジ処理だけの違いなのですが、見た目の印象はだいぶ異なります。
シンクと同様、直角に切り抜いたステンレストップのカウンターに組み込むと、よりシャープさが際立って見えます。質実剛健なキッチンカウンター。こういった表情のキッチンも、すっきりして良いですね。
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「吉田の家リノベーション」浴室モルタル仕上げ
「吉田の家リノベーション」浴室の工事が進行中です。既存のタイル仕上げの壁面をモルタルで塗り込んでしまいます。レトロな雰囲気だった浴室を、モノトーンのシックな雰囲気へと変えてしまおうという計画です。
さすがにモルタルで全体を仕上げるとちょっと硬質な雰囲気になりすぎると判断し、天井はウェスタンレッドシダー貼りとして、少し柔らかさを加えてみました。モルタルと木という素材の取り合わせ。なかなかよい感じに仕上がってきました。
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