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Kimono 日記
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I am creating something with Japanese Kimono fabric in the forest in Quebec
Don't wanna be here? Send us removal request.
kimonodiary · 2 days ago
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ラップドレスの仕様書。だいたいできた感じなので、バックアップとして、ここにアップしておきます。
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型紙も。
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kimonodiary · 7 days ago
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今日は着物を使ったリメイクを始めた理由についてお話ししようと思います。
そもそも着物は、日本で昔から身につけられていた伝統的な衣装です。冠婚葬祭などの儀式だけでなく、普段着としても身につけられていました。「着物」という日本語自体、「着るもの」という意味を持っています。
ところが、近代化により西洋の文化がどんどん と輸入され始め、少しずつ着物を着る人々は少なくなっていきました。西洋の服の方が動きやすく、簡単に着脱でき、仕事や作業などにも取り組みやすい、あるいはその当時の流行に乗ってというような、様々な理由があって、少しずつ着物は普段の日本人の生活から見られなくなっていったのです。
私が子供の頃も特別な儀式や冠婚葬祭の時には着物を着る機会がありましたが、それ以外の日常的な生活の中で着物を着用する機会は滅多にありませんでした。でも、 私自身は、若い頃から着物に惹かれ、ボーイフレンドとのデートの時には無理をして着物を着て、町に遊びに行ったりすることもありました。
現在ではほとんど日常の生活で着用されなくなった着物ですが、私の祖母や母の時代にはまだ日常的に着物が着用されていました。私の祖母は日本の伝統琴の先生をしていたので、特に普段の練習の時に着用する着物がたくさん家にあったのです。そんな祖母が亡くなって困ったのは私の母です。家には祖父や祖母の大量の着物が残ったまま、捨てるには惜しく、母はとりあえずタンスに着物をしまっておくことにしました。
私は着物が好きでしたので 時には着物を着てみたいなと思っていましたが、祖母や母の着物は私にはサイズが小さ過ぎて、着ることはできませんでした。
あるとき、母は思い切って古い着物を売りに出そうとしました。日本には セカンドハンドの着物の買取業者がいくつかあり、そこで見積もりを取ってみたにです。ところがあまりに安い価格しかつかずがっかりした母。着物のほとんどは絹でできています。昔の人が丁寧に絹糸をつむぎ、織って生地にし、それを和裁士が着物に仕立て上げます。たくさんの人が手作業で作り上げた着物は、本来であれば非常に高価なものでした。それなのに二束三文の値がつかない現実に、母はとても悲しみ、私に「もし好きな着物があったらカナダに持って帰っていいよ」と言ったのです。
サイズが小さすぎて私には着用できない着物でしたが、私自身、着物の生地や 布が大好きなので、もしかしたら何かに使えるかもしれないと思い、祖母と母の着物をスーツケースに入れてカナダへ持って帰ってきました。
そんなわけで、カナダの森の中にある自宅には大量の日本の着物が置かれることになったのです。しかし、仕事やガーデニングなど、他のことに忙しすぎて、なかなかすぐには着物を取り扱う時間が持てませんでした。
仕事が少しひと段落した 2024年の夏、ふと思いついて、おばあちゃんの着物を手に取ってみたのです。私には着用できないサイズであるものの、保存状態はとてもよく、少しシミや ほつれがあるものもありましたが 、ほとんどのものはすぐに着ようと思えば着用できるぐらいのコンディションにありました。中には 一度も袖を通していない着物もあるくらいでした。
しかし、たとえサイズが合ったとしても、カナダの森の中で日本の着物を着用することはあまり実用的ではありません。おしゃれをしたくても、そもそも人が周りにいないのです。鹿やリスやキツネなどの動物はたくさんいますけどね。そんな環境ですので、わざわざ着物で着飾る気分にはなれません。でも、もしこの着物をワンピースやサマー ドレスなどに作り替えることができたなら、きっと着心地のいい服になるだろうなと思いました。ほとんどの着物は絹 あるいは綿などの天然素材で作られています。そのため、軽く丈夫で温かく、静電気も起きにくいという特徴を持っています。何よりもとても肌触りがいいので、着心地のいいカジュアルな服に作り替えることができたなら、毎日でも着ていたいと思うだろうなと思いました。
そのようにして始めたのが「着物リメイク」だったのです。
着物リメイクはとても手間のかかる作業です。
まず、着物をほどいて生地の状態に戻します。昔の着物は手縫いで作られているのですが、とても丁寧に縫われている��め、この糸をほどくのに大変な時間がかかります。糸を全て解いてしまった後は丁寧に水で手洗いします。絹織物ですので、洗濯機なので 一気に洗うことはできませんし、暖かいお湯で洗ってしまうと縮みや色落ちの原因となります。優しく丁寧に手洗いしてその後陰干しします。絹織物は日光にも弱いため、乾燥させる時も日陰で干すようにします。そして、半乾きの状態の時にアイロンをかけてきれいに伸ばします。
ここからがやっと本来の服作りの工程となります。
どんな服を作るのか決めたら、着物の柄が最も効果良く出るように型紙を配置して、そして注意深く裁断します。絹織物の種類にもよりますが、着物の多くは柔らかく薄くデリケートなので、裁断の時にも最新の注意を払わなければ まっすぐに切ることが難しいのです。
そして裁断が終わったら縫製に入ります。縫製の作業も一筋縄ではいきません。なぜなら、絹織物は柔らかくて滑りやすいうえに薄く、ミシンで一気に縫おうとすると、すぐに縫い目がずれてしまったりするのです。ですので デリケートな素材のを取り扱う時はあらかじめ手縫いで仮縫いしてから、ミシンで縫うようにしています。
また私は、端始末にロックミシンやジグザグミシンを使いません。出来上がった服も、表から できるだけミシンの縫い目が出ないように工夫をしています。着物はもともと手縫いだけで作られますが、本来の着物は表から見ても裏から見ても手縫いの縫い目が見えないような作りになっています。ですので、私も着物で服を作るときはできるだけミシン目が表から見えないように縫います。そのため縫い代の始末は手縫いで行うことが多いです。
このようにして古い着物を使った衣装が出来上がります。着物の1着分をほどいて得られる布の量はだいたい決まっているのですが、服を作成した後、当然ながらあまり布が出てきます。この余った布ももったいないのでできるだけ加工して、日常的に使えるように工夫しています。例えばバッグやポーチ、ヘアアクセサリー、ランチョンマッやコースターなどなど、色々なものに加工し直して、着物の生地を余すところなく使い切るようにしています。
このようにして作った衣装や小物たちを、気に入ってくれた方に是非とも使ってもらいたいと思い、このショップをオープンしました。
私の家庭のように祖父母や両親が残した着物の処理に困っている現代の日本人はたくさんいます。美しく、伝統的な歴史背景を持つ着物ですが、残念ながら現在の日本人の生活にはなじみません。そのため 多くの着物が安く取引されたり、あるいは廃棄処分となっています。そんな着物に新たな命を吹き込んで、また誰かに使ってもらえる、そして長い期間愛される着物になってほしいという願いを込めて、毎日着物生地で何かを作っています。
私のアイテムを購入してくださった皆さんが、いつまでもその衣装や小物たちを気に入って 使い続けてくれたなら、こんなに嬉しいことはありません。
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kimonodiary · 29 days ago
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フェイスブックを見てくれた方からのリクエストで作った。
自分でも、お気に入りのアイテム。
はぎれで作れるのもうれしい〜🥰
6月のバザーに向けて、100個くらい作りたいなー。できるか?😅
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kimonodiary · 1 month ago
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モントリオールでの小さなバザーに参加しようと思う。
6月14日(土)10時〜12時
バザー参加は初めて。
商品を作成しなくてはならないので、ちょい忙しくなるかな。
やっぱり、50〜60個くらいはほしいよね。
小物中心。
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kimonodiary · 1 month ago
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Etsyでショップ、オープンしました〜🎉
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kimonodiary · 1 month ago
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ほどく前の着物を撮影してみた。
リメイク用素材として購入したもの。やっぱりサイズが小さいので、着物として着用するのは無理ですね~。
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kimonodiary · 2 months ago
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ちょいファンキーな柄の着物生地。ゆるーいブーツカットのパンツにしてみました。
型紙はストレートパンツのベーシック15号サイズ(!)なんだけど、前パンツにタックを入れたので、着脱時にサイズギリギリになっちゃった😅
自分用、普段使用のつもりで作成。
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kimonodiary · 2 months ago
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ここ数日は、日本から届いた着物古着を解く作業ばっかやってる。
1枚の着物を解くのに、だいたい1日くらいかかるよね😅
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kimonodiary · 2 months ago
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どの型紙でどのパンツを作ったのか、分からなくなってきた😅
マメに記録しなくちゃだめだな。
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kimonodiary · 2 months ago
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ラップパンツ風パンツ完成❣️
こちらのYoutube動画を参照。
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ショートパンツの後ろ見頃を追加して縫い付けたので、ラップパンツに見えるけど内側はちゃんとパンツになってる。トイレもイージー。
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kimonodiary · 2 months ago
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トップスの裾にゴム入れてみた。切りっぱなしでダラッとしちゃってたので、ボトムスのベルトに入れなくてもちょっとかっこよく見えるように。
ちなみにこのズボンは祖母着物をリメイクしたイージーパンツだけど、この前スーパーで見知らぬご婦人(お客)に褒められた🤭
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kimonodiary · 2 months ago
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明日は新しいプロジェクトに挑戦するよ。
ドレープの作り方を身につけたい。
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kimonodiary · 2 months ago
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モントリオールのホテルで撮影。
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kimonodiary · 2 months ago
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今日はモントリオール宿泊。
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kimonodiary · 3 months ago
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こちらのジャケットも完成間近。あとは袖口の端始末して、前開きにボタンを付けるだけ。
こっちはネットから拾った型紙じゃなく、ちゃんと洋裁の本から型紙をアレンジして作ったので、デザインとしての完成度は高いと思う。
この着物の柄は、正直扱いに困っていたが、ジャケットにしたのは成功だと思った。シャカシャカするタイプの生地。
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kimonodiary · 3 months ago
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ボヘミアンブラウス、完成間近。しつけ糸が残ってるけど。
袖ギャザーの入れ方、要研究。
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襟は見様見真似で作ってみた。見返しの処理が未完だけど、試着していい感じだったよ🥰
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kimonodiary · 3 months ago
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コースター、写真撮影した後に一気に作成して完成❤️
裏地は多分ポリエステルのワインレッド。
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