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( 下記全て、私が以前に書き記したものから引用。)

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諸君！本日はお集まりいただき誠に感謝する。私こそがレオス・ヴィンセントだ！よろしく。今日も楽しい配信といこうじゃないか。こんばんは、どうも。レオス・ヴィンセントです。誕生日ももう終わり。どうでした？蔵出し新ビジュアルとジャンキーナイトタウンオーケストラと初手サイレント3.0！私なりのね、思いとレオス・ヴィンセントという字エデンから中央エデンへと引っ越してきたマッドサイエンティストとして。エンターテインメントとして。楽しんで貰えたら幸い。被験者君！誕生日プレゼントも勿論だが、君は用意してくれたかね？いくら丼、ショートケーキ、諸々。豪華な食事に囲まれながら被験者君と話すのも悪くはない。そんな日だなぁ！！………ありがとう。君が用意してくれた祝いの席は完璧だ。これまで通り素直で従順な私の被験者であってくれよ。さぁ、おめでとう。君達にとっても今日は記念日だ。いい日になるだろう？まぁ、そんな話は置いといてね。バーッと歌って、気分良くなっている私の歌があなた達にとっての糧とやらになるのであれば何でも歌いまくる所存。ここまで歩いてこれたのも、好き勝手って言ったらアレだけれども私自身をね、愛して下さったり応援して下さったり色々な愛し方でね。いつも私を見て下さりありがとうございます。これからもレオス・ヴィンセントというエンターテインメントな男を楽しんでいただけたら幸い。長話もこれぐらいにしときましょうかぁ！それでは今日はここまでだ。上がってもらって結構。お疲れ。

( ２０２３／３／８に私が書き記した書記から引用。)

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月の光に照らされ、少しの影が部屋へと差し掛かるこの時間。いや、私に会える時間とでも言うべきか。嘸かし物好きか、もしくは。そう思っていない相手かはたまた。人間という生き物は不思議なものだ。色恋沙汰やら何やら、一時の友情を超えた感情を抱いてしまえば忽ち自分の思う感情より相手を優先し、その気持ちに蓋をしようとしてしまう。私はそういった気持ちを抱えるその思考がとても興味深いと感じる。ただの何も思うことのない。被験者を募集し、楽園から追放された下水に住む男。…つまりは、私。では、到底抱えることのない感情なのだからね。その感情を可視化し、その心。感情を食べることが出来た時。一体どんな味がするのか気になりませんか？甘いのか苦いのか。それともチョコレートの様に苦くて甘くて。多種多様な味がするのかどうか、とても気になって仕方ない。私では到底感じる事のないもの、ですのであなた達に実験体になっていただくことにしましょう。人の心はどんな味がするのか。

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( 雨が降り、しんと静まった空間に月の光が差し掛かるこの時間。退屈さを感じなく綺麗な情景と共に黒く染まり切った空にあがる紫煙。幾度か吸ってしまったため、ポケットに入ってある残機も残り少ないせいで、溜息混じりに残された毒煙達を堪能しようと隻手を這わす。一度火を灯してしまえば最後は儚く、線香花火の様にすり減っていく毒煙に目を向けながら至福の時間を堪能しつつ、綺麗な満月に目を奪われ呆然と見上げていれば聞こえてきた足音の方へ顏向かせながらニヤついた笑みを繕い、双眸を細め。)…お疲れ様です。

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……おや、あなたでしたか。こんばんは。今日は良い天気…って、雨？あぁ。これは失礼しました。そうですね、雨でしたね。「夜になればここの雰囲気も一目瞭然。すっかりと慣れてしまった赤く、ドロドロとした液体。鉄臭く、何処かで嗅いだことのあるその匂い。」人の死、ましてや被験者の死に関しては何にも思わなくなってしまっただなんて言ったら…どうします？……まさか、私が手を下したかって？そんな冗談を言える様にまで成長してしまったとは悲しいです、とても。ところで、私の研究室から一歩も抜け出すなと言いましたよね？………あぁ、何にも手は出しませんよ。痛いこともチクリとも、何にも。なので、帰りましょうか。……………おい、いつまで寝てるんだお前！さっさと起きたらどうです？もうこんな時間…え？やけに生々しい夢を見たって？そんな訳ないでしょう。ずっとここで寝てたんですから。……ほら、帰りますよ。…………あなたがお馬鹿さんで心底安心しますよ。