mangetsumite
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SWEET&SOURLIFE Vo,Gr
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無常感にほのかな優しさ All worldly things are transitory
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mangetsumite · 5 years ago
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4号機の奇数設定の話。
関東に住み合算で14年。横浜でライブしたのはOH!WASHOW解散ライブの関内たったの1度だが、スロットはけっこう打ちに行っていた。
4号機で1番打ち込んだ台は間違いなく南国育ち30φである。
始発で正規スロット店に並び、南国育ちの6をツモり、据置確定のイベントに昇格(当時はあった)のため、近くにホテルとって連日で2万回転近くぶんまわし勝った35万円を今度は裏の南国育ち(バタフライver)にすべて突っ込む。
あのバタフライに、あの娘に、僕はとりつかれていたのだ。
スイサワのベースジーコもとりつかれていたと思う。Eメールアドレスもジーコバタフライ、みたいなアドレスだったはずだ。
しかしあの夏、2006年大宮のtohoだったか。育ちの6をツモったが急遽予定ができた為、ジーコに打たないかと連絡したところ、当時CRコージ状態になっていた女の子と映画館にいくとかいう展開だった為、渡せなかったことがある。
ちなみにCRというのはスイサワ用語で、パチンコの演出を自分達に例えるという狂った表現である。
主にCRめぞん一刻や、CR冬のソナタのような純愛モノのパチンコの演出は、けっこうひどいものが多い。原作なら絶対に成功する大切な告白やデートをクソみたいな演出で失敗にさせられる。その分大当たりに辿り着くまでにドキドキさせられる展開もある。当たるまでに当たりそうな演出に散々あおられ、お金を入れる。中々当たらずお金を入れ続ける。鉄火場になる。まさにこの感じもCR状態。
我を忘れる程、夢中に恋をする。相手が何をしているのか悶々として思いつめて眠れなくなる。うまくいかないそんな青春時代の女子との純愛エピソードを僕らはCRの話と呼ぶ。
君にもあるだろうか。
CRの話。
CRスイちゃんの激アツな話もそのうちどこかでしようと思う。
女性がいうずっと好きだよなんか、パチンコのチャンスだ!くらいの信頼度、と寺井一択が言ってたんだけれど、まさにその通りだと思う。
あれ、なんの話だっけ
やっぱりこんな世の中だからこそ、奇数設定のように熱く生きるべきだな。
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mangetsumite · 5 years ago
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夏の日の2000
昔山形七日町のslowという古着屋の近くに蔵王会館というスロット屋さんがあった。大学の帰りに、友人の付き添いで行くことが何度かあったのだけれど、そのお店でビッグボーナスを何回か引くと台を開けてくれ「あたり」の紙が入っていると設定を打ちかえてくれていた。
たしか、6はほとんどなく、3,4,5がメインだったんじゃないかな。
当時、今ほどスロットが詳しくもなかったけれど、あの頃の台のスペックで3,4,5ならばそこそこ勝てるという認識だけはあった。
友人と蔵王会館に行くと「あたり」が引け、打ち替えてもらうと少々お金が増え、古着が買えて、なんなら酒も呑めるという良い感覚があった。
友人はずっとサミーの玉緒でポンを打っていた。
僕はだいたい花火か大花火だったと思う。
あれは教育実習がはじまる前の夏だった。
女子高生から、リナワールドの花火大会をみに行こうと誘われていた。
浴衣で行くから期待してね。
みたいなことを言ってた気がする。
当日よくわからないけれど、女子高生から『元カレとよりがもどったからスイちゃんとは花火大会に行けない』と言ってきて、いきなり予定が空いたぼくは、ひとりで蔵王会館へ足を運んだ。
これははっきり覚えているんだけれど、この日は大花火を打った。
そして「あたり」を引き、打ち替えてもらった設定は4。
たぶん少しだけ勝った。
その日slowではsublimeが流れていた。
ロングビーチに、いつかライブしにいきたいね。そんなことを思い、帰り道にロングビーチでサーフィンをする青春ドラマ(タイトルは覚えていない)を借りた。
夏が終わり、新学期がはじまった。
仲間同士で語らう夕暮れ青春の刻。そこにはスイサワベースのジーコ、大学一個下の後輩もいた。
彼は夏休みペンションでバイトしてきたと語��ていた。それにアステカで金稼いできたとも言ってた。僕は蔵王会館の話をせず、女子高生の話もせず、彼の話を聞いていた。
大学に夕日が落ち、学食ホールでしょーもないことをくっちゃべる。
こんな時も、卒業したら終わりかな。なんてね。
(結局ジーコとはそのあと20年くらい青春ごっこを続けているね。)
その日女子高生からメールが届いた『やっぱり彼と別れた。今夜あそびに行かない?』
僕は別に好きでもない、ワンチャン狙いもない(花火大会の日は少しあったか?)女子高生のことが、急に愛しくなった。
なんだろうな。
大花火の打ち替えてもらった4と。
slowのあのにおいと。
sublimeの音楽と。
ジーコのアステカ話と。
仲間たちの笑い声と。
そんな夏の終わりに、ビッチ臭あふれる女子高生のメールと。
ぼくはこの夜、女子高生に返事をせず。
ケータイをオフり。
ギターを持って旅に出かけた。
行き先は栃木。
めちゃくちゃいい曲作って教育実習前に山形帰る。
夏休みは延長戦に突入。
この数週間。
栃木で過ごした日々は、僕の人生に多大な影響を与えているのであった。
つづく(かも
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mangetsumite · 6 years ago
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mangetsumite · 6 years ago
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Dosed
2003年の夏��山形から上京した初めての夏だ。むせ返るような暑い夜、俺は渋谷の中央にいた。今夜は渋谷サイクロンで上京後4本目のライブがあるからだ。これまでのライブは3本。3本やれば世界なんかひっくり返せると思っていたのに、未来予想図とはかけ離れている対バンと集客。現実を突きつけられた気分だった。
とにかく金がなかった。前職の退職金を切り崩しながら、収入は月7万円の給料のみ。別に苦ではなかった。働く暇があれば、ギターを弾いて弾いて弾き倒せ。自分のつくった曲が売れないわけがない。売れないのは、俺じゃなく、おまえと時代が悪い。そう思い込んでいた。心の底から、である。
渋谷タワレコではRADWIMPSの100円CDが販売されていた。横浜の高校生バンドだとか。視聴したが、どう考えても俺たちの方がいい。
俺たちが売れないのは、なんでだ?
何が悪いんだ?
【こんなはずじゃなかった】
そんな気持ちだった。
山形は制したつもりだった。
東京でライブやれば、次のライブはSOLDOUTするもんだと思っていた。
なのに。
なぜだ。
街ですれ違う人たちが、全員おれをバカにしているんだろう。
女子高生がタバコに火をつける。
渋谷には獣がいる。
チケットが売れ残っていた俺たちは、センター街で歩く人歩くと全員に声をかけ、【頼むからライブに来てくれ!】と叫んだ。
150人くらいに声をかけただろうか。
1人だけ、きてくれることになった。
あの時来てくれた、あなたは、今どこで何をしていますか。
ライブは全く覚えていない。
家に帰って目が覚めて、ラジオからはレッチリのDosedが流れていた。
枯れたギターだな。
4桁はするヴィンテージだろう。
クソだな。
おれはこの安いフェンダーメキシコで世界を変える。
結局口だけだった。
朝帰り、夜に起きて近所の公園に行った。
いつまでもいつまでもDosedが頭から離れない。
あれから16年。
必死でもがいていたあの頃から比べると大人になった。スマートになった。人の気持ちがわかるようになった。
でもそれが、寂しい気がするのは。
まだ忘れ物があるからではないだろうか。
渋谷のあの夜に。
なにかがあるような気がしてならない。
新譜のレコ発は5月。
忘れ物を取り戻しに。
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mangetsumite · 6 years ago
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耳をすませない
クリスマスに奇跡。バンドやってなかったら起きなかったことだが、バンドやってたから起きたことでもある。
本当にありがとうございました。
こちらが���方的にアレでしたけれど、勝手にいい気持ちになっております。
北海道でもどうかお元気にお過ごしください。
年末しごとを納めて東北道を北へ。二本松通行止めにて4号。4号まで通行止め。色々遠回りして山形。急がば回れ。
先人たちの知恵は、せかせかした現代こそ偉大だと思いました。とても強く、そう思いました。
スニーカーで山形に来た僕は、長靴が必要なことに気がつきました。
たまたまですよ、SNSで行動チェックしてるとかではなくたまたま、米沢ARBのイノウエゴロウさんにお会いしました。
もちろん、彼も長靴を持っているところでした。
軽い思いつきは突然、運命めいたものになったのでした。
なーんだかな。
タイミングも、なにもかも、はじめから決まっているものってあるよな。
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mangetsumite · 7 years ago
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刺激
いろんな感情がふわふわしている。遠回りしすぎてここまできた。しかし最近なんとも楽しくなってきた。レコーディングは時間かけたよね。新しくしたいものがたくさんある。
過去は美しくなくていい。
なんなら今だって、だ。
ぶち抜いたライブしよう。
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mangetsumite · 7 years ago
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2017年大晦日
年末ライブが終わった。
実家では療養中の父も、痴呆がはじまったばあばも、つねにわたわたしている母も妹も、とても元気そうでひとまずほっこりした。
年越しは東京。
東京から人がいなくなる年末年始が好きだ。
激動の一年が終わる。
春。
美しく愛しい命がこの世から突然消えた。
なんの前触れもなく。
まさかこんなことになるなんて。
まさか自分がその当事者になるなんて。
そのまさかがやってきた。
「こんなにも悲しい空間がこの世の中にあるんだね」
病院の中で、何度も何度も口に出していたと思う。
それでも笑顔を、めいっぱい笑った顔を、みせようと思ったんだ。
次の日もその次の日も、しごとは休まない。管理職はそう簡単に休めない。というのは建前で、しごとをしている方が気がまぎれると思っていたのかもしれない。
しごと中なのに泪が止まらないのははじめてで、これからどうなってしまうんだろうと、もがく日々だった。
「大丈夫だよ。」
その言葉は、誰に言っているのか。
わからない。
それでも何度も言う。
大丈夫。
大丈夫。
大丈夫。
6月の大久保HOTSHOTでのイベント。キャンセルも考えた。というか、キャンセル考える行動すらしたくなかった。周りに支えられ、なんとかやりとげることができた。いや、責任感だけでやったのかもしれない。とにかく、やらなきゃ。やりたくない。やらなきゃ。やらなきゃ。やらなきゃ。よくわからないまま、終わった。申し訳ないが、自分のことしか考えられなくなっていた。ライブのことはほとんど覚えてない。
もう、ライブ終わった日は、ボロボロだった。
それから、昨日の山形まで何本もライブを重ねたけれど、やっぱりどっかで心にポッカリ穴があいている。
しごとでは、笑えているかな。
今は、また来るであろう春を待ちわびている。
大丈夫。
冬みたいに生きても春は必ず来る。
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mangetsumite · 8 years ago
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また、前を向く
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mangetsumite · 9 years ago
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滝のむこう側 今は昔、京の都にすんでいた権大納言が、 ともだちの陰陽師の別荘にでかけました。 とじられた木戸からそとにでてしまった権大納言は、 いい香りにひきつけられて、 山のおくふかくへとはいりこみ、 酒の泉のほとりでであった、 おぼうさんにさそわれるまま、 滝をとおりぬけたむこうの世界に足をふみいれてしまいます。
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mangetsumite · 9 years ago
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TOO BAD YOU DON'T GET IT
SWEET&SOURLIFEの『五月の忘れ雪』はUSELESS IDでいう『TOO BAD YOU DON’T GET IT』。僕等のバンドは、30秒~60秒の曲をやりはじめて15年経つ。今でこそみんなやってるけれども、当時は短いメロディックパンクってあまり無く(他ジャンルなら多数あった)さらに日本語だったりするとね。そんなバンドは自分達しかいないだろ!的なものを探していた若かりし頃があった。しかしそれすらもここ10年は短い曲やるバンドも増え「じゃおれらはそこアピールしなくていいや!」となってきたわけで。
もうこの文字かいてて思ったのが、言ったもん売れたもん勝ちでも負けでもなく、信念もっていようがなかろうが、楽しんでりゃいいんだなと。
ごく当たり前なんだけれど、ふと立ち止まると、熱くなっていることは、山ほどあるよね。
というところで20秒と30秒の日本語SKAチューンと高速メロディックパンクの新曲を作り終える。 よい出来。 日の目を浴びなくても。 よい曲はあるのよ。
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mangetsumite · 9 years ago
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中国の昔話「山いっぱいのきんか」 山で出会った銀色の髪をした老婆に金貨を3枚もらうところから物語ははじまる。男は3枚手に入れるともっと欲しくなり老婆に頼みこむ。金貨は6枚に。6枚でもじゅうぶんすぎる生活ができるというのに…。 老婆がいなくなると、男は持っていたカゴいっぱいに金貨をいれる。 さてさて。その帰り道。まだまだ欲望止まらない男は驚くべき行動に出る。。。 にんげんの本質の部分が露わになっていく中。私はほんのりとした優しさを感じました。
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mangetsumite · 9 years ago
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mangetsumite · 9 years ago
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mangetsumite · 9 years ago
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ウルトラマン
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mangetsumite · 10 years ago
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mangetsumite · 10 years ago
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mangetsumite · 10 years ago
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