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kanjurourecord · 4 years
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★☆藤間勘十郎の新たな試み☆★ 「宗家の時間」 宗家の時間とは、そのタイトルの通り、 日本舞踊家、歌舞伎振付師の藤間勘十郎の時間を丸ごとお見せする番組です。 幕が上がるまでの作品はどうやって作られるの?!振付ってどうやって作るの!?など 1年365日24時間“みせる”ことを頭に思い描いている藤間勘十郎が、作品が生まれるまでの製作過程から、構想を練る頭の中さえも!?お見せします。 なんでもやってみよう!という探究心が この自粛をうけ、宗家の創作意欲をさらにさらに掻き立てます!!! 新たな作品が生まれるのは、もうすぐそこかも!!??? 🎥記念すべき第一弾🎥 ◆藤間勘十郎 一問一答◆ 自粛を強いられる中、何を感じて、何を考えているのか 約20分のロングインタビューをお届けします。 全容は5月25日配信公開!!!! まずは、 YouTubeにて予告編をどうぞご覧ください!!!! 2枚目に、☆宗家よりご挨拶動画あります☆ ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ 宜しくお願い致します #日本舞踊 #歌舞伎 #藤間勘十郎 #新しい試み #宗家の時間 https://www.instagram.com/p/CAXTRaPHGaS/?igshid=1w33nlxk58ai1
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kanjurourecord · 4 years
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新型コロナウィルスの感染拡大により大変な世の中となりました。
仕事も次々と中止になり、多くの方と同じように在宅自粛を行っております。
しかし、この事態を何とか好転的に捉えるべく、
この度動画配信を始めることにしました!
明日4月17日配信予定です。
ご意見、ご感想などは
宗家藤間流公式Twitterかlineアカウントに
https://twitter.com/sokefujima
にご意見、感想、またはこんな話をききたい!などリクエストお寄せください!
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kanjurourecord · 4 years
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とま舟会の新年会
2月7日は芦屋のメゾン・ド・タカで新年会&トークショーを行いました。
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トークショーのお相手には、中村壱太郎さんをお招きし、壱太郎さんから見た宗家を、歌舞伎振付師、または舞踊家、そして師匠という様々な側面から宗家を紐解いて頂きました。
1時間ほどのトークショーは終始笑いが絶えず和やかで、その後のお食事も皆さま堪能されているようでした。
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お食事の最後には、お年玉企画として抽選があり、宗家よりお年玉のプレゼントが2名の方に当たりました。そして、一年間お好きな歌舞伎公演にペアでご招待をするという飛び込み景品もあり!、一名の方が当選され、大盛り上がりのうちに会は御開きとなりました。
最後に宗家より皆さまへご挨拶を頂きました。
「昨年、念願であった後援会を発足することが出来、ご後援頂ける皆さまと直接お会いをしたりお話ししたりする機会を持つことができるようになり、大変嬉しく思います。活動としてはまだまだ駆け出しですが、日本舞踊や歌舞伎などの魅力を、短かに感じて頂けるような活動に繋げていかれるように考えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。」
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kanjurourecord · 4 years
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新年明けましておめでとうございます
2019年の暮れから大変慌ただしい日を過ごしておりまして、更新が追いつかず申し訳ありませんでした。 本年も一年どうぞよろしくおねがいいたします。 2020年の一月は、歌舞伎座、演舞場、大阪松竹座と3つの劇場を掛け持ちしておりましたが、無事に初日も開き、また楽を迎えることができホッとしております。二月は、歌舞伎座、巡業、システィーナ歌舞伎と携わっておりますので、そちらに関しても随時更新させて頂きます。
 当流派に関しては、稽古場が松濤から赤坂に変わり1月7日に舞台開き、新年会を行うことができました。
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また、2020年10月27日に歌舞伎座で藤間会を行うことも決定いたしました。 本年は、五世没後85年、六世生誕120年という節目の年でもあり、後世へと繋げていくことを念頭に、長男雄大には、三世康詞襲名、次男智基の初舞台を披露させて頂きます。ご高覧賜りますよう、何卒宜しくお願いいたします。
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kanjurourecord · 5 years
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9月10日、クールジャパンパークシアター大阪TTホールで至高の華〜つぼみからはなへ〜第二夜 師弟饗宴が行われました。
最初に若柳流ご宗家 吉藏先生とご子息亮太さんによる『三番叟』、続いて、狂言の茂山逸平さんが、ご尊父茂山七五三さん、ご子息茂山慶和さんと共に三世代共演『居杭』をお勤めになり、次に梅若実玄祥師、井上流 京舞井上安寿子さんと宗家との『二人静』、そして最後に雙生隅田川では、玄祥師の他、歌舞伎界からは尾上右近さん、中村梅丸さん、春風弥里さんを初めとするタカラヅカご出身の皆さま、そして大詰めには吉藏先生にもご助演いただき、宗家子息、雄大も出演致しました。
2016年の第一回目至高の華に続き、今回も、実父梅若実師と共に舞台にたち、また長男雄大も同じ舞台に立つことが叶い、宗家の思いはひとしおだったように感じました。
また、それぞれの舞台稽古から、親子でありながら師弟関係を持ち芸道を志す同士が、師として、弟子へ伝えたいことは何か、また弟子として師から受け継ぎたいものは何か、と舞台上で問いかけ合い、本番では全身全霊でその答えを模索しているようでしたが、ご観劇頂いたお客さまは、どのように感じていただけたのだろうか、と思います。
今回のレポートでは、宗家が出演した『二人静』と『雙生隅田川』のうち、今回は、雙生隅田川に特筆したいと思います。『二人静』は、昨年2018年の秋に大阪の大槻能楽堂で上演した際に、宗家と安寿子さんのインタビューがあり、お二人が初演されるにあたり色々な思いを語ってくださいましたので、そちらを近日に掲載させていただければと思います。
雙生隅田川は、2017年の高松公演、2018年の横浜KAAT公演に続く3度目の上演となり、3回とも出演者も演出も変えて上演されました。
初回の高松公演では、梅若丸も松若丸も失い狂女となった班女御前が、我が子と対面する隅田川の場面を重点的にたっぷりと魅せ、翌年のKAAT公演では、発端から大詰めまでを若手歌舞伎役者が力一杯に演じ、雙生隅田川の全容を分かりやすく演出しており、今回は梅若実師の出演、そしてタカラヅカご出身の皆さまにご出演を頂くことから、七郎天狗の助けによって再会できた松若丸と班女御前の対面から仇相手である百連の立ち回りなどには歌舞伎の演出(宗家念願だった演出)をふんだんに取り入れ、尾上右近さんの熱演も加わり、より華やかなものに変わりました。
その他に、惣太の場面までの前半部分のあらすじは、宗家、花柳まり草さん演じる男女の読売で面白くきかせ、また、今回の最大の見せ場である惣太の場面では、中村梅丸さんとの共演に、惣太演じる宗家のセリフにどんどん熱が入り、一手一手が義太夫の糸に乗り、熱量のあるあらすじの展開は、見応えがあったように感じました。今回初役で梅若丸を演じた雄大は、80分の芝居に最初から最後まで出演することが一番難関だったように思いますが、周囲の方々に助けられ、宗家の演技に触発され(!)、梅若丸、そして松若丸を力一杯に演じていました。
雙生隅田川という作品は、近松門左衛門が人形浄瑠璃として書き下ろし、初演は1720年大阪竹本座とされています。能の隅田川にお家騒動を加え、物語をよりドラマチックに描いています。近松作品の台詞は、元々がほとんど浄瑠璃用に作られられたこともあり、言葉の運びが非常に巧みで印象的でありながら、旋律を奏でているように心地よく流れていきます。
惣太の壮絶な最期を迎える場面の中で、惣太が武国に懺悔をする台詞の一つをご紹介しますと、
「(中略)魂に思い定めても商い知らず、耕作知らず、いつしか入り込む悪道の、人買いとなって稼ぎしが、女房には貧苦と言い立て 鶉衣(うずらごろも)を身に纏い粗食(そしょく)すすって溜めたるこの金」
自分が使い込んでしまった主君の家の金を、どうにかして取り戻そうとしたのだ、という惣太の心情を表現する言葉の使い方が見事で、またセリフとしても非常に耳馴染みがいいところも、近松作品の見所の一つであるように思います。
宗家の手がける作品は、同じ作品でも演じる劇場、配役によって演出を変えているので同じ演目でも、異なった作品としてより深く楽しむことができます。
また舞踊化するにあたり、作品の面白い部分を生かし、脚本し直すことによって通常のお芝居では長く感じられる部分も、わかりやすく、またあらすじの展開がテンポよく進んでいくのですが、今回も宗家曰く「面白いと思われる部分だけを抜き取った」とのことでしたが、通常の歌舞伎のお芝居では、1時間ほどあると言われいる惣太の場面でも、40分ほどに短縮し舞踊劇として飽きさせないような工夫がなされています。
宗家が精力的に取り組んでいる歌舞伎の作品を舞踊化するそもそもの取り組みは、七世(現二世勘祖)の代から始まりました。
六世が歌舞伎界の為に作り出した作品を、七世が舞踊化することによって、舞踊そのものの面白さを浮き彫りにしたのではないかと思います。現宗家は、その試みをより深く追求しており、雙生隅田川もまた何度も試行を繰り返しながらの上演ですが、これまでにも四の切(2012年藤間会)、四谷怪談(2014年明治座初演)など、数々の作品を舞踊化し上演しています。
100年、200年と残っていた作品は、作品そのものが素晴らしく生命力があることはもちろんですが、その時代ごとの作り手の工夫が、作品を生かすのだということ感じる公演となりました。
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(舞台写真より)
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(舞台写真より)
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kanjurourecord · 5 years
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(市川會より ご出演の尾上菊之丞さん、ご息女と)
八月もあっという間に終わりますね。
今月は、歌舞伎座の闇梅百物語と、南座超歌舞伎の他に、様々な自主公演、勉強会があり、怒濤のお稽古���日々を経て、それぞれ無事に盛会となりました。(まだ公演を控えているものもあります!)
また、市川流三代襲名をご披露された市川會では、新翠扇さんの京鹿子娘道成寺に 強力役として出演させて頂き、幼馴染みである翠扇さんの新しい門出をお祝いさせて頂くことができました。
 
さて
当流派会員で、当会の実行委員でもある藤間勘紗美さんより 市川會、蔦之会のレポートが届きました。
よろしければご一読下さい。
はじめまして。
宗家藤間会実行委員の勘紗美と申します。
この度はご宗家のお付きとして、市川會と第二回蔦之会のお仕事に同行させて頂きました。初めてのお付きとしてのお仕事、目の前のことに取り組み、必死についていくだけでしたが、ご宗家からこの様な機会を頂きましたこと、この場をお借りして御礼申し上げます。
市川會
市川會三代襲名披露公演が、令和元年8月3日から12日まで東京・Bunkamura シアターコクーンで行われました。
ご宗家は8月8日から12日の5日間、市川翠扇さんの京鹿子娘道成寺に、強力役で尾上流家元の尾上菊之丞先生と特別出演されました。
通常の娘道成寺には大勢の所化が出てきますが、今回の上演ではその所化の代わりに強力二人が出演する演出でした。(その演出は、2001年10月に御園座で京鹿子娘道成寺が上演された折に上演されたものが基になっているそうで、ご宗家と勘祖先生が工夫された演出だそうです。)
ご宗家と菊之丞先生は趣向の華をはじめ様々な公演で、ご一緒されていますから、お二人の掛け合いはとても息があっていて、演出も舞台ごとにお客様の反応をお話され、細かく打ち合わせされておられました。
花道がないので、出は客席通路からでしたが、お客様の反応がダイレクトに伝わってくると、ご宗家がおっしゃっておられました。
私はと申しますと...
初仕事が、他流派の襲名披露で、ご宗家が踊られると言う今まで感じたことのない雰囲気の中でしたので、ご宗家について舞台袖におりますと、とても緊張してしまいました。お扇子や数珠をお渡しする際に、汗がつかない様に細心の注意をするため、手拭いを握りしめていました。それでも最初の日は手が震えてしまい、それを抑えることで精一杯でした。
いざ舞台へという時に、ご宗家にスイッチが入る瞬間を間近で感じ、本当に貴重な体験をさせて頂きました。
また、公演の間雄大坊ちゃんも黒子のお姿で、ご宗家について楽屋や舞台袖におられました。
ご出演されているぼたんさんや勸玄君とお話もされており、未来の日本舞踊界や歌舞伎を担うお子様方はこうして交流をしていくのだなぁと感じながらお姿を拝見しておりました。
公演中は東京のお稽古日でしたので、松濤でお稽古をされてからの楽屋入り、公演後はまた松濤でお稽古と休む時間もないハードなものでした。10日は一日に昼夜二公演で、公演の合間に石橋の打ち合わせが入り、その場で居所の打ち合わせはもちろん、確認のためにご宗家が実際に踊られて作り上げておられました。
第二回蔦之会
令和元年8月15日日本橋劇場にて、市川蔦之助さんの自主公演が行われました。
昨年ご自身初の自主公演を開催され、今年第二回の開催でした。
13日のお稽古と15日の昼の部の��演を拝見しました。
公演の二演目とも、六世宗家の振付と言うことで、全く違う二演目の踊りをお稽古から拝見させて頂けたことは、とても良い経験となり、たくさんお勉強させて頂きました。
長唄 吉原雀
1768年(明和5年)江戸・市村座で初演。
本名題「教草吉原雀」作 桜田治助。
作曲 初世 富士田吉次・初世 杵屋作十郎。
男女ふたりの鳥売りが、当時繁栄を極めた遊郭・吉原の情緒・風俗を踊りで描き出す、明るく華やかな所作事(歌舞伎舞踊)
今回は素踊りで中村蔦之助さんと、中村梅丸さんが踊られました。
お稽古の折には「吉原のくどき」や最後の手踊りの華やかさなどを踊りわけられ、お二人のパワーが化学反応を起こして出来上がる雰囲気を感じました。ご宗家は地方さんと間や速さなどを細かく打ち合わせされておられました。
ご宗家はいつも宗家藤間流にとって素踊りは特別で大切なものとお話されていますから、公演での素踊りの難しさ、素踊りとしての魅せ方を自分なりに分析しながら拝見させて頂きました。
なんと言っても印象的だったことは、公演初日の舞台稽古の前、ご宗家が道具調べをなさる際に、鳥かごから放たれた雀をご宗家が飛ばすと、本当に雀が飛んでいるようで美しい動きでした。一瞬で飛んでいってしまうのに、凄く頭に残り、小道具の動きひとつで作品の意味を表し、舞台の完成度が上がることを実感させて頂きました。
また、公演終了後は梅丸さんと衣装の色のお話をされていました。観に来てくださる方が楽しめるようにと、他の公演の衣装の色とのバランスまでもお考えなのだと知りました。
博奕十王
三代目 市川猿之助(現・猿翁)作
1970年(昭和45年)自主公演「第五回春秋会」(歌舞伎座)にて、一回だけ上演された作品。
振付 六世 宗家、作曲 十四世 杵屋六左衛門、作調 十一世 田中傳左衛門
2011年(平成23年)二代目 市川亀治郎(現・四代目 市川猿之助)が自主公演「第9回亀治郎の会」(国立劇場大劇場)で復活上演。2014年(平成26年)本公演「新春浅草歌舞伎」(浅草公会堂)でお披露目。
和泉流の狂言、博奕十王を歌舞伎舞踊劇に仕立てたもの。狂言には閻魔大王を亡者が煙に巻くという話がいろいろあるようで、調べてみますと、中村吉右衛門さんの「閻魔と政頼」などもありました。
拝見したお稽古の日は、監修されている市川猿之助さんがいらして、博奕打の人を食ったような風情をもっといやらしく表現するように、客席目線での説得力や分かりやすさについてご指導されていました。
博奕十王とインパクトのある題名に、どんなお話なのかとお稽古の前からワクワクしていました。六道の辻での博奕打と閻魔大王、獄卒たちとのやりとりなどコミカルでテンポの良い展開、地獄に来た経緯の踊り、博奕の面白さを閻魔大王に教える踊りなど、次から次へと楽しい踊りが続きました。
本番では地方さんや後見さんみなさんが、額に「シの字」(三角形の白い布)が巻かれているなど、楽しい仕掛けがちりばめられていました。自主公演は出演されている役者さんを観にいらっしゃっているお客様ばかりですから、みなさん家族のようなアットホームな雰囲気で客席の熱量と舞台の熱量とが相乗効果となって舞台が完成するのだと感じました。
ご宗家から、公演後の移動中に、蔦之助さんが私と同世代であることをお聞きしました。
市川蔦之助さんは、当流派のお名執で藤間恵弥のお名前をお持ちでいらっしゃいます。
もちろん立場やお仕事、環境は違いますが、自主公演と言う夢を目標に変えそして実現させたパワーを間近で拝見したことは、様々なことを考えるきっかけとなりました。
今回は市川會と第二回蔦の会のお仕事に同行させて頂きましたが、その他にも他の自主公演のお稽古や打ち合わせなど、たくさんのお仕事を拝見しました。ご宗家曰く、全然忙しいうちに入らないとのことでしたが、移動中に何度も呼び止められその場で打ち合わせされたり、お電話での打ち合わせもあり、休む時間なく次から次へと対応されていました。
毎日たくさんの方と関わり、様々な舞台を作り上げていくことを改めて知る機会となりました。ご宗家が何気なくお話されることの多くが、私にとってお勉強になり心に残るものでした。そしてお付きとして過ごさせて頂いた期間に、ご宗家の「踊る」「教える」「創る」を間近で拝見できたこと、本当に感謝いたします。
ありがとうございました。
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kanjurourecord · 5 years
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南座超歌舞伎レポート
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今回は、南座出演の当流派会員で、当会の実行委員でもある藤間勘知恵さんに南座の超歌舞伎のレポートをして頂きます。
舞台出演に苦心しながらも、楽しんで舞台を勤めている様子が伝わってきました。ぜひご一読下さい!
南座超歌舞伎現場レポート
はじめまして、宗家藤間会 実行委員の藤間勘知恵と申します。
この度、ご宗家に勉強の機会をいただき「八月南座超歌舞伎」に1ヶ月間出演する運びとなりました。大変貴重な機会を与えて下さいましたご宗家に深く御礼申し上げます。
「八月南座超歌舞伎」の見どころは、古典歌舞伎に現代の日本が誇る最新技術が融合した、まさに¨超¨歌舞伎であり、その作品が、南座で上演されるというところにあります。
今回、獅童丈の相手役の女形を勤めて頂くのは、2次元アイドルとして人気を博している初音ミクさん!
南座初お目見えのミクさんの出演により、普段の歌舞伎公演では起こり得ないような、スタンディングがあったり、またペンライトを振っての大向こうなどが自然にかかり、作品がお客様の参加によって完成されていくようで、コンサートライブのようにお客様と出演者が一体となって舞台を作り上げていくのが、これまでの公演とはひと味違い、令和という新たな時代に相応しい公演であると、出演者ながら実感しております。
今回の南座超歌舞伎では『超歌舞伎のみかた』、『當世流歌舞伎踊(いまようかぶきおどり)』、『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』の三幕から成ります。
『超歌舞伎のみかた』では、中村蝶紫さん、澤村國矢さんのお二人がお客様を舞台上に呼び込み、超歌舞伎の映像技術や大向こうの声かけを体験してき、次に控えるメイン二作に供えて万全の準備を備えます!
『當世流歌舞伎踊』では、出雲のお国の扮装姿で現れた初音ミクさんと、名古屋三山役の獅童さんや、女歌舞伎として、女流の舞踊家の方々が華やかに舞い、私も未熟ながらその中に参加させていただいています。
この歌舞伎舞踊はご宗家が今回のために新作として作られたものです。最後の総踊りは覚えるのに大変苦労しましたが、、ノリの良い音にぴったりで踊っていてとても楽しく勉強になりました。
最後は『今昔饗宴千本桜』。幕張メッセのニコニコ超会議の時に新作として披露されたもので、初音ミクさんの「千本桜」という有名な楽曲と、古典歌舞伎の「義経千本桜」から作られました。
ツケや三味線の下座音楽が鳴り響く中、NTTさんによる最新映像技術を使い白虎忠信の分身の技が使われたり、一方で梯子を使った大立ち回りや、宙乗りなど古典らしい演出も余すところなあります。そして、カーテンコールでのスタンディングは、ご来場お客様が幕が閉じる最後の最後まで楽しんでるいらっしゃる様子がたっぷりと伝わってきました。なんと、今回は最後のカーテンコールは写真撮影が許可されているため、劇場を所狭しと駆け回る獅童さんを始め出演中の役者さん、また劇場の熱気をお客様たちが写真に収められている様子も毎日拝見しています!
出演者としては、新時代を象徴するような歌舞伎の舞台に立たせて頂く事を大変ありがたく感じながらも、一方で歌舞伎の舞台に女性が立つということ、またそれが南座という劇場であることにもプレッシャーを感じる日々でもあります。
残りのわずかとなりましたが、最後まで全力で駆け抜けたいと思います。 
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kanjurourecord · 5 years
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遂に南座超歌舞伎初日を迎えました!
毎年四月に行われるニコニコ超会議の、いまや名物公演となりました、この超歌舞伎ですが、
今年満を持して、南座へ乗り込んで参りました。
会場が異なり、またお客様層もどんな方々がご来場になるのか、、
お客様の反応が気になるところ…
念入りな打ち合わせがギリギリまで行われておりました。
しかし、ひとたび幕が開けば、心配はどこへやら。
幕張の熱気さながらに
老若男女問わず、サイリウムを振り回しての大向こうが飛び交っていたそうです。
今回は幕張と演出もがらりと変えて、女流舞踊家さんたちが多数ご出演されています。
当流派からも1人輩出し、勉強させて頂いています。 現場レポートをお楽しみに!
千秋楽26日まで、南座へ新たな歌舞伎
ぜひお越し下さいませ!
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kanjurourecord · 5 years
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藤間勘十郎文芸シリーズ其の四 怪談牡丹燈籠 於)三越劇場
連日お稽古が続いています。
24歳の頃に書き温めていた脚本が、素晴らしいキャストのみなさんによって作り上げられています。
19日初日です。どうぞお出かけ下さいませ
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kanjurourecord · 5 years
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七月大歌舞伎
夜の部
通し狂言星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん)成田千本桜
勘十郎 演出、振付
夜の部終演が22時頃にも関わらず連日多くのお客様がご来場下さっています!
四人の演出家による成田屋さんの新作を作るのは、今年で 3年目。
大先輩の演出家の方々と 作品を作ることは 勉強になり、良い刺激をもらえるそうです。
初日、二日目 歌舞伎座に参りましたら、
次のお芝居のお稽古が始まります!
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kanjurourecord · 5 years
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七月巡業公演
於)江戸川総合区民センター
高麗屋襲名公演です。
一、口上
二、引窓
三、色彩間苅豆 かさね
勘十郎は「かさね」の振付でした。
この後、歌舞伎座の七月大歌舞伎 夜の部
通し狂言星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん) 成田千本桜の稽古へGO💨
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kanjurourecord · 5 years
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ホームページをリニューアルしました!
令和元年、藤間勘十郎個人のホームページを立ち上げました!
日々奔走する勘十郎の活動や、手掛ける舞台の裏側など、記録していきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
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