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避難所
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日常のあれこれをぽいぽい投げる場所
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kedama-o · 9 months ago
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忙しくないんだけど忙しくてちょっとしんどい。
いきなり寒くなるし、かと思えば日中はちょっと暖かすぎる感もあって、若くもない身体はぼろぼろですよ……
ずっと追っかけてたコンテンツもまさかの空中分解するというとんでもない終わり方したし、心配事は尽きないし、やんなるね……
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kedama-o · 10 months ago
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割と期待していた「カミノフデ」が想像以上の駄作だったことがいまだに結構ショックで(ちょっと遠くの映画館まで行かなきゃいけなかったことも原因)、今後こういうことが起きないようにするためにはどうしたら良いのかとずっと考えていた。
思うに、私は良い映画を観過ぎた。そのせいで無駄に目が肥えて駄作に耐えられなくなっている。
数年前、映画通気取りだった私は、世にいうB級映画や駄作と言われる類の映画を少しばかり続けて観ていた。その時は、人生の限られた時間、駄作に時間を取られるのは勿体ないと気付いて、以降はちゃんと調べて良作ばかりを観るようにした。でも、後になって振り返るに、あのときの方が映画鑑賞の時間は充実していたと思う。
映画っていうのは結構理不尽というか博打のような趣味で、同じ料金を払っていても出てくる商品の品質がえらく違う。これが食事とかだったら、例えば300円の弁当買って微妙でもまあ300円だしな…って諦めがつくし納得もできる。でも、映画というものは安くしたって1000円以上払ったうえでどうしようもない作品に行き会う場合がある。
私は今まで良作に触れ過ぎたせいで、そのリスクを忘れていた。私の脳や感覚は、この値段払えば良質なエンタメを享受できると当たり前のように思ってしまっていた。だからいきなり駄作に行き会ったときの苦しみに耐えられなくなってしまう。私は映画評論家でもないのだから、目が肥えている必要はない。駄作を適切に観ることで目を曇らせて心の痛覚を鈍らせショックに備えていくことが必要だ。
と、いうわけでサメ映画でも観るかな……。
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kedama-o · 10 months ago
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最近は映画ばかり見ている気がする。
先週の木曜日に「箱男」を観た。あのめちゃくちゃな作品をどのように実写映画として落とし込むのかな……と期待半分不安半分で観に行ったけど、結果としてはばっちり自分好みの作品で良かった。原作をしっかり踏襲しつつ、ダイナミックな画作りで退屈させない。テンポも悪くないし、オチは……好みが分かれる���思うけど自分は好きでしたね。賛否あると思うけど自分としては大満足の作品でした。
土曜日は知り合いに付き合って「ゼーガペインSTA」を観る。原作であるTVアニメは見たことがなかったからお話について行けるか若干の不安はあったけど、なかなかどうして楽しい作品だった。主人公が熱血なのに馬鹿じゃなくてむしろインテリ寄りなところが珍しくて良かったですね。ロボットの動きもスタイリッシュでかっこよかったし、ハードSF的な要素も見ごたえありました。ただ、惜しむらくは若干尺が足りなかったな……という感はあった。新規の敵が何人かのグループで出てくるんだけど、あれは本来なら毎週やる番組で一人ずつ出てくるタイプのキャラクターであり、1時間半の作品で使うのは割と詰め込み過ぎだったかも。でもそれ以外は楽しかったですよ。
で、日曜日は「カミノフデ」を観に行った、んですよね。元々隣の県でしかやってなくて、まあ配信待つかーと思っていたんですが、好評だったようで自分が住んでいる県でも一館だけ上映してくれるようになったらしくて。最近のリアリティあるCGが主体の怪獣映画ではなく、敢えて着ぐるみやギニョールなどを使ったアナログな特撮に挑戦した意欲作。主演二人の演技はちょっと……だけれど、特撮部分に関しては素晴らしい、らしい、という評判を聞いてまあそれなりに期待していたんですよね。……結論から言えばとんだ駄作でしたね。主演二人の演技がどうとかの問題じゃない。確かに主演二人はどっちも邦画史上最低の映画「デビルマン」の主演に劣らずの大根役者でしたが、そんなんどうでもいいくらいに、一本の映画として質が悪すぎる。特撮業界に貢献の大きかった造型師である監督が老い先短いから心残りの無いように作らせてやるかみたいな思想が透けて見えていて、それが全体を腐らせている。脚本も破綻してるし台詞のセンスも悪いし、人間ドラマのシーンの構図が平坦過ぎる。宮崎吾郎が作ったアニメみたいな退屈な構図しか出来ないとかもっとましなスタッフ呼べなかったんか?言っちゃなんだけどあそこまで豪華なメンバー使って学芸会やってる?ってレベルで本当に酷い作品だった。ただ、皆が評価するように特撮部分は本当に良かったんだよな……。今の時代にアナログでこれだけのことが出来るのか!という純粋な驚きと、CGとはまた違った表現の良さがあった。カメラワークも生き生きしていたし、爆発も派手でとてもよかった。だからこそ惜し過ぎる。映画としてダメ過ぎて良すぎる特撮シーンが作品の中に溶け込めていない。必然性が薄れてしまう。本当に惜しい作品だと思う。監督の自伝的な原作と内容は変えられないまでも、もっと出来たんじゃないか……という作品だった。
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kedama-o · 10 months ago
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最近更新頻度が下がっている……いかんなあ。
と、いうのも、スマホのアプリがどうにも調子が悪くて中々そっちで記事を投稿できないからだったりする。
ここ最近で何があったかっていえば……北原白秋の「邪宗門」を読了しましたね。北原白秋って童謡とかのイメージあったからこんなに退廃的というかデカダン的な作品作ってたんだって意外でしたね。なんというか、全体的に生温い哀しみが揺蕩っているような詩集でした。
あと、群馬県立館林美術館で開催されている大森暁生展に行ってきたのだけど、作品はまあ結構良かったんだけど展示場のあちこちに作者のありがたいお言葉も展示されていて若干萎えましたね。まるで自己啓発本を読まされてる感じで。あれ本人の希望でああいう展示にしたのか、美術館が是非にって形でああしたのかどっちなんだろう……前者なら自分の作品で語る自信がないのかなって思っちゃうし、後者なら美術館の展示会企画者としては絶望的にセンスが欠如していると思う。常設展の作品たちで癒されなかったら耐えられなかった。
それと高崎市美術館の渡辺おさむ展にも行ってきたが、こちらはひたすらメルヘンチックで甘い甘い世界観が繰り広げられていて圧巻だった。これはまあ、好きな人には好きなんだろうな、という感じ。
あとは……そうだ!今月末に安部公房の「箱男」の映画が公開されるっていう情報を仕入れたので久しぶりに読み返したんだ。数年ぶりに読んだから、こんな内容だっけ……?って新鮮な気持ちで物語を追いかけられたけど、いやほんとこんなジェットコースターみたいな小説だったっけ……?「主観」と「客観」、「現実」と「幻想」、「見るもの」と「見られるもの」という対称的なものが入れ替わり立ち代わり、時には混在して、ひたすら前へ前へ転がっていうような、すさまじい物語でした。閉塞的でもあり、どこまでも自由であり……数年前読んだときも心を掴まれた記憶があるけれど、今回もがっつり掴まれてしまいましたね。映画が楽しみ。
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kedama-o · 11 months ago
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土曜日に群馬県立近代美術館にて「英国キュー王立植物園 おいしいボタニカルアート」の特別展を見てきた。
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近代美術館では以前にも「うるわしき薔薇」という薔薇を中心としたボタニカルアートの展示を企画していて、中々良かったので今回も期待していたのだけど、期待していた以上にとても良かった。
ボタニカルアートの良さは芸術品としての用途よりも学術的な記録としての用途が強いのにも関わらず、しっかりと美しいところだと思っていて、今回展示された絵のどれもが瑞々しくておもわず魅入ってしまうほどだった。
山梨県立美術館のミレーの作品を見てきたからか、最初の方にあった農村や市場の絵画への解像度が少し上がった気がする。
植物図の野菜や果物も、日本ではちょっと馴染みのない品種が多かったりして、当時のイギリスとの食文化の差を感じたりするなど。白くて大きいきゅうりとか日本だとまず見ないしな……
あと、ボタニカルアートだけではなく、イギリスの食文化で大切な紅茶やコーヒー、アルコールに関わるものも展示されていた。
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ティーセットが実際に使われている形で展示されてるのとても良かったな……
あと当時の上流階級の食卓の再現なんかもあってとても楽しい展示でした。
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しかし写真撮るの下手だな自分……
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kedama-o · 1 year ago
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昨日、暇だったので長野県上田市で開催されている「特撮のDNA展」に行ってきました。
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正直めちゃくちゃ楽しかったですね……。勿論復元されたものもありましたが、それ以上に当時撮影で使われていた現物品が多くてテンション爆上がりでした。
展示物の殆どを撮影して良いのも嬉しかったですね(ただ、動画は不許可、フラッシュ撮影もダメ)
入り口のところでレインボーモスラが出迎えてくれててこれだけで脳内があの頃に戻っていく感覚が……
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何が一番よかったって全部としか言いようがないけれど、個人的に一番良かったのがこちら
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デストロイアの撮影用の現物品!初めて見ましたが、状態めっちゃいいですし、やっぱり造詣が神がかっていますね……。牙とか口の中とかすごくかっこいい。これが見られただけでも来て良かったなと心から思いました。
それと、等身大のジオラマがあって、その周りであれこれアングルとか考えながら撮影するの楽しかったな……。
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後ろの背景含めちょっと上手く撮れた気がする一枚。
あとは、劇中で使われてる新聞が展示されているのが地味に感動しました。ちゃんと読むと細かいところまでしっかり作り込まれていて、やはり神は細部に宿るのだな、と。あとは、爆発や合成等の技法もきちんと解説してあって勉強になりましたね。
それと、来場者の中に子どもが結構いてみんな楽しそうにあれこれ見て回っているのでとても嬉しかったと同時に、日本の怪獣映画はまだまだ大丈夫だななんて感じました。いや、何目線なんだよという話ですが、こういうジャンルってオタクやコアファンばかりが接するようになったら衰退してるってことじゃないですか。だから、次世代を担う子どもたちにもちゃんと楽しいって思って貰えてるんだって喜んでしまったんですね。
まあ何はともあれ、適度な人入りだったし、展示物はどれも良かったし、大満足の一日でした。帰りに買った峠の釜めしも美味しかったですし。もう一回くらい行きたいなーなんて思いつつ、図録を眺めています。
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kedama-o · 1 year ago
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韓国のホラー映画「女神の継承」をアマプラで観るなどをしました。
元々気にはなっていたのだけど、少し前にとあるウェブライターが紹介していたので重い腰を上げて観ることに。
いや、めちゃくちゃ怖いね。韓国のドキュメンタリー番組制作班がタイの霊媒師を取材に来た、という体のモキュメンタリー作品なのだけど、画作りとか構成がとてもリアルだった。
取材班が最後に取材したニムという巫女とその家族がだんだん怪異に巻き込まれて……という話で、最初こそ良質なドキュメンタリーっぽい感じなのに、後半のどんでん返しがすさまじい。
ニムの姪であるミンに神がかり的な症状が出始めたことから暗雲が立ち込めてきて、もうそれからは怪異のジェットコースターというか、エクソシストも真っ青な描写が続いて本当に怖かった。
ミンに憑りついた悪霊が、家族を騙すために赤ん坊の泣き声を真似する場面とか、ベタだけど不気味だったな……ただ、あの場面、取材班も兄嫁をきちんと止めろよ……的な呆れはあったけれど。でもまあ急な出来事だったし適切に行動するのは無理か。
久しぶりにこういう正統派ホラー映画を観たけど、結構満足。ちゃんとオチもついていたし、プロのカメラマンという設定だからモキュメンタリーでありながら手振れが無いのも嬉しい。
後半結構グロテスクなシーン多いので、そういうの苦手な人は注意。
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kedama-o · 1 year ago
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前の記事で書いた球技の大会はまあなんとかなった。二度とやりたくはないが、どうも来年もやらなければいけない感じになるような気がしてならない。
それよりも、地区の役員で行かなきゃいけなかった(厳密には強制ではないのだけど事前に行きますって言ってた)会議の開始時間を読み違えてすっぽかしてしまったことに落ち込んでいる。lineのグループチャットに謝罪は送ったんだけど誰も返事くれなくてもうこれはだめみたいですね……おわりだおわり
まあ、暗い話ばかりしてもあれなので、最近読んだ本の話でも。
ずっと積んでいた「プロジェクト・ヘイル・メアリー」というSF小説を読了した。何を書いてもネタバレになってしまうし、ネタバレなしで読んで欲しい作品なのだけれど、本当に、本当に良い作品だった。なんというか、この時代にこんなSF読んでいいんだ!という、極めてポジティブな驚きがあった。
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kedama-o · 1 year ago
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昨日友人たちと食事に行ったのだけど、たくさん話が出来て楽しかった。まあ、楽しかったのは良いんだけど、自分が話せたってことは相手の話をちゃんと聞けていなかったんかなあなんて思うなどをしたり。個体差あるけれど、人間ってやっぱりコミュニケーションとりたい生き物じゃないですか。だから、自分と話しているときは相手にも気持ちよくなって欲しいから気を付けてはいるのだけれども……反省点多いな~
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kedama-o · 1 year ago
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前にもちょっと書いた地域の役割のアレコレで、地域の某球技大会に出なければならず、ものすごく憂鬱。昨日の夜に練習があって参加したのだけど、一番下手感があり更にメンタルがどん底になるなど。
そもそもスポーツに適性が無さすぎて、運動とかスポーツすると無限に憂鬱になり、自己肯定感は死に絶え、結果として練習から帰る頃には死にてえなあと考えるほどにまでなってしまう。
というか、参加者募っていた時は出来るなら参加してみたいな感じだったのに、いざ練習で顔合わせしたときは「��あ、やりたい人だけでやればいいからね。無理してやらなくても…人数足りなくて棄権する地区もあるし」みたいな話でゲロ吐くかと思ったよね。
明日も練習があり、本番は日曜日なのだけど、もうどこかに消え去りたくて仕方ない。猫ミームの絶望してる猫みたいになってしまう。
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kedama-o · 1 year ago
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最近雨が多いですがいかがおすごしでしょうか。
自分は外出しない限りは雨は嫌いじゃないですね。雨音とか聴いていると良い感じにリラックス出来ますし、程よく薄暗いのも好きです。
昨日、山と渓谷社の「完本 マタギ」という本を読了しました。そもそもマタギというのは日本の特定の地域で独特の文化を継承しつつ狩猟などをしている人々で、歴史は平安時代まで遡ると���われている。で、この本は著者が秋田県の阿仁マタギを長年取材して体験したことや考えたことなんかが書かれている。
熟練のマタギたちが見せてくれる狩猟や釣り、提供してくれた食事等はとても興味深かったし面白くもあった。特に熊の解体方法とかきりたんぽ鍋の作り方とかわかりやすく手順が記されているので大変参考になる(熊の解体方法とかは活用する術はないけど)
ただ、なんというか、著者の思想が強すぎてやや食傷気味になってしまう。あと、著者が自身が体験したことを中心に記事を書くという意図があるのは理解できるけど、それにも関わらず学術的な分野での根拠に乏しい憶測をあたかも真実らしく書いているのはどうなんだろう。自分の体験や考えに偏りすぎているせいで、実際の食文化や狩猟方法などの良い部分ある意味で台無しにしてしまっている感が否めない。まあこれは自分の好みの問題もあるけれど、何かしらの文化を紹介する、解説するときはなるべく語り手の思想が少ない方が良いんですよね。語り手の思想が混じると一気に知識としての在り方が濁ってくるというか、フィルターきつすぎて受け取るのに躊躇しちゃうというか……
本屋さんで良いかもって思って買ったけど、レビューとかちゃんと見ておくべきだったな……
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kedama-o · 1 year ago
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おひさしぶりです。暑くなったりちょっと肌寒かったりして割としんどい日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
自分は、ちょっと趣味の方で文章書いたりなんだりしていて、苦しくも楽しく過ごしています。聖書読むやつは出エジプト記まで行きました。なんというかこう、まあ理解できるわって部分と、現代的価値観と違い過ぎていや全然わからんわ…なんでこれが許されてるんだ…?という部分が交互に出てくるので中々刺激的だったり。ヤコブとエサウの話とか、まあエサウに非が無いわけじゃないけどなんでヤコブはなんのお咎めもないのか…
それと「ゴジラ×コング」を三回目観に行ったり、アマプラで前々から観たかった「武器人間」を漸く観たりしましたね。「武器人間」は結構グロテスクだったけど、作中の人工クリーチャーたちがユニークでかっこよくてそれだけは良かったな。
そうそう、ひと月前から楽しみにしていた「関心領域」を劇場まで観に行ってきましたよ。自分はとても好きでしたね。ネタバレしないように感想を書くとすれば、音と映像が本当に凄かったですね。ちゃんと存在する意図に気付くと結構ショックを受けるかも。ただ、劇的な(例えば激しいアクションシーンがあるとか、ドラマチックな場面があるとか)展開は無いので、人によっては退屈に感じてしまうかもしれない。それでも、飲まれそうな音響と目を見張る構図で撮られた映像は是非劇場で体感して欲しい作品。
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kedama-o · 1 year ago
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GWがあっさり終わってしまいましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。自分は早くも五月病を患っており、ここ数日の雨も相まって非常に鬱々と過ごしています。
GW中は、映画を観に行ったり、本を読んだり、山梨まで日帰りで遊びに行くなどをした。富士五湖のあたりはべらぼうに混むので、甲府市の街中を緩く散策する感じの日程にしたけど、これが多分正解だったと思う。行きの高速道路で富士五湖行く方の分岐めっちゃ混んでたもの。
一緒に行った家族が山梨大学出身だったので、当時のあれやこれやを聞きながら山梨県立美術館へ。事前に公式HP見たときから気になっていたぶつぶつのリンゴが結構大きくて驚いた。
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この美術館はミレーのコレクションが有名らしくて、常設展もミレーや彼と親交のあった画家の作品が中心になっていた。有名な「種をまく人」や「落ち穂拾い」なんかも良かったけど、自分は「夕暮れに羊を連れ帰る���飼い」が好きだったな。元々ミレーの作品は「晩鐘」が好きで、ああいう薄暗い中の祈りみたいな、日々の生活の中にある信仰みたいな、そういう雰囲気が良かったな。
あと、企画展で「ベル・エポック 美しき時代」というものをやっていて、要は19世紀あたりのパリを中心にした文化だったり芸術だったり、そういったものが展示されていた。絵画だけにとどまらず、ポスターや演劇のプログラミング、子供服、ランプや香水瓶など多岐にわたるジャンルのものがかなり多く並んでいて、大満足のボリューム感。ミュシャがデザインした演劇用の白百合の冠が華やかなのに細やかでとても良かったな……
それにしても、どこ行っても混んでいて疲れてしまった。連休中だから仕方ないことではあるし、覚悟はしていたのだけれども。
あと、そうだ、ずっとずっと楽しみにしていた「ゴジラxコング」を見に行った。いや、ものすごく良かった……。まあ、マイワンとかシンゴジと��、そういうシリアスめのゴジラが好きな人はちょっと好みじゃないかもしれないけど、自分はああいうのもあって欲しいというか、この時代にそういう幅広いゴジラ映画を新作で観ることができるって幸せだなってしみじみと思う。なんというか、昭和後期の「チャンピオンまつり」時代のソウルを宿した、いい意味で勢い任せのぼんくら怪獣映画で、とても楽しかったな。多分また観に行きます。
それはそうともうちょっとで「関心領域」が公開されるのでとても楽しみ。
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kedama-o · 1 year ago
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ちょっと前の記事で書いた「1年で聖書を読破する」の本に基づいた習慣は今のところ続いている。「マタイの福音書」から読み始めて、今は「ヨハネの福音書」の前半を読んでいる。学が無さすぎて福音書ってなんなのか今まで知らなかったのだけど、あれなんだな、キリストが各地を巡って宗教活動した記録なんだな。現代語訳されているものを読んでいるから言葉や文言の意味するところは分かるけど、今とは価値観が違い過ぎて首を傾げてしまうところも多々ある。でも基本的にはわかりやすい……かな?「マタイの福音書」は読みやすいけど「ヨハネの福音書」はなんというか詩的過ぎてちょっと難解。でも同じ人を記録しているのにちょっとずつ違っているのは興味深い。人間の認識の差なのかね。まあ人間の記憶力も大概曖昧なものだけど。
文中、キリストが様々な奇跡を起こしたり、なんかこうすごい説法をしたりしてて、もし自分があの時代あの場所にいたらきっと信じてしまうなと思うなど。自分は本当に普段からぼんやりして生きているから、そういうの(精一杯の婉曲表現)には近づかないようにしないといけないな……。
あ、そうだ、ちょっとした用事でしまむらに行ったのだけど、もうどこでも売り切れてて諦めてたゼットンとバルタン星人のぬいが手に入ってとても嬉しかった。
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しかしこのゼットン、むちむち具合が二代目みたいだな。
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kedama-o · 1 year ago
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最近、体調を崩しがちなことも相まって、出来合いの食事にお世話になることが増えた。それで自分って本当に定番のものしか食べないなってちょっと思ったり。例えばマックならダブルチーズバーガー、コンビニおにぎりなら明太子かしゃけ、サンドイッチならジューシーハムサンド、ケーキなら苺のショートケーキかチーズケーキ、近所のパン屋ならプレッツェルとハムとチーズのサンドイッチ、そういう定番をついつい何も考えずに手に取ってしまう。当たり前のことだけどこれから先の食事の回数って限られていて、それなのに自分は五目おこわおにぎりとか、ハムカツサンドとか、てりたまバーガーとか食べることなく生きていくのか?なんて考えてしまって、くだらない事ではあるんだけど、それがどうにも惜しいことのような気がしたのでこれからは敢えて食べたことのないものを選択していこうかなと思った。
全然関係ないけど、かはくのクラファンの返礼品図録が届いたー!装丁が結構豪華。
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kedama-o · 1 year ago
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今日は誕生日だというのに、友人の自殺未遂騒動に巻き込まれて大変だった。
Xで縄用意したとか眠剤を酒と飲んだとかポストしてたし、lineで遺品の処分任せるわみたいなメッセージ来たりしてて、その後連絡つかなくなっちゃったから断腸の思いで通報したんだけど、まあ生きていたみたいでよかった。
警察の人は私が通報したみたいなこと言っても大丈夫ですか?みたいなこと言ってたからてっきり向こうにばれてるもんだと思ったけど、Xのポスト見るにバレてないっぽい。通報したカスは誰だよみたいなこと書いてたけど、通報されたくないなら見える位置でやるなよっていう話じゃないですか。余計な事したのは自分でもわかってるけどさ……じゃあ放って置いて死ぬのを待ってれば良かったのかな……
とんだ厄日だ
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kedama-o · 1 year ago
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久しぶりに近況などを
最近、ひょんなきっかけで「フィジェットトイ」なるものを少しずつ買い集めている。アマゾンなんかで調べて貰うと「フィジェットトイ」がどんなものかすぐわかると思うけど、要は手遊び用の玩具なんですね。今一つ集中力が続かないときにこういったものをひねくり回していると脳の中で無意味に空いていたスペースが良い感じに埋まって思考の方向性を制御できるような……そういう感覚になる。見た目も可愛いものが結構あるし、ちょっと思考が取っ散らかるなという人におすすめ。
あとは……そうだ、初めて小林多喜二の「蟹工船」を読了した。所謂プロレタリア文学、というジャンルの小説なんだけれど、いや、作中の蟹工船内の労働環境が本当に酷くて、下手したら某収容所とかと同じくらい過酷なんじゃないかってくらいで、読んでいて暗澹としてしまうなど。後半にある種の希望というかカタルシス的なものはあるのだけど、それにしてもしんどい内容でぐったりしてしまった。多分、ああいう環境だったのは本当にそうだったんだろうし、だからこそそういう運動への気運が高まったのも無理のない話なのかな。
それと、先日「1年で聖書を読破する」という本を手に入れたので、ぼちぼち読み進めています。この本に書いてある通りの順番とペースで読めば1年で聖書を読了できるらしいので、まあ、1年後が楽しみですね。別に何かの宗教を信じているわけじゃなくて、ちょっと自分が読みたい本を理解するのに聖書が分かっていた方がよさげなので読むという都合があったりします。
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