letmei - Tumblr blog

[letmei]

ぼんやりと。今望むのはこの道ではないのだと分かった瞬間に、失う怖さを知る。たくさんの未来があって、たくさんの過去があって、たったひとつの今がある。

最近はずっと、生きる道のことを考えています。いつかこの才能がなくなるのが怖いと言っていたあのバンドの子と、生きているうちは書きづけるのが生まれ落ちた俺の使命なんだと言っていた小説家の言葉を思い出している。今望むことと積み上げてきた経験と、今本当に望んでいることと確立した未来。パソコンで、資格が取れる通信講座を見て、16万の数字を見て、心からやってみたいと思う。まだ100万以上払って勉強している今の仕事の資格は受かっていない。未来はどう動くかわからない。今の私でさえ。ただ、望むものはある。なんどもなんども今の望むものを見つめて、また見つめること。

今までは直感でしたいことにまっすぐだったけれど、でもね、私は君のことがひたすら好きだったように、自分を認められるような自分でありたいと思うんだよ。これを大人になると定義しよう。いままでの曖昧な感情を大切にできるように、今を納得して生きていきたい、そういうこと。

[letmei]

機内モードにして書いている。ここには私しかいないし、誰とも何とも繋がれていないと思う事実が、ここだけにあればいい。

これを書く私はもう今君が読んでいる時間にはいません。それくらい、人は流れるように生きていて、それを知らないか、諦められるほど寛容な人しかいません。物や建物や道、人、目に見えるものを失うよりもそれは儚いもののはずなのに、自分でその見えない事実を知るまで動かない感情。

変わらない私を好きだと言った君。安心するなあといった君。私だけがひとりぼっちみたいな言い方で悲しくなってしまった。それと一緒に君の想いを知ってしまった。これを失恋と言う。

それくらい、私たちは私たちを想う時間もなかった。私が君を見て泣いた理由。分かったならもう会わない方がいいよ。君との過去があっただけで少しは気が楽でいられる。君とは一緒にはいられない証明ができてしまった今、関係は一生戻らない。

この地底まで続く隙間のようなどうしようもない気持ちは、だれにも埋められる物では無い。これからも深くなっていくよ。君のせいなのに、君の知らないところで。ごめん、これが本当の失恋。甘い言葉で終わらせましょう。

たぶん、君のこと本気で好きだった時期もあったし、それは紛れもなく本物だった。そのかけらたちがいまも私の血痕の見たさに駆られて、ゆっくりと傷を深めていく。痛いと叫ぶほど。

好きになることの一部が辛いことだと教えてくれてありがとう。もう現れないでとは言わないから、君以外の誰かを好きになったとき、君のことを少し思い出す権利くらいは、許してほしい

[letmei]

���かいものは近くにありますか？幼少期、秋。夜が更けて鈴虫が鳴き始めるころにキャンプで食べたカップラーメンやココア、手をじんわりとつつむ焚き火の熱が今でも忘れられない。こういう話をしたいんだ

君のかおりがとても好きだった、だから 私の部屋にきた時に私と同じかおりになるのがすごくいやだった。初めて泣いた私の顔を見て君は理由を聞かずに背中をさするけど、ごめんとは言わない人だった。それが良かった。君は何も悪くないから。何も。

君は私よりもずっと細くて背が高くて、それがいやだった。これは私が最低なだけだけど、前の人は私が少し厚底を履くと同じくらいの目線になる人で、それが私なりに心地よくてあの人の一番いいところだった、君とデートするたびに思うよ、ごめんね。ツマサキは私のためだけの曲だと信じている。これを聞いている時だけ君のことだけを想える。だから少し泣くね。

ガラスは傷を目掛けて飛んでくる。それも後ろから、君はそれに気づかないでほしい。一生。私が血だらけのところを絶対に見るな。君には幸せでいてほしい。

こんな感情も味わうためにあるわけではないのに、なんで世の中を知るたび必要なものだけが存在するわけではないことを実感しないといけないのかな。君がそんな存在になる可能性が1ミリでもあるのが信じられなくて、やっぱり外で泣かせてほしい。星だけがそれを見つめている。その時間だけは、君のことを大事に思えるように、おまじないをかける。

[letmei]

久しぶりに君の夢を見た　連絡が来て、なぜか私たちは海の見える喫茶店のカウンター席で、毛布にくるまって、外を見ていた。会いたかったと私が言う。そこに、意思はない。そうなんだと言うと、君は手元にあったお手拭きを開けて、私の顔に近づける。そんなに会いたかったんだ、君の声があまりにも優しくて、これが夢だと気づいてしまう。君の肩に頭を乗せても、君の温かさを感じなくて、君のかおりがしなくて、また泣いてしまう。私の涙を拭く君を見つめて、でも、と言う。これは夢だ、夢だと気づいていながらも、でもやっぱり好きだと言ってしまった。君とはもう連絡も取れないし、取ったとしても返信は返ってこないと分かっている。私、〇〇さんのこと好きでいていいの？　いいよ、でも、どうしたの？なんで泣いてるの？　君は私が泣くと、理由を聞きたがる人だった。質問ばっかりして、私のことはだいたいわかってる。なのに、私は君のことが好きで、でも何にも知らない。君は私のこと、ほんとうに好きだった？付き合ってると言う言葉の意味、君はわかっていましたか？全部知ろうとしなくていいよ。でも今思うと、まるであの時の君は私を消費しているようだった。私が知ろうとするたびに君は全部の全部、はぐらかしていた。だからもう、私から離れて欲しい。さようなら、さようなら。さようなら。

[letmei]

私は大人じゃないよ

こどものうるんだ瞳を見ると、何か期待をされているのではと思ってすごくすごく不安になる。少女は私の目を見ることはなく、手元にある文字の並んだページを見つめて、これは？これは？と聞いてくる。石田衣良を読んでるなんて死んでも言えない。

知らないから知ろうとして、買った本。それくらい君のことをもっと知りたくてたまらなかった。ただ悪足掻きをするための本。君には死んでも言えない。君のことが好きだったってこと。痛いほど伝えたはずだった。伝わるためにあってほしいのに。その言葉は私にとって、君のためだけにある言葉なのに。

携帯を持つ手すら重くて、小説を読んでいる時間だけは君といられる気がしている。そのために読んでいるなんて死んでも言えない。いっそ死んでしまえ。死んでもっかい、君を忘れて生きていたいよ。でも、だから、君がいた、私といた事実はあっていいよ。それだけが、死んだ私の唯一の秘密であって、証明。

少女、あなたはほんとうに賢い。ツインテールでわからなくなっているけど、きっと私よりは器用に生きている。私もツインテールをしたかった。これも親のエゴだと思うとすごいな。私もそうだった。そうだったのかもしれない。君もそうか。そうじゃない、私のエゴで生きてほしい。そんな言葉、君以外に言いたくないし、私だって可能であれば君のエゴでありたい。意味わかんないならいっそ伝わるな。これは今なら言える、私なりの告白。一生もののここだけの秘密。

[letmei]

下書きが250を超えた

書いたほとんどは2020年　好きな人が久しぶりに出来たころだからもう3年くらいになる。そんなことを考えていて、ふと、3年経って、身の回りの色々が変わってしまったことを実感している。Twitterで好きだったアカウントのひとがタンブラーで絵を公開していたところに興味を持って登録したのがきっかけ。いつしか自分の感情を公開して消化させるためのものになってた。きっかけだったアカウントはもう4年ぐらい動いてない。理由はそんなもの。好きな人も、趣味も変わった。仕事も始めた。相変わらず勉強をしている。遠くに行く淡い期待もある。

今年も夏が来ましたね。季節ごとに連絡をとる友だちから、今年は暑くなりそうだと去年と同じようなメッセージがきて、それに少しだけほっとした。あんなに寒いと思ってた冬も気づけば遠く、ずっと、ずっと遠くにいる。いまだけはそうやって会えないものだと感じる瞬間が好き。

あの頃書いた下書きにはっとさせられることがたくさんある。元々そういうのを消せない性格なせいで、あの時のあの瞬間の私がまだ存在してるみたいにみえる。

好きな文を書く人が、ずっと前の自分はもういない、死んだも同然だと書いていた。

私は未来を願ってここにいるよ。だからいつか、今目の前のすぐそこで死ぬ。私が思っているよりずっと近く。

[letmei]

君とはどうしても一緒になれないことを自覚した時点で、私は祈ることすら忘れていて、ただ、溶けかけの氷を見つめて、君への想いを消化して、全部無かったことにしようとしている。その辛さに直面して、正面からくる過去のことやこれからの未来を受け入れてやっていく自信がない。ありえないのがこれは私が決めたってこと。全部うまくいくなんてうそだった。それを、君のせいにしたかっただけだったのに。

[letmei]

私は愛を嘘に変えたあの言葉の紡ぎ方を忘れたくは無い。

[letmei]

誰かが呟いた一言が頭の中から離れないときがある。私はずっとずっと、そういう言葉を探してる気がするのです。そして、大切にしようとしている。そのために本や歌や景色や映像にふれて、誰かの頭の中を知りたくなってしまう 私は誰かが大事にしている言葉が好き 私が歩めない人生を歩む人たちの姿を見て、たくさんの想像をして、私の幸せを探そうをする。やっぱり喜びもかなしみも自分からは生み出せないんだと思うよ いつまでも、そうやって誰かを愛しながら、わたしだけの幸せの定義を探そうとしている。その事実があまりにも尊くて、やっぱり人が好きだなあと思う。愛情？君が私を好きで、私が君を好きなこと。私はそれが幸せでたまりません でも、ひとりで山を車で走らせて青と少しの白が混ざった空を見て、飛ぶ鳥を眺めて、幸せを感じている。無理しちゃだめだよ 比べて苦しい時もあるけれど、それを超えて君を作っている 全員が自分の幸せを一番だと思えるような、胸を張って言えるような日々であってほしい 私は今日もたまらないほど、君が好きです

[letmei]

あの葉が色づき始めた時、君に会って、好きになった。葉は揺れて、触れて、離れていく。その瞬間さえも本に挟んで誰にも見えないようにしまいたくなる。私はこの歌を聞くと、当時を思い出す。全部を祝福されているみたいな春の暖かさ、桜、空、君と波の音、全部、思い出して泣きそうになる。あのね、大切なものをきみにあげる。それがどういう意味かわかる？抱きしめて、今すぐここで。

[letmei]

雪降る季節をぬけるほんの少し前、ひとりで最果タヒ展へ行った。観覧車にも乗った。上空からみるビルがずっと先まで続いて、星とおなじくらいきらきらしていた。空は夜、星が雲に隠れて景色としてはちょうどいいくらい。都会ってたぶん、そういうところ。

言葉を書くきっかけになった座礁船の詩がいちばんすき。私がこういう文を書く理由は25時くらいの真っ暗な夜、窓を開けて、ベランダに足を出して月の光に頼って読んだ詩。空気の冷たさや紙が擦れる音、こぼれる水と、あの感情を忘れないためだった。あの時の自分は確実に勝手に傷ついて、病んで、感情と行動でうまく表現できなくて、本当にぼろぼろだった。今でも感情が形として、私で生まれたらとてもいいのになんて思うけど、言葉ってどうしても何かきっかけがないと生まれない。気づいた時には涙は止まっていて、あのときのあの人しか考えられなかった時間も忘れる。好きな人が永遠に好きでいてくれるなんてあまりにも夢で、むしろ夢に出てくるくらいがちょうどいいくらいだった。叶わないと分かればそれでいいのにそんなはずじゃないって言い切って、自分でも理解できない感情で苦しむ。その時間だって今ではまるで宝石みたいだった。粉々に割れて、キラキラ光って、それが私のからだのなかにいる。宝石だったきみ。私はいつまでもあの言葉たちのかけらを理解したくて言葉を読んでしまうんだろうな。

[letmei]

きみだけは幸せでいて。

そう伝わるな、と願いながら、この文を書いている。願うのは私だけで、その事実があればいい。届くから意味をなすのは分かっていて、でもそうなると、私だけで始めたはずが君も必要になってしまうでしょう？すごくすきなものがある、それが君だっただけ。いまでも、だれにも伝わらないように、君だけが死ぬ2秒前に気づく魔法みたいな言葉を、探してる。

[letmei]

恋人がいるのをわかっていながら好きと言ってくる人がいて、本当に困っている。その困っているではなくて、私は、ひとりの人としか結ばれないということ、たくさんの人と幸せになれたらいいのに、何と無く、そういう部分に理不尽さも感じている 私は百人一首が好き 誰かのために読んだ言葉たちが時間もなにもかもこえて私に落ちてくる。さて、恋人がいるのに好きと言ってくる人は私がいつか君と別れたときのことを考えているらしい。その言葉を聞いた時も、なんとなく、世には抗えないその理不尽さを感じた その子の感性が大好きで、その子の言葉に惚れて、ずっと好きだった その感情を持ったまま君とは無垢な気持ちで愛を誓える。それって気持ち悪いのでしょうか？

[letmei]

梅の匂いがして、初恋を思い出す。春の予感。初恋は、春に似てる。毎年一生に一度しかない春を迎えて、好きになって、忘れて、また好きになる。胸がなって、君のことを思い出す。好きです、そんな言葉も忘れてしまうほど、君は。君は離れると、君ではなくなるんだね。春、初めまして。愛してるよ。

[letmei]

季節風邪

この瞬間のきらめきが。ときめきが。息を吸うと空気と一緒にまじって消えてしまうし、思い出そうとしてもどうしても出てこないような、夢みたいなもの。私は死ぬまで、この瞬間のために言葉を探し続けるだろうな、たぶん、そのために詩をよんでいる。

そういう口実だけはしっかりとあって、きっと本当の意味なんてない。そんなものいらないくらいによんでいる自分に酔っている、お酒は飲めなくても、こうやって自分を好きになろうとしてみる。私は確実に恋に恋しているわけで、残念ながら人に恋をしたことはない。そして今も、少しだけ恋をしている。季節風邪のようにそれは邪魔で格好悪い。罹るたびに自分ことを嫌いになるのに、そんなことわかってるはずなのに。私の恋は間違いなく病気だ。忘れようとしても忘れられないのも症状なだけ。人を好きだと思える瞬間のために私はこれからも言葉を書くのかもしれないな。君が私のことを覚えていたり、目に映ることを考えて、嬉しくなるような。なら覚えているうちに、きみが私を忘れないうちに、おもいっきり好きでいさせて。この矛盾ですら大事にさせて。

[letmei]

全部大事にしたいと思う。全部。川で水のひかる点と線を眺めて、その奥にある石の色を考えて、鳥の鳴き声と焼けるような陽を纏う。その時感じた感情たちのためなら。自然は一瞬で全てを壊すけれど、私はそれでもよかった。人間は、全員そういうものだと思うのもやめて、木漏れ日の中、縁側に座って網戸を丁寧に洗うあの外国人のことを思い出す。わたしの生き方、少しずつ形付いて、向かう方向がわかってきたよ。それでも今はじっと、その瞬間を待ち侘びて、君のことを何度も思い出しながら、やっぱり都会で仕事をするんだろうなとか考えてる。矛盾は矛盾じゃない。順序があって、それを君が知らないだけ。

[letmei]

ゆっくりと、世界は変わっていくんだと知っていく。願っても叶わない想いばかりが積み上がって今にも崩れそうなところまできている。空を見て。星はこぼれ 満ちて、月は頬を照らして、それでも君は私を見つけられない。瞬きの瞬間でさえ少しずつ変わっていくこと。身の回り、私はこれからどうしていこうか。笑って、流れに乗せて、苦しくても耐えて、頑張って行けると思う？仕事、仕事、勉強、勉強、勉強、君、きみ。今でも愛していると言っても、信じてくれる？私はどうしても、何もかもに対して疎外感から逃れられずにいる。それでも、私は私しかいないのだと自己暗示している時間が一番楽で、一番空い。久しぶりに都会に出て、私の思い描く未来の想像をしてみる。都会。私はここで生きていくとより、自分を殺してしまう気がする。私はあの子たちにはなれなかった。手を繋いで歩いていく、揺れる布が軽やかな髪の長い女の子。ヘッドフォンの音が全員に聞こえるくらい、大きくしてみる。私はあの子にはなれない。なれないんだよな。