Tumgik
mimicosin-blog · 6 years
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はじける
短くても 集中すればいい 沖縄の水族館にいた 珊瑚がそうつぶやいておりました 耳という器官が 音をひろいます 前は水のなかにいたから 言葉よりも鮮やかです。
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mimicosin-blog · 6 years
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賞味
しらばっくれてみた。 なにも感じませんようって言って ひとりに戻ったりしてみた。 最近、詩が、書けない。
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mimicosin-blog · 6 years
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憎しみと愛は似ている、そんなことを最近は考えている。わたしは19年と2ヶ月続けてきた。毎日に価値なんて求めてしまうから、いつまでたっても追いつけない。晴れてまた雨降るそんなの当たり前じゃんけれどもその繰り返しが悲しい時があるよ。 すべてが悪い夢なんじゃないかとも思う。 手に入れたものから順に朽ちていくのはなぜ? なにもうつさない瞳が、綺麗だね 音楽が、世界に、色をつける なんどでも、繰り返す。 生きているかどうか、わたしには分からない けれども、音楽だけは存在している 赦しなんていらないよ、選ばないよ
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mimicosin-blog · 6 years
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‪なぜ地球は廻っているのか‬ その答えは すべてのいのちのなかに 脈々と流れている 日々が流れていくこと それは愛 めぐりあうこと そしてまた別れること どんな涙のあとでも 朝と夜が かならず来ること いのちが 受け継がれていくということ 今日、世界はひとつの残酷さを隠し それでもやはりうつくしいだろう もしあなたとわたしが ここに いなかったとしても
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mimicosin-blog · 6 years
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てんでわからない、 そんな謎謎を ときに仕掛けられる てんでわからぬ なんて魅力的なことをしてくれる (そのかわり、謎謎とければ飽きる とけなくなってもいずれ飽きる) 終わりのみえぬ駆け引き くだらない もうよしてくれ 黙って2人 果てで朽ちよう 言葉を捨てて 忌々しい、言葉なんか もったからいけなかったすべての間違いだやり直そう最初からそうしたらだれもきっとなにもうまれてはこない かしこい存在は 存在を選ばない
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mimicosin-blog · 6 years
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ゆめみた
世界が壊れるということで、ありとあらゆるものに風船つけて宇宙に避難させてましたそんなときにかぎってすべて、老いも若きも人も動物も物質もみんなみんながうつくしい音をだし、それらがつくりだす最後の音楽に耳を傾けたそんな夢を見た 天国に近い国へいった 神さまがうようよいた。みんな目がなかった 神さまの国になると、もはや見る必要はないそうだ。うらやましい。
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mimicosin-blog · 6 years
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たぶん、当たり前にくりかえされているのだろう。わたしたちにとって、当たり前でないことが。電車の中、前に立つ女性の傘から雨が滴っている。わたしが昨日駐輪場で見つけた鳩の死骸、次はカラスに見つかってた。 カラスの鳴き声を聞くときは、ろくなことが無い。この前カラスが騒いでたとき、ごみ捨て場の近くの電柱にカラスが磔にされてた、のを見てしまった。淡々と淡々と、日々が繰り返されてく。彼らの死は、毎日の喧騒のなかにあまりに容易く埋もれる。 一体どこにいったんだろう、死んでいったものたちは。
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mimicosin-blog · 6 years
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答えるかわりに
例えるならそう、難しいなぞなぞみたい のぞいても、まるで底が見えない わたしには、きっと最後まで解けない 答えるかわりに 微笑みたくなるの そのくらい たいせつな たいせつな
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mimicosin-blog · 7 years
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この世がきれいなものばかりで出来てるわけじゃあないとわたしちゃんと知ってるよ だからこそ、こんな世界だからこそ この命果てるまで なるべくきれいなものをみたいじゃない さがして、触れていたいじゃない こんな世界だからこそ、きれいなものが ちゃんときれいで、こんなにもほら 輝いている、ひかりよりもずっと、ずっと明確に もう目が覚めなくてもいいと言った あなたの気持ちが 分かってしまうくらいに。
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mimicosin-blog · 7 years
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むりむりだからもう 沈んでゆくよ夜のふち、 わたしはおんなではなく おとこでもない。 疲れちゃったわ 人間演じる、演じることに 溶けてこう そこには きっとみんないるはず すべてを捨てて すべてにかえるのさ グッバイGoodbye. Mmmm
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mimicosin-blog · 7 years
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蜘蛛の糸に引っかかり 死んだ 見つめるその先 なにかが引っかかり 声がのどを絡めとる 湿気にやられてしまったようですどうやら ほぼ水の中にいるような そんな夜に すべての輪郭は ぼやけ歪み はねている わたしの髪の毛
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mimicosin-blog · 7 years
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K leimer 「very tired」
ちょっとずつ一定のスピード感のなかで奥へ進んで行くような感覚 少しずつくる歪みがとても心地よく 最小の中に最大をみつけたときのような 夢幻感そして 不明確さのあたたかみ ものすごく奇妙なポーズをとった 女神の像から、もうこの宇宙を支配しているレベルの母性を感じるような
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mimicosin-blog · 7 years
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William Basinski 「Watermusic Ⅱ」
だれか来たと思っても 誰も来ない あれはただ回ってるだけ オルゴールみたい 劇的に水のなか クジラの背中から落っこちて 蜘蛛の糸で宙ぶらりん まわりまわり こどもをあやす きっともう戻れないのだろう 断崖の滝から のぼる星たちと一緒に 文脈がくずれ 音が反射
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mimicosin-blog · 7 years
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あなたは今日、どんな夢をみましたか どんなものを食べて どんな音楽を聴きましたか あなたを作り出す日々 なにが、こころを動かしますか あなたの世界に このいのちで触れていたいの そうやって果ててもいいわ それがしあわせだと わたしは知ってしまったから
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mimicosin-blog · 7 years
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正六角形の辺の数を 数えていたら 目が覚めた 不思議なことに 何度数えても、6にはならなかった
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mimicosin-blog · 7 years
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偽善者のさあかす 欲したのはそっちだろう 汚れた手のまま 食事をする 刃先はそのま︎︎◌……
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mimicosin-blog · 7 years
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眠リズム 蝋燭の炎は 或るをんなのもの 長い線分 落ちては朽ち 悔いては渇く ミ世もの小屋
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