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アトリエ/Workshop
(English is as follows)
今のアトリエに入ってから10年になる。アトリエでは主に自分自身のスタイルを発見するために多くの実験をした。

10年くらい前には、自分自身を構築するためには、優れた他のデザインやアートに出会うことが大事だと思っていた(たぶんそれも正しい)。そのために本、映像(YouTubeはその時はまだ実用的では無かった)そして実際にその作品を訪れることを通して多くを経験した。
ある日、既にたくさんの情報を持っていることに気づいたが、依然として自分のスタイルに関してはまだ曖昧だった。そこで、本当に自分自身を引き付けるものは何なのか、様々なカテゴリーにおいて実際にやってみる事を通してどう感じるかを探求し始めた。他人がするようにではなく。

アートやデザインに限らず、コンピュータを用いたデザイン、プログラミング、機械工学、生物学、科学、統計学、経済学、そして仏教。
本当に長い時間がかかった。それは一か月で答えが出るものでなければ一年でもない。 そして正直に言うと、自分自身を発見することは、他人がしていることをただ真似るよりもはるかに難しい。でもそれを手に入れる価値はあると信じていた。
アトリエで多くの時間を過ごした。年間320日位(今思えば)狂ったように作業してた年も何年かあった。実験や、道具やテクニックそして機械を自分で開発するために。
それは人々が想像するようなただ楽しく華やかなクリエイティブな生活からはかけ離れ、昨日起こったエラーから引き続きリサーチと試行錯誤をする、地味で忍耐のいる日々だった。

このような数年に及ぶ修行的な経験を通して学んだことは、成功した瞬間もエラーが発生した瞬間も、そのどちらにおいても安定した精神を保持することがとても重要であるということ。 目標を達成するための最善の方法は、やるべきタスクに従いただ継続的に行動すること。 感情的になることは多くの場合足を引っ張る。
アトリエで過ごした時間がこれらの事を教えてくれて、今は自分の最も重要な考えとなった。
たぶんこれは奇妙に聞こえるだろうが、アトリエは自分が過去10年間にやったこと、苦労したこと、考えたこと、経験したこと全部を知っている。そして今、新しいプロジェクトのために自分の環境と信頼性の高い道具、機械などから離れる事 -過去10年で経験しなかった事- を少し不安に思う。
新しいチャレンジには恐れは付き物であり、信頼できる物を手放す事はためらいを伴う事だと十分に理解しているが。
その一方で、チャレンジには確かな価値があり、新しい経験は自分を次のレベルに運んでくれる。
どんな時にも心を安定させ、今後もいつもと変わらず試行錯誤し続けようと思う。
It’s been 10 years since I started working in my current workshop. I’ve experimented a lot of thing in order to discover my style-myself mainly.
I was thinking around decade ago building my own style requires encountering a lot of other excellent design/art (It’s probably correct) then I researched them by books, by movies (YouTube wasn’t useful at that moment) and to visit them as real experience.
One day I realized I’ve got so many information already in spite of my style is still vague.
So I started to explore what attracts me truly, not like what others do, just asked to myself how I feel specifically while I’m working on various kind of works respectively, not just only art/design but also computational design, programming, mechanical engineering, biology, science, economics, statistics and Buddhism.
It took long while not just for a month nor a year. And to be honest discovering yourself is way more difficult than just mimicking what others doing. But I do believe it’s worth to obtain.
It was not just fun/gaudy creative life like people usually imagine, was mostly plain and patient days just for doing continuous research and trial from error of yesterday.
What I’ve learned my disciplinary experience from past several years is to keep steady mind both at successful moment and at moment error occurred. Because I found the best way to achieve the goal is to keep continuous trying just following the task. Being emotional is obstructing you in your attempt in many cases.
I spent lot of time in my workshop I spent around 330 days in some years just for experimentation and developing tools,technique,machines by myself.
The time I spent in my workshop taught me this as my principal thought.
Maybe this sounds like odd but my workshop knows what I’ve done for past 10 years, how I struggled, what I thought, what I experienced.
And now actually I’m a little anxious leaving my environment and reliable tools, machines for upcoming new project – I’ve never experienced it past 10 years- .
Although I understand new challenging has always fright and releasing reliable things let you hesitate.
On the other hand it’s surely worth to try and will bring you new experience to move to next level.
I will try to stable my mind and will keep trying as always.





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以前告知してたジュエリーワークショップですが、渡航準備にあまりにも奔走している為、ワークショップを今月中に実施する事が出来なくなってしまいました。 もし楽しみにされていた方がいらっしゃったらすみません。 秋以降に時間が出来た際には、面白いワークショップをぜひ開催させて頂きますのでよろしくお願い致します。
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やる気を低下させる「アメとムチの理論」
ルーチンワークなどの単純作業です。創造性を必要としない仕事です。 報酬を支払うことで、興味を報酬の対象にした仕事にしぼり、迅速かつ少ないリスクで仕事を成し遂げるようにすることができます。しかし、そのうち人々は、彼ら自身が報酬によってコントロールされていると感じるようになります。創造性やリスクをとった行動が制限されるあまり、パフォーマンスを低める可能性があります。つまり報酬は、動機の方向を限定させてしまうのです。 まとめ 報酬とパフォーマンスを考えるにあたって考えるべき事は、どのように報酬が受け手にとらえられているかという点にあります。お金や承認を得たり、競争に勝つために仕事をしてい���と考えると、仕事の意味や価値がその報酬と等価交換になってしまい、それ以上の成果を求めなくなります。 人は、報酬の変わりに言葉によるフィードバックが可能です。 「あなたの仕事は価値あると思います。だから、この報酬をうけとってください」と言うことと、 「あなたは私の言いつけどおり模範的に行動しました。だから報酬を受け取る資格が有ります。」と言うことには違いが有ります。 報酬を制御の手段として使用しないことによって、報酬が創造的な仕事への関与することを極限することができます。つまり、創造的仕事は、制限されたなかで生まれることは稀で、偶然によって生まれてくるのを許容する必要があるのです。イレギュラーな創造性から誕生するイノベーションの可能性は否定してはなりません。
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